JP5997062B2 - ネットワークシステム及びネットワーク管理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワークシステム及びネットワーク管理装置に関する。
本技術分野の背景技術として、特開2002−26969号公報(特許文献1)がある。
この公報には、「前記ネットワークより受信したフレーム内の所定の位置に設定されている実時間情報と、前記ネットワークより受信した前記フレームの受信時の時刻に基づき、一のネットワークエッジが端末からフレームを受信してから自ネットワークエッジで該フレームを受信するまでに要した遅延時間を求め、前記求められた遅延時間に基づき、前記ネットワークからのフレームを受信する揺らぎ吸収バッファの深度を調節する手段と、前記揺らぎ吸収バッファで受信された前記ネットワークからのフレームを、前記端末に送信する手段と、を備えている」と記載されている。
特許文献1では、ネットワーク区間の各遅延時間を測定し、終端エッジにおける揺らぎ吸収バッファの設定を行なっている。
非特許文献1では、Precision Time Protocol(PTP)を定め、各ノード間で高精度の時刻同期方式を定めた。
また、非特許文献2では、Operation、Administrain and Maintenance(OAM)機能の一部として、Frame delay measurement(ETH−DM)方式を定め、フレームにタイムスタンプを付与することで、フレーム伝送区間の遅延時間の測定を可能とした。
特開2002−26969号公報
IEEE1588、2008 G.8013/Y.1731、ITU−T
例えば、終端ノードの先のエッジノードとの接続において、終端ノードがエッジノードへ対して、固定ビットレートで送信するような場合においては、終端ノードのバッファ量を大きくすると終端ノードでの遅延が増大し、一方、バッファ量を小さくすると、揺らぎに対して、フレーム蓄積するバッファサイズが足りないため、バッファリング時にフレーム欠落が発生しうる。
特許文献1に開示された技術によれば、エッジノードを1対1に接続した場合にその間の伝送遅延に基づきデータの受け側のエッジノードで揺らぎ吸収バッファの深度を調整する為、エッジノード間に複数の伝送路が発生するような場合に、最適なルート設定(伝送路設計)が行えない。
これは、設定したルートに合わせての揺らぎ制御若しくは、場当たり的にルートを決め、その都度そのルートの伝送遅延を測定しサービスにあったルートを探索することにつながる。
また、データの受け側のエッジノードで揺らぎ吸収バッファの深度をリアルタイムに制御している為、前回までネットワーク遅延が大きくバッファの深度を浅く設定している場合に、ネットワーク遅延が小さくなるとバッファあふれが発生し、データ破棄につながる確率が高くなる。
本発明は、以上の点に鑑み、終端ノードに対して、遅延が少なく、かつフレーム欠落が発生しにくい適切なバッファサイズを設定するネットワークシステムを提供することを目的とする。
本発明の第1の解決手段によると、
ノード管理装置と、中継ノードと終端ノードを含む複数のノードとを備えたネットワークシステムであって、
前記ノードはそれぞれ、
フレームのノード間遅延時間、及び、フレームのノード内遅延時間を測定する遅延計算処理部
を有し、
前記ノード管理装置は、
終端ノード間のパスに対して、該終端ノード間の各ノードで測定されたフレームのノード間遅延時間のばらつき及びフレームのノード内遅延時間のばらつきに基づく遅延時間の揺らぎ幅を設定し、該遅延時間の揺らぎ幅に応じた終端ノードのバッファサイズを求めるバッファサイズ計算部
を有するネットワークシステムが提供される。
本発明の第2の解決手段によると、
ノード管理装置と、中継ノードと終端ノードを含む複数のノードとを備えたネットワークシステムにおける前記ノード管理装置であって、
前記ノード管理装置は
フレームのノード間遅延時間並びにフレームのノード内遅延時間、又は、それらの標準偏差に基づく情報を受信する受信部と、
終端ノード間のパスに対して、該終端ノード間の各ノードで測定されたフレームのノード間遅延時間の標準偏差及びフレームのノード内遅延時間の標準偏差に基づく遅延時間の揺らぎ幅を設定し、該遅延時間の揺らぎ幅に応じた終端ノードのバッファサイズを求めるバッファサイズ計算部と、
所定のパス設定情報と、求めたバッファサイズとを前記終端ノードに送信して終端ノードにパスを設定するパス設定処理部と
を備えるノード管理装置が提供される。
本発明によると、終端ノードに対して、遅延が少なく、かつフレーム欠落が発生しにくい適切なバッファサイズを設定するネットワークシステムを提供することができる。
ノード間協調制御システムのネットワークトポロジ。 ノード間協調制御システムのネットワークの一部の拡大図。 ノードの機能ブロック図。 装置内遅延データ蓄積部が保持するテーブル。 装置外遅延データ蓄積部が保持するテーブル。 遅延・揺らぎデータ計算部のフローチャート。 遅延時間と揺らぎ幅と標準偏差を算出するステップの具体例を示す説明図。 ノード管理装置内の機能ブロック図。 ノード内遅延・揺らぎ管理データベース。 ノード間遅延・揺らぎ管理データベース。 トポロジ構成および、ノード内および、ノード間の標準偏差の例示。 経路候補の説明図。 図12で例示した該経路候補を方向、区間別にまとめた説明図。 インターネットミックスフレームで表示した、ノードの設計情報の説明図。 終端ノードの機能ブロック図。 ノードの装置外遅延・揺らぎデータの計算結果の例示。 ノードの装置内遅延・揺らぎデータの計算結果の例示。 終端ノードの装置外遅延データ蓄積部Dの保持するデータ、および、遅延・揺らぎ計算部が算出した装置外遅延・揺らぎデータの計算結果の例示。 揺らぎ吸収バッファサイズ計算部にて、揺らぎ吸収バッファを計算するフローチャート。 経路計算部におけるパス設定と、揺らぎ吸収バッファのバッファサイズを計算するフローチャート。
まず、本実施の形態の概要を説明し、その後実施例を図面を参照して説明する。
本ネットワークシステムは、中継ノードと終端ノードを含む複数のノードと、ノード管理装置とを備える。終端ノードには例えばPCなどのエッジノードが接続される。本ネットワークシステム、例えばネットワーク全体において、高精度に時刻同期したノード間における協調制御システムである。
本実施の形態のノードは、高精度の時刻同期機構を具備し、ノード内の遅延時間を高精度に計測する機能を有する一方、ノード間の遅延時間を高精度に計測する。ノードは、遅延時間ウィンドウあたりのフレーム数をカウントする手段を具備する。ノードは該遅延時間の情報を保持し、該遅延時間の情報をノード管理装置へ通知する機能を有する。また、該遅延時間の情報から、平均遅延時間、揺らぎ幅、標準偏差を計算する機能を具備し、その計算結果をノード管理装置へ通知する機能を有する。
一方、ノード管理装置は上述の遅延時間の情報と遅延時間の情報から算出した、平均遅延時間、揺らぎ幅、標準偏差をノード管理装置が管理するネットワークトポロジと関連付けて保持する機能を具備する。また、ノード管理装置はこの情報から、ノード間のパス設定時に、終端ノードの揺らぎ吸収バッファサイズを算出する機能を有する。
終端ノードは、パス設定時に、ノード監視装置にて算出された揺らぎ吸収バッファ値に基づき、終端ノード内の最適な遅延吸収バッファサイズを設定する。
本発明の実施の形態について、実施例を用い図面を参照しながら詳細に説明する。
図1を参照して、ノード間協調制御システムのネットワークトポロジを説明する。
図1において、ノード管理装置10とノード(中継ノード、以下単にノードと称する)2n(n=0、1、2…)は、管理ネットワーク50によって接続され、終端ノード3n(n=0、1、2…)は、ノード管理装置10とノード2n(n=0、1、2…)と主信号ネットワークを介した、インチャネル通信で、管理ネットワークと接続される。
一方、ノード2n(n=0、1、2…)と終端ノード3n(n=0、1、2…)は、管理ネットワーク50と独立した主信号ネットワーク4n(n=0、1、2…)にて接続され、メッシュ型のネットワーク配置を取る。
終端ノード3nには、例えばPCなどのエッジノードが接続される。終端ノード3nとエッジノードとの接続においては例えば固定ビットレートで送信する。
図2を参照して、ノード間協調制御システムのネットワークの一部の拡大図を説明する。
ノード2n(n=0、1、2…)はそれぞれ、ひとつ又は複数の物理インタフェースカード200、202と、ひとつ又は複数の物理スイッチカード201を有する。
物理インタフェースカード200は、複数の物理ポート2000を収容する。
主信号ネットワーク4n(n=0、1、2…)は、装置内伝送路400と装置間伝送路401で構成される。
装置内伝送路400は、例示するなら、同一ノードの物理ポート2000と物理ポート2020とを物理スイッチカード201を介して、接続される伝送路である。図2の例では、装置内伝送路400の具体的な伝送路の例は、装置内主信号ネットワーク4Cである。
装置間伝送路401は、例示するなら、異なるノードの物理ポート2030と、物理ポート2000を接続した伝送路である。図2の例では、装置間伝送路401の具体的な伝送路の例は、装置間主信号ネットワーク44である。
図3を参照して、ノード23内の機能ブロックを説明する。物理インタフェースカード200、202と物理スイッチカード201の内部機能を除いたノード23の機能ブロックから説明し、次に、物理インタフェースカード200の機能ブロック、続いて、物理スイッチカード201の機能ブロックを説明する。物理インタフェースカード202の機能ブロックは、物理インタフェースカード200と同様であるため、繰り返しの説明を省略する。
また、装置内のフレームの流れを説明するため、物理インタフェースカード200、202、物理スイッチカード201を用いて、説明する。なお、ノード23以外の他のノードの構成も同様である。
(ノードの構成)
ノード23は、物理ポート230を介して、管理ネットワーク50と接続する。Phy231は、物理伝送路の符号化の機能を具備し、物理ポート230および、プロトコル解析・変換処理部230と接続する。プロトコル解析・変換処理部232は、ノード管理装置10および、終端ノード3n(n=0、1、2…)との通信プロトコルに基づき、プロトコル解析・変換を実施し、通知メッセージ処理部233および、パス設定処理部234と相互に内部通信を行う。
通知メッセージ処理部233は、遅延・揺らぎデータ計算部235より受信した装置内遅延データと装置外遅延データをプロトコル解析・変換処理部232を介して、ノード管理装置10へ通知する。また、通知メッセージ処理部233は、遅延・揺らぎデータ計算部235にて計算した、装置内遅延・揺らぎデータと装置外遅延・揺らぎデータをプロトコル解析・変換処理部232を介して、ノード管理装置10へ通知する。
パス設定処理部234は、プロトコル解析・変換処理部232を介してノード管理装置10から受信したパス設定要求を物理インタフェースカード200、202へ送信し、パスを開通する。例えば、パス設定処理部234がパス設定要求を行う物理インタフェースカード200の具体的な機能部は、パス設定処理部2001である。パス設定処理部234は、例えば、所定のパス設定情報と、求めたバッファサイズとを終端ノードに送信して終端ノードにパスを設定する。
遅延・揺らぎデータ計算部235は、装置内遅延データ蓄積部236及び装置外遅延データ蓄積部237より取得した、装置内遅延データと装置外遅延データから遅延・揺らぎデータを算出する。遅延・揺らぎデータ計算部235は、装置内遅延データと装置外遅延データ、および計算結果である装置内遅延・揺らぎデータと装置外遅延・揺らぎデータを通知メッセージ処理部233へ通知する。これらの処理は定期的に行うことができる。本処理は、図6を参照して詳細を後述する。
装置内遅延データ蓄積部236は、時刻設定・遅延計算処理部2008、2028より受信した装置内遅延データを蓄積する。装置外遅延データ蓄積部237は、時刻設定・遅延計算処理部2008、2028より受信した装置外遅延データを蓄積する。装置内遅延データ蓄積部236、装置外遅延データ蓄積部237の構成例は、図4、図5を参照して後に記述する。
次に、物理インタフェースカード200の機能ブロックを説明する。
パス設定処理部2001は、ノード23のパス設定処理部234より受信したパス設定要求を解析した結果を出力フレーム操作部2002、入力フレーム操作部2003、装置内受信処理部2004、装置内受信処理部2003へ設定する。物理ポート2000は、装置外主信号ネットワーク44および、Phy2006と接続され、装置外主信号ネットワーク44より受信したフレームをPhy2006へ送信する一方、Phy2006より受信したフレームを装置外主信号ネットワーク44へ送信する。Phy2006は、受信処理部2007および、送信処理部200Bと接続され、物理ポート2002より受信したフレームを符号変換したのち、受信処理部2007へ送信する一方、送信処理部200Bより受信したフレームを符号変換したのち、物理ポート2006へ送信する。受信処理部2007は、Phy2006より受信したフレームを時刻設定・遅延計算処理部2008へ送信する。
次に、受信処理部2007からの受信動作(装置外遅延測定)を説明する。
時刻設定・遅延計算処理部(遅延計算処理部)2008は、受信処理部2007から受信したフレームが、例えば非特許文献2に記載されるETH−DMフレームであり、かつ自ノード内の自ポート宛である場合、該ETH−DMフレームに含まれるタイムスタンプと、時刻同期・時刻管理機能部2009より取得した時刻の差から遅延時間を計算する。また、時刻設定・遅延計算処理部2008は、自カードIDと自ポートIDと対向ノードIDと対向カードIDと対向ポートIDとを関連付けて、遅延時間に応じたフレームの統計情報をカウントアップし、装置外遅延データ蓄積部237へ該情報を蓄積し、該フレームは破棄する。時刻設定・遅延計算処理部2008は、受信処理部2007から受信したフレームが、ETH−DMフレームでない場合、または、ETH−DMフレームではあるが自宛ではない場合、入力Queue200Aへ送信する。なお、ETH−DMフレーム以外にも、遅延時間を測定可能な適宜のフレームを用いてもよい。
次に、出力Queue200Cからの受信動作(装置内遅延測定)を説明する。
時刻設定・遅延計算処理部2008は、出力Queue200Cから受信したフレームが、ETH−DMフレームであり、かつ自カード内の自ポート宛である場合、該ETH−DMフレームに含まれるタイムスタンプと、時刻同期・時刻管理機能部2009より取得した時刻の差から遅延時間を計算する。また、時刻設定・遅延計算処理部2008は、自カードIDとの自ポートIDと自ノード203内の対向カードIDと対向ポートIDとを関連付けて、遅延時間に応じたフレームの統計情報をカウントアップし、装置内遅延データ蓄積部236へ該情報を蓄積し、該フレームは破棄する。時刻設定・遅延計算処理部2008は、出力Queue200Cから受信したフレームが、ETH−DMフレームでない場合、または、ETH−DMフレームではあるが自宛ではない場合、送信処理部200Bへ送信する。
次に、装置内へのETH−DMの定期送信動作を説明する。
時刻設定・遅延計算処理部2008は、自ノード203内のカードIDとポートIDで一意に特定されるポート宛に、入力Queue200Aを介して、ETH−DMフレームを定期送信する機能を具備する。該ETH−DMフレームには、時刻同期・時刻管理機能部2009より取得した時刻のタイムスタンプとカードIDとポートIDの情報を含む。図3において、宛先ポートの一例をあげるなら、物理インタフェースカード202の物理ポート2020であり、図2においても同様である。
次に、装置外へのETH−DMの定期送信動作を説明する。
時刻設定・遅延計算処理部2008は、他ノード2n(n=0、1、2…)のノードIDとカードIDとポートIDで一意に特定されるポート宛に、送信処理部200Bを介して、ETH−DMフレームを定期送信する機能を具備する。該ETH−DMフレームには、時刻同期・時刻管理機能部2009より取得した時刻のタイムスタンプと他ノード2n(n=0、1、2…)のノードIDとカードIDとポートIDの情報を含む。図2において、宛先ポートの一例をあげるなら、物理インタフェースカード203の物理ポート2030である。なお、上述のETH−DMフレームの送信は定期的でなくてもよい。
ノード23の各ブロックの説明に戻る。時刻同期・時刻管理機能部2009は、時刻設定・遅延計算処理部2008と接続され、非特許文献1に記載されるPrecision Time Protocol(PTP)または、Grobal Posisioning system(GPS)等の高精度に時刻同期が実施できる機能を具備するとともに、時刻を管理する機能を具備する。
入力Queue(キュー)200Aは、時刻設定・遅延計算処理部2008および入力フレーム操作部2003と接続され、複数のQueueと完全優先スケジューラを持ち、Queue毎に完全優先でフレームをスケジュールする。時刻設定・遅延計算処理部2008より受信したフレームがETH−DMフレームであった場合、最高優先Queueにキューイングする。その他のフレームは、フレームの優先順位に従ったQueueにキューイングする。その後、完全優先スケジューラがフレームをデキューイング後、入力フレーム操作部2003へフレームを送信する。
入力フレーム操作部2003は、入力Queue200Aより受信したフレームに、パス設定処理部2001のパス設定要求に基づいたフレーム操作を実施し、装置内送信処理部2005へフレームを送信する。
装置内送信処理部2005は、入力フレーム操作部2003より受信したフレームにパス設定処理部2001のパス設定要求に基づいたスイッチング情報を付与し、SW受信処理部2012へ送信する。
装置内受信処理部2004は、SW送信処理部2010より受信したフレームからパス設定処理部2001のパス設定要求に基づきスイッチング情報を削除し、出力フレーム操作部2002へ送信する。
出力フレーム操作部2002は、装置内受信処理部2004より受信したフレームにパス設定処理部2001のパス設定要求に基づいたフレーム操作を実施し、出力Queue200Cへ送信する。
出力Queue200Cは、時刻設定・遅延計算処理部2008および出力フレーム操作部2002と接続され、複数のQueueと完全優先スケジューラを持ち、Queue毎に完全優先でフレームをスケジュールする。出力フレーム操作部2002より受信したフレームがETH−DMフレームであった場合、最高優先Queueにキューイングする。その他のフレームは、フレームの優先順位に従ったQueueにキューイングする。その後、完全優先スケジューラがフレームをデキューイング後、時刻設定・遅延計算処理部2008へフレームを送信する。
送信処理部200Bは、時刻設定・遅延計算処理部2008より受信したフレームをPhy2006へ送信する。
次に、物理スイッチカード201の機能ブロックを説明する。
SW受信処理部2012は、装置内送信処理部2005、2025およびフレームスイッチ部2011と接続され、装置内送信処理部2005、2025から受信したフレームをフレームスイッチ部2011へ送信する。
フレームスイッチ部2011は、SW受信処理部2012およびSW送信処理部2010と接続され、SW受信処理部2012より受信したフレーム内のスイッチ情報に基づき、フレームのスイッチ処理を実施し、該フレームをSW送信処理部2010へ送信する。
SW送信処理部2010は、装置内受信処理部2004、2024およびフレームスイッチ部2011と接続され、フレームスイッチ部2011から受信したフレームを装置内受信処理部2004、2024へ送信する。
