JP5992638B2 - Tddシステムでttiバンドリングを実行する方法と装置 - Google Patents

Tddシステムでttiバンドリングを実行する方法と装置 Download PDF

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Description

本開示の実施形態は、概して無線通信技術、特にTDDシステムでTTIバンドリングを実行する方法と装置に関する。
モバイル・データ・サービスが絶え間なく増加し、新しいタイプのアプリケーションが出現するために、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(the 3rd Generation Partnership Project(3GPP))という組織は、ロングターム・エボリューション(long−term evolution(LTE))規格とLTEアドバンスド(LTE−Advanced(LTE−A))規格を開発してきた。次世代セルラ通信規格として、LTE又はLTE−Advanceシステムは、周波数分割複信(Frequency Division Duplex(FDD))モードと時分割複信(Time Division Duplex(TDD))モードの両方で動作可能である。
LTEリリース8では、送信期間(Transmission Time Interval(TTI))バンドリングと呼ばれる重要な技術が、セル受信可能範囲を改良するために導入され、アップリンク(UL)VoIPと中間サイズ・トラフィックにおいて、TTIバンドリング強化による、受信可能範囲の恩恵が認められた。TTIバンドリングによれば、同じトランスポート・ブロックだが種々の冗長度バージョンを有するものを送るために、4つの連続的なサブフレームが互いにバンドルされ、UEがNACKを受信した場合は、バンドルされたパケットが再送信される。具体的には、図1Aに示されるように、同じトランスポート・ブロックに対し、4つの種々の冗長度バージョン、すなわちRV0,RV1,RV2,RV3がターボ符号化によって生成され、図1で示されるように、リソース割り当てに基づいて、4つの規定のULサブフレームでBSに送られる。BSでは、4つの種々の冗長度バージョンRV0からRV3までが、それらに基づいたトランスポート・ブロックを取得するために、適宜復号される。もしBSがトランスポート・ブロックを取得し損ねた場合は、BSはNACKをUEに送信し、UEはそのようなNACKを受信したことに応じて、4つの冗長度バージョンを再送信する。しかし、アップリンク・リソースが限定されているために、サブフレームに対する7つのアップリンク/ダウンリンク(uplink/downlink(UL/DL))構成の中で、構成0,1,6に対してのみTTIバンドリングを採用可能である。従って、普通、TTIバンドリングは、FDDシステムとTDDシステムの両方で、UL/DL構成0,1,6のみで扱われる。
現在のところ、TD−SCDMAネットワーク(R1−121712,CMCC)では、F帯域(1880−1920MHz)とA帯域(2010−2025MHz)に、5つのDLサブフレームと、2つのULサブフレームと、スペシャル・サブフレームとを含むサブフレーム構成を使用する。TDDシステムは、F帯域又はA帯域又はE帯域(2300−2400MHz)のいずれかで展開されるが、TDDシステムとTD−SCDMAネットワークとの間のシナリオに対し、TTIバンドリングを使用することに課題がある。TD−SCDMAネットワークは普通5DL/2ULサブフレームの構成を使用しており、LTE TDDシステム又はTD−LTE又はTD−LTE−Advancedの最も適切なUL/DL構成は構成2になるという点に、課題がある。とは言え、上述したように、TTIバンドリングは構成0,1,6でのみ使用可能であるので、構成2に対し、セル受信可能範囲を改良するためにTTIバンドリングを使用することができない。
前述の課題を鑑みるに、TDDシステムで受信可能範囲を強化するために、構成2でTTIバンドリングを実行する解法が必要である。
前述の課題を鑑みるに、従来技術の少なくとも一部の課題を解決する、又は少なくとも部分的に軽減するために、本開示は、TDDシステムでTTIバンドリングを実行する新しい解法を提供する。
本開示の第1の観点によれば、基地局でTTIバンドリングを実行する方法が提供される。前記方法は、スペシャル・サブフレームでトランスポート・ブロックの冗長度バージョンの第1パートを含む第1のTTIバンドリング・パケットを受信し、他のスペシャル・サブフレームで前記冗長度バージョンの第2パートを含む第2のTTIバンドリング・パケットを受信することと、前記トランスポート・ブロックの前記冗長度バージョンを完全な形で取得するために、前記第1のTTIバンドリング・パケットと前記第2のTTIバンドリング・パケットとを結合することとを含む。
前記本開示の実施形態では、前記冗長度バージョンの前記第1パートは、前記冗長度バージョンの半分であり、前記冗長度バージョンの前記第2パートは、前記冗長度バージョンの残り半分であるものとしても良い。
前記本開示の他の実施形態では、前記TTIバンドリングで使用される前記トランスポート・ブロックの冗長度バージョンの順序は、サブフレームの配列に応じて設定されるものとしても良い。
前記本開示の更なる実施形態では、前記トランスポート・ブロックの前記冗長度バージョンは、冗長度バージョン3であっても良い。
前記本開示の更なる実施形態では、前記スペシャル・サブフレームと前記他のスペシャル・サブフレームとの各々は、ダウンリンク送信のための第1部分と、ガード期間のための第2部分と、アップリンク送信のための第3部分とを含み、前記第1部分と前記第2部分と前記第3部分との長さは、前記ダウンリンク送信と前記アップリンク送信との間のその遷移時間が、従来のUEのスペシャル・サブフレームにおける遷移時間と略一致するように設定されるものとしても良い。
前記本開示のまだ更なる実施形態では、前記第1部分と前記第2部分と前記第3部分の長さの比は6:3:5であっても良い。
前記本開示のなおまだ更なる実施形態では、前記スペシャル・サブフレームと前記他のスペシャル・サブフレームとの各々に割り当てられたリソースブロックの数、対、ノーマル・サブフレームに割り当てられたリソースブロックの数の比は、4:3であっても良い。
前記本開示の他の実施形態では、前記方法は、更に、TTIバンドリングで冗長度バージョンの分割が使用されるべきかどうか判別することと、前記冗長度バージョンの分割が使用されるべきであると判別されることに応じて、TTIバンドリングで前記冗長度バージョンの分割が使用されるべきであることを示す指示をユーザ機器(user equipment(UE))に送ることとを含むものとしても良い。
第2の観点によれば、ユーザ機器でTTIバンドリングを実行する方法も提供される。前記方法は、トランスポート・ブロックの冗長度バージョンを第1パートと第2パートとに分割することと、スペシャル・サブフレームで前記第1パートを含む第1のTTIバンドリング・パケットを送信し、他のスペシャル・サブフレームで前記第2パートを含む第2のTTIバンドリング・パケットを送信することとを含む。
第3の観点によれば、TDDシステムでTTIバンドリングを実行する装置が更に提供される。前記装置は、更に、パケット受信ユニットと、パケット結合ユニットとを含む。前記パケット受信ユニットは、スペシャル・サブフレームでトランスポート・ブロックの冗長度バージョンの第1パートを含む第1のTTIバンドリング・パケットを受信し、他のスペシャル・サブフレームで前記冗長度バージョンの第2パートを含む第2のTTIバンドリング・パケットを受信するように構成されている。前記パケット結合ユニットは、前記トランスポート・ブロックの前記冗長度バージョンを完全な形で取得するために、前記第1のTTIバンドリング・パケットと前記第2のTTIバンドリング・パケットとを結合するように構成されている。
前記本開示の第4の観点によれば、TDDシステムでTTIバンドリングを実行する装置がなお提供される。前記装置は、バージョン分割ユニットとパケット送信ユニットとを含む。前記バージョン分割ユニットは、トランスポート・ブロックの冗長度バージョンを第1パートと第2パートとに分割するように構成されている。前記パケット送信ユニットは、スペシャル・サブフレームで前記第1パートを含む第1のTTIバンドリング・パケットを送信し、他のスペシャル・サブフレームで前記第2パートを含む第2のTTIバンドリング・パケットを送信するように構成されている。
前記本開示の第5の観点によれば、TDDシステムのアップリンク物理チャネル・プロセスのための装置が提供される。前記装置は、トランスポート・ブロックの冗長度バージョンを第1パートと第2パートとに分割するように構成されたトランスポート・ブロック分割モジュールと、スペシャル・サブフレームと他のスペシャル・サブフレームの中の利用可能なアップリンク・リソースに、前記冗長度バージョンの前記第1パートと前記第2パートとをマッピングすることにより、リソース要素マッピングを実行するように構成されたリソース要素マッパーと、前記リソース要素マッピングに基づいて前記第1パートと前記第2パートとを送信するように構成された送信器とを含む。
