JP5978243B2 - 一方における電気通信ネットワークの無線アクセスネットワークのアクセスポイントと、他方におけるユーザ機器との間の使用可能帯域幅を向上させる方法、システム、アクセスポイント、ユーザ機器、及びプログラム - Google Patents

一方における電気通信ネットワークの無線アクセスネットワークのアクセスポイントと、他方におけるユーザ機器との間の使用可能帯域幅を向上させる方法、システム、アクセスポイント、ユーザ機器、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、一方における電気通信ネットワークの無線アクセスネットワークのアクセスポイントと、他方における電気通信ネットワークの加入者のユーザ機器との間の使用可能帯域幅を向上させる方法に関する。さらに、本発明は、一方における電気通信ネットワークの無線アクセスネットワークのアクセスポイントと、他方における電気通信ネットワークの加入者のユーザ機器との間の使用可能帯域幅を向上させるシステムに関する。さらに、本発明は、一方におけるアクセスポイントと、他方における電気通信ネットワークの加入者のユーザ機器との間の使用可能帯域幅を向上させる当該アクセスポイント、プログラム、及びコンピュータプログラム製品に関する。
本明細書に開示する主題は、包括的には、認可周波数帯域と無認可周波数帯域との間のキャリアアグリゲーション(CA:Carrier Aggregation)に関する。
キャリアアグリゲーションは、セルラネットワークにおいて、より大きい集約された帯域幅を達成し、したがって、より大きい可能なピークビットレートを達成するために、複数の無線チャネルを束ねる手段である。キャリアアグリゲーションは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:Third Generation Partnership Project)Rel−10[www.3gpp.org]におけるロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)アドバンスト標準規格の一部として定義されるとともに、マイクロ波アクセスの世界的相互運用性(WiMAX:Worldwide Interoperability for Microwave Access)(IEEE802.16m)標準規格においても定義されている。
キャリアアグリゲーションは、隣接するチャネル/帯域に限定されず、帯域間キャリアアグリゲーションもサポートされている。
移動広帯域データの予想される急成長によって、セルラ事業者は、現在、自身のネットワークのコストを管理する代替的な解決策を考察している。
無線ローカルエリアネットワーク(WLAN:Wireless Local Area Network)及びセルラネットワークの双方の技術が何らの相互作用なく共存した初期の頃とは対照的に、標準化機構は、WLANをセルラ技術と相互接続する複数の機能強化を展開してきた。例えば、I−WLAN(インターワーキング無線LAN)が、3GPPによってそのRel−7において追加され、WLAN及びゲートウェイを介した3GPPシステムへのアクセスを提供している。進化型パケットシステム(EPS:Evolved Packet System)のイベントを用いたWLANと3GPPシステムとの間のこの接続の強化として、S2bインタフェースを介したPMIP/GTP(プロキシ移動インターネットプロトコル/汎用パケット無線サービス(GPRSトンネリングプロトコル)又はプロキシ移動IPv6(PMIPv6:Proxy Mobile IPv6)を用いるいわゆる「信頼できないアクセス」が導入されている。WLANと進化型パケットシステム(EPS)との間の更に別の相互運用性も、「IPフローモビリティ」に関する成果とともに3GPP Rel−10において規定されている。これによって、一方ではWLANアクセスを用いるとともに、他方ではユニバーサル移動電気通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunication System)又はLTE無線ネットワークを介して接続されている単一の端末の同時動作が可能になる。選択的IPフロールーティングによって、サービス品質(QoS:Quality-of-Service)又は事業者要件に依存しながらユーザエクスペリエンスの改善が可能になり、インターネットプロトコル(IP:Internet Protocol)フローを一方又は他方の無線アクセスに選択的にルーティングすることができる。さらに、この特徴パッケージによって、セルラ無線ネットワークとWLAN無線ネットワークとの間のシームレスな認証及びシームレスな移動も可能になる。
しかしながら、インターネットプロトコル(IP)フローには、WLANアクセスとUMTS/LTEとの間の統合間に依然として隔たりがある。
本発明の目的は、電気通信ネットワークの無線アクセスネットワークのアクセスポイントとユーザ機器との間の使用可能帯域幅を向上させるために、当該アクセスポイントを用いる改善された方法を提案することであり、特に、認可帯域と無認可帯域との間のキャリアアグリゲーションを行う方法、公衆ランドモバイルネットワーク(PLMN:Public land mobile network)、及びプログラムを提供することである。
本発明の目的は、一方における電気通信ネットワークの無線アクセスネットワークのアクセスポイントと、他方における前記電気通信ネットワークの加入者のユーザ機器との間の使用可能帯域幅を向上させる方法であって、前記ユーザ機器及び前記アクセスポイントは、少なくとも第1の通信キャリア及び第2の通信キャリアのキャリアアグリゲーションを用いる標準化された移動通信技術に基づいて相互に通信し、前記第1の通信キャリアは、第1のキャリア周波数を有し、前記第2の通信キャリアは、第2のキャリア周波数を有し、前記第1のキャリア周波数は、前記移動通信技術に関係した標準化された認可周波数であり、前記第2のキャリア周波数は、以下の周波数レンジ、すなわち、
6.765MHz〜6.795MHz、
13.553MHz〜13.567MHz、
26.957MHz〜27.283MHz、
40.66MHz〜40.70MHz、
433.05MHz〜434.79MHz、
902MHz〜928MHz、
2.400GHz〜2.500GHz、
5.725GHz〜5.875GHz、
24.00GHz〜24.25GHz、
61.0GHz〜61.5GHz、
122GHz〜123GHz、及び
244GHz〜246GHz、
のうちの1つの周波数レンジ内の周波数である、方法によって達成される。
本発明の目的は、一方における電気通信ネットワークの無線アクセスネットワークのアクセスポイントと、他方における前記電気通信ネットワークの加入者のユーザ機器との間の使用可能帯域幅を向上させる方法であって、前記ユーザ機器及び前記アクセスポイントは、少なくとも第1の通信キャリア及び第2の通信キャリアのキャリアアグリゲーションを用いる標準化された移動通信技術に基づいて相互に通信し、前記第1の通信キャリアは、第1のキャリア周波数を有し、前記第2の通信キャリアは、第2のキャリア周波数を有し、前記第1のキャリア周波数は、前記移動通信技術に関係した標準化された認可周波数であり、前記アクセスポイントのアンテナデバイスが、無線周波数信号を前記ユーザ機器に送信し及び/又は前記ユーザ機器から無線周波数信号を受信するのに用いられ、第1の時間間隔の間、前記アンテナデバイスは、
前記標準化された移動通信技術、又は
代替的な標準化された移動通信技術、
に従って、前記第2のキャリア周波数上で無線周波数信号を送信及び/又は受信するのに用いられ、第2の時間間隔の間、前記アンテナデバイスは、更に別の移動通信技術に従って無線周波数信号を送信及び/又は受信するのに用いられ、前記第1の時間間隔及び前記第2の時間間隔は交互にあらわれ(alternating)、前記第2のキャリア周波数は、以下の周波数レンジ、すなわち、
6.765MHz〜6.795MHz、
13.553MHz〜13.567MHz、
26.957MHz〜27.283MHz、
40.66MHz〜40.70MHz、
433.05MHz〜434.79MHz、
902MHz〜928MHz、
2.400GHz〜2.500GHz、
5.725GHz〜5.875GHz、
24.00GHz〜24.25GHz、
61.0GHz〜61.5GHz、
122GHz〜123GHz、及び
244GHz〜246GHz、
のうちの1つの周波数レンジ内の周波数である、方法によっても達成される。
それによって、有利には、電気通信ネットワークのプロバイダ又は事業者のそれぞれの標準化された認可無線周波数帯域において移動通信技術を用いるだけでなく、その同じ移動通信技術を、その特定の移動通信技術用の標準化された認可無線周波数帯域の外部の周波数レンジにおいて用いることも可能である。これは、認可帯域と、無認可帯域を用いたアグリゲーションリンクとを用いる無線リンクのアグリゲーションが提案されていることを意味する。例えば、キャリアアグリゲーションが、
標準化された(及びネットワーク事業者又はプロバイダによって認可された)スペクトルの部分内の第1のキャリア周波数を有する第1のキャリアと、
無線周波数スペクトルの無認可部分内の第2のキャリア周波数を有する第2のキャリアと、
の間で実現されるように、ロングタームエボリューション(LTE)通信技術又はロングタームエボリューションアドバンスト(LTEアドバンスト)通信技術に従って、ISM周波数帯域の周波数を(第2のキャリア周波数として)用いて通信リンクを確立することが可能である。
さらに、第2のキャリア周波数上で無線周波数信号を送信及び/又は受信する第1の時間間隔の間にアンテナデバイスを用いることによって、かつ
標準化された移動通信技術に従って、又は
代替的な標準化された移動通信技術に従って、
有利には、第2のキャリア周波数上で以下のことが可能である。
通常は認可帯域上で用いられる第1のセルラ移動通信技術(すなわち、標準化された移動通信技術)、例えば、第1のキャリア周波数上でも用いられるLTEを用いること、又は、代替的に、
通常は認可帯域上で用いられる第2のセルラ移動通信技術(すなわち、代替的な標準化された移動通信技術)、例えば、第1のキャリア周波数上では用いられない高速パケットアクセス(HSPA:High Speed Packet Access)/高速パケットアクセスプラス(HSPE+:High Speed Packet Access plus)を用いること、又は、代替的に、
通常は第1の時間間隔の間及び第2の時間間隔の間の双方において無認可帯域上で用いられる第2のセルラ移動通信技術(すなわち、この代替的な標準化された移動通信技術は、更に別の移動通信技術に対応する)、例えば、同様に第1のキャリア周波数上では用いられないWLANを用いること。
本発明において、アンテナデバイスは、
アンテナ素子と、
ベースバンドユニットと、
を備え、前記アンテナ素子は、前記ベースバンドユニットによって電気信号として該アンテナ素子に提供される電磁無線周波数(RF:Radio Frequency)信号を送信するのに用いられ(送信パス)、前記アンテナ素子は、前記ベースバンドユニットによって電気信号として受信及び処理される電磁RF信号を受信するのに用いられる(受信パス)。
本発明によれば、前記第2のキャリア周波数は、無認可周波数、特に、産業科学医療用(ISM:Industrial Scientific and Medical)無線周波数帯域の周波数であることが好ましい。
さらに、本発明によれば、前記第1のキャリア周波数は、前記電気通信ネットワークによって用いられるように割り当てられた認可周波数であることが好ましい。
本発明において、認可周波数及び認可帯域という用語は、例えば、[3GPP TS25.101及び3GPP TS36.101]に規定されたUMTS/HSPA無線技術又はLTE無線技術とともに利用されるように規定された周波数又は周波数帯域をそれぞれ指す。
さらに、本発明において、無認可周波数、無認可帯域、又はISM無線周波数帯域という用語は、Bluetooth(登録商標)又は無線LAN(WLAN/WiFi)のような無線技術だけでなく電子レンジ等も動作する産業、科学、及び医療の用途のために規定された帯域(「ISM帯域」)を指す。
キャリアアグリゲーションの概念(CA)は、本明細書では、LTEアドバンストキャリアアグリゲーションの3GPPの概念及び3GPPの表記を用いて例示的に説明されているが、これに限定されるものではない。LTE−Aキャリアアグリゲーションの概略及び用いられる術語は、[3GPP TS36.300v10.0.0]において確認することができる。
3GPPリリース10のキャリアアグリゲーションの重要な要素は、LTE無線技術を用いるとともに一種のアンカとして動作するいわゆるプライマリセル(PCell:Primary Cell)を用いることである。PCellは、CAを用いてUEに向かう接続を行う制御インスタントとしても動作する。追加の帯域幅のアグリゲーションには、セカンダリセル(SCell:Secondary Cell)上のいわゆる追加のコンポーネントキャリア(CC:Component Carrier)が用いられる。集約された通信接続は、単一のPCellに少なくとも単一のSCellを加えて、PCell及び少なくとも1つのSCellの機能(帯域幅)を組み合わせたものからなる。
キャリアアグリゲーションによって、複数のキャリアにわたる無線リソースの同時利用を通じて、ユーザ端末に配信される有効な帯域幅の拡張が可能になる。複数のコンポーネントキャリアが集約されて、全体的により大きな送信帯域幅が形成される。
本発明の更なる好ましい実施形態によれば、アクセスポイントのアンテナデバイスが、無線周波数信号を前記ユーザ機器に送信し、及び/又は無線周波数信号を前記ユーザ機器から受信するのに用いられ、第1の時間間隔の間、前記アンテナデバイスは、前記標準化された移動通信技術に従って前記第2のキャリア周波数上で無線周波数信号を送信及び/又は受信するのに用いられ、第2の時間間隔の間、前記アンテナデバイスは、更なる別の移動通信技術に従って、無線周波数信号を送信及び/又は受信するのに用いられ、前記第1の時間間隔及び前記第2の時間間隔は交互にあらわれ、特に、前記更なる別の移動通信技術は、IEEE802.11ファミリの移動通信標準規格のうちの1つによる技術である。
それによって、本発明によれば、キャリアアグリゲーションを用いて、移動通信技術を適用した送信と、(オルターネイティングタイムスロット方式の他の時点において又は他のタイムスロット内で)更なる別の移動通信技術を適用した送信との双方にアクセスポイントを用いることができることが特に有利である。
本発明によれば、前記第1の時間間隔及び前記第2の時間間隔が、例えば、10秒又は1秒又は500ミリ秒の所定の時間期間内で生じるか又は交互にあらわれるようなオルターネイティングタイムスロット方式を実施することが特に好ましい。また、本発明によれば、前記所定の時間期間内において、第1の時間間隔は2つ生じるが第2の時間間隔は1つしか生じないか、又はその逆であることが可能であり、また好ましい。さらに、前記所定の時間期間内に、第1の数の第1の時間間隔及び第2の数の第2の時間間隔が生じ、前記第1の数及び前記第2の数は1から始まる整数(すなわち、1、2、3、4等)であるような他のオルターネイティングタイムスロット方式を適用することができる。
本発明によれば、前記移動通信技術は、以下の技術、すなわち、
発展型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN:Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)技術、
ロングタームエボリューション(LTE)技術、
ロングタームエボリューションアドバンスト(LTEアドバンスト)技術、
ユニバーサル移動電気通信システム(UMTS)技術、
HSPA(高速パケットアクセス)、
HSPA+(高速パケットアクセスプラス)技術、及び
WiMAX(マイクロ波アクセスの世界的相互運用性)技術、
のうちの1つであることが更に好ましい。
本発明によれば、前記キャリアアグリゲーションは、前記ユーザ機器から前記電気通信ネットワークへのアップリンク方向において前記使用可能帯域幅を向上させるのに用いられ、及び/又は前記キャリアアグリゲーションは、前記電気通信ネットワークから前記ユーザ機器へのダウンリンク方向において前記使用可能帯域幅を向上させるのに用いられることが更に好ましい。
それによって、有利なことに、本発明によれば、使用可能帯域幅の向上がアップリンク接続にもダウンリンク接続にも制限されないことが可能であるが、また、アップリンク方向及びダウンリンク方向の双方において、本発明の使用可能帯域幅の向上が可能であることも可能である。
本発明は、一方における電気通信ネットワークの無線アクセスネットワークのアクセスポイントと、他方における前記電気通信ネットワークの加入者のユーザ機器との間の使用可能帯域幅を向上させるシステムであって、前記ユーザ機器及び前記アクセスポイントは、少なくとも第1の通信キャリア及び第2の通信キャリアのキャリアアグリゲーションを用いる標準化された移動通信技術に基づいて相互に通信し、前記第1の通信キャリアは、第1のキャリア周波数を有し、前記第2の通信キャリアは、第2のキャリア周波数を有し、前記第1のキャリア周波数は、前記移動通信技術に関係した標準化された認可周波数であり、前記第2のキャリア周波数は、以下の周波数レンジ、すなわち、
6.765MHz〜6.795MHz、
13.553MHz〜13.567MHz、
26.957MHz〜27.283MHz、
40.66MHz〜40.70MHz、
433.05MHz〜434.79MHz、
902MHz〜928MHz、
2.400GHz〜2.500GHz、
5.725GHz〜5.875GHz、
24.00GHz〜24.25GHz、
61.0GHz〜61.5GHz、
122GHz〜123GHz、及び
244GHz〜246GHz、
のうちの1つの周波数レンジ内の周波数である、システムにも関する。
本発明によれば、本発明のシステムに関しても、
前記第2のキャリア周波数は、無認可周波数、特に、ISM無線周波数帯域(産業科学医療用無線周波数帯域)の周波数であり、及び/又は
前記第1のキャリア周波数は、前記電気通信ネットワークによって用いられるように割り当てられた認可周波数であり、及び/又は
前記移動通信技術は、以下の技術、すなわち、
発展型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)技術、
ロングタームエボリューション(LTE)技術、
ロングタームエボリューションアドバンスト(LTEアドバンスト)技術、
ユニバーサル移動電気通信システム(UMTS)技術、
HSPA(高速パケットアクセス)、
HSPA+(高速パケットアクセスプラス)技術、及び
WiMAX(マイクロ波アクセスの世界的相互運用性)技術、
のうちの1つであることが好ましい。
