本発明の諸実施形態の目的、技術的解決策、および利点をより分かり易くするために、以下では本発明の諸実施形態における添付図面を参照して本発明の諸実施形態の技術的解決策を明確かつ十分に説明する。明らかに、説明する諸実施形態は本発明の諸実施形態の一部であって全部ではない。当業者が創造的作業なしに本発明の諸実施形態に基づいて取得する他の全ての実施形態は本発明の保護範囲に入るものとする。
図1は、本発明に従う制御チャネルを送信するための方法の1実施形態の流れ図である。図1に示すように、制御チャネルを送信するための方法が以下を含んでもよい。ステップ101で、送信すべき制御チャネルを送信するのに使用されるm個のPRBペアを決定する。
i番目のPRBペアはni個の第1の物理リソース要素を含み、i番目のPRBペアはki個の第2の物理リソース要素を含み、m個のPRBペアに含まれる第2の物理リソース要素は複数の第2の物理リソース要素グループを形成し、第1の物理リソース要素は、局所送信モードを用いて、送信すべき制御チャネルを送信するために使用され、第2の物理リソース要素は、分散送信モードを用いて、送信すべき制御チャネルを送信するために使用され、m≧1、ni≧1、ki≧1、0≦i≦m−1であり、m、i、ni、およびkiは全て整数である。
第1の物理リソース要素のうち1つは少なくとも2つの第2の物理リソース要素を含む。即ち、第1の物理リソース要素の物理リソースは少なくとも2つの第2の物理リソース要素の物理リソースを含む。制御チャネルがE−PDCCHまたはPDCCHであってもよく、当該実施形態によっては限定されない。
ステップ102で、送信すべき制御チャネルが分散送信モードを用いて送信されるとき、送信すべき制御チャネルの集約レベルLを決定する。L≧1であり、Lは整数である。
ステップ103で、集約レベルLに従って、第2の物理リソース要素グループの各々に含まれる第2の物理リソース要素の数GLを決定する。第2の物理リソース要素グループの各々に含まれるGL個の第2の物理リソース要素はm個のPRBペアの中の
個の第1の物理リソース要素の中に配置される。qは1つの第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素の数を示し、
はGL/qの切上げを示し、GL≧1、GLは整数である。
ステップ104で、集約レベルLに従って、集約レベルLでの第1の制御チャネル候補を決定する。当該第1の制御チャネル候補はNL個の第2の物理リソース要素グループに対応し、NL≧1、NLは整数である。
ステップ105で、当該第1の制御チャネル候補がマップされる物理リソースに、送信すべき制御チャネルの制御情報を配置し、当該制御情報を送信する。
当該実施形態では、GLが1つの第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素の数以下であるとき、GL個の第2の物理リソース要素はm個のPRBペアの中の1つの第1の物理リソース要素の中に配置される。
特に、ステップ103で、集約レベルLに従って、第2の物理リソース要素グループの各々に含まれる第2の物理リソース要素の数GLを決定するステップが、集約レベルLと第2の物理リソース要素グループの各々に含まれる第2の物理リソース要素の数GLの間で予め設定されたマッピング関係に従ってGLを決定するステップであってもよい。
さらに、当該実施形態では、上位層シグナリングを受信装置に送信してもよい。当該上位層シグナリングは、第2の物理リソース要素グループの各々に含まれる第2の物理リソース要素の集約レベルLに対応する数GLを構成するために使用される。
当該実施形態では、異なる集約レベルに対して、少なくとも1つの集約レベルに対応する第2の物理リソース要素グループに含まれる第2の物理リソース要素の数GLは2以上であり、この場合、少なくとも1つの集約レベルに対応する第2の物理リソース要素グループに含まれる第2の物理リソース要素の数GLは2以上であり、第2の物理リソース要素グループの各々に含まれるGL個の第2の物理リソース要素は、m個のPRBペアの中の
個の第1の物理リソース要素の中に配置される。したがって、この集約レベルで、第2の物理リソース要素グループの各々は少数の第1の物理リソース要素を占有し、それにより、第2の物理リソース要素グループの各第2の物理リソース要素が1つの第1の物理リソース要素を占有するケースが回避され、その結果、多くの第1の物理リソース要素を局所送信モードで使用することができる。または、複数の異なる集約レベルにおける少なくとも2つの集約レベルに対して、当該少なくとも2つの集約レベルの高次集約レベルに対応する第2の物理リソース要素グループがより多くの第2の物理リソース要素を含む。この場合、高次集約レベルの制御チャネルがより多くの第2の物理リソース要素を占有する。ダイバーシティ利得に関して、当該ダイバーシティ利得が4より大きいとき、例えば、ダイバーシティ利得が4から8に変化するとき、性能利得は大きくない。さらに、相関関係も周波数領域に存在し、当該周波数領域においては限られたダイバーシティ利得しか得ることができない。したがって、一定のダイバーシティ利得が得られる限り、高次集約レベルで制御チャネルが占有する第2の物理リソース要素を多くのPRBペアに配分する必要はない。例えば、高次集約レベルで制御チャネルが占有する第2の物理リソース要素は周波数領域内の4つのチャネル独立なPRBペアに配分される。したがって、一定の周波数ダイバーシティ利得が各集約レベルで得られる場合には、一部の第1の物理リソース要素が局所E−PDCCHに対して予約される。
当該実施形態では、1つの第2の物理リソース要素グループに含まれる全ての第2の物理リソース要素は1つのPRBペアの中に配置されるか、または、全ての第2の物理リソース要素グループに含まれる全ての第2の物理リソース要素はm個のPRBペアの中の第1の物理リソース要素の一部の物理リソースに配置されるか、または、1つのPRBペアにおいて、1つの第2の物理リソース要素グループに含まれる全ての第2の物理リソース要素は当該1つのPRBペアの中の第1の物理リソース要素の一部の物理リソースに配置されるか、または、1つのPRBペアにおいて、全ての第2の物理リソース要素グループに含まれる全ての第2の物理リソース要素は当該1つのPRBペアの中の第1の物理リソース要素の一部の物理リソースに配置される。したがって、幾つかの第1の物理リソース要素を局所E−PDCCH送信に対して使用することができる。
当該実施形態では、1つのPRBペアにおいて、全ての第2の物理リソース要素グループは当該1つのPRBペアの中のアンテナポートの一部に対応する物理リソースにより形成されるか、または、1つのPRBペアにおいて、全ての第2の物理リソース要素グループに含まれる全ての第2の物理リソース要素は当該1つのPRBペアの中のアンテナポートの一部に対応する第1の物理リソース要素の中に配置される。
当該実施形態では、特に、集約レベルLに従って、集約レベルLでの第1の制御チャネル候補を決定するステップが、集約レベルLに従って、集約レベルLの制御チャネル候補の数Mを決定するステップであって、Mは整数であり、M≧1であるステップと、当該M個の制御チャネル候補をm個のPRBペアの中の物理リソースにマップするステップと、当該M個の制御チャネル候補から1つの第1の制御チャネル候補を選択するステップとであってもよい。
特に、当該M個の制御チャネル候補をm個のPRBペアの中の物理リソースにマップするステップが、当該M個の制御チャネル候補を
個の第2の物理リソース要素の中のM×HL個の第2の物理リソース要素にマップするステップであってもよい。HLは、集約レベルLの制御チャネル候補の各々をマップする必要がある第2の物理リソース要素の数を示し、NL×GL=HL、HL≧1、NLは整数である。
特に、当該M個の制御チャネル候補を
個の第2の物理リソース要素の中のM×HL個の第2の物理リソース要素にマップするステップが、仮想リソース要素を設定するステップであって、当該仮想リソース要素の各々は物理リソース上の1つの第2の物理リソース要素に対応し、仮想リソース要素集合が
個の仮想リソース要素を含むステップと、当該M個の制御チャネル候補はM×HL個の仮想リソース要素に対応するステップと、当該M個の制御チャネル候補を当該仮想リソース要素集合の中のM×HL個の仮想リソース要素にマップするステップと、当該M×HL個の仮想リソース要素を当該
個の第2の物理リソース要素の中のM×HL個の第2の物理リソース要素にマップするステップと、であってもよい。
当該M個の制御チャネル候補を当該仮想リソース要素集合の中のM×HL個の仮想リソース要素にマップするステップが、予め取得された開始位置に従って、当該M個の制御チャネル候補をM×HL個の連続する仮想リソース要素に連続的にマップするステップであってもよい。
当該M×HL個の仮想リソース要素を
個の第2の物理リソース要素の中のM×HL個の第2の物理リソース要素にマップするステップが、当該仮想リソース要素集合に含まれる
個の仮想リソース要素を、インタリーバを介してインタリーブするステップであって、インタリーバのインタリーブ行列の要素数はQであるステップと、インタリーブされた仮想リソース要素集合をm個のPRBペアに含まれる
個の第2の物理リソース要素にマップするステップと、当該仮想リソース要素集合の中のM×HL個の仮想リソース要素のマップ位置に従って、インタリーブされた仮想リソース要素集合の中のM×HL個の仮想リソース要素のマップ位置を取得するステップと、当該
個の第2の物理リソース要素の中のインタリーブされた仮想リソース要素集合のマップ位置に従って、当該M×HL個の仮想リソース要素を当該
個の第2の物理リソース要素の中のM×HL個の第2の物理リソース要素にマップするステップとであってもよい。
特に、仮想リソース要素集合に含まれる
個の仮想リソース要素を、インタリーバを介してインタリーブするステップが、当該仮想リソース要素集合をRL個の仮想リソース要素グループに分割するステップであって、各仮想リソース要素グループに含まれる仮想リソース要素の数はGLであり、
であり、Q≦RLであるステップと、当該RL個の仮想リソース要素グループを行に従ってインタリーブ行列に逐次的に書き込み、当該RL個の仮想リソース要素グループを列に従ってインタリーブ行列から逐次的に読み取るステップであって、各仮想リソース要素グループはインタリーブ行列の1つの要素に対応するステップ、または、当該RL個の仮想リソース要素グループを列に従ってインタリーブ行列に逐次的に書き込み、当該RL個の仮想リソース要素グループを行に従ってインタリーブ行列から逐次的に読み取るステップであって、各仮想リソース要素グループはインタリーブ行列の1つの要素に対応するステップであってもよい。逐次的に読み出されたRL個の仮想リソース要素グループが、インタリーブされた仮想リソース要素集合が形成する。
当該実施形態の1実装方式では、インタリーブ行列の列数はmであり、かつ/または、インタリーブ行列の行数は
であり、
は
の切上げを示し、m個のPRBペアの中の各PRBペアに含まれる第2の物理リソース要素の数が等しくpであるとき、インタリーブ行列の行数は
である。
当該実施形態の別の実装方式では、インタリーブ行列の行数はmであり、かつ/または、インタリーブ行列の列数は
であり、
は
の切上げを示し、m個のPRBペアの中の各PRBペアに含まれる第2の物理リソース要素の数が等しくpであるとき、インタリーブ行列の列数は
である。
特に、インタリーブされた仮想リソース要素集合をm個のPRBペアに含まれる
個の第2の物理リソース要素に割り当てるステップが、リソース・ブロック・ペアのシーケンス番号に従って、インタリーブされた仮想リソース要素集合をm個のPRBペアに逐次的にマップするステップと、1つのPRBペアに含まれる第2の物理リソース要素にマップする際に、所定のシーケンスに従って、インタリーブされた仮想リソース要素集合内の仮想リソース要素グループを第2の物理リソース要素グループにマップするステップであって、インタリーブされた仮想リソース要素集合の各仮想リソース要素グループは1つの第2の物理リソース要素グループにマップされるステップとであってもよい。リソース・ブロック・ペアのシーケンス番号はPRBペアのシーケンス番号または仮想リソース・ブロック・ペアのシーケンス番号であり、リソース・ブロック・ペアのシーケンス番号が仮想リソース・ブロック・ペアのシーケンス番号であるとき、マッピング関係が仮想リソース・ブロック・ペアのシーケンス番号とPRBペアのシーケンス番号の間に存在する。
上述の実施形態では、集約レベルLで、送信すべき分散制御チャネルの任意の制御チャネル候補が物理リソースにマップされ、当該制御チャネル候補の一部のeREGがPRBペアにマップされるとき、これらのeREGが当該PRBペアにおける最少の局所eCCEに対応する物理リソースに好適にマップされ、それにより、様々なモードの制御チャネルの多重化効率が高まる。
上述の実施形態および以下の実施形態では、第1の物理リソース要素がeCCEに対応する物理リソースであってもよい。例えば、第1の物理リソース要素のサイズはeCCEのサイズに対応する。即ち、第1の物理リソース要素の1つに含まれる物理リソース要素が1つのeCCEを含んでもよい。
上述の実施形態および以下の実施形態では、第2の物理リソース要素がeREGに対応する物理リソースであってもよい。例えば、第2の物理リソース要素のサイズがeREGのサイズに対応するか、または、第2の物理リソース要素自体がeREGである。
上述の実施形態および以下の実施形態では、送信すべき制御チャネルがE−PDCCHであってもよい。1つのE−PDCCHが少なくとも1つのeCCEを含んでもよい。
以下では、第1の物理リソース要素がeCCEに対応する物理リソースであり、第2の物理リソース要素がeREGに対応する物理リソースであり、送信すべき制御チャネルがE−PDCCHである例を用いて、図1に示す実施形態に従う制御チャネルを送信するための方法を説明する。
ステップ1で、基地局が、送信すべきE−PDCCHを送信するのに使用できるm個のPRBペアを決定する。m≧1であり、mは整数である。
基地局により決定されE−PDCCHを送信するために使用できるm個のPRBペアでは、局所E−PDCCHに対して、i番目のPRBペアni個のeCCEの物理リソースを含み、分散E−PDCCHに対して、i番目のPRBペアはki個のeREGを含む。したがって、m個のPRBペアは
個のeREGを含む。ni≧1、ki≧1、0≦i≦m−1であり、i、niおよびkiは全て整数である。eCCEの物理リソースは少なくとも2つのeREGの物理リソースを含む。
1つのeCCEに対して、局所E−PDCCHと分散E−PDCCHは同じ番号のeREGを含むが、それらの具体的なマッピングは異なる。例えば、集約レベル1でのE−PDCCHは1つのeCCEを占有する。図2Aおよび図2Bに示すように、E−PDCCHが局所E−PDCCHである場合、eCCEのeREGは1つのPRBペアの中に配置され、E−PDCCHが分散E−PDCCHである場合には、eCCEは複数のPRBペアに配置されたeREGにより形成される。図2Aは局所E−PDCCHのeCCEの略図であり、図2Bは分散E−PDCCHのeCCEの略図である。図2Aでは、影は局所E−PDCCHの1つのeCCEに対応するeREGを示す。図2Bでは、影は分散E−PDCCHの1つのeCCEに対応するeREGを示す。
図2Aを参照すると、局所E−PDCCHに対して、PRBペアでは、夫々の局所eCCEは図2AではeREGの列によって形成される。例えば、eCCE0は、PRBペア3においてeREG0、eREG1個のeREG2、およびeREG3という番号を付した4個のeREGによって形成される。図2Bを参照すると、分散E−PDCCHに対して、集約レベル1の分散E−PDCCHが1つのeCCEを占有し、eCCEに対応するeREGが異なるPRBペアの中のeREGを含む。例えば、eCCEを、異なるPRBペアにおいて同じ番号を有するeREGによって形成してもよい。図2Bでは、番号が3、4、8、および9であるPRBペアのeREG0は分散E−PDCCHのeCCEに対応する。
E−PDCCHに対して、局所E−PDCCHと分散E−PDCCHの両方がeCCEとeREGを定義する。局所E−PDCCHの1つのeCCEと分散E−PDCCHの1つのeCCEは同じ番号のeREGに対応する。分散E−PDCCHに対して、図3に示すように、異なる集約レベルのマッピング粒度またはインタリーブ粒度は異なる。図3は本発明に従う異なる集約レベルのインタリーブ粒度の1実施形態の略図である。図3では、集約レベル1のインタリーブ粒度G1は1つのeREGであり、集約レベル2のインタリーブ粒度G2は2つのeREGであり、集約レベル4と8のインタリーブ粒度G4とG8は4個のeREGである。本発明の当該実施形態では、分散E−PDCCHに対して、インタリーブ単位がeREGグループとして定義され、集約レベルLでのE−PDCCHに対して、eREGグループはGL個のeREGを含む。本発明の当該実施形態では、集約レベルLに対して、eREGグループのサイズを、予め定義してもよく、または、制御信号を介して基地局によりUEに通知してもよい。
GLがeCCEに対応するeREGの数以下であるとき、GL個のeREGはm個のPRBペアの中の1つのeCCEの中に配置される。GLがeCCEに対応するeREGの数より大きいとき、GL個のeREGはm個のPRBペアにおける
個の局所eCCEの中に配置され、qは1つのeCCEに含まれるeREGの数、例えば、4を示し、
はGL/qの切上げを示す。
本発明の当該実施形態では、異なる集約レベルに対して、少なくとも2つの集約レベルに対応するeREGグループに含まれるeREGの数は異なる。
本発明の当該実施形態では、集約レベルLのE−PDCCHをHL個のeREGにマップする必要がある。HL個のeREGはNL個のeREGグループに属し、NL=HL/GL、GL≧1、HL≧1であり、GL、HL、およびNLは整数である。
図4は、本発明に従う、分散E−PDCCHがマップされるeREGの1実施形態の略図である。図4では、集約レベル1の分散E−PDCCHの1つのeCCEの物理リソースは4個のPRBペアの中の4個のeREGに対応する物理リソースを含む。集約レベル2の分散E−PDCCHの1つの制御チャネルは4個のPRBペアの中の8個のeREGによって形成されるが、全ての2つのeREGは1つの局所eCCEに対応する物理リソースに属する。さらにeREGと復調参照信号(Demodulation Reference Signal、以降、略してDMRS)パイロットの間の結合関係が、局所E−PDCCHにおけるeCCEとDMRSパイロットの間の関係を再利用してもよい。特に、eREGが局所E−PDCCHのeCCEの物理リソースに配置される場合には、当該eREGのパイロット・ポートは局所E−PDCCHのeCCEに対応するパイロット・ポートと同じである。例えば、図4のPRBペア3では、集約レベル1の分散E−PDCCHが局所E−PDCCHのeCCE0に属するeREG0を占有する。この場合、eREG0はDMRSポート7を使用する。
ステップ2で、基地局が、送信すべきE−PDCCHの集約レベルLを決定し、集約レベルLに従って、制御チャネル候補の数Mを決定する。M≧1、L≧1であり、MとLは整数である。
ステップ3で、基地局が、当該M個の制御チャネル候補をm個のPRBペアの物理リソースにマップする。
図4では例としてE−PDCCHを集約レベル2で使用し、eREGグループは2個のeREGを含むように定義され、したがって、集約レベル2での分散E−PDCCHは8個のeREGと4個のeREGグループを含む。集約レベルLで、E−PDCCHのM個の制御チャネル候補が存在する。1つの制御チャネル候補をHL個のeREGに割り当てる必要があるので、基地局が、当該M個の制御チャネル候補を
個のeREGの中のM×HL個のeREGにマップしてもよい。
特に、仮想リソース要素を最初に設定してもよい。当該仮想リソース要素の各々は物理リソース上の1つのeREGに対応する。仮想リソース要素集合は
