JP6029234B2 - ベントナイト懸濁水からのベントナイトの回収方法 - Google Patents

ベントナイト懸濁水からのベントナイトの回収方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6029234B2
JP6029234B2 JP2012269710A JP2012269710A JP6029234B2 JP 6029234 B2 JP6029234 B2 JP 6029234B2 JP 2012269710 A JP2012269710 A JP 2012269710A JP 2012269710 A JP2012269710 A JP 2012269710A JP 6029234 B2 JP6029234 B2 JP 6029234B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bentonite
water
suspension
sodium
added
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012269710A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014114185A (ja
Inventor
浩幸 坂本
浩幸 坂本
真仁 柴田
真仁 柴田
Original Assignee
株式会社太平洋コンサルタント
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社太平洋コンサルタント filed Critical 株式会社太平洋コンサルタント
Priority to JP2012269710A priority Critical patent/JP6029234B2/ja
Publication of JP2014114185A publication Critical patent/JP2014114185A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6029234B2 publication Critical patent/JP6029234B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
  • Silicates, Zeolites, And Molecular Sieves (AREA)

Description

本発明は、土木工事、建設工事の際排出されるベントナイトを含有した懸濁水、即ち、ベントナイト懸濁水といわれている泥水からのベントナイトの回収方法に関する。
建設工事の際発生する建設発生土の中には、地中連続壁工法より発生する廃ベントナイト泥水、シールド工法、場所打杭工法より発生する廃泥水等がある。即ち、いずれの工法においても、対象となる地中の層が粘性に乏しく崩壊しやすい土質であるために、掘削した土砂にベントナイト等を含んだ泥土調整剤を注入することにより、不透水性および塑性流動性を有する泥水を調製し使用する泥水工法が用いられている。
これらのベントナイトを含有する泥水は工事が進むにつれ、地上に排出され、流動性を呈する産業廃棄物となるが、建設工事に伴い大量に排出されるために、そのままでは運搬に多額の費用が掛かるうえ、埋立て処分には広大な土地を必要とするばかりか、その埋立て処分地の再利用をも困難とするものである。
そこで、この排出されたベントナイト懸濁水を減量化、固形化することにより、運搬が容易で、また一般土砂として埋戻土、盛土に有効利用されるような残土とし、更には、これから再利用可能な膨潤性のベントナイトを得ることが望ましい。しかしながら、単純な泥/水系であれば、高分子凝集剤を用いる、又は、自然沈降により固液分離をするのであるが、これらの泥水は、その粘性のために自然沈降することもなく、また高分子凝集剤を使用する処理においても、かなり多量に添加して固液分離をする場合が散在するにすぎない。
