JP5986973B2 - 電池監視装置および閾値設定方法 - Google Patents
電池監視装置および閾値設定方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5986973B2 JP5986973B2 JP2013209259A JP2013209259A JP5986973B2 JP 5986973 B2 JP5986973 B2 JP 5986973B2 JP 2013209259 A JP2013209259 A JP 2013209259A JP 2013209259 A JP2013209259 A JP 2013209259A JP 5986973 B2 JP5986973 B2 JP 5986973B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- electrode terminal
- temperature measurement
- unit
- measurement unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Description
かかる接触不良に対する対策として幾つかの技術が提案されている。例えば、特許文献1に記載の二次電池異常検出装置は、複数の電池セルの電極端子同士を連結する導電性を有する接続板と、接続板と電極端子とを締結する締結部材と、締結部材による接続板と電極端子との締結部に近接して設けられ、締結部周りの温度を検出する温度検出手段と、温度検出手段の温度検出値に基づき締結部材の異常を判定する異常判定手段とを備える。そして、異常判定手段は、電極端子から接続板に所定以上の負荷電流が流れているとき、温度検出手段の温度検出値に基づいて締結部材の緩みを検出し判定する。
特許文献1では、これにより、簡単な構成にして締結部材の緩みを検出することが可能である、とされている。
二次電池の温度異常判定において、判定基準の温度をどのように設定するかが重要である。判定基準の温度が高過ぎると、異常を検出できない可能性がある。一方、判定基準の温度が低すぎると、正常状態において異常が発生したと誤検出する可能性がある。
図1は、本発明の第1の実施形態における電池監視装置の機能構成を示す概略ブロック図である。同図において、電池監視装置100は、温度測定部110と、異常判定部120とを具備する。異常判定部120は、閾値記憶部121と、比較部122とを具備する。
温度測定部110は、二次電池の温度を測定する。例えば、温度測定部110は、サーミスタを含んで構成され、サーミスタの抵抗値の変化に基づいて温度を測定する。
比較部122は、温度測定部110が測定した温度と閾値記憶部121が記憶している閾値とを比較して、二次電池の異常の有無を判定する。より具体的には、比較部122は、温度測定部110が測定した温度が、閾値記憶部121の記憶している閾値よりも大きい場合に、二次電池に異常が発生したと判定する。
温度測定部110は、例えば、プリント基板910、または、電池セル900の蓋に設けられる。異常判定部120は、例えば、蓄電システム1のセル監視回路(Cell Monitoring Unit;CMU)に含まれる。
正極端子901は、電池セル900の内部の正極電極904に接続される。正極電極904は、例えばアルミニウム箔を用いて構成される。また、負極端子902は、電池セル900の内部の負極電極905に接続される。負極電極905は、例えば銅箔を用いて構成される。以下では、正極電極904と負極電極905とを総称して「内部電極」と称する。正極電極904と負極電極905との間には絶縁シート(セパレータ)が設けられて絶縁されている。
同様に、負極端子902とバスバー920との間でも、バスバー締結ネジ930が緩んでアーク放電が発生し発熱する可能性がある。
同様に、負極端子902たバスバー920との間でも、バスバー締結ネジ930が緩んで電気抵抗が生じ発熱する可能性がある。
また、線L11は、負極端子902の最大温度を示す。線L12は、温度測定部110の設置位置における温度を示す。線L13は、内部電極(正負極電極箔、セパレータ)の温度を示す。線L14は、対極側(正極端子901側)の温度測定部110(サーミスタ)の設置位置における温度を示す。
但し、本実施形態は、電極端子毎に温度測定部110を設ける場合に限らず、後述する、正極端子901と負極端子902とに共通の温度測定部110を設ける場合にも適用可能である。
温度C11は、閾値記憶部121が記憶する閾値温度を示す。この閾値温度は、内部電極(正負極電極箔、セパレータ)の温度が最大許容温度(温度C13)に達するまでの時間T12から、温度測定部110が温度を測定する際の遅延時間(時間T13)を減算した時間の経過時における温度C12以下の温度として設定される。
