JP6033922B1 - 太陽電池モジュール用導通プレート - Google Patents

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Abstract

【課題】異種金属の導通金具の装着によって生じる異種金属接触腐食を抑制することができる太陽電池モジュール用導通プレートを提供する。【解決手段】ステンレス材の表面にアルミニウムめっきを施した金属板体1を設ける。隣接する太陽電池モジュールPを並べて支持する架台Qを設ける。架台Qの支持面Q1に金属板体1を載置するように構成する。金属板体1を切り起こして複数の先鋭突部4Aが環状を成すように突設する。各先鋭突部4Aの外周側の表面をアルミニウムめっきの被覆材4Bが被覆するように構成する。被覆材4Bが電気的接続時の異種金属接触腐食を抑制するように構成する。【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば屋根等に設置された複数の太陽電池モジュールの下に敷設するだけで太陽電池モジュール相互を電気的に接続することができる太陽電池モジュール用導通プレートに関する。
屋根等に載置された複数の太陽電池モジュールを相互に導通する場合、例えば特許文献1に記載のような太陽電池モジュール間の接続金具が使用されている。この接続金具は、鋭角な突起を有し、隣接する太陽電池モジュールのフレーム相互に係合する接続金具である。そして使用時に、太陽電池モジュールの端部フレームをボルトで架台に締付けると、鋭角な突起が両端部フレームの塗装を剥がして食い込み、これらを電気的に接続するように構成している。
一方、太陽電池モジュールの電気的接続を容易にするために、導電ワッシャーを使用した太陽電池モジュールの取付構造が特許文献2に記載されている。この取付構造では、太陽電池モジュールを架台に取り付けるボルトを導電ワッシャーに挿通し、ボルトを架台に取り付ける際に、この導電ワッシャーにて太陽電池モジュール相互を電気的に接続するものである。
特許第3475993号公報 特開平9‐250219号公報
屋根等に太陽電池モジュールを載置する場合、太陽電池モジュールのフレームの材質に、軽量化と耐食性、耐候性を備えたアルミニウム押出材が広く使用されている。このアルミニウム材にて構成された太陽電池モジュールにアルミニウム材以外の材質の導通金具を使用すると電食あるいはガルバニック腐食と称する異種金属接触腐食が発生する虞がある。
すなわち、従来の導通金具の材質は、導電性、強度、耐食性を備えたステンレス鋼やカラーステンレス鋼が広く使用されている。ところが、太陽電池モジュールの導通のため、アルミニウム製のフレーム相互間にステンレス製の導通金具を介在すると、電位の異なる金属材料が接触することになる。すなわち、金属の電位差によって、アルミニウム材が卑な金属の陽極(アノード)となり、ステンレス材が貴な金属の陰極(カソード)となって電流が流れ、陽極(アノード)がわのアルミニウム材のイオン化が助長されて腐食することになる。このような腐食が生じると、通電性が劣化し導通効果が低下するのみならず、太陽電池モジュールのフレーム強度にも悪影響を与えることになる。
しかも、特許文献1及び特許文献2に記載の導通金具のように、従来の導通金具は、いずれも導通金具に開穿した孔にボルトを挿通する構造になっている。そのため、架台と太陽電池モジュールとの間に導通金具を装着するには、太陽電池モジュールをボルトで連結する前にこのボルトに導通金具を装着する必要があった。そのため、既に屋根等に装着されている太陽電池モジュールに後付で導通金具を装着する場合、連結ボルトから部材を取り外す必要が生じるなど、面倒な作業にならざるを得なかった。
