JP6028280B2 - 半導体構造又は半導体素子を製造する方法 - Google Patents

半導体構造又は半導体素子を製造する方法 Download PDF

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Description

優先権主張
本出願は、2009年11月18日に出願した米国特許仮出願番号第61/262,391号及び2009年12月15日に出願した米国特許仮出願番号第61/286,680号の利益を主張し、その各々の開示は、この引用によりその全体がこれによって本明細書中に組み込まれている。
本発明は、工学的に設計した(engineered)基板を使用して半導体構造及び半導体素子を製造する方法、半導体構造及び半導体素子の製造中に形成される中間構造、半導体構造及び半導体素子の製造の際に使用するための工学的に設計した基板、並びに工学的に設計した基板を使用して形成した半導体素子に一般に関係する。
半導体材料の1つ又は複数の層を含む基板が、例えば、集積回路(IC)(例えば、論理プロセッサ及びメモリ素子)、放射光放出素子(例えば、発光ダイオード(LED)、共鳴空洞発光ダイオード(RCLED)、及び垂直空洞表面放出レーザ(VCSEL))、放射光吸収素子(例えば、光学センサ及び太陽電池)、並びにスイッチング/整流素子(例えば、パワー電子素子)を含む多種多様な半導体構造及び半導体素子を形成するために使用される。かかる素子は、バイポーラ接合トランジスタ(BJT)、パワー金属酸化物電界効果型トランジスタ(MOSFET)、サイリスタ、ショットキダイオード、接合電界効果型トランジスタ(JFET)、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)及びPINダイオードを含むことができる。かかる半導体素子は、半導体基板上に層毎に(すなわち、リソグラフィ技術で)慣習的に形成される。
歴史的に、半導体素子製造産業において使用されてきているかかる半導体基板の大部分は、シリコン材料の薄い円板すなわち「ウェハ」を含んでいる。シリコン材料のかかるウェハは、大きな略円柱状のシリコン単結晶インゴットを最初に形成し、続いてインゴットの長軸に垂直に単結晶インゴットをスライシングして、複数のシリコンウェハを形成することによって製造される。かかるシリコンウェハは、約30センチメートル(30cm)以上(約12インチ(12in)以上)の大きさの直径を有することがある。シリコンウェハは数百ミクロン(例えば、約700ミクロン)以上の厚さを一般的に有するが、シリコンウェハの主面上の半導体材料の非常に薄い層(例えば、約300ナノメートル(300nm)未満)だけが、シリコンウェハ上に能動素子を形成するために実際に使用される。
半導体素子を形成するために実際に使用する半導体材料の一部分を基板の残りのバルク半導体材料から電気的に絶縁することによって、半導体素子の速度及び電力効率を向上させることが可能であることが、見出されてきている。これに加えて、1つ又は複数の材料を含むベース基板上に半導体素子を形成するために使用する半導体材料を設けることが、半導体材料の特性を「工学的に設計すること」を可能にすることが、より一般的に見出されてきている。
その結果、例えば、誘電体材料(例えば、二酸化シリコン(SiO)、窒化シリコン(Si)、炭化シリコン(SiC)、シリコン(Si)又は酸化アルミニウム(Al)などの1つ又は複数の別の材料の上に配置された半導体材料の比較的薄い層(例えば、約300ミクロン(300μm)より薄い厚さを有する層)を含むことができるいわゆる「工学的に設計した基板」が開発されてきている。任意選択で、誘電体材料の層は、比較的薄い(例えば、従来の半導体素子製造装置によるハンドリングを可能にするためには薄すぎる)ことがあり、半導体材料が上方に配置される1つ又は複数の材料の層(すなわち、ベース基板)を、十分に厚くして、製造装置によって工学的に設計した基板のハンドリングを可能にすることができる。
多種多様な工学的に設計した基板が、本技術分野において既知であり、例えば、シリコン(Si)、ゲルマニウム(Ge)、炭化シリコン(SiC)、III−V型半導体材料、及びII−VI型半導体材料などの半導体材料を含むことができる。
例えば、工学的に設計した基板は、例えば、酸化アルミニウム(Al)(これは「サファイア」としばしば呼ばれる)などのベース基板の表面上にIII−V型半導体材料のエピタキシャル層を含むことができる。かかる工学的に設計した基板を使用して、材料の追加の層を、III−V型半導体材料のエピタキシャル層の上方に形成し、処理する(例えば、パターニングする)ことができ、工学的に設計した基板上に1つ又は複数の半導体素子を形成することができる。
半導体材料の層を工学的に設計した基板上に高温でエピタキシャル成長させるときに、格子歪が半導体材料の層の結晶格子中に誘起されることがある。半導体材料中の歪は、工学的に設計した基板の下にある材料の結晶格子とその上に形成される半導体材料の結晶格子との間の格子パラメータミスマッチ(例えば、下にある材料が、半導体材料の格子定数とは異なる1つ又は複数の格子定数を有する)によってもたらされることがある。
これに加えて、それぞれの隣接する材料によって示される熱膨張係数(CTE)の違いに起因して、格子歪が、高温におけるエピタキシャル成長中に半導体材料の結晶格子中にやはり誘起されることがある。例えば、下にある工学的に設計した基板が、工学的に設計した基板上に成長させる半導体材料の平均CTEよりも大きな平均CTEを有する場合には、半導体材料が、引張歪の状態で成長することがある。引張歪のかかる状態は、層の厚さが増加するにつれて、半導体材料の成長中に大きくなることがあり、半導体層中の欠陥の形成を最終的にはもたらすことがある。かかる欠陥は、例えば、転位及びクラックを含むことがある。
本発明の実施形態を使用して、工学的に設計した基板の上方に格子歪が小さい半導体材料の層を形成することができ、これにより、工学的に設計した基板を使用して高品質の半導体材料の比較的厚い層の形成を可能にすることができる。結果として、本発明の実施形態を使用して、改善された半導体素子を形成することができる。
いくつかの実施形態では、本発明は、少なくとも1つのシード構造がガラスボンディング層を使用してキャリア基板にボンディングされる半導体構造及び半導体素子を製造する方法を含む。少なくとも1つのシード構造が、半導体材料の単結晶によって少なくとも実質的に構成される。少なくとも1つのシード構造がガラスボンディング層上に支持されている間に、半導体材料の少なくとも1つの層を、ガラスボンディング層のガラス材料のガラス転移温度よりも高い温度で少なくとも1つのシード構造の上方に堆積することができる。
さらなる実施形態では、本発明は、少なくとも1つのシード構造がガラスボンディング層を使用して第1のキャリア基板にボンディングされる半導体構造及び半導体素子を製造する方法を含む。少なくとも1つのシード構造が、半導体材料の単結晶によって少なくとも実質的に構成される。第2のキャリア基板が、非ガラス質ボンディング層を使用して第1のキャリア基板の反対側の少なくとも1つのシード構造の面上で少なくとも1つのシード構造にボンディングされる。第1のキャリア基板及びガラスボンディング層が、少なくとも1つのシード構造から除去され、少なくとも1つのシード構造、非ガラス質ボンディング層、及び第2のキャリア基板を加熱する間に、少なくとも1つのシード構造の半導体材料の単結晶を、第2のキャリア基板の熱膨張を使用して膨張させることができる。半導体材料の単結晶が第2のキャリア基板の熱膨張によって少なくとも部分的に引き起こされる膨張した状態にある間に、半導体材料の少なくとも1つの層を、第2のキャリア基板及び非ガラス質ボンディング層の反対側の少なくとも1つのシード構造の面上で少なくとも1つのシード構造の上方に堆積することができる。
本発明のさらなる実施形態は、本明細書において説明する方法によって形成した半導体構造及び半導体素子を含む。かかる半導体構造及び半導体素子は、例えば、集積回路(IC)(例えば、論理プロセッサ及びメモリ素子)、放射光放出素子(例えば、発光ダイオード(LED)、共鳴空洞発光ダイオード(RCLED)、及び垂直空洞表面放出レーザ(VCSEL))、放射光吸収素子(例えば、光学センサ及び太陽電池)、並びにスイッチング/整流素子(例えば、パワー電子素子)を含む。かかる素子は、バイポーラ接合トランジスタ(BJT)、パワー金属酸化物電界効果型トランジスタ(MOSFET)、サイリスタ、ショットキダイオード、接合電界効果型トランジスタ(JFET)、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)及びPINダイオードを含むことができる。
本発明の方法の実施形態の間に形成することができ、第1の基板上に半導体材料の層を含む中間構造の単純化した断面図である。 図1の中間構造に第2の基板を貼り付けることによって形成することができる別の中間構造の単純化した断面図である。 図2の中間構造から半導体材料の層の一部及び第1の基板を除去することによって形成することができる別の中間構造を図示する単純化した断面図である。 図3の中間構造上の半導体材料の層の残っている部分をパターニングすることによって形成することができる別の中間構造の単純化した断面図である。 図4Aに示した中間構造の平面図である。 図4A及び図4Bの中間構造上のパターニングした半導体材料の上方に追加の半導体材料を成長させることによって形成することができる別の中間構造の単純化した断面図である。 図4A及び図4Bの中間構造上に第3の基板を貼り付けることによって形成することができる別の中間構造の単純化した断面図である。 図6の中間構造のパターニングした半導体材料及び第3の基板から第2の基板を除去することによって形成することができる別の中間構造の単純化した断面図である。 図7の中間構造上のパターニングした半導体材料の上方に追加の半導体材料を成長させることによって形成することができる別の中間構造の単純化した断面図である。
本明細書は、本発明の実施形態として考えられることを、特に指摘し明確に権利を主張している特許請求の範囲で結論付けられているが、本発明の利点を、添付した図面とともに読んだときに、本発明の実施形態の説明からより容易に確認することができる。
本明細書中に提示した説明図は、いずれかの特定の半導体材料、半導体構造、又は半導体素子の実際の図であることを意味せず、本発明の実施形態を説明するために採用される単に理想化した表現である。加えて、複数の図の間で共通な要素は、同じ数値記号表示を保有することができる。
本明細書において使用する用語「III−V型半導体材料」は、周期律表のIIIA族(B、Al、Ga、In、及びTi)からの1つ又は複数の元素並びに周期律表のVA族(N、P、As、Sb、及びBi)からの1つ又は複数の元素から少なくとも主として構成される任意の半導体材料を意味し、含む。
本明細書において使用する用語「II−VI型半導体材料」は、周期律表のIIB族(Zn、Cd、及びHg)からの1つ又は複数の元素並びに周期律表のVIA族(O、S、Se、Te、及びPo)からの1つ又は複数の元素から少なくとも主として構成される任意の半導体材料を意味し、含む。
本明細書において使用する用語「熱膨張係数」は、材料又は構造について使用するときに、室温における材料又は構造の平均線熱膨張係数を意味する。
本明細書において使用する用語「工学的に設計した基板」は、別の材料の上方に(例えば、上に)配置された半導体材料の比較的薄い層(例えば、約300ミクロン(300μm)よりも薄い平均厚さを有する層)を含み、1つ又は複数の半導体素子を製造するための基板として使用されるように意図されている任意の基板を意味し、含む。工学的に設計した基板は、例えば、半導体オンインシュレータ型基板を含む。
本明細書において使用する用語「半導体材料のエピタキシャル層」は、半導体材料の単結晶によって少なくとも実質的に構成され、単結晶が既知の結晶学的方位を示すように形成されている半導体材料の層を意味する。
本明細書において使用する用語「格子歪」は、結晶性材料の層について使用するときに、材料の層の面に少なくとも実質的に平行な方向の結晶格子の歪を意味する。同様に、用語「平均格子パラメータ」は、材料の層について使用するときに、材料の層の面に少なくとも実質的に平行な寸法の平均格子パラメータを意味する。
本明細書において使用する用語「リフロー」は、材料が軟化する又は低下した粘性を有するように材料を加熱する又は別の形で処理することを意味し、含み、その結果、材料が隙間中に再分布することができる。
用語「緩和した」は、材料の層に関連して使用するときに、格子歪が少なくとも実質的にない材料の層を意味し、含む。用語「緩和させること」は、材料の層内の格子歪を小さくすること(例えば、軽減すること)を意味する。
本明細書において使用する用語「シード構造」は、追加の半導体材料を成長させる又は別の形で堆積させるための基板として使用される半導体材料の結晶を含む任意の大きさの材料を意味し、含む。シード構造は、例えば、本明細書において下記にさらに詳細に説明するように、シード層並びにシード層をパターニングすることによって形成される構造を含む。
本発明の実施形態は、これまでに知られている半導体材料の従来のエピタキシャル層と比較したときに、比較的低密度の欠陥を有する半導体材料(例えば、III−V型半導体材料のエピタキシャル層など)の比較的厚い層のエピタキシャル製造を容易にする方法及び構造を含む。半導体材料のかかるエピタキシャル層を含む半導体構造又は半導体素子を製造する方法の例の実施形態を、図を参照して下記に説明する。
図1を参照すると、実質的に緩和された半導体材料の層104を含む第1の中間構造100を、製造する又は別の形で用意することができる。言い換えると、半導体材料の層104は、室温において格子歪を少なくとも実質的になくすことができる。下記にさらに詳細に説明するように、半導体材料の層104の一部分を使用して、能動半導体素子の製造の一部として半導体材料の1つ又は複数の追加の層を形成する際に使用するために、工学的に設計した基板上にシード層を形成することができる。
図1に示したように、いくつかの実施形態では、半導体材料の層104を、犠牲基板102に貼り付け、これによって保持することができる。補足的な実施形態では、しかしながら、半導体材料104は、犠牲基板102又はいずれかの他の材料の上に配置されていない又はこれらによって保持されていない独立した半導体材料のバルク層104を含むことができる。
いくつかの実施形態では、半導体材料の層104は、半導体材料のエピタキシャル層を含むことができる。例として限定ではなく、半導体材料の層104は、III−V型半導体材料のエピタキシャル層を含むことができる。例えば、半導体材料の層104は、窒化ガリウム(GaN)のエピタキシャル層を含むことができる。