前記本開示の第6の観点によれば、TDDシステムのアップリンク物理チャネル・プロセスのための装置が提供される。前記装置は、スペシャル・サブフレームと他のスペシャル・サブフレームとで、トランスポート・ブロックの冗長度バージョンの第1パートと第2パートとを受信するように構成された受信器と、前記冗長度バージョンを完全な形で取得するために、前記冗長度バージョンの前記第1パートと前記第2パートとを結合するように構成されたリソース結合モジュールとを含む。
前記本開示の第7の観点によれば、コンピュータプログラム・コードを格納するコンピュータ読取り可能な記憶媒体が提供され、前記コンピュータプログラム・コードは、実行された場合、前記第1の観点の実施形態のいずれかによる方法で装置を動作させるように構成されている。
前記本開示の第8の観点によれば、コンピュータプログラム・コードを格納するコンピュータ読取り可能な記憶媒体が提供され、前記コンピュータプログラム・コードは、実行された場合、前記第2の観点の実施形態のいずれかによる方法で装置を動作させるように構成されている。
前記本開示の第9の観点によれば、前記第7の観点によるコンピュータ読取り可能な記憶媒体を含むコンピュータプログラム製品が提供される。
前記本開示の第10の観点によれば、前記第8の観点によるコンピュータ読取り可能な記憶媒体を含むコンピュータプログラム製品が提供される。
本開示の実施形態によれば、TDDシステムで受信可能範囲を改良するためのTTIバンドリングで、より多くの構成が使用可能になり、従来のUEへの追加の干渉を回避可能である。
本開示の上記と他の特徴は、添付図面に係る実施形態で示される、実施形態の詳細な説明を通して、より明らかになるだろう。添付図面の全体にわたり、類似の参照番号は、同一又は類似の構成要素を示す。
従来技術におけるTTIバンドリングのサブフレームの構成を模式的に示す模式図である。 模式的に示された、従来技術におけるノーマル・サブフレームのリソースブロック割り当てである。 本開示の実施形態に関して、TDDシステムでTTIバンドリングを実行するBSで使用される方法の模式的なフローチャートである。 本開示の他の実施形態に関して、TDDシステムでTTIバンドリングを実行するBSで使用される方法の模式的なフローチャートである。 本開示の実施形態に関して、TDDシステムでTTIバンドリングを実行するUEで使用される方法の模式的なフローチャートである。 本開示の実施形態に関して、スペシャル・サブフレームの構成の模式図である。 本開示の実施形態に関して、ノーマル・サブフレームのリソース割り当ての模式図である。 本開示の実施形態に関して、冗長度バージョンの第1パートを送信するのに使用されるスペシャル・サブフレームのリソース割り当ての模式図である。 本開示の実施形態に関して、冗長度バージョンの第2パートを送信するのに使用されるスペシャル・サブフレームのリソース割り当ての模式図である。 本開示の実施形態に関して、HARQプロセスの模式図である。 本開示の実施形態に関して、TTIバンドリングを用いたアップリンク物理チャネル・プロセスの模式図である。 模式的に示された、Rel.8UEと本開示に基づくUEとのスペシャル・サブフレームの遷移時間である。 本開示の実施形態に関して、TDDシステムでTTIバンドリングを実行するBSで使用される装置の模式的なブロック図である。 本開示の実施形態に関して、TDDシステムでTTIバンドリングを実行するUEで使用される装置の模式的なブロック図である。 本開示の実施形態と従来技術の解法とに関して、解法についてのシミュレーション結果である。
以下では、TDDシステムでTTIバンドリングを実行する方法と装置とを、添付図面に係る実施形態を通して、詳細に説明する。これらの実施形態は、当業者が本開示をより理解し、実行できるように開示されたものであり、いかなる手法でも本開示の範囲を限定する意図はないと認識されるべきである。
添付図面では、本開示の様々な実施形態が、ブロック図とフローチャートとその他の図で示されている。フローチャート又はブロック図の各ブロックは、特定の論理機能を実行するための1以上の実行可能な指示を含む、モジュール又はプログラム又はコードの一部を示すものとしても良い。更に、任意又は付加的な要素,装置,構成,手段,ステップ等は、どの形式においても、ドットのブロックで又はドットの表示で示されるものとしても良い。また、これらのブロックは、方法のステップを実行するために特定の順序で示されているが、実際には、それらを図示された順序に厳密に従って実行する必要はない。例えば、各動作の本質次第で、それらを逆順で又は同時に実行しても良い。ブロック図及び/又はフローチャートの各ブロックと、それらの組み合わせとは、特定の機能/動作を実行するための専用のハードウェア・ベースのシステムによって、又は、専用のハードウェアとコンピュータ命令の組合せによって、実行されても良い、という点にも留意する必要がある。
一般に、請求項で使用されている全ての用語は、ここで明白に他の定義がなされない限り、技術分野での通常の意味に従って解釈されるべきである。1つの(a/an),前記(the/said)[要素,装置,構成,手段,ステップ等]という全ての言及は、明白に他に述べない限り、複数の装置,構成,手段,ユニット,ステップ等を除外するものではなく、前記した要素,装置,構成,手段,ユニット,ステップ等の少なくとも1つの例に言及しているものとして広く解釈されるべきである。更に、ここで使われる不定冠詞(a/an)は、複数のステップ,ユニット,モジュール,装置,オブジェクト等を除外するものではない。
更に、本開示の文脈では、ユーザ機器(user equipment(UE)とは、端末又は移動体端末(Mobile Terminal(MT))又は加入者設備(Subscriber Station(SS))又は携帯加入者設備(Portable Subscriber Station(PSS))又は移動局(Mobile Station(MS))又はアクセス端末(Access Terminal(AT))のことを述べているとしても良く、UE又は端末又はMT又はSS又はPSS又はMS又はATのいくつか又は全ての機能が含まれているものとしても良い。その上、本開示の文脈では、「BS」という用語は、例えば、ノードB(node B(NodeB又はNB))又は進化型NodeB(evolved NodeB(eNodeB又はeNB))又はラジオ・ヘッダ(radio header(RH))又はリモート・ラジオ・ヘッド(remote radio head(RRH))又は中継器又はフェムト,ピコ等の低電力ノードを表すものとしても良い。
本開示をより理解するために、以下ではLTE TDDシステムを例に挙げて本開示の実施形態を説明する。しかし、当業者に認識可能なように、本発明は他の適当な通信システムにも適用可能である。
以下では、まず図2を参照して、本開示で提供される、TDDシステムでTTIバンドリングを実行する方法を記述する。当該方法は、BSで実行されても良い。
図2で示されるように、まずS201で、BSは、スペシャル・サブフレームでトランスポート・ブロックの冗長度バージョンの第1パートを含む第1のTTIバンドリング・パケットを受信し、他のスペシャル・サブフレームで冗長度バージョンの第2パートを含む第2のTTIバンドリング・パケットを受信する。
本開示の文脈では、ノーマル・サブフレームとは、UL送信(ULサブフレーム)又はDL送信(DLサブフレーム)のために構成されたサブフレームのことを言う。スペシャル・サブフレームは、ULサブフレームとDLサブフレームとのいずれとも異なるサブフレームであり、DLサブフレームとULサブフレームとの間に配置され、アップリンク送信とダウンリンク送信との両方で使用される。
LTE TDDシステムを例に挙げると、アップリンク/ダウンリンク(UL/DL)構成のパターンは7種類ある。つまり、説明の目的で次の表1に示された構成0から6までである。
Figure 0005992638
表1で示されたように、TDDラジオ・フレームは、0から9までのラベルを付けられた10個のサブフレームから成る。各サブフレームは、各々「D」「U」「S」とラベルを付けられている、DLサブフレーム又はULサブフレーム又はスペシャル(special)サブフレームとして使用される。スペシャル・サブフレームは、ダウンリンク・パイロット・タイム・スロット(Downlink Pilot Time Slot(DWPTS))と、ガード期間(guard period(GP))と、アップリンク・パイロット・タイム・スロット(Uplink Pilot Time Slot(UPPTS))とを含む。とは言え、「S」サブフレームは、本開示の実施形態に関して、スペシャル・サブフレームの単なる例示であるという点に留意する必要がある。
7種類のUL/DL構成を通して、LTE TDDシステムでは、非対称なUL/DLの割り当てが許されている。しかし、上記したように、これらの構成でのULリソースの制限のために、TTIバンドリングは構成0,1,6でのみ対応している。
より多くの構成、例えば構成2でTTIバンドリングに対応するために、本発明者は、トランスポート・ブロックの冗長度バージョンを2つのパートに分割し(本開示では「冗長度バージョンの分割」又は「トランスポート・ブロックの分割」と呼ぶ)、2つのスペシャル・サブフレームでそれらを送信することを提案する。具体的には、トランスポート・ブロックの4つの冗長度バージョンからRVが選択され、選択された冗長度バージョンはUEで2つのパートに分割される。他の分割でも実行可能であるけれども、好ましくは、パートのうちの1つはRVの半分であり、パートのうちの他の1つは、RVの残り半分である。2つのパートは、各々、2つの異なるTTIバンドリング・パケットに含められ、それから2つのスペシャル・サブフレームで送信される。冗長度バージョンの分割と冗長度バージョンの送信については、以後より詳細に、UEの動作に関連して説明する。
それゆえ、BSは、冗長度バージョンの第1パートを含む第1のTTIバンドリング・パケットをスペシャル・サブフレームで受信し、冗長度バージョンの第2パートを含む第2のTTIバンドリング・パケットを他のスペシャル・サブフレームで受信する。
それから、ステップS202で、トランスポート・ブロックの冗長度バージョンを完全な形で取得するために、第1のTTIバンドリング・パケットと第2のTTIバンドリング・パケットとが互いに結合される。
上記したように、トランスポート・ブロックの1つの冗長度バージョンは2つのパートに分割され、2つのスペシャル・サブフレームで2つの異なるTTIバンドリング・パケットで送信される。それゆえ、BSでは、それらから完全なRVを取得するために、各々RVのパートを含む2つのTTIバンドリング・パケットが結合される。このような方法で、この完全なRVと他のRVとが更に復調され、ターボ復号され、それから、トランスポート・ブロック内の情報を得るために使用される。
本開示の実施形態では、スペシャル・サブフレームでTTIバンドリングを実行する際、TTIバンドリング・パケットの冗長度バージョンはサブフレームの配列に基づいて構成される。TTIバンドリングで使用される第1のサブフレームはスペシャル・サブフレームであっても良いし、又はノーマル・サブフレームであっても良いと理解されても良い。スペシャル・サブフレームとノーマル・サブフレームとは、異なる送信電力を使用する。データ情報を運ぶためにスペシャル・サブフレームでより多くのリソースブロックが割り当てられる割には、通常、ノーマル・サブフレームのリソースブロックの電力密度は、スペシャル・サブフレームの電力密度より大きい。この観点から、優先度が低い冗長度バージョンがスペシャル・サブフレームで送信され、優先度が高い冗長度バージョンがノーマルULサブフレームで送信されるように、TTIバンドリングで使われる冗長度バージョンの順序がサブフレームの配列に応じて設定されると望ましい。それゆえ、本開示の実施形態では、もしTTIバンドリングで使用されるサブフレームがノーマル・サブフレームならば、優先度が高い冗長度バージョンが、そのサブフレームに割り当てられる。そして、もしTTIバンドリングで使用されるサブフレームがスペシャル・サブフレームならば、優先度が低い冗長度バージョンが、そのサブフレームに割り当てられる。ターボ符号化により4種類のRVが取得されるが、それらは異なる優先度又は重要度を有し、一般的に言うと、それらの優先度はRV0,RV2,RV3,RV1の順序で小さくなる、ということが知られている。よって、RV1又はRV3を2つのスペシャル・サブフレームで送信し、RV0とRV2をノーマル・サブフレームで送信することが望ましい、ということが明らかである。
また、本開示の実施形態では、2つのスペシャル・サブフレームが1つのRVを送信するのに使用され、そのことが、TTIバンドリングで4つのRVの代わりに3つのRVだけ使用することを意味すると分かる。同様に、3つのRVが使用される場合には、優先度が高い3つの冗長度バージョンを選択することが望ましい。例えば、RV0とRV2とRV3とを選ぶ。しかし、RV0,RV1,RV2等の他の3つのRVを選ぶこともできると理解されるべきである。それゆえ、RV3が2つのスペシャル・サブフレームで送信され、RV0とRV2とはノーマルULサブフレームで送信されると望ましい。
例えば、TTIバンドリングのサブフレームが「S U S U」と配される本開示の実施形態では、冗長度バージョンの順序は{3’,0,3’’,2}である。ここで、「0」と「2」とは各々冗長度バージョンRV0とRV2を示し、「3’」と「3’’」とは冗長度バージョンRV3の2つのパートを示す。本開示の他の実施形態で、TTIバンドリングのサブフレームが「U S U S」と配された場合は、冗長度バージョンの順序は{0,3’,2,3’’}である。
また、図3で示されたように、TTIバンドリングを実行する前に、BSは、更に、ステップS301で、TTIバンドリングで冗長度バージョンの分割を使用するかどうか判別する。
TTIバンドリングでRVの分割を使用すべきかどうかの判別は、TDDシステムの現在の状態、例えば、リソース割り当て、干渉、信号品質等に応じて、BSが行う。代わりとして、冗長度バージョンの分割の手法によりTTIバンドリングを実行することへの同意がBSとUEとの間でなされているかどうかを、BSはまず判別し、もしYESであれば、BSは、冗長度バージョンの分割がTTIバンドリングに適用されるべきであると決定するものとしても良い。
その後、ステップS302で、冗長度バージョンの分割がTTIバンドリングに使用されるべきであるとの決定に応じて、指示がUEに送信される。UEが、RVのうちの1つを2つのパートに分割し、それらを2つのスペシャル・サブフレームで送信するように、冗長度バージョンの分割がTTIバンドリングで使用されると示すためである。この指示を、以下では、説明の便宜のために、簡潔に「肯定の指示」と呼ぶ。
肯定の指示は様々な形式で実行される。例えば、冗長度バージョンの分割がTTIバンドリングで適用されるべきであるとの決定に応じて、肯定の指示は「TRUE」と設定されるものとしても良い。それから、「TRUE」というフラグを含むメッセージがUEに送信される。RVのうちの1つを2つのパートに分割し、それらを2つのスペシャル・サブフレームで送信するようにUEに知らせるためである。本開示の他の実施形態に関しては、肯定の指示は特定の所定の値であっても良い。もしBSから送信されたメッセージに、所定の値、例えば「0」又は「1」が含まれるとUEが判別した場合は、BSが冗長度バージョンの分割を用いてTTIバンドリングを実行することを望んでいるとUEは分かる。
一方、TTIバンドリングで冗長度バージョンの分割を使用しないと決定した場合は、UEがいつも通りでTTIバンドリング・パケットを送信するように、BSは何の指示もUEに送らない。もしUEが肯定の指示を受信しない場合は、冗長度バージョンの分割を使ってTTIバンドリングを実行することをBSが望んでいないと、UEは分かる。代わりとして、より明確な通知を提供するために、BSはUEに、否定の指示、例えば「FALSE」を含むメッセージをステップS303で送信するものとしても良い。
本開示の実施形態に関して、肯定と否定の指示は、ラジオ・リソース制御(Radio Resource Control(RRC))信号によって実現さる。実施形態では、RRC信号が指示を含むように構成され、その場合RRC信号がUEに送信される。本開示の実施形態に関するメッセージは他の適切な形式で実行されても良く、RRC信号は、限定というより単に説明目的で提供されているという点に留意する必要がある。
次に、図4から図8を参照して、本開示の実施形態に関して、UEで実行される、TTIバンドリングを実行する方法を説明する。
ステップS401で示されるように、トランスポート・ブロックの冗長度バージョンは第1パートと第2パートとに分割される。
上述したように、冗長度バージョンのうちの1つは2つのスペシャル・サブフレームで送信されるので、従来技術での4つの冗長度バージョンに代えて、3つの冗長度バージョンがTTIバンドリングで使用される。それゆえ、ターボ符号化によって取得される4種類のRVから、優先度又は重要度に基づいて、3つの冗長度バージョンを選択することが望ましい。本開示の実施形態では、4つの冗長度バージョンから、より高い優先度を有する3つの冗長度バージョンを選択する。それゆえ、3つの冗長度バージョンとしてRV0とRV2とRV3とを選択することが望ましいが、RV0とRV1とRV2のような他の冗長度バージョンを使うこともできる。
更に、スペシャル・サブフレームの電力密度は、ノーマル・サブフレームの電力密度より、普通は小さい。よって、分割され、スペシャル・サブフレームで送信されるべき冗長度バージョンは、トランスポート・ブロックの冗長度バージョンの優先度又は重要度に応じて、3つの冗長度バージョンから選択されると望ましい。本開示の実施形態では、TTIバンドリングで使用される予定の3つの冗長度バージョンの中から、より優先度が低い冗長度バージョンを、分割されるべき冗長度バージョンに選択する。とは言え、他の1つを分割されるべき冗長度バージョンに選択することも実行可能である。
例えば、冗長度バージョンRV0,RV2,RV3を使用する場合、RV3が分割されるべき冗長度バージョンに決定されるものとしても良い。
スペシャル・サブフレームで送信される予定の冗長度バージョンは、2つのパート、つまり第1パートと第2パートとに分割される。例えば、冗長度バージョンは2つに半分に分けられるものとしても良い。それは、第1パートが冗長度バージョンの半分であり、第2パートが冗長度バージョンの残り半分であることを意味する。
それから、ステップS402で、2つのパートは、2つの別個のTTIバンドリング・パケットに各々含められ、2つのスペシャル・サブフレームで各々送信される。
冗長度バージョンが2つのパートに分割された後、それらは2つのスペシャル・サブフレームで送信される。冗長度バージョンがTTIバンドリングの2つのスペシャル・サブフレームで送信されることを可能にするために、スペシャル・サブフレームの構造が本開示の実施形態で新しく提案される。本開示の実施形態に沿って、スペシャル・サブフレームは、DL送信のための第1部分と、ガード期間(guard period(GP))のための第2部分と、UL送信のための第3部分とを含み、第1部分と第2部分と第3部分との長さは、ダウンリンク送信とアップリンク送信との間のその遷移時間が、従来のUEへの在り得る干渉を回避するため従来のUEのスペシャル・サブフレームにおける遷移時間と略一致するように設定される。
ここで図5を参照する。図5は、本開示の実施形態に関して、スペシャル・サブフレーム500の典型的な図を模式的に示す。図5に見られるように、スペシャル・サブフレーム500は、第1部分であるDWPTS501と、第2部分であるGP502と、第3部分であるUPPTS503とを含む。本開示の実施形態では、第1部分と第2部分と第3部分とは、長さの比が6:3:5である。すなわち、1つのサブフレームの長さが1msであると仮定すると、DWPTS501の長さは、およそ13168Ts(約0.429ms)に設定され、GP502の長さは、およそ6592Ts(約0.215ms)であり、UPPTS503の長さは、およそ10960Ts(約0.357ms)に設定される。
更に、本開示では、冗長度バージョンをTTIバンドリングの2つのスペシャル・サブフレームで送信することを可能にするために、十分なリソースブロックが割り当てられるべきである。本開示の実施形態では、各スペシャル・サブフレームに割り当てられたリソースブロックの数、対、ノーマル・サブフレームに割り当てられたリソースブロックの数の比は、4:3である。より詳細な説明のために、図6Aから図6Cまでを参照する。
まず図6Aを参照する。図6Aは、本開示の実施形態に関して、ノーマル・サブフレームのリソース割り当ての図を示す。図6Aに関して説明される実施形態では、ノーマル・サブフレームはアップリンク・サブフレーム、例えば、LTE TDDシステムのサブフレーム「U」であり、2つのスロットSlot0とSlot1とを含み、それら両方がアップリンク送信に使用される。図示されているように、3つのリソースブロック、例えば3つの物理的リソースブロック(physical resource blocks(PRBs))は、各サブフレームに割り当てられている。アップリンク送信は、物理的アップリンク共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel(PUSCH))で実行される。
次に、図6Bと図6Cとを参照する。図6Bと図6Cとは、本開示の実施形態に関して、各々、第1のスペシャル・サブフレームと第2のスペシャル・サブフレームの送信ブロックの第1パートと第2パート(TB0とTB1)のリソース割り当ての図を示す。図6Bと図6Cに関して説明される実施形態では、スペシャル・サブフレームは、例えば、LTE TDDシステムのサブフレーム「S」であり、2つのスロットSlot0とSlot1とを含む。図6Aで示されたノーマル・サブフレームとは異なり、スペシャル・サブフレームでは、Slot0がDWPTSとGPとに割り当てられていて、Slot1がアップリンク送信とGPとに割り当てられている。TB0とTB1とを送信するための十分なリソースを確保する目的で、4つのリソースブロック、例えば4PRBsが、各スペシャル・サブフレームに割り当てられている。このように、アップリンク送信のためには合計で約6つのリソースブロックが存在する。
TTIバンドリングで冗長度バージョンの分割が使用される場合は、第1のスペシャル・サブフレームで、冗長度バージョンの第1パート又は送信ブロックTBペアの第1要素と呼ばれるものは、送信器の利用可能なアップリンク・リソースにマッピングされる。冗長度バージョンの第2パート又は送信ブロック・ペアの第2要素と呼ばれるものは、第2のスペシャル・サブフレームの利用可能なアップリンク・リソースにマッピングされる。
すなわち、もし、TTIバンドリングでTBペアを送信するために、2つのスペシャル・サブフレームを使用するかどうか示すのに、ttiBundling_special_segmentationが使用されるならば、ttiBundling_special_segmentationがtrueに設定された場合は、TBペアは別々に第1,第2のスペシャル・サブフレームにマッピングされる。送信に割り当てられた物理的リソースブロックに相当するリソース要素(k,l)へのマッピングは、最初にインデックスk、次にインデックスlの順番で、全てのTBペアがサブフレームの第2スロットから開始してガード期間の部分ではないものである。
そのような方法で、スペシャル・サブフレームでTTIバンドリング・パケットが送信される。更に、図5で示されたスペシャル・サブフレームのUPPTS503が、サウンディング参照信号(sounding reference signal(SRS))又は物理的ランダム・アクセス・チャネル(physical random access channel(PRACH))を送信するようにUEに割り当てられた場合、スペシャル・サブフレームをTTIバンドリングにも使用する場合は、UEはUPPTSでレート・マッチングを実行する。SRSとPRACH送信がBSにより設定されるという事実から見て、基地局は、レート・マッチングが実行されても、補助信号なしで、簡単にTTIバンドリング・パケットを回復できる。
戻って図4を参照する。図示されたように、ステップS403で、冗長度バージョンの分割がTTIバンドリングで使用されるべきかどうか示すための指示を更に受信する。上記したように、BSは、冗長度バージョンの分割の手法によりTTIバンドリングを実行するかどうか決定する。その場合、BSはUEに指示を送る。UEは指示を受信し、ステップS404で、その指示から、冗長度バージョン分割の手法によりTTIバンドリングを実行するかどうか判別する。もし、冗長度バージョン分割の手法によりTTIを実行することが要求されているとUEが判別した場合、方法は続行され、そうでなければ、方法は終了させられる。
更に、上記したように、TTIバンドリングで使用される第1のサブフレームは、スペシャル・サブフレーム又はノーマル・サブフレームであり、それらは異なる送信電力を使用する。よって、スペシャル・サブフレームでTTIバンドリングを実行する場合、サブフレームの種々の配列に対応して、TTIバンドリングで使用されるべき冗長度バージョンを構成することが望ましい。それゆえ、本開示の実施形態では、ステップS405のように、TTIバンドリングのためのサブフレームの配列が決定される。それから、ステップS406で、TTIバンドリングで使用されるべき冗長度バージョンの順序が、サブフレームの配列に応じて設定される。例えば、もしTTIバンドリングで使用されるサブフレームがノーマル・サブフレームならば、より優先度が高い冗長度バージョンが、ノーマル・サブフレームに割り当てられ、もしTTIバンドリングで使用されるサブフレームがスペシャル・サブフレームならば、より優先度が低い冗長度バージョンが、そのサブフレームに割り当てられる。
よって、2つのスペシャル・サブフレームでRV1又はRV3を送信し、ノーマル・サブフレームでRV0とRV2とを送信することが望ましい。より望ましくは、冗長度バージョンRV3を2つのスペシャル・サブフレームで送信する。例として、サブフレームの配列が「S U S U」の場合は、冗長度バージョンの順序は{3’,0,3’’,2}であり、サブフレームの配列が「U S U S」の場合は、冗長度バージョンの順序は{0,3’,2,3’’}である。
よって、本開示の実施形態に係る冗長度バージョンの分割が適用される場合、TTIバンドリングに対応したUL/DL構成0,1,6のみではなく、TTIバンドリングに適していないUL/DL構成2でもまた、TTIバンドリング方式の利益を享受する目的でTTIバンドリング方式を使用することができる。本開示のいくつかの実施形態に関して、UL/DL構成2に関するTTIバンドリングのためのHARQプロセスの数は2までである。
ここで図7を参照する。図7は、本開示の実施形態に関して、HARQプロセスの図を示す。具体的には、図7で示される実施形態では、TTIバンドリングで、TDD UL/DL構成2が使用される。図示されたように、バンドルされた3つの冗長度バージョン(redundant versions(RVs))、RV3とRV0とRV2とが存在し、RV3は、2つのパートRV3’とRV3’’に分割されている。冗長度バージョンRV3の第1パートRV3’は、第1の「S」サブフレームでUEからBSに送信され、次に、第2の冗長度バージョンRV0が、第1の「U」サブフレームでBSに送信され、続いて、RVがBSに送信されるべきであるが、3つ連続で「D」サブフレームが続いているので、RVは送信されず、3つの「D」サブフレームに続く他の2つの「S」と「U」サブフレームが、冗長度バージョンRV3の第2パートRV3’’と、残りの冗長度バージョンRV2とを送信するのに使用される。このように、冗長度バージョンの第1セット(例えば、「♯0」と示される)は、2つのスペシャル・サブフレームと2つのノーマル・サブフレーム(アップリンク・ノーマル・サブフレーム)とでアップリンクで送信される。それから、同様に、3つの冗長度バージョンの第2セット(例えば、「♯1」と示される)は、その後の「S」及び/又は「U」サブフレームでBSに送信される。図7に見られるように、RVの第1セットが送信された後、レスポンス(例えば、ACK又はNACK)が、ある期間後、「D」サブフレームで受信される。実施形態では、BSがアップリンク・パケットを適切に受信していないことを示すNACKというレスポンスをUEが受信した場合、UEはRVの第1セットを再送信する。そのため、UEは、RVの第1セットの再送信を開始するために、次の「S」サブフレーム又は「U」サブフレームをチェックする。しかし、RVの第2セットが送信されているので、次の「S」又は「U」サブフレームを、第1セットの再送信に使用することができない。それゆえ、UEは、RVの第2セットに抵触しない、他の「S」サブフレーム又は「U」サブフレームを見つける。図7に見られるように、RVの第1セットの再送信は、第2セットの送信が終わった後に、開始する。
更に、本開示で提案された冗長度バージョンの分割により、TTIバンドリングのアップリンク物理チャネル処理が、従来技術の処理とは異なっている。次に、図8を参照して、その違いを説明する。図8では、主な違いが、黒の太線のブロックで示されている。
図示されたように、UEにおいて、送信ブロック(transport block)分割モジュールが新しく追加されている。送信ブロック分割モジュールは、送信ブロックの冗長度バージョンを第1パートと第2パートとに分割する役割を担う。また、リソース要素マッパーは、本開示で提案されたリソース割り当てに基づいて、リソース・マッピングを実行する。具体的には、リソース要素マッパーは、第1のスペシャル・サブフレームと第2のスペシャル・サブフレームの利用可能なアップリンク・リソースに、2つのパートを各々マッピングする。それから、リソース要素マッピングに基づいて、2つのスペシャル・サブフレームで、2つのTTIバンドリング・パケットをアンテナが送信する。更に、BSにおいては、リソース結合が新しく追加される。リソース結合は、送信ブロックの冗長度バージョンを完全な形で取得するために、2つのTTIバンドリング・パケットを互いに結合するように構成されている。
本開示の実施形態によれば、より多くの構成でTTIバンドリングの利益を享受できるようになるだけではなく、DLとULとの間の遷移時間が、従来のUEの遷移時間と略一致するので、従来のユーザへの干渉の追加を回避することもまた可能である。このことは、図9を参照して説明する。図9は、Rel.8のUEと本開示のUEとにおけるスペシャル・サブフレームの遷移時間を模式的に示す。
図9から、本開示では、6:3:5の構成のスペシャル・サブフレームを使用する、言い換えれば、DLとGPとUPの長さの比が6:3:5であるということが見受けられる。長さの比が3:9:2であるスペシャル・サブフレーム構成5を使用する従来のUE、即ちRel.8のUEと比較すると、本開示のGPの遷移時間は、Rel.8のUEの遷移時間と略一致する。それゆえ、本開示で提供される解決方法は、従来のUEへ追加の干渉を起こさず、重大な利点がある。更に、本開示で提供される解決方法は、TD−SCDMAシステムへ干渉を起こさないだろう。
また、本開示の実施形態に関しては、スペシャル・サブフレームの既存の構成に関して、いくつか変更がある。
例えば、TS 36/211の節(Section)5.3.4では、物理リソースへの新しいマッピング方式を追加する。例えば、「ttiBundling_special_segmentationがtrueに設定されている場合は、TBペアは、別々に、第1と第2のスペシャル・サブフレームにマッピングされる。送信に割り当てられた物理的リソースブロックに相当するリソース要素(k,l)へのマッピングは、最初にインデックスk、次にインデックスlの順番で、全てのTBペアはサブフレームの第2スロットから開始してガード期間の部分ではないものである。」という記述を追加する。
更に、TS 36.211の表(Table)4.2−1では、長さの比が6:3:5のスペシャル・サブフレーム構成10と、拡張サイクリック・プレフィックスの構成が新しく追加されている。それらは、次の表2で下線と太字の両方で強調されている。
Figure 0005992638
更に、TTIバンドリングで冗長度バージョンの分割が適用された場合、TS 36.213の表(Table)8−1にいくつかの変更がなされる。詳細は表3に示されている。表3では、挿入された箇所は下線で強調され、削除された箇所は取り消し線で示されている。
Figure 0005992638
また、TS 36.213の表(Table)8−2にもいくつかの変更がなされる。詳細は表4と表5に示されている。表4は、冗長度バージョン(redundancy version(RV))の分割が無効な場合の、TDD UL/DL構成0−6の「k」の値を示す。ここで、「k」というシンボルは、UEがn+kサブフレームでパケットを送信する前に待つサブフレームの数を示す。
Figure 0005992638
表5は、冗長度バージョンの分割が有効な場合の、TDD UL/DL構成2の「k」の値を示す。表5では、挿入された箇所は下線で強調されている。
Figure 0005992638
TTIバンドリングで冗長度バージョンの分割が適用された場合、TS 36.213の表(Table)8−2aにもいくつかの変更がなされる。詳細は表6に示されている。表6は、TDD UL/DL構成0−6の「l」の値を示す。ここで、「l」というシンボルは、UEがn―lサブフレームでACK/NACKを受信するということを示す。表6では、挿入された箇所は下線で強調されている。
Figure 0005992638
更に、TTIバンドリングでRVの分割が適用された場合、TS 36.213の表(Table)9.1.2−1にも変更がなされる。詳細は表7と表8に示されている。表7は、RVの分割が無効の場合の、TDD UL/DL構成0−6の「kPHICH」の値を示す。ここで、「kPHICH」は、基地局がACK/NACKを送り出した後、UEがACK/NACKを受信するのに待つ必要があるサブフレームの数を示す。
Figure 0005992638
表8は、RVの分割が有効の場合の、TDD UL/DL構成2の「kPHICH」の値を示す。表8では、挿入された箇所は下線で強調されている。
Figure 0005992638
更に、本開示では、TDDシステムでTTIバンドリングを実行する装置を提供する。ここで、本開示で提供する装置を説明するために、図10を参照する。図10は、本開示の実施形態に関して、TDDシステムでTTIバンドリングを実行する装置のブロック図を示す。
図10に示されているように、装置1000は、パケット受信ユニット1010と、パケット結合ユニット1020とを含む。パケット受信ユニット1010は、スペシャル・サブフレームでトランスポート・ブロックの冗長度バージョンの第1パートを含む第1のTTIバンドリング・パケットを受信し、他のスペシャル・サブフレームで冗長度バージョンの第2パートを含む第2のTTIバンドリング・パケットを受信するように構成されている。パケット結合ユニット1020は、トランスポート・ブロックの冗長度バージョンを完全な形で取得するために、第1のTTIバンドリング・パケットと第2のTTIバンドリング・パケットとを結合するように構成されている。
本開示の実施形態では、冗長度バージョンの第1パートは、冗長度バージョンの半分であり、冗長度バージョンの第2パートは、冗長度バージョンの残り半分である。
本開示の他の実施形態では、TTIバンドリングで使用されるトランスポート・ブロックの冗長度バージョンの順序は、サブフレームの配列に応じて設定されるものとしても良い。
本開示の更なる実施形態では、トランスポート・ブロックの冗長度バージョンは、冗長度バージョン3であっても良い。
本開示のなお更なる実施形態では、スペシャル・サブフレームと他のスペシャル・サブフレームとの各々は、ダウンリンク送信のための第1部分と、ガード期間のための第2部分と、アップリンク送信のための第3部分とを含むものとしても良い。第1部分と第2部分と第3部分との長さは、ダウンリンク送信とアップリンク送信との間のその遷移時間が、従来のUEのスペシャル・サブフレームにおける遷移時間と略一致するように設定されるものとしても良い。
本開示のまだ更なる実施形態では、第1部分と第2部分と第3部分の長さの比は6:3:5であっても良い。
本開示のなおまだ更なる実施形態では、スペシャル・サブフレームと他のスペシャル・サブフレームとの各々に割り当てられたリソースブロックの数、対、ノーマル・サブフレームに割り当てられたリソースブロックの数の比は、4:3であっても良い。
本開示の他の実施形態では、装置は、更に、TTIバンドリングで冗長度バージョンの分割が使用されるべきかどうか判別するように構成された分割判別ユニット1030と、冗長度バージョンの分割が使用されるべきであると判別されることに応じて、TTIバンドリングで冗長度バージョンの分割が使用されるべきであることを示す指示をユーザ機器(user equipment(UE))に送るように構成された指示送信ユニット1040とを含むものとしても良い。
また、TDDシステムでTTIバンドリングを実行する装置を更に提供する。以下では、本開示で提供する装置を説明するために、図11を参照する。図11は、本開示の実施形態に関して、TDDシステムでTTIバンドリングを実行する装置のブロック図を示す。
図示されているように、装置1100は、バージョン分割ユニット1110とパケット送信ユニット1120とを更に含む。バージョン分割ユニット1110は、トランスポート・ブロックの冗長度バージョンを第1パートと第2パートとに分割するように構成されている。パケット送信ユニット1120は、スペシャル・サブフレームで第1パートを含む第1のTTIバンドリング・パケットを送信し、他のスペシャル・サブフレームで第2パートを含む第2のTTIバンドリング・パケットを送信するように構成されている。
本開示の実施形態では、冗長度バージョンの第1パートは、冗長度バージョンの半分であり、冗長度バージョンの第2パートは、冗長度バージョンの残り半分である。
本開示の他の実施形態では、装置1100は、TTIバンドリングのためのサブフレームの配列を決定するように構成された配列決定ユニット1130と、サブフレームの配列に応じて、TTIバンドリングで使用される冗長度バージョンの順序を設定するように構成された順序設定ユニット1140とを含むものとしても良い。
本開示の更なる実施形態では、トランスポート・ブロックの冗長度バージョンは、冗長度バージョン3であっても良い。
本開示の更なる実施形態では、スペシャル・サブフレームと他のスペシャル・サブフレームとの各々は、ダウンリンク送信のための第1部分と、ガード期間のための第2部分と、アップリンク送信のための第3部分とを含むものとしても良い。第1部分と第2部分と第3部分との長さは、ダウンリンク送信とアップリンク送信との間のその遷移時間が、従来のUEのスペシャル・サブフレームにおける遷移時間と略一致するように設定されるものとしても良い。
本開示のまだ更なる実施形態では、第1部分と第2部分と第3部分の長さの比は6:3:5であっても良い。
本開示のなおまだ更なる実施形態では、スペシャル・サブフレームと他のスペシャル・サブフレームとの各々に割り当てられたリソースブロックの数、対、ノーマル・サブフレームに割り当てられたリソースブロックの数の比は、4:3であっても良い。
本開示の他の実施形態では、装置1100は、更に、TTIバンドリングで冗長度バージョンの分割が使用されるべきであることを示す指示を受信するように構成された指示受信ユニット1150を含むものとしても良い。そして、そのような場合には、バージョン分割ユニット1110とパケット送信ユニット1120とは、指示を受信したことに応じて、動作するように構成されているものとしても良い。
なお、装置1000は、図2と図3に関して述べられた機能を実現するように構成され、装置1100は、図4に関して述べられた機能を実現するように構成されている。それゆえ、これら装置のモジュールの動作の詳細については、図2から図9までに関して、方法の各ステップについてなされた説明を参照すれば良い。
なお、更に、装置1000と装置1100との構成要素は、ハードウェア及び/又はソフトウェア及び/又はファームウェア及び/又はそれらの組み合わせで具現化しても良い。例えば、装置1000又は装置1100の構成要素は、各々、回路又はプロセッサ又は選択された他の適切な装置により各々実現されても良い。当業者は、前述の例が説明のためだけであって、限定のためではないということを理解するだろう。
本開示のいくつかの実施形態では、装置1000は少なくとも1つのプロセッサを含む。本開示の実施形態での使用に適した少なくとも1つのプロセッサは、例として、既知であるか又は将来開発される、一般的なプロセッサと特別な目的のためのプロセッサの両方を含むものとしても良い。装置1000は更に少なくとも1つのメモリを含む。少なくとも1つのメモリは、例えば、半導体メモリデバイス(例としてRAM,ROM,EPROM,EEPROM,フラッシュメモリ装置)を含むものとしても良い。少なくとも1つのメモリは、コンピュータ実行可能命令のプログラムを格納することに使用されるものとしても良い。プログラムは、高水準及び/又は低水準のコンパイル可能な又は解釈可能なプログラミング言語で記述されうる。実施形態の通りに、コンピュータ実行可能命令は、少なくとも1つのプロセッサを用いて、装置1000に少なくとも図2と図3に関して述べられた方法に従って動作を実行させるように構成されている。
本開示のいくつかの実施形態では、装置1100は少なくとも1つのプロセッサを含む。本開示の実施形態での使用に適した少なくとも1つのプロセッサは、例として、既知であるか又は将来開発される、一般的なプロセッサと特別な目的のためのプロセッサの両方を含むものとしても良い。装置1100は更に少なくとも1つのメモリを含む。少なくとも1つのメモリは、例えば、半導体メモリデバイス(例としてRAM,ROM,EPROM,EEPROM,フラッシュメモリ装置)を含むものとしても良い。少なくとも1つのメモリは、コンピュータ実行可能命令のプログラムを格納することに使用されるものとしても良い。プログラムは、高水準及び/又は低水準のコンパイル可能な又は解釈可能なプログラミング言語で記述されうる。実施形態の通りに、コンピュータ実行可能命令は、少なくとも1つのプロセッサを用いて、装置1100に少なくとも図4に関して述べられた方法に従って動作を実行させるように構成されている。
また、図12は、更に、本開示の実施形態と従来技術の既存の解法とに従って実行されたシミュレーションの結果を示すである。シミュレーションで使用されたパラメータは、表9に記載されている。
Figure 0005992638
図12から、スペシャル・サブフレーム構成が6:3:5のTTIバンドリングは、従来のUEsに何ら干渉を起こすことなく、十分なパフォーマンスの向上(約1.4dB SNRゲイン)を達成できる。
本開示では、図2と図3に関して述べられた方法は、例えば、BS又は基地局制御装置(base station controller(BSC))又はゲートウェイ又はリレー又はサーバ又は他の適切な装置によって実行されるものとしても良い。更に、図4に関して述べられた方法は、例えば、UE又は端末又は移動体端末又は他の適切な装置によって実行されるものとしても良い。
本開示の実施形態は、LTE TDDシステムに関して述べられたが、本開示は、TD−SCDMA等のような他の適切なTDDシステムでも、利益を享受するために適用可能である。
本開示の実施形態は、構成2に関して述べられたが、構成0,1,6のような他の構成でも、利益を享受するために使用されうるということも理解されるべきである。
上記に基づくと、本開示は、装置又は方法又はコンピュータプログラム製品で具現化されうると、当業者は理解するだろう。一般に、種々の典型的な実施形態は、ハードウェア又は特殊目的の回路、又はソフトウェア、又はロジック、又はそれらの如何なる組み合わせで実行されるものとしても良い。例えば、いくつかの特徴はハードウェアで実行され、他の特徴はファームウェア、又は制御装置又はマイクロプロセッサ又は他の計算装置で実行されるソフトウェアにより実行されるものとしても良く、しかし本開示はそれらに限定されない。本開示の典型的な実施形態の様々な特徴は、ブロック図又はフローチャート又は他の画像表示で示され、述べられているが、ここで述べられた、これらのブロック又は装置又はシステム又は技術又は方法は、限定しない例として、ハードウェア又はソフトウェア又は特殊目的の回路又はロジック、又は一般目的のハードウェア又はコントローラ又は他の計算装置、又はそれらの如何なる組み合わせにより実現されるものとしても良い。
添付図面に見られる様々なブロックは、方法のステップとして、及び/又はコンピュータプログラム・コードが動作した結果の動作として、及び/又は関連の関数を実行するために構築された複数の連結論理回路要素として、みなされうる。本開示の典型的な実施形態の少なくともいくつかの特徴は、集積回路チップとモジュールのような様々な構成要素で実行されうる。また、本開示の典型的な実施形態の少なくともいくつかの特徴は、本開示の典型的な実施形態の通りに動作するように構成可能な集積回路又はFPGA又はASICとして具現化される装置で実現されうる。
この明細書は、多くの具体的な実施例の詳細を含むが、これらは、如何なる開示の範囲の又は請求の範囲の限定として解釈されるべきではなく、むしろ特定の開示の特定の実施形態に特有の特徴の記述であるものとして解釈されるべきである。この明細書の別々の実施形態の文脈で記述された、ある特徴は、1つの実施形態内で組み合わせて実施されることも可能である。逆に、1つの実施形態の文脈で記述された様々な特徴は、複数の実施形態で別々に、又は適切な部分的組み合わせで、実施されることも可能である。更に、特徴は、ある組み合わせで作用するように上述されており、初めにそのように権利請求されてさえいるけれども、権利請求された組み合わせのうちの1以上の特徴が、いくつかの場合には、組み合わせから削除されうるし、権利請求された組み合わせは、部分的組み合わせ又は部分的組み合わせのバリエーションに導かれても良い。
同様に、動作は図面中に特定の順序で表されているが、望ましい結果を達成するためには、そのような動作が示された特定の順序又は連続した順序で実行されること、又は図示された動作全てが実行されることが必要だと理解されるべきではない。特定の状況では、マルチタスキングと並列処理が有利である可能性がある。更に、上述の実施形態の様々なシステム構成要素の分け方は、全ての実施形態においてそのような分け方が必要であると理解されるべきではない。そして、記述されたプログラム構成要素とシステムは、通常、1つのソフトウェア製品にまとめて統合されうるか、又は複数のソフトウェア製品にパッケージされうるということが理解されるべきである。
本開示の前述の典型的な実施形態への様々な修正,翻案は、添付図面と共に読まれた場合の前述の説明に照らすと、関連技術の当業者に明白になる可能性がある。あらゆる全ての修正は、なお本開示の非限定的で典型的な実施形態の範囲内になる。更にまた、前述の説明と関連図面に示された教えの恩恵を受ける、本開示のこれら実施形態の関連技術の当業者に、ここで述べられた本開示の他の実施形態が思い浮かぶだろう。
それゆえ、本開示の実施形態は開示された特定の実施形態に限定されるべきではなく、修正と他の実施形態が添付の請求の範囲内に含まれることが意図されていると理解されるべきである。ここでは特定の用語が使用されているが、それらは一般的で記述的な意味のみで使用され、限定目的で使用されていない。
(付記1)
スペシャル・サブフレームでトランスポート・ブロックの冗長度バージョンの第1パートを含む第1の送信時間間隔(Transmission Time Interval(TTI))バンドリング・パケットを受信し、他のスペシャル・サブフレームで前記冗長度バージョンの第2パートを含む第2のTTIバンドリング・パケットを受信することと、
前記トランスポート・ブロックの前記冗長度バージョンを完全な形で取得するために、前記第1のTTIバンドリング・パケットと前記第2のTTIバンドリング・パケットとを結合することと、
を含む時分割複信(Time Division Duplex(TDD))システムでTTIバンドリングを実行する方法。
(付記2)
前記冗長度バージョンの前記第1パートは、前記冗長度バージョンの半分であり、前記冗長度バージョンの前記第2パートは、前記冗長度バージョンの残り半分である付記1に記載の方法。
(付記3)
前記TTIバンドリングで使用される前記トランスポート・ブロックの前記冗長度バージョンの順序は、サブフレームの配列に応じて設定される付記1または2に記載の方法。
(付記4)
前記トランスポート・ブロックの前記冗長度バージョンは、冗長度バージョン3である付記1乃至3のいずれかに記載の方法。
(付記5)
前記スペシャル・サブフレームと前記他のスペシャル・サブフレームとの各々は、ダウンリンク送信のための第1部分と、ガード期間のための第2部分と、アップリンク送信のための第3部分とを含み、前記第1部分と前記第2部分と前記第3部分との長さは、前記ダウンリンク送信と前記アップリンク送信との間のその遷移時間が、従来のUEのスペシャル・サブフレームにおける遷移時間と略一致するように設定される付記1乃至4のいずれかに記載の方法。
(付記6)
前記第1部分と前記第2部分と前記第3部分の長さの比は6:3:5である付記5に記載の方法。
(付記7)
前記スペシャル・サブフレームと前記他のスペシャル・サブフレームとの各々に割り当てられたリソースブロックの数、対、ノーマル・サブフレームに割り当てられたリソースブロックの数の比は、4:3である付記1乃至6のいずれかに記載の方法。
(付記8)
前記方法は、更に、
TTIバンドリングで冗長度バージョンの分割が使用されるべきかどうか判別することと、
前記冗長度バージョンの分割が使用されるべきであると判別されることに応じて、TTIバンドリングで前記冗長度バージョンの分割が使用されるべきであることを示す指示をユーザ機器(user equipment(UE))に送ることと、
を含む付記1乃至7のいずれかに記載の方法。
(付記9)
トランスポート・ブロックの冗長度バージョンを第1パートと第2パートとに分割することと、
スペシャル・サブフレームで前記第1パートを含む第1の送信時間間隔(Transmission Time Interval(TTI))バンドリング・パケットを送信し、他のスペシャル・サブフレームで前記第2パートを含む第2のTTIバンドリング・パケットを送信することと、
を含む時分割複信(Time Division Duplex(TDD))システムでTTIバンドリングを実行する方法。
(付記10)
前記冗長度バージョンの前記第1パートは、前記冗長度バージョンの半分であり、前記冗長度バージョンの前記第2パートは、前記冗長度バージョンの残り半分である付記9に記載の方法。
(付記11)
前記方法は、更に、
前記TTIバンドリングのサブフレームの配列を決定することと、
前記サブフレームの配列に応じて、前記TTIバンドリングで使用される冗長度バージョンの順序を設定することと、
を含む付記9または10に記載の方法。
(付記12)
前記トランスポート・ブロックの前記冗長度バージョンは、冗長度バージョン3である付記9乃至11のいずれかに記載の方法。
(付記13)
前記スペシャル・サブフレームと前記他のスペシャル・サブフレームとの各々は、ダウンリンク送信のための第1部分と、ガード期間のための第2部分と、アップリンク送信のための第3部分とを含み、前記第1部分と前記第2部分と前記第3部分との長さは、前記ダウンリンク送信と前記アップリンク送信との間のその遷移時間が、従来のUEのスペシャル・サブフレームにおける遷移時間と略一致するように設定される付記9乃至12のいずれかに記載の方法。
(付記14)
前記第1部分と前記第2部分と前記第3部分の長さの比は6:3:5である付記13に記載の方法。
(付記15)
前記スペシャル・サブフレームと前記他のスペシャル・サブフレームとの各々に割り当てられたリソースブロックの数、対、ノーマル・サブフレームに割り当てられたリソースブロックの数の比は、4:3である付記9乃至14のいずれかに記載の方法。
(付記16)
前記方法は、更に、
TTIバンドリングで前記冗長度バージョンの分割が使用されるべきであることを示す指示を受信することを含み、
前記指示を受信することに応じて、前記分割することと前記送信することとが実行される
付記9乃至15のいずれかに記載の方法。
(付記17)
スペシャル・サブフレームでトランスポート・ブロックの冗長度バージョンの第1パートを含む第1の送信時間間隔(Transmission Time Interval(TTI))バンドリング・パケットを受信し、他のスペシャル・サブフレームで前記冗長度バージョンの第2パートを含む第2のTTIバンドリング・パケットを受信するように構成されたパケット受信ユニットと、
前記トランスポート・ブロックの前記冗長度バージョンを完全な形で取得するために、前記第1のTTIバンドリング・パケットと前記第2のTTIバンドリング・パケットとを結合するように構成されたパケット結合ユニットと、
を含む時分割複信(Time Division Duplex(TDD))システムでTTIバンドリングを実行する装置。
(付記18)
前記冗長度バージョンの前記第1パートは、前記冗長度バージョンの半分であり、前記冗長度バージョンの前記第2パートは、前記冗長度バージョンの残り半分である付記17に記載の装置。
(付記19)
前記TTIバンドリングで使用される前記トランスポート・ブロックの前記冗長度バージョンの順序は、サブフレームの配列に応じて設定される付記17または18に記載の装置。
(付記20)
前記トランスポート・ブロックの前記冗長度バージョンは、冗長度バージョン3である付記17乃至19のいずれかに記載の装置。
(付記21)
前記スペシャル・サブフレームと前記他のスペシャル・サブフレームとの各々は、ダウンリンク送信のための第1部分と、ガード期間のための第2部分と、アップリンク送信のための第3部分とを含み、前記第1部分と前記第2部分と前記第3部分との長さは、前記ダウンリンク送信と前記アップリンク送信との間のその遷移時間が、従来のUEのスペシャル・サブフレームにおける遷移時間と略一致するように設定される付記17乃至20のいずれかに記載の装置。
(付記22)
前記第1部分と前記第2部分と前記第3部分の長さの比は6:3:5である付記21に記載の装置。
(付記23)
前記スペシャル・サブフレームと前記他のスペシャル・サブフレームとの各々に割り当てられたリソースブロックの数、対、ノーマル・サブフレームに割り当てられたリソースブロックの数の比は、4:3である付記17乃至22のいずれかに記載の装置。
(付記24)
前記装置は、更に、
TTIバンドリングで冗長度バージョンの分割が使用されるべきかどうか判別するように構成された分割判別ユニットと、
前記冗長度バージョンの分割が使用されるべきであると判別されることに応じて、TTIバンドリングで前記冗長度バージョンの分割が使用されるべきであることを示す指示をユーザ機器(user equipment(UE))に送るように構成された指示送信ユニットと、
