JP6033010B2 - 金型の製造方法 - Google Patents

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本発明は、例えば、自動車用内燃機関の排気ガスの浄化用触媒担体や、微粒子浄化フィルタ、蓄熱体等に使用されるセラミック材料からなる構造体を押出成形するための構造体成形用の金型の製造方法に関する。+
触媒等のセラミック製の構造体は、セラミック材料の粉末を結合材料と混合して坏土とし、押出金型を介して連続的に押出成形する製造方法が一般的である。従来、この押出金型を製造するために、一方の面から材料供給用の供給穴をドリル等により設け、他方の面から放電加工等の加工手段によりスリット溝を設け、スリット溝と供給穴を連通させる技術が開示されている(特許文献1)。
また、成形すべき六角セルハニカムの横断面形状に対応する六角格子状の横断面形状を有し、押出金型の前面から後面に向かって所定の深さを有する坏土成形溝と、押出金型の後面から前面に向かって相互に独立して形成されかつ六角格子状の坏土成形溝の所定の交差部に連通する複数個の坏土供給穴とを備え、坏土成形溝の横断面六角形の3辺に対応するY字状溝を形成し、複数個のY字状溝の端部を連通させる六角セルハニカム押出金型の製造方法が開示されている(特許文献2)。
特公昭57−61592号公報 特許4332289号公報
本発明は、高精度な構造体成形用の金型の製造方法を提供することを目的とする。
さらに、本発明に係る金型の製造方法は、プレート状の第1部材の第1面から前記第1面の反対側の第2面まで貫通する貫通孔を成形する工程と、前記貫通孔にワイヤ電極を挿通して放電加工により坏土成形溝を形成する工程と、前記第1部材の前記第2面にプレート状の第2部材の第1面を接合する工程と、前記第1部材の前記貫通孔に前記第2部材の前記第1面の反対側の第2面から供給孔を連通する工程と、を有し、前記坏土成形溝を形成する工程は、前記第1部材にそれぞれY字状の第1溝、第2溝及び第3溝を規則的に並べて複数加工する工程を有し、前記第1溝、第2溝、及び第3溝を加工する工程は、それぞれ鉛直方向に設置した前記ワイヤ電極を前記貫通孔から第1の位置まで移動させ、前記第1の位置で前記ワイヤ電極の下方を固定して上方のみを移動させることにより、第1溝部を形成する工程と、鉛直方向に設置した前記ワイヤ電極を前記貫通孔から前記第1溝部と異なる方向の第2の位置まで移動させ、前記第2の位置で前記ワイヤ電極の下方を固定して上方のみを移動させることにより、第2溝部を形成する工程と、鉛直方向に設置した前記ワイヤ電極を前記貫通孔から前記第1溝部及び前記第2溝部と異なる方向の第3の位置まで移動させて突出溝部本体を形成し、その後、鉛直方向に設置した前記ワイヤ電極を前記第3の位置から前記第1溝部に平行な方向に移動させて第1突出部を形成し、また、鉛直方向に設置した前記ワイヤ電極を前記第3の位置から前記第2溝部に平行な方向に移動させて第2突出部を形成し、前記突出溝部本体と前記第1突出部との連結部分を面取りし、前記突出溝部本体と前記第2突出部との連結部分を面取りし、前記第1突出部と前記第2突出部との連結部分を面取りすることにより、突出溝部を形成する工程と、前記第1溝部と前記第2溝部と前記突出溝部とが前記貫通孔で連結され連結部分を面取りすることにより、連通部を形成する工程と、を有し、前記第1溝、前記第2溝、及び前記第3溝のそれぞれに対応した前記第1溝部と前記第2溝部と前記突出溝部とを形成することにより、前記第1溝の前記突出溝部の前記第1突出部と前記第2溝の前記第2溝部とが連結され、前記第1溝の前記突出溝部の前記第2突出部と前記第3溝の前記第1溝部とが連結され、前記第2溝の前記突出溝部の前記第1突出部と前記第3溝の前記第2溝部とが連結され、前記第2溝の前記突出溝部の前記第2突出部と前記第1溝の前記第1溝部とが連結され、前記第3溝の前記突出溝部の前記第1突出部と前記第1溝の前記第2溝部とが連結され、前記第3溝の前記突出溝部の前記第2突出部と前記第2溝の前記第1溝部とが連結され、さらに、前記第1溝部と前記第2溝部の第2面側に保持部が形成され、前記供給孔を連通する工程において、前記保持部を除去することを特徴とする。
また、前記第1突出部と前記第2突出部の間の角度は、120°で形成され、前記第1溝部と前記第2溝部と前記突出溝部の角度は、それぞれ120°で形成されることを特徴とする。
以上のように、本発明の金型の製造方法によれば、微細なスリット溝を面取り加工又はR加工で製作することが可能であり、高精度な構造体成形用の金型の製造方法を提供することが可能となる。
本実施形態の構造体成形用金型の平面図及び断面図である。 本実施形態の構造体成形用金型の加工経過を残した拡大図である。 図2をさらに拡大した図である。 構造体成形用金型の製造方法の実施形態のフローチャートを示す図である。 構造体成形用金型の製造方法の実施形態の第1工程を示す図である。 構造体成形用金型の製造方法の実施形態の第2工程を示す図である。 構造体成形用金型の製造方法の実施形態の第3工程を示す図である。 構造体成形用金型の製造方法の実施形態の第4工程を示す図である。 構造体成形用金型の製造方法の第2工程のフローチャートを示す図である。 構造体成形用金型の製造方法の溝加工工程のフローチャートを示す図である。 第1溝加工時のワイヤ電極の状態を示した図である。 第3溝加工時のワイヤ電極の状態を示した図である。 連結部を示す図である。 金型の上面の加工形状を示す図である。 金型の下面の加工形状を示す図である。 第1溝を示す図である。 第1溝と貫通孔との関係を示す図である。 第1溝の配置を示す図である。 第2溝を示す図である。 第2溝と貫通孔との関係を示す図である。 第2溝の配置を示す図である。 第3溝を示す図である。 第3溝と貫通孔との関係を示す図である。 第3溝の配置を示す図である。 従来の六角格子を示す図である。
まず、本実施形態の構造体成形用金型について説明する。図1は、本実施形態の構造体成形用金型の概略図である。図1(a)は、構造体成形用金型の平面図である。図1(b)は、図1(a)のA−A断面図である。
図1に示すように、本実施形態の構造体成形用金型Mは、第1面11a及び第1面11aとは反対側の第2面11bを有するプレート状の第1部材本体11、第1部材本体11に形成される坏土成形溝12、坏土成形溝12が交差する位置にある交差部13、交差部13のうち後述する坏土供給孔22に連通する連通部14、坏土成形溝12に囲まれた六角格子15を有する第1部材1と、第1部材本体11の第1面11aとは反対側の第2面11bに接合される第1面21aを有するプレート状の第2部材本体21、第2部材本体21の第1面21aとは反対側の第2面21bから第1部材1の連通部14に連通する坏土供給孔22を有する第2部材2と、を備えている。
坏土成形溝12は、成形すべき六角セルハニカムの横断面形状に対応する六角格子15の横断面形状で形成されている。本実施形態では、六角格子15のうち1つおきの角を結んだ三角形の頂点に坏土成形溝12が連通する連通部14が設定されると共に、各六角格子15で連通部14が必ず1つおきの角に配置されるように規則的に並んで設定されている。また、各六角格子15の角は面取りされている。
図2は、本実施形態の構造体成形用金型の加工経過を残した拡大図である。図3は、図2をさらに拡大した図である。
本実施形態の構造体成形用金型は、第1面11a及び第1面11aとは反対側の第2面11bを有するプレート状の第1部材本体11、第1部材本体11の第1面11aから第2面11bまで貫通する貫通孔11c、並びに貫通孔11cを連結するように第1部材本体11の第1面11aに六角格子15を形成する坏土成形溝12を有する第1部材1と、第1部材本体11の第2面11bに接合される第1面21a及び第1面21aとは反対側の第2面21bを有するプレート状の第2部材本体21、並びに第2部材本体21の第2面21bから貫通孔11cに連通する供給孔22を有する第2部材1と、を備え、坏土成形溝12は、それぞれY字状の第1溝121、第2溝122、及び第3溝123を有し、第1溝121、第2溝122、及び第3溝123は、規則的に並べることで複数の六角格子15を構成すると共に、六角格子15の1辺を構成する第1傾斜溝部121b,122b,123bと、第1傾斜溝部121b,122b,123bと連結され六角格子15の1辺を構成する第2傾斜溝部121c,122c,123cと、第1傾斜溝部121b,122b,123b及び第2傾斜溝部121c,122c,123cと連結され六角格子15を構成する突出溝部121a,122a,123aと、第1傾斜溝部121b,122b,123bと第2傾斜溝部121c,122c,123cと突出溝部121a,122a,123aとを連結し連結部分が面取りされた連通部14と、を含み、突出溝部121a,122a,123aは、突出溝部本体121a0,122a0,123a0と、突出溝部本体121a0,122a0,123a0に対して連通部14とは反対側の先端に第1突出部121a1,122a1,123a1及び第2突出部121a2,122a2,123a2を有し、突出溝部本体121a0,122a0,123a0と第1突出部121a1,122a1,123a1との連結部分は面取りされた第1屈曲部121a3,122a3,123a3からなり、突出溝部本体121a0,122a0,123a0と第2突出部121a2,122a2,123a2との連結部分は面取りされた第2屈曲部121a4,122a4,123a4からなり、第1突出部121a1,122a1,123a1と第2突出部121a2,122a2,123a2との連結部分は面取りされた第3屈曲部121a5,122a5,123a5からなり、坏土成形溝12は、第1溝121の突出溝部121aの第1突出部121a1と第2溝122の第2傾斜溝部122cとを連結する第1連結部124aと、第1溝121の突出溝部121aの第2突出部121a2と第3溝123の第1傾斜溝部123bとを連結する第2連結部124bと、第2溝122の突出溝部122aの第1突出部122a1と第3溝123の第2傾斜溝部123cとを連結する第3連結部124cと、第2溝122の突出溝部122aの第2突出部122a2と第1溝121の第1傾斜溝部121bとを連結する第4連結部124dと、第3溝123の突出溝部123aの第1突出部123a1と第1溝121の第2傾斜溝部121cとを連結する第5連結部124eと、第3溝123の突出溝部123aの第2突出部123a2と第2溝122の第1傾斜溝部122bとを連結する第6連結部124fと、を有する。
すなわち、第1溝121の突出溝部121aと第1傾斜溝部121b、第2溝122の突出溝部122aと第1傾斜溝部122b及び第3溝123の突出溝部123aと第1傾斜溝部123bで六角格子15を形成する。
また、第1溝121の第1傾斜溝部121bと第2傾斜溝部121c、第2溝122の第1傾斜溝部122bと第2傾斜溝部122c及び第3溝123の第1傾斜溝部123bと第2傾斜溝部121cで六角格子15を形成する。
さらに、第1溝121の第2傾斜溝部121cと突出溝部121a、第2溝122の第2傾斜溝部122cと突出溝部122a及び第3溝123の第2傾斜溝部123cと突出溝部123aとで六角格子15を形成する。
このように、本実施形態の金型によれば、微細なスリット溝に対して面取り又はRを付与したことで、高精度な構造体を成形することが可能となる。
また、121a1,122a1,123a1と第2突出部121a2,122a2,123a2の間の角度は、120°で形成され、第1傾斜溝部121b,122b,123bと第2傾斜溝部121c,122c,123cと突出溝部121a,122a,123aの角度は、それぞれ120°で形成されることが好ましい。
次に、構造体成形用金型の製造方法について説明する。
図4は、構造体成形用金型の製造方法の実施形態のフローチャートを示す図である。
図4に示すように、構造体成形用金型の製造方法は、まず、ステップ1で、第1部材本体11に貫通孔11cを加工する(ST1)。
図5は、構造体成形用金型の製造方法の実施形態の第1工程を示す図である。図5(a)は、平面図であり、図5(b)は、図5(a)のB−B断面図である。
本実施形態では、図5に示すように、まず、第1部材1の第1部材本体11の第1面11aから第2面11bを貫通する貫通孔11cを加工する第1工程を行う。貫通孔11cは、図3に示した加工後の連通部14に対応する位置に設定され、均等な間隔に配置されている。
次に、ステップ2で、第1部材本体11に坏土成形溝12を形成する(ST2)。
図6は、構造体成形用金型の製造方法の実施形態の第2工程を示す図である。図6(a)は、平面図であり、図6(b)は、図6(a)のC−C断面図である。
第2工程では、図6に示すように、貫通孔11cを加工した第1部材本体11の第1面11aに坏土成形溝12を形成する。坏土成形溝12は、貫通孔11cを利用した1つおきの角を連通部14とする六角格子15に形成することが好ましい。坏土成形溝12は、放電加工等によって形成される。坏土成形溝12の詳細な加工方法については後述する。
次に、ステップ3で、第1部材1と第2部材2を接合する(ST3)。
図7は、構造体成形用金型の製造方法の実施形態の第3工程を示す図である。図7(a)は、平面図であり、図7(b)は、図7(a)のD−D断面図である。
第3工程では、図7に示すように、第1部材本体11の第2面11bに、第2部材本体21の第1面21aを接合する。なお、第1部材本体11と第2部材本体21の接合は、拡散接合、パルス通電接合又は超音波接合等により行うことが好ましい。
次に、ステップ4で、第1部材1と第2部材2に坏土供給用の供給孔22を形成する(ST4)。
図8は、構造体成形用金型の製造方法の実施形態の第4工程を示す図である。図8(a)は、平面図であり、図8(b)は、図8(a)のE−E断面図である。
第4工程では、図8に示すように、第2部材本体21の第2面21bから連通部14に到達するように材料供給用の供給孔22をドリル加工等により設ける。
このような構造体成形用金型の製造方法によって、図1に示すような構造体成形用金型Mを精度良く簡単に製造することが可能となる。
次に、第1部材本体11に坏土成形溝12を形成する第2工程について詳しく説明する。
図9は、構造体成形用金型の製造方法の第2工程のフローチャートを示す図である。
第2工程では、まず、ステップ11で、貫通孔11cを加工した第1部材本体11に坏土成形溝12のうち第1溝121を形成する(ST11)。
次に、ステップ12で、貫通孔11cを加工した第1部材本体11に坏土成形溝12のうち第2溝122を形成する(ST12)。
次に、ステップ13で、貫通孔11cを加工した第1部材本体11に坏土成形溝12のうち第3溝123を形成する(ST13)。その後、メインルーチンのステップ3に戻る。
なお、第1溝121、第2溝122及び第3溝123を形成する順序は、変更してもよい。
図10は、構造体成形用金型の製造方法の溝加工工程のフローチャートを示す図である。図12は、第1溝の第2傾斜溝加工時のワイヤ電極の状態を示した図であり、図11は、第3溝の突出溝部加工時のワイヤ電極の状態を示した図であり、図13は、保持部を示す図である。さらに、図14は、金型の上面の加工形状を示す図であり、図15は、金型の下面の加工形状を示す図である。なお、図11、図12及び図13のF−F線は、図2のF−F線に対応する。
第1溝121、第2溝122及び第3溝123の形成は、図10に示すような溝加工工程によって行われる。溝加工工程は、第1溝121、第2溝122及び第3溝123で共通である。
第1溝121、第2溝122及び第3溝123を加工する工程は、まず、ステップ21で、それぞれ鉛直方向に設置したワイヤ電極Wを貫通孔11cから第1の位置まで移動させ、第1の位置でワイヤ電極Wを傾斜させることにより、第1傾斜溝部121b,122b,123bを形成する(ST21)。
次に、ステップ22で、鉛直方向に設置したワイヤ電極Wを貫通孔11cから第1傾斜溝部121b,122b,123bと異なる方向の第2の位置まで移動させ、第2の位置でワイヤ電極Wを傾斜させることにより、第2傾斜溝部121c,122c,123cを形成する(ST22)。
次に、ステップ23で、鉛直方向に設置したワイヤ電極Wを貫通孔11cから第1傾斜溝部121b,122b,123b及び第2傾斜溝部121c,122c,123cと異なる方向の第3の位置まで移動させて突出溝部本体121a0,122a0,123a0を形成し、その後、鉛直方向に設置したワイヤ電極Wを第3の位置から第1傾斜溝部121b,122b,123bに平行な方向に移動させて第1突出部121a1,122a1,123a1を形成し、また、鉛直方向に設置したワイヤ電極Wを第3の位置から第2傾斜溝部121c,122c,123cに平行な方向に移動させて第2突出部121a2,122a2,123a2を形成し、突出溝部本体121a0,122a0,123a0と第1突出部121a1,122a1,123a1との連結部分を面取りし、突出溝部本体121a0,122a0,123a0と第2突出部121a2,122a2,123a2との連結部分を面取りし、第1突出部121a1,122a1,123a1と第2突出部121a2,122a2,123a2との連結部分を面取りすることにより、突出溝部121a,122a,123aを形成する(ST23)。
次に、ステップ24で、第1傾斜溝部121b,122b,123bと第2傾斜溝部121c,122c,123cと突出溝部121a,122a,123aとが貫通孔11cで連結され連結部分を面取りすることにより、連通部14を形成する(ST24)。
そして、第1溝121、第2溝122及び第3溝123のそれぞれに対応した第1傾斜溝部121b,122b,123bと第2傾斜溝部121c,122c,123cと突出溝部121a,122a,123aとを形成することにより、第1溝121の突出溝部121aの第1突出部121a1と第2溝122の第2傾斜溝部122cとが連結され、第1溝121の突出溝部121aの第2突出部121a2と第3溝123の第1傾斜溝部123bとが連結され、第2溝122の突出溝部122aの第1突出部122a1と第3溝123の第2傾斜溝部123cとが連結され、第2溝122の突出溝部122aの第2突出部122a2と第1溝121の第2傾斜溝部121cとが連結され、第3溝123の突出溝部123aの第1突出部123a1と第1溝121の第2傾斜溝部121cとが連結され、第3溝123の突出溝部123aの第2突出部123a2と第2溝122の第1傾斜溝部122bとが連結され、さらに、各第1傾斜溝部121b,122b,123bと第2傾斜溝部121c,122c,123cの第2面11b側に後述する保持部11dが形成される。その後、図4に示したステップ4で、供給孔22を形成する際に、保持部11dを除去する。
なお、第1溝121、第2溝122及び第3溝123のそれぞれに対応した第1傾斜溝部121b,122b,123bと第2傾斜溝部121c,122c,123cと突出溝部121a,122a,123aを形成する順序は、変更してもよい。
次に、より具体的に図面を用いて加工方法について説明する。
まず、第1溝121、第2溝122及び第3溝123の第1傾斜溝部121b、122b、123b及び第2傾斜溝部121c、122c、123cの加工について説明する。第1溝121、第2溝122及び第3溝123の各第1傾斜溝部121b、122b、123b及び第2傾斜溝部121c、122c、123cの加工方法は、同様であるので、ここでは、第1溝121の第2傾斜溝部121cの加工について説明する。
第1溝121の第2傾斜溝部121cを加工するには、まず、図5に示した貫通孔11cにワイヤ電極Wを鉛直方向に挿通させる。次に、ワイヤ電極Wを予め設定した隣り合う貫通穴11cと貫通穴11cとの中間方向である第4の方向α1に移動させながら加工する。次に、所定の位置でワイヤ電極Wを第2の方向α2に傾斜させながら加工する。すなわち、図11に示すように、ワイヤ電極W2が傾斜し、第1部材本体11の第1面11aは第1端部121c1まで加工され、第1部材本体11の第2面11bは第2端部121c2まで加工される。
次に、第1溝121、第2溝122及び第3溝123の各突出溝部121a、122a及び123aの加工について説明する。第1溝121、第2溝122及び第3溝123の各突出溝部121a、122a及び123aの加工方法は、同様であるので、ここでは、第3溝123の突出溝部123aの加工について説明する。
第3溝123の突出溝部123aを加工するには、まず、図5に示した貫通孔11cにワイヤ電極Wを鉛直方向に挿通させる。次に、ワイヤ電極Wを予め設定した隣り合う貫通穴11cと貫通穴11cとの中間方向である第1の方向β1に移動させながら加工する。次に、所定の位置で方向を変更して隣り合う貫通穴11cに向かう第2の方向β2に移動させながら加工する。この時、突出溝部123aと第1突出部123a1との連結部分である第1屈曲部123a3を面取り加工しながら移動する。その後、図12に示すように、ワイヤ電極Wを所定の第1突出部123a1の位置まで移動させる。第1の方向β1と第2の方向β2とのなす角は120°である。
次に、ワイヤ電極Wを突出溝部123aと第2突出部123a2との連結部分である第2屈曲部123a4まで戻す。次に、第2屈曲部123a4で方向を変更して隣り合う貫通穴11cに向かう第3の方向β3に移動させながら加工する。この時、突出溝部123aと第2突出部123a2との連結部分である第2屈曲部123a4及び第1突出部123a1と第2突出部123a2との連結部分である第3屈曲部123a5を面取り加工しながら移動させる。その後、ワイヤ電極Wを所定の第2突出部123a2の位置まで移動させる。第1の方向β1及び第2の方向β2と第3の方向β3とのなす角はそれぞれ120°である。
したがって、図11及び図12に示すように、第3溝123の突出溝部123aと第1溝121の第2傾斜溝部121cとを加工すると、第1部材本体11の第1面11aは、第1端部121c1まで加工され、第1部材本体11の第2面11bは第2端部121c2まで加工される。このような方法で六角格子15を形成すると、図13に示すように、第1部材本体11の第2面11b側に、隣り合う六角格子15を連結する保持部11dが形成される。
なお、第1溝121、第2溝122及び第3溝123における突出溝部121a,122a,123a、第2傾斜溝部121b,122b,123b、及び第2傾斜溝部121c,122c,123c、の加工の順は、どの順序で加工してもよい。また、第1溝121、第2溝122及び第3溝123の加工の順は、どの順序で加工してもよい。
保持部11dは隣り合う六角格子15を連結するので、第1溝121、第2溝122及び第3溝123を加工した後でも、六角格子15は、図15に示すように、第1部材本体11に保持される。
その後、図8に示したように、第4工程で第2部材本体21の第2面21bから連通部14に到達するように材料供給用の供給孔22を加工する際に、保持部11dは除去される。保持部11dが除去される時には、第1部材1と第2部材2が接合されているので、六角格子15は第2部材本体21に接合保持されている。
次に各溝に対して個別に説明する。
図16は、第1溝を示す図である。また、図17は、第1溝と貫通孔との関係を示す図である。さらに、図18は、第1溝の配置を示す図である。
図16に示すように、第1溝121は、Y字形状をしている。Y字状に分かれた第1溝121のうち所定の1本は、先端が2つに分かれて突出する突出溝部121aである。また、Y字状に分かれた第1溝121のうち突出溝部121a以外の2本は、第1傾斜溝部121b及び第2傾斜溝部121cである。
突出溝部121aは、貫通孔11cとは反対側の先端に第1突出部121a1及び第2突出部121a2を有する。第1突出部121a1と第2突出部121a2は、その中心線が突出溝部121aの中心線に対してそれぞれ120°となるように形成される。したがって、第1突出部121a1と第2突出部121a2が形成する角度も120°となる。突出溝部121aと第1突出部121a1との連結部分は面取りされた第1屈曲部121a3である。また、突出溝部121aと第2突出部121a2との連結部分は面取りされた第2屈曲部121a4である。さらに、第1突出部121a1と第2突出部121a2との連結部分は面取りされた第3屈曲部121a5である。
第1傾斜溝部121b及び第2傾斜溝部121cは、後の連通部14となる貫通孔11cを中心に突出溝部121aに対してそれぞれ120°となるように形成される。したがって、第1傾斜溝部121bと第2傾斜溝部121cが形成する角度も120°となる。
第1傾斜溝部121bは、貫通孔11cとは反対側の端部が第1部材本体11の第1面11aから第2面11bにわたって傾斜している。すなわち、図16に示すように、第1面11aでの端部が第1端部121b1で、第2面11bでの端部が第2端部121b2である。
また、第2傾斜溝部121cは、貫通孔11cとは反対側の端部が第1部材本体11の第1面11aから第2面11bにわたって傾斜している。すなわち、図16に示すように、第1面11aでの端部が第1端部121c1で、第2面11bでの端部が第2端部121c2である。
第1溝121と貫通孔11cとの関係は、図17に示すように、隣り合う貫通孔11cと貫通孔11cとの中間位置に向かう方向に、突出溝部121a、第1傾斜溝部121b及び第2傾斜溝部121cがそれぞれ120°の角度を形成して延びている関係となる。
第1溝121の全体の配置は、図18に示すような位置となる。すなわち、所定の第1溝121の突出溝部121aが延びる延長上にある貫通孔11cを中心として他の第1溝121が同じ向きで順次存在するように配置される。
図19は、第2溝を示す図である。また、図20は、第2溝と貫通孔との関係を示す図である。さらに、図21は、第2溝の配置を示す図である。
図19に示すように、第2溝122は、Y字形状をしている。Y字状に分かれた第2溝122のうち所定の1本は、先端が2つに分かれて突出する突出溝部122aである。また、Y字状に分かれた第2溝122のうち突出溝部122a以外の2本は、第1傾斜溝部122b及び第2傾斜溝部122cである。
突出溝部122aは、貫通孔11cとは反対側の先端に第1突出部122a1及び第2突出部122a2を有する。第1突出部122a1と第2突出部122a2は、その中心線が突出溝部122aの中心線に対してそれぞれ120°となるように形成される。したがって、第1突出部122a1と第2突出部122a2が形成する角度も120°となる。突出溝部122aと第1突出部122a1との連結部分は面取りされた第1屈曲部122a3である。また、突出溝部122aと第2突出部122a2との連結部分は面取りされた第2屈曲部122a4である。さらに、第1突出部122a1と第2突出部122a2との連結部分は面取りされた第3屈曲部122a5である。
第1傾斜溝部122b及び第2傾斜溝部122cは、後の連通部14となる貫通孔11cを中心に突出溝部122aに対してそれぞれ120°となるように形成される。したがって、第1傾斜溝部122bと第2傾斜溝部122cが形成する角度も120°となる。
第1傾斜溝部122bは、貫通孔11cとは反対側の端部が第1部材本体11の第1面11aから第2面11bにわたって傾斜している。すなわち、図19に示すように、第1面11aでの端部が第1端部122b1で、第2面11bでの端部が第2端部122b2である。
また、第2傾斜溝部122cは、貫通孔11cとは反対側の端部が第1部材本体11の第1面11aから第2面11bにわたって傾斜している。すなわち、図19に示すように、第1面11aでの端部が第1端部122c1で、第2面11bでの端部が第2端部122c2である。
第2溝122と貫通孔11cとの関係は、図20に示すように、隣り合う貫通孔11cと貫通孔11cとの中間位置に向かう方向に、突出溝部122a、第1傾斜溝部122b及び第2傾斜溝部122cがそれぞれ120°の角度を形成して延びている関係となる。
第2溝122の全体の配置は、図21に示すような位置となる。すなわち、所定の第2溝122の突出溝部122aが延びる延長上にある貫通孔11cを中心として他の第2溝122が同じ向きで順次存在するように配置される。
図22は、第3溝を示す図である。また、図23は、第3溝と貫通孔との関係を示す図である。さらに、図24は、第3溝の配置を示す図である。
図22に示すように、第3溝123は、Y字形状をしている。Y字状に分かれた第3溝123のうち所定の1本は、先端が2つに分かれて突出する突出溝部123aである。また、Y字状に分かれた第3溝123のうち突出溝部123a以外の2本は、第1傾斜溝部123b及び第2傾斜溝部123cである。
突出溝部123aは、貫通孔11cとは反対側の先端に第1突出部123a1及び第2突出部123a2を有する。第1突出部123a1と第2突出部123a2は、その中心線が突出溝部123aの中心線に対してそれぞれ120°となるように形成される。したがって、第1突出部123a1と第2突出部123a2が形成する角度も120°となる。突出溝部123aと第1突出部123a1との連結部分は面取りされた第1屈曲部123a3である。また、突出溝部123aと第2突出部123a2との連結部分は面取りされた第2屈曲部123a4である。さらに、第1突出部123a1と第2突出部123a2との連結部分は面取りされた第3屈曲部123a5である。
第1傾斜溝部123b及び第2傾斜溝部123cは、後の連通部14となる貫通孔11cを中心に突出溝部123aに対してそれぞれ120°となるように形成される。したがって、第1傾斜溝部123bと第2傾斜溝部123cが形成する角度も120°となる。
第1傾斜溝部123bは、貫通孔11cとは反対側の端部が第1部材本体11の第1面11aから第2面11bにわたって傾斜している。すなわち、図19に示すように、第1面11aでの端部が第1端部123b1で、第2面11bでの端部が第2端部123b2である。
また、第2傾斜溝部123cは、貫通孔11cとは反対側の端部が第1部材本体11の第1面11aから第2面11bにわたって傾斜している。すなわち、図19に示すように、第1面11aでの端部が第1端部123c1で、第2面11bでの端部が第2端部123c2である。
第3溝123と貫通孔11cとの関係は、図20に示すように、隣り合う貫通孔11cと貫通孔11cとの中間位置に向かう方向に、突出溝部123a、第1傾斜溝部123b及び第2傾斜溝部123cがそれぞれ120°の角度を形成して延びている関係となる。
第3溝123の全体の配置は、図21に示すような位置となる。すなわち、所定の第3溝123の突出溝部123aが延びる延長上にある貫通孔11cを中心として他の第3溝123が同じ向きで順次存在するように配置される。
これらの第1溝121、第2溝122及び第3溝は、まず図18に示すように、第1部材1に全ての第1溝121を形成し、続いて、図21に示すように、全ての第2溝122を形成し、次に、図24に示すように、全ての第3溝123を形成すると好ましい。異なる形状に対応して加工機を作動させるよりも、同じ形状に対応して加工機を作動させる方が加工時間が短縮されると共に、加工機の負担が少なくすることが可能となる。なお、第1溝121、第2溝122及び第3溝の加工順は、変更してもよい。
次に、本実施形態の六角格子と従来の六角格子を比較する。
図25は、従来の六角格子を示す図である。
本実施形態の六角格子15は、図3に示すように、例えば、第1溝121の突出溝部121aの加工時に、第1屈曲部121a3及び第3屈曲部121a5を面取り加工してあるので、第1溝121の突出溝部121aと第2溝122の第2傾斜溝部122cとの連結部分の六角格子15を滑らかに面取りすることが可能となる。なお、第2屈曲部121a4も面取り加工されており、第3溝123の第1傾斜溝部123bとの連結部分の六角格子15を滑らかに面取りすることが可能となる。
また、第2溝122の突出溝部122aの加工時に、第1屈曲部122a3及び第3屈曲部122a5を面取り加工してあるので、第2溝122の突出溝部122aと第3溝123の第2傾斜溝部123cとの連結部分の六角格子15を滑らかに面取りすることが可能となる。なお、第2屈曲部122a4も面取り加工されており、第1溝121の第1傾斜溝部121bとの連結部分の六角格子15を滑らかに面取りすることが可能となる。
さらに、第3溝123の突出溝部123aの加工時に、第1屈曲部123a3及び第3屈曲部123a5を面取り加工してあるので、第3溝123の突出溝部123aと第1溝121の第2傾斜溝部121cとの連結部分の六角格子15を滑らかに面取りすることが可能となる。なお、第2屈曲部123a4も面取り加工されており、第2溝122の第1傾斜溝部122bとの連結部分の六角格子15を滑らかに面取りすることが可能となる。
なお、第1溝121、第2溝122及び第3溝123の各連結部14の周囲も面取り加工されている。したがって、六角格子15の全ての角を滑らかに面取りすることが可能となる。
これに対して、図25に示すように、従来の六角格子215は、図3の第1屈曲部121a2に相当する位置の連結部200は、第1溝221と第2溝222が直線状態で交差するのみであって、面取りをすることができない。したがって、交差部213のうち連結部214は面取りが可能であるが、連通部214ではない交差部213は、面取りすることができない。
このような金型の製造方法により、製作時間が短時間で済み、構造体成形用の金型は低コストでありながら高精度なものとなる。
以上の各実施形態は、特許請求の範囲の構成に合わせて種々変更することができる。
1…第1部材
11…第1部材本体
11a…第1面
11b…第2面
11c…貫通孔
11d…保持部
12…坏土成形溝
13…交差部
14…連通部
15…六角格子
2…第2部材
21…第2部材本体
21a…第1面
21b…第2面
22…供給孔
121…第1溝
121a…突出溝部
121a1…第1突出部
121a2…第2突出部
121a3…第1屈曲部
121a4…第2屈曲部
121a5…第3屈曲部
121b…第1傾斜溝部
121b1…第1端部
121b2…第2端部
121c…第2傾斜溝部
121c1…第1端部
121c2…第2端部
122…第2溝
122a…突出溝部
122a1…第1突出部
122a2…第2突出部
122a3…第1屈曲部
122a4…第2屈曲部
122a5…第3屈曲部
122b…第1傾斜溝部
122b1…第1端部
122b2…第2端部
122c…第2傾斜溝部
122c1…第1端部
122c2…第2端部
123…第3溝
123a…突出溝部
123a1…第1突出部
123a2…第2突出部
123a3…第1屈曲部
123a4…第2屈曲部
123a5…第3屈曲部
123b…第1傾斜溝部
123b1…第1端部
123b2…第2端部
123c…第2傾斜溝部
123c1…第1端部
123c2…第2端部
124a…第1連結部
124b…第2連結部
124c…第3連結部
124d…第4連結部
124e…第5連結部
124f…第6連結部

Claims (2)

  1. プレート状の第1部材の第1面から前記第1面の反対側の第2面まで貫通する貫通孔を成形する工程と、
    前記貫通孔にワイヤ電極を挿通して放電加工により坏土成形溝を形成する工程と、
    前記第1部材の前記第2面にプレート状の第2部材の第1面を接合する工程と、
    前記第1部材の前記貫通孔に前記第2部材の前記第1面の反対側の第2面から供給孔を連通する工程と、
    を有し、
    前記坏土成形溝を形成する工程は、前記第1部材にそれぞれY字状の第1溝、第2溝及び第3溝を規則的に並べて複数加工する工程を有し、
    前記第1溝、第2溝、及び第3溝を加工する工程は、それぞれ
    鉛直方向に設置した前記ワイヤ電極を前記貫通孔から第1の位置まで移動させ、前記第1の位置で前記ワイヤ電極の下方を固定して上方のみを移動させることにより、第1溝部を形成する工程と、
    鉛直方向に設置した前記ワイヤ電極を前記貫通孔から前記第1溝部と異なる方向の第2の位置まで移動させ、前記第2の位置で前記ワイヤ電極の下方を固定して上方のみを移動させることにより、第2溝部を形成する工程と、
    鉛直方向に設置した前記ワイヤ電極を前記貫通孔から前記第1溝部及び前記第2溝部と異なる方向の第3の位置まで移動させて突出溝部本体を形成し、その後、鉛直方向に設置した前記ワイヤ電極を前記第3の位置から前記第1溝部に平行な方向に移動させて第1突出部を形成し、また、鉛直方向に設置した前記ワイヤ電極を前記第3の位置から前記第2溝部に平行な方向に移動させて第2突出部を形成し、前記突出溝部本体と前記第1突出部との連結部分を面取りし、前記突出溝部本体と前記第2突出部との連結部分を面取りし、前記第1突出部と前記第2突出部との連結部分を面取りすることにより、突出溝部を形成する工程と、
    前記第1溝部と前記第2溝部と前記突出溝部とが前記貫通孔で連結され連結部分を面取りすることにより、連通部を形成する工程と、
    を有し、
    前記第1溝、前記第2溝、及び前記第3溝のそれぞれに対応した前記第1溝部と前記第2溝部と前記突出溝部とを形成することにより、
    前記第1溝の前記突出溝部の前記第1突出部と前記第2溝の前記第2溝部とが連結され、
    前記第1溝の前記突出溝部の前記第2突出部と前記第3溝の前記第1溝部とが連結され、
    前記第2溝の前記突出溝部の前記第1突出部と前記第3溝の前記第2溝部とが連結され、
    前記第2溝の前記突出溝部の前記第2突出部と前記第1溝の前記第1溝部とが連結され、
    前記第3溝の前記突出溝部の前記第1突出部と前記第1溝の前記第2溝部とが連結され、
    前記第3溝の前記突出溝部の前記第2突出部と前記第2溝の前記第1溝部とが連結され、
    さらに、前記第1溝部と前記第2溝部の第2面側に保持部が形成され、
    前記供給孔を連通する工程において、前記保持部を除去する
    ことを特徴とする金型の製造方法。
  2. 前記第1突出部と前記第2突出部の間の角度は、120°で形成され、
    前記第1溝部と前記第2溝部と前記突出溝部の角度は、それぞれ120°で形成される
    ことを特徴とする請求項に記載の金型の製造方法。
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