上記問題点を解決する手段として、例えば、カチオン性有機高分子凝集剤とアニオン性有機高分子凝集剤を添加する方法(特公昭55−16718号公報)、または無機物とカチオン性有機高分子凝集剤とアニオン性有機高分子凝集剤を添加する方法(特公昭55−3036号公報)などがある。
前記特公昭55−16718号公報および特公昭55−3036号公報のような2成分、または3成分の物質を順次添加する方法は、それぞれを同時に添加できないばかりか、添加順序も決定されているために操作方法が煩雑であり、必ずしも効率的な方法とは言えないものである。
前記固液分離を可能とする課題は、所定3成分(カチオン性有機高分子凝集剤、アニオン性有機高分子凝集剤またはノニオン性有機高分子凝集剤、水溶性塩)からなるベントナイト泥水用脱水剤を用いることで解決できる(特開平05−038404号公報)が、ベントナイトを回収する場合は、凝集体を沈降させたのち、フィルターでろ過して、水分を除去する際、ろ過性が不十分であり、水分が乾燥しにくいという難点があり、現場での作業を困難にしていた。
特公昭55−16718号公報 特公昭55−3036号公報 特開平05−038404号公報 特開平06−154766号公報
即ち、使用済みのベントナイト懸濁水を減量化のために、沈降処理に有機系凝集剤を用いた場合、沈降の後のろ過性が不十分であり、ベントナイトに水分が、かなり強固に結合し、水分を加熱蒸発処理し除くことが通常であり、ベントナイト懸濁水からベントナイトを抽出して、再度利用可能とすることが困難であった(特開平06−154766号公報)。
そこで、使用済みベントナイト懸濁水から、ベントナイトを簡便に回収して、再利用する方法を見出すことを課題とした。
ベントナイト懸濁水に、鉱酸を添加して、水素イオン濃度をpH2からpH3として、ベントナイト結晶層間の水分子を抜き取り凝集体として沈降させ、次いで、水酸化ナトリウムを添加して、pH8からpH10に調製して、凝集体と上澄み水とを分離したのち、含水ナトリウム型ベントナイトとして再生することを特徴とする、ベントナイト懸濁水からベントナイトの回収方法、を提供する。
ナトリウム型ベントナイトの懸濁水に、塩酸又は硝酸を添加して、水素イオン濃度をpH2からpH3として、前記ベントナイト結晶層間の水分子を抜き取り凝集体として沈降させ、次いで、水酸化ナトリウムを添加して、pH8からpH10に調製して、凝集体と上澄み水と分離したのち、含水ナトリウム型ベントナイトとして再生することを特徴とする、ベントナイト懸濁水からベントナイトの回収方法、を提供する。
前記含水ナトリウム型ベントナイトを加熱乾燥して、再生ベントナイトを得ることを特徴とするベントナイト懸濁水からベントナイトの回収方法、を提供する。
前記含水ナトリウム型ベントナイトに水を加えて攪拌し、ベントナイト懸濁水とすることを特徴とする、ベントナイト懸濁水からベントナイトの回収方法、を提供する。
ベントナイトの主成分は粘土鉱物であるモンモリロナイトである。モンモリロナイトの結晶は層状構造であり、2枚のシリカテトラへドロン層によってアルミナオクトヘドロン層がはさまれて結合した3層構造の繰り返し単位から形成される。アルミナオクトヘドロン層において、Al3+が占める位置の一部が電荷の低いMg2+によって置換しているため、結晶層は陽電荷が不足し、負電荷となる。
この負電荷に応じる陽イオン(Na 、K 、Mg2+、Ca2+など)を結晶層の表面に吸着し,電気的に中性を保っている。この3層構造の結晶層が積み重なると、結晶層と結晶層との間に層間位置が形成され、吸着された陽イオンは、大部分がこの層間位置に介在することになる。このような吸着陽イオンは、モンモリロナイトのカウンターイオンとなっている。
前記陽イオンが主としてNa であるものがNa−モンモリロナイト、Ca2+であるものがCa−モンモリロナイトである。このモンモリロナイトの3層構造の積重なりは、Na−モンモリロナイトの数枚から、Ca−モンモリロナイトでは20枚ぐらいであるといわれている。積重なりの層間位置の陽イオンに水が配位すると層間距離が増大する。モンモリロナイトが水中で膨潤するのはこのためである。Na−モンモリロナイトは層間の結合力が弱いため、十分な量の水中で膨潤すると分散し、安定なコロイドゾルを形成する。
