JP5983051B2 - 光導波路素子 - Google Patents

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本発明は、光導波路素子に関する。
シリコンを用いた光導波路は、光通信における波長が1.3〜1.5μmの光に対して低損失であり、また、半導体プロセス技術を用いて作製することができるため、光通信における様々な素子に使用することが可能である。ところで、光通信においては、このようなシリコンを用いた光導波路と光ファイバーによる接続が行なわれるが、光導波路のサイズと光ファイバーのサイズは大きく異なるため、光導波路と光ファイバーによる接続において、結合効率が低下してしまう。このため、結合効率の低下を抑制するため、光導波路の端部にスポットサイズ変換器と呼ばれる光導波路素子を設け、スポットサイズを変換して光ファイバーに光を入射させる方法がとられている。
特開平6−75131号公報 特開2000−36638号公報 特開2011−123094号公報
図1及び図2は、このようなスポットサイズ変換器の一例を示す。図1に示されるスポットサイズ変換器は、シリコン等の基板911の上に酸化シリコンにより下部クラッド912が形成されており、この下部クラッド912の上にシリコンにより形成された光導波路となる第1の光導波路コア921が形成されている。この第1の光導波路コア921は、端部に向かって徐々に幅が狭くなるように形成されており、このように徐々に幅が狭くなるように形成された第1の光導波路コア921を覆うようにポリマー等により形成された第2の光導波路コア922が形成されている。このような構造の第1の光導波路コア921及び第2の光導波路コア922を形成することにより、スポットサイズを広げることができ、スポットサイズ変換器として機能するものとなる。尚、このようなスポットサイズ変換器においては、スポットサイズ変換器として機能する領域の長さ、即ち、スポットサイズ変換器の長さはL1である。また、第1の光導波路コア921が徐々に幅が狭くなる領域の手前、即ち、スポットサイズ変換器の手前は、第1の光導波路コア921は酸化シリコンにより形成された上部クラッド913により覆われている。
また、図2に示されるスポットサイズ変換器は、シリコン等の基板931の上に酸化シリコンにより下部クラッド932が形成されており、この下部クラッド932の上にシリコンにより形成された光導波路となる第1の光導波路コア941が形成されている。この第1の光導波路コア941は、端部に向かって徐々に幅が狭くなるように形成されており、このように徐々に幅が狭くなるように形成された第1の光導波路コア941を覆うようにポリマー等により形成された第2の光導波路コア942が形成されている。このような構造の第1の光導波路コア941及び第2の光導波路コア942を形成することにより、スポットサイズを広げることができ、スポットサイズ変換器として機能するものとなる。尚、このようなスポットサイズ変換器においては、スポットサイズ変換器の長さはL2である。また、第1の光導波路コア941が徐々に幅が狭くなる手前、即ち、スポットサイズ変換器の手前の領域と、第2の光導波路942は、酸化シリコンにより形成された上部クラッド933により覆われている。
図1及び図2に示されるスポットサイズ変換器において、スポットサイズ変換器の長さL1及びL2を長くすれば、結合効率の低下を抑制することができるものの、スポットサイズ変換器が長くなり大型化してしまう。また、スポットサイズ変換器を小型化にするため、スポットサイズ変換器の長さL1及びL2を短くすると、結合効率が大きく低下してしまう。このように、スポットサイズ変換器の長さと結合効率とはトレードオフの関係にある。
よって、スポットサイズ変換器の長さを短くしても、結合効率の低下が抑制されるスポットサイズ変換器となる光導波路素子が求められている。
本実施の形態の一観点によれば、第1のクラッドと、前記第1のクラッドの上に、先端が細くなるようにテーパー状に形成された第1の光導波路コアと、前記第1のクラッドの上に、前記第1の光導波路コアを覆うように形成された第2の光導波路コアと、前記第1のクラッドの上に、前記第2の光導波路コアを覆うように形成された第2のクラッドと、第1の光導波路コア及び第2の光導波路コアの延びる方向において、前記第2のクラッドの両側に形成された第3のクラッドと、を有し、前記第2のクラッドの両側に形成された前記第3のクラッドのうち、前記第1の光導波路コアの先端が細くなっている側の第3のクラッドは、前記第2の光導波路コアを覆うように形成されており、前記第1の光導波路コアの先端が細くなっている側とは反対側の第3のクラッドは、前記第1の光導波路コアを覆うように形成されているものであって、前記第2の光導波路コアにおける屈折率は、前記第1の光導波路コアにおける屈折率よりも低く、前記第3のクラッドにおける屈折率は、前記第2の光導波路コアにおける屈折率よりも低く、前記第2のクラッドにおける屈折率は、前記第3のクラッドにおける屈折率よりも低く、前記第3のクラッドにおける屈折率n に対する前記第2のクラッドにおける屈折率n の比n /n は、0.9以上、1.0未満であることを特徴とする。
開示の光導波路素子によれば、スポットサイズ変換器の長さを短くしても、結合効率の低下を抑制することができる。
光導波路素子となるスポットサイズ変換器の構造図(1) 光導波路素子となるスポットサイズ変換器の構造図(2) 第1の実施の形態における光導波路素子の構造図 スポットサイズ変換器の長さと結合効率との相関図 /nとスポットサイズ変換器の長さとの相関図 第1の実施の形態における光導波路素子の製造方法の工程図(1) 第1の実施の形態における光導波路素子の製造方法の工程図(2) 第1の実施の形態における光導波路素子の製造方法の工程図(3) 第1の実施の形態における光導波路素子の製造方法の工程図(4) 第1の実施の形態における光導波路素子の製造方法の工程図(5) 第1の実施の形態における光導波路素子の製造方法の工程図(6) 第1の実施の形態における光導波路素子の製造方法の工程図(7) 第1の実施の形態における光導波路素子の製造方法の工程図(8) 第1の実施の形態における光導波路素子の製造方法の工程図(9) 第2の実施の形態における光導波路素子の製造方法の工程図(1) 第2の実施の形態における光導波路素子の製造方法の工程図(2) 第2の実施の形態における光導波路素子の製造方法の工程図(3) 第2の実施の形態における光導波路素子の製造方法の工程図(4) 第2の実施の形態における光導波路素子の製造方法の工程図(5) 第2の実施の形態における光導波路素子の製造方法の工程図(6) 第3の実施の形態における光導波路素子の構造図(1) 第3の実施の形態における光導波路素子の構造図(2) 第3の実施の形態における光導波路素子の構造図(3)
発明を実施するための形態について、以下に説明する。尚、同じ部材等については、同一の符号を付して説明を省略する。
〔第1の実施の形態〕
(光導波路素子)
第1の実施の形態における光導波路素子であるスポットサイズ変換器について図3に基づき説明する。本実施の形態におけるスポットサイズ変換器は、シリコン等により形成された基板11の上に酸化シリコンにより第1のクラッド12が形成されており、この第1のクラッド12の上にシリコンにより光導波路となる第1の光導波路コア21が形成されている。この第1の光導波路コア21は、端部に向かって徐々に幅が狭くなるように形成されており、このように徐々に幅が狭くなるように形成された第1の光導波路コア21を覆うようにポリマー等により形成された第2の光導波路コア22が形成されている。このような構造の第1の光導波路コア21及び第2の光導波路コア22を形成することにより、スポットサイズを広げることができ、スポットサイズ変換器として機能するものとなる。
また、第2の光導波路コア22を覆うように第2のクラッド32が形成されており、第1の光導波路コア21及び第2の光導波路コア22が延びる方向における第2のクラッド32の両側には、第3のクラッド33及び34が形成されている。尚、本実施の形態では、例えば、第1の光導波路コア21は厚さが約250nmであって、幅は端部に向かって約500nmから約100nmと細くなるようにテーパー状に形成されている。また、第1の光導波路コア21においてテーパー状に形成されている領域の長さは250μmであり、幅が最も細くなっている第1の光導波路コア21の先端21aから端面までの長さは約20μmとなるように形成されている。第2の光導波路コア22は厚さが3μm、幅が3μmとなるように形成されており、第2クラッド32及び第3クラッド33及び34は、第2の光導波路コア22の上の部分の厚さが約1μm以上となるように形成されている。尚、本実施の形態においては、第1のクラッド12は下部クラッドに相当し、第2のクラッド32及び第3のクラッド33及び34は上部クラッドに相当する。
本実施の形態においては、上述したように第1のクラッド12は、屈折率が約1.444の酸化シリコンにより形成されており、第1の光導波路コア21は、屈折率が約3.5のシリコンにより形成されている。また、第2の光導波路コア22は、屈折率が約1.5のSiONにより形成されており、第3のクラッド33及び34は、屈折率が約1.444の酸化シリコンにより形成されている。また、第2のクラッド32は、屈折率が1.3〜1.4となるフッ化マグネシウム(MgF)またはフッ素系のポリマーにより形成されており、例えば、フッ化マグネシウムにより形成した場合においては、屈折率は1.38となる。従って、本実施の形態においては、第1の光導波路コア21、第2の光導波路コア22、第1のクラッド12及び第3のクラッド33及び34、第2のクラッド32の順に、屈折率が小さくなるように形成されている。尚、上記屈折率は、波長が1.55μmの光における値である。また、本実施の形態におけるスポットサイズ変換器においては、スポットサイズ変換器として機能する領域の長さ、即ち、スポットサイズ変換器の長さはL3である。
次に、図3に示す構造の光導波路素子であるスポットサイズ変換器において、第2のクラッド32の屈折率nを変えた場合について説明する。具体的には、第2のクラッド32の屈折率nを1.444、1.4、1.35、1.3と変化させた場合におけるスポットサイズ変換器の長さL3と結合効率との関係についてシミュレーションを行なった結果を図4に示す。尚、屈折率nが1.444の場合では、第2のクラッド32と第3のクラッド33及び34がともに酸化シリコンにより形成されている構造のものとなり、図2に示される構造のスポットサイズ変換器と同じ構造のものとなる。
ここで、結合効率が0.9(90%)となるような、スポットサイズ変換器の長さL3は、第2のクラッド32における屈折率nが1.444の場合、即ち、図2に示される構造の場合では約315μmである。これに対し、第2のクラッド32における屈折率nが1.4の場合では、スポットサイズ変換器の長さL3は約270μm、屈折率nが1.35の場合では約245μm、屈折率nが1.3の場合では約300μmとなる。従って、第3クラッド33及び34の屈折率nよりも第2のクラッド32の屈折率nを低くすることにより、スポットサイズ変換器の長さL3を短くすることができる。即ち、図3に示すような本実施の形態における光導波路素子であるスポットサイズ変換器においては、スポットサイズ変換器の長さを短くしても同じ結合効率が得られる。言い換えるならば、スポットサイズ変換器の長さを短くしても、結合効率の低下を抑制することができる。
図5は、図3に示す構造のスポットサイズ変換器において、第3クラッド33及び34の屈折率nに対する第2クラッド32の屈折率nの割合(n/n)と、結合効率が90%となるようなスポットサイズ変換器の長さL3との関係を示す。尚、n/nの値が100%の場合では、このスポットサイズ変換器は図2に示されるスポットサイズ変換器と同様の構造となる。
図5に基づくならば、n/nの値が90%以上、100%未満であれば、結合効率が90%となるようなスポットサイズ変換器の長さL3を図2に示される構造のものよりも短くすることができる。また、n/nの値を90%以上、99%以下とすることにより、結合効率が90%となるようなスポットサイズ変換器の長さL3を300μm以下にすることができる。更に、n/nの値を92%以上、97%以下とすることにより、結合効率が90%となるようなスポットサイズ変換器の長さL3を270μm以下にすることができる。尚、第2のクラッド32にフッ化マグネシウムを用いた場合には、フッ化マグネシウムの屈折率が1.38であることから、結合効率が90%となるようなスポットサイズ変換器の長さL3は約255μmにすることができる。
従って、n/nの値は、90%(0.9)以上、100%(1.0)未満であることが好ましく、90%(0.9)以上、99%(0.99)以下であることがより好ましい。更には、n/nの値は、92%(0.92)以上、97%(0.97)以下であることがより一層好ましい。例えば、第3クラッド33及び34にnが1.444となる酸化シリコンを用いた場合では、第2クラッド32はnが1.3以上、1.444未満であることが好ましく、更には、1.3以上、1.43以下であることが好ましい。また、第2クラッド32はnが1.33以上、1.4以下であることがより一層好ましい。
尚、第1の光導波路コア21は、シリコン以外にも光通信に用いられる波長の光に対して透明な材料であればよく、SiGe、InP、GaAs、またはこれらの材料の混晶等により形成してもよい。また、基板11は、低コストであり、電子回路等を形成することが容易であることからシリコンが好ましいが、シリコンの他、石英、GaAs、InP等により形成されているものであってもよい。また、第2の光導波路コア22は、SiON以外の材料であって、SiONと同程度の屈折率を有する材料により形成してもよく、例えば、Geがドープされた酸化シリコン、酸化シリコン、ポリマー材料等の樹脂材料であってもよい。尚、本実施の形態におけるスポットサイズ変換器の説明において用いたスポットサイズ変換器に関する厚さや幅等は一例であり、適宜変更してもよい。
(光導波路素子の製造方法)
次に、本実施の形態における光導波路素子の製造方法について説明する。
最初に、図6に示すように、シリコン等により形成された基板11の上に、第1のクラッド12となる酸化シリコン層が形成されたのもの上に、第1の光導波路コア21を形成する。具体的には、基板11の上に、第1のクラッド12となる酸化シリコン層、第1の光導波路コア21を形成するためのシリコン層が形成されたものの上にフォトレジストを塗布し、露光装置による露光、現像を行なうことにより、不図示のレジストパターンを形成する。このレジストパターンは、シリコン層において第1の光導波路コア21が形成される領域の上に形成される。この後、RIE(Reactive Ion Etching)等によるドライエッチングにより、レジストパターンの形成されていない領域のシリコン層を除去することにより、残存するシリコン層により第1の光導波路コア21が形成される。このように形成された第1の光導波路コア21は、先端部分が細くなるようにテーパー状の形状となるように形成される。この後、不図示のレジストパターンは有機溶剤等により除去する。このように基板11の上に、第1のクラッド12を形成するための酸化シリコン層、第1の光導波路コア21を形成するためのシリコン層が形成されたものとしては、例えば、SOI(Silicon on Insulator)基板等が挙げられる。尚、図6(a)は、この工程における上面図である。図6(b)は、図6(a)の一点鎖線6A−6Bにおいて切断した断面図であり、図6(c)は、図6(a)の一点鎖線6C−6Dにおいて切断した断面図であり、図6(d)は、図6(a)の一点鎖線6E−6Fにおいて切断した断面図である。
次に、図7に示すように第1の光導波路コア21及び第1のクラッド12の上に、第3のクラッド33を形成するための酸化シリコン膜33aを形成する。具体的には、第1の光導波路コア21及び第1のクラッド12の上に、CVD(Chemical Vapor Deposition)による成膜により酸化シリコン膜33aを形成する。尚、図7(a)は、この工程における上面図である。図7(b)は、図7(a)の一点鎖線7A−7Bにおいて切断した断面図であり、図7(c)は、図7(a)の一点鎖線7C−7Dにおいて切断した断面図であり、図7(d)は、図7(a)の一点鎖線7E−7Fにおいて切断した断面図である。
次に、図8に示すように、酸化シリコン膜33aを加工することにより、第3のクラッド33を形成する。具体的には、酸化シリコン膜33aの上にフォトレジストを塗布し、露光装置による露光、現像を行なうことにより、酸化シリコン膜33aにおいて第3のクラッド33が形成される領域の上に、不図示のレジストパターンを形成する。この後、フッ素成分を含むエッチングガスを用いてRIE等のドライエッチングを行なうことにより、レジストパターンの形成されていない領域の酸化シリコン膜33aを除去し、第1の光導波路コア21等を露出させる。この際行なわれるドライエッチングは、酸化シリコン膜33aの除去に必要な時間行う。選択性があるため第1の光導波路コア21を形成しているシリコンはほとんどエッチングされない。尚、図8(a)は、この工程における上面図である。図8(b)は、図8(a)の一点鎖線8A−8Bにおいて切断した断面図であり、図8(c)は、図8(a)の一点鎖線8C−8Dにおいて切断した断面図であり、図8(d)は、図8(a)の一点鎖線8E−8Fにおいて切断した断面図である。
次に、図9に示すように、第1の光導波路コア21を覆うように第2の光導波路コア22を形成する。具体的には、第1の光導波路コア21及び第1のクラッド12の上に、第2の光導波路コア22を形成するためのSiON膜をCVDによる成膜により形成する。この後、このSiON膜の上にフォトレジストを塗布し、露光装置による露光、現像を行なうことにより、SiON膜において第2の光導波路コア22が形成される領域の上に不図示のレジストパターンを形成する。この後、レジストパターンの形成されていない領域のSiON膜をRIE等のドライエッチングにより、第1のクラッド12の表面が露出するまで除去することにより、第2の光導波路コア22を形成する。この後、不図示のレジストパターンは有機溶剤等により除去する。尚、図9(a)は、この工程における上面図である。図9(b)は、図9(a)の一点鎖線9A−9Bにおいて切断した断面図であり、図9(c)は、図9(a)の一点鎖線9C−9Dにおいて切断した断面図であり、図9(d)は、図9(a)の一点鎖線9E−9Fにおいて切断した断面図である。
次に、図10に示すように、第2のクラッド32が形成される領域にエッチグストッパーとなるメタル層51を形成する。具体的には、第2の光導波路コア22及び第1のクラッド12の上に、スパッタリングによりTi膜を形成する。この後、Ti膜の上にフォトレジストを塗布し、露光装置による露光、現像を行なうことにより、Ti膜においてメタル層51が形成される領域の上に不図示のレジストパターンを形成する。この後、RIE等のドライエッチングによりレジストパターンの形成されていない領域のTi膜を除去し、第2の光導波路コア22及び第1のクラッド12を露出させて、メタル層51を形成する。この後、不図示のレジストパターンは有機溶剤等により除去する。尚、図10(a)は、この工程における上面図である。図10(b)は、図10(a)の一点鎖線10A−10Bにおいて切断した断面図であり、図10(c)は、図10(a)の一点鎖線10C−10Dにおいて切断した断面図であり、図10(d)は、図10(a)の一点鎖線10E−10Fにおいて切断した断面図である。
次に、図11に示すように、第の光導波路コア22及び第1のクラッド12の上に、第3のクラッド34を形成するための酸化シリコン膜34aを形成する。具体的には、第の光導波路コア22、第1のクラッド12、メタル層51等の上に、CVDによる成膜により酸化シリコン膜34aを形成する。尚、図11(a)は、この工程における上面図である。図11(b)は、図11(a)の一点鎖線11A−11Bにおいて切断した断面図であり、図11(c)は、図11(a)の一点鎖線11C−11Dにおいて切断した断面図であり、図11(d)は、図11(a)の一点鎖線11E−11Fにおいて切断した断面図である。
次に、図12に示すように、酸化シリコン膜34aを加工することにより、第3のクラッド34を形成する。具体的には、酸化シリコン膜34aの上にフォトレジストを塗布し、露光装置による露光、現像を行なうことにより、酸化シリコン膜34aにおいて第3のクラッド34が形成される領域の上に不図示のレジストパターンを形成する。この後、フッ素成分を含むエッチングガスを用いてRIE等のドライエッチングを行なうことにより、レジストパターンの形成されていない領域の酸化シリコン膜34aをメタル層51が露出するまで除去する。ここで、メタル層51はエッチングストッパーとなるTiにより形成されているため、この際行なわれるドライエッチングは、メタル層51が露出した状態でストップする。尚、図12(a)は、この工程における上面図である。図12(b)は、図12(a)の一点鎖線12A−12Bにおいて切断した断面図であり、図12(c)は、図12(a)の一点鎖線12C−12Dにおいて切断した断面図であり、図12(d)は、図12(a)の一点鎖線12E−12Fにおいて切断した断面図である。
次に、図13に示すように、メタル層51を酸等によるエッチング液を用いたウェットエッチングにより除去する。尚、図13(a)は、この工程における上面図である。図13(b)は、図13(a)の一点鎖線13A−13Bにおいて切断した断面図であり、図13(c)は、図13(a)の一点鎖線13C−13Dにおいて切断した断面図であり、図13(d)は、図13(a)の一点鎖線13E−13Fにおいて切断した断面図である。
次に、図14に示すように、第2の光導波路コア22及び第1のクラッド12が露出している領域にフッ素系ポリマー等を塗布した後、固めることにより第2のクラッド32を形成する。第2のクラッド32は、第3のクラッド33と第3のクラッド34の間の領域であるため、フッ素系ポリマー等を塗布することにより、この領域をフッ素系ポリマー等により容易に埋めることができる。尚、図14(a)は、この工程における上面図である。図14(b)は、図14(a)の一点鎖線14A−14Bにおいて切断した断面図であり、図14(c)は、図14(a)の一点鎖線14C−14Dにおいて切断した断面図であり、図14(d)は、図14(a)の一点鎖線14E−14Fにおいて切断した断面図である。
〔第2の実施の形態〕
次に、第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、第1の実施の形態における光導波路素子を第1の実施の形態とは異なる製造方法により製造する製造方法である。
最初に、図15に示すように、シリコン等により形成された基板11の上に、第1のクラッド12となる酸化シリコン層が形成されたのもの上に、第1の光導波路コア21を形成する。具体的には、基板11の上に、第1のクラッド12となる酸化シリコン層、第1の光導波路コア21を形成するためのシリコン層が形成されたものの上にフォトレジストを塗布し、露光装置による露光、現像を行なうことにより、不図示のレジストパターンを形成する。このレジストパターンは、シリコン層において第1の光導波路コア21が形成される領域の上に形成される。この後、RIE等によるドライエッチングにより、レジストパターンの形成されていない領域のシリコン層を除去することにより、残存するシリコン層により第1の光導波路コア21が形成される。このように形成された第1の光導波路コア21は、先端部分が細くなるようにテーパー状の形状となるように形成される。この後、不図示のレジストパターンは有機溶剤等により除去する。このように基板11の上に、第1のクラッド12を形成するための酸化シリコン層、第1の光導波路コア21を形成するためのシリコン層が形成されたものとしては、例えば、SOI基板等が挙げられる。尚、図15(a)は、この工程における上面図である。図15(b)は、図15(a)の一点鎖線15A−15Bにおいて切断した断面図であり、図15(c)は、図15(a)の一点鎖線15C−15Dにおいて切断した断面図であり、図15(d)は、図15(a)の一点鎖線15E−15Fにおいて切断した断面図である。
次に、図16に示すように第1の光導波路コア21及び第1のクラッド12の上に、第3のクラッド33を形成するための酸化シリコン膜33aを形成する。具体的には、第1の光導波路コア21及び第1のクラッド12の上に、CVDによる成膜により酸化シリコン膜33aを形成する。尚、図16(a)は、この工程における上面図である。図16(b)は、図16(a)の一点鎖線16A−16Bにおいて切断した断面図であり、図16(c)は、図16(a)の一点鎖線16C−16Dにおいて切断した断面図であり、図16(d)は、図16(a)の一点鎖線16E−16Fにおいて切断した断面図である。
次に、図17に示すように、酸化シリコン膜33aを加工することにより、第3のクラッド33を形成する。具体的には、酸化シリコン膜33aの上にフォトレジストを塗布し、露光装置による露光、現像を行なうことにより、酸化シリコン膜33aにおいて第3のクラッド33が形成される領域の上に、不図示のレジストパターンを形成する。この後、フッ素成分を含むエッチングガスを用いてRIE等のドライエッチングを行なうことにより、レジストパターンの形成されていない領域の酸化シリコン膜33aを除去し、第1の光導波路コア21等を露出させる。この際行なわれるドライエッチングは、酸化シリコン膜33aの除去に必要な時間行う。選択性があるため第1の光導波路コア21を形成しているシリコンはほとんどエッチングされない。尚、図17(a)は、この工程における上面図である。図17(b)は、図17(a)の一点鎖線17A−17Bにおいて切断した断面図であり、図17(c)は、図17(a)の一点鎖線17C−17Dにおいて切断した断面図であり、図17(d)は、図17(a)の一点鎖線17E−17Fにおいて切断した断面図である。
次に、図18に示すように、第1の光導波路コア21を覆うように第2の光導波路コア22を形成する。具体的には、第1の光導波路コア21及び第1のクラッド12の上に、第2の光導波路コア22を形成するためのSiON膜をCVDによる成膜により形成する。この後、このSiON膜の上にフォトレジストを塗布し、露光装置による露光、現像を行なうことにより、SiON膜において第2の光導波路コア22が形成される領域の上に不図示のレジストパターンを形成する。この後、レジストパターンの形成されていない領域のSiON膜をRIE等のドライエッチングにより、第1のクラッド12の表面が露出するまで除去することにより、第2の光導波路コア22を形成する。この後、不図示のレジストパターンは有機溶剤等により除去する。尚、図18(a)は、この工程における上面図である。図18(b)は、図18(a)の一点鎖線18A−18Bにおいて切断した断面図であり、図18(c)は、図18(a)の一点鎖線18C−18Dにおいて切断した断面図であり、図18(d)は、図18(a)の一点鎖線18E−18Fにおいて切断した断面図である。
次に、図19に示すように、ナノインプリントにより第3のクラッド34を形成する。具体的には、SOG(Spin-on-Glass)等の塗布型の二酸化シリコンを塗布した後、ナノインプリントを行なった後、焼成等の加熱処理を行なうことにより、二酸化シリコンにより第3のクラッド34を形成する。この方法では、ナノインプリントによるプリントにより第3のクラッド34のみ容易に形成することができる。
次に、図20に示すように、第2の光導波路コア22及び第1のクラッド12が露出している領域にフッ素系ポリマー等を塗布した後、固めることにより第2のクラッド32を形成する。第2のクラッド32は、第3のクラッド33と第3のクラッド34の間の領域であるため、フッ素系ポリマー等を塗布することにより、この領域をフッ素系ポリマー等により容易に埋めることができる。尚、図20(a)は、この工程における上面図である。図20(b)は、図20(a)の一点鎖線20A−20Bにおいて切断した断面図であり、図20(c)は、図20(a)の一点鎖線20C−20Dにおいて切断した断面図であり、図20(d)は、図20(a)の一点鎖線20E−20Fにおいて切断した断面図である。
尚、上記以外の内容については、第1の実施の形態と同様である。
〔第3の実施の形態〕
次に、第3の実施の形態について説明する。本実施の形態は、第1の実施の形態とは異なる構造の光導波路素子であるスポットサイズ変換器である。
本実施の形態における光導波路素子であるスポットサイズ変換器は、図21に示されるように、第2のクラッド132と第3のクラッド134との境界面135aが、基板11面に対し垂直ではなく斜めとなるような構造のものであってもよい。このような構造のスポットサイズ変換器では、第2のクラッド132と第3のクラッド134との境界面135aは、第1の光導波路コア21及び第2の光導波路コア22に対して垂直ではなく斜めとなる角度となるように形成される。このように、境界面135aを斜めに形成することにより、リターンロスを減らすことができる。
また、図22に示されるように、第2のクラッド232と第3のクラッド234との境界面235a及び235bが、第1の光導波路コア21及び第2の光導波路コア22に沿った基板11に垂直な面に対し垂直ではなく斜めとなるような構造のものであってもよい。このような構造のスポットサイズ変換器では、第2のクラッド232と第3のクラッド234との境界面235a及び235bは、第1の光導波路コア21及び第2の光導波路コア22に対して垂直ではなく斜めとなる角度となるように形成される。このように、境界面235a及び235bを斜めに形成することにより、図21に示される構造のものと同様にリターンロスを減らすことができる。
また、図23に示されるように、第2のクラッド332と第3のクラッド334との間に、第2のクラッド332の屈折率から第3のクラッド334の屈折率へと屈折率が徐々に変化する屈折率傾斜領域335が形成されているものであってもよい。このような屈折率傾斜領域335は、第2のクラッド332の組成から第3のクラッド334の組成へと徐々に組成が変化するように組成傾斜させることにより形成することが可能である。このように屈折率傾斜領域335を形成することにより、屈折率が急激に変化することなく徐々に変化しているため、この領域における光の反射を低くすることができ、リターンロスを減らすことができる。
尚、上記以外の内容については、第1の実施の形態と同様である。
以上、実施の形態について詳述したが、特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。
上記の説明に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
第1のクラッドと、
前記第1のクラッドの上に、先端が細くなるようにテーパー状に形成された第1の光導波路コアと、
前記第1のクラッドの上に、前記第1の光導波路コアを覆うように形成された第2の光導波路コアと、
前記第1のクラッドの上に、前記第2の光導波路コアを覆うように形成された第2のクラッドと、
第1の光導波路コア及び第2の光導波路コアの延びる方向において、前記第2のクラッドの両側に形成された第3のクラッドと、
を有し、
前記第2の光導波路コアにおける屈折率は、前記第1の光導波路コアにおける屈折率よりも低く、
前記第3のクラッドにおける屈折率は、前記第2の光導波路コアにおける屈折率よりも低く、
前記第2のクラッドにおける屈折率は、前記第3のクラッドにおける屈折率よりも低いことを特徴とする光導波路素子。
(付記2)
前記第3のクラッドにおける屈折率nに対する前記第2のクラッドにおける屈折率nの比n/nは、0.9以上、1.0未満であることを特徴とする付記1に記載の光導波路素子。
(付記3)
前記第3のクラッドにおける屈折率nに対する前記第2のクラッドにおける屈折率nの比n/nは、0.9以上、0.99以下であることを特徴とする付記1に記載の光導波路素子。
(付記4)
前記第3のクラッドにおける屈折率nに対する前記第2のクラッドにおける屈折率nの比n/nは、0.92以上、0.97以下であることを特徴とする付記1に記載の光導波路素子。
(付記5)
前記第1のクラッドは、前記第3のクラッドと同じ材料により形成されていることを特徴とする付記1から4のいずれかに記載の光導波路素子。
(付記6)
前記第3のクラッドは、酸化シリコンを含む材料により形成されていることを特徴とする付記1から5のいずれかに記載の光導波路素子。
(付記7)
前記第2のクラッドは、フッ化マグネシウムまたはフッ素成分を含む樹脂材料により形成されていることを特徴とする付記1から6のいずれかに記載の光導波路素子。
(付記8)
前記第1の光導波路コアは、シリコンを含む材料により形成されていることを特徴とする付記1から7のいずれかに記載の光導波路素子。
(付記9)
前記第2の光導波路コアは、SiONを含む材料により形成されていることを特徴とする付記1から8のいずれかに記載の光導波路素子。
(付記10)
前記第2のクラッドと前記第3のクラッドとの境界面は、前記第1の光導波路コア及び前記第2の光導波路コアの延びる方向に対して所定の角度で傾斜していることを特徴とする付記1から9のいずれかに記載の光導波路素子。
(付記11)
前記第2のクラッドと前記第3のクラッドとの間には、前記第2のクラッドにおける屈折率から前記第3のクラッドにおける屈折率へと徐々に変化する屈折率傾斜領域が設けられていることを特徴とする付記1から10のいずれかに記載の光導波路素子。
(付記12)
前記第1のクラッドは、シリコン基板の上に形成されていることを特徴とする付記1から11のいずれかに記載の光導波路素子。
11 基板
12 第1のクラッド
21 第1の光導波路コア
21a 第1の光導波路コアの先端
22 第2の光導波路コア
32 第2のクラッド
33 第3のクラッド
34 第3のクラッド

Claims (4)

  1. 第1のクラッドと、
    前記第1のクラッドの上に、先端が細くなるようにテーパー状に形成された第1の光導波路コアと、
    前記第1のクラッドの上に、前記第1の光導波路コアを覆うように形成された第2の光導波路コアと、
    前記第1のクラッドの上に、前記第2の光導波路コアを覆うように形成された第2のクラッドと、
    第1の光導波路コア及び第2の光導波路コアの延びる方向において、前記第2のクラッドの両側に形成された第3のクラッドと、
    を有し、
    前記第2のクラッドの両側に形成された前記第3のクラッドのうち、前記第1の光導波路コアの先端が細くなっている側の第3のクラッドは、前記第2の光導波路コアを覆うように形成されており、前記第1の光導波路コアの先端が細くなっている側とは反対側の第3のクラッドは、前記第1の光導波路コアを覆うように形成されているものであって、
    前記第2の光導波路コアにおける屈折率は、前記第1の光導波路コアにおける屈折率よりも低く、
    前記第3のクラッドにおける屈折率は、前記第2の光導波路コアにおける屈折率よりも低く、
    前記第2のクラッドにおける屈折率は、前記第3のクラッドにおける屈折率よりも低く、
    前記第3のクラッドにおける屈折率n に対する前記第2のクラッドにおける屈折率n の比n /n は、0.9以上、1.0未満であることを特徴とする光導波路素子。
  2. 前記第1のクラッドは、前記第3のクラッドと同じ材料により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光導波路素子。
  3. 前記第2のクラッドと前記第3のクラッドとの境界面は、前記第1の光導波路コア及び前記第2の光導波路コアの延びる方向に対して所定の角度で傾斜していることを特徴とする請求項1または2に記載の光導波路素子。
  4. 前記第2のクラッドと前記第3のクラッドとの間には、前記第2のクラッドにおける屈折率から前記第3のクラッドにおける屈折率へと徐々に変化する屈折率傾斜領域が設けられていることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の光導波路素子。
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