個の仮想リソース要素を含み、当該M個の制御チャネル候補はM×HL個の仮想リソース要素に対応する。次に、当該M個の制御チャネル候補は当該仮想リソース要素集合の中のM×HL個の仮想リソース要素にマップされる。最後に、当該M×HL個の仮想リソース要素は
個のeREGの中の当該M×HL個のeREGにマップされる。
特に、M個の制御チャネル候補を仮想リソース要素集合の中のM×HL個の仮想リソース要素にマップするステップが、図5に示すように、予め取得された開始位置に従って、当該M個の制御チャネル候補をM×HL個の連続する仮想リソース要素に連続的にマップするステップであってもよい。図5は、本発明に従う、制御チャネル候補がマップされる仮想リソース要素の1実施形態の略図である。図5では、予め設定した開始位置がTの番号を有する仮想リソース要素であると仮定すると、制御チャネル候補1は、Tという番号の仮想リソース要素からT+HL−1という番号の仮想リソース要素にマップされ、制御チャネル候補2は、T+HLという番号の仮想リソース要素からT+2×HL−1という番号の仮想リソース要素にマップされる。同様に、制御チャネル候補Mは、T+(M−1)×HLという番号の仮想リソース要素からT+M×HL−1という番号の仮想リソース要素にマップされる。
特に、M×HL個の仮想リソース要素を
個のeREGの中のM×HL個のeREGにマップするステップが、先ず、仮想リソース要素集合に含まれる
個の仮想リソース要素を、インタリーバを介してインタリーブするステップと、次に、インタリーブされた仮想リソース要素集合をm個のPRBペアに含まれる
個のeREGにマップするステップと、最後に、当該仮想リソース要素集合の中のM×HL個の仮想リソース要素のマップ位置に従って、インタリーブされた仮想リソース要素集合の中のM×HL個の仮想リソース要素のマップ位置を取得するステップと、インタリーブされた仮想リソース要素集合の中のM×HL個の仮想リソース要素のマップ位置と
個のeREGの中のインタリーブされた仮想リソース要素集合のマップ位置とに従って、当該M×HL個の仮想リソース要素を当該
個のeREGの中のM×HL個のeREGにマップするステップとであってもよい。インタリーバのインタリーブ行列の要素数はQである。
特に、仮想リソース要素集合に含まれる
個の仮想リソース要素を、インタリーバを介してインタリーブするステップが、先ず、当該仮想リソース要素集合をRL個の仮想リソース要素グループに分割するステップであって、各仮想リソース要素グループに含まれる仮想リソース要素の数はGLであり、
であり、Q≦RLであり、
は
の切下げを示すステップと、次に、当該RL個の仮想リソース要素グループを行に従ってインタリーブ行列に逐次的に書き込み、当該RL個の仮想リソース要素グループを列に従ってインタリーブ行列から逐次的に読み取るステップであって、各仮想リソース要素グループはインタリーブ行列の1つの要素に対応するステップ、または、当該RL個の仮想リソース要素グループを列に従ってインタリーブ行列に逐次的に書き込み、当該RL個の仮想リソース要素グループを行に従ってインタリーブ行列から逐次的に読み取るステップであって、各仮想リソース要素グループはインタリーブ行列の1つの要素に対応するステップであってもよい。逐次的に読み取られたRL個の仮想リソース要素グループはインタリーブされた仮想リソース要素集合を形成する。
当該実施形態の1実装方式では、インタリーブ行列の列数はmであり、かつ/または
インタリーブ行列の行数は
であり、
は
の切上げを示し、m個のPRBペアの中の各PRBペアに含まれる第2のeREGの数が等しくpであるとき、インタリーブ行列の行数は
である。
当該実施形態の別の実装方式では、インタリーブ行列の行数はmであり、かつ/または、インタリーブ行列の列数は
であり、
は
の切上げを示し、m個のPRBペアの各PRBペアに含まれるeREGの数が等しくpであるとき、インタリーブ行列の列数は
である。
以下では1例を用いて、仮想リソース要素集合に含まれる
個の仮想リソース要素を、インタリーバを介してインタリーブするステップを説明する。インタリーバのインタリーブ行列の要素数がQであると仮定する。
である。また、インタリーブ行列の列数がPRBペアの数mであり、行数が
であるとを仮定する。集約レベル2を例として使用すると、1つの仮想リソース要素は物理リソース上の1つのeREGに対応するので、図4から分かるように、各仮想リソース要素グループに含まれる仮想リソース要素の数は2であり、PRBペアの数は4である。当該4個のPRBペアは全部で32個の仮想リソース要素グループを含む。即ち、Q=32であり、インタリーブ行列の列数は4であり、行数は8である。
次に、当該32個の仮想リソース要素グループを表1に示すように行に従ってインタリーブ行列に逐次的に書き込む。
32個の仮想リソース要素グループが、列に従って、インタリーブ行列から逐次的に読み出される。逐次的に読み出される32個の仮想リソース要素グループは、仮想リソース要素グループ0、仮想リソース要素グループ4、仮想リソース要素グループ8、仮想リソース要素グループ12、仮想リソース要素グループ16、仮想リソース要素グループ20、仮想リソース要素グループ24、仮想リソース要素グループ28、仮想リソース要素グループ1、仮想リソース要素グループ5、仮想リソース要素グループ9、仮想リソース要素グループ13、仮想リソース要素グループ17、仮想リソース要素グループ21、仮想リソース要素グループ25、仮想リソース要素グループ29、仮想リソース要素グループ2、仮想リソース要素グループ6、仮想リソース要素グループ10、仮想リソース要素グループ14、仮想リソース要素グループ18、仮想リソース要素グループ22、仮想リソース要素グループ26、仮想リソース要素グループ30、仮想リソース要素グループ3、仮想リソース要素グループ7、仮想リソース要素グループ11、仮想リソース要素グループ15、仮想リソース要素グループ19、仮想リソース要素グループ23、仮想リソース要素グループ27、および仮想リソース要素グループ31である。逐次的に読み出される32個の仮想リソース要素グループはインタリーブされた仮想リソース要素集合を形成する。
特に、インタリーブされた仮想リソース要素集合をm個のPRBペアに含まれる
個のeREGにマップするステップが、リソース・ブロック・ペアのシーケンス番号に従って、インタリーブされた仮想リソース要素集合をm個のPRBペアに逐次的にマップするステップと、1つのPRBペアに含まれるeREGにマップする際に、インタリーブされた仮想リソース要素集合の中の仮想リソース要素グループを所定のシーケンス(例えば、仮想リソース要素グループの数の昇順または降順)に従ってeREGグループにマップするステップであって、インタリーブされた仮想リソース要素集合の各仮想リソース要素グループは1つのeREGグループにマップされるステップであってもよい。
RBペアのシーケンス番号はPRBペアのシーケンス番号または仮想リソース・ブロック(Virtual RB、以降、略してVRB)ペアのシーケンス番号であり、RBペアのシーケンス番号がVRBペアのシーケンス番号であるとき、マッピング関係がVRBペアのシーケンス番号とPRBペアのシーケンス番号の間に存在する。
表1から逐次的に読み出される32個の仮想リソース要素グループをなお例として用いると、図6に示すように、1つのPRBペアに含まれるeREGにマップする際に、仮想リソース要素グループからeREGグループへのマップが仮想リソース要素グループの数の昇順のマップ原理に従って得られる。図6は、本発明に従う仮想リソース要素グループがマップされるeREGグループの1実施形態の略図である。
集約レベル2の分散E−PDCCHは6個の制御チャネル候補を有する。UEに対して、検索空間の開始位置が0という番号のeREGグループであると仮定すると、6個の制御チャネル候補がそれぞれeREGグループ0乃至3、eREGグループ4乃至7、eREGグループ8乃至11個のeREGグループ12乃至15、eREGグループ16乃至19、およびeREGグループ20乃至23を占有する。UEが分散E−PDCCHを基地局に制御チャネル候補1で送信すると仮定すると、分散E−PDCCHをeREGグループにマップする略図が図7に示されており、分散E−PDCCHをeREGにマップする略図が図8に示されている。図7は本発明に従う分散E−PDCCHがマップされるeREGグループの1実施形態の略図である。図8は本発明に従う分散E−PDCCHがマップされるeREGの1実施形態の略図である。
4個のPRBペアでは、最初にPRBペアにおいて番号付けを実施し次いで異なるPRBペアで逐次的な番号付けを実施するという基準に従って、当該4個のPRBペアにおけるeREGの番号を図8に示す。したがって、図7と図8によれば、集約レベル2の分散E−PDCCHがeREGグループ0、1、2、および3で送信されることが分かる。分散E−PDCCHがマップされるeREGの番号は、0と1、16と17、32と33、および48と49である。当該番号は、それぞれ、第1のPRBペア(PRBペア3)のeREG0とeREG1、第2のPRBペア(PRBペア4)のeREG0とeREG1、第3のPRBペア(PRBペア8)のeREG0とeREG1、および第4のPRBペア(PRBペア9)のeREG0とeREG1に対応する。
さらに、分散E−PDCCHの制御チャネル候補により占有されるeREGグループの数がm個のPRBペアに含まれるeREGグループの最大数を超えた場合には、以前の番号が循環される。集約レベル2の分散E−PDCCHを例として用いると、UEに対して、制御チャネル候補により占有されるeREGグループの開始位置がeREGグループ28であると仮定すると、第1の制御チャネル候補がeREGグループ28乃至31を占有し、第2の制御チャネル候補がeREGグループ0乃至3を占有する等である。
ステップ4で、基地局は、制御チャネル候補がマップされる物理リソースに、送信すべきE−PDCCHの制御情報を配置し、当該制御情報を送信する。当該制御チャネル候補はM個の制御チャネル候補の何れか1つである。
本発明の別の実施形態では、eREGグループに含まれる全てのeREGがPRBペアの中にあるか、または、全てのeREGグループに含まれる全てのeREGがm個のPRBペアの中のeCCEの一部の物理リソースにあるか、または、PRBペアにおいて、eREGグループに含まれる全てのeREGがPRBペアの中のeCCEの一部の物理リソースにある。特に、PRBペアの中の全てのeREGグループを、PRBペアの中のアンテナポートの一部に対応する物理リソースによって形成してもよい。
即ち、送信すべき分散E−PDCCHはPRBペアの中の局所eCCEの一部の物理リソースにのみマップされる。図9は、本発明の実施形態に従う分散E−PDCCHがマップされるeREGの別の実施形態の略図である。図9では、PRBペアでは、分散E−PDCCHは1つまたは2つのアンテナポートに対応する物理リソースにのみマップされる。当該アンテナポートと当該物理リソースの間のマッピング関係は局所E−PDCCHにおけるアンテナポートと物理リソースの間のマッピング関係である。図9では、集約レベル2でのE−PDCCHに対して、PRBペア3において、eREGグループの2つのeREGはそれぞれ2つのeCCEの物理リソースに配置される。異なるDMRSポートを用いることによって、空間ダイバーシティ利得を得ることができ、最少のeCCEを占有することができる。
図9に示すeCCEの組合せは説明の簡単さのためにのみ使用したことは分かる。同じPRBペアの中のE−PDCCHに属する異なるeREGにより占有されるeCCEの組合せが、利用可能なeCCEの任意の組合せであってもよい。さらに、分散E−PDCCHは、局所eCCEの一部にのみマップされる。例えば、PRBペアでは、0および1と番号付けされたeCCEのみを分散E−PDCCHにより占有してもよい。PRBペアにおいて、分散E−PDCCHにより占有できるeCCEの数を基地局によりUEに通知してもよく、または、当該2つのパーティにより予め定義してもよい。図9では、斜影とボックス影は、それぞれ、分散E−PDCCHにより占有されるeREGに対応する物理リソースを示す。
以下で、例を用いて当該実施形態の検索空間を説明する。PRBペアにおいて、0および1と番号付けされた局所eCCEに含まれるeREGのみを分散E−PDCCHにより占有できると仮定する(0と番号付けされたeCCEはアンテナポート7に対応し、1と番号付けされたeCCEはアンテナポート8に対応する)。局所eCCEは4個のeREGに対応する。PRBペアにおいて、集約レベルLの局所E−PDCCHにおけるeCCEが番号付けされている。eCCEにおいて、eREGグループが番号付けされる。ここでは、eREGグループが1個のeREGを含むと仮定する。
図10は、本発明に従う分散E−PDCCHにより占有されうるeREGの1実施形態の略図である。図10では、基地局は、UEが分散E−PDCCHを送信するためのa=4個のPRBペアを構成する。当該4個のPRBペアはそれぞれVRBペア0乃至3に対応する。PRBペアにおいて、b=4個のeCCEが存在するが、2つのみを使用して分散E−PDCCHを送信してもよく、当該2つのeCCEがそれぞれ0および1と番号付けされる。eCCEはc=4個のeREGに対応し、当該4個のeREGはそれぞれ0乃至3と番号付けされ、REG0乃至3はそれぞれeREGグループ0乃至3に属する。さらに、PRBペアの中の異なるeCCEにより占有される物理リソース要素が予め定義され、PRBペアにおけるeCCEの中の異なるeREGと異なるeREGグループにより占有される物理リソース要素が予め定義される。eREGグループが1個のeREGを含むとき、eCCEの中のeREGグループの番号は0乃至3であり、eREGグループが2個のeREGを含むとき、eCCEの中のeREGグループの番号は0および1である等である。図10は、eREGグループが1個のeREGを含みeCCEの中のeREGグループの番号が0乃至3である例を用いる。図10の影の部分は、分散E−PDCCHを使用できるeREGを示す。
基地局により構成され分散E−PDCCHを送信するために使用されるm個のPRBペアにおいて、集約レベルLに対して、eREGグループのインデックスを(i、j、k)で表せると仮定する。iはRBペア(例えば、PRBペアまたはVRBペア)のシーケンス番号を示し、VRBペアのシーケンス番号を本例では使用する。jはRBペア(例えば、PRBペアまたはVRBペア)におけるeCCEのシーケンス番号を示し、kは、RBペア(例えば、PRBペアまたはVRBペア)のeCCEの中のeREGグループのシーケンス番号を示す。
集約レベルLでのM個の制御チャネル候補のマッピング規則は、予め設定した開始位置から開始し、最初にj、次にi、最後にkという順序に従って当該M個の制御チャネル候補をマッピングするというものである。例えば、集約レベル2に対して、eREGグループは1個のeREGを含む。集約レベル2でのE−PDCCHが8個のREGを占有するので、集約レベル2でのE−PDCCHが8個のeREGグループを占有する。この場合、eREGグループのインデックスもeREGのインデックスである。集約レベル2にはM=3個の制御チャネル候補があり、開始位置は(i=0、j=0、k=0)であると仮定する。したがって、第1のeREGグループのインデックスまたは8個のeREGグループの中のeREGまたは当該第1の制御チャネル候補のeREGは(0、0、0)であり、最初にj、次にi、最後にkという順序によれば、第2のeREGグループまたはeREGのインデックスは(0、1、0)であり、第3のeREGグループまたはeREGのインデックスは(1、0、0)である。同様に、8番目のeREGグループまたはeREGのインデックスは(3、1、0)である。第1の制御チャネル候補の当該8番目のeREGグループまたはeREGのインデックスを得た後、図11に示すように、第2の制御チャネル候補が、最初にj、次にi、最後にkという順序に従ってマップされ、第2の制御チャネル候補の第1のeREGグループまたはeREGのインデックス(0、0、1)が得られる等である。図11は、本発明に従う分散E−PDCCHがマップされるeREGの別の実施形態の略図である。図11では、
は第1の制御チャネル候補がマップされるeREGを示し、
は第2の制御チャネル候補がマップされるeREGを示し、
は第3の制御チャネル候補がマップされるeREGを示す。
図12は本発明に従う制御チャネルを受信するための方法の1実施形態の流れ図である。図12に示すように、制御チャネルを受信するための方法が以下を含んでもよい。ステップ1201で、制御チャネルを送信するのに使用されるm個のPRBペアを決定する。
i番目のPRBペアはni個の第1の物理リソース要素を含み、当該i番目の物理リソース・ブロック・ペアはki個の第2の物理リソース要素を含み、m個のPRBペアに含まれる第2の物理リソース要素は複数の第2の物理リソース要素グループを形成し、第1の物理リソース要素は、局所送信モードを用いて、送信すべき制御チャネルを送信するために使用され、第2の物理リソース要素は、分散送信モードを用いて、送信すべき制御チャネルを送信するために使用され、m≧1、ni≧1、ki≧1、0≦i≦m−1であり、m、i、ni、およびkiは全て整数である。
第1の物理リソース要素のうち1つは少なくとも2つの第2の物理リソース要素を含む。即ち、第1の物理リソース要素の物理リソースは少なくとも2つの第2の物理リソース要素の物理リソースを含む。制御チャネルがE−PDCCHまたはPDCCHであってもよく、当該実施形態によっては限定されない。
ステップ1202で、制御チャネルの集約レベルLに従って、第2の物理リソース要素グループの各々に含まれる第2の物理リソース要素の数GLを決定する。第2の物理リソース要素グループの各々に含まれるGL個の第2の物理リソース要素はm個のPRBペアの中の
個の第1の物理リソース要素の中に配置され、qは1つの第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素の数を示し、
はGL/qの切上げを示しGL≧1、L≧1であり、GLとLは両方とも整数である。
ステップ1203で、集約レベルLに従って、集約レベルLのM個の制御チャネル候補を決定する。
各制御チャネル候補はNL個の第2の物理リソース要素に対応する。M≧1、NL≧1であり、MとNLは両方とも整数である。
ステップ1204で、M個の制御チャネル候補を検出する。
当該実施形態では、GLが1つの第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素の数以下であるとき、GL個の第2の物理リソース要素はm個のPRBペアの中の1つの第1の物理リソース要素の中に配置される。
特に、ステップ1202で、制御チャネルの集約レベルLに従って、第2の物理リソース要素グループの各々に含まれる第2の物理リソース要素の数GLを決定するステップが、第2の物理リソース要素グループの各々に含まれる第2の物理リソース要素の上位層シグナリングにより構成され集約レベルLに対応する数GLを取得するステップ、または、集約レベルLと第2の物理リソース要素グループの各々に含まれる第2の物理リソース要素の数GLの間で予め設定されたマッピング関係に従ってGLを決定するステップであってもよい。
当該実施形態では、異なる集約レベルに対して、少なくとも1つの集約レベルに対応する第2の物理リソース要素グループに含まれる第2の物理リソース要素の数GLは2以上であり、この場合、少なくとも1つの集約レベルに対応する第2の物理リソース要素グループに含まれる第2の物理リソース要素の数GLは2以上であり、第2の物理リソース要素グループの各々に含まれるGL個の第2の物理リソース要素はm個のPRBペアの中の
個の第1の物理リソース要素の中に配置され、したがって、この集約レベルで、第2の物理リソース要素グループの各々は少数の第1の物理リソース要素を占有し、それにより第2の物理リソース要素グループの各第2の物理リソース要素が1つの第1の物理リソース要素を占有するケースが回避され、その結果、多くの第1の物理リソース要素を局所送信モードで使用することができる。または、複数の異なる集約レベルにおける少なくとも2つの集約レベルに対して、当該少なくとも2つの集約レベルの高次集約レベルに対応する第2の物理リソース要素グループがより多くの第2の物理リソース要素を含む。この場合、高次集約レベルの制御チャネルがより多くの第2の物理リソース要素を占有する。ダイバーシティ利得に関して、当該ダイバーシティ利得が4より大きいとき、例えば、ダイバーシティ利得が4から8に変化するとき、性能利得は大きくない。さらに、相関関係も周波数領域に存在し、当該周波数領域においては限られたダイバーシティ利得しか得ることができない。したがって、一定のダイバーシティ利得が得られる限り、高次集約レベルで制御チャネルが占有する第2の物理リソース要素を多くのPRBペアに配分する必要はない。例えば、高次集約レベルで制御チャネルが占有する第2の物理リソース要素が、4個の周波数領域における4つのチャネル独立なPRBペアに配分される。したがって、一定の周波数ダイバーシティ利得が各集約レベルで得られる場合には、一部の第1の物理リソース要素が局所E−PDCCHに対して予約される。
当該実施形態では、1つの第2の物理リソース要素グループに含まれる全ての第2の物理リソース要素は1つのPRBペアの中に配置されるか、または、全ての第2の物理リソース要素グループに含まれる全ての第2の物理リソース要素はm個のPRBペアの中の第1の物理リソース要素の一部の物理リソースに配置されるか、または、1つのPRBペアにおいて、1つの第2の物理リソース要素グループに含まれる全ての第2の物理リソース要素は当該1つのPRBペアの中の第1の物理リソース要素の一部の物理リソースに配置されるか、または、1つのPRBペアにおいて、全ての第2の物理リソース要素グループに含まれる全ての第2の物理リソース要素は当該1つのPRBペアの中の第1の物理リソース要素の一部の物理リソースに配置される。したがって、幾つかの第1の物理リソース要素を局所E−PDCCH送信に対して使用することができる。
当該実施形態では、1つのPRBペアにおいて、全ての第2の物理リソース要素グループは当該1つのPRBペアの中のアンテナポートの一部に対応する物理リソースにより形成されるか、または、1つのPRBペアにおいて、全ての第2の物理リソース要素グループに含まれる全ての第2の物理リソース要素は当該1つのPRBペアの中のアンテナポートの一部に対応する第1の物理リソース要素の中に配置される。
特に、ステップ1204で、M個の制御チャネル候補を検出するステップが、当該M個の制御チャネル候補がマップされる物理リソースを検出し、正しい制御チャネルが検出されたとき、当該正しい制御チャネルを解析して当該正しい制御チャネルで運搬される制御情報を取得するか、または、正しい制御チャネルが検出されなかったとき、正しい制御チャネルが検出されるかまたは全ての集約レベルに対応する全ての制御チャネル候補が訪問されるまで、制御チャネル候補の数Mを集約レベルLとは異なる集約レベルで決定するステップと後続のステップを実施し続けるステップであってもよい。
特に、集約レベルLに従って、集約レベルLのM個の制御チャネル候補を決定するステップが、集約レベルLに従って、集約レベルLの制御チャネル候補の数Mを決定するステップであって、Mは整数であり、M≧1であるステップと、当該M個の制御チャネル候補からm個のPRBペアの中の物理リソースへのマッピングを決定するステップとであってもよい。
当該実施形態では、特に、当該M個の制御チャネル候補からm個のPRBペアの中の物理リソースへのマッピングを決定するステップが、当該M個の制御チャネル候補が
個の第2の物理リソース要素の中のM×HL個の第2の物理リソース要素にマップされると判定するステップであってもよい。HLは、集約レベルLの制御チャネル候補の各々をマップする必要がある第2の物理リソース要素の数を示し、NL×GL=HL、HL≧1、NLは整数である。
特に、当該M個の制御チャネル候補が
個の第2の物理リソース要素中のM×HL個の第2の物理リソース要素にマップされると判定するステップが、M個の制御チャネル候補が仮想リソース要素集合内のM×HL個の仮想リソース要素にマップされると判定し、M×HL個の仮想リソース要素が
個の第2の物理リソース要素の中のM×HL個の第2の物理リソース要素にマップされると判定するステップであってもよい。各仮想リソース要素は物理リソース上の1つの第2の物理リソース要素に対応し、仮想リソース要素集合は
個の仮想リソース要素を含む。
M個の制御チャネル候補が仮想リソース要素集合内のM×HL個の仮想リソース要素にマップされると判定するステップが、当該M個の制御チャネル候補が、予め取得された開始位置から開始してM×HL個の連続する仮想リソース要素にマップされると判定するステップであってもよい。
M×HL個の仮想リソース要素が
個の第2の物理リソース要素の中のM×HL個の第2の物理リソース要素にマップされると判定するステップが、仮想リソース要素集合に含まれる
個の仮想リソース要素を、インタリーバを介してインタリーブするステップであって、インタリーバのインタリーブ行列の要素数はQであるステップと、インタリーブされた仮想リソース要素集合はm個の物理リソース・ブロック・ペアに含まれる
個の第2の物理リソース要素にマップされると判定するステップと、次に、仮想リソース要素集合の中のM×HL個の仮想リソース要素のマップ位置に従って、インタリーブされた仮想リソース要素集合の中のM×HL個の仮想リソース要素のマップ位置を取得するステップと、最後に、インタリーブされた仮想リソース要素集合の中のM×HL個の仮想リソース要素のマップ位置と
個の第2の物理リソース要素の中のインタリーブされた仮想リソース要素集合のマップ位置に従って、当該M×HL個の仮想リソース要素は
個の第2の物理リソース要素の中のM×HL個の第2の物理リソース要素にマップされると判定するステップとであってもよい。
当該仮想リソース要素集合に含まれる
個の仮想リソース要素を、インタリーバを介してインタリーブするステップが、当該仮想リソース要素集合をRL個の仮想リソース要素グループに分割するステップであって、各仮想リソース要素グループに含まれる仮想リソース要素の数はGLであり、
であり、Q≦RLであるステップと、当該RL個の仮想リソース要素グループを行に従ってインタリーブ行列に逐次的に書き込み、当該RL個の仮想リソース要素グループを列に従ってインタリーブ行列から逐次的に読み取るステップであって、各仮想リソース要素グループはインタリーブ行列の1つの要素に対応するステップ、または、当該RL個の仮想リソース要素グループを列に従ってインタリーブ行列に逐次的に書き込み、当該RL個の仮想リソース要素グループを行に従ってインタリーブ行列から逐次的に読み取るステップであって、各仮想リソース要素グループはインタリーブ行列の1つの要素に対応するステップとであってもよい。逐次的に読み取られたRL個の仮想リソース要素グループはインタリーブされた仮想リソース要素集合を形成する。
当該実施形態の1実装方式では、インタリーブ行列の列数はmであり、かつ/または
インタリーブ行列の行数は
であり、
は
の切上げを示し、m個のPRBペアの中の各PRBペアに含まれる第2の物理リソース要素の数が等しくpであるとき、インタリーブ行列の行数は
である。
当該実施形態の別の実装方式では、インタリーブ行列の行数はmであり、かつ/または、インタリーブ行列の列数は
であり、
は
の切上げを示し、m個のPRBペアの中の各PRBペアに含まれる第2の物理リソース要素の数が等しくpであるとき、インタリーブ行列の列数は
である。
特に、インタリーブされた仮想リソース要素集合がm個のPRBペアに含まれる
個の第2の物理リソース要素にマップされると判定するステップが、RBペアのシーケンス番号に従って、インタリーブされた仮想リソース要素集合がm個のPRBペアに逐次的にマップされると判定するステップと、1つのPRBペアに含まれる第2の物理リソース要素にマップする際に、UEにより、インタリーブされた仮想リソース要素集合の中の仮想リソース要素グループは所定のシーケンスに従って第2の物理リソース要素グループにマップされると判定するステップであって、インタリーブされた仮想リソース要素集合の各仮想リソース要素グループは1つの第2の物理リソース要素グループにマップされるステップとであってもよい。
RBペアのシーケンス番号はPRBペアのシーケンス番号またはVRBペアのシーケンス番号であり、RBペアのシーケンス番号がVRBペアのシーケンス番号であるとき、マッピング関係がVRBペアのシーケンス番号とPRBペアのシーケンス番号の間に存在する。
上述の実施形態では、集約レベルLで、送信すべき分散制御チャネルの任意の制御チャネル候補が物理リソースにマップされ、当該制御チャネル候補の一部のeREGがPRBペアにマップされるとき、これらのeREGが当該PRBペアにおける最少の局所eCCEに対応する物理リソースに好適にマップされ、それにより、様々なモードの制御チャネルの多重化効率が高まる。
図13は本発明に従う基地局の1実施形態の略構造図である。当該実施形態の基地局13が、本発明の図1に示す実施形態の手続きを実装してもよい。図13に示すように、基地局13がプロセッサ1301および送信器1302を備えてもよい。
プロセッサ1301は、送信すべき制御チャネルを送信するために使用されるm個のPRBペアを決定し、送信すべき制御チャネルが分散送信モードを用いて送信されるとき、送信すべき制御チャネルの集約レベルLを決定し、集約レベルLに従って、第2の物理リソース要素グループの各々に含まれる第2の物理リソース要素の数GLを決定し、集約レベルLに従って、集約レベルLでの第1の制御チャネル候補を決定するように構成される。i番目のPRBペアはni個の第1の物理リソース要素を含み、i番目のPRBペアはki個の第2の物理リソース要素を含み、m個のPRBペアに含まれる第2の物理リソース要素は複数の第2の物理リソース要素グループを形成し、第1の物理リソース要素は、局所送信モードを用いて、送信すべき制御チャネルを送信するために使用され、第2の物理リソース要素は、分散送信モードを用いて、送信すべき制御チャネルを送信するために使用され、第1の物理リソース要素のうち1つは少なくとも2つの第2の物理リソース要素を含み、m≧1、ni≧1、ki≧1、0≦i≦m−1であり、m、i、ni、およびkiは全て整数であり、L≧1、Lは整数であり、第2の物理リソース要素グループの各々に含まれるGL個の第2の物理リソース要素はm個のPRBペアの中の
個の第1の物理リソース要素の中に配置され、qは1つの第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素の数を示し、
はGL/qの切上げを示し、GL≧1、GLは整数であり、第1の制御チャネル候補はNL個の第2の物理リソース要素グループに対応し、NL≧1、NLは整数である。
送信器1302は、第1の制御チャネル候補がマップされる物理リソースに、送信すべき制御チャネルの制御情報を配置し、当該制御情報を送信するように構成される。
制御チャネルがE−PDCCHまたはPDCCHであってもよく、当該実施形態によっては限定されない。
当該実施形態では、GLが1つの第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素の数以下であるとき、GL個の第2の物理リソース要素はm個のPRBペアの中の1つの第1の物理リソース要素の中に配置される。
当該実施形態では、集約レベルLに従って、第2の物理リソース要素グループの各々に含まれる第2の物理リソース要素の数GLを決定するように構成されたプロセッサ1301が集約レベルLと第2の物理リソース要素グループの各々に含まれる第2の物理リソース要素の数GLの間で予め設定されたマッピング関係に従ってGLを決定するように構成されたプロセッサ1301であってもよい。
さらに、当該実施形態では、送信器1302はさらに、上位層シグナリングを受信装置に送信するように構成される。当該上位層シグナリングは、第2の物理リソース要素グループの各々に含まれる第2の物理リソース要素の集約レベルLに対応する数GLを構成するために使用される。
当該実施形態では、異なる集約レベルに対して、少なくとも1つの集約レベルに対応する第2の物理リソース要素グループに含まれる第2の物理リソース要素の数GLは2以上であり、この場合、少なくとも1つの集約レベルに対応する第2の物理リソース要素グループに含まれる第2の物理リソース要素の数GLは2以上であり、第2の物理リソース要素グループの各々に含まれるGL個の第2の物理リソース要素はm個のPRBペアの中の
個の第1の物理リソース要素の中に配置され、したがって、この集約レベルで、第2の物理リソース要素グループの各々は少数の第1の物理リソース要素を占有し、それにより第2の物理リソース要素グループの各第2の物理リソース要素が1つの第1の物理リソース要素を占有するケースが回避され、その結果、多くの第1の物理リソース要素を局所送信モードで使用することができる。または、複数の異なる集約レベルにおける少なくとも2つの集約レベルに対して、当該少なくとも2つの集約レベルの高次集約レベルに対応する第2の物理リソース要素グループがより多くの第2の物理リソース要素を含む。この場合、高次集約レベルの制御チャネルがより多くの第2の物理リソース要素を占有する。ダイバーシティ利得に関して、当該ダイバーシティ利得が4より大きいとき、例えば、ダイバーシティ利得が4から8に変化するとき、性能利得は大きくない。さらに、相関関係も周波数領域に存在し、当該周波数領域においては限られたダイバーシティ利得しか得ることができない。したがって、一定のダイバーシティ利得が得られる限り、高次集約レベルで制御チャネルが占有する第2の物理リソース要素を多くのPRBペアに配分する必要はない。例えば、高次集約レベルで制御チャネルが占有する第2の物理リソース要素が、4個の周波数領域における4つのチャネル独立なPRBペアに配分される。したがって、一定の周波数ダイバーシティ利得が各集約レベルで得られる場合には、一部の第1の物理リソース要素が局所E−PDCCHに対して予約される。
当該実施形態では、1つの第2の物理リソース要素グループに含まれる全ての第2の物理リソース要素は1つのPRBペアの中に配置されるか、または、全ての第2の物理リソース要素グループに含まれる全ての第2の物理リソース要素はm個の物理リソース・ブロック・ペアにおける第1の物理リソース要素の一部の物理リソースに配置されるか、または、1つのPRBペアにおいて、1つの第2の物理リソース要素グループに含まれる全ての第2の物理リソース要素は当該1つのPRBペアの中の第1の物理リソース要素の一部の物理リソースに配置されるか、または、1つのPRBペアにおいて、全ての第2の物理リソース要素グループに含まれる全ての第2の物理リソース要素は当該1つのPRBペアの中の第1の物理リソース要素の一部の物理リソースに配置される。したがって、幾つかの第1の物理リソース要素を局所E−PDCCH送信に対して使用することができる。
当該実施形態では、1つのPRBペアにおいて、全ての第2の物理リソース要素グループは当該1つのPRBペアの中のアンテナポートの一部に対応する物理リソースにより形成されるか、または、1つのPRBペアにおいて、全ての第2の物理リソース要素グループに含まれる全ての第2の物理リソース要素は当該1つのPRBペアの中のアンテナポートの一部に対応する第1の物理リソース要素の中に配置される。
当該実施形態では、集約レベルLに従って、集約レベルLでの第1の制御チャネル候補を決定するように構成されたプロセッサ1301が、集約レベルLに従って、集約レベルLの制御チャネル候補の数Mを決定し、当該M個の制御チャネル候補をm個のPRBペアの中の物理リソーースにマップし、当該M個の制御チャネル候補から1つの第1の制御チャネル候補を選択するように構成されたプロセッサ1301であってもよい。Mは整数であり、M≧1である。
当該実施形態では、当該M個の制御チャネル候補をm個のPRBペアの中の物理リソースにマップするように構成されたプロセッサ1301が、当該M個の制御チャネル候補を
個の第2の物理リソース要素の中のM×HL個の第2の物理リソース要素にマップするように構成されたプロセッサ1301であってもよい。HLは、集約レベルLの制御チャネル候補の各々をマップする必要がある第2の物理リソース要素の数を示し、NL×GL=HL、HL≧1、NLは整数である。
特に、M個の制御チャネル候補を
個の第2の物理リソース要素の中のM×HL個の第2の物理リソース要素にマップするように構成されたプロセッサ1301が、仮想リソース要素を設定し、M個の制御チャネル候補を仮想リソース要素集合の中のM×HL個の仮想リソース要素にマップし、当該M×HL個の仮想リソース要素を
個の第2の物理リソース要素の中のM×HL個の第2の物理リソース要素にマップするように構成されたプロセッサ1301であってもよい。当該仮想リソース要素の各々は物理リソース上の1つの第2の物理リソース要素に対応し、仮想リソース要素集合は
個の仮想リソース要素を含み、M個の制御チャネル候補はM×HL個の仮想リソース要素に対応する。
M個の制御チャネル候補を仮想リソース要素集合の中のM×HL個の仮想リソース要素にマップするように構成されたプロセッサ1301が、予め取得された開始位置に従って、当該M個の制御チャネル候補をM×HL個の連続する仮想リソース要素に連続的にマップするように構成されたプロセッサ1301であってもよい。
特に、当該M×HL個の仮想リソース要素を
個の第2の物理リソース要素の中のM×HL個の第2の物理リソース要素にマップするように構成されたプロセッサ1301が、仮想リソース要素集合に含まれる
個の仮想リソース要素を、インタリーバを介してインタリーブし、インタリーブされた仮想リソース要素集合をm個のPRBペアに含まれる
個の第2の物理リソース要素にマップし、当該仮想リソース要素集合の中のM×HL個の仮想リソース要素のマップ位置に従って、インタリーブされた仮想リソース要素集合の中のM×HL個の仮想リソース要素のマップ位置を取得し、当該
個の第2の物理リソース要素の中のインタリーブされた仮想リソース要素集合のマップ位置に従って、当該M×HL個の仮想リソース要素を当該
個の第2の物理リソース要素の中のM×HL個の第2の物理リソース要素にマップするように構成されたプロセッサ1301であってもよい。インタリーバのインタリーブ行列の要素数はQである。
特に、仮想リソース要素集合に含まれる
個の仮想リソース要素を、インタリーバを介してインタリーブするように構成されたプロセッサ1301が、当該仮想リソース要素集合をRL個の仮想リソース要素グループに分割し、当該RL個の仮想リソース要素グループを行に従ってインタリーブ行列に逐次的に書き込み、当該RL個の仮想リソース要素グループを列に従ってインタリーブ行列から逐次的に読み取るか、または、当該RL個の仮想リソース要素グループを列に従ってインタリーブ行列に逐次的に書き込み、当該RL個の仮想リソース要素グループを行に従ってインタリーブ行列から逐次的に読み取るように構成されたプロセッサ1301であってもよい。各仮想リソース要素グループに含まれる仮想リソース要素の数はGLであり、
であり、Q≦RLであり、各仮想リソース要素グループはインタリーブ行列の1つの要素に対応し、逐次的に読み出されたRL個の仮想リソース要素グループが、インタリーブされた仮想リソース要素集合を形成する。
当該実施形態の1実装方式では、インタリーブ行列の列数はmであり、かつ/または
インタリーブ行列の行数は
であり、
は
の切上げを示し、m個のPRBペアの中の各PRBペアに含まれる第2の物理リソース要素の数が等しくpであるとき、インタリーブ行列の行数は
である。
当該実施形態の別の実装方式では、インタリーブ行列の行数はmであり、かつ/または、インタリーブ行列の列数は
であり、
は
の切上げを示し、m個のPRBペアの中の各PRBペアに含まれる第2の物理リソース要素の数が等しくpであるとき、インタリーブ行列の列数は
である。
当該実施形態では、インタリーブされた仮想リソース要素集合をm個のPRBペアに含まれる
個の第2の物理リソース要素にマップするように構成されたプロセッサ1301が、RBペアのシーケンス番号に従って、インタリーブされた仮想リソース要素集合をm個のPRBペアに逐次的にマップし、1つのPRBペアに含まれる第2の物理リソース要素にマップする際に、インタリーブされた仮想リソース要素集合の中の仮想リソース要素グループを所定のシーケンスに従って第2の物理リソース要素グループにマップするように構成されたプロセッサ1301であってもよい。インタリーブされた仮想リソース要素集合の各仮想リソース要素グループは1つの第2の物理リソース要素グループにマップされる。RBペアのシーケンス番号はPRBペアのシーケンス番号または仮想リソース・ブロック・ペアのシーケンス番号であり、RBペアのシーケンス番号が仮想リソース・ブロック・ペアのシーケンス番号であるとき、マッピング関係が仮想リソース・ブロック・ペアのシーケンス番号とPRBペアのシーケンス番号の間に存在する。
上述の実施形態では、集約レベルLで、送信すべき分散制御チャネルの任意の制御チャネル候補が物理リソースにマップされ、当該制御チャネル候補の一部のeREGがPRBペアにマップされるとき、これらのeREGが当該PRBペアにおける最少の局所eCCEに対応する物理リソースに好適にマップされ、それにより、様々なモードの制御チャネルの多重化効率が高まる。
図14は本発明に従うユーザ機器の1実施形態の略構造図である。当該実施形態のユーザ機器14が本発明の図12に示す実施形態の手続きを実装してもよい。図14に示すように、ユーザ機器14がプロセッサ1401および受信器1402を備えてもよい。
プロセッサ1401は、制御チャネルを送信するのに使用されるm個のPRBペアを決定し、制御チャネルの集約レベルLに従って、第2の物理リソース要素グループの各々に含まれる第2の物理リソース要素の数GLを決定し、集約レベルLに従って、集約レベルLのM個の制御チャネル候補を決定するように構成される。i番目のPRBペアはni個の第1の物理リソース要素を含み、i番目のPRBペアはki個の第2の物理リソース要素を含み、m個のPRBペアに含まれる第2の物理リソース要素は複数の第2の物理リソース要素グループを形成し、第1の物理リソース要素は、局所送信モードを用いて、送信すべき制御チャネルを送信するために使用され、第2の物理リソース要素は、分散送信モードを用いて、送信すべき制御チャネルを送信するために使用され、第1の物理リソース要素のうち1つは少なくとも2つの第2の物理リソース要素を含み、m≧1、ni≧1、ki≧1、0≦i≦m−1であり、m、i、ni、およびkiは全て整数であり、第2の物理リソース要素グループの各々に含まれるGL個の第2の物理リソース要素はm個のPRBペアの中の
個の第1の物理リソース要素の中に配置され、qは1つの第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素の数を示し、
はGL/qの切上げを示し、GL≧1、L≧1であり、GLとLは両方とも整数であり、当該制御チャネル候補の各々はNL個の第2の物理リソース要素グループに対応し、M≧1、NL≧1であり、MとNLは両方とも整数である。
受信器1402は、M個の制御チャネル候補を検出するように構成される。制御チャネルがE−PDCCHまたはPDCCHであってもよく、当該実施形態によっては限定されない。
当該実施形態では、GLが1つの第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素の数以下であるとき、GL個の第2の物理リソース要素はm個のPRBペアの中の1つの第1の物理リソース要素の中に配置される。
特に、制御チャネルの集約レベルLに従って、第2の物理リソース要素グループの各々に含まれる第2の物理リソース要素の数GLを決定するように構成されたプロセッサ1401が、第2の物理リソース要素グループの各々に含まれる第2の物理リソース要素の上位層シグナリングにより構成され集約レベルLに対応する数GLを取得するか、または、集約レベルLと第2の物理リソース要素グループの各々に含まれる第2の物理リソース要素の数GLの間で予め設定されたマッピング関係に従ってGLを決定するように構成されたプロセッサ1401であってもよい。
当該実施形態では、異なる集約レベルに対して、少なくとも1つの集約レベルに対応する第2の物理リソース要素グループに含まれる第2の物理リソース要素の数GLは2以上であり、この場合、少なくとも1つの集約レベルに対応する第2の物理リソース要素グループに含まれる第2の物理リソース要素の数GLは2以上であり、第2の物理リソース要素グループの各々に含まれるGL個の第2の物理リソース要素はm個のPRBペアの中の
個の第1の物理リソース要素の中に配置され、したがって、この集約レベルで、第2の物理リソース要素グループの各々は少数の第1の物理リソース要素を占有し、それにより第2の物理リソース要素グループの各第2の物理リソース要素が1つの第1の物理リソース要素を占有するケースが回避され、その結果、多くの第1の物理リソース要素を局所送信モードで使用することができる。または、複数の異なる集約レベルにおける少なくとも2つの集約レベルに対して、当該少なくとも2つの集約レベルの高次集約レベルに対応する第2の物理リソース要素グループがより多くの第2の物理リソース要素を含む。この場合、高次集約レベルの制御チャネルがより多くの第2の物理リソース要素を占有する。ダイバーシティ利得に関して、当該ダイバーシティ利得が4より大きいとき、例えば、ダイバーシティ利得が4から8に変化するとき、性能利得は大きくない。さらに、相関関係も周波数領域に存在し、当該周波数領域においては限られたダイバーシティ利得しか得ることができない。したがって、一定のダイバーシティ利得が得られる限り、高次集約レベルで制御チャネルが占有する第2の物理リソース要素を多くのPRBペアに配分する必要はない。例えば、高次集約レベルで制御チャネルが占有する第2の物理リソース要素が、4個の周波数領域における4つのチャネル独立なPRBペアに配分される。したがって、一定の周波数ダイバーシティ利得が各集約レベルで得られる場合には、一部の第1の物理リソース要素が局所E−PDCCHに対して予約される。
当該実施形態では、1つの第2の物理リソース要素グループに含まれる全ての第2の物理リソース要素は1つのPRBペアの中に配置されるか、または、全ての第2の物理リソース要素グループに含まれる全ての第2の物理リソース要素はm個のPRBペアの中の第1の物理リソース要素の一部の物理リソースに配置されるか、または、1つのPRBペアにおいて、1つの第2の物理リソース要素グループに含まれる全ての第2の物理リソース要素は当該1つのPRBペアの中の第1の物理リソース要素の一部の物理リソースに配置されるか、または、1つのPRBペアにおいて、全ての第2の物理リソース要素グループに含まれる全ての第2の物理リソース要素は当該1つのPRBペアの中の第1の物理リソース要素の一部の物理リソースに配置される。したがって、幾つかの第1の物理リソース要素を局所E−PDCCH送信に対して使用することができる。
当該実施形態では、1つのPRBペアにおいて、全ての第2の物理リソース要素グループは当該1つのPRBペアの中のアンテナポートの一部に対応する物理リソースにより形成されるか、または、1つのPRBペアにおいて、全ての第2の物理リソース要素グループに含まれる全ての第2の物理リソース要素は当該1つのPRBペアの中のアンテナポートの一部に対応する第1の物理リソース要素の中に配置される。
特に、M個の制御チャネル候補を検出するように構成された受信器1402が、当該M個の制御チャネル候補がマップされる物理リソースを検出し、正しい制御チャネルが検出されたとき、当該正しい制御チャネルを解析して当該正しい制御チャネルで運搬される制御情報を取得するか、または、正しい制御チャネルが検出されなかったとき、正しい制御チャネルが検出されるかまたは全ての集約レベルに対応する全ての制御チャネル候補が訪問されるまで、制御チャネル候補の数Mを集約レベルLとは異なる集約レベルで決定するステップと後続のステップを実施し続けるように構成された受信器1402であってもよい。
特に、集約レベルLに従って、集約レベルLのM個の制御チャネル候補を決定するように構成されたプロセッサ1401が、集約レベルLに従って、集約レベルLの制御チャネル候補の数Mを決定し、当該M個の制御チャネル候補からm個のPRBペアの中の物理リソースへのマッピングを決定するように構成されたプロセッサ1401であってもよい。Mは整数であり、M≧1である。
特に、M個の制御チャネル候補からm個のPRBペアの中の物理リソースへのマッピングを決定するように構成されたプロセッサ1401が、当該M個の制御チャネル候補が
個の第2の物理リソース要素の中のM×HL個の第2の物理リソース要素にマップされると判定するように構成されたプロセッサ1401であってもよい。HLは、集約レベルLの制御チャネル候補の各々をマップする必要がある第2の物理リソース要素の数を示し、NL×GL=HL、HL≧1、NLは整数である。
特に、M個の制御チャネル候補は
個の第2の物理リソース要素の中のM×HL個の第2の物理リソース要素にマップされると判定するように構成されたプロセッサ1401が、当該M個の制御チャネル候補が仮想リソース要素集合内のM×HL個の仮想リソース要素にマップされると判定し、当該M×HL個の仮想リソース要素は当該
個の第2の物理リソース要素の中のM×HL個の第2の物理リソース要素にマップされると判定するように構成されたプロセッサ1401であってもよい。各仮想リソース要素は物理リソース上の1つの第2の物理リソース要素に対応し、仮想リソース要素集合は
個の仮想リソース要素を含む。
特に、M個の制御チャネル候補が仮想リソース要素集合内のM×HL個の仮想リソース要素にマップされると判定するように構成されたプロセッサ1401が、当該M個の制御チャネル候補が、予め取得された開始位置から開始してM×HL個の連続する仮想リソース要素にマップされると判定するように構成されたプロセッサ1401であってもよい。
M×HL個の仮想リソース要素が
個の第2の物理リソース要素の中のM×HL個の第2の物理リソース要素にマップされると判定するように構成されたプロセッサ1401が、仮想リソース要素集合に含まれる
個の仮想リソース要素を、インタリーバを介してインタリーブし、インタリーブされた仮想リソース要素集合はm個の物理リソース・ブロック・ペアに含まれる
個の第2の物理リソース要素にマップされると判定し、次に、仮想リソース要素集合の中のM×HL個の仮想リソース要素のマップ位置に従って、インタリーブされた仮想リソース要素集合の中のM×HL個の仮想リソース要素のマップ位置を取得し、最後に、インタリーブされた仮想リソース要素集合の中のM×HL個の仮想リソース要素のマップ位置と
個の第2の物理リソース要素の中のインタリーブされた仮想リソース要素集合のマップ位置とに従って、当該M×HL個の仮想リソース要素は当該
個の第2の物理リソース要素の中のM×HL個の第2の物理リソース要素にマップされると判定するように構成されたプロセッサ1401であってもよい。インタリーバのインタリーブ行列の要素数はQである。
特に、仮想リソース要素集合に含まれる
個の仮想リソース要素を、インタリーバを介してインタリーブするように構成されたプロセッサ1401が、当該仮想リソース要素集合をRL個の仮想リソース要素グループに分割し、当該RL個の仮想リソース要素グループを行に従ってインタリーブ行列に逐次的に書き込み、当該RL個の仮想リソース要素グループを列に従ってインタリーブ行列から逐次的に読み取るか、または、当該RL個の仮想リソース要素グループを列に従ってインタリーブ行列に逐次的に書き込み、当該RL個の仮想リソース要素グループを行に従ってインタリーブ行列から逐次的に読み取るように構成されたプロセッサ1401であってもよい。各仮想リソース要素グループに含まれる仮想リソース要素の数はGLであり、
であり、Q≦RLであり、各仮想リソース要素グループはインタリーブ行列の1つの要素に対応し、逐次的に読み出されたRL個の仮想リソース要素グループが、インタリーブされた仮想リソース要素集合を形成する。
当該実施形態の1実装方式では、インタリーブ行列の列数はmであり、かつ/または
インタリーブ行列の行数は
であり、
は
の切上げを示し、m個のPRBペアの中の各PRBペアに含まれる第2の物理リソース要素の数が等しくpであるとき、インタリーブ行列の行数は
である。
当該実施形態の別の実装方式では、インタリーブ行列の行数はmであり、かつ/または、インタリーブ行列の列数は
であり、
は
の切上げを示し、m個のPRBペアの中の各PRBペアに含まれる第2の物理リソース要素の数が等しくpであるとき、インタリーブ行列の列数は
である。
当該実施形態では、特に、インタリーブされた仮想リソース要素集合がm個のPRBペアに含まれる
個の第2の物理リソース要素にマップされると判定するように構成されたプロセッサ1401が、RBペアのシーケンス番号に従って、インタリーブされた仮想リソース要素集合がm個のPRBペアに逐次的にマップされると判定し、1つのPRBペアに含まれる第2の物理リソース要素にマップする際に、インタリーブされた仮想リソース要素集合の中の仮想リソース要素グループは所定のシーケンスに従って第2の物理リソース要素グループにマップされると判定するように構成されたプロセッサ1401であってもよい。インタリーブされた仮想リソース要素集合の各仮想リソース要素グループは1つの第2の物理リソース要素グループにマップされる。
RBペアのシーケンス番号はPRBペアのシーケンス番号またはVRBペアのシーケンス番号であり、RBペアのシーケンス番号がVRBペアのシーケンス番号であるとき、マッピング関係がVRBペアのシーケンス番号とPRBペアのシーケンス番号の間に存在する。
上述の実施形態では、集約レベルLで、送信すべき分散制御チャネルの任意の制御チャネル候補が物理リソースにマップされ、当該制御チャネル候補の一部のeREGがPRBペアにマップされるとき、これらのeREGが当該PRBペアにおける最少の局所eCCEに対応する物理リソースに好適にマップされ、それにより、様々なモードの制御チャネルの多重化効率が高まる。
図15は本発明の別の実施形態に従う基地局の略構造図である。当該実施形態の基地局15が、本発明の図1に示す実施形態の手続きを実装してもよい。図15に示すように、基地局15が第1の決定モジュール1501と送信モジュール1502を備えてもよい。
第1の決定モジュール1501は、送信すべき制御チャネルを送信するために使用されるm個のPRBペアを決定し、送信すべき制御チャネルが分散送信モードを用いて送信されるとき、送信すべき制御チャネルの集約レベルLを決定し、集約レベルLに従って、第2の物理リソース要素グループの各々に含まれる第2の物理リソース要素の数GLを決定し、集約レベルLに従って、集約レベルLでの第1の制御チャネル候補を決定し、送信モジュール1502に、当該第1の制御チャネル候補がマップされる物理リソースを転送するように構成される。i番目のPRBペアはni個の第1の物理リソース要素を含み、i番目のPRBペアはki個の第2の物理リソース要素を含み、m個のPRBペアに含まれる第2の物理リソース要素は複数の第2の物理リソース要素グループを形成し、第1の物理リソース要素は、局所送信モードを用いて、送信すべき制御チャネルを送信するために使用され、第2の物理リソース要素は、分散送信モードを用いて、送信すべき制御チャネルを送信するために使用され、第1の物理リソース要素のうち1つは少なくとも2つの第2の物理リソース要素を含み、m≧1、ni≧1、ki≧1、0≦i≦m−1であり、m、i、ni、およびkiは全て整数であり、L≧1、Lは整数であり、第2の物理リソース要素グループの各々に含まれるGL個の第2の物理リソース要素はm個のPRBペアの中の
個の第1の物理リソース要素の中に配置され、qは1つの第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素の数を示し、
はGL/qの切上げを示し、GL≧1、GLは整数であり、当該第1の制御チャネル候補はNL個の第2の物理リソース要素グループに対応し、NL≧1、NLは整数である。
送信モジュール1502は、第1の決定モジュール1501から、第1の制御チャネル候補がマップされる物理リソースを受信し、当該第1の制御チャネル候補がマップされる物理リソースに、送信すべき制御チャネルの制御情報を配置し、当該制御情報を送信するように構成される。制御チャネルがE−PDCCHまたはPDCCHであってもよく、当該実施形態によっては限定されない。
当該実施形態では、GLが1つの第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素の数以下であるとき、GL個の第2の物理リソース要素はm個のPRBペアの中の1つの第1の物理リソース要素の中に配置される。
当該実施形態では、集約レベルLに従って、第2の物理リソース要素グループの各々に含まれる第2の物理リソース要素の数GLを決定するように構成された第1の決定モジュール1501が、集約レベルLと第2の物理リソース要素グループの各々に含まれる第2の物理リソース要素の数GLの間で予め設定されたマッピング関係に従ってGLを決定するように構成された第1の決定モジュール1501であってもよい。
さらに、当該実施形態では、送信モジュール1502はさらに上位層シグナリングを受信装置に送信するように構成される。当該上位層シグナリングは、第2の物理リソース要素グループの各々に含まれる第2の物理リソース要素の集約レベルLに対応する数GLを構成するために使用される。
当該実施形態では、異なる集約レベルに対して、少なくとも1つの集約レベルに対応する第2の物理リソース要素グループに含まれる第2の物理リソース要素の数GLは2以上であり、この場合、少なくとも1つの集約レベルに対応する第2の物理リソース要素グループに含まれる第2の物理リソース要素の数GLは2以上であり、第2の物理リソース要素グループの各々に含まれるGL個の第2の物理リソース要素はm個のPRBペアの中の
個の第1の物理リソース要素の中に配置され、したがって、この集約レベルで、第2の物理リソース要素グループの各々は少数の第1の物理リソース要素を占有し、それにより第2の物理リソース要素グループの各第2の物理リソース要素が1つの第1の物理リソース要素を占有するケースが回避され、その結果、多くの第1の物理リソース要素を局所送信モードで使用することができる。または、複数の異なる集約レベルにおける少なくとも2つの集約レベルに対して、当該少なくとも2つの集約レベルの高次集約レベルに対応する第2の物理リソース要素グループがより多くの第2の物理リソース要素を含む。この場合、高次集約レベルの制御チャネルがより多くの第2の物理リソース要素を占有する。ダイバーシティ利得に関して、当該ダイバーシティ利得が4より大きいとき、例えば、ダイバーシティ利得が4から8に変化するとき、性能利得は大きくない。さらに、相関関係も周波数領域に存在し、当該周波数領域においては限られたダイバーシティ利得しか得ることができない。したがって、一定のダイバーシティ利得が得られる限り、高次集約レベルで制御チャネルが占有する第2の物理リソース要素を多くのPRBペアに配分する必要はない。例えば、高次集約レベルで制御チャネルが占有する第2の物理リソース要素が、4個の周波数領域における4つのチャネル独立なPRBペアに配分される。したがって、一定の周波数ダイバーシティ利得が各集約レベルで得られる場合には、一部の第1の物理リソース要素が局所E−PDCCHに対して予約される。