さらに、本発明のシステムに関しても、前記アクセスポイントのアンテナデバイスが、無線周波数信号を前記ユーザ機器に送信し、及び/又は無線周波数信号を前記ユーザ機器から受信するのに用いられ、第1の時間間隔の間、前記アンテナデバイスは、標準化された移動通信技術に従って、前記第2のキャリア周波数上の無線周波数信号を送信及び/又は受信するのに用いられ、第2の時間間隔の間、前記アンテナデバイスは、更に別の移動通信技術に従って無線周波数信号を送信及び/又は受信するのに用いられ、前記第1の時間間隔及び前記第2の時間間隔は交互にあらわれ、特に、前記更に別の移動通信技術は、IEEE802.11ファミリの移動通信標準規格のうちの1つによる技術であることが好ましい。
本発明はまた、一方における電気通信ネットワークの無線アクセスネットワークのアクセスポイントと、他方における前記電気通信ネットワークの加入者のユーザ機器との間の使用可能帯域幅を向上させる該アクセスポイントであって、前記ユーザ機器及び該アクセスポイントは、少なくとも第1の通信キャリア及び第2の通信キャリアのキャリアアグリゲーションを用いる標準化された移動通信技術に基づいて相互に通信し、前記第1の通信キャリアは、第1のキャリア周波数を有し、前記第2の通信キャリアは、第2のキャリア周波数を有し、前記第1のキャリア周波数は、前記移動通信技術に関係した標準化された認可周波数であり、前記第2のキャリア周波数は、以下の周波数レンジ、すなわち、
6.765MHz〜6.795MHz、
13.553MHz〜13.567MHz、
26.957MHz〜27.283MHz、
40.66MHz〜40.70MHz、
433.05MHz〜434.79MHz、
902MHz〜928MHz、
2.400GHz〜2.500GHz、
5.725GHz〜5.875GHz、
24.00GHz〜24.25GHz、
61.0GHz〜61.5GHz、
122GHz〜123GHz、及び
244GHz〜246GHz、
のうちの1つの周波数レンジ内の周波数である、アクセスポイントに関する。
さらに、本発明のアクセスポイントに関しても、前記アクセスポイントのアンテナデバイスが、無線周波数信号を前記ユーザ機器に送信し、及び/又は無線周波数信号を前記ユーザ機器から受信するのに用いられ、第1の時間間隔の間、前記アンテナデバイスは、標準化された移動通信技術に従って、前記第2のキャリア周波数上の無線周波数信号を送信及び/又は受信するのに用いられ、第2の時間間隔の間、前記アンテナデバイスは、更なる別の移動通信技術に従って無線周波数信号を送信及び/又は受信するのに用いられ、前記第1の時間間隔及び前記第2の時間間隔は交互にあらわれ、特に、前記更なる別の移動通信技術は、IEEE802.11ファミリの移動通信標準規格のうちの1つによる技術であることが好ましい。
さらに、本発明は、一方における電気通信ネットワークの無線アクセスネットワークのアクセスポイントと、他方における前記電気通信ネットワークの加入者のユーザ機器との間の使用可能帯域幅を向上させるユーザ機器であって、前記ユーザ機器及び前記アクセスポイントは、少なくとも第1の通信キャリア及び第2の通信キャリアのキャリアアグリゲーションを用いる標準化された移動通信技術に基づいて相互に通信し、前記第1の通信キャリアは、第1のキャリア周波数を有し、前記第2の通信キャリアは、第2のキャリア周波数を有し、前記第1のキャリア周波数は、前記移動通信技術に関係した標準化された認可周波数であり、前記第2のキャリア周波数は、以下の周波数レンジ、すなわち、
6.765MHz〜6.795MHz、
13.553MHz〜13.567MHz、
26.957MHz〜27.283MHz、
40.66MHz〜40.70MHz、
433.05MHz〜434.79MHz、
902MHz〜928MHz、
2.400GHz〜2.500GHz、
5.725GHz〜5.875GHz、
24.00GHz〜24.25GHz、
61.0GHz〜61.5GHz、
122GHz〜123GHz、及び
244GHz〜246GHz、
のうちの1つの周波数レンジ内の周波数である、ユーザ機器に関する。
加えて、本発明は、コンピュータ上で実行されると、本発明による方法を前記コンピュータに実行させるコンピュータ可読プログラムコードを含むプログラムに関する。
さらに、本発明は、一方における電気通信ネットワークの無線アクセスネットワークのアクセスポイントと、他方におけるユーザ機器との間の使用可能帯域幅を向上させるコンピュータプログラム製品であって、該コンピュータプログラム製品は、本発明による方法を実行するコンピュータ可読プログラム命令が具現化されたコンピュータ可読記憶媒体を含む、コンピュータプログラム製品に関する。
本発明のこれらの特性、特徴、及び利点、並びに他の特性、特徴、及び利点は、以下の詳細な説明を、添付の図面と併せて考慮した場合に、これらから明らかになるであろう。添付の図面は、本発明の原理を例として示す。明細書本文は、本発明の範囲を限定することなく、例示のためにのみ与えられる。以下に引用する参照図は添付の図面を指す。
キャリアアグリゲーションを用いた通信状況を表現したものを概略的に示す図である。 開放型システム相互接続(OSI:Open System Interconnection)モデルの媒体アクセス制御(MAC:Media Access Control)レイヤ上でのリソースのアグリゲーションを概略的に示す図である。 異なる移動通信技術間でのタイムスロット共有の一例を概略的に示す図である。
本発明は、特定の実施形態に関して或る特定の図面を参照して説明されるが、本発明はそれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲によってのみ限定される。説明される図面は単に概略的なものであり、非限定的である。図面において、要素のうちのいくつかの大きさは誇張されている場合があり、説明の目的で縮尺通りに描かれていない場合がある。
数量が特定されていない名詞(a singular noun)を参照するときに数量を特定しない表現(indefinite or definite article, e.g. "a","an","the")が用いられている場合、これは特に別段の指定がない限り、複数の該名詞を含む。
さらに、明細書及び特許請求の範囲における第1の、第2の、第3の等の用語は、類似した要素間で区別するために用いられ、必ずしも順番又は時系列を説明するために用いられるものではない。このように用いられる用語は、適切な状況下で交換可能であること、及び本明細書において説明される本発明の実施形態は、本明細書に説明又は例示されるもの以外の順序で動作可能であることを理解されたい。
図1には、キャリアアグリゲーションを用いた通信状況を表現したものが概略的に表されている。ユーザ機器20が、電気通信ネットワーク10の無線アクセスネットワーク16を介して電気通信ネットワーク10と接続されている。電気通信ネットワーク10は、通常、通信リンク600を介して無線アクセスネットワーク16にリンクされたコアネットワーク17も備える。通信サービスをユーザ機器20に提供する無線周波数通信リンクが、一方における電気通信ネットワーク10の無線アクセスネットワーク16のアクセスポイント15と、他方におけるユーザ機器20との間に維持される。本発明によれば、第1の通信キャリア及び第2の通信キャリアが、キャリアアグリゲーション方式に従って集約され、ユーザ機器20とアクセスポイント15との間に、向上された使用可能帯域幅が提供される。第1の通信キャリアは、第1のキャリア周波数110を有し、第2の通信キャリアは、第2のキャリア周波数120を有する。本発明において、「第1のキャリア周波数110」及び「第2のキャリア周波数120」という用語は、用いられる移動通信技術に従って「第1のキャリア周波数帯域110」及び「第2のキャリア周波数帯域120」が用いられる場合には、そのような周波数帯域をも示すことを意味することが理解されるべきである。
本発明において、アクセスポイント15は、ユーザ機器20に電気通信ネットワーク10へのアクセスを提供するデバイスである。特に、そのようなアクセスポイント15は、ロングタームエボリューション(LTE)技術によるeNodeB又はフェムトセルeNodeB等とすることができる。これらの第1の通信キャリア及び第1のキャリア周波数110を介して、PCellが実現されるか又はユーザ機器20に提供される。これらの第2の通信キャリア及び第2のキャリア周波数120を介して、SCellが実現されるか又はユーザ機器20に提供される。本発明によれば、アクセスポイント15は、第1の通信キャリア用の無線リンク又はエアインタフェースのいずれかと、第2の通信キャリア用の無線リンク又はエアインタフェースのいずれかとの双方を提供するアンテナデバイスを備える。代替的に、アクセスポイント15は、アンテナデバイスの(第1の通信キャリア用の無線リンク又はエアインタフェースを提供する)第1の部分と、アンテナデバイスの(第2の通信キャリア用の無線リンク又はエアインタフェースを提供する)第2の部分との形態でアンテナデバイスを備え、アンテナデバイスのそのような部分は、以下では、それぞれ、第1のアンテナデバイス及び第2のアンテナデバイスとも呼ばれる。
図1の例によれば、アクセスポイント15は、第1の通信キャリア用の無線リンク又はエアインタフェースを提供する第1のアンテナデバイス101と、第2の通信キャリア用の無線リンク又はエアインタフェースを提供する第2のアンテナデバイス102とを備える。ユーザ機器20は、第1の通信キャリア用の無線リンク又はエアインタフェースを提供する第3のアンテナデバイス201と、第2の通信キャリア用の無線リンク又はエアインタフェースを提供する第4のアンテナデバイス202とを備えることができる。もちろん、「第1のアンテナデバイス」、「第2のアンテナデバイス」、「第3のアンテナデバイス」、及び/又は「第4のアンテナデバイス」は、MIMO(多入力多出力)機能を実現するように多数のアンテナ(又はアンテナ素子)を備えることができることが理解されるべきである。
アクセスポイント15のアンテナ機能及び/又はユーザ機器20のアンテナ機能は、2つの物理的に異なるアンテナデバイス(アクセスポイント用の第1のアンテナデバイス及び第2のアンテナデバイス/ユーザ機器用の第3のアンテナデバイス及び第4のアンテナデバイス)間で必ずしも分割されている必要はなく、アクセスポイント15若しくはユーザ機器20又は双方において、統合されたアンテナデバイスを設けて、第1の通信キャリア及び第2の通信キャリアの双方がこの統合されたアンテナデバイスによってハンドリングされる(すなわち、エアインタフェースが提供される)ようにすることが可能であることが理解されるべきである。さらに、アクセスポイント15又はユーザ機器20における1つのアンテナは、MIMO技術(MIMO=多入力多出力アンテナ)が用いられる場合には、複数のアンテナとして理解することもできる。
図2には、OSIモデルのMACレイヤ上でのリソースのアグリゲーションが概略的に示されている。第1のキャリア周波数110(又は第1の通信キャリア)は、物理PCell(PCell PHY)通信リンクを提供する。第2のキャリア周波数120(又は第2の通信キャリア)は、物理SCell(SCell PHY)通信リンクを提供する。OSI(開放型システム相互接続)通信モデルのMACレイヤ170(媒体アクセス制御)上では、キャリアアグリゲーションは、第1の通信キャリアに関係したハイブリッド自動再送要求(HARQ:Hybrid Automatic Repeat Request)エンティティ140と、第2の通信キャリアに関係したHARQ150と、多重化エンティティ160とによって実現される。
図2には、OSIモデルの上位レイヤに向かって、MACレイヤ170の上の更に別のレイヤ、すなわち、無線リンク制御(RLC:Radio Link Control)レイヤ171、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP:Packet Data Convergence Protocol)レイヤ172、及びインターネットプロトコル(IP)レイヤ173が概略的に示されている。
図3には、異なる移動通信技術間のタイムスロット共有の一例が、ロングタームエボリューション(LTE)通信技術及びWLAN通信技術に従って通信リンクを用いる例として概略的に示されている。PCell機能を提供する第1のキャリア周波数110(したがって、関連したアンテナデバイス)における第1の通信キャリアは、ロングタームエボリューション(LTE)通信技術(もちろん、代替的に、別の通信技術の使用を実施することができる)に従って動作する。SCell機能を提供する第2のキャリア周波数120(したがって、関連したアンテナデバイス)における第2の通信キャリアは、
利用可能なタイムスロットの或る部分の間(又は第1の時間間隔の間)、ロングタームエボリューション(LTE)通信技術(もちろん、代替的に、別の通信技術の使用を実施することができる)に従って動作し、
利用可能なタイムスロットの別の部分の間(又は第2の時間間隔の間)、無線ローカルエリアネットワーク通信技術(もちろん、代替的に、別の通信技術の使用を実施することができる)に従って動作する。第1のタイムスロット及び第2のタイムスロットは、好ましくは、双方の無線リンクを交互に用いることができるように交互にあらわれる。同一の継続時間が概略的に示されていることとは関係なく、第1の通信技術及び第2の通信技術の動作の時間配分に制限はない。
本発明によれば、現在の最新技術とは対照的に、キャリアアグリゲーションは、認可帯域を用いるPCellと、無認可帯域を用いる少なくとも1つのSCellとの間で実行される。
代替的に、少なくとも単一の認可帯域において動作する第1の技術と、少なくとも単一の認可帯域において動作する第2の技術と、少なくとも第1の無認可帯域において動作する第1の技術又は第2の技術のいずれかとのアグリゲーションを用いることも可能である。
認可帯域及び無認可帯域を効率的に束ねるために、PCellが認可帯域上でLTEを用いて構成されるが、無認可帯域もSCellと同じ無線技術LTEを適用することが本発明によって提案される。
代替的に、PCellが認可帯域上でLTEを用いて構成されるが、無認可帯域がSCellのようにLTEと異なるセルラ無線技術、したがって、例えばHSPA/HSPA+を適用する本発明の一実施形態が提案される。
代替的に、PCellが認可帯域上でLTEを用いて構成されるが、無認可帯域がSCellのようにLTEと異なるセルラ無線技術、したがって、例えばWLANを適用する本発明の別の実施形態が提案される。
SCellを無認可帯域上で用いるこの概念によって、双方のアクセスの能力を用いた日和見主義的なブースト(opportunistic boosting)及び選択的なトラフィックフロー制御が可能になる。
通常は認可帯域上の許容Tx電力よりも低い、無認可帯域における最大許容送信電力(Tx電力)に関する規制上の制限によって、この種の日和見主義的なキャリアアグリゲーションは、小さなセルが利用されるときに特に有用である。国内の規制に応じて、無認可スペクトルを用いるセルの最大達成可能範囲は、数百m(欧州のETSI規制)及び北米のFCC規制(例示として、2.4GHzのISM帯域の場合)の約2kmに制限される。
本発明は、PCellを用いてセルラ技術によって制御されている無認可帯域におけるリソース配分の制御を可能にすることも提案する。すなわち、SCell(無認可帯域を用いる)のリソースのあらゆる配分が、PCellによって制御される。
LTE等の認可技術とWLAN等の無認可技術との間の従来の相互動作によれば、特定のIPフローがどの無線技術にマッピングされるかについてのセルラ事業者による制御を含めて、高々、UEへのIPフローの選択的なルーティングが可能になるだけである。したがって、特に、単一のIPフローは、認可された無線技術又は無認可の無線技術のいずれかに既にマッピングされているが、双方にはマッピングされていない。換言すれば、フローはIPレベルで制御されており、スタックの下位レイヤでは制御されていないと言うことができる。
現在の最新技術とは対照的に、本発明は、認可帯域と無認可帯域との間のキャリアアグリゲーションを必要とし、このリソースのアグリゲーションは、MACレイヤ(図2参照)において行われる。
本発明の1つの実施形態は、認可帯域におけるコンポーネントキャリアと同じ動作モードに、無認可帯域における追加のコンポーネントキャリアを用いる。これは、周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplexing)モード又は時分割複信(TDD:Time Division Duplexing)モードのいずれかである。
本発明の一代替形態は、認可帯域におけるコンポーネントキャリアと異なる動作モードに、無認可帯域における追加のコンポーネントキャリアを用いる。例えば、認可帯域におけるコンポーネントキャリアは、周波数分割複信(FDD)モードで動作する一方、無認可帯域におけるコンポーネントキャリアは、時分割複信(TDD)モードで動作する。代替的に、認可帯域におけるコンポーネントキャリアは、時分割複信(TDD)モードで動作する一方、無認可帯域におけるコンポーネントキャリアは、周波数分割複信(FDD)モードで動作する。
動作モードの特定の形態は、認可帯域におけるコンポーネントキャリアが周波数分割複信(FDD)モードで動作する一方、無認可帯域におけるコンポーネントキャリアも周波数分割複信(FDD)モードで動作するが、無認可帯域において周波数分割複信(FDD)モードで動作する関連したアップリンクを提供しない構成である。すなわち、この構成は、無認可スペクトルの全て又は大部分をダウンリンクにおいて配分し、追加のダウンリンクスペクトルを用いることによってダウンリンク性能のみを改善する一方、周波数分割複信(FDD)動作モードにおいて必要とされるアップリンクは、認可帯域を用いた(すなわち、第1のキャリア周波数110を用いた)コンポーネントキャリアにのみ関連付けられるか又はこれらのコンポーネントキャリアに少なくとも部分的に関連付けられる。
同様に、無認可帯域(すなわち、第2のキャリア周波数120)上のコンポーネントキャリアが周波数分割複信(FDD)モードを用いたアップリンク方向においてのみ動作する一方、周波数分割複信(FDD)動作モードにおいて必要とされるダウンリンクは、認可帯域を用いたコンポーネントキャリアにのみ関連付けられるか又はこれらのコンポーネントキャリアに少なくとも部分的に関連付けられる逆の構成が可能である。
本発明は、通常は無認可帯域において動作する無線モデムの部分(例えば、WLAN接続性を提供する、例えば、通信デバイスの部分)が、通常は認可帯域において用いられるモード(例えば、HSPA/HSPA+又はLTE/LTE−A)で動作するように動的に再構成される方法も提案する。これを行うことによって、キャリアアグリゲーション動作モードにおいて、利用可能な(無線)ハードウェアの一部を用いて、利用可能な無認可帯域(すなわち、第2の通信キャリア)を認可帯域(すなわち、第1の通信キャリア)と集約することができるか、又は通常の無認可モード(WLANモード)で同時に動作させることができる。
したがって、本発明は、
例えば、HSPA/HSPA+又はLTE/LTE−A等の認可帯域無線技術と、加えて、
無認可モード無線技術(例えば、WLAN)又は(例えば、HSPA/HSPA+若しくはLTE/LTE−Aのような)認可モードの無線技術において構成することができる無線送信機エンティティと、
を用いて、無線ノード(又はユーザ機器)の同時接続性を提供する基地局(又はアクセスポイント)の構成を提案する。
本発明の態様は以下の通りである。

態様1.一方における電気通信ネットワーク(10)の無線アクセスネットワーク(16)のアクセスポイント(15)と、他方における前記電気通信ネットワーク(10)の加入者のユーザ機器(20)との間の使用可能帯域幅を向上させる方法であって、
前記ユーザ機器(20)及び前記アクセスポイント(15)は、少なくとも第1の通信キャリア及び第2の通信キャリアのキャリアアグリゲーションを用いる標準化された移動通信技術に基づいて相互に通信し、
前記第1の通信キャリアは、第1のキャリア周波数(110)を有し、前記第2の通信キャリアは、第2のキャリア周波数(120)を有し、
前記第1のキャリア周波数(110)は、前記移動通信技術に関係した標準化された認可周波数であり、
前記アクセスポイント(15)のアンテナデバイスが、無線周波数信号を前記ユーザ機器(20)に送信し及び/又は前記ユーザ機器(20)から無線周波数信号を受信するのに用いられ、
第1の時間間隔の間、前記アンテナデバイスは、前記標準化された移動通信技術、又は代替的な標準化された移動通信技術に従って、前記第2のキャリア周波数(120)上で無線周波数信号を送信及び/又は受信するのに用いられ、
第2の時間間隔の間、前記アンテナデバイスは、更なる別の移動通信技術に従って無線周波数信号を送信及び/又は受信するのに用いられ、
前記第1の時間間隔及び前記第2の時間間隔は交互にあらわれ、
前記第2のキャリア周波数(120)は、以下の周波数レンジ、すなわち、
6.765MHz〜6.795MHz、
13.553MHz〜13.567MHz、
26.957MHz〜27.283MHz、
40.66MHz〜40.70MHz、
433.05MHz〜434.79MHz、
902MHz〜928MHz、
2.400GHz〜2.500GHz、
5.725GHz〜5.875GHz、
24.00GHz〜24.25GHz、
61.0GHz〜61.5GHz、
122GHz〜123GHz、及び
244GHz〜246GHz、
のうちの1つの周波数レンジ内の周波数である方法。

態様2.前記第2のキャリア周波数(120)は、無認可周波数、特に、ISM無線周波数帯域(産業科学医療用無線周波数帯域)の周波数である態様1に記載の方法。

態様3.前記第1のキャリア周波数(110)は、前記電気通信ネットワーク(10)によって用いられるように割り当てられた認可周波数である態様1又は態様2に記載の方法。

態様4.前記更なる別の移動通信技術は、IEEE802.11ファミリの移動通信標準規格のうちの1つによる技術である態様1〜3のいずれか1つに記載の方法。

態様5.前記移動通信技術は、以下の技術、すなわち、
発展型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)技術、
ロングタームエボリューション(LTE)技術、
ロングタームエボリューションアドバンスト(LTEアドバンスト)技術、
ユニバーサル移動電気通信システム(UMTS)技術、
HSPA(高速パケットアクセス)、
HSPA+(高速パケットアクセスプラス)技術、及び
WiMAX(マイクロ波アクセスの世界的相互運用性)技術、
のうちの1つである態様1〜4のいずれか1つに記載の方法。

態様6.前記キャリアアグリゲーションは、前記ユーザ機器(20)から前記電気通信ネットワーク(10)へのアップリンク方向において前記使用可能帯域幅を向上させるのに用いられ、及び/又は前記キャリアアグリゲーションは、前記電気通信ネットワーク(10)から前記ユーザ機器(20)へのダウンリンク方向において前記使用可能帯域幅を向上させるのに用いられる態様1〜5のいずれか1つに記載の方法。

態様7.一方における電気通信ネットワーク(10)の無線アクセスネットワーク(16)のアクセスポイント(15)と、他方における前記電気通信ネットワーク(10)の加入者のユーザ機器(20)との間の使用可能帯域幅を向上させるシステムであって、
前記ユーザ機器(20)及び前記アクセスポイント(15)は、少なくとも第1の通信キャリア及び第2の通信キャリアのキャリアアグリゲーションを用いる標準化された移動通信技術に基づいて相互に通信し、
前記第1の通信キャリアは、第1のキャリア周波数(110)を有し、前記第2の通信キャリアは、第2のキャリア周波数(120)を有し、
前記第1のキャリア周波数(110)は、前記移動通信技術に関係した標準化された認可周波数であり、
前記アクセスポイント(15)のアンテナデバイスが、無線周波数信号を前記ユーザ機器(20)に送信し及び/又は前記ユーザ機器(20)から無線周波数信号を受信するのに用いられ、
第1の時間間隔の間、前記アンテナデバイスは、前記標準化された移動通信技術、又は代替的な標準化された移動通信技術に従って、前記第2のキャリア周波数(120)上で無線周波数信号を送信及び/又は受信するのに用いられ、
第2の時間間隔の間、前記アンテナデバイスは、更なる別の移動通信技術に従って無線周波数信号を送信及び/又は受信するのに用いられ、
前記第1の時間間隔及び前記第2の時間間隔は交互にあらわれ、前記第2のキャリア周波数(120)は、以下の周波数レンジ、すなわち、
6.765MHz〜6.795MHz、
13.553MHz〜13.567MHz、
26.957MHz〜27.283MHz、
40.66MHz〜40.70MHz、
433.05MHz〜434.79MHz、
902MHz〜928MHz、
2.400GHz〜2.500GHz、
5.725GHz〜5.875GHz、
24.00GHz〜24.25GHz、
61.0GHz〜61.5GHz、
122GHz〜123GHz、及び
244GHz〜246GHz、
のうちの1つの周波数レンジ内の周波数であるシステム。

態様8.前記第1のキャリア周波数(110)は、前記電気通信ネットワーク(10)によって用いられるように割り当てられた認可周波数である態様7に記載のシステム。

態様9.前記更なる別の移動通信技術は、IEEE802.11ファミリの移動通信標準規格のうちの1つによる技術である態様7又は態様8に記載のシステム。

態様10.前記移動通信技術は、以下の技術、すなわち、
発展型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)技術、
ロングタームエボリューション(LTE)技術、
ロングタームエボリューションアドバンスト(LTEアドバンスト)技術、
ユニバーサル移動電気通信システム(UMTS)技術、
HSPA(高速パケットアクセス)、
HSPA+(高速パケットアクセスプラス)技術、及び
WiMAX(マイクロ波アクセスの世界的相互運用性)技術、
のうちの1つである態様7〜9のいずれか1項に記載のシステム。

態様11.一方における電気通信ネットワーク(10)の無線アクセスネットワーク(16)のアクセスポイント(15)と、他方における前記電気通信ネットワーク(10)の加入者のユーザ機器(20)との間の使用可能帯域幅を向上させる該アクセスポイント(15)であって、
前記ユーザ機器(20)及び該アクセスポイント(15)は、少なくとも第1の通信キャリア及び第2の通信キャリアのキャリアアグリゲーションを用いる標準化された移動通信技術に基づいて相互に通信し、
前記第1の通信キャリアは、第1のキャリア周波数(110)を有し、前記第2の通信キャリアは、第2のキャリア周波数(120)を有し、
前記第1のキャリア周波数(110)は、前記移動通信技術に関係した標準化された認可周波数であり、
該アクセスポイント(15)のアンテナデバイスが、無線周波数信号を前記ユーザ機器(20)に送信し及び/又は前記ユーザ機器(20)から無線周波数信号を受信するのに用いられ、
第1の時間間隔の間、前記アンテナデバイスは、前記標準化された移動通信技術、又は代替的な標準化された移動通信技術に従って、前記第2のキャリア周波数(120)上で無線周波数信号を送信及び/又は受信するのに用いられ、
第2の時間間隔の間、前記アンテナデバイスは、更なる別の移動通信技術に従って無線周波数信号を送信及び/又は受信するのに用いられ、
前記第1の時間間隔及び前記第2の時間間隔は交互にあらわれ、
前記第2のキャリア周波数(120)は、以下の周波数レンジ、すなわち、
6.765MHz〜6.795MHz、
13.553MHz〜13.567MHz、
26.957MHz〜27.283MHz、
40.66MHz〜40.70MHz、
433.05MHz〜434.79MHz、
902MHz〜928MHz、
2.400GHz〜2.500GHz、
5.725GHz〜5.875GHz、
24.00GHz〜24.25GHz、
61.0GHz〜61.5GHz、
122GHz〜123GHz、及び
244GHz〜246GHz、
のうちの1つの周波数レンジ内の周波数であるアクセスポイント。

態様12.前記更なる別の移動通信技術は、IEEE802.11ファミリの移動通信標準規格のうちの1つによる技術である態様11に記載のアクセスポイント。

態様13.一方における電気通信ネットワーク(10)の無線アクセスネットワーク(16)のアクセスポイント(15)と、他方における前記電気通信ネットワーク(10)の加入者のユーザ機器(20)との間の使用可能帯域幅を向上させるユーザ機器(20)であって、
前記ユーザ機器(20)及び前記アクセスポイント(15)は、少なくとも第1の通信キャリア及び第2の通信キャリアのキャリアアグリゲーションを用いる標準化された移動通信技術に基づいて相互に通信し、
前記第1の通信キャリアは、第1のキャリア周波数(110)を有し、前記第2の通信キャリアは、第2のキャリア周波数(120)を有し、
前記第1のキャリア周波数(110)は、前記移動通信技術に関係した標準化された認可周波数であり、
前記アクセスポイント(15)のアンテナデバイスが、無線周波数信号を前記ユーザ機器(20)に送信し及び/又は前記ユーザ機器(20)から無線周波数信号を受信するのに用いられ、
第1の時間間隔の間、前記アンテナデバイスは、前記標準化された移動通信技術、又は代替的な標準化された移動通信技術に従って、前記第2のキャリア周波数(120)上で無線周波数信号を送信及び/又は受信するのに用いられ、
第2の時間間隔の間、前記アンテナデバイスは、更なる別の移動通信技術に従って無線周波数信号を送信及び/又は受信するのに用いられ、
前記第1の時間間隔及び前記第2の時間間隔は交互にあらわれ、
前記第2のキャリア周波数(120)は、以下の周波数レンジ、すなわち、
6.765MHz〜6.795MHz、
13.553MHz〜13.567MHz、
26.957MHz〜27.283MHz、
40.66MHz〜40.70MHz、
433.05MHz〜434.79MHz、
902MHz〜928MHz、
2.400GHz〜2.500GHz、
5.725GHz〜5.875GHz、
24.00GHz〜24.25GHz、
61.0GHz〜61.5GHz、
122GHz〜123GHz、及び
244GHz〜246GHz、
のうちの1つの周波数レンジ内の周波数であるユーザ機器。

態様14.
コンピュータ上で実行されると、態様1〜6のいずれか1つに記載の方法を前記コンピュータに実行させるプログラムコードを含むプログラム。

態様15.一方における電気通信ネットワーク(10)の無線アクセスネットワーク(16)のアクセスポイント(15)と、他方におけるユーザ機器(20)との間の使用可能帯域幅を向上させるコンピュータプログラム製品であって、
該コンピュータプログラム製品は、記憶媒体に記憶されたコンピュータプログラムを含み、該コンピュータプログラムは、コンピュータ上で実行されると、態様1〜6のいずれか1つに記載の方法を前記コンピュータに実行させるプログラムコードを含むコンピュータプログラム製品。

Claims (13)

  1. 一方における電気通信ネットワーク(10)の無線アクセスネットワーク(16)のアクセスポイント(15)と、他方における前記電気通信ネットワーク(10)の加入者のユーザ機器(20)との間の使用可能帯域幅を向上させる方法であって、
    前記ユーザ機器(20)及び前記アクセスポイント(15)は、少なくとも第1の通信キャリア及び第2の通信キャリアのキャリアアグリゲーションを用いる標準化された移動通信技術に基づいて相互に通信し、
    前記第1の通信キャリアは、第1のキャリア周波数(110)を有し、前記第2の通信キャリアは、第2のキャリア周波数(120)を有し、
    前記第1のキャリア周波数(110)は、前記移動通信技術に関係した標準化された認可周波数であり、
    前記第2のキャリア周波数(120)は無認可周波数であり、
    前記第1のキャリア周波数上の第1の通信技術は、プライマリセル(PCell)を定義し、一方、前記第2のキャリア周波数(120)上の前記第1の通信技術又は第2の通信技術は、前記PCellに加えて少なくとも一時的に使用される、少なくとも1つのセカンダリセル(SCell)を定義する、方法。
  2. 前記第2のキャリア周波数(120)は、以下の周波数レンジ、すなわち、
    6.765MHz〜6.795MHz、
    13.553MHz〜13.567MHz、
    26.957MHz〜27.283MHz、
    40.66MHz〜40.70MHz、
    433.05MHz〜434.79MHz、
    902MHz〜928MHz、
    2.400GHz〜2.500GHz、
    5.725GHz〜5.875GHz、
    24.00GHz〜24.25GHz、
    61.0GHz〜61.5GHz、
    122GHz〜123GHz、及び
    244GHz〜246GHz、
    のうちの1つの周波数レンジ内の周波数である請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2のキャリア周波数(120)は、無認可周波数、特に、ISM無線周波数帯域(産業科学医療用無線周波数帯域)の周波数である請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記第1のキャリア周波数(110)は、前記電気通信ネットワーク(10)によって用いられるように割り当てられた認可周波数である請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記第1のキャリア周波数(110)上で動作する前記PCellと前記第2のキャリア周波数(120)上で動作する前記少なくとも1つのSCellとの間のキャリアアグリゲーションは、前記少なくとも1つのSCell上のリソース配分が、無認可周波数を用いながら、前記PCellからのリソース配分制御情報により実行される場合に実行される請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記第1のキャリア周波数(110)上で動作する前記PCellと前記第2のキャリア周波数(120)上で動作する前記少なくとも1つのSCellとの間のキャリアアグリゲーションは、前記PCellと前記少なくとも1つのSCellは、同じ動作モードで動作する場合に実行され、該動作モードはFDDモード若しくはTDDモードのいずれかである請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記第1のキャリア周波数(110)上で動作する前記PCellと前記第2のキャリア周波数(120)上で動作する前記少なくとも1つのSCellとの間のキャリアアグリゲーションは、前記PCellと前記少なくとも1つのSCellは、異なる動作モードで動作する場合に実行され、該動作モードは、前記PCell上はFDDモードであり前記少なくとも1つのSCell上はTDDモードであるか、若しくは前記PCell上はTDDモードであり前記少なくとも1つのSCell上はFDDモードである請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記第1のキャリア周波数(110)上で動作する前記PCellと前記第2のキャリア周波数(120)上で動作する前記少なくとも1つのSCellとの間のキャリアアグゲーションは、前記少なくとも1つのSCellが、ダウンリンク方向へのみ用いるために全てのリソースを配分するコンフィギュレーションモードで動作する場合に実行される請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記第1のキャリア周波数(110)上で動作する前記PCellと前記第2のキャリア周波数(120)上で動作する前記少なくとも1つのSCellとの間のキャリアアグリゲーションは、前記少なくとも1つのSCellがアップリンクとダウンリンクのリソース配分をTDDフレーム構造で配分するコンフィギュレーションモードで動作し、ある時間インスタンスにおいて該配分はアップリンクにあり、他の時間インスタンスにおいて該配分はダウンリンクにある場合に実行される請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  10. 一方における電気通信ネットワーク(10)の無線アクセスネットワーク(16)のアクセスポイント(15)と、他方における前記電気通信ネットワーク(10)の加入者のユーザ機器(20)との間の使用可能帯域幅を向上させるシステムであって、
    前記ユーザ機器(20)及び前記アクセスポイント(15)は、少なくとも第1の通信キャリア及び第2の通信キャリアのキャリアアグリゲーションを用いる標準化された移動通信技術に基づいて相互に通信し、
    前記第1の通信キャリアは、第1のキャリア周波数(110)を有し、前記第2の通信キャリアは、第2のキャリア周波数(120)を有し、
    前記第1のキャリア周波数(110)は、前記移動通信技術に関係した標準化された認可周波数であり、
    前記第2のキャリア周波数(120)は無認可周波数であり、
    前記第1のキャリア周波数上の第1の通信技術は、プライマリセル(PCell)を定義し、一方、前記第2のキャリア周波数(120)上の前記第1の通信技術又は第2の通信技術は、前記PCellに加えて少なくとも一時的に使用される、少なくとも1つのセカンダリセル(SCell)を定義する、システム。
  11. 一方における電気通信ネットワーク(10)の無線アクセスネットワーク(16)のアクセスポイント(15)と、他方における前記電気通信ネットワーク(10)の加入者のユーザ機器(20)との間の使用可能帯域幅を向上させるアクセスポイントであって、
    前記ユーザ機器(20)及び前記アクセスポイント(15)は、少なくとも第1の通信キャリア及び第2の通信キャリアのキャリアアグリゲーションを用いる標準化された移動通信技術に基づいて相互に通信し、
    前記第1の通信キャリアは、第1のキャリア周波数(110)を有し、前記第2の通信キャリアは、第2のキャリア周波数(120)を有し、
    前記第1のキャリア周波数(110)は、前記移動通信技術に関係した標準化された認可周波数であり、
    前記第2のキャリア周波数(120)は無認可周波数であり、
    前記第1のキャリア周波数上の第1の通信技術は、プライマリセル(PCell)を定義し、一方、前記第2のキャリア周波数(120)上の前記第1の通信技術又は第2の通信技術は、前記PCellに加えて少なくとも一時的に使用される、少なくとも1つのセカンダリセル(SCell)を定義する、アクセスポイント。
  12. 一方における電気通信ネットワーク(10)の無線アクセスネットワーク(16)のアクセスポイント(15)と、他方における前記電気通信ネットワーク(10)の加入者のーザ機器(20)との間の使用可能帯域幅を向上させるユーザ機器であって、
    前記ユーザ機器(20)及び前記アクセスポイント(15)は、少なくとも第1の通信キャリア及び第2の通信キャリアのキャリアアグリゲーションを用いる標準化された移動通信技術に基づいて相互に通信し、
    前記第1の通信キャリアは、第1のキャリア周波数(110)を有し、前記第2の通信キャリアは、第2のキャリア周波数(120)を有し、
    前記第1のキャリア周波数(110)は、前記移動通信技術に関係した標準化された認周波数であり、
    前記第2のキャリア周波数(120)は無認可周波数であり、
    前記第1のキャリア周波数上の第1の通信技術は、プライマリセル(PCell)を定義し、一方、前記第2のキャリア周波数(120)上の前記第1の通信技術又は第2の通信技術は、前記PCellに加えて少なくとも一時的に使用される、少なくとも1つのセカンダリセル(SCell)を定義する、ユーザ機器。
  13. コンピュータ上で実行されると、請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法を前記コンピュータに実行させるプログラムコードを含むプログラム。
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