JP5977249B2 - 建物の空気透過性を測定するためのデバイスおよび方法 - Google Patents

建物の空気透過性を測定するためのデバイスおよび方法 Download PDF

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Description

本発明は、建物の全体または一部の空気透過性を測定するためのデバイスおよび方法に関する。
建物が一定の気密性仕様をどの程度遵守しているかを評価することを可能にするために、建物を機械的に加圧または減圧することによって、および建物の内部と外部との間の静圧差の範囲でこれによって生じる空気流量を測定することによって、建物の空気透過性を測定することは既知の慣例である。その場合、例えば、BBC−Effinergieラベルで特に使用される、Q4Pa-surfで示される、4Paでの漏洩流量を低温壁表面積で割ったもの、またはPassivhausもしくはMinergie−Pラベルで特に使用される、n50で示される、50Paでの漏洩流量を加熱容積で割ったものなど、加圧または減圧試験の結果から、建物の空気透過性を表すパラメータを計算することができる。
計算された透過性パラメータの最大精度を達成するために、空気流量および圧力差の測定は、最高圧力差を少なくとも50Paとする必要がある最大10Paの段階で印加される圧力差の範囲にわたって実施される。これらの複数の測定のために、この方法は時間がかかり、実施が困難である。複数の測定を行い、これらを利用して透過性パラメータを計算するには、電子測定および計算機器を含んだ、扱いにくく費用のかかる機器が必要である。
特に、建物の空気透過性を測定するために認定組織によって従来使用されているデバイスは、ファンに連結され、標準的なドアまたは窓開口に嵌め込むことができる疑似ドアを備える送風機ドアデバイスである。このデバイスでは、必要な流量の範囲をカバーすることができるように、ファンが可変速度モータを備えている。デバイスは測定値から透過性パラメータを計算するように設計されたコンピュータに接続された電子測定機器も備える。この既知のデバイスは、一人のオペレータが設置するには扱いにくく、厄介であり、困難である。さらに、このデバイスは、モータの変速装置、測定機器およびコンピュータを含む数多くの電子機器を含むので、壊れやすく、現場での使用を不便なものにしている。
本発明は、より詳細には、建物または建物の一部の空気透過性を簡単かつ迅速に評価することを可能にし、かつ堅牢であり軽量であるデバイスを提案することによって、これらの不利点を改善しようとするものである。特に、気密性を達成する責任を負う会社が独自の自己チェックを現場で実施することができるように、使用が簡単であり、既存のデバイスより安価なそのようなデバイスが必要とされている。これらの自己チェックの目的は特に、認定組織による正式検証の前に、建造物が全体的に気密性に関して要求されている閾値を遵守していることを確認することである。
この目的を達成するために、本発明の1つの主題は、建物の少なくとも一部の空気透過性を測定するためのデバイスであり、このデバイスは、
両端が開口した気密なダクトであって、ダクトの第1の端部が建物の一部内に開口し、ダクトの第2の端部が建物の外部に開口するように配置されている、気密なダクトと、
電動ファンであって、その回転空気導入部材が、その回転軸をダクトの長手方向軸と実質的に平行にしてダクト内に配置されている、電動ファンと、
建物の一部内と建物の外部との間の圧力差を測定するための手段と
を備え、このデバイスは、さらに、
ダクトを閉鎖するための調整可能な閉鎖部材であって、ダクトを通る空気流の断面を局所的に変化させることができ、ダクトの最小閉鎖状態とダクトが完全に閉鎖される状態との間で連続的に調整可能である、閉鎖部材と、
基準圧力差でダクトが閉鎖部材によって閉鎖される程度を判断するための手段と、基準圧力差での閉鎖のこの程度から、ダクトを通る対応する空気流量、または建物の一部の空気透過性を示すパラメータのいずれかを判断するための手段と
を備えることを特徴とする。
本発明によるデバイスの他の有利な特徴によれば、単独でまたは任意の技術的に可能な組合せで以下が考慮される。
− 閉鎖部材は、電動ファンの空気導入部材の上流でダクトを通る空気流の断面を局所的に変化させることができる。
− 閉鎖部材は、電動ファンの空気導入部材の下流でダクトを通る空気流の断面を局所的に変化させることができる。
− 基準圧力差でダクトが閉鎖される程度を判断するための手段は、視覚的手段または同等の手段であり、手段は特に、ダクトの外部に、閉鎖部材が調整されると目盛りの上を動くスライダーを備え、または手段は、ダクト内に配置された、閉鎖の程度を測定するための電子センサ、具体的には、閉鎖部材が枢動フラップである場合は電子角度センサを備え、目盛りの上を動くスライダータイプの視覚的手段である場合、スライダーは特に、最小閉鎖構成と完全閉鎖構成との間で閉鎖部材を操作するための操作ノブによって形成することができ、このノブは、調整後に目盛りの上を動く。
− 基準圧力差での閉鎖の程度から、ダクト内の空気流量または空気透過性を示すパラメータを判断するための手段は、有利には一方では閉鎖の程度と、他方では空気流量または空気透過性パラメータとの間の直接的な対応を成立させる直接判断手段であり、特に、一方では閉鎖の程度と、他方では空気流量または空気透過性パラメータとの間の対応を示す、コンピュータにあらかじめプログラムすることが可能なチャートまたは相互関係表、あるいはデータベースである。