を含む付記17乃至23のいずれかに記載の装置。
(付記25)
トランスポート・ブロックの冗長度バージョンを第1パートと第2パートとに分割するように構成されたバージョン分割ユニットと、
スペシャル・サブフレームで前記第1パートを含む第1の送信時間間隔(Transmission Time Interval(TTI))バンドリング・パケットを送信し、他のスペシャル・サブフレームで前記第2パートを含む第2のTTIバンドリング・パケットを送信するように構成されたパケット送信ユニットと、
を含む時分割複信(Time Division Duplex(TDD))システムでTTIバンドリングを実行する装置。
(付記26)
前記冗長度バージョンの前記第1パートは、前記冗長度バージョンの半分であり、前記冗長度バージョンの前記第2パートは、前記冗長度バージョンの残り半分である付記25に記載の装置。
(付記27)
前記装置は、更に、
前記TTIバンドリングのサブフレームの配列を決定するように構成された配列決定ユニットと、
前記サブフレームの配列に応じて、前記TTIバンドリングで使用される冗長度バージョンの順序を設定するように構成された順序設定ユニットと、
を含む付記25または26に記載の装置。
(付記28)
前記トランスポート・ブロックの前記冗長度バージョンは、冗長度バージョン3である付記25乃至27のいずれかに記載の装置。
(付記29)
前記スペシャル・サブフレームと前記他のスペシャル・サブフレームとの各々は、ダウンリンク送信のための第1部分と、ガード期間のための第2部分と、アップリンク送信のための第3部分とを含み、前記第1部分と前記第2部分と前記第3部分との長さは、前記ダウンリンク送信と前記アップリンク送信との間のその遷移時間が、従来のUEのスペシャル・サブフレームにおける遷移時間と略一致するように設定される付記25乃至28のいずれかに記載の装置。
(付記30)
前記第1部分と前記第2部分と前記第3部分の長さの比は6:3:5である付記29に記載の装置。
(付記31)
前記スペシャル・サブフレームと前記他のスペシャル・サブフレームとの各々に割り当てられたリソースブロックの数、対、ノーマル・サブフレームに割り当てられたリソースブロックの数の比は、4:3である付記25乃至28のいずれかに記載の装置。
(付記32)
前記装置は、更に、
TTIバンドリングで前記冗長度バージョンの分割が使用されるべきであることを示す指示を受信するように構成された指示受信ユニットを含み、
前記バージョン分割ユニットと前記パケット送信ユニットとは、前記指示を受信することに応じて動作するように構成されている
付記25乃至31のいずれかに記載の装置。
(付記33)
トランスポート・ブロックの冗長度バージョンを第1パートと第2パートとに分割するように構成されたトランスポート・ブロック分割モジュールと、
スペシャル・サブフレームと他のスペシャル・サブフレームの中の利用可能なアップリンク・リソースに、前記冗長度バージョンの前記第1パートと前記第2パートとをマッピングすることにより、リソース要素マッピングを実行するように構成されたリソース要素マッパーと、
前記リソース要素マッピングに基づいて前記第1パートと前記第2パートとを送信するように構成された送信器と、
を含む時分割複信(Time Division Duplex(TDD))システムのアップリンク物理チャネル・プロセスのための装置。
(付記34)
スペシャル・サブフレームと他のスペシャル・サブフレームとで、トランスポート・ブロックの冗長度バージョンの第1パートと第2パートとを受信するように構成された受信器と、
前記冗長度バージョンを完全な形で取得するために、前記冗長度バージョンの前記第1パートと前記第2パートとを結合するように構成されたリソース結合モジュールと、
を含む時分割複信(Time Division Duplex(TDD))システムのアップリンク物理チャネル・プロセスのための装置。

Claims (10)

  1. スペシャル・サブフレームでトランスポート・ブロックの冗長度バージョンの第1パートを含む第1の送信時間間隔(Transmission Time Interval(TTI))バンドリング・パケットを受信し、他のスペシャル・サブフレームで前記冗長度バージョンの第2パートを含む第2のTTIバンドリング・パケットを受信するように構成されたパケット受信ユニットと、
    前記トランスポート・ブロックの前記冗長度バージョンを完全な形で取得するために、前記第1のTTIバンドリング・パケットと前記第2のTTIバンドリング・パケットとを結合するように構成されたパケット結合ユニットと、
    を含む時分割複信(Time Division Duplex(TDD))システムでTTIバンドリングを実行する装置。
  2. 前記冗長度バージョンの前記第1パートは、前記冗長度バージョンの半分であり、前記冗長度バージョンの前記第2パートは、前記冗長度バージョンの残り半分である請求項1に記載の装置。
  3. 前記TTIバンドリングで使用される前記トランスポート・ブロックの前記冗長度バージョンの順序は、サブフレームの配列に応じて設定される請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記トランスポート・ブロックの前記冗長度バージョンは、冗長度バージョン3である請求項1乃至3のいずれか1項に記載の装置。
  5. 前記スペシャル・サブフレームと前記他のスペシャル・サブフレームとの各々は、ダウンリンク送信のための第1部分と、ガード期間のための第2部分と、アップリンク送信のための第3部分とを含み、前記第1部分と前記第2部分と前記第3部分との長さは、前記ダウンリンク送信と前記アップリンク送信との間のその遷移時間が、従来のUEのスペシャル・サブフレームにおける遷移時間と略一致するように設定される請求項1乃至4のいずれか1項に記載の装置。
  6. トランスポート・ブロックの冗長度バージョンを第1パートと第2パートとに分割するように構成されたバージョン分割ユニットと、
    スペシャル・サブフレームで前記第1パートを含む第1の送信時間間隔(Transmission Time Interval(TTI))バンドリング・パケットを送信し、他のスペシャル・サブフレームで前記第2パートを含む第2のTTIバンドリング・パケットを送信するように構成されたパケット送信ユニットと、
    を含む時分割複信(Time Division Duplex(TDD))システムでTTIバンドリングを実行する装置。
  7. トランスポート・ブロックの冗長度バージョンを第1パートと第2パートとに分割するように構成されたトランスポート・ブロック分割モジュールと、
    スペシャル・サブフレームと他のスペシャル・サブフレームの中の利用可能なアップリンク・リソースに、前記冗長度バージョンの前記第1パートと前記第2パートとをマッピングすることにより、リソース要素マッピングを実行するように構成されたリソース要素マッパーと、
    前記リソース要素マッピングに基づいて前記第1パートと前記第2パートとを送信するように構成された送信器と、
    を含む時分割複信(Time Division Duplex(TDD))システムのアップリンク物理チャネル・プロセスのための装置。
  8. スペシャル・サブフレームと他のスペシャル・サブフレームとで、トランスポート・ブロックの冗長度バージョンの第1パートと第2パートとを受信するように構成された受信器と、
    前記冗長度バージョンを完全な形で取得するために、前記冗長度バージョンの前記第1パートと前記第2パートとを結合するように構成されたリソース結合モジュールと、
    を含む時分割複信(Time Division Duplex(TDD))システムのアップリンク物理チャネル・プロセスのための装置。
  9. スペシャル・サブフレームでトランスポート・ブロックの冗長度バージョンの第1パートを含む第1の送信時間間隔(Transmission Time Interval(TTI))バンドリング・パケットを受信し、他のスペシャル・サブフレームで前記冗長度バージョンの第2パートを含む第2のTTIバンドリング・パケットを受信することと、
    前記トランスポート・ブロックの前記冗長度バージョンを完全な形で取得するために、前記第1のTTIバンドリング・パケットと前記第2のTTIバンドリング・パケットとを結合することと、
    を含む時分割複信(Time Division Duplex(TDD))システムでTTIバンドリングを実行する方法。
  10. トランスポート・ブロックの冗長度バージョンを第1パートと第2パートとに分割することと、
    スペシャル・サブフレームで前記第1パートを含む第1の送信時間間隔(Transmission Time Interval(TTI))バンドリング・パケットを送信し、他のスペシャル・サブフレームで前記第2パートを含む第2のTTIバンドリング・パケットを送信することと、
    を含む時分割複信(Time Division Duplex(TDD))システムでTTIバンドリングを実行する方法。
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