JP6031061B2 - クロージャ - Google Patents
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Description
前記上流側ケーブルおよび前記下流側ケーブルが挿入される筐体と、
前記筐体内部に設けられて前記筐体を支持するフレームと、
前記筐体内部のトレイ収容部の第一収容部に収納される複数枚の平板状のトレイと、を備え、
複数枚の前記トレイは、
スプリッタトレイ、接続トレイ、およびファンアウトトレイの少なくとも何れかを含み、
前記上流側ケーブルの延びる方向と平行な向きで積層され、かつ、それぞれ前記上流側ケーブルの延びる方向と直交する方向に延びるトレイ回転軸を中心に回転可能に支持する支持部を備え、
前記支持部は、平板状に沿うトレイ面に対して前記トレイ回転軸方向の一方側に設けられ、前記トレイ面と平行な軸棒部を有し、前記軸棒部が前記フレームに設けられた軸保持部に回転可能に係合されており、
前記フレームは、各前記トレイ面が前記上流側ケーブルの延びる方向に対して傾斜した状態で前記トレイの回転が規制される回転角度規制部を備えている。
本願発明の実施形態に係るクロージャは、
(1) 上流側ケーブルに含まれる光ファイバと下流側ケーブルに含まれる光ファイバとを接続する箇所に取り付けられるクロージャであって、
前記上流側ケーブルおよび前記下流側ケーブルが挿入される筐体と、
前記筐体内部に設けられて前記筐体を支持するフレームと、
前記筐体内部のトレイ収容部の第一収容部に収納される複数枚の平板状のトレイと、を備え、
複数枚の前記トレイは、
スプリッタトレイ、接続トレイ、およびファンアウトトレイの少なくとも何れかを含み、
前記上流側ケーブルの延びる方向と平行な向きで積層され、かつ、それぞれ前記上流側ケーブルの延びる方向と直交する方向に延びるトレイ回転軸を中心に回転可能に支持する支持部を備え、
前記支持部は、平板状に沿うトレイ面に対して前記トレイ回転軸方向の一方側に設けられ、前記トレイ面と平行な軸棒部を有し、前記軸棒部が前記フレームに設けられた軸保持部に回転可能に係合されており、
前記フレームは、各前記トレイ面が前記上流側ケーブルの延びる方向に対して傾斜した状態で前記トレイの回転が規制される回転角度規制部を備えている。
上記のような構成により、クロージャの筐体内に多数のトレイを高密度実装することができるので、クロージャの筐体の大きさをコンパクトにできる。また、トレイの種類や数の変更が容易にできるので、様々な用途に使用することができる。
前記第二部分は、前記トレイが前記傾斜した状態の位置において前記フレームの回転角度規制部である係合規制部と係合することで前記回転規制部の回転を規制する被係合規制部を有する。
被係合規制部が係合規制部に係合されると共に、傾斜した状態で回転規制部により回転が規制された状態となることにより、トレイが傾斜した状態で係止されてこの傾斜状態を保った積層が可能となる。
被係合規制部が係合規制部に係合されると同時に、当接規制部に当接して回転が規制されるので、当接した位置からさらに回転することが防がれる。したがって、より確実に、トレイが傾斜した状態で係止されてこの傾斜状態を保った積層が可能となる。
上記トレイは、光ファイバを保持可能な光ファイバ保持部を備えているので、この保持部で、光ファイバの余長部分を保持して、トレイの回転時に光ファイバがトレイに干渉することを防ぐことができる。
複数枚の前記トレイは、複数枚の前記スプリッタトレイを含み、
さらに複数枚の前記トレイとは別に、積層された複数枚の平板状の分岐心線トレイを前記第二収容部に有する。
これにより、例えば主ケーブルから加入者用の分岐ケーブルに接続する配線点に設置する場合に使用することができる。
これにより、例えば地下管路等から地上へのき線点(引き出し点)に設置する場合に使用することができる。
前記第一収容部および前記第二収容部に隣接した位置に、光ファイバの余長を挟んで保持可能な切り込み部を有するシート状の余長収容部が、前記上流側ケーブルの延びる方向と平行な軸周りに回動可能に設けられ、回動により前記第一収容部および前記第二収容部の少なくともそれぞれの一部を覆う位置に配置可能である。
このような位置に余長収容部が配置されているので、第一収容部、第二収容部のいずれにも近接し、光ファイバの余長を効率よく収容することができる。
以下、クロージャの実施形態の例について、図面を参照しつつ説明する。
なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
図1は、本実施形態に係るクロージャの筐体内部を示す斜視図であり、例えば地下管路等から地上へのき線点(引き出し点)に設置する際に使用するようにトレイの種類および枚数が構成された一例である。
前記各種トレイは、スプリッタトレイ7、接続トレイ8、およびファンアウトトレイ7の少なくとも何れかを含むものである。
第一収容部6aには、スプリッタトレイ7(図1の例では2枚)と接続トレイ8が複数枚(図1の例では10枚)、上流側に所定の角度で傾いた状態で、上流側ケーブル2の延びる方向Aと平行な向きで積層されて収容されている。
また、トレイ収容部6の上部には、上記方向Aに沿って横長のセンタートレイ14が設けられている。そして、センタートレイ14には、光ファイバの接続部を保持する保持部141が設けられている。
図2はスプリッタトレイ7を示す斜視図である。
スプリッタトレイ7は、上流側ケーブル2の延びる方向Aと直交する方向に延びるトレイ回転軸Bを中心に回転可能に支持する支持部71を備えている。
支持部71は、トレイ本体72の平板状に沿うトレイ面72aに対してトレイ回転軸B方向の一方側に設けられ、トレイ面72aと平行な軸棒部711を有する。この軸棒部711は、後述の図4の(A)に示すフレーム5に設けられた軸保持部51に回転可能に係合される部分である。そして、軸棒部711は、下側の第1端部711aと、上側の第2端部711bとを有する。
また、スプリッタトレイ7は、トレイの内側にも複数のアダプタを有する。内側のアダプタと外側の接続用アダプタ75との間に光スプリッタを備える場合は、スプリッタトレイとして機能する。光スプリッタの代わりに多心テープ心線を単心に分岐するファンアウト機能を有する部品(分岐心線)を備える場合は、トレイ内に分岐心線の単心光ファイバ側を接続することで、ファンアウトトレイとして用いることができる。図1の使用形態では、ファンアウトトレイとして使用される。
接続トレイ8も上記スプリッタトレイ7と同様に、上流側ケーブル2の延びる方向Aと直交する方向に延びるトレイ回転軸Bを中心に回転可能に支持する支持部81を備えている。
支持部81は、トレイ本体82の平板状に沿うトレイ面82aに対してトレイ回転軸B方向の一方側に設けられ、トレイ面82aと平行な軸棒部811を有する。この軸棒部811は、後述の図4の(A)に示すフレーム5に設けられた軸保持部51に回転可能に係合される部分である。そして、軸棒部811は、下側の第1端部811aと、上側の第2端部811bとを有する。
また、接続トレイ8は、トレイ面82aに対してトレイ回転軸B方向の一方側に、光ファイバを通して保持する光ファイバ保持部83を備えている。この光ファイバ保持部83で、スプリッタトレイ7と同様に、光ファイバの干渉を防ぐことができる。
また、接続トレイ8は、トレイ本体82の内部に光ファイバを導入することができ、その接続部を保持することもできる。
図4および図5は、トレイ(スプリッタトレイ7または接続トレイ8)がフレーム5に係合する部分を示す拡大図である。図4は、係合前の状態を示す、上方から見た斜視図(A)と下方から見た斜視図(B)である。図5は係合後の状態を示す、上方から見た斜視図(A)と下方から見た斜視図(B)である。
