JP5979336B1 - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

本発明の画像処理装置は、第1の画像データに第2の画像データを重畳したカラー画像を生成する画像処理装置であって、カラー画像の色相を一定とし、第1の画像データを所定の範囲の値に変換した結果をカラー画像の明度とし、第2の画像データを所定の範囲の値に変換した結果をカラー画像の彩度とする処理部(9)を備える。これにより、第1の画像データに第2の画像データを重畳する際に、第2の画像データを表示する色成分の配色を自由に選択することができる。

Description

この発明は、複数の画像データを重畳したカラー画像を生成する画像処理装置および画像処理方法に関する。
人工衛星や飛行機などのプラットフォームに搭載して地上の対象物を観測する合成開口レーダ(Synthetic Aperture Radar: SAR)は、日照条件に依らずに観測対象の画像が得られるという特徴を有する。また、目標の移動の有無や、目標の種類毎の散乱特性の違いなどを把握できる情報が得られるという特長もある。さらに、合成開口レーダはダイナミックレンジが広いことから、目標毎に適切な画素値の伸縮が異なる。これらの情報や種々の画像を同時に確認できる多層的な画像表示方法として、カラー表示は有効である。
例えば、特許文献1は、カラー表示を用いてSAR画像とSAR画像の高次処理結果とを同時に確認する有効な方法を開示している。カラー画像の代表的な色空間はRGB色空間であるが、RGB色空間を採用する場合には、赤成分、緑成分、青成分のそれぞれに異なる画像のデータを割り当てることにより、所望の画像を重畳させて確認することが可能になる。具体的には、SAR画像を緑成分と青成分、高次処理結果として例えば移動目標検出(Moving Target Indicator: MTI)結果を赤成分に割り当てて重畳すると、シアン色の観測対象中に移動目標が赤く表示された画像が得られる。
特開2012−7936号公報
しかしながら、SAR画像が通常モノクロ画像で与えられることを踏まえると、重畳した画像においても、観測対象がモノクロの配色で与えられることが好ましい。また、特許文献1に開示されている方法では配色を自由に選ぶことができず、制約が存在するという問題があった。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、彩度に着目したカラー表示方法を採用することにより、重畳する画像を表示する色成分の配色を自由に選択できる画像処理装置および画像処理方法を提供することを目的とするものである。
本発明は、画素毎に単一のデータを有する第1および第2の画像を重畳したカラー画像を生成する画像処理装置であって、第1の画像の画素毎のデータが第1の画像のダイナミックレンジの上限値または第1の画像の画素毎のデータの最大値のときに変換結果が1となるように、第1の画像の画素毎のデータを第1の画像の画素毎のデータに応じて0〜1の範囲で変化する値に変換する第1の変換部と、色相とする所定値を決定する色相決定部と、第2の画像の画素毎のデータが第2の画像のダイナミックレンジの上限値または第2の画像の画素毎のデータの最大値のときに変換結果が1となるように、第2の画像の画素毎のデータを第2の画像の画素毎のデータに応じて0〜1の範囲で変化する値に変換する第2の変換部と、第1の変換部の変換結果をカラー画像の対応する画素の明度とし、色相決定部で決定した所定値をカラー画像の対応する画素の色相とし、第2の変換部の変換結果をカラー画像の対応する画素の彩度とするカラー画像生成部とを備えた画像処理装置である。
また、画素毎に単一のデータを有する第1および第2の画像を重畳したカラー画像を生成する画像処理方法であって、第1の画像の画素毎のデータが第1の画像のダイナミックレンジの上限値または第1の画像の画素毎のデータの最大値のときに変換結果が1となるように、第1の画像の画素毎のデータを第1の画像の画素毎のデータに応じて0〜1の範囲で変化する値に変換する第1の変換ステップと、色相とする所定値を決定する色相決定ステップと、第2の画像の画素毎のデータが第2の画像のダイナミックレンジの上限値または第2の画像の画素毎のデータの最大値のときに変換結果が1となるように、第2の画像の画素毎のデータを第2の画像の画素毎のデータに応じて0〜1の範囲で変化する値に変換する第2の変換ステップと、第1の変換ステップの変換結果をカラー画像の対応する画素の明度とし、色相決定ステップで決定した所定値をカラー画像の対応する画素の色相とし、第2の変換ステップの変換結果をカラー画像の対応する画素の彩度とするカラー画像生成ステップとを備えた画像処理方法でもある。

本発明にかかる画像処理装置および画像処理方法によれば、上記のように構成したことにより、重畳する画像を表示する色成分の配色を自由に選択することができる。
本発明の実施の形態1における画像処理装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1における画像処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2における画像処理装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2における画像処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3における画像処理装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3における画像処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態4における画像処理装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態4における画像処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態5における画像処理装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態5における画像処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1における画像処理装置のハードウェア構成例を示す図である。 本発明の実施の形態1における画像処理装置の他のハードウェア構成例を示す図である。
以下、本発明の画像処理装置および画像処理方法の実施の形態について、図面を用いて説明する。なお、各図において、同一または相当する部分には同一の符号を示す。また、実施の形態の説明において、同一または相当する部分については、その説明を適宜省略または簡略化する。
実施の形態1.
まず、本発明の実施の形態1における画像処理装置100の構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態1における画像処理装置100の構成の一例を示すブロック図である。
画像処理装置100は、画像データrを格納する記憶部1と、画像データrを格納する記憶部2と、記憶部2に格納された画像データrを高次処理する高次処理部4と、画像データrと高次処理結果qとを重畳したカラー画像mを生成する処理部9と、カラー画像mを格納する記憶部8とを備える。なお、図1には、記憶部1に格納された画像データrと高次処理結果qとを重畳したカラー画像mを生成する構成を示したが、高次処理部4は必ずしも必要ではなく、画像データrと画像データrとを重畳したカラー画像mを生成する構成でも差し支えない。
処理部9は、画像データrを所定の範囲の値に変換する変換部(第1の変換部とも言う)3と、高次処理結果qを所定の範囲の値に変換する変換部(第2の変換部とも言う)5と、色相とする所定値を決定する色相決定部6と、第1の変換部3の変換結果と第2の変換部5の変換結果と色相決定部6で決定した所定値とを用いてカラー画像8を生成するカラー画像生成部7とを備える。
高次処理部4、処理部9、変換部3、変換部5、色相決定部6、カラー画像生成部7は、処理回路60により実現される。処理回路60は、専用のハードウェアあっても、メモリに格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサー、DSPともいう)であってもよい。
記憶部1、記憶部2、記憶部8はメモリにより構成される。
図11は、処理回路60が専用のハードウェアである場合の構成を示す。処理回路60は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などが該当する。
図12は、処理回路60がCPUである場合の構成を示す。処理回路60は、メモリ61に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、高次処理部4および処理部9を構成する各機能を実現する。メモリ60とは、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリー等が該当する。
次に、本発明の実施の形態1における画像処理装置100の動作について説明する。図2は、本実施の形態における画像処理装置100の処理の流れを示すフローチャートである。
以降の説明では、画像データrの変換結果をv、高次処理結果qの変換結果をs、色相とする所定値をhで表す。また、カラー画像mをHSV色空間で表す場合には、色相、彩度、明度の各成分をm,m,mとし、RGB色空間で表す場合には赤、緑、青色の各成分をm,m,mとする。画像データr,rは、実数または複素数で与えられるものとするが、本実施の形態では、画像データr,rとして複素数で与えられるSAR画像を用いて説明する。
また、2次元画像内の任意の画素の位置を[x,y]とする場合、例えば、画像データrの画素毎のデータをr(x,y)と表す。画像データに対する処理を数式で説明する場合には、画素単位で説明するが、表記の簡便性を優先し、s(x、y)やq(x、y)などのようにデータ名に付している画素の位置を表すための表記(x,y)部分を省略してs,qと表現することがある。
第1の変換部3は、記憶部1から読み出した画像データrを0〜1の範囲の値に変換する(S1)。例えば、式(1)に示す変換関数Fを用いて、画像データrの画素毎のデータr(x,y)を0〜1の範囲の値に変換する。rsatはダイナミックレンジの上限値である。このとき、雑音を抑制するための移動平均処理など、高画質化を目的とした処理を行ってもよい。変換結果v(x,y)は、カラー画像の明度となる画素値で、第1の変換部3からカラー画像生成部7へ渡される。
Figure 0005979336
高次処理部4は、記憶部2から読み出した画像データrを高次処理する(S2)。高次処理とは、例えば、移動目標検出のための処理である。高次処理については、実施の形態2から4で具体例を挙げて説明する。このとき、雑音を抑制するための移動平均処理など、高画質化を目的とした処理を行ってもよい。高次処理結果qは、高次処理部4から第2の変換部5へ送られる。なお、画像データrは、画像データrと同一の画像データでも良いし、異なる画像データでも良く、画像データrを含む2つ以上の画像データであっても良い。画像データrは、画像データrと同じ撮像エリアを含む1つ以上の画像データであれば差し支えない。
第2の変換部5は、高次処理部4から出力される高次処理結果qを0〜1の範囲の値に変換する(S3)。例えば、式(2)に基づいて、高次処理結果qの画素毎のデータq(x,y)を0〜1の範囲の値に変換する。qmaxは|q|の最大値である。変換結果s(x,y)は、カラー画像の彩度となる画素値で、第2の変換部5からカラー画像生成部7へ渡される。
Figure 0005979336
色相決定部6は、カラー画像の色相とする所定値hを決定し、カラー画像生成部7へ出力する(S4)。所定値hには、任意の色相を設定して良い。複数の画像を重畳したカラー画像においては、所定値hで指定した配色が高次処理結果に割り当てられる。例えば、モノクロの画像に赤色で高次処理結果を重畳したカラー画像を生成する場合には、赤色を表現する0°に相当する値を所定値hとする。
カラー画像生成部7は、色相決定部6で決定した所定値h、第2の変換部5の変換結果s、第1の変換部3の変換結果vを用いてカラー画像mを生成する。つまり、式(3)に基づいて、色相決定部6で決定した所定値h、第2の変換部5の変換結果s、第1の変換部3の変換結果vをカラー画像の各成分m,m,mにそれぞれ割り当て、カラー画像の画素値m(x,y)を生成する(S5)。
Figure 0005979336
以上のように、本実施の形態の画像処理装置100は、色相一定で、画像データr(以降では第1の画像データとも言う)に応じて明度が変化し、画像データrまたは高次処理結果q(以降では第2の画像データとも言う)に応じて彩度が変化するカラー画像を生成する処理部9を備える。また、本実施の形態の処理部9は、第1の画像データを所定の範囲の値に変換する第1の変換部と、色相とする所定値を決定する色相決定部と、第2の画像データを所定の範囲の値に変換する第2の変換部と、第1の変換部の変換結果をカラー画像の明度とし、色相決定部で決定した所定値をカラー画像の色相とし、第2の変換部の変換結果をカラー画像の彩度とするカラー画像生成部とを備える。これにより、第1の画像データ上に第2の画像データを重畳したカラー画像において、第2の画像を表示する色成分の配色を自由に選択することができる。また、同一の撮影部位を含み、表示内容の異なる複数画像を任意の色相で重畳したカラー画像を生成することができる
第1の画像データをモノクロのSAR画像、第2の画像データをモノクロのSAR画像の高次処理結果とすると、本実施の形態で生成したカラー画像においては、所定値で指定した有色成分で高次処理結果がモノクロのSAR画像に重畳される。その結果、所定値で指定した任意の有色成分の着色の度合いによって、高次処理結果を確認することが可能となるので、複数の画像データで捉えた目標を多層的に確認することができる。
本発明の実施の形態1の画像処理装置100は、HSV色空間だけでなく、RGB空間においても適用することが可能である。以下、本実施の形態のRGB空間への適用について説明する。
例えば、モノクロのSAR画像に赤色の有色成分として高次処理結果qを表示するのであれば、以下に示す式(4)に基づいて、カラー画像の各成分m,m,mを生成すればよい。この結果、高次処理結果qに応じて緑色と青色成分が減損し、高次処理結果qが赤い有色成分として表示される。
Figure 0005979336
なお、本実施の形態では、有色成分が赤色の場合を想定して説明したが、表示したい有色成分の色相に合わせて減損する色成分とその割合を調節することにより、任意の色相で高次処理結果を表すことが可能である。また、HSV色空間、RGB色空間以外においても同様の処理を行うことが可能である。さらに、本実施の形態はSAR画像に限らず、複数の画像データを重畳するのであれば他の画像にも適用可能である。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2では、SARにおいて移動目標検出(Moving Target Indicator: MTI)を実現する1手法であるATI(Along Track Interferometry)の結果をSAR画像に重畳する具体的な方法について説明する。
まず、ATIについて説明する。SARによるMTIを2チャネルで行う場合には、プラットフォームの軌道方向に沿って2つの受信アンテナを配備し、それぞれのアンテナから得られた信号より得られる2枚の画像に対して位置合わせ(レジストレーション)を行う。その後、両者の画素間の位相差を抽出した位相マップから信号成分を検出する。これをATIと呼ぶ。プラットフォームの軌道上に並んだ2つの受信アンテナは、観測幾何条件は等価であるものの、観測タイミングが受信アンテナ間の距離とプラットフォームとの移動速度に応じて異なる。そのため、2枚の画像においては、静止目標は同様に観測されるが、移動目標はその移動速度に応じて位相が変化する。したがって、2枚の画像の位置合わせ後に画素間の位相差を抽出すると、静止目標においては位相値が0となる一方で、移動目標においては位相値が0とならず、レンジ方向の速度に応じて変化する。よって、2枚の画像間の位相差を抽出することで移動目標の検出が可能になる。
この位相マップにおける位相の値φは、−π≦φ<πの範囲で与えられる。レーダ諸元から算出される最大推定速さをVmaxとすると、Vmaxφ/πの絶対値が目標のレンジ方向における速さの推定値となり、Vmaxφ/πの符号が移動を行うレンジ方向を表す。
次に、本発明の実施の形態2における画像処理装置110の構成について説明する。図3は、本実施の形態における画像処理装置110の構成の一例を示すブロック図である。
画像処理装置110は、画像データrを格納する記憶部1と、画像データrを格納する記憶部2と、画像データrと画像データrとを用いて高次処理する高次処理部14と、画像データrと高次処理結果qとを重畳したカラー画像を生成する処理部19とを備える。
処理部19は、画像データrを所定の範囲の値に変換する変換部(第1の変換部とも言う)13と、高次処理結果qを所定の範囲の値に変換する変換部(第2の変換部とも言う)15と、高次処理結果qに基づいて色相とする所定値を決定する色相決定部16と、第1の変換部13の変換結果と第2の変換部15の変換結果と色相決定部16で決定した所定値とを用いてカラー画像を生成するカラー画像生成部17とを備える。
次に、本発明の実施の形態2における画像処理装置110の動作について説明する。図4は、本実施の形態における画像処理装置110の処理の流れを示すフローチャートである。
第1の変換部13は、記憶部1から読み出した画像データrを0〜1の範囲の値に変換する(S11)。例えば、式(1)に示す変換関数Fを用いて、画像データrの画素毎のデータr(x,y)を0〜1の範囲の値に変換する。rsatはダイナミックレンジの上限値である。このとき、雑音を抑制するための移動平均処理など、高画質化を目的とした処理を行ってもよい。変換結果v(x,y)は、カラー画像の明度となる画素値で、第1の変換部13からカラー画像生成部17へ渡される。
高次処理部14は、記憶部1から読み出した画像データrと記憶部2から読み出した画像データrとを高次処理する(S12)。具体的には、高次処理部14は、画像データrと画像データrとを用いてATIを行い、結果として得られる位相φを高次処理結果qとする。このとき、雑音を抑制するための移動平均処理など、高画質化を目的とした処理を行ってもよい。高次処理結果qは、高次処理部14から第2の変換部15へ送られる。なお、画像データrの代わりに他の画像データを用いてATIを行っても良い。ATIに用いる画像データは、同じ撮像エリアを含む画像データであれば差し支えない。
第2の変換部15は、高次処理部14から出力される高次処理結果qを0〜1の範囲の値に変換する(S13)。例えば、式(5)に基づいて、高次処理結果qの画素毎のデータq(x,y)を0〜1の範囲の値に変換する。変換結果s(x,y)は、カラー画像の彩度となる画素値で、第2の変換部15からカラー画像生成部17へ渡される。
Figure 0005979336
色相決定部16は、高次処理結果qに基づいてカラー画像の色相とする所定値h(第1の所定値),h(第2の所定値)を決定し、カラー画像生成部17へ出力する(S14)。所定値h,hには、任意の色相を設定して良い。複数の画像を重畳したカラー画像では、高次処理結果が0<φ<πとなる画素に所定値hで指定した配色が、高次処理結果が−π≦φ≦0となる画素に所定値hで指定した配色が、それぞれ割り当てられる。
カラー画像生成部17は、式(6)に基づいて、第1の変換部13の変換結果v、第2の変換部15の変換結果s、色相決定部16で決定した所定値h,hをカラー画像の各成分m,m,mにそれぞれ割り当て、カラー画像の画素値m(x,y)を生成する(S15)。つまり、q>0のときには、所定値hで示す色相を用いてカラー画像を生成し、q≦0のときには、所定値hで示す色相を用いてカラー画像を生成する。なお、本実施の形態では、0より大きいか否かで色相を変える場合について説明したが、これに限らず、所定のしきい値より大きいか否かで色相を変えても良い。
Figure 0005979336
以上のように、本実施の形態の画像処理装置110は、ATIの結果、つまり、2つのSAR画像の位相差を抽出した位相マップを高次処理結果とし、高次処理結果が所定のしきい値より大きい場合には第1の所定値hをカラー画像の色相とし、所定のしきい値より小さい場合には第2の所定値hを前記カラー画像の色相とするカラー画像mを生成する。このとき、明度はSAR画像に応じて変化し、彩度はATIの結果に応じて変化するものとする。このようなカラー画像においては、符号に応じて色分けされたATIの結果がモノクロのSAR画像に重畳され、位相の絶対値の大きさを着色の度合いによって確認することが可能となる。
なお、雑音を抑制するための移動平均処理などの高画質化を目的とした処理は、高次処理部14でなく、第2の変換部15や色相決定部16で行ってもよい。
本実施の形態の画像処理装置110は、HSV色空間だけでなく、RGB空間においても適用することが可能である。以下、本実施の形態のRGB空間への適用について説明する。
例えば、モノクロのSAR画像に、q>0であれば赤色の有色成分として、q≦0であれば青色の有色成分として、高次処理結果を表示するのであれば、以下に示す式(7)に基づいて、カラー画像の各成分m,m,mを生成すればよい。
Figure 0005979336
なお、本実施の形態では、有色成分が赤色と青色の場合を想定して説明したが、表示したい有色成分の色相に合わせて色成分を調節することにより、任意の色相で高次処理結果を表すことが可能である。また、HSV色空間、RGB色空間以外においても同様の処理を行うことが可能である。
また、本実施の形態では、実際のSARにおけるMTIに適用した場合に、高次処理結果qの符号を色相で表現できることを示した。これを拡張すれば、高次処理結果qが四元数であったり、2次元ベクトルで表されたりする場合にも対応可能である。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3では、MTIを実現する他の手法であるDPCA(Displaced Phase Center Array)の結果をSAR画像に重畳する具体的な方法について説明する。
まず、DPCAについて説明する。SARによるMTIを2チャネルで行う場合には、プラットフォームの軌道方向に沿って2つの受信アンテナを配備し、それぞれのアンテナから得られた信号より得られる2枚の画像に対して位置合わせ(レジストレーション)を行う。その後、両者の画素間の信号レベルの差分により得られる差分画像から信号成分を検出する。これをDPCAと呼ぶ。プラットフォームの軌道上に並んだ2つの受信アンテナは、観測幾何条件は等価であるものの、観測タイミングが受信アンテナ間の距離とプラットフォームとの移動速度に応じて異なる。そのため、2枚の画像においては、静止目標は同様に観測されるが、移動目標はその移動速度に応じて位相が変化する。したがって、2枚の画像の位置合わせ後に画素間の信号レベルの差分をとれば、静止目標においては信号成分が0となる一方で、移動目標においては信号成分が残余するので、移動目標の検出が可能になる。
次に、本発明の実施の形態3における画像処理装置120の構成について説明する。図5は、本実施の形態における画像処理装置120の構成の一例を示すブロック図である。
画像処理装置120は、画像データrを格納する記憶部1と、画像データrを格納する記憶部2と、画像データrと画像データrとを用いて高次処理する高次処理部24と、画像データrと高次処理結果qとを重畳したカラー画像を生成する処理部29とを備える。
処理部29は、画像データrを所定の範囲の値に変換する変換部(第1の変換部とも言う)23と、高次処理結果qを所定の範囲の値に変換する変換部(第2の変換部とも言う)25と、色相とする所定値を決定する色相決定部26と、第1の変換部23の変換結果と第2の変換部25の変換結果と色相決定部26で決定した所定値とを用いてカラー画像を生成するカラー画像生成部27とを備える。
次に、本発明の実施の形態3における画像処理装置120の動作について説明する。図6は、本実施の形態における画像処理装置120の処理の流れを示すフローチャートである。
第1の変換部23は、記憶部1から読み出した画像データrを0〜1の範囲の値に変換する(S21)。例えば、式(1)に示す変換関数Fを用いて、画像データrの画素毎のデータr(x,y)を0〜1の範囲の値に変換する。rsatはダイナミックレンジの上限値である。このとき、雑音を抑制するための移動平均処理など、高画質化を目的とした処理を行ってもよい。変換結果v(x,y)は、カラー画像の明度となる画素値で、第1の変換部23からカラー画像生成部27へ渡される。
高次処理部14は、記憶部1から読み出した画像データrと記憶部2から読み出した画像データrとを高次処理する(S22)。具体的には、高次処理部24は、画像データrと画像データrとを用いてDPCAを行い、結果として得られる画素値の差分dを高次処理結果qとする。このとき、雑音を抑制するための移動平均処理など、高画質化を目的とした処理を行ってもよい。高次処理結果qは、高次処理部24から第2の変換部25へ送られる。なお、画像データrの代わりに他の画像データを用いてDPCAを行っても良い。DPCAに用いる画像データは、同じ撮像エリアを含む画像データであれば差し支えない。
第2の変換部25は、高次処理部24から出力される高次処理結果qを0〜1の範囲の値に変換する(S23)。例えば、式(8)に基づいて、高次処理結果qの画素毎のデータq(x,y)を0〜1の範囲の値に変換する。変換結果s(x,y)は、カラー画像の彩度となる画素値で、第2の変換部25からカラー画像生成部27へ渡される。
Figure 0005979336
なお、式(8)に基づいて変換すると、変換結果sはs≦vの範囲で与えられる。よって、式(8)の代わりに式(9)に示す変換を行ってもよい。第1の変換部の変換結果vは0〜1の範囲をとるので、このような処理を行うことにより、高次処理結果qを強調して有色成分を表示することが可能になる。
Figure 0005979336
色相決定部26は、カラー画像の色相とする所定値hを決定し、カラー画像生成部27へ出力する(S24)。所定値hには、任意の色相を設定して良い。複数の画像を重畳したカラー画像においては、所定値hで指定した配色が高次処理結果に割り当てられる。
カラー画像生成部27は、式(10)に基づいて、第1の変換部23の変換結果v、第2の変換部25の変換結果s、色相決定部26で決定した所定値hをカラー画像の各成分m,m,mにそれぞれ割り当て、カラー画像の画素値m(x,y)を生成する(S25)。
Figure 0005979336
以上のように、本実施の形態の画像処理装置120は、DPCAの結果、つまり、2つのSAR画像の信号レベルの差分を抽出した差分画像を高次処理結果とし、色相一定で、SAR画像に応じて明度が変化し、DPCAの結果に応じて彩度が変化するカラー画像mを生成することにより、SAR画像およびDPCAの結果を重畳したカラー画像を生成する。このようなカラー画像においては、所定値hで指定した有色成分でDPCAの結果がモノクロのSAR画像に重畳される。これにより、任意の有色成分の着色の度合いによって、DPCAの結果を確認することが可能となるので、複数の画像データで捉えた目標を多層的に確認することができる。
なお、雑音を抑制するための移動平均処理などの高画質化を目的とした処理は、高次処理部24でなく、第2の変換部25や色相決定部26で行ってもよい。
本実施の形態の画像処理装置120は、HSV色空間だけでなく、RGB空間においても適用することが可能である。以下、本実施の形態のRGB空間への適用について説明する。
例えば、モノクロのSAR画像に、赤色の有色成分として高次処理結果を表示するのであれば、以下に示す式(11)に基づいて、カラー画像の各成分m,m,mを生成すればよい。
Figure 0005979336
なお、本実施の形態では、有色成分が赤色と青色の場合を想定して説明したが、表示したい有色成分の色相に合わせて色成分を調節することにより、任意の色相で高次処理結果を表すことが可能である。また、HSV色空間、RGB色空間以外においても同様の処理を行うことが可能である。
実施の形態4.
本発明の実施の形態4では、SARの反射特性の差異を視認性よくSAR画像に重畳する具体的な方法について説明する。
SAR画像の特徴として、ドップラー周波数成分とアジマスのビーム方向との間に対応関係が存在する。例えば、ドップラー周波数が正の成分のみ抽出して得られた画像は、プラットフォームの進行方向にビームスクイントさせた場合に得られる画像である。一方、負の成分のみを抽出して得られた画像は、プラットフォームの進行方向とは逆方向にビームスクイントさせた場合に得られる画像である。この両者を比較することにより、ビーム方向毎の散乱特性の差異を確認することができるので、例えば、建造物の屋根の傾きの方向といった情報を抽出することが可能である。
2枚の画像間の差異を確認するもっとも単純な方法は、2枚の画像にそれぞれ異なる配色を行い、重畳させることである。例えば、1枚目の画像を赤色に、2枚目の画像を緑色と青色に割り当てて重畳すると、モノクロの共通成分の画像上に、赤色およびシアン色で着色された差異成分が重畳され、視認することができる。しかしながら、単純に色の割り当てを行うと、差異成分として着色可能な配色に制約が存在する。
また、SAR画像から正の成分を抽出して得た画像および負の成分を抽出して得た画像は、ドップラー周波数成分をすべて活用する場合と比較して、アジマス分解能および信号対雑音電力比が劣化する。そのため、画質が最も優れている画像がこの2枚の画像とは別に得られているにも関わらず、この2枚の画像を重畳すると、この2枚の画像の画質が重畳画像の画質となる。
そこで、本実施の形態では、複数枚のSAR画像の差異を確認する必要がある場合に、最も視認性に優れたSAR画像をモノクロとして表示し、差異を確認する必要がある複数枚のSAR画像から差異成分を抽出してモノクロのSAR画像に重畳する。
次に、本発明の実施の形態4における画像処理装置130の構成について説明する。図7は、本実施の形態における画像処理装置130の構成の一例を示すブロック図である。
画像処理装置130は、画像データrを格納する記憶部1と、画像データrを高次処理する高次処理部34と、画像データrと高次処理結果qとを重畳したカラー画像を生成する処理部39とを備える。
処理部39は、画像データrを所定の範囲の値に変換する変換部(第1の変換部とも言う)33と、高次処理結果qを所定の範囲の値に変換する変換部(第2の変換部とも言う)35と、高次処理結果qに基づいて色相とする所定値を決定する色相決定部36と、第1の変換部33の変換結果と第2の変換部35の変換結果と色相決定部36で決定した所定値とを用いてカラー画像を生成するカラー画像生成部37とを備える。
次に、本発明の実施の形態4における画像処理装置130の動作について説明する。図8は、本実施の形態における画像処理装置130の処理の流れを示すフローチャートである。
第1の変換部33は、記憶部1から読み出した画像データrを0〜1の範囲の値に変換する(S31)。例えば、式(1)に示す変換関数Fを用いて、第1の画像データrの画素毎のデータr(x,y)を0〜1の範囲の値に変換する。rsatはダイナミックレンジの上限値である。このとき、雑音を抑制するための移動平均処理など、高画質化を目的とした処理を行ってもよい。変換結果v(x,y)は、カラー画像の明度となる画素値で、第1の変換部33からカラー画像生成部37へ渡される。
高次処理部34は、記憶部1から読み出した画像データrを高次処理する(S32)。具体的には、高次処理部34は、SAR画像である画像データrから、正のドップラー周波数成分と負のドップラー周波数成分とをそれぞれ抽出して得られるr11とr12との差分である差異画像dを式(12)に基づいて生成し、高次処理結果qとする。このとき、雑音を抑制するための移動平均処理など、高画質化を目的とした処理を行ってもよい。また、vとr11とr12とで、ピクセルスペーシングおよびピクセル数が変わらないように処理を行う。高次処理結果qは、高次処理部34から第2の変換部35へ送られる。
