JP5981361B2 - 光通信システム、送信器、受信器および光通信方法 - Google Patents

光通信システム、送信器、受信器および光通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、光OFDM伝送方式におけるFFTサイズを推定する技術に関する。
従来の光ネットワークでは、サービスに対して利用できる周波数帯域幅が固定的に割り当てられていた。しかし、サービスの多様化によって、物理リソースをサービス毎に柔軟に割り当てることが将来的には求められるだろう。このような光ネットワークは、伝送容量が伸縮自在(エラスティック)な光ネットワークと呼ばれる。
エラスティック光ネットワークを実現するうえで注目すべき伝送方式として、光OFDM伝送方式が提案されている(特許文献1)。光OFDM伝送方式は、高速なデータ信号を低速で狭帯域なデータ信号に変換し、互いに直交する多数の搬送波(サブキャリア)に各データを重畳して伝送する技術である。また、光OFDM伝送方式は、周波数軸上で並列にデータ伝送を行うマルチキャリア伝送方式の一つである。光OFDM伝送方式による信号のスペクトルは、矩形に近い形状となるため、一般に周波数利用効率が高くなる。さらに、光OFDM伝送方式では、使用するサブキャリア数やシンボルレート、サブキャリア毎の変調多値度を選択することにより信号の周波数帯域幅やビットレートを柔軟に選択できるため、光OFDM伝送方式はエラスティック光ネットワークに向いているといえる。
特開2012−186673号公報
ところで、光OFDM伝送方式を採用したエラスティック光ネットワークでは、光OFDM信号のパラメータ(FFTサイズやサブキャリア数など)が動的に変更されるため、受信器は、何らかの手段によって変更後のパラメータを認識しなければならない。変更後のパラメータを専用の制御チャネルを介して伝送することも考えられる。しかし、これでは制御チャネルのために波長を確保するなど、光通信システムが冗長となりやすい。
そこで、本発明は、制御チャネルを使用することなく、光OFDM信号からFFTサイズなどのパラメータを推定することを目的とする。
本発明によれば、送信器と受信器とを有した光OFDM方式の光通信システムであって、
前記送信器は、
送信信号系列に対して2つのトレーニングシンボルを付加してOFDM信号を生成する信号生成部と、
前記OFDM信号で光源からの光を変調して光OFDM信号を出力する変調部と
を有し、
前記受信器は、
前記光OFDM信号を受信してOFDM信号に変換して出力するフロントエンド部と、
前記OFDM信号に対して前記受信器が保持しているトレーニングシンボルで相関演算を実行する相関処理部と、
前記相関処理部によって得られた2つの相関ピークのタイミングから求められるOFDM信号の1シンボルの時間長と、前記信号生成部が備えるデジタルアナログ変換器のサンプリングレートであって前記受信器にとって既知のサンプリングレートとに基づいて、FFTサイズを推定する推定部と
を有し、
前記送信器の前記信号生成部は、前記受信器が保持しているトレーニングシンボルのサイズと前記FFTサイズとが異なっている場合、前記受信器が保持しているトレーニングシンボルに、当該トレーニングシンボルとは相関の小さい別の系列を連結して1つのトレーニングシンボルグループを形成し、前記2つのトレーニングシンボルとして2つのトレーニングシンボルグループを前記送信信号系列に付加して前記OFDM信号を生成することを特徴とする光通信システムが提供される。
本発明によれば、光OFDM信号からFFTサイズなどのパラメータを推定することが可能となる。
図1は、実施の形態に係る光通信システムを示す図である。 図2は、FFTサイズに応じたトレーニングシンボルの配置を示す図である。 図3は、FFTサイズに応じたトレーニングシンボルの配置を示す図である。 図4は、送信器と受信器の一例を示す図である。 図5は、デジタル信号処理部の機能を示すブロック図である。
本発明を実施するための形態について、以下では図面を用いて詳細に説明する。
<基本的な技術思想>
ここでは、一例として偏波多重光OFDM伝送方式に本発明を適用した事例について説明する。
図1は、本実施形態に係る光通信システムを示している。ここでは、説明の簡明化を図るために、送信器100と受信器150とがそれぞれ1つずつしか示されていないが、これらは複数であってもよい。送信器100は、光ファイバ102を介して受信器150と接続されている。光ファイバ102を中心とした光ネットワークには、光増幅器101なども挿入されている。
本実施形態の前提として、送信器100のデジタル/アナログ変換器(DAC)のサンプリングレートSRは固定かつ受信器150においても既知である。送信器100は、偏波多重伝送用に2個のトレーニングシンボル(TS)を送信信号系列に付加して送信信号S1を生成して送信する。受信器150は、シンボル同期確立のために、トレーニングシンボルと受信信号系列S2の相互相関を計算する。これにより、同期確立となるタイミングが2点現われる。2点のタイミングP1,P2が得られるのは、2個のTSを使用しているためである。2つの隣り合ったOFDMシンボルで2個のトレーニングシンボルを送信するため、2点のタイミングP1,P2間の時間差STはOFDM信号1シンボルの時間長SLと一致する。
OFDMのシンボルの時間長SL(時間差ST)とFFTサイズには以下の関係がある。
FFTサイズ=ST × SR − SCP・・・式1
ここで、SCPは、サイクリックプレフィックス(CP)のサイズを示している。よって、受信器150は、式1に対して、OFDM信号の1シンボルの時間長と、既知のDACサンプリングレートおよび既知のCPサイズとを代入することで、FFTサイズを推定できる。
なお、CPサイズは、必ずしも既知でなくてもよく、推定可能であれば十分である。CPサイズの推定は、たとえば、次の方法で実現可能である。一例として、DACのサンプリングレートを10GSample/sと仮定する。OFDM1シンボルの時間長の測定値(時間差ST)が104.4nsであったと仮定する。受信器150は、OFDM信号1シンボルの時間長とDACサンプリングレートとを乗算して積を算出する。
積= 104.4[ns] × 10[GSample/s]
= 1044
一般に、FFTサイズは2のべき乗となる。よって、受信器150は、求めた1044より小さく、かつ、1044に最も近い2のべき乗の値である1024をFFTサイズの推定値として決定する。また、受信器150は、CPサイズの推定値を、1044−1024=20として、算出できる。ここでは、CPサイズが、通常、FFTサイズと比較してかなり小さいサイズとなるという事実を用いている。
ところで、あるFFTサイズから別のFFTサイズに変更されてしまうと、シンボル同期が外れてしまう。この理由について説明する。送信信号のFFTサイズが変更されると、送信信号系列に挿入されるトレーニングシンボル自体のサイズも変更される。その結果、送信器のトレーニングシンボルと、受信器が予め持っているトレーニングシンボルとが異なってしまうため、FFTサイズが推定できなくなってしまうし、そもそもシンボル同期が取れなくなってしまう。
そこで、受信器150が予め保持しておくトレーニングシンボルのサイズは、送信信号S1に挿入され得る最小サイズのトレーニングシンボルとする。さらに、送信器100で挿入するトレーニングシンボルのサイズは、最小サイズのn倍(nは2以上の整数)とする。つまり、同一のトレーニングシンボルがn回にわたって繰り返され、1つのトレーニングシンボルグループを形成することになる。なお、偏波多重方式を採用しているため、2つのトレーニングシンボルグループが必要になる。FFTサイズとしては一般に2のべき乗が選択される。よって、nを2のべき乗とすることが望ましい。
代替案として、n個のTSのうち先頭のトレーニングシンボルを受信器150にとって既知のトレーニングシンボルとし、それ以降のトレーニングシンボルを先頭のトレーニングシンボルに対して相関の低い系列としてもよい。受信器150にとって既知のトレーニングシンボルを先頭のトレーニングシンボルとしているのは、シンボル同期を確立しやすくするためである。なお、2つの既知のトレーニングシンボル間の距離(時間)が受信器150にとって既知の距離であれば、先頭以外の位置に受信器150にとって既知のトレーニングシンボルが配置されてもよい。
図2は、FFTサイズとトレーニングシンボルとの長さが一致しているケース(i)と、FFTサイズとトレーニングシンボルとの長さが一致していないケース(ii)とにおけるトレーニングシンボルの配置の違いを示している。これらのケースでは、説明の便宜上、受信器150が保持しているトレーニングシンボルのサイズ(最小サイズ)を32と仮定している。送信器100のFFTサイズが32であれば、図1で説明したケース(i)と同様のトレーニングシンボル配置となる。つまり、2つのトレーニングシンボルが送信信号系列に対して連続して付加される。
一方で、FFTサイズが64であるケース(ii)の場合、受信器150にとって既知のトレーニングシンボルと当該トレーニングシンボルに対して相関の小さい他のトレーニングシンボルとを連結してサイズが64のトレーニングシンボルグループを形成する。そして、送信器100は、2つのトレーニングシンボルグループを送信信号系列に付加する。図2が示すように、既知のトレーニングシンボルから既知のトレーニングシンボルまでの距離は64となり、相関処理により得られる2つの相関ピークP1、P2間の距離も64となる。よって、受信器150は、2つの相関ピークP1、P2間の時間差STを測定し、測定値を式1に代入することで、FFTサイズを推定することができる。
図3は、FFTサイズとトレーニングシンボルとの長さが一致しているケース(i)と、FFTサイズとトレーニングシンボルとの長さが一致していないケース(ii)とにおけるトレーニングシンボルの配置を示す他の例を示している。これらのケースでは、説明の便宜上、受信器150は2つの異なるトレーニングシンボルTS1、TS2を保持しており、トレーニングシンボルTS1、TS2のサイズ(最小サイズ)はそれぞれ32と仮定している。
FFTサイズが32であれば、トレーニングシンボル配置は、図3に示したケース(i)となる。つまり、2つのトレーニングシンボルTS1、TS2が送信信号系列に対して連続して付加される。また、トレーニングシンボルTS1、TS2はそれぞれ異なる偏波に割り当てられる。
受信器150は、2つのトレーニングシンボルTS1、TS2を用いてそれぞれ相関演算を実行する。受信器150は、トレーニングシンボルTS1により最初に得られた相関ピークのタイミングP1からトレーニングシンボルTS2により最初に得られた相関ピークのタイミングP2までの時間差STを求める。上述したように、この時間差はFFTサイズに対応している。
FFTサイズが64であれば、トレーニングシンボル配置は、図3に示したケース(ii)となる。FFTサイズは、トレーニングシンボルの最小サイズの2倍である。送信器100は、2つのトレーニングシンボルTS1を連結して第1のトレーニングシンボルグループTSG1を作成する。さらに、送信器100は、2つのトレーニングシンボルTS2を連結して第2のトレーニングシンボルグループTSG2を作成する。最後に、送信器100は、第1のトレーニングシンボルグループTSG1と第2のトレーニングシンボルグループTSG2を送信信号系列に対して付加する。また、第1のトレーニングシンボルグループTSG1と第2のトレーニングシンボルグループTSG2はそれぞれ異なる偏波に割り当てられる。
受信器150は、2つのトレーニングシンボルTS1、TS2を用いてそれぞれ相関演算を実行する。受信器150は、トレーニングシンボルTS1により最初に得られた相関ピークのタイミングP1からトレーニングシンボルTS2により最初に得られた相関ピークのタイミングP2までの時間差STを求める。上述したように、この時間差はFFTサイズに対応している。
このように、FFTサイズがトレーニングシンボルのサイズのn倍(nは2以上の整数)であるときは、送信器100が、最小サイズのトレーニングシンボルをn個連結することで1つのトレーニングシンボルグループを作成する。つまり、送信器100は、受信器150にとって既知である2種類のトレーニングシンボルTS1,TS2についてそれぞれトレーニングシンボルグループTSG1、TSG2を作成する。トレーニングシンボルグループTSG1、TSG2の系列長は、最小サイズのn倍であり、FFTサイズに一致している。
FFTサイズがトレーニングシンボルのサイズのn倍の場合も、受信器150は、2つのトレーニングシンボルTS1、TS2を用いてそれぞれ相関演算を実行する。受信器150は、トレーニングシンボルTS1により最初に得られた相関ピークのタイミングP1からトレーニングシンボルTS2により最初に得られた相関ピークのタイミングP2までの時間差STを求める。上述したように、この時間差はFFTサイズに対応している。
<システム構成の一例>
図4は、偏波多重光OFDM方式の光通信システムの一例を示している。送信器100のトレーニングシンボル生成部111は、FFTサイズに応じたトレーニングシンボルを生成してOFDMベースバンド信号生成部112に出力する。OFDMベースバンド信号生成部112は、入力されてきた送信信号系列にトレーニングシンボルを結合し、シリアルパラレル変換し、逆高速変フーリエ変換部113で逆高速変フーリエ変換し、パラレルシリアル変換し、さらに、サイクリックプリフィックスを挿入し、デジタルアナログ変換器114で変換を実行し、2つの偏波用の信号を生成する。光変調器116は、光源であるレーザー115からの光を2つの偏波用の信号で変調し、さらに偏波多重化して送信する変調部として機能している。このように、本実施形態の光通信システムは偏波多重方式を採用しており、2つのトレーニングシンボルはそれぞれ異なる偏波により伝送される。
受信器150は、光OFDM信号を受信してOFDM信号に変換して出力するフロントエンド部を有している。フロントエンド部は、たとえば、バンドパスフィルタ151、光ハイブリッド回路153および光/電気信号変換器154を有している。バンドパスフィルタ151は、波長を選択するための帯域濾波を実行する。光ハイブリッド回路153は、光受信信号と局部発信光源152から局部発信光とを入力し、偏波分離するとともにコヒーレントディテクションを実行する。光/電気信号変換器154で、偏波分離された各偏波ごとの光信号を電気信号に変換する。アナログデジタル変換器155は、各偏波ごとのアナログ電気信号をデジタル信号に変換してデジタル信号処理部156に出力する。
図5は、デジタル信号処理部156の機能を示すブロック図である。デジタルバンドパスフィルタ161は、アナログデジタル変換器155からのデジタル信号(OFDM受信信号)に対して帯域制限を行うフィルタである。位相雑音補償部162は、OFDM受信信号の位相雑音を補償するように動作する。シンボル同期部163は、OFDM受信信号(受信信号系列)に対して、シンボル同期部163が保持している既知のトレーニングシンボルで相関演算を実行して相互相関値を求め、相互相関値がピークとなるタイミングをOFDMシンボルの開始タイミングとして特定し、シンボル同期を獲得する。なお、シンボル同期部163は、算出した相関値をFFTサイズ推定部168に出力する。このように、シンボル同期部163は、OFDM信号に対して受信器150が保持しているトレーニングシンボルで相関演算を実行する相関処理部として機能している。
FFTサイズ推定部168は、相関値から2つの相関ピークのタイミングを求め、さらに、2つの相関ピークのタイミング間の時間差を計測する。そして、FFTサイズ推定部168は、時間差(OFDM信号の1シンボルの時間長)と、デジタルアナログ変換器114のサンプリングレートであって受信器150にとって既知のサンプリングレートSRとに基づいてFFTサイズを推定する推定部として機能する。FFTサイズ推定部168は、1シンボルの時間長と既知のサンプリングレートとの積からOFDM信号に付与されているサイクリックプレフィックスのサイズを減算することでFFTサイズを算出してもよい。また、FFTサイズ推定部168は、1シンボルの時間長と既知のサンプリングレートとの積よりも小さく、かつ、当該積に対して最も近い2のべき乗の値をFFTサイズとして決定してもよい。
ガードインターバル除去・シリアルパラレル変換部164は、OFDM信号から再クリックプレフィックスを含むガードインターバルを除去し、さらにシリアルパラレル変換を実行する。高速フーリエ変換部165は、FFTサイズ推定部168により推定されたFFTサイズにしたがってOFDM信号を高速フーリエ変換する。トレーニングシンボル除去部166は、受信信号系列からトレーニングシンボルを除去する。パラレルシリアル変換部167は、受信信号系列に対してパラレルシリアル変換を実行する。なお、チャネル推定部169は、受信信号系列からチャネル推定を実行する。
以上説明したように、本実施形態によれば、送信器100が、送信信号系列に対して2つのトレーニングシンボルを付加してOFDM信号を生成し、光源からの光を変調して光OFDM信号を出力する。受信器150は、光OFDM信号を受信してOFDM信号に変換し、受信器150が保持しているトレーニングシンボルで相関演算を実行する。とりわけ、受信器150は、相関処理によって得られた2つの相関ピークのタイミングから求められるOFDM信号の1シンボルの時間長と、信号生成部が備えるデジタルアナログ変換器のサンプリングレートであって受信器150にとって既知のサンプリングレートとに基づいて、FFTサイズを推定する。よって、本実施形態では、FFTサイズを伝達するための制御チャネルやその送受信器を削減できる利点がある。つまり、極めて簡単な方法によりFFTサイズを推定できるため、送信器100がFFTサイズを動的に変更しても、受信器150はFFTサイズの変更に追従することができる。
なお、サイクリックプレフィックスのサイズが既知であれば、1シンボルの時間長と既知のサンプリングレートとの積からイクリックプレフィックスのサイズを減算することで、FFTサイズを算出することができる。また、サイクリックプレフィックスのサイズが既知であることは本発明にとって必須ではない。たとえば、受信器150は、1シンボルの時間長と既知のサンプリングレートとの積よりも小さく、かつ、当該積に対して最も近い2のべき乗の値をFFTサイズとして決定することができる。
本実施形態では、光通信システムが偏波多重方式を採用しており、2つのトレーニングシンボルをそれぞれ異なる偏波により伝送するものとして説明した。しかしながら、偏波多重方式は必須というわけではない。2つのトレーニングシンボルから得られる相関ピークのタイミングとFFTサイズとが一対一の関係となれば十分だからである。たとえば、受信信号系列において、2つのトレーニングシンボルは必ずしも隣り合ったOFDMシンボルでなくてもよい。たとえば、2つのトレーニングシンボルの間に1つ以上の他のOFDMシンボルが存在していたとしても、そのOFDMシンボルの数が受信器150にとって既知であれば、やはりFFTサイズを推定できる。
トレーニングシンボルとしては、鋭い相関ピークが得られるような符号系列であれば採用できる。
図2を用いて説明したように、受信器150が保持しているトレーニングシンボルのサイズとFFTサイズとが異なっていてもよい。この場合、送信器100のOFDMベースバンド信号生成部112は、受信器150が保持しているトレーニングシンボルに、当該トレーニングシンボルとは相関の小さい別の系列を連結して1つのトレーニングシンボルグループを形成し、2つのトレーニングシンボルグループを送信信号系列に付加してOFDM信号を生成する。受信器150は、2つのトレーニングシンボルグループのそれぞれに含まれている最小サイズのトレーニングシンボルに対する相関ピークのタイミングを見つけることで、時間差(1シンボルの時間長)を求めることができる。よって、受信器150は、受信器150が保持しているトレーニングシンボルのサイズとFFTサイズとが一致している場合と同様の処理によりFFTサイズを推定できる。
図3を用いて説明したように、受信器150が保持しているトレーニングシンボルのサイズとFFTサイズとが異なっていてもよい。なお、受信器150は、サイズが等しい2つの異なるトレーニングシンボルTS1、TS2を保持しているものとする。FFTサイズは、受信器150が保持しているトレーニングシンボルTS1,TS2のサイズのn倍(nは2以上の整数)となることがある。この場合、送信器100のOFDMベースバンド信号生成部112は、受信器150が保持している第1のトレーニングシンボルTS1をn個連結して第1のトレーニングシンボルグループTSG1を作成するとともに、受信器150が保持している第2のトレーニングシンボルTS2をn個連結して第2のトレーニングシンボルグループTSG2を作成する。さらに、受信器150は、第1のトレーニングシンボルグループTSG1と第2のトレーニングシンボルグループTSG2とを送信信号系列に付加してOFDM信号を生成する。
受信器150のシンボル同期部163に含まれている相関処理部は、第1のトレーニングシンボルTS1と第2のトレーニングシンボルTS2とを用いてそれぞれ別個にOFDM信号に対して相関演算を実行して相関ピークを求める。受信器150のFFTサイズ推定部168は、第1のトレーニングシンボルTS1により最初に得られた相関ピークのタイミングP1から第2のトレーニングシンボルTS2により最初に得られた相関ピークのタイミングP2までの時間差をOFDM信号の1シンボルの時間長として用いてFFTサイズを推定する。
このようにFFTサイズがトレーニングシンボルの最小サイズのn倍となっている場合は、n個のトレーニングシンボルを連結して新たなトレーニングシンボルを形成して送信信号系列とともに送信することで、受信器150は、FFTサイズを推定できるようになる。
なお、光OFDM信号から得られる他のパラメータとしては、たとえば、サブキャリア数がある。サブキャリア数は、OFDM信号の1シンボルの時間長とDACのサンプリングレートとの積として表すことができる場合がある。よって、FFTサイズ推定部168は、サブキャリア数推定部として機能してもよい。

Claims (13)

  1. 送信器と受信器とを有した光OFDM方式の光通信システムであって、
    前記送信器は、
    送信信号系列に対して2つのトレーニングシンボルを付加してOFDM信号を生成する信号生成部と、
    前記OFDM信号で光源からの光を変調して光OFDM信号を出力する変調部と
    を有し、
    前記受信器は、
    前記光OFDM信号を受信してOFDM信号に変換して出力するフロントエンド部と、
    前記OFDM信号に対して前記受信器が保持しているトレーニングシンボルで相関演算を実行する相関処理部と、
    前記相関処理部によって得られた2つの相関ピークのタイミングから求められるOFDM信号の1シンボルの時間長と、前記信号生成部が備えるデジタルアナログ変換器のサンプリングレートであって前記受信器にとって既知のサンプリングレートとに基づいて、FFTサイズを推定する推定部と
    を有し、
    前記送信器の前記信号生成部は、前記受信器が保持しているトレーニングシンボルのサイズと前記FFTサイズとが異なっている場合、前記受信器が保持しているトレーニングシンボルに、当該トレーニングシンボルとは相関の小さい別の系列を連結して1つのトレーニングシンボルグループを形成し、前記2つのトレーニングシンボルとして2つのトレーニングシンボルグループを前記送信信号系列に付加して前記OFDM信号を生成することを特徴とする光通信システム。
  2. 送信器と受信器とを有した光OFDM方式の光通信システムであって、
    前記送信器は、
    送信信号系列に対して2つのトレーニングシンボルを付加してOFDM信号を生成する信号生成部と、
    前記OFDM信号で光源からの光を変調して光OFDM信号を出力する変調部と
    を有し、
    前記受信器は、
    前記光OFDM信号を受信してOFDM信号に変換して出力するフロントエンド部と、
    前記OFDM信号に対して前記受信器が保持しているトレーニングシンボルで相関演算を実行する相関処理部と、
    前記相関処理部によって得られた2つの相関ピークのタイミングから求められるOFDM信号の1シンボルの時間長と、前記信号生成部が備えるデジタルアナログ変換器のサンプリングレートであって前記受信器にとって既知のサンプリングレートとに基づいて、FFTサイズを推定する推定部と
    を有し、
    前記受信器は、サイズが等しい2つの異なるトレーニングシンボルとして第1のトレーニングシンボルと第2のトレーニングシンボルを保持しており、
    前記送信器の前記信号生成部は、前記FFTサイズが、前記受信器が保持しているトレーニングシンボルのサイズのn倍(nは2以上の整数)となっている場合、前記第1のトレーニングシンボルをn個連結して第1のトレーニングシンボルグループを作成するとともに、前記第2のトレーニングシンボルをn個連結して第2のトレーニングシンボルグループを作成し、前記第1のトレーニングシンボルグループと第2のトレーニングシンボルグループとを前記送信信号系列に付加して前記OFDM信号を生成し、
    前記受信器の前記相関処理部は、前記第1のトレーニングシンボルと前記第2のトレーニングシンボルとを用いてそれぞれ前記OFDM信号に対して相関演算を実行し、
    前記受信器の前記推定部は、前記第1のトレーニングシンボルにより最初に得られた相関ピークのタイミングから前記第2のトレーニングシンボルにより最初に得られた相関ピークのタイミングまでの時間差を前記OFDM信号の1シンボルの時間長として用いて前記FFTサイズを推定することを特徴とする通信システム。
  3. 前記推定部は、
    前記1シンボルの時間長と前記既知のサンプリングレートとの積から前記OFDM信号に付与されているサイクリックプレフィックスのサイズを減算することで、前記FFTサイズを算出することを特徴とする請求項1または2に記載の光通信システム。
  4. 前記推定部は、
    前記1シンボルの時間長と前記既知のサンプリングレートとの積よりも小さく、かつ、当該積に対して最も近い2のべき乗の値を前記FFTサイズとして決定することを特徴とする請求項1または2に記載の光通信システム。
  5. 前記光通信システムは偏波多重方式を採用しており、前記2つのトレーニングシンボルはそれぞれ異なる偏波により伝送されることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の光通信システム。
  6. 光OFDM方式の光通信システムに使用される送信器であって、
    送信信号系列に対して2つのトレーニングシンボルを付加してOFDM信号を生成する信号生成部と、
    前記OFDM信号で光源からの光を変調して光OFDM信号を出力する変調部と
    を有し、
    前記信号生成部は、受信器が保持しているトレーニングシンボルのサイズとFFTサイズとが異なっている場合、前記受信器が保持しているトレーニングシンボルに、当該トレーニングシンボルとは相関の小さい別の系列を連結して1つのトレーニングシンボルグループを形成し、前記2つのトレーニングシンボルとして2つのトレーニングシンボルグループを前記送信信号系列に付加して前記OFDM信号を生成することを特徴とする送信器。
  7. 光OFDM方式の光通信システムに使用される送信器であって、
    送信信号系列に対して2つのトレーニングシンボルを付加してOFDM信号を生成する信号生成部と、
    前記OFDM信号で光源からの光を変調して光OFDM信号を出力する変調部と
    を有し、
    受信器は、サイズが等しい2つの異なるトレーニングシンボルとして第1のトレーニングシンボルと第2のトレーニングシンボルを保持しており、
    前記送信器の前記信号生成部は、FTサイズが、前記受信器が保持しているトレーニングシンボルのサイズのn倍(nは2以上の整数)となっている場合、前記第1のトレーニングシンボルをn個連結して第1のトレーニングシンボルグループを作成するとともに、前記第2のトレーニングシンボルをn個連結して第2のトレーニングシンボルグループを作成し、前記第1のトレーニングシンボルグループと第2のトレーニングシンボルグループとを前記送信信号系列に付加して前記OFDM信号を生成することを特徴とする送信器。
  8. 光OFDM方式の光通信システムに使用される受信器であって、
    送信器が送信信号系列に対して2つのトレーニングシンボルを付加してOFDM信号を生成し、当該OFDM信号で光源からの光を変調して送信した光OFDM信号を受信し、OFDM信号に変換して出力するフロントエンド部と、
    前記OFDM信号に対して前記受信器が保持しているトレーニングシンボルで相関演算を実行する相関処理部と、
    前記相関処理部によって得られた2つの相関ピークのタイミングから求められるOFDM信号の1シンボルの時間長と、前記送信器の信号生成部が備えるデジタルアナログ変換器のサンプリングレートであって前記受信器にとって既知のサンプリングレートとに基づいて、FFTサイズを推定する推定部と
    を有し、
    前記送信器の前記信号生成部は、前記受信器が保持しているトレーニングシンボルのサイズと前記FFTサイズとが異なっている場合、前記受信器が保持しているトレーニングシンボルに、当該トレーニングシンボルとは相関の小さい別の系列を連結して1つのトレーニングシンボルグループを形成し、前記2つのトレーニングシンボルとして2つのトレーニングシンボルグループを前記送信信号系列に付加して前記OFDM信号を生成することを特徴とする受信器。
  9. 光OFDM方式の光通信システムに使用される受信器であって、
    送信器が送信信号系列に対して2つのトレーニングシンボルを付加してOFDM信号を生成し、当該OFDM信号で光源からの光を変調して送信した光OFDM信号を受信し、OFDM信号に変換して出力するフロントエンド部と、
    前記OFDM信号に対して前記受信器が保持しているトレーニングシンボルで相関演算を実行する相関処理部と、
    前記相関処理部によって得られた2つの相関ピークのタイミングから求められるOFDM信号の1シンボルの時間長と、前記送信器の信号生成部が備えるデジタルアナログ変換器のサンプリングレートであって前記受信器にとって既知のサンプリングレートとに基づいて、FFTサイズを推定する推定部と
    を有し、
    前記受信器は、サイズが等しい2つの異なるトレーニングシンボルとして第1のトレーニングシンボルと第2のトレーニングシンボルを保持しており、
    前記送信器の前記信号生成部は、前記FFTサイズが、前記受信器が保持しているトレーニングシンボルのサイズのn倍(nは2以上の整数)となっている場合、前記第1のトレーニングシンボルをn個連結して第1のトレーニングシンボルグループを作成するとともに、前記第2のトレーニングシンボルをn個連結して第2のトレーニングシンボルグループを作成し、前記第1のトレーニングシンボルグループと第2のトレーニングシンボルグループとを前記送信信号系列に付加して前記OFDM信号を生成し、
    前記受信器の前記相関処理部は、前記第1のトレーニングシンボルと前記第2のトレーニングシンボルとを用いてそれぞれ前記OFDM信号に対して相関演算を実行し、
    前記受信器の前記推定部は、前記第1のトレーニングシンボルにより最初に得られた相関ピークのタイミングから前記第2のトレーニングシンボルにより最初に得られた相関ピークのタイミングまでの時間差を前記OFDM信号の1シンボルの時間長として用いて前記FFTサイズを推定することを特徴とする信器。
  10. 前記推定部は、
    前記1シンボルの時間長と前記既知のサンプリングレートとの積から前記OFDM信号に付与されているサイクリックプレフィックスのサイズを減算することで、前記FFTサイズを算出することを特徴とする請求項8または9に記載の受信器。
  11. 前記推定部は、
    前記1シンボルの時間長と前記既知のサンプリングレートとの積よりも小さく、かつ、当該積に対して最も近い2のべき乗の値を前記FFTサイズとして決定することを特徴とする請求項8または9に記載の受信器。
  12. 前記光通信システムは偏波多重方式を採用しており、前記2つのトレーニングシンボルはそれぞれ異なる偏波により伝送されることを特徴とする請求項ないし11のいずれか1項に記載の受信器。
  13. 送信器と受信器とを有した光OFDM方式の光通信方法であって、
    前記送信器が、送信信号系列に対して2つのトレーニングシンボルを付加してOFDM信号を生成する信号生成工程と、
    前記送信器が、前記OFDM信号で光源からの光を変調して光OFDM信号を出力する変調工程と、
    前記受信器が、前記光OFDM信号を受信してOFDM信号に変換して出力する工程と、
    前記受信器が、前記OFDM信号に対して前記受信器が保持しているトレーニングシンボルで相関演算を実行する相関処理工程と、
    前記受信器が、前記相関処理工程によって得られた2つの相関ピークのタイミングから求められるOFDM信号の1シンボルの時間長と、前記送信器の信号生成部が備えるデジタルアナログ変換器のサンプリングレートであって前記受信器にとって既知のサンプリングレートとに基づいて、FFTサイズを推定する推定工程と
    を有し、
    前記送信器の前記信号生成工程は、前記受信器が保持しているトレーニングシンボルのサイズと前記FFTサイズとが異なっている場合、前記受信器が保持しているトレーニングシンボルに、当該トレーニングシンボルとは相関の小さい別の系列を連結して1つのトレーニングシンボルグループを形成し、前記2つのトレーニングシンボルとして2つのトレーニングシンボルグループを前記送信信号系列に付加して前記OFDM信号を生成する工程を有することを特徴とする光通信方法。
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