なお、以下、図4および図5におけるトレイを接続トレイ8として説明するがスプリッタトレイ7でも係合構造は同様である。
接続トレイ8の軸棒部811は、フレーム5に設けられた軸保持部51(図4の(A)、(B)参照)に回転可能に係合され、係合後の状態は、図5の(A)、(B)の状態となる。
フレーム5の軸保持部51は、第1軸保持部511(図では下側)と第2軸保持部512(図では上側)を有しており、軸棒部811の回転規制部812側(図では下側)の第1端部811aと第1軸保持部511とが係合され、軸棒部811の接続トレイ8本体側(図では上側)の第2端部811bと第2軸保持部512とが係合される。
第1軸保持部511は、図4の(A)に示すように、フレーム5の一部に切れ込みを入れた部分であり、直線的に狭くなり幅が最も狭い部分から奥の部分が円弧状の円弧状部511aを有する。この第1軸保持部511の幅が最も狭い部分の幅は、接続トレイ8の軸棒部811の第1端部811aの径よりも僅かに狭くなっている。このような構造により、係合する際に、第1軸保持部511が第1端部811aによって押圧されると、上記第1端部811aの径よりも僅かに狭い部分が弾性で広がって第1端部811aが通り、第1端部811aの径とほぼ同じ径の円弧となっている第1軸保持部511の円弧状部511aに第1端部811aが嵌合する(図5の(B)参照)。
なお、トレイがスプリッタトレイ7であっても、フレーム5との係合構造およびその動作は上記接続トレイ8と同様である。
図6に示すように、フレーム5は、トレイ面82aが上流側ケーブル2の延びる方向Aに対して傾斜した状態で接続トレイ8の回転が規制される回転角度規制部52を備えている。
この回転角度規制部52は、接続トレイ8の被係合規制部812b1(例えば、貫通孔)が係合される係合規制部52a(例えば、突起)と、回転規制部812の回転側面812cに当接して回転規制部812の回転を規制する当接規制部52bとを備えている。この当接規制部52bは、回転規制部812が回転して被係合規制部812b1が係合規制部52aに係合される位置において、回転側面812cが配置される位置にある。
接続トレイ8が傾斜していない場合は、接続トレイ8(1)のように、その被係合規制部812b1(1)は、フレーム5の係合規制部52aと係合していない。
これに対して、接続トレイ8を反時計回りに回転させ、被係合規制部812b1が係合規制部52aに係合される位置まで回転させると、接続トレイ8(2)に示すように、回転規制部812(2)が係合規制部52aに係合されて、回転が規制される。それと同時に、回転規制部812(2)の左側の回転側面812c(2)が当接規制部52bに当接して、当接した位置からさらに回転することが防がれる。これにより、接続トレイ8(2)のような左側に傾斜した状態で係止されると共にさらに反時計回りに回転することが防がれる。
なお、接続トレイ8を時計回り方向に回転させた場合も同様に、係合規制部52aおよび当接規制部52bによって、接続トレイ8が右側に傾斜した状態で係止されると共にさらに時計回りに回転することが防がれる。
なお、上述の図6の説明におけるトレイの収容構造は、トレイをスプリッタトレイ7としても同様である。
図7は、第二収容部を示す斜視図である。
図1および図7に示すように、第二収容部6bには、複数枚(例えば20枚程度)の平板状の分岐心線トレイ9が、上流側ケーブル2の延びる方向Aと直交する向きで積層されている。このトレイにはファンアウト機能を有する部品(分岐心線)を構成するテープ心線、単心ファイバが収容される。この積層手段として、分岐心線トレイ9の両端部(方向Aの両端部)を引っ掛けてスライド自在に支持するように設けられた一対の支持棒91が、方向Aと直交する方向に伸びてかつ折り返すようにフレーム5に設けられている。例えば、支持棒91の折り返し部分の前後にそれぞれ複数枚(10枚程度)支持されて、方向Aと直交する方向(支持棒91が伸びる方向)にそれぞれ積層された状態となっている。そして、係止部材92が支持棒91の折り返し部分から嵌められて、積層された分岐心線トレイ9が動かないように係止されている。