Ca−モンモリロナイトは層間結合力が強いため、ある程度までしか膨潤しない。土木、建築工事に用いられるベントナイトは、高い粘度増大作用、優れた泥壁形成性などが要求されるため、Na−モンモリロナイトを主成分とするナトリウム型ベントナイトが好ましい。
ベントナイト懸濁水中のナトリウム型ベントナイトは、Na−モンモリロナイトを主成分とするベントナイトである。処理対象とするナトリウム型ベントナイトの懸濁濃度は、2〜30質量%が好ましい。2質量%未満では、泥水としての粘性が不足であり、30質量%以上では、粘性がおおきくなりすぎて、ハンドリングが困難である。添加する鉱酸は、塩酸が好ましい。
ナトリウム型ベントナイト懸濁水中のNa−モンモリロナイトは、水との接触により、層間のナトリウムイオンに水分子が次々に水和するため結晶の底面同士の間隔である底面間隔が増加して膨潤し、層間のナトリウムイオンに水分子の酸素原子が配位結合する。更にNa−モンモリロナイトは、Naイオンの介在によるアルミノシリケート層同士の電気的引力が弱いため、Naイオンに水分子が水和して層間に次々に多くの水分子をインターカレートし、底面間隔が4nm以上に広がった状態である、おおきな体積膨張を示している。この状態は、ベントナイトが充分に分散した、高粘性で泥水工法に好適なベントナイト懸濁水の状態である。
図1に、本発明方法を含む処理方法のフロー図を示した。
使用済みベントナイト懸濁水は、ナトリウム型に限定されない。これに、鉱酸を添加すると、鉱酸からの水素イオンが、モンモリロナイト結晶層面に存在する酸素と水素結合することにより、他の陽イオンよりも優先的に結晶層間にインターカレートし、モンモリロナイト結晶層間の陽イオンがヒドロニウムイオンに置換して、モンモリロナイト結晶同士の相互作用が大幅に変化して、凝集しやすくなる。このpH領域は、pH2からpH3であった。また、アルカリを使用して、pH12からpH13としても凝集体が生じた。しかし、pH4からpH13、特に、未処理のpH10懸濁水では、凝集体は全く生じなかった。ところが、鉱酸で、pH2からpH3の懸濁水とし凝集体を形成し、次いで、これをすみやかにアルカリでpH8からpH10とした懸濁水は、凝集体を保持したままであった。
本願発明に使用する鉱酸は、塩酸又は硝酸が好ましく、水素イオン濃度をpH2からpH3とすることが好ましい。水素イオン濃度が高くなり過ぎ、pHが2より小さいとベントナイト懸濁水の粘性が高くなる傾向があり、pH3より大きいと沈降性が充分でない。水素イオン濃度をpH2からpH3とすると、そのまま沈降させることができるが、意外にも引き続き水酸化ナトリウムをすみやかに添加してpH8からpH10に調製しても、凝集体を保持したままであり、デカンテーション、遠心分離で、凝集体として取り出せることが判明した。中和したpH8からpH10の懸濁水は、その後の工程において、酸性の懸濁水と異なり、接触する処理機器の損傷が少なく、ハンドリング上も大変好都合となった。
こうして、生じた凝集体と上澄み水とを分離すると、含水ナトリウム型ベントナイトとして再生でき、ベントナイト懸濁水からベントナイトが回収できる。
また、前記含水ナトリウム型ベントナイトを通常の方法で、加熱乾燥して、再生ベントナイトを得ることができる。また、前記含水ナトリウム型ベントナイトに水を加えて攪拌し、このままベントナイト懸濁水とすることもでき、使用済みベントナイト懸濁水から再性したベントナイト懸濁水(ナトリウム型ベントナイトの分散体)が容易に得られた。
本発明は、使用済みのベントナイト懸濁水を、通常の沈降処理用有機系凝集剤を用いず、沈降後の、ろ過操作も不要で、ベントナイト懸濁水から、ベントナイトを沈降させて、簡便に回収して、再利用することができるという効果を奏する。
本発明方法を含む、処理方法のフロー図である。 所定pHでのベントナイトモデル懸濁水の沈降分離状況を示す図である。 pH2とした後、pH8、10に中和したベントナイトモデル懸濁水の沈降分離状況を示す図である。 当初ベントナイトと再生ベントナイトの沈降分離状況(図4上)及び、当初ベントナイトと、再生ベントナイトを、純水で10倍希釈して、自然沈降状況を示す(図4下)。
