JP6019418B1 - 微細気泡生成器と微細気泡生成装置とそのシステム - Google Patents
微細気泡生成器と微細気泡生成装置とそのシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6019418B1 JP6019418B1 JP2015197220A JP2015197220A JP6019418B1 JP 6019418 B1 JP6019418 B1 JP 6019418B1 JP 2015197220 A JP2015197220 A JP 2015197220A JP 2015197220 A JP2015197220 A JP 2015197220A JP 6019418 B1 JP6019418 B1 JP 6019418B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fine bubble
- gas
- shear chamber
- nozzle
- bubble generator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 101
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 58
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims description 25
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 10
- 238000010008 shearing Methods 0.000 abstract description 15
- 238000005452 bending Methods 0.000 abstract 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 17
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 12
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 230000006837 decompression Effects 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 2
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 description 1
- 241000195493 Cryptophyta Species 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 244000005700 microbiome Species 0.000 description 1
- 239000002101 nanobubble Substances 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Images
Abstract
Description
このように構成される特許文献1に開示される発明では、円筒状の容器内に設けられた整流板からその連通開口に向けて吸引気体を導入させて、この気体を導入させながら効率よく液体の旋回流全体に分布させて微細気泡を発生させることが可能である。
このように構成される特許文献2に開示される発明では、流体旋回室内に導入された気液混合流体を、軸線方向であまり広がらない状態で旋回流とすることができ、旋回による気体の微粒子化を効率よく行うことが可能である。
また、流路の向きの急激な変化を連続して2段形成することで簡素化された構造においてさらに効率的かつ効果的に微細気泡を生成する微細気泡生成器、微細気泡生成装置及び微細気泡生成システムを提供することも目的とする。
上記構成の微細気泡生成器では、気液混合流体が第1のせん断室においてせん断力を受けて微細気泡を生成し、その後にその第1のせん断室から第2の接続部を介して第1のせん断室における流路の方向とは異なる第2のせん断室に導かれることで、連続した2段の流路の急激な変化によって、連続した2段の異なる方向のせん断力が作用する。従って、微細気泡にせん断力を加えてさらに微細化を促進するように作用し、また、気液混合流体中に新たな微細気泡を生成するように作用する。
上記構成の微細気泡生成器では、第2の接続部をノズルが兼ねることから、第1のせん断室と第2のせん断室の間の距離がさらに短縮される。従って、せん断力の作用が強まり、第1の発明の作用をより強めるように作用する。
しかも、第2のせん断室が円筒状に形成され、ノズルの連通孔が本体部から第2のせん断室の円筒内周面の接線方向に向けて穿設されることから、気液混合流体が第2のせん断室に入射する際に旋回力が働くように作用し、旋回力によってせん断力が作用する。
上記構成の微細気泡生成器では、第1又は第2の発明の作用に加えて、第1のせん断室において発生した微細気泡を含む気液混合流体の一部をベンチュリー管の絞り部、すなわちのど部から吸い込んで吐出部から放出することによって、ベンチュリー管の内部でせん断力を付加するように作用する。そのせん断力は気液混合流体中の微細気泡をさらに微細化するように作用し、また、新たに微細気泡を発生させるように作用する。
上記構成の微細気泡生成装置では、第1乃至第3の発明のいずれかの作用に加えて、容器が微細気泡生成器を保護するように作用し、また、微細気泡生成器によって生成された微細気泡の散逸を防止して、容器の吐出部からまとめて放出するように作用する。
上記構成の微細気泡生成システムでは、第1乃至第3の発明の作用に加えて、液体貯留槽が吸込配管を介して液体を供給するように作用し、吸引配管が気体を吸引して供給するように作用し、ポンプが液体と気体を混合して気液混合流体を供給するように作用する。
上記構成の微細気泡生成システムでは、第4の発明の作用に加えて、液体貯留槽が吸込配管を介して液体を供給するように作用し、吸引配管が気体を吸引して供給するように作用し、ポンプが液体と気体を混合して気液混合流体を供給するように作用する。
また、第2のせん断室が円筒状に形成され、気液混合流体が第2のせん断室に入射する際に旋回力が働くように作用するため、その旋回力によるせん断力によって微細気泡の更なる微細化が可能であり、その点でも第1の発明の効果をより強めることが可能である。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る微細気泡生成システムの構成図である。
図1において、微細気泡生成システム1は、大きくは渦流ポンプ2と、この渦流ポンプ2に液体8を供給する液体貯留槽5とから構成されている。渦流ポンプ2は、ケーシング3内にインペラー4を備えた構造で、吸込孔7と吐出孔9を備えている。
その他には、液体貯留槽5から渦流ポンプ2に液体8を供給するための吸込配管6、渦流ポンプ2に気体8aを供給するために吸込配管6から分岐して接続される吸引配管12a、渦流ポンプ2内で気液混合流体8bを生成して液体貯留槽5に返戻する吐出配管10を有している。
また、吸引配管12aには大気から空気を吸い込むための吸引孔12を備えており、吸引配管12a途中には吸込配管6から液体8が逆流することなく吸引孔12から吸引された気体8aが渦流ポンプ2に供給されるために逆止弁11が介挿されている。
なお、液体8としては水、気体8aとしては空気が一般的であるが、気液混合流体8bにおける液体8や気体8aの選択は、微細気泡の用途によって様々な選択が可能である。
さらに、液体貯留槽5内には、吐出配管10に対して、第1の接続部13を介して微細気泡生成器14が設置されている。あるいは、この微細気泡生成器14に代えて後で説明する微細気泡生成装置41が設置されている。
渦流ポンプ2のインペラー4によって撹拌、昇圧された気液混合流体8bは、吐出孔9から吐出配管10に供給されて、液体貯留槽5内に設置された微細気泡生成器14内で微細気泡を生成して液体貯留槽5内へ放出する。
このような構成を備えた微細気泡生成システム1によれば、十分に撹拌されて昇圧された気液混合流体8bを生成することができ、そして、微細気泡生成器14あるいは微細気泡生成装置41によって微細気泡を生成して、液体貯留槽5内を微細気泡で充満させることができる。
図2(a),(b)において、微細気泡生成器14aは、図1に示された吐出配管10に接続するための第1の接続部13aを備え、この第1の接続部13aの吐出配管10に接続される端部とは異なる他の端部に接続され、その4側面の各々に形成される1対の円筒状のソケット16とを有する直方体状の本体部15と、この本体部15のソケット16に第2の接続部20を介して接続されるノズル19を備えている。
本体部15の側壁にはソケット16と符合させた位置にソケット孔17が穿設されており、ノズル19の第2の接続部20内に形成される円筒状の流路と第1のせん断室25は連通している。さらに、第2の接続部20内の流路は、ノズル19のヘッダー部21内に形成される第2のせん断室27に接続されている。ヘッダー部21の両端部には端面の中央にノズル孔22が形成されており、第2のせん断室27内部に導入された気液混合流体8bはノズル孔22から液体貯留槽5内に放出される。
この第1の接続部13aによって形成される流路から急激に第1のせん断室25内に形成される流路の方向が変更となることから気液混合流体8bに対してせん断力が働き微細気泡が発生する。
第1のせん断室25内で拡がった気液混合流体8bは、それぞれソケット孔17、ソケット16から第2の接続部20を介してノズル19のヘッダー部21内に形成される第2のせん断室27に流入する。
このソケット孔17、ソケット16及び第2の接続部20によって形成される流路とノズル19のヘッダー部21によって形成される流路は、その長手方向(流路方向)に対してそれぞれ垂直に配置されている。
従って、ソケット孔17、ソケット16及び第2の接続部20によって形成される流路から第2のせん断室27の流路へと急激に向きが変化するため、第2のせん断室27で再度気泡の微細化が生じる。すなわち、気泡の微細化が第1のせん断室25と第2のせん断室27の連続した2段階で促進され、微細気泡に対しては更に微細化が強化され、また、気液混合流体8b中に新たに微細気泡を生成させることが可能である。
また、本実施の形態では、本体部15の4側面にそれぞれ1対、計8個のソケット16を設けたが、この数は特に限定するものではなく、本体部15の形状や第1の接続部13aから流入する気液混合流体8bの流量に応じて適宜増減させてもよい。
さらに、本体部15の形状として平らな直方体を選択しているが、平らな円柱体としてもよいし、水平断面が多角形の角柱体としてもよい。また、本実施の形態においては、ノズル19のヘッダー部21及び第2のせん断室27として長手方向に垂直な断面が矩形状のものを採用しているが、円筒状に形成してもよい。
図3(a),(b)において、微細気泡生成器14bは、図1に示された吐出配管10に接続するための第1の接続部13bを備え、この第1の接続部13bの吐出配管10に接続される端部とは異なる他の端部に接続される直方体状の本体部23を備えている。この本体部23の4側面には、第2の実施の形態ではソケット16(図2(a),(b)参照)を介して接続されていたノズル29が、その側面を直に接合している。従って、本体部23の連通孔26aとノズル29の連通孔26bが符合して、本体部23内に形成される第1のせん断室25とノズル29内に形成される第2のせん断室27が、第2の実施の形態に係る微細気泡生成器14aよりも短距離で接続されている。しかも、ノズル29は第2の実施の形態のノズル19が備えていた管状の第2の接続部20を備えておらず、ノズル29の連通孔26bが第2の接続部20の機能を発揮して兼ねており、両端の側面中央に穿設されるノズル孔28を有するヘッダー部24のみで構成されるので、より短距離で本体部23に接続されることになる。
さらに、第2のせん断室27は円筒状に形成され、本体部23の連通孔26aとノズル29の連通孔26bは、本体部23から第2のせん断室27の円筒内周面の接線方向に向けて穿設されている。円筒内周面の接線方向とは、円筒中心軸に垂直方向断面で形成される円に対する接線方向の意味である。
なお、本体部23とノズル29及び本体部23と第1の接続部13bは図中に黒色三角で示されるような箇所をすみ肉溶接等で接合するとよい。
第2の実施の形態に係る微細気泡生成器と同様に、この第1の接続部13bによって形成される流路から急激に第1のせん断室25内に形成される流路の方向が変更となることから気液混合流体8bに対してせん断力が働き微細気泡が発生する。
第1のせん断室25内で拡がった気液混合流体8bは、それぞれ本体部23の連通孔26a及びノズル29のヘッダー部24の連通孔26bを介して、ヘッダー部24内に形成される第2のせん断室27に流入する。その際、気液混合流体8bは、本体部23の第1のせん断室25からノズル29の第2のせん断室27に、図3(b)で反時計回りに旋回しながら流入する。
これら2つの連通孔26a及び連通孔26bによって形成される流路とノズル29のヘッダー部24によって形成される流路は、その長手方向(流路方向)に対してそれぞれ垂直に配置されつつ、さらにヘッダー部24の両端面中央に穿設されたノズル孔28から放出されるために円筒状の外周面から内周面に向かう旋回流を生じさせるように配置されている。
従って、連通孔26a,26bによって形成される流路から第2のせん断室27の流路へと急激に向きが変化すること、さらに、第2のせん断室27内の旋回力によってせん断力が発生し、第2のせん断室27内で再度気泡の微細化が生じる。すなわち、第2のせん断室27内だけで連続した2段階の気泡の微細化を生じさせているとも言える。
よって、微細気泡に対しては更に微細化が促進され、また、気液混合流体8b中に新たに微細気泡を生成させることが可能である。しかも、第2の実施の形態よりも第1のせん断室25と第2のせん断室27を連通させる流路(連通孔26a,26b)長が短いことから、より急激に流路の向きの変化が生じることになる。
気泡の微細化が第1のせん断室25と第2のせん断室27の連続した2段階で促進された後に、気液混合流体8bはヘッダー部24の両端のノズル孔28から液体貯留槽5内に放出される。
また、本実施の形態では、ノズル29を本体部23の外形に合わせて4個設けたが、ノズル29の数は特に限定するものではなく、本体部23の形状や第1の接続部13bから流入する気液混合流体8bの流量に応じて適宜増減させてもよい。また、本体部23の連通孔26aとノズル29の連通孔26bが、図3(b)では第1の接続部13bに近い側、すなわち上流側に偏心して設けられているが、これを第1の接続部13bに遠い側(下流側)に偏心させて設けてもよい。
さらに、本体部23の形状として平らな直方体を選択しているが、平らな円柱体としてもよいし、水平断面が多角形の角柱体としてもよい。
図4(a),(b)において、微細気泡増生成部31は、内周部にねじ溝部Cを有する基部32と、外周部に図3に示される第1の接続部13bの内周部のねじ溝部B1と螺合するねじ溝部B2を備えつつ内部にベンチュリー管30の吸入孔38が形成された吸入部33と、内部にベンチュリー管30の吸入孔38に続く絞り部36とこの絞り部36に続く吐出孔35が形成された吐出部34を有している。また、絞り部36には図5(b)に示されるように、微細気泡増生成部31の少なくとも一部を第1の接続部13bの内部に装着した際に、第1のせん断室25から流入孔18bを介して気液混合流体8bを吸い込むための吸込孔37が設けられている。
本実施の形態では、ベンチュリー管30を内部に形成させ、その吸入孔38から絞り部36にかけて気液混合流体8bの流速を速めることで静圧を減少させて、微細気泡生成器14cの第1のせん断室25及び流入孔18b内から気液混合流体8bを絞り部36に吸い込んでいる。
微細気泡生成器14cの第1のせん断室25で微細化された気泡を含む気液混合流体8bは、ベンチュリー管30の絞り部36に吸引される際に減圧されるので、気泡が膨張し、その後に吐出孔35内で気液混合流体8bの流速が減少して静圧が高まることで気泡が圧縮力を受ける。この一連の気泡に対する減圧膨張と加圧圧縮によって気泡がせん断力を受けて微細化が促進されることになる。
加えて、第1のせん断室25から連通孔26a,26bを介してノズル29のヘッダー部24内に形成される第2のせん断室27に前述したとおり旋回しながら導かれるので、更にせん断力を連続的に受けることが可能である。従って、コンパクトな空間内で、第1のせん断室25と第2のせん断室27にベンチュリー管30を加えて、いわば3段階に気泡の微細化を促進させることが可能である。
微細気泡増生成部31は、微細気泡生成器14cの内部に介挿されることで、微細気泡の生成の効率と効果を高めることが可能である。しかも、微細気泡生成器14cの内部に介挿されるため、微細気泡生成器14cの外形が維持されており容積の増加を伴うことなく、単位容積当りとしても微細気泡の生成を効率的かつ効果的に促進することができる。
本実施の形態に係る微細気泡生成器14cにおいては、微細気泡増生成部31の基部32において、吸入部33側とは反対側の端部にねじ溝部Cが形成されているが、これは吐出配管10に着脱可能に接続されるために形成されたり、あるいは次に図6及び図7を参照しながら説明する微細気泡生成装置41のケーシング42に接続するために形成されるものである。
また、本実施の形態に係る微細気泡生成器14cでは、ベンチュリー管30の吸入孔38を微細気泡増生成部31の吸入部33内に形成し、絞り部36と吐出孔35を吐出部34に形成したが、これらの配置については特に限定するものではない。但し、吸込孔37が絞り部36と連通するように穿設される必要があり、吸込孔37の位置では第1のせん断室25に存在する気液混合流体8bを吸込み可能な第1の接続部13bの内部の隙間が必要となることから、吐出部34の外径を吸入部33の外径よりも小さくして流路を確保するか、第1のせん断室25と吸込孔37を連通させる別個の流路等を用意しておく必要がある。
なお、本実施の形態においては、第3の実施の形態に係る微細気泡生成器14bに微細気泡増生成部31を装着したが、第2の実施の形態に係る微細気泡生成器14aの第1の接続部13aの径を大きくし、これに微細気泡増生成部31を装着してもよい。
図6及び図7において、微細気泡生成装置41は、本発明の第4の実施の形態に係る微細気泡生成器14cをフランジ43を備えるケーシング42内に収容し、フランジ43と吐出配管45を備えるフランジ44をボルト孔49にボルトを挿通して締めたものである。
微細気泡増生成部31は、基部32の内周に形成されたねじ溝部Cと接続配管46に形成されたねじ溝部Dを螺合させる。さらに、接続配管46は、ケーシング42の吐出配管10側に設けられた第1の接続部13c内に形成されたねじ溝部Eとねじ溝部Dを螺合させることで固定される。
このようにして微細気泡増生成部31はケーシング42内に固定されて収容される。なお、微細気泡増生成部31の基部32と第1の接続部13cの間に介挿部材47を設けてもよい。介挿部材47を設けることで、接続配管46の長さと第1の接続部13cの長さの相対的な位置を容易に設定できるのと同時に、メンテナンス等で容易に着脱することができる。
以上のように構成される微細気泡生成装置41においては、吐出配管10から供給される気液混合流体8bを第1の接続部13cの吸入孔48から導入し、さらに微細気泡増生成部31内のベンチュリー管30に導くことで、既に第4の実施の形態として説明した微細気泡増生成部31による作用や第3の実施の形態として説明した微細気泡生成器14bによる作用を発揮して、ケーシング42内の微細気泡充満室51に微細気泡を滞留させることができる。
微細気泡充満室51に滞留する微細気泡は、吐出配管45の吐出孔50から放出される。
また、微細気泡生成器14cで生成された微細気泡はケーシング42の微細気泡充満室51内で滞留して放出されるため、均質化した微細気泡を安定的に供給することができる。
さらに、微細気泡生成器14cをケーシング42が保護する効果も発揮することができる。
Claims (6)
- 気液混合流体を導入する吐出配管に接続される第1の接続部と、この第1の接続部に接続され前記第1の接続部の長手方向に対して垂直かつ平面状に流路を拡張して形成され、前記気液混合流体の流れを前記第1の接続部から旋回させずに垂直に変更させる第1のせん断室を備える本体部と、この本体部に第2の接続部を介して接続され前記第2の接続部の長手方向に対して垂直に曲折して形成される第2のせん断室とこの第2のせん断室の端部に形成されたノズル孔を備えるノズルと、を有することを特徴とする微細気泡生成器。
- 前記第2の接続部を前記ノズルが兼ねて前記本体部と前記ノズルが接続され、前記第2のせん断室は、前記第2の接続部の長手方向に代えて、前記本体部と前記ノズルを連通する連通孔の長手方向に対して垂直に曲折する円筒状に形成され、前記ノズルの連通孔は前記本体部から前記第2のせん断室の円筒内周面の接線方向に向けて穿設されることを特徴とする請求項1記載の微細気泡生成器。
- 前記第1の接続部内に少なくともその一部が介挿され、前記吐出配管から気液混合流体を導入して前記第1のせん断室内に放出するベンチュリー管を備える微細気泡増生成部を有し、前記ベンチュリー管はその絞り部に設けられた吸込部から前記第1のせん断室に放出された気液混合流体の一部を再度吸い込んで前記ベンチュリー管の吐出部から放出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の微細気泡生成器。
- 吐出部を備えた容器内に、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の微細気泡生成器を配置し、前記微細気泡生成器の第1の接続部を前記容器の吸込部として、前記微細気泡生成器で生成された微細気泡を一旦前記容器内に貯留させて前記吐出部より放出することを特徴とする微細気泡生成装置。
- 液体貯留槽に接続された吸込配管から吸い込まれた液体と吸引配管から吸引される気体を混合させて気液混合流体を吐出するポンプと、このポンプと前記液体貯留槽を接続する吐出配管と、この吐出配管の液体貯留槽側の端部に設置される微細気泡生成器と、を有する微細気泡生成システムであって、前記微細気泡生成器は、前記請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の微細気泡生成器であることを特徴とする微細気泡生成システム。
- 液体貯留槽に接続された吸込配管から吸い込まれた液体と吸引配管から吸引される気体を混合させて気液混合流体を吐出するポンプと、このポンプと前記液体貯留槽を接続する吐出配管と、この吐出配管の液体貯留槽側の端部に設置される微細気泡生成装置と、を有する微細気泡生成システムであって、前記微細気泡生成装置は、前記請求項4に記載の微細気泡生成装置であることを特徴とする微細気泡生成システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015197220A JP6019418B1 (ja) | 2015-10-02 | 2015-10-02 | 微細気泡生成器と微細気泡生成装置とそのシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015197220A JP6019418B1 (ja) | 2015-10-02 | 2015-10-02 | 微細気泡生成器と微細気泡生成装置とそのシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6019418B1 true JP6019418B1 (ja) | 2016-11-02 |
JP2017064685A JP2017064685A (ja) | 2017-04-06 |
Family
ID=57216882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015197220A Active JP6019418B1 (ja) | 2015-10-02 | 2015-10-02 | 微細気泡生成器と微細気泡生成装置とそのシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6019418B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107913611A (zh) * | 2017-12-22 | 2018-04-17 | 宁波聚清源环保科技有限公司 | 气泡制造装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6964908B1 (ja) * | 2021-01-04 | 2021-11-10 | 合同会社アプテックス | 積層ベンチュリノズル及びマイクロバブル液生成装置 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002011335A (ja) * | 2000-06-30 | 2002-01-15 | Tashizen Techno Works:Kk | 微細気泡供給装置 |
JP2007117799A (ja) * | 2005-10-25 | 2007-05-17 | Goto Tekkosho:Kk | 微細気泡生成器及びこれを用いた微細気泡生成装置 |
JP2008272739A (ja) * | 2006-05-23 | 2008-11-13 | Hideyasu Tsuji | 微細気泡発生装置 |
JP2009082903A (ja) * | 2007-09-16 | 2009-04-23 | Sgk Kk | マイクロバブル生成装置。 |
JP2011005452A (ja) * | 2009-06-29 | 2011-01-13 | Osamu Matsumoto | 流体混合装置 |
JP2013052319A (ja) * | 2011-08-31 | 2013-03-21 | Nanoplanet Corp | 高濃度気体溶解液の製造装置 |
JP2015077566A (ja) * | 2013-10-17 | 2015-04-23 | 株式会社アスプ | 気体含有液生成装置および気体含有液噴射機構 |
-
2015
- 2015-10-02 JP JP2015197220A patent/JP6019418B1/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002011335A (ja) * | 2000-06-30 | 2002-01-15 | Tashizen Techno Works:Kk | 微細気泡供給装置 |
JP2007117799A (ja) * | 2005-10-25 | 2007-05-17 | Goto Tekkosho:Kk | 微細気泡生成器及びこれを用いた微細気泡生成装置 |
JP2008272739A (ja) * | 2006-05-23 | 2008-11-13 | Hideyasu Tsuji | 微細気泡発生装置 |
JP2009082903A (ja) * | 2007-09-16 | 2009-04-23 | Sgk Kk | マイクロバブル生成装置。 |
JP2011005452A (ja) * | 2009-06-29 | 2011-01-13 | Osamu Matsumoto | 流体混合装置 |
JP2013052319A (ja) * | 2011-08-31 | 2013-03-21 | Nanoplanet Corp | 高濃度気体溶解液の製造装置 |
JP2015077566A (ja) * | 2013-10-17 | 2015-04-23 | 株式会社アスプ | 気体含有液生成装置および気体含有液噴射機構 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107913611A (zh) * | 2017-12-22 | 2018-04-17 | 宁波聚清源环保科技有限公司 | 气泡制造装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017064685A (ja) | 2017-04-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2008086868A (ja) | マイクロバブル発生装置 | |
JP4884693B2 (ja) | マイクロバブル発生装置 | |
JP5038600B2 (ja) | 微細気泡発生装置 | |
US8939436B2 (en) | Microbubble-generating apparatus | |
JP2010075838A (ja) | 気泡発生ノズル | |
CN208990587U (zh) | 微纳米气泡发生装置 | |
JP2007021343A (ja) | マイクロバブル発生装置 | |
JP2012139646A (ja) | マイクロ・ナノバブル生成装置及びマイクロ・ナノバブル水の生成装置 | |
JP5573879B2 (ja) | 微細気泡発生装置 | |
JP2007209953A (ja) | 微細気泡発生システム | |
KR20170104351A (ko) | 미세기포 발생장치 | |
CN111617656B (zh) | 一种兼作雾化器的微小气泡发生器及其使用方法 | |
JP4426612B2 (ja) | 微細気泡発生ノズル | |
JP6019418B1 (ja) | 微細気泡生成器と微細気泡生成装置とそのシステム | |
JP2018122234A (ja) | ファインバブル発生装置 | |
JP7193826B2 (ja) | 微細気泡発生装置 | |
JP2007000848A (ja) | 微細気泡発生方法 | |
JP2014033999A (ja) | バブル発生ノズル、及び、ループ流式バブル発生ノズル | |
JP2011056436A (ja) | 微細気泡発生装置 | |
JP5050196B2 (ja) | 微小気泡生成装置 | |
JP6887757B2 (ja) | ノズル及び微細気泡発生装置 | |
JP2010115586A (ja) | 微細気泡発生装置 | |
JP6968405B2 (ja) | 気液混合ノズル | |
JP2008289993A (ja) | 気泡発生器 | |
JP5081099B2 (ja) | 微細気泡混入水の供給装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160816 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160905 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6019418 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |