JP6030877B2 - 集魚灯 - Google Patents
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(問題1)水中に投入できないか、水中に投入しにくい構造を有しており、水中における狙い通りの場所に投入できない。
(問題2)熱処理が困難であるので、高い光量を生じさせるための、LEDの高密度化や高輝度化の実現が困難である。
(問題3)3次元的に多角的な光の照射が困難である。
(問題4)問題1〜3を解決しつつも、取扱が容易で小型で簡易な構成を実現できない。
本発明の第13の発明に係る集魚灯では、第1から第12のいずれかの発明に加えて、複数の実装部材のそれぞれは、中空空間および集魚灯全体の外形を形成する外板、外板に積層される熱伝導率の高い基材、基材に積層される回路基板および回路基板にベアチップ実装される発光素子を備えて板状である。
本発明の第14の発明に係る集魚灯では、第13の発明に加えて、複数の実装部材のそれぞれは、中空空間および集魚灯全体の外形を形成する外板、外板に積層される熱伝導率の高い基材、および基板にベアチップ実装される発光素子を備える板状を有する。
この構成により、実装部材が、非常に簡略な構成で形成されると共に、発行と外形形成とを両立できる。
本発明の第15の発明に係る集魚灯では、第13又は第14の発明に加えて、発光素子および回路基板が発生する熱は、基材を介して、外板に伝導される。
本発明の第16の発明に係る集魚灯では、第1から第15のいずれか記載の実装部材の裏面であって中空空間を形成する面は、凸凹を有している。
まず、図1、図2を用いて、実施の形態1における集魚灯の全体概要を説明する。図1は、本発明の実施の形態1における集魚灯の斜視図である。図2は、本発明の実施の形態2における集魚灯の使用態様を示す説明図である。
中空空間4内に充填された水は、その温度上昇によって生ずる温度差や水中での潮目変化(潮流)の少なくとも一つによって、移動するため、複数の実装部材の裏面の熱を安定して奪うことができる。矢印Aは、水の流入方向の一例を示しているだけである。
集魚灯1は、水中101に投入して(沈めて)使用することを予定されている。海水、淡水などに関らず、水は一定の比重(浮力)を有しているので、集魚灯1を沈めることは難しいことが多い。特に、集魚灯1は、発光素子5をその表面に実装しておく必要があるが、この場合にはどうしても防水カバー6の装着が必要となる。防水カバー6が装着される場合には、内部に密封空気空間が生じること、および集魚灯1全体の形状が単純形状(全体として筒状、球状など)となること、の2つの問題を引き起こす。このような2つの問題を有していると、集魚灯1は、比重の問題をクリアしても水中101に沈みにくくなる。
中空空間4は、複数の実装部材3A〜3Dの裏面に囲まれて形成されている。複数の実装部材3A〜3Dのそれぞれの表面は、図1に示されるとおり、複数の発光素子5を実装している。なお、図1、2などでは、図示の容易性といやすさの点から、実装部材3C,3Dには発光素子5が示されていないが、実装されていないわけではなく、図示の都合上で表示していないだけである。実際には発光素子5が実装されている。
次に、中空空間の詳細等について説明する。
図4は、本発明の実施の形態1における集魚灯の斜視図である。図4に示されるように、集魚灯1の本体部2の周囲は、防水カバー6によって防水されていることも好適である。防水カバー6は、図1に示されるように、電子部品である発光素子5や回路基板を防水できれば十分であるが、実装部材3によって構成される本体部2全体を(中空空間4を除いて)覆うことでもよい。図4に示されるように、防水カバー6が本体部2を覆うことで、防水がより確実となり、水中に投入されて使用される集魚灯1の、使用耐久性が向上するメリットがある。
集魚灯1は、その実装部材3の表面に複数の発光素子5を実装している。図3では、3枚の実装部材3A〜3Cによって横断面が略三角形の本体部2が形成されている。このため、この3面のそれぞれに、発光素子5が実装されている状態となる。この結果、集魚灯1は、3面のそれぞれの方向に光を照射できる。水中101に投入されて使用される場合には、多方面(三次元的)に光が放射されることが、集魚効果から好ましい。
次に、実施の形態2について説明する。
図6は、本発明の実施の形態2における集魚灯の側面図である。図6は、集魚灯1であって、特に複数の実装部材3の組み合わせによって形成される本体部2を側面から見た状態を示している。また、実装部材3の組み合わせによって形成される中空空間4が透視される状態で示されている。
3枚以上の複数の実装部材3の端部同士が接続されることで、中空空間4が形成されて、集魚灯1の全体外形が形成される。
実装部材3は、複数が用意され、実装部材3のそれぞれには、複数の発光素子5が実装される。このため、集魚灯1は、発光素子5の発光において様々な制御を実現できる。
図11は、本発明の実施の形態3における実際の試作品の斜視図である。図11は、発明者が実際に試作した集魚灯1を示している。
図11に示される試作品の集魚灯1に、フルパワーで電力を付与して、発光素子5を発光させた。また、このとき、水がためられている水槽に、この集魚灯1を投入して、上述のようにフルパワーで45分間点灯させた。
2 本体部
3 実装部材
31 裏面
32 表面
33 外板
34 基材
35 回路基板
4 中空空間
41 上部開口部
11、12 平板
13 柱
Claims (14)
- 水中に投入して使用可能な集魚灯であって、
複数の発光素子を実装する板状の実装部材であって、3枚以上の複数の前記実装部材と、
前記複数の実装部材のそれぞれの端部が縦方向に接続されることで形成される中空空間と、
前記発光素子を防水する防水カバーと、を備え、
前記中空空間は、前記集魚灯が水中に投入される落下方向に沿って形成されており、
前記中空空間には、前記集魚灯が水中に投入されるに従って水が流入して前記集魚灯の浮力を減少させると共に、水が流入して前記複数の実装部材を冷却し、
前記中空空間は、前記集魚灯の縦方向の上部に上部開口部を有し、前記集魚灯の縦方向の下部に下部開口部を有し、
前記中空空間の中央付近の横断面積は、前記上部開口部および前記下部開口部の開口面積よりも小さい集魚灯。 - 前記複数の実装部材のそれぞれは、その裏面を前記中空空間に対向させ、表面に複数の発光素子を実装する、請求項1記載の集魚灯。
- 前記集魚灯が水中に投入される際には、前記下部開口部もしくは前記上部開口部から前記中空空間に水が流入して、流入した水が上部開口部もしくは前記下部開口部より吐出されることで、前記集魚灯の浮力が減少すると共に、前記複数の実装部材の裏面の熱が奪われる、請求項1記載の集魚灯。
- 前記複数の実装部材が3枚の場合には、前記中空空間の前記上部開口部および前記下部開口部のそれぞれは、略三角形を有し、前記複数の実装部材が4枚の場合には、前記上部開口部および前記下部開口部のそれぞれは、略四角形を有し、前記複数の実装部材が5枚以上の場合には、前記上部開口部および前記下部開口部のそれぞれは、当該枚数に合わせた多角形を有する、請求項3記載の集魚灯。
- 前記複数の実装部材のそれぞれは、長辺と短辺を有する長方形の板状であり、前記複数の実装部材のそれぞれの長辺同士が接続されることで、縦方向に長い前記中空空間が形成される、請求項1から4のいずれか記載の集魚灯。
- 前記上部開口部および前記下部開口部とは、水中への投入時の圧力、水中での水圧差、水中での温度差および水中での潮目変化の少なくとも一つによって、前記中空空間の水を移動させ、前記複数の実装部材の裏面の熱を奪う、請求項1から5のいずれか記載の集魚灯。
- 前記中空空間は、水の移動を促進する回転ファンおよび吸引ポンプの少なくとも一方を内部に備える、請求項1から6のいずれか記載の集魚灯。
- 前記集魚灯は、前記中空空間が水中に対して略垂直方向に水を流入させるので、前記複数の実装部材の表面に実装されている前記複数の発光素子は、水中において略横方向に、光を照射する、請求項1から7のいずれか記載の集魚灯。
- 前記実装部材の少なくとも表面は、防水されている、請求項1から8のいずれか記載の集魚灯。
- 前記複数の実装部材のある実装部材の表面に実装されている前記発光素子と、別の実装部材の表面に実装されている前記発光素子は、輝度および色度の少なくとも一つで異なる発光を可能である、請求項1から9のいずれか記載の集魚灯。
- 前記複数の実装部材のそれぞれは、前記中空空間および前記集魚灯全体の外形を形成する外板、前記外板に積層される熱伝導率の高い基材、前記基材に積層される回路基板および前記回路基板にベアチップ実装される前記発光素子を備えて板状である、請求項1から10のいずれか記載の集魚灯。
- 前記複数の実装部材のそれぞれは、前記中空空間および前記集魚灯全体の外形を形成する外板、前記外板に積層される熱伝導率の高い基材、および前記基材にベアチップ実装される前記発光素子を備える板状を有する、請求項1から10のいずれか記載の集魚灯。
- 前記発光素子が発生する熱は、前記基材を介して、前記外板に伝導される、請求項11または12記載の集魚灯。
- 前記実装部材の裏面であって前記中空空間を形成する面は、凸凹を有している、請求項1から13のいずれか記載の集魚灯。
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