JP6017180B2 - In-vehicle environment recognition system - Google Patents
In-vehicle environment recognition system Download PDFInfo
- Publication number
- JP6017180B2 JP6017180B2 JP2012114949A JP2012114949A JP6017180B2 JP 6017180 B2 JP6017180 B2 JP 6017180B2 JP 2012114949 A JP2012114949 A JP 2012114949A JP 2012114949 A JP2012114949 A JP 2012114949A JP 6017180 B2 JP6017180 B2 JP 6017180B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lane
- road
- vehicle
- outside
- application
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
Description
本発明は、車載カメラで撮像した画像に基づいて車外の環境を認識する車載用環境認識装置に関する。 The present invention relates to an in-vehicle environment recognition apparatus that recognizes an environment outside a vehicle based on an image captured by an in-vehicle camera.
近年、車載カメラで撮像した画像に基づいて車外の環境を認識し、その認識した車外の環境に応じて複数のアプリケーションを同時に実行するマルチアプリ装置が主流になりつつある。特許文献1には、自車走行車線の隣接車線が路外であるかを判定し、路外の場合には、路肩側の車両検知を停止して、他車両として誤検知するのを抑制する技術が示されている。
2. Description of the Related Art In recent years, multi-application devices that recognize an environment outside a vehicle based on an image captured by a vehicle-mounted camera and simultaneously execute a plurality of applications according to the recognized environment outside the vehicle are becoming mainstream. In
CPUの限られた能力範囲内で、利便性と安全性の高いマルチアプリ装置を実現するためには、複数のアプリケーションの中から環境に応じた複数のアプリケーションを適宜選択して実行する必要がある。特許文献1の技術は、自車走行路の左右の領域が隣接走行路内か路外かを判別して、路外である場合にアプリケーションを停止しているにすぎず、アプリケーションを他のアプリケーションに切り替える場合や、車線逸脱警報の実行タイミングの変更や、車線逸脱警報から車線逸脱制御への変更などを行うには、車外環境の情報が不足していた。
In order to realize a highly convenient and safe multi-application device within the limited capability range of the CPU, it is necessary to appropriately select and execute a plurality of applications according to the environment from a plurality of applications. . The technique of
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、車外環境を適切に認識して、環境に応じた複数のアプリケーションの実行を可能とする車載用環境認識装置を提供することである。 The present invention has been made in view of the above points, and an object of the present invention is to provide an in-vehicle environment recognition device that can appropriately recognize an environment outside the vehicle and execute a plurality of applications according to the environment. Is to provide.
上記課題を解決する本発明の車載用環境認識装置は、画像から車線を区画するレーンマークを認識し、そのレーンマークに基づいて自車走行車線の左右の少なくとも一方に路外判定領域を設定し、路外判定領域が隣接車線と路外のいずれであるかを判定し、路外判定領域が路外であると判定された場合に、路外の種別を解析することを特徴としている。 The in-vehicle environment recognition device of the present invention that solves the above problems recognizes a lane mark that divides a lane from an image, and sets an out-of-road determination area on at least one of the left and right sides of the vehicle lane based on the lane mark. It is characterized in that it is determined whether the road outside determination area is an adjacent lane or the road outside, and the road outside type is analyzed when it is determined that the road outside determination area is outside the road.
本発明によれば、複数のアプリケーションを実行するために必要な車外環境の情報を取得することができ、複数のアプリケーションの優先度や処理時間、アプリ変更タイミングを制御し、各領域に対するアプリケーションのアプリ実行状態を変更することができる。したがって、車両の走行に応じて変化する車両周囲環境に応じて、適切なアプリケーションを実施することができ、CPUの限られた能力範囲内で、利便性と安全性の高い車載用環境認識装置を実現することができる。 According to the present invention, information on the environment outside the vehicle necessary for executing a plurality of applications can be acquired, the priority, processing time, and application change timing of the plurality of applications are controlled, and the application application for each area is controlled. The execution state can be changed. Therefore, it is possible to implement an appropriate application according to the surrounding environment of the vehicle that changes according to the traveling of the vehicle, and to provide a highly convenient and safe in-vehicle environment recognition device within the limited capability range of the CPU. Can be realized.
次に、本実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、車載環境認識装置の構成図である。
車載環境認識装置10は、例えば車両に搭載された専用のハードウエアとソフトウエアにより実現され、内部機能として、図1に示すように、撮像部100と、レーンマーク認識部200と、路外状態判定部300と、アプリ制御部400と、アプリ実行部500を有している。
Next, the present embodiment will be described in detail with reference to the drawings.
FIG. 1 is a configuration diagram of an in-vehicle environment recognition device.
The in-vehicle
車載環境認識装置10は、撮像部100で撮影された画像を利用してレーンマークを認識する(レーンマーク認識部200)。そして、レーンマークの認識結果を利用して、処理領域を設定し、その領域別に路外状態を判定する(路外状態判定部300)。
The in-vehicle
この領域別の路外状態に応じて、複数のアプリケーションの中から適切なアプリケーションを適切なタイミングで実行できるように、各アプリケーションの優先度、処理時間、設定の少なくとも一つを変更する(アプリ制御部400)。これらアプリ制御部400の結果をもってアプリを実施する(アプリ実行部500)。これにより、路外の状況に応じて、適切なアプリケーションの切り替えや、優先度の変更、また、警報から制御への切り替えなどを実施することにより、ユーザの安全性や利便性を向上することができる。 Change at least one of the priority, processing time, and setting of each application so that the appropriate application can be executed from the multiple applications at the appropriate timing according to the road conditions by area (application control) Part 400). The application is executed based on the results of the application control unit 400 (application execution unit 500). As a result, it is possible to improve the safety and convenience of the user by switching the appropriate application, changing the priority, switching from alarm to control, etc. according to the situation outside the road. it can.
図2は、レーンマーク認識部の構成図である。
レーンマーク認識部200は、撮像部100で撮像された画像を用いて、路面を区画するレーンマークを認識する。レーンマーク認識部200は、例えば、図7に示すように自車両1が走行している自車走行車線21の左右両側にある左レーンマーク22および右レーンマーク23を認識し、更に、その外側の左隣接車線31の隣接左レーンマーク32および右隣接車線41の隣接右レーンマーク42をも認識する。認識結果は、路外状態判定部300により路外状態の判定に利用される。図7(a)は、自車両1から前方を撮像した画像を模式的に示す図、図7(b)は、自車両1の走行状態を示す平面図である。
FIG. 2 is a configuration diagram of the lane mark recognition unit.
The lane
レーンマーク認識領域設定部210は、レーンマークを認識するためのレーンマーク認識領域を設定する。例えば図7では、自車走行車線21の左右両側に左レーンマーク22を認識するためのレーンマーク認識処理領域L1と右レーンマーク23を認識するためのレーンマーク認識処理領域R1が設定され、さらに、左隣接車線の隣接左レーンマーク32を認識するためのレーンマーク認識処理領域L2と、右隣接車線の隣接右レーンマーク42を認識するためのレーンマーク認識処理領域R2が設定されている。
The lane mark recognition
白線特徴量算出部220では、各レーンマーク認識処理領域L1、L2、R1、R2内を画面横方向にスキャンして、路面に表示されたレーンマークである白線の特徴量を算出する(図8を参照)。
The white line feature
白線抽出部230は、白線特徴量算出部220で算出した白線特徴量を基に、レーンマークの軌跡を曲線近似で抽出して、抽出白線とする処理を行う。図9に示す例では、左レーンマーク22と隣接左レーンマーク32に沿って抽出白線WL1、WL2が抽出され、右レーンマーク23と隣接右レーンマーク42に沿って抽出白線WR1、WR2が抽出される。
The white
3次元位置解析部240は、白線抽出部230で抽出した抽出白線を基にして、自車走行車線21における自車両1の横位置とヨー角、自車走行車線21の曲率を算出する。横位置は、自車両1から左右の抽出白線WR1、WL1までの道路幅方向の距離だけでなく、左隣接車線31の隣接左レーンマーク32までの道路幅方向の距離と、右隣接車線41の隣接右レーンマーク42までの道路幅方向の距離も推定する。
The three-dimensional position analysis unit 240 calculates the lateral position and yaw angle of the
図3は、路外状態判定部の構成図である。
路外状態判定部300は、レーンマークの認識結果を基にして、路外状態を判定するための路外判定領域を設定する(路外判定領域設定部310)。路外判定領域は、レーンマークに基づいて、自車走行車線の左右の少なくとも一方に設定される。
FIG. 3 is a configuration diagram of the out-of-road state determination unit.
The out-of-road
図7に示す例では、路外状態として、各レーンマークの間の路面解析を行うために、レーンマーク認識部200で認識されたレーンマーク22、23、32、42の位置を基にして、路外判定領域RoL,RoC,RoRが設定される。路外判定領域Rocは、左レーンマーク22と右レーンマーク23との間の自車走行車線21に設定され、路外判定領域RoLは、左レーンマーク22と隣接左レーンマーク32との間の左隣接車線31に設定され、路外判定領域RoRは、右レーンマーク23と隣接右レーンマーク42との間の右隣接車線41に設定されている。
In the example shown in FIG. 7, in order to perform a road surface analysis between each lane mark as an out-of-road state, based on the positions of the lane marks 22, 23, 32, and 42 recognized by the lane
これらの各路外判定領域RoL,RoC,RoRを利用することで、レーンマークの種別や位置に影響をうけることなく、路外状態の判定を安定的に実施することが可能となる。また、左隣接車線31の更に左に隣接左レーンマーク32が存在し、右隣接車線41の更に右に隣接右レーンマーク42が存在すれば、自車両1が走行している車線は、道路中央の走行車線であることが明らかであるので、レーンの認識結果を路外状態の判定にも利用することができる。このように、予めレーンマークを認識した結果を処理領域設定や路外判別に利用することで、より安定的で確度の高い路外判定を実現できる。
By using these out-of-road determination areas RoL, RoC, and RoR, it is possible to stably determine the out-of-road state without being affected by the type and position of the lane mark. If there is an adjacent
また、自車走行車線21のみ存在し、左隣接車線31と右隣接車線41が存在しない場合には、左隣接車線31の隣接左レーンマーク32、右隣接車線41の隣接右レーンマーク42が存在しないため、左右の路外判定領域RoLとRoRは、自車走行車線21の車線幅を基準に、少し横位置が遠めの立体物も路外の障害物として検知可能なように広めに設定される。
When only the
路外状態判定部300は、路外判定領域設定部310で設定された路外判定領域RoL,RoC,RoRについて、それぞれ路外種別を判定する(路外種別判定部320)。そして、領域別に走行可能な道路であるか、もしくは障害物や草などがある路外であるか等の路外種別を判別するだけでなく、走行できない場合にどのような路外状態であるかの解析も行う(横位置解析部330)。なお、路外状態の解析方法については後述する。
The out-of-road
次に、この種別だけでなく、その路外の障害物の状況をより正確に把握して、アプリの切り替えや、警報、制御のタイミングに反映させるためにも、その横位置の解析を実施する。 Next, in addition to this type, we will analyze the lateral position in order to more accurately grasp the situation of obstacles outside the road and reflect it in the timing of application switching, alarms, and control .
図11〜図14に示すように、路外の障害物の詳細な横位置も解析し、その横位置の情報を、アプリ切替や警報、制御などのタイミング変更に利用する。このように路外の状況を解析した結果を用いて、認識アプリや、警報、制御を変更することで、シーンに応じて変化するユーザのニーズに合わせたアプリ変更や、警報、制御のタイミング変更が可能になる。 As shown in FIGS. 11 to 14, the detailed lateral position of the obstacle outside the road is also analyzed, and information on the lateral position is used for timing change such as application switching, warning, and control. Using the result of analyzing the situation outside the road in this way, changing the recognition app, alarm, and control makes it possible to change the app according to the user's needs that change according to the scene, and change the timing of the alarm and control Is possible.
図4は、アプリ制御部の構成図である。アプリ制御部400は、路外状態判定部300の判定結果を利用して、アプリケーションの設定変更や、複数のアプリケーションの優先度の変更、停止、復帰、などを実施する。まずは、路外状況の結果を受けて、実行アプリケーションの優先度の決定、優先度の低さによっては停止や、停止していたアプリの開始などの判断を実施する(優先度決定部410)。
FIG. 4 is a configuration diagram of the application control unit. The
次に、この優先度の結果で停止になっていないアプリケーションに関しては、処理時間の予測を行う(処理時間予測部420)。そして、予測した処理時間、優先度、路外状況、、現状のCPU性能、車両挙動情報に基づいて、複数のアプリケーションの中から適切なアプリケーションの選択と警報・制御の設定を実施する(アプリ設定部430)。 Next, for an application that is not stopped as a result of this priority, processing time is predicted (processing time prediction unit 420). Then, based on the predicted processing time, priority, out-of-road conditions, current CPU performance, and vehicle behavior information, an appropriate application is selected from a plurality of applications and alarm / control is set (application setting) Part 430).
図5は、アプリ実行部の構成図である。アプリ実行部500では、アプリ設定部430で設定された設定内容を基に、各アプリケーションを実行する。アプリ実行部500は、複数のアプリケーションが実行可能な状態で存在しており、これら複数のアプリケーションの中から、アプリ設定部430で実行設定となっているアプリケーションが実行される。本実施の形態では、複数のアプリケーションの例として、車線逸脱警報部520、車線逸脱制御部530、車線変更支援部540、歩行者検知部550、車両検知部560、標識検知部570、配光制御部580、路面標識検知部590を有しており、これらのアプリケーションの少なくとも一つを実行する。
FIG. 5 is a configuration diagram of the application execution unit. The
図6は、処理フローの概要を示す。まず、ステップS1では、車載カメラから車外を撮像する(撮像部100)。ステップS2では、ステップS1にて撮像した画像を画像処理してレーンマークを認識する処理を実施する(レーンマーク認識部200)。レーンマーク認識では、図7に示すように、自車走行車線21の左右両側の左レーンマーク22、右レーンマーク23だけでなく、その更に外側の左隣接車線31の左レーンマーク32と、右隣接車線41の右レーンマーク42も認識するために、合計で4つのレーンマーク認識処理領域L1、L2、R1、R2を設定する。
FIG. 6 shows an outline of the processing flow. First, in step S1, the outside of the vehicle is imaged from the in-vehicle camera (imaging unit 100). In step S2, the image picked up in step S1 is subjected to image processing to recognize a lane mark (lane mark recognition unit 200). In the lane mark recognition, as shown in FIG. 7, not only the
図7上に示すように、4つのレーンマーク認識処理領域L1、L2、R1、R2を設定することで、図7下に示すような自車両1が走行する隣の隣接車線31、41のレーンマーク32、42をも認識する。この4本のレーンマーク22、23、32、42の認識結果は、以下の3つの利用の仕方をする。
As shown in the upper part of FIG. 7, by setting four lane mark recognition processing regions L1, L2, R1, and R2, the lanes of
まず、自車走行車線21の2本のレーンマークの認識結果、図7でいえば、レーンマーク認識処理領域L1,R1の2本のレーンマーク22、23に関しては、自車両1の車線逸脱警報や、車線逸脱制御にそのまま利用する(第1の利用)。
First, the recognition result of the two lane marks in the
ステップS3では、4本全部のレーンマーク22、23、32、42の認識結果を利用して、路外判定処理領域を設定する(第2の利用)。レーンマーク22とレーンマーク32との間に路外判定領域RoLを設けることで、路外の判定を適切に行うことができる。
ただし、自車走行レーン21の左レーン31が、そもそも路外であれば、レーンマーク22は存在するが、更にその左にレーンマーク32は存在しない。このため路外を判定する領域を設定するために、もしそもそもレーンマーク32が存在しなければ、自車走行レーン21の左側が路外である可能性は高いが、これを路外であるか確認するための処理領域は、デフォルト車線幅を利用して設定する。自車走行レーンの左側レーンマーク22をベースとして、この左側に基本車線幅4.0mとマージン幅1mの計5mの幅の処理領域を設定し、この処理領域内が路外かどうかを判定する。国によっては基本車線幅を変更しても良い。マージン幅は、路外であることを示す構造物や、路肩などが入りやすいように設定する。
In step S3, an out-of-road determination processing area is set using the recognition results of all four lane marks 22, 23, 32, and 42 (second use). By providing the road outside determination area RoL between the
However, if the
右側のレーンに関しても同様である。
また、自車走行レーン21自体が、うまく検知できないレーンマーク22,23のような場合には、自車走行レーンの中心を自車両が走行していることを仮定し、基本車線幅の自車走行レーン21の領域と、その左右の走行レーン31,41に関しては基本車線幅とマージン幅の幅を持たせた領域で、路外判定を実施する。
The same applies to the right lane.
In addition, if the
最後に、レーンマーク認識処理領域L2,R2のレーン認識結果を路外判定に利用する(第3の利用)。例えば、レーンマーク認識処理領域L2においてレーンマーク32が確度高く見つかった場合には、路外判定領域RoLは、車両が通行可能な左隣接車線31である可能性が非常に高くなる。
Finally, the lane recognition results of the lane mark recognition processing areas L2 and R2 are used for out-of-road determination (third use). For example, when the
また、レーンマーク認識処理領域L1とL2との間に、路外判定領域RoLを設けることで、路外判定領域RoLの更に左側に存在する障害物などの影響を受けることなく、路外判定領域RoLが本当に走行路(左隣接車線)であるか否かの確認処理が実行できる。 In addition, by providing an out-of-road determination area RoL between the lane mark recognition processing areas L1 and L2, the out-of-road determination area is not affected by obstacles or the like existing further to the left of the out-of-road determination area RoL. You can check whether RoL is really a road (left adjacent lane).
また、レーンマーク認識処理領域L2にてレーンマークが確度高く見つからなかった場合には、自車走行車線21よりも左側の領域は、走行路外である可能性が高い。この場合は、レーン認識L1処理領域のレーンマーク認識結果をベースにして、外側に路外判定領域RoLを設定し、路外判定領域RoLが路外であるか判定を実施する。そして、路外判定領域RoLが路外と予想される場合には、ステップS4、S5に移行して、路外の種別と横位置を解析する。
If the lane mark is not found with high accuracy in the lane mark recognition processing area L2, the area on the left side of the
ステップS4では、路外の種別を判定する処理が行われる。ステップS2でレーンマーク認識処理領域L2, R2のいずれか一方にレーンマーク32、42が認識されている場合は、自車走行車線21の左側または右側の領域は車両の走行可能な隣接車線である可能性が高くなるため、レーンマーク22と32の間に路外判定領域RoLを設定し、また、レーンマーク23と42の間に路外判定領域RoRを設定する。そして、各路外判定領域RoL、RoR内の画像処理を実施し、走行路(隣接車線)であるかどうかの確認処理を実施する。走行路ではなさそうであれば、レーンマーク認識処理領域L2,R2でレーンマークが見つからなかった場合と同様に、路外種別判定を行う。詳細は図10の説明にて述べる。
In step S4, a process for determining the type outside the road is performed. When the lane marks 32 and 42 are recognized in either one of the lane mark recognition processing areas L2 and R2 in step S2, the left or right area of the own
ステップS5では、路外の横位置解析を実施する。ステップS4にて解析した路外種別に基づいて、自車両1の走行車線から横方向(道路幅方向)の距離にしてどの位置から路外種別の領域に入るのか詳細を解析する。例えばガードレールが存在することがわかった場合に、ガードレールが、自車両1の走行車線からどのような横方向の距離に存在するかを解析する。更に、路外種別と自車両とのヨー角を算出すれば、アプリケーション変更などの切替タイミングを適切に実行することが可能となる。
In step S5, a lateral position analysis outside the road is performed. Based on the out-of-road type analyzed in step S4, the distance from the travel lane of the
ステップS6では、ステップS4にて判定された路外種別と、ステップS5にて解析された路外横位置を利用して、複数のアプリケーションの優先度であるマルチアプリ優先度を決定する。ここでは、アプリケーションが規定周期内の処理時間に終了するかなどの時間的な条件は考慮せずに、優先するアプリケーションの順序もしくはアプリ停止かどうかを判定する。 In step S6, the multi-app priority, which is the priority of a plurality of applications, is determined using the out-of-road type determined in step S4 and the out-of-road lateral position analyzed in step S5. Here, it is determined whether or not the priority order of applications or the application is stopped without considering the time condition such as whether the application is terminated at the processing time within the specified period.
ステップS7では、ステップS6で決定されたマルチアプリ優先度を基に、各アプリケーションを実行した場合の処理時間を演算して予測する処理が行われる。また、優先度が低く、精度や範囲等を特定のものに限定した機能限定版を実施する可能性があるアプリケーションに関しては、機能限定版の処理時間も予測する。 In step S7, based on the multi-application priority determined in step S6, processing for calculating and predicting the processing time when each application is executed is performed. In addition, the processing time of the function-limited version is also predicted for an application that has a low priority and may implement a function-limited version that is limited to a specific accuracy and range.
ステップS8では、処理時間の合計が、予め設定された規定処理周期内に終了しないような場合には、優先度が低いアプリケーションから停止、もしくは機能限定版の実施を検討して、各アプリケーションの処理時間が規定周期内に終了するように、最終設定を行う。これにより、選択されたアプリケーション、優先順位、処理領域、処理時間等のマルチアプリ制御テーブルの内容が決定される。 In step S8, if the total processing time does not end within the preset specified processing cycle, stop the application with a lower priority or consider implementing a function-limited version, and process each application. Make the final setting so that the time ends within the specified period. As a result, the contents of the multi-application control table such as the selected application, priority, processing area, and processing time are determined.
ステップS9では、ステップS8で決定されたマルチアプリ制御テーブルを利用し、各アプリケーションを規定周期内で実施し、ステップS1へ戻る。 In step S9, using the multi-application control table determined in step S8, each application is executed within a specified period, and the process returns to step S1.
図10は、路外種別判定方法を説明する図である。
ステップS4の路外種別判定処理では、路外判定用に設定された処理領域内で、画像処理を実施し、種別判定を実施する。路外種別の判定内容には、走行路を示すものとして、(A1)走行車線、(A2)最左車線、(A3)最右車線、(A4)対向車線のいずれかに判定する。日本等の左側通行の地域では、最左車線は、その左側の領域が路外であり、高速道路であれば最も平均車速が遅い車線となり、最右車線は、追越車線となる。そして、最右車線よりも右側の領域は、対向車線もしくは、中央分離帯、ガードレールとなる。ただし、例えば米国などの右側通行の地域では、最左車線と最右車線の扱いは逆となる。
FIG. 10 is a diagram for explaining an out-of-road type determination method.
In the out-of-road type determination process of step S4, image processing is performed within the processing area set for out-of-road determination, and the type determination is performed. In the determination of the type of outside road, it is determined as one of (A1) traveling lane, (A2) leftmost lane, (A3) rightmost lane, and (A4) oncoming lane, as indicating the traveling road. In left-hand traffic areas such as Japan, the leftmost lane is outside the road on the left side, and if it is an expressway, the average lane is the slowest lane, and the rightmost lane is the overtaking lane. The area on the right side of the rightmost lane is the opposite lane, the center separation band, or the guardrail. However, in the right-hand traffic area such as the United States, the leftmost lane and the rightmost lane are handled in reverse.
日本の道路において自車両が最も右車線を走行していることが検知可能であれば、更に右側に走行車線がないことは明らかであるため、右側処理領域に対する適応アプリケーションは車線逸脱警報や車線逸脱制御、配光制御などがあげられ、判定に右側に車線変更支援の必要や、追従制御のための車両検知の必要性は低くなる。これが米国であれば、最も左車線を走行中の左車線走行中の左側処理領域に対する適応アプリケーションとなる。 If it can be detected that the vehicle is driving the right lane on the Japanese road, it is clear that there is no further lane on the right side. Control, light distribution control, and the like are included, and the necessity of lane change support on the right side and the need for vehicle detection for tracking control are reduced. If this is the United States, this is an adaptive application for the left-side processing area in the left lane that is traveling in the left lane.
また、隣接車線が存在し、自車両1が車線変更可能であれば、その車線に他の車両が走っているか否かの情報も、いずれのアプリケーションを実行すべきか判断するのに重要な情報となる。また、隣接車線の更に外側が路外であるか否かの情報も、更に外側で標識検知などを実施するか否かに影響を与えるので、隣接車線外側が路外であるかどうかの判定も実施する。
If there is an adjacent lane and the
以下に、車線種別について、利用方法とその判定方法を詳細に示す。ここでは、日本などの左側通行を基本とした記述をしているが、米国などのように右側通行であれば、これを対称的に扱うことで対応可能と考える。 Below, the usage method and its determination method are shown in detail for the lane type. Here, the description is based on left-hand traffic, such as Japan, but if it is right-hand traffic, such as the United States, it can be handled by handling it symmetrically.
(A1)「走行車線」
(A1−1)<優先度へ反映の考え方>自車両1の左右に隣接車線がある場合には、隣接車線を他の車両が走行すると考え、車両検知を実施し、夜間であれば配光制御の優先度も高める。そして、自車走行車線の側方に歩行者がいる可能性は低いと考え、歩行者検知の優先度を低下させる。また、自車両1が自車走行車線から隣接車線へ車線変更しようとする際に、自車両1の走行を妨げる、もしくは自車両1が他車両の走行を妨げると予想されるような場合には、自車両1が車線逸脱制御を実施しても良い。より安全性を確保するためのアプリの選定に利用する。
(A1) "Travel lane"
(A1-1) <Concept of reflecting on priority> When there are adjacent lanes on the left and right of the
(A1−2)<判定方法>自車両1が走行している自車走行車線が走行車線であるか否かは、自車走行車線21の左右両端がレーンマークに囲まれた車線であり、同一方向の車線の最も左右端の車線でないことを、レーンマークの種類(実線、黄線、多重線)の情報を利用して判定する。カーナビの情報や、他標識、立体物、他車両などの認識情報を利用して確度を高めても良い。また、更にレーンマーク認識処理領域L2に左側レーンマークの存在を確認し、左外側に破線レーンマークがあれば、その左車線は走行車線であることが確認できる。右側に関しても同様である。
(A1-2) <Determination method> Whether or not the own vehicle travel lane in which the
(A2)「最左車線」
(A2−1)<優先度へ反映の考え方>自車両1が最も左側の車線(最左車線)を走行していると判断した場合には、自車両1の左隣の路外判定領域RoLは路外であるため、複数のアプリケーションの中から歩行者の飛び出しや標識検知のアプリケーションの優先度を高める。また、路外判定領域RoLが路外であれば、他の車両が存在しないことが明らかであるため、路外判定領域RoLにおいては車両検知のアプリケーションの優先度を低下させる。自車両1の左側の隣接車線が最左車線である場合には、自車両1は通常の走行車線を走行していることに変わりないので、基本的には、走行車線と同様のアプリケーションの優先度で問題ない。
(A2) “Leftmost lane”
(A2-1) <Concept of reflection on priority> When it is determined that the
(A2−2)<判定方法>走行車線の左側に実線がある場合には、最も左車線と判定する。走行車線の判定方法と同様にカーナビや、他標識、立体物、他車両などの認識情報を利用して確度を高めても良い。 (A2-2) <Determination method> When there is a solid line on the left side of the traveling lane, it is determined to be the leftmost lane. Similar to the traveling lane determination method, the accuracy may be improved by using recognition information such as car navigation, other signs, three-dimensional objects, and other vehicles.
(A3)「最右車線」
(A3−1)<優先度へ反映の考え方>自車両1が最も右側の車線(最右車線)を走行していると判断した場合には、自車両1の右側は、対向車線であるか、もしくは、ガードレールや分離帯などが存在する路外である可能性が高い。路外判定領域RoRが対向車線ではなく、路外である場合には、標識検知のアプリケーションの優先度を高め、車両検知のアプリケーションの優先度を低下させる。
(A3) “Rightmost lane”
(A3-1) <Concept of reflecting on priority> When it is determined that the
(A3−2)<判定方法>自車走行車線の右側レーンマークが実線であり、なおかつ、その隣に対向車線と思われるようなレーンマークがなく、反対に、ガードレールや、分離帯のような構造物がある場合に、路外と判定する。 (A3-2) <Determination method> The right lane mark of the host vehicle lane is a solid line, and there is no lane mark next to it that seems to be an oncoming lane. When there is a structure, it is determined to be out of the road.
(A4)「対向車線」
(A4−1)<優先度へ反映の考え方>自車走行車線より右側が対向車線である場合には、右側への車線逸脱は、対向車両との正面衝突など重大な事故につながる恐れが大きい。このため、右側への車線逸脱時には、より安全を確保すべく車線逸脱制御を利用し、反対に自車走行車線の左側に車線が存在するような場合には車線逸脱警報を利用し、ドライバーの意思をできる限り妨げないようにする。また、車両検知等と組み合わせて、車線変更による危険性が伴うような場合には、車線逸脱制御へ変更することで安全性を高めても良い。
(A4) “Oncoming lane”
(A4-1) <Concept of reflecting on priority> When the right side of the vehicle lane is the oncoming lane, deviation from the right lane is likely to lead to a serious accident such as a frontal collision with the oncoming vehicle. . For this reason, lane departure control is used to ensure greater safety when the lane departs to the right side, and conversely, if there is a lane on the left side of the vehicle lane, a lane departure warning is used. Try not to disturb your intention as much as possible. In addition, when there is a risk of lane change in combination with vehicle detection or the like, safety may be improved by changing to lane departure control.
(A4−2)<判定方法>右側レーンマークが実線であり、なおかつ、その隣に対向車線と思われるようなレーンマークがあり、自車両1とは進行方法を逆にする他の車両が通る場合に、対向車線と判定する。他車両の進行方向から判定する代わりに、カーナビ情報やセンサ情報などを利用しても良い。
(A4-2) <Determination method> The right lane mark is a solid line, and there is a lane mark next to the lane mark that seems to be an oncoming lane, and another vehicle that reverses the traveling method from the
種別の判定内容で、路外を示す種別としてアプリケーションの切り替えに関係のある種別により、以下の(321)〜(327)の7つに分類している。 The type determination contents are classified into the following seven types (321) to (327) according to types related to application switching as types indicating roadside.
(321)凸路肩判定部「歩道、凸路肩」
(321−1)<優先度へ反映の考え方>歩行者が歩いている可能性が高く、また、歩行者が走行路に飛び出しやすい環境にある。標識が存在する可能性が高い、車両は走行しない、路面標識は存在しない。
(321) Convex shoulder judgment part “Sidewalk, Convex shoulder”
(321-1) <Concept of reflection in priority> There is a high possibility that a pedestrian is walking, and the pedestrian is likely to jump out on the road. There is a high possibility that a sign is present, the vehicle does not travel, and there is no road sign.
(321−2)<判定方法>左側の種別判定方法を述べると、図7でいうレーンマーク認識処理領域L2からレーンマークが検知できなかった場合に、凸路肩があるかどうか、或いは、走行路と歩道を隔てる凸段差があるかどうかのチェックを実施する。
まず、段差特徴量抽出部321Aにおいて白線のように路面と比較して白いといった基準はないものの、段差部分では路面と同じ高さから垂直方向に立ち上がる部分のエッジと、立ち上がった部分から路面と同じ平らな向きに変化する2つの2つのエッジ部分を画像上横方向に探索しながら抽出する。もし歩道の段差が画像上に映るような場合には、同じ高さの段差が自車両近傍から遠方にまで続くことが想定されるために、画像上では消失点で交わり、実距離空間においては平行かつ、幅5〜30cm程度の直線を段差直線抽出部321Bにおいて抽出する。そもそも画像上での幅がばらばらな2つのエッジペアが見つかった場合や、直線にならない場合には、凸路肩でないと判定し、画像上での幅がある程度大きさのものが集まり、かつ実空間においてその幅が等しく、直線性が認められる場合に、凸路肩と判定する。
(321-2) <Determination method> The type determination method on the left side will be described. If a lane mark cannot be detected from the lane mark recognition processing area L2 in FIG. And check if there is a convex step that separates the sidewalk.
First, although there is no standard that the step feature
(322)凹路肩判定部「凹路肩、側溝、畑、谷、川」
(322−1)<優先度へ反映の考え方>歩行者が見えない。車両は走行しない、路面標識は存在しない。車両が近づくと脱輪などの危険がある。
(322) Concave shoulder determination section “Concave shoulder, gutter, field, valley, river”
(322-1) <Concept of reflection in priority> Pedestrians are not visible. The vehicle does not run and there are no road markings. When the vehicle approaches, there is a danger such as derailment.
(322−2)<判定方法>走行路と比較し暗くなるエッジが直線的に存在するかどうかを判定する。凹特徴量抽出部322Aにおいて画面上に横方向に探索し、自車両側から離れる方向へ探索し、暗くなる凹部分のエッジを探索する。この後、凹直線抽出部322Bにおいて、このエッジが直線的に並んでいるかどうかを判定することで、凹路肩判定を実施する。
側溝や畑などの凹みが走行方向に沿って続くかで判定する。路面の高さをステレオカメラで認識しても良い。
(322-2) <Determination method> It is determined whether or not there is a linear edge that becomes darker than the traveling road. The concave feature
Judgment is made based on whether a ditch such as a gutter or a field continues along the running direction. The height of the road surface may be recognized by a stereo camera.
(323)構造物判定部「建築物、柵・壁」
(323−1)<優先度へ反映の考え方>歩行者が見えない。手前に標識が存在する可能性が高い、車両は走行しない、路面標識は存在しない。車両が近づくと衝突の危険がある。
(323) Structure determination unit "Buildings, fences and walls"
(323-1) <Concept of reflection in priority> Pedestrians are not visible. There is a high possibility that a sign is present in the foreground, the vehicle does not travel, and there is no road sign. There is a danger of collision when the vehicle approaches.
(323−2)<判定方法>人工的な構造物であれば路面に対して垂直に立つ可能性が高く、鉛直上向きの直線群を見つけることで構造物の判定を実施する。
立体物特徴量抽出部323Aにおいて、路面に対して鉛直上向きに立つ人工物(立体物)のエッジを見つけるために、立体物特徴量抽出部323Aにて、鉛直上向きに延びるエッジの探索を横方向に実施する。次に立体物下端直線抽出部323Bにおいては、まずは鉛直方向に延びるエッジ群をみつけてその長さを図る。短すぎる直線としてしかとらえられないものはノイズ要因として排除し、途中かすれていても鉛直方向においてある程度以上のエッジが確認できるものに関しては立体物のエッジ群であると判定する。鉛直方向に直線的に並ぶエッジ群のみを対象として、路面上のどの位置から鉛直方向に立ちあがっているかを判定するために、図17に示すように立体物の下端が自車両進行方向に対してどのように立ち並んでいるか、直線抽出を実施する。
下端が求められた場合には、人工構造物が道路に沿って並んでいる可能性があるとして流動性判定部323Cにおいて立体構造物の解析を実施する。過去数フレームにわたって立体物下端直線抽出部323Bの結果と今frmの結果の位置がほぼ等しいかをチェックする。更に,1frmの鉛直方向に直線的並ぶエッジの位置と、現在のフレームから1frm間の自車速移動距離を用いて1frm前の画面上の位置に予測した場合に、鉛直上の直線位置がほぼ一致するかどうかを立体物流動性判定部323Cにおいて解析する。
(323-2) <Determination method> If it is an artificial structure, there is a high possibility of standing perpendicular to the road surface, and the structure is determined by finding a group of vertically upward straight lines.
In the three-dimensional object
When the lower end is obtained, the three-dimensional structure is analyzed in the
(324)周期物判定部「ガードレール、柵、壁」
(324−1)<優先度へ反映の考え方>歩行者が歩いている可能性は高いが、直接飛び出してくる可能性は低い。標識が存在する可能性が高い、車両は走行しない、路面標識は存在しない。車両が近づくと衝突の危険性がある。
(324) Periodic object judgment section "Guard rail, fence, wall"
(324-1) <Concept of reflecting on priority> The possibility that a pedestrian is walking is high, but the possibility of jumping out directly is low. There is a high possibility that a sign is present, the vehicle does not travel, and there is no road sign. There is a risk of collision when the vehicle approaches.
(324−2)<判定方法>ガードレールなどの人口構造物であり周期性があるものを判定する。周期がずれた画像を利用し、人口構造物の画像上の移動をトラッキングすることで周期性の解析を行い周期物を判定する。
立体物特徴量抽出部323Aの結果と、立体物下端直線抽出部323Bの結果を、構造物判定部323においても流用するので、図16には323Aはすなわち324Aでもあるため、番号だけを共通して複数つけている。実際には、処理は一つで、結果のデータを他、構造物判定部324や非人工物判定部325、走行可路外判定部326においても流用するためである。ここでは、構造物判定部323における前処理として、立体物抽出部324A(323A)と立体物下端直線抽出部324B(323B)、立体物流動性判定部324C(323C)の結果を利用する。
これらの結果を利用し、周期性判定部324Dでは、鉛直上の直線位置の間隔が、距離空間的に、時間的に一致しているかどうかを判定し、構造物でありかつ周期性有の場合には周期物と判定し、構造物ではあるが周期性はない場合には、構造物であるとだけ判定する。
(324-2) <Determination method> A demographic structure such as a guardrail that has periodicity is determined. The periodicity is analyzed by tracking the movement of the artificial structure on the image using an image whose period is shifted to determine the periodic object.
Since the result of the three-dimensional object feature
Using these results, the periodicity determination unit 324D determines whether or not the interval between the vertical straight line positions is the same in terms of distance and space, and is a structure and has periodicity. Is determined as a periodic object, and if it is a structure but has no periodicity, it is determined only as a structure.
(325)非人工物判定部「植え込み、草、雪壁、岩、非人工物」
(325-1)<優先度へ反映の考え方>非人工構造物がある場合には車速が低い場所では、路肩もなく白線外が歩行者の歩く場所である可能性が残る。車両が走行しない。路面標識は存在する可能性があり、路外側には路面標識は存在しない。
(325) Non-artifact determination part “planting, grass, snow wall, rock, non-artifact”
(325-1) <Concept of reflection on priority> When there is a non-artificial structure, there is a possibility that a pedestrian walks outside the white line without a shoulder in places where the vehicle speed is low. The vehicle does not run. There may be road markings and there are no road markings outside the road.
(325-2)<判定方法>周期物判定において周期性なしと判定されていて、更に構造物判定においても、立体物が存在しないと判定されているが、立体物特徴量抽出部323A(325A)における特徴量が存在し、立体物下端直線抽出部323B(325B)において大半がノイズ要因であると判定されている場合、これはランダム性の高いテクスチャ、もしくはエッジ成分が多いととらえて、これをランダムテクスチャ判定部325Cにて、更にランダム性の高いテクスチャであるかどうかをテクスチャ解析で判定し、非人工物であるか判定を実施する。
(325-2) <Determination method> Although it is determined that there is no periodicity in the periodic object determination, and in the structure determination, it is determined that there is no three-dimensional object, but the three-dimensional object feature
(326)走行可路外判定部「走行可路外」
(326−1)<優先度へ反映の考え方>走行車線は存在しないものの、路肩まで十分に車両が走行可能なスペースが準備されている。この場合、自車走行車線から多少はみ出して走行しても、自車両が何かに衝突する可能性は低い。
(326) Non-travelable road determination section “Outside of driveable road”
(326-1) <Concept of Reflecting to Priority> Although there is no travel lane, a sufficient space for the vehicle to travel to the shoulder is prepared. In this case, even if the vehicle travels slightly beyond the vehicle lane, the possibility that the vehicle will collide with something is low.
(326−2)<判定方法>領域上にテクスチャがほとんど存在せず,直線状に並ぶようなエッジ成分が存在しない。また、路面の輝度分布が自車走行レーンとほぼ同様であることを利用して判定する。
構造物判定部323、周期物判定部324、走行可路外判定部326、の結果よりいずれも構造物が存在しないと判定された場合にのみ判定を実施する。立体物特徴量抽出部においてエッジ成分が存在するが、立体物下端直線抽出部において鉛直方向への直線性が認められないような場合において、エッジ成分は存在するが立体物ではない可能性が高いとして、路面にあるテクスチャが自車速で遠方に遠ざかっていくかどうかを路面流動性解析部326Cにおいて判定し、走行可路外であるかの判定を実施する。
(326-2) <Determination Method> There are almost no textures on the region, and there are no edge components that are arranged in a straight line. Further, the determination is made by utilizing the fact that the road surface luminance distribution is substantially the same as that of the vehicle lane.
The determination is performed only when it is determined from the results of the
(327)車線減少判定部「車線減少手前」
(327−1)<優先度へ反映の考え方>進行方向の走行路車線が事故や工事、などで車線が統合されて、1つの車線になる。
(327) Lane Decrease Determination Section “Before Lane Decrease”
(327-1) <Concept of reflecting on priority> The lanes in the traveling direction are integrated into one lane due to an accident or construction.
(327−2)<判定方法>左側の種別判定方法を述べると図7でいうレーンマーク認識処理領域L2からレーンマークが検知できているが、遠方で車線幅が大きく減少し、自車走行車線と統合される。 (327-2) <Determination method> When the type determination method on the left side is described, a lane mark can be detected from the lane mark recognition processing area L2 shown in FIG. Integrated with.
このように、路外種別判定は、アプリケーションの優先度を調整するための参照情報とするために利用する。 As described above, the out-of-road type determination is used for reference information for adjusting the priority of the application.
次に、路外状態判定部300の中の横位置解析部330について説明する。
路外種別判定部320の構成要素、凸路肩判定部321、凹路肩判定部322、周期物判定部323、構造物判定部324、非人工物判定部325、走行可路外判定部326、車線減少判定部327は、それぞれの判定部において画面上での直線抽出を既に実施しており、凸路肩判定部などにおいてはあらかじめ3次元の世界座標においる直線を求めている。横位置解析部330では、路外の種別判定が実施された場合に、過去からの結果をも利用しながら、現フレームでの路外物の鉛直方向への立ち上がり横位置、図11の例で示すと距離dを推定する。場合によっては、レーン認識同様に横位置だけでなく、ヨー角を求めても良い。
Next, the lateral
Components of road
路外種別の結果とその横位置を利用した実施例を下記に記す。
図11は、路外横位置解析によるアプリ変更(車線逸脱警報と車線逸脱制御)を説明する図である。図11(a)に示すように、例えばガードレール51が自車両1の左側に存在する場合に、自車走行車線21からどれだけ離れた位置にガードレール51が存在するかを解析する。具体的には、自車走行車線21からガードレール51までの道路幅方向の距離dを検出する。
An example using the result of road type and its lateral position will be described below.
FIG. 11 is a diagram for explaining an application change (lane departure warning and lane departure control) by roadside lateral position analysis. As shown in FIG. 11A, for example, when the
また、図11(b)に示すように、これが歩道・路肩52であっても同様に、その横位置を解析する。また、ガードレール51や歩道・路肩52が、自車走行車線21と平行であることや、平行でない場合にはその傾きを解析しても良い。
Further, as shown in FIG. 11B, even if this is a sidewalk /
これらの情報を利用して、複数のアプリケーションについてそれぞれの優先度や、設定を変更する。
例えば、図11のアプリケーション切り替えの実施例について説明すると、図11(a)では、自車両1の右隣接車線41は、通常の走行車線である。そして、自車両1の左側は路外(ガードレール)であり、自車走行車線の左レーンマークから道路幅方向左側に20センチメートル離れた横位置にガードレール51が存在する。このように路外の障害物など車線から近距離に存在する場合、自車両1が車線逸脱するとすぐにガードレール51に接触する可能性が高く事故につながりかねない。
Using these pieces of information, the priority and setting of each of the plurality of applications are changed.
For example, the embodiment of application switching in FIG. 11 will be described. In FIG. 11A, the right
このため、自車走行車線の左レーンマーク22から左側に3メートル程度離れた横位置にガードレール51がある場合には(dが大)、車線逸脱警報であったとしても、安全性を保つことが十分に可能であると考えるが、例えば、ガードレール51が左レーンマーク22から0.5メートルの横位置に存在するような場合には(dが小)、車線逸脱制御を実施したほうが安全性を保てる可能性が高いと考える。
Therefore, if the
また、車線逸脱警報や制御のタイミングも、ガードレール51の横位置と車両挙動の横速度を考慮して変更する。このように同じガードレール51であっても横位置を解析することで、安全性が保たれる可能性が高い場合には、必要以上にドライバーに干渉せず車線内を自由に運転できるように配慮しながら予防安全を実施することができる。
The lane departure warning and control timing are also changed in consideration of the lateral position of the
ガードレール51が車線位置から非常に近いなど、接触の可能性が高いような車線位置においては、実施するアプリケーションを変更し、本実施の形態においては、車線逸脱警報から車線逸脱制御に切り替えて実施することで、自車両1の安全性を確保する。
In a lane position where the possibility of contact is high, such as when the
また、アプリケーションの変更等を判断するための情報は、路外の情報だけでなく、車両挙動の情報を加えても良い。自車両1の車速が早く、ヨー角が発生している場合に、このまま車両挙動が変化しなれば、車線逸脱までL秒であり、その後、G秒後にガードレールに接触すると推定し、その情報を基にして車線逸脱警報と車線逸脱制御の変更、また、警報や制御の実施タイミングの変更を行っても良い。
In addition, the information for determining the change of the application may include not only information on the road but also information on the vehicle behavior. If the vehicle speed of the
同様の効果を狙ったものとしては、横位置の距離に応じて車線逸脱警報のタイミングを変更するものであっても良い。検知した障害物までの距離が遠い場合には、車線22を逸脱する直前で警報していたものを、障害物までの距離が比較的近い場合には、車線22を逸脱すると推定される1秒前に警報を鳴らすなど、警報タイミングの調整に利用しても安全性を高める効果が期待できる。
As for the same effect, the timing of the lane departure warning may be changed according to the distance of the lateral position. If the distance to the detected obstacle is far, it is estimated that the alarm was issued immediately before the departure from the
更に車線逸脱制御のみでも同様に考えると、横位置の距離に応じて距離が大きい場合には車線逸脱制御の開始タイミングは通常に、距離が短い場合には制御タイミングを早めても安全性を高めることが期待できる。他にも、車線逸脱制御の車線内へ押し戻す制動力の強さを横位置の距離が遠い場合には通常通りで、横位置が近距離の場合には制御力を強めても良い。 Considering the same for lane departure control alone, the start timing of lane departure control is usually normal when the distance is large according to the distance of the lateral position, and safety is improved even if the control timing is advanced when the distance is short. I can expect that. In addition, the strength of the braking force pushed back into the lane of the lane departure control may be normal when the distance of the lateral position is long, and the control force may be increased when the lateral position is a short distance.
次に、車両検知と歩行者検知のアプリケーションの優先度変更実施例について説明する。
図12は、左側路肩時のアプリ変更(車両検知と歩行者検知)を説明する図である。図12(a)に示すように自車走行車線21の左右両側に左レーンマーク22と右レーンマーク23が認識され、更にその外側に隣接左レーンマーク32および隣接右レーンマーク42が認識された場合には、自車走行車線21の左右両側も走行車線(隣接車線)である可能性が高い。このため自車走行レーンの左右のレーンそれぞれにおいて車両検知を実施する。一方、図12(b)に示すように左側が路肩であることを認識した場合には、車両検知は必要なくなる。ただし、走行可路外をどのように扱うかという問題や、車線減少手前の合流を走っている際には、合流してくる接近車両は検知するなどの例外はある。路外であることの信頼性が高ければ、完全に車両検知自体をストップし、その側は歩行者検知などを実施しても良い。特に、凸路肩などは歩道などを人が歩いている可能性が高いため、歩行者検知の優先度を高くし、車両検知は優先度を低くする。反対に、車速が低い状態で、非人工物の路肩であった場合には、歩道用の段差などは存在せず白線の外側がそのまま歩行者用の道路となっている可能性も高く、歩行者検知の優先度はある程度高くする必要がある。反対に、車速が高く周期物や構造物があるような場合には、高速道路などを走行している可能性が高く、歩行者検知の優先度を必ずしも高くする必要はない。北米などでは凹路肩に関してもFreeWayである可能性が高く、歩行者検知は必ずも優先度を高くする必要はない。
Next, an embodiment for changing the priority of the vehicle detection and pedestrian detection applications will be described.
FIG. 12 is a diagram illustrating application change (vehicle detection and pedestrian detection) when the left road is shouldered. As shown in FIG. 12A, the
また、車両検知アプリケーションの誤警報抑制の実施例を示す。
隣接レーンの後側方接近車両検知において、隣接車線を路肩かどうか判定することで、誤検知抑制に利用する。車両検知の手法において、特徴点の動きをとらえるオプティカルフローを利用した手法では、路外判定の種別の内、特に、周期物判定及び非人工物判定の場合に誤検知する可能性が高い。このため路外であることが判定された場合において、上記2つの周期物、及び非人工物の判定の場合には、車両検知処理自体は止めないものの誤検知した場合には、ユーザに提示する情報は不検知だった場合の結果と同一とする。つまり接近車両がいた場合に警報を鳴らすようなシステムでは誤警報を抑制する。他、路外判定の場合には、車両検知が誤検知する可能性は低いため、路外判定の結果を受けて車両を検知したと判定するための車両検知の閾値を高くし、確度の高い車両のみを検知対象とし、路外判定自体の誤検知も考慮した対応方法とする。車両検知については、隣接車線に路外の障害物などが存在する場合には、立体物を車両と誤検知する確率が高くなる。このためそもそも路外であることが認識できた場合には、路外側の車両検知処理は、車線変更支援などの目的で利用される警報を抑制する。
Moreover, the Example of the false alarm suppression of a vehicle detection application is shown.
In detecting a vehicle approaching to the rear side of an adjacent lane, it is used to suppress erroneous detection by determining whether the adjacent lane is a shoulder. In the vehicle detection method, in the method using an optical flow that captures the movement of a feature point, there is a high possibility of erroneous detection in the case of out-of-road determination, particularly in the case of periodic object determination and non-artifact determination. For this reason, when it is determined that the vehicle is out of the road, in the case of the determination of the two periodic objects and the non-artifact, the vehicle detection process itself is not stopped, but if it is erroneously detected, it is presented to the user. The information is the same as the result in the case of no detection. That is, a false alarm is suppressed in a system that sounds an alarm when there is an approaching vehicle. In addition, in the case of out-of-road determination, since the possibility of erroneous detection of vehicle detection is low, the vehicle detection threshold for determining that the vehicle has been detected in response to the out-of-road determination result is increased, and the accuracy is high. A response method that considers only erroneous detection of the out-of-road judgment itself, with only the vehicle as the detection target. Regarding vehicle detection, when there is an obstacle outside the road in the adjacent lane, the probability of erroneous detection of a three-dimensional object as a vehicle increases. For this reason, when it can be recognized that the vehicle is outside the road, the vehicle detection processing outside the road suppresses an alarm used for the purpose of lane change support or the like.
上記構成を有する車載用環境認識装置によれば、画像から車線を区画するレーンマークを認識し、そのレーンマークに基づいて自車走行車線の左右の少なくとも一方に路外判定領域を設定し、路外判定領域が隣接車線と路外のいずれであるかを判定し、路外判定領域が路外であると判定された場合に、路外の種別を解析する処理を行う。 According to the on-vehicle environment recognition device having the above-described configuration, the lane mark that divides the lane is recognized from the image, and the out-of-road determination area is set on at least one of the left and right sides of the own vehicle lane based on the lane mark. It is determined whether the outside determination area is an adjacent lane or outside the road, and when it is determined that the outside determination area is outside the road, a process of analyzing the type outside the road is performed.
したがって、複数のアプリケーションを実行するために必要な車外環境の情報を取得することができ、複数のアプリケーションの優先度や処理時間、アプリ変更タイミングを制御し、各領域に対するアプリケーションのアプリ実行状態を変更することができる。したがって、車両の走行に応じて変化する車両周囲環境に応じて、適切なアプリケーションを実施することができ、CPUの限られた能力範囲内で、利便性と安全性の高い車載用環境認識装置を実現することができる。 Therefore, it is possible to acquire information on the environment outside the vehicle necessary to execute multiple applications, control the priority, processing time, and application change timing of multiple applications, and change the application execution state of applications for each area can do. Therefore, it is possible to implement an appropriate application according to the surrounding environment of the vehicle that changes according to the traveling of the vehicle, and to provide a highly convenient and safe in-vehicle environment recognition device within the limited capability range of the CPU. Can be realized.
10 車載用環境認識装置
100 撮像部
200 レーンマーク認識部
210 レーンマーク認識領域設定部
220 白線特徴量算出部
230 白線抽出部
240 3次元位置解析部
300 路外状態判定部
310 路外判定領域設定部
320 路外種別判定部
330 横位置解析部
400 アプリ制御部
410 優先度決定部
420 処理時間予測部
430 アプリ設定部
500 アプリ実行部
520 車線逸脱警報部
530 車線逸脱制御部
540 車線変更支援部
550 歩行者検知部
560 車両検知部
570 標識検知部
580 配光制御部
590 路面標識検知部
10 Automotive environment recognition system
100 Imaging unit
200 Lane mark recognition unit
210 Lane mark recognition area setting section
220 White line feature calculation unit
230 White line extraction unit
240 3D position analysis
300 Road condition judgment part
310 Road determination area setting section
320 Road type classification part
330 Lateral position analysis unit
400 Application control unit
410 Priority determination unit
420 Processing time prediction unit
430 Application setting section
500 app execution part
520 Lane departure warning section
530 Lane departure control unit
540 Lane Change Support Department
550 Pedestrian detection unit
560 Vehicle detector
570 Sign detector
580 Light distribution controller
590 Road surface sign detector
Claims (3)
前記画像から路面を区画するレーンマークを認識するレーンマーク認識部と、
該レーンマークに基づいて前記自車の走行レーンと該走行レーンの左右にそれぞれ路外判定領域を設定する路外判定領域設定部と、
該路外判定領域の種別が隣接レーンと路外のいずれであるかを判定し、該路外判定領域の種別が前記路外であると判定された場合に前記路外の種別を判定する路外状態判定部と、
複数のアプリケーションの中から前記路外判定領域の種別及び路外の種別に適応する少なくとも一以上のアプリケーションを前記路外判定領域ごとに選択し、該選択されたアプリケーションの優先度を設定するアプリ設定部と、
該アプリ設定部により選択された複数のアプリケーションを前記優先度に基づいて実行するアプリ実行部と、
を有することを特徴とする車載用環境認識装置。 An on-vehicle environment recognition device that recognizes the environment outside the vehicle based on an image captured by an in-vehicle camera,
A lane mark recognition unit for recognizing a lane mark that divides the road surface from the image;
An out-of-road determination area setting unit that sets out-of-road determination areas on the left and right sides of the travel lane based on the lane mark;
A road that determines whether the type of the outside road determination area is an adjacent lane or outside the road, and determines the type outside the road when the type of the road outside determination area is determined to be outside the road. An outside state determination unit;
Application setting for selecting at least one or more applications adapted to the type of road determination area and the type of road outside of the plurality of applications for each road determination area, and setting the priority of the selected application And
An application execution unit that executes a plurality of applications selected by the application setting unit based on the priority;
An on-vehicle environment recognition device comprising:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012114949A JP6017180B2 (en) | 2012-05-18 | 2012-05-18 | In-vehicle environment recognition system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012114949A JP6017180B2 (en) | 2012-05-18 | 2012-05-18 | In-vehicle environment recognition system |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013242670A JP2013242670A (en) | 2013-12-05 |
JP6017180B2 true JP6017180B2 (en) | 2016-10-26 |
Family
ID=49843509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012114949A Active JP6017180B2 (en) | 2012-05-18 | 2012-05-18 | In-vehicle environment recognition system |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6017180B2 (en) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6082802B2 (en) * | 2013-02-27 | 2017-02-15 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | Object detection device |
JP6225820B2 (en) * | 2014-05-09 | 2017-11-08 | 株式会社デンソー | Vehicle object detection device |
JP6593682B2 (en) * | 2015-06-03 | 2019-10-23 | 日野自動車株式会社 | Collision prediction system |
JP6657618B2 (en) | 2015-06-30 | 2020-03-04 | 株式会社デンソー | Departure avoidance device |
JP6428539B2 (en) * | 2015-09-15 | 2018-11-28 | 株式会社デンソー | Vehicle control apparatus and vehicle control method |
JP6659379B2 (en) | 2016-01-28 | 2020-03-04 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | Road information recognition system and road information recognition method |
JPWO2017138315A1 (en) * | 2016-02-08 | 2018-11-29 | ヴィオニア スウェーデン エービー | Notification device and program |
JP6361698B2 (en) * | 2016-06-24 | 2018-07-25 | トヨタ自動車株式会社 | Collision avoidance device |
JP6898052B2 (en) * | 2017-08-02 | 2021-07-07 | アルパイン株式会社 | Travel lane detector |
JP6662828B2 (en) | 2017-09-08 | 2020-03-11 | 本田技研工業株式会社 | Driving support system, driving support device, and driving support method |
JP7081340B2 (en) * | 2018-06-29 | 2022-06-07 | マツダ株式会社 | Vehicle control device and vehicle control method |
JP7189088B2 (en) * | 2019-06-06 | 2022-12-13 | 本田技研工業株式会社 | VEHICLE CONTROL DEVICE, VEHICLE, OPERATING METHOD AND PROGRAM OF VEHICLE CONTROL DEVICE |
WO2021045096A1 (en) * | 2019-09-05 | 2021-03-11 | 株式会社デンソー | Position specification device for vehicle and position specification method for vehicle |
WO2021261304A1 (en) | 2020-06-23 | 2021-12-30 | 株式会社Soken | Vehicle-position estimating device and traveling-position estimating method |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09156437A (en) * | 1995-12-06 | 1997-06-17 | Nissan Motor Co Ltd | Warning device |
JP4067340B2 (en) * | 2002-06-05 | 2008-03-26 | 富士重工業株式会社 | Object recognition device and object recognition method |
JP2006208223A (en) * | 2005-01-28 | 2006-08-10 | Aisin Aw Co Ltd | Vehicle position recognition device and vehicle position recognition method |
JP2009023560A (en) * | 2007-07-20 | 2009-02-05 | Toyota Motor Corp | Driving support device |
JP2011048641A (en) * | 2009-08-27 | 2011-03-10 | Toyota Motor Corp | Object detection device and driving support device |
JP2011121501A (en) * | 2009-12-11 | 2011-06-23 | Toyota Motor Corp | Vehicle control device |
JP5516301B2 (en) * | 2010-10-05 | 2014-06-11 | トヨタ自動車株式会社 | Vehicle runway determination system |
-
2012
- 2012-05-18 JP JP2012114949A patent/JP6017180B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013242670A (en) | 2013-12-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6017180B2 (en) | In-vehicle environment recognition system | |
US11604474B2 (en) | Scenario aware perception system for an automated vehicle | |
CN109254289B (en) | Detection method and detection equipment for road guardrail | |
EP2993654B1 (en) | Method and system for forward collision warning | |
JP6838248B2 (en) | Information processing device | |
EP2605185B1 (en) | Detection of obstacles at night by analysis of shadows | |
CN107226088B (en) | Controller, driving control method, and program | |
EP2803944A2 (en) | Image Processing Apparatus, Distance Measurement Apparatus, Vehicle-Device Control System, Vehicle, and Image Processing Program | |
EP2819090A1 (en) | Three-dimensional object detection device | |
KR102588008B1 (en) | Method and control unit for detecting entering or exiting vehicles | |
CN108974007B (en) | Determining an object of interest for active cruise control | |
JP4614098B2 (en) | Peripheral situation recognition device and method | |
CN107423675B (en) | Advanced warning system for forward collision warning of traps and pedestrians | |
US11312376B2 (en) | Device for lateral guidance assistance for a road vehicle | |
JP6171499B2 (en) | Risk determination device and risk determination method | |
CN113844443A (en) | Autonomous driving collision prevention | |
WO2014164574A1 (en) | Bicycle differentiation using video data analytics | |
JP6003585B2 (en) | Intersection detection method and intersection detection system | |
CN110319846A (en) | A kind of travelable method for extracting region and system for vehicle | |
JP4692831B2 (en) | Peripheral situation recognition device and method | |
CN117292358A (en) | Target recognition method, device, electronic equipment and computer readable storage medium | |
JP2020013173A (en) | Driving support device and driving support method | |
JP2009075645A (en) | Traveling environment detection device | |
JP7458940B2 (en) | Image processing device | |
CN116778725A (en) | Driving assistance device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150126 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150915 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150916 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151116 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160405 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160422 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160913 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160928 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6017180 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |