JP6011694B2 - Mathematical expression display control apparatus and program - Google Patents
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Description
本発明は、数式入力装置及びプログラムに関する。 The present invention relates to a mathematical expression input device and a program.
従来、関数電卓などの数式入力装置においては、入力済みの複数の数式構成部分を別々にコピーしてクリップボードに保存し、所望の数式構成部分をペーストすることができるようになっている(例えば特許文献1参照)。より詳細には、この特許文献1記載の技術では、コピーされた数式構成部分を番号に対応付けて保存しておき、ユーザによって番号が指定されると、指定番号に対応する数式構成部分をカーソル位置にペーストするようになっている。
2. Description of the Related Art Conventionally, in mathematical expression input devices such as scientific calculators, a plurality of inputted mathematical formula components can be copied separately and saved on a clipboard, and desired mathematical formula components can be pasted (for example, patents). Reference 1). More specifically, in the technique described in
しかしながら、特許文献1記載の技術では、記憶された数式構成部分の内容と、その番号との対応関係をユーザが覚えておくか、或いは、一旦ディスプレイに表示させる必要があるため、容易にペースト操作を行うことができない。
However, in the technique described in
本発明の課題は、コピーされた複数の数式構成部分を容易にペーストすることのできる数式入力装置及びプログラムを提供することである。 An object of the present invention is to provide a mathematical expression input device and a program capable of easily pasting a plurality of copied mathematical formula components.
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、数式表示制御装置において、
数式を表示する数式表示手段と、
ユーザ操作に基づいて、前記数式表示手段により表示された数式における何れかの数式構成部分と、複数色のうちの何れかの色とを指定すると、前記指定された数式構成部分と前記指定された色とを対応づけて記憶する制御を行う数式・色対応記憶制御手段と、
前記数式表示手段に表示された数式のうち、前記指定された数式構成部分を、前記指定された色で識別表示させる数式部分色識別表示制御手段と、
ユーザ操作に応じて、前記数式・色対応記憶制御手段により数式構成部分に対応付けて記憶された何れかの色を指定色として指定し、前記数式表示手段により表示されたいずれかの位置を指定位置として指定すると、前記数式部分色識別表示制御手段により当該指定色と同じ色で識別表示された数式構成部分を、当該指定位置にペーストする色数式部分貼付手段と、
を備えることを特徴とする。
In order to solve the above problems, the invention according to
And formulas display means for displaying the number equation,
Based on a user operation above, and any of formulas components in equation displayed by the mathematical expression display means, specifying the one color among the plurality of colors, the front SL specified by the formula components Formula / color correspondence storage control means for performing control to store the specified color in association with each other;
Of the mathematical formulas displayed on the mathematical formula display means, a mathematical formula part color identification display control means for identifying and displaying the designated mathematical formula component in the designated color;
In response to a user operation, any one of the colors stored in association with the formula component is designated as the designated color by the formula / color correspondence storage control means, and any position displayed by the formula display means is designated. designated as position result, an identification displayed mathematical expression components in the same color as the designated color by the equation partial color identifying display control means, and color formulas portion sticking means you paste to the designated position,
It is characterized by providing.
本発明によれば、コピーされた複数の数式構成部分を容易にペーストすることができる。 According to the present invention, a plurality of copied mathematical formula components can be easily pasted.
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態の一例を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。 Hereinafter, an example of an embodiment according to the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. However, the scope of the invention is not limited to the illustrated examples.
[1.第1実施形態]
まず、第1実施形態における電子機器の構成を説明する。
[1. First Embodiment]
First, the configuration of the electronic device in the first embodiment will be described.
[1.1 外観構成]
図1は、本発明に係る電子機器を適用した関数電卓1の概略構成を示す平面図である。
この図に示すように、関数電卓1は、各種キー群を有する入力キー群2と、ディスプレイ3と、を備えている。
[1.1 External configuration]
FIG. 1 is a plan view showing a schematic configuration of a
As shown in the figure, the
入力キー群2は、ユーザから数値や演算記号等の数式構成要素の入力操作を受けたり、各種処理の指示操作を受けたりするためのキー群であり、それぞれ固有の機能を割り当てられた複数のキーを備えている。本実施の形態においては、入力キー群2は、テンキー20や演算記号キー21、カーソルキー22、EXEキー23、DELキー24等を備えている。
The
このうち、テンキー20は数値の入力操作を受けるキーであり、演算記号キー21は四則演算の演算子や括弧などの入力操作を受けるキーである。
Among these, the
カーソルキー22は、ディスプレイ3内で編集対象位置や選択対象位置を示すカーソルを所定の方向に移動させる場合等に押下されるキーであり、本実施の形態においては、上下左右の4方向について入力可能に構成されている。
The
EXEキー23は、処理の実行指示や決定指示の入力操作を受けるキーであり、例えば数式の入力後には演算処理の実行を指示するキーとして機能するようになっている。DELキー24は、ディスプレイ3に表示されている数値や演算記号などの削除操作を受けるキーである。
The EXE key 23 is a key that receives an input operation of a process execution instruction or a determination instruction. For example, after the mathematical expression is input, the EXE key 23 functions as a key that instructs the execution of the arithmetic process. The
ディスプレイ3は、LCD(Liquid Crystal Display)やELD(Electronic Luminescent Display)等により構成されており、入力キー群2などの操作に応じた文字や符号、数式、演算結果などの他、関数電卓1を使用するために必要な各種データを表示するようになっている。なお、本実施の形態におけるディスプレイ3には、タッチパネル30が表示画面全面に亘って一体的に設けられている。
The
[1.2 機能構成]
続いて、関数電卓1の機能構成を説明する。
図2は、関数電卓1の概略的な機能構成を示すブロック図である。
[1.2 Functional configuration]
Next, the functional configuration of the
FIG. 2 is a block diagram illustrating a schematic functional configuration of the
この図に示すように、関数電卓1は、入力部14と、表示部15と、RAM(Random Access Memory)12と、記憶部13と、CPU(Central Processing Unit)11と、を備えて構成されている。
As shown in FIG. 1, the
入力部14は、上述の入力キー群2やタッチパネル30を備えており、押下されたキーやタッチパネル30の位置に対応する操作信号をCPU11に出力するようになっている。
The
表示部15は、上述のディスプレイ3を備えており、CPU11からの表示信号に従って各種情報をディスプレイ3に表示するようになっている。
The
RAM12は、情報を一時的に格納する揮発性のメモリであり、実行される各種プログラムやこれら各種プログラムに係るデータ等を格納する複数のワークエリアを有する。例えば、本実施の形態におけるRAM12は、ワークエリアとして色別コピーバッファ120などを有するようになっている。
The
色別コピーバッファ120には、図3に示すように、複数種類の色の何れかに対し、後述の計算処理(図4参照)においてコピー対象とされた数式構成部分が対応付けて記憶されるようになっている。ここで、数式構成部分とは、数式内に含まれる一纏まりの部分であり、1つの記号(文字や数字を含む)から構成されても良いし、2以上の連続する記号から構成されても良い。
As shown in FIG. 3, the color-
記憶部13は、ROM(Read Only Memory)等により構成される不揮発性のメモリであり、各種プログラム及び各種データを記憶している。具体的には、記憶部13は、本発明に係るプログラムとしての計算プログラム130を記憶している。
The
計算プログラム130は、後述の計算処理(図4参照)をCPU11に実行させるためのプログラムである。
The
CPU11は、関数電卓1の各部を中央制御する。具体的には、CPU11は、記憶部13に記憶されているシステムプログラム及び各種アプリケーションプログラムの中から指定されたプログラムをRAM12に展開し、RAM12に展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行する。
The
[1.3 関数電卓の動作]
続いて、関数電卓1の動作について説明する。
[1.3 Operation of scientific calculator]
Next, the operation of the
図4は、計算処理の動作を説明するためのフローチャートである。なお、この計算処理は、ユーザにより入力部14を介して計算処理の実行指示が入力されると、記憶部13から計算プログラム130が読み出されてRAM12に適宜展開される結果、当該計算プログラム130とCPU11との協働によって実行される。
FIG. 4 is a flowchart for explaining the operation of the calculation process. In this calculation process, when a user inputs a calculation process execution instruction via the
この図に示すように、計算処理においては、まずCPU11は、色別コピーバッファ120における各色で表されたカラーチャート31(図5参照)をディスプレイ3に表示させるとともに、ユーザ操作を検知し(ステップS1)、検知されたユーザ操作が数式の入力操作であるか否かを判定する(ステップS2)。ここで、本実施の形態においては、数式の入力操作には、数式の編集操作が含まれる。
As shown in this figure, in the calculation process, the
このステップS2においてユーザ操作が数式の入力操作であると判定した場合(ステップS2;Yes)には、CPU11は、入力操作に応じた数式構成部分をディスプレイ3のカーソル位置に入力して表示させる(ステップS3)。
When it is determined in step S2 that the user operation is a mathematical expression input operation (step S2; Yes), the
次に、CPU11は、色別コピーバッファ120に数式構成部分が記憶されているか否かを判定し(ステップS4)、記憶されていないと判定した場合(ステップS4;No)にはステップS1に移行する。
Next, the
また、ステップS4において色別コピーバッファ120に数式構成部分が記憶されていると判定した場合(ステップS4;Yes)には、CPU11は、色付きで識別表示された数式構成部分(色別コピーバッファ120に記憶された数式構成部分)内にカーソル位置(入力位置、編集位置)が含まれるか否か、つまりカーソル位置を含む数式構成部分が色付きで識別表示されているか否かを判定する(ステップS5)。ここで、数式構成部分が色付きで識別表示されるとは、本実施の形態においては、数式構成部分がカラーチャート31における何れかの色で識別表示されることを言い、好ましくは数式構成部分がカラーチャート31の色でマーカ表示されることを言う。但し、数式構成部分自体がカラーチャート31の色で表示されても良いし、数式構成部分がカラーチャート31の色の下線付きで表示されても良い。
If it is determined in step S4 that the formula component part is stored in the color-specific copy buffer 120 (step S4; Yes), the
このステップS5において色付きで識別表示された数式構成部分内にカーソル位置(入力位置、編集位置)が含まれないと判定した場合(ステップS5;No)には、CPU11は、入力済みの数式から抽出可能な各数式構成部分と、色別コピーバッファ120に記憶された各数式構成部分とを比較する(ステップS6)。
When it is determined in step S5 that the cursor position (input position, edit position) is not included in the mathematical expression component that is identified and displayed in color (step S5; No), the
次に、CPU11は、入力済みの数式から抽出可能な各数式構成部分と、色別コピーバッファ120に記憶された各数式構成部分とに共通の数式構成部分が存在するか否かを判定し(ステップS7)、存在しないと判定した場合(ステップS7;No)にはステップS1に移行する。
Next, the
また、ステップS7において入力済みの数式から抽出可能な各数式構成部分と、色別コピーバッファ120に記憶された各数式構成部分とに共通の数式構成部分が存在すると判定した場合(ステップS7;Yes)には、CPU11は、共通の数式構成部分のうち、最長の数式構成部分に色別コピーバッファ120で対応付けられた対応色を検出し、入力済みの数式における当該数式構成部分(共通かつ最長の数式構成部分)を当該対応色の色付きで識別表示させ(ステップS8)、ステップS1に移行する。
If it is determined in step S7 that there is a common formula component in each formula component that can be extracted from the entered formula and each formula component stored in the color-specific copy buffer 120 (step S7; Yes) ), The
また、上述のステップS5において色付きで識別表示された数式構成部分内にカーソル位置(入力位置、編集位置)が含まれると判定した場合(ステップS5;Yes)には、CPU11は、ステップS3での入力編集(修正)後の当該数式構成部分(カーソル位置の含まれる色付きの数式構成部分)を指定範囲として設定した後(ステップS10)、カラーチャート31の各表示色のうち、色別コピーバッファ120において編集(修正)前の数式構成部分に対応付けられた対応色とは異なる色を指定色として設定し(ステップS11)、後述のステップS21に移行する。ここで、本実施の形態においては、数式構成部分が範囲指定されると、当該数式構成部分がコピー対象として記憶されることとなる。これにより、色別コピーバッファ120に記憶された数式構成部分が編集(修正)される場合には、編集後の数式構成部分は、後述のステップS21以降の処理において、カラーチャート31の各表示色のうち、色別コピーバッファ120により編集前の数式構成部分に対応付けられた対応色とは異なる色に対応付けられて、改めて色別コピーバッファ120に記憶されることとなる。なお、このステップS11において設定される指定色としては、編集前の数式構成部分に対応付けられた対応色の補色などを用いることができる。
If it is determined that the cursor position (input position, edit position) is included in the mathematical expression component identified and displayed in color in step S5 (step S5; Yes), the
また、上述のステップS2においてユーザ操作が数式の入力操作でないと判定した場合(ステップS2;No)には、CPU11は、ユーザ操作が数式構成部分の範囲指定操作、及びカラーチャート31による何れかの表示色の指定操作であるか否かを判定する(ステップS20)。
When it is determined in step S2 that the user operation is not a mathematical expression input operation (step S2; No), the
このステップS20においてユーザ操作が範囲指定操作及び表示色の指定操作であると判定した場合(ステップS20;Yes)には、CPU11は、指定範囲の数式構成部分を指定色に対応付けて色別コピーバッファ120に記憶させる(ステップS21)。
If it is determined in step S20 that the user operation is a range specifying operation and a display color specifying operation (step S20; Yes), the
次に、CPU11は、ディスプレイ3に表示されている数式のうち、範囲指定された数式構成部分と、その同内容(同値。等価)の数式構成部分とをそれぞれ指定色で識別表示させ(ステップS23)、ステップS1に移行する。これにより、色別コピーバッファ120に記憶された数式構成部分の対応色によって、当該数式構成部分と同内容の各数式構成部分が識別表示されることとなる。
Next, the
また、上述のステップS20においてユーザ操作が範囲指定操作及び表示色の指定操作でないと判定した場合(ステップS20;No)には、CPU11は、ユーザ操作がカラーチャート31による何れかの表示色の指定操作、及び、その色領域についてのドラッグ操作(またはカラーチャート31による何れかの表示色の指定操作、及びペースト位置の指定操作)であるか否かを判定する(ステップS31)。ここで、本実施の形態においては、カラーチャート31の表示色の指定操作の後、色領域がドラッグされると、その色に対応する数式構成部分がドラッグ操作による指定位置(ドラッグ操作の終了位置)にペーストされることとなる。同様に、カラーチャート31の表示色の指定操作の後、ペースト位置の指定操作が行われると、その色に対応する数式構成部分が指定位置にペーストされることとなる。
When it is determined in step S20 that the user operation is not a range specifying operation and a display color specifying operation (step S20; No), the
このステップS31においてユーザ操作が色指定操作及びドラッグ操作(または色指定操作及びペースト位置の指定操作)であると判定した場合(ステップS31;Yes)には、CPU11は、色別コピーバッファ120において指定色に対応付けられた数式構成部分を指定位置(ドラッグ操作またはペースト位置指定操作による指定位置)にペーストして入力(挿入)する(ステップS32)。
If it is determined in step S31 that the user operation is a color designation operation and a drag operation (or a color designation operation and a paste position designation operation) (step S31; Yes), the
次に、CPU11は、ペーストされた数式構成部分を指定色、つまり色別コピーバッファ120において当該数式構成部分に対応付けられた対応色で識別表示させる(ステップS33)。
Next, the
次に、CPU11は、色付きで識別表示されていた数式構成部分内にペースト位置が含まれるか否か、つまりペースト位置を含む数式構成部分が色付きで識別表示されているか否かを判定し(ステップS34)、含まれないと判定した場合(ステップS34;No)にはステップS1に移行する。
Next, the
また、ステップS34において色付きで識別表示されていた数式構成部分内にペースト位置が含まれると判定した場合(ステップS34;Yes)には、CPU11は、当該数式構成部分と、ペーストされた数式構成部分とを乗算された状態に表示させるとともに、乗算後の数式構成部分を指定範囲に設定して(ステップS35)、ステップS11に移行する。なお、ステップS35においてCPU11は、色付きで識別表示されていた数式構成部分と、ペーストされた数式構成部分とが同一である場合には、この数式構成部分を累乗形式に変換して表示させる。これにより、累乗形式で入力表示された数式構成部分は、ステップS11以降の処理において、カラーチャート31の各表示色のうち、色別コピーバッファ120により累乗形式への変換前の数式構成部分に対応付けられた対応色とは異なる色に対応付けられて、改めて色別コピーバッファ120に記憶されることとなる。
If it is determined in step S34 that the paste position is included in the mathematical expression component identified and displayed in color (step S34; Yes), the
また、上述のステップS31においてユーザ操作が色指定操作及びドラッグ操作(または色指定操作及びペースト位置の指定操作)でないと判定した場合(ステップS31;No)には、CPU11は、ユーザ操作が数式構成部分の指定操作及び因数分解の実行操作であるか否かを判定する(ステップS41)。
If it is determined in step S31 that the user operation is not a color designation operation and a drag operation (or a color designation operation and a paste position designation operation) (step S31; No), the
このステップS41においてユーザ操作が数式構成部分の指定操作及び因数分解の実行操作であると判定した場合(ステップS41;Yes)には、CPU11は、表示された数式のうち、ユーザ操作により指定された数式構成部分を因数分解して表示させる(ステップS42)。なお、数式構成部分を因数分解する手法としては、従来より公知の手法を用いることができる。
If it is determined in step S41 that the user operation is an operation for specifying a mathematical expression component and an execution operation for factorization (step S41; Yes), the
次に、CPU11は、色付きで識別表示されていた数式構成部分が因数分解されたか否かを判定し(ステップS43)、色付きで識別表示されていた数式構成部分が因数分解されていないと判定した場合(ステップS43;No)には、ステップS1に移行する。
Next, the
また、ステップS43において色付きで識別表示されていた数式構成部分が因数分解されたと判定した場合(ステップS43;Yes)には、CPU11は、因数分解後の数式構成部分を指定範囲として設定した後(ステップS44)、カラーチャート31の各表示色のうち、色別コピーバッファ120において因数分解前の数式構成部分に対応付けられた対応色とは異なる色を指定色として設定し(ステップS45)、ステップS21に移行する。これにより、色別コピーバッファ120に記憶された数式構成部分が因数分解される場合には、因数分解後の数式構成部分は、ステップS21以降の処理において、カラーチャート31の各表示色のうち、色別コピーバッファ120により因数分解前の数式構成部分に対応付けられた対応色とは異なる色に対応付けられて、改めて色別コピーバッファ120に記憶されることとなる。なお、ステップS45において設定される指定色としては、編集前の数式構成部分に対応付けられた対応色の同系色などを用いることができる。
If it is determined in step S43 that the mathematical expression component that is identified and displayed with color has been factorized (step S43; Yes), the
また、上述のステップS41においてユーザ操作が数式構成部分の指定及び因数分解の実行の操作でないと判定した場合(ステップS41;No)には、CPU11は、ユーザ操作が終了操作であるか否かを判定する(ステップS51)。
Further, when it is determined in step S41 described above that the user operation is not an operation of designating a mathematical expression component and performing factorization (step S41; No), the
そして、このステップS51においてユーザ操作が終了操作でないと判定した場合(ステップS51;No)には、CPU11は、ユーザ操作に応じた処理を行う一方、ユーザ操作が終了操作であると判定した場合(ステップS51;Yes)には計算処理を終了する。
If it is determined in step S51 that the user operation is not an end operation (step S51; No), the
[1.4 動作例]
続いて、図面を参照しつつ、上述した関数電卓1の動作を具体的に説明する。なお、以下の動作例で参照する図中、ディスプレイ3の表示画面において破線で囲まれている領域は、この領域に対する符号の対応色(「Lb」:水色(Light blue)、「B」:青色(Blue)、「P」:ピンク(Pink)、「R」:赤色(Red)、「Y」:黄色「Yellow」、「V」:バイオレット(Violet))によって当該領域内の文字が表示されていることを示している。
[1.4 Operation example]
Next, the operation of the
(動作例1)
まず図5(a)に示すように、計算処理が実行されると、カラーチャート31がディスプレイ3に表示される。
(Operation example 1)
First, as shown in FIG. 5A, when the calculation process is executed, the
次に、ユーザが数式「x=2y+1」,「2y+1=7x+5」、「z^2=5」を入力すると(ステップS2;Yes)、入力操作に応じた数式がディスプレイ3のカーソル位置に入力されて表示される(ステップS3)。
Next, when the user inputs mathematical formulas “x = 2y + 1”, “2y + 1 = 7x + 5”, “z ^ 2 = 5” (step S2; Yes), the mathematical formula corresponding to the input operation is entered at the cursor position on the
次に、ユーザが数式構成部分「2y+1」の範囲指定操作、及びカラーチャート31の表示色「ピンク」の指定操作を行うと(ステップS20;Yes)、指定範囲の数式構成部分「2y+1」が指定色「ピンク」に対応付けられて色別コピーバッファ120に記憶される(ステップS21)。次に、図5(b)に示すように、ディスプレイ3に表示されている数式のうち、範囲指定された数式構成部分「2y+1」(図中、1行目の数式部分を参照)と、その同内容の数式構成部分「2y+1」(図中、2行目の数式部分を参照)とがそれぞれ指定色「ピンク」で識別表示される(ステップS23)。なお、本動作例においては、数式構成部分が色に対応付けられて色別コピーバッファ120に記憶されると、カラーチャート31における当該色の領域が太線で囲まれて識別表示されるようになっている。
Next, when the user performs a range designation operation for the mathematical expression component “2y + 1” and a designation operation for the display color “pink” of the color chart 31 (step S20; Yes), the mathematical expression component “2y + 1” in the designated range is designated. It is associated with the color “pink” and stored in the color-specific copy buffer 120 (step S21). Next, as shown in FIG. 5B, among the mathematical formulas displayed on the
次に、図5(c)に示すように、ユーザがカラーチャート31の表示色「ピンク」の指定操作、及び、「ピンク」の色領域についてのドラッグ操作を行うと(ステップS31;Yes)、色別コピーバッファ120において指定色「ピンク」に対応付けられた数式構成部分「2y+1」が指定位置にペーストされて入力(挿入)され(ステップS32)、ペーストされた数式構成部分「2y+1」が指定色「ピンク」で識別表示される(ステップS33)。なお、本動作例においては、色領域についてドラッグ操作を行うと、色別コピーバッファ120において当該色に対応付けられた数式構成部分がポインタ近傍に表示されるようになっている(図中の下端部の「2y+1」を参照)。
Next, as shown in FIG. 5C, when the user performs an operation for specifying the display color “pink” of the
次に、図6(a)に示すように、ユーザが改めてカラーチャート31の表示色「ピンク」の指定操作、及び、「ピンク」の色領域についてのドラッグ操作を行うと(ステップS31;Yes)、色別コピーバッファ120において指定色「ピンク」に対応付けられた数式構成部分「2y+1」が指定位置にペーストされて入力(挿入)される(ステップS32)。
Next, as shown in FIG. 6A, when the user again performs an operation for specifying the display color “pink” of the
次に、色付きで識別表示されていた数式構成部分「2y+1」内にペースト位置が含まれると判定され(ステップS34;Yes)、当該数式構成部分「2y+1」と、ペーストされた数式構成部分「2y+1」とが累乗形式に変換されて表示されるとともに、乗算後の数式構成部分「(2y+1)2」が指定範囲に設定される(ステップS35)。 Next, it is determined that the paste position is included in the mathematical expression component “2y + 1” that is identified and displayed with color (step S34; Yes), the mathematical expression component “2y + 1”, and the pasted mathematical expression component “2y + 1”. "Is displayed after being converted to a power form, and the mathematical expression component" (2y + 1) 2 "after multiplication is set in the designated range (step S35).
次に、カラーチャート31の各表示色のうち、色別コピーバッファ120において編集前の数式構成部分「2y+1」に対応付けられた対応色「ピンク」とは異なる色「水色」が指定色として設定され(ステップS11)、指定範囲の数式構成部分「(2y+1)2」が指定色「水色」に対応付けられて色別コピーバッファ120に記憶されるとともに(ステップS21)、ディスプレイ3に表示されている数式のうち、範囲指定された数式構成部分「(2y+1)2」が指定色「水色」で識別表示される(ステップS23)。
Next, among the display colors of the
また、図5(c)に示した状態から、ユーザが数式構成部分「2y+1」の編集操作を行うと(ステップS2;Yes)、図6(b),(c)に示すように、操作に応じて数式構成部分「2y+1」の「y」が「x」に変更されて表示される(ステップS3)。 In addition, when the user performs an editing operation on the mathematical expression component “2y + 1” from the state shown in FIG. 5C (step S2; Yes), the operation is performed as shown in FIGS. 6B and 6C. Accordingly, “y” in the mathematical expression component “2y + 1” is changed to “x” and displayed (step S3).