図8は、図1のトレイ構成例における配線ルートの説明のための模式図である。
例えば、地下管路等から地上へのき線点(引き出し点)に設置される場合、図8に示すように、地下管路等からの上流側ケーブル2を筐体4の内部に導入し、その外被2aを外して内部の複数本の光ファイバ(例えば、複数本の4心のテープ心線)11が取り出される。図1の例は、光ファイバ11のうち一部の光ファイバ12を下流側の分岐ケーブル13と接続する例である。
なお、接続トレイ8内で接続した光ファイバの一部を地下管路側の分岐ケーブルとして、上流側ケーブル2の近傍から導出してもよい。
図9は、本実施形態に係るクロージャの他のトレイ構成例を示す斜視図である。
図1の例と異なる点は、第一収容部6aに収容されているトレイの種類および枚数が異なることである。図9の例では、第一収容部6aには、スプリッタトレイ7が12枚収容されている。なお、第二収容部6bに収容された分岐心線トレイ9の積層枚数および構成は図1の例と同じである。
図10に示すように、上流側ケーブル2を筐体4の内部に導入し、その導入部分の外被2aが外される。そして、直接下流側ケーブル3となって導出される光ファイバ15と、加入者用分岐ケーブル17に接続するための光ファイバ(例えば4心のテープ心線)16と、が取り出される。
光ファイバ16は、複数本(例えば、4本)の単心の光ファイバ16aと融着接続される。その接続部はセンタートレイ14に設けられた保持部141に保持される。
そして、この単心の光ファイバ16aは、それぞれ一つのスプリッタトレイ7に導入されて、内部のスプリッタに接続される。各光ファイバの信号は、スプリッタで分離(通常は8つに分離)されて、スプリッタトレイ7の接続用アダプタ75から出力される。接続用アダプタ75に接続された単心の各光ファイバ16b(例えば8本)は、第二収容部6bの分岐心線トレイ9にそれぞれ導入されて、下流側の加入者用分岐ケーブル17と接続される。分岐心線トレイ9には、分岐心線が収容されている。スプリッタトレイ7の接続用アダプタ75に接続される光ファイバ16bは、この分岐心線の単心光ファイバである。分岐心線のテープ部の光ファイバが分岐心線トレイ9内で加入者用分岐ケーブル17のテープ心線17aと接続されている。
なお、分岐心線トレイ9内で接続したテープ心線17aは、全部或いは一部を上流側ケーブル2の近傍から、図9に示す加入者用分岐ケーブル18として導出してもよい。
2 上流側ケーブル
2a 外被
3 下流側ケーブル
3a 外被
4 筐体
5 フレーム
6 トレイ収容部
6a 第一収容部
6b 第二収容部
7 スプリッタトレイ(ファンアウトトレイ)
8 接続トレイ
9 分岐心線トレイ
10 余長収容部
11 切り込み部
12 光ファイバ
12a 分岐心線のテープ心線
12b 分岐心線の単心光ファイバ
12c 分岐心線のテープ心線
13 分岐ケーブル
13a テープ心線
14 センタートレイ
15 光ファイバ
16 光ファイバ
16a 光ファイバ
16b 分岐心線の単心光ファイバ
16c 分岐心線のテープ心線
17 加入者用分岐ケーブル
17a テープ心線
18 加入者用分岐ケーブル
51 軸保持部
52 回転角度規制部
52a 当接規制部
52b 係合規制部
71 支持部
72 トレイ本体
72a トレイ面
73 光ファイバ保持部
74 カバー
75 接続用アダプタ
81 支持部
82 トレイ本体
82a トレイ面
83 光ファイバ保持部
91 支持棒
92 係止部材
141 保持部
511 第1軸保持部
511a 円弧状部
512 第2軸保持部