− デバイスは、基準圧力差での閉鎖の程度から、建物の一部の空気透過性を表すパラメータを判断するための手段を備え、この手段は、基準圧力差で、ダクトが閉鎖部材によって閉鎖される程度と、建物の一部に特徴的な寸法と、建物の一部の空気透過性を表すパラメータとの間の関係を成立させる少なくとも1つのチャートを備える視覚的手段である。
− デバイスは、基準圧力差での閉鎖の程度から、空気流量を判断するための手段、および空気流量から建物の一部の空気透過性を表すパラメータを計算するための手段を備える。
− デバイスは、基準圧力差での閉鎖の程度から、空気流量を判断するための手段を備え、この手段は、基準圧力差で、ダクトが閉鎖部材によって閉鎖される程度と、ダクトを通る空気流量との間の関係を成立させる少なくとも1つのチャートを備える視覚的手段である。
− 閉鎖部材は、電動ファンの空気導入部材の回転軸に関して対称なダクトを通る空気流の断面を局所的に変化させることができる。
− 閉鎖部材は、ダクト内に置かれ、かつダクトの最小閉鎖位置とダクトの完全閉鎖位置との間で、ダクトの長手方向軸を横切る軸の周りで枢動することができる枢動フラップである。
− ダクトの最小閉鎖位置で、枢動フラップが、ダクトの長手方向軸と実質的に平行に向き、ダクトの完全閉鎖位置で、枢動フラップが、ダクトの長手方向軸に対して横切るように向く。
− デバイスは、最小閉鎖位置と完全閉鎖位置との間で枢動フラップを操作するためのノブを備え、このノブは、枢動フラップの枢動軸に固定されている。
− 閉鎖部材は、ダクト内に配置された調整可能な断面の隔壁であり、隔壁の中心軸がダクトの長手方向軸に対して実質的に平行である。
− 電動ファンは、電子変速装置を有さない。
− 圧力差を測定するための手段は、一方は建物の一部の内部で吸気するため、もう一方は建物の外部で吸気するための2つの吸気管に連結された差圧ゲージを備える。
− デバイスは、建物の外部へと開口する建物の一部の開口へと、気密に、かつ取外し可能に固定することができるパネルを備え、このパネルはダクトが通るスリーブを備える。
− デバイスは、スリーブとダクトとの間を気密に協調させる手段を備え、この手段は、ダクトの外周溝に収容することができるスリーブの弾性部を備える。
− デバイスは、ダクトの外周溝のそれぞれの側で、圧力差測定手段に属する2つの吸気管を保持するための手段を備える。
− デバイスは、パネルを建物の一部の開口へと、気密に、かつ取外し可能に取り付けるためのフレームを備え、フレームは互いに可逆的に連結することができる複数のセクション部分から構成される。
− デバイスは、ダクトおよび圧力差を測定するための手段を支持するための外枠を備え、この外枠にホイールが嵌め込まれている。
本発明の別の主題は、上記のいずれかに記載のデバイスを使用して、建物の少なくとも一部の空気透過性を測定するための方法であり、この方法は、以下の連続工程、すなわち、
ダクトの第1の端部が建物の一部の内部に開口し、ダクトの第2の端部が建物の外部に開口し、建物の外部に開口する建物の一部の他のすべての開口が閉鎖されるように、建物の外部に開口する建物の一部の開口にダクトを気密に配置することと、
電動ファンのスイッチを入れることと、
閉鎖部材をその完全閉鎖構成へと調整し、建物の一部の内部と建物の外部との間の測定された圧力差が実質的にゼロであることを確実にするために、チェックを実行することと、
閉鎖部材を、圧力差の測定値が基準圧力差と等しくなるまで、ダクトの完全閉鎖構成から、ダクトの最小閉鎖構成へ向かって徐々に操作することと、
基準圧力差で閉鎖される程度を判断するための手段、および基準圧力差で閉鎖の程度から、ダクトを通る対応する空気流量または建物の一部の空気透過性を表すパラメータのいずれかを判断するための手段を使用して、ダクトを通る空気流量または建物の一部の空気透過性を表すパラメータのいずれかを判断することと
を備える。
本発明の特徴および利点は、例としてのみ示され、添付の図面を参照する、本発明による透過性を測定するためのデバイスおよび方法の一実施形態の説明から、より明らかになるであろう。
本発明による透過性を測定するためのデバイスの斜視図。 空気透過性を測定する施設の開口の定位置に設置された図1のデバイスの斜視図であり、デバイスを建物の内部から見た図。 図2の矢印IIIの方向のデバイスの図。 図3の線IV−IVに沿った断面図。 図2の矢印Vの方向のデバイスの図。 図1のデバイスの一部を成すチャート。 透過性を測定するためのデバイスの代替形態の図5と同様の図。 透過性を測定するためのデバイスの別の代替形態の図5と同様の図。
図1から図5に示すデバイス1は、建物の全体または一部に対応する、施設の空気透過性を測定するためのものである。特に、建物の個別の部屋を、デバイス1を使用して別個に測定することができる。例えば、集合住宅で、それぞれの部屋を別個に測定することができる。
デバイス1は、互いに連結された一連のいくつかのダクトセクションから形成された、長手方向軸X2に中心合わせされた気密なダクト2を備える。図4の断面図に明確に示されているように、ダクト2のセクションの1つが、軸X2に中心合わせされた電動ファン3のカラー31から形成されており、その内部に電動ファンのプロペラ33およびモータ35がある。空気が図4の矢印Fの方向に引き込まれるようにするプロペラ33が、ダクト2に配置されており、回転軸X3がダクトの長手方向軸X2と一致する。電動ファン3は、電動ファンのスイッチを入れるためのスイッチ39が取り付けられ、電動ファンのための電源リード線10が接続された、端子台37も備える。図示されていない代替形態では、電動ファンのモータは、例えば端子台37付近など、カラーの外周部に移動させることができ、長手方向軸X2の方向のコンパクト性を高めることができる。好ましくは、電動ファンのモータ35は変速装置を有さない。
電動ファン3は、透過性を測定する施設の機械的加圧または減圧を生じさせるように設計されている。そのために、電動ファン3は、気密性を測定する施設のタイプに適した最大流量を有するように選択され、特に、施設の容積が大きいほど、電動ファンの最大流量が高い必要がある。例を挙げると、個人住居または小規模建物では、電動ファン3の最大流量の適切な値は、50Paで約1750m3/時である。
電動ファン3を通って空気が流れる方向Fを考慮すると、セクション31の上流に配置されるダクト2の別のセクションは、ダンパ4の円筒形本体41によって形成される。本体41はダクトの長手方向軸X2に中心合わせされている。円盤型フラップ43が本体41の内部に配置されている。このフラップ43は、本体41内で、ダクトの長手方向軸X2に垂直な軸X4の周りで枢動するように取り付けられ、枢軸X4は枢動フラップ43の直径に沿って延びる。
軸X4の周りの枢動フラップ43の枢動を本体41の外部から操作するために、デバイス1は、枢動フラップの枢軸X4に固定された、図5に明確に示されているノブ5を備える。枢動フラップ43は、ノブ5を使用して、長手方向軸X2に対して平行になる位置であるダクト2の最小閉鎖位置P1と、長手方向軸X2に対して垂直に向く位置であるダクト2の完全閉鎖位置P2との間で調整可能である。したがって、枢動フラップ43は、電動ファン3のプロペラ33の上流のダクト2を通る空気流の断面を局所的に変化させることができる。
有利には、枢軸X4が枢動フラップ43の直径に沿って延びているので、この断面の変化はプロペラ33の回転軸X3に対して対称に起きる。デバイスの軸対称に配慮したこのような構成によって、枢動フラップ43が枢動すると、空気流をダクト2内で安定させ続けることができる。
ダクトの長手方向軸X2に平行な図4に見ることができるように、電動ファン3と枢動フラップ43との間の距離eは、枢動フラップ43が最小閉鎖位置P1にあるとき、最小化される。これにより、軸X2の方向でデバイス1の大きさを制限することができる。
ノブ5は、枢動フラップ43が枢動するように形成されているので、そのためにデバイスのケーシング上に設けられた目盛り6の上を動くポインタの形の部品51を備える。目盛り6は、例えば、目盛りが記されたステッカーをケーシングに取り付けることによって得ることができる。目盛り6は、ノブ5の位置によって、ダクト2が枢動フラップ43によって閉鎖されている程度を目視で判断することができ、閉鎖の程度は、枢動フラップ43の枢動角度である0度から90度によって表される。
ノブ5の部品51が目盛り6で0度を示すとき、枢動フラップ43は、ダクト2の完全閉鎖位置P2にある。ノブ5の部品51が目盛り6で90度を示すとき、枢動フラップ43は、ダクト2の最小閉鎖位置P1にある。枢動フラップ43の2つの位置P1およびP2は、図5に点線で示されており、この図ではノブ5の位置は位置P2に対応することが理解されよう。ノブ5は、ノブの枢動、すなわち枢動フラップ43の枢動を阻止するピン53も備える。
ダンパ4の本体41の2つの端部のそれぞれが、段状カラー22または24と組み付けられ、隣接するダクトセクションと連結されている。それぞれのカラー22または24は、本体41の外周部にOリングシール21または23があることによって気密になるように、本体41の対応する端部と組み付けられる。
本体41の下流にあるカラー22は、電動ファン3のカラー31と、それぞれの肩部を連結することによって組み付けられる。2つのカラー22と31の肩部間の面接触によって、アセンブリが気密になる。
本体41の上流にあるカラー24および電動ファン3のカラー31は、それぞれが一部がメッシュで形成されている端部プレート27および28と、カラーの肩部をそれぞれの端部プレートの中実部分に固定することによって、それぞれ連結される。同じく、肩部と端部プレートの中実部分との間の面接触によって、アセンブリが気密になる。
端部プレート27および28は、ダクト2の端部セクションを形成する。空気が流れる方向Fを考慮すると、電動ファン3のプロペラ33のそれぞれ上流および下流にあるダクト2の2つの端部2Aおよび2Bは、端部プレート27および28それぞれのメッシュ部分のおかげで、開口している。
気密性を測定する施設を減圧する場合、ダクト2は、上流端2Aを施設の内部に開口し、下流端2Bを施設の外部に開口して、建物の外部に開口する施設の開口に気密に配置する必要があり、建物の外部に開口する施設の他のすべての開口を閉鎖する必要がある。そのような構成は図2に示されており、デバイス1が、減圧試験を使用して施設100の空気透過性を測定するように、施設100のドア開口101に設置されている。
反対に、気密性を測定する施設を加圧する場合、ダクト2は、下流端2Bを施設の内部に開口し、上流端2Aを施設の外部に開口して、配置する必要がある。
デバイス1は、気密性を測定する施設の内部と、建物の外部との間の圧力差ΔPを測定するための差圧ゲージ9も備える。圧力ゲージ9は、測定する圧力差が0Paから60Paの範囲内で±2Pa以内となる精度を有するように選択される。この実施形態では、圧力ゲージ9はアナログディスプレイを有する。代替案として、電子圧力ゲージを使用することも可能である。しかし、堅牢性および使用のしやすさから、アナログ圧力ゲージが好ましい。特に、アナログ圧力ゲージは較正の必要がない。
図5に明確に示すように、圧力ゲージ9はダクト2の外部に固定され、ダイアル91が枢動フラップ43を操作するノブ5の付近にある。1つは施設の内部で吸気するため、1つは施設の外部で吸気するための、2つの柔軟な吸気管7および8が、図4に概略的に示すように、圧力ゲージ9の入口に連結されている。
デバイスの様々な構成部品を最小容量にグループ化するために、デバイス1は、ダクト2の端部プレート27および28、ならびに圧力ゲージ9が固定される外枠11を備える。より詳細には、図1に見ることができるように、端部プレート27および28は外枠11の2つの反対側面に固定され、圧力ゲージは枢動フラップ43を操作するノブ5付近の外枠11のカバーに固定されている。外枠11はホイール12およびハンドル13に取り付けられており、特に一人のオペレータによって、デバイス1を操作し移動させることが容易になる。外枠11は、デバイス1を透過性測定のために使用していないとき、吸気管7および8を折り畳むのに有利となることができるダクト2の下側にあるバスケット14も備える。
2つの吸気管7と8との混乱を避けるため、および取扱いミスを避けるために、それぞれの管は、2つの端部プレート27および28の一方の開口部に嵌合し、静止摩擦によってこの開口部に保持される。したがって、図4に概略的に示すように、同じく空気が電動ファン3を通って流れる方向Fを考慮すると、圧力ゲージ9の「低圧力」側に連結された管7は上流側にある端部プレート27の開口部273を通り、圧力ゲージ9の「高圧力」側に連結された管8は下流側にある端部プレート28の開口部283を通っている。
デバイスは、図2に見ることができるように、取り付けフレーム19によって、デバイス1を使用して気密性を測定する施設の開口へと、気密に、かつ取外し可能に固定されるように設計されたパネル15も備える。上記の開口は建物の外部と連結されている必要がある。これは特に、施設100の開口101などのドア開口とすることができる。
パネル15は、関連基準に従って透明なのぞき窓16aを備えた、柔軟で気密な膜16を備える。非限定的な例では、膜16は、のぞき窓16aが形成された、Saint−Gobain Isover社から市販されているVARIO DUPLEX膜から形成することができる。パネル15は、膜16に縫い付けられた、有利には樹脂含浸繊維から形成された気密スリーブ17も備える。スリーブ17は、その自由端付近に、輪郭の全周にわたってのびる弾性部171を有する。この弾性部171は、ダクト2とスリーブ17との間を気密に協調させるように、ダクト2の端部プレート27の外周部および端部プレート28の外周部にそれぞれ形成された2つの溝271および281に収容することができる。
パネル15を開口に気密に取り付けるように設計されたフレーム19は、複数のアルミニウムセクションの部分から形成された、調整可能なサイズのフレームである。このタイプのフレームは良く知られており、建物の空気透過性を測定するために広く使用されている。既知の方法では、フレームの2つの直立部材および2つの交差部材を形成するように、フレーム19のセクション部分を互いに留め付けることができる。図2には示されていないが、ダクト2がスリーブ17内の定位置に置かれるとき、換気機器付近の膜の変形を避けるために、2つの上側および下側交差部材に加えて、有利には、中心フレーム交差部材を設けることができる。
既知の方法では、カムのシステムによって、フレーム19の寸法を開口のフレーミングに嵌まるように調整することができる。パネル15の膜16は、開口へと固定されると、開口のフレーミングとフレーム19の輪郭を形成するセクション部分との間に押し込まれる。パネル15を取り付け時にフレーム19に対して定位置に維持しやすいように、膜16にベルクロテープが設けられる。
有利には、パネル15およびフレーム19は、最小スペース量を占めるように、それぞれ折り畳み、分解することができる。特に、一度折り畳まれたパネル15は、外枠のバスケット14に収容することができる。したがって、デバイス1全体を、特に一人のオペレータによって、操作し移動させることが容易である。
本発明による、デバイス1を使用して、建物の全体または一部に対応する施設の空気透過性を測定するための方法を以下で説明する。
まず、そのような測定方法は、気密性を測定する施設を減圧または加圧することを含むことに留意されたい。次に、施設の減圧測定試験の例を説明する。気密性を測定する施設は、単一ゾーンとして加圧または減圧に反応するような構成にする必要があることにも留意されたい。特に、均一の圧力を維持するために、施設内部のすべての内部連通ドアは開いている必要がある。
例を挙げると、デバイス1を使用して、図2の施設100の空気透過性を測定するための方法は、以下に説明するステップを含む。
まず、施設100内部のすべての内部連通ドアを開け、ドア開口101を除いて、建物の外部に開口する施設100のすべての開口を閉じる。
次いで、パネル15を、取り付けフレーム19を使用して、ドア開口101に気密に設置する。その際、例えば、パネル15の膜16を、地面に広げることができ、様々な構成セクション部分を組み合わせることによって得られたフレーム19を、この目的のために設けられたベルクロテープを使用して、膜16の表面に固定することができる。次いで、膜16をフレーム19と開口101のフレーミングとの間に気密に固定するために、フレーム19を備えた膜16を開口101のフレーミングに配置し、フレーム19の直立および交差部材のサイズを調整する。
