JP5983239B2 - 過給機 - Google Patents
過給機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5983239B2 JP5983239B2 JP2012210773A JP2012210773A JP5983239B2 JP 5983239 B2 JP5983239 B2 JP 5983239B2 JP 2012210773 A JP2012210773 A JP 2012210773A JP 2012210773 A JP2012210773 A JP 2012210773A JP 5983239 B2 JP5983239 B2 JP 5983239B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- nozzle vane
- nozzle vanes
- vanes
- exhaust gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Supercharger (AREA)
Description
この構成を採用することによって、本発明では、タービンハウジングの舌部の延長上に位置しエロージョンの進行が速いノズルベーンを含む一部のノズルベーンを独立して交換できるため、他のノズルベーンを含んだ部品全体を交換することなく、必要部分の部分的な交換が可能となる。このため、ノズルリング部品全体では寿命を延ばすことができ、また、必要部分の交換で足りるため、メンテナンス作業が容易になり、交換コストを低く抑えることができる。
この構成を採用することによって、本発明では、交換対象となる一部のノズルベーンがタービンハウジング側に取り付けられているため、タービンハウジングを取り外すだけで一部のノズルベーンを他のノズルベーンとは独立して取り外すことができるため、交換のための分解の工数が少なくなりメンテナンス作業が容易になる。
この構成を採用することによって、本発明では、交換対象となる一部のノズルベーンをタービンハウジング側に取り付けた場合であっても、位置決めピン及び位置決め穴によって、軸受ハウジング側に取り付けられた他のノズルベーンとの位置関係を維持できるため、ノズル間流路を一定にして過給機の性能を保つことができる。また、当該一部のノズルベーンがタービンハウジング側だけでなく軸受ハウジング側においても保持されるため、当該一部のノズルベーンのタービンインペラ側への脱落を確実に防止することができる。
この構成を採用することによって、本発明では、位置決め穴が他のノズルベーンが一体となって取り付けられているリング部材に形成されているため、当該位置決め穴に位置決めピンを挿入することで、一部のノズルベーンと他のノズルベーンとの位置関係を容易に維持できる。
この構成を採用することによって、本発明では、交換対象となる一部のノズルベーンがリング部材に対して別体で取り付けられているため、当該別体となった一部のノズルベーンを他のノズルベーンと独立して取り外すことができる。
この構成を採用することによって、本発明では、リング部材に設けられた取付穴から排気ガスが流通する表面側に露出する一部のノズルベーンがリング部材の裏面側に係止して取り付けられるため、当該一部のノズルベーンのタービンインペラ側への脱落を確実に防止することができる。
この構成を採用することによって、本発明では、タービンハウジングの舌部の延長上に位置しエロージョンの進行が速い一部のノズルベーンを硬質材料で形成するため、耐久性を向上させて交換頻度を少なくでき、また、硬質材料で形成するノズルベーンは一部であるため、ノズルリング部品全体でのコストを低く抑えることができる。
図1は、本発明の第1実施形態における過給機1の全体構成図である。
過給機1は、内燃機関等から排気される排気ガスを受けて回転動力を得るタービン2と、タービン2によって得られた回転動力を伝達する軸部3と、軸部3から伝達される回転動力によって空気を圧縮するコンプレッサ4とを備えている。
図2に示すように、タービンハウジング2aのスクロール流路2cには、排気ガス流入口11から接線方向に排気ガスが流入してくるようになっている。スクロール流路2cの内周部は、タービンインペラ2bが収納されている空間と連通し、タービンインペラ2bの周囲には同一円周上に所定角度間隔でノズルベーン10が固定して設けられ、ノズルベーン10はリング状に配列されている。ノズルベーン10は、断面が翼形状となっており、排気ガスの旋回流に対して所定角度傾斜し、流動する排気ガスを中心方向に向わせるようになっている。
舌部12の内周面は、スクロール流路2cの内壁面の延長であり、スクロール流路2cの内壁面と連続した曲面となっている。また、舌部12の内周面は、先端に向かうに従って漸次曲率が大きくなり、その延長がノズルベーン10Aの内面に滑らかに連続するようになっている。
図3に示すように、ノズルベーン10Aは、ノズルベーン取付部20によって、タービンハウジング2a側に取り付けられている。
さらに、位置決め穴27に位置決めピン26が適切に挿入されないと、ボルト締めの際にタービンハウジング2aとベアリングハウジング3aとの間に隙間が生じることとなるため、当該隙間から作業者はタービンハウジング2a(ノズルベーン10A)が適切な位置に組み付けられたか否かを容易に確認することができることとなる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成部分については同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
第2実施形態では、図5及び図6に示すように、ノズルベーン10Aが、ノズルベーン取付部20によって、他のノズルベーン10が一体となって取り付けられたリング部材22に対して別体で取り付けられている点で、上記実施形態と異なる。
また、第2実施形態では、リング部材22に設けられた取付穴28から排気ガスが流通する表面22a側に露出するノズルベーン10Aが、リング部材22の裏面22b側に係止して取り付けられるため、ノズルベーン10Aのタービンインペラ2b側への脱落を確実に防止することができる。
Claims (7)
- タービンインペラを回転可能に支持する軸受ハウジングと、前記タービンインペラの周囲に固定して設けられた複数のノズルベーンと、前記複数のノズルベーンを介して前記タービンインペラに排気ガスを供給するスクロール流路が形成されたタービンハウジングと、を有する過給機であって、
前記タービンハウジングは、前記スクロール流路に流入する排気ガスと、前記スクロール流路を旋回した排気ガスとの間を仕切る舌部を有しており、
前記複数のノズルベーンのうち、前記舌部の延長上に位置するノズルベーンを含む一部のノズルベーンを、他のノズルベーンと独立して交換可能に取り付けるノズルベーン取付部を有し、
前記他のノズルベーンは、前記軸受ハウジング側に取り付けられており、
前記一部のノズルベーンは、前記ノズルベーン取付部によって、前記タービンハウジング側に取り付けられている、ことを特徴とする過給機。 - 前記一部のノズルベーンは、前記軸受ハウジング側に突出する位置決めピンを有し、
前記軸受ハウジング側は、前記位置決めピンが挿入される位置決め穴を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の過給機。 - 前記他のノズルベーンは、前記軸受ハウジング側に取り付けられたリング部材に一体となって取り付けられており、
前記位置決め穴は、前記リング部材に形成されている、ことを特徴とする請求項2に記載の過給機。 - タービンインペラを回転可能に支持する軸受ハウジングと、前記タービンインペラの周囲に固定して設けられた複数のノズルベーンと、前記複数のノズルベーンを介して前記タービンインペラに排気ガスを供給するスクロール流路が形成されたタービンハウジングと、を有する過給機であって、
前記タービンハウジングは、前記スクロール流路に流入する排気ガスと、前記スクロール流路を旋回した排気ガスとの間を仕切る舌部を有しており、
前記複数のノズルベーンのうち、前記舌部の延長上に位置するノズルベーンを含む一部のノズルベーンを、他のノズルベーンと独立して交換可能に取り付けるノズルベーン取付部を有し、
前記他のノズルベーンは、前記軸受ハウジング側に取り付けられたリング部材に一体となって取り付けられており、
前記一部のノズルベーンは、前記ノズルベーン取付部によって、前記リング部材に対して別体で取り付けられている、ことを特徴とする過給機。 - 前記ノズルベーン取付部は、
前記リング部材に設けられ、前記排気ガスが流通する前記リング部材の表面側に前記一部のノズルベーンを露出させる取付穴と、
前記一部のノズルベーンに設けられ、前記リング部材の表面側とは逆の裏面側に係止する係止部と、を有する、ことを特徴とする請求項4に記載の過給機。 - 前記一部のノズルベーンは、前記他のノズルベーンよりも硬い材料で形成されている、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の過給機。
- タービンインペラを回転可能に支持する軸受ハウジングと、前記タービンインペラの周囲に固定して設けられた複数のノズルベーンと、前記複数のノズルベーンを介して前記タービンインペラに排気ガスを供給するスクロール流路が形成されたタービンハウジングと、を有する過給機であって、
前記タービンハウジングは、前記スクロール流路に流入する排気ガスと、前記スクロール流路を旋回した排気ガスとの間を仕切る舌部を有しており、
前記複数のノズルベーンのうち、前記舌部の延長上に位置するノズルベーンを含む一部のノズルベーンを、ノズルリングに接続された他のノズルベーンと独立して交換可能に取り付けるノズルベーン取付部を有する、ことを特徴とする過給機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012210773A JP5983239B2 (ja) | 2012-09-25 | 2012-09-25 | 過給機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012210773A JP5983239B2 (ja) | 2012-09-25 | 2012-09-25 | 過給機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014066150A JP2014066150A (ja) | 2014-04-17 |
JP5983239B2 true JP5983239B2 (ja) | 2016-08-31 |
Family
ID=50742783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012210773A Expired - Fee Related JP5983239B2 (ja) | 2012-09-25 | 2012-09-25 | 過給機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5983239B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107407198B (zh) * | 2015-03-05 | 2020-07-28 | 三菱重工发动机和增压器株式会社 | 涡轮增压器 |
JP2022161312A (ja) * | 2021-04-08 | 2022-10-21 | 三菱重工マリンマシナリ株式会社 | 過給機ガスケーシング及び過給機 |
CN117529606A (zh) * | 2021-08-04 | 2024-02-06 | 株式会社Ihi | 涡轮以及增压器 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3749512A (en) * | 1971-11-18 | 1973-07-31 | Carrier Corp | Inlet structure for turbo machine |
JP4650234B2 (ja) * | 2005-11-24 | 2011-03-16 | 株式会社Ihi | 過給機 |
-
2012
- 2012-09-25 JP JP2012210773A patent/JP5983239B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014066150A (ja) | 2014-04-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2435104C2 (ru) | Направляющее устройство для потока воздуха на входе в камеру сгорания газотурбинного двигателя | |
EP2149676B1 (en) | Internally cooled gas turbine aerofoil | |
EP2343435B1 (en) | Engine component | |
EP2948639B1 (en) | Seal assembly including grooves in an inner shroud in a gas turbine engine | |
US20110311369A1 (en) | Gas turbine engine components with cooling hole trenches | |
US20170183971A1 (en) | Tip shrouded turbine rotor blades | |
US20160053687A1 (en) | Rotating shaft support structure and rotary machine | |
JP2005248959A (ja) | 航空機用ターボジェットなどのターボ機械 | |
JP2008025575A (ja) | ターボ機械用のディフューザ/ガイドベーンアセンブリ | |
JP2014196735A (ja) | タービンブレードの内部冷却回路 | |
JP2006083846A (ja) | ターボ機械用の空力ファスナシールド | |
JP5983239B2 (ja) | 過給機 | |
US20150176435A1 (en) | Axial-flow exhaust turbine | |
EP2721259B1 (en) | Rotor blade root section with cooling passage and method for supplying cooling fluid to a rotor blade | |
RU2655103C2 (ru) | Устройство для промывки корпуса воздухозаборника турбомашины | |
US8941254B2 (en) | Exhaust gas turbocharger | |
US20240309770A1 (en) | Blade ring assembly, gas turbine, and method for refurbishing gas turbine | |
JP2008223673A (ja) | ターボチャージャ | |
CN106968721B (zh) | 涡轮转子叶片中的内部冷却构造 | |
US10822976B2 (en) | Nozzle insert rib cap | |
JP4650234B2 (ja) | 過給機 | |
KR102495740B1 (ko) | 임펠러 | |
JP2005315138A (ja) | ターボファンエンジン | |
JP2011196256A (ja) | ロータ及び過給機 | |
JP5320193B2 (ja) | 排気タービン過給機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150722 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160502 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160510 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160603 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20160606 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160705 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160718 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5983239 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |