JP6020879B2 - 外装容器、蓄電素子 - Google Patents

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Description

本発明は、蓄電素子の安全弁の構造に関する。
従来から、二次電池等の電池が用いられている。電池は、アルミニウム等の金属製の外装容器に発電要素及び電解液が収容されてなる(例えば、引用文献1)。電池では、充放電による発熱や環境温度の変化により単電池内の圧力が上昇して外装容器が破損し、破損した外装容器の破片が電池の周囲に配置された装置等に飛散して周辺装置までも破損してしまうことを抑制するために、単電池内の内圧が所定値以上となった場合に破断してガスを排出する安全弁が設けられている。
特開2004−319308号公報
安全弁が上記の目的で形成されるものであるため、安全弁は破断しやすい形状に形成されている。しかしながら、安全弁が破断し、破断した安全弁の断片が電池の周囲に配置された装置等に飛散した場合、周辺装置を破損しないまでも、安全弁の断片による異常通電等、これらの装置の動作に影響を及ぼす虞がある。
本発明は、破断した安全弁の飛散を抑制する技術を提供することにある。
本発明の外装容器は、蓄電素子用の外装容器であって、前記外装容器の内壁に第1凹部が形成されているとともに、前記外装容器の前記第1凹部に対応する前記外装容器の外壁に第2凹部が形成されており、前記第1凹部と前記第2凹部との間に、前記外装容器の内圧が所定値以上となった場合に破断してガスを排出する安全弁を備え、前記安全弁が形成された部分の前記外装容器に沿った方向において、前記第1凹部の底部が形成される第1範囲は、前記第2凹部の底部が形成される第2範囲に含まれ、前記第1範囲は前記第2範囲よりも狭い。
この外装容器では、外装容器に沿った方向において、外装容器に沿った方向において、第2範囲の一部が第1範囲の外側に設けられ、第2凹部の一部が安全弁の外部に設けられる。そのため、安全弁が破断し、破断した安全弁の断片が安全弁の外周部分へと移動した場合、当該断片を第2凹部内に移動させることができる。この外装容器によれば、安全弁の断片を第2凹部内内に移動させることで、その後に当該断片が蓄電素子の内部から排出されるガス等に曝されて安全弁の周辺領域から分離することが抑制され、安全弁の断片が周囲の装置等に飛散することを抑制することができる。
上記外装容器では、前記第2凹部の底部は、前記第1範囲に含まれる弁内領域と当該弁内領域の周囲に形成された弁外領域とを含み、前記安全弁には、破断強度が当該安全弁内の他の領域に比べて低い低強度領域が設けられ、前記弁内領域の前記弁外領域と隣接する外周部分には、前記低強度領域が形成されていない領域を含む構成としてもよい。
安全弁に低強度領域が設けられていると、外装容器の内圧が所定値以上となった場合に、安全弁は当該低強度領域から破断を開始する。この外装容器では、弁内領域の弁外領域と隣接する外周部分の少なくとも一部において低強度領域が形成されていないので、当該外周部分において安全弁が破断せず、当該外周部分と異なる部分で破断して生成された安全弁の断片が当該外周へと移動する。この外装容器によれば、当該外周部分が弁外領域と隣接することから、当該外周部分へと移動した安全弁の断片を第2凹部内内に移動させることができ、安全弁の断片が飛散することを抑制することができる。
上記外装容器では、前記弁内領域の前記弁外領域と隣接しない外周部分には、前記低強度領域が形成されている構成としてもよい。この外装容器によれば、弁内領域の弁外領域と隣接しない外周部分に安全弁の断片が移動することが抑制され、安全弁の断片が飛散することを抑制することができる。
上記外装容器では、前記低強度領域では、前記弁内領域に前記第1凹部の底部側へと伸びる溝が形成される構成としてもよい。低強度領域では、溝が形成されることで、安全弁内の他の領域に比べて薄肉となり、破断強度が低くなる。この外装容器によれば、溝を形成し、その深さや断面形状を調整することで、安全弁の破断強度を容易に調整することができる。
本発明は、また、上記の外装容器を備えた蓄電素子にも具現化される。この蓄電素子によれば、安全弁の断片が周囲の装置等に飛散することを抑制することができる。
本発明によれば、安全弁を通してガスを効率的に排出することができる。
単電池の展開図 実施形態1の安全弁の断面図 実施形態1の安全弁の上面図 破断した後の安全弁を示す断面図 実施形態2の安全弁の上面図 実施形態2の安全弁の断面図 他の実施形態の安全弁の断面図 他の実施形態の安全弁の断面図
<実施形態1>
以下、実施形態1について、図1ないし図4を参照しつつ説明する。
1.単電池の構成
図1は、本実施形態における単電池14の斜視図である。単電池14は、繰り返し充放電可能な二次電池であり、より具体的にはリチウムイオン電池である。本実施形態の単電池14は、その複数個が導電性を有する板部材であるバスバーによってお互いに接続されて例えば電気自動車やハイブリット自動車に搭載され、電気エネルギーで作動する動力源に電力を供給する。単電池14は、蓄電素子の一例である。
図1に示すように、単電池14は、電極ユニット20と、発電要素50と、クリップ60と、ケース62と、を含む。以下、図1における上下方向を単電池14の上下方向とし、ケース62の側面のうちの面積の広い側の側面に垂直な方向を単電池14の前後方向、面積の狭い側の側面に垂直な方向を単電池14の左右方向として説明する。
ケース62は、アルミニウム等の金属製であり、角形をしている。ケース62は、上端が開放された上方開放型に形成され、このケース62に扁平型をなす発電要素50が収容されるとともに、電解液が充填される。ケース62の上端開口は、電極ユニット20を構成する長方形の板部材である蓋体68によって塞がれる。ケース62と蓋体68とが、外装容器の一例である。
電極ユニット20では、蓋体68の上面に一対の正極端子22及び負極端子24が左右方向に並んで配置されている。また、各電極端子22、24に電気的に接続され、蓋体68の下面から下方に向かって伸びる一組の集電体28A、28Bが設けられている。各集電体28A、28Bは、それぞれ大きな電流容量が得られるように十分な厚さを有する金属板からなり、正極集電体28Aは、例えばアルミニウム合金板からなり、負極集電体28Bは、例えば銅板合金板からなる。蓋体68にはこの他に、後述して詳細に説明する安全弁70が設けられている。
発電要素50は、正極板52と負極板54の間に図示しないセパレータを挟んだ状態で扁平型に巻回した筒形状に構成されている。正極板52と負極板54は、巻き解いた状態において、それぞれ巻回方向を長手方向とする帯状をなしている。正極板52は、帯状をなすアルミニウム箔の表面に正極活物質層が形成されたものであり、その長手方向に延びる一方の縁には、正極活物質層が形成されずにアルミニウム箔が露出した正極集電箔52Aが形成されている。また、負極板54は、帯状をなす銅箔の表面に負極活物質層が形成されたものであり、その長手方向に延びる一方の縁には、負極活物質層が形成されずに銅箔が露出した負極集電箔54Aが形成されている。
正極板52と負極板54は、負極集電箔54Aがセパレータおよび負極板54よりも一端側に配され、また正極集電箔52Aがセパレータおよび正極板52よりも他端側に配されるように重ねられて巻回されている。これにより、発電要素50の一端側には、正極集電箔52Aのみが積層して突設され、他端側には、負極集電箔54Aのみが積層して突設されている。
正極集電箔52Aは、上下方向に直線状に延びる側面部分(図1二点鎖線参照)において、正極集電体28Aに接続される。負極集電箔54Aは、上下方向に直線状に延びる側面部分(図1二点鎖線参照)が、負極集電体28Bに接続される。
集電体28A、28Bと集電箔52A、54Aは、クリップ60によって挟み込まれた状態で超音波溶接されることで接続される。クリップ60は、溶接される集電体28A、28B及び集電箔52A、54Aの材質と同等の抵抗値を有する材料からなり、正極側のクリップ60Aはアルミニウム合金からなり、負極側のクリップ60Bは銅合金からなる。
2.安全弁の構成
蓋体68の中央には、ケース62内の圧力が所定値以上となった場合に破断してケース62内のガスを放出する非復元型の安全弁70が設けられている。安全弁70は、ステンレス等の金属からなる薄膜であり、円形をしている。安全弁70は、安全弁70を含む安全弁部材72が蓋体68と別体に形成され、安全弁部材72の周辺部71がレーザ溶接等によって蓋体68に取付けられる。以下の説明では、安全弁部材72の周辺部71と、当該周辺部71に接続される蓋体68とをあわせて、安全弁70の周辺領域74と称する。
図2に、図1のII‐II断面における安全弁70の断面図を示し、図3に、安全弁70の上面図を示す。図2に示すように、安全弁70は、周辺領域74よりも薄肉に形成されており、蓋体68の安全弁70が形成された部分の内部側に、周辺領域74より窪んだ第1凹部76が形成されている。第1凹部76は、ケース62内の圧力が所定値以上となった場合に、ケース62内のガスが安全弁70へと移動する流路を兼ねる。
また、蓋体68の安全弁70が形成された部分の外部側に、周辺領域74より窪んだ第2凹部78が形成されている。第2凹部78は、ケース62内の圧力が所定値以上となった場合に、安全弁70を通過したガスがケース62外へと移動する流路を兼ねる。安全弁70は、形状的に、蓋体68に設けられた第1凹部76と第2凹部78との間に残存した部分であるということができる。
図2に示すように、第1凹部76は、上下方向に伸びる円柱状の穴であり、その底部76Aが安全弁70の内壁70Aに当る。また、第2凹部78は、上下方向に伸びる円柱状の穴であり、第2凹部78の底部78Aは安全弁70の外壁70Bを含む。
詳細には、底部78Aは、安全弁70の外壁70Bに当る弁内領域87と、弁内領域87の周囲に形成される弁外領域88を含む。図2に示すように、弁内領域87は、上下方向に垂直な平面において、底部76Aが形成された範囲84と同一の範囲に設けられ、弁外領域88は、弁内領域87の周囲に、全周に亘って設けられる(図3参照)。すなわち、上下方向に垂直な平面において、底部76Aが形成された範囲84は、底部78Aが形成された範囲86に含まれ、範囲84は範囲86よりも狭い。範囲84は、第1範囲の一例であり、範囲86は、第2範囲の一例である。
安全弁70の外壁70Bには、断面形状がV字状であり、内壁70A側へと伸びる溝92が形成されている。図3に示すように、本実施形態において、溝92は、安全弁70の中央近傍に前後方向に伸びている。その一方、溝92は、安全弁70の外周部98、すなわち弁内領域87と弁外領域88の境界部分に形成されていない。
安全弁70の溝92が形成された領域94では、溝92が形成されていない安全弁70内の他の領域に比べて薄肉となることから、当該他の領域に比べて破断強度が低くなる。ここで、「破断強度」とは、安全弁70が破断する際の圧力を意味する。そのため、図4に示すように、ケース62内の圧力が所定値以上となった場合、安全弁70は溝92から破断し始め、破断した安全弁70の断片70Cがケース62内から放出されるガス96によってケース62の外側に押し出され、安全弁70の外周部98へ移動する。領域94が、低強度領域の一例である。
本実施形態の単電池14では、安全弁70の周囲に弁外領域88が設けられ、第2凹部78が安全弁70の外周部98の外側に形成されている。そのため、安全弁70の外周部98へと移動した断片70Cは、ガス96の圧力によって、第2凹部78の弁外領域88内に移動させる。断片70Cは、弁外領域88内に移動させることで、ケース62内から放出されるガス96に曝されることが抑制され、断片70Cが単電池14の周囲に飛散することが抑制される。
3.本発明の効果
(1)本実施形態の単電池14では、安全弁70の周囲に弁外領域88が設けられ、安全弁70の外側にも第2凹部78が設けられることから、安全弁70を通ってケース62の内部から外部にガスが排出される際に破断した安全弁70の断片70Cを第2凹部78内に移動させ、留めることができる。これにより、安全弁70の断片70Cが周囲の装置等に飛散することを抑制することができる。
(2)本実施形態の単電池14では、溝92が安全弁70の外壁70Bの中央近傍に形成されていることから、安全弁70は、ケース62内の圧力が所定値以上となった場合、その中央近傍から破断し始め、外周に向かって破断を進行させる。この結果、破断した安全弁70の断片70Cは、安全弁70の外周部98の全周に残存することとなる。そのため、同じく安全弁70に亘って設けられた弁外領域88へ当該断片70Cを移動させることができる。
(3)本実施形態の単電池14では、安全弁70の外壁70Bに形成する溝92の深さや断面形状を調整することで、安全弁70が破断する際の圧力を容易に調整することができ、単電池14に必要とされる破断強度を実現することができる。
<実施形態2>
実施形態2を、図3を参照しつつ説明する。本実施形態の単電池14は、図5に示すように、弁外領域88が、弁内領域87の右方向にのみ設けられている点で、実施形態1と異なる。以下の説明では、実施形態1と同一の内容については重複した記載を省略する。
1.安全弁の構成
図5に、本実施形態の安全弁70の上面図を示し、図6に、図5のIV‐IV断面における安全弁70の断面図を示す。図5に示すように、本実施形態において、溝92は、安全弁70の外周部98のうち、弁外領域88と隣接しない部分に形成されている。つまり、溝92は、安全弁70の前方向、左方向、後方向の外周部98に形成されている。その一方、溝92は、安全弁70の弁外領域88と隣接する右方向の外周部98、及び中央近傍に形成されていない。
そのため、ケース62内の圧力が所定値以上となった場合、安全弁70は弁外領域88と隣接しない外周部98において周辺領域74と破断する。そして、図6に示すように、破断した安全弁70の断片70Cは、安全弁70の弁外領域88と隣接する外周部98に移動し、弁外領域88内に移動する。
2.本発明の効果
(1)本実施形態の単電池14では、溝92が弁外領域88と隣接しない外周部98に形成されていることから、破断した安全弁70の断片70Cが、弁外領域88と隣接しない安全弁70の外周部98へ移動することが抑制される。そのため、断片70Cが安全弁70の外周部98に移動した後に、周辺領域74から分離し、安全弁の断片70Cが周囲の装置等に飛散することを抑制することができる。
(2)その一方、本実施形態の単電池14では、溝92が弁外領域88と隣接する外周部98に形成されていないことから、破断した安全弁70の断片70Cを、弁外領域88と隣接する安全弁70の外周部98へ移動させることができる。そのため、断片70Cを第2凹部78内に移動させることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、蓄電素子の一例として二次電池である単電池14を示したが、これに限らず、蓄電素子は、一次電池であっても良ければ、電気化学現象を伴うキャパシタであってもよい。また、単電池14の用途、単電池14の電極ユニットの構造等も特に限定されるものではない。
(2)上記実施形態では、第1凹部76及び第2凹部78の形状の一例として、円柱状の孔を示したが、これに限られない。図7に示すように、第1凹部76は、上下方向に垂直な断面が円形をしており、安全弁70に向かって縮径し、第1凹部76の底部に当る安全弁70の内壁70Aにおいて、最も断面積が小さくなる形状であっても良い。また、第2凹部78は、上下方向に垂直な断面が円形をしており、安全弁70に向かって縮径し、第2凹部78の底部に当る安全弁70の外壁70Bにおいて、最も断面積が小さくなる形状であっても良い。
(3)さらに、周辺領域74の外部側に、上側に隆起した隆起部66が形成されていても良い。隆起部66が上側に大きく隆起している場合には、図8に矢印90で示すように、安全弁70が蓋体68よりも上側に配置されていても良い。なお、図7、8では、溝92の記載を省略している。
(4)上記実施形態では、安全弁部材72が蓋体68と別体に形成される例を用いて説明を行ったが、これに限られず、蓋体68と一体形成されてもよい。また、安全弁70の外形も、円形に限られず、またその材質も実施形態に限定されるものではない。
14:単電池、62:ケース、68:蓋体、70:安全弁、70A:安全弁の内壁、70B:安全弁の外壁、70C:安全弁の断片、74:周辺領域、76:第1凹部、78:第2凹部、87:弁内領域、88:弁外領域、92:溝、98:外周部

Claims (4)

  1. 蓄電素子用の外装容器であって、
    前記外装容器の内壁に第1凹部が形成されているとともに、前記外装容器の前記第1凹部に対応する前記外装容器の外壁に第2凹部が形成されており、前記第1凹部と前記第2凹部との間に周囲の材料と一体に形成された薄肉部を、前記外装容器の内圧が所定値以上となった場合に破断させてガスを排出する安全弁としたものであって
    前記外装容器に沿った面内における前記第1凹部の底部が形成された第1範囲は、前記外装容器に沿った面内における前記第2凹部の底部が形成された第2範囲に含まれ、前記第1範囲は前記第2範囲よりも狭く、かつ、前記第2凹部の底部は、前記第1範囲に含まれる弁内領域と当該弁内領域の周囲に形成された弁外領域とを含み、
    前記安全弁には、破断強度が当該安全弁内の他の領域に比べて低い低強度領域を、前記弁内領域と前記弁外領域との境界部分には形成せずに前記弁内領域に形成してある、外装容器。
  2. 請求項1に記載の外装容器であって、
    前記低強度領域は、前記第1凹部の底部側へと伸びる溝により形成されている、外装容器。
  3. 請求項2に記載の外装容器であって、前記溝は断面形状がV字状である外装容器。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の外装容器を備えた蓄電素子
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