次いで、内部および外部圧力吸気管7および8を繰り出し、換気機器からある距離、好ましくは数メートルの距離で開口101のそれぞれの側に置く。
次いで、ダクト2の上流端2Aが施設100の内部に開口し、ダクト2の下流端2Bが建物の外部に開口するように、ダクト2をパネル15のスリーブ17に配置する。スリーブ17とダクト2との間の連結を気密にするために、スリーブの弾性部171を端部プレート28の外周溝281に正確に係合させるようにする。
吸気管7および8が正確に、すなわち、管7が施設の内部に、管8が建物の外部に、配置されているときのみ、スリーブ17とダクト2との間の気密性を得ることができる。特に、2つの管のそれぞれは、ダクトの2つの端部プレート27および28の一方に開けられた開口部273または283から延びているので、2つの管は外周溝281のいずれかの側に保持される。これは、管の不正確な配置、すなわち、管7が建物の外部、管8が施設100の内部という管の逆の配置、または管が両方とも同じ側にある配置が、スリーブの弾性部171がダクトの溝281に係合させないようにすることを意味する。この配置は、誤操作防止特徴として作用し、デバイス1の不正確な使用の危険性を抑制する。
次いで、スイッチ39を使用して電動ファン3のスイッチを入れ、ノブ5を使用して枢動フラップ43がダクト2の完全閉鎖位置P2にくるようにする。この構成では、圧力ゲージ9によって測定される施設100の内部と建物の外部との間の圧力差ΔPが、少なくとも30秒間、±2Pa以内で実質的にゼロであることを確実にするために、チェックを実行する。
このチェックを行った後、枢動フラップ43を軸X4の周りで最小閉鎖位置P1に向かって徐々に枢動することによって、枢動フラップ43を完全閉鎖位置P2から徐々に開く。そのために、ノブ5を図5の矢印Rの方向に徐々に回転する。その際、施設100の一部の内部と建物の外部との間の圧力差ΔPは、50Paの基準圧力差ΔPrに達するまで変化し、この圧力差は圧力ゲージ9のダイアル91から読み取られる。それぞれの圧力差での空気流量を安定させるように、枢動フラップ43が徐々に開かれる。
50Paの基準圧力差ΔPrに達したとき、目盛り6の値を指し示すノブ5の部品51を使用して、閉鎖の程度の対応する値が目視で判断される。次いで、図6に示すチャート6’などの表を使用して、施設100の空気透過性を示すパラメータの値を推測する。
チャート6’は、基準圧力差ΔPr=50Paで、以下についての関係を成立させる:
− チャート6’の0度から90度で構成されるフラップ43の枢動角度によって表される、枢動フラップ43によるダクト2の閉鎖の程度
− ATbatで示され、チャート6’ではm2で表される、施設の低温壁の全表面積APF
− Q4で示され、チャート6’ではm3(h.m2)で表される、低温壁の表面積で割った4Paでの漏洩流量
Figure 0005977249
BBC−Effinergieラベルでは、表示器の値Q4Pa-surfは、0.6m3/(h.m2)以下である必要がある。チャート6’を使用して、施設100の表示器の値Q4Pa-surfが満足できるものであるかどうか、直接判断することが可能であり、すなわち、ノブの部品51の先端の反対側で読み取られる閉鎖の程度から開始し、施設100の低温壁の全表面積を認識し、施設がチャート6’でQ4=0.6と表示された帯域内にあるかどうかを判断するために視覚的チェックを実行する。
実際には、基準圧力差ΔPrに対応する閉鎖の程度から、ダクト2内の対応する空気流量または施設の空気透過性を表すパラメータのいずれかを視覚的に判断するために使用されるチャート6’または他のチャートは、デバイス1の試験室較正を実行することによって得られる。この較正によって、50Paの基準圧力での閉鎖の程度と、V50で示される、ダクト2内の対応する容積空気流量との間の関係を成立させることが可能である。
既知の方法では、Vで示される、気密性欠陥を通る容積空気流量、または漏洩流量は次の式によって表される:
Figure 0005977249
式中、Cは空気透過性係数、ΔPはエンベロップのいずれかの側の圧力差、nは流れの指数である。特に、新築の個人住居では、指数の値nが常に0.6から0.7の間であることが実験的に明らかになっている。
式(I)から、50Paでの漏洩流量に対する4Paでの漏洩流量の比を次の式で推測することが可能である:
Figure 0005977249
これにより、表示器の表示Q4Pa-surfを容積流量V50の関数として推測することが可能である。
Figure 0005977249
上記の式(III)では、容積流量V50は、ノブ5の部品51によって視覚的に判断される枢動フラップ43によるダクト2の閉鎖の程度に直接関連し、施設の低温壁の全表面積APFを認識し、指数の値nはそれぞれのタイプの施設について実験的に評価することができる。特に、施設が新築の個人住居であるとき、指数nの値0.6を使用することができ、これは最も不利な値である。
したがって、上記に照らして、基準圧力差ΔPrで、図6のチャート6’に示すように、閉鎖の程度と、低温壁の表面積APFと、表示器Q4Pa-surfとの間の関係を成立させる、パラメータ化されたチャートをプロットすることが可能である。
この例では、チャート6’によって、BBC−Effinergieラベルで特に使用される、低温壁の表面積で割った4Paでの漏洩流量、Q4Pa-surfを判断することが可能である。変形例として、本発明によるデバイスは、Q4Pa-surfを判断するためのチャートの代わりに、またはそれに加えて、PassivhausまたはMinergie−Pラベルで特に使用される、加熱容積で割った50Paでの漏洩流量
Figure 0005977249
などの空気透過性を表す他のパラメータを判断するためのチャートを備えることができる。
さらに、チャートの代わりに、またはそれに加えて、本発明によるデバイスは、パラメータQ4Pa-surfおよびn50など、空気透過性を表す多数のパラメータの1つまたはそれぞれについて、空気透過性を表すパラメータをユーザによって提供される入力データの関数として表す式を使用するアルゴリズムでプログラムされた計算部を備えることができる。アルゴリズムに提供される入力データの1つは、枢動フラップ43によるダクト2の閉鎖の程度、または直接対応する容積流量V50のいずれかであり、その値は較正から既知である。計算部は、データ記録媒体に記録された指示を実行することが可能な、従来のプログラム可能なコンピュータに組み込まれている。
例を挙げると、計算部は、表示器Q4Pa-surfを表す上記の式(III)を使用するアルゴリズムでプログラムすることができ、指数nは0.6、すなわち最も不利な値である。アルゴリズムに提供される入力データは次の通りである:施設の低温壁の表面積APF、枢動フラップ43によるダクト2の閉鎖の程度、または直接対応する容積流量V5。計算部は、パラメータ値Q4Pa-surfを出力で供給するように設計されている。
別の例によれば、計算部は、表示器n50を表す上記の式(IV)を使用するアルゴリズムでプログラムすることができる。アルゴリズムに提供される入力データは次の通りである:施設の加熱容積、枢動フラップ43によるダクト2の閉鎖の程度、または直接対応する容積流量V50。計算部は、パラメータn50の値を出力で供給するように設計されている。
アルゴリズムに提供される入力データは、空気透過性を表すパラメータの目標最大透過可能値も備え、この最大透過可能値は、例えば基準によって定義される。次いで、計算部は、空気透過性を表すパラメータの計算値が実際に目標最大透過可能値以下であるかどうかを示す、OK/NOKタイプのメッセージを出力で供給するように設計することができる。
図7および図8は、プログラム可能なコンピュータタイプの上記で述べたコンピュータ71が、フラップ43の枢動を操作するために、ノブ5の付近でデバイスのカバーに組み込まれている、デバイス1の2つの代替形態を示す。通常の方法では、コンピュータ71はディスプレースクリーンまたはキーパッドを備える。図7の代替的な形態では、コンピュータ71は、穴を備えたデバイスのカバーに直接置かれる。図8の代替的な形態では、コンピュータ71は、図5の実施形態の端子台37の代わりとなり、コンピュータ71、電動ファンのスイッチを入れるためのスイッチ39、電動ファンの電源を組み合わせた、ケーシング37’内に配置される。
上記の例では、施設100を減圧することを含む測定方法の特別なケースを考慮した。施設を加圧することを含む測定方法も、デバイス1を使用して実行することができる。そのために、スリーブ17の弾性部171は、図2のように、溝281の代わりに溝271と協働するように形成され、すなわち、デバイスはダクトの上流端2Aが建物の外部に開口し、ダクトの下流端2Bが施設100の内部に開口するように反転される。したがって、デバイス1は容易に反転可能である。
上記から明らかであるように、本発明によるデバイスは多数の利点を有する:その簡略性およびその使用の速度;可搬式であり、一人のオペレータによって設置できること;重量、サイズ、構成部品の数、したがって費用価格に関して最適化されていること;特に電子機器の存在を制限することによって、または図1から図6の実施形態のように、電子機器が完全にないことによって得られた、従来のデバイスに対して改善された堅牢性;空気透過性を表すパラメータの値を判断するために追加のコンピュータまたはグラフィックインターフェースを必要としないので、スタンドアロンデバイスであること;反転可能である、すなわち、デバイスのダクトを逆にするだけで、施設の加圧測定試験および減圧測定試験の両方を実施することができること。
本発明は、上記で説明され、図示された実施形態に制限されない。
具体的には、枢動フラップ43は、任意のタイプの閉鎖部材、特にダクトの長手方向軸に中心合わせされた隔壁によって、あるいは、ダクトの長手方向軸に平行な対応するシートに関して摺動することができる丸みのあるヘッドを備えたバルブによって、置換することができる。好ましくは、閉鎖部材は、最小閉鎖構成と完全閉鎖構成との間で操作されることによって生じる断面の変化がダクトの軸対称を壊さないように、閉鎖部材が選択される。
さらに、デバイスのダクトを通る空気流、したがってダクトを通る空気流量の断面を局所的に変化させるために、本発明による閉鎖部材は、ダクト内で電動ファンの空気導入部材の上流または下流に配置することができる。具体的には、上記の例では、電動ファン3を通って空気が流れる方向Fを考慮すると、枢動フラップ43は、ダクト2内で、プロペラ33の上流に設置するのではなく、電動ファン3のプロペラ33の下流に設置することができる。
さらに、基準圧力差で閉鎖部材によってダクトが閉鎖される程度を判断するための手段は、上記の例のノブの代わりに、ダクト内に配置された、閉鎖の程度を測定するための電子センサ、具体的には、閉鎖部材が枢動フラップであるとき、電子角度センサを備えることができる。
ダクトを通る空気流の断面を変化させるための閉鎖部材の調整の操作、特に図に示す実施形態の枢動フラップ43の枢動の操作は、手動で実施するのではなく、電子デバイスを使用して、自動化された方法で達成することができる。閉鎖部材の調整を操作するためのそのような自動化されたシステムと関連付けられた閉鎖の程度を判断するための手段は、閉鎖部材が調整され、目盛りの上を動くとき、特にスライダーとすることができる視覚的手段または同等の手段、または先に述べたように閉鎖の程度を測定するための電子センサータイプの手段とすることができる。
デバイスのダクトの様々な要素を形成する材料は、気密であれば、性質が異なってもよい。特に、ダクトセクション22、24、27、28、31、41は、例えばアルミニウムまたは亜鉛めっき鋼などの金属から形成することができ、または気密な樹脂で形成することができる。
さらに、閉鎖部材を作動させるためのノブのポインタ型の部品を目盛り6の定位置に向けて、チャート6’のタイプのチャートをデバイスのカバーに直接取り付けることができる。これにより紙のチャートを再分類する必要がなくなる。
最後に、本発明によるデバイスは、特に上記の例のようにドア開口、窓開口、または施設の内部を建物の外部と連結する他の空気出口など、建物の外部に開口する任意のタイプの開口に設置することができる。

Claims (22)

  1. 建物の少なくとも一部(100)の空気透過性を測定するためのデバイス(1)であって、
    両端(2A、2B)で開口した気密なダクト(2)であって、第1の端部(2A)が前記建物の一部内に開口し、第2の端部(2B)が前記建物の外部に開口するように配置されたダクト(2)と、
    電動ファン(3)であって、前記電動ファン(3)の回転空気導入部材(33)が、その回転軸(X3)を前記ダクトの長手方向軸(X2)と実質的に平行にして前記ダクト内に配置された、電動ファン(3)と、
    前記建物の一部内と前記建物の外部との間の圧力差ΔPを測定するための手段(7、8、9)とを備える、デバイス(1)において、
    前記ダクト(2)を閉鎖するための調整可能な閉鎖部材(43)であって、前記ダクトを通る空気流の断面を局所的に変化させることができ、前記ダクトの最小閉鎖状態と前記ダクトの完全閉鎖状態との間で連続的に調整可能である、閉鎖部材(43)と、
    基準圧力差(ΔPr)で前記ダクト(2)が前記閉鎖部材(43)によって閉鎖される程度を判断するための手段(5、6)と、前記基準圧力差(ΔPr)での閉鎖の程度から、前記ダクト(2)を通る対応する空気流量、または前記建物の一部の空気透過性を示すパラメータ(Q4Pa-surf,n50)のいずれかを判断するための手段(6’)と
    をさらに備えることを特徴とするデバイス。
  2. 前記閉鎖部材(43)が、前記電動ファン(3)の前記空気導入部材(33)の上流で前記ダクトを通る空気流の断面を局所的に変化させることができることを特徴とする、請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記閉鎖部材(43)が、前記電動ファン(3)の前記空気導入部材(33)の下流で前記ダクトを通る空気流の断面を局所的に変化させることができることを特徴とする、請求項1に記載のデバイス。
  4. 前記基準圧力差(ΔPr)で前記ダクトが閉鎖される程度を判断するための前記手段が視覚的手段(5、6)であることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載のデバイス。
  5. 前記基準圧力差(ΔPr)での閉鎖の程度を判断するための前記視覚的手段(5、6)が、前記ダクト(2)の外部に、前記閉鎖部材(43)を前記最小閉鎖構成と前記完全閉鎖構成との間で操作するためのノブ(5)を備え、このノブ(5)は調整後に目盛り(6、6’)の上を動くことを特徴とする、請求項4に記載のデバイス。
  6. 前記基準圧力差(ΔPr)での閉鎖の程度を判断するための前記手段が、前記ダクト内に置かれた、閉鎖の程度を測定するための電子センサを備えることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載のデバイス。
  7. 前記基準圧力差(ΔPr)での閉鎖の程度から、前記建物の前記一部の空気透過性を示すパラメータを判断するための手段を備え、前記手段は、前記基準圧力差(ΔPr)で、前記ダクト(2)が前記閉鎖部材(43)によって閉鎖される程度と、前記建物の前記一部に特徴的な寸法(APF,Vheated)と、前記建物の前記一部の空気透過性を表すパラメータ(Q4Pa-surf,n50)との間の関係を成立させる少なくとも1つのチャート(6’)を備える視覚的手段であることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載のデバイス。
  8. 前記基準圧力差(ΔPr)での閉鎖の程度から、空気流量を判断するための手段、および空気流量から前記建物の前記一部の空気透過性を表すパラメータ(Q4Pa-surf,n50)を計算するための手段(71)を備えることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載のデバイス。
  9. 前記基準圧力差(ΔPr)での閉鎖の程度から、空気流量を判断するための手段を備え、前記手段は、前記基準圧力差(ΔPr)で、前記ダクト(2)が前記閉鎖部材(43)によって閉鎖される程度と、前記ダクトを通る空気流量との間の関係を成立させる少なくとも1つのチャートを備える視覚的手段であることを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載のデバイス。
  10. 前記閉鎖部材(43)が、前記電動ファン(3)の前記空気導入部材(33)の回転軸(X3)に関して対称な前記ダクト(2)を通る空気流の断面を局所的に変化させることができることを特徴とする、請求項1から9のいずれか一項に記載のデバイス。
  11. 前記閉鎖部材が、前記ダクト(2)内に置かれ、かつ前記ダクトの最小閉鎖位置(P1)と前記ダクトの完全閉鎖位置(P2)との間で、前記ダクトの長手方向軸(X2)を横切る軸(X4)の周りで枢動することができる枢動フラップ(43)であることを特徴とする、請求項1から10のいずれか一項に記載のデバイス。
  12. 前記ダクトの前記最小閉鎖位置(P1)で、前記枢動フラップ(43)が、前記ダクトの長手方向軸(X2)と実質的に平行に向き、前記ダクトの前記完全閉鎖位置(P2)で、前記枢動フラップ(43)が、前記ダクトの長手方向軸(X2)に対して横切るように向くことを特徴とする、請求項11に記載のデバイス。
  13. 前記最小閉鎖位置(P1)と前記完全閉鎖位置(P2)との間で前記枢動フラップ(43)を操作するためのノブ(5)を備え、このノブ(5)は、前記枢動フラップの枢動軸(X4)に固定されていることを特徴とする、請求項11または12のいずれか一項に記載のデバイス。
  14. 前記閉鎖部材が、前記ダクト(2)内に配置された調整可能な断面の隔壁であり、前記隔壁の中心軸が前記ダクトの長手方向軸(X2)に対して実質的に平行であることを特徴とする、請求項1から10のいずれか一項に記載のデバイス。
  15. 前記電動ファン(3)が電子変速装置を有さないことを特徴とする、請求項1から14のいずれか一項に記載のデバイス。
  16. 前記圧力差(ΔP)を測定するための前記手段が、一方は前記建物の前記一部の内部で吸気するため、もう一方は前記建物の外部で吸気するための2つの吸気管(7、8)に連結された、差圧ゲージ(9)を備えることを特徴とする、請求項1から15のいずれか一項に記載のデバイス。
  17. 前記建物の前記一部の開口(101)へと、気密に、かつ取外し可能に固定することができるパネル(15)を備え、このパネル(15)は前記ダクト(2)が通るスリーブ(17)を備えることを特徴とする、請求項1から16のいずれか一項に記載のデバイス。
  18. 前記スリーブ(17)と前記ダクト(2)との間を気密に協調させる手段を備え、前記手段は、前記ダクトの外周溝(271、281)に収容することができる前記スリーブの弾性部(171)を備えることを特徴とする、請求項17に記載のデバイス。
  19. 前記ダクト(2)の前記外周溝(271、281)のそれぞれの側で、前記圧力差(ΔP)測定手段に属する、2つの吸気管(7、8)を保持するための手段(273、283)を備えることを特徴とする、請求項18に記載のデバイス。
  20. 前記パネル(15)を前記建物(100)の前記一部の開口(101)へと、気密に、かつ取外し可能に取り付けるためのフレーム(19)を備え、前記フレーム(19)は互いに可逆的に連結することができる複数のセクション部分から構成されることを特徴とする、請求項17から19のいずれか一項に記載のデバイス。
  21. 前記ダクト(2)および前記圧力差(ΔP)を測定するための手段(7、8、9)を支持するための外枠(11)を備え、この外枠(11)にホイール(12)が嵌め込まれていることを特徴とする、請求項1から20のいずれか一項に記載のデバイス。
  22. 請求項1から21のいずれか一項に記載のデバイス(1)を使用して、建物(100)の少なくとも一部の空気透過性を測定するための方法において、以下の連続工程、すなわち、
    −前記ダクト(2)の第1の端部(2A)が前記建物の前記一部の内部に開口し、前記ダクトの第2の端部(2B)が前記建物の外部に開口し、前記建物の前記一部の他のすべての開口が閉鎖されるように、前記建物の前記一部の開口に前記ダクト(2)を気密に配置することと、
    −前記電動ファン(3)のスイッチを入れることと、
    −前記閉鎖部材(43)を前記ダクト(2)の完全閉鎖構成へと調整し、前記建物の前記一部の内部と前記建物の外部との間の測定された圧力差(ΔP)が実質的にゼロであることを確実にするために、チェックを実行することと、
    −前記閉鎖部材(43)を、前記圧力差(ΔP)の測定値が前記基準圧力差(ΔPr)と等しくなるまで、前記ダクトの完全閉鎖構成から、前記ダクトの最小閉鎖構成へ向かって徐々に操作することと、
    −前記基準圧力差(ΔPr)で前記閉鎖の程度を判断するための前記手段(5、6)、または前記基準圧力差(ΔPr)での閉鎖の程度から前記ダクト内の対応する空気流量または前記建物の前記一部の空気透過性を表すパラメータのいずれかを判断するための手段(6’)を使用して、前記ダクト(2)を通る空気流量、または前記建物の前記一部の空気透過性を表すパラメータ(Q4Pa-surf,n50)のいずれかを判断すること
    とを備える方法。
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