JP5995168B2 - ストロータイプの逆止弁付給排気口 - Google Patents

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本発明は、エアーバックに息を吹込むためのストロータイプの逆止弁付息吹込口のストローを、口で自在に操作し、抜け落ちたり逆止弁付息吹込口の中に入り込むのを防止するストロータイプの逆止弁付給排気口に関するものである。
従来のストロータイプの逆止弁付息吹込口は、人間が指でストローを摘んでエアーバックに息を吹込む構造となっていたため、津波等で水難救命具のエアーバックに息を吹込む際に、指はエアーバックに息を吹込む作業に専念せざるを得ず、そのためストローを使用した息吹込口は操作性で問題があった。
さらに、従来のストロータイプの逆止弁付息吹込口は、エアーバックの中の空気を、一時的に人間が呼吸するため利用する事を想定しておらず、そのため津波等で避難する際に、身体が水中にのみ込まれて息が出来なくなる様な危機的状態に陥った場合に、水難救命具に取付けられたエアーバックの中の空気を、一時的に呼吸するため利用する事が出来なかった。
このような事から、万一の津波や水害等の非常時に備えて、指を使わず、早く確実にエアーバックに息を吹込み呼吸する事も出来る息吹込口が必要であるが、現実には、実用化されていないのが現状である。
下記の2件の特許文献においても、空気注入口に挿入するストローは、いずれも、単にストローをフィルム逆止弁に挿入して使用する事を目的としており、指を使わず、口のみでストローを銜えてエアーバックに息を吹込むと、口からストローが外れたり、ストローの先端が口内に当るため、指を使わずストローからエアーバックに息を吹込んで使用するには多くの問題があった。
特開2006−71256 特開2009−281565
従来の、2枚の樹脂フィルムを溶着してエアーバックに息を吹込むためのストロータイプの逆止弁付息吹込口は、空気を入れるためにストローを用意しなければならず、そのため、ストローの保管や取り扱い等が煩わしく、その改善が要望されていた。
さらに、ストローに抜け落ち防止が付いていないため、逆止弁付息吹込口の内部にストローが入ったり、ストローが抜け落ちてしまうと言った問題があった。
さらに、エアーバックに息を吹込んだり、エアーバックの空気を抜く際に、指でストローを摘んで操作しなければならず、これまで指を使わずエアーバックに息を吹込んだり、エアーバックの中の空気を吸ったり出来るストロータイプの逆止弁付息吹込口は販売されて無かった。
かかる課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、エアーバックに息を吹込むためのストロータイプの逆止弁付息吹込口において、ストロー挿入弁28に厚さ0.1mmの2枚のポリウレタンの樹脂フィルム21と樹脂フィルム24を使用し、樹脂フィルム21と樹脂フィルム24は横幅が同一で、樹脂フィルム21の縦を樹脂フィルム24より数ミリ長く断裁し、2枚の樹脂フィルム21と樹脂フィルム24の両側切断面と下部切断面を揃え、両側の溶着部29と溶着部31を約2mm溶着してストロー挿入弁28を成形すると共に、ストロー挿入弁28を首前部エアーバック10の溶着部32の横の2枚の樹脂フィルムの間に挟み込み、給排気ストロー40のストロー42の太さ(外周)の概ね半分より少し広めの幅の非溶着テープを、ストロー挿入弁28の溶着部29と溶着部31の間の中心部に挟み込み、ストロー挿入口35を溶着しないようにストロー挿入弁28を溶着部33に溶着すると共に、給排気ストロー40は内径が4mmのストロー42と逆抜防止ストッパー43と給排気口46で形成し、給排気口46はストロー42に対して概ね90度曲げて成形され、息を給排気する先端部にはリング状の口銜部41が成形され、ストロー42との接合部はストロー42の直径より太く成形され、さらにストロー42には給排気 ストロー40がストロー挿入弁28から抜け落ちるのを防止するため、下部がストロー42の円周と同一サイズで、上部の逆抜防止部47は傘を逆さにした形状の柔らかい樹脂で形成された逆抜防止ストッパー43が成形され、ストロー42と逆抜防止ストッパー43をストロー挿入口35に挿入する際は、逆抜防止ストッパー43の上部の逆抜防止部47がストロー挿入口35を通過する際に窄み、ストロー挿入弁28の内部に挿入され、挿入した後は、逆抜防止ストッパー43の逆抜防止部47が傘のように開き、給排気ストロー40をストロー挿入弁28から引抜こうとすると、逆抜防止部47が溶着部33に当接することにより給排気ストロー40がストロー挿入弁28から抜け落ちるのを防止すると共に、給排気ストロー40をストロー挿入弁28に深く挿入する事により、給排気ストロー40の下部45がストロー挿入口35に当接し、ストロー下端部44がフィルム下端30よりエアーバック内部に少し突き出した状態になるように構成した事により、膨らましたエアーバックの内部の空気を口銜部41で吸う事が出来るようにした事を特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、エアーバックに息を吹込むためのストロータイプの逆止弁付息吹込口において、ストロー挿入弁28に厚さ0.1mmの2枚のポリウレタンの樹脂フィルム21と樹脂フィルム24を使用し、樹脂フィルム21と樹脂フィルム24は横幅が同一で、樹脂フィルム21の縦を樹脂フィルム24より数ミリ長く断裁し、2枚の樹脂フィルム21と樹脂フィルム24の両側切断面と下部切断面を揃え、両側の溶着部29と溶着部31を約2mm溶着してストロー挿入弁28を成形すると共に、ストロー挿入弁28を首前部エアーバック10の溶着部32の横の2枚の樹脂フィルムの間に挟み込み、給排気ストロー40のストロー42の太さ(外周)の概ね半分より少し広めの幅の非溶着テープを、ストロー挿入弁28の溶着部29と溶着部31の間の中心部に挟み込み、ストロー挿入口35を溶着しないようにストロー挿入弁28を溶着部33に溶着すると共に、 給排気ストロー40は内径が4mmのストロー42と逆抜防止ストッパー43と給排気口46で形成し、給排気口46はストロー42に対して概ね90度曲げて成形され、息を給排気する先端部にはリング状の口銜部41が成形され、ストロー42との接合部はストロー42の直径より太く成形され、さらにストロー42には給排気ストロー40がストロー挿入弁28から抜け落ちるのを防止するため、下部がストロー42の円周と同一サイズで、上部の逆抜防止部47は傘を逆さにした形状の柔らかい樹脂で形成された逆抜防止ストッパー43が成形され、ストロー42と逆抜防止ストッパー43をストロー挿入口35に挿入する際は、逆抜防止ストッパー43の上部の逆抜防止部47がストロー挿入口35を通過する際に窄み、ストロー挿入弁28の内部に挿入され、挿入した後は、逆抜防止ストッパー43の逆抜防止部47が傘のように開き、給排気ストロー40をストロー挿入弁28から引抜こうとすると、逆抜防止部47が溶着部33に当接することにより給排気ストロー40がストロー挿入弁28から抜け落ちるのを防止すると共に、給排気ストロー40をストロー挿入弁28に深く挿入する事により、給排気ストロー40の下部45がストロー挿入口35に当接し、ストロー下端部44がフィルム下端30よりエアーバック内部に少し突き出した状態になるように構成した事により、膨らましたエアーバックの内部の空気を口銜部41で吸う事が出来るようにした事により、ストローがストロー挿入弁から抜け落ちるのを防止し、常に、ストローをエアーバックに装着しておく事が可能となり、緊急時にストローを探したり、ストローを逆止弁に装着するための操作が不要となった。
以下、この発明の実施の形態について説明する。
[発明の実施の形態]
図1及至図4は、この発明の実施の形態を示す。
図1aは、樹脂フィルムを楕円状に切断し、図1cで説明する水難救命具14を構成する上部に溶着するための頭部カバー1を示す。図1bは、人間が頭部に被り、図1cで説明する水難救命具の、顔面と頭部と首回りを保護するための頭部側面エアーバック3の展開図である。図1bの頭部側面エアーバック3は、顔面部分(顔面カバー4)が透明の樹脂で形成され、その他の部分は樹脂フィルムを2枚重ねて周囲の溶着部13を溶着する事によりエアーバックを構成し、顔面部分(顔面カバー4)の下の首前部エアーバック6と首前部エアーバック10の先端上部には、人間がエアーバックに息を吹込むための逆止弁付給排気口5と逆止弁付給排気口11が溶着により装着され、人間が逆止弁付給排気口5と逆止弁付給排気口11から息を吹込む事により頭部側面エアーバック3は膨らむ。
なお、図1bで説明した頭部側面エアーバック3には縦長に仕切り溶着部7が設けられ2枚の樹脂フィルムの複数個所を縦に溶着する事により、水難救命具を製作する際、頭部側面エアーバック3が縦方向に対して円筒状に膨らみ、頭部回りと耳部を保護する事が可能となる。さらに、頭部側面エアーバック3の下部には、肩の形状に合わせて、半円状の肩カバー部8を構成され、肩カバー部8の両側には肩紐用のハトメ7が取付けられる。
このように構成した、図1bの頭部側面エアーバック3の両端を円筒状に丸め、上部12と、図1aで説明した頭部カバー1の円周部2を溶着し、顔面カバー4の溶着部18を溶着部19に溶着させる事により、図1cの水難救命具14が完成する。図1cは、この発明の逆止弁付給排気口を取付けた水難救命具14を人間17が頭部15に被った状態を示す。逆止弁付給排気口5と逆止弁付給排気口11が顔面の下部に配置され、口で逆止弁付給排気口5と逆止弁付給排気口11を銜えて操作する事により、首前部エアーバック6、首前部エアーバック10に息を給排気する事が出来るようになる。
図2は、ストロー挿入弁28を示す。図2aはストロー挿入弁28を構成する2枚の薄い樹脂フィルムを示し、樹脂フィルムの厚さは0.1mmで素材としてはポリウレタンを使用する。樹脂フィルム21と樹脂フィルム24は横幅が同一で、縦は樹脂フィルム21が樹脂フィルム25より数ミリ長く断裁され、図2bで示すように、2枚の樹脂フィルム21と樹脂フィルム24の両側切断面と下部切断面を揃え、斜線で示すように両側の溶着部29と溶着部31を約2ミリ溶着する。
なお、樹脂フィルム21と樹脂フィルム24の上部の長さが異なるのは、重なり合った樹脂フィルム21と樹脂フィルム24にストローを容易に挿入するためであり、図2bで示すように、2枚の樹脂フィルム21と樹脂フィルム24の重なり合った部分の上端を数ミリ溶着しないのも、同様に、ストローをストロー挿入弁28に容易に挿入するためである。
図3は、図1bで説明した首前部エアーバック10に、図2bで説明したストロー挿入弁28を溶着する方法を示す。
図3aは、2枚の頭部側面エアーバック3を溶着する前の状態を示す。点線で示すように首前部エアーバック10の2枚の樹脂フィルムが重なり合った溶着部32、溶着部33、溶着部34を約2〜3mm幅溶着する事によりエアーバックが成形される。
図3bは、図3aで説明した首前部エアーバック10に、図2bで説明したストロー挿入弁28を溶着した状態を示す。最初に、溶着部32、溶着部34を溶着すると共に、溶着部33を溶着する際、ストロー挿入弁28を溶着部32の横の2枚の樹脂フィルムの間に挟み込み、逆止弁付給排気口5、逆止弁付給排気口11で使用するストローの太さ(外周)の概ね半分の幅より少し広めの非溶着テープ(図示せず)を、ストロー挿入弁28の溶着部29と溶着部31の間の中心部に挟み込み、ストロー挿入口35を溶着しないように溶着部33を溶着する事により、ストロー挿入弁28が首前部エアーバック10に溶着される。
図4は、給排気ストロー40の構造と、図3bで説明したストロー挿入弁28に給排気ストロー40を挿入した状態を示す。給排気ストロー40は樹脂で成型され内径が約4mmのストロー42と逆抜防止ストッパー43と給排気口46で構成され、給排気口46はストロー42に対して概ね90度曲げて形成され、息を給排気する先端部にはリング状の口銜部41が形成され、ストロー42との接合部はストロー42の直径より太く形成される。さらにストロー42には、下部がストロー42の円周と同一サイズで上部の逆抜防止部47は傘を逆さにした様な形状の、柔らかい樹脂で形成された逆抜防止ストッパー43が形成される。
つづいて、図1bで説明した、逆止弁付給排気口11の構成と操作方法について説明する。図4aは、ストロー挿入口35に給排気ストロー40を挿入する前の状態を示す。図4bは給排気ストロー40のストロー42をストロー挿入口35に挿入した状態を示す。ストロー42と逆抜防止ストッパー43をストロー挿入口35に挿入する際、逆抜防止ストッパー43の上部の逆抜防止部47がストロー挿入口35を通過する際に窄み、逆抜防止ストッパー43がストロー挿入弁28の内部に挿入されると共に、挿入した後には逆抜防止ストッパー43の逆抜防止部47が傘のように開き、給排気ストロー40をストロー挿入弁28から引抜こうとすると、逆抜防止部47が溶着部33に当接し、給排気ストロー40がストロー挿入弁28から抜け落ちるのを防止する。つづいて人間が口銜部41から息を吹込む事によりストロー挿入弁28の2枚の樹脂フィルムの間が開口して首前部エアーバック10が膨らむ。さらに首前部エアーバック10が十分に膨らんだ状態で口銜部41から口を外すと、2枚の樹脂フィルムで構成されたフィルム弁36がエアーバックの内部の空気に押されて閉じ、首前部エアーバック10の中の空気が給排気ストロー40から抜けるのを防ぐ。
さらに、図4cで示すように、給排気ストロー40をストロー挿入弁28に深く挿入した場合、給排気ストロー40の下部45がストロー挿入口35に当接する事により給排気ストロー40がストロー挿入弁28の内部から首前部エアーバック10の内部に落ち込まないように構成すると共に、給排気ストロー40をストロー挿入弁28に深く挿入した場合、ストロー下端部44をフィルム下端30よりエアーバック内部に少し突き出した状態になるように形成する事により、膨らましたエアーバックの内部の空気を口銜部41で吸う事が可能となり、津波等で避難する際、身体が水中にのみ込まれて息が出来なくなる様な危機的状態に陥った状態でも、一時的にエアーバックの内部の空気を呼吸して避難する事が可能となる。
このように、逆止弁付給排気口11を構成する事により、指を使わなくても、口だけで給排気ストロー40を回転させたり上下に動かす事が可能となり、津波等で避難する場合、指を使わずにエアーバックに空気を入れたり、さらに、危機的状態の中では、一時的にエアーバックの中の空気を呼吸しながら避難する事も可能となった。
以上の実施の形態に基づいて、本発明に係るストロータイプの逆止弁付給排気口について詳細に説明してきたが、本発明は、以上の実施の形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において各種の改変をなしても、本発明の技術的範囲に属するのはもちろんである。
図3bでストロー挿入弁28を首前部エアーバック10の左端に溶着したが、ストロー挿入弁28を溶着部33に溶着する位置は、この位置に限定せず溶着部32から離した位置でも、もちろん可能である。
図4において、逆抜防止ストッパー43の形状を、傘を逆さにした様な形状の柔らかい樹脂と説明したが、この形状に限定されるものではなく、例えば、逆ハの字で2枚又は3枚の羽のような形状も、もちろん可能である。
図4の説明において、口銜部41から人間が息を吹込むと説明したが、口銜部41にガスボンベを接続して空気等のガスを入れる事も、もちろん可能である。
この発明の実施の形態に係る、ストロータイプの逆止弁付給排気口を取付けた水難救命具の展開図と、人間が水難救命具を頭部に装着した状態を示す。 同実施の形態に係る、ストロー挿入部を展開図で示す。 同実施の形態に係る、ストロー挿入部を頭部側面エアーバックに取付けた状態を示す。 同実施の形態に係る、逆止弁付息吹込口の構造と、逆止弁付息吹込口をストロー挿入弁に挿入した状態を示す。
1 頭部カバー
2 円周部
3 頭部側面エアーバック
4 顔面カバー
5 逆止弁付給排気口
6 首前部エアーバック
7 仕切り溶着部
8 肩カバー部
9 ハトメ
10 首前部エアーバック
11 逆止弁付給排気口
12 上部
13 溶着部
14 水難救命具
15 頭部
16 肩紐
17 人間
21 樹脂フィルム
22 上端
23 上端
24 樹脂フィルム
25 下端
26 下端
27 フィルム上端
28 ストロー挿入弁
29 溶着部
30 フィルム下端
31 溶着部
32 溶着部
33 溶着部
34 溶着部
35 ストロー挿入口
36 フィルム弁
40 給排気ストロー
41 口銜部
42 ストロー
43 逆抜防止ストッパー
44 ストロー下端部
45 下部
46 給排気口
47 逆抜防止部

Claims (1)

  1. エアーバックに息を吹込むためのストロータイプの逆止弁付息吹込口において、ストロー挿入弁28に厚さ0.1mmの2枚のポリウレタンの樹脂フィルム21と樹脂フィルム24を使用し、樹脂フィルム21と樹脂フィルム24は横幅が同一で、樹脂フィルム21の縦を樹脂フィルム24より数ミリ長く断裁し、2枚の樹脂フィルム21と樹脂フィルム24の両側切断面と下部切断面を揃え、両側の溶着部29と溶着部31を約2mm溶着してストロー挿入弁28を成形すると共に、ストロー挿入弁28を首前部エアーバック10の溶着部32の横の2枚の樹脂フィルムの間に挟み込み、給排気ストロー40のストロー42の太さ(外周)の概ね半分より少し広めの幅の非溶着テープを、ストロー挿入弁28の溶着部29と溶着部31の間の中心部に挟み込み、ストロー挿入口35を溶着しないようにストロー挿入弁28を溶着部33に溶着すると共に、給排気ストロー40は内径が4 mmのストロー42と逆抜防止ストッパー43と給排気口46で形成し、給排気口46はストロー42に対して概ね90度曲げて成形され、息を給排気する先端部にはリング状の口銜部41が成形され、ストロー42との接合部はストロー42の直径より太く成形され、さらにストロー42には給排気ストロー40がストロー挿入弁28から抜け落ちるのを防止するため、下部がストロー42の円周と同一サイズで、上部の逆抜防止部47は傘を逆さにした形状の柔らかい樹脂で形成された逆抜防止ストッパー43が成形され、ストロー42と逆抜防止ストッパー43をストロー挿入口35に挿入する際は、逆抜防止ストッパー43の上部の逆抜防止部47がストロー挿入口35を通過する際に窄み、ストロー挿入弁28の内部に挿入され、挿入した後は、逆抜防止ストッパー43の逆抜防止部47が傘のように開き、給排気ストロー40をストロー挿入弁28から引抜こうとすると、逆抜防止部47が溶着部33に当接することにより給排気ストロー40がストロー挿入弁28から抜け落ちるのを防止すると共に、給排気ストロー40をストロー挿入弁28に深く挿入する事により、給排気ストロー40の下部45がストロー挿入口35に当接し、ストロー下端部44がフィルム下端30よりエアーバック内部に少し突き出した状態になるように構成した事により、膨らましたエアーバックの内部の空気を口銜部41で吸う事が出来るようにした事を特徴とするストロータイプの逆止弁付給排気口。
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