更に、特許文献1及び特許文献2に記載の導通金具は、いずれも太陽電池モジュールと架台の間に装着するので、装着後の導通金具は必然的に太陽電池モジュールにて隠れてしまう。したがって、工事完成後に、この導通金具が適正に装着されているか否かを目視で確認することができない状態になっており、導通金具の有無を確認するには、テスター等で導電性を計測するなど極めて面倒な作業が必要になっていた。
そこで本発明は上述の課題を解消すべく創出されたもので、導通金具の装着によって太陽電池モジュールのフレームに生じる異種金属接触腐食を抑制することができ、しかも、装着作業が極めて簡単で後付の装着も容易になり、更に、太陽電池モジュール装着後でも導通金具の有無を目視で簡単に確認することができる太陽電池モジュール用導通プレートの提供を目的とするものである。
上述の目的を達成すべく本発明における第1の手段は、金属板体1の上面に複数の突起4が突設され、該突起4が隣接する太陽電池モジュールPのアルミニウム製の各フレームP1下面に食い込んで太陽電池モジュールP相互を電気的に接続する太陽電池モジュール用導通プレートにおいて、前記金属板体1は、ステンレス板の表面にアルミニウムめっきを施し、前記太陽電池モジュールPを支持する架台の支持面Q1上に載置する導通片2と、該導通片2から架台Qの側面Q3側に屈曲された状態の当接片3とを備え、架台Qの支持面Q1に載置した前記フレームP1と架台Qとを連結する連結ボルトRの側面がわからスライドして架台Qの支持面Q1上に導通片2を載置するように構成し、前記突起4は、該金属板体1を切り起こして形成した複数のステンレス材の先鋭突部4Aが環状を成すように突出すると共に、該環状の外周に位置する各先鋭突部4Aの表面にアルミニウムめっきの被覆材4Bが配置されるように構成し、該被覆材4Bが電気的接続時の異種金属接触腐食を抑制するように構成したことにある。
の手段において、前記導通片2は、前記当接片3に隣接し前記支持面Q1の長手方向に沿って載置する基端部2Aと、該基端部2Aから前記支持面Q1の前記連結ボルトR方向に向けて延長された差込部2Bと、該差込部2Bが前記連結ボルトRの側面方向にスライドするように差込部2Bに設けられた切欠状のスライド凹部2Cとを備えたものである。
の手段は、前記架台Qの支持面Q1上に前記導通片2を載置したときに、前記架台Qの側面Q3側に前記当接片3が表出するように配置し、該当接片3に前記金属板体1の接地状態を表示する表示部3Aを設けたものである。
請求項1のように、金属板体1は、ステンレス板の表面にアルミニウムめっきを施した構成とし、突起4は、該金属板体1を切り起こして形成した複数のステンレス材の先鋭突部4Aが環状を成すように突出すると共に、該環状の外周に位置する各先鋭突部4Aの表面にアルミニウムめっきの被覆材4Bが配置されるように構成したことにより、隣接する太陽電池モジュールPのアルミニウム製の各フレームP1相互を電気的に接続する際の異種金属接触腐食を抑制することができる。
すなわち、突起4の先端はステンレス材の先鋭突部4Aが表出し、このステンレス材の外側はアルミニウム製の被覆材4Bにて被覆されている。そのため、ステンレス製の先鋭突部4Aがアルミニウム製のフレームP1に食い込むと、ステンレス製の先鋭突部4Aの周囲がフレームP1のアルミニウム材とアルミニウム製の被覆材4Bとが重なるので、突起4の周囲をこの被覆材4Bが包むバリアー状態になる。この結果、異種金属接触腐食の抑制効果を著しく高めることができる。
しかも、突起4は、複数の先鋭突部4Aが環状を成すように突出しているので、1箇所の突起4がフレームP1に食い込むと、複数の先鋭突部4Aが面接触することになり、導通面積が広がるので優れた導通効果が得られる。
