JP5980550B2 - デジタル放送受信装置、データ放送の表示制御方法、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

デジタル放送受信装置、データ放送の表示制御方法、プログラム、及び記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、デジタル放送受信装置に関し、特に、データ放送を表示することができるデジタル放送受信装置に関する。
BS/CSデジタル放送や地上波デジタル放送などの各種デジタル放送では、映像音声信号による通常のテレビ番組(動画)の放送のほかに、映像音声データ、静止画データ、テキストデータ、及び、これら各データの時間的、空間的配置を制御する制御データ(例えばBML文書等)等からなるコンポーネントデータで構成されるデータ放送も放送されている。データ放送には、映像音声信号による動画にデータ放送(データ放送と称する)も付随させて1つの番組として放送される連動型データ放送と、動画に付随せずにコンポーネントデータのみで放送される独立型データ放送とがある。
これらのデータ放送では、制御データを用いることで、ユーザに対してインタラクティブなサービスを提供することができる。ユーザは、提示される画面の内容を基に、リモコンなどの操作よって、画面を遷移させて所望する情報を参照することが可能となる。
しかしながら、データ放送は、ユーザが所望の情報を参照するまでに多くのキー操作が必要であったり、表示画面の切り替わりに時間がかかったりなどの課題が残されている。そこで、例えば下記特許文献1では、ユーザが頻繁に利用する情報を容易に参照できるようキー操作の改善を図ったデジタル放送受信機が提案されている。
また、データ放送を受信して表示している状態で、データ放送を表示させるためのリモコンのdボタンが押下された場合、動画を全画面表示に切替えるとともに、データ放送の受信はそのまま継続し、かつデータ放送に関する操作をマスクする制御を行ない、データ放送を受信しているが表示していない状態でdボタンが押下された場合、データ放送に関する操作のマスクを解除してデータ放送の画面に切替える制御を行なう技術がある(特許文献2)。
これにより、データ放送の画面を閉じて、動画を全画面表示させた後、再度データ放送の画面を表示させる場合に、初期画面に戻ることなく、閉じた時の画面のまま再表示させることが可能であり、かつ、動画の全画面表示からデータ放送の表示への画面切り替え時間を短縮することが可能になる。
特開2006−180132号公報 特開2008−236314号公報
しかしながら、上記特許文献1では、キー操作の改善はなされるものの、表示画面の切り替わりに時間がかかる課題の改善はなされていない。また、データ放送は、上記した自らの番組の制御データによって、番組内における表示画像の制御を行なう。例えば、連動型データ放送の場合、動画を表示中に、リモコンの「d」ボタンが押されたらデータ放送を起動してこのデータ放送の表示を開始し、再度「d」ボタンが押されたらデータ放送を終了してこのデータ放送の表示を停止するような制御が行なわれるのが一般的である。このとき、多くの連動型データ放送では、データ放送を終了した時の状態を保持する制御を行なうような制御データを持たない場合が多い。
従って、データ放送の画面が所定の画面に遷移した後に、「d」ボタンが押された場合に、データ放送を終了してしまう。従って、再度「d」ボタンが押されてもデータ放送の表示画面は遷移した画面ではなく、データ放送起動時の初期画面が表示されてしまうという問題がある。
また、上記特許文献2に記載の技術は、視聴番組のデータ放送の表示状態を記憶させておき、一旦データ放送を終了しても(閉じても)、再度同じ番組のデータ放送を表示させる場合、データ放送のトップページから表示するのではなく、過去視聴していたデータ放送の階層を最初に表示する。
従って、番組が変わった場合や、視聴する時間帯が異なる場合の考慮がなされておらず、同じデータ放送の階層で表示されてしまう可能性があるため、結局トップ画面が表示された方が扱いやすい場合が生じる。
本発明は、データ放送の表示・非表示を自動的に行わせることで、ユーザ操作の負担を軽減し、データ放送の使い勝手を向上することを目的とする。
本発明の一観点によれば、データ放送を表示可能なデジタル放送受信装置であって、データ放送を自動的に表示又は非表示にする受信側データ放送自動表示条件を記憶するメモリ部と、前記受信側データ放送自動表示条件に基づいて、データ放送の表示、非表示を制御するデータ放送表示制御部と、を有することを特徴とするデジタル放送受信装置が提供される。
番組特定情報は、例えば、テレビ番組のチャネル、放送時間帯、番組の属性(ジャンル等)の少なくともいずれか1を特定する情報であり、これらの組み合わせを特定する情報であっても良い。
選局された番組を特定する番組特定情報を取得する番組特定情報取得部と、選局された番組のデータ放送のデータ放送特定情報を取得するデータ放送特定情報取得部と、を有し、前記受信側データ放送自動表示条件は、前記番組特定情報と前記データ放送特定情報との少なくともいずれかにより特定されることが好ましい。
前記データ放送自動表示条件は、前記番組特定情報により特定された番組毎に設定可能であることが好ましい。
前記データ放送自動表示条件は、前記番組特定情報に対して、データ放送の表示、非表示の履歴に基づいて自動的に設定されることが好ましい。
前記データ放送特定情報は、データ放送のキーワードであっても良い。
前記データ放送表示制御部は、データ放送を表示するか否かを送信側で設定した送信側データ放送自動表示設定に基づいて、データ放送を表示することを特徴とする。