Figure 0005979336
第2の変換部35は、高次処理部34から出力される高次処理結果qを0〜1の範囲の値に変換する(S33)。例えば、式(13)に基づいて、高次処理結果qの画素毎のデータq(x,y)を0〜1の範囲の値に変換する。変換結果s(x,y)は、カラー画像の彩度となる画素値で、第2の変換部35からカラー画像生成部37へ渡される。
Figure 0005979336
なお、理想的にアジマス圧縮され、r11,r12の振幅成分の和がrと同じであるとの仮定をおけば、変換結果sはs≦vの範囲で与えられる。よって、式(13)の代わりに式(14)に示す変換を行っても良い。第1の変換部の変換結果vは0〜1の範囲をとるので、このような処理を行うことにより、高次処理結果qを強調して有色成分を表示することが可能になる。
Figure 0005979336
色相決定部36は、高次処理結果qに基づいてカラー画像の色相とする所定値h,hを決定し、カラー画像生成部37へ出力する(S34)。所定値h,hには、任意の色相を設定して良い。複数の画像を重畳したカラー画像では、高次処理結果q>0となる画素に所定値hで指定した配色が、高次処理結果q≦0となる画素に所定値hで指定した配色が、それぞれ割り当てられる。
カラー画像生成部37は、式(15)に基づいて、第1の変換部33の変換結果v、第2の変換部35の変換結果s、色相決定部36で決定した所定値h,hをカラー画像の各成分m,m,mにそれぞれ割り当て、カラー画像の画素値m(x,y)を生成する(S35)。つまり、q>0のときには、所定値hで示す色相でカラー画像を生成し、q≦0のときには、所定値hで示す色相でカラー画像を生成する。
Figure 0005979336
以上のように、本実施の形態の画像処理装置130は、SAR画像から得られる正のドップラー周波数成分と負のドップラー周波数成分との差分を抽出した差異画像を高次処理結果とし、差異画像が0より大きい場合には第1の所定値hをカラー画像の色相とし、差異画像が0以下の場合には第2の所定値hを前記カラー画像の色相とするカラー画像mを生成する。このとき、明度はSAR画像に応じて変化し、彩度は差異画像dに応じて変化するものとする。このようなカラー画像においては、モノクロのSAR画像に、符号に応じて色分けされた差異画像dが重畳され、差異の大きさを着色の度合いによって確認することが可能となる。
なお、雑音を抑制するための移動平均処理などの高画質化を目的とした処理は、高次処理部34でなく、第2の変換部35や色相決定部36で行ってもよい。
本実施の形態の画像処理装置130は、HSV色空間だけでなく、RGB空間においても適用することが可能である。以下、本実施の形態のRGB空間への適用について説明する。
例えば、モノクロのSAR画像に、シアンおよび黄色の有色成分として高次処理結果を表示するのであれば、以下に示す式(16)に基づいて、カラー画像の各成分m,m,mを生成すればよい。
Figure 0005979336
なお、本実施の形態では、表示したい有色成分の色相に合わせて色成分を調節することにより、任意の色相で高次処理結果を表すことが可能である。また、HSV色空間、RGB色空間以外においても同様の処理を行うことが可能である。
また、第2の変換部35は、F(q、rsat)≦vが成立しない場合には、|F(q、rsat)|の最大値をqmaxとして、式(17)に示す変換により変換結果sを生成しても良い。
Figure 0005979336
このとき、RGB色空間で画素値の割り当てを行うなら、以下に示す式(18)に基づいて、カラー画像の各成分m,m,mを生成すればよい。
Figure 0005979336
実施の形態5.
本発明の実施の形態5における画像処理装置140は、異なる変換スケールによって生成された画像を重畳したカラー画像において、信号強度に応じて明度と彩度とを同時に変化させることにより、多層的な目標の確認を実現するSAR画像を提供する。
SAR画像は、ダイナミックレンジが大きく、確認を行う目標に応じて、最適な変換スケールやダイナミックレンジが異なる。植生など散乱特性の小さな目標を確認する場合には、ダイナミックレンジを狭くしたり、非線形変換を行ったりすることにより、微小な散乱特性の変化を強調することができる。一方、建造物などの散乱特性の大きな目標を確認する場合には、ダイナミックレンジを大きくしたり、非線形変換を行ったりすることにより、大きな散乱特性に対する飽和を少なくすることができる。
そこで本実施の形態では、変換スケールの異なる複数の画像を重畳したカラー画像を生成する。
まず、本実施の形態における画像処理装置140の構成について説明する。図9は、本実施の形態における画像処理装置140の構成の一例を示すブロック図である。
画像処理装置140は、画像データrを格納する記憶部1と、画像データrを異なるスケールで変換した複数の画像データを重畳したカラー画像を生成する処理部49とを備える。
処理部49は、画像データrを所定の範囲の値に変換する変換部(第1の変換部とも言う)41と、第1の変換部41とは異なる方法で画像データrを所定の範囲の値に変換する変換部(第2の変換部とも言う)42と、第2の変換部42と同じ方法で画像データrを所定の範囲の値に変換する変換部(第3の変換部とも言う)43と、変換部41,42,43の変換結果に基づいてカラー画像を生成するカラー画像生成部47とを備える。
次に、本発明の実施の形態5における画像処理装置140の動作について説明する。図10は、本実施の形態における画像処理装置140の処理の流れを示すフローチャートである。
第1の変換部41は、記憶部1から読み出した画像データrを0〜1の範囲の値に変換する(S41)。例えば、式(19)に基づいて、画像データrの画素毎のデータr(x,y)を0〜1の範囲の値に変換する。rsatはダイナミックレンジの上限値である。変換結果s01(x,y)は、第1の変換部41からカラー画像生成部47へ渡される。
Figure 0005979336
第2の変換部42は、記憶部1から読み出した画像データrを0〜1の範囲の値に変換する(S42)。例えば、式(20)に基づいて、画像データrの画素毎のデータr(x,y)を0〜1の範囲の値に変換する。変換結果s02(x,y)は、第2の変換部42からカラー画像生成部47へ渡される。
Figure 0005979336
第3の変換部43は、記憶部1から読み出した画像データrを第2の変換部42と同じ方法で0〜1の範囲の値に変換する(S43)。よって、式(21)に示すように、変換結果s02とs03とは同一である。変換結果s03(x,y)は、第3の変換部43からカラー画像生成部47へ渡される。
Figure 0005979336
式(19)、(20)から分かるように、変換結果s01と変換結果s02,s03とは、変換スケールが異なる。s01は、非線形変換を行っていないので、散乱特性の大きな目標の散乱特性差を確認しやすく、散乱特性そのものも把握しやすいが、散乱特性の小さな目標の微小な散乱特性の変化は確認しづらく、植生などが見えにくい画像である。一方、s02,s03は、小さな値の変化を伸長して大きな値の変化を圧縮する非線形変換を行っているので、散乱特性の小さな目標の微小な散乱特性の変化を確認しやすく、植生などが見えやすいが、散乱特性の大きな目標の散乱特性差が確認しづらく、散乱特性そのものも確認しにくい。
カラー画像生成部47は、式(22)に基づいて、第1の変換部43の変換結果s01、第2の変換部42の変換結果s02、第3の変換結果s03をカラー画像の各成分m,m,mにそれぞれ割り当て、カラー画像の画素値m(x,y)を生成する(S44)。
Figure 0005979336
本実施の形態により得られるカラー画像は、2種類の変換スケールの画像データs01およびs02(s03)を同時に確認できることから、散乱特性の大きな目標と小さな目標とを同時に確認しやすい。また、植生などの散乱特性の小さな目標はシアン色の成分を確認することで把握でき、白色の成分を確認することで、散乱特性を直接確認して散乱特性の大きな目標を確認できるので、多層的なSAR画像表示が可能となる。
本実施の形態の画像処理装置140は、RGB色空間だけでなく、HSV空間においても適用することが可能である。以下、本実施の形態のHSV空間への適用について説明する。
例えば、モノクロのSAR画像に、シアン色の有色成分として、散乱特性を示す信号の強度を表示するのであれば、カラー画像生成部47は、以下に示す式(23)に基づいて、カラー画像の各成分m,m,mを生成すればよい。ここでは色相を0.5としたが、他の実施の形態と同様、処理部49に色相決定部を設けて色相を決定しても良い。
Figure 0005979336
本実施の形態の画像処理装置140は、明度のみでなく、彩度も同時に変化させることにより、多層的なSAR画像表示を可能にする。
また、本実施の形態では、s02=s03として2種の画像を重畳したが、3種の画像を重畳することも可能である。
本実施の形態では、SAR画像を例に、変換スケールの異なる複数の画像を、彩度を変化させることによって重畳する方法を述べたが、変換スケールの代わりにダイナミックレンジを変えたり、雑音低減を目的とした移動平均処理などの高画質化に係る処理を追加したりしてもよい。なお、本実施の形態は、SAR画像でない場合であっても活用が可能である。
実施の形態6.
本発明の実施の形態6における画像処理装置は、第1の変換部41、第2の変換部42、第3の変換部43で行う変換処理が実施の形態5の画像処理装置と異なる。実施の形態5では、同一の画像から生成した変換スケールの異なる複数の画像を重畳したが、実施の形態6では、同一の画像から生成したダイナミックレンジの異なる複数の画像を重畳する。これにより、色相一定で彩度を変化させ、多層的な目標の確認を実現するSAR画像を提供する。
例えば、変換部41,42,43は、式(24)に基づいて画像データrをそれぞれ0〜1の範囲の値に変換し、変換結果s01,s02,s03をカラー画像生成部47へ渡す。他の処理は実施の形態5と同様である。
Figure 0005979336
変換結果s01は、ダイナミックレンジが狭く、散乱特性の小さな目標の確認に適しているが、散乱特性の大きな目標は飽和している場合が多い。一方、変換結果s03は、ダイナミックレンジが広く、散乱特性の大きな目標の確認に適しているが、散乱特性の小さな目標は確認しづらい。変換結果s02は、変換結果s01とs03との中間的な性質を有している。
よって、本実施の形態により得られるカラー画像は、ダイナミックレンジの異なる画像データs01,s02,s03を同時に確認できることから、散乱特性の大きな目標と小さな目標とを同時に確認することができる。
また、本実施の形態をHSV空間においても適用する場合には、式(25)に基づいて、カラー画像の各成分m,m,mを生成すればよい。
Figure 0005979336
本実施の形態は、明度はs01のみに依存するためダイナミックレンジが狭いが、彩度はs03にも依存するためダイナミックレンジが広いという点に特徴がある。よって、明度によって狭いダイナミックレンジによる画像表示を行うとともに、明度において飽和している場合であっても一部の散乱特性の変化を彩度で表現することができる。つまり、本実施の形態による画像処理装置は、複数のダイナミックレンジによる画像表示が可能なカラー画像を生成する。
また、本実施の形態では、3種の画像を重畳したが、s02=s03として2種の画像を重畳することも可能である。
本実施の形態では、SAR画像を例に、複数のダイナミックレンジから得られた画像を、彩度を変化させることによって重畳させる方法を述べたが、ダイナミックレンジの代わりに変換スケールを変えたり、雑音低減を目的とした移動平均処理などの高画質化に係る処理を追加したりしてもよい。なお、本実施の形態は、SAR画像でない場合であっても活用が可能である。
1 記憶部、2 記憶部、3 変換部、4 高次処理部、5 変換部、6 色相決定部、7 カラー画像生成部、8 記憶部、9 処理部、13 変換部、14 高次処理部、15 変換部、16 色相決定部、17 カラー画像生成部、19 処理部、23 変換部、24 高次処理部、25 変換部、26 色相決定部、27 カラー画像生成部、29 処理部、33 変換部、34 高次処理部、35 変換部、36 色相決定部、37 カラー画像生成部、39 処理部、41 変換部、42 変換部、43 変換部、47 カラー画像生成部、49 処理部、60 処理回路、61 メモリ、100 画像処理装置、110 画像処理装置、120 画像処理装置、130 画像処理装置、140 画像処理装置。

Claims (13)

  1. 画素毎に単一のデータを有する第1および第2の画像を重畳したカラー画像を生成する画像処理装置であって、