当該実施形態では、1つの第2の物理リソース要素グループに含まれる全ての第2の物理リソース要素は1つのPRBペアの中に配置されるか、または、全ての第2の物理リソース要素グループに含まれる全ての第2の物理リソース要素はm個のPRBペアの中の第1の物理リソース要素の一部の物理リソースに配置されるか、または、1つのPRBペアにおいて、1つの第2の物理リソース要素グループに含まれる全ての第2の物理リソース要素は当該1つのPRBペアの中の第1の物理リソース要素の一部の物理リソースに配置されるか、または、1つのPRBペアにおいて、全ての第2の物理リソース要素グループに含まれる全ての第2の物理リソース要素は当該1つのPRBペアの中の第1の物理リソース要素の一部の物理リソースに配置される。したがって、幾つかの第1の物理リソース要素を局所E−PDCCH送信に対して使用することができる。
当該実施形態では、1つのPRBペアにおいて、全ての第2の物理リソース要素グループは当該1つのPRBペアの中のアンテナポートの一部に対応する物理リソースにより形成されるか、または、1つのPRBペアにおいて、全ての第2の物理リソース要素グループに含まれる全ての第2の物理リソース要素は当該1つのPRBペアの中のアンテナポートの一部に対応する第1の物理リソース要素の中に配置される。
当該実施形態では、集約レベルLに従って、集約レベルLでの第1の制御チャネル候補を決定するように構成された第1の決定モジュール1501が、集約レベルLに従って、集約レベルLの制御チャネル候補の数Mを決定し当該M個の制御チャネル候補をm個のPRBペアの中の物理リソースにマップし、当該M個の制御チャネル候補から1つの第1の制御チャネル候補を選択するように構成された第1の決定モジュール1501であってもよい。Mは整数であり、M≧1である。
当該実施形態では、M個の制御チャネル候補をm個のPRBペアの中の物理リソースにマップするように構成された第1の決定モジュール1501が、当該M個の制御チャネル候補を
個の第2の物理リソース要素の中のM×HL個の第2の物理リソース要素にマップするように構成された第1の決定モジュール1501であってもよい。HLは、集約レベルLの制御チャネル候補の各々をマップする必要がある第2の物理リソース要素の数を示し、NL×GL=HL、HL≧1、NLは整数である。
特に、M個の制御チャネル候補を
個の第2の物理リソース要素の中のM×HL個の第2の物理リソース要素にマップするように構成された第1の決定モジュール1501が、仮想リソース要素を設定し、当該M個の制御チャネル候補を仮想リソース要素集合の中のM×HL個の仮想リソース要素にマップし、当該M×HL個の仮想リソース要素を当該
個の第2の物理リソース要素の中のM×HL個の第2の物理リソース要素にマップするように構成された第1の決定モジュール1501であってもよい。当該仮想リソース要素の各々は物理リソース上の1つの第2の物理リソース要素に対応し、仮想リソース要素集合は
個の仮想リソース要素を含み、M個の制御チャネル候補はM×HL個の仮想リソース要素に対応する。
M個の制御チャネル候補を仮想リソース要素集合の中のM×HL個の仮想リソース要素にマップするように構成された第1の決定モジュール1501が、予め取得された開始位置に従って、当該M個の制御チャネル候補をM×HL個の連続する仮想リソース要素に連続的にマップするように構成された第1の決定モジュール1501であってもよい。
特に、M×HL個の仮想リソース要素を
個の第2の物理リソース要素の中のM×HL個の第2の物理リソース要素にマップするように構成された第1の決定モジュール1501が、仮想リソース要素集合に含まれる
個の仮想リソース要素を、インタリーバを介してインタリーブし、インタリーブされた仮想リソース要素集合をm個のPRBペアに含まれる
個の第2の物理リソース要素にマップし、当該仮想リソース要素集合の中のM×HL個の仮想リソース要素のマップ位置に従って、インタリーブされた仮想リソース要素集合の中のM×HL個の仮想リソース要素のマップ位置を取得し、当該
個の第2の物理リソース要素の中のインタリーブされた仮想リソース要素集合のマップ位置に従って、当該M×HL個の仮想リソース要素を当該
個の第2の物理リソース要素の中のM×HL個の第2の物理リソース要素にマップするように構成された第1の決定モジュール1501であってもよい。インタリーバのインタリーブ行列の要素数はQである。
特に、仮想リソース要素集合に含まれる
個の仮想リソース要素を、インタリーバを介してインタリーブするように構成された第1の決定モジュール1501が、当該仮想リソース要素集合をRL個の仮想リソース要素グループに分割し、当該RL個の仮想リソース要素グループを行に従ってインタリーブ行列に逐次的に書き込み、当該RL個の仮想リソース要素グループを列に従ってインタリーブ行列から逐次的に読み取るか、または、当該RL個の仮想リソース要素グループを列に従ってインタリーブ行列に逐次的に書き込み、当該RL個の仮想リソース要素グループを行に従ってインタリーブ行列から逐次的に読み取るように構成された第1の決定モジュール1501であってもよい。各仮想リソース要素グループに含まれる仮想リソース要素の数はGLであり、
であり、Q≦RLであり、各仮想リソース要素グループはインタリーブ行列の1つの要素に対応し、逐次的に読み出されたRL個の仮想リソース要素グループが、インタリーブされた仮想リソース要素集合を形成する。
当該実施形態の1実装方式では、インタリーブ行列の列数はmであり、かつ/または
インタリーブ行列の行数は
であり、
は
の切上げを示し、m個のPRBペアの中の各PRBペアに含まれる第2の物理リソース要素の数が等しくpであるとき、インタリーブ行列の行数は
である。
当該実施形態の別の実装方式では、インタリーブ行列の行数はmであり、かつ/または、インタリーブ行列の列数は
であり、
は
の切上げを示し、m個のPRBペアの中の各PRBペアに含まれる第2の物理リソース要素の数が等しくpであるとき、インタリーブ行列の列数は
である。
当該実施形態では、インタリーブされた仮想リソース要素集合をm個のPRBペアに含まれる
個の第2の物理リソース要素にマップするように構成された第1の決定モジュール1501が、RBペアのシーケンス番号に従って、インタリーブされた仮想リソース要素集合をm個のPRBペアに逐次的にマップし、1つのPRBペアに含まれる第2の物理リソース要素にマップする際に、インタリーブされた仮想リソース要素集合の中の仮想リソース要素グループを所定のシーケンスに従って第2の物理リソース要素グループにマップするように構成された第1の決定モジュール1501であってもよい。インタリーブされた仮想リソース要素集合の各仮想リソース要素グループは1つの第2の物理リソース要素グループにマップされる。RBペアのシーケンス番号はPRBペアのシーケンス番号または仮想リソース・ブロック・ペアのシーケンス番号であり、RBペアのシーケンス番号が仮想リソース・ブロック・ペアのシーケンス番号であるとき、マッピング関係が仮想リソース・ブロック・ペアのシーケンス番号とPRBペアのシーケンス番号の間に存在する。
上の実施形態では、集約レベルLで、送信すべき分散制御チャネルの任意の制御チャネル候補が物理リソースにマップされ、当該制御チャネル候補の一部のeREGがPRBペアにマップされるとき、これらのeREGが当該PRBペアにおける最少の局所eCCEに対応する物理リソースに好適にマップされ、それにより、様々なモードの制御チャネルの多重化効率が高まる。
図16は本発明に従うユーザ機器の別の実施形態の略構造図である。当該実施形態のユーザ機器16が、本発明の図12に示す実施形態の手続きを実装してもよい。図16に示すように、ユーザ機器16が第2の決定モジュール1601と受信モジュール1602を備えてもよい。
第2の決定モジュール1601は、制御チャネルを送信するのに使用されるm個のPRBペアを決定し、制御チャネルの集約レベルLに従って、第2の物理リソース要素グループの各々に含まれる第2の物理リソース要素の数GLを決定し、集約レベルLに従って、集約レベルLのM個の制御チャネル候補を決定するように構成される。i番目のPRBペアはni個の第1の物理リソース要素を含み、i番目のPRBペアはki個の第2の物理リソース要素を含み、m個のPRBペアに含まれる第2の物理リソース要素は複数の第2の物理リソース要素グループを形成し、第1の物理リソース要素は、局所送信モードを用いて、送信すべき制御チャネルを送信するために使用され、第2の物理リソース要素は、分散送信モードを用いて、送信すべき制御チャネルを送信するために使用され、第1の物理リソース要素のうち1つは少なくとも2つの第2の物理リソース要素を含み、m≧1、ni≧1、ki≧1、0≦i≦m−1であり、m、i、ni、およびkiは全て整数であり、第2の物理リソース要素グループの各々に含まれるGL個の第2の物理リソース要素はm個のPRBペアの中の
個の第1の物理リソース要素の中に配置され、qは1つの第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素の数を示し、
はGL/qの切上げを示し、GL≧1、L≧1であり、GLとLは両方とも整数であり、当該制御チャネル候補の各々はNL個の第2の物理リソース要素グループに対応し、M≧1、NL≧1であり、MとNLは両方とも整数である。
受信モジュール1602は、決定モジュール1601により決定されたM個の制御チャネル候補を検出するように構成される。制御チャネルがE−PDCCHまたはPDCCHであってもよく、当該実施形態によっては限定されない。
当該実施形態では、GLが1つの第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素の数以下であるとき、GL個の第2の物理リソース要素はm個のPRBペアの中の1つの第1の物理リソース要素の中に配置される。
特に、制御チャネルの集約レベルLに従って、第2の物理リソース要素グループの各々に含まれる第2の物理リソース要素の数GLを決定するように構成された第2の決定モジュール1601が、第2の物理リソース要素グループの各々に含まれる第2の物理リソース要素の上位層シグナリングにより構成され集約レベルLに対応する数GLを取得するか、または、集約レベルLと第2の物理リソース要素グループの各々に含まれる第2の物理リソース要素の数GLの間で予め設定されたマッピング関係に従ってGLを決定するように構成された第2の決定モジュール1601であってもよい。
当該実施形態では、異なる集約レベルに対して、少なくとも1つの集約レベルに対応する第2の物理リソース要素グループに含まれる第2の物理リソース要素の数GLは2以上であり、この場合、少なくとも1つの集約レベルに対応する第2の物理リソース要素グループに含まれる第2の物理リソース要素の数GLは2以上であり、第2の物理リソース要素グループの各々に含まれるGL個の第2の物理リソース要素はm個のPRBペアの中の
個の第1の物理リソース要素の中に配置され、したがって、この集約レベルで、第2の物理リソース要素グループの各々は少数の第1の物理リソース要素を占有し、それにより第2の物理リソース要素グループの各第2の物理リソース要素が1つの第1の物理リソース要素を占有するケースが回避され、その結果、多くの第1の物理リソース要素を局所送信モードで使用することができる。または、複数の異なる集約レベルにおける少なくとも2つの集約レベルに対して、当該少なくとも2つの集約レベルの高次集約レベルに対応する第2の物理リソース要素グループがより多くの第2の物理リソース要素を含む。この場合、高次集約レベルの制御チャネルがより多くの第2の物理リソース要素を占有する。ダイバーシティ利得に関して、当該ダイバーシティ利得が4より大きいとき、例えば、ダイバーシティ利得が4から8に変化するとき、性能利得は大きくない。さらに、相関関係も周波数領域に存在し、当該周波数領域においては限られたダイバーシティ利得しか得ることができない。したがって、一定のダイバーシティ利得が得られる限り、高次集約レベルで制御チャネルが占有する第2の物理リソース要素を多くのPRBペアに配分する必要はない。例えば、高次集約レベルで制御チャネルが占有する第2の物理リソース要素が、4個の周波数領域における4つのチャネル独立なPRBペアに配分される。したがって、一定の周波数ダイバーシティ利得が各集約レベルで得られる場合には、一部の第1の物理リソース要素が局所E−PDCCHに対して予約される。
当該実施形態では、1つの第2の物理リソース要素グループに含まれる全ての第2の物理リソース要素は1つのPRBペアの中に配置されるか、または、全ての第2の物理リソース要素グループに含まれる全ての第2の物理リソース要素はm個の物理リソース・ブロック・ペアにおける第1の物理リソース要素の一部の物理リソースに配置されるか、または、1つのPRBペアにおいて、1つの第2の物理リソース要素グループに含まれる全ての第2の物理リソース要素は当該1つのPRBペアの中の第1の物理リソース要素の一部の物理リソースに配置されるか、または、1つのPRBペアにおいて、全ての第2の物理リソース要素グループに含まれる全ての第2の物理リソース要素は当該1つのPRBペアの中の第1の物理リソース要素の一部の物理リソースに配置される。したがって、幾つかの第1の物理リソース要素を局所E−PDCCH送信に対して使用することができる。
当該実施形態では、1つのPRBペアにおいて、全ての第2の物理リソース要素グループは当該1つのPRBペアの中のアンテナポートの一部に対応する物理リソースにより形成されるか、または、1つのPRBペアにおいて、全ての第2の物理リソース要素グループに含まれる全ての第2の物理リソース要素は当該1つのPRBペアの中のアンテナポートの一部に対応する第1の物理リソース要素の中に配置される。
特に、第2の決定モジュール1601により決定されたM個の制御チャネル候補を検出するように構成された受信モジュール1602が、当該M個の制御チャネル候補がマップされる物理リソースを検出し、正しい制御チャネルが検出されたとき、当該正しい制御チャネルを解析して当該正しい制御チャネルで運搬される制御情報を取得するか、または、正しい制御チャネルが検出されなかったとき、正しい制御チャネルが検出されるかまたは全ての集約レベルに対応する全ての制御チャネル候補が訪問されるまで、制御チャネル候補の数Mを集約レベルLとは異なる集約レベルで決定するステップと後続のステップを実施し続けるように構成された受信モジュール1602であってもよい。
特に、集約レベルLに従って、集約レベルLのM個の制御チャネル候補を決定するように構成された第2の決定モジュール1601が、集約レベルLに従って、集約レベルLの制御チャネル候補の数Mを決定し、当該M個の制御チャネル候補からm個のPRBペアの中の物理リソースへのマッピングを決定するように構成された第2の決定モジュール1601であってもよい。Mは整数であり、M≧1である。
特に、M個の制御チャネル候補からm個のPRBペアの中の物理リソースへのマッピングを決定するように構成された第2の決定モジュール1601が、当該M個の制御チャネル候補が
個の第2の物理リソース要素の中のM×HL個の第2の物理リソース要素にマップされるであると判定するように構成された第2の決定モジュール1601であってもよい。HLは、集約レベルLの制御チャネル候補の各々をマップする必要がある第2の物理リソース要素の数を示し、NL×GL=HL、HL≧1、NLは整数である。
特に、M個の制御チャネル候補が
個の第2の物理リソース要素の中のM×HL個の第2の物理リソース要素にマップされると判定するように構成された第2の決定モジュール1601が、当該M個の制御チャネル候補が仮想リソース要素集合内のM×HL個の仮想リソース要素にマップされると判定し、当該M×HL個の仮想リソース要素が当該
個の第2の物理リソース要素の中のM×HL個の第2の物理リソース要素にマップされると判定するように構成された第2の決定モジュール1601であってもよい。各仮想リソース要素は物理リソース上の1つの第2の物理リソース要素に対応し、仮想リソース要素集合は
個の仮想リソース要素を含む。
特に、M個の制御チャネル候補が仮想リソース要素集合内のM×HL個の仮想リソース要素にマップされると判定するように構成された第2の決定モジュール1601が、当該M個の制御チャネル候補が、予め取得された開始位置から開始してM×HL個の連続する仮想リソース要素にマップされると判定するように構成された第2の決定モジュール1601であってもよい。
M×HL個の仮想リソース要素が
個の第2の物理リソース要素の中のM×HL個の第2の物理リソース要素にマップされると判定するように構成された第2の決定モジュール1601が、当該仮想リソース要素集合に含まれる
個の仮想リソース要素を、インタリーバを介してインタリーブし、インタリーブされた仮想リソース要素集合がm個の物理リソース・ブロック・ペアに含まれる
個の第2の物理リソース要素にマップされると判定し、次に、当該仮想リソース要素集合の中のM×HL個の仮想リソース要素のマップ位置に従って、インタリーブされた仮想リソース要素集合の中のM×HL個の仮想リソース要素のマップ位置を取得し、最後に、インタリーブされた仮想リソース要素集合の中のM×HL個の仮想リソース要素のマップ位置と
個の第2の物理リソース要素の中のインタリーブされた仮想リソース要素集合のマップ位置に従って、当該M×HL個の仮想リソース要素は当該
個の第2の物理リソース要素の中のM×HL個の第2の物理リソース要素にマップされると判定するように構成された第2の決定モジュール1601であってもよい。インタリーバのインタリーブ行列の要素数はQである。
特に、仮想リソース要素集合に含まれる
個の仮想リソース要素を、インタリーバを介してインタリーブするように構成された第2の決定モジュール1601が、当該仮想リソース要素集合をRL個の仮想リソース要素グループに分割し、当該RL個の仮想リソース要素グループを行に従ってインタリーブ行列に逐次的に書き込み、当該RL個の仮想リソース要素グループを列に従ってインタリーブ行列から逐次的に読み取るか、または、当該RL個の仮想リソース要素グループを列に従ってインタリーブ行列に逐次的に書き込み、当該RL個の仮想リソース要素グループを行に従ってインタリーブ行列から逐次的に読み取るように構成された第2の決定モジュール1601であってもよい。仮想リソース要素グループに含まれる仮想リソース要素の数はGLであり、
であり、Q≦RLであり、各仮想リソース要素グループはインタリーブ行列の1つの要素に対応し、逐次的に読み出されたRL個の仮想リソース要素グループが、インタリーブされた仮想リソース要素集合を形成する。
当該実施形態の1実装方式では、インタリーブ行列の列数はmであり、かつ/または
インタリーブ行列の行数は
であり、
は
の切上げを示し、m個のPRBペアの中の各PRBペアに含まれる第2の物理リソース要素の数が等しくpであるとき、インタリーブ行列の行数は
である。
当該実施形態の別の実装方式では、インタリーブ行列の行数はmであり、かつ/または
インタリーブ行列の列数は
であり、
は
の切上げを示し、m個のPRBペアの中の各PRBペアに含まれる第2の物理リソース要素の数が等しくpであるとき、インタリーブ行列の列数は
である。
当該実施形態では、特に、インタリーブされた仮想リソース要素集合がm個のPRBペアに含まれる
個の第2の物理リソース要素にマップされると判定するように構成された第2の決定モジュール1601が、RBペアのシーケンス番号に従って、インタリーブされた仮想リソース要素集合がm個のPRBペアに逐次的にマップされると判定し、1つのPRBペアに含まれる第2の物理リソース要素にマップする際に、インタリーブされた仮想リソース要素集合の中の仮想リソース要素グループは所定のシーケンスに従って第2の物理リソース要素グループにマップされると判定するように構成された第2の決定モジュール1601であってもよい。インタリーブされた仮想リソース要素集合の各仮想リソース要素グループは1つの第2の物理リソース要素グループにマップされる。
RBペアのシーケンス番号はPRBペアのシーケンス番号またはVRBペアのシーケンス番号であり、RBペアのシーケンス番号がVRBペアのシーケンス番号であるとき、マッピング関係がVRBペアのシーケンス番号とPRBペアのシーケンス番号の間に存在する。
上述の実施形態では、集約レベルLで、送信すべき分散制御チャネルの任意の制御チャネル候補が物理リソースにマップされ、当該制御チャネル候補の一部のeREGがPRBペアにマップされるとき、これらのeREGが当該PRBペアにおける最少の局所eCCEに対応する物理リソースに好適にマップされ、それにより、様々なモードの制御チャネルの多重化効率が高まる。
図17は本発明に従う制御チャネルを送信するための方法の別の実施形態の流れ図である。図17に示すように、制御チャネルを送信するための方法が以下を含んでもよい。
ステップ1701で、送信すべき制御チャネルを送信するために使用されるm個のPRBペアを決定する。当該m個のPRBペアは、m×n個の第1の物理リソース要素を含み、各PRBペアにより占有されるリソース要素の数はn個の第1の物理リソース要素により占有されるリソース要素の数と等しく、第1の物理リソース要素の各々はq個の第2の物理リソース要素を含み、m≧1、n≧1、q≧2であり、m、n、およびqは全て整数である。
ステップ1702で、送信すべき制御チャネルの集約レベルLを決定する。L≧1であり、Lは整数である。
ステップ1703で、集約レベルLに従って、集約レベルLでの第1の制御チャネル候補を決定する。当該第1の制御チャネル候補はL個の第1の物理リソース要素に対応し、L×q個の第2の物理リソース要素に対応する。
ステップ1704で、当該第1の制御チャネル候補がマップされる物理リソースに、送信すべき制御チャネルの制御情報を配置し、当該制御情報を送信する。
当該実施形態では、局所送信モードを用いて、送信すべき制御チャネルを送信するために第1の物理リソース要素が使用されるとき、第1の物理リソース要素は局所化された第1の物理リソース要素であり、分散送信モードを用いて、送信すべき制御チャネルを送信するために第1の物理リソース要素が使用されるとき、第1の物理リソース要素は分散された第1の物理リソース要素であり、1つのPRBペアの中の1つの局所化された第1の物理リソース要素により占有されるリソース要素の相対位置は、1つのPRBペアの中の1つの分散された第1の物理リソース要素により占有されるリソース要素の相対位置に対応し、1つの局所化された第1の物理リソース要素により占有されるリソース要素は1つのPRBペアに局所化され、1つの分散された第1の物理リソース要素により占有されるリソース要素は少なくとも2つのPRBペアに配分される。
当該実施形態では、1つのPRBペアの中の1つの局所化された第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素の数と当該1つのPRBペアの中の1つの分散された第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素の数との間にマッピング関係が存在し、1つの局所化された第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素が1つのPRBペアの中に配置され、1つの分散された第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素が少なくとも2つのPRBペアの中に配置される。
より具体的には、1つのPRBペアの中の1つの局所化された第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素の数および当該1つのPRBペアの中の1つの分散された第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素の数は同じである。
当該実施形態の1実装方式では、m個のPRBペアの中のm×n個の分散された第1の物理リソース要素の数はそれぞれx、x+1、・・・、x+m×n−1であり、当該PRBペアの各々の中のn個の局所化された第1の物理リソース要素の数はそれぞれz、z+1、・・・、z+n−1であり、m個のPRBペアにおいて同じ番号を有する局所化された第1の物理リソース要素により形成されるm個の分散された第1の物理リソース要素の数はy、y+1、・・・、y+m−1であり、yの値はx、x+m、x+2m、・・・、x+(n−1)×mである。
当該実施形態の別の実装方式では、当該PRBペアの各々はn個のサブブロックを含み、各サブブロックはq個の第2の物理リソース要素を含み、m個のPRBペアはn個のサブブロック・グループを含み、各サブブロック・グループはm個のサブブロックを含み、異なるPRBペアの中に配置され、m個のPRBペアに含まれるm×n個の第1の物理リソース要素の数はそれぞれx、x+1、・・・、x+m×n−1であり、各サブブロック・グループはm×q個の第2の物理リソース要素を含み、当該サブブロック・グループの各々におけるm個の第1の物理リソース要素の数はy、y+1、・・・、y+m−1であり、yの値はx、x+m、x+2m、・・・、x+(n−1)×mである。
1つのサブブロックにおいて、各第1の物理リソース要素がマップされるPRBペアの数は一様にAであり、かつ/または、第1の物理リソース要素がA個のPRBペアにマップされるとき、第1の物理リソース要素はA個のPRBペアの中の各PRBペアにおいて同数の第2の物理リソース要素を占有し、かつ/または、m個のPRBペアにおいて、任意のPRBペアの中の任意のサブブロックは1つの局所化された第1の物理リソース要素に対応する。
当該実施形態では、集約レベルLの第1の制御チャネル候補はL個の分散された第1の物理リソース要素を連続的に占有し、当該L個の分散された第1の物理リソース要素の開始番号はzであり(z)mod(L)=0を満たす。modはモジュロ演算を示す。
集約レベルLで、制御チャネル候補の数がMであるとき、任意の制御チャネル候補がL個の分散された第1の物理リソース要素を連続的に占有し、当該M個の制御チャネル候補はM×L個の連続する分散された第1の物理リソース要素を占有する。
1つの分散された第1の物理リソース要素に含まれるq個の第2の物理リソース要素のインデックスが与えられると、当該q個の第2の物理リソース要素は、m個のPRBペアの中の任意のPRBペアから開始してf−1個のPRBペアの間隔で、PRBペアに周期的にマップされる。
であり、
はm/qの切上げを示す。
上述の実施形態では、集約レベルLで、送信すべき分散制御チャネルの任意の制御チャネル候補が物理リソースにマップされ、当該制御チャネル候補の一部のeREGがPRBペアにマップされるとき、これらのeREGが当該PRBペアにおける最少の局所eCCEに対応する物理リソースに好適にマップされ、それにより、様々なモードの制御チャネルの多重化効率が高まる。
図18は本発明に従う制御チャネルを受信するための方法の別の実施形態の流れ図である。図18に示すように、制御チャネルを受信するための方法が以下を含んでもよい。
ステップ1801で、送信すべき制御チャネルを送信するために使用されるm個のPRBペアを決定する。当該m個のPRBペアはm×n個の第1の物理リソース要素を含み、各PRBペアにより占有されるリソース要素の数はn個の第1の物理リソース要素により占有されるリソース要素の数と等しく、第1の物理リソース要素の各々はq個の第2の物理リソース要素を含み、m≧1、n≧1、q≧2であり、m、n、およびqは全て整数である。
ステップ1802で、集約レベルLに従って、集約レベルLのM個の制御チャネル候補を決定する。当該制御チャネル候補の各々はL個の第1の物理リソース要素に対応し、L×q個の第2の物理リソース要素に対応する。ステップ1803で、当該M個の制御チャネル候補を検出する。
当該実施形態では、局所送信モードを用いて、送信すべき制御チャネルを送信するために第1の物理リソース要素が使用されるとき、第1の物理リソース要素は局所化された第1の物理リソース要素であり、分散送信モードを用いて、送信すべき制御チャネルを送信するために第1の物理リソース要素が使用されるとき、第1の物理リソース要素は分散された第1の物理リソース要素であり、1つのPRBペアの中の1つの局所化された第1の物理リソース要素により占有されるリソース要素の相対位置は、1つのPRBペアの中の1つの分散された第1の物理リソース要素により占有されるリソース要素の相対位置に対応し、1つの局所化された第1の物理リソース要素により占有されるリソース要素は1つのPRBペアに局所化され、1つの分散された第1の物理リソース要素により占有されるリソース要素は少なくとも2つのPRBペアに配分される。
当該実施形態では、1つのPRBペアの中の1つの局所化された第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素の数と当該1つのPRBペアの中の1つの分散された第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素の数との間にマッピング関係が存在し、1つの局所化された第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素が1つのPRBペアの中に配置され、1つの分散された第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素が少なくとも2つのPRBペアの中に配置される。
より具体的には、1つのPRBペアの中の1つの局所化された第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素の数および当該1つのPRBペアの中の1つの分散された第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素の数は同じである。
当該実施形態の1実装方式では、m個のPRBペアの中のm×n個の分散された第1の物理リソース要素の数はそれぞれx、x+1、・・・、x+m×n−1であり、当該PRBペアの各々の中のn個の局所化された第1の物理リソース要素の数はそれぞれz、z+1、・・・、z+n−1であり、m個のPRBペアにおいて同じ番号を有する局所化された第1の物理リソース要素により形成されるm個の分散された第1の物理リソース要素の数はy、y+1、・・・、y+m−1であり、yの値はx、x+m、x+2m、・・・、x+(n−1)×mである。
当該実施形態の別の実装方式では、当該PRBペアの各々はn個のサブブロックを含み、各サブブロックはq個の第2の物理リソース要素を含み、m個のPRBペアはn個のサブブロック・グループを含み、各サブブロック・グループはm個のサブブロックを含み、異なるPRBペアの中に配置され、m個のPRBペアに含まれるm×n個の第1の物理リソース要素の数はそれぞれx、x+1、・・・、x+m×n−1であり、各サブブロック・グループはm×q個の第2の物理リソース要素を含み、当該サブブロック・グループの各々におけるm個の第1の物理リソース要素の数はy、y+1、・・・、y+m−1であり、yの値はx、x+m、x+2m、・・・、x+(n−1)×mである。
1つのサブブロックにおいて、各第1の物理リソース要素がマップされるPRBペアの数は一様にAであり、かつ/または、第1の物理リソース要素がA個のPRBペアにマップされるとき、第1の物理リソース要素はA個のPRBペアの中の各PRBペアにおいて同数の第2の物理リソース要素を占有し、かつ/または、m個のPRBペアにおいて、任意のPRBペアの中の任意のサブブロックは1つの局所化された第1の物理リソース要素に対応する。
当該実施形態では、集約レベルLの第1の制御チャネル候補はL個の分散された第1の物理リソース要素を連続的に占有し、当該L個の分散された第1の物理リソース要素の開始番号はzであり(z)mod(L)=0を満たす。modはモジュロ演算を示す。
集約レベルLで、制御チャネル候補の数がMであるとき、任意の制御チャネル候補がL個の分散された第1の物理リソース要素を連続的に占有し、当該M個の制御チャネル候補はM×L個の連続する分散された第1の物理リソース要素を占有する。
1つの分散された第1の物理リソース要素に含まれるq個の第2の物理リソース要素のインデックスが与えられると、当該q個の第2の物理リソース要素は、m個のPRBペアの中の任意のPRBペアから開始してf−1個のPRBペアの間隔で、PRBペアに周期的にマップされる。
であり、
はm/qの切上げを示す。
上述の実施形態では、集約レベルLで、送信すべき分散制御チャネルの任意の制御チャネル候補が物理リソースにマップされ、当該制御チャネル候補の一部のeREGがPRBペアにマップされるとき、これらのeREGが当該PRBペアにおける最少の局所eCCEに対応する物理リソースに好適にマップされ、それにより、様々なモードの制御チャネルの多重化効率が高まる。
上述の実施形態および以下の実施形態では、第1の物理リソース要素がeCCEに対応する物理リソースであってもよい。例えば、第1の物理リソース要素のサイズはeCCEのサイズに対応する。即ち、第1の物理リソース要素の1つに含まれる物理リソース要素が1つのeCCEを含んでもよい。
上述の実施形態および以下の実施形態では、第2の物理リソース要素がeREGに対応する物理リソースであってもよい。例えば、第2の物理リソース要素のサイズがeREGのサイズに対応するか、または、第2の物理リソース要素自体がeREGである。
上述の実施形態および以下の実施形態では、送信すべき制御チャネルがE−PDCCHであってもよい。1つのE−PDCCHが少なくとも1つのeCCEを含んでもよい。
少なくとも1つのE−PDCCH集合を定義してもよく、さらに、E−PDCCH集合において、m個のPRBペアのグループが定義される。mの値の範囲は1、2、4、8、または16である。
さらに、局所E−PDCCHと分散E−PDCCHに対して、eCCEはq個のeREGによって形成される。正常サブフレーム(即ち、正常な循環プレフィックスを含むサブフレーム)に対してq=4である。PRBペアには、16個のeREGがある。局所E−PDCCHに対して、eCCEに対応するREはPRBペアの中に配置されるので、局所E−PDCCHに対して、PRBペアにより占有されるREは4個のeCCEにより占有されるREと等価である。
分散E−PDCCHに関して、本発明の1実施形態では、集合内のPRBペアの数mが2、4、8、または16であるケースでの分散eCCEの定義と、異なる集約レベルで分散E−PDCCHをeREGにマップする規則を説明する。
図19は本発明に従う、正常サブフレームにおけるeREGのマッピングの1実施形態の略図である。図19では、各列はOFDMシンボルを示し、全部で14個のOFDMシンボルが存在し、それらのインデックスは0乃至13であり、各行は周波数領域内のサブキャリアを示し、全部で12個のサブキャリアが存在し、それらのインデックスは0乃至11である。図19では、xと番号付けされたREは、xと番号付けされたeREGに当該REが属することを示す。4個のeREGがeCCEを形成する。したがって、合成モードでは、0、4、8、および12のインデックスを有するeREGがeCCE(eCCE0)を形成し、1、5、9、および13のインデックスを有するeREGがeCCE(eCCE1)を形成し、2、6、10、および14のインデックスを有するeREGがeCCE(eCCE2)を形成し、3、7、11、および15のインデックスを有するeREGがeCCE(eCCE3)を形成する。詳細を表2に示す。
局所E−PDCCHに対して、PRBペアの4個のeREGがeCCEを形成し、分散E−PDCCHに対して、eCCEの4個のeREGは少なくとも2つのPRBペアに配分される。
分散E−PDCCHに対して、E−PDCCH集合にm個のPRBペアがあると仮定すると、m個のPRBペアは、PRBペアのシーケンス番号の昇順または降順でPRB1、PRB2、・・・、PRBmと番号付けされる。例えば、E−PDCCH集合は4個のPRBペアを含む。そのインデックスは、システムの帯域幅においてそれぞれ#1、#8、#10、および#15である。したがって、#1のインデックスを有するPRBペアをPRB1と示してもよく、#8のインデックスを有するPRBペアをPRB2と示してもよく、#10のインデックスを有するPRBペアをPRB3と示してもよく、#15のインデックスを有するPRBペアをPRB4と示してもよい。
図20は、本発明に従う2個のPRBペアを含むE−PDCCH集合の1実施形態の略図、即ち、m=2であるときの略図である。図20では、AL(Aggregation Level)は集約レベルを示す。分散eCCEがq個のeREGによって形成される場合、当該q個のeREGの番号は[a1、a2、・・・、aq]である。当該E−PDCCH集合はm個のPRBペアを含む。分散eCCEのREGのインデックスが与えられると、当該eREGは、PRBペアから開始するf−1個のPRBペアの間隔でPRBペアに循環的にマップされる。
であり、
はm/qの切上げを示す。
例えば、図20では、m=2であり、AL=1であるとき、eCCEは0、4、8、および12のインデックスを有するeREGによって形成される。0のインデックスを有するeREGは最初のPRBペアに配置され、4のインデックスを有するeREGは2番目のPRBペアに配置される。2つのPRBペアしかないので、8のインデックスを有するeREGは循環的に最初のPRBペアにマップされ、12のインデックスを有するeREGは2番目のPRBペアに配置される。図20では、AL=1であるとき、m=2個のPRBペアが8個のeCCEを含む。当該8個のeCCEにより占有されるeREGは全て上述の規則に従ってマップされ、本明細書ではさらに説明することはしない。
AL=2であるとき、潜在的なE−PDCCH候補が8個のeREGを占有する。即ち、図20の各行の中のeREGは、潜在的なE−PDCCH候補により占有されるeREGである。即ち、潜在的なE−PDCCH候補が2個の分散eCCEを占有する。分散eCCEに対応するeREGは、PRBペア1のeREG0、PRBペア2のeREG4、PRBペア1のeREG8、およびPRBペア2のeREG12である。別の分散eCCEに対応するeREGは、PRBペア1のeREG4、PRBペア2のeREG8、PRBペア1のeREG12、およびPRBペア2のeREG0である。図20と表2によれば、当該潜在的なE−PDCCH候補により占有されるeREGは、各PRBペアにおいて、1つの局所eCCEのみの中に配置される。これにより、局所eCCEの最少のリソースが占有されることを保証することができる。
AL=4であるとき、図20において、潜在的なE−PDCCH候補により占有されるeREGは、集約レベル2での2つの潜在的なE−PDCCH候補により占有されるeREGにより形成される。
AL=8であるとき、1つの潜在的なE−PDCCH候補しか存在しない。当該潜在的な候補は2つのPRBペアにおける全てのeREGに対応する。
図21は、本発明に従う4個のPRBペアを含むE−PDCCH集合の1実施形態の略図、即ち、m=4であるときの略図である。図21では、1つのE−PDCCHに対応するeREGはそれぞれ4個のPRBペアの中に配置される。例えば、表2に示すように、分散E−PDCCHのeCCEに対応するeREGのインデックスは局所eCCEに対応するインデックスと同じであるが、分散E−PDCCHのeCCEに含まれる4個のeREGは4個のPRBペアに分散される。例えば、0、4、8、および12のインデックスを有するeREGにより形成されるeCCEに対して、PRBペア1のeREG0、PRBペア2のeREG4、PRBペア3のeREG8、およびPRBペア4のeREG12がeCCEを形成し、PRBペア1のeREG4、PRBペア2のeREG8、PRBペア3のeREG12、およびPRBペア4のeREG0がeCCEを形成し、PRBペア1のeREG8、PRBペア2のeREG12、PRBペア3のeREG0、およびPRBペア4のeREG4がeCCEを形成し、PRBペア1のeREG12、PRBペア2のeREG0、PRBペア3のeREG4、およびPRBペア4のeREG8がeCCEを形成する。同様に、1、5、9、および13のインデックスを有するeREGにより形成されるeCCE、2、6、10、および13のインデックスを有するeREGにより形成されるeCCE、および3、7、11、および15のインデックスを有するeREGにより形成されるeCCEを取得することができる。当該4個のPRBペアでは、全部で16個のeCCEがある。
AL=2であるとき、潜在的なE−PDCCH候補により占有される8個のeREGは4個のPRBペアの中に配置される。各PRBペアは2個のeREGを含み、当該2個のeREGは局所eCCEの中に配置される。例えば、図21を参照すると、集約レベル2の潜在的な候補は2つの分散eCCEによって形成され、1つの分散eCCEはPRBペア1のeREG0、PRBペア2のeREG4、PRBペア3のeREG8、およびPRBペア4のeREG12によって形成され、別の分散eCCEはPRBペア1のeREG4、PRBペア2のeREG8、PRBペア3のeREG12、およびPRBペア4のeREG0によって形成される。同様に、集約レベル2の別の潜在的な候補は2つの分散eCCEによって形成され、1つの分散eCCEはPRBペア1のeREG8、PRBペア2のeREG12、PRBペア3のeREG0、およびPRBペア4のeREG4によって形成され、別の分散eCCEはPRBペア1のeREG12、PRBペア2のeREG0、PRBペア3のeREG4、およびPRBペア4のeREG8によって形成される。同様に、1、5、9、および13のインデックスを有するeREGにより形成される集約レベル2の潜在的な候補の組合せ、2、6、10、および13のインデックスを有するeREGにより形成される集約レベル2の潜在的な候補の組合せ、および3、7、11、および15のインデックスを有するeREGにより形成される集約レベル2の潜在的な候補の組合せを取得することができる、本明細書ではさらに説明することはしない。
AL=4であるとき、潜在的なE−PDCCH候補により占有される16個のeREGは4個のPRBペアの中に配置される。各PRBペアは4個のeREGを含み、当該4個のeREGは局所eCCEの中に配置される。例えば、図21を参照すると、集約レベル4の潜在的な候補は4個の分散eCCEによって形成され、1つの分散eCCEはPRBペア1のeREG0、PRBペア2のeREG4、PRBペア3のeREG8、およびPRBペア4のeREG12によって形成され、別の分散eCCEはPRBペア1のeREG4、PRBペア2のeREG8、PRBペア3のeREG12、およびPRBペア4のeREG0によって形成され、別の分散eCCEはPRBペア1のeREG8、PRBペア2のeREG12、PRBペア3のeREG0、およびPRBペア4のeREG4によって形成され、最後の分散eCCEはPRBペア1のeREG12、PRBペア2のeREG0、PRBペア3のeREG4、およびPRBペア4のeREG8によって形成される。集約レベル4の潜在的なE−PDCCH候補は4個のPRBペアに配置される。各PRBペアにおいて、マップされるREは、1つの局所eCCEに対応するREである。
AL=8であるとき、潜在的なE−PDCCH候補に対応するeREGは、集約レベル4の2つの潜在的なE−PDCCH候補に対応するeREGにより形成される。これにより、局所eCCEの最少のリソースが占有されることを保証することができる。
図22は、本発明に従う8個のPRBペアを含むE−PDCCH集合の1実施形態の略図、即ち、m=8であるときの略図である。m=8であるとき、潜在的なE−PDCCH候補に対応するeREGはそれぞれ4個のPRBペアの中に配置される。例えば、図22を参照すると、表2に示すように、分散E−PDCCHのeCCEに対応するeREGのインデックスは、局所eCCEに対応するインデックスと同じであるが、分散E−PDCCHのeCCEに含まれる4個のeREGが4個のPRBペアに分散される。表3は、PRBペアの中の0、4、8、および12のインデックスを有するeREGにより形成される分散eCCEの位置を示す。
例えば、表3の当該第2の行において、eCCEのeREG0はPRBペア1のeREG0であり、eREG4はPRBペア3のeREG4であり、eREG8はPRBペア5のeREG8であり、eREG12はPRBペア7のeREG12である。表3において、1、5、9、および13のインデックスを有するeREGにより形成されるeCCEは、eREG0をeREG1で置き換え、eREG4をeREG5で置き換え、eREG8をeREG9で置き換え、eREG12をeREG13で置き換えることで得られる。
同様に、2、6、10、および13のインデックスを有するeREGにより形成されるeCCEと、3、7、11、および15のインデックスを有するeREGにより形成されるeCCEを取得することができる。
AL=2であるとき、図22を参照すると、潜在的なE−PDCCH候補に対応する8個のeREGは8個のPRBペアの中に配置され、各PRBペアはeREGを含む。当該8個のeREGのインデックスはは4個の値のみを含み、それらは、0、4、8、16と、1、5、9、13と、2、6、10、13と、3、7、11、15とのうち1つである。表4は、0、4、8、および12のインデックスを有するeREGにより形成される集約レベル2の潜在的な候補を示す。
表4では、1、5、9、および13のインデックスを有するeREGにより形成される集約レベル2の潜在的な候補は、eREG0をeREG1で置き換え、eREG4をeREG5で置き換え、eREG8をeREG9で置き換え、eREG12をeREG13で置き換えることで得られる。
同様に、2、6、10、および13のインデックスを有するeREGにより形成される集約レベル2の潜在的な候補と、3、7、11、および15のインデックスを有するeREGにより形成される集約レベル2の潜在的な候補を取得することができる。
AL=4であるとき、図22を参照すると、潜在的なE−PDCCH候補に対応する16個のeREGは8個のPRBペアの中に配置され、各PRBペアは2個のeREGを含む。当該8個のeREGのインデックスは4個の値のみを含み、それらは、0、4、8、16と、1、5、9、13と、2、6、10、13と、3、7、11、15とのうち1つである。表5は、0、4、8、および12のインデックスを有するeREGにより形成される集約レベル4の潜在的な候補を示す。
表5では、1、5、9、および13のインデックスを有するeREGにより形成される集約レベル4の潜在的な候補は、eREG0をeREG1で置き換え、eREG4をeREG5で置き換え、eREG8をeREG9で置き換え、eREG12をeREG13で置き換えることによって得られる。同様に、2、6、10、および13のインデックスを有するeREGにより形成される集約レベル4の潜在的な候補と、3、7、11、および15のインデックスを有するeREGにより形成される集約レベル4の潜在的な候補を取得することができる。
AL=8であるとき、潜在的なE−PDCCH候補に対応する16個のeREGは8個のPRBペアの中に配置される。各PRBペアは4個のeREGを含み、当該4個のeREGは局所eCCEに属する。当該8個のeREGのインデックスは4つの値のみを有する。当該4個のインデックスは、0、4、8、16と、1、5、9、13と、2、6、10、13と、3、7、11、15とのうち何れか1つである。
本発明の別の実施形態では、図23に示すように、4個のeREGがeCCEを形成する。例えば、合成モードでは、表2に示すように、0、4、8、および12のインデックスを有するeREGはeCCE(eCCE0)を形成し、1、5、9、および13のインデックスを有するeREGはeCCE(eCCE1)を形成し、2、6、10、および14のインデックスを有するeREGはeCCE(eCCE2)を形成し、3、7、11、および15のインデックスを有するeREGはeCCE(eCCE3)を形成する。図23は、本発明に従う4個のPRBペアを含むE−PDCCH集合の別の実施形態の略図である。
局所E−PDCCHに対して、PRBペアの4個のeREGがeCCEを形成し、分散E−PDCCHに対して、eCCEの4個のeREGは4個のPRBペアの中に配置される。図23は、PRBペアにおけるeREGの数を示し、eREGに対応するeCCEの数を示す。例えば、分散E−PDCCHに対して、eCCE1と番号付けしたeCCEは、PRBペア1のeREG4、PRBペア2のeREG8、PRBペア3のeREG12、およびPRBペア4のeREG0によって形成される。
N=4のとき、異なる集約レベルの開始位置に従って、集約レベルLでの制御チャネル候補がL個の分散eCCEを連続的に占有する。当該L個の分散eCCEの開始番号zは(z)mod(L)=0を満たす。modはモジュロ演算を示し、Lは、集約レベルLでの制御チャネル候補により占有される分散eCCEの数を示す。図24は、本発明に従う異なる集約レベルで制御チャネル候補により占有される分散eCCEの1実施形態の略図である。
図24では、集約レベル1、2、4、および8がそれぞれ6、6、2、および2個の候補に対応すると仮定する。集約レベル1の開始位置がeCCE1である場合には、6個のeCCEが連続的に6個の候補として選択され、当該6個の候補はeCCE1、eCCE2、eCCE3、eCCE4、eCCE5、およびeCCE6にそれぞれ対応する。集約レベル2の開始位置がeCCE2である場合には、当該6個の候補は、eCCE2とeCCE3、eCCE4とeCCE5、eCCE6とeCCE7、eCCE8とeCCE9、eCCE10とeCCE11、およびeCCE12とeCCE13にそれぞれ対応する。集約レベル4の開始位置がeCCE4である場合には、当該2個の候補は、eCCE4、eCCE5、eCCE6、およびeCCE7と、eCCE8、eCCE9、eCCE10、およびeCCE11とにそれぞれ対応する。集約レベル8の開始位置がeCCE8である場合には、当該2個の候補は、eCCE8乃至eCCE15とeCCE0乃至eCCE7とにそれぞれ対応する。それにより、局所eCCEの最少のリソースが占有されることを保証することができる。図24では、制御チャネル候補の位置を異なる集約レベルに関して描いてある。図24では、影
は集約レベル1の制御チャネル候補を示し、影
は集約レベル2の制御チャネル候補を示し、影
は集約レベル4の制御チャネル候補を示し、影
は集約レベル8の制御チャネル候補を示す。
この場合、集約レベルLでの候補に対して、検索空間を式(1)により示してもよい。
式(1)では、Ykは、サブフレームとともに変化する値であり、ハッシュ・アルゴリズムを用いた計算により得られる。iは集約レベルLでの候補eCCEに対応し、i=0、1、・・・、L−1である。キャリア集約のケースでは、制御チャネルがキャリア・インジケータ・フィールド(Carrier Indicator Field、以降、略してCIF)を含むとき、m’=p’+M(L)・nCIである。nCIはCIF値を示す。UEが複数のキャリアで構成されていない場合には、m’=p’である。p’=0、1、・・・、M(L)−1であり、p’は制御チャネル候補の数を示し、M(L)は集約レベルLでのE−PDCCHの制御チャネル候補の数を示す。NCCE、kは集合内のeCCEの数を示す。
m=8であるとき、即ち、集合が8個のPRBペアを含むとき、eCCEは2つのモードで番号付けされる。即ち、図25に示すように、eCCEを2つのN=4個のPRBペアに分割してもよく、図24の方法に従って逐次的に番号付けされる。図25は、本発明に従うeCCEのナンバリング・モードの1実施形態の略図である。
あるいは、図26に示すように、全てのPRBペアにおいて、先ず、局所eCCE0により占有されるeREGは分散eCCEを番号付けするために使用され、先ず逐次的なeCCEが異なるPRBペアに配置されるのが好ましく、局所eCCE1により占有されるeREGは分散eCCEを番号付けするために使用され、局所eCCE2により占有されるeREGは分散eCCEを番号付けするために使用され、局所eCCE3により占有されるeREGは分散eCCEを番号付けするために使用される。図26は本発明に従うeCCEのナンバリング・モードの別の実施形態の略図である。
同様に、m=4であるときの実施形態によれば、PRBペアにおいて、分散E−PDCCHが同一のeREGを占有するケースでは、局所eCCEの最少のリソースが占有されることを保証することができる。
図27は本発明に従う基地局の別の実施形態の略構造図である。当該実施形態の基地局が、本発明の図17に示す実施形態の手続きを実装してもよい。図27に示すように、基地局がプロセッサ2701と送信器2702を備えてもよい。
プロセッサ2701は、送信すべき制御チャネルを送信するために使用されるm個のPRBペアを決定し、送信すべき制御チャネルの集約レベルLを決定し、集約レベルLに従って、集約レベルLでの第1の制御チャネル候補を決定するるように構成される。m個のPRBペアはm×n個の第1の物理リソース要素を含み、各PRBペアにより占有されるリソース要素の数はn個の第1の物理リソース要素により占有されるリソース要素の数と等しく、第1の物理リソース要素の各々はq個の第2の物理リソース要素を含み、m≧1、n≧1、q≧2であり、m、n、およびqは全て整数であり、L≧1、Lは整数であり、当該第1の制御チャネル候補はL個の第1の物理リソース要素に対応し、L×q個の第2の物理リソース要素に対応する。
送信器2702は、プロセッサ2702により決定された第1の制御チャネル候補がマップされる物理リソースに、送信すべき制御チャネルの制御情報を配置し、当該制御情報を送信するように構成される。
当該実施形態では、局所送信モードを用いて、送信すべき制御チャネルを送信するために第1の物理リソース要素が使用されるとき、第1の物理リソース要素は局所化された第1の物理リソース要素であり、分散送信モードを用いて、送信すべき制御チャネルを送信するために第1の物理リソース要素が使用されるとき、第1の物理リソース要素は分散された第1の物理リソース要素であり、1つのPRBペアの中の1つの局所化された第1の物理リソース要素により占有されるリソース要素の相対位置は、1つのPRBペアの中の1つの分散された第1の物理リソース要素により占有されるリソース要素の相対位置に対応し、1つの局所化された第1の物理リソース要素により占有されるリソース要素は1つのPRBペアに局所化され、1つの分散された第1の物理リソース要素により占有されるリソース要素は少なくとも2つのPRBペアに配分される。
当該実施形態では、1つのPRBペアの中の1つの局所化された第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素の数と当該1つのPRBペアの中の1つの分散された第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素の数との間にマッピング関係が存在し、1つの局所化された第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素が1つのPRBペアの中に配置され、1つの分散された第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素が少なくとも2つのPRBペアの中に配置される。
より具体的には、1つのPRBペアの中の1つの局所化された第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素の数および当該1つのPRBペアの中の1つの分散された第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素の数は同じである。
当該実施形態の1実装方式では、m個のPRBペアの中のm×n個の分散された第1の物理リソース要素の数はそれぞれx、x+1、・・・、x+m×n−1であり、当該PRBペアの各々の中のn個の局所化された第1の物理リソース要素の数はそれぞれz、z+1、・・・、z+n−1であり、m個のPRBペアにおいて同じ番号を有する局所化された第1の物理リソース要素により形成されるm個の分散された第1の物理リソース要素の数はy、y+1、・・・、y+m−1であり、yの値はx、x+m、x+2m、・・・、x+(n−1)×mである。
当該実施形態の別の実装方式では、当該PRBペアの各々はn個のサブブロックを含み、各サブブロックはq個の第2の物理リソース要素を含み、m個のPRBペアはn個のサブブロック・グループを含み、各サブブロック・グループはm個のサブブロックを含み、異なるPRBペアの中に配置され、m個のPRBペアに含まれるm×n個の第1の物理リソース要素の数はそれぞれx、x+1、・・・、x+m×n−1であり、各サブブロック・グループはm×q個の第2の物理リソース要素を含み、当該サブブロック・グループの各々におけるm個の第1の物理リソース要素の数はy、y+1、・・・、y+m−1であり、yの値はx、x+m、x+2m、・・・、x+(n−1)×mである。
1つのサブブロックにおいて、各第1の物理リソース要素がマップされるPRBペアの数は一様にAであり、かつ/または、第1の物理リソース要素がA個のPRBペアにマップされるとき、第1の物理リソース要素はA個のPRBペアの中の各PRBペアにおいて同数の第2の物理リソース要素を占有し、かつ/または、m個のPRBペアにおいて、任意のPRBペアの中の任意のサブブロックは1つの局所化された第1の物理リソース要素に対応する。
当該実施形態では、集約レベルLの第1の制御チャネル候補はL個の分散された第1の物理リソース要素を連続的に占有し、当該L個の分散された第1の物理リソース要素の開始番号はzであり(z)mod(L)=0を満たす。modはモジュロ演算を示す。
集約レベルLで、制御チャネル候補の数がMであるとき、任意の制御チャネル候補がL個の分散された第1の物理リソース要素を連続的に占有し、当該M個の制御チャネル候補はM×L個の連続する分散された第1の物理リソース要素を占有する。
1つの分散された第1の物理リソース要素に含まれるq個の第2の物理リソース要素のインデックスが与えられると、当該q個の第2の物理リソース要素は、m個のPRBペアの中の任意のPRBペアから開始してf−1個のPRBペアの間隔で、PRBペアに周期的にマップされる。
であり、
はm/qの切上げを示す。
上述の実施形態では、集約レベルLで、送信すべき分散制御チャネルの任意の制御チャネル候補が物理リソースにマップされ、当該制御チャネル候補の一部のeREGがPRBペアにマップされるとき、これらのeREGが当該PRBペアにおける最少の局所eCCEに対応する物理リソースに好適にマップされ、それにより、様々なモードの制御チャネルの多重化効率が高まる。
図28は本発明に従うユーザ機器の別の実施形態の略構造図である。当該実施形態のユーザ機器が、本発明の図18に示す実施形態の手続きを実装してもよい。図28に示すように、当該ユーザ機器がプロセッサ2801と受信器2802を備えてもよい。
プロセッサ2801は、送信すべき制御チャネルを送信するために使用されるm個のPRBペアを決定し、集約レベルLに従って、集約レベルLのM個の制御チャネル候補を決定するように構成される。m個のPRBペアはm×n個の第1の物理リソース要素を含み、各PRBペアにより占有されるリソース要素の数はn個の第1の物理リソース要素により占有されるリソース要素の数と等しく、第1の物理リソース要素の各々はq個の第2の物理リソース要素を含み、m≧1、n≧1、q≧2、およびm、n、およびqは全て整数であり、当該制御チャネル候補の各々はL個の第1の物理リソース要素に対応し、L×q個の第2の物理リソース要素に対応する。
受信器2802は、プロセッサ2801により決定されたM個の制御チャネル候補を検出するように構成される。
当該実施形態では、局所送信モードを用いて、送信すべき制御チャネルを送信するために第1の物理リソース要素が使用されるとき、第1の物理リソース要素は局所化された第1の物理リソース要素であり、分散送信モードを用いて、送信すべき制御チャネルを送信するために第1の物理リソース要素が使用されるとき、第1の物理リソース要素は分散された第1の物理リソース要素であり、1つのPRBペアの中の1つの局所化された第1の物理リソース要素により占有されるリソース要素の相対位置は、1つのPRBペアの中の1つの分散された第1の物理リソース要素により占有されるリソース要素の相対位置に対応し、1つの局所化された第1の物理リソース要素により占有されるリソース要素は1つのPRBペアに局所化され、1つの分散された第1の物理リソース要素により占有されるリソース要素は少なくとも2つのPRBペアに配分される。
当該実施形態では、1つのPRBペアの中の1つの局所化された第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素の数と当該1つのPRBペアの中の1つの分散された第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素の数との間にマッピング関係が存在し、1つの局所化された第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素が1つのPRBペアの中に配置され、1つの分散された第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素が少なくとも2つのPRBペアの中に配置される。
より具体的には、1つのPRBペアの中の1つの局所化された第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素の数および当該1つのPRBペアの中の1つの分散された第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素の数は同じである。
当該実施形態の1実装方式では、m個のPRBペアの中のm×n個の分散された第1の物理リソース要素の数はそれぞれx、x+1、・・・、x+m×n−1であり、当該PRBペアの各々の中のn個の局所化された第1の物理リソース要素の数はそれぞれz、z+1、・・・、z+n−1であり、m個のPRBペアにおいて同じ番号を有する局所化された第1の物理リソース要素により形成されるm個の分散された第1の物理リソース要素の数はy、y+1、・・・、y+m−1であり、yの値はx、x+m、x+2m、・・・、x+(n−1)×mである。
当該実施形態の別の実装方式では、当該PRBペアの各々はn個のサブブロックを含み、各サブブロックはq個の第2の物理リソース要素を含み、m個のPRBペアはn個のサブブロック・グループを含み、各サブブロック・グループはm個のサブブロックを含み、異なるPRBペアの中に配置され、m個のPRBペアに含まれるm×n個の第1の物理リソース要素の数はそれぞれx、x+1、・・・、x+m×n−1であり、各サブブロック・グループはm×q個の第2の物理リソース要素を含み、当該サブブロック・グループの各々におけるm個の第1の物理リソース要素の数はy、y+1、・・・、y+m−1であり、yの値はx、x+m、x+2m、・・・、x+(n−1)×mである。
1つのサブブロックにおいて、各第1の物理リソース要素がマップされるPRBペアの数は一様にAであり、かつ/または、第1の物理リソース要素がA個のPRBペアにマップされるとき、第1の物理リソース要素はA個のPRBペアの中の各PRBペアにおいて同数の第2の物理リソース要素を占有し、かつ/または、m個のPRBペアにおいて、任意のPRBペアの中の任意のサブブロックは1つの局所化された第1の物理リソース要素に対応する。
当該実施形態では、集約レベルLの第1の制御チャネル候補はL個の分散された第1の物理リソース要素を連続的に占有し、当該L個の分散された第1の物理リソース要素の開始番号はzであり(z)mod(L)=0を満たす。modはモジュロ演算を示す。
集約レベルLで、制御チャネル候補の数がMであるとき、任意の制御チャネル候補がL個の分散された第1の物理リソース要素を連続的に占有し、当該M個の制御チャネル候補はM×L個の連続する分散された第1の物理リソース要素を占有する。
1つの分散された第1の物理リソース要素に含まれるq個の第2の物理リソース要素のインデックスが与えられると、当該q個の第2の物理リソース要素は、m個のPRBペアの中の任意のPRBペアから開始してf−1個のPRBペアの間隔で、PRBペアに周期的にマップされる。
であり、
はm/qの切上げを示す。
上述の実施形態では、集約レベルLで、送信すべき分散制御チャネルの任意の制御チャネル候補が物理リソースにマップされ、当該制御チャネル候補の一部のeREGがPRBペアにマップされるとき、これらのeREGが当該PRBペアにおける最少の局所eCCEに対応する物理リソースに好適にマップされ、それにより、様々なモードの制御チャネルの多重化効率が高まる。
図29は本発明の基地局の別の実施形態に従う略構造図である。当該実施形態の基地局が、本発明の図17に示す実施形態の手続きを実装してもよい。図29に示すように、基地局が決定モジュール2901と送信モジュール2902を備えてもよい。
決定モジュール2901は、送信すべき制御チャネルを送信するために使用されるm個のPRBペアを決定し、送信すべき制御チャネルの集約レベルLを決定し、集約レベルLに従って、集約レベルLでの第1の制御チャネル候補を決定するように構成される。m個のPRBペアはm×n個の第1の物理リソース要素を含み、各PRBペアにより占有されるリソース要素の数はn個の第1の物理リソース要素により占有されるリソース要素の数と等しく、第1の物理リソース要素の各々はq個の第2の物理リソース要素を含み、m≧1、n≧1、q≧2であり、m、n、およびqは全て整数であり、L≧1、Lは整数であり、当該第1の制御チャネル候補はL個の第1の物理リソース要素に対応し、L×q個の第2の物理リソース要素に対応する。
送信モジュール2902は、決定モジュール2901により決定された当該第1の制御チャネル候補がマップされる物理リソースに、送信すべき制御チャネルの制御情報を配置し、当該制御情報を送信するように構成される。
当該実施形態では、局所送信モードを用いて、送信すべき制御チャネルを送信するために第1の物理リソース要素が使用されるとき、第1の物理リソース要素は局所化された第1の物理リソース要素であり、分散送信モードを用いて、送信すべき制御チャネルを送信するために第1の物理リソース要素が使用されるとき、第1の物理リソース要素は分散された第1の物理リソース要素であり、1つのPRBペアの中の1つの局所化された第1の物理リソース要素により占有されるリソース要素の相対位置は、1つのPRBペアの中の1つの分散された第1の物理リソース要素により占有されるリソース要素の相対位置に対応し、1つの局所化された第1の物理リソース要素により占有されるリソース要素は1つのPRBペアに局所化され、1つの分散された第1の物理リソース要素により占有されるリソース要素は少なくとも2つのPRBペアに配分される。
当該実施形態では、1つのPRBペアの中の1つの局所化された第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素の数と当該1つのPRBペアの中の1つの分散された第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素の数との間にマッピング関係が存在し、1つの局所化された第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素が1つのPRBペアの中に配置され、1つの分散された第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素が少なくとも2つのPRBペアの中に配置される。
より具体的には、1つのPRBペアの中の1つの局所化された第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素の数および当該1つのPRBペアの中の1つの分散された第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素の数は同じである。
当該実施形態の1実装方式では、m個のPRBペアの中のm×n個の分散された第1の物理リソース要素の数はそれぞれx、x+1、・・・、x+m×n−1であり、当該PRBペアの各々の中のn個の局所化された第1の物理リソース要素の数はそれぞれz、z+1、・・・、z+n−1であり、m個のPRBペアにおいて同じ番号を有する局所化された第1の物理リソース要素により形成されるm個の分散された第1の物理リソース要素の数はy、y+1、・・・、y+m−1であり、yの値はx、x+m、x+2m、・・・、x+(n−1)×mである。
当該実施形態の別の実装方式では、当該PRBペアの各々はn個のサブブロックを含み、各サブブロックはq個の第2の物理リソース要素を含み、m個のPRBペアはn個のサブブロック・グループを含み、各サブブロック・グループはm個のサブブロックを含み、異なるPRBペアの中に配置され、m個のPRBペアに含まれるm×n個の第1の物理リソース要素の数はそれぞれx、x+1、・・・、x+m×n−1であり、各サブブロック・グループはm×q個の第2の物理リソース要素を含み、当該サブブロック・グループの各々におけるm個の第1の物理リソース要素の数はy、y+1、・・・、y+m−1であり、yの値はx、x+m、x+2m、・・・、x+(n−1)×mである。
1つのサブブロックにおいて、各第1の物理リソース要素がマップされるPRBペアの数は一様にAであり、かつ/または、第1の物理リソース要素がA個のPRBペアにマップされるとき、第1の物理リソース要素はA個のPRBペアの中の各PRBペアにおいて同数の第2の物理リソース要素を占有し、かつ/または、m個のPRBペアにおいて、任意のPRBペアの中の任意のサブブロックは1つの局所化された第1の物理リソース要素に対応する。
当該実施形態では、集約レベルLの第1の制御チャネル候補はL個の分散された第1の物理リソース要素を連続的に占有し、当該L個の分散された第1の物理リソース要素の開始番号はzであり(z)mod(L)=0を満たす。modはモジュロ演算を示す。
集約レベルLで、制御チャネル候補の数がMであるとき、任意の制御チャネル候補がL個の分散された第1の物理リソース要素を連続的に占有し、当該M個の制御チャネル候補はM×L個の連続する分散された第1の物理リソース要素を占有する。
1つの分散された第1の物理リソース要素に含まれるq個の第2の物理リソース要素のインデックスが与えられると、当該q個の第2の物理リソース要素は、m個のPRBペアの中の任意のPRBペアから開始してf−1個のPRBペアの間隔で、PRBペアに周期的にマップされる。
であり、
はm/qの切上げを示す。
上述の実施形態では、集約レベルLで、送信すべき分散制御チャネルの任意の制御チャネル候補が物理リソースにマップされ、当該制御チャネル候補の一部のeREGがPRBペアにマップされるとき、これらのeREGが当該PRBペアにおける最少の局所eCCEに対応する物理リソースに好適にマップされ、それにより、様々なモードの制御チャネルの多重化効率が高まる。
図30は本発明に従うユーザ機器の別の実施形態の略構造図である。当該実施形態のユーザ機器が、本発明の図18に示す実施形態の手続きを実装してもよい。図30に示すように、当該ユーザ機器が決定モジュール3001と受信モジュール3002を備えてもよい。
決定モジュール3001は、送信すべき制御チャネルを送信するために使用されるm個のPRBペアを決定し、集約レベルLに従って、集約レベルLのM個の制御チャネル候補を決定するように構成される。m個のPRBペアはm×n第1の物理リソース要素を含み、各PRBペアにより占有されるリソース要素の数はn個の第1の物理リソース要素により占有されるリソース要素の数と等しく、第1の物理リソース要素の各々はq個の第2の物理リソース要素を含み、m≧1、n≧1、q≧2、およびm、n、およびqは全て整数である。当該制御チャネル候補の各々はL個の第1の物理リソース要素に対応し、L×q個の第2の物理リソース要素に対応する。
受信モジュール3002は、決定モジュール3001により決定されたM個の制御チャネル候補を検出するように構成される。
当該実施形態では、局所送信モードを用いて、送信すべき制御チャネルを送信するために第1の物理リソース要素が使用されるとき、第1の物理リソース要素は局所化された第1の物理リソース要素であり、分散送信モードを用いて、送信すべき制御チャネルを送信するために第1の物理リソース要素が使用されるとき、第1の物理リソース要素は分散された第1の物理リソース要素であり、1つのPRBペアの中の1つの局所化された第1の物理リソース要素により占有されるリソース要素の相対位置は、1つのPRBペアの中の1つの分散された第1の物理リソース要素により占有されるリソース要素の相対位置に対応し、1つの局所化された第1の物理リソース要素により占有されるリソース要素は1つのPRBペアに局所化され、1つの分散された第1の物理リソース要素により占有されるリソース要素は少なくとも2つのPRBペアに配分される。
当該実施形態では、1つのPRBペアの中の1つの局所化された第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素の数と当該1つのPRBペアの中の1つの分散された第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素の数との間にマッピング関係が存在し、1つの局所化された第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素が1つのPRBペアの中に配置され、1つの分散された第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素が少なくとも2つのPRBペアの中に配置される。
より具体的には、1つのPRBペアの中の1つの局所化された第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素の数および当該1つのPRBペアの中の1つの分散された第1の物理リソース要素に含まれる第2の物理リソース要素の数は同じである。
当該実施形態の1実装方式では、m個のPRBペアの中のm×n個の分散された第1の物理リソース要素の数はそれぞれx、x+1、・・・、x+m×n−1であり、当該PRBペアの各々の中のn個の局所化された第1の物理リソース要素の数はそれぞれz、z+1、・・・、z+n−1であり、m個のPRBペアにおいて同じ番号を有する局所化された第1の物理リソース要素により形成されるm個の分散された第1の物理リソース要素の数はy、y+1、・・・、y+m−1であり、yの値はx、x+m、x+2m、・・・、x+(n−1)×mである。
当該実施形態の別の実装方式では、当該PRBペアの各々はn個のサブブロックを含み、各サブブロックはq個の第2の物理リソース要素を含み、m個のPRBペアはn個のサブブロック・グループを含み、各サブブロック・グループはm個のサブブロックを含み、異なるPRBペアの中に配置され、m個のPRBペアに含まれるm×n個の第1の物理リソース要素の数はそれぞれx、x+1、・・・、x+m×n−1であり、各サブブロック・グループはm×q個の第2の物理リソース要素を含み、当該サブブロック・グループの各々におけるm個の第1の物理リソース要素の数はy、y+1、・・・、y+m−1であり、yの値はx、x+m、x+2m、・・・、x+(n−1)×mである。
1つのサブブロックにおいて、各第1の物理リソース要素がマップされるPRBペアの数は一様にAであり、かつ/または、第1の物理リソース要素がA個のPRBペアにマップされるとき、第1の物理リソース要素はA個のPRBペアの中の各PRBペアにおいて同数の第2の物理リソース要素を占有し、かつ/または、m個のPRBペアにおいて、任意のPRBペアの中の任意のサブブロックは1つの局所化された第1の物理リソース要素に対応する。
当該実施形態では、集約レベルLの第1の制御チャネル候補はL個の分散された第1の物理リソース要素を連続的に占有し、当該L個の分散された第1の物理リソース要素の開始番号はzであり(z)mod(L)=0を満たす。modはモジュロ演算を示す。
集約レベルLで、制御チャネル候補の数がMであるとき、任意の制御チャネル候補がL個の分散された第1の物理リソース要素を連続的に占有し、当該M個の制御チャネル候補はM×L個の連続する分散された第1の物理リソース要素を占有する。
1つの分散された第1の物理リソース要素に含まれるq個の第2の物理リソース要素のインデックスが与えられると、当該q個の第2の物理リソース要素は、m個のPRBペアの中の任意のPRBペアから開始してf−1個のPRBペアの間隔で、PRBペアに周期的にマップされる。
であり、
はm/qの切上げを示す。
上述の実施形態では、集約レベルLで、送信すべき分散制御チャネルの任意の制御チャネル候補が物理リソースにマップされ、当該制御チャネル候補の一部のeREGがPRBペアにマップされるとき、これらのeREGが当該PRBペアにおける最少の局所eCCEに対応する物理リソースに好適にマップされ、それにより、様々なモードの制御チャネルの多重化効率が高まる。
添付図面は本発明の例示的な諸実施形態の略図にすぎず、添付図面におけるモジュールまたは手続きは本発明の実装に必要でないこともあることは当業者には理解される。
便宜および説明の簡単さのため、上述のシステム、装置、およびモジュールの詳細な動作プロセスについては、上述の方法の諸実施形態における対応するプロセスを参照でき、詳細についてはここでは再び説明はしないことは当業者には明らかに理解される。
本明細書で提供したこれらの幾つかの実施形態において、開示したシステム、装置、および方法を他の方式で実装してもよいことは理解される。例えば、説明した装置の実施形態は例にすぎない。例えば、モジュール分割は論理的な機能分割にすぎず、実際の実装では他の分割であってもよい。例えば、複数のモジュールまたはコンポーネントを組み合わせるかもしくは別のシステムに統合してもよく、または、幾つかの機能を無視するかまたは実施しなくともよい。さらに、表示または議論した相互接続または直接接続または通信接続を幾つかのインタフェースにより実装してもよい。装置またはユニットの間の間接接続または通信接続を電気的、機械的、または他の形態で実装してもよい。
本発明の諸実施形態で提供した方法をソフトウェア機能ユニットの形で実装し独立な製品として販売または使用するときは、当該機能をコンピュータ可読記憶媒体に格納してもよい。かかる理解のもと、本発明の技術的解決策を本質的に、または先行技術に貢献する部分、または当該技術的解決策の一部を、ソフトウェア製品の形で実装してもよい。当該コンピュータ・ソフトウェア製品は記憶媒体に格納され、本発明の諸実施形態で説明した方法のステップの全部または一部を実施するようにコンピュータ装置(パーソナル・コンピュータ、サーバ、またはネットワーク装置等であってもよい)に指示するための幾つかの命令を含む。上述の記憶媒体には、USBフラッシュ・ディスク、取外し可能ハード・ディスク、読取専用メモリ(Read−Only Memory、ROM)、ランダム・アクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク、または光ディスクのような、プログラム・コードを格納できる任意の媒体が含まれる。
最後に、上述の諸実施形態は本発明の技術的解決策を説明するためのものにすぎず本発明を限定するものではないことに留意されたい。上述の諸実施形態を参照して本発明を詳細に説明したが、上述の諸実施形態で説明した技術的解決策に修正を加えるか、または、その一部もしくは全ての技術的解決策に均等な置換えを、かかる修正または置換えにより対応する技術的解決策の本質が本発明の諸実施形態の技術的解決策の範囲から逸脱しない限り、実施してもよいことは当業者には理解される。