JP6019452B1 - 現場入場者管理システム - Google Patents

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【課題】現場での入退場管理機能に加えて、作業員の安全衛生知識の高揚または再確認を促すことができる現場入場者管理システムを提供する。【解決手段】タブレット型管理端末2は、表示手段を兼ねたタッチパネル3と、出力制御部5と、入退場管理機能部7と、クイズ出題機能部8と、を備えている。上記出力制御部5は、入場予定の作業員の名札部をタッチパネル3に画面表示するようになっている一方、画面上で名札部のタッチ操作が行われた時に、安全衛生知識に関するクイズの問題をタッチパネル3に画面表示する。クイズの解答が正解である場合にはその問題の解説を、解答が不正解である場合にはクイズの問題の正解と解説を、それぞれタッチパネル3に画面表示する。【選択図】図3

Description

本発明は、土木建築等の工事現場あるいは建設現場での作業に携わる作業員の入退場を管理するシステムに関し、特に工事現場あるいは建設現場への入場に際して作業員の安全衛生知識の高揚または再確認を促すことに着目した現場入場者管理システムに関する。
この種の現場入場者管理システムとして、例えばシールド工事等の地下工事現場へ入坑する作業員(現場作業者)の出入坑を管理するためのものが特許文献1,2にて提案されている。
これらの特許文献1,2に開示された技術では、古くから採用されている表裏反転式名札表示板に代えて、作業員個々の名前表示部に近接して押釦スイッチと表示灯(ランプ)とが設置されていて、押釦スイッチの操作により該当する作業員の名前表示部に近接する表示灯を点灯させるようにしたもので、例えば表示灯の点灯を「入坑」に、表示灯の消灯を「退坑」にそれぞれ割り当てることで、上記表裏反転式名札表示板と同等の機能を発揮させることができるとされている。
実開平5−67700号公報 特開平6−248900号公報
上記特許文献1,2に開示されているような従来の技術と同等の機能を、近時になって多用されつつあり且つ取り扱いが容易なタブレット型の端末で実現しようとする場合、単なる入退場管理だけではタブレット型端末が本来的に有している機能を十二分に活用することができず、なおも改善の余地を残している。
また、業種が異なる複数の建設会社や施工会社の作業員が出入りする現場では、作業員個々の身だしなみや安全装具その他についての安全衛生知識がばらついていたり、あるいはおろそかになっていることがあり、必要な安全衛生知識を十分に習得または体得させるためには、当該安全衛生知識を日常的に繰り返し意識させ、知識の再確認を促すことが有効であるとされている。
本発明はこのような背景のもとになされたものであり、工事現場あるいは建設現場での入退場の管理機能に加えて、入場に際して作業員の安全衛生知識の高揚または再確認を積極的に促すことができるようにした現場入場者管理システムを提供するものである。
本発明は、工事現場または建設現場の入口に設置される現場入場者管理のためのタブレット型管理端末を主要素として構成されていてるものであって、このタブレット型管理端末は、表示手段を兼ねたタッチパネルと、少なくとも上記工事現場または建設現場への入場が予定される複数の作業員の氏名が記憶されている入退場管理機能部と、上記工事現場または建設現場での少なくとも安全衛生に関する複数のクイズの問題と正解および問題の解説が記憶されているクイズ出題機能部と、上記タッチパネルに表示させる表示情報を決定し、決定した表示情報を上記タッチパネルに画面表示する表示制御手段と、を備えている。
そして、上記表示制御手段は、上記入退場管理機能部に記憶されている情報に基づいて、各作業員毎に割り当てられていて且つ入場時のタッチ操作と退場時のタッチ操作とで背景色が切り替わる入場予定者全員の名札部をタッチパネルに画面表示するようになっている。
また、上記いずれか一つの名札部のタッチ操作をもって入場操作が行われた時に、クイズ出題機能部からいずれか一つのクイズの問題を抽出して解答アイコンとともにタッチパネルに画面表示して出題するようになっている。
さらに、上記解答アイコンのタッチ操作をもって解答があった時に、解答が正解である場合にはクイズの問題の解説を、解答が不正解である場合にはクイズの問題の正解と解説を、それぞれタッチパネルに画面表示するようになっている。
上記タブレット型管理端末としては、例えば汎用のタブレット型パーソナルコンピュータを用いるものとし、また、上記クイズの出題は、名札部のタッチ操作をもって入場操作が行われた時にその都度行っても良いが、マンネリ化を回避しつつ意外性を担保するためには、出題率を0〜100%の間で任意に設定可能とし、例えば出題率を20%に設定して、5人に一回の割合で出題するようにすることが望ましい。
本発明によれば、タブレット型管理端末が本来的に有している機能を有効活用して、名札部のタッチ操作をもって入場操作が行われた時に、現場での安全衛生に関するクイズを出題するようにしたので、入退場者管理に加えて、現場作業員の安全衛生知識の高揚または再確認を積極的に促すことができるから、現場作業員個々の安全衛生知識の習得または体得に、ひいては作業現場の安全性向上に大きく寄与することができる。
本発明に係る現場入場者管理システムの具体的な実施の形態を示す図で、タブレット型管理端末が設置される建設現場の概略的なイメージ図。 図1に示したタブレット型管理端末を拡大した画面イメージ図。 タブレット型管理端末の概略的な機能ブロック図。 クイズ出題時の表示画面のイメージ図。 クイズ解答後の表示画面の一例を示し、(A)はクイズ正解時の表示画面のイメージ図、(B)はクイズ不正解時の表示画面のイメージ図。 お知らせ表示画面のイメージ図。 当たり表示画面のイメージ図。 シュプレヒコール抽選結果の表示画面のイメージ図。 誕生日お祝い表示画面のイメージ図。 タブレット型管理端末における入退場管理機能部およびクイズ出題機能部での一連の手順を示すフローチャート。 本発明に係る現場入場者管理システムの他の実施の形態を示す機能説明図。
図1〜10は本発明に係る現場入場者管理システムを実施するためのより具体的な形態を示し、特に図1はタブレット型管理端末2が設置される建設現場のイメージ図を、図2はタブレット型管理端末2の画面イメージ図をそれぞれ示している。
図1に示すように、例えば安全柵で囲まれた建設現場の入口に近接する現場事務所1の内部または外壁にタブレット型管理端末(以下、単に「管理端末」と言う。)2が設置される。この管理端末2は、後述するように汎用のタブレット型パーソナルコンピュータをもって構成されているものであり、図2に示すように、管理端末2のタッチパネル3には、建設現場への入場が想定される作業員(現場作業者)の個々の氏名が付された名札部4,4‥が画面表示される。そして、建設現場での作業員が入場および退場する際に、作業員本人がタッチパネル3における自分の名札部4をその都度タッチ操作することになる。
なお、管理端末2は現場事務所1内にある図示外のホストコンピュータと無線LAN等の通信手段を介して接続されていて、主記憶部であるデータベースを互いに共有している。また、管理端末2が現場事務所1の外壁に設置される場合には、管理端末2が風雨や直射日光から保護される環境下に置かれていることは言うまでもない。
図3は管理端末2の概略的な機能ブロック図を示している。この管理端末2は、大別して、表示パネルを兼ねたタッチパネル3のほか、出力制御部5と、これらのタッチパネル3と出力制御部5との間での入出力制御(主制御)を司る制御機能部6と、を有している。そして、これらのタッチパネル3と出力制御部5および制御機能部6を含む管理端末2は、CPU、ROM、RAMおよびメモリ等を主要素として、必要なソフトウエアがインストールされた汎用のタブレット型パーソナルコンピュータをもって構成される。また、出力制御部5は、後述するように、制御機能部6からの情報を受けてタッチパネル3に表示させる画像情報(表示情報)を決定し、決定した画像情報をタッチパネル3に画面表示する表示制御手段として機能する。
管理端末2の制御機能部6は、入退場管理機能のほか、クイズ出題機能とお知らせ機能、当たり機能、シュプレヒコール抽選機能および誕生日お祝い機能、等を有する。
入退場管理機能とは、タッチパネル3の画面おける名札部4,4‥でのタッチ操作により、現場での作業に関与する作業員の当該現場への出勤に際しての入場と、退勤に際しての退場と、を管理する機能であって、いわゆるタイムスタンプ機能により入退場時刻を記録する機能をも含むものである。
クイズ出題機能とは、タッチパネル3の画面における名札部4,4‥のタッチ操作により入場操作を行った作業員に対して、建設現場での工事に携わる者としての安全衛生に関する知識の高揚または再確認を積極的に促すことを目的として、タッチパネル3上で安全衛生に関するクイズを画面表示にて出題する機能である。
お知らせ機能とは、例えばタッチパネル3の画面における名札部4,4‥が所定時間タッチ操作されない場合に、そのタッチパネル3の表示機能を有効利用して、作業員に広く告知すべき事項、例えば現場でのルール、スローガン等を画面表示する機能である。
当たり機能とは、タッチパネル3を利用して、入場時に例えばドリンク券や粗品プレゼントのような「当たり」画面を表示する機能である。
シュプレヒコール抽選機能とは、既に入場している作業員のなかから無作為に一名を抽選して氏名をタッチパネル3に画面表示する機能である。例えば、現場での朝礼の際に号令をかける者を決める場合などに使用する。
誕生日お祝い機能とは、タッチパネル3で入場操作した際に、その日が作業員の誕生日に該当すると、誕生日のお祝いのメッセージをタッチパネル3に画面表示する機能である。
そして、上記の各機能は、タッチパネル3の画面における名札部4,4‥のタッチ操作に基づいて、図3に示した制御機能部6の入退場管理機能部7と、クイズ出題機能部8、お知らせ機能部9、当たり機能部10、シュプレヒコール抽選機能部11、および誕生日お祝い機能部12等によって実行される。
なお、図3では図示省略しているが、制御機能部6には、上記の個別的な各機能部7〜12に加えて、カレンダー機能やタイマー機能、さらには有線または無線LAN等による外部との通信機能も備えている。また、制御機能部6内の個別的な各機能部7〜12にはそれぞれに記憶部が付帯している。
図3の入退場管理機能部7には、現場への入場が想定される複数の作業員の所属会社名、氏名、生年月日等の個人情報を含むいわゆる作業員名簿が予め入力されて記憶されている。同時に、図2に示した表示画面での背景画像となる名札部4,4‥の画像情報も予め記憶されている。そして、名札情報の画面表示指示があった時には、図2に示すように、現場への入場が想定される複数の作業員の氏名が名札部4,4‥の画像を背景画像として画像表示されるようになっている。
また、図2に示すように、名札部4,4‥の画面には、それぞれの作業員が所属する複数の会社名アイコン13と、一括表示アイコン14および入場者のみアイコン15等が用意されている。そして、入場処理を行う作業員は、最初に複数の会社名アイコン13,13‥のうち自分の所属する会社名アイコン13をタッチ操作する。会社名アイコン13をタッチ操作すると、その会社に所属する全員の作業員の氏名が名札部4,4‥をもって画面表示される。この時点での各名札部4,4‥の色(名札氏名の背景色)は例えば白色とする。
その上で、作業員が自分の名札部4をタッチ操作すると、当該名札部4がそれまでの白色から例えば赤色に切り替わり(以下、この色の切り換えを「名札氏名の背景色の反転」と言う。)、これをもって、タッチ操作を行った作業員は入場処理が正しく行われたことを認識できることになる。つまり、自分の名札部4をタッチ操作しただけでは正規の入場処理とは認識されず、名札氏名の背景色の反転をもって初めて入場処理が正しく行われたことになる。なお、終業後の退場に際しては、作業員が赤色表示されている名札部4をタッチ操作すると、それまでの赤色から白色へと名札氏名の背景色が反転することになる。なお、名札氏名の背景色の組み合わせは、白色と赤色との組み合わせに限らず、必要に応じて任意の色の組み合わせが可能であることは言うまでもない。
また、図2の名札部4,4‥の画面における一括表示アイコン14をタッチ操作した場合には、全ての作業員の名札部4,4‥、すなわち会社名アイコン13,13‥に表示されている全ての会社に所属する全ての作業員の名札部4,4‥が一括表示され、入場者のみアイコン15をタッチ操作した場合には、入場処理を行った作業員のみの名札部4,4‥が表示される。
図3のクイズ出題機能部8には、現場での安全衛生事項に関して予め作成してある複数のクイズの問題と正解のほか、問題に関する解説が背景画像とともにクイズ情報として予め記憶されている。このクイズ出題機能部8には、クイズ出題指示があった場合に、いずれか一つのクイズの問題をランダムに抽出して出力するランダム抽出機能部が含まれていて、名札部4,4‥のタッチ操作を行った作業員に対して、例えば図4のような画面表示をもって現場での安全衛生に関するクイズを出題することになる。クイズの出題の解答は同図に示すように例えば四者択一形式とし、四つの解答例ごとに解答アイコン16が用意されていて、出題された作業員はいずれか一つの解答アイコン16のタッチ操作をもって解答することになる。
クイズの出題に対する解答の正誤の表示画面は図5のとおりである。クイズの解答が正解の場合には、例えば図5の(A)に示すように、その表示画面にクイズの問題の解説と確認アイコン17が表示される。その一方、クイズの解答が不正解の場合には、例えば同図(B)に示すように、その表示画面にクイズの正解とクイズの問題の解説および確認アイコン18が表示される。そして、クイズの解答が正解であるか不正解であるかにかかわらず、図5(A),(B)の確認アイコン17または18をタッチ操作することで図2の名札部4,4‥の表示画面に戻り、この時点で初めて先にタッチ操作した名札部4の色が白色から赤色へと名札氏名の背景色が反転して、入場処理が正しく行われたことになる。
なお、図3の制御機能部6またはそれよりも下位のクイズ出題機能部8には出題率の設定・変更機能部が含まれている。クイズの出題は、名札部4,4‥でのタッチ操作を行った作業員全員に対して行っても良いが、入場する作業員が複数いる場合には後続の作業員を待たせることになるほか、クイズの出題に対するマンネリ化を回避しつつ意外性を担保するためには、例えば複数人に一人の割合でクイズを出題することが望ましい。そこで、出題率の設定・変更機能部ではクイズの出題率を0〜100%の間で任意に設定できるものとし、入場が想定される作業員の総人数にもよるが、例えば入場する作業員5人に一人の割合で出題する場合には、出題率を20%に設定するものとする。
図3のお知らせ機能部9には、作業員に広く告知すべく予め作成した例えば現場でのルール、周知事項あるいはスローガン等の複数のお知らせ情報が背景画像とともにお知らせ情報として予め記憶されている。例えば図2に示した名札部4,4‥の表示画面が予め設定した所定時間が経過してもタッチ操作されない時には、図6に示したようなお知らせ情報の表示画面に切り換えるものとする。このお知らせ情報は、例えば図6の(A)のような「建退協」の案内や同図(B)のような現場内での車両の制限速度の案内、さらには同図(C)のような労働衛生に関するスローガン等である。このように複数のお知らせ情報が用意されている場合には、所定時間間隔で図6の(A)〜(C)までのお知らせ情報の画面が順次切り替えられる。
なお、上記「建退協」とは、「雇用している労働者に対して働いた日数分の証紙(掛金)を決済手帳に貼ることによって、退職金の掛金が加算されていき、その労働者が退職金を請求した際に、建設業退職金共済事業本部より退職金が支給される」という建設業の就労の実体に即した退職金制度を言う。
図3の当たり機能部10の機能としては、先に述べたように、入場時にドリンク券や粗品プレゼントのような「当たり」画面を表示する機能であって、当たり機能部10では、少なくとも最初の作業員が入場する時間までに入退場管理機能部7の作業員名簿と照合して、現場への入場が想定される複数の作業員のなかから一日につき一名が「当選者」として無作為に選ばれて特定されていて、「当選者」の氏名とともに表示すべき当たりのお祝いメッセージが当たり表示情報として背景画像とともに予め記憶されている。なお、当選確率は一日につき一名にかぎらず、先に述べた出題率の設定・変更機能と同様に、当選確率は任意に設定可能である。
この当たり機能部10の機能によって表示される表示画面は、例えば図7に示すとおりであって、名札部4,4‥でのタッチ操作を行った際に所定時間だけ図7の表示画面が表示され、その後に該当する名札部4の色が白色から赤色へと名札氏名の背景色が反転して、入場処理が正しく行われることになる。
シュプレヒコール抽選機能部11の機能としては、先に述べたように、既に入場している作業員、つまり入場処理が正しく行われた作業員のなかから無作為に一名を抽選して氏名をタッチパネル3に画面表示する機能であって、例えば現場での朝礼の際に号令をかける作業員を決める時などに使用する。このシュプレヒコール抽選機能部11では、シュプレヒコール抽選結果のための図8のような背景画像が予め記憶されていて、例えば図2の上段のいずれかのアイコンをタッチ操作することにより現れる抽選ボタンをタッチ操作し、入場処理が正しく行われた作業員のなかから無作為に一名を抽選して、例えば図8に示すように当選した作業員の氏名を同図の背景画像とともにタッチパネル3に表示することになる。
誕生日お祝い機能部12の機能としては、先に述べたように、タッチパネル3における名札部4,4‥のタッチ操作を行った際に、その日が作業員の誕生日に該当すると、誕生日のお祝いのメッセージをタッチパネル3に画面表示する機能である。この誕生日お祝い機能部12では、少なくとも最初の作業員が入場する時間までに上記入退場管理機能部7の作業員名簿と照合して、現場への入場が想定される複数の作業員のなかからその日が誕生日に該当する者がいるか否か、および、その日が誕生日に該当する作業員がいる場合には当該作業員の氏名が予め特定されているとともに、例えば図9のようなお祝いメッセージが当たり表示情報として背景画像とともに予め記憶されている。
そして、該当する作業員がタッチパネル3の名札部4のタッチ操作をもって入場処理を行った際に、所定時間だけ図9の表示画面が表示され、その後に該当する名札部4の色が白色から赤色へと名札氏名の背景色が反転して、入場処理が正しく行われることになる。
以上のように構成された管理端末2の制御機能部6のうち、入退場管理機能部7およびクイズ出題機能部8での一連の手順をフローチャートにしたものを図10に示している。
図10に示すように、管理端末2のシステム起動状態において、建設現場に入場する作業員は、図2のタッチパネル3上で自分の所属する会社名アイコン13をタッチ操作した上で(ステップS1)、複数の名札部4,4‥のうち自分の名札部4をタッチ操作する(ステップS2)。
より詳しくは、図示を省略しているが、自分の名札部4をタッチ操作すると、例えば「入場しますか」等の確認表示とともに「はい」,「いいえ」等の確認アイコンが表示され、「はい」をタッチ操作すると、初めて先の名札部4をタッチ操作が確定し、「いいえ」をタッチ操作すると、先の名札部4をタッチ操作がキャンセルされることになる。
次のステップS3では、名札部4のタッチ操作を行った作業員がクイズの出題対象者として割り当てられているか否かが判定され、クイズの出題対象者として割り当てられている場合には次のステップS4に移行し、クイズの出題対象者として割り当てられていない場合にはステップS7に移行する。なお、クイズの出題対象者として割り当てられている場合には、先の自分の名札部4をタッチ操作しただけでは入場処理が確定しない。
ステップS4では、図4のような画面表示をもって安全衛生上の知識に関する問題がクイズとして出題され、同時に四者択一の解答アイコン16が表示される。そして、出題された作業員は、四つの解答アイコン16のうちいずれか一つのタッチ操作をもって解答することになる。
続くステップS5では、クイズの問題に対する解答の正誤判定が行われ、次のステップS6において、正解の場合には図5の(A)のような表示画面が、不正解の場合には図5の(B)のような表示画面がそれぞれ表示される。
図5の(A)の正解の表示画面では、クイズの問題に関する解説と確認アイコン17が表示され、確認アイコン17をタッチ操作することで初めて次のステップS7に移行する。同様に、図5の(B)の不正解の表示画面では、クイズの問題の正解とクイズの問題に関する解説および確認アイコン18が表示され、確認アイコン18をタッチ操作することで同様に初めて次のステップS7に移行する。
ステップS7では、図5の(A)の正解の表示画面の確認アイコン17をタッチ操作した場合、および図5の(B)の不正解の表示画面の確認アイコン18をタッチ操作した場合に、初めて先の名札部4のタッチ操作による入場処理が確定したことになり、それによって名札部4の色が白色から赤色へと名札氏名の背景色が反転して、入場処理が正しく行われることになる。その後、次のステップS8に移行する。
その一方、図10のステップS3において、名札部4のタッチ操作を行った作業員がクイズの出題対象者として割り当てられていない場合には、直ちにステップS7に移行して、名札部4の色が白色から赤色へと名札氏名の背景色が反転することで、入場処理が正しく行われることになる。その後、次のステップS8に移行する。
そして、ステップS7での処理の後、ステップS2でのタッチパネル3における名札部4のタッチ操作、すなわち、その名札部4のタッチ操作に基づくステップS7の名札氏名の背景色の反転が、予め設定してある所定時間を経過しても行われない場合には、次のステップS8において、図2のような名札部4,4‥の表示画面から図6のようなお知らせ画面表示に切り替えられることになる。
また、建設現場からの退場処理に際しては、図10のステップS9およびS10において、入場時と同様に、作業員は図2のタッチパネル3上で自分の所属する会社名アイコン13をタッチ操作した上で、自分の名札部4をタッチ操作する。これにより、次のステップS11において、名札部4の色が白色から赤色へと名札氏名の背景色が反転して、退場処理が正しく行われたことになる。その後、次のステップS8に移行することになる。なお、このステップS11の処理は、先のステップS7での処理と全く同様である。
このように本実施の形態によれば、管理端末2が本来的に有している機能を有効活用して、名札部4,4‥のタッチ操作をもって入場処理が行われた時に、現場での安全衛生知識に関するクイズを出題するようにしたものである。そのため、現場での入退場者管理に加えて、現場作業員の安全衛生知識の高揚または再確認を積極的に促すことができて、現場作業員個々の安全衛生知識の習得または体得に、ひいては作業現場の安全性向上に大きく寄与することができることになる。
ここで、上記実施の形態では、図2に示すように管理端末2が一台である場合について説明したが、本発明は必ずしもこの形態のものに限定されない。例えば図11に示すように、複数の出入口がある場合に当該出入口に個別に管理端末2,2‥を設置し、これらの複数の管理端末2,2‥と図1に示した現場事務所1側のサーバーとして機能するホストコンピュータ20との間でネットワークハブ21や無線アクセスポイント22を介して無線LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)システムを構築にすることで、現場事務所1や複数の出入口での入退場管理も可能である。つまり、入場した出入口と違う出入口から退場する場合等の使い方を可能である。
また、入退場時のデータをもとに帳票を出力するようにすれば、紙ベースの出勤簿に比べて労務管理に要する手間とコストを削減することが可能となるほか、必要に応じて、クイズの問題の出題に関して、各作業員ごとの出題履歴や正答率を帳票として出力することも可能である。
2…タブレット型管理端末
3…タッチパネル
4…名札部
5…出力制御部(表示制御手段)
6…制御機能部
7…入退場管理機能部
8…クイズ出題機能部

Claims (4)

  1. 工事現場または建設現場の入口に設置される現場入場者管理のためのタブレット型管理端末を主要素として構成されていて、
    このタブレット型管理端末は、
    表示手段を兼ねたタッチパネルと、
    少なくとも上記工事現場または建設現場への入場が予定される複数の作業員の氏名が記憶されている入退場管理機能部と、
    上記工事現場または建設現場での少なくとも安全衛生に関する複数のクイズの問題と正解および問題の解説が記憶されているクイズ出題機能部と、
    上記タッチパネルに表示させる表示情報を決定し、決定した表示情報を上記タッチパネルに画面表示する表示制御手段と、
    を備えていて、
    上記表示制御手段は、
    上記入退場管理機能部に記憶されている情報に基づいて、各作業員毎に割り当てられていて且つ入場時のタッチ操作と退場時のタッチ操作とで背景色が切り替わる入場予定者全員の名札部をタッチパネルに画面表示するようになっている一方、
    上記いずれか一つの名札部のタッチ操作をもって入場操作が行われた時に、クイズ出題機能部からいずれか一つのクイズの問題を抽出して解答アイコンとともにタッチパネルに画面表示して出題するようになっていて、
    さらに、上記解答アイコンのタッチ操作をもって解答があった時に、解答が正解である場合にはクイズの問題の解説を、解答が不正解である場合にはクイズの問題の正解と解説を、それぞれタッチパネルに画面表示するようになっていることを特徴とする現場入場者管理システム。
  2. 上記表示制御手段は、
    上記解答アイコンのタッチ操作をもって解答があった時に、解答が正解である場合にはクイズの問題の解説を、解答が不正解である場合にはクイズの問題の正解と解説を、それぞれ確認アイコンとともにタッチパネルに画面表示するようになっていて、
    クイズの問題の正解時および不正解時ともに、確認アイコンのタッチ操作をもて初めて入場処理が実行されるようになっていることを特徴とする請求項1に記載の現場入場者管理システム。
  3. 上記表示制御手段は、入場者n人に対して一回の割合で、クイズ出題機能部に記憶されている複数のクイズの問題のうちいずれか一つをランダムに抽出して上記タッチパネルに画面表示して出題するようになっていることを特徴とする請求項2に記載の現場入場者管理システム。
  4. 上記タブレット型管理端末は、作業員に告知すべきお知らせ情報が記憶されているお知らせ機能部を備えている一方、
    上記表示制御手段は、名札部のタッチ操作による入場操作が所定時間行われない時に、お知らせ機能部を記憶されているお知らせ情報を抽出して、上記名札部に代えてタッチパネルに画面表示するようになっていることを特徴とする請求項3に記載の現場入場者管理システム。
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