また、前記データ放送表示制御部は、緊急警報放送、緊急地震速報の受信後一定時間は、データ放送非表示、表示設定を無効とするようにしても良い。
緊急放送をそのまま流す、もしくは、データ放送表示とするようにして、重要なデータ放送を見逃さないようにすることが好ましい。
本発明の他の観点によれば、データ放送を表示可能なデジタル放送受信装置におけるデータ放送の表示制御方法であって、データ放送を自動的に表示又は非表示にする受信側データ放送自動表示条件を取得するステップと、前記受信側データ放送自動表示条件に基づいて、データ放送の表示、非表示を制御するデータ放送表示制御ステップと、を有することを特徴とするデータ放送の表示制御方法が提供される。
本発明は、コンピュータに上記に記載のデータ放送の表示制御方法を実行させるためのプログラムであっても良く、当該プログラムを記録するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であっても良い。
データ放送の表示・非表示を自動的に行わせることで、ユーザ操作の負担を軽減し、データ放送の使い勝手を向上することができる。
本発明の一実施の形態によるデジタル放送受信装置の一構成例を示す機能ブロック図である。 データ放送表示制御部の詳細な構成例を示す機能ブロック図である。 管理テーブルの一構成例を示す図であり、図2A(a)は、時間帯単位の放送時間帯とチャネルとに基づく番組特定情報に依存するデータ放送設定例を示す第1の管理テーブルの構成例を示す図であり、図2A(b)は、時間帯単位の放送時間帯とジャンルなどの通常の番組の属性による番組特定情報に依存するデータ放送設定例を示す第2の管理テーブルの構成例を示す図である。 管理テーブルの一構成例を示す図であり、図2B(a)は、番組単位の放送時間帯とチャネルとに基づく番組特定情報に依存するデータ放送設定例を示す第1の管理テーブルの構成例を示す図であり、図2B(b)は、番組単位の放送時間帯とジャンルなどの通常の番組の属性による番組特定情報に依存するデータ放送設定例を示す第2の管理テーブルの構成例を示す図である。 本実施の形態によるデジタル放送受信装置における第1のデータ放送表示処理の流れを示すフローチャート図である。 本実施の形態によるデジタル放送受信装置における第2のデータ放送表示処理の流れを示すフローチャート図である。 本実施の形態によるデジタル放送受信装置における第3のデータ放送表示処理の流れを示すフローチャート図である。 図3Aから図3Cまでの処理の内容に関して、上記処理に沿った画面表示例を示す図である。 図4に代えて、特定のデータ放送自動表示条件を満たすことで、チャンネル毎/番組毎等にデータ放送の非表示制御するようにする様子を示す図である。 本実施の形態によるデジタル放送受信装置における、データ放送自動表示条件の表示例を示す図である。 本実施の形態によるデジタル放送受信装置における、選局処理の一例を示す図であり、図6のような設定がなされた後に、図2の管理テーブルのユーザ設定又は修正操作を電子番組表表示から行う操作の一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態によるデジタル放送受信装置におけるデータ放送表示処理の流れを示すフローチャート図であり、データ放送の透明/非透明を判断する処理例を示す図である。 本発明の第3の実施の形態によるデジタル放送受信装置の一構成例を示す図であり、図1に対応する図である。
本明細書において、「番組特定情報」とは、番組を特定することができる情報を指し、例えば、テレビの放送では、番組の放送波(例えば、地上波デジタル方法、BSデジタル放送、CSデジタル放送など)を表すネットワークIDと、番組を放送する放送局のIDを表すサービスIDと、により、チャネルが特定され、放送時間帯により、そのチャネルのどの時間帯の番組であるかを特定することができる。「番組特定情報」は、放送波中の番組表データから取得することができる。
すなわち、ネットワークIDとサービスIDは、NIT(Network Information Table)から取得することができる。より詳細には、TR-B14(地デジ)の第二分冊またはTR−B15の第二分冊(BS)および第四分冊(CS)に”NIT(Network Information Table)”として定義されており、基本的には、ネットワークIDはNIT中から、サービスIDはNITの第2ループ中から取得できる。
また、コンテンツを提供するIPTVなどの場合には、ネットワークIDによりソースが特定され、コンテンツIDにより、コンテンツを特定することができる。コンテンツIDは、コンテンツ提供者から提供されるコンテンツのメタデータから取得することができる。
また、本明細書における番組特定情報に関しては、例えばチャネルと放送時間帯、ジャンルと放送時間帯など、より広く番組を特定するようにしても良い。
また、データ放送とは、例えば放送されている通常の番組と連動してデータ放送を行う番組連動データ放送や、通常の番組の放送中でない時間にも、番組関連の情報をデータ放送で行うものを含む。データ放送特定情報とは、データ放送に含まれる情報を指し、タイトルや内容などである。
以下に、本発明の実施の形態によるデジタル放送受信装置について、一般的なテレビジョン受信装置を例にして図面を参照しながら詳細に説明する。本実施の形態は、チャネル、番組のジャンル等の番組特定情報に依存して特定される番組に対して、データ放送の非表示、表示を制御可能にすることを特徴とする。
図1Aは、本発明の一実施の形態によるデジタル放送受信装置の一構成例を示す機能ブロック図である。本実施の形態によるデジタル放送受信装置は、通常の番組とデータ放送とを表示することができる。
