JP6016226B2 - 測長装置、測長方法、プログラム - Google Patents

測長装置、測長方法、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6016226B2
JP6016226B2 JP2012085773A JP2012085773A JP6016226B2 JP 6016226 B2 JP6016226 B2 JP 6016226B2 JP 2012085773 A JP2012085773 A JP 2012085773A JP 2012085773 A JP2012085773 A JP 2012085773A JP 6016226 B2 JP6016226 B2 JP 6016226B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
length
unit
image
distance
image processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012085773A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013217662A (ja
Inventor
大輔 村山
大輔 村山
岩内 謙一
謙一 岩内
徳井 圭
圭 徳井
保孝 若林
保孝 若林
真一 有田
真一 有田
奈保 澁久
奈保 澁久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2012085773A priority Critical patent/JP6016226B2/ja
Priority to PCT/JP2013/057013 priority patent/WO2013146269A1/ja
Priority to US14/387,952 priority patent/US10091489B2/en
Publication of JP2013217662A publication Critical patent/JP2013217662A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6016226B2 publication Critical patent/JP6016226B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Image Analysis (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Description

本発明は、撮像部により撮影した画像情報を用い、被写体の長さを測定する装置に関する。
複数のカメラを用いて同一被写体を同時に撮像し、取得した画像間の対応を求めることで3次元情報を取得する手法が存在する。その中でも下記の特許文献1や特許文献2のように、撮像画像に映った被写体の位置や長さを測定する技術が知られている。
特許文献1に記載の技術では2つの撮像部を持つステレオカメラを用い、左右に視差を持つ2枚の画像を取得し、ステレオカメラで撮像した左右の画像のうちいずれか1つの画像を液晶表示装置などのモニタにライブビューとして表示し、画像内の任意の点を2点指定することで、その位置に映る被写体の2点間の長さを測定している。
特許文献2に記載の技術では内視鏡装置の先端に搭載した2つの光学系を用い、視差を持つ2枚の画像を取得し、ユーザはモニタ上でカーソルを移動して1点目を指定し、その後カーソルを画像上で移動させ、指定した1点目の位置と、現在のカーソル位置との間の長さが測定され、常に更新された値が表示され、被写体の位置や長さを測定している。
特開2011−232330号公報 特開2009−258273号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の手法では、ユーザがモニタ上をタッチパネルで操作するか、もしくはカーソルを移動させることで2点を指定する必要があるため、測定位置を変更する際にはその都度2点を指定し直す手間がかかる。さらに、撮影画像を表示するモニタが小さい場合には、被写体が小さく表示されるためユーザが細かい点まで指定するのは困難であった。また、タッチパネルによって点を指定する場合には、ユーザ自身の指が視界を妨げ、点指定を困難にしてしまうという問題がある。
上記特許文献2に記載の手法によれば、ユーザが2点目を指定する負担が軽減されるとともに、その瞬間の測定値を常に確認できるので、ユーザの測定作業が容易になる。しかしながら、少なくとも1点を指定する作業が発生するため、ユーザの負担軽減が十分とは言えないという問題がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、簡単な操作によって、被写体の長さをリアルタイムで知ることが可能な測長装置を提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、撮像部で撮影された画像情報に画像処理をする画像処理部と、を備える測長装置であって、前記画像処理部は、前記撮像部で撮影された画像情報から距離情報を算出する距離算出部と、長さ算出時に基準とする少なくとも2つの基準点の座標を、前記距離情報の位置依存性に基づいて修正し、修正した少なくとも2つの基準点間の長さを算出する長さ算出部と、を有することを特徴とする測長装置が提供される。
さらに、前記画像処理部で画像処理された画像情報を表示する表示部と、前記撮像部で撮影された画像と前記長さの算出結果とを前記表示部に出力する表示制御部と、を備えることが好ましい。出力は、別途、外部モニタに行っても良い。
さらに、測距部を有し、前記距離算出部は、前記測距部により、距離を計算することを特徴とする。
前記長さ算出部は、指定された被写体の位置関係に応じ、前記撮像部で撮影された被写体の位置関係について、前記少なくとも2つの基準点の座標の修正を行うことができる。
例えば、少なくとも2つの撮像部により撮影した画像情報から距離情報を算出し、距離情報に基づいて被写体の位置関係を把握し、長さ算出時の基準とする少なくとも2つの基準点の位置を被写体の位置関係に基づいて修正し、修正した基準点間の長さを算出することができる。
前記撮像部は、1つの撮像部により構成されていても良く、前記撮像部は、第1及び第2の少なくとも2つの撮像部を有するように構成されていても良い。すなわち、撮像部は、1つであっても、2つ以上であっても良い。
撮像部が2つ以上ある場合において、少なくとも2つの撮像部により撮影した画像情報から距離情報を算出し、距離情報に基づいて被写体の位置関係を把握し、長さ算出時の基準とする少なくとも2つの基準点の位置を被写体の位置関係に基づいて修正し、修正した基準点間の長さを算出することができる。
前記長さ算出部は、前記撮像部で取得した画像内から特徴点を検出する特徴点検出部と、検出した特徴点から測長を行う位置の基準点候補を検出する基準点候補検出部と、測長対象の判定を行う測長モード判定部と、基準点間の長さを算出する長さ計測部と、を有することができる。
前記表示制御部は、前記撮像部で撮影された画像のうち少なくとも1つの画像に、測長時の補助となる撮影ガイドを重畳して出力するようにしても良い。
前記撮影ガイド付近の領域を拡大し、前記表示部の一部に表示するようにできると便利である。
本発明の他の観点によれば、撮影された画像情報に画像処理をする画像処理ステップを有し、前記画像処理ステップは、撮影された画像情報から距離情報を算出する距離算出ステップと、長さ算出時に基準とする少なくとも2つの基準点の座標を、前記距離情報の位置依存性に基づいて修正し、修正した少なくとも2つの基準点間の長さを算出する長さ算出ステップと、を有することを特徴とする測長方法が提供される。
撮影された前記画像と前記長さの算出結果とを表示部に出力する表示制御ステップを備えることが好ましい。
本発明は、上記に記載の測長方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであっても良く、当該プログラムを記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっても良い。
本発明に係る測長装置によれば、ユーザの負担が少ない簡単な操作によって、被写体の長さをリアルタイムで知ることが可能になる。
(A)は、本発明の第1及び第2の実施の形態における測長装置の一構成例を示すブロック図であり、(B)は、長さ算出部の一構成例を示す機能ブロック図である。 本実施の形態による測長装置の使用環境例を示す図である。 本実施の形態による測長装置を情報端末で実現した場合の一構成例を示す外観構成図である。 撮影ガイドの設定例を示す図である。 測長処理の流れを示すフローチャート図である。 長さ算出処理の流れを示すフローチャート図である。 物体測長モードの測長環境例と、撮影画像と距離の関係を示す図である。 間隔測長モードの測長環境例と、撮影画像と距離の関係を示す図である。 測長モード判定時の参照範囲設定例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における測長処理の流れを示すフローチャート図である。 本発明の第3の実施の形態における測長装置の一構成例を示す機能ブロック図である。
(第1の実施の形態)
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1(A)は、本実施の形態に係る測長装置のハードウェア構成例を示す機能ブロック図である。第1の実施の形態に係る測長装置1は、測長対象である被写体を撮像する第1撮像部10および第2撮像部11と、第1及び第2撮像部10、11の出力画像に基づいて画像処理を行う画像処理部12と、画像処理部12の出力情報を表示する表示部13と、を備えている。
また、画像処理部12は、第1、第2撮像部10、11から被写体までの距離情報を算出する距離算出部14と、撮像した被写体の長さを算出する長さ算出部15と、表示情報を制御する表示制御部16と、を備えている。
本実施の形態における測長装置は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサや、RAM(Random Access Memory)などの主記憶装置などを備え、記憶装置に格納されたプログラムを実行して上記した各処理部の処理を実現することができる。または、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのプログラム可能な集積回路や、上記処理専用の集積回路を備えることで、ハードウェアにより上記処理を実現できる。
第1撮像部10および第2撮像部11は、被写体を撮像し画像を出力するものであり、受光した光を電気信号に変え画像とするCCD(Charge Coupled Device)、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子、被写体からの光を撮像素子に集光するためのレンズなどの光学系を備えている。
また、表示部13は、例えば、液晶素子や有機EL(Electro Luminescence)などを画素とする表示ディスプレイである。
次に、測長装置1の使用例について、図2と図3を用いて説明する。
図2は、本発明に係る測長装置を、携帯電話機やスマートフォンなどの情報端末によって実現した場合の使用例であり、測長装置1によって被写体20を正面から撮影し、被写体20の長さ、ここでは例えば人物の身長を測定している様子を示している。また、図3は図2に示す測長装置1の外観構成の概要を示している。なお、図2、図3では、図1のブロック図と同じ構成のものは同じ符号を付している。
図3(A)は、測長装置1の背面図を示しており、第1、第2撮像部10、11の2つの撮像部がステレオ配置で搭載されている。ステレオ配置とは、2つの撮像部の光軸が略平行となるように並べた配置を言う。本実施の形態では、例として2つの撮像部10、11には同一構成のものを用いるが、2つの撮像部で同領域を撮像し画素間の対応を取ることが可能であれば、解像度や画角など構成の異なる撮像部を用いても構わない。
また、図3(A)では、2つの撮像部を垂直方向の縦並びで示しているが、水平方向の横並びとしても良く、図示した撮像装置を横向きに傾けて使用することも可能である。
図3(B)は、測長装置1の正面図を示しており、例えば液晶ディスプレイである表示部13には、撮像部10・11の映像がライブビューとして表示される。図3(B)では、被写体20を撮影している映像が表示されている。本実施の形態では、第1撮像部10を基準として用い、その映像を表示部13に表示する構成としているが、基準とする撮像部は第1撮像部10、第2撮像部11のいずれでもよい。
表示部13には、第1撮像部10の画像に撮影ガイド枠30と撮影ガイド枠31とを重畳した画像が表示される。撮影ガイド枠30・31は、事前に設定してここでは図示していない記憶装置に記憶しておくと良い。また、撮影ガイド枠30・31は、表示部13の画面上で常に同じ画像座標位置に表示される。つまり、被写体もしくは測長装置が移動した場合でも、撮影ガイド枠30・31の位置は変化しない。図3(B)では、例として矩形のガイド枠30・31を垂直方向に配置するように設定したが、撮影ガイド枠の形状や配置方法はこれに限られない。
例えば、図4(A)のように、楕円形枠を水平方向に配置してもよいし、図4(B)の人型シルエットや図4(C)の上下ラインのように設定してもよく、どのような形状で設定してもよい。また、これらの設定は事前に設定するだけでなく、測長装置の起動時に、点や円形、矩形、線分などの図形を用いたGUI(Graphical User Interface)によって、ユーザ自身が設定する構成としてもよい。
測長装置1は、撮影ガイド枠内の特徴点から被写体の上端・下端など2箇所の基準点を検出し(基準点検出方法詳細は後述する)、各基準点の3次元位置を算出し、基準点を結ぶ線分の長さを算出することで測長を行う。撮影ガイド枠の位置は固定であるので、ユーザは表示部13の映像を確認しながら測長装置1を移動させ、撮影ガイド枠に測長したい被写体を合わせる。このとき、表示部13の一部に撮影ガイド枠周辺領域の映像を拡大表示すれば、ユーザによる位置合わせ時の操作性向上が望める。また、以上で検出した基準点間の長さは常に算出され、表示領域33への表示も常に更新される。同時に、表示部13へ測長位置32を表示することで、ユーザはリアルタイムに測長位置と測長結果を確認することができる。ユーザへの操作方法説明は、表示領域34に示すように表示することで行うことができる。また、文字による表示だけでなく音声などのガイドによって行ってもよい。
また、測長装置1にフラッシュメモリなどの記憶装置、もしくはメモリーカードなどの外部記憶装置を備えることで、撮影映像を静止画として保存したり、測長結果のデータをテキストや静止画に重畳表示した状態で保存したりすることも可能である。この処理は、例えば、ユーザがハードウェアボタン35を押下したことを判定し、押下した時点の情報を記憶装置に書き込む構成とすることで実現できる。また、ボタン押下時に、表示部13にライブビュー表示していた映像を静止させ、表示領域33に更新表示していた測長結果も固定表示とすることで、ユーザがその時点の測長位置・結果を確認することが可能となる。また、操作方法はハードウェアボタンに限られるものではなく、例えば表示部13部分を抵抗膜方式や静電容量方式などの一般的なタッチパネルとすることで、画面上に表示した仮想ボタンをタッチしたり、画面上に表示されている被写体をタッチしたりするなどの操作で実現することもできる。
次に、測長方法の処理詳細について図を用いて説明する。
図5は、本実施の形態における測長装置1の測長処理の流れを示すフローチャート図である。初めに、第1、第2撮像部10、11により被写体を撮像し2つの画像を取得する(ステップS10)。次に、距離算出部14は、ステップ10で取得した2つの画像から距離情報を算出する(ステップS11)。続いて長さ算出部15は、基準とする撮像部10の画像から被写体の測長基準点を検出し、基準点間の距離を算出することで被写体の長さを算出する(ステップS12)。最後に表示制御部16は、基準とする撮像部10の画像に撮影ガイド枠と測長位置を重畳した画像と、測長結果を表示部13に出力する(ステップS13)。
ステップS11では、距離算出部14において、ステップ10で取得した2つの画像からステレオ方式により距離算出が行われる。ステレオ方式は、略平行に並べた二台の撮像部でほぼ同じ領域を撮像し、得られた2つの画像間で対応する画素の視差を求め、視差を基に距離を算出するものである。ステレオ方式において、2つの画像間で対応する画素を求めることをステレオマッチングという。例えば、次のような処理を行う。
一方の画像のある画素について、他方の画像上を水平方向に走査することで画素マッチングを行う。画素マッチングは注目画素を中心としたブロック単位で行われ、ブロック内の画素の絶対値差分の総和をとるSAD(Sum of Absolute Difference)を計算し、SADの値が最小となるブロックを決定することで、一方の画像の注目画素に対応する他方の画像上の画素を求める。SADによる計算手法以外に、SSD(Sum of Squared Difference)やグラフカット、DP(Dynamic Programming)マッチングといった計算手法もある。対応画素が求まることでその画素の視差値がわかる。2つの撮像部が左右方向でなく、上下方向に配置されていた場合でも視差値は算出可能で、その場合は撮像画像の走査を水平方向に代えて垂直方向にすれば良い。
求めた視差値から、三角測量の原理に基づき式(1)によって距離値が算出される。ここで、Zは距離値、fは撮像部の焦点距離、bは2つの撮像部間の基線長、dは視差値である。
Figure 0006016226
以上で説明した距離算出は、画像全体について行ってもよいし、撮影ガイド枠の周辺位置について行ってもよい。この距離情報は、後述する長さ算出処理において用いられるため、長さ算出時に必要な領域の距離情報が取得できればよい。
図1(B)は、長さ算出部15の一構成例を示す機能ブロック図である。長さ算出部15は、特徴点検出部15−1と、基準点候補検出部15−2と、測長モード判定部15−3と、長さ計測部15−4と、入出力部15−5と、を有している。
ステップS12では、長さ算出部15において、図6に示す長さ算出処理フローチャートに基づいて長さ算出が行われる。
まず、特徴点検出部15−1が、撮像部10で取得した画像内から特徴点を検出する(ステップS20)。検出範囲は画像全体としてもよいし、撮影ガイド枠内もしくは撮影ガイド周辺に限定してもよい。特徴点検出は、ハリスのコーナー検出手法など一般的な特徴点検出手法によって行うことができる。特徴点検出手法はこれに限られず、画像から被写体の特徴点を検出できればどのような手法を用いてもよい。
次に、基準点候補検出部15−2が、検出した特徴点から測長を行う位置の基準点候補を検出する(ステップ21)。図3(B)の場合であれば、ユーザは撮影ガイド枠30、31の中央位置に被写体端点を合わせているはずであるので、撮影ガイド枠の中央位置に最も近い特徴点を基準点候補とする。
以上では、撮影ガイドを表示部に表示し、撮影ガイド枠内の特徴点から基準点候補を検出する方法を述べたが、表示部をタッチパネルとしてユーザが直接指で指定した点を基準点候補としてもよいし、キー操作によってカーソルを動かして基準点候補を指定してもよい。
次に、測長モード判定部15−3が、測長対象の判定を行う。つまり、1つの物体の長さや幅を測定する物体測長モードと、2つの物体の間隔を測定する間隔測長モードのいずれであるか判定する(ステップS22)。
物体測長モードは、図7に示すように、1つの被写体aの幅(線分70)を測定するような場合である。間隔測長モードは、図8に示すように被写体aと被写体bの端点の間隔(線分80)を測定するような場合である。
しかし、上記の方法で検出した基準点候補が、被写体上ではなく誤って背景側の位置となってしまうことがある。これは、特徴点検出により基準点候補を求めた場合、画像情報からは被写体と背景の区別はできず、被写体エッジ部分の特徴点が背景側に含まれることもあるためである。また、ユーザがタッチパネルやカーソルにより指定した場合は、ユーザの指定ミスが発生するためである。
例えば、物体測長モードであれば、ユーザは図7(B)に示す線分70を測定したいにも関わらず、線分71を測定してしまうような場合である。また、間隔測長モードであれば、図8(B)の線分80を測定したいにも関わらず、線分81を測定しまうような場合である。
これらの測定位置誤りを防ぐため、ステップS22では、上記2つの測長モードの自動判定を行うとともに、ステップ21で検出した基準点候補の位置修正を行う。
測長モードの判定は、距離値の勾配を参照して被写体の配置関係を推定して行う。例えば、図9に示すように、最初に見つけた基準点候補の位置を外側に延長した線分上を参照範囲とし、この線分上の距離は、参照範囲90の左側から「近い、遠い、近い」というように変化していることがわかる。したがって、参照範囲90の内側には物体が存在せず間隔測長を行っていると判断できる。反対に、参照範囲の距離が左側から「遠い、近い、遠い」というように変化した場合には、参照範囲の内側に物体が存在するので、物体測長を行っていると判断することができる。このとき、「近い」と「遠い」は、連続する位置の距離値変化が一定値以上であった場合、つまり、被写体のエッジ部分などで急激に距離値が変化した場合を判断する。これによって、1つの被写体の表面に凹凸がある場合などの誤判定を防ぐ。このように、長さ算出時に基準とする少なくとも2つの基準点の座標を、前記距離情報の位置依存性に基づいて修正し、修正した少なくとも2つの基準点間の長さを算出することができきる。
以上の方法で測長モードを判定し、測長モードに応じて基準点候補の位置を修正する。
いずれの測長モードであった場合でも、基準点は背景や後方に位置する物体上ではなく、手前に位置する物体上である必要がある。
そこで、物体測長モードであれば、基準点候補の距離が周辺の距離と比較して「遠い」と判断されていた場合、画面の中央方向に基準点候補をずらしていくことで、手前の被写体上の位置を新たな基準点とする。
また、間隔測長モードであれば、基準点候補の距離が周辺の距離と比較して「遠い」と判断されていた場合、画面の外側方向に基準点候補をずらしていき、手前の被写体上の位置を新たな基準点とする。
以上の方法で基準点が決定すると、長さ計測部15−4が、ステップS23において基準点間の長さを算出する。これらの処理を繰り返し、最終的には、入出力部15−5が、表示制御部16に、長さ情報を出力する。
1つの基準点の画像上2次元位置(u,v)と、基準点の距離Zと、撮像部の焦点距離fとから、基準点の空間上の3次元位置(X,Y,Z)は式(2)によって算出することができる。
Figure 0006016226
式(2)により算出した、2つの基準点の3次元位置をそれぞれP1(X1,Y1,Z1)、P2(X2,Y2,Z2)とすると、基準点間の長さLは式(3)によって算出される。
Figure 0006016226
以上に説明したように、本実施の形態における測長装置は、1つの物体の長さを測定する物体測長モードと、2つの物体の間隔を測定する間隔測長モードと、を自動判別し、判別した測長モードに応じて基準点の位置修正を行うことで、ユーザの望む位置の長さを精度よく測定することができる。また、撮影ガイドを表示し、撮影ガイドに測長したい被写体位置を合わせるようにすれば、ユーザの操作の負担を軽減しながら長さ測定が可能となる。
(第2の実施の形態)
上記第1の実施の形態では、測長モードを自動で判別する測長方法について説明した。しかし、以下に述べるように、測長モードをユーザが指定する方法によっても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
第2の実施の形態における測長装置は、第1の実施の形態と同様に図1(A)に示す構成を有する。処理は、図10で示される処理を行う。尚、図10において、図5、図6と同一の処理については同一の符号を付している。
以下に、本実施の形態における測長装置の処理方法を、図10のフローチャート図を用いて説明する。
まず、測長装置の使用開始時に、測長モードが選択される(ステップS30)。第1の実施の形態で述べたように、測長モードとは物体測長モードと間隔測長モードの2つである。測長モード選択方法は、ボタン操作やタッチパネル操作によって行うことができる。
次に、ステップS10、ステップS11は、第1の実施の形態で説明した内容と同一の処理が行われる。
次に、ステップS31の長さ算出処理が行われる。ステップS31内の処理は図6に示したフローチャート図における基準点候補検出(ステップS21)と測長モード判定(ステップS22)を、基準点検出(ステップS32)に変更したものである。ステップS32の基準点検出は、第1の実施の形態で説明したステップS21とステップS22の処理から測長モードの自動判別部分を除いた処理である。図1(B)の構成も同様に変更される。したがって、ステップS32では、ステップS30の情報に基づいて、基準点候補検出と、基準点候補の位置修正と、が同時に行われる。
最後のステップS13は、第1の実施の形態で説明した内容と同一の処理が行われる。
以上のように、測長モードを指定するようにしたことで、確実に測長モードがわかったうえで、第1の実施の形態と同様に所望の位置の長さを精度よく測定することができる。
(第3の実施の形態)
上記第1の実施の形態もしくは第2の実施の形態では、2つの撮像部10・11の2つの画像からステレオ方式により距離算出を行ったが、図11に示す測長装置100の構成のように、いずれかの撮像部(図11の構成例では、図1に示した第2の撮像部11)を測距部101に置き換えている。この場合、図11の画像処理部102は、図1で示した画像処理部12から距離算出部13を取り除いた構成となり、長さ算出部14には、測距部101から出力される距離情報が直接入力される。図1と図11で同じ構成の部分は同じ符号を付している。
図11の構成においても、図5のフローチャート図と同様の処理方法で、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。ただし、ステップS11の距離算出処理は測距部101による距離取得処理であり、ステップS10の画像取得と同時に行われる。
測距部101は、TOF(Time of Flight)方式に代表される赤外線を利用した手法を用いても良いし、距離情報を取得できるものであればどのような手法を用いても構わない。
TOF方式は、LED(Light Emitting Diode)などの光源から赤外線など眼に見えない光を照射し、その光が被写体などに当たり反射して返ってくる飛行時間を計測することで距離を測距するものである。その計測を細かく分割された領域毎に計測することで、一点だけでなく被写体の様々な部分の測距が可能となる。なお、飛行時間の測定の方法としては、レーザ光をパルス照射し、パルスを発射してから反射光が戻ってくるまでの時間を計測する方法や、照射する赤外線を変調し、照射したときの位相と、反射光との位相差から算出する方法などがある。
以上の3つの実施の形態で説明したように、本発明の測長装置によれば、少なくとも2つの撮像部により撮影した画像情報から算出するか、もしくは測距部により距離情報を取得し、取得した距離情報に基づいて被写体の位置関係を把握し、被写体の位置関係に基づいて、長さ算出時の基準とする少なくとも2つの基準点の位置を修正し、修正した基準点間の長さを算出することで、ユーザの望む位置の長さを精度よく測定することが可能となる。
なお、上記の実施の形態では、説明を分かり易くするため、物体測長モードと間隔測長モードとに分けて測長モードの判別を行ったが、この2つのモードに判別することは必須ではない。例えば、窓ガラスの幅を測長する場合には、窓ガラス自体の距離情報の取得が難しく、窓ガラスの向こう側の距離情報を取得し、窓ガラス部分は背景側として判断されてしまい、物体の幅の測長ではなく、2つの物体の間隔の測長であると判別されてしまう。しかし、実際には窓枠から窓枠の間隔を測定すれば窓ガラスの幅を測定したことと同等であるため、上記のように測長モードの判別を行う必要はない。
また、表示部に撮影ガイドを表示し、撮影ガイドに被写体位置を合わせるようにして測長を行うことで、ユーザは簡単で負担の少ない操作により測長が可能となる。また、そのときに撮影ガイド領域を拡大表示すれば、被写体の位置合わせが容易となる。
また、以上の説明では、スマートフォンなどの情報端末に本発明の測長装置を実装した例を述べたが、これに限られるものではなく、ディジタルカメラなど撮像部を備えた装置を用いることで、同様の効果を得ることができる。
上記の実施の形態において、添付図面に図示されている構成等については、これらに限定されるものではなく、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
また、本発明の各構成要素は、任意に取捨選択することができ、取捨選択した構成を具備する発明も本発明に含まれるものである。
また、本実施の形態で説明した機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。尚、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWW(World Wide Web)システムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また前記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。機能の少なくとも一部は、集積回路などのハードウェアで実現しても良い。
本発明は、測長装置に利用可能である。
1 測長装置
10 第1撮像部
11 第2撮像部
12 画像処理部
13 表示部
14 距離算出部
15 長さ算出部
15−1 特徴点検出部
15−2 基準点候補検出部
15−3 測長モード判定部
15−4 長さ計測部
15−5 入出力部
16 表示制御部
20 被写体
30 撮影ガイド枠
31 撮影ガイド枠
32 測長位置
33 表示領域
34 表示領域
35 ボタン
70 線分
71 線分
80 線分
81 線分
90 参照範囲
100 測長装置
101 測距部
102 画像処理部

Claims (9)

  1. 撮像部で撮影された画像情報に画像処理をする画像処理部と、
    前記画像処理部で画像処理された画像情報を表示する表示部と、
    を備える測長装置であって、
    前記画像処理部は、
    前記撮像部で撮影された画像情報に基づいて距離情報を算出する距離算出部と、
    前記画像上の少なくとも2つの基準点間の長さを算出する長さ算出部と、
    前記画像情報と前記長さの算出結果とを前記表示部に出力する表示制御部とを有し、
    前記表示制御部は、前記撮像部で前記基準点を撮影する際に補助として用いる撮影ガイドを出力することを特徴とする測長装置。
  2. 前記撮影ガイド付近の領域を拡大し、前記表示部の一部に表示することを特徴とする、請求項1に記載の測長装置。
  3. 前記長さ算出部は、
    前記撮像部で取得した画像内から特徴点を検出する特徴点検出部と、
    検出した特徴点から測長を行う位置の基準点候補を検出する基準点候補検出部と、
    測長対象の判定を行う測長モード判定部と、
    基準点間の長さを算出する長さ計測部と
    を有することを特徴とする請求項1または2に記載の測長装置。
  4. さらに、測距部を有し、
    前記距離算出部は、前記測距部により距離情報を算出することを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の測長装置。
  5. 前記長さ算出部は、
    前記長さを算出する時に基準とする少なくとも2つの基準点の座標を、前記距離情報の位置依存性に基づいて修正することを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項に記載の測長装置。
  6. 前記撮像部は、1つの撮像部により構成されていることを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載の測長装置。
  7. 前記撮像部は、第1及び第2の少なくとも2つの撮像部を有することを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載の測長装置。
  8. 撮影された画像情報に画像処理をする画像処理ステップと、
    前記画像処理ステップで画像処理された画像情報を表示する表示ステップと
    を有し、
    前記画像処理ステップは、
    撮影された画像情報に基づいて距離情報を算出する距離算出ステップと、
    前記画像上の少なくとも2つの基準点間の長さを算出する長さ算出ステップと、
    前記画像情報と前記長さの算出結果とを出力する表示制御ステップとを有し、
    前記表示制御ステップは、前記基準点を撮影する際に補助として用いる撮影ガイドを重畳して出力することを特徴とする測長方法。
  9. 請求項8に記載の測長方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2012085773A 2012-03-29 2012-04-04 測長装置、測長方法、プログラム Active JP6016226B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012085773A JP6016226B2 (ja) 2012-04-04 2012-04-04 測長装置、測長方法、プログラム
PCT/JP2013/057013 WO2013146269A1 (ja) 2012-03-29 2013-03-13 画像撮像装置、画像処理方法およびプログラム
US14/387,952 US10091489B2 (en) 2012-03-29 2013-03-13 Image capturing device, image processing method, and recording medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012085773A JP6016226B2 (ja) 2012-04-04 2012-04-04 測長装置、測長方法、プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013217662A JP2013217662A (ja) 2013-10-24
JP6016226B2 true JP6016226B2 (ja) 2016-10-26

Family

ID=49589941

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012085773A Active JP6016226B2 (ja) 2012-03-29 2012-04-04 測長装置、測長方法、プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6016226B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6624880B2 (ja) * 2015-10-19 2019-12-25 キヤノン株式会社 画像処理方法および画像処理装置
JP6831792B2 (ja) 2015-11-16 2021-02-17 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 撮像装置、および、撮像システム
US20190277624A1 (en) * 2016-09-30 2019-09-12 Nec Corporation Information processing device, length measurement method, and program storage medium
WO2018061927A1 (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 日本電気株式会社 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム記憶媒体
JP2017075961A (ja) * 2016-12-14 2017-04-20 株式会社sizebook 携帯情報装置、寸法測定方法、および寸法測定プログラム
JP2018156617A (ja) * 2017-03-15 2018-10-04 株式会社東芝 処理装置および処理システム
WO2019045089A1 (ja) * 2017-09-04 2019-03-07 日本電気株式会社 情報処理装置、長さ測定システム、長さ測定方法およびプログラム記憶媒体
JP2019158519A (ja) * 2018-03-12 2019-09-19 株式会社あかつき 測定装置、測定方法及び測定プログラム
WO2019176090A1 (ja) * 2018-03-16 2019-09-19 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント 身体サイズ推定装置、身体サイズ推定方法及びプログラム
EP4016162A4 (en) * 2019-08-13 2022-10-12 FUJIFILM Corporation ENDOSCOPIC SYSTEM AND METHODS OF OPERATION THEREOF
US11080879B1 (en) * 2020-02-03 2021-08-03 Apple Inc. Systems, methods, and graphical user interfaces for annotating, measuring, and modeling environments

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4851364B2 (ja) * 2007-03-01 2012-01-11 公益財団法人鉄道総合技術研究所 列車前方鉄道信号・標識認識装置
JP5073564B2 (ja) * 2008-04-15 2012-11-14 オリンパス株式会社 計測用内視鏡装置およびプログラム
JP5018980B2 (ja) * 2010-04-08 2012-09-05 カシオ計算機株式会社 撮像装置、長さ測定方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013217662A (ja) 2013-10-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6016226B2 (ja) 測長装置、測長方法、プログラム
WO2013146269A1 (ja) 画像撮像装置、画像処理方法およびプログラム
JP6075122B2 (ja) システム、画像投影装置、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
US8388146B2 (en) Anamorphic projection device
CN110035218B (zh) 一种图像处理方法、图像处理装置及拍照设备
JP6620394B2 (ja) 制御装置、制御方法及びプログラム
JP6502511B2 (ja) 計算装置、計算装置の制御方法および計算プログラム
US9807299B2 (en) Image capture methods and systems with positioning and angling assistance
US20160054859A1 (en) User interface apparatus and control method
TW201510771A (zh) 指向位置偵測裝置及其方法、程式及電腦可讀取紀錄媒體
JP2010093422A (ja) 撮像装置
WO2016025328A1 (en) Systems and methods for depth enhanced and content aware video stabilization
US9921054B2 (en) Shooting method for three dimensional modeling and electronic device supporting the same
CN112739976B (zh) 尺寸测量装置以及尺寸测量方法
JP6804056B2 (ja) 投写型表示装置、投写型表示装置の制御方法、及びプログラム
CN113052919A (zh) 一种视觉传感器的标定方法及装置、电子设备和存储介质
JP2016217944A (ja) 計測装置、および計測方法
US20170302908A1 (en) Method and apparatus for user interaction for virtual measurement using a depth camera system
JP2013207745A (ja) 画像撮像装置、画像処理方法およびプログラム
JP6789899B2 (ja) 計測装置および計測装置の作動方法
KR100879328B1 (ko) 카메라를 이용한 핑거 뎁스 조절 장치 및 방법과 카메라를 이용한 핑거 뎁스 조절 장치를 갖는 터치 스크린
JP6478641B2 (ja) 画像処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP6679430B2 (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法及びプログラム
JP2018032991A (ja) 画像表示装置、画像表示方法及び画像表示用コンピュータプログラム
JP2020187557A (ja) 温度画像表示装置、温度画像表示システムおよび温度画像表示プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160405

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160524

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160614

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160801

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20160816

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160823

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20160822

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160921

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6016226

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150