ここで、装置内でのETH−DMフレームの流れを、図3を用いて例示する。
前述の物理インタフェースカード200内の時刻設定・遅延計算処理部2008で、自ノード203内のカードIDとポートIDで一意に特定されるポート宛に定期送信される前述のETH−DMフレームは、前述のフレームスイッチ動作に基づき対向の物理インタフェースカード202の時刻設定・遅延計算処理部2028へ到達する。時刻設定・遅延計算処理部2028では、前述の遅延時間計算を行い、結果を装置内遅延データ蓄積部2036へ保存する。
(終端ノードの構成)
図15を参照して、終端ノードの機能ブロック図を説明する、
ノード接続用物理ポート300は、装置外主信号ネットワーク(n=0、1、2…)を介してノード2n(n=0、1、2…)と接続され、終端ノード30内ではPhy301と接続する。Phy301は、物理伝送路の符号化の機能を具備し、ノード接続用物理ポート300及び送受信処理部302と接続される。送受信処理部302は、Phy301と、時刻設定・遅延計算処理部30Bと、フレーム操作部307と接続され、フレーム操作部307より受信したフレームをPhy301へ、Phy301より受信したフレームを時刻設定・遅延計算処理部30Bへ送信する。
ここで、送受信処理部301からの受信動作(装置外遅延測定)を説明する。
時刻設定・遅延計算処理部(遅延計算処理部)30Bは、送受信処理部302から受信したフレームが、ETH−DMフレームである場合、該ETH−DMフレームに含まれるタイムスタンプと、時刻同期・時刻管理機能部30Cより取得した時刻の差から遅延時間を計算し、対向ノードIDと対向カードIDと対向ポートIDとを関連付けて、遅延時間に応じたフレームの統計情報をカウントアップし、装置外遅延データ蓄積部30Dへ該情報を蓄積し、該フレームは破棄する。また、時刻設定・遅延計算処理部30Bは、受信処理部302から受信したフレームが、ETH−DMフレームでない場合、プロトコル解析処理部303へ送信する。
次に、装置外へETH−DMの送信動作を説明する。
時刻設定・遅延計算処理部30Bは、他ノード2n(n=0、1、2…)のノードIDとカードIDとポートIDで一意に特定されるポート宛に、送受信処理部302を介して、ETH−DMフレームを定期送信する機能を具備する。該ETH−DMフレームには、時刻同期・時刻管理機能部30Cより取得した時刻のタイムスタンプと他ノード2n(n=0、1、2…)のノードIDとカードIDとポートIDの情報を含む。一方、時刻設定・遅延計算処理部30Bは、プロトコル解析処理部303より受信した、通知メッセージを送受信処理部302へ送信する。
終端ノード30の各ブロックの説明に戻る。時刻同期・時刻管理機能部30Cは、時刻設定・遅延計算処理部30Bと接続され、非特許文献1に記載されるPrecision Time Protocol(PTP)または、Grobal Posisioning system(GPS)等の高精度に時刻同期が実施できる機能を具備するとともに、時刻を管理する機能を具備する。
プロトコル解析処理部303は、時刻設定・遅延計算処理部30Bより受信したフレームをプロトコル解析し、パス設定要求である場合、パス設定処理部305へパス設定要求を送信する処理を実施するとともに、パス設定要求の中に含まれる揺らぎ吸収バッファサイズを抽出し、揺らぎ吸収バッファ設定処理部304へサイズ要求を行う。一方、パス設定要求でない場合は、主信号とみなし、揺らぎ吸収バッファ306へフレームを送信する。また、プロトコル解析処理部303は、通知メッセージ処理部30Fより受信した通知メッセージを時刻設定・遅延計算処理部30Bへ通知する。
揺らぎ吸収バッファ設定処理部304は、プロトコル解析処理部303より受信した吸収バッファサイズを揺らぎ吸収バッファ306へ設定する。パス設定処理部305は、プロトコル解析処理部303より受信したパス設定要求を処理し、フレーム操作部307へパス設定する。
揺らぎ吸収バッファ306は、揺らぎ吸収バッファ設定処理部304より設定された、バッファサイズのバッファを保持し、プロトコル解析処理部303より受信したフレームをバッファリングする。
フレーム操作部307は、パス設定処理部305からの設定に基づくフレーム操作を実施する機能部である。例えばフレーム操作部307は、揺らぎ吸収バッファ306から固定ビットレートでフレームを読み出すとともに、パス設定処理部305からの設定に基づくフレーム操作を該フレームに実施し、送受信処理部308へ送信する機能を具備する。またフレーム操作部307は、送受信処理部308より受信したフレームに対し設定処理部305からの設定に基づくフレーム操作を該フレームに実施し、送受信処理部302へ送信する機能を有する。
送受信処理部308は、フレーム操作部307より受信したフレームを固定ビットレートで、Phy309へ送信する一方、Phy309より受信したフレームを、フレーム操作部307へ送信する。Phy309は、物理伝送路の符号化の機能を具備し、エッジ接続用物理ポート30A1及び送受信処理部309と接続される。エッジ端末接続用物理ポート30Aは、物理ネットワークを介して、エッジ端末と接続する。
装置外遅延データ蓄積部30Dは、時刻設定・遅延計算処理部30Bより受信した装置外遅延データを蓄積する。遅延・揺らぎデータ計算部30Eは、装置外遅延データ蓄積部30Dより定期取得した、装装置外遅延データから遅延・揺らぎデータを定期算出する一方、装置外遅延データを通知メッセージ処理部30Fへ定期通知する。なお、これらの処理は定期的でなくてもよい。本処理は、図6を参照して詳細を後述する。通知メッセージ処理部30Fは、遅延・揺らぎデータ計算部30Eより受信した装置外遅延データをプロトコル解析・変換処理部303を介して、ノード管理装置10へ通知する。また、通知メッセージ処理部30Fは、遅延・揺らぎデータ計算部30Eより受信した装置外の遅延・揺らぎデータをプロトコル解析・変換処理部232を介して、ノード管理装置10へ通知する。
揺らぎ吸収バッファ306は、バッファにてフレーム欠落が発生した場合に、プロトコル解析処理部30Bを通じて、ノード管理装置10へ警報を発出する。なお、警報はこれ以外にも、フレームのノード間遅延時間、又は、フレームのノード内遅延時間の時間変動が所定値を超えた場合に警報を発出してよい。これにより、揺らぎ吸収バッファサイズ306が最適でなくなった場合、バッファサイズの変更を促すことができる。つまり、揺らぎ吸収バッファサイズをネットワークの変動に応じて動的に変化できる。
(データ構成)
図4を参照して、装置内遅延データ蓄積部236が保持するテーブルを説明する。
装置内遅延データ蓄積部236が保持するテーブル(記憶領域)2360は、送信元カードIDと送信元ポートID23600と送信先カードIDと送信先ポートID23601と遅延時間ウィンドウあたりのフレーム数23602を対応して保持する。
送信元情報は、送信元カードIDと送信元ポートIDを含む。送信元カードIDと送信元ポートID23600は、前述の時刻設定・遅延計算処理部2008の出力Queue200Cから受信したフレームの動作説明において、装置内遅延データ蓄積部236へ保存した対向カードIDと対向ポートIDの情報である。送信元カードIDが対向カードIDであり、送信元ポートIDが対向ポートIDに各々対応する。送信元カードIDと送信元ポートID23600は、自装置がフレームを入力したポートを示す。
送信先情報は、送信先カードIDと送信先ポートIDを含む。送信先カードIDと送信先ポートID23601は、前述の時刻設定・遅延計算処理部2008の出力Queue200Cから受信したフレームの動作説明において、装置内遅延データ蓄積部236へ保存した自カードIDと自ポートIDの情報である。送信先カードIDが自カードIDであり、送信先ポートIDが自ポートIDに各々対応する。送信先カードIDと送信先ポートID23601は、自装置がフレームを出力したポートを示す。
遅延時間ウィンドウあたりのフレーム数23602は、前述の時刻設定・遅延計算処理部2008の出力Queue200Cから受信したフレームの動作説明において、自カードIDと自ポートIDと自ノード203内の対向カードIDと対向ポートIDとを関連付けて、遅延時間に応じたフレームの統計情報をカウントアップした値である。遅延時間ウィンドウは、フレーム数の統計を取るために予め定められた時間幅を示す。ここでは、一例として10μsecにしているが適宜のウィンドウ幅でよい。
装置内遅延データ蓄積部236は、送信元情報と送信先情報が入れ替わった双方向について、遅延時間ウィンドウあたりのフレーム数を記憶することができる。
図5を参照して、装置外遅延データ蓄積部237が保持するテーブルを説明する。
装置外遅延データ蓄積部237が保持するテーブル(記憶領域)2370は、送信元ノードIDと送信元カードIDと送信元ポートID23700と送信先カードIDと送信先ポートID23701と遅延時間ウィンドウあたりのフレーム数23702を対応して保持する。
送信元情報は、送信元ノードIDと送信元カードIDと送信元ポートIDを含む。送信元ノードIDと送信元カードIDと送信元ポートID23700は、前述の時刻設定・遅延計算処理部2008の受信処理部2007から受信したフレームの動作説明において、装置外遅延データ蓄積部237へ保存した対向ノードIDと対向カードIDと対向ポートIDの情報である。送信元ノードIDが対向ノードIDであり、送信元カードIDが対向カードIDであり、送信元ポートIDが対向ポートIDに各々対応する。送信元ノードIDと送信元カードIDと送信元ポートID23700は、対向ノードがフレームを出力したポートを示す。
送信先情報は、送信先カードIDと送信先ポートIDを含む。送信先カードIDと送信先ポートID23701は、前述の時刻設定・遅延計算処理部2008の受信処理部2007から受信したフレームの動作説明において、装置外遅延データ蓄積部237へ保存した自カードIDと自ポートIDの情報である。送信先カードIDが自カードIDであり、送信先ポートIDが自ポートIDに各々対応する。送信先カードIDと送信先ポートID23701で、自装置が対向ノードからフレームを受信したポートを示す。
遅延時間ウィンドウあたりのフレーム数23702は、前述の時刻設定・遅延計算処理部2008の受信処理部2007から受信したフレームの動作説明において、自カードIDとの自ポートIDと対向ノードIDと対向カードIDと対向ポートIDとを関連付けて、遅延時間に応じたフレームの統計情報をカウントアップした値である。
(ノードの動作)
図6を参照して、遅延・揺らぎデータ計算部235のフローチャートを説明する。
ステップS2350および、ステップS2351は、遅延・揺らぎデータ計算部235が定期実行処理を実施するための、タイミング生成ステップである。例えば、タイマの満了によりタイマをリセットして以下の処理を実行する。
ステップS2352および、ステップS2353は、遅延・揺らぎデータ計算部235が、装置外遅延データ蓄積部237が保持するテーブル2370と装置内遅延データ蓄積部236が保持するテーブル2360を各々取得するステップである。
ステップS2354および、ステップS2355は、遅延・揺らぎデータ計算部235が前述の各々のテーブルから1レコード読み出すステップである。
ステップS2356および、ステップS2357は、遅延・揺らぎデータ計算部235が前述の各々のテーブルの1レコードから遅延時間と揺らぎ幅と標準偏差を算出するステップである。
ステップS2358および、ステップS2359は、遅延・揺らぎデータ計算部235が前述の算出結果を各々のレコードと対応づけるステップである。算出結果は装置外遅延データ蓄積部237、装置内遅延データ蓄積部236に記憶してもよい。
ステップS235Aおよび、ステップS235Bは、遅延・揺らぎデータ計算部235が前述の対応付けたデータを通知メッセージ処理部233へ通知するステップである。
図7を参照して、ステップS2356および、ステップS2357の1レコードから遅延時間と揺らぎ幅と標準偏差を算出するステップの具体例を説明する。
遅延時間ウィンドウ235Cを遅延時間中間値235Dとして対応付け、各遅延時間中間値235DをX(nは1以上の整数)として表現する。
また、遅延時間ウィンドウあたりのフレーム数235Eを遅延時間中間値あたりのフレーム数235Fで表し、Cとして表現する。
上記例示では、平均遅延時間μは、例えば、数(1)で算出できる。
Figure 0005997062
一方、標準偏差σは、数(2)となる。
Figure 0005997062
図7において、数(1)および数(2)から算出された値をもとに、例えば、本願では、μ−3σからμ+3σまでを揺らぎ幅として定義する。なお、遅延時間中間値以外に、遅延時間ウィンドウ235Cの代表値として適宜の値を用いてもよい。また揺らぎ幅は6σの幅を有するようにしたが、これ以外にも遅延時間の標準偏差又は他のばらつきを表す指標に基づく適宜の幅にしてもよい。
図16を参照して、前述のステップと数(1)および数(2)から算出した、ノード23の装置外遅延・揺らぎデータの計算結果を例示する。ここでは、定期的に計算した結果を時系列で示す。
平均遅延時間23703は、装置外遅延データ蓄積部237から取得したデータに対する数(1)の算出結果である。標準偏差23705は、数(2)の算出結果である。揺らぎ幅23704は、数(1)および数(2)より定めた揺らぎ幅であり、数(1)数(2)を参照して、例えば、μ−3σからμ+3σを幅として定義する。
ノード23は、平均遅延時間23703、標準偏差23705、揺らぎ幅23704をノード管理装置10へ定期送信する。
図17を参照して、前述のステップと数(1)および数(2)から算出した、ノード23の装置内遅延・揺らぎデータの計算結果を例示する。ここでは、定期的に計算した結果を時系列で示す。平均遅延時間23603は、装置内遅延データ蓄積部236から取得したデータに対する数(1)の算出結果である。標準偏差23605は、装置内遅延データ蓄積部236から取得したデータに対する数(2)の算出結果である。揺らぎ幅23604は、数(1)および数(2)より定めた揺らぎ幅であり、数(1)数(2)を参照して、例えば、μ−3σからμ+3σを幅として定義する。
ノード23は、平均遅延時間23603、標準偏差23605、揺らぎ幅23604をノード管理装置10へ定期送信する。
図18を参照して、終端ノード30の装置外遅延データ蓄積部30Dの保持するデータおよび、遅延・揺らぎ計算部30Eが算出した装置外遅延・揺らぎデータの計算結果を例示する。遅延・揺らぎ計算部30Eは、遅延・揺らぎデータ計算部235による装置外遅延データ蓄積部237のデータに対する前述の処理と同様に、平均遅延時間、標準偏差および揺らぎ幅を求める。
遅延時間ウィンドウあたりのフレーム数30D1は、ある単位時間に取得したフレーム数を遅延時間ウィンドウあたりにカウントした値である。平均遅延時間30E1は、数(1)の算出結果である。標準偏差30E2は、数(2)の算出結果である。揺らぎ幅30E3は、数(1)および数(2)より定めた揺らぎ幅であり、数(1)数(2)を参照して、例えば、μ−3σからμ+3σを幅として定義する。
終端ノード30は、平均遅延時間30E1、標準偏差30E2、揺らぎ幅30E3をノード管理装置10へ定期送信する。
なお、ノード23および終端ノード30は、遅延時間ウィンドウあたりのフレーム数をさらに送信してもよい。
(ノード管理装置)
図8を参照して、ノード管理装置10内の機能ブロックについて説明する。
ノード管理装置10は、物理ポート101を介して、管理ネットワーク50と接続する。Phy102は、物理伝送路の符号化の機能を具備し、物理ポート101および、プロトコル解析・変換処理部103と接続する。プロトコル解析・変換処理部103は、ノード2n(n=0、1、2…)および、終端ノード3n(n=0、1、2…)との通信プロトコルに基づき、プロトコル解析・変換を実施し、通知メッセージ処理部104および、パス設定処理部107と相互に内部通信を行う。通知メッセージ処理部(受信部)104は、Phy102経由で受信した、ノード2n(n=0、1、2…)からのノード内遅延・揺らぎ管理情報をノード内遅延・揺らぎ管理データベース105へ格納する手段と、ノード間遅延・揺らぎ管理情報をノード間遅延・揺らぎ管理データベース106へ格納する手段とを具備する。
パス設定処理部107は、経路計算処理部108から受信した、パス設定情報と揺らぎ吸収バッファサイズを基に、プロトコル解析・変換処理部103経由で、主信号ネットワーク4n(n=0、1、2…)を構成するノード2n(n=0、1、2…)と終端ノード3n(n=0、1、2…)にパスを設定する。経路計算部108は、ユーザインタフェース処理部10Bからのパス設定要求を受けて、主信号ネットワーク管理データベース109から経路候補を複数選択し、揺らぎ吸収バッファサイズ計算部10Aへ該経路候補の揺らぎ吸収バッファサイズの計算を依頼する。
揺らぎ吸収バッファサイズ計算部(バッファサイズ計算部)10Aは、揺らぎ吸収バッファサイズをノード内遅延・揺らぎ管理データベース105の情報とノード間遅延・揺らぎ管理データベース106の情報を基に算出し、経路計算処理部108へ応答する。具体的処理は後述する。
一方、経路計算部108は、終端ノード3n(n=0、1、2…)からの警報をパス設定処理部107経由で受信すると、揺らぎ吸収バッファサイズ計算部10Aへ、既存経路の揺らぎ吸収バッファサイズの再計算を依頼し、該終端ノードへ、揺らぎ吸収バッファサイズの再設定を行う。揺らぎ吸収バッファサイズ計算部10Aでは、例えばノード内遅延・揺らぎ管理データベース105とノード間遅延・揺らぎ管理データベース106内の前回バッファサイズを求めた後に測定されたフレームのノード間遅延時間、及び、フレームのノード内遅延時間(例えば最新の情報)を用いて揺らぎ吸収バッファサイズ再度算出することにより、適切な揺らぎ吸収バッファサイズに更新される。
主信号ネットワークトポロジ管理データベース109は、経路計算部108を介して設定されたパス情報をもとに、装置外主信号ネットワーク40〜48と装置内主信号ネットワーク4A〜4Dとを対応付けた主信号ネットワークトポロジ情報を保持する。一方、揺らぎ吸収バッファサイズ計算部10Aにて決定した、揺らぎ吸収バッファサイズと終端ノードへ対応づけ、パス情報とともに、主信号ネットワークトポロジ管理データベース109へ保持する。
ユーザインタフェース処理部10Bは、ユーザからパス設定など、管理するインタフェースをユーザへ提供する。揺らぎ吸収バッファサイズ計算部10Aは、経路候補の揺らぎ吸収バッファサイズの計算を実施する。
図9を参照して、ノード内遅延・揺らぎ管理データベース105について説明する。
ノードID1050は、ノード2n(n=0、1、2…)を一意に識別する識別子である。送信元情報は、送信元カードIDと送信元ポートIDを含む。送信元カードIDと送信元ポートID1051は、ノードID1050で一意に識別できるノード内の送信元カードIDと送信元ポートIDである。送信先情報は、送信先カードIDと送信先ポートID1052を含む。送信先カードIDと送信先ポートID1052は、ノードID1050で一意に識別できるノード内の送信先カードIDと送信元先ポートIDである。
遅延時間ウィンドウあたりのフレーム数1053は、ノードID1050で一意に決定するノード2n(n=0、1、2…)が、送信先カードIDと送信先ポートID1052で一意に特定されるポートで、ある単位時間に取得したフレーム数を遅延時間ウィンドウあたりにカウントした値である。