図1Aに示すように、本実施の形態によるデジタル放送受信装置Aは、受信放送信号の選局を行うチューナ(選局部)1と、チューナ(選局部)1により選局した放送信号を映像/音声/データ等に分離する映像/音声/データ分離部3と、音声信号と映像信号とをデコードする音声/映像デコード部5と、音声信号を合成し、スピーカなどの音声出力部へ出力する音声信号合成部7と、映像/OSD信号を表示信号として合成し、合成した信号をLCDディスプレイなどの映像出力部に出力する映像/OSD信号合成部11と、全体の機能を制御する制御部(CPU)15と、各種データやプログラムを記憶するメモリ部17と、を有している。番組特定情報は、放送波から分離した番組情報をデコードして得ることができる。
制御部15は、例えば、動画のジャンルを識別するジャンル識別部15−1と、データ放送の表示画面への表示状態、すなわち、データ放送の現在の表示・非表示を識別するデータ放送表示状態識別部15−2と、現在の表示チャネルを検索するチャネル検索部15−3と、番組の放送時間を含む時刻を管理する時刻管理部15−4と、映像/OSD信号合成部11に対してデータ放送の表示制御を行うデータ放送表示制御部15−5と、を備えている。映像/OSD信号合成部11には、EPGを作成する機能も含まれていても良い。さらに、ジャンル識別部15−1、チャネル検索部15−3、時刻管理部15−4からの情報に基づき、番組情報から番組特定情報を取得する番組特定情報取得部15−6と、データ放送の内容やタイトル等の情報を取得するデータ放送特定情報取得部15−7を有する。また、後述するように、送信側により設定される自動表示設定の有無を判定する機能を有していても良い。
メモリ部17は、CPU15に、上記の各機能部15−1から15−7までの各機能を実行させるためのプログラムを格納するとともに、例えば、番組の放送時刻、放送番組のジャンル等の番組特定情報に対するデータ放送の表示・非表示の設定(データ放送自動表示・非表示条件の設定)を管理する管理テーブル17aが記憶されている。データ放送の表示・非表示の設定は、例えば、過去の番組特定情報で特定される番組の視聴履歴において、データ放送の表示の有無の統計的データなどに基づいて設定することができる。
図1Bは、データ放送表示制御部15−5の詳細な構成例を示す機能ブロック図である。データ放送表示制御部15−5は、選局された番組に関して、後述する受信側で設定されるデータ放送自動表示条件に合致するか否かを判断する受信側データ放送自動表示条件判断部15−5−1と、選局された番組に関して放送局側においてデータ放送の自動表示設定がなされているか否かを判定する送信側データ放送自動表示設定判定部15−5−2と、データ放送の表示を行うか否かを判断するデータ放送表示・非表示判断部15−5−3と、データ放送の表示(又は非表示)を指示するデータ放送表示・非表示指示部15−5−4と、を有している。
ここで、チューナ1は、制御部15に対して、チャネルの選局が行われた旨の選局情報を通知する。また、映像/音声/データ分離部3は、制御部15に対して、電子番組ガイド(EPG)等を作成することができる番組名や放送時間帯等を含む番組情報を通知する。これにより、制御部15に、選局されている番組の放送時間帯、チャネル、ジャンル等の番組特定情報を伝えることができる。また、制御部15とメモリ部17との間には、制御部15からメモリ部17に向けて現在時刻や選局された番組のチャネルと時間帯などの情報が、メモリ部17から制御部15に選局された番組のチャネルと時間帯とに依存して設定されているデータ放送の設定情報(後述するデータ放送自動表示条件)が送られる。また、データ放送特定情報も送られる。さらに、制御部15から映像/OSD信号合成部11に対して、データ放送の表示指示が送られ、映像/OSD信号合成部11から制御部15に対して、データ放送の現在の表示・非表示を示す現在表示状態情報が送られる。
図2Aは、管理テーブル17aの第1の構成例を示す図であり、図2A(a)は、放送時間帯とチャネルとに基づく番組特定情報に依存するデータ放送設定例を示す第1の管理テーブルの構成例を示す図であり、図2A(b)は、放送時間帯とジャンルなどの通常の番組の属性による番組特定情報に依存するデータ放送設定例を示す第2の管理テーブルの構成例を示す図である。図2Bは、管理テーブル17aの第2の構成例を示す図であり、図2B(a)は、番組の放送時間とチャネルと基づく番組特定情報とデータ放送情報に依存するデータ放送設定例を示す第3の管理テーブルの構成例を示す図であり、図2B(b)は、番組の放送時間とジャンルなどの通常の番組の属性による番組特定情報とデータ放送情報に依存するデータ放送設定例を示す第4の管理テーブルの構成例を示す図である。以下においては、図2A、図2Bに示すように、番組特定情報・データ放送情報に依存してデータ放送を自動的に表示、非表示にする条件を、データ放送自動表示条件と称する。
図2A(a)に示す例では、例えば、以下のような設定となっている。
1)放送時間帯が6時から8時までにおいて1chが選局されると(番組特定情報が1ch、6−8時)、受信した通常の放送番組に付随する、例えば「天気」というキーワードをもつ天気予報のデータ放送が存在すれば、データ放送自動表示条件が満たされるため、映像音声信号による動画と天気予報のデータ放送とを同じ画面に表示させる。そのようなキーワードのデータ放送が存在しなければ、データ放送を非表示にする。
2)例えば、2chの6時から20時までは、データ放送自動表示条件の設定が無いことを示す「−」が設定されており、この場合には、例えば、放送局の番組に関するデータ放送の設定があればその設定に基づいてデータ放送の表示・非表示が決められる。放送局の番組に関するデータ放送の設定がなければ、dボタン等の操作に基づいてデータ放送の表示・非表示が決められる。