また、金属板体1は、前記太陽電池モジュールPを支持する架台の支持面Q1上に載置する導通片2と、該導通片2から架台の側面Q3側に屈曲された状態の当接片3とを備え、架台Qの支持面Q1に載置したフレームP1と架台Qとを連結する連結ボルトRの側面がわからスライドして架台Qの支持面Q1上に導通片2を載置するように構成したことで、金属板体1の装着作業を容易にすることができる。しかも、従来の導通金具のように連結ボルトRを通す必要がないので、仮に、太陽電池モジュールPを設置してから後付で金属板体1を装着する場合でも、連結ボルトRを緩めてフレームP1と架台Qとの間に隙間を開けるだけで簡単に装着することができる。
請求項のように、導通片2は、支持面Q1の長手方向に沿って載置する基端部2Aと、該基端部2Aから連結ボルトR方向に向けて延長された差込部2Bと、該差込部2Bに設けられた切欠状のスライド凹部2Cとを備えたものであるから、支持面Q1の面積を有効活用した導通効果が得られるものである。
請求項のように、架台Qの支持面Q1上に前記導通片2を載置したときに、架台Qの側面Q3側に当接片3が表出するように配置し、該当接片3に金属板体1の接地状態を表示する表示部3Aを設けたことで、導通片2が太陽電池モジュールPに隠れていても隣接する太陽電池モジュールPの間で連結片3が表出するので、金属板体1の有無を一目で確認することができる。
本発明の装着状態を示す分解斜視図である。 本発明の装着状態を示す斜視図である。 本発明の一実施例を示す平面図である。 本発明の一実施例を示す側面図である。 本発明の突起の一実施例を示す拡大斜視図である。 本発明の他の装着状態を示し、(イ)は平面図、(ロ)は側断面図である。 本発明の金属板体の断面構造を示す要部斜視図である。
本発明によると、導通金具の装着によって太陽電池モジュールのフレームに生じる異種金属接触腐食を抑制することができ、しかも、装着作業が極めて簡単で後付の装着も容易になり、更に、太陽電池モジュール装着後でも導通金具の有無を目視で簡単に確認することができるなどといった当初の目的を達成した。
以下、本発明の実施例を説明する。本発明導通金具は、アルミニウム押出し材にて形成された太陽電池モジュールPのフレームP1相互間に介して、太陽電池モジュールP相互を電気的に接続する金具である(図1参照)。すなわち、隣接する太陽電池モジュールPの各フレームP1下面を並べて支持する架台Qの支持面Q1に敷設することで太陽電池モジュールP相互を電気的に接続するものである(図2参照)。
本発明導通金具は、ステンレス材の表面にアルミニウムめっきを施した金属板体1にて構成される(図7参照)。そして、金属板体1を切り起こして各太陽電池モジュールPのフレームP1下面に食い込む複数の突起4を金属板体1の上面に環状に突設している(図3参照)。
この突起4は、太陽電池モジュールPのフレームP1下面に食い込むことで、太陽電池モジュールP相互を電気的に接続するものである(図4参照)。このとき、太陽電池モジュールPのフレームP1を構成しているアルミニウム材の特性として、アルミニウム材がステンレス材と接触すると異種金属接触腐食が発生し、この異種金属接触腐食が導電性の妨げになる。
そこで、この突起4は、金属板体1を切り起こして形成した複数のステンレス材の先鋭突部4Aが環状を成すように突出している(図5参照)。そして、各先鋭突部4Aの外周側の表面をアルミニウムめっきの被覆材4Bが被覆した状態を保ち、この被覆材4Bが環状の外周に配置されるように構成している。図示の突起4は、先鋭突部4Aが円環状に並んでいるが、この他、4個の先鋭突部4Aを対向するように突設した矩形環状や、三個の先鋭突部4Aを突設して三角形の環状に突出させることも可能である。但し、各先鋭突部4Aの外側は、必ず被覆材4Bが配置されるように構成する。
このように、ステンレス材の表面にアルミニウムめっきを施した金属板体1を切り起こして突起4を形成すると、突起4先端のステンレス材が太陽電池モジュールPのフレームP1に食い込んで電気的に導通する(図4参照)。このとき、ステンレス材とフレームP1のアルミニウム材は異種金属で接触することになるが、フレームP1に食い込んだ突起4の周囲はフレームP1のアルミニウム材と被覆材4Bのアルミニウム材とで囲まれた状態になる。したがって、突起4周囲の被覆材4Bがバリアーとなって、電食による浸食を抑制するものである。
更に、図示例の円環状の突起4は、金属板体1の下面側から上面方向に先鋭状の突起物を貫通することで容易に形成することができる(図4参照)。このように、被覆材4Bを電食のバリアーとして利用する突起4は、比較的容易に形成することが可能であるから、金属板体1の任意の位置に形成することができる。尤も、突起4の形成手段は、この例に限られるものではない。更に、突起4を金属板体1の両面に突出するように構成することで、フレームP1相互の電気的接続に加え、フレームP1と架台Qとを電気的に接続することも可能になる。
Figure 0006033922
表1は、アルミニウム押出材にて構成された角筒状の被試験体を1対並べ試験体の金属板体で導通した後、これらの接続抵抗値を測定したもので、本発明導通金具の金属板体1と他の材質の金属板体との腐食及び複合腐食サイクル試験(CCT試験)にて、試験前後の接続抵抗値の比較結果を示している。試験体は表欄上から順に「アルミニウムめっきを施したステンレス(金属板体1)」、「カラーステンレス」、「SUS304(オーステナイト系ステンレス)」、「SUS430(フェライト系ステンレス)」とし、各材質それぞれ3体を試験体としたものである。
*接続抵抗値は被試験体相互間を測定した。
*接続抵抗は試験前とCCT試験終了後(100サイクル)に測定した。
*試験体と被試験体とを連結するボルトの締付けトルクは14.7N・mとした。
試験の結果、試験前後において、本発明の「アルミニウムめっきを施したステンレス」が最も被試験体の抵抗値が低く、しかも安定した電気的導通が得られた。「カラーステンレス」は試験前後の抵抗値に大きな差はないが、「アルミニウムめっきを施したステンレス」より抵抗値が大きく、試験体によって導通状態が不安定であることが確認された。
「SUS304」、「SUS430」は、「アルミニウムめっきを施したステンレス」及び「カラーステンレス」に比べると、試験後の抵抗値上昇が大きいことがわかる。特に、極端に抵抗値が上昇している試験体は、アルミニウム押出材が腐食したものと考えられる。
また、被試験体には、夫々突起4が接触した跡が残っていた。本発明の「アルミニウムめっきを施したステンレス」による突起4の腐食跡は、突起4が食い込んだ位置に限られ、突起4の環状の内側に限られていた。一方、残る金属板体の試験による突起4の腐食跡は、個体差はあるがいずれも環状の外側まで広がっていることが確認された。
以上の結果より、4種類の材質の中で「アルミニウムめっきを施したステンレス」が導通金具として最も適した材質であり、異種金属接触腐食を抑制する効果が最も高い材質であるといえる。
金属板体1は、架台の支持面Q1上に載置する導通片2と、該導通片2から架台の側面Q2側に屈曲された状態の当接片3とを備えた形状を成している。そして、架台Qの支持面Q1に載置したフレームP1と架台Qとを連結する連結ボルトRの側面がわからスライドして架台Qの支持面Q1上に導通片2を載置するように構成したものである。金属板体1をこのように構成することで、架台Qの支持面Q1とフレームP1との間に予め載置するだけで良いので、工具を用いずに簡単に装着することができる。また、既設のフレームP1でも、連結ボルトRを緩めるだけで隙間から差し込むように装着することが可能になる。
図示例の導通片2は、基端部2A、差込部2B、スライド凹部2Cを備えている。基端部2Aは、当接片3に隣接し支持面Q1の長手方向に沿って載置する部位である。また、差込部2Bは、この基端部2Aから支持面Q1の連結ボルトR方向に向けて突出するように形成した部位である。更に、スライド凹部2Cは、この差込部2Bが連結ボルトRの側面方向にスライドするように設けられた切欠状の凹部である。導通片2をこのように形成することで、例えば、野立ての架台Qのごとく、架台Qの支持面Q1に貫通した挿通孔Q2に挿通する連結ボルトRでフレームP1を直止めする架台Qでも金属板体1を簡単に装着することができる(図1参照)。
