JP6031345B2 - 管体切断前処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、海底地盤に根入れされた鋼管等の管体を撤去する際に、この管体を水中酸素アーク切断する前に、管体内部の可燃性ガスを排出するために排出孔を穿孔すると共に、この管体の切断位置の表面に付着している海生生物等の付着物を除去する管体切断前処理装置に関するものである。
例えば、海底地盤に根入れされた鋼管等の管体を撤去する際、この管体を水中酸素アーク切断する前に、切断前処理として、管体内に溜まっている可燃性ガスを管体外部に排出する可燃性ガス排出作業や切断作業の妨げとなる管体表面に付着している海生生物等の付着物を除去する付着物除去作業を行っている。
この可燃性ガス排出作業では、穿孔機を用いて管体に可燃性ガスを排出するための排出孔を穿孔する穿孔作業が行われ、また、付着物除去作業では、スクレーパ等の除去装置(除去具)を用いて、管体表面に付着している付着物をこの管体の周方向に沿って削り落として切断位置をきれいにする作業が行われ、従来、これらの作業は、作業者(潜水士)が海中に潜り、手持ちの穿孔機や除去装置を用いて人力で行っていた。
しかしながら、この海中でのこれらの作業は、作業者は海中に浮遊した状態で作業しなければならないため、作業反力を取り難く、非常に労力を要する厄介な作業であり、また、海中で作業反力を得るために体を固定するための足場を設置した場合は、この足場の設置に多大なコストが掛かっていた。
本発明は、上述のような現状に鑑み、管体切断時の前処理である穿孔作業及び付着物除去作業において、作業者の労力を軽減し、これらの作業を効率良く且つ低コストで行うことができる実用性に優れた画期的な管体切断前処理装置を提供することを目的とする。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
管体1を切断する前にこの管体1内の可燃性ガスを排出するための排出孔2を穿孔する穿孔装置3と、前記管体1の切断位置表面に付着した付着物4を除去して切断用付着物除去部5を形成する付着物除去装置6とを備えた管体切断前処理装置であって、前記管体1を囲むようにこの管体1周囲に着脱自在に取り付ける環状ガイド部7に、この環状ガイド部7に沿って周回移動する周回移動部8を設け、この周回移動部8に前記穿孔装置3と前記付着物除去装置6とを設け、少なくとも前記穿孔装置3を遠隔操作により穿孔作動自在に設けたことを特徴とする管体切断前処理装置に係るものである。
また、前記穿孔装置3により穿孔した前記排出孔2よりも前記管体1の長さ方向の一方側若しくは他方側に前記付着物除去装置6を位置させ、この付着物除去装置6を前記環状ガイド部7に沿って前記周回移動部8を介して周回移動させて前記管体1表面に付着している付着物4を除去して前記切断用付着物除去部5を形成するように構成したことを特徴とする請求項1記載の管体切断前処理装置に係るものである。
また、前記穿孔装置3の前記周回移動方向に並設状態に前記付着物除去装置6を設け、この付着物除去装置6を前記管体1の長さ方向に移動自在に設けて、前記付着物除去装置6により前記管体1表面に付着している付着物4を除去して穿孔用表面付着物除去部9を形成し、この穿孔用表面付着物除去部9に前記穿孔装置3により前記排出孔2を穿孔すると共に、前記付着物除去装置6を前記管体1の長さ方向に移動して前記排出孔2より前記管体1の長さ方向の一方側若しくは他方側に位置させて周回移動させることで、少なくとも前記管体1表面に付着している付着物4を半周以上除去して前記切断用付着物除去部5を形成するように構成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の管体切断前処理装置に係るものである。
また、前記周回移動部8は、駆動ローラ10を付勢機構11による付勢力若しくは押圧機構による押圧力により前記環状ガイド部7に圧接して、この駆動ローラ10の駆動制御により前記環状ガイド部7に沿って自走周回移動する若しくは周回移動補助力が生じるように構成し、前記付着物除去装置6の除去工具部12に過負荷が生じようとした際には、前記付勢力若しくは前記押圧力に抗して前記駆動ローラ10が逃動しこの駆動ローラ10がスリップすることで、前記周回移動部8の周回移動が停止若しくは減速するように構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の管体切断前処理装置に係るものである。
また、前記付着物除去装置6は、所定角度で前記管体1表面に圧接すると共に打撃振動して前記管体1表面に付着している付着物4を剥離除去するバイブレーションスクレーパ工具12を前記除去工具部12として採用したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の管体切断前処理装置に係るものである。
また、前記周回移動部8に、前記穿孔装置3及び前記付着物除去装置6を設けると共に、前記付着物除去装置6により前記管体1に形成した前記切断用付着物除去部5を切断位置として切断する切断装置をも設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の管体切断前処理装置に係るものである。
また、前記管体1は、下端が海底地盤に埋設された海中金属管支柱1であり、この海中金属管支柱1を高熱を伴う切断装置で切断する際の前処理として、この切断装置の切断位置の上方側に前記海中金属管支柱1内の可燃性ガスを排出するための前記排出孔2を穿孔するように前記穿孔装置3を構成し、この排出孔2よりも下方側の前記管体1表面に付着している付着物4である海生生物を除去して前記切断用付着物除去部5を形成するように前記付着物除去装置6を構成したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の管体切断前処理装置に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、管体切断時の前処理である穿孔作業及び付着物除去作業において、作業者の労力を軽減し、これらの作業を効率良く且つ低コストで行うことができる実用性に優れた画期的な管体切断前処理装置となる。
また、請求項2,3記載の発明においては、管体を切断する際の妨げとなる表面付着物を極めて容易に除去でき、切断位置となる切断用付着物除去部を容易に形成することができ、特に、請求項3記載の発明においては、排出孔を穿孔する際に、管体表面の穿孔位置に付着物が付着していて排出孔を穿孔しづらい状況でも、付着物除去装置で排出孔を穿孔する位置に付着している付着物を除去する付着物除去作業と、この付着物を除去した穿孔用表面付着物除去部に排出孔を穿孔する穿孔作業とを効率良く行うことができる極めて作業性に優れた画期的な管体切断前処理装置となる。
また、請求項4記載の発明においては、付着物除去装置が付着物に引っ掛かり周回移動不能となった場合にでも、付着物除去装置が破損しない構成を極めて簡易な構成で容易に設計実現可能とする画期的な管体切断前処理装置となる。
また、請求項5記載の発明においては、一層効率良く管体表面に付着している付着物を除去することができる作業性に優れた管体切断前処理装置となる。
また、請求項6記載の発明においては、管体切断時の前処理である穿孔作業及び付着物除去作業と管体切断作業との全ての作業を本発明の管体切断前処理装置で行うことができ、一層効率良く管体の切断作業を行うことができる画期的な管体切断前処理装置となる。
また、請求項7記載の発明においては、内部に可燃性ガスが存在し爆発の恐れがある海底地盤に根入れした海中金属管支柱を、効率的且つ極めて安全に切断することができる実用性に優れた画期的な管体切断前処理装置となる。
本実施例を示す斜視図である。 本実施例を示す平面図である。 本実施例を示す説明平面図である。 本実施例を海中金属管支柱に装着した状態を示す説明正面図である。 本実施例の係止爪部を示す説明側断面図である。 本実施例の要部を示す説明平面図である。 本実施例の要部を示す説明平面図である。 本実施例の要部を示す説明側断面図である。 本実施例の要部を示す説明側断面図である。 本実施例の要部を示す説明側断面図である。 本実施例の要部を示す説明側断面図である。 本実施例の要部を示す説明側断面図である。 本実施例の要部を示す説明側面図である。 本実施例の穿孔装置及び付着物除去装置の移動機構を示す説明図である。 本実施例の使用状態を示す説明概略図である。 本実施例を用いて管体切断前処理を施した状態の海中金属管支柱を示す説明斜視図である。 本実施例を用いて管体切断前処理を施した状態の海中金属管支柱を示す説明断面図である。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
管体1の周囲に、この管体1を囲むようにして環状ガイド部7を取り付けて、本発明を管体1に装着する。
これにより、穿孔装置3及び付着物除去装置6は、環状ガイド部7を介して管体1に装着されたこととなり、従来のように、作業者が手持ちしなくても作業が可能となり、これによって、作業者は海中で作業反力を得るという非常に厄介な作業を強いられることが無くなり、また、作業者が作業反力を得るためにコストを掛けて足場を設置する必要も無くなるので、管体1切断時の前処理である穿孔作業及び付着物除去作業において、これらの作業の作業者への負担を軽減し、効率良く且つ低コストで行うことができる実用性に優れた画期的な管体切断前処理装置となる。
しかも、本発明は、付着物除去装置6を環状ガイド部7に周回移動自在に設けた周回移動部8によって管体1表面に沿って周回移動自在に設けた構成としたので、管体1の切断位置表面に付着した付着物4を除去して切断用付着物除去部5を形成する際も、極めて容易に、且つ効率良く、管体1表面に付着している付着物4をこの管体1の周方向に沿って除去して管体1の切断位置となる切断用付着物除去部5を形成することができ、管体1表面に付着した海生生物等の付着物4に切断を妨げられることが無く、また、切断位置も明確になり、切断作業を効率良く行うことができる実用性に優れた画期的な管体切断前処理装置となる。
また、例えば、海底地盤に根入れされた鋼管等の管体1を切断する場合は、内部に海底地盤中から漏出した天然ガス等の可燃性ガスが溜まっている可能性があり、この可燃性ガスが溜まっている状態の管体1を穿孔装置3で穿孔すると、穿孔時に生じた火花が可燃性ガスに引火し爆発する恐れがあるが、この点、本発明は、穿孔装置3を遠隔操作により穿孔作動自在に設けた構成としたので、穿孔作業時は、作業者は穿孔現場にいなくても良く、穿孔現場から離れた安全な場所、例えば、海上に停泊している作業船13上で穿孔装置3を遠隔操作して安全な環境で穿孔作業を行うことができる画期的な管体切断前処理装置となる。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、管体1を切断する前にこの管体1内の可燃性ガスを排出するための排出孔2を穿孔する穿孔装置3と、前記管体1の切断位置表面に付着した付着物4を除去して切断用付着物除去部5を形成する付着物除去装置6とを備えた管体切断前処理装置であって、前記管体1を囲むようにこの管体1周囲に着脱自在に取り付ける環状ガイド部7に、この環状ガイド部7に沿って周回移動する周回移動部8を設け、この周回移動部8に前記穿孔装置3と前記付着物除去装置6とを設け、少なくとも前記穿孔装置3を遠隔操作により穿孔作動自在に設けたものである。
具体的には、本実施例は、桟橋の基礎となる海底地盤に根入れされた海中金属管支柱1を撤去する際に、この海中金属管支柱1を水中酸素アーク切断する前に、海中にて、海中金属管支柱1内に存在する可燃性ガスを排出するための排出孔2を海中金属管支柱1周面に穿孔する穿孔作業と、この海中金属管支柱1の切断位置表面に付着し切断作業の妨げとなる海生生物等の付着物4を除去する付着物除去作業との二つの異なる作業を一台で行うことができるように構成したものである。
より具体的には、本実施例は、図1,図2に示すように、フロート部14を有する基体部15と、この基体部15に設けられ本実施例を海中金属管支柱1に固定状態に装着するための環状ガイド部7と、この環状ガイド部7に周回移動自在に設けられ海中金属管支柱1の周囲を周回移動する周回移動部8と、この周回移動部8に設けられ海中金属管支柱1に排出孔2を穿孔する穿孔装置3と、この穿孔装置3と同様に周回移動部8に設けられ管体1表面に付着している海生生物等の付着物4を除去する付着物除去装置6とで構成している。
更に詳細に説明すると、基体部15は、一対のフロート部14を連結杆16で連結すると共に、フロート部14に載置用脚部17を付設した構成としている。
また、この基体部15は、フロート部14によって浮力調整自在な構成としており、具体的には、フロート部14に、外部から空気をフロート部14内に導入する空気導入部14aと、このフロート部14内の空気を外部に導出する空気導出部14bを設け、この空気導入部14a及び空気導出部14bを介してフロート部14内の空気を出し入れしてフロート部14内の空気の充填量を調整してこのフロート部14を浮力調整自在に構成し、このフロート部14の浮力調整によって、本実施例の基体部15を、海中への沈降や海上への浮上を容易にし得る浮力調整自在な構成としている。
即ち、本実施例は、管体切断前処理を行うために水中に沈降させる際は、フロート部14内の空気を空気導出部14bから排出してフロート部14の浮力を小さくして沈降し易い状態にし、管体切断前処理が終了し海上に引き上げる際は、空気導入部14aからフロート部14内に空気を導入してフロート部14の浮力を大きくして水中から浮上し易い状態にすることができるように構成している。
また、環状ガイド部7は、図2,図3に示すように、複数の係止爪部18を有する一対の半円状ガイド部7a,7b、具体的には、基体部15に固定状態に設ける固定半円状ガイド部7aと、この固定半円状ガイド部7aに一端を枢着しこの固定半円状ガイド部7aに開閉回動自在に設けた可動半円状ガイド部7bとで構成している。尚、符号19は、この環状ガイド部7の開動動作を不能にする開動動作ロック機構である。
より具体的には、固定半円状ガイド部7a及び可動半円状ガイド部7bは、図4に示すように、夫々、一対の半円状管体20を上下方向に間隔を置いて並設し、この上下方向に並設した半円状管体20を、これらの間に架設状態に配設した複数の連結リブ21で連設した構成とし、また、この連結リブ21は、海中金属管支柱1に当接し係止する係止爪部18を設けた構成とし、本実施例では、この係止爪部18を一つの連結リブ21に対して二つ、上下方向に並設状態に設けた構成としている。
また、係止爪部18は、先端部を尖鋭形状に形成し、連結リブ21に環状ガイド部7の内方に向けて突出状態に設けた構成とし、環状ガイド部7を海中金属管支柱1に取り付けた際、この尖鋭な先端部が海中金属管支柱1表面に付着している海生生物4にくい込み係止するように構成している。
更に詳細に説明すると、図5に示すように、係止爪部18には、伸長状態の弾性体22(本実施例ではコイルばねを採用)が設けられており、環状ガイド部7を海中金属管支柱1に取り付けた際、海中金属管支柱1に当接した係止爪部18が弾性体22のバネ付勢に抗して後退し、この係止爪部18の後退により弾性体22が縮退し、この弾性体22が縮退したことでこの弾性体22に伸長付勢が生じ、この弾性体22に生じた伸長付勢が係止爪部18を先端方向に向かって押圧し、これにより、係止爪部18は、海中金属管支柱1に対して押圧係止することとなり、海中金属管支柱1表面やこの海中金属管支柱1表面に付着している海生生物等の付着物4に強固にくい込み係止するように構成している。
このように、本実施例の環状ガイド部7は、海生生物等の付着物4が付着し表面が凹凸状態の海中金属管支柱1に対しても、全ての係止爪部18が適宜な押圧力で海中金属管支柱1にくい込み係止して本実施例を確実に海中金属管支柱1に固定状態に装着することができるように構成している。
また、周回移動部8は、図6,図7に示すように、穿孔装置3及び付着物除去装置6を配設する作業工具取付部23と、この作業工具取付部23に設けられ駆動部24によって駆動する駆動ローラ10を有する走行部25と、この周回移動部8の環状ガイド部7からの離脱を防止すると共にこの周回移動部8を環状ガイド部7に沿って安定走行させるための複数の従動ローラ26とで構成している。
具体的には、作業装置取付部23は、図8〜図12に示すように、所定間隔(環状ガイド部7の半円状管体20の並設間隔とほぼ同等の間隔)をおいて水平状態に並設した上板部23aと下板部23bとを垂直連結部材23cで連結した構成とすると共に、上板部23aに、環状ガイド部7の固定側半円状ガイド部7a及び可動側半円状ガイド部7bの夫々の上部側の半円状管体20で形成される上部環状ガイド部7cに当接しながら移動する上部従動ローラ26aを設け、下板部23bに、環状ガイド部7の固定側半円状ガイド部7a及び可動側半円状ガイド部7bの夫々の下部側の半円状管体20で形成される下部環状ガイド部7dに当接しながら移動する下部従動ローラ26bを設けて、この上部従動ローラ26aと下部従動ローラ26bとで環状ガイド部7を上下方向から挟持して、この周回移動部8が作業時の振動等で上下方向に移動して(揺動して)環状ガイド部7から離脱しないように構成している。
また、走行部25は、図13に示すように、駆動部24によって駆動する水平状態に配設した駆動ローラ10と、駆動ローラ10と上部環状ガイド部7cを挟んで対向位置に水平状態に配設される水平従動ローラ26cと、駆動ローラ10に対して水平従動ローラ26cを相対的に接近させる接近付勢を付与する付勢機構11(本実施例ではコイルばね等のばね状弾性体11を使用)とで構成し、このばね状弾性体11によって生じる接近付勢によって駆動ローラ10と水平従動ローラ26cとの間に配設した環状ガイド部7(上部環状ガイド部7c)に対して駆動ローラ10及び水平従動ローラ26cが水平方向から圧接してこの上部環状ガイド部7cを挟持して、この周回移動部8が作業時の振動等で水平方向(前後方向)に移動して(揺動して)環状ガイド部7から離脱しないように構成している。
即ち、本実施例の周回移動部8は、作業装置取付部23に設けた上部従動ローラ26a及び下部従動ローラ26bで環状ガイド部7を上下方向から挟持し、走行部25に設けた駆動ローラ10及び水平従動ローラ26cで環状ガイド部7(上部環状ガイド部7c)を水平方向から挟持して、周回移動部8が環状ガイド部7から離脱しないようにして、この周回移動部8が環状ガイド部7に沿って安定して自走周回移動するように構成している。
尚、付勢機構11は、ばね状弾性体11に限らず、本実施例の作用効果を発揮し得るものであれば適宜採用するものとする。
また、本実施例の周回移動部8は、この駆動ローラ10をばね状弾性体11により環状ガイド部7に圧接させる構成としたことで、付着物除去装置6の除去工具部12に過負荷が生じようとした際には、付勢力若しくは押圧力に抗して駆動ローラ10が逃動しこの駆動ローラ10がスリップすることで、この周回移動部8の周回移動が停止若しくは減速するように構成している。
即ち、例えば、周回移動中にこの周回移動部8に設けた付着物除去装置6が海中金属管支柱1の付着物4に引っ掛かり、この周回移動部8の周回移動しようとする力によって付着物除去装置6の除去工具部12に、この除去工具部12が破損してしまいそうな大きな過負荷が生じようとした際に、移動を抑制されたことで駆動ローラ10の周回移動方向に移動しようとする力が外方に向かって作用し、この外方に作用する力がばね状弾性体11を縮退させ、このばね状弾性体11の縮退により駆動ローラ10及び水平従動ローラ26cの環状ガイド部7(上部環状ガイド部7c)に対する圧接力が弱まり、この圧接力が弱まったことで駆動ローラ10がスリップして周回移動部8が周回移動方向へ移動しようとする力が低下して、この周回移動部8の周回移動が停止若しくは減速することで、付着物4に引っ掛かった付着物除去装置6の除去工具部12に、この除去工具部12が破損してしまうような大きな過負荷が生じないように構成している。
尚、本実施例の周回移動部8は、遠隔操作可能な構成とし、作業現場から離れた場所、例えば、海上に停泊する作業船13上から遠隔操作によって作動することができるように構成している。
また、穿孔装置3及び付着物除去装置6は、一般的に使用されるものを用いており、本実施例では、図6,図7に示すように、穿孔装置3は一般的なドリル工具を用い、また、付着物除去装置6は除去工具部12としてバイブレーションスクレーパ工具12(エア駆動式打撃素地調整工具)を用いた構成とし、これらを上述した周回移動部8の作業装置取付部23に左右方向に並設し、夫々、移動機構によって進退移動自在設けると共に、遠隔操作によって作動可能な構成としている。
尚、本実施例では、穿孔装置3の周回移動方向前方側に付着物除去装置6を並設状態に設けた構成とし、具体的には、前方に位置する付着物除去装置6で、穿孔装置3が穿孔作業する位置の海中金属管支柱1表面に付着している海生生物等の付着物4を除去して穿孔用表面付着物除去部9を形成し、この穿孔用表面付着物除去部9を形成し終えて付着物除去装置6が作業を停止した際、穿孔装置3がこの付着物除去装置6によって形成された穿孔用表面付着物除去部9に位置するように構成している。
また、穿孔装置3及び付着物除去装置6を進退移動させる移動機構は、図8〜図11及び図14に示すように、スライドガイド部27と、このスライドガイド部27にスライド移動自在に設けた取付け台28とで構成し、本実施例の穿孔装置3及び付着物除去装置6は、この取付け台28のスライド移動により、周回移動部8の作業装置取付部23にスライド移動自在に設けた構成としている。
具体的には、図14に示すように、左右に並設した二台の取付け台28の間に、この取付け台28を移動させる取付け台駆動用歯車29を配設し、この取付け台駆動用歯車29(ピニオン)と夫々の取付け台28に設けた直線歯車30(ラック)とを係合させ、取付け台駆動用歯車29の回転により取付け台28をスライドガイド部27に沿って前後方向にスライド移動させる構成とし、また、本実施例では、上述したように二台の取付け台28の間に設けた一つの取付け台駆動用歯車29で両方の取付け台28を移動させる構成としたので、取付け台駆動用歯車29を一方向に回転させると、一方の取付け台28は前進移動し、他方の取付け台28は後退移動する構成としている。
即ち、管体切断前処理においては、穿孔装置3を用いる穿孔作業と付着物除去装置6を用いる付着物除去作業との双方を同時に作業しないので、例えば、穿孔作業を行うために穿孔装置3を前進させると、付着物除去装置6は後方に後退して待機状態となり、付着物除去作業を行うために付着物除去装置6を前進させると、前方に位置していた穿孔装置3は後方に後退して待機状態になり、夫々の作業の妨げとならないように構成している。
また、付着物除去装置6は、取付け台28に対して、回動自在に設けて除去工具部12の先端部の海中金属管支柱1表面への進入角度(当接角度)を角度調整自在に設けると共に、上下方向に移動自在に設けて高さ位置調整自在に設けた構成としている。
具体的には、図12に示すように、取付け台28に付着物除去装置6を支持する支持部31を立設し、この支持部31にスライドガイド孔32を設けて、付着物除去装置6をこのスライドガイド孔32に沿ってスライド移動自在に設けた構成としている。
また、穿孔装置3及び付着物除去装置6を遠隔操作可能な構成としたので、本実施例を用いた管体切断前処理の穿孔作業及び付着物除去作業は、図15に示すように、海上に停泊している作業船13上から行われる。その際、作業状況を確認しながら作業できるよう作業状況を映す水中カメラ33と、この作業箇所を照らす水中ライト34を周回移動部8に設けている。
尚、図15中の符号35,36は、穿孔装置3及び付着物除去装置6を作動させるための油圧ポンプとエアーコンプレッサである。
また、本実施例では、穿孔装置3と付着物除去装置6との二種類の作業装置(作業工具)を設けた構成としたが、本実施例の構成に加えて、海中金属管支柱1を切断する切断装置を設けた構成としても良い。
この切断装置を設ける場合は、周回移動部8の周回移動方向の前側に付着物除去装置6を設け、後側に切断装置を設けた構成とすることが好ましく(穿孔装置3は切断装置の前後いずれでも良い)、これにより、付着物除去装置6で海中金属管支柱1表面に付着している海生生物等の付着物4を除去する付着物除去作業を進めながら、海中金属管支柱1を切断する切断作業を行うことができる。
以上のように構成した本実施例の作用・効果を以下に説明する。
本実施例を用いて海中金属管支柱1の管体切断前処理を行う際、先ず、海上に載置した本実施例をフロート部14の浮力を調整して所定の作業位置まで沈降させ、作業位置にて環状ガイド部7を開動操作し、海中金属管支柱1の周囲に、この海中金属管支柱1を囲むようにして取り付けて、本実施例を海中金属管支柱1に装着する。
この際、環状ガイド部7に設けた複数の係止爪部18が、海中金属管支柱1表面やこの海中金属管支柱1表面に付着している海生生物等の付着物4にくい込み係止し、本実施例を海中金属管支柱1に強固に固定することができる。
本実施例を海中金属管支柱1に装着した後、作業者は海上の作業船13に戻り、周回移動部8及び穿孔装置3、付着物除去装置6を遠隔操作して管体切断前処理である穿孔作業と付着物除去作業を行う。
具体的には、先ず、排出孔2を穿孔する位置の海中金属管支柱1表面に付着している海生生物等の付着物4を除去するために、付着物除去装置6を作動させながら周回移動部8を周回方向に移動させ、海中金属管支柱1表面に帯状に付着物4を除去した穿孔用表面付着物除去部9を形成し、この穿孔用表面付着物除去部9を形成し終えた状態で、取付け台駆動用歯車29を駆動させて付着物除去装置6を後退させて退避位置に移動させると、この付着物除去装置6の退避移動に伴って穿孔装置3が前進し作業位置に移動し、この作業位置に移動した穿孔装置3を作動させて穿孔用表面付着物除去部9に排出孔2を穿孔する穿孔作業を作業船13で遠隔操作にて行う。
排出孔2の穿孔作業が終了したら、作業者は一端、水中に潜り、付着物除去装置6を可動に移動させて付着物除去装置6の除去工具部12(バイブレーションスクレーパ工具12)先端を切断位置に合わせる。
位置合わせを終えたら、作業者は、再度、作業現場から離れ、作業船13で付着物除去装置6を作動させながら周回移動部8を海中金属管支柱1に沿って周回移動させて、この海中金属管支柱1の切断位置に付着している海生生物等の付着物4を除去して切断用付着物除去部5を形成し管体切断前処理が終了し、この本実施例を用いた管体切断前処理により、海中金属管支柱1には、図16,図17に示すように、穿孔用表面付着物除去部9に排出孔2が穿孔され、また、この排出孔2の下方位置に切断位置となる切断用付着物除去部5が形成される。
このように、本実施例は、環状ガイド部7を海中金属管支柱1に装着することで、穿孔装置3及び付着物除去装置6を、環状ガイド部7を介して海中金属管支柱1に装着し、これを遠隔操作によって海中金属管支柱1の周方向に移動させながら穿孔作業や付着物除去作業を行うことができるので、従来のように、作業者が作業工具を手持して作業をする必要が無いので、作業者は海中で作業反力を得るという非常に厄介な作業を強いられることが無くなり、また、作業者が作業反力を得るためにコストを掛けて足場を設置する必要も無くなるので、海中金属管支柱1を切断する際の前処理である穿孔作業及び付着物除去作業において、これらの作業の作業者への負担を軽減し、効率良く且つ低コストで行うことができる実用性に優れた画期的な管体切断前処理装置となる。
また、この海底地盤に根入れされた海中金属管支柱1は、内部に海底地盤中から漏出した天然ガス等の可燃性ガスが溜まっている可能性があり、この可燃性ガスが溜まっている状態の海中金属管支柱1を穿孔装置3で穿孔すると、穿孔時に生じた火花が可燃性ガスに引火し爆発する恐れがあるが、この点、本実施例は、穿孔装置3を遠隔操作により穿孔作動自在に設けた構成としたので、穿孔作業時は、作業者は穿孔現場にいなくても良く、穿孔現場から離れた安全な場所、即ち、海上に停泊している作業船13上で穿孔作業を行うこととなるので、安全性にも優れた画期的な管体切断前処理装置となる。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
1 管体,海中金属管支柱
2 排出孔
3 穿孔装置
4 付着物
5 切断用付着物除去部
6 付着物除去装置
7 環状ガイド部
8 周回移動部
9 穿孔用表面付着物除去部
10 駆動ローラ
11 付勢機構
12 除去工具部,バイブレーションスクレーパ工具

Claims (7)

  1. 管体を切断する前にこの管体内の可燃性ガスを排出するための排出孔を穿孔する穿孔装置と、前記管体の切断位置表面に付着した付着物を除去して切断用付着物除去部を形成する付着物除去装置とを備えた管体切断前処理装置であって、前記管体を囲むようにこの管体周囲に着脱自在に取り付ける環状ガイド部に、この環状ガイド部に沿って周回移動する周回移動部を設け、この周回移動部に前記穿孔装置と前記付着物除去装置とを設け、少なくとも前記穿孔装置を遠隔操作により穿孔作動自在に設けたことを特徴とする管体切断前処理装置。
  2. 前記穿孔装置により穿孔した前記排出孔よりも前記管体の長さ方向の一方側若しくは他方側に前記付着物除去装置を位置させ、この付着物除去装置を前記環状ガイド部に沿って前記周回移動部を介して周回移動させて前記管体表面に付着している付着物を除去して前記切断用付着物除去部を形成するように構成したことを特徴とする請求項1記載の管体切断前処理装置。
  3. 前記穿孔装置の前記周回移動方向に並設状態に前記付着物除去装置を設け、この付着物除去装置を前記管体の長さ方向に移動自在に設けて、前記付着物除去装置により前記管体表面に付着している付着物を除去して穿孔用表面付着物除去部を形成し、この穿孔用表面付着物除去部に前記穿孔装置により前記排出孔を穿孔すると共に、前記付着物除去装置を前記管体の長さ方向に移動して前記排出孔より前記管体の長さ方向の一方側若しくは他方側に位置させて周回移動させることで、少なくとも前記管体表面に付着している付着物を半周以上除去して前記切断用付着物除去部を形成するように構成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の管体切断前処理装置。
  4. 前記周回移動部は、駆動ローラを付勢機構による付勢力若しくは押圧機構による押圧力により前記環状ガイド部に圧接して、この駆動ローラの駆動制御により前記環状ガイド部に沿って自走周回移動する若しくは周回移動補助力が生じるように構成し、前記付着物除去装置の除去工具部に過負荷が生じようとした際には、前記付勢力若しくは前記押圧力に抗して前記駆動ローラが逃動しこの駆動ローラがスリップすることで、前記周回移動部の周回移動が停止若しくは減速するように構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の管体切断前処理装置。
  5. 前記付着物除去装置は、所定角度で前記管体表面に圧接すると共に打撃振動して前記管体表面に付着している付着物を剥離除去するバイブレーションスクレーパ工具を前記除去工具部として採用したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の管体切断前処理装置。
  6. 前記周回移動部に、前記穿孔装置及び前記付着物除去装置を設けると共に、前記付着物除去装置により前記管体に形成した前記切断用付着物除去部を切断位置として切断する切断装置をも設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の管体切断前処理装置。
  7. 前記管体は、下端が海底地盤に埋設された海中金属管支柱であり、この海中金属管支柱を高熱を伴う切断装置で切断する際の前処理として、この切断装置の切断位置の上方側に前記海中金属管支柱内の可燃性ガスを排出するための前記排出孔を穿孔するように前記穿孔装置を構成し、この排出孔よりも下方側の前記管体表面に付着している付着物である海生生物を除去して前記切断用付着物除去部を形成するように前記付着物除去装置を構成したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の管体切断前処理装置。
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