512a スリット
512b 傾斜面
711 軸棒部
712 回転規制部
712a 第一部分
712b 第二部分
712b1 被係合規制部
811 軸棒部
811a 第1端部
811b 第2端部
812 回転規制部
812a 第一部分
812b 第二部分
812c 回転側面
Claims (6)
- 上流側ケーブルに含まれる光ファイバと下流側ケーブルに含まれる光ファイバとを接続する箇所に取り付けられるクロージャであって、
前記上流側ケーブルおよび前記下流側ケーブルが挿入される筐体と、
前記筐体内部に設けられて前記筐体を支持するフレームと、
前記筐体内部のトレイ収容部の第一収容部に収納される複数枚の平板状のトレイと、を備え、
複数枚の前記トレイは、
スプリッタトレイ、接続トレイ、およびファンアウトトレイの少なくとも何れかを含み、
前記上流側ケーブルの延びる方向と平行な向きで積層され、かつ、それぞれ前記上流側ケーブルの延びる方向と直交する方向に延びるトレイ回転軸を中心に回転可能に支持する支持部を備え、
前記支持部は、平板状に沿うトレイ面に対して前記トレイ回転軸方向の一方側に設けられ、前記トレイ面と平行な軸棒部を有し、前記軸棒部が前記フレームに設けられた軸保持部に回転可能に係合されており、
前記フレームは、各前記トレイ面が前記上流側ケーブルの延びる方向に対して傾斜した状態で前記トレイの回転が規制される回転角度規制部を備え、
前記回転角度規制部は、前記トレイ回転軸に直交する方向に前記フレームが延在する同一の板状部分に、前記上流側ケーブルの延びる方向に沿って同位相かつ同一のピッチで設けられた円形の突起からなる係合規制部を有し、
前記支持部は、前記トレイ本体と反対側の前記軸棒部の端部に設けられた回転規制部を有し、該回転規制部は、前記トレイ回転軸上に設けられた第一部分と、前記第一部分に対して前記トレイ回転軸に直交する方向に連続して形成された第二部分と、を含み、
前記第二部分は、前記トレイが前記傾斜した状態の位置において前記係合規制部と係合する、前記突起と径が等しい円形の貫通孔からなる被係合規制部を有し、
同一の前記係合規制部に前後の前記トレイの前記被係合規制部が係合可能であり、前記トレイが時計回り回転した場合も、反時計回りに回転した場合と同様に前記回転規制部の回転が規制されると共に前記トレイが傾斜した状態で係止される、クロージャ。 - 前記回転角度規制部は、前記被係合規制部が前記係合規制部に係合される位置にある前記回転規制部の回転側面に当接して前記回転規制部の回転を規制する当接規制部を有する、請求項1に記載のクロージャ。
- 前記トレイは、前記トレイ面に対して前記トレイ回転軸方向の一方側に、光ファイバを保持可能な光ファイバ保持部を備えている、請求項1または請求項2に記載のクロージャ。
- 前記トレイ収容部は第二収容部を有し、
複数枚の前記トレイは、複数枚の前記スプリッタトレイを含み、
さらに複数枚の前記トレイとは別に、積層された複数枚の平板状の分岐心線トレイを前記第二収容部に有する、請求項1から請求項3の何れか一項に記載のクロージャ。 - 複数枚の前記トレイは、複数枚の前記接続トレイと、少なくとも1枚の前記ファンアウトトレイを含む、請求項1から請求項3の何れか一項に記載のクロージャ。
- 前記トレイ収容部は、前記第一収容部と、積層された複数枚の平板状の分岐心線トレイが収容される第二収容部とを有し、
前記第一収容部および前記第二収容部に隣接した位置に、光ファイバの余長を挟んで保持可能な切り込み部を有するシート状の余長収容部が、前記上流側ケーブルの延びる方向と平行な軸周りに回動可能に設けられ、回動により前記第一収容部および前記第二収容部の少なくともそれぞれの一部を覆う位置に配置可能である、請求項1から請求項5の何れか一項に記載のクロージャ。
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