また、直止めする架台Q以外でも、任意の固定金具Sを介して固定するフレームP1の連結ボルトRに合わせて使用することも可能である(図6参照)。図示の固定金具Sは、隣接するフレームP1相互の上面に架設する固定金具Sを使用したものである(同図(ロ)参照)。そして、この固定金具Sを介して架台Qの支持面Q1上に圧着するフレームP1の下面と支持面Q1との間に導通片2を差し込んでいる(同図(イ)参照)。図示の導通片2には、スライド凹部2Cの両側に一対の差込部2Bが設けられているが、このスライド凹部2Cや差込部2Bの数を任意に増やすことも可能で、導通面積の増加や横ずれ防止の効果等を図ることができる。このように、導通片2の形状は任意に変更することができる。
一方、当接片3は、架台Qの支持面Q1上に導通片2を載置したときに、架台Qの側面Q3側に表出するように設けている(図4参照)。そして、この当接片3に、金属板体1の接地状態を表示する表示部3Aを設けたものである(図2参照)。図示の当接片3には、目視用の目印として「Eマーク」等の円形状の表示部3Aを形成している。この表示部3Aは、この例に限られるものではなく、連結片3に着色を施して表示部3Aとするなど、目印になる構成から自由に選択できる。
尚、本発明の金属板体1の各構成は図示例に限定されるものではなく、導通片2や連結片3、突起4等の形状は本発明の要旨を変更しない範囲で自由に設計変更することができる。また、金属板体1の設置位置は図示例に限らず、架台QもフレームP1を載置するものであればその形状や構造は問わない。
P 太陽電池モジュール
P1 フレーム
Q 架台
Q1 支持面
Q2 挿通孔
Q3 側面
R 連結ボルト
R1 ナット
S 固定金具
1 金属板体
2 導通片
2A 基端部
2B 差込部
2C スライド凹部
3 当接片
3A 表示部
4 突起
先鋭突部
被覆材

Claims (3)

  1. 金属板体の上面に複数の突起が突設され、該突起が隣接する太陽電池モジュールのアルミニウム製の各フレーム下面に食い込んで太陽電池モジュール相互を電気的に接続する太陽電池モジュール用導通プレートにおいて、
    前記金属板体は、ステンレス板の表面にアルミニウムめっきを施し、前記太陽電池モジュールを支持する架台の支持面上に載置する導通片と、該導通片から架台の側面側に屈曲された状態の当接片とを備え、架台の支持面に載置した前記フレームと架台とを連結する連結ボルトの側面がわからスライドして架台の支持面上に導通片を載置するように構成し
    前記突起は、該金属板体を切り起こして形成した複数のステンレス材の先鋭突部が環状を成すように突出すると共に、該環状の外周に位置する各先鋭突部の表面にアルミニウムめっきの被覆材が配置されるように構成し、
    該被覆材が電気的接続時の異種金属接触腐食を抑制するように構成したことを特徴とする太陽電池モジュール用導通プレート。
  2. 前記導通片は、前記当接片に隣接し前記支持面の長手方向に沿って載置する基端部と、該基端部から前記支持面の前記連結ボルト方向に向けて延長された差込部と、該差込部が前記連結ボルトの側面方向にスライドするように差込部に設けられた切欠状のスライド凹部とを備えた請求項記載の太陽電池モジュール用導通プレート。
  3. 前記架台の支持面上に前記導通片を載置したときに、前記架台の側面側に前記当接片が表出するように配置し、該当接片に前記金属板体の接地状態を表示する表示部を設けた請求項記載の太陽電池モジュール用導通プレート。
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