犠牲基板102を、例えば、酸化アルミニウム(Al)(例えば、サファイア)、酸化亜鉛(ZnO)、シリコン(Si)、炭化シリコン(SiC)、ガリウムヒ素(GaAs)、ガリウム酸リチウム(LiGaO)、アルミン酸リチウム(LiAlO)、酸化イットリウムアルミニウム(YAl12)、又は酸化マグネシウム(MgO)から少なくとも実質的に構成することができる。
任意選択で、半導体材料の別の層などの材料の1つ又は複数の中間層(図示せず)を、半導体材料の層104と犠牲基板102との間に配置することができる。材料のかかる中間層を、例えば、半導体材料の層104を形成するためのシード層として、又は犠牲基板102上に直接半導体材料の層104を形成することが困難である若しくは不可能であるときには、犠牲基板102に半導体材料の層104をボンディングするためのボンディング層として使用することができる。これに加えて、半導体材料104が極性を有する場合には、犠牲基板102に半導体材料の層104をボンディングすることが望ましいことがある。かかる実施形態では、ボンディングプロセスを、極性半導体材料の極性を変えるために利用することができる。図は、一定の縮尺では示されず、実際には、半導体材料の層104が、犠牲基板102と比較して相対的に薄いことがある。
図1に示した中間構造100を形成するために、半導体材料の層104を、犠牲基板102の主表面上にエピタキシャル成長させる又は別の形で形成する若しくは設けることができる。半導体材料の層104が犠牲基板102上に形成される際、当技術分野において既知の様々な方法のうちのいずれかを、半導体材料の層104中の転位の密度を減少させるために使用することができる。かかる方法は、例えば、エピタキシャルラテラルオーバーグロース(ELO)、Pendeoエピタクシ、その場マスキング技術、等を含む。
犠牲基板102が、半導体材料の層104によって示される熱膨張係数とは異なる熱膨張係数を示すことがある。例えば、犠牲基板102が半導体材料の層104によって示される熱膨張係数よりも小さな熱膨張係数を示す場合には、半導体材料の層104の結晶格子が所与の高温に対する平衡寸法にまで膨張することを、犠牲基板102と半導体材料の層104との間の原子的結合が妨げることがあるので、半導体材料の層104の結晶格子は、中間構造100を高温に加熱すると圧縮格子歪の状態になることがある。平衡寸法に関して言えば、これは、半導体材料の層104が犠牲基板102に貼り付けられていない場合に、所与の温度及び圧力において半導体材料の層104によって示されるはずの寸法を意味する。犠牲基板102が、半導体材料の層104によって示される熱膨張係数よりも大きな熱膨張係数を示す場合には、犠牲基板102と半導体材料の層104との間の原子的結合が、所与の高温に対する平衡寸法を超えて半導体材料の層104の結晶格子を「広げる」ことがあるので、半導体材料の層104の結晶格子は、高温に中間構造100を加熱すると引張格子歪の状態になることがある。
補足的な実施形態では、図1の中間構造は、犠牲基板102を含まないことがあり、独立した半導体材料のバルク層104を単に含むことがある。例えば、バルク材料104が、独立した窒化ガリウム基板を含むことがある。
図2を参照すると、キャリア基板112を、ガラスボンディング層114を使用して犠牲基板102と反対側の半導体材料の層104の面上で半導体材料の層104にボンディングして、別の中間構造110を形成することができる。このようにして、ガラスボンディング層114を、キャリア基板112と半導体材料の層104との間に配置することができる。半導体材料の層104に対してキャリア基板112上にガラスボンディング層114を隣接させ、接合する層の間に十分なボンディング強度を生成させるために十分な長さの時間にわたり所望の温度及び圧力で得られた構造を保持することによって、キャリア基板112及び半導体材料の層104を一緒にボンディングすることができる。
キャリア基板112は、半導体材料の層104によって示される熱膨張係数よりも大きな熱膨張係数を示すことがある。非限定的な例として、キャリア基板112を、例えば、酸化アルミニウム(Al)(例えば、サファイア)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化イットリウムアルミニウム(YAl12)、酸化マグネシウム(MgO)、及び金属又はHAYNES Alloy214若しくはHAYNES Alloy230などの金属合金から少なくとも実質的に構成することができる。
ガラスボンディング層114は、ガラス転移温度(T)を示し、これより下ではガラスボンディング層114は脆性的に振る舞い、これより上ではガラスボンディング層114は延性的に振る舞う。非限定的な例として、ガラスボンディング層114は、酸化物ガラス、リンケイ酸塩ガラス(PSG)、ホウケイ酸塩ガラス(BSG)、ホウリンケイ酸塩ガラス(BPSG)、ポリイミド、ドープした又はドープしない疑似無機シロキサンスピンオンガラス(SOG)、無機スピンオンガラス、及びドープした又はドープしないケイ酸塩ガラスのうちの少なくとも1つを含むことができる。
例として限定ではなく、ガラスボンディング層114は、約10分の1ミクロン(0.1μm)〜約10ミクロン(10μm)、特に約1ミクロン(1μm)〜約5ミクロン(5μm)に及ぶ範囲の厚さを有することができる。
図3を参照すると、ガラスボンディング層114を使用して半導体材料の層104にキャリア基板112をボンディングした後で、半導体材料の層104の一部分104Aを、キャリア基板112とともに、犠牲基板102から除去することができ(又は犠牲基板102を半導体材料の層104から除去することができ)、半導体材料の層104の一部分104Aから形成されたシード層104Bを含む第3の中間構造120を形成することができる。例として限定ではなく、SMART−CUT(商標)プロセスとして業界において既知のプロセスを使用して、半導体材料の層104の一部分104A(及びキャリア基板112)を犠牲基板102及び半導体材料の層104の残りの部分から分離することができる。かかるプロセスは、例えば、Bruelによる米国特許第RE39,484号(2007年2月6日発行)、Aspar他による米国特許第6,303,468号(2001年10月16日発行)、Aspar他による米国特許第6,335,258号(2002年1月1日発行)、Moriceau他による米国特許第6,756,286号(2004年6月29日発行)、Aspar他による米国特許第6,809,044号(2004年10月26日発行)、及びAspar他による米国特許第6,946,365号(2005年9月20日発行)に詳細に記載されている。
要するに、図1を再び参照すると、複数のイオン(例えば、水素イオン、ヘリウムイオン、又は不活性ガスイオン)を中間構造100中へと注入することができる。例えば、半導体材料の層104に隣接して中間構造100の面上に設置したイオン源(図示せず)から、イオンを半導体材料の層104中へと注入することができる。図1に示した方向を示す矢印108によって表示したように、半導体材料の層104に実質的に垂直な方向に沿って、イオンを中間構造100中へと注入することができる。当技術分野において既知であるように、イオンが中間構造100中へと注入される深さは、イオンを中間構造100中へと注入するエネルギーの少なくともある程度は関数である。一般に、より低いエネルギーで注入されるイオンは、相対的により浅い深さのところに注入され、一方で、より高いエネルギーで注入されるイオンは、相対的により深い深さのところに注入されるであろう。
中間構造100内部の(例えば、半導体材料の層104内部の)所望の深さDのところにイオンを注入するように選択した所定のエネルギーで、イオンを中間構造中へと注入することができる。1つの特定の非限定的な例として、いくつかの実施形態では、半導体材料の層104の露出した主表面の下方約100ナノメートル(100nm)〜約300ナノメートル(300nm)に及ぶ範囲内の深さDのところの半導体材料の層104の内部に、イオン注入層109を配置することができる。当技術分野において既知であるように、不可避なことに少なくともいくつかのイオンが、所望の注入深さD以外の深さのところに注入されることがあり、半導体材料の層104の露出した表面から中間構造100中への深さの関数としてのイオンの濃度のグラフは、一般に所望の注入深さDのところに最大を有する釣鐘形状をした(対称又は非対称の)曲線を示すことがある。
中間構造100中へと注入すると、イオンは、中間構造100内部に(図1に点線として図示した)イオン注入層109を画定することができる。イオン注入層109は、中間構造100の最大イオン濃度の面に位置合わせされている(例えば、ほぼ中心にしている)中間構造100内部の層又は領域を含むことができる。イオン注入層109は、中間構造100内部に弱いゾーンを画定することができ、下記により詳細に説明するように、これに沿って中間構造100を後続のプロセスにおいて劈開する又は破断することができる。
本発明のいくつかの実施形態では、イオン注入層109を、半導体材料の層104内に配置することができる。言い換えると、イオン注入層109を、半導体材料の層104の内部に完全に配置することができる。補足的な実施形態では、イオン注入層109を、犠牲基板102と半導体材料の層104との間の半導体材料の中間層の完全に内部に、又は一部分を半導体材料の層104の内部に、一部分を半導体材料の中間層の内部に配置することができる。
犠牲基板102と反対側の半導体材料の層104の面上で半導体材料の層104にキャリア基板112を貼り付けて、中間構造110を形成した後で、図2を参照して前に説明したように、中間構造110は、例えば、機械的処理、化学的処理、又は熱的処理などの1つ又は複数の補足的な処理を受けることができ、イオン注入層109に沿って中間構造110を劈開又は破断させることができ、これによって、図3に示した中間構造120を形成することができる。言い換えると、例えば、中間構造110を熱的に処理すると、半導体材料の層104の一部分104Aを、半導体材料の層104の残りの部分及び下にある犠牲基板102から剥離することができ、シード層104Bを形成することができる。下記にさらに詳細に説明するように、追加の半導体材料を、シード層104B上に成長させることができる。
例として限定ではなく、半導体材料の層104にキャリア基板112を貼り付け、中間構造110を形成した後で、イオン注入層109内部の注入したイオンを凝集させ、複数のマイクロキャビティ及び/又はインクルージョンを形成させるために十分な長さの時間にわたって、中間構造110の温度を、高温で(すなわち、約100℃よりも上で)維持することができる。この高温処理を実行する高温は、キャリア基板112が半導体材料の層104に貼り付けられる温度であっても、それより低くても、高くてもよい。その上、イオン注入層109に沿って中間構造110を破断させるために必要なサーマルバジェット(すなわち、熱入力量)が、半導体材料の層104にキャリア基板112をボンディングして、キャリア基板112が半導体材料の層104に貼り付けられる前に、中間構造110がイオン注入層109に沿って破断しないことを確実にするために必要なサーマルバジェットよりも大きくなるように、イオン注入層109を形成するために使用するイオン注入プロセスのドーズ量(及び、これゆえ、イオン注入層109中のイオンの濃度)を、調整することができる。
本発明のいくつかの実施形態では、中間構造110(図2)を熱的に処理して、イオン注入層109を構造的に弱くした後で、イオン注入層109に沿って中間構造110を分割することを、中間構造110の温度を変えることによって開始させることができる。中間構造110の温度が変化するので、犠牲基板102とキャリア基板112との熱膨張係数の差が、熱的に処理したイオン注入層109に沿った中間構造110の破断を最終的に引き起こす中間構造110内の応力の発生を結果としてもたらすことができる。非限定的な一例として、中間構造110を熱的に処理して、イオン注入層109を構造的に弱くした後で、中間構造110を(例えば、室温まで)冷却するときに、イオン注入層109に沿った中間構造110の分割を開始させることができる。
本発明の実施形態は、半導体材料の層104の一部分104A及びキャリア基板112を犠牲基板102及び半導体材料の層104の残りの部分から分離させるためのSMART−CUT(商標)プロセスの使用に限定されない。本発明の方法の補足的な実施形態では、例えば、エッチングプロセス、グラインディングプロセス、及びレーザリフトオフプロセスなどの別の方法を使用して、半導体材料の層104の一部分104A及びキャリア基板112を犠牲基板102及び半導体材料の層104の残りの部分から分離させることができる。
図3に示した中間構造120を、任意選択で、工学的に設計した基板として使用することができ、例えば、シード層104Bの上及び上方に半導体材料の追加の素子層を成長させることによって、能動素子を中間構造120上に製造することができる。下記にさらに詳細に説明するように、ガラスボンディング層114は、引き続く処理でシード層104Bの緩和を促進させることができる。
いくつかの実施形態では、シード層104B上に追加の半導体材料を成長させることに先立って、シード層104Bをパターニングして、図4A及び図4Bに示したような複数のシード構造104Cを含む中間構造130を形成することができ、これが、引き続き処理するとシード層104Bの半導体材料及びシード構造104Cの緩和をさらに助けることがある。例として限定ではなく、シード層104B(図3)を、2008年9月24日に出願した、Methods Of Forming Relaxed Layers Of Semiconductor Materials, Semiconductor Structures, Devices And Engineered Substrates Including Sameという名称の米国特許仮出願第61/099,829号、及び2008年10月30日に出願した、Methods Of Forming Layers Of Semiconductor Material Having Reduced Lattice Strain, Semiconductor Structures, Devices And Engineered Substrates Including Sameという名称の米国特許仮出願第61/109,784号に開示されたようにパターニングすることができる。
例えば、当技術分野において既知のマスキングプロセス及びエッチングプロセスを使用して、シード層104Bをパターニングすることができ(図3)、シード層104Bから1つ又は複数のシード構造104C(図4A及び図4B)を形成することができる。要するに、マスク層を図3の中間構造120のシード層104Bの上方に形成し、処理する(例えば、パターニングする)ことができる。マスク層の組成及び厚さを、シード層104B及びガラスボンディング層114などの下にある材料に対する所望のエッチ深さ及び耐性に基づいて選択することができる。非限定的な一例として、マスク層は、フォトレジスト材料、或いは酸化物材料、窒化物材料、又は金属材料(すなわち、クロム若しくはチタン)などのハードマスク材料を含むことができる。複数の開口部を、マスク層を貫通して形成して、マスク層を通してエッチングすべきシード層104Bの表面の領域を露出させることができる。
シード層104Bの一部分を、例えば、反応性イオンエッチングなどのドライエッチングプロセス又は誘導結合プラズマ(ICP)エッチングなどの高密度プラズマエッチングプロセスを使用して、マスク層中の開口部を通して除去することができる。これに加えて、ウェット化学エッチングプロセスを、やはり利用することができる。例えば、酸性又はアルカリ性エッチ溶液プロセスを利用することができる。かかるプロセスを利用して、各々がシード層104Bの半導体材料(及び半導体材料の層104)を含む、複数のシード構造104Cを形成する。非限定的な一例として、シード層104Bが窒化ガリウムを含み、ガラスボンディング層114がホウリンケイ酸塩ガラスを含む実施形態では、マスク層は、フォトレジスト材料を含むことができ、塩素系プラズマエッチプロセス(例えば、ICP)を使用して、ホウリンケイ酸塩ガラス及びフォトレジスト材料に対して選択的に窒化ガリウムを除去することができ、窒化ガリウムを含むシード構造104Cを形成することができる。言い換えると、シード構造104Cが画定されるまで、プラズマがホウリンケイ酸塩ガラス及びフォトレジスト材料を除去する1つ又は複数の速度よりも著しく速い速度でプラズマによって、窒化ガリウムを除去することができる。シード構造104Cの形成の後で、残っているマスク層を、構造から除去することができる。ある種の実施形態では、シード構造104Cをエッチングすることに加えて、シード層104B中に形成した複数のトレンチが、シード層を貫通しガラスボンディング層114中へと連続することができるように、エッチプロセスは、ガラスボンディング層114の一部分をやはりエッチングすることができる。
シード構造104Cの各々は、図4A及び図4Bに示したように、ガラスボンディング層114上に支持され、これによって保持される半導体材料のある量を含むことができる。例として限定ではなく、シード構造104Cを、略長方形の形状にすることができ、約5ミクロン(5μm)と約1ミリメートル(1mm)との間(例えば、約500ミクロン(500μm))の横方向寸法X及びYを有するように形成することができる。各シード構造104Cを、約1ミクロン(1μm)と約100ミクロン(100μm)との間の距離Dだけ隣接するシード構造104Cから間隔を空けて配置することができる。
図5を参照すると、半導体材料の別の層142を、シード構造104Cの上方にエピタキシャル成長させて、図5に示したような中間構造140を形成することができる。シード構造104Cは、シード構造104Cの上方に成長させる半導体材料のエピタキシャル層142用のテンプレートとして働くことができる。半導体材料のエピタキシャル層142は、半導体材料の単一層又は半導体材料の複数の層を含むことができる。非限定的な一例として、半導体材料のエピタキシャル層142は、III−V型半導体材料を含むことができ、ガラスボンディング層114を、半導体材料の層142のIII−V型半導体材料の成長に対して反表面活性剤として作用する材料から形成することができる。言い換えると、ガラスボンディング層114の材料組成が、ガラスボンディング層114上のIII−V窒化物材料の核形成及び成長を少なくとも実質的に防止することができる。非限定的な例として、半導体材料の層142を、GaN又はInGa1−yNとすることができ、ここで、yは、例えば、0.05又は0.10などの0.01と0.25との間の数を表す。
半導体材料のエピタキシャル層142を、例えば、有機金属化学気相堆積(MOCVD)、分子線エピタクシ(MBE)、又はハイブリッド気相エピタクシ(HVPE)などの高温プロセスを使用して堆積することができ、ガラスボンディング層114の粘性を低下させるために十分な温度で堆積することができる。
非限定的な例として、半導体材料のエピタキシャル層142を、ガラスボンディング層114のガラス転移温度(T)以上の温度で堆積することができ、この温度でガラスボンディング層114の粘性が低下して、ガラスボンディング層114のガラス材料がリフローし始めることを可能にすることができる。半導体材料のエピタキシャル層142を堆積する温度以下の温度で、ガラスボンディング層114がリフローする又は別の形で軟化することができるように、ガラスボンディング層114の材料組成を選択することができる。非限定的な一例として、ガラスボンディング層114が、ホウリンケイ酸塩ガラス(BPSG)を含み、半導体材料のエピタキシャル層142を、ホウ素及びリンの含有割合に基づいて決定される温度で形成することができる。特に、ガラスボンディング層114が重量で4%のホウ素及び重量で4%のリンを含むホウリンケイ酸塩ガラスである場合には、ガラスボンディング層114を、半導体材料のエピタキシャル層142の堆積中に約600℃よりも高い温度に曝すことができる。半導体材料のエピタキシャル層142の堆積と同時にガラスボンディング層114をリフローさせるために十分な温度(例えば、ガラスボンディング層114のガラス転移温度Tよりも高い温度)までガラスボンディング層114を加熱することによって、ガラスボンディング層114によって支持され、この上に保持されるシード構造104Cの結晶格子が、半導体材料のエピタキシャル層142の堆積に先立って又は堆積中に格子歪を少なくとも部分的に緩和し、軽減することを可能にすることができる。
いくつかの実施形態では、半導体材料のエピタキシャル層142は、シード構造104Cの半導体材料の格子定数に実質的に等しい格子定数を有する材料を含むことができる。これに加えて、シード構造104C及び半導体材料のエピタキシャル層142は、下にある中間構造130の平均熱膨張係数よりも小さな平均熱膨張係数を保有することができる。
エピタキシャル半導体層142を成長させるために利用する高温成長プロセス中に、ガラスボンディング層114が高温の成長温度でリフローすることができるので、中間構造130とのCTEミスマッチに起因してエピタキシャル半導体142中に誘起される引張歪を、ガラスボンディング層114の存在によって補償することができる。それゆえ、シード構造104C及び半導体材料のエピタキシャル層142中の引張歪の程度を、小さくすることができ、これによって半導体材料のエピタキシャル層142の厚さを、欠陥及びクラックが通常形成されることがある点を超えて厚くすることを可能にする。
例えば、シード構造104C及び半導体材料のエピタキシャル層142が窒化ガリウムをそれぞれ含み、中間構造130がBPSGガラスボンディング層114及びサファイアキャリア基板112を含む例を考える。この例では、中間構造130の平均CTEは、シード構造104C及び半導体材料のエピタキシャル層142の平均CTEよりも大きい。反応装置の温度がエピタキシャル半導体層142を形成するために高くなるにつれて、サファイアキャリア基板112のより大きなCTEは、上にある半導体材料を引張歪の状態に置き始めることになる。しかしながら、反応装置の温度がBPSGガラスボンディング層114のガラス転移温度を通過するので、ガラスボンディング層114がリフローし、上にある半導体構造(104C及び142)中の歪を小さくすることを可能にする(すなわち、シード構造104Cの半導体材料及び半導体材料のエピタキシャル層142中の歪緩和を可能にする)。
いくつかの実施形態では、半導体材料のエピタキシャル層142は、シード構造104Cの半導体材料の格子定数よりも大きな格子定数を有する材料を含むことができ、それゆえ、半導体材料のエピタキシャル層142がシード構造104C上に成長するにつれて、シード構造104Cの結晶格子に加わる力を結果として生み出すことがある。ガラスボンディング層114が粘性状態及び可動状態にある間に、半導体材料のエピタキシャル層142がシード構造104Cの上方に成長するので、成長する半導体材料のエピタキシャル層142によってシード構造104Cの結晶格子に加わる何らかの力に応じて半導体材料のエピタキシャル層142の成長中に、結晶格子が、膨張又は収縮することを可能にすることができる。
例えば、シード構造104C及び半導体材料のエピタキシャル層142が窒化インジウムガリウムをそれぞれ含む場合には、半導体材料のエピタキシャル層142が、シード構造104Cのインジウム含有量と比較してより高いインジウム含有量、従って、シード構造104Cの半導体材料の格子定数よりも大きい格子定数を有することができる。半導体材料のエピタキシャル層142のより大きな格子定数は、下にあるシード構造104Cの内部に引張歪を結果として生じる力を作り出すことがある。しかしながら、ガラスボンディング層114が粘性状態にあるので、シード構造104Cの原子が、シード構造104Cの厚さT(図4A)全体にわたって歪むことを可能にし、これによって、シード構造104C及び半導体材料のエピタキシャル層142内部に小さくなった応力を結果として生じさせる。
対照的に、シード層を支持し保持する下にある材料が、半導体材料の別の層をシード層の上方にエピタキシャル成長させるときに粘性状態にはない先行技術の方法では、下にある材料が、下にある材料に隣接するシード層の原子の動きを妨げ、これがシード層及び半導体材料の上にある(1つ又は複数の)層の内部により大きな応力を発生させる結果になることがあり、欠陥がシード層及び半導体材料の上にある(1つ又は複数の)層の内部に形成される確率を増加させることがある。
従って、本発明のいくつかの実施形態によれば、当技術分野において既知の方法を使用して所与の厚さ及び材料組成を有するように形成した半導体材料のエピタキシャル層と比較したときに、本明細書において説明したように形成した半導体材料のエピタキシャル層142は、そのような所与の厚さ及び材料組成について減少した数の欠陥を有することができる。
ガラスボンディング層114が粘性状態(例えば、ガラスボンディング層114のガラス材料のガラス転移温度(T)よりも高い温度)にある間に、シード構造104Cの上方に半導体材料のエピタキシャル層142を堆積することによって、半導体材料のエピタキシャル層142とシード構造104Cとの間での歪バランスを得ることができ、これが半導体材料の層142を少ない欠陥の密度で比較的厚い厚さに少なくとも部分的に緩和した状態で成長させることを可能にする。
いくつかの実施形態では、半導体材料のエピタキシャル層142を、約2ミクロン(2μm)以上の平均厚さまでシード構造104Cの上方に成長させることができる。補足的な実施形態では、半導体材料のエピタキシャル層142を、約6ミクロン(6μm)以上の平均厚さまでシード構造104Cの上方に成長させることができる。本発明のいくつかの実施形態では、半導体材料のエピタキシャル層142は、約2ミクロン(2μm)よりも厚く約50ミクロン(50μm)よりも薄い平均厚さを有することができる。
非限定的な例として、図5に示したように、複数のシード構造104Cが、窒化ガリウムをそれぞれ含み、ガラスボンディング層114が、ホウリンケイ酸塩ガラスを含む場合には、ホウリンケイ酸塩ガラスがリフローして、シード構造104Cの結晶格子の膨張を可能にする温度以上の温度で、窒化ガリウムを、シード構造104Cの上方に堆積することができる。補足的な実施形態では、シード構造104C及び半導体材料のエピタキシャル層142は、別の材料を含むことができ、シード構造が、半導体材料のエピタキシャル層142の形成中及びガラスボンディング層114のリフロー中に収縮することがある。
従って、相対的により緩和した格子構造を有する半導体材料のエピタキシャル層142を、堆積することができる。シード構造104Cの上方に半導体材料のエピタキシャル層142を形成しながら、シード構造104Cの下方のガラスボンディング層114を同時にリフローさせることによって、半導体材料のエピタキシャル層142を、欠陥の形成についての臨界厚さよりも厚く堆積することができ、InGaNから構成されるときには、欠陥形成及び相分離せずに従来法で堆積することができるものよりも高いインジウムの割合を含むことができる。
いくつかの実施形態では、半導体材料のエピタキシャル層142は、窒化ガリウムを含むことができる。非限定的な一例として、図5に示したようなシード構造104Cは、GaNをやはり含むことができる。GaNのエピタキシャル層142を、約600℃よりも高い温度で、特に、約700℃〜約1150℃に及ぶ範囲内の温度で有機金属化学気相堆積(MOCVD)によって堆積することができ、一方で、ガラスボンディング層114は、約700℃以下であり、GaN142のエピタキシャル層を堆積する温度以下のガラス転移温度(T)を有するホウリンケイ酸塩ガラスを含む。このようにして、GaNの層を、少なくとも部分的に緩和した状態で堆積することができ、これが、転位及びクラックなどの望ましくない欠陥を減少させながら、厚い厚さを有する少なくとも部分的に緩和した層の形成を容易にする。
キャリア基板112は、シード構造104C及び半導体材料のエピタキシャル層142の熱膨張係数よりも大きな熱膨張係数を示す材料を含むことができる。従って、冷却すると、図5の中間構造140の温度が、ガラスボンディング層114のガラス転移温度(T)よりも下へ通過した後で、キャリア基板112は、シード構造104C及び半導体材料のエピタキシャル層142よりも速い速度での熱収縮に起因して縮むであろう。結果として、シード構造104C及び半導体材料のエピタキシャル層142を、室温まで冷却すると圧縮の状態に置くことができる。圧縮の状態のシード構造104C及び半導体材料のエピタキシャル層142を形成することによって、クラック及び他の欠陥がシード構造104C及び半導体材料のエピタキシャル層142の内部で核形成し伝搬することができる確率を、減少させることができる。
本発明の補足的な実施形態を、図6〜図8を参照して下記に説明する。
本発明の方法の補足的な実施形態によれば、図4A及び図4Bの中間構造130を、図1〜図4A及び図4Bを参照して本明細書において前に説明したように製造することができる。
図4A及び図4Bの中間構造130を製造した後で、中間構造130は、熱処理プロセスを受けることができる。中間構造130を、ガラスボンディング層114のガラス転移温度(T)よりも高い温度まで加熱して、ガラスボンディング層114のガラス材料がリフローすることを可能にし、ガラスボンディング層114上のシード構造104Cの半導体材料が、その中の何らかの格子歪を緩和し、軽減することを可能にすることができる。中間構造130を次に冷却することが可能であり、キャリア基板112がシード構造104Cよりも大きな熱膨張係数を示す結果として、ガラスボンディング層114のガラス転移温度(T)よりも低く室温まで冷却すると、キャリア基板112の熱収縮が、シード構造104Cの結晶格子を室温において圧縮歪の状態に置くという結果になることがある。
熱プロセスを図4A及び図4Bの中間構造130に行い、シード構造103Cを圧縮歪の状態に置いた後で、シード構造103Cを、第2のキャリア基板へ移し、シード構造104Cを上下反対に効果的に裏返しすることができる。かかるプロセスは、シード構造104Cが極性半導体材料を含むときには、裏返しプロセスがシード構造104Cの露出した主表面の極性を反転させることができるので望ましいことがある。
図6を参照すると、第2のキャリア基板152を、非ガラス質ボンディング層154を使用して中間構造130のシード構造104Cにボンディングすることができる。シード構造104Cを、ガラスボンディング層114と非ガラス質ボンディング層154の間に配置し、これらの各々にボンディングすることができる。
第2のキャリア基板152は、シード構造104Cの半導体材料によって示される熱膨張係数よりも大きな熱膨張係数を示す材料を含むことができる。例として限定ではなく、第2のキャリア基板152を、例えば、酸化アルミニウム(Al)(例えば、サファイア)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化イットリウムアルミニウム(YAl12)、酸化マグネシウム(MgO)、及び金属又はHAYNES Alloy214若しくはHAYNES Alloy230などの金属合金を含む第1のキャリア基板112に関連して前に記載した材料のうちのいずれかから少なくとも実質的に構成することができる。
いくつかの実施形態では、第2のキャリア基板152を、電気的に導電性とすることができる。例えば、キャリア基板は、室温において約100(ohm−cm)−1以上の電気伝導度を示すことがある。その上、キャリア基板152を、熱的に伝導性とすることができる。例えば、キャリア基板152は、室温において約100W/mK以上の熱伝導度を示すことがある。
非ガラス質ボンディング層154は、例えば、酸化物材料及び窒化物材料(例えば、SiO、Si、又はSiON)のうちの少なくとも1つを含むことができる。キャリア基板152が電気的に導電性であり熱的に伝導性である実施形態では、上に論じたように、非ガラス質ボンディング層154は、金属のボンディング層(すなわち、金属材料又は金属合金材料の層)を含むことができる。これに加えて、キャリア基板152が電気的に導電性であり熱的に伝導性である実施形態では、非ガラス質ボンディング層154は、ほぼ100nmよりも薄い厚さを有することができ、その結果、ボンディング層154が、総合的な熱的特性及び電気的特性に有害な効果を持たないことがある。かかる実施形態は、比較的高い出力及び/又は高い温度で動作する半導体素子における使用に関する特有の効用を見つけることができる。
第2のキャリア基板152上の非ガラス質ボンディング層154をシード構造104Cに対して接触させ、接合する層間に十分なボンディング強度を生成させるために十分な長さの時間にわたって所望の温度及び圧力で得られた中間構造150を維持することによって、第2のキャリア基板152及びシード構造104Cを、一緒にボンディングすることができる。
非ガラス質ボンディング層154を使用して中間構造130のシード構造104Cに第2のキャリア基板152を貼り付けた後で、第1のキャリア基板112及びガラスボンディング層114を、シード構造104Cから分離する又は別の形で除去することができ、シード構造104Cが非ガラス質ボンディング層154によって第2のキャリア基板152にボンディングしたままで残り、図7に示した中間構造160を形成する。
例として限定ではなく、レーザリフトオフプロセスを使用して、シード構造104Cから第1のキャリア基板112を除去することができる。かかるレーザリフトオフプロセスは、非破壊に第1のキャリア基板112を除去することができ、それゆえ、第1のキャリア基板112を、さらなる成長プロセスのためにリサイクルすることができる。エッチングプロセス、化学機械研磨(CMP)プロセス、又はかかるプロセスの組み合わせを好ましいとして使用して、シード構造104C上のガラスボンディング層114のすべての残留する部分を除去することができる。
図8を参照すると、シード構造104Cから第1のキャリア基板112及びガラスボンディング層114を除去した後で、半導体材料の別の層142を、図5に関連して前に論じたようにシード構造104Cの上方にエピタキシャル成長させて、図8に示したような中間構造170を形成することができる。
図8の実施形態では、しかしながら、非ガラス質ボンディング層154は、半導体材料の層142をシード構造104Cの上方に成長させる温度において軟化もリフローもしない。非ガラス質ボンディング層154は、ガラス転移温度(T)を示さないことがある、又は半導体材料のエピタキシャル層142がシード構造104Cの上方に成長する温度よりも高いガラス転移温度(T)を示すことがある。従って、図8の実施形態では、半導体材料の層142をシード構造104Cの上方に成長させようとする温度まで、中間構造160(図7)が加熱されるので、シード構造104Cよりも大きな熱膨張係数を示す第2のキャリア基板112の熱膨張が、略平坦なキャリア基板154の面に平行な横方向に、シード構造104Cの結晶格子を膨張させる又は「拡張」させることがある。
前に述べたように、しかしながら、シード構造104Cは、初期には、室温において圧縮の状態にあることがある。シード構造104C中の圧縮歪の程度が、高温におけるシード構造中の引張歪を実質的に緩和させるために利用する熱処理のために、先行技術において一般的に認められる程度を超えて大きくなることがある。引張歪が高温における緩和を介して小さくなるので、シード構造が冷却されるときに、キャリア基板114の大きなCTEが、増加した度合の圧縮歪下にシード構造を置くことができる。従って、半導体材料の層142をシード構造104Cの上方に成長させる最終的な温度に応じて、シード構造104Cを(室温における圧縮と比較して小さいが)圧縮の状態のままにすることができ、シード構造104Cを緩和させることができ(すなわち、シード構造104Cを圧縮又は引張の状態ではなくすることができる)、又はシード構造104Cを引張の状態にすることができる。
いくつかの実施形態では、シード構造104C、キャリア基板154、及び非ガラス質ボンディング層154の材料組成、並びにキャリア基板154がシード構造104Cにボンディングされる温度及び半導体材料のエピタキシャル層142をシード構造104Cの上方に成長させる温度(並びに、任意の他の関連するプロセスパラメータ)を選択して、半導体材料のエピタキシャル層142をシード構造104Cの上方に成長させている間に、シード構造104Cを緩和した状態にさせることができる。他の実施形態では、半導体材料のエピタキシャル層142をシード構造104Cの上方に成長させている間に、シード構造104Cを、圧縮の状態又は引張の状態にさせるように、これらを選択することができる。
シード構造104C上で半導体材料のエピタキシャル層142を成長させた後で、室温まで冷却すると、半導体材料のエピタキシャル層142及びシード構造104Cを、シード構造104Cが非ガラス質ボンディング層154によって貼り付けられるキャリア基板154の熱収縮によって引き起こされる圧縮の状態にすることができる。その理由は、キャリア基板154のより大きな熱膨張係数(及び熱収縮)に起因して、キャリア基板154が、半導体材料のエピタキシャル層142及びシード構造104Cが熱的に収縮する割合よりも大きな割合で熱的に収縮するためである。
シード構造104C及び半導体材料の層142の結晶格子が圧縮歪の状態に置かれることの結果として、クラック及び他の欠陥がシード構造104C及び半導体材料のエピタキシャル層142の内部で核形成し、伝搬する可能性がある確率を、小さくすることができる。
本発明の実施形態を窒化ガリウム及び窒化インジウムガリウムを含む半導体材料を参照して本明細書中に主に説明してきているが、本発明は、そのようには限定されず、本発明の実施形態を使用して、他のIII−V型半導体材料(例えば、GaAs、InP、AlGaN、等)の層、II−VI型半導体材料の層、シリコンの層、ゲルマニウムの層、炭化シリコン(SiC)の層、等を形成することができる。
本発明をある種の実施形態に関して本明細書中に記載してきているが、当業者は、本発明がそのように限定されないことを理解し、認識するであろう。むしろ、本明細書において説明した実施形態への多くの追加、削除、及び変更を、以降に権利を主張する本発明の範囲から逸脱せずに行うことができる。これに加えて、本発明者によって考えられるように本発明の範囲内に依然として包含されているままで、一実施形態からの特徴を、別の一実施形態の特徴と組み合わせることができる。

Claims (13)

  1. 半導体構造又は半導体素子を製造する方法であって、
    半導体材料の単結晶によって少なくとも実質的に構成された少なくとも1つのシード構造を、ガラスボンディング層を使用してキャリア基板にボンディングするステップと、
    前記少なくとも1つのシード構造の半導体材料の前記単結晶によって示される熱膨張係数よりも大きな熱膨張係数を示す材料を含むように前記キャリア基板を選択するステップと、
    前記少なくとも1つのシード構造が前記ガラスボンディング層上に支持されている間に、前記ガラスボンディング層のガラス材料のガラス転移温度よりも高い温度で前記少なくとも1つのシード構造の上方に半導体材料の少なくとも1つの層をエピタキシャル成長させるステップと、
    前記少なくとも1つのシード構造上に半導体材料の前記少なくとも1つの層をエピタキシャル成長させるステップの後で、半導体材料の前記少なくとも1つの層、前記少なくとも1つのシード構造、前記ガラスボンディング層、及び前記キャリア基板を室温まで冷却するステップと、
    前記ガラスボンディング層の前記ガラス材料の前記ガラス転移温度よりも低い温度から室温まで半導体材料の前記少なくとも1つの層、前記少なくとも1つのシード構造、前記ガラスボンディング層、及び前記キャリア基板を冷却するステップ中に、前記キャリア基板の熱収縮を使用して前記少なくとも1つのシード構造の半導体材料の前記単結晶を圧縮して歪ませるステップと、を含む方法。
  2. 前記ガラスボンディング層を使用して前記キャリア基板に前記少なくとも1つのシード構造をボンディングする前記ステップが、前記ガラスボンディング層を使用して前記キャリア基板に少なくとも実質的に連続するシード層をボンディングするステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. III−V型半導体材料を含むように前記少なくとも1つのシード構造の半導体材料の前記単結晶を選択するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記少なくとも1つのシード構造上に半導体材料の前記少なくとも1つの層をエピタキシャル成長させるステップが、2ミクロン(2μm)以上の厚さに前記少なくとも1つのシード構造上にIII−V型半導体材料の層をエピタキシャル成長させるステップを含む、請求項1に記載の方法。
  5. ホウリンケイ酸塩ガラス(BPSG)を含むように前記ガラスボンディング層を選択するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. 半導体材料の前記少なくとも1つの層を含む発光ダイオード、レーザ、光学センサ、パワー電子素子、及び太陽電池のうちの少なくとも1つを製造するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. 半導体材料の単結晶によって少なくとも実質的に構成された少なくとも1つのシード構造を、ガラスボンディング層を使用して第1のキャリア基板にボンディングするステップと、
    前記少なくとも1つのシード構造の半導体材料の前記単結晶によって示される熱膨張係数よりも大きな熱膨張係数を示す材料を含むように前記第1のキャリア基板を選択するステップと、
    前記少なくとも1つのシード構造をパターニングして複数のシード構造を形成するステップと、
    前記複数のシード構造、前記ガラスボンディング層、及び前記第1のキャリア基板を、前記ガラスボンディング層のガラス材料のガラス転移温度よりも高い温度まで加熱するステップと、
    前記複数のシード構造、前記ガラスボンディング層、及び前記第1のキャリア基板を加熱するステップの後で、前記複数のシード構造、前記ガラスボンディング層、及び前記第1のキャリア基板を室温まで冷却するステップと、
    前記ガラスボンディング層の前記ガラス材料の前記ガラス転移温度よりも低い温度から室温まで前記複数のシード構造、前記ガラスボンディング層、及び前記第1のキャリア基板を冷却するステップ中に、前記第1のキャリア基板の熱収縮を使用して前記複数のシード構造の各シード構造を圧縮して歪ませるステップであって、前記複数のシード構造の各シード構造が圧縮されて歪んだ窒化ガリウムを含む、ステップと、
    非ガラス質ボンディング層が第2のキャリア基板と前記複数のシード構造との間に位置するように、当該非ガラス質ボンディング層を使用して前記第2のキャリア基板を前記複数のシード構造にボンディングするステップと、
    前記第1のキャリア基板及び前記ガラスボンディング層を、前記複数のシード構造から分離又は除去するステップと、
    前記複数のシード構造の表面上に半導体材料の少なくとも1つの層をエピタキシャル成長させるステップであって、前記半導体材料の前記少なくとも1つの層が2ミクロンよりも厚い厚さを有する、ステップと、
    前記シード構造上で前記半導体材料の前記少なくとも1つの層をエピタキシャル成長させた後で、室温まで冷却するステップと、
    を備える、半導体構造又は半導体素子を製造する方法。
  8. 前記第2のキャリア基板が、前記複数のシード構造の平均熱膨張係数及び半導体材料の前記少なくとも1つの層の平均熱膨張係数よりも大きな平均熱膨張係数を有する、請求項7に記載の方法。
  9. 前記非ガラス質ボンディング層が、SiO、Si、及びSiOのうちの少なくとも1つを含む、請求項7に記載の方法。
  10. 前記複数のシード構造の各シード構造が、5ミクロン(5μm)と1ミリメートル(1mm)との間の横方向寸法X及びYを有する、請求項7に記載の方法。
  11. 前記複数のシード構造の各々が、1ミクロン(1μm)と100ミクロン(100μm)との間の距離だけ隣接するシード構造から間隔を空けて配置される、請求項7に記載の方法。
  12. 前記複数のシード構造の表面上にエピタキシャル成長した半導体材料の前記少なくとも1つの層が、6ミクロン(6μm)よりも厚い厚さを有する、請求項7に記載の方法。
  13. 前記複数のシード構造の表面上にエピタキシャル成長した半導体材料の前記少なくとも1つの層が、圧縮されて歪んだ窒化ガリウムを含む、請求項7に記載の方法。
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