3)放送時間帯が6時から8時までにおいて8chが選局されると(番組特定情報が8ch、6−8時)、例えば、8chの6時から8時までは、受信した放送に、「交通情報」というキーワードをもつ例えば交通情報のデータ放送が存在すれば、映像音声信号による動画とデータ放送としての交通情報のデータ放送とを同じ画面に表示させる。そのようなキーワードのデータ放送が存在しなければ、データ放送を非表示にする。
図2A(b)に示す例では、例えば、以下のような設定となっている。
1)6時から8時までにおいて、通常の番組の属性の1つであるジャンルが「野球」である番組が選局されると、受信した放送に、「天気」というキーワードをもつ例えば天気予報のデータ放送が存在すれば、映像音声信号による動画にデータ放送として天気予報のデータ放送とを同じ画面に表示させる。そのようなキーワードのデータ放送が存在しなければ、データ放送を非表示にする。18時から20時においても同様であるが、8時から18時までは、データ放送を非表示にする設定となっている。
2)例えば、通常の番組として「お笑い」のジャンルの放送が選局された場合には、6時から8時までは、データ放送自動表示条件の設定が無いことを示す「−」が設定されており、この場合には、例えば、放送局の番組に関するデータ放送の設定があればその設定に基づいてデータ放送の表示・非表示が決められる。放送局の番組に関するデータ放送の設定がなければ、dボタン等の操作に基づいてデータ放送の表示・非表示が決められる。
3)6時から8時までにおいて、通常の番組として「ニュース」のジャンルの放送が選局されると、受信した放送に、「交通情報」というキーワードをもつ例えば交通情報のデータ放送が存在すれば、映像音声信号による通常のニュース番組にデータ放送として交通情報のデータ放送とを同じ画面に表示させる。
図2Bは、図2Aに対応し、放送時間帯の代わりに番組の放送時間毎に設定する例を示している。
ここで、データ放送自動表示条件を示す管理テーブル17aを作成する方法の具体例について説明する。
データ放送自動表示条件を示す管理テーブル17aの作成方法としては、例えば、過去の視聴履歴から、図2A(a)で例示すれば、時間帯−チャネルで特定される番組特定情報・データ放送情報に依存するデータ放送自動表示条件を、過去の視聴履歴に基づいて決めるようにすることができる。
すなわち、過去のデータ放送の表示頻度をカウントし記憶しておき、番組特定情報として時間帯−チャネルで特定される番組において、過去において、ある一定回数以上、例えば天気というキーワードを有するデータ放送が視聴されていた場合に、天気というキーワードを有するデータ放送をデータ放送自動表示条件として管理テーブル17aに設定するようにする。この際、後述する図7に示すように、カウント数がある一定回数以上になると、そのカウントされた放送を実際に設定するかどうかに関するユーザ設定(確認)を促す表示が行われるようにしても良い。
尚、過去のデータ放送使用頻度をカウントがある値以下になった場合には、図2A、Bの表示を「−」欄として設定するようにしても良い。この設定では、データ放送自動表示条件が設定されていないことを示す。尚、「−」欄の設定をユーザ設定により行うようにしても良い。前回視聴時の設定を記憶しておき、同じ番組特定情報の場合には次回設定においても自動的に踏襲するようにしても良い。
また、過去のデータ放送使用頻度に基づくことなく、管理テーブル17aにおける全ての設定をユーザ設定により行うようにしても良い。この場合には、番組特定情報に依存してデータ放送を自動的に表示、非表示にするためのデータ放送自動表示条件も、ユーザ設定するようにしても良い。
以下に、ジャンルの識別方法、時刻情報の取得方法、放送局情報の取得方法について例示する。
通常の番組のジャンルは、ジャンル識別部15−1が識別する。
放送番組のジャンル情報は、ARIB規格で規定されているBSデジタル放送を例にすると、放送局からの電波=TS(トランスポートストリーム)に含まれている番組配列情報のEIT(イベント情報テーブル)の中のコンテント記述子(Content descriptor)に記述されている。
Figure 0005980550
表1は、ジャンル識別方法の例を示す図であり、コンテント記述子(content_descriptor())のデータ構造を示す表である。
放送局情報は、チャネル検索部15−3が取得する。放送局情報は、ジャンル情報と同様にARIB規格で規定されているネットワークインフォメーションテーブル(NIT)の情報から判断することができる。
時刻情報は、時刻管理部15−4が取得する。時刻情報は、上記と同様にARIB規格で規定されている番組配列情報(SI)のTOT(Time Offset Table)テーブルなどから得ることができる。
以下に、本実施の形態によるデジタル放送受信装置におけるデータ放送表示処理について説明する。
図3Aは、本実施の形態によるデジタル放送受信装置における第1のデータ放送表示処理の流れを示すフローチャート図である。図3Aに示すように、ます、処理が開始され(ステップS1:Start)、例えば図示しないリモコン装置の操作によるデジタル放送の選局操作が検出されると(ステップS2でYES)、ステップS3に進み、チューナ−1によるチャネルの選局が行われる。チャネルの選局が完了すると(ステップS4でYES)、映像/音声/データ分離部3,音声/映像デコード部5、音声信号合成部7、映像/OSD信号合成部11による一般的な番組に関する情報処理が行われる。さらに、ステップS5において、例えば、ジャンル識別部15−1、チャネル検索部15−3、時刻管理部15−4から得られる番組情報から番組特定情報を取得する番組特定情報取得部15−6が、番組特定情報を取得する。
次いで、ステップS6において、データ放送特定情報取得部15−7が、データ放送特定情報を取得する(受信側データ放送条件に合致するか否かを判定する)。
番組特定情報とメモリ部17の管理テーブル17aとを参照して、現在の状態がデータ放送自動表示条件を満たすか否かを判定する。ここで、番組特定情報に依存するデータ放送自動表示条件を満たすか否かは、データ放送自動表示条件判定部15−5−1が、例えば、ジャンル識別部15−1、チャネル検索部15−3、時刻管理部15−4等により、上記のように、現在の動画のジャンル、放送局情報、時刻情報のうち、いずれか2つ以上のデータ放送自動表示条件に合致する番組におけるデータ放送自動表示条件の設定の有無を参照することで判断することができる。
データ放送自動表示条件は、例えば、a)設定したチャネルかどうか、b)設定した時刻かどうか、或いは、通常の番組のジャンルが設定したジャンルかどうか、に加えて、c)データ放送中に、設定したキーワード(天気、交通情報など)があるかどうか(データ放送自動表示設定があるかどうか)に関して、a)からc)までのYESの条件が揃うと、ステップS6でYESになる。ここで、キーワードのようなデータ放送を特定する情報をデータ放送特定情報と称する。
図2(a)の例では時刻とチャネルとから決められる番組特定情報の動画において、図2(b)の例では時刻とジャンルとから決められる番組特定情報の動画において、データ放送自動表示条件を満たすか否か、すなわち、データ放送自動表示条件が設定されているか否かと、データ放送にデータ放送自動表示条件として設定されているキーワード等のデータ放送特定情報が含まれるかを、データ放送自動表示条件判定部15−5−1が判定する。ここで、データ放送自動表示条件が設定されており、かつ、データ放送にデータ放送自動表示条件として設定されているキーワードが含まれていれば(ステップS6でYES)ステップS7に進む。ステップS7においては、データ放送自動表示設定判定部15−5−2が、放送局の番組に関するデータ放送の送信側自動表示設定に基づいてデータ放送の表示・非表示が決められる自動表示設定がなされているか否かを判定する。
ステップS7において、選局された番組においてデータ放送の送信側自動表示設定がなされていれば(YES)、データ放送表示・非表示判断部15−5−3は、放送局の番組に関するデータ放送の設定に基づいて通常のデータ放送の表示処理、すなわち、データ放送の自動表示をする処理を行う旨を判断し、データ放送表示・非表示指示部15−5−4が、映像/OSD信号合成部11に対してデータ放送の表示・非表示の指示を行うことで、データ放送の表示・非表示処理が行われ(ステップS8:通常のデータ放送の表示処理)、次いで、処理を終了する(ステップS9: End)。
また、ステップS6において、受信側自動表示条件を満たさない場合には(NO)、ステップS7の判定を行わずに、ステップS8に進み、放送局の番組に関するデータ放送の設定に基づいて通常のデータ放送を自動表示する処理を行い、次いで、処理を終了する(ステップS9: End)。
一方、ステップS6でデータ放送自動表示条件判定部15−5−1の判定がYESであり、かつ、ステップS7でデータ放送自動表示設定判定部15−5−2の判定がNoの場合には、データ放送表示・非表示判断部15−5−3の判断に基づいてデータ放送表示・非表示指示部15−5−4の指示が行われ、ステップS10に進み受信側データ放送自動表示条件に基づくデータ放送の表示を行い、ステップS11で処理を終了する。ステップS10においては、“d”ボタンを押した場合の処理と同様の内部処理が実行されることになる。
以上に説明したように、データ放送自動表示条件を満たすか否かに基づいて、通常の番組表示とデータ放送の表示を制御することで、ユーザの履歴(嗜好等)に依存したデータ放送の表示制御を行うことができるため、データ放送に関するdボタンの操作等を省略することができる。
尚、図3Aにおいては、ステップS7における自動表示設定の有無の判断をステップS6のデータ放送自動表示条件の有無よりも優先して、データ放送の表示・非表示を行うよう制御する例を示したが、ステップS6でYESの場合には、ステップS7の判断に依存せずにステップS10に進み、データ放送自動表示条件に基づくデータ放送の表示を行うようにしても良い。この場合には、ステップS6でNOの場合に、ステップS7の判断処理を行い、自動表示設定がなされていない場合には、データ放送を非表示にしても良いし、dボタン等の操作に依存させても表示制御を行うようにしても良い。
また、図3の処理は、データ放送自動表示条件を満たすとデータ放送を表示する例について説明したが、データ放送自動表示条件とは別に、上記のa)からc)までの条件を満たすと、データ放送自動的に非表示にするデータ放送自動非表示条件を満たすとデータ放送を非表示にする、すなわち、上記のa)設定したチャネルかどうか、b)設定した時刻かどうか、或いは、通常の番組のジャンルが設定したジャンルかどうか、に加えて、c)データ放送中に、設定したキーワード(天気、交通情報など)があるかどうか(データ放送自動非表示設定があるかどうか)に関して、a)からc)までのYESの条件が揃うと、ステップS6でYESになり、ステップS10で、データ放送自動非表示条件に基づくデータ放送の非表示制御を行うようにしも良い。このような処理により、大画面で見たい通常の番組についてデータ放送の表示によりスケーリング又はマスキングされることにより、通常の番組のみを優先的8に大画面で表示させるようにすることも可能である。
図3Bは、本実施の形態によるデジタル放送受信装置における第2のデータ放送表示処理の流れを示すフローチャート図である。図3Aの処理と異なる点は、受信側データ放送自動表示条件の判断(図3Bのステップ6a)と送信側自動表示設定の判定(図3Bのステップ7a)との順番を変更したことである。この場合でも、図3Aと同様の処理が行われる。