次に、色付きで識別表示された数式構成部分「2x+1」内にカーソル位置(入力位置、編集位置)が含まれると判定され(ステップS5;Yes)、当該数式構成部分「2x+1」が指定範囲として設定された後(ステップS10)、カラーチャート31の各表示色のうち、色別コピーバッファ120において編集前の数式構成部分「2y+1」に対応付けられた対応色「ピンク」とは異なる色「青」が指定色として設定される(ステップS11)。そして、指定範囲の数式構成部分「2x+1」が指定色「青」に対応付けられて色別コピーバッファ120に記憶されるとともに(ステップS21)、ディスプレイ3に表示されている数式のうち、範囲指定された数式構成部分「2x+1」が指定色「青」で識別表示される(ステップS23)。
Next, it is determined that the cursor position (input position, editing position) is included in the mathematical expression component “2x + 1” that is identified and displayed in color (step S5; Yes), and the mathematical expression component “2x + 1” is set as the designated range. After the setting (step S10), among the display colors of the
次に、図6(c)に示すように、ユーザがカラーチャート31の表示色「青」の指定操作、及び、「青」の色領域についてのドラッグ操作を行うと(ステップS31;Yes)、色別コピーバッファ120において指定色「青」に対応付けられた数式構成部分「2x+1」が指定位置にペーストされて入力(挿入)される(ステップS32)。
Next, as shown in FIG. 6C, when the user performs an operation of specifying the display color “blue” of the
(動作例2)
まず図7に示すように、計算処理が実行されると、カラーチャート31がディスプレイ3に表示される。
(Operation example 2)
First, as shown in FIG. 7, when the calculation process is executed, the
次に、図中の1行目に示すように、ユーザが数式「x2−9=6x−18」を入力すると(ステップS2;Yes)、入力操作に応じた数式がディスプレイ3のカーソル位置に入力されて表示される(ステップS3)。なお、この図では、数式の表示状態が変更された場合に、変更前後の数式を上下に並べて図示している。
Next, as shown in the first line in the figure, when the user inputs the mathematical expression “x2-9 = 6x-18” (step S2; Yes), the mathematical expression corresponding to the input operation is input at the cursor position on the
次に、ユーザが「x2−9」の数式構成部分について範囲指定を行って色「赤」の指定を行うと(ステップS20;Yes)、指定範囲の数式構成部分「x2−9」が指定色「赤」に対応付けられて色別コピーバッファ120に記憶される(ステップS21)。そして、ディスプレイ3に表示されている数式のうち、範囲指定された数式構成部分「x2−9」が指定色「赤」で識別表示される(ステップS23)。
Next, when the user designates the range for the formula component of “x2-9” and designates the color “red” (step S20; Yes), the formula component “x2-9” in the designated range is designated color. It is associated with “red” and stored in the color-specific copy buffer 120 (step S21). Then, among the mathematical formulas displayed on the
同様に、ユーザが「6x−18」の数式構成部分について範囲指定を行って色「青」の指定を行うと(ステップS20;Yes)、指定範囲の数式構成部分「6x−18」が指定色「青」に対応付けられて色別コピーバッファ120に記憶される(ステップS21)。そして、ディスプレイ3に表示されている数式のうち、範囲指定された数式構成部分「6x−18」が指定色「青」で識別表示される(ステップS23)。
Similarly, when the user designates the range for the formula component of “6x-18” and designates the color “blue” (step S20; Yes), the formula component “6x-18” of the designated range is designated color. It is associated with “blue” and stored in the color-specific copy buffer 120 (step S21). Then, among the mathematical formulas displayed on the
次に、ユーザが数式構成部分「x2−9」の指定操作及び因数分解の実行操作を行うと(ステップS41;Yes)、図中の2行目に示すように、指定された数式構成部分「x2−9」が「(x+3)(x−3)」に因数分解されて表示される(ステップS42)。次に、色付きで識別表示されていた数式構成部分「x2−9」が因数分解されたと判定され(ステップS43;Yes)、因数分解後の数式構成部分「(x+3)(x−3)」が指定範囲として設定された後(ステップS44)、カラーチャート31の各表示色のうち、色別コピーバッファ120において因数分解前の数式構成部分「x2−9」に対応付けられた対応色「赤」とは異なる色「ピンク」が指定色として設定される(ステップS45)。そして、指定範囲の数式構成部分「(x+3)(x−3)」が指定色「ピンク」に対応付けられて色別コピーバッファ120に記憶され(ステップS21)、ディスプレイ3に表示されている数式のうち、範囲指定された数式構成部分「(x+3)(x−3)」が指定色「ピンク」で識別表示される(ステップS23)。
Next, when the user performs an operation for specifying the mathematical expression component “x2-9” and an execution operation for factorization (step S41; Yes), as shown in the second line in the figure, the designated mathematical expression component “ “x2-9” is factorized into “(x + 3) (x−3)” and displayed (step S42). Next, it is determined that the mathematical expression component “x2-9” that is identified and displayed with color is factorized (step S43; Yes), and the mathematical expression component “(x + 3) (x-3)” after factorization is determined. After being set as the designated range (step S44), among the display colors of the
同様に、ユーザが数式構成部分「6x−18」の指定操作及び因数分解の実行操作を行うと(ステップS41;Yes)、指定された数式構成部分「6x−18」が「6(x−3)」に因数分解されて表示される(ステップS42)。次に、色付きで識別表示されていた数式構成部分「6x−18」が因数分解されたと判定され(ステップS43;Yes)、因数分解後の数式構成部分「6(x−3)」が指定範囲として設定された後(ステップS44)、カラーチャート31の各表示色のうち、色別コピーバッファ120において因数分解前の数式構成部分「6x−18」に対応付けられた対応色「青」とは異なる色「水色」が指定色として設定される(ステップS45)。そして、指定範囲の数式構成部分「6(x−3)」が指定色「水色」に対応付けられて色別コピーバッファ120に記憶され(ステップS21)、ディスプレイ3に表示されている数式のうち、範囲指定された数式構成部分「6(x−3)」が指定色「水色」で識別表示される(ステップS23)。
Similarly, when the user performs an operation of designating the mathematical expression component “6x-18” and an execution operation of factorization (step S41; Yes), the designated mathematical expression component “6x-18” becomes “6 (x−3). ) "Is displayed after being factored (step S42). Next, it is determined that the mathematical expression component “6x-18” that is identified and displayed in color is factorized (step S43; Yes), and the mathematical expression component “6 (x-3)” after the factorization is in the specified range. (Step S44), among the display colors of the
次に、図中の3行目に示すように、ユーザが数式「(x+3)(x−3)=6(x−3)」における右辺を左辺に移動させた後(ステップS51;No)、「x−3」の数式構成部分について範囲指定を行って色「黄色」の指定を行うと(ステップS20;Yes)、指定範囲の数式構成部分「x−3」が指定色「黄色」に対応付けられて色別コピーバッファ120に記憶される(ステップS21)。そして、ディスプレイ3に表示されている数式のうち、範囲指定された数式構成部分「x−3」(式中、左側の部分)と、その同内容の数式構成部分(式中、右側の部分)とがそれぞれ指定色「黄色」で識別表示される(ステップS23)。なお、本動作例では、このとき数式構成部分「(x+3)」はバイオレットで識別表示されるようになっている。
Next, as shown in the third line in the figure, after the user moves the right side in the formula “(x + 3) (x−3) = 6 (x−3)” to the left side (step S51; No), When the range is specified for the formula component of “x-3” and the color “yellow” is specified (step S20; Yes), the formula component “x-3” of the specified range corresponds to the specified color “yellow”. The data is added and stored in the color-specific copy buffer 120 (step S21). Then, among the mathematical formulas displayed on the
そして、図中の4〜6行目に示すように、ユーザが数式「(x+3)(x−3)−6(x−3)=0」を「(x−3){(x+3)−6}=0」、「(x−3)(x−3)=0」、「(x−3)2=0」のように順に整理すると(ステップS51;No)、変更後の数式中の数式構成部分「x−3」が対応色「黄色」で識別表示される。 Then, as shown in the 4th to 6th lines in the figure, the user changes the mathematical expression “(x + 3) (x−3) −6 (x−3) = 0” to “(x−3) {(x + 3) −6”. } = 0 ”,“ (x−3) (x−3) = 0 ”, and“ (x−3) 2 = 0 ”(Step S51; No), formulas in the changed formulas The component “x-3” is identified and displayed with the corresponding color “yellow”.
以上、本実施の形態によれば、図4のステップS20〜S23,S31〜S33や図5等に示したように、ユーザ操作に基づいて、表示された数式における何れかの数式構成部分と、カラーチャート31による何れかの表示色とが指定されると、指定された数式構成部分及び色が対応付けられて色別コピーバッファ120に記憶されるとともに、指定された数式構成部分が指定色によって識別表示され、この状態からユーザ操作に基づいてカラーチャート31の各表示色のうち、数式構成部分に対応付けられた何れかの色と、新たな数式構成部分の入力されるべき位置とが指定されると、指定色に対応付けられた数式構成部分が指定位置に入力され、入力された数式構成部分が当該数式構成部分の対応によって識別表示されるので、色で識別表示された数式構成部分が数式中に存在する場合には、その色をカラーチャート31で指定して、入力位置を指定することにより、同じ数式構成部分を指定位置にペーストすることができる。従って、コピーされた数式構成部分が数式中に複数存在する場合であっても、各数式構成部分の識別色をカラーチャート31で指定することにより、当該数式構成部分をペーストすることができるため、コピーされた複数の数式構成部分を従来よりも容易にペーストすることができる。
As described above, according to the present embodiment, as shown in steps S20 to S23, S31 to S33 in FIG. 4 and FIG. When any display color by the
また、図4のステップS23や図5(b)等に示したように、表示制御された数式のうち、色別コピーバッファ120によって記憶された各数式構成部分が対応色によって識別表示されるので、各数式構成部分がカラーチャート31における何れの色に対応しているのかを容易に把握することができる。
Also, as shown in step S23 of FIG. 4, FIG. 5B, etc., among the display-controlled mathematical expressions, each mathematical expression component stored by the color-
また、図4のステップS41〜S45や図7等に示したように、色別コピーバッファ120にされた数式構成部分が因数分解される場合には、因数分解後の数式構成部分が色別コピーバッファ120に記憶されるので、色別コピーバッファ120により記憶された数式構成部分が因数分解される場合には、因数分解後の数式構成部分を自動的に色別コピーバッファ120に記憶させることができる。また、因数分解後の数式構成部分がカラーチャート31による各表示色のうち、因数分解前の数式構成部分に対応付けられた対応色の同系色に対応付けられて色別コピーバッファ120に記憶されるので、因数分解後の数式構成部分と同内容の各数式構成部分がそれぞれ同一色(因数分解前の数式構成部分の対応色の同系色)で識別表示されることとなる。従って、因数分解前後の数式構成部分を意識的に関連付けて数式を確認することができる。
Also, as shown in steps S41 to S45 of FIG. 4 and FIG. 7 and the like, when the formula component parts stored in the color-
また、図4のステップS35や図6(a)等に示したように、ペースト位置に既に表示されている数式構成部分と、色別コピーバッファ120によりペースト操作の際の指定色に対応付けられた数式構成部分とが同一である場合に、この数式構成部分が累乗形式に変換して入力され、累乗形式で入力された数式構成部分がカラーチャート31による各表示色のうち、累乗形式への変換前の数式構成部分に対応付けられた対応色とは異なる色に対応付けられて色別コピーバッファ120に記憶されるので、累乗形式への変換後の数式構成部分と同内容の各数式構成部分をそれぞれ同一色で識別表示させることができる。
Also, as shown in step S35 of FIG. 4, FIG. 6A, and the like, the formula component already displayed at the paste position and the color-
また、図4のステップS10〜S11や図6(b)等に示したように、色別コピーバッファ120により記憶された数式構成部分が編集(修正)される場合に、編集後の数式構成部分がカラーチャート31による各表示色のうち、編集前の数式構成部分に対応付けられた対応色とは異なる色に対応付けられて色別コピーバッファ120に記憶されるので、編集後の数式構成部分と同内容の各数式構成部分をそれぞれ同一色で識別表示させることができる。
Further, as shown in steps S10 to S11 of FIG. 4, FIG. 6B, and the like, when the formula component stored by the color-
[2.第2実施形態]
続いて、第2実施形態における電子機器の構成を説明する。なお、上記の第1実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
[2. Second Embodiment]
Then, the structure of the electronic device in 2nd Embodiment is demonstrated. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the component similar to said 1st Embodiment, and the description is abbreviate | omitted.
[2.1 機能構成]
本実施の形態における関数電卓1Aは、図2に示すように、RAM12A及び記憶部13Aを備えている。
[2.1 Functional configuration]
As shown in FIG. 2, the
RAM12Aは、ワークエリアとして色別コピーバッファ120Aなどを有するようになっている。この色別コピーバッファ120Aには、図9に示すように、複数種類の色の何れかに対し、後述の計算処理(図10参照)においてコピー対象とされた数式構成部分が対応付けて記憶されるようになっている。また、計算処理において当該数式構成部分に対し変数が等号で結ばれて入力されている場合には、当該数式構成部分に対応付けて当該変数も色別コピーバッファ120Aに記憶されるようになっている。なお、本実施の形態における変数は、1つの文字から構成されて数式内に含まれるため、数式構成部分でもある。
The
記憶部13Aは、本発明に係るプログラムとしての計算プログラム130Aを記憶している。この計算プログラム130Aは、後述の計算処理(図10参照)をCPU11に実行させるためのプログラムである。
The
[2.2 関数電卓の動作]
続いて、関数電卓1Aの動作について説明する。
[2.2 Operation of scientific calculator]
Next, the operation of the
図10は、計算処理の動作を説明するためのフローチャートである。なお、この計算処理は、ユーザにより入力部14を介して計算処理の実行指示が入力されると、記憶部13から計算プログラム130Aが読み出されてRAM12Aに適宜展開される結果、当該計算プログラム130AとCPU11との協働によって実行される。
FIG. 10 is a flowchart for explaining the operation of the calculation process. In this calculation process, when a user inputs a calculation process execution instruction via the
この図に示すように、計算処理においては、まずCPU11は、色別コピーバッファ120Aにおける各色で表されたカラーチャート31をディスプレイ3に表示させるとともに、ユーザ操作を検知し(ステップT1)、検知されたユーザ操作が数式の入力操作であるか否かを判定する(ステップT2)。ここで、本実施の形態においては、数式の入力操作には、数式の編集(修正)操作が含まれない。
As shown in this figure, in the calculation process, the
このステップT2においてユーザ操作が数式の入力操作であると判定した場合(ステップT2;Yes)には、CPU11は、入力操作に応じた数式構成部分をディスプレイ3のカーソル位置に入力して表示させる(ステップT3)。
If it is determined in step T2 that the user operation is a mathematical expression input operation (step T2; Yes), the
次に、CPU11は、色別コピーバッファ120Aに数式構成部分が記憶されているか否かを判定し(ステップT4)、記憶されていないと判定した場合(ステップT4;No)にはステップT1に移行する。
Next, the
また、ステップT4において色別コピーバッファ120Aに数式構成部分が記憶されていると判定した場合(ステップT4;Yes)には、CPU11は、入力済みの数式から抽出可能な各数式構成部分と、色別コピーバッファ120Aに記憶された各数式構成部分とを比較する(ステップT6)。
If it is determined in step T4 that the formula component is stored in the color-
次に、CPU11は、入力済みの数式から抽出可能な各数式構成部分と、色別コピーバッファ120Aに記憶された各数式構成部分とに同値(等価)の数式構成部分が存在するか否かを判定し(ステップT7)、存在しないと判定した場合(ステップT7;No)には、後述のステップT8に移行する。なお、このステップT7において同値の数式構成部分には、変数が含まれない。
Next, the
また、ステップT7において入力済みの数式から抽出可能な各数式構成部分と、色別コピーバッファ120Aに記憶された各数式構成部分とに同値(等価。同内容)の数式構成部分が存在すると判定した場合(ステップT7;Yes)には、CPU11は、同値の数式構成部分のうち、最長の数式構成部分に色別コピーバッファ120Aで対応付けられた対応色を検出し、入力済みの数式における当該数式構成部分(同値かつ最長の数式構成部分)を当該対応色の色付きで識別表示させる(ステップT8)。
Also, in step T7, it is determined that there is an equation component having the same value (equivalent and the same content) in each equation component that can be extracted from the inputted equation and each equation component stored in the color-
次に、CPU11は、色別コピーバッファ120Aに記憶された各変数を参照し、入力済みの数式に、何れかの変数が存在するか否かを判定し(ステップT9)、存在しないと判定した場合(ステップT9;No)には、ステップT1に移行する。
Next, the
また、ステップT9において、入力済みの数式に、何れかの変数が存在すると判定した場合(ステップT9;Yes)には、CPU11は、該当の変数に色別コピーバッファ120Aで対応付けられた対応色を検出し、入力済みの数式における当該変数を当該対応色の色付きで識別表示させ(ステップT10)、ステップT1に移行する。
If it is determined in step T9 that any variable is present in the input mathematical formula (step T9; Yes), the
また、上述のステップT2においてユーザ操作が数式の入力操作でないと判定した場合(ステップT2;No)には、CPU11は、ユーザ操作が数式の修正(編集)操作であるか否かを判定する(ステップT12)。なお、本実施の形態においては、数式の修正(編集)操作には、入力済みの数式内での数式構成部分の移動操作が含まれる。
If it is determined in step T2 that the user operation is not a mathematical expression input operation (step T2; No), the
このステップT12においてユーザ操作が数式の修正(編集)操作であると判定した場合(ステップT12;Yes)には、CPU11は、修正操作に応じた数式をディスプレイ3に表示させる(ステップT13)。
When it is determined in step T12 that the user operation is a mathematical expression correction (editing) operation (step T12; Yes), the
次に、CPU11は、色付きで識別表示された数式構成部分(色別コピーバッファ120Aに記憶された数式構成部分)が修正されたか否かを判定し(ステップT14)、修正されていないと判定した場合(ステップT14;No)には、上述のステップT4に移行する。
Next, the
また、ステップT14において色付きで識別表示された数式構成部分が修正されたと判定した場合(ステップT14;Yes)には、CPU11は、修正前の数式構成部分と修正後の数式構成部分とが同値(等価。同内容)であるか否かを判定し(ステップT15)、同値であると判定した場合(ステップT15;Yes)には上述のステップT4に移行する。
Further, when it is determined in step T14 that the mathematical expression component identified and displayed with color has been modified (step T14; Yes), the
また、ステップT15において修正前の数式構成部分と修正後の数式構成部分とが同値でないと判定した場合(ステップT15;No)には、CPU11は、修正後の数式構成部分に付されている色を消すことで、当該数式構成部分の識別表示を解除して表示内容を更新し(ステップT16)、上述のステップT4に移行する。ここで、修正前後の数式構成部分が同値でなくなる場合としては、修正前の数式構成部分に新たな記号(文字や数字を含む)が挿入される場合や、修正前の数式構成部分における一部分が移動されて分離されてしまう場合などが挙げられる。
If it is determined in step T15 that the uncorrected formula component and the corrected formula component are not the same value (step T15; No), the
また、上述のステップT12においてユーザ操作が数式の修正(編集)操作でないと判定した場合(ステップT12;No)には、CPU11は、ユーザ操作が数式構成部分の範囲指定操作、及びカラーチャート31による何れかの表示色の指定操作であるか否かを判定する(ステップT20)。
If it is determined in step T12 that the user operation is not a mathematical expression correction (editing) operation (step T12; No), the
このステップT20においてユーザ操作が範囲指定操作及び表示色の指定操作であると判定した場合(ステップT20;Yes)には、CPU11は、指定範囲の数式構成部分を指定色に対応付けて色別コピーバッファ120Aに記憶させる(ステップT21)。
If it is determined in step T20 that the user operation is a range specifying operation and a display color specifying operation (step T20; Yes), the
次に、CPU11は、ディスプレイ3に表示されている数式のうち、範囲指定された数式構成部分と、その同内容(同値。等価)の数式構成部分(但し、ここでは指定範囲の数式構成部分と同値の変数を含まない)とをそれぞれ指定色で識別表示させる(ステップT23)。これにより、色別コピーバッファ120Aに記憶された数式構成部分の対応色によって、当該数式構成部分と同内容の各数式構成部分が識別表示されることとなる。
Next, the
次に、CPU11は、指定範囲の数式構成部分と等号で結ばれた変数が入力されているか否かを判定し(ステップT24)、入力されていないと判定した場合(ステップT24;No)には、上述のステップT1に移行する。
Next, the
また、ステップT24において指定範囲の数式構成部分と等号で結ばれた変数が入力されていると判定した場合(ステップT24;Yes)には、CPU11は、当該変数を指定範囲の数式構成部分に対応付けて色別コピーバッファ120Aに記憶させる(ステップT25)。
If it is determined in step T24 that a variable connected to the mathematical expression component of the specified range with an equal sign is input (step T24; Yes), the
次に、CPU11は、当該変数を指定範囲の数式構成部分の対応色によって識別表示させ(ステップT26)、上述のステップT1に移行する。より詳細には、このステップT26においてCPU11は、指定範囲の数式構成部分と等号で結ばれた変数と、入力済みの同変数とをそれぞれ識別表示させる。
Next, the
また、上述のステップT20においてユーザ操作が範囲指定操作及び表示色の指定操作でないと判定した場合(ステップT20;No)には、CPU11は、ユーザ操作がカラーチャート31による何れかの表示色の指定操作、及び、その色領域についてのドラッグ操作(またはカラーチャート31による何れかの表示色の指定操作、及びペースト位置の指定操作)であるか否かを判定する(ステップT31)。ここで、本実施の形態においては、カラーチャート31の表示色の指定操作の後、色領域がドラッグされると、その色に対応する数式構成部分がドラッグ操作による指定位置(ドラッグ操作の終了位置)にペーストされることとなる。同様に、カラーチャート31の表示色の指定操作の後、ペースト位置の指定操作が行われると、その色に対応する数式構成部分が指定位置にペーストされることとなる。
When it is determined in step T20 that the user operation is not a range specifying operation and a display color specifying operation (step T20; No), the
このステップT31においてユーザ操作が色指定操作及びドラッグ操作(または色指定操作及びペースト位置の指定操作)であると判定した場合(ステップT31;Yes)には、CPU11は、色別コピーバッファ120Aにおいて指定色に対応付けられた数式構成部分を指定位置(ドラッグ操作またはペースト位置指定操作による指定位置)にペーストして入力(挿入)する(ステップT32)。なお、上述のステップT1において入力済みの数式構成部分に対して上書きする旨の操作と、色指定操作及びドラッグ操作(または色指定操作及びペースト位置の指定操作)とが行われている場合(例えば入力済みの数式構成部分を範囲指定した後、色指定操作及びドラッグ操作を行った場合や、入力済みの数式構成部分をペースト位置として範囲指定して色指定操作を行った場合など)には、このステップT32においてCPU11は、ペースト先として範囲指定された数式構成部分を、色別コピーバッファ120Aにおいて指定色に対応付けられた数式構成部分に置き換える。
When it is determined in step T31 that the user operation is a color designation operation and a drag operation (or a color designation operation and a paste position designation operation) (step T31; Yes), the
次に、CPU11は、ペーストされた数式構成部分を指定色、つまり色別コピーバッファ120Aにおいて当該数式構成部分に対応付けられた対応色で識別表示させ(ステップT33)、ステップT1に移行する。
Next, the
また、上述のステップT31においてユーザ操作が色指定操作及びドラッグ操作(または色指定操作及びペースト位置の指定操作)でないと判定した場合(ステップT31;No)には、CPU11は、ユーザ操作が色付きの数式構成部分に対する指定操作、例えば色付きの数式構成部分に対するタッチ操作であるか否かを判定する(ステップT41)。なお、このステップT41における数式構成部分には、変数は含まれない。
If it is determined in step T31 that the user operation is not a color designation operation and a drag operation (or a color designation operation and a paste position designation operation) (step T31; No), the
このステップT41においてユーザ操作が色付きの数式構成部分に対する指定操作であると判定した場合(ステップT41;Yes)には、CPU11は、指定された数式構成部分に対し、色別コピーバッファ120A内で変数が対応付けられているか否かを判定し(ステップT42)、対応付けられていないと判定した場合(ステップT42;No)には、ステップT1に移行する。
If it is determined in step T41 that the user operation is a designation operation for a colored mathematical expression component (step T41; Yes), the
また、ステップT42において指定された数式構成部分に対し、色別コピーバッファ120A内で変数が対応付けられていると判定した場合(ステップT42;Yes)には、CPU11は、指定された数式構成部分を、当該変数に置き換えるとともに、当該数式構成部分の対応色で当該変数を識別表示させ(ステップT43)、ステップT1に移行する。
On the other hand, when it is determined that a variable is associated in the color-
また、ステップT41においてユーザ操作が色付きの数式構成部分に対する指定操作でないと判定した場合(ステップT41;No)には、CPU11は、ユーザ操作が色付きの変数に対する指定操作、例えば色付きの変数に対するタッチ操作であるか否かを判定する(ステップT45)。
On the other hand, if it is determined in step T41 that the user operation is not a designation operation for a colored mathematical component (step T41; No), the
このステップT45においてユーザ操作が色付きの変数に対する指定操作であると判定した場合(ステップT45;Yes)には、CPU11は、指定された変数を、当該変数に対して色別コピーバッファ120A内で対応付けられた数式構成部分に置き換えるとともに、当該数式構成部分の対応色で当該数式構成部分を識別表示させ(ステップT46)、ステップT1に移行する。
If it is determined in step T45 that the user operation is a designation operation for a colored variable (step T45; Yes), the
また、上述のステップT45においてユーザ操作が色付きの変数に対する指定操作でないと判定した場合(ステップT45;No)には、CPU11は、ユーザ操作が終了操作であるか否かを判定する(ステップT51)。
If it is determined in step T45 that the user operation is not a designation operation for a colored variable (step T45; No), the
そして、このステップT51においてユーザ操作が終了操作でないと判定した場合(ステップT51;No)には、CPU11は、ユーザ操作に応じた処理を行う一方、ユーザ操作が終了操作であると判定した場合(ステップT51;Yes)には計算処理を終了する。
When it is determined in step T51 that the user operation is not an end operation (step T51; No), the
[2.3 動作例]
続いて、図面を参照しつつ、上述した関数電卓1Aの動作を具体的に説明する。なお、以下の動作例で参照する図中、ディスプレイ3の表示画面において破線で囲まれている領域は、この領域に対する符号の対応色(「Lb」:水色(Light blue)、「B」:青色(Blue)、「P」:ピンク(Pink)、「R」:赤色(Red)、「Y」:黄色「Yellow」、「V」:バイオレット(Violet)、「O」:オレンジ「Orange」)によって当該領域内の文字が表示されていることを示している。
[2.3 Example of operation]
Next, the operation of the above-described
(動作例1)
まず図11(a)に示すように、計算処理が実行されると、カラーチャート31がディスプレイ3に表示される。
(Operation example 1)
First, as shown in FIG. 11A, when the calculation process is executed, the
次に、ユーザが数式「a+b=A」を入力すると(ステップT2;Yes)、入力操作に応じた数式がディスプレイ3のカーソル位置に入力されて表示される(ステップT3)。 Next, when the user inputs the mathematical expression “a + b = A” (step T2; Yes), the mathematical expression corresponding to the input operation is input and displayed at the cursor position on the display 3 (step T3).
次に、ユーザが数式構成部分「a+b」の範囲指定操作、及びカラーチャート31の表示色「バイオレット」の指定操作を行うと(ステップT20;Yes)、指定範囲の数式構成部分「a+b」が指定色「バイオレット」に対応付けられて色別コピーバッファ120に記憶される(ステップT21)。
Next, when the user performs a range designation operation of the mathematical expression component “a + b” and a designation operation of the display color “violet” of the color chart 31 (step T20; Yes), the mathematical expression component “a + b” of the designated range is designated. It is stored in the color-
次に、ディスプレイ3に表示されている数式のうち、範囲指定された数式構成部分「a+b」が指定色「バイオレット」で識別表示される(ステップT23)。
Next, among the mathematical formulas displayed on the
次に、指定範囲の数式構成部分「a+b」と等号で結ばれた変数「A」が入力されていると判定され(ステップT24;Yes)、当該変数「A」が指定範囲の数式構成部分「a+b」に対応付けられて色別コピーバッファ120Aに記憶される(ステップT25)。
Next, it is determined that the variable “A” connected to the mathematical expression component “a + b” of the specified range by the equal sign is input (step T24; Yes), and the variable “A” is the mathematical expression component of the specified range. It is stored in the color-
次に、図11(b)に示すように、当該変数「A」が指定範囲の数式構成部分「a+b」の対応色「バイオレット」によって識別表示される(ステップT26)。 Next, as shown in FIG. 11B, the variable “A” is identified and displayed by the corresponding color “violet” of the mathematical expression component “a + b” in the specified range (step T26).
次に、図11(c)に示すように、ユーザが数式「(a+b+c)2」,「=(A+c)2」,「=A2+2Ac+c2」を入力すると(ステップT2;Yes)、入力操作に応じた数式がディスプレイ3のカーソル位置に入力されて表示される(ステップT3)。 Next, as shown in FIG. 11C, when the user inputs mathematical expressions “(a + b + c) 2”, “= (A + c) 2”, “= A2 + 2Ac + c2” (step T2; Yes), the input operation is performed. The mathematical formula is input and displayed at the cursor position on the display 3 (step T3).
次に、入力済みの数式から抽出可能な各数式構成部分と、色別コピーバッファ120Aに記憶された各数式構成部分とが比較された後(ステップT6)、入力済みの数式から抽出可能な各数式構成部分と、色別コピーバッファ120Aに記憶された各数式構成部分とに同値(等価)の数式構成部分「a+b」が存在すると判定され(ステップT7;Yes)、この数式構成部分「a+b」に色別コピーバッファ120Aで対応付けられた対応色「バイオレット」が検出されて、入力済みの数式「(a+b+c)2」,「=(A+c)2」,「=A2+2Ac+c2」における当該数式構成部分「a+b」が当該対応色「バイオレット」の色付きで識別表示される(ステップT8)。
Next, each formula component that can be extracted from the entered formula and each formula component stored in the color-
次に、色別コピーバッファ120Aに記憶された各変数が参照されて、入力済みの数式「(a+b+c)2」,「=(A+c)2」,「=A2+2Ac+c2」に、変数「A」が存在すると判定される(ステップT9;Yes)。そして、該当の変数「A」に色別コピーバッファ120Aで対応付けられた対応色「バイオレット」が検出され、入力済みの数式における当該変数「A」が当該対応色「バイオレット」の色付きで識別表示される(ステップT10)。
Next, each variable stored in the color-
次に、図11(d)に示すように、ユーザが色付きの数式構成部分「a+b」(ここでは2行目の「a+b」)に対するタッチ操作を行うと(ステップT41;Yes)、タッチ指定された数式構成部分「a+b」に対し、色別コピーバッファ120A内で変数「A」が対応付けられていると判定され(ステップT42;Yes)、指定された数式構成部分「a+b」が当該変数「A」に置き換えられるとともに、当該数式構成部分「a+b」の対応色「バイオレット」で当該変数「A」が識別表示される(ステップT43)。
Next, as shown in FIG. 11D, when the user performs a touch operation on the colored mathematical expression component “a + b” (here, “a + b” in the second row) (step T41; Yes), the touch is designated. It is determined that the variable “A” is associated with the formula component “a + b” in the color-
次に、ユーザが色付きの変数「A」(ここでは2行目の「A」)に対するタッチ操作を行うと(ステップT45;Yes)、図11(c)に示すように、タッチ指定された変数「A」が当該変数「A」に対して色別コピーバッファ120A内で対応付けられた数式構成部分「a+b」に置き換えられるとともに、当該数式構成部分「a+b」の対応色「バイオレット」で当該数式構成部分「a+b」が識別表示される(ステップT46)。
Next, when the user performs a touch operation on the colored variable “A” (here, “A” in the second row) (step T45; Yes), as shown in FIG. “A” is replaced with the formula component “a + b” associated with the variable “A” in the color-
次に、図12(a)に示すように、ユーザが数式「=(」を入力すると(ステップT2;Yes)、入力操作に応じた数式がディスプレイ3のカーソル位置に入力されて表示される(ステップT3)。
Next, as shown in FIG. 12A, when the user inputs the mathematical expression “= (” (step T2; Yes), the mathematical expression corresponding to the input operation is input at the cursor position on the
次に、ユーザがカラーチャート31の表示色「バイオレット」の指定操作、及び、「バイオレット」の色領域についてのドラッグ操作を行うと(ステップT31;Yes)、色別コピーバッファ120において指定色「バイオレット」に対応付けられた数式構成部分「a+b」が指定位置にペーストされて入力(挿入)される(ステップT32)。これにより、ディスプレイ3の5行目には、数式「=(a+b」が入力されたことになる。そして、ペーストされた数式構成部分「a+b」が指定色「バイオレット」で識別表示される(ステップT33)。
Next, when the user performs an operation for specifying the display color “violet” of the
次に、ユーザが数式「)2+2(」を入力すると(ステップT2;Yes)、入力操作に応じた数式がディスプレイ3のカーソル位置に入力されて表示される(ステップT3)。これにより、ディスプレイ3の5行目には、数式「=(a+b)2+2(」が入力されたことになる。
Next, when the user inputs the mathematical expression “) 2 + 2 (” (step T2; Yes), the mathematical expression corresponding to the input operation is input and displayed at the cursor position on the display 3 (step T3), whereby the
次に、ユーザがカラーチャート31の表示色「バイオレット」の指定操作、及び、「バイオレット」の色領域についてのドラッグ操作を行うと(ステップT31;Yes)、色別コピーバッファ120において指定色「バイオレット」に対応付けられた数式構成部分「a+b」が指定位置にペーストされて入力(挿入)される(ステップT32)。これにより、ディスプレイ3の5行目には、数式「=(a+b)2+2(a+b」が入力されたことになる。そして、ペーストされた数式構成部分「a+b」が指定色「バイオレット」で識別表示される(ステップT33)。
Next, when the user performs an operation for specifying the display color “violet” of the
次に、図12(b)に示すように、ユーザが数式「)c+c2」を入力すると(ステップT2;Yes)、入力操作に応じた数式がディスプレイ3のカーソル位置に入力されて表示される(ステップT3)。これにより、ディスプレイ3の5行目には、数式「=(a+b)2+2(a+b)c+c2」が入力されたことになる。
Next, as shown in FIG. 12B, when the user inputs the mathematical expression “) c + c2” (step T2; Yes), the mathematical expression corresponding to the input operation is input and displayed at the cursor position of the display 3 (see FIG. 12B). Step T3). As a result, the expression “= (a + b) 2 + 2 (a + b) c + c2” is input to the fifth line of the
次に、ユーザが数式構成部分「(a+b)2」の範囲指定操作、及びカラーチャート31の表示色「オレンジ」の指定操作を行うと(ステップT20;Yes)、指定範囲の数式構成部分「(a+b)2」が指定色「オレンジ」に対応付けられて色別コピーバッファ120に記憶される(ステップT21)。そして、ディスプレイ3に表示されている数式のうち、範囲指定された数式構成部分「(a+b)2」が指定色「オレンジ」で識別表示される(ステップT23)。
Next, when the user performs a range designation operation of the mathematical expression component “(a + b) 2” and a designation operation of the display color “orange” of the color chart 31 (step T20; Yes), the mathematical expression component “(( a + b) 2 ”is associated with the designated color“ orange ”and stored in the color-specific copy buffer 120 (step T21). Then, of the mathematical formulas displayed on the
同様に、ユーザが数式構成部分「2(a+b)c」の範囲指定操作、及びカラーチャート31の表示色「青色」の指定操作を行うと(ステップT20;Yes)、指定範囲の数式構成部分「2(a+b)c」が指定色「青色」に対応付けられて色別コピーバッファ120に記憶される(ステップT21)。そして、ディスプレイ3に表示されている数式のうち、範囲指定された数式構成部分「2(a+b)c」が指定色「青色」で識別表示される(ステップT23)。
Similarly, when the user performs a range designation operation of the mathematical expression component “2 (a + b) c” and a designation operation of the display color “blue” of the color chart 31 (step T20; Yes), the mathematical expression component “ 2 (a + b) c ”is associated with the designated color“ blue ”and stored in the color-specific copy buffer 120 (step T21). Then, among the mathematical expressions displayed on the
次に、図12(c)に示すように、ユーザが数式「=a2+2ab+b2+2ac+2bc+c2」を数式の6行目として入力すると(ステップT2;Yes)、入力操作に応じた数式がディスプレイ3のカーソル位置に入力されて表示される(ステップT3)。なお、この図12(c)と、後述の図12(d)とでは、カラーチャート31の図示を省略している。
Next, as shown in FIG. 12C, when the user inputs the mathematical formula “= a2 + 2ab + b2 + 2ac + 2bc + c2” as the sixth line of the mathematical formula (step T2; Yes), the mathematical formula corresponding to the input operation is entered at the cursor position on the
次に、入力済みの数式から抽出可能な各数式構成部分と、色別コピーバッファ120Aに記憶された各数式構成部分とが比較された後(ステップT6)、入力済みの数式から抽出可能な各数式構成部分と、色別コピーバッファ120Aに記憶された各数式構成部分とに同値(等価)の数式構成部分「a2+2ab+b2」,「2ac+2bc」が存在すると判定される(ステップT7;Yes)。そして、数式構成部分「a2+2ab+b2」に色別コピーバッファ120Aで対応付けられた対応色「オレンジ」が検出されて、入力済みの数式における当該数式構成部分「a2+2ab+b2」が当該対応色「オレンジ」の色付きで識別表示される(ステップT8)。同様に、数式構成部分「2ac+2bc」に色別コピーバッファ120Aで対応付けられた対応色「青色」が検出されて、入力済みの数式における当該数式構成部分「2ac+2bc」が当該対応色「青色」の色付きで識別表示される(ステップT8)
Next, each formula component that can be extracted from the entered formula and each formula component stored in the color-
次に、ユーザが数式の7行目として、数式の6行目と同じ内容を入力すると(ステップT2;Yes)、この7行目の数式は6行目の数式と同様に表示される(ステップT3、ステップT8)。 Next, when the user inputs the same content as the sixth line of the mathematical expression as the seventh line of the mathematical expression (step T2; Yes), the mathematical expression in the seventh line is displayed in the same manner as the mathematical expression in the sixth line (step S2). T3, step T8).
次に、図12(d)に示すように、ユーザが数式の修正(編集)操作を行って数式構成要素を並び替えると(ステップT12;Yes)、修正操作に応じた数式「=a2+b2+c2+2ac+2bc+2ab」がディスプレイ3に表示される(ステップT13)。 Next, as shown in FIG. 12D, when the user performs a formula correction (edit) operation to rearrange the formula components (step T12; Yes), the formula “= a2 + b2 + c2 + 2ac + 2bc + 2ab” corresponding to the correction operation is obtained. It is displayed on the display 3 (step T13).
次に、色付きで識別表示された数式構成部分「a2+2ab+b2」が修正されたと判定され(ステップT14;Yes)、修正前の数式構成部分「a2+2ab+b2」が修正後の数式構成部分(ここでは「a2+b2」と「+2ab」)と同値(等価。同内容)でないと判定されて(ステップT15;No)、修正後の数式構成部分「a2+b2」,「+2ab」に付されている色「オレンジ」が消されて表示内容が更新される(ステップT16)。なお、このとき、修正前の数式構成部分「2ac+2bc」は修正後の数式構成部分「2ac+2bc」と同値(等価。同内容)であると判定されて(ステップT15;Yes)、修正後の数式構成部分「2ac+2bc」はそのまま「青色」の色付きで識別表示される。 Next, it is determined that the mathematical expression component “a2 + 2ab + b2” identified and displayed in color is corrected (step T14; Yes), and the mathematical expression component “a2 + 2ab + b2” before correction is the corrected mathematical expression component (here, “a2 + b2”). And “+ 2ab”) are not the same value (equivalent and the same content) (step T15; No), and the color “orange” attached to the corrected mathematical formula components “a2 + b2” and “+ 2ab” is erased. The display contents are updated (step T16). At this time, it is determined that the mathematical expression component “2ac + 2bc” before the correction is the same value (equivalent and the same content) as the mathematical expression component “2ac + 2bc” after the correction (step T15; Yes). The portion “2ac + 2bc” is identified and displayed with the color “blue” as it is.
(動作例2)
まず図13(a)に示すように、計算処理が実行されると、カラーチャート31がディスプレイ3に表示される。
(Operation example 2)
First, as shown in FIG. 13A, when the calculation process is executed, the
次に、ユーザが変数「x」,「y」についての連立方程式の数式「2x+y=8」,「3x−4y=1」を入力すると(ステップT2;Yes)、入力操作に応じた数式がディスプレイ3のカーソル位置に入力されて表示される(ステップT3)。
Next, when the user inputs the equations “2x + y = 8” and “
次に、ユーザが連立方程式を解くために1つ目の数式「2x+y=8」を変数「y」について解き、数式「y=8−2x」を3行目の数式として入力すると(ステップT2;Yes)、入力操作に応じた数式がディスプレイ3のカーソル位置に入力されて表示される(ステップT3)。 Next, when the user solves the simultaneous equations, the first equation “2x + y = 8” is solved for the variable “y”, and the equation “y = 8−2x” is input as the equation on the third line (step T2; Yes), a mathematical expression corresponding to the input operation is input and displayed at the cursor position on the display 3 (step T3).
次に、ユーザが数式構成部分「8−2x」の範囲指定操作、及びカラーチャート31の表示色「赤色」の指定操作を行うと(ステップT20;Yes)、指定範囲の数式構成部分「8−2x」が指定色「赤色」に対応付けられて色別コピーバッファ120に記憶される(ステップT21)。 Next, when the user performs a range designation operation for the mathematical expression component “8-2x” and a designation operation for the display color “red” of the color chart 31 (step T20; Yes), the mathematical expression component “8-” of the designated range is displayed. 2x "is associated with the designated color" red "and stored in the color-specific copy buffer 120 (step T21).
次に、ディスプレイ3に表示されている数式のうち、範囲指定された数式構成部分「8−2x」が指定色「赤色」で識別表示される(ステップT23)。
Next, among the mathematical formulas displayed on the
次に、指定範囲の数式構成部分「8−2x」と等号で結ばれた変数「y」が入力されていると判定され(ステップT24;Yes)、当該変数「y」が指定範囲の数式構成部分「8−2x」に対応付けられて色別コピーバッファ120Aに記憶される(ステップT25)。
Next, it is determined that the variable “y” connected to the mathematical expression component “8-2x” of the designated range by an equal sign is input (step T24; Yes), and the variable “y” is the mathematical expression of the designated range. Corresponding to the component “8-2x”, it is stored in the color-
次に、図13(b)に示すように、当該変数「y」が指定範囲の数式構成部分「8−2x」の対応色「赤色」によって識別表示される(ステップT26)。 Next, as shown in FIG. 13B, the variable “y” is identified and displayed by the corresponding color “red” of the mathematical expression component “8-2x” in the designated range (step T26).
次に、図13(c)に示すように、ユーザが2番目の数式「3x−4y=1」を4行目の数式として改めて入力すると(ステップT2;Yes)、入力操作に応じた数式がディスプレイ3のカーソル位置に入力されて表示される(ステップT3)。
Next, as shown in FIG. 13C, when the user again inputs the second mathematical expression “
次に、色別コピーバッファ120Aに記憶された各変数が参照されて、入力済みの数式「3x−4y=1」に、変数「y」が存在すると判定される(ステップT9;Yes)。そして、該当の変数「y」に色別コピーバッファ120Aで対応付けられた対応色「赤色」が検出され、入力済みの数式における当該変数「y」が当該対応色「赤色」の色付きで識別表示される(ステップT10)。
Next, each variable stored in the color-
次に、ユーザが入力済みの数式「3x−4y=1」における数式構成部分「y」をペースト位置として範囲指定した後、カラーチャート31における「赤色」を指定すると、図13(d)に示すように、ペースト先として範囲指定された数式構成部分「y」が、色別コピーバッファ120Aにおいて指定色「赤色」に対応付けられた数式構成部分「8−2x」に置き換えられ、数式「3x−4(8−2x)=1」が4行目に表示される(ステップT32)。但し、この操作を行わずに、ユーザが色付きの変数「y」(ここでは4行目の「y」)に対するタッチ操作を行うと(ステップT45;Yes)、タッチ指定された変数「y」が当該変数「y」に対して色別コピーバッファ120A内で対応付けられた数式構成部分「8−2x」に置き換えられるとともに、当該数式構成部分「8−2x」の対応色「赤色」で当該数式構成部分「8−2x」が識別表示されるため(ステップT46)、図13(d)と同じ内容が表示されることとなる。
Next, when the user designates a range of the mathematical formula component “y” in the mathematical formula “3x-4y = 1” that has been input as the paste position and then designates “red” in the
次に、図14(a)、(b)に示すように、ユーザが2番目の数式「3x−4y=1」における変数「y」に「y=8−2x」を代入し、変数「x」について解を求める数式「3x−32+8x=1」,「11x=33」,「x=3」を5〜7行目の数式として入力すると(ステップT2;Yes)、入力操作に応じた数式がディスプレイ3のカーソル位置に入力されて表示される(ステップT3)。
Next, as shown in FIGS. 14A and 14B, the user substitutes “y = 8-2x” for the variable “y” in the second mathematical expression “
なお、このときユーザが5行目の数式「3x−32+8x=1」を入力する代わりに、4行目の数式「3x−4(8−2x)=1」を改めて入力して、この5行目の数式「3x−4(8−2x)=1」を「3x−32+8x=1」に修正しても、図14(a)と同じ内容が表示されることとなる。即ち、ユーザが5行目の数式「3x−32+8x=1」を入力する代わりに、4行目の数式「3x−4(8−2x)=1」を改めて入力すると(ステップT2;Yes)、この5行目の数式は4行目の数式と同様に表示される(ステップT3、ステップT8)。次に、ユーザが数式の修正(編集)操作を行って数式構成要素を並び替えると(ステップT12;Yes)、修正操作に応じた数式「3x−32+8x=1」がディスプレイ3に表示される(ステップT13)。そして、色付きで識別表示された数式構成部分「(8−2x)」が修正されたと判定され(ステップT14;Yes)、修正前の数式構成部分「(8−2x)」が修正後の数式構成部分(ここでは「8x」など)と同値(等価。同内容)でないと判定されて(ステップT15;No)、修正後の数式構成部分「8x」などに付されている色「赤色」が消されて表示内容が更新される(ステップT16)。 At this time, instead of inputting the expression “3x−32 + 8x = 1” on the fifth line, the user again inputs the expression “3x−4 (8−2x) = 1” on the fourth line, Even if the mathematical expression “3x−4 (8−2x) = 1” is corrected to “3x−32 + 8x = 1”, the same content as in FIG. 14A is displayed. That is, instead of inputting the expression “3x−32 + 8x = 1” on the fifth line, the user again inputs the expression “3x-4 (8-2x) = 1” on the fourth line (step T2; Yes). The formula on the fifth line is displayed in the same manner as the formula on the fourth line (step T3, step T8). Next, when the user corrects (edits) the mathematical expression and rearranges the constituent elements of the mathematical expression (step T12; Yes), the mathematical expression “3x−32 + 8x = 1” corresponding to the correction operation is displayed on the display 3 ( Step T13). Then, it is determined that the formula component “(8-2x)” identified and displayed in color is corrected (step T14; Yes), and the formula component “(8-2x)” before correction is corrected. It is determined that it is not the same value (equivalent or the same content) as the portion (here, “8x” or the like) (step T15; No), and the color “red” attached to the corrected mathematical formula portion “8x” or the like is erased. Then, the display content is updated (step T16).
次に、図14(c)に示すように、ユーザが数式「y=8−2x」を改めて入力すると(ステップT2;Yes)、入力操作に応じた数式がディスプレイ3のカーソル位置に入力されて表示される(ステップT3)。
Next, as shown in FIG. 14C, when the user again inputs the mathematical expression “y = 8-2x” (step T <b> 2; Yes), the mathematical expression corresponding to the input operation is input at the cursor position on the
次に、入力済みの数式から抽出可能な各数式構成部分と、色別コピーバッファ120Aに記憶された各数式構成部分とが比較された後(ステップT6)、入力済みの数式から抽出可能な各数式構成部分と、色別コピーバッファ120Aに記憶された各数式構成部分とに同値(等価)の数式構成部分「8−2x」が存在すると判定され(ステップT7;Yes)、この数式構成部分「8−2x」に色別コピーバッファ120Aで対応付けられた対応色「赤色」が検出されて、入力済みの数式「y=8−2x」における当該数式構成部分「8−2x」が当該対応色「赤色」の色付きで識別表示される(ステップT8)。
Next, each formula component that can be extracted from the entered formula and each formula component stored in the color-
次に、色別コピーバッファ120Aに記憶された各変数が参照されて、入力済みの数式「y=8−2x」に、変数「y」が存在すると判定される(ステップT9;Yes)。そして、該当の変数「y」に色別コピーバッファ120Aで対応付けられた対応色「赤色」が検出され、入力済みの数式における当該変数「y」が当該対応色「赤色」の色付きで識別表示される(ステップT10)。
Next, each variable stored in the color-
次に、図14(d)に示すように、ユーザが数式「y=8−2x」における変数「x」に「x=3」を代入し、変数「y」について解を求める数式「y=8−2×3」,「y=2」を入力すると(ステップT2;Yes)、入力操作に応じた数式がディスプレイ3のカーソル位置に入力されて表示される(ステップT3)。そして、色別コピーバッファ120Aに記憶された各変数が参照されて、入力済みの数式「y=8−2×3」,「y=2」に、変数「y」が存在すると判定される(ステップT9;Yes)。そして、該当の変数「y」に色別コピーバッファ120Aで対応付けられた対応色「赤色」が検出され、入力済みの数式における当該変数「y」が当該対応色「赤色」の色付きで識別表示される(ステップT10)。
Next, as shown in FIG. 14D, the user substitutes “x = 3” for the variable “x” in the formula “y = 8−2x”, and calculates the formula “y = When “8−2 × 3” and “y = 2” are input (step T2; Yes), a mathematical expression corresponding to the input operation is input and displayed at the cursor position on the display 3 (step T3). Then, each variable stored in the color-
以上、本実施の形態によれば、図10のステップT20〜T23,T31〜T33や図11〜図14等に示したように、ディスプレイ3に表示された数式における何れかの数式構成部分と、複数色のうちの何れかの色とが指定されると、指定された数式構成部分と色とが対応づけて色別コピーバッファ120Aに記憶されて、ディスプレイ3に表示された数式のうち、色別コピーバッファ120Aに記憶された数式構成部分がその対応色で識別表示され、色別コピーバッファ120Aにより数式構成部分に対応付けて記憶された何れかの色と、新たな数式構成部分の入力されるべき位置とが指定されると、指定色に対応付けられた数式構成部分が指定位置にペーストされるとともに、当該指定色で識別表示されるので、色で識別表示された数式構成部分が数式中に存在する場合には、その色を指定して、入力位置を指定することにより、同じ数式構成部分を指定位置にペーストすることができる。従って、コピーされた数式構成部分が数式中に複数存在する場合であっても、各数式構成部分の識別色を指定することにより、当該数式構成部分をペーストすることができるため、コピーされた複数の数式構成部分を従来よりも容易にペーストすることができる。
As described above, according to the present embodiment, as shown in steps T20 to T23, T31 to T33 in FIG. 10 and FIGS. When any one of a plurality of colors is designated, the designated formula component and the color are associated with each other and stored in the color-
また、図10のステップT23や図11〜図14等に示したように、ディスプレイ3に表示された数式のうち、色別コピーバッファ120Aにより記憶された数式構成部分と同値の各数式構成部分が当該数式構成部分の対応色で識別表示されるので、同値の数式構成部分を容易に把握することができる。
Also, as shown in Step T23 of FIG. 10, FIGS. 11 to 14 and the like, among the mathematical formulas displayed on the
また、図10のステップT16や図12(d)等に示したように、ディスプレイ3に表示された数式が修正された結果、修正前の数式構成部分と、修正後の数式構成部分とが同値でなくなった場合に、当該修正後の数式構成部分についての識別表示が解除されて、表示内容が更新されるので、修正前の数式構成部分と、修正によって同値でなくなった数式構成部分とが同じ色で識別表示されてしまうのを防止することができる。従って、同値の数式構成部分を容易に把握することができる。
Further, as shown in step T16 of FIG. 10, FIG. 12D, and the like, as a result of the correction of the mathematical formula displayed on the
また、図10のステップT10,T26や図11(b)、図13(b)等に示したように、ディスプレイ3に表示された数式から、色別コピーバッファ120Aに記憶された数式構成部分に対して等号で結ばれた変数が検出される場合には、当該変数が当該数式構成部分に対応付けて記憶され、ディスプレイ3に表示された数式のうち、数式構成部分に対応付けて記憶された変数が当該数式構成部分の対応色でそれぞれ識別表示されるので、数式構成部分と同値の変数を容易に把握することができる。
Further, as shown in steps T10 and T26 of FIG. 10, FIG. 11B, FIG. 13B, and the like, the mathematical expression displayed on the
また、図10のステップT43や図11(d)等に示したように、ディスプレイ3に識別表示された何れかの数式構成部分が指定されると、指定された数式構成部分に対して変数が対応付けられている場合に、当該数式構成部分が当該変数に置換されて表示されるので、数式構成部分と同値の変数についての入力を容易化することができる。
Further, as shown in step T43 of FIG. 10, FIG. 11D, and the like, when any mathematical expression component identified and displayed on the
また、図10のステップT46や図11(d)等に示したように、ディスプレイ3に識別表示された何れかの変数が指定されると、指定された変数が、当該変数に対して対応付けられた数式構成部分に置換されて表示されるので、変数と同値の数式構成部分についての入力を容易化することができる。
Further, as shown in step T46 of FIG. 10, FIG. 11D, or the like, when any variable identified and displayed on the
なお、上記の実施の形態における関数電卓1の各構成要素の細部構成及び細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。
In addition, it is needless to say that the detailed configuration and detailed operation of each component of the
例えば、本発明に係る数式入力装置を関数電卓1として説明したが、本発明が適用可能なものは、このような製品に限定されず、携帯電話、パソコン、PDA(Personal Digital Assistant)、ゲーム機などの電子機器全般に適用可能である。また、本発明に係る計算プログラム130は、関数電卓1に対して着脱可能なメモリカード、CD等に記憶されることとしてもよい。
For example, the mathematical expression input device according to the present invention has been described as the
また、ユーザが数式構成部分の範囲指定を行って、カラーチャート31の表示色の指定を行う場合に、カラーチャート31内で何れかの色領域を指定することとして説明したが、図8(a),(b)に示すように、範囲指定された数式構成部分の近傍にカラーチャート31の各列を抽出して拡大表示させ、この拡大表示された何れかの色領域を指定することで色指定を行うこととしても良い。ここで、図8(a)は、数式構成部分「2y+1」が範囲指定されたときに、その近傍にカラーチャート31の左端の列が拡大表示された状態を図示しており、図8(b)は、図8(a)に示した状態からユーザがポインタを右方向に動かしたときに、カラーチャート31における左端から2番目の列が拡大表示された状態を図示している。
Further, in the case where the user designates the range of the formula component part and designates the display color of the
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
ユーザ操作に基づいて数式を入力する数式入力手段と、
前記数式入力手段によって入力された数式を表示する数式表示手段と、
ユーザ操作に基づいて、前記数式表示手段により表示された数式における何れかの数式構成部分と、複数色のうちの何れかの色とを指定する数式・色指定手段と、
前記数式・色指定手段により指定された数式構成部分と色とを対応づけて記憶する数式・色対応記憶手段と、
前記数式表示手段に表示された数式のうち、前記数式・色対応記憶手段により記憶された数式構成部分を、前記数式・色対応記憶手段により当該数式構成部分に対応付けて記憶された色で識別表示させる数式部分色識別表示制御手段と、
ユーザ操作に応じて、前記数式・色対応記憶手段により数式構成部分に対応付けて記憶された何れかの色と、新たな数式構成部分の入力されるべき位置とを指定する色・入力位置指定手段と、
前記色・入力位置指定手段による指定色に対して前記数式・色対応記憶手段により対応付けて記憶された数式構成部分を、当該色・入力位置指定手段による指定位置にペーストするとともに、当該指定色で識別表示させる色数式部分貼付手段と、
を備えることを特徴とする数式入力装置。
<請求項2>
請求項1に記載の数式入力装置において、
前記数式部分色識別表示制御手段は、
前記数式表示手段に表示された数式のうち、前記数式・色対応記憶手段により記憶された数式構成部分と同値の各数式構成部分を、当該数式・色対応記憶手段により当該数式構成部分に対応付けて記憶された色で識別表示させることを特徴とする数式入力装置。
<請求項3>
請求項1または2に記載の数式入力装置において、
ユーザ操作に基づいて、前記数式表示手段により表示された数式を修正する数式修正手段と、
前記数式表示手段に識別表示された数式構成部分が前記数式修正手段により修正された結果、修正前の数式構成部分と、修正後の数式構成部分とが同値でなくなった場合に、当該修正後の数式構成部分についての識別表示を解除して、前記数式表示手段に表示内容を更新させる修正数式部分識別表示解除手段を備えることを特徴とする数式入力装置。
<請求項4>
請求項1〜3の何れか一項に記載の数式入力装置において、
カラーチャートを表示するカラーチャート表示手段を備え、
前記数式・色指定手段は、
ユーザ操作に基づいて、前記カラーチャート内で何れかの色を指定することを特徴とする数式入力装置。
<請求項5>
請求項4に記載の数式入力装置において、
前記色・入力位置指定手段は、
ユーザ操作に基づいて、前記カラーチャート内で何れかの色を指定することで、前記数式・色対応記憶手段により数式構成部分に対応付けて記憶された何れかの色を指定することを特徴とする数式入力装置。
<請求項6>
請求項1〜5の何れか一項に記載の数式入力装置において、
ユーザ操作に基づいて、前記数式表示手段により表示された数式を修正する数式修正手段を備え、
前記数式・色対応記憶手段は、
前記数式表示手段により識別表示された数式構成部分が前記数式修正手段により修正される場合に、修正後の数式構成部分を、複数色のうち、当該数式・色対応情報記憶手段により修正前の数式構成部分に対応付けて記憶された対応色とは異なる色に対応付けて記憶することを特徴とする数式入力装置。
<請求項7>
請求項1〜6の何れか一項に記載の数式入力装置において、
前記数式表示手段により表示された数式から、前記数式・色対応記憶手段により記憶された数式構成部分に等号で結ばれた変数を検出する変数検出手段を備え、
前記数式・色対応記憶手段は、
前記数式・色対応記憶手段により記憶された数式構成部分に等号で結ばれた変数が前記変数検出手段によって検出される場合に、当該変数を当該数式構成部分に対応付けて記憶し、
前記数式部分色識別表示制御手段は、
前記数式表示手段に表示された数式のうち、前記数式・色対応記憶手段により数式構成部分に対応付けて記憶された変数を、当該数式・色対応記憶手段により当該数式構成部分に対応付けて記憶された色でそれぞれ識別表示させることを特徴とする数式入力装置。
<請求項8>
請求項7に記載の数式入力装置において、
ユーザ操作に基づいて、前記数式表示手段により識別表示された何れかの数式構成部分を指定する数式構成部分指定手段と、
前記数式構成部分指定手段により指定された数式構成部分に対して前記数式・色対応記憶手段により変数が対応付けて記憶されている場合に、当該数式構成部分を当該変数に置換して表示させる数式構成部分・変数置換手段と
を備えることを特徴とする数式入力装置。
<請求項9>
請求項7または8に記載の数式入力装置において、
ユーザ操作に基づいて、前記数式表示手段により識別表示された何れかの変数を指定する変数指定手段と、
前記変数指定手段により指定された変数を、当該変数に対して前記数式・色対応記憶手段により対応付けて記憶された数式構成部分に置換して表示させる変数・数式構成部分置換手段と
を備えることを特徴とする数式入力装置。
<請求項10>
ユーザ操作に基づいて数式を入力する数式入力手段と、
前記数式入力手段によって入力された数式を表示する数式表示手段と、
を備えるコンピュータに、
ユーザ操作に基づいて、前記数式表示手段により表示された数式における何れかの数式構成部分と、複数色のうちの何れかの色とを指定する数式・色指定機能と、
前記数式・色指定機能により指定された数式構成部分と色とを対応づけて記憶する数式・色対応記憶機能と、
前記数式表示手段に表示された数式のうち、前記数式・色対応記憶機能により記憶された数式構成部分を、前記数式・色対応記憶機能により当該数式構成部分に対応付けて記憶された色で識別表示させる数式部分色識別表示制御機能と、
ユーザ操作に応じて、前記数式・色対応記憶機能により数式構成部分に対応付けて記憶された何れかの色と、新たな数式構成部分の入力されるべき位置とを指定する色・入力位置指定機能と、
前記色・入力位置指定機能による指定色に対して前記数式・色対応記憶機能により対応付けて記憶された数式構成部分を、当該色・入力位置指定機能による指定位置にペーストするとともに、当該指定色で識別表示させる色数式部分貼付機能と、
を実現させることを特徴とするプログラム。
As mentioned above, although several embodiment of this invention was described, the scope of the present invention is not limited to the above-mentioned embodiment, The range of the invention described in the claim, and its equivalent range Including.
The invention described in the scope of claims attached to the application of this application will be added below. The item numbers of the claims described in the appendix are as set forth in the claims attached to the application of this application.
[Appendix]
<Claim 1>
Formula input means for inputting formulas based on user operations;
Formula display means for displaying the formula input by the formula input means;
Formula / color designation means for designating any formula component in the formula displayed by the formula display means and any one of a plurality of colors based on a user operation;
Formula / color correspondence storage means for storing the formula component and the color designated by the formula / color designation means in association with each other;
Of the mathematical formulas displayed on the mathematical formula display means, the mathematical formula component stored by the mathematical formula / color correspondence storage means is identified by the color stored in association with the mathematical formula component by the mathematical formula / color correspondence storage means Formula partial color identification display control means to be displayed;
Color / input position designation for designating one of the colors stored in association with the mathematical expression component by the mathematical expression / color correspondence storage means and the position where the new mathematical expression component should be input in response to a user operation Means,
Paste the mathematical expression component stored in association with the specified color by the color / input position specifying means by the numerical expression / color correspondence storage means to the specified position by the color / input position specifying means, and the specified color Color formula part pasting means for identifying and displaying with,
A mathematical expression input device comprising:
<Claim 2>
The mathematical formula input device according to
The mathematical expression partial color identification display control means includes:
Among the mathematical formulas displayed on the mathematical formula display means, each mathematical formula component having the same value as the mathematical formula constituent portion stored by the mathematical formula / color correspondence storage means is associated with the mathematical formula component portion by the mathematical formula / color correspondence storage means. A mathematical expression input device for identifying and displaying in a stored color.
<Claim 3>
The mathematical expression input device according to
Formula correction means for correcting the formula displayed by the formula display means based on a user operation;
When the formula component identified and displayed on the formula display means is corrected by the formula correction means, the formula component before correction and the corrected formula component are not the same value. A mathematical expression input device comprising modified mathematical expression part identification display canceling means for canceling the identification display of a mathematical formula component and causing the mathematical expression display means to update the display content.
<Claim 4>
In the mathematical expression input device according to any one of
A color chart display means for displaying the color chart;
The mathematical expression / color designating means is:
A mathematical expression input device which designates any color in the color chart based on a user operation.
<Claim 5>
The mathematical formula input device according to
The color / input position specifying means is:
By designating any color in the color chart based on a user operation, designating any color stored in association with the formula component by the formula / color correspondence storage means, Mathematical expression input device.
<Claim 6>
In the mathematical expression input device according to any one of
Formula correction means for correcting the formula displayed by the formula display means based on a user operation,
The mathematical expression / color correspondence storage means includes:
When the mathematical expression component identified and displayed by the mathematical expression display means is modified by the mathematical expression modification means, the mathematical expression composition part after modification is converted into a mathematical expression before modification by the mathematical expression / color correspondence information storage means among a plurality of colors. A mathematical expression input device that stores information in association with a color different from the corresponding color stored in association with a component.
<Claim 7>
In the mathematical expression input device according to any one of
Variable detection means for detecting a variable connected by an equal sign to the mathematical expression component stored by the mathematical expression / color correspondence storage means from the mathematical expression displayed by the mathematical expression display means,
The mathematical expression / color correspondence storage means includes:
When a variable connected with an equal sign to the mathematical expression component stored by the mathematical expression / color correspondence storage means is detected by the variable detection means, the variable is stored in association with the mathematical expression component,
The mathematical expression partial color identification display control means includes:
Of the mathematical formulas displayed on the mathematical formula display means, the variables stored in association with the mathematical formula components by the mathematical formula / color correspondence storage means are stored in correspondence with the mathematical formula components by the mathematical formula / color correspondence storage means. Mathematical expression input device, wherein each color is identified and displayed.
<Claim 8>
The mathematical formula input device according to
Based on a user operation, a formula component specifying unit that specifies any formula component identified and displayed by the formula display unit;
A mathematical formula that is displayed by replacing the mathematical formula component with the variable when the mathematical formula / color correspondence storage device stores the variable in association with the mathematical formula component designated by the mathematical formula component designation device. A mathematical expression input device comprising: a component part / variable replacement means.
<Claim 9>
In the mathematical expression input device according to
Variable designation means for designating any variable identified and displayed by the mathematical expression display means based on a user operation;
A variable / formula component replacement means for displaying the variable designated by the variable designation means by replacing the variable with a mathematical formula component stored in association with the variable by the mathematical expression / color correspondence storage means; A mathematical expression input device.
<Claim 10>
Formula input means for inputting formulas based on user operations;
Formula display means for displaying the formula input by the formula input means;
On a computer with
Formula / color designation function for designating any formula component in the formula displayed by the formula display means and any one of a plurality of colors based on a user operation;
A mathematical expression / color correspondence storage function that associates and stores a mathematical expression component designated by the mathematical expression / color designation function and a color;
Among the formulas displayed on the formula display means, the formula component stored by the formula / color correspondence storage function is identified by the color stored in association with the formula component by the formula / color correspondence storage function. Formula partial color identification display control function to be displayed,
Color / input position designation for designating one of the colors stored in association with the formula component by the formula / color correspondence storage function and the position where the new formula component should be input in response to a user operation Function and
Paste the formula component stored in association with the specified color by the color / input position specifying function by the formula / color correspondence storage function to the specified position by the color / input position specifying function, and the specified color The color formula part pasting function for identifying and displaying with,
A program characterized by realizing.
1,1A 関数電卓
2 入力キー群
3 ディスプレイ
11 CPU
12,12A RAM
13,13A 記憶部
14 入力部
15 表示部
130,130A 計算プログラム
1,
12,12A RAM
13,
Claims (11)
ユーザ操作に基づいて、前記数式表示手段により表示された数式における何れかの数式構成部分と、複数色のうちの何れかの色とを指定すると、前記指定された数式構成部分と前記指定された色とを対応づけて記憶する制御を行う数式・色対応記憶制御手段と、
前記数式表示手段に表示された数式のうち、前記指定された数式構成部分を、前記指定された色で識別表示させる数式部分色識別表示制御手段と、
ユーザ操作に応じて、前記数式・色対応記憶制御手段により数式構成部分に対応付けて記憶された何れかの色を指定色として指定し、前記数式表示手段により表示されたいずれかの位置を指定位置として指定すると、前記数式部分色識別表示制御手段により当該指定色と同じ色で識別表示された数式構成部分を、当該指定位置にペーストする色数式部分貼付手段と、
を備えることを特徴とする数式表示制御装置。 And formulas display means for displaying the number equation,
Based on a user operation above, and any of formulas components in equation displayed by the mathematical expression display means, specifying the one color among the plurality of colors, the front SL specified by the formula components Formula / color correspondence storage control means for performing control to store the specified color in association with each other;
Of the mathematical formulas displayed on the mathematical formula display means, a mathematical formula part color identification display control means for identifying and displaying the designated mathematical formula component in the designated color;
In response to a user operation, any one of the colors stored in association with the formula component is designated as the designated color by the formula / color correspondence storage control means, and any position displayed by the formula display means is designated. designated as position result, an identification displayed mathematical expression components in the same color as the designated color by the equation partial color identifying display control means, and color formulas portion sticking means you paste to the designated position,
A mathematical expression display control device comprising:
前記色数式部分貼付手段は、前記指定位置にペーストされた数式構成部分を前記指定色で識別表示させることを特徴とする数式表示制御装置。The formula display control apparatus, wherein the color formula part pasting means identifies and displays a formula constituent part pasted at the designated position in the designated color.
前記数式部分色識別表示制御手段は、
前記数式表示手段に表示された数式のうち、前記数式・色対応記憶制御手段により記憶された数式構成部分と同値の各数式構成部分を、当該数式・色対応記憶制御手段により当該数式構成部分に対応付けて記憶された色で識別表示させることを特徴とする数式表示制御装置。 In the mathematical expression display control device according to claim 1 or 2 ,
The mathematical expression partial color identification display control means includes:
Of the mathematical formulas displayed on the mathematical formula display means, each mathematical formula component having the same value as the mathematical formula constituent portion stored by the mathematical formula / color correspondence storage control means is converted into the mathematical formula constituent portion by the mathematical formula / color correspondence storage control means. A mathematical expression display control device for identifying and displaying in a color stored in association with each other.
ユーザ操作に基づいて、前記数式表示手段により表示された数式を修正する数式修正手段と、
前記数式表示手段に識別表示された数式構成部分が前記数式修正手段により修正された結果、修正前の数式構成部分と、修正後の数式構成部分とが同値でなくなった場合に、当該修正後の数式構成部分についての識別表示を解除して、前記数式表示手段に表示内容を更新させる修正数式部分識別表示解除手段を備えることを特徴とする数式表示制御装置。 In the mathematical expression display control device according to claim 2 or 3 ,
Formula correction means for correcting the formula displayed by the formula display means based on a user operation;
When the formula component identified and displayed on the formula display means is corrected by the formula correction means, the formula component before correction and the corrected formula component are not the same value. cancels the identification of the mathematical expression component, equation display control device, characterized in that it comprises a modified mathematical expression part identification releasing means to update the display contents on the equation display means.
カラーチャートを表示するカラーチャート表示手段を備え、
数式・色対応記憶制御手段は、ユーザ操作に基づいて、前記カラーチャート内で何れかの色を指定することを特徴とする数式表示制御装置。 In the mathematical expression display control device according to any one of claims 1 to 4 ,
A color chart display means for displaying the color chart;
Number Expression and color corresponding storage control means, based on a user operation, the formula display control apparatus characterized by specifying any of the color in the color chart.
前記色数式部分貼付手段は、ユーザ操作に基づいて、前記カラーチャート内で何れかの色を指定色として指定することを特徴とする数式表示制御装置。 The mathematical expression display control device according to claim 5 .
It said color formulas portion sticking means, based on the user operation, the formula display control apparatus characterized by specifying the designated color any color within the color chart.
ユーザ操作に基づいて、前記数式表示手段により表示された数式を修正する数式修正手段を備え、
前記数式・色対応記憶制御手段は、
前記数式表示手段により識別表示された数式構成部分が前記数式修正手段により修正される場合に、修正後の数式構成部分を、複数色のうち、当該数式・色対応情報記憶制御手段により修正前の数式構成部分に対応付けて記憶された対応色とは異なる色に対応付けて記憶することを特徴とする数式表示制御装置。 In the mathematical expression display control device according to any one of claims 1 to 6 ,
Formula correction means for correcting the formula displayed by the formula display means based on a user operation,
The mathematical expression / color correspondence storage control means includes:
When the mathematical expression component identified and displayed by the mathematical expression display means is modified by the mathematical expression modification means, the modified mathematical expression composition part is corrected by the mathematical expression / color correspondence information storage control means among the plurality of colors. A mathematical expression display control device, which stores a color corresponding to a color different from a corresponding color stored in association with a mathematical expression component.
前記数式表示手段により表示された数式から、前記数式・色対応記憶制御手段により記憶された数式構成部分に等号で結ばれた変数を検出する変数検出手段を備え、
前記数式・色対応記憶制御手段は、
前記数式・色対応記憶制御手段により記憶された数式構成部分に等号で結ばれた変数が前記変数検出手段によって検出される場合に、当該変数を当該数式構成部分に対応付けて記憶し、
前記数式部分色識別表示制御手段は、
前記数式表示手段に表示された数式のうち、前記数式・色対応記憶制御手段により数式構成部分に対応付けて記憶された変数を、当該数式・色対応記憶制御手段により当該数式構成部分に対応付けて記憶された色でそれぞれ識別表示させることを特徴とする数式表示制御装置。 In the mathematical expression display control device according to any one of claims 1 to 7 ,
Variable detection means for detecting a variable connected by an equal sign to a mathematical expression component stored by the mathematical expression / color correspondence storage control means from the mathematical expression displayed by the mathematical expression display means,
The mathematical expression / color correspondence storage control means includes:
When a variable connected with an equal sign to the mathematical expression component stored by the mathematical expression / color correspondence storage control means is detected by the variable detection means, the variable is stored in association with the mathematical expression component,
The mathematical expression partial color identification display control means includes:
Of the formulas displayed on the formula display means, the variables stored in association with the formula constituent parts by the formula / color correspondence storage control means are associated with the formula constituent parts by the formula / color correspondence storage control means. A mathematical expression display control device for identifying and displaying each of the stored colors.
ユーザ操作に基づいて、前記数式表示手段により識別表示された何れかの数式構成部分を指定する数式構成部分指定手段と、
前記数式構成部分指定手段により指定された数式構成部分に対して前記数式・色対応記憶制御手段により変数が対応付けて記憶されている場合に、当該数式構成部分を当該変数に置換して表示させる数式構成部分・変数置換手段と
を備えることを特徴とする数式表示制御装置。 In the mathematical expression display control device according to claim 8 ,
Based on a user operation, a formula component specifying unit that specifies any formula component identified and displayed by the formula display unit;
When a variable is stored in association with the formula / color correspondence storage control unit with respect to the formula component specified by the formula component specifying unit, the formula component is replaced with the variable and displayed. A mathematical expression display control device comprising a mathematical expression component / variable replacement means.
ユーザ操作に基づいて、前記数式表示手段により識別表示された何れかの変数を指定する変数指定手段と、
前記変数指定手段により指定された変数を、当該変数に対して前記数式・色対応記憶制御手段により対応付けて記憶された数式構成部分に置換して表示させる変数・数式構成部分置換手段と
を備えることを特徴とする数式表示制御装置。 In the mathematical expression display control device according to claim 8 or 9 ,
Variable designation means for designating any variable identified and displayed by the mathematical expression display means based on a user operation;
A variable / formula component replacement unit that displays the variable specified by the variable specification unit by replacing the variable with a formula component stored in association with the variable by the formula / color correspondence storage control unit; A mathematical expression display control device.
ユーザ操作に基づいて、前記数式表示手段により表示された数式における何れかの数式構成部分と、複数色のうちの何れかの色とを指定すると、前記指定された数式構成部分と前記指定された色とを対応づけて記憶する制御を行う数式・色対応記憶制御機能と、
前記数式表示手段に表示された数式のうち、前記指定された数式構成部分を、前記指定された色で識別表示させる数式部分色識別表示制御機能と、
ユーザ操作に応じて、前記数式・色対応記憶制御手段により数式構成部分に対応付けて記憶された何れかの色を指定色として指定し、前記数式表示手段により表示されたいずれかの位置を指定位置として指定すると、前記数式部分色識別表示制御手段により当該指定色と同じ色で識別表示された数式構成部分を、当該指定位置にペーストする色数式部分貼付機能と、
を実現させることを特徴とするプログラム。 A computer having a formula display means to display the number equation,
Based on a user operation above, and any of formulas components in equation displayed by the mathematical expression display means, specifying the one color among the plurality of colors, the front SL specified by the formula components Formula / color correspondence storage control function for performing control to store the specified color in association with each other,
Among the formulas displayed on the formula display means, a formula part color identification display control function for identifying and displaying the designated formula component part with the designated color;
In response to a user operation, any one of the colors stored in association with the formula component is designated as the designated color by the formula / color correspondence storage control means , and any position displayed by the formula display means is designated. designated as position result, the same color as the designated color identification displayed mathematical expression component by the equation partial color identifying display control means, and color formulas portion sticking function to paste the designated position,
A program characterized by realizing.
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