JP6004200B2 - 歯科ブリッジおよび歯科上部構造物ならびにそれらの製造方法 - Google Patents

歯科ブリッジおよび歯科上部構造物ならびにそれらの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、一般にインプラント装置の分野に関し、詳細には歯科ブリッジ中間段階構造物、より詳細には歯科ブリッジ上部構造物に関する。
歯科インプラント技術の分野において、コバルトクロム(CoCr)は一般的に使用されている材料である。歯科技工士は通常、CoCrの歯科ブリッジ上部構造物を鋳造し、続いてこの上部構造物の上に陶材表面を燃焼により形成して、歯科補綴物を得る。この歯科補綴物を、顎における歯科インプラントに取り付けることができる。しかしながら、鋳型の準備に多くの労力および時間がかるため、鋳造工程はわずらわしく、得られる製品の精度も比較的に低い。
上部構造物を製作する代替法は、CoCrなどの適当な材料でできた直平行六面体、円柱などの原料を所望の形状にミリングする/切削する方法である。しかしながら、この技術は大量の廃棄材料を生み出し、材料の強度が高いためにミリング/切削には非常に長い時間がかかり、ミリング/切削工具の摩耗も大きい。
さらに、例えば異なる種類の切削機間での移動を欠いているため、上部構造物または歯科ブリッジと、それに取り付けるように意図された構造物との間の適合を改善するために後続の処理ステーションにおいて上部構造物および歯科ブリッジを処理する能力に関する分野で問題が生じる。
米国特許出願公開第2008/241798号は、研磨した歯またはインプラント支持構造物の上にセメントで接着するための上部構造物を焼結するシステムを開示している。このシステムでは、研磨した歯またはインプラント支持構造物の上にかぶせる空洞に滑らかな内側領域を作るための切削ステップを焼結ステップの後に実行する。研磨した歯または支持構造物との協働を容易にし、凹凸のある平面で受けやすい細菌の攻撃を防ぐために、内部の調製線を滑らかにする。
したがって、歯科補綴物を製作する改良された方法、具体的には高い適応性、費用効果またはユーザフレンドリネスならびに異なる機械間での移動を可能にする方法が有利であろう。
米国特許出願公開第2008/241798号
したがって、好ましくも、本発明は、歯科ブリッジ中間段階構造物、コネクタ、方法および上部構造物を提供することによって、上記に示した当技術分野の弱点および不利点のうちの1つまたは複数を単独でまたは任意の組合せで緩和し、軽減し、または排除することを追求し、少なくとも上記の問題を解決する。
第1の態様では、歯科インプラントに接続するための座を備えた上部構造物と、接続ピースとを具備する歯科ブリッジ中間段階構造物が提供され、接続ピースは、歯科ブリッジ中間段階構造物を切削機に接続するための接続手段と、切削機に上部構造物を位置決めするための基準手段とを備える。
第2の態様では、第1の態様による歯科ブリッジ中間段階構造物用のミル/切削機基準ピースが提供され、このミル/切削機基準ピースは、位置決め部分と固定部分とを備え、位置決め部分は、歯科ブリッジ中間段階構造物の接続手段と相互作用する相補的な接続手段と、歯科ブリッジ中間段階構造物の基準手段と相互作用する相補的な基準手段とを備える。
第3の態様では、歯科ブリッジ上部構造物を製作する方法が提供され、この方法は、
上部構造物と接続ピースとを具備する歯科ブリッジ中間段階構造物を成形するステップであって、接続ピースが、歯科ブリッジ中間段階構造物を切削機に接続するための接続手段と、切削機に上部構造物を位置決めするための基準手段とを備える、ステップと、
接続ピースを切削機に接続するステップと、
歯科ブリッジ中間段階構造物を歯科インプラントに接続するための座を切削機を用いて切削するステップと
を含む。
第4の態様では、第3の態様による方法によって得ることができる歯科ブリッジ上部構造物が提供される。
第5の態様では、歯科ブリッジ上部構造物が、上部構造物を歯科インプラントにねじ式に保持するためのねじ穴(ねじ溝)をさらに備え、ねじ穴の第1の口にねじ部材をそれぞれ挿入することができ、ねじ部材座の口を通してねじ部材のねじが切られた部分を受けることによってねじ部材を歯科インプラントにねじ込むことができるような態様で、ねじ穴の底にねじ部材座が位置する。ねじ穴は、まっすぐなねじ穴とすることができ、または上部構造物の頬側に第1の口を配置することが好ましい場合には曲がった/傾いたねじ穴とすることもできる。