以下、実施例に基づいて本発明をより詳細に説明する。
実験例
モデル懸濁水として、3wt%ベントナイトスラリーを調製した。用いた試料、組成は、次の通りである。
1.試料:
ベントナイト 乾燥クニゲルV1(クニミネ工業株式会社製) 30g
純水(蒸留水) 970g
2.pH調整試薬:
塩酸 1mol/L
硝酸 0.5mol/L
水酸化ナトリウム水溶液 1mol/L
乾燥クニゲルV1 30gを、純水970gに懸濁させ、良く振り混ぜた後、上記酸、アルカリを用いて、所定のpHとなるまで酸、アルカリの調製液を徐々に添加し、pHを調整した。懸濁液の固液分離特性を、促進沈降試験で行った。固液分離は、遠心分離機を用いて3000rpmの回転数で10分間処理した。図2は、所定pHでの沈降分離状況を示す図である。右からpH1、2、3、10(ブランク)、12、13に調製した遠心分離セルである。その結果(上澄み体積割合)を表1に示した。
表1の通り、ベントナイトが効果的に沈降するpHは、pH3以下及びpH13以上である。酸、アルカリどちらでもpHが中性領域から大きく離れるとベントナイトは沈降する傾向が認められた。酸性状態に調製すると、コントール範囲が広く制御しやすい。また、ベントナイト中にアルカリ鉱物(カルサイト、ドロマイト)が含有しているため、弱酸性環境では、酸と鉱物が中和反応し、徐々にpHが変化し、安定しない。pH3以下ではpHの調製が容易であるが、pHが1以下と低すぎると粘性が高くなり、沈降の効果が低下する。
pHを13以上としたベントナイト懸濁液では、上澄み液除去、輸送等の、その後の鋼材を使用した機器類での処理でも支障が生じない。しかし、pH3以下としたベントナイト懸濁液では、そのまま処理すると、機器やパイプ類の腐食の原因となる。
そこで、先ず、pHを下げた後で、アルカリを添加して、沈降の効果を判定した。具体的には、上記調製液の酸を添加し攪拌棒で1分間攪拌しpHを低下させた後で引き続き、アルカリを添加し攪拌棒で1分間攪拌したベントナイト懸濁液について、上記と同様の条件で促進沈降試験を行った。図3は、pH2とした後、pH8、pH10に中和した試料の沈降分離状況を示す図である。右からpH10、pH8とした遠心分離セルを、当初からpH10としたブランクの結果(上澄み体積割合)と比較して示した。その結果を表2に示す。
表2が示す通り、一度、pHを2に下げた後で、アルカリを添加して、pHを8、10としても、即ち、弱アルカリからアルカリ性の範囲にしても、凝集体は保持され、沈降の効果は同様という結果が得られた。(更に、pH1、pH3に一旦、pHを下げて、その後、弱アルカリからアルカリ性の範囲とする処理でも同様の効果が得られた。)
従って、pHを13以上としたベントナイト懸濁液、或いは、pH1からpH3に一旦、pHを下げて凝集体を形成し、その後すみやかに、弱アルカリからアルカリ性とした、ベントナイト懸濁液は、凝集体を保持していた。本処理によるベントナイト凝集体は、沈降分離特性が優れており、上澄み水の形成が速やかであった。
次いで、pH1からpH3に一旦、pHを下げる際、使用する酸の種類の影響を硝酸と塩酸とでおこなった結果、両者で、遠心分離後の上澄み体積に差異が認められなかった。
更に、塩酸でpH2に下げて凝集体形成後、すみやかに水酸化ナトリウム溶液でpH10に調製し、遠心分離し、上澄み水を廃棄して、沈降したベントナイトを取り出した。これを乾燥機で、80℃で24時間乾燥した。この回収した再生ベントナイトに、促進沈降試験と同様に、回収ベントナイトに純水を加えて分散後に遠心分離処理をしたところ、処理前のベントナイト(当初ベントナイト)と同様に上澄み液は、発生しなかった(図4上)。また、当初ベントナイトと、再生ベントナイトを同条件で、純水で10倍希釈して、自然沈降性状を確認した(図4下)。図4に示す通り、再生したベントナイトの沈降が遅い。層間イオンを酸で置換し、新たにナトリウムイオンを加えているので、Na−モンモリロナイトとしての純度が高いと考えられ、膨潤性が高まったものと考えられる。

