JP5995341B1 - 閲覧用ファイルの閲覧方法、閲覧用ファイルの閲覧プログラム、情報共有システム、情報共有システムのサーバー - Google Patents

閲覧用ファイルの閲覧方法、閲覧用ファイルの閲覧プログラム、情報共有システム、情報共有システムのサーバー Download PDF

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Abstract

【課題】 ファイルの内容を確認出来ない状態で、アップロード可能な情報共有システムの提供。【解決手段】 複数のクライアントと、ログインした後のメニュー画面で選択した情報共有動作を実行するサーバーとを備える。サーバーは、ファイルをアップロードするために使用される提供者用クライアントからアップロードされたアーカイブを、提供者用クライアントで設定されたパスワードを使って暗号化した状態で記録するものであり、アーカイブは、ファイルであって、サーバーから付与された暗号鍵を使って暗号化されたものを含み、アーカイブは、ファイルを閲覧するために使用される閲覧者用クライアントでサーバーからダウンロード可能で、パスワードを使って復号可能であり、アーカイブに含まれるファイルは、閲覧者用クライアントを介して所定の操作が行われるまでの間に、閲覧者用クライアントにおいて暗号鍵を使って復号可能である。【選択図】図5

Description

本発明は、情報共有システムに関する。
特許文献1などで、テレビ会議システム(使用者のそれぞれがクライアントを使ってサーバーにアクセスしてログインし、ログインした後のメニュー画面で選択した情報共有動作(特定の会議など)を実行する情報共有システム)が提案されている。
特開2012−222679号公報
しかし、サーバーが閲覧用ファイルの内容を確認可能な状態にある。
したがって本発明の目的は、サーバーが閲覧用ファイルの内容を確認出来ない状態で、当該サーバーにアップロード可能な情報共有システムを提供することである。
本発明に係る情報共有システムにおける閲覧用ファイルの閲覧方法はサーバーにアップロードする閲覧用ファイルを提供するために使用される提供者用クライアントを介した入力操作により、提供者用クライアントがサーバーにアクセスし、サーバーにインストールされた情報共有システムのソフトウエアを動作させた後、提供者用クライアントを介してログインした後のメニュー画面で選択した情報共有動作における、閲覧用ファイルのアップロード選択操作に基づいて、サーバーが暗号鍵を生成し、提供者用クライアントに送信する暗号鍵設定工程と、提供者用クライアントが、提供者用クライアントの一時記憶装置上に、サーバーから送られてきた暗号鍵を記録する第1の暗号鍵保存工程と、提供者用クライアントとサーバーのいずれかが、閲覧用ファイルについて、所定の形式への変換と、暗号鍵を使った暗号化を行うファイル暗号化工程と、提供者用クライアントが、提供者用クライアントのストレージに生成された第1の一時保管フォルダに、閲覧用ファイルであって、所定の形式への変換と、暗号鍵を使った暗号化が施されたものを記録する第1の記録工程と、提供者用クライアントの入力装置を介して設定されたパスワードを使って、提供者用クライアントが、閲覧者用ファイルであって所定の形式への変換と暗号鍵を使った暗号化を施したものを含むアーカイブを暗号化するアーカイブ暗号化工程と、提供者用クライアントが、アーカイブであってパスワードを使って暗号化したものを、サーバーに送信する送信工程と、サーバーが、提供者用クライアントから送られてきたアーカイブであってパスワードを使って暗号化したものをサーバーのストレージに記録する第2の記録工程と、第2の記録工程の後に、提供者用クライアントが、第1の一時保管フォルダを削除する第1のフォルダ削除工程と、閲覧用ファイルを閲覧するために使用される閲覧者用クライアントを介してログインした後のメニュー画面で選択した情報共有動作における、閲覧用ファイルのダウンロード選択操作に基づいて、閲覧者用クライアントが、閲覧者用クライアントの一時記録装置上に、サーバーから送られてきた暗号鍵を記録する第2の暗号鍵保存工程と、閲覧者用クライアントが、サーバーから送られてきたアーカイブであってパスワードを使って暗号化したものを、閲覧者用クライアントのストレージに生成された第2の一時保管フォルダに記録する第3の記録工程と、閲覧者用クライアントを介して入力されたパスワードを使って、閲覧者用クライアントが、アーカイブであって、第2の一時保管フォルダに記録されたものを復号する第1の復号工程と、閲覧者用クライアントの一時記憶装置に記録された暗号鍵を使って、閲覧者用クライアントが、アーカイブに含まれる閲覧者用ファイルを閲覧者用クライアントの一時記録装置上に復号し、閲覧者用クライアントの上で、閲覧可能な状態にする第2の復号工程と、閲覧が完了したことを示す所定の操作が行われた後に、閲覧者用クライアントが、第2の一時保管フォルダを削除する第2のフォルダ削除工程とを備える。
好ましくは、ファイル暗号化工程における変換と暗号化は、サーバーが行う
本発明に係る閲覧プログラムは、サーバーにインストールされた情報共有システムにおける閲覧用ファイルの閲覧プログラムであって、サーバーにアップロードする閲覧用ファイルを提供するために使用される提供者用クライアントを介した入力操作により、提供者用クライアントがサーバーにアクセスしログインした後のメニュー画面で選択した情報共有動作における、閲覧用ファイルのアップロード選択操作に基づいて、サーバーが暗号鍵を生成し、提供者用クライアントに送信する暗号鍵設定工程と、提供者用クライアントが、提供者用クライアントの一時記憶装置上に、サーバーから送られてきた暗号鍵を記録する第1の暗号鍵保存工程と、提供者用クライアントとサーバーのいずれかが、閲覧用ファイルについて、所定の形式への変換と、暗号鍵を使った暗号化を行うファイル暗号化工程と、提供者用クライアントが、提供者用クライアントのストレージに生成された第1の一時保管フォルダに、閲覧用ファイルであって、所定の形式への変換と、暗号鍵を使った暗号化が施されたものを記録する第1の記録工程と、提供者用クライアントの入力装置を介して設定されたパスワードを使って、提供者用クライアントが、閲覧者用ファイルであって所定の形式への変換と暗号鍵を使った暗号化を施したものを含むアーカイブを暗号化するアーカイブ暗号化工程と、提供者用クライアントが、アーカイブであってパスワードを使って暗号化したものを、サーバーに送信する送信工程と、サーバーが、提供者用クライアントから送られてきたアーカイブであってパスワードを使って暗号化したものをサーバーのストレージに記録する第2の記録工程と、第2の記録工程の後に、提供者用クライアントが、第1の一時保管フォルダを削除する第1のフォルダ削除工程と、閲覧用ファイルを閲覧するために使用される閲覧者用クライアントを介してログインした後のメニュー画面で選択した前記情報共有動作における、閲覧用ファイルのダウンロード選択操作に基づいて、閲覧者用クライアントが、閲覧者用クライアントの一時記録装置上に、サーバーから送られてきた暗号鍵を記録する第2の暗号鍵保存工程と、閲覧者用クライアントが、サーバーから送られてきたアーカイブであってパスワードを使って暗号化したものを、閲覧者用クライアントのストレージに生成された第2の一時保管フォルダに記録する第3の記録工程と、閲覧者用クライアントを介して入力されたパスワードを使って、閲覧者用クライアントが、アーカイブであって、第2の一時保管フォルダに記録されたものを復号する第1の復号工程と、閲覧者用クライアントの一時記憶装置に記録された暗号鍵を使って、閲覧者用クライアントが、アーカイブに含まれる閲覧者用ファイルを閲覧者用クライアントの一時記録装置上に復号し、閲覧者用クライアントの上で、閲覧可能な状態にする第2の復号工程と、閲覧が完了したことを示す所定の操作が行われた後に、閲覧者用クライアントが、第2の一時保管フォルダを削除する第2のフォルダ削除工程とを実行する。
本発明に係る情報共有システムは、閲覧用ファイルの閲覧プログラムがインストールされたサーバーと、サーバーにアップロードする閲覧用ファイルを提供するために使用される提供者用クライアントと、閲覧用ファイルを閲覧するために使用される閲覧者用クライアントとを備え、閲覧プログラムは、提供者用クライアントを介した入力操作により、提供者用クライアントがサーバーにアクセスしログインした後のメニュー画面で選択した情報共有動作における、閲覧用ファイルのアップロード選択操作に基づいて、サーバーが暗号鍵を生成し、提供者用クライアントに送信する暗号鍵設定工程と、提供者用クライアントが、提供者用クライアントの一時記憶装置上に、サーバーから送られてきた暗号鍵を記録する第1の暗号鍵保存工程と、提供者用クライアントとサーバーのいずれかが、閲覧用ファイルについて、所定の形式への変換と、暗号鍵を使った暗号化を行うファイル暗号化工程と、提供者用クライアントが、提供者用クライアントのストレージに生成された第1の一時保管フォルダに、閲覧用ファイルであって、所定の形式への変換と、暗号鍵を使った暗号化が施されたものを記録する第1の記録工程と、提供者用クライアントの入力装置を介して設定されたパスワードを使って、提供者用クライアントが、閲覧者用ファイルであって所定の形式への変換と暗号鍵を使った暗号化を施したものを含むアーカイブを暗号化するアーカイブ暗号化工程と、提供者用クライアントが、アーカイブであってパスワードを使って暗号化したものを、サーバーに送信する送信工程と、サーバーが、提供者用クライアントから送られてきたアーカイブであってパスワードを使って暗号化したものをサーバーのストレージに記録する第2の記録工程と、第2の記録工程の後に、提供者用クライアントが、第1の一時保管フォルダを削除する第1のフォルダ削除工程と、閲覧者用クライアントを介してログインした後のメニュー画面で選択した情報共有動作における、閲覧用ファイルのダウンロード選択操作に基づいて、閲覧者用クライアントが、閲覧者用クライアントの一時記録装置上に、サーバーから送られてきた暗号鍵を記録する第2の暗号鍵保存工程と、閲覧者用クライアントが、サーバーから送られてきたアーカイブであってパスワードを使って暗号化したものを、閲覧者用クライアントのストレージに生成された第2の一時保管フォルダに記録する第3の記録工程と、閲覧者用クライアントを介して入力されたパスワードを使って、閲覧者用クライアントが、アーカイブであって、第2の一時保管フォルダに記録されたものを復号する第1の復号工程と、閲覧者用クライアントの一時記憶装置に記録された暗号鍵を使って、閲覧者用クライアントが、アーカイブに含まれる閲覧者用ファイルを閲覧者用クライアントの一時記録装置上に復号し、閲覧者用クライアントの上で、閲覧可能な状態にする第2の復号工程と、閲覧が完了したことを示す所定の操作が行われた後に、閲覧者用クライアントが、第2の一時保管フォルダを削除する第2のフォルダ削除工程とを実行する。
本発明に係るサーバーは、情報共有システムにおける、閲覧用ファイルの閲覧プログラムがインストールされたサーバーであって、閲覧プログラムは、サーバーにアップロードする閲覧用ファイルを提供するために使用される提供者用クライアントを介した入力操作により、提供者用クライアントがサーバーにアクセスしログインした後のメニュー画面で選択した情報共有動作における、閲覧用ファイルのアップロード選択操作に基づいて、サーバーが暗号鍵を生成し、提供者用クライアントに送信する暗号鍵設定工程と、提供者用クライアントが、提供者用クライアントの一時記憶装置上に、サーバーから送られてきた暗号鍵を記録する第1の暗号鍵保存工程と、提供者用クライアントとサーバーのいずれかが、閲覧用ファイルについて、所定の形式への変換と、暗号鍵を使った暗号化を行うファイル暗号化工程と、提供者用クライアントが、提供者用クライアントのストレージに生成された第1の一時保管フォルダに、閲覧用ファイルであって、所定の形式への変換と、暗号鍵を使った暗号化が施されたものを記録する第1の記録工程と、提供者用クライアントの入力装置を介して設定されたパスワードを使って、提供者用クライアントが、閲覧者用ファイルであって所定の形式への変換と暗号鍵を使った暗号化を施したものを含むアーカイブを暗号化するアーカイブ暗号化工程と、提供者用クライアントが、アーカイブであってパスワードを使って暗号化したものを、サーバーに送信する送信工程と、サーバーが、提供者用クライアントから送られてきたアーカイブであってパスワードを使って暗号化したものをサーバーのストレージに記録する第2の記録工程と、第2の記録工程の後に、提供者用クライアントが、第1の一時保管フォルダを削除する第1のフォルダ削除工程と、閲覧用ファイルを閲覧するために使用される閲覧者用クライアントを介してログインした後のメニュー画面で選択した情報共有動作における、閲覧用ファイルのダウンロード選択操作に基づいて、閲覧者用クライアントが、閲覧者用クライアントの一時記録装置上に、サーバーから送られてきた暗号鍵を記録する第2の暗号鍵保存工程と、閲覧者用クライアントが、サーバーから送られてきたアーカイブであってパスワードを使って暗号化したものを、閲覧者用クライアントのストレージに生成された第2の一時保管フォルダに記録する第3の記録工程と、閲覧者用クライアントを介して入力されたパスワードを使って、閲覧者用クライアントが、アーカイブであって、第2の一時保管フォルダに記録されたものを復号する第1の復号工程と、閲覧者用クライアントの一時記憶装置に記録された暗号鍵を使って、閲覧者用クライアントが、アーカイブに含まれる閲覧者用ファイルを閲覧者用クライアントの一時記録装置上に復号し、閲覧者用クライアントの上で、閲覧可能な状態にする第2の復号工程と、閲覧が完了したことを示す所定の操作が行われた後に、閲覧者用クライアントが、第2の一時保管フォルダを削除する第2のフォルダ削除工程とを実行する
以上のように本発明によれば、サーバーが閲覧用ファイルの内容を確認出来ない状態で、当該サーバーにアップロード可能な情報共有システムを提供することができる。
本実施形態における情報共有システムの構成図である。 ログイン画面(認証情報入力画面)の例を示す図である。 使用者がログインした後のメニュー画面の例を示す図である。 メニュー画面で一つの情報共有動作を選択した後の表示画面の例を示す図である。 提供者用クライアントからサーバーにアーカイブをアップロードする手順を示すシーケンスチャートである。 サーバーから閲覧者用クライアントにアーカイブをダウンロードする手順を示すシーケンスチャートである。
以下、本実施形態について、図を用いて説明する。本実施形態における情報共有システム1は、複数のクライアントC1〜C5、サーバー(ウェブ認証サーバー)Xを備える(図1参照)。クライアントの数は一例であって、5台に限るものではない。
情報共有システム1は、テレビ会議システムや研修システムなど、使用者のそれぞれがクライアントC1〜C5のいずれかを使ってサーバーXにアクセスしてログインし、ログインした後のメニュー画面で選択した情報共有動作(経営会議など)を実行するシステムで、当該情報共有動作において、クライアントのいずれかでアップロードされたファイルを、他のクライアントでダウンロードし閲覧できる。
クライアントのそれぞれは、キーボード、ポインティングデバイス、カメラ、マイクなどの入力装置、モニター、スピーカー、プリンターなどの出力装置、CPUなどの制御装置、ハードディスクなどのストレージ、メモリなどの一時記録装置を有するネットワーク接続(インターネット網を介した接続)が可能なコンピューターである。
サーバーXは、IDを含む使用者情報などが記録され、情報共有システム1のソフトウエアがインストールされたストレージ、及び当該ソフトウエアを実行させるCPUなどの制御装置を有するネットワーク接続が可能なASP(Application Service Provider)サーバーである。クライアントC1〜C5は、ブラウザソフトを使って、サーバーXにアクセスし、サーバーXにインストールされた情報共有システム1のソフトウエアを動作させる。
サーバーXが記録する使用者情報は、使用者ごとのID、ログインパスワード、使用者名称を少なくとも含む。
また、クライアントC1〜C5のいずれかでアップロード対象に選択された閲覧用ファイルは、サーバーXが設定した暗号鍵を使って暗号化され、暗号化された閲覧用ファイルは、当該クライアントC1〜C5のいずれかの使用者が設定した仕様(順序)でまとめてアーカイブにされ、当該アーカイブは、当該使用者が設定したファイル閲覧パスワードを使って暗号化した状態で、サーバーXのストレージに記録される。
本実施形態における閲覧用ファイルは、文書ファイル、プレゼンテーションファイル、音声ファイル、静止画ファイル、動画ファイルなどであって、ファイルをアップロードした提供者だけでなく、情報共有システム1の使用者が会議などの情報共有動作の中で見たり聞いたりする資料に対応するファイルである。
サーバーXのストレージに記録されたアーカイブは、情報共有システム1のソフトウエアの起動中に、情報共有動作の一つとして、クライアントC1〜C5でダウンロードされ、当該アーカイブに含まれる閲覧用ファイルの閲覧が一時的に可能な状態にされる。
使用者が、クライアントC1〜C5の1つを使って、特定のURLを入力してサーバーXにアクセスすると、ログイン画面(認証情報入力画面)が表示される(図2参照)。ログイン画面において、IDやログインパスワードを入力すると、情報共有システム1にログインされ、ログインした後のメニュー画面が表示される(図3参照)。ログインした後のメニュー画面では、会議や研修などの情報共有動作が選択可能な状態にされ、選択された情報共有動作が実行される。
図3のログイン後のメニュー画面において、表示された幾つかの情報共有動作のいずれかを選択(クリック)すると、選択した情報共有動作が開始され、関連する資料に対応する閲覧用ファイルを含むアーカイブをアップロード可能な状態、及び当該アーカイブが閲覧可能な状態にされる(図4参照)。
なお、それぞれの情報共有動作において、資料を提供出来るコンテンツ提供者(関連する資料に対応する閲覧用ファイルを含むアーカイブをアップロード出来る使用者)や、資料を閲覧出来るコンテンツ閲覧者(当該アーカイブをダウンロードして閲覧用ファイルを閲覧出来る使用者)があらかじめ設定され、サーバーXのストレージに記録される。
コンテンツ提供者であるか、コンテンツ閲覧者であるかは、サーバーXのストレージに記録されているため、クライアントC1〜C5のいずれを提供者用クライアントとして使用することも可能であるし、閲覧者用クライアントとして使用することも可能である。
例として、クライアントC1(提供者用クライアント)を使って使用者1(コンテンツ提供者)が閲覧用ファイルを含むアーカイブをアップロードする第1手順(図5参照)と、クライアントC2(閲覧者用クライアント)を使って使用者2(コンテンツ閲覧者)がサーバーXのストレージに記録されたアーカイブに含まれる閲覧用ファイルの閲覧を行う第2手順(図6参照)を説明する。
まず、第1手順について、図5のシーケンスチャートを使って説明する。
使用者1が、クライアントC1を介して、ログインし、特定の情報共有動作を選択し、当該特定の情報共有動作における資料に対応する閲覧用ファイルのアップロードを選択すると、第1手順が開始され、クライアントC1は、サーバーXに対して、情報共有システム1でのファイル操作(アップロード、編集など)やファイル閲覧で使用する暗号鍵を要求する(図5の(1)参照)。サーバーXは、当該要求に対応して、当該暗号鍵を生成し、クライアントC1に送信する(暗号鍵設定工程、図5の(2)(3)参照)。クライアントC1は一時記録装置上に当該暗号鍵を記録する(オンメモリ、図5の(4)参照)。また、クライアントC1は、閲覧用ファイルを含むアーカイブを一時的に記録する一時保管フォルダをクライアントC1のストレージに生成する(図5の(5)参照)。
使用者1は、クライアントC1を介して、アップロードする閲覧用ファイルについて、所定の形式(例えば、PNG(Portable Network Graphics)ファイル)への変換と暗号鍵を使った暗号化を行う(ファイル暗号化工程)。ファイル変換の際、若しくはファイル変換の前に、使用者1は、クライアントC1を介して、資料として使用する閲覧用ファイルの順序や組み合わせなどの仕様を決定する。ただし、後述する図5の(10)における復号の後に、閲覧用ファイルの内容を修正して、図5の(6)〜(10)の作業を再度行ってもよい。
変換及び暗号化は、クライアントC1側で行う形態(不図示)であってもよいし、一度サーバーXに変換対象の閲覧用ファイルをアップロードし(図5の(6)参照)、サーバーX側で所定の形式への変換と暗号化を行い(図5の(7)参照)、クライアントC1に送信する形態であってもよい(図5の(8)参照)。
暗号鍵で暗号化された所定の形式の閲覧用ファイルは、クライアントC1のストレージに生成された一時保管フォルダに記録され(図5の(9)参照)、暗号鍵を使って復号されクライアントC1上に表示される(図5の(10)参照。
なお、動画ファイルなど、変換や暗号化した状態での再生が出来ないファイルについては、かかる変換や暗号化をしない状態のままで、一時保管フォルダに記録する形態であってもよい。
使用者1は、クライアントC1の入力装置を使って、一時保管フォルダに含まれる閲覧用ファイルに対するファイル閲覧パスワードを設定する(図5の(11)参照)。クライアントC1は、一時保管フォルダについてファイル閲覧パスワードを使った暗号化したアーカイブ(例えばZIPファイル)を生成し(アーカイブ暗号化工程)、当該アーカイブをサーバーXに送信する(送信工程、図5の(12))。
ファイル閲覧パスワードは、使用者1が手動で設定する形態であってもよいが、クライアントC1が自動的に設定し、設定したファイル閲覧パスワードをクライアントC1上に出力して使用者1に伝える形態であってもよい。
使用者1がファイル閲覧パスワードを考える必要なく、ファイル閲覧パスワードを使ってアーカイブを暗号化することが可能になる。ファイル閲覧パスワードは、クライアントC1(提供者用クライアント)で表示や音声などで出力されるので、使用者1はかかる出力を認識してファイル閲覧パスワードを知ることが可能になる。
サーバーXは、当該アーカイブをストレージに記録し(図5の(13)参照)、他の使用者がダウンロード可能な状態にし、アップロードが完了したことを示す応答信号をクライアントC1に送信する(図5の(14)参照)。暗号化済みのアーカイブについて、クライアントC1からサーバーXへのアップロードが完了した後、クライアントC1のストレージの一時保管フォルダは削除され、一時保管フォルダに記録されていたアーカイブも削除される(図5の(15)参照)。
次に、第2手順について、図6のシーケンスチャートを使って説明する。
使用者2が、クライアントC2を介して、ログインし、特定の情報共有動作を選択し、当該特定の情報共有動作における資料に対応する閲覧用ファイルのダウンロードを選択すると、第2手順が開始され、クライアントC2は、サーバーXに対して、情報共有システム1でのファイル閲覧で使用する暗号鍵を要求する(図6の(1)参照)。サーバーXは、当該要求に対応して、ダウンロード対象の閲覧用ファイルに対応する暗号鍵を読み出しし、クライアントC2に送信する(図6の(2)(3)参照)。
クライアントC2は一時記録装置上に当該暗号鍵を記録する(オンメモリ、図6の(4)参照)。また、クライアントC2は、閲覧用ファイルを含むアーカイブを一時的に記録する一時保管フォルダを自身のストレージに生成する(図6の(5)参照)。
クライアントC2は、サーバーXに、選択した閲覧用ファイルを含むアーカイブのダウンロードを要求する(図6の(6)参照)。サーバーXは、アーカイブを読み出しし(図6の(7)参照)、クライアントC2に、当該アーカイブを送信する(図6の(8)参照)。クライアントC2は、ストレージに作成された一時保管フォルダに当該アーカイブを記録する(図6の(9)参照)。
使用者2は、クライアントC2を介して、ファイル閲覧パスワードを入力して、一時保管フォルダに記録したアーカイブを展開(復号)する(図6の(10)(11)参照)。アーカイブに含まれる閲覧用ファイルは、一時記録装置上の(オンメモリの)暗号鍵を使って、一時記録装置上に(オンメモリに)復号し、クライアントC2上で閲覧可能な状態にされる。使用者1が設定した(若しくは、クライアントC1が設定した)ファイル閲覧パスワードを、使用者2は予め知っておく必要がある。
閲覧が完了したことを示す所定の操作(例えば、不図示の閲覧終了ボタンの押下、情報共有動作からメニュー画面への表示画面切り替え操作、ログオフ動作など)が行われると(図6の(12)参照)、クライアントC2のストレージの一時保管フォルダは削除され、一時保管フォルダに記録されていたアーカイブも削除される(図6の(13)参照)。
当該所定の操作が行われるまでの間は、一時保管フォルダに展開済みのアーカイブが記録されているため、当該所定の操作が行われるまでに、当該アーカイブや当該アーカイブに含まれる閲覧用ファイルを他のフォルダに複製することも可能である。ただし、当該アーカイブに含まれている閲覧用ファイルは、暗号鍵を使って暗号化されているため、当該暗号鍵が無ければ復号して中身を閲覧することが出来ない。一時記憶装置上にある(オンメモリにある)暗号鍵は、簡単に中身を確認することが出来ないため、他のフォルダに複製された閲覧用ファイルを簡単に復号することはできない。従って、本実施形態では、閲覧者が使用するクライアントに一時的に閲覧用ファイルをダウンロードし、閲覧完了後に当該閲覧用ファイルを閲覧出来ないようにすることが可能になる。
サーバーXは、ファイル閲覧パスワードを知る機会が無く、サーバーXの管理者は、サーバーXに記録されたアーカイブを展開することが出来ないので、使用者は、サーバーXに閲覧用ファイルの中身を知られることなく、サーバーXにアーカイブを記録することが可能になる。
また、アーカイブを復号する際に、一度だけファイル閲覧パスワードの手入力操作が必要になるが、アーカイブ展開後の閲覧用ファイルの復号は、クライアントの動作として一時記憶装置上の暗号鍵を使った復号を行うため、使用者の手入力操作は発生しない。
なお、コンテンツ提供者がクライアントを介して、ファイル閲覧パスワードに対応するハッシュ値など更に暗号化されたものをあらかじめサーバーXに送信して記録しておき、サーバーXは、コンテンツ閲覧者のクライアントに対して、ファイル閲覧パスワードの入力を要求し、ファイル閲覧パスワードの当該暗号化されたもの(ハッシュ値)を確認した後に、選択したアーカイブや対応する暗号鍵を送信する形態であってもよい。この場合は、ファイル閲覧パスワードを使って展開済みのアーカイブを一時保管フォルダに記録する形態であってもよい。サーバーXは、ファイル閲覧パスワードそのものは記録しないため、この場合でも、サーバーXの管理者は、サーバーXに記録されたアーカイブを展開することは出来ない。
1 情報共有システム
C1〜C5 クライアント
X サーバー

Claims (5)

  1. サーバーにアップロードする閲覧用ファイルを提供するために使用される提供者用クライアントを介した入力操作により、前記提供者用クライアントが前記サーバーにアクセスし、前記サーバーにインストールされた情報共有システムのソフトウエアを動作させた後、前記提供者用クライアントを介してログインした後のメニュー画面で選択した情報共有動作における、前記閲覧用ファイルのアップロード選択操作に基づいて、前記サーバーが暗号鍵を生成し、前記提供者用クライアントに送信する暗号鍵設定工程と、
    前記提供者用クライアントが、前記提供者用クライアントの一時記憶装置上に、前記サーバーから送られてきた前記暗号鍵を記録する第1の暗号鍵保存工程と、
    前記提供者用クライアントと前記サーバーのいずれかが、前記閲覧用ファイルについて、所定の形式への変換と、前記暗号鍵を使った暗号化を行うファイル暗号化工程と、
    前記提供者用クライアントが、前記提供者用クライアントのストレージに生成された第1の一時保管フォルダに、前記閲覧用ファイルであって、前記所定の形式への変換と、前記暗号鍵を使った暗号化が施されたものを記録する第1の記録工程と、
    前記提供者用クライアントの入力装置を介して設定されたパスワードを使って、前記提供者用クライアントが、前記閲覧者用ファイルであって前記所定の形式への変換と前記暗号鍵を使った暗号化を施したものを含むアーカイブを暗号化するアーカイブ暗号化工程と、
    前記提供者用クライアントが、前記アーカイブであって前記パスワードを使って暗号化したものを、前記サーバーに送信する送信工程と、
    前記サーバーが、前記提供者用クライアントから送られてきた前記アーカイブであって前記パスワードを使って暗号化したものを前記サーバーのストレージに記録する第2の記録工程と、
    前記第2の記録工程の後に、前記提供者用クライアントが、前記第1の一時保管フォルダを削除する第1のフォルダ削除工程と、
    前記閲覧用ファイルを閲覧するために使用される閲覧者用クライアントを介してログインした後の前記メニュー画面で選択した前記情報共有動作における、前記閲覧用ファイルのダウンロード選択操作に基づいて、前記閲覧者用クライアントが、前記閲覧者用クライアントの一時記録装置上に、前記サーバーから送られてきた前記暗号鍵を記録する第2の暗号鍵保存工程と、
    前記閲覧者用クライアントが、前記サーバーから送られてきた前記アーカイブであって前記パスワードを使って暗号化したものを、前記閲覧者用クライアントのストレージに生成された第2の一時保管フォルダに記録する第3の記録工程と、
    前記閲覧者用クライアントを介して入力された前記パスワードを使って、前記閲覧者用クライアントが、前記アーカイブであって、前記第2の一時保管フォルダに記録されたものを復号する第1の復号工程と、
    前記閲覧者用クライアントの一時記憶装置に記録された前記暗号鍵を使って、前記閲覧者用クライアントが、前記アーカイブに含まれる前記閲覧者用ファイルを前記閲覧者用クライアントの一時記録装置上に復号し、前記閲覧者用クライアントの上で、閲覧可能な状態にする第2の復号工程と、
    閲覧が完了したことを示す所定の操作が行われた後に、前記閲覧者用クライアントが、前記第2の一時保管フォルダを削除する第2のフォルダ削除工程とを備えることを特徴とする情報共有システムにおける閲覧用ファイルの閲覧方法。
  2. 前記ファイル暗号化工程における前記変換と前記暗号化は、前記サーバーが行うことを特徴とする請求項1に記載の閲覧方法。
  3. サーバーにインストールされた情報共有システムにおける閲覧用ファイルの閲覧プログラムであって、
    前記サーバーにアップロードする前記閲覧用ファイルを提供するために使用される提供者用クライアントを介した入力操作により、前記提供者用クライアントが前記サーバーにアクセスしログインした後のメニュー画面で選択した情報共有動作における、前記閲覧用ファイルのアップロード選択操作に基づいて、前記サーバーが暗号鍵を生成し、前記提供者用クライアントに送信する暗号鍵設定工程と、
    前記提供者用クライアントが、前記提供者用クライアントの一時記憶装置上に、前記サーバーから送られてきた前記暗号鍵を記録する第1の暗号鍵保存工程と、
    前記提供者用クライアントと前記サーバーのいずれかが、前記閲覧用ファイルについて、所定の形式への変換と、前記暗号鍵を使った暗号化を行うファイル暗号化工程と、
    前記提供者用クライアントが、前記提供者用クライアントのストレージに生成された第1の一時保管フォルダに、前記閲覧用ファイルであって、前記所定の形式への変換と、前記暗号鍵を使った暗号化が施されたものを記録する第1の記録工程と、
    前記提供者用クライアントの入力装置を介して設定されたパスワードを使って、前記提供者用クライアントが、前記閲覧者用ファイルであって前記所定の形式への変換と前記暗号鍵を使った暗号化を施したものを含むアーカイブを暗号化するアーカイブ暗号化工程と、
    前記提供者用クライアントが、前記アーカイブであって前記パスワードを使って暗号化したものを、前記サーバーに送信する送信工程と、
    前記サーバーが、前記提供者用クライアントから送られてきた前記アーカイブであって前記パスワードを使って暗号化したものを前記サーバーのストレージに記録する第2の記録工程と、
    前記第2の記録工程の後に、前記提供者用クライアントが、前記第1の一時保管フォルダを削除する第1のフォルダ削除工程と、
    前記閲覧用ファイルを閲覧するために使用される閲覧者用クライアントを介してログインした後の前記メニュー画面で選択した前記情報共有動作における、前記閲覧用ファイルのダウンロード選択操作に基づいて、前記閲覧者用クライアントが、前記閲覧者用クライアントの一時記録装置上に、前記サーバーから送られてきた前記暗号鍵を記録する第2の暗号鍵保存工程と、
    前記閲覧者用クライアントが、前記サーバーから送られてきた前記アーカイブであって前記パスワードを使って暗号化したものを、前記閲覧者用クライアントのストレージに生成された第2の一時保管フォルダに記録する第3の記録工程と、
    前記閲覧者用クライアントを介して入力された前記パスワードを使って、前記閲覧者用クライアントが、前記アーカイブであって、前記第2の一時保管フォルダに記録されたものを復号する第1の復号工程と、
    前記閲覧者用クライアントの一時記憶装置に記録された前記暗号鍵を使って、前記閲覧者用クライアントが、前記アーカイブに含まれる前記閲覧者用ファイルを前記閲覧者用クライアントの一時記録装置上に復号し、前記閲覧者用クライアントの上で、閲覧可能な状態にする第2の復号工程と、
    閲覧が完了したことを示す所定の操作が行われた後に、前記閲覧者用クライアントが、前記第2の一時保管フォルダを削除する第2のフォルダ削除工程とを実行することを特徴とする前記閲覧プログラム。
  4. 閲覧用ファイルの閲覧プログラムがインストールされたサーバーと、
    前記サーバーにアップロードする前記閲覧用ファイルを提供するために使用される提供者用クライアントと、
    閲覧用ファイルを閲覧するために使用される閲覧者用クライアントとを備えた情報共有システムであって、
    前記閲覧プログラムは、
    前記提供者用クライアントを介した入力操作により、前記提供者用クライアントが前記サーバーにアクセスしログインした後のメニュー画面で選択した情報共有動作における、前記閲覧用ファイルのアップロード選択操作に基づいて、前記サーバーが暗号鍵を生成し、前記提供者用クライアントに送信する暗号鍵設定工程と、
    前記提供者用クライアントが、前記提供者用クライアントの一時記憶装置上に、前記サーバーから送られてきた前記暗号鍵を記録する第1の暗号鍵保存工程と、
    前記提供者用クライアントと前記サーバーのいずれかが、前記閲覧用ファイルについて、所定の形式への変換と、前記暗号鍵を使った暗号化を行うファイル暗号化工程と、
    前記提供者用クライアントが、前記提供者用クライアントのストレージに生成された第1の一時保管フォルダに、前記閲覧用ファイルであって、前記所定の形式への変換と、前記暗号鍵を使った暗号化が施されたものを記録する第1の記録工程と、
    前記提供者用クライアントの入力装置を介して設定されたパスワードを使って、前記提供者用クライアントが、前記閲覧者用ファイルであって前記所定の形式への変換と前記暗号鍵を使った暗号化を施したものを含むアーカイブを暗号化するアーカイブ暗号化工程と、
    前記提供者用クライアントが、前記アーカイブであって前記パスワードを使って暗号化したものを、前記サーバーに送信する送信工程と、
    前記サーバーが、前記提供者用クライアントから送られてきた前記アーカイブであって前記パスワードを使って暗号化したものを前記サーバーのストレージに記録する第2の記録工程と、
    前記第2の記録工程の後に、前記提供者用クライアントが、前記第1の一時保管フォルダを削除する第1のフォルダ削除工程と、
    前記閲覧者用クライアントを介してログインした後の前記メニュー画面で選択した前記情報共有動作における、前記閲覧用ファイルのダウンロード選択操作に基づいて、前記閲覧者用クライアントが、前記閲覧者用クライアントの一時記録装置上に、前記サーバーから送られてきた前記暗号鍵を記録する第2の暗号鍵保存工程と、
    前記閲覧者用クライアントが、前記サーバーから送られてきた前記アーカイブであって前記パスワードを使って暗号化したものを、前記閲覧者用クライアントのストレージに生成された第2の一時保管フォルダに記録する第3の記録工程と、
    前記閲覧者用クライアントを介して入力された前記パスワードを使って、前記閲覧者用クライアントが、前記アーカイブであって、前記第2の一時保管フォルダに記録されたものを復号する第1の復号工程と、
    前記閲覧者用クライアントの一時記憶装置に記録された前記暗号鍵を使って、前記閲覧者用クライアントが、前記アーカイブに含まれる前記閲覧者用ファイルを前記閲覧者用クライアントの一時記録装置上に復号し、前記閲覧者用クライアントの上で、閲覧可能な状態にする第2の復号工程と、
    閲覧が完了したことを示す所定の操作が行われた後に、前記閲覧者用クライアントが、前記第2の一時保管フォルダを削除する第2のフォルダ削除工程とを実行することを特徴とする前記情報共有システム。
  5. 情報共有システムにおける、閲覧用ファイルの閲覧プログラムがインストールされたサーバーであって、
    前記閲覧プログラムは、
    前記サーバーにアップロードする前記閲覧用ファイルを提供するために使用される提供者用クライアントを介した入力操作により、前記提供者用クライアントが前記サーバーにアクセスしログインした後のメニュー画面で選択した情報共有動作における、前記閲覧用ファイルのアップロード選択操作に基づいて、前記サーバーが暗号鍵を生成し、前記提供者用クライアントに送信する暗号鍵設定工程と、
    前記提供者用クライアントが、前記提供者用クライアントの一時記憶装置上に、前記サーバーから送られてきた前記暗号鍵を記録する第1の暗号鍵保存工程と、
    前記提供者用クライアントと前記サーバーのいずれかが、前記閲覧用ファイルについて、所定の形式への変換と、前記暗号鍵を使った暗号化を行うファイル暗号化工程と、
    前記提供者用クライアントが、前記提供者用クライアントのストレージに生成された第1の一時保管フォルダに、前記閲覧用ファイルであって、前記所定の形式への変換と、前記暗号鍵を使った暗号化が施されたものを記録する第1の記録工程と、
    前記提供者用クライアントの入力装置を介して設定されたパスワードを使って、前記提供者用クライアントが、前記閲覧者用ファイルであって前記所定の形式への変換と前記暗号鍵を使った暗号化を施したものを含むアーカイブを暗号化するアーカイブ暗号化工程と、
    前記提供者用クライアントが、前記アーカイブであって前記パスワードを使って暗号化したものを、前記サーバーに送信する送信工程と、
    前記サーバーが、前記提供者用クライアントから送られてきた前記アーカイブであって前記パスワードを使って暗号化したものを前記サーバーのストレージに記録する第2の記録工程と、
    前記第2の記録工程の後に、前記提供者用クライアントが、前記第1の一時保管フォルダを削除する第1のフォルダ削除工程と、
    前記閲覧用ファイルを閲覧するために使用される閲覧者用クライアントを介してログインした後の前記メニュー画面で選択した前記情報共有動作における、前記閲覧用ファイルのダウンロード選択操作に基づいて、前記閲覧者用クライアントが、前記閲覧者用クライアントの一時記録装置上に、前記サーバーから送られてきた前記暗号鍵を記録する第2の暗号鍵保存工程と、
    前記閲覧者用クライアントが、前記サーバーから送られてきた前記アーカイブであって前記パスワードを使って暗号化したものを、前記閲覧者用クライアントのストレージに生成された第2の一時保管フォルダに記録する第3の記録工程と、
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    閲覧が完了したことを示す所定の操作が行われた後に、前記閲覧者用クライアントが、前記第2の一時保管フォルダを削除する第2のフォルダ削除工程とを実行することを特徴とする前記サーバー。
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