JP6020078B2 - 無線アクセスポイント、無線通信端末、および無線通信端末の無線アクセスポイントへの接続制御方法 - Google Patents

無線アクセスポイント、無線通信端末、および無線通信端末の無線アクセスポイントへの接続制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信端末の無線アクセスポイントへの接続制御技術に関する。
特許文献1には、簡単な操作で無線接続の設定が可能な無線通信システムが開示されている。この無線通信システムは、無線通信機能を有する電子書籍端末と、この電子書籍端末との接続端子および無線通信機能を有するクレードルと、を備えて構成されている。クレードルは、接続端子に電子書籍端末が接続された状態で入力ボタンが押下されると、この接続端子を介して電子書籍端末に、無線通信を行うための初期設定の開始を指示する信号を送信する。これを受けて、電子書籍端末は、クレードルと無線通信を行うための初期設定を開始する。
特開2012−60464号公報
しかしながら、特許文献1に記載の無線通信システムでは、近年、ビジネスでの使用を前提としたスマートフォン、タブレット端末等の無線通信端末において重要性が高まりつつあるモバイルデバイス管理に対応できないという問題がある。
例えば、特許文献1に記載の無線通信システムにおいて、クレードルが社内LANに接続されており、電子書籍端末がクレードルとの無線通信機能の他に、3G回線、公衆無線LAN等の公衆無線ネットワークとの無線通信機能を備えている場合、クレードルに無線接続された電子書籍端末を介して、公衆無線ネットワークから社内LANに不正なアクセスが行われる可能性がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、セキュリティを確保しつつ、簡単な操作で無線通信端末の無線アクセスポイントへの無線接続を可能とする技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明において、所定のネットワークに接続された無線アクセスポイントは、ANY接続要求を受信すると、このANY接続要求の送信元である無線通信端末とANY接続して、この無線通信端末から、セキュリティ設定状態およびネットワーク接続状況を含む状態情報を取得する。そして、取得した状態情報が所定の接続条件を満足しているか否かを判断し、満足していると判断したならば、この無線通信端末にアカウント情報を送信する。また、無線アクセスポイントは、無線通信端末から接続要求を受信した場合に、この無線接続要求が自身のアカウント情報を伴っているならば、この接続要求を許可して、この無線通信端末と所定のネットワークとの間のデータ中継を開始する。
一方、無線通信端末は、操作者の指示に従い無線アクセスポイントにANY接続要求を送信し、無線アクセスポイントとANY接続して、無線アクセスポイントに自身の状態情報を通知する。その後、無線アクセスポイントからアカウント情報を受信したならば、このアカウント情報を伴う接続要求を無線アクセスポイントに送信する。
例えば、本発明の無線アクセスポイントは、無線通信端末と所定のネットワークとの間でデータを中継する無線アクセスポイントであって、
空欄またはANYに設定されたSSID(Service Set Identifier)を用いて任意のアクセスポイントと接続するANY接続を要求するANY接続要求を前記無線通信端末から受信した場合に、当該無線通信端末とANY接続するANY接続要求処理手段と、
前記ANY接続要求処理手段によりANY接続されている前記無線通信端末から、当該無線通信端末のセキュリティ設定状態およびネットワーク接続状況を含む状態情報を取得する状態情報取得手段と、
前記状態情報取得手段により取得された前記状態情報と所定の接続条件とを参照し、前記ANY接続されている無線通信端末を自無線アクセスポイントに接続するか否かを判断する接続可否判断手段と、
前記接続可否判断手段により自無線アクセスポイントに接続する旨の判断がなされた場合に、前記ANY接続されている無線通信端末に自無線アクセスポイントのSSIDを含むアカウント情報を送信するアカウント情報送信手段と、
前記無線通信端末から自無線アクセスポイントのSSIDを含む前記アカウント情報を伴う接続要求を受信した場合に、前記所定のネットワークと当該無線通信端末との間でデータを中継する中継制御手段と、を有する。
また、本発明の無線通信端末は、上述の無線アクセスポイントとの無線通信機能を備えた無線通信端末であって、
操作者の指示に従い前記無線アクセスポイントにANY接続要求を送信して、当該無線アクセスポイントとANY接続するANY接続要求手段と、
前記ANY接続要求手段によりANY接続されている前記無線アクセスポイントに、自無線通信端末のセキュリティ設定状態およびネットワーク接続状況を含む状態情報を通知する状態情報通知手段と、
前記ANY接続要求手段によりANY接続されている前記無線アクセスポイントから受信した当該無線アクセスポイントのSSIDを含むアカウント情報を登録する無線アクセスポイント用アカウント情報登録手段と、
前記無線アクセスポイント用アカウント情報登録手段により登録された前記無線アクセスポイントのSSIDを含むアカウント情報を伴う無線接続要求を送信して、当該無線アクセスポイントと無線接続する無線接続要求手段と、を有する。
本発明では、所定の接続条件を満足している無線通信端末のみが、ANY接続を用いて無線アクセスポイントからアカウント情報を取得でき、このアカウント情報を用いて無線アクセスポイントに無線接続することにより、無線アクセスポイント経由で所定のネットワークに接続することができる。また、操作者が無線通信端末に指示を入力するだけで、自無線通信端末のセキュリティ設定状態およびネットワーク接続状況を含む状態情報の通知、アカウント情報の受信、およびアカウント情報を用いた無線アクセスポイントへの無線接続を行うことができる。したがって、本発明によれば、セキュリティを確保しつつ、簡単な操作で無線通信端末を無線アクセスポイントに無線接続することができる。
図1は、本発明の一実施の形態に係る通信システムの概略構成図である。 図2は、本発明の一実施の形態に係る通信システムの動作例を説明するためのシーケンス図である。 図3は、クレードル機能付き無線AP1の概略機能構成図である。 図4は、クレードル機能付き無線AP1の動作を説明するためのフロー図である。 図5は、無線通信端末2の概略機能構成図である。 図6は、無線通信端末2の動作を説明するためのフロー図である。
以下に、本発明の一実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態に係る通信システムの概略構成図である。
図示するように、本実施の形態に係る通信システムは、少なくとも1台のクレードル機能付き無線AP1と、スマートフォン、タブレット端末等の無線通信端末2と、LAN4を介してクレードル機能付き無線AP1に接続されたサーバ3と、を備えて構成されている。
クレードル機能付き無線AP1は、無線通信端末2のクレードルとしての機能を有する無線アクセスポイントであり、自クレードル機能付き無線AP1に載置された無線通信端末2をLAN4に接続する。無線通信端末2は、クレードル機能付き無線AP1との無線通信機能に加え、3G回線、公衆無線LAN等の公衆無線ネットワークとの無線通信機能を備えている。サーバ3は、SIPサーバ、ファイルサーバ等のサービス提供を受けるためにログインを要求するサーバである。
図2は、本実施の形態に係る通信システムの動作例を説明するためのシーケンス図である。
まず、無線通信端末2は、操作者によってクレードル機能付き無線AP1に載置され、所定のボタンの押下等の接続操作を受け付けると(S100)、クレードル機能付き無線AP1から逐次出力されているビーコン信号等に基づいて、最寄りの無線アクセスポイントであるクレードル機能付き無線AP1を検出する。そして、このクレードル機能付き無線AP1に対して、このクレードル機能付き無線AP1に設定されているESS−ID(Extended Service Set Identifier)に関わらず接続を要求するANY接続要求を送信する(S101)。具体的には、無線通信端末2は、空欄またはANYに設定されたSSID(Service Set Identifier)を含むアカウント情報を伴う接続要求を送信する。
クレードル機能付き無線AP1は、ANY接続要求を受信すると、自クレードル機能付き無線AP1に対する無線通信端末2の載置状態の判定(載置判定)を行う(S102)。ここで、無線通信端末2の載置状態は「載置」と判定される。この場合、クレードル機能付き無線AP1は、無線通信端末2が自クレードル機能付き無線AP1に載置されることにより接続状態となった接続端子(AP側接続端子)を介して、この無線通信端末2にアドレス要求を送信する(S103)。なお、無線通信端末2の載置状態が「非載置」と判定された場合、クレードル機能付き無線AP1は、ANY接続要求を無視するか、あるいは、ANY接続要求を拒否する旨の拒否応答を返信する。
無線通信端末2は、自無線通信端末2がクレードル機能付き無線AP1に載置されることにより接続状態となった接続端子(端末側接続端子)を介して、クレードル機能付き無線AP1からアドレス要求を受信すると、この端末側接続端子を介してクレードル機能付き無線AP1に、自無線通信端末2のアドレスが記述されたアドレス通知を送信する(S104)。
クレードル機能付き無線AP1は、AP側接続端子を介して、自クレードル機能付き無線AP1に載置されている無線通信端末2からアドレス通知を受信すると、このアドレス通知に記述されているアドレスとANY接続要求の送信元のアドレスとを比較することにより、自クレードル機能付き無線AP1に載置されている無線通信端末2がANY接続要求の送信元であるか否かの判定(端末判定)を行う(S105)。ここで、自クレードル機能付き無線AP1に載置されている無線通信端末2をANY接続要求の送信元であると判定する。この場合、クレードル機能付き無線AP1は、ANY接続を許可する旨の許可応答を返信し、自クレードル機能付き無線AP1に載置されている、ANY接続要求の送信元である無線通信端末2に対して、自クレードル機能付き無線AP1に設定されているESS−IDに関わらず接続(ANY接続)する(S106)。なお、自クレードル機能付き無線AP1に載置されている無線通信端末2がANY接続要求の送信元でないと判定された場合、クレードル機能付き無線AP1は、ANY接続要求を無視するか、あるいは、ANY接続要求を拒否する旨の拒否応答を返信する。
つぎに、クレードル機能付き無線AP1は、ANY接続を介して無線通信端末2に、状態調査および制御のためのプログラムである端末調査・制御PGを送信する(S107)。
無線通信端末2は、ANY接続を介してクレードル機能付き無線AP1から受信した端末調査・制御PGを実行する(S108)。そして、この端末調査・制御PGに従い、自無線通信端末2のセキュリティ設定状態およびネットワーク接続状況を含む状態情報を収集し(S109)、ANY接続を介してクレードル機能付き無線AP1に、この状態情報を送信する(S110)。
クレードル機能付き無線AP1は、ANY接続を介して無線通信端末2から状態情報を受信すると、この状態情報が所定の接続条件を満足しているか否かを調べることにより、無線通信端末2のLAN4への接続可否を判断する(S111)。無線通信端末2がLAN4に「接続可」であると判断するための所定の接続条件としては、例えば、セキュリティソフトウェアが機能(少なくともファイアウォール機能が有効かつウイルス・スパイウェア検出機能が稼働中)していること、および、3G回線、公衆無線LAN等の公衆無線ネットワークに接続されていないことの少なくとも一方に該当することが挙げられる。ここでは、無線通信端末2のLAN4への接続可否が「接続可」と判断されたものとする。この場合、クレードル機能付き無線AP1は、ANY接続を介して無線通信端末2に、自クレードル機能付き無線AP1に無線接続するために必要なアカウント情報(自クレードル機能付き無線AP1のSSIDを含むアカウント情報)であるAP用アカウント情報、およびサーバ3にログインするために必要なアカウント情報であるサーバ用アカウント情報を送信し(S112)、その後、無線通信端末2とのANY接続を切断する(S113)。ここで、サーバ用アカウント情報は、クレードル機能付き無線AP1の起動時に、クレードル機能付き無線AP1がサーバ3にアクセスして取得するようにしてもよい。
なお、無線通信端末2のLAN4への接続可否が「接続不可」と判断された場合、クレードル機能付き無線AP1は、ANY接続を介して無線通信端末2に、所定の接続条件を満足させるために必要な設定変更の内容(例えば、公衆無線ネットワークとの接続の切断)を送信する。そして、無線通信端末2から新たな状態情報が送られてきたならば、無線通信端末2のLAN4への接続可否を再度判断する。一方、無線通信端末2は、ANY接続を介してクレードル機能付き無線AP1から受信した設定変更の内容を表示し、操作者から設定変更の可否を受け付ける。そして、設定変更を許可する旨の指示を操作者から受け付けたならば、この設定変更の内容に従って自無線通信端末2の設定を変更し、それから自無線通信端末2の状態情報を再度収集してクレードル機能付き無線AP1に送信する。設定変更を拒否する旨の指示を操作者から受け付けたならば、ANY接続を切断して処理を終了する。
つぎに、無線通信端末2は、ANY接続を介してクレードル機能付き無線AP1から受信したAP用アカウント情報およびサーバ用アカウント情報を登録する。そして、ANY接続の切断後、クレードル機能付き無線AP1に対して、AP用アカウント情報を伴う無線接続要求を送信する(S114)。
クレードル機能付き無線AP1は、無線接続要求を受信すると、この無線接続要求に付加されているAP用アカウント情報に基づいてLAN4への接続可否を判断する(S115)。ここで、無線接続要求に付加されているAP用アカウント情報は自クレードル機能付き無線AP1のAP用アカウント情報であるので、LAN4への接続可否を「接続可」と判断する。この場合、無線接続要求の送信元である無線通信端末2と無線接続を開始するとともに(S116)、無線通信端末2およびLAN4間の中継を開始する(S117)。これにより、無線通信端末2は、クレードル機能付き無線AP1を介してLAN4に接続される。なお、無線接続要求に付加されているAP用アカウント情報が自クレードル機能付き無線AP1のAP用アカウント情報と異なる場合、あるいは無線接続要求にAP用アカウント情報が付加されていない場合は、LAN4への接続可否を「接続不可」と判断する。この場合、クレードル機能付き無線AP1は、無線接続要求を無視するか、あるいは、無線接続要求を拒否する旨の拒否応答を返信する。
つぎに、無線通信端末2は、クレードル機能付き無線AP1を介してLAN4に接続されたならば、サーバ3に対して、サーバ用アカウント情報を伴うログイン要求を送信する(S118)。なお、サーバ3のアドレスは、無線通信端末2に予め登録しておくか、あるいは、クレードル機能付き無線AP1からサーバ用アカウント情報とともに受信する。
サーバ3は、無線通信端末2からログイン要求を受信したならば、このログイン要求に付加されているサーバ用アカウント情報を用いて無線通信端末2のログイン処理を行う(S119)。これにより、無線通信端末2は、サーバ3が提供するサービスを利用可能となる。
その後、無線通信端末2は、操作者によってクレードル機能付き無線AP1から取り外される、所定のボタンが押下される等の切断操作を受け付けると(S120)、クレードル機能付き無線AP1との無線接続を切断する(S121)。その後、登録されているAP用アカウント情報およびサーバ用アカウント情報をクリアするとともに、端末調査・制御PGの実行を終了する(S122)。
つぎに、本実施の形態に係る通信システムを構成するクレードル機能付き無線AP1および無線通信端末2の詳細を説明する。なお、サーバ3は、SIPサーバ、ファイルサーバ等のサービス提供を受けるためにログインを要求する既存のサーバであるので、その詳細な説明を省略する。
図3は、クレードル機能付き無線AP1の概略機能構成図である。
図示するように、クレードル機能付き無線AP1は、載置台100と、載置判定部101と、アドレス取得部102と、無線LANインターフェース部103と、LANインターフェース部104と、ANY接続要求処理部105と、端末調査・制御PG記憶部106と、アカウント情報記憶部107と、状態情報取得部108と、接続可否判断部109と、アカウント情報送信部110と、設定変更内容送信部111と、無線接続要求処理部112と、中継制御部113と、を備えている。
載置台100は、無線通信端末2を載置可能に構成されており、無線通信端末2が載置された場合にこの無線通信端末2と電気的に接続する上述のAP側接続端子114を備えている。
載置判定部101は、AP側接続端子114の電圧・電流状態あるいは不図示のセンサの出力に基づいて、無線通信端末2の載置台100への載置状態を判定する。
アドレス取得部102は、AP側接続端子114を介して載置台100に載置されている無線通信端末2からこの無線通信端末2のアドレスを取得する。
無線LANインターフェース部103は、無線LANに接続するためのインターフェースである。また、無線LANインターフェース部103は、自クレードル機能付き無線AP1の無線通信可能エリアを告知するためのビーコン信号を逐次送信する。
LANインターフェース部104は、LAN4に接続するためのインターフェースである。
ANY接続要求処理部105は、無線LANインターフェース部103を介して無線LANから受信したANY接続要求を処理し、このANY接続要求の送信元である無線通信端末2と無線LANインターフェース部103を介してANY接続する。
端末調査・制御PG記憶部106には、無線通信端末2の状態調査および制御のためのプログラムである上述の端末調査・制御PGが記憶されている。
アカウント情報記憶部107には、自クレードル機能付き無線AP1に無線接続するために必要なアカウント情報(自クレードル機能付き無線AP1のSSIDを含むアカウント情報)である上述のAP用アカウント情報、およびサーバ3にログインするために必要なアカウント情報である上述のサーバ用アカウント情報が記憶されている。
状態情報取得部108は、ANY接続要求処理部105によってANY接続されている無線通信端末2に、端末調査・制御PG記憶部106に記憶されている端末調査・制御PGを送信して実行させ、これにより無線通信端末2から、セキュリティ設定状態およびネットワーク接続状況を含む状態情報を取得する。
接続可否判断部109は、状態情報取得部108によって取得された状態情報が所定の接続条件(例えば、セキュリティソフトウェアが機能(少なくともファイアウォール機能が有効かつウイルス・スパイウェア検出機能が稼働中)していること、および、公衆無線ネットワークに接続されていないことの少なくとも一方に該当すること)を満足するか否かを調べることにより、ANY接続要求処理部105によってANY接続されている無線通信端末2のLAN4への接続可否を判断する。
アカウント情報送信部110は、接続可否判断部109によって無線通信端末2のLAN4への接続可否が「接続可」と判断された場合に、ANY接続要求処理部105によってANY接続されている無線通信端末2に、アカウント情報記憶部107に記憶されているAP用アカウント情報およびサーバ用アカウント情報を送信する。
設定変更内容送信部111は、接続可否判断部109によって無線通信端末2のLAN4への接続可否が「接続不可」と判断された場合に、ANY接続要求処理部105によってANY接続されている無線通信端末2に、この無線通信端末2が所定の接続条件を満足する状態となるために必要な設定変更の内容(例えば、公衆無線ネットワークとの接続を切断すること)を送信する。
無線接続要求処理部112は、無線LANインターフェース部103を介して無線LANから受信した無線接続要求を処理し、この無線接続要求の送信元である無線通信端末2と無線LANインターフェース部103を介して無線接続する。
中継制御部113は、無線接続要求処理部112により無線接続された無線通信端末2とLANインターフェース部104との間を中継して、この無線通信端末2をLAN4に接続する。
図4は、クレードル機能付き無線AP1の動作を説明するためのフロー図である。
ANY接続要求処理部105は、無線LANインターフェース部103を介して無線LANからANY接続要求を受信すると(S200でYES)、載置判定部101から、無線通信端末2の載置台100に対する載置状態を取得する。
そして、ANY接続要求処理部105は、載置状態が「非載置」ならば(S201でNO)、このANY接続要求を無視するか、あるいは、ANY接続要求を拒否する旨の拒否応答を返信して、S200に戻る。一方、載置状態が「載置」ならば(S201でYES)、アドレス取得部102にアドレスの取得を指示する。これを受けて、アドレス取得部102は、AP側接続端子114を介して、載置台100に載置されている無線通信端末2にアドレス要求を送信し、この無線通信端末2から、この無線通信端末2のアドレスを取得してANY接続要求処理部105に渡す(S202)。
つぎに、ANY接続要求処理部105は、アドレス取得部102により取得されたアドレスおよびANY接続要求の送信元アドレスを比較し、載置台100に載置されている無線通信端末2がANY接続要求の送信元であるか否かを判定する(S203)。そして、ANY接続要求処理部105は、載置台100に載置されている無線通信端末2がANY接続要求の送信元でないならば(S203でNO)、このANY接続要求を無視するか、あるいは、ANY接続要求を拒否する旨の拒否応答を返信して、S200に戻る。一方、載置台100に載置されている無線通信端末2がANY接続要求の送信元であるならば(S203でYES)、ANY接続要求を許可し、無線LANインターフェース部103を介して、載置台100に載置されているANY接続要求の送信元である無線通信端末2とANY接続する(S204)。
つぎに、状態情報取得部108は、ANY接続されている無線通信端末2に、端末調査・制御PG記憶部106に記憶されている端末調査・制御PGを送信して実行させる(S205)。そして、ANY接続されている無線通信端末2から、この無線通信端末2の状態情報が送られてくるのを待つ(S206)。
つぎに、状態情報取得部108は、ANY接続されている無線通信端末2からこの無線通信端末2の状態情報を受信したならば(S206でYES)、この状態情報を接続可否判断部109に通知する。これを受けて、接続可否判断部109は、無線通信端末2の状態情報が所定の接続条件を満足しているか否かを判断する(S207)。例えば、状態情報に含まれているセキュリティ設定状態が、セキュリティソフトウェアが機能(少なくともファイアウォール機能が有効かつウイルス・スパイウェア検出機能が稼働中)していることを示しているか、あるいは、状態情報に含まれているネットワーク接続状況が、公衆無線ネットワークに接続されていないことを示している場合に、所定の接続条件を満足しているものと判断する。
無線通信端末2の状態情報が所定の接続条件を満足している場合(S207でYES)、接続可否判断部109は、ANY接続されている無線通信端末2のLAN4への接続可否を「接続可」と判断し、その旨をアカウント情報送信部110に通知する。これを受けて、アカウント情報送信部110は、ANY接続されている無線通信端末2に、アカウント情報記憶部107に記憶されているAP用アカウント情報およびサーバ用アカウント情報を送信する(S208)。その後、ANY接続要求処理部105は、無線通信端末2とのANY接続を切断し(S209)、S200に戻る。
一方、無線通信端末2の状態情報が所定の接続条件を満足していない場合(S207でNO)、接続可否判断部109は、ANY接続されている無線通信端末2のLAN4への接続可否を「接続不可」と判断し、その旨を設定変更内容送信部111に通知する。これを受けて、設定変更内容送信部111は、ANY接続されている無線通信端末2に、この無線通信端末2が所定の接続条件を満足する状態となるために必要な設定変更の内容(例えば、公衆無線ネットワークとの接続を切断すること)を送信し(S210)、S206に戻る。
ここで、ANY接続されている無線通信端末2からこの無線通信端末2の状態情報を状態情報取得部108が受信することなく(S206でNO)、所定時間の経過によりタイムアウトした場合(S211でYES)、ANY接続要求処理部105は、無線通信端末2とのANY接続を切断し(S209)、S200に戻る。
また、無線接続要求処理部112は、無線LANインターフェース部103を介して無線LANから無線接続要求を受信すると(S220でYES)、この無線接続要求に付加されているAP用アカウント情報がアカウント情報記憶部107に記憶されているAP用アカウント情報と一致するか否かを調べる(S221)。両者が一致しない場合(S221でNO)、無線接続要求処理部112は、この無線接続要求を無視するか、あるいは、無線接続要求を拒否する旨の拒否応答を返信して、S200に戻る。一方、両者が一致する場合(S221でYES)、無線接続要求処理部112は、無線接続要求を許可し、無線LANインターフェース部103を介して、無線接続要求の送信元である無線通信端末2と無線接続する(S222)。これを受けて、中継制御部113は、無線接続された無線通信端末2とLANインターフェース部104との間の中継を開始して、この無線通信端末2をLAN4に接続する(S223)。
さて、無線通信端末2と無線接続している状態において、操作者から無線接続の切断操作を受け付けるか、あるいは無線通信端末2から無線接続の切断要求を受け付けると(S224でYES)、中継制御部113は、無線通信端末2およびLANインターフェース部104間の中継を終了する。また、無線接続要求処理部112は、無線通信端末2との無線接続を切断する(S225)。その後、S200に戻る。
図5は、無線通信端末2の概略機能構成図である。
図示するように、無線通信端末2は、クレードル機能付き無線AP1に載置された場合にクレードル機能付き無線AP1のAP側接続端子114と電気的に接続する上述の端末側接続端子200と、アドレス通知部201と、無線LANインターフェース部202と、公衆無線インターフェース部203と、マンマシンインターフェース部204と、ANY接続要求部205と、無線接続要求部206と、アカウント情報記憶部207と、PG記憶部208と、PG実行部209と、を備えている。
アドレス通知部201は、端末側接続端子200を介してクレードル機能付き無線AP1から受信したアドレス要求に従い、自無線通信端末2のアドレスが記述されたアドレス通知を送信する。
無線LANインターフェース部202は、無線LANに接続するためのインターフェースである。
公衆無線インターフェース部203は、3G回線、公衆無線LAN等の公衆無線ネットワークに接続するためのインターフェースである。
マンマシンインターフェース部204は、操作者に情報や音声を伝えたり、操作者から指示や音声を受け付けたりするためのインターフェースであり、液晶パネル等の表示装置、各種キー、ボタン等の入力装置、およびマイク、スピーカからなる音声入出力装置を備えている。なお、表示装置および入力装置は、タッチパネル機能付き液晶パネルであってもよい。
ANY接続要求部205は、無線LANインターフェース部202を介して最寄りのクレードル機能付き無線AP1にANY接続要求を送信して、このクレードル機能付き無線AP1と無線LANインターフェース部202を介してANY接続する。なお、ANY接続要求部205は、無線LANインターフェース部202において、クレードル機能付き無線AP1から逐次送信されるビーコン信号を受信して、その信号強度を調べることにより、最寄りのクレードル機能付き無線AP1を特定することができる。
無線接続要求部206は、無線LANインターフェース部202を介して最寄りのクレードル機能付き無線AP1に無線接続要求を送信し、このクレードル機能付き無線AP1と無線LANインターフェース部202を介して無線接続する。
アカウント情報記憶部207には、ANY接続されたクレードル機能付き無線AP1から受信したAP用アカウント情報およびサーバ用アカウント情報が記憶される。
PG記憶部208には、ANY接続されたクレードル機能付き無線AP1から受信した端末調査・制御PG2081を含む各種プログラムが記憶される。
PG実行部209は、PG記憶部208に記憶されている各種プログラムを実行する。特に、端末調査・制御PG2081を実行することにより、状態情報通知部2091、アカウント情報登録部2092、設定変更可否受付部2093、設定変更部2094、およびログイン要求部2095を具現化する。
ここで、状態情報通知部2091は、自無線通信端末2のセキュリティ設定状態およびネットワーク接続状況を含む状態情報を取得して、ANY接続されているクレードル機能付き無線AP1に、この状態情報を送信する。
アカウント情報登録部2092は、ANY接続されているクレードル機能付き無線AP1から受信したAP用アカウント情報およびサーバ用アカウント情報をアカウント情報記憶部207に記憶する。
設定変更可否受付部2093は、ANY接続されているクレードル機能付き無線AP1から受信した設定変更の内容(自無線通信端末2をこのクレードル機能付き無線AP1に無線接続するために必要な設定変更の内容)を、マンマシンインターフェース部204に表示して、操作者から設定変更の可否を受け付ける。
設定変更部2094は、設定変更可否受付部2093により操作者から設定変更の許可を受け付けた場合に、その設定変更の内容に従い自無線通信端末2の状態を変更する。
ログイン要求部2095は、無線接続されているクレードル機能付き無線AP1を介してサーバ3に、アカウント情報記憶部207に記憶されているサーバ用アカウント情報を伴うログイン要求を送信する。
図6は、無線通信端末2の動作を説明するためのフロー図である。
ANY接続要求部205は、所定のボタンの押下等、マンマシンインターフェース部204を介して操作者から接続操作を受け付けると(S300でYES)、無線LANインターフェース部202を介して最寄りのクレードル機能付き無線AP1にANY接続要求を送信する(S301)。そして、アドレス通知部201は、端末側接続端子200を介してクレードル機能付き無線AP1からアドレス要求が送られてくるのを待つ(S302)。
ここで、自無線通信端末2がクレードル機能付き無線AP1に載置されておらず、このためアドレス要求を受信することなく(S302でNO)、所定の時間の経過によりタイムアウトしたならば(S303でYES)、S300に戻る。一方、自無線通信端末2がクレードル機能付き無線AP1に載置されており、このためタイムアウトする前に(S303でNO)、クレードル機能付き無線AP1からアドレス要求を受信したならば(S302でYES)、アドレス通知部201は、端末側接続端子200を介してクレードル機能付き無線AP1に、自無線通信端末2のアドレスが記述されたアドレス通知を送信する(S304)。
その後、ANY接続要求部205は、無線LANインターフェース部202を介してクレードル機能付き無線AP1から、ANY接続を許可する旨の許可応答が送られてくるのを待つ(S305)。ここで、許可応答を受信することなく(S305でNO)、所定の時間の経過によりタイムアウトするか、あるいは、ANY接続を拒否する旨の拒否応答を受信したならば(S306でYES)、S300に戻る。一方、タイムアウトする前に(S306でNO)、許可応答を受信したならば(S305でYES)、ANY接続要求部205は、クレードル機能付き無線AP1とANY接続する(S307)。
つぎに、ANY接続要求部205は、ANY接続されたクレードル機能付き無線AP1から端末調査・制御PG2081を受信する。PG実行部209は、この端末調査・制御PG2081をPG記憶部208に記憶して実行する(S308)。これにより、状態情報通知部2091、アカウント情報登録部2092、設定変更可否受付部2093、設定変更部2094、およびログイン要求部2095が具現化される。
つぎに、状態情報通知部2091は、自無線通信端末2のセキュリティ設定状態およびネットワーク接続状況を含む状態情報を収集して、ANY接続されたクレードル機能付き無線AP1に、この状態情報を送信し、このクレードル機能付き無線AP1からの返信を受信する(S309)。そして、この返信がアカウント情報であるか、それとも設定変更内容であるかを調べる(S310)。
クレードル機能付き無線AP1からの返信が設定変更内容である場合(S310で「設定変更」)、状態情報通知部2091は、この設定変更内容を設定変更可否受付部2093に通知する。これを受けて、設定変更可否受付部2093は、この設定変更内容をマンマシンインターフェース部204に表示して、操作者から設定変更の可否を受け付ける(S311)。そして、操作者から、設定変更を許可する旨の指示を受け付けたならば(S312で「変更許可」)、この設定変更内容を設定変更部2094に通知する。これを受けて、設定変更部2094は、この設定変更内容に従い、自無線通信端末2の設定を変更する(S313)。例えば、公衆無線インターフェース部203を制御して、公衆無線ネットワークとの接続を切断する。その後、S309に戻る。一方、操作者から、設定変更を拒否する旨の指示を受け付けたならば(S312で「変更拒否」)、状態情報通知部2091は、その旨をANY接続要求部205に通知する。これを受けて、ANY接続要求部205は、クレードル機能付き無線AP1とのANY接続を切断し(S314)、S300に戻る。
また、クレードル機能付き無線AP1からの返信がアカウント情報(AP用アカウント情報およびサーバ用アカウント情報)である場合(S310で「アカウント情報」)、状態情報通知部2091は、このアカウント情報をアカウント情報登録部2092に渡す。
これを受けて、アカウント情報登録部2092は、このアカウント情報をアカウント情報記憶部207に記憶する(S315)。その後、状態情報通知部2091は、ANY接続要求部205にANY接続の切断を指示する。ANY接続要求部205は、状態情報通知部2091の指示に従い、クレードル機能付き無線AP1とのANY接続を切断する(S316)。
つぎに、状態情報通知部2091は、無線接続要求部206に対して、直前までANY接続していたクレードル機能付き無線AP1との無線接続を指示する。これを受けて、無線接続要求部206は、アカウント情報記憶部207からAP用アカウント情報を読み出して、無線LANインターフェース部202を介してクレードル機能付き無線AP1に、AP用アカウント情報を伴う無線接続要求を送信する(S317)。
つぎに、無線接続要求部206は、無線接続要求に対する応答として、クレードル機能付き無線AP1から、無線接続を拒否する旨の拒否応答を受信した場合(S318でNO)、S300に戻る。一方、クレードル機能付き無線AP1から、無線接続を許可する旨の許可応答を受信した場合(S318でYES)、無線接続要求部206は、クレードル機能付き無線AP1と無線接続する(S319)。
さて、クレードル機能付き無線AP1と無線接続されたならば、ログイン要求部2095は、アカウント情報記憶部207からサーバ用アカウント情報を読み出して、無線接続されたクレードル機能付き無線AP1を介してサーバ3にログイン要求を送信する(S320)。これにより、無線通信端末2はサーバ3にログインされる。
その後、マンマシンインターフェース部204を介して操作者から無線接続の切断操作を受け付ける等、所定の無線切断イベントが発生したならば(S321でYES)、無線接続要求部206は、クレードル機能付き無線AP1との無線接続を切断する(S322)。それから、PG実行部209は、アカウント情報記憶部207に記憶されているアカウント情報(AP用アカウント情報およびサーバ用アカウント情報)、およびPG記憶部208に記憶されている端末調査・制御PG2081を消去するとともに、この端末調査・制御PG2081の実行を終了して(S323)、S300に戻る。
以上、本発明の一実施の形態を説明した。
本実施の形態において、クレードル機能付き無線AP1は、ANY接続要求を受信すると、このANY接続要求の送信元である無線通信端末2とANY接続し、この無線通信端末2から、セキュリティ設定状態およびネットワーク接続状況を含む状態情報を取得する。そして、取得した状態情報が所定の接続条件を満足しているか否かを判断し、満足していると判断したならば、この無線通信端末2にAP用アカウント情報を送信してANY接続を切断する。また、クレードル機能付き無線AP1は、無線接続要求を受信すると、この無線接続要求が自クレードル機能付き無線AP1のAP用アカウント情報を伴っていない場合は、この無線接続要求を拒否し、この無線接続要求が自クレードル機能付き無線AP1のAP用アカウント情報を伴っている場合にのみ、この無線接続要求を許可して、この無線接続要求の送信元である無線通信端末2と無線接続する。
一方、無線通信端末2は、操作者の指示に従いクレードル機能付き無線AP1にANY接続要求を送信し、クレードル機能付き無線AP1とANY接続して、クレードル機能付き無線AP1に自無線通信端末2の状態情報を通知する。その後、クレードル機能付き無線AP1からAP用アカウント情報を受信したならば、ANY接続を切断して、このAP用アカウント情報を伴う無線接続要求をクレードル機能付き無線AP1に送信し、クレードル機能付き無線AP1と無線接続する。
このため、所定の接続条件を満足している無線通信端末2のみが、ANY接続を用いてクレードル機能付き無線AP1からAP用アカウント情報を取得でき、このAP用アカウント情報を用いてクレードル機能付き無線AP1に無線接続することにより、クレードル機能付き無線AP1経由でLAN4に接続することができる。また、操作者が無線通信端末2に指示を入力するだけで、自無線通信端末2のセキュリティ設定状態およびネットワーク接続状況を含む状態情報の通知、AP用アカウント情報の受信、およびAP用アカウント情報を用いたクレードル機能付き無線AP1への無線接続を行うことができる。したがって、本実施の形態によれば、セキュリティを確保しつつ、簡単な操作で無線通信端末2をクレードル機能付き無線AP1に無線接続することができる。
また、本実施の形態において、クレードル機能付き無線AP1は、無線通信端末2の無線接続を拒否する場合、無線通信端末2が所定の接続条件を満足させるために必要な設定変更の内容を、ANY接続されている無線通信端末2に送信する。一方、無線通信端末2は、ANY接続されているクレードル機能付き無線AP1から、自無線通信端末2をクレードル機能付き無線AP1に無線接続するために必要な設定変更の内容を受信した場合に、この設定変更の内容をマンマシンインターフェース部204に表示して、操作者から設定変更の可否を受け付ける。そして、操作者から設定変更の許可を受け付けた場合に、この設定変更の内容に従って自無線通信端末2の設定を変更するとともに、設定変更後の自無線通信端末2の状態情報をクレードル機能付き無線AP1に再度通知する。このように、本実施の形態によれば、無線通信端末2の設定内容を変更した上でクレードル機能付き無線AP1に無線通信端末2を無線接続するので、より確実にセキュリティを確保しつつ、クレードル機能付き無線AP1に無線通信端末2を無線接続することができる。
また、本実施の形態において、クレードル機能付き無線AP1は、LAN4に接続されたサーバ3からサービス提供を受けるために必要なサーバ用アカウント情報をAP用アカウント情報とともに、ANY接続されている無線通信端末2に送信する。一方、無線通信端末2は、ANY接続されているクレードル機能付き無線AP1から受信したサーバ用アカウント情報を登録する。そして、クレードル機能付き無線AP1と無線接続されたならば、このクレードル機能付き無線AP1を介してサーバ3に、サーバ用アカウント情報を伴うログイン要求を送信して、このサーバ3にログインする。このように、本実施の形態によれば、無線通信端末2を、クレードル機能付き無線AP1に無線接続することでサーバ3に自動ログインさせることができるので、無線通信端末2の使い勝手を向上させることができる。
また、本実施の形態において、クレードル機能付き無線AP1は、無線通信端末2を載置するための載置台100を備え、載置台100のAP側接続端子114を介して、載置台100に載置されている無線通信端末2にアドレス要求を送信する。これを受けて、無線通信端末2は、端末側接続端子200を介してクレードル機能付き無線AP1に自無線通信端末2のアドレスを通知する。そして、クレードル機能付き無線AP1は、この取得したアドレスが、無線通信端末2から受信したANY接続要求の送信元アドレスと一致する場合にのみ、この無線通信端末2とANY接続する。このようにすることにより、本実施の形態では、クレードル機能付き無線AP1に載置されている無線通信端末2のみがクレードル機能付き無線AP1と無線接続するので、通信システムのセキュリティを強化することができる。
また、本実施の形態では、クレードル機能付き無線AP1がANY接続されている無線通信端末2に端末調査・制御PGを送信し、無線通信端末2がこの端末調査・制御PG2081を実行して、状態情報通知部2091、アカウント情報登録部2092、設定変更可否受付部2093、設定変更部2094、およびログイン要求部2095を具現化している。したがって、本実施の形態によれば、端末調査・制御PG2081を予め無線通信端末2に記憶しておく必要がないので、使い勝手が向上する。
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
例えば、上記の実施の形態では、クレードル機能付き無線AP1にAP側接続端子114を設けるとともに無線通信端末2に端末側接続端子200を設け、両接続端子114、200を介して、無線通信端末2のアドレスをクレードル機能付き無線AP1に通知しているが、本発明はこれに限定されない。IrDA(Infrared Data Association)、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信を介して、無線通信端末2のアドレスをクレードル機能付き無線AP1に通知してもよい。
また、上記の実施の形態において、クレードル機能付き無線AP1は、載置台100を備え、載置台100に載置されているクレードル機能付き無線AP1とのみANY接続および無線接続しているが、本発明はこれに限定されない。本発明は、載置台100を備えていない一般的な無線アクセスポイントにも適用することができ、この場合、無線アクセスポイントは、自身の無線通信可能エリアに属する複数の無線通信端末2と同時にANY接続および無線接続してもよい。
また、上記の実施の形態において、端末調査・制御PG2081は、ANY接続を介してクレードル機能付き無線AP1から無線通信端末2に送信しているが、本発明はこれに限定されない。端末調査・制御PG2081は、予め無線通信端末2のPG記憶部208に記憶されていてもよい。
また、上記の実施の形態において、クレードル機能付き無線AP1は、無線通信端末2のLAN4への接続可否の判断後(図2のS111)、この無線通信端末2とのANY接続を切断している(図2のS113)。しかし、本発明はこれに限定されない。無線通信端末2のLAN4への接続可否が「接続可」と判断された場合には、このANY接続を切断することなく維持してもよい。この場合、所定時間内に、ANY接続されている無線通信端末2からAP用アカウント情報を伴う無線接続要求を受信したならば(図2のS114、S115)、このANY接続を利用して無線通信端末2およびLAN4の中継を開始する(図2のS117)。一方、所定時間内に、ANY接続されている無線通信端末2からAP用アカウント情報を伴う無線接続要求を受信しなかったならば、この無線通信端末2とのANY接続を切断する。
また、上記の実施の形態において、図3に示すクレードル機能付き無線AP1および図5に示す無線通信端末2の機能構成は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積ロジックICによりハード的に実現されるものでもよいし、あるいはDSP(Digital Signal Processor)などの計算機によりソフトウエア的に実現されるものでもよい。または、CPU、メモリ、HDD、DVD−ROM等の補助記憶装置、およびモデム、NIC(Network Interface Card)等の通信インターフェースを備えたPC(Personal Computer)等の汎用コンピュータにおいて、CPUが所定のプログラムを補助記憶装置からメモリ上にロードして実行することにより実現されるものでもよい。
1:クレードル機能付き無線AP、 2:無線通信端末、 3:サーバ、 4:LAN、 100:載置台、 101:載置判定部、 102:アドレス取得部、 103:無線LANインターフェース部、104:LANインターフェース部、 105:ANY接続要求処理部、 106:端末調査・制御PG記憶部、 107:アカウント情報記憶部、 108:状態情報取得部、 109:接続可否判断部、 110:アカウント情報送信部、 111:接続変更内容送信部、 112:無線接続要求処理部、 113:中継制御部、 114:AP側接続端子、 200:端末側接続端子、 201:アドレス通知部、 202:無線LANインターフェース部、 203:公衆無線インターフェース部、 204:マンマシンインターフェース部、 205:ANY接続要求部、 206:無線接続要求部、 207:アカウント情報記憶部、 208:PG記憶部、 209:PG実行部、 2081:端末調査・制御PG、 2091:状態情報通知部、 2092:アカウント情報登録部、 2093:設定変更可否受付部、 2094:設定変更部、 2095:ログイン要求部

Claims (11)

  1. 無線通信端末と所定のネットワークとの間でデータを中継する無線アクセスポイントであって、
    空欄またはANYに設定されたSSID(Service Set Identifier)を用いて任意のアクセスポイントと接続するANY接続を要求するANY接続要求を前記無線通信端末から受信した場合に、当該無線通信端末とANY接続するANY接続要求処理手段と、
    前記ANY接続要求処理手段によりANY接続されている前記無線通信端末から、当該無線通信端末のセキュリティ設定状態およびネットワーク接続状況を含む状態情報を取得する状態情報取得手段と、
    前記状態情報取得手段により取得された前記状態情報と所定の接続条件とを参照し、前記ANY接続されている無線通信端末を自無線アクセスポイントに接続するか否かを判断する接続可否判断手段と、
    前記接続可否判断手段により自無線アクセスポイントに接続する旨の判断がなされた場合に、前記ANY接続されている無線通信端末に自無線アクセスポイントのSSIDを含むアカウント情報を送信するアカウント情報送信手段と、
    前記無線通信端末から自無線アクセスポイントのSSIDを含む前記アカウント情報を伴う接続要求を受信した場合に、前記所定のネットワークと当該無線通信端末との間でデータを中継する中継制御手段と、を有する
    ことを特徴とする無線アクセスポイント。
  2. 請求項1に記載の無線アクセスポイントであって、
    前記接続可否判断手段により自無線アクセスポイントへの接続を拒否する旨の判断がなされた場合に、前記所定の接続条件を満足させるために必要な設定変更の内容を、前記ANY接続されている無線通信端末に送信する設定変更内容送信手段をさらに有する
    ことを特徴とする無線アクセスポイント。
  3. 請求項1または2に記載の無線アクセスポイントであって、
    前記アカウント情報送信手段は、
    前記所定のネットワークに接続された所定のサーバからサービス提供を受けるために必要なサーバ用アカウント情報を、前記自無線アクセスポイントのSSIDを含むアカウント情報とともに、前記ANY接続されている無線通信端末に送信する
    ことを特徴とする無線アクセスポイント。
  4. 請求項1ないし3のいずれか一項に記載の無線アクセスポイントであって、
    前記無線通信端末を載置するための載置台と、
    近距離無線通信あるいは有線接続により、前記載置台に載置されている前記無線通信端末から当該無線通信端末のアドレス情報を取得するアドレス取得手段と、をさらに有し、
    前記ANY接続要求処理手段は、
    前記無線通信端末から受信したANY接続要求の送信元アドレスが、前記アドレス取得手段によって取得されたアドレス情報により特定されるアドレスと一致する場合にのみ、当該無線通信端末とANY接続する
    ことを特徴とする無線アクセスポイント。
  5. 請求項1ないし4のいずれか一項に記載の無線アクセスポイントであって、
    前記状態情報取得手段は、
    前記ANY接続されている無線通信端末に所定のプログラムを送信して実行させることにより、当該無線通信端末から当該無線通信端末の前記状態情報を取得する
    ことを特徴とする無線アクセスポイント。
  6. 請求項1ないし5のいずれか一項に記載の無線アクセスポイントとの無線通信機能を備えた無線通信端末であって、
    操作者の指示に従い前記無線アクセスポイントにANY接続要求を送信して、当該無線アクセスポイントとANY接続するANY接続要求手段と、
    前記ANY接続要求手段によりANY接続されている前記無線アクセスポイントに、自無線通信端末のセキュリティ設定状態およびネットワーク接続状況を含む状態情報を通知する状態情報通知手段と、
    前記ANY接続要求手段によりANY接続されている前記無線アクセスポイントから受信した当該無線アクセスポイントのSSIDを含むアカウント情報を登録する無線アクセスポイント用アカウント情報登録手段と、
    前記無線アクセスポイント用アカウント情報登録手段により登録された前記無線アクセスポイントのSSIDを含むアカウント情報を伴う無線接続要求を送信して、当該無線アクセスポイントと無線接続する無線接続要求手段と、を有する
    ことを特徴とする無線通信端末。
  7. 請求項6に記載の無線通信端末であって、
    前記ANY接続要求手段によりANY接続されている前記無線アクセスポイントから、自無線通信端末を前記無線アクセスポイントに無線接続するために必要な設定変更の内容を受信した場合に、当該設定変更の内容を自無線通信端末が備える出力装置に出力して、前記操作者から設定変更の可否を受け付ける設定変更可否受付手段と、
    前記設定変更可否受付手段により前記操作者から設定変更の許可を受け付けた場合に、前記設定変更の内容に従って自無線通信端末の設定を変更する設定変更手段と、をさらに有し、
    前記状態情報通知手段は、
    前記設定変更手段により自無線通信端末の設定が変更された場合に、設定変更後の自無線通信端末の前記状態情報を再度通知する
    ことを特徴とする無線通信端末。
  8. 請求項6または7に記載の無線通信端末であって、
    前記ANY接続要求手段によりANY接続されている前記無線アクセスポイントから受信したサーバ用アカウント情報を登録するサーバ用アカウント情報登録手段と、
    前記無線接続要求手段により無線接続されている前記無線アクセスポイントを介して所定のサーバに、前記サーバ用アカウント情報登録手段により登録された前記サーバ用アカウント情報を伴うログイン要求を送信して、当該所定のサーバにログインするログイン要求手段と、をさらに有する
    ことを特徴とする無線通信端末。
  9. 請求項6ないし8のいずれか一項に記載の無線通信端末であって、
    近距離無線通信あるいは有線接続により、自無線通信端末が載置している前記無線アクセスポイントに自無線通信端末のアドレス情報を通知するアドレス通知手段、をさらに有する
    ことを特徴とする無線通信端末。
  10. 請求項6ないし9のいずれか一項に記載の無線通信端末であって、
    前記ANY接続要求手段によりANY接続されている前記無線アクセスポイントから所定のプログラムを受信して実行することにより、少なくとも前記状態情報通知手段を具現化するプログラム実行手段をさらに有する
    ことを特徴とする無線通信端末。
  11. 無線通信端末の無線アクセスポイントへの接続制御方法であって、
    前記無線アクセスポイントは、
    空欄またはANYに設定されたSSID(Service Set Identifier)を用いて任意のアクセスポイントと接続するANY接続を要求するANY接続要求を前記無線通信端末から受信した場合に、当該無線通信端末とANY接続し、当該無線通信端末から、セキュリティ設定状態およびネットワーク接続状況を含む状態情報を取得して、当該取得した状態情報が所定の接続条件を満足しているか否かを判断し、満足していると判断したならば、前記無線通信端末に自無線アクセスポイントのSSIDを含むアカウント情報を送信し、
    前記無線通信端末から接続要求を受信した場合に、当該接続要求が自無線アクセスポイントのSSIDを含むアカウント情報を伴っているならば、当該接続要求を許可して、前記無線通信端末と所定のネットワークとの間でデータを中継し、
    前記無線通信端末は、
    操作者の指示に従い前記無線アクセスポイントにANY接続要求を送信し、前記無線アクセスポイントとANY接続して、前記無線アクセスポイントに自無線通信端末の前記状態情報を通知し、
    前記無線アクセスポイントから当該無線アクセスポイントのSSIDを含むアカウント情報を受信したならば、当該無線アクセスポイントのSSIDを含むアカウント情報を伴う接続要求を前記無線アクセスポイントに送信し、前記無線アクセスポイントを介して前記所定のネットワークとデータを送受する
    ことを特徴とする無線通信端末の無線アクセスポイントへの接続制御方法。
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