Claims (4)

  1. ベントナイト懸濁水に、鉱酸を添加して、水素イオン濃度をpH2からpH3として、ベントナイト結晶層間の水分子を抜き取り凝集体として沈降させ、次いで、水酸化ナトリウムを添加して、凝集体を保持したまま、pH8からpH10に調製して、前記凝集体と上澄み水とを分離したのち、含水ナトリウム型ベントナイトとして再生することを特徴とする、ベントナイト懸濁水からベントナイトの回収方法。
  2. ナトリウム型ベントナイトの懸濁水に、塩酸又は硝酸を添加して、水素イオン濃度をpH2からpH3として、ベントナイト結晶層間の水分子を抜き取り凝集体として沈降させ、次いで、水酸化ナトリウムを添加して、凝集体を保持したまま、pH8からpH10に調製して、前記凝集体と上澄み水と分離したのち、含水ナトリウム型ベントナイトとして再生することを特徴とする、ベントナイト懸濁水からベントナイトの回収方法。
  3. 請求項1又は2の含水ナトリウム型ベントナイトを加熱乾燥して、再生ベントナイトを得ることを特徴とする、ベントナイト懸濁水からベントナイトの回収方法。
  4. 請求項1又は2の含水ナトリウム型ベントナイトに水を加えて攪拌し、ベントナイト懸濁水とすることを特徴とする、ベントナイト懸濁水からベントナイトの回収方法。
JP2012269710A 2012-12-10 2012-12-10 ベントナイト懸濁水からのベントナイトの回収方法 Expired - Fee Related JP6029234B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012269710A JP6029234B2 (ja) 2012-12-10 2012-12-10 ベントナイト懸濁水からのベントナイトの回収方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012269710A JP6029234B2 (ja) 2012-12-10 2012-12-10 ベントナイト懸濁水からのベントナイトの回収方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014114185A JP2014114185A (ja) 2014-06-26
JP6029234B2 true JP6029234B2 (ja) 2016-11-24

Family

ID=51170607

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012269710A Expired - Fee Related JP6029234B2 (ja) 2012-12-10 2012-12-10 ベントナイト懸濁水からのベントナイトの回収方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6029234B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101828220B1 (ko) * 2017-10-12 2018-02-09 한국지질자원연구원 고순도 몬모릴로나이트 합성방법

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5889983A (ja) * 1981-11-24 1983-05-28 Kenji Owada ベントナイト含有排泥水の処理方法
JPS6270222A (ja) * 1985-09-24 1987-03-31 Kunimine Kogyo Kk 水簸ベントナイトの製造方法
JPH10277308A (ja) * 1997-04-10 1998-10-20 Seiken Kagaku Kk ベントナイト液のリサイクル方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014114185A (ja) 2014-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Nguyen et al. Advanced solid-liquid separation for dewatering fine coal tailings by combining chemical reagents and solid bowl centrifugation
CN110462165B (zh) 包含细粒的水性组合物的处理
US9067247B2 (en) Treatment of tailings with deionized silicate solutions
US11027993B2 (en) Oil sands tailings treatment
US20190337825A1 (en) Treatment of tailings
WO2013152796A1 (de) Verfahren und vorrichtung zur wertstoffgewinnung aus einem bauxitrückstand
CA3167248A1 (en) Process for tailings stream sedimentation and segregation
CN107321316A (zh) 一种去除油田三元复合驱采出水中乳化油的方法
US10913670B2 (en) Oil sands tailings treatment
CA2848257A1 (en) Treatment of tailings streams
CN112585096A (zh) 尾矿的处理
JP6029234B2 (ja) ベントナイト懸濁水からのベントナイトの回収方法
US9487610B2 (en) Low molecular weight multivalent cation-containing acrylate polymers
WO2019018370A2 (en) TREATMENT OF BITUMINOUS SAND RESIDUES
CA2825515C (en) Use of multivalent inorganic additives
WO2019023054A1 (en) TREATMENT OF AQUEOUS COAL WASTE COMPOSITIONS
US4795564A (en) Process for improving the sedimentation and filtering properties of waste waters containing clay minerals
Shamim Novel mature fine tailings treatment using colloidal silica particles
BR112019015604B1 (pt) Processos para consolidar sólidos em composições de rejeitos que incluem partículas finas em água de processo
WO2019023058A1 (en) TREATMENT OF DRILLING DEBLAIS
Fowler et al. The effect of cation and organic addition on the settling and compaction behaviour of clay-rich slimes
CA3012250A1 (en) Treatment of froth tailings from oil sands processing
CN105967388A (zh) 一种去除油田含油废水中乳化油的方法
CA2113933A1 (en) Tar sands fines tailings remediation techniques

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160906

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160923

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161017

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161017

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6029234

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees