JP6010373B2 - サブ情報提示装置、映像提示装置及びプログラム - Google Patents

サブ情報提示装置、映像提示装置及びプログラム Download PDF

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本発明は、映像コンテンツが表示された映像提示装置の画面を撮影して表示する際に、映像コンテンツと当該映像コンテンツに関するサブ情報(サブコンテンツ)とを同期させ、映像コンテンツにサブコンテンツをオーバーレイ表示するために用いるサブ情報提示装置、映像提示装置及びプログラムに関する。
従来、コンピュータを用いて現実環境に所定の情報を付加することにより、情報を提示するAR(Augmented Reality:拡張現実)と呼ばれる技術が知られている。
AR技術をデジタル放送システムに適用すると、例えば、動きのある3DCG(3 Dimensional Computer Graphics:3次元コンピュータグラフィックス)による演出が考えられる。携帯電話機等のサブ情報提示装置に内蔵されたカメラが、テレビ受像機等の映像提示装置に表示された動画像の映像コンテンツを撮影し、映像コンテンツと3DCGのマルチメディアデータであるサブコンテンツとを合成映像として表示する場合、サブ情報提示装置における画面の位置及び向きを検出し、その位置及び向きを反映した3DCGのサブコンテンツを映像コンテンツに合成する。これにより、3DCGのサブコンテンツが、映像コンテンツの動きに合わせて画面から飛び出して見える演出が可能となる。この場合、映像コンテンツと3DCGのサブコンテンツとの間で同期を確立する必要がある。
また、映像コンテンツにサブコンテンツを合成表示する際に、映像コンテンツのメディア時刻を取得する技術が知られている(特許文献1を参照)。
この技術では、映像提示装置は、映像コンテンツのメディア時刻及びコンテンツIDをシンボル化し、これらのシンボルを映像コンテンツにオーバーレイ表示する。そして、サブ情報提示装置は、カメラにより映像提示装置の画面を取り込み、メディア時刻及びコンテンツIDを取得し、コンテンツIDからサブコンテンツを特定し、メディア時刻に基づいてサブコンテンツの再生ポイントを決定し、映像コンテンツにサブコンテンツをオーバーレイ表示する。
特開2011−35576号公報
しかしながら、特許文献1の技術において、サブ情報提示装置が映像コンテンツにサブコンテンツをオーバーレイ表示する際に、その画面内で表示を同期させるためには、サブ情報提示装置の計算能力に依存する部分を吸収する必要がある。例えば、サブ情報提示装置は、サブコンテンツの表示処理を開始し、デコード等の遅延を伴う処理を行って画面表示する。さらに、映像コンテンツは、サブ情報提示装置がカメラにより取り込んで画面に表示するまでの処理にも遅延を伴う。このため、映像コンテンツとサブコンテンツとの間の表示タイミングがズレてしまい、画面内では表示の同期がとれないという問題があった。また、サブ情報提示装置の種類に応じて計算能力が異なるから、表示タイミングのズレの程度も異なるという問題があった。
そこで、本発明はかかる課題を解決するためになされたものであり、その目的は、サブ情報提示装置の処理能力に依存することなく、映像コンテンツとサブコンテンツとの間の同期を精度高く確立することが可能なサブ情報提示装置、映像提示装置及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1のサブ情報提示装置は、映像コンテンツ及び当該映像コンテンツの時刻を表したマーカーを表示する映像提示装置がカメラにより撮影され、前記カメラの入力画像に、前記映像コンテンツに関連するサブ情報としてサブコンテンツをオーバーレイ表示するサブ情報提示装置において、前記カメラの入力画像からマーカーを認識し、前記マーカーにより表された時刻に基づいて、前記サブコンテンツのメディア時刻を生成するメディア時刻生成部と、前記メディア時刻生成部により生成されたメディア時刻についてのサブコンテンツを生成するサブコンテンツ生成部と、前記メディア時刻生成部により生成されたメディア時刻に基づいて、前記映像コンテンツと前記サブコンテンツとの間の同期を確立するための時刻を表した補完マーカーを生成する補完マーカー生成部と、前記サブコンテンツ生成部により生成されたサブコンテンツに対し、前記映像コンテンツに前記サブコンテンツをオーバーレイ表示するための描画処理を施すサブコンテンツ描画処理部と、前記サブコンテンツ描画処理部による描画処理が完了した後に、前記カメラの入力画像に、前記補完マーカー生成部により生成された補完マーカー、または、前記サブコンテンツ生成部により生成されサブコンテンツ描画処理部により描画処理が施されたサブコンテンツをオーバーレイ表示するオーバーレイ処理部と、オーバーレイ処理部によりオーバーレイ表示された画像からマーカー及び補完マーカーを認識し、前記マーカーにより表された時刻と、前記補完マーカーにより表された時刻とに基づいて、前記映像コンテンツと前記サブコンテンツとの間の同期を判定する同期判定部とを備え、前記同期判定部により同期が完了していないと判定された場合、前記メディア時刻生成部が、前記メディア時刻を補正し、前記オーバーレイ処理部が、前記補正後のメディア時刻についてのサブコンテンツの生成及び描画処理が完了した後に、前記カメラの入力画像に、前記補正後のメディア時刻に基づいた補完マーカーをオーバーレイ表示し、前記同期判定部により同期が完了していないと判定され、その後、同期が完了していると判定された場合、前記メディア時刻生成部が、前記補正後のメディア時刻に基づいて、同期したメディア時刻を生成し、前記オーバーレイ処理部が、前記メディア時刻生成部により生成された同期したメディア時刻についてのサブコンテンツの生成及び描画処理が完了した後に、前記映像コンテンツに前記サブコンテンツをオーバーレイ表示する、ことを特徴とする。
また、請求項2のサブ情報提示装置は、請求項1に記載のサブ情報提示装置において、前記同期判定部が、同期が完了していないと判定した場合、前記判定の毎に、所定量増加する補正量を算出し、前記メディア時刻生成部が、前記同期判定部により算出された補正量を用いて、前記メディア時刻を補正する、ことを特徴とする。
また、請求項3のサブ情報提示装置は、請求項1に記載のサブ情報提示装置において、前記同期判定部が、同期が完了していないと判定した場合、前記マーカーにより表された時刻と、前記補完マーカーにより表された時刻との間の差に基づいて、補正量を算出し、前記メディア時刻生成部が、前記同期判定部により算出された補正量を用いて、前記メディア時刻を補正する、ことを特徴とする。
さらに、請求項4の映像提示装置は、請求項1から3までのいずれかのサブ情報提示装置に備えたカメラにより撮影される映像コンテンツ及び当該映像コンテンツの時刻を表したマーカーを表示する映像提示装置であって、前記映像コンテンツの時刻をメディア時刻として抽出するメディア時刻抽出部と、前記メディア時刻抽出部により抽出されたメディア時刻を表したマーカーを生成するマーカー生成部と、前記映像コンテンツに前記マーカーをオーバーレイ表示するオーバーレイ処理部と、を備えたことを特徴とする。
さらに、請求項5のプログラムは、コンピュータを、請求項1から3までのいずれか一項に記載のサブ情報提示装置として機能させることを特徴とする。
また、請求項6のプログラムは、コンピュータを、請求項4に記載の映像提示装置として機能させることを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、サブ情報提示装置の処理能力に依存することなく、映像コンテンツとサブコンテンツとの間で同期を精度高く確立することが可能となる。また、ユーザは、使用するサブ情報提示装置の処理能力に依存することなく、映像コンテンツにサブコンテンツをオーバーレイ表示して提示するという一定の品質のサービスを受けることができる。
本発明の実施形態による映像提示装置及びサブ情報提示装置の使用形態と表示画面例を説明する図である。 本発明の実施形態による第1の映像提示装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態による第2の映像提示装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態によるサブ情報提示装置の構成を示すブロック図である。 映像提示装置に表示される高精度同期用マーカー、シンボル及び位置決めマーカーの例を示す図である。 高精度同期用マーカーの時間遷移を説明する図である。 サブ情報提示装置に表示される高精度同期用マーカー、シンボル、位置決めマーカー及び高精度同期用補完マーカーの例を示す図である。 高精度同期用マーカー及び高精度同期用補完マーカーの時間遷移を説明する図である。 サブ情報提示装置の同期処理を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態による映像提示装置及びサブ情報提示装置の使用形態と表示画面例を説明する図である。本発明の実施形態では、映像提示装置1が、映像コンテンツを画面表示し、サブ情報提示装置2を操作するユーザが、サブ情報提示装置2に内蔵されたカメラを用いて映像提示装置1の画面を撮像し、サブ情報提示装置2が、カメラ入力の画像に含まれる映像コンテンツに、当該映像コンテンツに関連するサブ情報としてサブコンテンツをオーバーレイ表示する際に、ユーザに対し、映像コンテンツとサブコンテンツとの間で時間的な同期が確立した映像を提示するものである。
図1では、映像コンテンツが宇宙船の動画像であり、サブコンテンツが星である場合の例を示す。映像提示装置1の画面には、映像コンテンツとして宇宙船の動画像が表示されている。また、ユーザにより操作されるサブ情報提示装置2の画面には、映像提示装置1の画面に表示された宇宙船の動画像と、所定の正しいタイミングにて出現した星とが表示されている。例えば、映像提示装置1は、映像コンテンツの放送波を受信して復号し、再生する再生装置である。また、サブ情報提示装置2は、電話機能、カメラによる撮影機能及びインターネット等の通信路にアクセスする通信機能を有する携帯電話機、またはタブレットPCである。
映像提示装置1は、図示しない映像送信装置から映像コンテンツの放送波を受信し、映像コンテンツから当該映像コンテンツの時刻を示すメディア時刻を抽出する。そして、映像提示装置1は、メディア時刻に基づいて、映像コンテンツとサブコンテンツとの間の同期を確立するための時刻マーカー(後述する高精度同期用マーカー及びシンボル)を生成し、映像コンテンツに時刻マーカー等をオーバーレイ表示する。これにより、映像提示装置1の画面には、映像コンテンツ及び時刻マーカー等が合成表示される。尚、図1において、映像提示装置1の画面には映像コンテンツのみが表示されており、時刻マーカー等の表示は省略してある。
サブ情報提示装置2を操作するユーザは、サブ情報提示装置2に内蔵されたカメラを用いて、映像提示装置1の画面に表示された映像コンテンツ及び時刻マーカー等を撮影する。サブ情報提示装置2は、カメラ入力の画像を取り込み、画像から時刻マーカーを認識し、時刻マーカーが示すメディア時刻に基づいて、サブコンテンツのメディア時刻を生成し、映像コンテンツとサブコンテンツとの間の同期を確立するための補完時刻マーカー(後述する高精度同期用補完マーカー)を生成する。そして、サブ情報提示装置2は、映像コンテンツに対応するサブコンテンツを生成し描画処理を施した後に、補完時刻マーカーのみを、映像コンテンツ等にオーバーレイ表示する。サブ情報提示装置2は、画面表示された時刻マーカーが示す時刻と補完時刻マーカーが示す時刻とに基づいて、映像コンテンツとサブコンテンツの同期を確立するための補正量(補正時刻)を生成し、補正量を用いてサブコンテンツのメディア時刻を補正し、補正後のメディア時刻に基づいて新たな補完時刻マーカーを生成する。
このようなフィードバック処理を繰り返すことにより、サブコンテンツのメディア時刻は、サブコンテンツを生成し描画処理を施す時間、及びカメラ入力の画像として映像コンテンツを入力し表示する時間を考慮した時刻に補正される。つまり、同一時刻の映像コンテンツ及びサブコンテンツがオーバーレイ表示されるように、サブコンテンツのメディア時刻が補正され(映像コンテンツの時刻マーカーが指示する時刻に対して、サブコンテンツを生成し描画処理を施す時間からカメラ入力の画像として映像コンテンツを入力し表示する時間を引いた時間に相当する時間分進むように補正され)、補完時刻マーカーが生成される。これにより、オーバーレイ表示されるタイミングにて、映像コンテンツの時刻とサブコンテンツの時刻とが同じになり、サブ情報提示装置2の画面には、映像コンテンツと、所定の正しいタイミングで出現するサブコンテンツとが表示され、ユーザは、映像コンテンツとサブコンテンツとが同期した合成映像を視聴することができる。
〔映像提示装置〕
次に、図1に示した映像提示装置1について説明する。図2は、本発明の実施形態による第1の映像提示装置1の構成を示すブロック図である。この映像提示装置1−1は、分離部11、表示制御情報抽出部12、映像抽出部13、メディア時刻抽出部14、コンテンツID抽出部15、高精度同期用マーカー生成部16、位置決めマーカー・シンボル生成部17、ユーザ入力処理部18及びオーバーレイ処理部19を備えている。
映像提示装置1−1が映像コンテンツ等の放送波を受信すると、分離部11は、受信した映像コンテンツ等を分離する。表示制御情報抽出部12は、表示制御情報を抽出し、抽出した表示制御情報をオーバーレイ処理部19に出力する。表示制御情報は、例えば、画面表示される高精度同期用マーカー、位置決めマーカー及びシンボルの表示位置、色、サイズ、表示/非表示等を示す情報をいう。映像抽出部13は、映像コンテンツを抽出し、抽出した映像コンテンツをオーバーレイ処理部19に出力する。メディア時刻抽出部14は、映像コンテンツの時刻情報をメディア時刻として抽出し、抽出したメディア時刻を高精度同期用マーカー生成部16及び位置決めマーカー・シンボル生成部17に出力する。ここで、メディア時刻は、映像コンテンツの再生開始時点からの相対時刻をいい、例えば、映像コンテンツを構成するフレーム単位の時刻である。コンテンツID抽出部15は、映像コンテンツのコンテンツIDを抽出し、抽出したコンテンツIDを位置決めマーカー・シンボル生成部17に出力する。
高精度同期用マーカー生成部16は、メディア時刻抽出部14からメディア時刻を入力し、メディア時刻からサンプリング時間間隔が短い(細かい)高精度時刻を抽出し、この時刻を表した高精度同期用マーカーを生成し、生成した高精度同期用マーカーをオーバーレイ処理部19に出力する。
位置決めマーカー・シンボル生成部17は、メディア時刻抽出部14からメディア時刻を入力すると共に、コンテンツID抽出部15からコンテンツIDを入力し、メディア時刻からサンプリング時間間隔が長い(粗い)低精度時刻を抽出し、低精度時刻とコンテンツIDとを表したシンボルを生成し、生成したシンボルをオーバーレイ処理部19に出力する。例えば、位置決めマーカー・シンボル生成部17は、メディア時刻からサンプリング時間間隔が長い低精度時刻を示す2次元コードを生成すると共に、コンテンツIDに基づいて2次元コードを生成し、これらの2次元コードを合成して2次元シンボルに変換する。また、位置決めマーカー・シンボル生成部17は、サブ情報提示装置2を基準にした映像提示装置1の位置及び向きを決定するための位置決めマーカーを生成し、生成した位置決めマーカーをオーバーレイ処理部19に出力する。
ユーザ入力処理部18は、例えば、当該映像提示装置1−1を遠隔操作するユーザがリモコンを操作すると、操作データを入力し、入力した操作データに従った処理を行い、操作制御情報をオーバーレイ処理部19に出力する。例えば、ユーザ入力処理部18は、ユーザ操作に従って、画面表示される高精度同期用マーカー、位置決めマーカー及びシンボルの表示位置、色、サイズ、表示/非表示等を示す操作制御情報をオーバーレイ処理部19に出力する。
オーバーレイ処理部19は、表示制御情報抽出部12から表示制御情報を、映像抽出部13から映像コンテンツを、高精度同期用マーカー生成部16から高精度同期用マーカーを、位置決めマーカー・シンボル生成部17から位置決めマーカー及びシンボルを、ユーザ入力処理部18から操作制御情報をそれぞれ入力する。そして、オーバーレイ処理部19は、表示制御情報または/及び操作制御情報に従って、高精度同期用マーカー等の表示位置等を決定し、映像コンテンツに、高精度同期用マーカー、位置決めマーカー及びシンボルをオーバーレイ表示する。
このように、映像提示装置1−1によれば、高精度同期用マーカー生成部16は、映像コンテンツのメディア時刻に基づいて、高精度時刻を表した高精度同期用マーカーを生成するようにし、位置決めマーカー・シンボル生成部17は、映像コンテンツのメディア時刻から低精度時刻を抽出し、低精度時刻とコンテンツIDとを表したシンボルを生成すると共に、位置決めマーカーを生成するようにした。また、オーバーレイ処理部19は、映像コンテンツに、高精度同期用マーカー、位置決めマーカー及びシンボルをオーバーレイ表示するようにした。これにより、映像提示装置1−1の画面には、映像コンテンツ、高精度同期用マーカー、位置決めマーカー及びシンボルの合成映像が表示される。
図3は、本発明の実施形態による第2の映像提示装置1の構成を示すブロック図である。この映像提示装置1−2は、分離部11、表示制御情報抽出部12、映像抽出部13、メディア時刻抽出部14、コンテンツID抽出部15、高精度同期用マーカー生成部16、位置決めマーカー・シンボル生成部17、ユーザ入力処理部18、オーバーレイ処理部19及びプログラム抽出部20を備えている。
図2に示した映像提示装置1−1と図3に示す映像提示装置1−2とを比較すると、両映像提示装置1−1,1−2共に、分離部11、表示制御情報抽出部12、映像抽出部13、メディア時刻抽出部14、コンテンツID抽出部15、高精度同期用マーカー生成部16、位置決めマーカー・シンボル生成部17、ユーザ入力処理部18及びオーバーレイ処理部19を備えている点で同一であるが、映像提示装置1−2は、映像提示装置1−1の構成に加え、プログラム抽出部20を備えている点で相違する。図3において、図2と共通する部分には図2と同一の符号を付し、その詳しい説明は省略する。
映像提示装置1−2が受信する放送波には、データ放送によるプログラムが含まれており、プログラム抽出部20は、そのプログラムを抽出し、図示しない記憶手段に格納し、所定のタイミングで記憶手段からプログラムを読み出して実行し、高精度同期用マーカー生成部16及び位置決めマーカー・シンボル生成部17を機能させる。これにより、高精度同期用マーカー生成部16及び位置決めマーカー・シンボル生成部17は、図2に示した処理と同様の処理を行うことができる。
このように、映像提示装置1−2によれば、プログラム抽出部20は、受信した放送波からプログラムを抽出し、このプログラムを実行して高精度同期用マーカー生成部16及び位置決めマーカー・シンボル生成部17を機能させるようにした。これにより、映像提示装置1−2は、当該映像提示装置1−2に、予め高精度同期用マーカー生成部16及び位置決めマーカー・シンボル生成部17を備えておく必要がない。また、映像提示装置1−1と同様に、映像提示装置1−2の画面には、映像コンテンツ、高精度同期用マーカー、位置決めマーカー及びシンボルの合成映像が表示される。
〔表示例/映像提示装置〕
次に、映像提示装置1に表示される高精度同期用マーカー、シンボル及び位置決めマーカーの例について説明する。図5は、高精度同期用マーカー、シンボル及び位置決めマーカーの例を示す図である。映像提示装置1の画面には、図5に示すように、高精度同期用マーカーH、シンボルS及び6個の位置決めマーカーI1〜I6が表示される。
高精度同期用マーカーHは、サンプリング時間間隔が短い高精度時刻を表したマーカーであり、高精度時刻は、例えば、メディア時刻が小数点2位までの時間精度の場合、メディア時刻から整数部を除いた小数部のみの時刻を示す。図5の例では、高精度同期用マーカーHは、固定マーカーHaと変動マーカーHbとからなり、変動マーカーHbが、固定マーカーHa内の左から右まで、映像コンテンツのメディア時刻から抽出した高精度時刻に合わせて、移動するようになっている。
図6は、高精度同期用マーカーHの時間遷移を説明する図である。前述の例では、高精度同期用マーカー生成部16は、メディア時刻抽出部14からメディア時刻(小数点2位までの時間精度を有する時刻)を入力し、このメディア時刻から高精度時刻(0.00秒から0.99秒まで変動し、0.00秒に戻って繰り返す時刻)を抽出する。そして、高精度同期用マーカー生成部16は、図6に示すように、固定マーカーHa内で高精度時刻に応じた位置に変動マーカーHbを配置した高精度同期用マーカーHを生成する。図6の例では、高精度時刻t1=0.20、t2=0.40、t3=0.60、t4=0.80、t5=0.00のときの高精度同期用マーカーHを示しており、変動マーカーHbが、固定マーカーHa内の左から右まで移動し、この移動を繰り返す。
図5に戻って、シンボルSは、サンプリング時間間隔が長い低精度時刻及びコンテンツIDを表したマーカーであり、例えば、メディア時刻が小数点2位までの時間精度の場合、シンボルS内の時刻は、メディア時刻から小数部を除いた整数部のみの時刻(例えば秒単位の時刻)を示す。図5の例では、シンボルSは、時刻及びコンテンツIDが2次元コード化された2次元シンボルである。
位置決めマーカーI1〜I6は、サブ情報提示装置2を基準にした映像提示装置1の位置及び向きを決定するためのマーカーである。サブ情報提示装置2は、位置決めマーカーI1〜I6に基づいてその位置及び向きを決定し、これらの情報を、高精度同期用マーカーH、シンボルS及び後述する高精度同期用補完マーカーPを認識するために用いる。また、サブ情報提示装置2は、これらの情報を、サブコンテンツを映像コンテンツに合成して表示する際のサブコンテンツの表示位置、サイズ及び向きを決定するために用いる。図5の例では、位置決めマーカーI1〜I6の中央部のマークがそれぞれ異なっている。サブ情報提示装置2は、この中央部のマークによって位置決めマーカーI1〜I6を区別することができ、位置決めマーカーI1〜I6の位置に基づいて、高精度同期用マーカーH等を認識することができる。
〔サブ情報提示装置〕
次に、図1に示したサブ情報提示装置2について説明する。図4は、本発明の実施形態によるサブ情報提示装置2の構成を示すブロック図である。このサブ情報提示装置2は、第1キャプチャ部21、位置決めマーカー・シンボル解析部22、コンテンツID生成部23、メディア時刻生成部24、サブコンテンツ生成部25、高精度同期用補完マーカー生成部26、サブコンテンツ描画処理部27、オーバーレイ処理部28、第2キャプチャ部29、マーカー・補完マーカー解析部30及び同期判定部31を備えている。
ユーザが、サブ情報提示装置2に内蔵されたカメラを用いて、映像提示装置1に画面表示された映像コンテンツ、高精度同期用マーカー、シンボル及び位置決めマーカーを撮影する。そうすると、サブ情報提示装置2の第1キャプチャ部21は、映像コンテンツ、高精度同期用マーカー、シンボル及び位置決めマーカーを含むカメラ入力の画像を取り込む(キャプチャする)。
位置決めマーカー・シンボル解析部22は、第1キャプチャ部21により取り込まれたカメラ入力の画像を解析し、画像から所定形状の位置決めマーカーを認識し、位置決めマーカーに基づいて、サブ情報提示装置2を基準にした映像提示装置1の位置及び向きを決定する。そして、位置決めマーカー・シンボル解析部22は、映像提示装置1の位置及び向きの情報を用いて、低精度時刻とコンテンツIDとを表したシンボルを認識する。
コンテンツID生成部23は、位置決めマーカー・シンボル解析部22により認識されたシンボルからコンテンツIDを生成し、生成したコンテンツIDをサブコンテンツ生成部25に出力する。尚、コンテンツID生成部23は、位置決めマーカー・シンボル解析部22の代わりに、カメラの入力画像からコンテンツIDを認識するようにしてもよい。
メディア時刻生成部24は、位置決めマーカー・シンボル解析部22により認識されたシンボルから低精度時刻を生成し、この低精度時刻をメディア時刻としてサブコンテンツ生成部25に出力する。このメディア時刻は、シンボルから低精度時刻を生成することにより更新される。また、メディア時刻生成部24は、所定の高精度時刻の初期値をメディア時刻における高精度時刻とし、この高精度時刻を高精度同期用補完マーカー生成部26に出力する。高精度時刻の初期値は、予め設定されており、このメディア時刻における高精度時刻は、図示しない時計機能により更新される。例えば、シンボルから生成した低精度時刻が11(秒)の場合、メディア時刻として11秒(11.00秒)が出力され、高精度時刻の初期値が0.00(秒)の場合、メディア時刻における高精度時刻として0.00(秒)が出力される。尚、メディア時刻生成部24は、位置決めマーカー・シンボル解析部22の代わりに、カメラの入力画像からシンボルを認識するようにしてもよい。
メディア時刻生成部24は、同期判定部31から同期情報(同期OKまたは同期NG)及び補正量を入力し、入力した同期情報が同期NG(高精度時刻の同期が完了しておらず、同期調整中であることを示す情報)を示している場合、そのときに入力した補正量を用いて、メディア時刻における高精度時刻を補正する(メディア時刻における高精度時刻に補正量を加算し、高精度時刻を進める)。そして、メディア時刻生成部24は、シンボルから生成した低精度のメディア時刻をサブコンテンツ生成部25に出力すると共に、補正したメディア時刻における高精度時刻を高精度同期用補完マーカー生成部26に出力する。
一方、メディア時刻生成部24は、入力した同期情報が同期OK(高精度時刻の同期が完了したことを示す情報)を示している場合、シンボルから生成した低精度時刻及び高精度時刻を合成して新たなメディア時刻を生成し、生成した新たなメディア時刻をサブコンテンツ生成部25に出力すると共に、新たな高精度時刻を高精度同期用補完マーカー生成部26に出力する。ただし、高精度時刻の補正は、低精度のメディア時刻の粒度である時間(秒単位等)の範囲内での補正を前提としており、この粒度を超える補正はここでは想定しない。新たなメディア時刻は、映像コンテンツとサブコンテンツとが同期している状況におけるサブコンテンツのメディア時刻である。メディア時刻生成部24は、同期情報として同期OKを入力した後に、図示しない時計機能により、新たなメディア時刻を更新する。
サブコンテンツ生成部25は、コンテンツID生成部23からコンテンツIDを入力すると共に、メディア時刻生成部24からメディア時刻を入力し、コンテンツID及びメディア時刻についてのサブコンテンツを、デコード、3DCGレンダリング等の処理により生成する。そして、サブコンテンツ生成部25は、生成したサブコンテンツをサブコンテンツ描画処理部27に出力する。尚、サブコンテンツ生成部25は、例えば、図示しない記憶手段からサブコンテンツを読み出してもよいし、電話回線等の通信路を介してサブコンテンツをダウンロードしてもよい。
高精度同期用補完マーカー生成部26は、メディア時刻生成部24から高精度時刻を入力し、高精度時刻を表した高精度同期用補完マーカーを生成し、生成した高精度同期用補完マーカーをサブコンテンツ描画処理部27に出力する。
サブコンテンツ描画処理部27は、サブコンテンツ生成部25からサブコンテンツを、高精度同期用補完マーカー生成部26から高精度同期用補完マーカーを、同期判定部31から同期情報(同期OKまたは同期NG)をそれぞれ入力する。サブコンテンツ描画処理部27は、入力したサブコンテンツ及び高精度同期用補完マーカーを描画するための処理を行う。具体的には、サブコンテンツ描画処理部27は、位置決めマーカー・シンボル解析部22により決定された、サブ情報提示装置2を基準にした映像提示装置1の位置及び向きの情報を用いて、サブコンテンツ及び高精度同期用補完マーカーの表示位置、サイズ及び向きを決定する。そして、サブコンテンツ描画処理部27は、入力した同期情報が同期NGを示している場合、高精度同期用補完マーカーをオーバーレイ処理部28に出力し、入力した同期情報が同期OKを示している場合、サブコンテンツをオーバーレイ処理部28に出力する。
オーバーレイ処理部28は、サブコンテンツ描画処理部27から高精度同期用補完マーカーまたはサブコンテンツを入力すると共に、サブ情報提示装置2に内蔵されたカメラにより撮影されたカメラ入力の画像を取り込み、カメラ入力の画像に高精度同期用補完マーカーまたはサブコンテンツをオーバーレイ表示する。この場合、オーバーレイ処理部28は、同期が完了する前に、サブコンテンツ描画処理部27から高精度同期用補完マーカーのみを入力し、カメラ入力の画像に高精度同期用補完マーカーをオーバーレイ表示する。一方、オーバーレイ処理部28は、同期が完了した後に、サブコンテンツ描画処理部27からサブコンテンツのみを入力し、カメラ入力の画像にサブコンテンツをオーバーレイ表示する。
同期が完了した後に、ユーザは、映像提示装置1に対するユーザ操作により、画面から、高精度同期用マーカー、位置決めマーカー及びシンボルを表示しないようにする。これにより、ユーザは、映像コンテンツにサブコンテンツのみがオーバーレイ表示された合成映像を視聴することができる。また、映像コンテンツとサブコンテンツとの合成映像が正しく表示されない等の場合に、映像提示装置1及びサブ情報提示装置2に対するユーザ操作に従って、映像提示装置1は、高精度同期用マーカー等の表示を再度行い、サブ情報提示装置2は、同期調整の処理を再度行う。
第2キャプチャ部29は、オーバーレイ処理部28によりオーバーレイ表示された、映像コンテンツ、高精度同期用マーカー、シンボル、位置決めマーカー及び高精度同期用補完マーカーを含む画像を取り込む(キャプチャする)。
マーカー・補完マーカー解析部30は、第2キャプチャ部29により取り込まれた画像を解析し、位置決めマーカー・シンボル解析部22により決定された映像提示装置1の位置及び向きの情報を用いて、高精度同期用マーカー及び高精度同期用補完マーカーを認識する。
同期判定部31は、マーカー・補完マーカー解析部30により認識された高精度同期用マーカー及び高精度同期用補完マーカーから、高精度同期用時刻及び高精度同期用補完時刻をそれぞれ生成し、両時刻の差が所定値内であるか否かを判定する。尚、同期判定部31は、マーカー・補完マーカー解析部30の代わりに、高精度同期用マーカー及び高精度同期用補完マーカーを認識するようにしてもよい。
同期判定部31は、両時刻の差が所定値内でない場合、高精度時刻の同期が完了しておらず、同期調整中であると判定し、当該判定回数が増えるに従って所定量増加する補正量を算出し、同期NGの同期情報をメディア時刻生成部24及びサブコンテンツ描画処理部27に出力すると共に、補正量をメディア時刻生成部24に出力する。この場合、同期判定部31は、両時刻の差に応じた補正量を算出するようにしてもよい。例えば、両時刻の差に比例するように、補正量を算出するようにしてもよい。これにより、同期が完了するまでに要する時間が短くなる。
一方、同期判定部31は、両時刻の差が所定値内である場合、高精度時刻の同期が完了していると判定し、同期OKの同期情報をメディア時刻生成部24及びサブコンテンツ描画処理部27に出力する。
このように、サブ情報提示装置2のメディア時刻生成部24は、同期が確立していない同期調整中のときに、シンボルから生成した低精度時刻をメディア時刻とし、メディア時刻における高精度時刻を、同期判定部31からの補正量によって補正するようにした。また、サブコンテンツ生成部25は、コンテンツID及びメディア時刻によりサブコンテンツを生成し、高精度同期用補完マーカー生成部26は、メディア時刻における高精度時刻を表した高精度同期用補完マーカーを生成し、サブコンテンツ描画処理部27は、サブコンテンツ及び高精度同期用補完マーカーを描画するための処理を行い、オーバーレイ処理部28は、同期調整中のときに、高精度同期用マーカーを含むカメラ入力の画像に高精度同期用補完マーカーをオーバーレイ表示するようにした。また、同期判定部31は、高精度同期用マーカー及び高精度同期用補完マーカーから、映像コンテンツの高精度時刻及びサブコンテンツの高精度時刻を生成し、両時刻を比較することで同期を判定するようにした。そして、メディア時刻生成部24は、同期が確立したときに、シンボルから生成した低精度時刻と、補正した高精度時刻とを合成して新たなメディア時刻を生成する。この新たなメディア時刻は、サブコンテンツの生成及び描画処理の負荷時間、及びカメラ入力の画像として映像コンテンツを入力し表示する時間を考慮したメディア時刻、すなわち、サブコンテンツの生成及び描画処理を行った後のオーバーレイ表示のタイミングにおける映像コンテンツのメディア時刻に一致した時刻となる。そして、オーバーレイ処理部28は、映像コンテンツに、当該映像コンテンツと同期したサブコンテンツをオーバーレイ表示することができ、映像コンテンツの時刻とサブコンテンツの時刻とを合わせることができる。
〔表示例/サブ情報提示装置〕
次に、サブ情報提示装置2に表示される高精度同期用マーカー、シンボル、位置決めマーカー及び高精度同期用補完マーカーの例について説明する。図7は、高精度同期用マーカー、シンボル、位置決めマーカー及び高精度同期用補完マーカーの例を示す図である。サブ情報提示装置2の画面には、図7に示すように、高精度同期用マーカーH、シンボルS、6個の位置決めマーカーI1〜I6及び高精度同期用補完マーカーPが表示される。
映像コンテンツの高精度時刻を表した高精度同期用マーカーH、映像コンテンツの低精度時刻を表したシンボルS、及び、映像提示装置1の位置等を決定するための位置決めマーカーI1〜I6については図5及び図6にて説明済みであるから、ここではこれらの説明を省略する。
高精度同期用補完マーカーPは、サブコンテンツについて、サンプリング時間間隔が短い高精度時刻を表したマーカーであり、例えば、サブコンテンツのメディア時刻が小数点2位までの時間精度の場合、メディア時刻から整数部を除いた小数部のみの時刻を示す。図7の例では、高精度同期用補完マーカーPは、変動マーカーHbと同様に、高精度時刻に応じて、固定マーカーHa内で左から右まで移動するようになっている。
図8は、高精度同期用マーカーH及び高精度同期用補完マーカーPの時間遷移を説明する図である。例えば、高精度同期用補完マーカー生成部26は、高精度時刻(0.00秒から0.99秒まで変動し、0.00秒に戻って繰り返す時刻)を表した高精度同期用補完マーカーを生成し、図8に示すように、固定マーカーHa内で高精度時刻に応じた位置に高精度同期用補完マーカーPを配置する。図8の例では、高精度時刻0.95、tb=0.20、tc=0.45、td=0.70、te=0.95、tf=0.20、tg=0.40、th=0.60のときの高精度同期用補完マーカーPを示している。図8から、高精度時刻ta〜thに応じて、高精度同期用補完マーカーPが、固定マーカーHa内で左から右へ移動していることがわかる。尚、高精度同期用マーカーHの変動マーカーHbは、図6と同様の位置を示している。
高精度時刻ta〜teにおいては、高精度同期用マーカーHにおける変動マーカーHbの位置と高精度同期用補完マーカーPの位置とが重複しているから、高精度時刻の同期は確立しておらず調整中である。同期判定部31は、同期NGを示す同期情報及び所定の補正量をメディア時刻生成部24に出力し、メディア時刻生成部24は、補正量を用いてメディア時刻における高精度時刻を補正する。これにより、高精度同期用補完マーカー生成部26により、補正したメディア時刻についての高精度時刻の高精度同期用補完マーカーPが生成される。つまり、高精度時刻ta〜teは、同期が完了する前の同期調整中の時間帯である。
高精度時刻tfにおいては、高精度同期用マーカーHにおける変動マーカーHbの位置と高精度同期用補完マーカーPの位置との重複がないから(高精度同期用マーカーHにおける変動マーカーHbの位置から生成された高精度時刻と高精度同期用補完マーカーPの位置から生成された高精度時刻との間の差が所定値内になるから)、高精度時刻の同期が確立し同期が完了している。同期判定部31は、同期OKを示す同期情報をメディア時刻生成部24に出力し、メディア時刻生成部24は、シンボルから生成した低精度時刻及び補正済みの高精度時刻を合成して新たなメディア時刻を生成する。これにより、サブコンテンツ生成部25及びサブコンテンツ描画処理部27により、同期が確立したメディア時刻についてのサブコンテンツが生成及び描画される。このサブコンテンツは、オーバーレイ処理部28により、映像コンテンツに同期してオーバーレイ表示される。つまり、高精度時刻tf以降は、同期が完了した後の同期中の時間帯である。
これにより、サブ情報提示装置2の映像を視聴するユーザは、同期調整中のときに、固定マーカーHa内において、変動マーカーHbの位置と高精度同期用補完マーカーPの位置とを比較することにより、映像コンテンツの高精度時刻と、サブコンテンツの高精度時刻とが一致しているか否か、すなわち、同期が確立しているか否かを確認することができる。
〔同期処理/サブ情報提示装置〕
次に、図1及び図4に示したサブ情報提示装置2による同期処理の詳細について説明する。図9は、サブ情報提示装置2の同期処理を示すフローチャートである。図9に示す処理のうちステップS901は映像提示装置1の処理であり、ステップS902はサブ情報提示装置2を用いたユーザ操作である。まず、映像提示装置1は、映像コンテンツに、高精度同期用マーカー、シンボル及び位置決めマーカーをオーバーレイ表示する。そして、サブ情報提示装置2を操作するユーザは、サブ情報提示装置2に内蔵されたカメラを用いて、映像提示装置1に表示された映像コンテンツ、高精度同期用マーカー、シンボル及び位置決めマーカーを撮影する(ステップS902)。これにより、サブ情報提示装置2は、映像提示装置1に表示された映像コンテンツ、高精度同期用マーカー、シンボル及び位置決めマーカーを含むカメラ入力の画像を取得する。
サブ情報提示装置2の第1キャプチャ部21は、カメラ入力の画像をキャプチャする(ステップS903)。そして、位置決めマーカー・シンボル解析部22は、カメラ入力の画像を解析してシンボルを認識し、コンテンツID生成部23は、シンボルからコンテンツIDを生成し、メディア時刻生成部24は、シンボルから低精度時刻を生成し、この低精度時刻をメディア時刻として扱う(ステップS904)。また、メディア時刻生成部24は、所定の高精度時刻の初期値をメディア時刻における高精度時刻とする。尚、位置決めマーカーの認識等の処理については省略する。
サブコンテンツ生成部25は、コンテンツID及びメディア時刻に基づいてサブコンテンツを生成し、サブコンテンツ描画処理部27は、サブコンテンツの描画処理を行うと共に、高精度同期用補完マーカー生成部26は、メディア時刻における高精度時刻を表した高精度同期用補完マーカーを生成し、サブコンテンツ描画処理部27は、高精度同期用補完マーカーの描画処理を行う(ステップS905)。高精度同期用補完マーカーは、サブコンテンツの生成及び描画処理と同じ時間をかけて、生成及び描画処理が行われる。
オーバーレイ処理部28は、カメラ入力の画像に高精度同期用補完マーカーをオーバーレイ表示する(ステップS906)。この高精度同期用補完マーカーを用いることにより、同期完了後にオーバーレイ表示されるサブコンテンツの時刻が調整され、映像コンテンツとサブコンテンツとの間の同期が確立する。
第2キャプチャ部29は、ステップS906にてオーバーレイ表示された画像をキャプチャする(ステップS907)。そして、マーカー・補完マーカー解析部30は、オーバーレイ表示された画像を解析して高精度同期用マーカー及び高精度同期用補完マーカーを認識する。そして、同期判定部31は、高精度同期用マーカーから映像コンテンツの時刻を生成すると共に、高精度同期用補完マーカーからサブコンテンツの時刻を生成し、両時刻に基づいて同期ズレを検出し、同期ズレを反映した補正量を算出する(ステップS908)。
同期判定部31は、両時刻の差と所定値とを比較することにより、同期が完了しているか否かを判定し(ステップS909)、両時刻の差が所定値内でなく、同期が完了していないと判定した場合(ステップS909:同期NG(同期未完))、メディア時刻生成部24は、補正量を用いてメディア時刻における高精度時刻を補正し(ステップS910)、ステップS905へ移行する。このように、ステップS909において同期が完了していると判定されるまで、ステップS910、ステップS905〜ステップS909の処理を繰り返す。
同期判定部31は、ステップS909において、同期が完了していると判定した場合(ステップS909:同期OK(同期完了))、第1キャプチャ部21、位置決めマーカー・シンボル解析部22及びメディア時刻生成部24は、ステップS903及びステップS904と同様の処理を行うことで、シンボルからの低精度時刻をメディア時刻として生成する(ステップS911,ステップS912)。尚、この場合の第1キャプチャ部21によるキャプチャのタイミングは、例えば、高精度同期用補完マーカー(または高精度同期用マーカー)が0.5周期となるメディア時刻とする。つまり、低精度時刻の表されたシンボルが更新されるタイミングと、次に更新されるタイミングとの間の中間時点、すなわち、シンボルの更新周期を1周期としたときに、このタイミングから半周期ずれた時点とする。
メディア時刻生成部24は、ステップS912にて生成されたメディア時刻と、補正後のメディア時刻における高精度時刻とを合成し、新たなメディア時刻を生成する(ステップS913)。
サブコンテンツ生成部25は、コンテンツID及び新たなメディア時刻に基づいてサブコンテンツを生成し、サブコンテンツ描画処理部27は、サブコンテンツの描画処理を行う(ステップS914)。そして、オーバーレイ処理部28は、カメラ入力の画像にサブコンテンツをオーバーレイ表示する(ステップS915)。
以上のように、本発明の実施形態によれば、サブ情報提示装置2は、カメラ撮影された映像コンテンツにサブコンテンツをオーバーレイ表示する際に、サブコンテンツを生成し描画処理を施すことでサブコンテンツをオーバーレイ表示するタイミングが遅れること等を考慮して、その処理に対応する時間分進めたメディア時刻を生成し、そのメディア時刻についてのサブコンテンツの生成及び描画処理を行い、映像コンテンツにサブコンテンツをオーバーレイ表示するようにした。これにより、オーバーレイ表示する際の映像コンテンツの時刻とサブコンテンツの時刻とが一致する。
具体的には、映像提示装置1は、映像コンテンツのメディア時刻についての高精度時刻を表した高精度同期用マーカー及び低精度時刻を表したシンボルを生成し、映像コンテンツに高精度同期用マーカー等をオーバーレイ表示するようにした。そして、サブ情報提示装置2を操作するユーザにより、映像提示装置1に表示された映像コンテンツ等が撮影されると、サブ情報提示装置2のメディア時刻生成部24は、まず、シンボルから生成した映像コンテンツの低精度時刻をサブコンテンツのメディア時刻として生成すると共に、所定の高精度時刻の初期値をメディア時刻における高精度時刻として生成し、サブコンテンツ生成部25は、そのメディア時刻のサブコンテンツを生成し、高精度同期用補完マーカー生成部26は、そのメディア時刻についての高精度時刻を表した高精度同期用補完マーカーを生成し、サブコンテンツ描画処理部27は、サブコンテンツ及び高精度同期用補完マーカーに描画処理を施し、オーバーレイ処理部28は、カメラ入力の画像に高精度同期用補完マーカーをオーバーレイ表示するようにした。そして、同期判定部31は、高精度同期用マーカーから生成した映像コンテンツの高精度時刻と、高精度同期用補完マーカーから生成したサブコンテンツの高精度時刻とに基づいて、映像コンテンツとサブコンテンツとの間の同期を判定し、メディア時刻生成部24は、同期が完了していない場合、メディア時刻における高精度時刻を補正するようにした。そして、メディア時刻生成部24は、同期が完了した場合、シンボルから生成された映像コンテンツの低精度時刻と補正後のメディア時刻における高精度時刻とを合成し、新たなメディア時刻を生成するようにした。
これにより、高精度時刻による同期が完了した後、低精度時刻による同期が完了し、映像コンテンツにサブコンテンツをオーバーレイ表示する際の時間的な整合を図ることができる。すなわち、サブコンテンツ生成部25は、新たなメディア時刻を基準にしてサブコンテンツを生成し、サブコンテンツ描画処理部27は、サブコンテンツの描画処理を行い、そして、オーバーレイ処理部28は、映像コンテンツに、新たなメディア時刻を基準にして生成及び描画したサブコンテンツをオーバーレイ表示する。つまり、オーバーレイ表示する際の映像コンテンツのメディア時刻と、サブコンテンツのメディア時刻とを合致させることができ、同期を精度高く確立することができる。
図4に示したサブ情報提示装置2のサブコンテンツ生成部25及びサブコンテンツ描画処理部27の処理時間は、サブ情報提示装置2の処理能力によって異なるものである。本発明の実施形態によれば、同期判定部31を含むフィードバック処理にて、サブ情報提示装置2の処理能力に依存することなく、異なる処理時間を吸収し、映像コンテンツとサブコンテンツとの間で同期を精度高く確立することが可能となる。また、サブ情報提示装置2を操作するユーザは、映像コンテンツにサブコンテンツをオーバーレイ表示して提示するという一定の品質のサービスを受けることができる。
尚、本発明の実施形態による映像提示装置1−1,1−2及びサブ情報提示装置2のハードウェア構成としては、通常のコンピュータをそれぞれ使用することができる。映像提示装置1−1,1−2及びサブ情報提示装置2は、CPU、RAM等の揮発性の記憶媒体、ROM等の不揮発性の記憶媒体、及びインターフェース等を備えたコンピュータによってそれぞれ構成される。映像提示装置1−1に備えた分離部11、表示制御情報抽出部12、映像抽出部13、メディア時刻抽出部14、コンテンツID抽出部15、高精度同期用マーカー生成部16、位置決めマーカー・シンボル生成部17、ユーザ入力処理部18及びオーバーレイ処理部19の各機能は、これらの機能を記述したプログラムをCPUに実行させることによりそれぞれ実現される。また、映像提示装置1−2に備えた分離部11、表示制御情報抽出部12、映像抽出部13、メディア時刻抽出部14、コンテンツID抽出部15、ユーザ入力処理部18、オーバーレイ処理部19及びプログラム抽出部20、並びに所定のプログラムがプログラム抽出部20にて実行された後の高精度同期用マーカー生成部16及び位置決めマーカー・シンボル生成部17の各機能は、これらの機能を記述したプログラムをCPUに実行させることによりそれぞれ実現される。また、サブ情報提示装置2に備えた第1キャプチャ部21、位置決めマーカー・シンボル解析部22、コンテンツID生成部23、メディア時刻生成部24、サブコンテンツ生成部25、高精度同期用補完マーカー生成部26、サブコンテンツ描画処理部27、オーバーレイ処理部28、第2キャプチャ部29、マーカー・補完マーカー解析部30及び同期判定部31の各機能は、これらの機能を記述したプログラムをCPUに実行させることによりそれぞれ実現される。また、これらのプログラムは、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の記憶媒体に格納して頒布することもでき、ネットワークを介して送受信することもできる。
以上、実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その技術思想を逸脱しない範囲で種々変形可能である。前記実施形態では、映像提示装置1を、映像コンテンツの放送波を受信して復号し再生する再生装置として説明し、サブ情報提示装置2を携帯電話機等として説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。例えば、サブ情報提示装置2は、電話機能を有さない携帯用小型コンピュータでもよく、サブ情報提示装置2をWebカメラにて撮影し、その映像を取り込んで処理するコンピュータであってもよい。
1 映像提示装置
2 サブ情報提示装置
11 分離部
12 表示制御情報抽出部
13 映像抽出部
14 メディア時刻抽出部
15 コンテンツID抽出部
16 高精度同期用マーカー生成部
17 位置決めマーカー・シンボル生成部
18 ユーザ入力処理部
19 オーバーレイ処理部
20 プログラム抽出部
21 第1キャプチャ部
22 位置決めマーカー・シンボル解析部
23 コンテンツID生成部
24 メディア時刻生成部
25 サブコンテンツ生成部
26 高精度同期用補完マーカー生成部
27 サブコンテンツ描画処理部
28 オーバーレイ処理部
29 第2キャプチャ部
30 マーカー・補完マーカー解析部
31 同期判定部

Claims (6)

  1. 映像コンテンツ及び当該映像コンテンツの時刻を表したマーカーを表示する映像提示装置がカメラにより撮影され、前記カメラの入力画像に、前記映像コンテンツに関連するサブ情報としてサブコンテンツをオーバーレイ表示するサブ情報提示装置において、
    前記カメラの入力画像からマーカーを認識し、前記マーカーにより表された時刻に基づいて、前記サブコンテンツのメディア時刻を生成するメディア時刻生成部と、
    前記メディア時刻生成部により生成されたメディア時刻についてのサブコンテンツを生成するサブコンテンツ生成部と、
    前記メディア時刻生成部により生成されたメディア時刻に基づいて、前記映像コンテンツと前記サブコンテンツとの間の同期を確立するための時刻を表した補完マーカーを生成する補完マーカー生成部と、
    前記サブコンテンツ生成部により生成されたサブコンテンツに対し、前記映像コンテンツに前記サブコンテンツをオーバーレイ表示するための描画処理を施すサブコンテンツ描画処理部と、
    前記サブコンテンツ描画処理部による描画処理が完了した後に、前記カメラの入力画像に、前記補完マーカー生成部により生成された補完マーカー、または、前記サブコンテンツ生成部により生成されサブコンテンツ描画処理部により描画処理が施されたサブコンテンツをオーバーレイ表示するオーバーレイ処理部と、
    オーバーレイ処理部によりオーバーレイ表示された画像からマーカー及び補完マーカーを認識し、前記マーカーにより表された時刻と、前記補完マーカーにより表された時刻とに基づいて、前記映像コンテンツと前記サブコンテンツとの間の同期を判定する同期判定部とを備え、
    前記同期判定部により同期が完了していないと判定された場合、
    前記メディア時刻生成部は、前記メディア時刻を補正し、
    前記オーバーレイ処理部は、前記補正後のメディア時刻についてのサブコンテンツの生成及び描画処理が完了した後に、前記カメラの入力画像に、前記補正後のメディア時刻に基づいた補完マーカーをオーバーレイ表示し、
    前記同期判定部により同期が完了していないと判定され、その後、同期が完了していると判定された場合、
    前記メディア時刻生成部は、前記補正後のメディア時刻に基づいて、同期したメディア時刻を生成し、
    前記オーバーレイ処理部は、前記メディア時刻生成部により生成された同期したメディア時刻についてのサブコンテンツの生成及び描画処理が完了した後に、前記映像コンテンツに前記サブコンテンツをオーバーレイ表示する、ことを特徴とするサブ情報提示装置。
  2. 請求項1に記載のサブ情報提示装置において、
    前記同期判定部は、同期が完了していないと判定した場合、前記判定の毎に、所定量増加する補正量を算出し、
    前記メディア時刻生成部は、前記同期判定部により算出された補正量を用いて、前記メディア時刻を補正する、ことを特徴とするサブ情報提示装置。
  3. 請求項1に記載のサブ情報提示装置において、
    前記同期判定部は、同期が完了していないと判定した場合、前記マーカーにより表された時刻と、前記補完マーカーにより表された時刻との間の差に基づいて、補正量を算出し、
    前記メディア時刻生成部は、前記同期判定部により算出された補正量を用いて、前記メディア時刻を補正する、ことを特徴とするサブ情報提示装置。
  4. 請求項1から3までのいずれかのサブ情報提示装置に備えたカメラにより撮影される映像コンテンツ及び当該映像コンテンツの時刻を表したマーカーを表示する映像提示装置であって、
    前記映像コンテンツの時刻をメディア時刻として抽出するメディア時刻抽出部と、
    前記メディア時刻抽出部により抽出されたメディア時刻を表したマーカーを生成するマーカー生成部と、
    前記映像コンテンツに前記マーカーをオーバーレイ表示するオーバーレイ処理部と、
    を備えたことを特徴とする映像提示装置。
  5. コンピュータを、請求項1から3までのいずれか一項に記載のサブ情報提示装置として機能させるためのプログラム。
  6. コンピュータを、請求項4に記載の映像提示装置として機能させるためのプログラム。
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