JP6006223B2 - 顎を締めた状態で換気可能な順応性マウスガード - Google Patents

顎を締めた状態で換気可能な順応性マウスガード Download PDF

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Description

本発明は、概ね、頭蓋顔面衝撃の影響から対象者を保護するための順応性マウスガードの分野に関する。
「順応性」という用語によって、人は、口内で成形されるのに適したマウスガードであることを理解する。
本発明は、特に熱水を用いた熱順応化による順応に適しているマウスガードに関するが、これに限定されない。
本発明は、特に(ただし限定的ではない)、口歯、顎顔面、脳及び首の負傷の危険性を伴うスポーツを行うときに使用される。本発明は、例えば、気管内挿管時に生じる可能性のある口歯の負傷を防止するための医療分野のような他の分野に関係するかもしれない。
スポーツは、口歯の負傷の主要な原因の一つである。米国歯科学会及びスポーツ歯科学会は、例えば格闘技、野球、バスケットボール、ボクシング、サイクリング、フットボール、体操、ウェートリフティング、ハンドボール、ホッケー、レスリング、パラシュート降下、ラグビー、スケートボード、スキー、馬術、スカッシュ、サーフィン、バレーボールまたは水球などのような、適切なマウスガードの使用が推奨される危険スポーツ及びレジャー活動のリストを作成した。
マウスガードは、1890年代に英国において現れ、元来は、ボクサーが訓練によって唇を切るのを防ぐためのものであった。
粘膜の保護としてのその最初の役割から、マウスガードは進化して、主に口歯及び上顎構造の保護となり、その役割は、危険スポーツを行う際の脳震盪及び首の負傷の防止にまで拡大された。
従って、マウスガードは、特に、
−軟組織(舌、唇及び頬)の負傷の危険性を低下させること、
−上顎前歯の負傷の危険性を低下させること、
−激しい顎間衝撃による口歯の負傷の危険性を低下させること、
−脳震盪の危険性を低下させること、及び
−首の負傷の危険性を低下させること、が意図されている。
さらに、マウスガードは以下の特性、すなわち、
−歯のない領域を塞ぐこと、
−下顎歯列弓と上顎歯列弓の咬合を可能にすること、
−快適であること、
−突起部または粗さを示さないこと、
−保持力を有すること、
−衝撃エネルギーを吸収して散逸させること、
−発声を可能にすること、及び
−顎を締めて閉じた状態で口腔換気を可能にすること、を含む。
「保持力を有する」と言う用語は、使用者が口を開いたときマウスガードが所定の位置に留まる能力を意味する。
「咬合」と言う用語は、対咬歯がクレードルの咬合リムの中へ進入して上顎歯列弓と下顎歯列弓が整列することを意味する。
「発声」と言う用語は、使用者が口頭で自身を表現できることを意味する。
現在、次の三種類のマウスガードが普通に提供される。
−タイプI:標準型、片顎または両顎。このタイプのマウスガードは使いやすい。しかし、このタイプのマウスガードは、下記の欠点、即ち、
−下顎歯列弓と上顎歯列弓が咬合できるようにしないこと、
−保持力を持たないこと、それは、プレーヤの顎が締まって閉じられているときだけ所定の位置に留まる、
−プレーヤの換気を妨害し、さらに、激しい運動の際マウスガードが吐き出される危険性及びプレーヤの気道に詰まる危険性があること、を伴う。
−タイプII:順応型、片顎または両顎。このタイプのマウスガードは、使用者の口内での成形に適している。ただし、この種のマウスガードには、下記の欠点、即ち
−口内での順応化において厚みの最高99%を失い、衝撃エネルギーの吸収及び散逸を制限すること、及び
−顎を締めて閉じた状態での口腔換気に限定すること、が伴う。
−タイプIII:オーダーメイド型:このタイプのマウスガードは、使用者の上顎歯列弓及び下顎歯列弓の歯型を取った後に製作される。(オーダーメイド)準備方法は、客観的な基本的基準及びこの防止装置に認められる特性に従った上質のマウスガードを製作するのにふさわしくなければならない。しかしながら、作業者次第で、この種のマウスガードの一部のものは、材料の厚み及び顎を締めて閉じた状態での換気能力の点でタイプIIのクレードルより品質が劣る場合がある。
タイプIIのマウスガード、すなわち、例えば熱水中で軟化させた後に口内で成形するのに適しているマウスガードは、現在、アスリートが着用するマウスガードの90%以上を占める。
マウスガード材料の厚みの維持は、衝撃関連のエネルギーの充分な吸収及び散逸のために必要である。