本発明の有利な特徴は従属特許請求項に定義されている。
本発明が有することができるこれらの態様、特徴および利点ならびにその他の態様、特徴および利点は、添付図面を参照した本発明の実施形態の以下の説明から明白であり、以下の説明によって解明される。
レーザ焼結のための一実施形態による機器構成を示す図である。 一実施形態による歯科ブリッジ中間段階構造物を示す図である。 一実施形態による接続ピースを示す図である。 一実施形態による方法を示す図である。 一実施形態による方法を示す図である。
以下では、歯科インプラントに接続するための座を備える歯科ブリッジ上部構造物などの歯科補綴物に対して適用可能な本発明の一実施形態を重点的に説明する。しかしながら、本発明の方法は、あらゆる種類の小規模補綴物の製作に使用することができる。
レーザ焼結などの焼結は、例えば大出力レーザによって小粒子を溶融させることによって3次元構造物を成形する方法である。図1は、レーザ焼結用の機器構成の略図である。周囲構造物110の中にピストン100が移動可能に配置されており、その結果、壁としての周囲構造物110と底面としてのピストン100とによって空間が形成される。この空間には、頂部から、所望の材料120の小粒子が追加され、移動可能なレーザビーム130が、粒子の最上層の所望の部分を焼結して固体構造物にしている。次に、ピストンを下方へ移動させ、既に焼結した構造物の上に材料120をさらに追加した後、移動可能なレーザビーム130による焼結をもう一度実行する。この工程を繰り返すことによって3次元構造物140を形成する。
この焼結工程が、歯科ブリッジ上部構造物の製造に使用するのに十分な精度を有しているとは考えられない。これは、焼結工程が大量の熱を発生させ、この熱が、焼結製品が冷えたときに焼結製品の反りを生じさせるためである。このことは、固定具のレベルにおいて歯科インプラントと直接に相互作用する歯科上部構造物の製造分野において特に問題であると考えられる。これは、歯科インプラントに取り付けるための座が、精度の不足に対して極めて敏感であるためである。歯科インプラントにねじ式に保持されるように意図された上部構造物に関しては、このことがよりいっそう問題となる。これは、ねじ部材をねじ穴に安全に挿入し、ねじ部材の雄ねじ部分をねじ部材座の口に通して、ねじ部材の雄ねじ部分と歯科インプラントの雌ねじ部分との間の相互作用によって上部構造物を歯科インプラントに固定することができるような態様で、ねじ部材座の口が、歯科インプラントの雌ねじ部分の上に、歯科インプラントの雌ねじ部分と相関して正確に位置決めされなければならないためである。このことは、単独で、または焼結した3次元構造物140の表面が歯科ブリッジ上部構造物として十分には細かくなくまたは滑らかではないことと相まって、レーザ焼結などの焼結によって歯科上部構造物を製造することから当業者を遠ざけた。さらに、焼結中および焼結後の上部構造物の反りは、焼結ステップ中にねじ穴を形成した場合に、ねじ部材座の口の方向を変位させる。さらに、焼結の後のミリング中ではなく焼結中にねじ穴を形成した場合には、ねじ部材が、ねじ穴の底のねじ部材座に到達することができないか、またはねじ穴の底のねじ部材座と協働することができないような態様で、焼結製品の冷却中の反りによってねじ穴の形状が危険にさらされる可能性がある。例えば、この反りは、もはやねじ部材をねじ穴に挿入することができない角度または形状に、ねじ穴を曲げまたは変形させる可能性がある。
しかしながら、焼結を、その後の歯科インプラントの座、好ましくはねじ穴の切削またはミリングと組み合わせることによって、切削工程からの過剰な廃棄物を生じることなく、改善された精度、すなわち高い細部レベルで、滑らかな表面を有する3次元構造物を都合よく構築し、同時に、ねじ部材がねじ穴を介して歯科インプラントと自由に保持協働することができるような歯科インプラントの雌型部分とねじ部材座の口の方向との間の正確な協調をさらに得ることが可能である。しかしながら、焼結ステップから切削またはミリングステップへ製品を移動させるときに、歯科ブリッジ上部構造物の特定の部分の座標を確立し移動することは、焼結中の歯科ブリッジ上部構造物の反りのために困難である。したがって、焼結した上部構造物の境界または縁を図面に正確に対応させることはできず、そのため、後続の切削のために、それらの境界に基づいて上部構造物を位置決めすることは困難である。
したがって、本発明の一実施形態によれば、図2による歯科ブリッジ中間段階構造物20が提供される。歯科ブリッジ中間段階構造物20は、上部構造物200と接続ピース210とを備える。接続ピース210は、歯科ブリッジ中間段階構造物20を切削機に接続するための接続手段220と、切削機に上部構造物200を位置決めするための基準手段230とを備える。基準手段230と接続手段220は同じ構造単位とすることができる。これについては後にさらに説明する。
特定の実施形態では、接続ピース210は、上部構造物200と同じ工程、すなわち焼結ステップで、上部構造物と同じピースとして焼結されたプレートである。このようにすると、接続ピース210と一体化された上部構造物200が得られる。したがって、接続ピース210と上部構造物200は均質である。これによる第1の利点は、焼結の間、接続ピース210が上部構造物200を安定させて、上部構造物200の反りを防ぎまたは相殺することである。この接続ピース210の第2の利点は、接続ピースが、上部構造物200の座標を、焼結ステップからミリング/切断ステップへ移動または移転することができることである。
歯科ブリッジ中間段階構造物20は、コバルトクロム(CoCr)から、レーザ焼結などの焼結工程によって製作することができる。これについては後に説明する。
特定の実施形態では、接続ピース210が、上部構造物200と同じ工程、すなわちミリングステップで、同じブランクから、上部構造物と同じピースとしてミリング/切削されたプレートである。このようにすると、接続ピース210と一体化された上部構造物200が得られる。したがって、接続ピース210と上部構造物200は均質である。この接続ピース210による第1の利点は、ミリングの間、接続ピース210が上部構造物200を安定させて、上部構造物200の反りを防ぎまたは相殺することである。この接続ピース210の第2の利点は、接続ピースが、上部構造物200の座標を、歯科ブリッジ中間段階構造物20を実質的に製作するミリングステップから、上部構造物200を実質的に調整する後続のミリングステップへ移動または移転することができることである。
歯科ブリッジ中間段階構造物20は、二酸化ジルコニウム(ZrO2)から、CNC切削などのミリング/切削工程によって製作することができる。これについては後に説明する。
しかしながら、歯科ブリッジ中間段階構造物20は、プラスチックから焼結しまたはミリングすることもできることを当業者は理解するであろう。このようなプラスチック構造物は、任意選択で前装材を表面に塗布した後に一時的なブリッジとして使用するのに適していると考えられる。これによる利点は、構造物を製作する費用がより安く済むことであり、患者は、永久ブリッジを製造している間、一時的なブリッジを使用することになる。プラスチック材料の柔軟性によって、インプラントの位置および角度の正確な調整を補償することができるため、プラスチック材料でできた一時的なブリッジは有利であろう。
一実施形態では、歯科ブリッジ中間段階構造物は、3次元印刷によってプラスチック材料から製作される。3次元印刷は当業者によく知られており、したがってここでさらに説明することはしない。
特定の実施形態では、歯科ブリッジ中間段階構造物20は、鋳造または成型される。接続ピース210は、上部構造物200と同じ工程で、上部構造物と同じピースとして鋳造することができる。このようにすると、接続ピース210と一体化された上部構造物200が得られる。したがって、接続ピース210と上部構造物200は均質である。
鋳造は、当業者に知られている方法に従って実行することができる。例えば、プラスチックバーンアウト模型などの歯科ブリッジ中間段階構造物20のプラスチック模型を製造することができる。この模型を基にして、当業者によく知られているとおりに鋳型を製造し、続いて鋳造を実行することができる。
一実施形態では、歯科ブリッジ中間段階構造物20の一部分を鋳造し、歯科ブリッジ中間段階構造物20の一部分を焼結する。次いでこれらの異なる部分を溶接などの適当な方法によって互いに接着してから、歯科ブリッジ中間段階構造物20をミリングする。
これによる利点は、異なるピースを別々に製造することができることである。こうすることで費用効果がよくなることがある。
特定の実施形態では、接続ピース210を鋳造し、上部構造物200を焼結する。次いで、接続ピース210と上部構造物200とを互いに溶接して、歯科ブリッジ中間段階構造物20を形成する。
接続ピース210に提供される接続手段220は、歯科ブリッジ中間段階構造物20を切削機に接続するための穴などの空洞とすることができる。上部構造物上の歯科インプラント接続を成形し、滑らかにするための切削/ミリング動作を実行する位置をミリング/切削ユニットが知ることができるような態様で、ある一組の基準座標の位置を焼結ステップからミリング/切削へ移転することができることを接続ピース210が保証することができる限りにおいて、接続手段220を、切削機の保持装置の把持歯に対応する凹みまたは切削機上に対応物を有する形状とすることもできる。これは基準手段230によって達成される。
特定の実施形態では、歯科ブリッジ中間段階構造物20をミル/切削機に接続する接続手段220が、接続ピース210に形成された穴であり、この穴は、ねじ、ボルト、ピン、ペグなどのロック装置をこの穴にはめて、歯科ブリッジ中間段階構造物20をミル/切削機に対してロックすることを可能にする。
これによる利点は、接続ピースによって、歯科ブリッジ中間段階構造物20を所定の位置にしっかりと保持することができることである。これにより、歯科ブリッジ中間段階構造物20を、コンピュータ数値制御(CNC)切削機などの工業用切削機を用いて切削することができる。
一実施形態では、接続ピース210を切削機に直接に固定し、それによって歯科ブリッジ中間段階構造物20を切削工程のための所定の位置に保持する。この固定は、従来のチャックによって、または切削機が認める他の手段によって実行することができる。
利点は、接続ピース210の位置を読み取りまたは解釈し、それによって歯科ブリッジ中間段階構造物20の位置を読み取りまたは解釈することを基準手段230が可能にするような態様で、上部構造物200を位置決めするための基準手段230を、接続ピース210上に配置することができることである。したがって、焼結ステップから切削またはミリングステップへ製品を移動させるときに、歯科ブリッジ上部構造物の特定の部分の座標を確立し、移動することが可能である。具体的には、これが可能なのは、基準が、焼結した上部構造物の境界または縁にもはや依存しないためである。その代わりに、図面と歯科ブリッジ中間段階構造物20の両方が、この目的のための特定の基準手段を有する。
特定の実施形態では、基準手段230は、接続ピース210に形成された穴である。他の特定の実施形態では、基準手段230は、接続ピース210から突き出た突起である。
一実施形態では、接続ピース210および上部構造物200の位置に基づいて、歯科ブリッジ中間段階構造物20は、切削機に自動的に位置決めされる。
基準手段230は、CNC切削機が基準位置またはゼロ位置として認識することができるパターンを形成することができる。この基準位置またはゼロ位置から、CNC切削機は、歯科ブリッジ中間段階構造物20の縁に沿って切削を進めることができる。したがって、穴、突起などの基準手段230は、歯科ブリッジ中間段階構造物20の図面内と実際の歯科ブリッジ中間段階構造物20内の両方にあるコード点である。
これによる利点は、CNC切削機が、コンピュータ支援設計(CAD)/コンピュータ支援製造(CAM)図面に合った向きに歯科ブリッジ中間段階構造物20を配置し、それによって切削工程を正確に実行することが可能になるため、自動化された切削が可能になることである。自動化された切削は、CNC切削機がこのパターンを認識し、そのパターンをCAD/CAM図面に相関させることによって達成することができ、この相関は、図面と構造物の間の共通の基準を提供することによって、歯科ブリッジ中間段階構造物20のどこを切削すべきかについてのCNC切削機の自動誘導を与える。これは、接続ピース210したがって基準手段230と歯科ブリッジ中間段階構造物20とが同じ一体の均質のピースとして同じ図面から製作されるためである。したがって、切削機内の歯科ブリッジ中間段階構造物20の位置を手動で適合させる必要なしに、焼結した構造物から、高いレベルの詳細を有する切削された製品を得ることができる。
図3による一実施形態では、歯科ブリッジ中間段階構造物20用のミル/切削機基準ピース30が提供される。ミル/切削機基準ピース30は、CNC切削機などのミル/切削機上に配置、例えば装着されて、図2に示した接続ピース210などの接続ピースを受けるように適合されている。ミル/切削機基準ピース30は位置決め部分300と固定部分310とを備える。位置決め部分300は、接続ピース210上に提供された歯科ブリッジ中間段階構造物20の接続手段220と相互作用する相補的な接続手段320を備える。重ね合わせたとき、相補的な接続手段320と接続ピース210の接続手段220は相互に作用して、歯科ブリッジ中間段階構造物20をミル/切削機基準ピース30にしっかりと配置する。ミル/切削機基準ピース30の固定部分310をCNC切削機などの機械に固定することによって、歯科ブリッジ中間段階構造物20、したがって上部構造物200がその機械に固定される。この固定は、従来のチャックによって、または切削機が認める他の手段によって実行することができる。
一実施形態では、ミル/切削機基準ピース30の相補的な接続手段320が突起であり、接続ピース210の接続手段220が穴である。したがって、xyz座標系では、z方向においてこの穴をこの突起の上に重ね合わせると、xおよびy方向において、歯科ブリッジ中間段階構造物20がミル/切削機基準ピースに対して所定の位置に保持される。
ミル/切削機基準ピース30はさらに、歯科ブリッジ中間段階構造物20の基準手段230と相互作用する相補的な基準手段330を備える。接続ピース210上の基準手段230は例えば、穴(1つまたは複数)などの少なくとも1つの雌型部分を含み、この少なくとも1つの雌型部分は、ピン(1つまたは複数)などの少なくとも1つの雄型部分の形態のミル/切削機基準ピース30上の基準手段330に対応する。重ね合わせたとき、相補的な基準手段330は基準手段230と相互作用して、結合された歯科ブリッジ中間段階構造物20およびミル/切削機基準ピース30に対するゼロ点などの基準点を与える。相補的な接続手段は、CNC切削機が認識可能な幾何学的形状などの突起とすることができる。例えば雄/雌接続は、接続ピース210、したがって上部構造物20がミル/切削機上にしっかりと配置されることを保証し、それによって接続ピース210を、ねじ、ボルトなどの別個の固定手段の助けを借りてミル/切削機に容易に取り付けることを可能にするため、基準手段230、330は、ミリング機/切削機上における接続ピース210の正確な位置決めを保証するのを容易にする。他の利点は、ミル/切削機基準ピース30に対する歯科ブリッジ中間段階構造物20の位置を読み取りまたは解釈することが可能であることである。
一実施形態では、プレートなどの接続ピース210と上部構造物200の間に延びるペグなどのコネクタまたはクロスリンク240によって、歯科ブリッジ中間段階構造物20が接続ピース210に結合される。特定の実施形態では、接続ピース210、コネクタ240および上部構造物200が同じ工程で、同じピースとして焼結される。コネクタまたはクロスリンク240は、上部構造物200に沿ってコネクタまたはクロスリンク240が実質的に等間隔に分布するように配置することができる。これによる第1の利点は、焼結の間、コネクタ240および接続ピース210が上部構造物200を安定させて、上部構造物200の反りを防ぎまたは相殺することである。第2の利点は、切削工程が完了した後にコネクタまたはクロスリンク240を単に切断することによって、歯科ブリッジ中間段階構造物20を接続ピース210から容易に分離することができることである。
一実施形態では、基準手段230または接続手段220が、接続ピース210を貫いて延びる穴である。
歯科ブリッジ中間段階構造物20と接続ピースとが接続されているときに、基準手段230と相補的な基準手段330の両方にアクセス可能であることが好ましい。これによる利点は、CNC切削機が2組の基準点を有することであり、これによりロバストネスが向上する。
図4による一実施形態では、歯科ブリッジ中間段階構造物を製作する方法40が提供される。方法40は、焼結、鋳造もしくはミリング、または焼結と鋳造の組合せなどによって、上部構造物200と接続ピース210とを備える歯科ブリッジ中間段階構造物を成形するステップ400を含み、接続ピース210は、歯科ブリッジ中間段階構造物20を切削機に接続するための接続手段220と、切削機に上部構造物200を位置決めするための基準手段230とを備える。基準手段230と接続手段220は、同じ穴などの同じ構造単位とすることができる。
焼結は、図1による装置によって、または当業者に知られている他の焼結装置によって実行することができる。鋳造は、当業者によって理解される適当な方法に従って実行することができる。ミリングは、CNC切削などの適当な方法に従って実行することができる。
成形400が鋳造を含む場合、成形するステップ400ステップは、後続の鋳型の製造および鋳造のために、任意選択で、プラスチック模型などの模型を製作することを含む。
これによる利点は、要求に応じて模型を単純な手段によって製作し、別の鋳造場所へ送ることができることである。
焼結と鋳造の組合せを利用する場合には、溶接などの当業者に知られている適当な方法によって、焼結した部分と鋳造した部分とを接着することができる。
焼結の前に、歯科技工士は、所望のブリッジ上部構造物の原型および歯科インプラントの位置を含む患者の顎の形状の模型を供給する。この原型を、当業者に知られている方法に基づいてスキャンして、その原型の形状のコンピュータレンダリングまたは図面を得る。さらに模型をスキャンして、対応するそれぞれのインプラントの位置のコンピュータレンダリングまたは図面を得る。このコンピュータレンダリングまたは図面に基づき、CAD/CAMソフトウェアを使用して、歯科ブリッジ上部構造物200のコンピュータレンダリングまたは図面を設計する。
このコンピュータレンダリングまたは図面に基づいて、標準レーザ焼結装置が、粉末CoCrなどの金属粉を焼結して、上部構造物200と接続ピース210とを備える3次元歯科ブリッジ中間段階構造物20にしている。接続ピース210は、歯科ブリッジ中間段階構造物20を切削機に接続するための接続手段220と、切削機に上部構造物200を位置決めするための基準手段230とを備える。焼結ステップの後に、焼結した歯科ブリッジ中間段階構造物20を加熱して、焼結工程の結果生じることがある、当業者にはよく知られている張力を解放することができる。
この焼結工程の間、接続ピース210は、上部構造物を支持して上部構造物200の反りを防ぎまたは相殺し、同時に焼結とミリング/切削の間の座標の移動を提供する支持体の役目を果たすことができる。
次に、この方法は、歯科ブリッジ中間段階構造物20をCNC切削機などの切削機に接続するステップ410を含む。このステップは、歯科ブリッジ中間段階構造物20を切削して、この構造物の高品質の仕上げ、特に歯科インプラントに接続するための座の高品質の仕上げを得ることを可能にする。したがって、焼結ステップに続いて、歯科インプラントに接続するための座を切削機を用いて切削する。座の切削に続いてねじ穴を切削することができる。焼結工程後のねじ穴の切削は、歯科ブリッジ中間段階構造物が反り、安定した後でねじ穴を切削することになるため、ねじ穴のより正確な幾何寸法を可能にする。したがって、まっすぐなねじ穴、または歯科ブリッジ中間段階構造物20の頬側にねじ穴の口を配置したい場合の曲がったもしくは傾いたねじ穴など、正確な幾何寸法のねじ穴を切削することができる。接続は、チャック、クランプまたは当業者に知られている他の適当な装置によって達成することができる。
切削420は、接続ピース210上に位置する基準手段によって誘導することができる。CNC切削機などの切削機が、切削面、すなわち歯科ブリッジ中間段階構造物20の境界の縁を、それらを基準手段230の位置に相関させることによって容易に見つけ、CAD/CAMレンダリングに従って歯科ブリッジ中間段階構造物20を明確に切削することができるため、このことは有利である。歯科ブリッジ中間段階構造物20は全体がCAD/CAMレンダリングの部分であるため、当業者には知られているとおり、CNC切削機は全ての座標に容易にアクセスすることができる。
特定の実施形態では、接続ピースがプレートである場合、この誘導手段が穴である。プレート上の穴の位置は図面上の穴の位置と同じである。したがって、この穴は、図面と構造物の間の共通の基準を提供する。当業者には知られているとおり、CNC切削機はCAD/CAMレンダリングによって誘導されるため、CNC切削機は、接続ピースの穴の位置に基づいて、歯科ブリッジ中間段階構造物20を切削することができる。
方法40はさらに、接続ピース210上に位置する基準手段230によって誘導された切削機を用いて、歯科ブリッジ中間段階構造物を切削するステップ420を含む。切削機は、CNC切削機など、CAD/CAMソフトウェアおよび基準手段によって誘導される任意の切削機とすることができる。
切削機は、焼結機と同じCAD/CAMレンダリングによって誘導されるため、切削機は、歯科ブリッジ中間段階構造物の表面の焼結工程の不備に起因する部分だけを切削する。これによって廃棄物が減る。特に重要なのは、患者の歯科インプラントに上部構造物を固定するための正確な座を得ることである。
切削機は基準手段230によって誘導されるため、切削機に歯科ブリッジ中間段階構造物20を位置決めするための手動調整は必要ない。
一実施形態では、基準手段230が、「+」記号および「−」記号の形状の突起である。基準手段230は、歯科ブリッジ中間段階構造物20のその他の部分に対するゼロ値を切削機に対して示す。
方法40はさらに、上部構造物を接続ピース210から分離して歯科ブリッジ上部構造物200を得るステップ430を含む。
図5による一実施形態では、接続ステップ410が接続ピースによって実行され、接続ステップ410が、ミル/切削機基準ピース30の固定部分310を切削機に固定するステップ500を含む。この固定は、従来のチャックによって、または切削機が認める他の手段によって実行することができる。
接続ステップ410は次に、基準ピース30の相補的な接続手段320を接続手段220の上に重ね合わせるステプ510を含む。
一実施形態では、相補的な接続手段320は突起であり、接続手段220は穴である。xyz座標系では、z方向においてこの穴をこの突起の上に重ね合わせると、xy方向において、この突起が穴と係合し、歯科ブリッジ中間段階構造物20を基準ピース30に固定する。続いて、z方向において、歯科ブリッジ中間段階構造物20を基準ピース30に、クランプ、シャックルなどによってロックすることができる。
これによる利点は、模型との比較を可能にするために、歯科ブリッジ中間段階構造物20を切削機から容易に取り外すことができ、続いて、切削工程を継続するために、歯科ブリッジ中間段階構造物20を切削機内に容易に再配置することができることである。
一実施形態では、相補的な接続手段320と接続手段220はともに穴である。xyz座標系では、z方向においてこの穴をこの突起の上に重ね合わせると、その結果として、z方向において、歯科ブリッジ中間段階構造物20と基準ピース30の両方を貫く1つの穴ができる。次いで、重ね合わされてできた穴に、ねじ、ボルト、ピン、ペグなどのロック装置をはめ込んで、xyz方向において歯科ブリッジ中間段階構造物20を基準ピース30に対してロックすることができる。
これによる利点は、模型との比較を可能にするために、歯科ブリッジ中間段階構造物20を切削機から容易に取り外すことができ、続いて、切削工程を継続するために、歯科ブリッジ中間段階構造物20を切削機内に容易に再配置することができることである。
接続ステップ410は次に、基準ピース30の相補的な基準手段330を基準手段230の上に重ね合わせるステップ520を含む。
一実施形態では、切削420が、成形400と同じCAD/CAMレンダリングによって誘導される。
これによる利点は、切削機が、歯科ブリッジ上部構造物200の境界を自動的に、すなわち手動測定または手動較正なしで、見つけることが容易なことである。したがって、切削ステップがより高速になり、廃棄物がより少なくなる。
基準手段は、CNC切削機などの切削機を誘導している歯科ブリッジ中間段階構造物20のCAD/CAMレンダリングの範囲内に存在するため、切削機は、歯科ブリッジ上部構造物200の境界を自動的に、すなわち手動測定または手動較正なしで、見つける。
一実施形態では、相補的な基準手段330が突起であり、基準手段230が穴である。xyz座標系では、z方向においてこの穴をこの突起の上に重ね合わせると、この突起が穴と係合し、穴を貫通して延びる。当業者によって理解されるように、これによって、切削機は、相補的な基準手段330にアクセスして、相補的な基準手段330を検出することができる。
基準手段は、CNC切削機などの切削機を誘導している歯科ブリッジ中間段階構造物20およびミル/切削機基準ピース30のCAD/CAMレンダリングの範囲内に存在するため、切削機は、歯科ブリッジ上部構造物200の境界を自動的に、すなわち手動測定または手動較正なしで、見つける。
一実施形態では、上述の方法によって得ることができる歯科ブリッジ上部構造物200が提供される。
以上に、本発明を、特定の実施形態を参照して説明したが、本発明を、本明細書に記載された特定の形態に限定することは意図されていない。本発明は、添付の特許請求項によってのみ限定され、添付の特許請求項の範囲に含まれる上記の特定の実施形態外の実施形態も等しく可能である。
添付の特許請求項において、用語「備える」は他の要素またはステップの存在を排除しない。さらに、個別に記載されてはいるが、例えば単一のユニットまたはプロセッサによって、複数の手段、要素または方法ステップを実現することができる。さらに、個々の特徴が異なる特許請求項に含まれている場合があるが、それらの特徴はおそらく有利に組み合わせることができ、異なる特許請求項に含まれていることは、特徴の組合せが実現可能でないことおよび/または有利でないことを意味しない。さらに、単数での言及は複数を排除しない。用語「1つの」、「第1の」、「第2の」などは複数を排除しない。請求項中の参照符号は単に、明確にするための例として示したものであり、それらの参照符号を、いかなる形であれ、特許請求の範囲を限定するものと解釈してはならない。

Claims (6)

  1. 歯科ブリッジ上部構造物を製作する方法であって、
    前記歯科ブリッジ上部構造物が、歯科インプラントに接続するための座を備え、
    前記方法は、歯科ブリッジ中間段階構造物を成形するステップを含み、
    前記歯科ブリッジ中間段階構造物は、上部構造物と接続ピースとを具備し、前記接続ピースが、前記歯科ブリッジ中間段階構造物を切削機に接続するための接続手段と、前記切削機に前記上部構造物を位置決めするための基準手段とを備え、
    前記方法は、さらに、
    前記接続ピースを前記切削機に接続するステップと、
    前記歯科インプラントに接続するための前記座を前記切削機を用いて切削するステップと、
    を含み、
    前記成形するステップは、焼結するステップであり、小粒子を溶融させることによって3次元構造物が成形される、方法。
  2. 前記歯科ブリッジ上部構造物が、前記上部構造物を歯科インプラントにねじ式に保持するためのねじ穴を備え、
    前記方法が、前記ねじ穴を切削するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記上部構造物と前記接続ピースとを分離するステップをさらに含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記接続するステップが、
    基準ピースの固定部分を前記切削機に固定するステップと、
    前記基準ピースの相補的な接続手段を前記接続手段の上に重ね合わせるステップと、
    前記基準ピースの相補的な基準手段を前記基準手段の上に重ね合わせるステップと、
    を含む、請求項1、2または3に記載の方法。
  5. 前記重ね合わされた相補的な接続手段を前記接続手段に対してロックするステップをさらに含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記切削するステップが、前記成形するステップと同じCAD/CAMレンダリングによって誘導される、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
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