    前記第1の画像の画素毎のデータが前記第1の画像のダイナミックレンジの上限値または前記第1の画像の画素毎のデータの最大値のときに変換結果が1となるように、前記第1の画像の画素毎のデータを前記第1の画像の画素毎のデータに応じて0〜1の範囲で変化する値に変換する第1の変換部と、
    色相とする所定値を決定する色相決定部と、
    前記第2の画像の画素毎のデータが前記第2の画像のダイナミックレンジの上限値または前記第2の画像の画素毎のデータの最大値のときに変換結果が1となるように、前記第2の画像の画素毎のデータを前記第2の画像の画素毎のデータに応じて0〜1の範囲で変化する値に変換する第2の変換部と、
    前記第1の変換部の変換結果を前記カラー画像の対応する画素の明度とし、前記色相決定部で決定した前記所定値を前記カラー画像の対応する画素の色相とし、前記第2の変換部の変換結果を前記カラー画像の対応する画素の彩度とするカラー画像生成部とを備えた画像処理装置。
  2. 前記第1の変換部は、前記第1の画像の画素毎のデータを前記第1の画像のダイナミックレンジの上限値または前記第1の画像の画素毎のデータの最大値で除算した値を変換結果とし、
    前記第2の変換部は、前記第2の画像の画素毎のデータを前記第2の画像のダイナミックレンジの上限値または前記第2の画像の画素毎のデータの最大値で除算した値を変換結果とすることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記色相決定部は、第1の所定値と第2の所定値とを決定し、
    前記カラー画像生成部は、前記第2の画像の画素毎のデータが所定のしきい値より大きい場合には前記第1の所定値を前記カラー画像の対応する画素の色相とし、前記第2の画像の画素毎のデータが前記所定のしきい値より小さい場合には前記第2の所定値を前記カラー画像の対応する画素の色相とすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記第2の画像は、前記第1の画像の画素毎のデータと第3の画像の画素毎のデータとの位相差を対応する画素毎に抽出した位相マップであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記第2の画像は、前記第1の画像の画素毎のデータと第3の画像の画素毎のデータとの信号レベルの差分を対応する画素毎に抽出した差分画像であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記第2の画像は、前記第1の画像の画素毎のデータから得られる正のドップラー周波数成分と負のドップラー周波数成分との差分を対応する画素毎に抽出した差異画像であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記第1の画像は、前記第2の画像と同一であって、
    前記第1の変換部の変換処理と前記第第2の変換部の変換処理とは、変換スケールが異なることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  8. 前記第1の変換部は、前記第1の画像の画素毎のデータ前記第1の画像のダイナミックレンジの上限値または前記第1の画像の画素毎のデータの最大値で除算した値を変換結果とし、
    前記第2の変換部は、前記第2の画像の画素毎のデータ前記第2の画像のダイナミックレンジの上限値または前記第2の画像の画素毎のデータの最大値で除算した値の平方根を変換結果とすることを特徴とする請求項1または請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 前記第1の変換部の変換処理は、線形変換であり、
    前記第2の変換部の変換処理は、非線形変換であることを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
  10. 前記第1の画像は、前記第2の画像と同一であって、
    前記第1の変換部の変換処理と前記第第2の変換部の変換処理とは、変換結果のダイナミックレンジが異なることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  11. 前記第1の変換部は、前記第1の画像の画素毎のデータが第1の所定値未満の場合には前記第1の画像の画素毎のデータ前記第1の所定値で除算した値の平方根を変換結果とし、前記第1の画像の画素毎のデータが前記第1の所定値以上の場合には1を変換結果とし、
    前記第2の変換部は、前記第2の画像の画素毎のデータが前記第1の所定値とは異なる第2の所定値未満の場合には前記第2の画像の画素毎のデータを前記第2の所定値で除算した値の平方根を変換結果とし、前記第2の画像の画素毎のデータが前記第2の所定値以上の場合には1を変換結果とすることを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  12. 前記カラー画像生成部は、前記カラー画像の明度と前記カラー画像の色相と前記カラー画像の彩度とを他の色空間の成分に変換して前記カラー画像を生成することを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  13. 画素毎に単一のデータを有する第1および第2の画像を重畳したカラー画像を生成する画像処理方法であって、
    前記第1の画像の画素毎のデータが前記第1の画像のダイナミックレンジの上限値または前記第1の画像の画素毎のデータの最大値のときに変換結果が1となるように、前記第1の画像の画素毎のデータを前記第1の画像の画素毎のデータに応じて0〜1の範囲で変化する値に変換する第1の変換ステップと、
    色相とする所定値を決定する色相決定ステップと、
    前記第2の画像の画素毎のデータが前記第2の画像のダイナミックレンジの上限値または前記第2の画像の画素毎のデータの最大値のときに変換結果が1となるように、前記第2の画像の画素毎のデータを前記第2の画像の画素毎のデータに応じて0〜1の範囲で変化する値に変換する第2の変換ステップと、
    前記第1の変換ステップの変換結果を前記カラー画像の対応する画素の明度とし、前記色相決定ステップで決定した前記所定値を前記カラー画像の対応する画素の色相とし、前記第2の変換ステップの変換結果を前記カラー画像の対応する画素の彩度とするカラー画像生成ステップと
    を備えた画像処理方法。
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