平均遅延時間1054は、遅延時間ウィンドウあたりのフレーム数1053から算出した平均遅延時間であり、算出は、ノードID1050で一意に決定するノード2n(n=0、1、2…)で実施することができる。揺らぎ幅1055は、遅延時間ウィンドウあたりのフレーム数1053から算出した揺らぎ幅である。算出は、ノードID1050で一意に決定するノード2n(n=0、1、2…)で実施することができる。標準偏差1056は、遅延時間ウィンドウあたりのフレーム数1053から算出した標準偏差である。算出は、ノードID1050で一意に決定するノード2n(n=0、1、2…)で実施することができる。
図10を参照して、ノード間遅延・揺らぎ管理データベース106について説明する。
送信元情報は、送信元ノードIDと送信元カードIDと送信元ポートIDを含む。送信元ノードIDと送信元カードIDと送信元ポートID1060は、ノード間における、送信元ノードIDと送信元カードIDと送信元ポートIDである。
送信先情報は、送信先ノードIDと送信先カードIDと送信先ポートID1061を含む。送信先ノードIDと送信先カードIDと送信先ポートID1061は、ノード間における、送信先ノードIDとカードIDと送信先ポートIDである。
遅延時間ウィンドウあたりのフレーム数1062は、送信元ノードIDと送信元カードIDと送信元ポートID1060とで一意に決定するノード2n(n=0、1、2…)が、ある単位時間に送信したフレーム数を、送信先ノードIDと送信先カードIDと送信先ポートID1061とで一意に決定するノード2n(n=0、1、2…)が、受信したフレームとして、遅延時間ウィンドウあたりにカウントした値である。
平均遅延時間1063は、送信先ノードIDと送信先カードIDと送信先ポートID1061とで一意に決定するノード2n(n=0、1、2…)が、遅延時間ウィンドウあたりのフレーム数1062から算出した平均遅延時間である。
揺らぎ幅1064は、送信先ノードIDと送信先カードIDと送信先ポートID1061とで一意に決定するノード2n(n=0、1、2…)が、遅延時間ウィンドウあたりのフレーム数1062から算出した揺らぎ幅である。
標準偏差1065は、送信先ノードIDと送信先カードIDと送信先ポートID1061とで一意に決定するノード2n(n=0、1、2…)が、遅延時間ウィンドウあたりのフレーム数1062から算出した標準偏差である。
なお、ノード内遅延・揺らぎ管理データベース105およびノード間遅延・揺らぎ管理データベース106において、平均遅延時間、揺らぎ幅および標準偏差を、ノード管理装置10などノード2n以外の装置で算出してもよいし、遅延時間ウィンドウあたりのフレーム数を省略してもよい。
図11、図12、図13、図14を参照して、ノード管理装置10内の揺らぎ吸収バッファサイズ計算部10Aが、揺らぎ吸収バッファサイズを決定するまでを例示する。
図11はノード管理装置10が主信号ネットワークトポロジ管理データベース109に保持するトポロジ構成、および、ノード内遅延・揺らぎ管理データベース105とノード間遅延・揺らぎ管理データベース106各区間の標準偏差を例示したものである。
2nA(n=0、1、2…)は、ノード2n(n=0、1、2…)内部の装置内経路の標準偏差であり、同様に、装置外主信号ネットワーク4n(n=0、1、2…)の標準偏差は、4nA(n=0、1、2…)である。
図12は、揺らぎ吸収バッファ計算部10Aが経路計算部108より依頼を受けた経路候補である。例えば、ユーザインタフェース処理部10Bにより終端ノード30と31が指定される。ここで、ノード22内部の装置内経路標準偏差22Aのうちノード21とノード23に関連した標準偏差を22A1とする
図13は、図12で例示した該経路候補を方向、区間別にまとめたものである。方向60はエンドツーエンドの方向であり、区間61はノード間で接続される区間または、どのノード内の区間かを示す情報であり、記号62は、後述の揺らぎ時間計算式で用いる記号であり、標準偏差は、図12から抽出した、標準偏差の具体値である。
例えば、ノード21からノード23方向の揺らぎ吸収バッファの揺らぎを決める標準偏差σ0を以下の式で求める。
Figure 0005997062
同様に、例えば、ノード23からノード21方向の揺らぎ吸収バッファの揺らぎを決める標準偏差σ1を以下の式で求める。
Figure 0005997062
そして、例えば、揺らぎ時間をノード21からノード23方向で6σ0、ノード23からノード21方向で6σ1と定義する。
一方、図14は、インターネットミックスフレームで表示した、ノード2n(n=0、1、2…)の設計情報である。
n70は、インターネットミックスフレームのバイトサイズを一意に決定する整数値である。FS71は、n70の整数値で一意に決定されるインターネットミックスフレームのバイトサイズを表す。FS+IFS72は、FS71にインターフレームギャップ(IFG)を加算したバイトサイズである。ここで、インターフレームギャップは12バイト固定値としている。FPS73は、ノード2n(n=0、1、2…)がn70の整数値で一意に決定されるインターネットミックスフレームの1秒間あたりに処理できるフレームレートである。
ノード管理装置10内の揺らぎ吸収バッファサイズ計算部10Aは、前述の計算結果から、例えば、終端ノード30から終端ノード31方向で終端ノード31へ設定する揺らぎ吸収バッファサイズをBufferSizenode31としたとき、
BufferSizenode31を、例えば、
Figure 0005997062
と計算する。このとき、CBSnode31は、ノード31がエッジノードに出力する際の固定ビットサイズである。数5において6σ0は、遅延時間の観測値に基づく揺らぎ幅であり、遅延時間のばらつきを考慮してバッファサイズを定めている。また、数5において、(FS+IFS)×FPSは、インターネットミックスフレームに関係するノード2n(n=0、1、2…)の設計情報である。n=1から7までの計算は、ミックスフレームのパターン数に対応する(図14のn70参照)。数5の例では、設計値と観測値の両方を考慮してバッファサイズを定めている。このように、遅延が少なく、かつフレーム欠落が発生しにくい適切なバッファサイズを設定することができる。
同様に、終端ノード31から終端ノード30方向で終端ノード30へ設定する揺らぎ吸収バッファサイズをBufferSizenode31としたとき、BufferSizenode31は、例えば、
Figure 0005997062
と算出できる。このとき、CBSnode31は、ノード30がエッジノードに出力する際の固定ビットサイズである。
図19は、揺らぎ吸収バッファサイズ計算部10Aにて、揺らぎ吸収バッファを計算するフローチャートの例示である。
S10A0は、揺らぎ吸収バッファサイズ計算部10Aが、経路計算部108より終端ノードの揺らぎ吸収バッファサイズの計算要求を受信するステップである。S10A1は、揺らぎ吸収バッファサイズ計算部10Aが、経路候補からノード内遅延・揺らぎ管理データベースを検索して経路候補に該当するレコードを特定するステップである。S10A2は、揺らぎ吸収バッファサイズ計算部10Aが、経路候補(S10A1で特定したレコード)のノード内平均遅延時間の標準偏差を抽出するステップである。S10A3は、揺らぎ吸収バッファサイズ計算部10Aが、経路候補からノード間遅延・揺らぎ管理データベース106を検索するステップである。
S10A4は、揺らぎ吸収バッファサイズ計算部10Aが、経路候補のノード間平均遅延時間の標準偏差を抽出するステップである。S10A5は、揺らぎ吸収バッファサイズ計算部10Aが、数5、数6に基づき、終端ノードのバッファサイズを算出するステップである。
図20は、経路計算部108におけるパス設定と、揺らぎ吸収バッファのバッファサイズを計算するフローチャートの例示である。
S1080は、経路計算部108が、ユーザインタフェース処理部10Bまたは、パス設定処理部107よりメッセージを受信する処理である。S1081は、経路計算部108が、受信メッセージがパス設定要求であるか否かを判断し、分岐するステップである。S1082は、経路計算部108が、主信号ネットワーク管理データベース109から経路候補を複数取得するステップである。S1083は、経路計算部108が、揺らぎ吸収バッファサイズ計算部10Aから該経路の揺らぎ吸収バッファサイズを取得するステップである。S1084は、経路計算部108が、パス設定処理部へパス設定を依頼ステップである。
S1085は、経路計算部108が、主信号ネットワークトポロジ管理データベース109へ経路情報と終端ノードの揺らぎ吸収バッファサイズを格納するステップである。S1086は、経路計算部108が、受信メッセージが終端ノードからの警報であるか否かを判断し、分岐するステップである。S1087は、経路計算部108が、揺らぎ吸収バッファサイズ計算部10Aから該経路の揺らぎ吸収バッファサイズを取得する。S1086は、経路計算部108が、パス設定処理部107経由で終端ノードへ揺らぎ吸収バッファサイズの再設定要求を行うステップである。
本実施の形態によると、ノードは、遅延時間を測定する機能を具備し、そこから平均遅延時間、揺らぎ幅、標準偏差を保持する機能を持ち、ネットワークを管理するノード管理装置にその情報を伝達するため、ノード管理装置は、ネットワーク内の該情報を全て把握でき、終端ノードに対して、遅延が少なく、かつフレーム欠落が発生しにくい適切なバッファサイズを設定できる。
また、ノード高精度の時刻同期機構を具備するため、さらに最適化されたバッファサイズを設定可能である。
終端ノード間に複数の伝送路が発生するような場合であっても、最適なルート設定(伝送路設計)が行えるようになる。
また、揺らぎ吸収バッファの深度を標準偏差を用いて制御するようにした為、従来技術と比較して、バッファあふれによるデータ破棄の確率を低下させることができ、信頼性の高いネットワーク構築が可能となる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれている。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
10 ノード管理装置
10A 揺らぎ吸収バッファサイズ計算部
105 ノード内遅延・揺らぎ管理データベース
106 ノード間遅延・揺らぎ管理データベース
20〜24 ノード
2008 時刻設定・遅延計算処理部
235 遅延・揺らぎデータ計算部
236 装置内遅延データ蓄積部
237 装置外遅延データ蓄積部
30〜32 終端ノード
306 揺らぎ吸収バッファ

Claims (5)

  1. ノード管理装置と、中継ノードと終端ノードを含む複数のノードとを備えたネットワークシステムであって、
    前記ノードはそれぞれ、
    フレームのノード間遅延時間、及び、フレームのノード内遅延時間を測定する遅延計算処理部
    を有し、
    前記ノード管理装置は、
    終端ノード間のパスに対して、該終端ノード間の各ノードで測定されたフレームのノード間遅延時間のばらつき及びフレームのノード内遅延時間のばらつきに基づく遅延時間の揺らぎ幅を設定し、該遅延時間の揺らぎ幅に応じた終端ノードのバッファサイズを求めるバッファサイズ計算部
    を有するネットワークシステム。
  2. 前記バッファサイズ計算部は、
    フレームサイズ、フレームギャップ及び単位時間当たりの処理フレーム数を定めた設計値である複数パターンのミックスフレーム情報と、観測値に基づく揺らぎ幅とに応じた終端ノードのバッファサイズを求める請求項1に記載のネットワークシステム。
  3. 前記バッファサイズ計算部は、
    フレームのノード間遅延時間、又は、フレームのノード内遅延時間の時間変動に対して動的に前記バッファサイズを求める請求項1に記載のネットワークシステム。
  4. 前記バッファサイズ計算部は、
    前記終端ノードでバッファあふれが生じた場合に送信される警報を受信すると、前回バッファサイズを求めた後に測定されたフレームのノード間遅延時間、及び、フレームのノード内遅延時間を用いて、前記バッファサイズを再度求める請求項1に記載のネットワークシステム。
  5. ノード管理装置と、中継ノードと終端ノードを含む複数のノードとを備えたネットワークシステムにおける前記ノード管理装置であって、
    前記ノード管理装置は
    フレームのノード間遅延時間並びにフレームのノード内遅延時間、又は、それらの標準偏差に基づく情報を受信する受信部と、
    終端ノード間のパスに対して、該終端ノード間の各ノードで測定されたフレームのノード間遅延時間の標準偏差及びフレームのノード内遅延時間の標準偏差に基づく遅延時間の揺らぎ幅を設定し、該遅延時間の揺らぎ幅に応じた終端ノードのバッファサイズを求めるバッファサイズ計算部と、
    所定のパス設定情報と、求めたバッファサイズとを前記終端ノードに送信して終端ノードにパスを設定するパス設定処理部と
    を備えるノード管理装置。
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