図3Cは、本実施の形態によるデジタル放送受信装置における第3のデータ放送表示処理の流れを示すフローチャート図である。図3Aの処理と異なる点は、受信側データ放送自動表示条件の判断を行うが、送信側自動表示設定の判定を行わないことである。この場合には、受信側データ放送自動表示条件のみに基づくデータ放送の表示・非表示処理が行われる。
図4は、図3AからCまでの処理の内容に関して、上記処理に沿った画面表示例を示す図である。図3Aを例に説明する。図4に示すように、図3AのステップS2で選局した番組が、データ放送が自動では表されない番組に選局する場合、すなわち、図3AのステップS7でNOの場合には(ここでは、8chから1chに選局する場合)、従来の技術では、1chの選局をすると、通常はデータ放送が表示されない(図4の右上図)。
一方、本実施の形態のデジタル放送受信装置におけるデータ放送表示処理(図3A参照)ように、同じ1chが選局されても、毎朝6時から8時における1chの選局では、データ放送自動表示条件を満たすため(ステップS6でYES)、自動表示の設定がされていない場合でも(ステップS7でNO)、該当するデータ放送を自動的に表示させることができる(図4の右下図、図3AのステップS10)。
このように、例えば、過去視聴履歴等からデータ放送使用頻度をカウントしておき、カウント数がある一定回数以上データ放送視聴していたら、データ放送を自動表示し、カウント数がある一定回数以下であればデータ放送を非表示にするように処理することで、チャンネル毎/番組毎等にデータ放送の表示・非表示を制御することができるようになる。
ここで、図4では、データ放送自動表示条件判定部15−5−1の判断結果が特定のデータ放送自動表示条件を満たすと、データ放送表示・非表示判断部15−5−3がチャンネル毎/番組毎等にデータ放送の表示制御するように判断する例を示したが、図5に示すように、特定のデータ放送自動表示条件を満たすことで、チャンネル毎/番組毎等にデータ放送の非表示制御するようにすることもできる。すなわち、図5に示すように、8chから1chに選局すると、この1chへの選局が、図5右上図のように自動でデータ放送が表示される旨の設定がなされた番組への選局である場合に、例えば、図2におけるデータ放送自動表示条件に代えて、自動表示の設定がなされていてもデータ放送が非表示になる条件を定めることで、例えば、スポーツや映画などの全画面で表示させたい場合には、データ放送の表示をさせないように設定することも可能である。
この際、過去のデータ放送使用頻度をカウントしておき、時間帯−チャネル等で特定される番組欄において、例えば天気のデータ放送を視聴が過去にある一定回数以下の場合に、天気のデータ放送をデータ放送自動非表示条件として管理テーブルに設定するようにしても良い。
図6は、本実施の形態によるデジタル放送受信装置における、データ放送自動表示条件の表示例を示す図である。図6(a)に示すデータ放送自動表示条件の表示設定画面には、例えば、チャネルと時間帯との設定条件表示43と、データ放送のキーワード(例えば「天気」)表示45と、に表示された視聴回数等のカウント数が、ある予め定めされた一定数(ここではカウント数46が20以上)になると、設定を知らせる表示41が表示され、そのカウントされた出た放送を実際に設定するかどうかに関するユーザ設定を促す設定ボタン47の押圧を促す。ここで、設定ボタン47を押すと、以降の処理において、上記の条件に合致した選局がなされると、天気予報等のデータ放送が表示されるようになる。
尚、予め、図6(a)に示す設定画面において、設定を行っておき、そのカウント数になると表示条件が自動的に設定されるようにしても良い。尚、図6(b)に示すように、表示設定48a又は非表示設定48baを選択できるようにして、図6(a)に示す条件43、45を、非表示にするように設定することも可能である。
図7は、本実施の形態によるデジタル放送受信装置における、選局処理の一例を示す図であり、図6のような設定がなされた後に、図2の管理テーブルのユーザ設定又は修正操作を電子番組表表示から行う操作の一例を示す図である。
図7(a)は、一般的なEPG(Electronic Program Guide)の表示画面例51を示す図であり、縦軸が時間軸、横軸がチャネル軸である例を示す図である。例えば、ユーザが、符号61で示され、Ychの9時から10時までの番組を選択した場合に、図7(b)に示す画面55が表示され、Ych、9時から10時までの番組63として、番組名○×ニュース65と、視聴予約71又は録画予約73の選択ボタンと、データ放送の表示条件(又は非表示条件)の設定ボタン67が設けられている。ここで、視聴予約71、録画予約73のボタンが押されると、上記図3の処理のように、自動的に表示・非表示の処理が行われるが、この処理を修正したい場合には、ボタン67を押す。すると、図7(c)に示す画面55が表示され、図7(b)で示したY表示53にch、9−10時の時間帯におけるデータ放送の自動表示、非表示の設定画面が表示される。この画面55では、現在のYch、9−10時の時間帯におけるデータ放送の自動表示、非表示の設定の有無を示す「この番組の設定、非設定」のチェックボックス等83が、「この番組」になっており、この番組における設定・非設定のチェックボックスにチェックが入れられている。
例えば、符号81で示すように、チャネル、時刻、キーワード、この番組における設定として、表示、非表示を修正したい場合には、図7(c)のチェックボックスにおいて設定、非設定のチェックを変更するようにしたり、キーワードを変更したりするようにして、さらに戻るボタン85を押すことで、図7(b)の表示53に戻ると、変更した画面を確認することができる。さらに、表示53から、視聴予約71、録画予約73などを操作することで、図7(c)の画面55で設定を変更した条件に基づくデータ放送の表示・非表示処理を行うことができる。
尚、上記の例は、設定処理、設定の変更処理の一例であり、その他の操作であっても良い。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図8は、本実施の形態によるデジタル放送受信装置におけるデータ放送表示処理の流れを示すフローチャート図であり、図3とは異なる例を示す図である。ここで、第1の実施の形態において、朝6時から8時の間の1chの選局時は、データ放送(天気)を表示するための設定がなされている例について示す。
図8に示すフローチャート図は、図3におけるフローチャート図とは、ステップS1からS6のNOまでの処理は、同様であるため、ステップS6のYESからの処理のみを示す。まず、ステップS6でYesの場合に、ステップS20に進み、データ放送の有無を判定する。
ステップS20で、データ放送が無い場合には、ステップS21に進み、処理を終了する(END)。すなわち、データ放送を表示しない。
一方、ステップS20で、データ放送が有りの場合には、ステップS22に進む。ステップS22では、送信側自動表示設定の有無を判定する。
例えば、データ放送自動起動フラグを確認する([auto_start_falg=0?])。
デジタルテレビの放送波に、auto_start_falgが重畳されている。PMT(Prigram Map Table)のエントリコンポーネント(component_tag=0x40)に配置されているデータ符号化方式記述子のauto_start_flag=0(データ付加TV番組のみ指定可能)であれば、データ放送エンジンを直ちには起動せず、視聴者がdボタンを押した時点でデータ放送エンジンの起動処理を開始する。一方、auto_start_flag=1であれば、視聴者のボタン操作を待たずにデータ放送エンジンの起動処理を開始する。
ここで、ステップS22におけるフラグの確認結果が、有り(auto_start_flag=0:YES)であればデータ放送ブラウザが起動しステップS23に進み、無し(auto_start_flag=1:NO)であればデータ放送ブラウザが起動せずステップS27に進む。
ステップS23においては、データ放送の透明/非透明を判定する。すなわち、透明画面であるか、非透明画面であるかを判断する。以下に、透明画面の判定方法の一例について説明する。
BML(Broadcast Markup Language)のbody要素のinvisible属性にinvisibleが指定されていると、データ放送は表示されない。
これを利用し、BMLのbody要素のinvisible属性にinvisibleが指定されているデータ放送は透明画面と判定することができる。
尚、BMLとは、ARIB(社団法人電波産業会)によって策定された、XMLベースのデータ放送向けのページ記述言語で、日本国内のデジタルテレビ放送のデータ放送はBMLで記述されている。従って、BML(Broadcast Markup Language)のbody要素のinvisible属性にinvisibleが指定されているか否かで、データ放送が透明であるか非透明であるかを判定することができる。
ここで、ステップS23の判定結果が非透明であれば、データ放送の表示処理を終了する(END: ステップS26)。ステップS23の判定結果としてデータ放送が透明であればデータ放送を表示させるため、ステップS24に進み、“d”ボタンが押された場合と同様の処理を実行し、ステップS25でデータ放送を表示し、ステップS26に進む。ここで、ステップS25では、図3のステップS6のデータ放送自動表示条件を満たすか否かで条件を満たすことから、データ放送自動表示条件を満たす場合であって、データ放送自動フラグが、auto_start_flag=0であり、データ放送が透明な場合には、ステップS24において、“d”ボタン押下の場合と同様の処理を実行し、データ放送自動表示条件を満たすデータ放送を表示する(ステップS25)。そして、ステップS26で処理を終了する。データ放送自動表示条件がデータ放送を非表示にする条件の場合には、データ放送を非表示にする。
一方、ステップS27においては、ステップS22でデータ放送ブラウザが起動していないため、データ放送ブラウザを起動させ、ステップS25に進む。
このように、本実施の形態では、予め、データ放送画面を表示する/しないをユーザが選択しておき、選局後にデータ放送ブラウザが透明画面起動かどうかを判定し、表示する/しない選択により”d“ボタンが押されたことにするのかしないのかを自動判定するように制御を行う。従って、チャンネル毎/番組毎にデータ放送の表示・非表示の制御を行うことができる。
次に、本発明の第3の実施の形態によるデジタル放送受信装置について図面を参照しながら説明を行う。図9は、本実施の形態によるデジタル放送受信装置の一構成例を示す図であり、図1に対応する図である。図1と異なる点は、チューナー(選局部)1の次の段に復調部2が設けられ、選局情報及び時刻情報と、ACキャリアとTMCCとを、制御部15に設けられている緊急自身速報、緊急警報放送識別部15−0が受け取り、TMCC信号中の信号を検出することで、緊急警報放送、緊急地震速報受信後一定時間は、第1の実施の形態によるデータ放送非表示、表示設定及びそれに基づくデータ放送の表示処理は無効とし、放送波で送られてくる信号をそのまま流す、もしくはデータ放送表示とするように制御する。このような構成とすることで、緊急情報の関する重要なデータ放送を見逃さないようにすることができる。ここで、緊急警報放送、地震速報については、放送波のACキャリア内信号の緊急情報フラグを監視し、緊急情報フラグを検知する公知の方法(例えば特開2009−272954号公報、特開2010−13635号公報)に記載の技術を利用してもよい。例えば、前者では。送信側からACキャリアを用いて送信された、平常時であるか、又は緊急警報放送或いは緊急地震速報が発せられた時であるかを区別可能なNビット(Nは整数)の符号列が付与されたフラグと、緊急地震速報の情報を含む緊急速報とを格納する電文情報を含むAC信号を抽出するAC抽出手段と、抽出したAC信号から、前記Nビットの符号列について相関演算し、相関演算の結果である相関係数のピーク値の有無からフレーム同期タイミングを検出するとともに、各種フラグを判別する相関演算手段と、相関演算手段によって判別したフラグが、緊急速報のフラグである場合にのみ、受信機にて警告を発する警告発生手段と、を備えることで、緊急情報フラグを検知することができる。
以上に説明したように、本発明の実施の形態によるデジタル放送受信装置によれば、データ放送の表示・非表示を自動的に行わせることで、ユーザ操作の負担を軽減し、データ放送の使い勝手を向上することができる。
上記の実施の形態において、添付図面に図示されている構成等については、これらに限定されるものではなく、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
また、本実施の形態で説明した機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。尚、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また前記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
本発明は、データ放送を表示可能なデジタル放送受信装置に利用可能である。
A…デジタル放送受信装置、1…チューナ(選局部)、2…復調部、3…映像/音声/データ分離部、5…音声/映像デコード部、7…音声信号合成部、11…映像/OSD信号合成部、15…制御部(CPU)、15−0…緊急自身速報、緊急警報放送識別部、15−1…ジャンル識別部、15−2…データ放送表示状態識別部、15−3…チャネル検索部、15−4…時刻管理部、15−5…データ放送表示制御部、15−6…番組特定情報取得部、15−7…データ放送特定情報取得部、17…メモリ部、17a…管理テーブル。

Claims (8)

  1. データ放送を表示可能なデジタル放送受信装置であって、
    データ放送を表示又は非表示にする受信側データ放送表示条件を記憶するメモリ部と、
    前記受信側データ放送表示条件に基づいて、データ放送の表示、非表示を制御するデータ放送表示制御部と、
    選局された番組を特定する番組特定情報を取得する番組特定情報取得部と、
    選局された番組のデータ放送のデータ放送特定情報を取得するデータ放送特定情報取得部と、を有し、
    前記受信側データ放送表示条件は、
    前記番組特定情報と前記データ放送特定情報との少なくともいずれかにより特定され、かつ、前記番組特定情報に対して、データ放送の表示、非表示の履歴に基づいて設定されることを特徴とするデジタル放送受信装置。
  2. さらに、
    前記受信側データ放送表示条件として、
    前記番組特定情報により特定された番組毎に設定可能であることを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信装置。
  3. 前記データ放送特定情報は、
    データ放送のキーワードであることを特徴とする請求項1又は2に記載のデジタル放送受信装置。
  4. 前記データ放送表示制御部は、
    データ放送を表示するか否かを送信側で設定した送信側データ放送表示設定に基づいて、データ放送を表示することを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載のデジタル放送受信装置。
  5. 前記データ放送表示制御部は、
    緊急警報放送、緊急地震速報の受信後一定時間は、データ放送非表示、表示設定を無効とすることを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載のデジタル放送受信装置。
  6. データ放送を表示可能なデジタル放送受信装置におけるデータ放送の表示制御方法であって、
    データ放送を表示又は非表示にする受信側データ放送表示条件を取得するステップと、 前記受信側データ放送表示条件に基づいて、データ放送の表示、非表示を制御するデータ放送表示制御ステップと、
    選局された番組を特定する番組特定情報を取得する番組特定情報取得ステップと、
    選局された番組のデータ放送のデータ放送特定情報を取得するデータ放送特定情報取得ステップと、を有し、
    前記受信側データ放送表示条件は、
    前記番組特定情報と前記データ放送特定情報との少なくともいずれかにより特定され、かつ、前記番組特定情報に対して、データ放送の表示、非表示の履歴に基づいて設定されることを特徴とするデータ放送の表示制御方法。
  7. コンピュータに請求項6に記載のデータ放送の表示制御方法を実行させるためのプログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムを記録するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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