さらに、換気の研究によって、全てのタイプのマウスガードが、より大きい空気抵抗を伴って、顎を締めて閉じた状態で換気するアスリートの能力を低下させることが実証された。
顎を締めて閉じた状態の換気の減少は、低酸素症及び高炭酸症を生じ、論理的結果はパフォーマンスの低下となる。
顎を締めて閉じた状態のこのような換気の減少は、口を開く動きを生じる。この動きは、顎を締めて閉じた状態で激しい運動をすることによって引き起こされる低酸素症及び高炭酸症を減少するために必要である。しかし、この動きは、下記の二つの主要な結果、すなわち、
−顎間衝撃に起因する歯の損傷、主に体位性のノックアウト、又は関節突起の一時的隆起の後部領域の衝撃後の下顎骨折などのような、顔から外れた下顎(「突出下顎」と呼ばれる)に対する衝撃後の負傷の危険性の増大、及び
−頭顔関節の筋肉支持体への衝撃及び従って頭首支持体の損傷に起因する脳震盪及び頚椎損傷の危険性の増大、を生じる。
従って、本発明の目的は、使用者の顎が締まって閉じられているときの口腔換気、及び口内成形処置後のマウスガードの厚みの維持を保証するための順応性マウスガードを提供することである。
マウスガードに関する多数の特許のうち、1993年5月に提出された米国特許出願第08/066468号の優先権を条件とする1994年12月8日に公告されたE−Z Gard Industriesが保持する国際特許出願WO94/27691号が知られている。この出願は、熱順応性材料で作られた上顎クレードルと非熱順応性材料で作られた衝撃力を吸収し散逸させるためのフレームとを備える、複合材料で作られたガードを開示する。このタイプIIのマウスガードの構造は、非熱順応性材料に対する後部接触(即ち顎の後部に対する)が、呼吸し話すために前部空間(すなわち門歯における口の前部に対する)を維持することを可能にする。しかし、マウスガードの形成後に得られた前部空間は、使用者が顎を締めて閉じたとき充分な換気ができるには不十分である可能性がある。さらに、側方区域に対して非熱順応性材料のみが存在することは、成形処置の際に下顎歯列弓の歯型を取ることができないことを意味し、従って、下顎歯列弓と上顎歯列弓との間の咬合を可能にしない。
しかし、アスリートは、顎を締めて閉じた状態で激しい運動をするとき十分な換気を必要とし、下顎は、「突出下顎」現象を防止するために上顎歯列弓と正確に咬合して組み合わされる必要がある。
同様に複合材料で作られたガードを開示する1995年8月に提出された米国特許出願第5636379号の優先権を条件とするWIPSS PRODUCTS INCを代表して1997年2月に提出された国際特許出願WO98/34574号が知られている。この製品の欠点の一つは、非熱順応性材料で作られたフレームの周りの熱順応性材料の薄さが成形処置時に下顎歯列弓と上顎歯列弓の間の充分な咬合を可能にせず、従って、下顎の充分なロックまたは充分なマウスガードの保持を可能にしない。
国際特許出願WO94/27691号パンフレット 国際特許出願WO98/34574号パンフレット
本発明の目的は、口歯、顎顔面、脳及び首の負傷を防止するためのマウスガードの最適の役割のために最小限の材料厚みを保持しながら、成形処置後に、アスリートの歯顎顔面類型に関係なく、顎を締めて閉じた状態での効果的換気を可能にするマウスガードを提供することによって、上記の欠点を修正することである。
このために、第一実施形態によれば、本発明は、口内において成形されるのに適しているマウスガードに関する。該マウスガードは、
−上顎歯列弓を受け入れるための上側スプリントと、下顎歯列弓を受け入れるための下側スプリントとを有し、順応性材料から成る順応性構造体と、
−少なくとも部分的に順応性構造体によって被覆され、非順応性材料から成るフレームと、を備え、
−順応性構造体とフレームが、
−少なくとも上側犬歯及び門歯において、門歯−犬歯ガードエリアと、
−各側歯区域においてすなわち両側の上側及び下側小臼歯及び臼歯において、咬合リムと、
を形成するように配列され、
該マウスガードはさらに、好ましくは門歯−犬歯エリアにおいてフレームに当接する(必ずしも直接接触しない)ための第一領域を備える非適合性材料から成る取外し可能パレットを備え、
パレットの前記領域は、マウスガードの順応化段階の時に、パレットとフレームの組み合わされた存在によって、換気空間、及び門歯−犬歯エリアにおける十分な材料の存在の両方が保証されるように寸法を定められている。
「順応性材料」と言う用語は、マウスガードの順応化工程の時に材料が展性になることを意味する。
「当接」と言う用語は、門歯−犬歯エリアにおける充分な材料の厚みと、使用者の十分な換気のための充分な換気空間との両方を可能にするようにパレットがフレームと係合することを意味する。従って、パレットとフレームとの間の相互作用の効果を減少することなくパレットとフレームとの間には熱順応性材料の層が存在しうる(直接接触しない当接を意味する)。
マウスガードの順応化には、例えば使用者の口への順応を可能にするために熱水で材料を軟化させる熱順応化技術を使用する。
フレームが存在しない場合、使用者が成形処置時に顎を締めて閉じたとき、歯は、厚みを制御できずに順応性構造体の中へ侵入する。材料の厚みが充分でない場合、マウスガードは、もはやその役割を果たさない。全てのアスリートにとって再現可能な最小厚みを維持することは、ガードの複合材料による衝撃エネルギーの吸収及び散逸を促進する。さらに、パレットが存在しない場合、マウスガードの順応化の時の下顎スプリント及び上顎スプリントの圧縮は、使用者の効果的換気のための充分な前部空間を維持するのに適さない。
「スプリント」と言う用語は、上側歯列弓及び下側歯列弓を受け入れるための順応性材料の塊を意味する。このように、マウスガードの順応化前に、上側スプリント及び下側スプリントは平坦な表面を有し、マウスガードの順応化後は、上側スプリント及び下側スプリントは歯型を示す。
従って、スプリントは、当初は、充分な厚みを有するので、順応性構造体の順応性材料が欠けた歯によって残された空隙を埋めることができ、全ての歯が順応性材料によって被覆されて効果的に保護され、マウスガードの保持を保証して、下顎歯列弓を上顎歯列弓に組み合わせる。
パレットのこの第一領域は、様々な形状を有することができる。例えば、第一領域はフラットでもよく、平凸形または両凸形でもよい。
パレットの第一領域は、長さL、幅l及び高さhを有する。マウスガードが口の中に入ると、長さLは、口の外部から内部へ延びる寸法として定義でき、幅lは、一方の犬歯から他方の犬歯まで延びる寸法として定義でき、高さhは、パレットの厚みである。すなわち、前記寸法は、顎の開口、上顎歯と下顎歯との間の自由空間を形成するのに適している。
パレットの第一領域は、約30平方ミリメートル以上の面積を有する断面を有すると有利である。
形成される換気空間は、特に運動時の使用者の満足できる換気に必要かつ充分である。この値より小さいと、使用者は、充分に換気できないため、口を開かざるを得ず、前述の欠点を生じる。
非順応性パレットとフレームとの間の相補的機能は、既存のマウスガードに見られる下記の二つの主要な問題、即ち、
−マウスガードが衝撃エネルギーを効果的に吸収し散逸させるように最小厚みを確実に維持すること、及び
−使用者の顎が締まり閉じた状態で換気のための充分な空間を維持すること、を効果的かつ再現可能に保証する。
従って、本発明は、この装置に認められる基本的特性、すなわち、
−歯のないエリアを埋めること、
−下顎歯列弓と上顎歯列弓の咬合を可能にするすること、
−快適であること、
―突起物または粗さを示さないこと、
−保持力を有すること、
−衝撃エネルギーを吸収して、これを散逸させること、
−発声を可能にすること、及び
−顎を締めて閉じた状態で口腔換気を可能にすること、を保証する。
パレットは、自由端を有する少なくとも一つのアーム、例えば二つのアームを有すると有利である。アームは、好ましくは自由端に突起を備える。突起は、この目的のために順応性構造体に好ましくは咬合リムに設けられたスリットの中へ挿入されて、順応化段階の時にマウスガードを所定の位置に保持するのに適している。前記突起は、フレームと接触する可能性がある。
パレットは、好ましくは第一領域において、門歯−犬歯エリアに当接するのに適している弓形のリムを有すると有利である。このリムの当接によって、パレットの位置決めの際にスリットにおける突起の位置決めが容易になる。さらに、弓形のリムと突起の組み合わされた存在によって、順応化段階におけるパレットの正確な位置決めが可能になる。パレットの正確な位置決めは、スプリントの順応性材料がマウスガード順応化の際に換気空間を塞がないようにするのに必要である。
パレットは、例えばマウスガードの成形後にパレットの取り外しを可能にするために、把持領域を有すると有利である。
一つの実施形態の一つの例によれば、マウスガードは、例えばフレームと下側スプリントによって形成された開口部を有する。この開口部の中へパレットを挿入できる。
実際に、成形前に、充分な換気空間を維持する特別な開口部の中へパレットを挿入するか、または使用者の口に順応させるために順応性構造体を軟化させたなら、パレットは、軟化した順応性材料に侵入することによって空間を生成または増大する。マウスガードが当初に開口部を有する場合、多数の実施形態を想定できる。
第一実施形態によれば、下側スプリントは、門歯−犬歯エリアにおいて不連続性を示す。この不連続性は、パレットが配置される開口部を形成する。パレットは、フレームに当接するが、必ずしもフレームに直接接触しない。このパレットの存在は、使用者によるマウスガードの順応化において少なくとも部分的に空間が塞がれるのを防止する。
第二実施形態によれば、下側スプリントは下顎歯列弓全体に沿って連続的である。フレームと下側スプリントは、その境界面において、一緒に開口部を形成し、この中へパレットを挿入できる。このようにして、門歯−犬歯エリアの下顎歯も保護でき、順応化段階の時に換気空間を維持できる。
一つの実施形態の別の例によれば、順応性構造体は、上顎歯列弓を受け入れるための上側スプリントを形成する上側前庭フラップを備える。
一つの実施形態の別の例によれば、順応性構造体は、下顎歯列弓を受け入れるための下側スプリントを形成する下側前庭フラップを備える。
フレームは、例えば門歯−犬歯エリアにおいて、固定クレードルを備えると有利である。このクレードルは、例えば、マウスガードをアメリカンフットボールのヘルメットの格子に取り付けるために使用できる。
フレームは、前部補強材を備えると有利である。好ましくは上側門歯−犬歯エリアに配置されるこの前部補強材は、特に、上側前部フラップの位置及び厚みを維持することを可能にする。
また、フレームが、好ましくは側方区域の上側及び/または下側外縁に配置される側方補強材を備えることも想定できる。
従って、前部及び側方補強材は、対象者の形態へのマウスガードの順応化段階の時に、順応性構造体の上側(上顎)及び下側(下顎)スプリント内に使用者の上顎及び下顎歯列弓の正確な位置決めを案内するのに適している。
一つの実施形態の別の例によれば、フレームは、順応性構造体内にフレームを固定するために、好ましくは側方区域の一つに配置された少なくとも一つの固定孔を備える。このようにして、通常は型成形によるマウスガードの製作時に、フレームの孔は、順応性構造体の順応性材料内へのフレームの優れた統合を可能にする。
一つの実施形態の別の例によれば、前部補強材は、接合要素によって相互接続されて、空間を形成する。この空間は、側方区域を固定するための孔と同様、門歯−犬歯エリアにおける順応性構造体にフレームを固定すること、及び上側前庭フラップの形状を保持することに適している。
本発明は、さらに使用方法を含む。
第一の予備ステップは、例えばマウスガードを熱水に入れることによって、順応性構造体を展性にするステップから成る。このステップにおいて、パレットは、マウスガードを保持して換気空間の最小寸法を維持するためにその所定の位置に配置される。
順応性構造体が展性になったら、第二ステップは、顎を締めて閉じた状態でマウスガードを使用者の口の中に配置して、マウスガードが口内表面の形状を取るように指及び舌でマウスガードを任意選択的に押圧するステップである。
その後の第三ステップは、口からマウスガードを取り除くステップである。好ましくは、使用者は、順応性構造体がそれ以上変形しないように、口からマウスガードを取り除く前に数秒間待つ。
マウスガードは、使用者が必要と見なす場合には、上記のステップを繰り返すことによって、いつでも必要に応じて再成形できる。
最後に、順応性構造体が成形されたら、第四ステップは、パレットをマウスガードから取り除くステップである。使用者は、順応化をチェックするためにマウスガードを口の中に入れ直して、必要であれば上記のステップを繰り返すことができる。
換気空間が基本的に下側スプリントの不連続性によって形成される第一実施形態において、パレットは、このために順応性構造体に設けられたスリットからアームの自由端の突起を外すことによって取り外される。
換気空間が下側スプリントとフレームとの間に形成される第二実施形態において、アームの自由端の突起は、まず、このために順応性構造体に設けられたスリットから外され、アームは弾性変形によって共にさらに締められ、パレットはその後換気空間を介して取り外される。
このように、第二実施形態において、パレットは、弾性変形を容易にするために、アームの間の接合部において、より大きい切り込みの形状を有することができる。
限定するためではなく例示として示す以下の詳細な説明を、添付図面を参照して読むことによって、一つの好ましい実施形態に従った本発明を、理解することができ、その利点がより明白になるだろう。
第一実施形態に従った本発明に係わるマウスガードの前面底面図である。 第二実施形態に従った本発明に係わるマウスガードの前面底面図である。 図1aのマウスガードの後面上面図である。 フレームの位置を示す、図2のマウスガードの透視図である。 フレームの上面図である。 軸線IV−IVに沿って見た図4の骨格構造の断面図である。 図4のフレームの前面図である。 図4のフレームの右側面図である。 第一実施形態に従ったパレットの上面図である。 第二実施形態に従ったパレットの上面図である。 図8a及び図8bに示されるパレットの輪郭図である。 図8aに示されるパレットのVIII−VIII断面図である。 フレームに対する図8aのパレットの位置の概略図である。
図1〜図11において図示される同一の要素は、同一の参照番号で識別される。
本発明に係わるマウスガードは、順応性構造体1とフレーム2とを備える。
マウスガードは、概ね歯列弓の形に成形されている。すなわち、マウスガードは、門歯−犬歯エリアを形成する弓形領域と、臼歯及び小臼歯の位置に対応する二つの側方区域とを有する。
順応性構造体1は、順応性材料、すなわち例えば熱水を使用する熱順応技術によって使用者がマウスガードをその使用者の口腔歯科形態に順応させることを可能にする材料で作られる。
第一の実施形態において、順応性構造体1は、上顎歯列弓を受け入れるための上側スプリント122と、下顎歯列弓を受け入れるための下側スプリント121とを有する。順応性構造体1の上顎スプリント122及び下顎スプリント121の形状は、使用者の口腔歯科形態へのマウスガードの順応化段階の時に歯のない空間を埋めるのに適している。
順応性構造体1は、二つの側方区域12(左区域一つ及び右区域一つ)を接続する門歯−犬歯エリア11を有する。マウスガードが口内にあるとき、門歯−犬歯エリア11は、上側(上顎)及び下側(下顎)犬歯及び門歯に位置し、二つの側方区域12は、両側の、上側(上顎)及び下側(下顎)小臼歯及び臼歯に位置する。
順応性構造体1は、さらに、上顎歯列弓を受け入れるための上側スプリント122を形成する上側前庭フラップ111を備える。
有利には、上側前庭フラップ111は、上唇ストッパの配置を容易にする切欠き112を有する。
図1bに示す第二実施形態によれば、順応性構造体1は、この場合下顎歯列弓を受け入れるための下側スプリント121を形成する下側前庭フラップ114も備える。
一つの実施形態の第一の例によれば、順応性構造体1は、フレーム2と、不連続の下側スプリント121(または、第二実施形態の場合には下側前庭フラップ114)とによって形成された開口部113を有し、この中に、最小限の厚みを維持しながら充分な換気空間を維持するためのパレット3をマウスガードの成形時に挿入できる。
この場合には、順応性構造体1の形状は、規格化された口腔歯科形態(上側(上顎)前庭フラップ111及び下側(下顎)前庭フラップ114(それが存在する場合)の深さ、切欠き112の位置、歯列弓の幅及び長さなど)に合っている。
フレーム2は、順応性構造体1の中に含まれる。フレームは、順応性構造体1を使用者の口腔歯科形態に順応させるための推奨技術(熱水を使用する熱順応化技術またはその他の技術)を用いて変化しない組成を有する材料(または模型製作に適する材料)から成ることが好ましい。
このようにして、順応性構造体1を軟化させた後に口内で順応させるとき、フレーム2は、負傷の危険性のある領域において、外傷性の衝撃のエネルギーを吸収し散逸させるために必要な最小限の材料の厚みを保持することを可能にする。
また、フレーム2は、門歯―犬歯エリア21と二つの側方区域22(左区域一つ、右区域一つ)とを有する。順応性構造体1と同様、マウスガードが口内にあるとき、門歯−犬歯エリア21は、上側(上顎)及び下側(下顎)犬歯及び門歯に位置し、二つの側方区域22は、両側の上側(上顎)及び下側(下顎)小臼歯及び臼歯に位置する。
一つの実施形態のこの例によると、フレーム2は複数の補強材を有する。
門歯−犬歯エリア21において、フレーム2は、必ずしも限定的にではないが、三つの前部補強材211を有する。これら前部補強材211の形状及び位置は、まず、マウスガードが門歯及び犬歯において充分な厚みを維持できるようにし、次に、順応性構造体の材料が軟化したとき上側前庭フラップ111の形状を保持するのを助けて、順応化処置の時に上顎門歯の正確な位置決めを案内できるようにする。
一つの実施形態の一つの例によると、門歯−犬歯エリア21の前部補強材211は、前部補強材211の連結を補強しかつ上側前庭フラップ111を保持するために接合要素212によって相互接続される。
また、フレーム2は、好ましくは側方区域22の外縁に、上側側方補強材222及び下側側方補強材223を備える。
この上側側方補強材222及び下側側方補強材223を、連続的帯状の材料またはブロックとすることができる。図6に示す例において、フレーム2は、連続的帯状の上側側方補強材222と、ブロック状の下側側方補強材(223a、223b、223c)とを備える。
また、フレーム2は、側方区域22に固定孔221、または接合要素212が存在する場合には門歯−犬歯エリア21に空間214を備える。実際、好ましい実施形態によれば、フレーム2は、例えば、型成形によって製作され、適合性構造体1は、型成形によって得られる。フレーム2の側方区域22に固定孔221が、または門歯−犬歯エリアに空間214が存在することによって、順応性構造体1の順応性材料内へのフレーム2の優れた統合が可能になる。
一つの実施形態の別の例によれば、フレーム2は、門歯−犬歯エリア21においてクレードル213も備える。クレードルは、例えば、アメリカンフットボールのヘルメットの格子にマウスガードを取り付けるために使用できる。
マウスガードは取外し可能パレット3をさらに備え、前記取外し可能パレット3は、好ましくは使用者の口腔歯科形態に順応性構造体1を順応させるための推奨技術(熱水を用いる熱順応化技術またはその他の技術)を用いて変化しない組成を有する(または模型製作に適した)剛性材料で好適に作られている。
フレーム2とパレット3の調節は、対象者の口腔歯科形態へのマウスガードの順応化段階の時に、順応性構造体1の上側(上顎)スプリント122内に、使用者の上顎歯列弓を案内するのに役立つ。
パレット3は、マウスガードの厚みを維持しながら充分な換気空間を維持するためにフレーム2に係合するのに適した第一領域33を本質的に有する。
この領域33は、マウスガードの順応化段階の時に、空間113(それが存在する場合)における、門歯−犬歯エリアにおけるこの領域33の位置決め及びフレーム2との係合が、使用者の口腔歯科形態へのマウスガードの順応化段階の時に充分なサイズの前部換気空間を維持、生成または拡大することを可能にするように寸法を定められ、その結果使用者は、例えばスポーツの最中に顎を締めて閉じた状態での効果的な換気から恩恵をうけることができる。この第一領域33は、特に、パレット3と門歯−犬歯エリアとの間の交差領域において(パレットがマウスガード順応化のために配置されたとき)、最小幅lと高さh(図8a、図8b、図10および図11)によって画定される断面331を有する。従って、換気空間の寸法は、第一領域33のより小さい断面331の寸法によって保証される。
有利には、マウスガードの成形処置後、約30平方ミリメートル以上の断面積を有する前部換気空間を維持するように、この断面331は作成されるべきである。
例えば、この断面331は、以下の寸法、即ち
高さh:2mm、
幅l:15mm
を有するテンプレートが成形後に通過できるように設計される。
一つの実施形態の一つの好ましい例に拠れば、パレット3は、二つのアーム34を有する。一つは左アーム341、一つは右アーム342であり、各々その終端に突起(343、344)を有する。各突起(343、344)は、マウスガードの順応化段階中にパレット3を所定の位置に保持するために、当該の挿入目的のために順応性構造体1の側方区域12に設けられたスリットの中に挿入されてフレーム2の側方区域22に当接するのに適している。
二つのアーム341と342の接合点(345または346)は、様々な形をとることができる。例えば、接合部345は、接合部346より剛性であろう。接合部346は、例えば、空間113が連続的下側スプリント121とフレーム2との間の境界面に形成されるとき(例えば、マウスガードが第二実施形態に従って製作されるとき)パレットの挿入及び取出しを容易にするのに適している。
パレット3は、弓形のリム32も有する。前記リム32は、口内での成形時にスリット内への突起(343、344)の位置決めを容易にして、例えば順応化段階の時に領域33の位置を保持するように、リムは、順応性構造体1の門歯−犬歯エリア11のリムに好適には正確に合わされる。
有利には、パレットは把持領域31を有する。
最後に、マウスガードは、在来の方法を用いて製作できる。特に、例えば型成形によって製作されたフレームは、型の中に配置され、この中に順応性構造体の材料が注入される。従って、順応性構造体は、最終的には、順応性構造体の材料を注入するときフレームを所定の位置に保持するために型の中に存在するストッパに対応する小さい穴を有することになる。
当然、様々な他の実施形態が、本発明の範囲から外れることなく可能である。

Claims (12)

  1. 口内において成形されるのに適しているマウスガードであって、
    上顎歯列弓を受け入れるための上側スプリント(122)と、下顎歯列弓を受け入れるための下側スプリント(121)とを有し、順応性材料から成る順応性構造体(1)と、
    少なくとも部分的に前記順応性構造体(1)によって被覆され、非順応性材料から成るフレーム(2)と、
    を備え、
    前記順応性構造体(1)と前記フレーム(2)が、
    少なくとも上側犬歯及び門歯において、門歯−犬歯ガードエリアと、
    各側歯区域において、咬合リムと、
    を形成するように配列される、マウスガードにおいて、
    前記フレーム(2)に当接するための第一領域(33)を備え、非順応性材料から成る取外し可能パレット(3)を該マウスガードがさらに備え、
    前記パレット(3)の前記領域(33)が、マウスガードの順応化段階の時に、前記パレット(3)と前記フレーム(2)との間に交差領域を形成し、前記交差領域は、換気空間、及び門歯−犬歯エリアにおける十分な材料の存在の両方が保証されるように寸法を定められていることを特徴とする、マウスガード。
  2. 前記パレット(3)の前記第一領域(33)が約30平方ミリメートル以上の面積を有する断面(331)を有することを特徴とする、請求項1に記載のマウスガード。
  3. 前記パレット(3)が、突起(343、344)を備えるアーム(34)を有し、前記突起(343、344)が、前記順応性構造体(1)にそのために設けられたスリットの中へ挿入されるのに適していることを特徴とする、請求項1または2に記載のマウスガード。
  4. 前記パレット(3)が、前記門歯−犬歯エリアに当接するのに適している弓形のリム(32)を有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のマウスガード。
  5. 前記パレット(3)が把持領域(31)を有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のマウスガード。
  6. 前記パレット(3)を中へ挿入できる開口部(113)を有することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のマウスガード。
  7. 前記順応性構造体(1)が前記上側スプリント(122)を形成する上側前庭フラップ(111)を備えることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載のマウスガード。
  8. 前記順応性構造体(1)が前記下側スプリント(121)を形成する下側前庭フラップ(114)を備えることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載のマウスガード。
  9. 前記フレーム(2)が固定クレードル(213)を備えることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載のマウスガード。
  10. 前記フレーム(2)が前部補強材(211)を備えることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載のマウスガード。
  11. 前記フレーム(2)が側方補強材(222、223)を備えることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載のマウスガード。
  12. 前記フレーム(2)が、前記フレーム(2)を前記順応性構造体(1)内に固定するための固定孔を備えることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載のマウスガード。
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