なお、温度測定部110が温度を測定してから異常判定部120が異常の有無を判定するまでの遅延時間を無視できない場合は、時間T12から時間T13を減算し、さらに、異常判定部120の判定の遅延時間を減算する。
閾値の上限値が下限値よりも小さくなる場合、すなわち、温度C12が、温度測定部110の設置位置における通常時の温度よりも低くなる場合、異常の誤検出を抑制し、かつ、適切なタイミングで異常を検出することが困難であることが判る。この場合、蓄電システム1の設計者は、温度測定部110の設置位置を変える、あるいは、電池セル900等の仕様を変更するなどの対策を講じることができる。
これにより、異常判定部120は、例えばセパレータの溶融防止などの対策が可能なタイミングで電池セル900の異常ありと判定することができる。
本実施形態では、電池監視装置100が、正極端子901と負極端子902とに共通の温度測定部110を有する場合について説明する。電池監視装置100が、正極端子901と負極端子902とに共通の温度測定部110を有することで、温度測定部110の数を削減することができる。温度測定部110の数が削減されることで、電池監視装置100の製造コストの低減を図ることができ、また、電池監視装置100の保守点検の負荷が比較的軽くなる。
線L21は、正極端子901からプリント基板910への熱伝導を示す。線L22は、正極端子901から電池セル900の内部への入熱を示す。線L23は、負極端子902からプリント基板910への熱伝導を示す。線L24は、負極端子902から電池セル900の内部への入熱を示す。
温度測定部110は、正極端子901からも負極端子902からも熱を受けられる位置に配置されて、正極端子901の状態監視と負極端子902の状態監視との共用に機能する。
本実施形態における電池監視装置の構成は、図1と同様であり、説明を省略する。
線L31は、負極端子902にて想定される最大の入熱量での発熱が生じた場合の、温度測定部110の温度測定に適切なタイミングにおける、負極端子902と正極端子901との間の温度分布の例を示す。ここでいう、温度測定部110が温度測定に適切なタイミングとは、図6を参照して説明した時間T12から時間T13を減算した時間の経過時のように、温度測定部110の測定した温度に基づいて、セパレータの溶融防止などの対策を実施可能なタイミングである。
線L32は、正極端子901にて想定される最大の入熱量での発熱が生じた場合の、温度測定部110の温度測定に適切なタイミングにおける、正極端子901と負極端子902との間の温度分布の例を示す。
温度TAは、線L31と線L32との交点に対応する温度である。温度TAは、温度測定部110が位置Aに設置されている場合の、閾値の上限値を示す。閾値記憶部121が温度TA以下の閾値を記憶することで、正極端子901に熱が発生した場合と、負極端子902に熱が発生した場合とのいずれにおいても、温度測定部110は、適切なタイミング(例えば、セパレータの溶融防止などの対策を実施可能なタイミング)で温度測定を行うことができる。
ここでいう最大許容温度は、図6の温度C13を例に説明したように、セパレータの溶融開始温度などの避けたい温度に対して、電流の停止または低減などの対策を実施可能なマージンの時間を見込んで設定された温度である。内部電極が最大許容温度に達する時間は、図6の時間T12にて例示されている。
さらに、閾値設定者は、温度測定部110が温度を測定してから異常判定部120が異常の有無を判定するまでの遅延時間を、ステップS102で得られた時間から減算する(ステップS103)。なお、温度測定部110が温度を測定してから異常判定部120が異常の有無を判定するまでの遅延時間が小さく無視できる場合は、ステップS103を省略することができる。
そして、閾値設定者は、ステップS103で得られた時間の経過時における、負極端子902と正極端子901との間の各位置における温度をグラフにプロットする(ステップS104)。
ステップS114の後、閾値設定者は、グラフから閾値の上限値を読み取る(ステップS115)。図8を参照して説明したように、温度測定部110の設置位置に対応してグラフに示される温度のうち低いほうの温度が、閾値の上限値に該当する。2つの線の交点に対応する位置に温度測定部110を設置する場合は、交点の示す温度が閾値の上限値に該当する。
通常時の温度よりも高いと判定した場合(ステップS121:YES)、閾値設定者は、通常時の温度より高く、かつ、閾値の上限値以下の範囲内で閾値を設定する(ステップS131)。その後、図9の処理を終了する。
この場合、図6を参照して説明したのと同様、通常時の温度にて異常と判定する誤検出を抑制し、かつ、適切なタイミングで異常を検出することが困難であることが判る。そこで、閾値設定者は、温度測定部110の設置位置を変更する、または、電池セル900等の仕様を変更するなどの対策を講じることができる。
ステップS141の後、図9の処理を終了する。
そこで、閾値設定者が、温度測定部110の設置位置における閾値の最大値を、グラフのプロットに代えて演算にて求めるようにしてもよい。
また、閾値記憶部121に閾値を記憶させる処理は、閾値設定者が手動で行うようにしてもよいし、例えばシミュレータなどの装置が自動的に行うようにしてもよい。
本実施形態では、正極端子901と負極端子902とのそれぞれに対して、プリント基板910に温度測定部110が設けられる場合について説明する。
上述したように、正極端子901とバスバー920との締結の緩みにより、正極端子901に熱が発生する場合がある。また、負極端子902とバスバー920との締結の緩みにより、負極端子902に熱が発生する場合がある。そこで、本実施形態では、正極端子901と負極端子902との各々に対して温度測定部110を設ける。
温度測定部110−1および110−2、異常判定部120−1および120−2、閾値記憶部121−1および121−2、比較部122−1および122−2は、それぞれ温度測定部110、異常判定部120、閾値記憶部121、比較部122の例に該当し、説明を省略する。
図7の場合と同じく図11において、線L21は、正極端子901からプリント基板910への熱伝導を示す。線L22は、正極端子901から電池セル900の内部への入熱を示す。線L23は、負極端子902からプリント基板910への熱伝導を示す。線L24は、負極端子902から電池セル900の内部への入熱を示す。
具体的には、閾値記憶部121−1が記憶する閾値は、想定される電池セル900への最大の入熱量での発熱が正極端子901に発生する場合について、図6を参照して説明した処理にて得られる閾値である。閾値記憶部121−2が記憶する閾値は、想定される電池セル900への最大の入熱量での発熱が負極端子902に発生する場合について、図6を参照して説明した処理にて得られる閾値である。
これにより、電池監視装置200は、正極端子901から熱が発生する場合と、負極端子902から熱が発生する場合とのいずれの場合も、例えばセパレータの溶融防止などの対策が可能なタイミングで電池セル900の異常ありと判定することができる。
本実施形態では、プリント基板910に温度測定部110が設置されている場合に、プリント基板910のパターンにて熱伝導性を高める例について説明する。
本実施形態における電池監視装置の構成は、図10と同様であり、説明を省略する。
但し、本実施形態の適用範囲は、第3の実施形態の電池監視装置200(図10)のように、正極端子901と負極端子902との各々に対応して温度測定部110が設置されている場合に限らない。例えば、第2の実施形態の図7に示されるように、正極端子901と負極端子902とに共通の温度測定部110がプリント基板910に設置されている場合にも本実施形態を適用可能である。
また、電極端子周辺に設けられているソケット部から、温度測定部110の設置位置までパターンP41やP42が配置されている。
これにより、正極端子901または負極端子902にて熱が発生してから、温度測定部110−1または110−2が閾値以上の温度を測定するまでの時間を短くすることができる。
パターンP41やP42は、電気の導通のためには用いられていない点で、ダミーのパターンとなっている。
線L51は、電極端子(正極端子901または負極端子902)における温度を示す。線L52は、パターンP41やP42を設けた場合の、温度測定部110(110−1または110−2)の設置位置における温度を示す。線L53は、電池セル900内部(電極部分)における温度を示す。線L54は、パターンP41やP42を設けない場合の、温度測定部110(110−1または110−2)の設置位置における温度を示す。
これにより、電極端子から温度測定部110への熱伝導性が高まり、温度測定部110における温度の検出感度が向上する。
本実施形態では、温度測定部110が電池セル900の蓋903に設置される場合について説明する。
本実施形態における電池監視装置の構成は、図10と同様であり、説明を省略する。
但し、本実施形態の適用範囲は、第3の実施形態の電池監視装置200(図10)のように、正極端子901と負極端子902との各々に対応して温度測定部110が設置されている場合に限らない。例えば、第2の実施形態の図7に示されるように、正極端子901と負極端子902とに共通の温度測定部110が設置される場合にも本実施形態を適用可能である。
線L61は、正極端子901から蓋903への熱伝導を示す。線L22は、正極端子901から電池セル900の内部への入熱を示す。線L23は、負極端子902からプリント基板910への熱伝導を示す。線L24は、負極端子902から電池セル900の内部への入熱を示す。
本実施形態では、電池監視装置が温度を測定する温度測定部と、所定温度以上の温度を検出する温度検出部とを具備する例について説明する。
図15は、本発明の第6の実施形態における電池監視装置の機能構成を示す概略ブロック図である。同図において、電池監視装置300は、温度測定部110と温度検出部111と、異常判定部320とを具備する。異常判定部320は、閾値記憶部121と、比較部322とを具備する。
温度検出部111はサーモスタットを含んで構成され、スイッチとして機能する。具体的には、温度検出部111は、所定温度未満では通電し、所定温度以上では電流を切断する。
特に、温度検出部111は、温度測定部110と直列に接続されて温度測定部110への電力供給の導通/切断を切り替える。
さらに、比較部322は、温度測定部110からの信号の有無を判定する。温度検出部111温度測定部110への電力供給が切断されて温度測定部110からの信号が途絶えると、比較部322は、電池セル900に異常が発生したと判定する。
また、温度検出部111は、正極端子901の近傍に設置されている。正極端子901に熱が発生して温度検出部111の位置における所定温度以上になると、温度検出部111は、温度測定部110への電力供給を切断する。
なお、温度検出部111が電流の導通/切断を切り替える所定の温度は、閾値記憶部121の記憶する閾値と同様、図6を参照して説明した方法にて得られる温度とすることができる。
また、異常判定部320は、温度測定部110が所定温度以上の温度を測定した場合、および、温度測定部110への電流が切断された場合、電池セル900に異常が発生したと判定する。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
110、110−1、110−2 温度測定部
111 温度検出部
120、120−1、120−2、320 異常判定部
121、121−1、121−2 閾値記憶部
122、122−1、122−2、322 比較部
Claims (9)
- 二次電池の温度を測定する温度測定部と、
前記温度測定部が所定の閾値以上の温度を測定した場合に、前記二次電池に異常が発生したと判定する異常判定部と、
を具備し、
前記閾値は、想定される前記二次電池への最大の入熱量での発熱が前記二次電池の電極端子に発生する場合に、前記電極端子の熱が当該電極端子から電池内部に侵入し内部電極に定められている最大許容温度に達するまでの時間から、前記温度測定部の温度測定の際の遅延時間を減算した時間の経過時における、前記温度測定部の設けられた位置の温度以下の温度である、
電池監視装置。 - 第1の前記温度測定部と、
第2の前記温度測定部と、
第1の前記電極端子および第1の前記温度測定部に対応する第1の前記閾値を設定された第1の異常判定部と、
第2の前記電極端子および第2の前記温度測定部に対応する第2の前記閾値を設定された第2の異常判定部と、
を具備する請求項1に記載の電池監視装置。 - 前記温度測定部は、前記電極端子から前記温度測定部へ伝熱するパターンを有するプリント基板に設けられている、請求項1または請求項2に記載の電池監視装置。
- 前記温度測定部は、前記二次電池の蓋に設けられている、請求項1または請求項2に記載の電池監視装置。
- 前記温度測定部は、想定される前記二次電池への最大の入熱量での発熱が第1の前記電極端子に発生する場合に、第1の前記電極端子の熱が第1の前記電極端子から電池内部に侵入し内部電極に定められている最大許容温度に達するまでの時間から前記温度測定部の温度測定の際の遅延時間を減算した時間の経過時における、前記温度測定部の設けられた位置の温度が前記閾値の温度以上であり、かつ、想定される前記二次電池への最大の入熱量での発熱が第2の前記電極端子に発生する場合に、第2の前記電極端子の熱が第2の前記電極端子から電池内部に侵入し内部電極に定められている最大許容温度に達するまでの時間から前記温度測定部の温度測定の際の遅延時間を減算した時間の経過時における、前記温度測定部の設けられた位置の温度が前記閾値の温度以上である位置に設けられている、請求項1に記載の電池監視装置。
- 第1の前記電極端子での発熱を検出可能な位置に前記温度測定部と直列に設けられて所定温度以上で電流を切断する温度検出部を具備し、
前記温度測定部は、第2の前記電極端子での発熱を検出可能な位置に設けられて温度を測定し、
前記異常判定部は、前記温度測定部が所定温度以上の温度を測定した場合、および、前記温度測定部への電流が切断された場合、前記二次電池に異常が発生したと判定する、
請求項1に記載の電池監視装置。 - 二次電池の温度を測定する温度測定部と、
前記温度測定部が所定の閾値以上の温度を測定した場合に、前記二次電池に異常が発生したと判定する異常判定部と、
を具備し、
前記温度測定部は、想定される前記二次電池への最大の入熱量での発熱が前記二次電池の第1の電極端子に発生する場合に、前記第1の電極端子の熱が当該第1の電極端子から電池内部に侵入し内部電極に定められている最大許容温度に達するまでの時間から前記温度測定部の温度測定の際の遅延時間を減算した時間の経過時における、前記温度測定部の設けられた位置の温度が前記閾値の温度以上であり、かつ、想定される前記二次電池への最大の入熱量での発熱が前記二次電池の第2の電極端子に発生する場合に、前記第2の電極端子の熱が当該第2の電極端子から電池内部に侵入し内部電極に定められている最大許容温度に達するまでの時間から前記温度測定部の温度測定の際の遅延時間を減算した時間の経過時における、前記温度測定部の設けられた位置の温度が前記閾値の温度以上である位置に設けられている、
電池監視装置。 - 二次電池の第1の電極端子での発熱を検出可能な位置に設けられて温度を測定する温度測定部と、
前記二次電池の第2の電極端子での発熱を検出可能な位置に前記温度測定部と直列に設けられて所定温度以上で電流を切断する温度検出部と、
前記温度測定部が所定温度以上の温度を測定した場合、および、前記温度測定部への電流が切断された場合、前記二次電池に異常が発生したと判定する異常判定部と、
を具備する電池監視装置。 - 二次電池の温度を測定する温度測定部と、
前記温度測定部が所定の閾値以上の温度を測定した場合に、前記二次電池に異常が発生したと判定する異常判定部と、
を具備する電池監視装置の前記閾値を設定する閾値設定方法であって、
前記閾値を、想定される前記二次電池への最大の入熱量での発熱が前記二次電池の電極端子に発生する場合に、前記電極端子の熱が当該電極端子から電池内部に侵入し内部電極に定められている最大許容温度に達するまでの時間から、前記温度測定部の温度測定の際の遅延時間を減算した時間の経過時における、前記温度測定部の設けられた位置の温度以下の温度に設定する、
閾値設定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013209259A JP5986973B2 (ja) | 2013-10-04 | 2013-10-04 | 電池監視装置および閾値設定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013209259A JP5986973B2 (ja) | 2013-10-04 | 2013-10-04 | 電池監視装置および閾値設定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015072878A JP2015072878A (ja) | 2015-04-16 |
JP5986973B2 true JP5986973B2 (ja) | 2016-09-06 |
Family
ID=53015108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013209259A Active JP5986973B2 (ja) | 2013-10-04 | 2013-10-04 | 電池監視装置および閾値設定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5986973B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11788500B2 (en) | 2016-02-11 | 2023-10-17 | The Noco Company | Battery device for a battery jump starting device |
JP6971855B2 (ja) * | 2016-02-11 | 2021-11-24 | ザ・ノコ・カンパニーThe Noco Company | バッテリジャンプスタート装置用バッテリコネクタ装置 |
JP6407943B2 (ja) | 2016-11-14 | 2018-10-17 | ファナック株式会社 | モータ駆動装置 |
JP2022155231A (ja) * | 2021-03-30 | 2022-10-13 | 本田技研工業株式会社 | バッテリユニット |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3214782B2 (ja) * | 1994-07-15 | 2001-10-02 | トヨタ自動車株式会社 | 蓄電池管理装置 |
JPH09285030A (ja) * | 1996-04-10 | 1997-10-31 | Makita Corp | 蓄電池パックおよび充電装置 |
FR2770035B1 (fr) * | 1997-10-20 | 1999-12-10 | Alsthom Cge Alcatel | Batterie monobloc contenant un dispositif de mesure de la temperature interne |
JP2002246074A (ja) * | 2001-02-13 | 2002-08-30 | Japan Storage Battery Co Ltd | 組電池 |
JP4082071B2 (ja) * | 2002-04-12 | 2008-04-30 | 株式会社ジーエス・ユアサコーポレーション | 非水電解質二次電池 |
JP4069721B2 (ja) * | 2002-10-11 | 2008-04-02 | 日産自動車株式会社 | 組電池の異常検出装置 |
JP4442660B2 (ja) * | 2007-08-10 | 2010-03-31 | 株式会社デンソー | 車両システム |
JP4696291B2 (ja) * | 2009-06-04 | 2011-06-08 | 三菱自動車工業株式会社 | 二次電池異常検出装置 |
-
2013
- 2013-10-04 JP JP2013209259A patent/JP5986973B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015072878A (ja) | 2015-04-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2020220880A1 (zh) | 热失控检测电路及方法 | |
US20210044129A1 (en) | Power storage device | |
JP5986973B2 (ja) | 電池監視装置および閾値設定方法 | |
JP5361298B2 (ja) | 電池パック | |
RU2438203C2 (ru) | Управляющая система для трансформатора или стабилизатора | |
US10608294B2 (en) | Power storage device, cell, balance operation method, and program | |
KR101788513B1 (ko) | 무정전 전원 장치용 배터리 관리 장치 | |
JP6626704B2 (ja) | 電池パックにおける接触点を点検するための方法及びその装置 | |
US10574004B2 (en) | Cable and power supply device | |
US20110210703A1 (en) | Thermal Sensor Device With Average Temperature And Hot Spot Feedback | |
US20150072198A1 (en) | Battery Cell Unit and Method for determining a Complex Impedance of a Battery Cell arranged in a Battery Cell Unit | |
JP2009195035A (ja) | 電源装置 | |
JP2014022282A (ja) | 二次電池異常検出装置、二次電池、および二次電池異常検出方法 | |
WO2008051979A9 (en) | Cell based temperature monitoring | |
CN114599982A (zh) | 利用物联网技术的电气灾害预先探测及预防系统 | |
CN103985617A (zh) | 一种智能熔断器 | |
JP5942882B2 (ja) | 電池システム | |
CN112164198A (zh) | 火灾检测方法及不间断电源 | |
KR20190037658A (ko) | 컨텍터의 고장률 예측 시스템 및 방법 | |
CN111527660B (zh) | 使用缺陷模式检测的熔断器控制系统和方法 | |
KR101818397B1 (ko) | 무정전 전원 장치 배터리의 열화 탐지 시스템 | |
JP2014027875A (ja) | 負荷回路の保護装置 | |
JP7018192B2 (ja) | 非水電解質2次電池の異常検出装置 | |
JP2012185051A (ja) | 中間端子はずれ検出装置 | |
JP5665952B1 (ja) | 電力変換装置の異常検出装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151029 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160706 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160712 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160808 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5986973 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |