JP6020226B2 - 無線端末装置、管理システム、無線端末管理方法及び無線端末管理プログラム - Google Patents

無線端末装置、管理システム、無線端末管理方法及び無線端末管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、無線端末装置、管理システム、無線端末管理方法及び無線端末管理プログラムに関し、詳細には、物品、人等の管理対象に付与される無線端末装置自体が管理対象から剥がされたか否かを検出する無線端末装置、管理システム、無線端末管理方法及び無線端末管理プログラムに関する。
近年、倉庫内の全ての物品に無線端末装置(無線タグ等)を貼って、該無線端末装置と管理装置との間で無線通信を行うことで、物品の位置や在庫の有無を管理するアセット管理システム、人に無線端末装置を持たせて人数や人の流れを管理する人管理システム、オフィス内等に設置されているコンセントに無線端末装置を差し込んで各フロアの電力を管理する電力管理システム等がある。
このような管理システムにおいては、従来、管理装置と無線端末装置とが、常時または所定時間間隔で無線通信を行い、管理装置が無線端末装置の存在を確認することで、管理対象の管理を行っている。
ところが、管理装置と無線端末装置とが、常時または所定時間間隔で無線通信を行うと、無線通信を行っている間、電力が消費され、特に、電池を電力源としている無線端末装置における電力消費を抑制することが管理システムの運営を適切に行う上で、重要となってきている。
また、管理システムにおいて、管理対象に無線端末装置を取り付けて管理対象の存在、移動等を管理する場合、無線端末装置が管理対象から外されて、管理装置の管理区域内に報知された状態で、管理対象のみが移動されたり、窃盗等が行われると、適切に管理することができない。
そして、従来、無線端末を構成するコンピュータおよび該コンピュータと接続された無線通信アダプタと、前記無線通信アダプタと無線で接続されたアクセスポイントとを有し、前記アクセスポイントが所定の一定間隔で信号を常時発し、前記無線端末との接続状態の監視をおこなう監視手段を有する無線LANシステムが提案されている(特許文献1参照)。
すなわち、この従来技術は、監視対象である無線端末に接続されている無線端末装置である無線通信アダプタと、管理側のアクセスポイントとが一定間隔で無線交信して、監視手段が、無線端末の存在場所や移動等の監視を行っている。
しかしながら、上記公報記載の従来技術にあっては、無線端末に接続されている無線端末装置(無線通信アダプタ)と管理側(アクセスポイント)が一定間隔で無線交信している。したがって、無線端末装置側とアクセスポイント側の双方で、一定間隔毎に無線交信するための電力を消費することとなり、省電力が要求されている今日、消費電力を削減する上で、改良の必要があった。
また、公報記載の従来技術は、管理側(アクセスポイント)と無線端末装置(無線通信アダプタ)とが無線通信することで、無線端末装置に接続されている無線端末の存在を確認している。ところが、従来技術は、無線端末装置(無線通信アダプタ)が管理対象(無線端末)から取り外される事態や無線通信アダプタが取り外された無線端末が持ち去られることを検出することができない。その結果、無線端末装置を管理対象から取り外して、管理対象が持ち去られたり、無線端末装置自体の持ち去りに対して対応することができず、改良の必要があった。
そこで、本発明は、消費電力を抑制しつつ、管理対象からの無線端末装置の離脱を確実に検出することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1記載の無線端末装置は、管理対象への取付面に該管理対象に密接する状態で配設されて、密接状態でオフ、所定距離以上離れるとオンまたは距離に応じた検出値の検出信号を出力する離接検出手段と、前記管理対象に設けられている管理近距離無線通信手段との間で近距離無線通信を行う近距離無線通信手段と、外部に異常情報を報知出力する報知手段と、前記離接検出手段の検出信号がオンまたは所定検出値を超えると、前記近距離無線通信手段に前記管理近距離無線通信手段と無線通信させ、該無線通信が無効または所定強度以下の通信強度であると、前記報知手段に前記異常情報を報知出力させる制御手段と、を備えていることを特徴としている。
本発明によれば、消費電力を抑制しつつ、管理対象からの無線端末装置の離脱を確実に検出することができる。
本発明の一実施例を適用した管理システムの構成図。 無線タグの取り付けられている管理対象物の斜視図。 無線タグの斜視図。 無線タグのブロック構成図。 無線タグによる無線タグ状態管理処理を示すフローチャート。 中継機による無線タグ状態管理処理を示すフローチャート。 管理サーバによる無線タグ状態管理処理を示すフローチャート。 コンセントとプラグの斜視図。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるので、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明によって不当に限定されるものではなく、また、本実施の形態で説明される構成の全てが本発明の必須の構成要件ではない。
図1〜図8は、本発明の無線端末装置、管理システム、無線端末管理方法及び無線端末管理プログラムの一実施例を示す図であり、図1は、本発明の無線端末装置、管理システム、無線端末管理方法及び無線端末管理プログラムの一実施例を適用した管理システム1の構成図である。
図1において、管理システム1は、管理側装置として、管理サーバKSと複数の中継機KC1〜KCnを備え、管理対象側として、複数の建築物SK1〜SKn内にそれぞれ位置する複数の管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmと各管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmに取り付けられている無線タグ(無線端末装置)T1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmを備えている。
管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmは、位置や在庫の有無等の管理対象の商品や配送用荷物等の物品、人数や流れ等の管理対象の人、電力管理用のコンセント等であるが、説明を明確にするために、本実施例では、物品であるとして説明する。
管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmは、それぞれ2階建て等の建築物SK1〜SKn内に収納されており、後述するように、管理用の無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmが取り付けられている。
無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmは、中継機KC1〜KCnと無線通信し、後述するように、自タグを特定するタグID等の情報を送信し、また、中継機KC1〜KCnからアラーム通知命令等の情報やコマンド(指示等)等を受信する。
中継機KC1〜KCnは、本実施例では、図1に波線の円錐形状で示す範囲を管理範囲KA1〜KAnとして、各管理範囲KA1〜KAnの建築物SK1〜SKnに位置する無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmと無線通信する。中継機KC1〜KCnは、自己の管理範囲KA1〜KAnから外れた無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmとは無線通信を行うことができない。
各中継機KC1〜KCnは、管理サーバKSと無線通信する。各中継機KC1〜KCnは、各無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmから受信した情報を管理サーバKSに送信し、また、管理サーバKSから受信した情報やコマンド等を無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmに送信する。
管理サーバKSは、例えば、通常のハードウェア構成及びソフトウェア構成のコンピュータに、本発明の無線端末管理方法を実行する無線端末管理プログラムを搭載したサーバを用いることができる。管理サーバKSは、該無線端末管理プログラムに基づいて、本発明の無線端末管理方法のうち、管理システム1の管理装置としての機能を実行する。
管理サーバKSは、それぞれの中継機KC1〜KCnから送られてくる情報に基づいて、どの管理範囲KA1〜KAnにどの管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmが存在するか等の物品管理を行う。
管理システム1は、管理サーバKSと中継機KC1〜KCnとは、例えば、無線LAN(Local Area Network)等の無線通信経路または有線LAN等の有線通信経路で通信する。すなわち、管理サーバKSは、各中継機KC1〜KCnとのみ無線または有線で通信する通信部を備えている。
そして、各中継機KC1〜KCnは、管理サーバKSと通信する通信部を備えているとともに、自己の管理範囲KA1〜KAnの無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmと無線通信する無線通信部を備えている。
各中継機KC1〜KCnと無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmとは、Bluetooth(登録商標)、UWB(Ultra Wide Band)、ZigBee等の無線PAN(Personal Area Network)の通信方式で無線通信する。したがって、管理サーバKS及び各中継機KC1〜KCnは、全体として、無線端末装置である無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmと無線通信して管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmを管理する管理装置として機能している。
そして、各管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmは、図2に示すように、それぞれ対応する無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmが取り付けられている。無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmは、管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmの各面のうち、対応する中継機KC1〜KCnと無線通信を行いやすい位置に取り付けられている。
無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmは、図3に示すように、近距離無線通信部11と光センサ12が同じ面であって、管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmに取り付けられる面(図3の貼付面)、すなわち、管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmに対向する面に配設されている。
無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmは、その他に、タイマ13、上記無線通信部14、処理部15、電源部16、ジャイロ/加速度センサ17、鳴動/発光部18及びメモリ19等を備えている。
近距離無線通信部(近距離無線通信手段)11は、管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmに内蔵または取り付けられている管理近距離無線通信部(管理近距離無線通信手段)との間で、例えば、RFID(Radio Frequency Identification)方式等の近距離無線通信方式で無線通信を行う。近距離無線通信部11及び管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmの管理近距離無線通信部は、予め該近距離無線通信部11及び管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmの管理近距離無線通信部のそれぞれを特定する特定情報(ID等)や管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmを管理するのに必要な管理情報を通信する。
光センサ(離接検出手段、光検出手段)12は、管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmに無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmが取り付けられた際に、管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmに対向する状態で配設されており、例えば、フォトダイオードが用いられている。光センサ12は、無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmが管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmに取り付けられているときには、その入射光が管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmによって塞がれている状態となる。すなわち、図3に示す無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmは、貼付面と記載されている面が、管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmに貼り付けられる面である。そして、図3に示す無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmは、表面と記載されている面が、無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmの貼付面が管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmに貼り付けられた結果、表面(外面)に向く面である。
したがって、光センサ12は、無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmが適切に管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmに取り付けられているときには、光が遮られており、オフ状態となっている。光センサ12は、無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmが管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmから剥がされる等の異常状態になると、外部光が入射して、受光量に応じた検出電圧(検出信号)を処理部15へ出力する。
なお、本実施例では、無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmの管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmに対する離接状態を、光センサ12で検出しているが、離接検出手段としては、光センサ12に限るものではなく、管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmとの離接状態を消費電力を抑制しつつ検出することのできるセンサであれば、どのようなセンサであってもよい。
処理部(制御手段)15は、光センサ12の検出電圧が予め設定されている閾値電圧(所定検出値)を超えると、無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmが管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmから外されたり、適切に取り付けられていない異常状態であると判断する。
タイマ13は、発振器や分周器を備えて、現在時刻を計時し、処理部15に計時時刻を出力する。
無線通信部14は、上記中継機KC1〜KCnと通信する通信部であり、処理部15の制御下で、上記無線PAN(Personal Area Network)の通信方式で中継機KC1〜KCnと無線通信する。
電源部16は、ボタン電池等の電池と電源回路を備えており、無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmの各部へ必要な電源電力を供給する。
ジャイロ/加速度センサ(離接検出手段)17は、物体の角度や角速度をジャイロセンサで検出し、加速度センサで物体の角度や角速度を検出する。ジャイロ/加速度センサ17は、検出結果を処理部15に出力する。このジャイロ/加速度センサ17は、管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmの周囲の明かりが消滅して、光センサ12によっては、無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmが管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmから取り外された等の異常状態を検出することができない時間帯に、無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmが管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmから取り外されるような動きがあったかを検出する。
鳴動/発光部(報知手段)18は、振動子やLED(Light Emitting Diode)等の発光素子を備えている。振動子は、処理部15の制御下で振動して、無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnm全体に振動を与え、発光素子は、処理部15の制御下で点灯、点滅等の発光動作を行なって、無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmの外部に光を放出することで、異常情報を報知出力する。なお、報知手段としては、鳴動/発光部18に限るものではなく、例えば、異常情報を音声で覚醒出力する音声出力部(音声出力手段)であってもよいし、後述するように、異常情報を外部の中継機KC1〜KCnを通して管理範囲KA1〜KAnに送信する無線通信部14も、報知手段として機能する。
メモリ(記憶手段、情報記憶手段)19は、不揮発性メモリ等が用いられ、管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmの管理に必要なプログラム及び管理情報等の情報を電源部16の電源電力が喪失しても記憶するが、処理部15によって必要に応じて消去・書き換えが行われる。
例えば、メモリ19は、無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnm自体を識別する識別子(ID:identification)、位置情報、光センサ12の出力する検出電圧が異常状態であるか否かを識別する識別電圧、後述するジャイロ/加速度センサ17によって異常状態発生の検出を行う時間帯及び管理情報等を記憶している。
また、メモリ19は、情報の漏洩防止のために、処理部15によって全ての記憶内容が消去されたり、記憶内容の読み取りが不可能なようにロックがかけられる。
無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmは、ROM、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory )、EPROM、フラッシュメモリ、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory )、CD−RW(Compact Disc Rewritable )、DVD(Digital Versatile Disk)、SD(Secure Digital)カード、MO(Magneto-Optical Disc)等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されている本発明の無線端末管理方法を実行する無線端末管理プログラムを読み込んでメモリ19に導入することで、後述する無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmが管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmに正常に取り付けられていない異常状態にあるか否かを検出する無線端末管理方法を実行する無線端末装置として構築されている。この無線端末管理プログラムは、アセンブラ、C、C++、C#、Java(登録商標)等のレガシープログラミング言語やオブジェクト指向ブログラミング言語等で記述されたコンピュータ実行可能なプログラムであり、上記記録媒体に格納して頒布することができる。
次に、本実施例の作用について説明する。本実施例の管理システム1は、管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmからの無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmの剥がされ等の異常状態を検出する無線タグ状態管理処理を行う。
管理システム1は、管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmに、該管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmを管理するための無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmが取り付けられている。管理システム1は、管理サーバKSが、中継機KC1〜KCnw通して該無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmと無線通信することで、無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmの位置、すなわち、管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmの位置を確認することができる。
そして、管理システム1は、無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmが、その光センサ12が管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmに対して対向して外光が入り込まない状態で取り付けられている。管理システム1は、光センサ12による光の検出結果に基づいて、無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmが管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmから取り外される等の異常状態であるか検出する。
すなわち、無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmは、所定タイミング毎に、処理部15が、光センサ12の検出電圧(出力)を取り込む(ステップS101)。処理部15は、該検出電圧(受光量)が予め設定されている閾値受光量を示す閾値電圧以上であるかチェックする(ステップS102)。
ステップS102で、検出電圧(受光量)が閾値電圧(閾値受光量)未満であると、処理部15は、ステップS101に戻って、光センサ12の検出電圧の取得から同様に処理する(ステップS101、S102)。
ステップS102で、検出電圧(受光量)が閾値電圧(閾値受光量)以上であると、処理部15は、近距離無線通信部11に、無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmが取り付けられていた管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmの管理近距離無線通信部との間で近距離無線通信を開始させる(ステップS103)。
処理部15は、近距離無線通信部11に通信を開始させると、近接無線通信の相手が存在するかを、近距離無線通信部11による該管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmの管理近距離無線通信部との近距離無線通信の結果に基づいて判定する(ステップS104)。
ステップS104で、近距離無線通信の相手が存在するとき、すなわち、管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmの近距離無線通信と近距離無線通信が確立し、所定の通信強度以上であるとき(ステップS104で、YESのとき)には、処理部15は、無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmは正常であると判断して、ステップS101に戻って、同様に処理する(ステップS101〜S104)。
ステップS104で、近距離無線通信の相手が存在しないとき(ステップS104で、NOのとき)には、処理部15は、無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmが管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmから剥がされる等の異常状態であるおそれがある判断する。すなわち、処理部15は、近距離無線通信が確立しないか、所定の通信強度未満であると、無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmが管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmから剥がされたおそれがあると判断する。
処理部15は、無線通信部14を駆動させて、無線PAN通信方式等で、異常状態の発生を通知する異常通知信号(異常情報)を送信するとともに、無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnm及び管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmを識別するための情報(例えば、識別子(ID)、元の位置情報等)を、図5に示すように、中継機KC1〜KCnへ送信させる。
処理部15は、その後、図5に示すように、無線通信部14が中継機KC1〜KCnからアラーム通知命令(異常情報出力指示)を受信すると(ステップS106)、鳴動/発光部18を駆動させて、振動や発光等によって異常状態の発生を報知出力する(ステップS107)。
処理部15は、異常報知を行うと、タイマ13が予め設定されている待ち時間経過するのを待って(ステップS108)、待ち時間が経過すると、メモリ19に記憶されている情報(データ)を全て消去して端末管理処理を終了する(ステップS109)。
そして、中継機KC1〜KCnは、図6に示すように無線タグ状態管理処理を行う。すなわち、中継機KC1〜KCnは、無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmからの信号を待ち(ステップS201)、無線通信部が無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmからの信号を受信する(ステップS202)。中継機KC1〜KCnは、無線通信部が信号を受信すると、受信した信号が異常通知信号(異常通知)であるかチェックする(ステップS203)。
ステップS203で、受信した信号が異常通知信号でないとき(ステップS203で、NOのとき)には、中継機KC1〜KCnは、その信号に応じた処理を行って、無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmから信号が送られてくると、該信号の受信を行う(ステップS202)。
ステップS203で、受信した信号が異常通知信号であると(ステップS203で、YESのとき)、中継機KC1〜KCnは、図6に示すように、管理サーバKSへ、異常通知信号を送信するとともに、異常通知信号の送信元の無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnm及び管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmを識別するための情報(例えば、識別子(ID)、元の位置情報等)を送信する異常通知を行う(ステップS204)。
中継機KC1〜KCnは、異常通知を管理サーバKSへ行うと、管理サーバKSからの指示を待つ(ステップS205)。中継機KC1〜KCnは、アラーム通知命令(異常情報出力指示)を管理サーバKSから受信すると(ステップS206)、アラーム通知命令を異常通知を送ってきた無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmへ送信する(ステップS207)。
そして、管理サーバKSは、図7に示すように、無線タグ状態管理処理を行う。すなわち、管理サーバKSは、中継機KC1〜KCnからの信号を待ち(ステップS301)、通信部が中継機KC1〜KCnからの信号を受信する(ステップS302)。管理サーバKSは、通信部が信号を受信すると、受信した信号が異常通知信号であるかチェックする(ステップS303)。
ステップS303で、受信した信号が異常通知信号でないとき(ステップS303で、NOのとき)には、管理サーバKSは、その信号に応じた処理を行って、中継機KC1〜KCnから信号が送られてくると、該信号の受信を行う(ステップS302)。
ステップS303で、受信した信号が異常通知信号であると(ステップS303で、YESのとき)、管理サーバKSは、予めアラーム解除命令(異常情報出力指示の要否のうち、異常情報出力指示要)があるかチェックする(ステップS304)。このアラーム解除命令は、アラームの発生が不要であることを示すフラグであり、管理システム1の管理者等によって適宜設定されて内部メモリ等に格納されている。このアラーム解除命令は、管理システム1の管理する全ての無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmに対して一括して設定されていてもよいし、中継機KC1〜KCn毎や無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnm毎に設定されていてもよい。
ステップS304で、アラーム解除命令がないとき(ステップS304で、NOのとき)には、管理サーバKSは、アラームを発生させる必要があるとして、図7に示すように、中継機KC1〜KCnへアラーム通知命令を送信する(ステップS305)。
ステップS304で、アラーム解除命令があると(ステップS304で、YESのとき)、管理サーバKSは、中継機KC1〜KCnへのアラーム通知命令の送信を行うことなく、ステップS302に戻って、次の中継機KC1〜KCnからの信号受信を行う処理から上記同様に処理する(ステップS302〜S305)。
なお、図5から図7では示されていないが、無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmは、管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmの保管場所の周囲の明るさが暗くなる時間帯が存在するときには、光センサ12の代わりにジャイロ/加速度センサ17を用いて、無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmと管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmとの離接状態を検出してもよい。
すなわち、管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmの配置されている建築物SK1〜SKnが照明灯のみの明かりであるときには、照明灯が消灯される時間帯、外部光のみが明かりであるときには、外部光が入らなくなる時間帯をタイマ13に無光時間帯としてセットして、無光時間帯では、光センサ12の代わりにジャイロ/加速度センサ17を用いて、無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmが管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmに取り付けられている管理範囲KA1〜KAnがされているかを検出する。
なお、上記説明では、省いているが、管理対象が、電力であって、無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmを、プラグに適用する場合には、図8に示すように、プラグ20自体が上記無線タグの機能を内蔵している。そして、プラグ20は、その刃21の設けられている面、すなわち、コンセント25にプラグ20が差し込まれたときに、コンセント25と対向する面に光センサ22が設けられている。この場合、プラグ21が管理対象のコンセント25から引き抜かれたか否かを、光センサ22の出力する検出信号で上記同様に検出する。なお、プラグ20及びコンセント25は、図示しないが、近距離無線通信部を内蔵して、上記同様に機能する。
このように、本実施例の管理システム1は、管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmへの取付面に該管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmに密接する状態で配設されて、密接状態でオフ、所定距離以上離れるとオンまたは距離に応じた検出値の検出信号を出力する光センサ(離接検出手段)12と、管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmに設けられている管理近距離無線通信部(管理近距離無線通信手段)との間で近距離無線通信を行う近距離無線通信部(近距離無線通信手段)11と、外部に異常情報を報知出力する鳴動/発光部(報知手段)18と、光センサ12の検出信号がオンまたは所定検出値を超えると、近距離無線通信部11に管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmの管理近距離無線通信部と無線通信させ、該無線通信が無効または所定強度以下の通信強度であると、鳴動/発光部18に異常情報を報知出力させる処理部(制御手段)15と、を備えている。
したがって、管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmの管理を行うために該管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmに取り付けられている無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmが取り外される等の異常状態発生の有無を、無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmが管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmから離れたときのみ信号を出力する光センサ12で検出する。その結果、消費電力を抑制しつつ、管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmからの無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmの離脱を確実に検出することができる。
また、本実施例の管理システム1は、管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmに取り付けられる無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmと、該無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmと無線通信して該管理対象を管理する管理サーバKSと、を備えた管理システムであって、無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmが、管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmへの取付面に該管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmに密接する状態で配設されて、密接状態でオフ、所定距離以上離れるとオンまたは距離に応じた検出値の検出信号を出力する光センサ(離接検出手段)12と、管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmに設けられている管理近距離無線通信部(管理近距離無線通信手段)との間で近距離無線通信を行う近距離無線通信部(近距離無線通信手段)11と、外部に異常情報を報知出力する鳴動/発光部(報知手段)18と、管理サーバKSと無線通信する無線通信部(無線通信手段)14と、光センサ12の検出信号がオンまたは所定検出値を超えると、近距離無線通信部11に前記管理近距離無線通信手段と無線通信させ、該無線通信が無効または所定強度以下の通信強度であると、前記無線通信部14に異常情報を管理サーバKSへ無線送信させ、該無線通信部14が該管理サーバKSから異常情報出力指示を受信すると、鳴動/発光部18に前記異常情報を報知出力させる処理部(端末制御手段)15と、を備え、管理サーバKSが、無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmと無線通信する無線通信部(無線通信手段)と、無線通信部が前記異常情報を受信すると、該異常情報に基づいて無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmが管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmから取り外されたか否かを判定して、取り外されたと判定すると、前記異常情報出力指示を無線通信部に該無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmへ送信させる管理制御部(管理制御手段)と、を備えている。
したがって、管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmの管理を行うために該管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmに取り付けられている無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmが取り外される等の異常状態発生の有無を、無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmが管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmから離れたときのみ信号を出力する光センサ12で検出する。その結果、管理システム1全体の消費電力を抑制しつつ、管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmからの無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmの離脱を確実に検出することができる。
さらに、本実施例の管理システム1は、無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmが、少なくとも自装置を特定するID(端末特定情報)を含む管理情報を記憶するメモリ(記憶手段)19を備え、処理部15が、無線通信部14に前記異常情報を管理サーバKSへ送信させる際に、メモリ19の前記管理情報をも該管理サーバKSへ送信させ、管理サーバKSが、その管理制御部で、前記管理情報に基づいて前記異常情報を送信してきた無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmを特定して無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmが管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmから取り外されたか否かの判定を含む異常管理を行う。
したがって、管理サーバKSがより一層適切かつ正確に管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmから無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmが盗難等で取り外されたかを確認して、対応することができる。
また、本実施例の管理システム1は、管理サーバKSが、前記異常情報出力指示の要否が登録されるメモリ(異常対応情報記憶手段)を備え、前記異常情報を受信すると、該メモリの前記異常情報出力指示要否に基づいて、該無線端末への該異常情報出力指示の送信を制御する。
したがって、管理システム1の管理体制や必要性に応じて管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmから無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmが取り外されることに対する管理を行うことができ、消費電力を削減しつつ、管理の利用性を向上させることができる。
さらに、本実施例の管理システム1は、その無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmが、管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmへの取付面に該管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmに密接する状態で配設されて、密接状態でオフ、所定距離以上離れるとオンまたは距離に応じた検出値の検出信号を出力する光センサ(離接検出手段)による離接検出処理ステップと、管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmとの間で近距離無線通信を行う近距離無線通信処理ステップと、外部に異常情報を報知出力する報知処理ステップと、前記離接検出処理ステップでの検出信号がオンまたは所定検出値を超えると、前記近距離無線通信処理ステップで近距離無線通信を行わせて、該近距離無線通信が無効または所定強度以下の通信強度であると、前記報知処理ステップで前記異常情報を報知出力させる制御処理ステップと、を有する無線端末管理方法を実行している。
したがって、管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmの管理を行うために該管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmに取り付けられている無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmが取り外される等の異常状態発生の有無を、無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmが管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmから離れたときのみ信号を出力する光センサ12で検出する。その結果、管理システム1全体の消費電力を抑制しつつ、管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmからの無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmの離脱を確実に検出することができる。
また、本実施例の管理システム1は、その無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmが、処理部(制御プロセッサ)15に、管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmへの取付面に該管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmに密接する状態で配設されて、密接状態でオフ、所定距離以上離れるとオンまたは距離に応じた検出値の検出信号を出力する光センサ12による離接検出処理と、管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmとの間で近距離無線通信を行う近距離無線通信処理と、外部に異常情報を報知出力する報知処理と、前記離接検出処理での検出信号がオンまたは所定検出値を超えると、前記近距離無線通信処理で近距離無線通信を行わせて、該近距離無線通信が無効または所定強度以下の通信強度であると、前記報知処理で前記異常情報を報知出力させる制御処理と、を実行させる無線端末管理プログラムを搭載している。
したがって、管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmの管理を行うために該管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmに取り付けられている無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmが取り外される等の異常状態発生の有無を、無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmが管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmから離れたときのみ信号を出力する光センサ12で検出する。その結果、管理システム1全体の消費電力を抑制しつつ、管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmからの無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmの離脱を確実に検出することができる。
さらに、本実施例の管理システム1の無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmは、前記離接検出手段が、管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmへの取付面に該管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmに密接する状態で配設されている光センサ(光検出手段)12である。
したがって、簡単な構成で、消費電力を削減しつつ、無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmの管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmに対する状態を検出することができる。
また、本実施例の管理システム1の無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmは、少なくとも管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmを特定するID(管理対象特定情報)を記憶するメモリ(記憶手段)19を備え、近距離無線通信部11が、管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmの管理近距離無線通信部から管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmを特定する管理対象特定情報を取得し、処理部15が、近距離無線通信部11が取得した前記管理対象特定情報が、メモリ19の前記管理対象特定情報と異なると、鳴動/発光部18に前記異常情報を報知出力させている。
したがって、無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmが管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmから取り外されたことをより一層確実に検出することができ、検出精度を向上させることができる。
さらに、本実施例の管理システム1の無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmは、前記報知手段が、音声出力手段、発光手段、鳴動手段である鳴動/発光部18及び無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmを通して管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmを管理する管理サーバKSへ異常情報を送信する無線通信部(無線通信手段)14のうち少なくとも1つを備えている。
したがって、無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmの盗難等に対して効果的に異常を報知出力することができる。
また、本実施例の管理システム1の無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmは、管理対象物B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnmを管理するのに必要な各種情報を記憶するメモリ(情報記憶手段)19を備え、処理部(制御手段)15が、前記異常情報を鳴動/発光部18に報知出力させるとともに、メモリ19の記憶する前記情報を消去または読み取り不可能な状態にする。
したがって、無線タグT1a〜T1m、〜、Tna〜Tnmが盗難等にあっても、メモリ19内の情報が漏洩することを防止することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例で説明したものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
1 管理システム
KS 管理サーバ
KC1〜KCn 中継機
SK1〜SKn 建築物
B1a〜B1m、〜、Bna〜Bnm 管理対象物
T1a〜T1m、〜、Tna〜Tnm 無線タグ
KA1〜KAn 管理範囲
11 近距離無線通信部
12 光センサ
13 タイマ
14 無線通信部
15 処理部
16 電源部
17 ジャイロ/加速度センサ
18 鳴動/発光部
19 メモリ
20 プラグ
21 刃
22 光センサ
25 コンセント
特開2002−261773号公報

Claims (10)

  1. 管理対象への取付面に該管理対象に密接する状態で配設されて、密接状態でオフ、所定距離以上離れるとオンまたは距離に応じた検出値の検出信号を出力する離接検出手段と、
    前記管理対象に設けられている管理近距離無線通信手段との間で近距離無線通信を行う近距離無線通信手段と、
    外部に異常情報を報知出力する報知手段と、
    前記離接検出手段の検出信号がオンまたは所定検出値を超えると、前記近距離無線通信手段に前記管理近距離無線通信手段と無線通信させ、該無線通信が無効または所定強度以下の通信強度であると、前記報知手段に前記異常情報を報知出力させる制御手段と、
    を備えていることを特徴とする無線端末装置。
  2. 前記離接検出手段は、
    前記管理対象への取付面に該管理対象に密接する状態で配設されている光検出手段であることを特徴とする請求項1記載の無線端末装置。
  3. 前記無線端末装置は、
    少なくとも前記管理対象を特定する管理対象特定情報を記憶する記憶手段を備え、
    前記近距離無線通信手段は、
    前記管理近距離無線通信手段から前記管理対象を特定する管理対象特定情報を取得し、
    前記制御手段は、
    前記近距離無線通信手段が取得した前記管理対象特定情報が、前記記憶手段の前記管理対象特定情報と異なると、前記報知手段に前記異常情報を報知出力させることを特徴とする請求項1記載の無線端末装置。
  4. 前記報知手段は、
    音声出力手段、発光手段、鳴動手段及び前記無線端末装置を通して前記管理対象を管理する管理装置へ異常情報を送信する無線通信手段のうち少なくとも1つを備えていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の無線端末装置。
  5. 前記無線端末装置は、
    前記管理対象を管理するのに必要な各種情報を記憶する情報記憶手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記異常情報を前記報知手段に報知出力させるとともに、前記情報記憶手段の記憶する前記情報を消去または読み取り不可能な状態にすることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の無線端末装置。
  6. 管理対象に取り付けられる無線端末装置と、該無線端末装置と無線通信して該管理対象を管理する管理装置と、を備えた管理システムであって、
    前記無線端末装置は、
    管理対象への取付面に該管理対象に密接する状態で配設されて、密接状態でオフ、所定距離以上離れるとオンまたは距離に応じた検出値の検出信号を出力する離接検出手段と、
    前記管理対象に設けられている管理近距離無線通信手段との間で近距離無線通信を行う近距離無線通信手段と、
    外部に異常情報を報知出力する報知手段と、
    前記管理装置と無線通信する無線通信手段と、
    前記離接検出手段の検出信号がオンまたは所定検出値を超えると、前記近距離無線通信手段に前記管理近距離無線通信手段と無線通信させ、該無線通信が無効または所定強度以下の通信強度であると、前記無線通信手段に異常情報を前記管理装置へ無線送信させ、該無線通信手段が該管理装置から異常情報出力指示を受信すると、前記報知手段に前記異常情報を報知出力させる端末制御手段と、
    を備え、
    前記管理装置は、
    前記無線端末装置と無線通信する無線通信手段と、
    前記無線通信手段が前記異常情報を受信すると、該異常情報に基づいて前記無線端末装置が前記管理対象から取り外されたか否かを判定して、取り外されたと判定すると、前記異常情報出力指示を該無線通信手段に該無線端末装置へ送信させる管理制御手段と、
    を備えていることを特徴とする管理システム。
  7. 前記無線端末装置は、
    少なくとも自装置を特定する端末特定情報を含む管理情報を記憶する記憶手段を備え、
    前記端末制御手段は、
    前記無線通信手段に前記異常情報を前記管理装置へ送信させる際に、前記記憶手段の前記管理情報をも該管理装置へ送信させ、
    前記管理制御手段は、
    前記管理情報に基づいて前記異常情報を送信してきた前記無線端末装置を特定して該無線端末装置が前記管理対象から取り外されたか否かの判定を含む異常管理を行うことを特徴とする請求項6記載の管理システム。
  8. 前記管理装置は、
    前記異常情報出力指示の要否が登録される異常対応情報記憶手段を備え、
    前記管理制御手段は、
    前記無線通信手段が前記異常情報を受信すると、前記異常対応情報記憶手段の前記異常情報出力指示要否に基づいて、該無線通信手段による該無線端末への該異常情報出力指示の送信を制御することを特徴とする請求項6または請求項7記載の管理システム。
  9. 管理対象への取付面に該管理対象に密接する状態で配設されて、密接状態でオフ、所定距離以上離れるとオンまたは距離に応じた検出値の検出信号を出力する離接検出手段による離接検出処理ステップと、
    前記管理対象との間で近距離無線通信を行う近距離無線通信処理ステップと、
    外部に異常情報を報知出力する報知処理ステップと、
    前記離接検出処理ステップでの検出信号がオンまたは所定検出値を超えると、前記近距離無線通信処理ステップで近距離無線通信を行わせて、該近距離無線通信が無効または所定強度以下の通信強度であると、前記報知処理ステップで前記異常情報を報知出力させる制御処理ステップと、
    を有していることを特徴とする無線端末管理方法。
  10. 制御プロセッサに、
    管理対象への取付面に該管理対象に密接する状態で配設されて、密接状態でオフ、所定距離以上離れるとオンまたは距離に応じた検出値の検出信号を出力する離接検出手段による離接検出処理と、
    前記管理対象との間で近距離無線通信を行う近距離無線通信処理と、
    外部に異常情報を報知出力する報知処理と、
    前記離接検出処理での検出信号がオンまたは所定検出値を超えると、前記近距離無線通信処理で近距離無線通信を行わせて、該近距離無線通信が無効または所定強度以下の通信強度であると、前記報知処理で前記異常情報を報知出力させる制御処理と、
    を実行させることを特徴とする無線端末管理プログラム。
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