JP5975412B1 - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者の感覚で通常状態とは異なる状態であることが認識可能な状態に変化可能な操作手段を備えた遊技機において、当該操作手段を用いた演出の趣向性を向上させること。【解決手段】通常状態である第一状態から、当該第一状態とは異なる状態であることを遊技者の感覚で認識可能な第二状態に変化可能である、遊技者が操作可能な操作手段10を備え、前記操作手段10の操作が有効となる操作有効時間が設定される操作演出において、間欠的に前記操作手段10が前記第一状態から前記第二状態に変化する場合がある遊技機1とする。前記操作演出において、前記操作有効時間の間、前記操作手段10に遊技者が接触する状態を維持させようとする指示12が出されるようにするとよい。【選択図】図3

Description

本発明は、遊技者が操作可能な操作手段を備えた遊技機に関する。
下記特許文献1には、遊技者が操作可能な操作手段(ボタン)であって、振動可能なものが開示されている。
特開2007−37972号公報
この種の振動可能な操作手段を備えた遊技機では、いわゆるリーチ演出等において、所定の期間内(操作有効時間内)に操作手段を操作させ、大当たりとなる場合には操作手段が振動する、というように操作手段を使用することがある。しかし、一般的には、所定の条件の成立で操作手段がそのまま振動し続けるといった演出態様であるため、すぐに飽きられてしまう。
本発明は、遊技者の感覚で通常状態とは異なる状態であることが認識可能な状態に変化可能な操作手段を備えた遊技機において、当該操作手段を用いた演出の趣向性を向上させることを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明にかかる遊技機は、通常状態である第一状態から、当該第一状態とは異なる状態であることを遊技者の感覚で認識可能な第二状態に変化可能である、遊技者が操作可能な操作手段を備え、前記操作手段の操作が有効となる操作有効時間が設定される操作演出において、間欠的に前記操作手段が前記第一状態から前記第二状態に変化する場合があるように構成されており、前記操作演出では、前記操作手段が前記第一状態から前記第二状態に変化する可能性があるタイミングが示されることを特徴とする。
上記本発明にかかる遊技機によれば、操作手段の間欠的な動作を当否の示唆等に結びつけた趣向性の高い演出を実行することが可能である。
また、操作手段が第二状態に変化する可能性があるタイミングで変化しなかったのかどうか(間欠動作させる抽選にもれたかどうか)を分かりやすくすることが可能である。
本発明にかかる遊技機によれば、遊技者の感覚で通常状態とは異なる状態であることが認識可能な状態に変化可能な操作手段を用いた演出の趣向性を向上させることが可能である。
本実施形態にかかる遊技機の正面図である。 操作演出中に表示装置に表示される画像を示した図である。 操作演出の内容を決定するための操作演出テーブルの一例である。 操作演出中に表示される時間表示を拡大して示した図であって、(a)は操作可能性時点でない状態を、(b)は操作可能性時点に到達した状態を示す。 操作演出中に表示される時間表示の変形例を示した図である。
以下、本発明にかかる遊技機1の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。まず、図1を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。
遊技機1は遊技盤90を備える。遊技盤90は、ほぼ正方形の合板により成形されており、発射装置908(発射ハンドル)の操作によって発射された遊技球を遊技領域902に案内する通路を構成するガイドレール903が略円弧形状となるように設けられている。
遊技領域902には、表示装置91、始動入賞口904、大入賞口906、アウト口907などが設けられている。かかる表示装置91の表示領域911は、遊技盤90に形成された開口901を通じて視認可能となる領域である。なお、図2、図4には、表示領域911の全部または一部を大まかに記載するが、その形状等は適宜変更可能である(開口901の形状や大きさ、表示装置91自体の形状や大きさを変更することで表示領域911の形状等を変更することができる)。
また、遊技領域902には、流下する遊技球が衝突することにより遊技球の流下態様に変化を与える障害物としての遊技釘が複数設けられている。遊技領域902を流下する遊技球は、遊技釘に衝突したときの条件に応じて様々な態様に変化する。
このような遊技機1では、発射装置908を操作することにより遊技領域902に向けて遊技球を発射する。遊技領域902を流下する遊技球が、始動入賞口904や大入賞口906等の入賞口に入賞すると、所定の数の賞球が払出装置により払い出される。
なお、遊技機1の枠体、遊技球を貯留する下皿や上皿など、本発明に関係のない遊技機1の構成要素は説明を省略する。これらについては公知の遊技機と同様の構造のものが適用できる。
大当たりの抽選は、図示されない制御基板に設けられた当否判定手段が始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として実行する(このような始動入賞口は複数設けられていてもよい)。具体的には、始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として乱数源から数値が取得され、当該数値が予め定められた大当たりの数値と同じである場合には大当たりとなり、異なる場合にははずれとなる。公知の遊技機と同様に、大当たりとなる場合には、識別図柄(当否判定結果を報知するための図柄)が所定の組み合わせ(例えば同じ図柄の三つ揃い)となることによって報知され、それ以外の組み合わせが表示された場合には外れとなる。
なお、以下で説明する操作演出を含めた各種演出は、実際の当否判定の結果を踏まえて決定する構成であってもよいし、当否判定の結果ではなく、乱数源から取得された数値によって決定する構成であってもよい。いずれの場合であっても、実質的には(遊技者から見れば)当否判定を踏まえて演出を決定していることに変わりはないため、以下の説明は、当否判定を踏まえて演出を決定しているように記載するが、乱数源から取得された数値によって演出を決定する構成を本発明から除く趣旨ではない。
本実施形態にかかる遊技機1は、当否を示唆する演出の一種として、遊技者が操作可能な操作手段10を用いた操作演出が実行可能である。以下、操作演出について詳細に説明する。なお、当該操作演出は、当否を示唆する演出であればその発生する場面、タイミング等はどのようなものであってもよい。
操作演出に用いられる操作手段10(図1参照)は、遊技者が操作可能な押しボタンである。かかる操作手段10には、バイブレーション機構11が設けられている。バイブレーション機構11が駆動すると、操作手段10における遊技者が手で触れる部分が振動する。つまり、遊技者は操作手段10の振動を触覚により感知することができる。振動を発生させるためのバイブレーション機構11の構成はどのようなものであってもよいため詳細な説明を省略する(公知のバイブレータを適用することができる)。
このように、本実施形態における操作手段10は、振動していない通常状態(以下、第一状態と称することもある)と、バイブレーション機構11が駆動し振動している状態(以下、第二状態と称することもある)に変化可能である。なお、通常状態である第一状態とそれと異なる状態である第二状態の差異を生じさせるためのものは「振動」に限られない。遊技者の感覚(触覚、視覚、聴覚等)によって、第二状態が通常状態である第一状態と異なる状態であることを認識可能とするものであればよい。例えば、第二状態となったとき、第一状態では光っていなかった操作手段10の一部が光るような構成(遊技者がその視覚によって光を視認することにより第二状態であることを認識する構成)としてもよい。また、操作手段10またはその周囲から空気が噴出し、当該空気を遊技者が感じることができる構成としてもよい。ただし、第一状態と第二状態の差異を生じさせるためのものが、状態が変化していることが視覚や聴覚上分かりにくい遊技者の「触覚」で感知されるものであれば、操作手段10が第一状態から第二状態に変化したときに遊技者に与えるインパクトを向上させることができるという利点がある。
図2に示すように、操作演出では、遊技者に操作手段10を操作するよう指示が出される。本実施形態では、操作手段10(押しボタン)を長押しするような指示表示12(押しボタンの画像と「長押し」の文字)が表示される。操作手段10が振動したときにその振動を感知することができるよう、遊技者が操作手段10に触れることを促す指示であれば当該指示はどのようなものであってもよい。例えば、音声(例えば「長押し」の音声)のみによって操作手段10に触れることを促すようにしてもよい。
操作手段10の操作(本実施形態では長押し)が有効となる時間として操作有効時間が設定される。なお、操作有効時間は、操作手段10の操作が検出されたとき、それが種々の演出(後述する間欠動作等の演出)に反映される可能性がある時間ということである。したがって、操作有効時間には、操作手段10の操作を検出しているとしてもそれが演出に反映されない時間が含まれていてもよい。
本実施形態では、操作有効時間内に、操作手段10が第一状態から第二状態に変化し、即座に第一状態に戻る間欠動作(経時的動作:経過時間に応じた動作)を実行する場合がある。つまり、継続的に振動し続けるのではなく、一時的に一または複数回振動する場合がある。当該間欠動作の動作時間は、操作手段10に触れている遊技者が当該一時的な振動を認識可能なものであればよい。本実施形態では、操作有効時間内において、操作手段10が第一状態から第二状態に変化する可能性があるタイミング(以下、変化可能性時点と称することもある)が複数設定されている。つまり、第一状態から第二状態に変化し、所定時間後に第一状態に戻ることで、第一状態と第二状態が繰り替えし可能となるように構成されている。なお、本実施形態における操作演出は、操作手段10である押しボタンを遊技者に長押しするよう促すものであるが、当該押しボタンを押した状態としていなくても(触れてさえいれば)押しボタンの振動を感知できるような構造となっている。ただし、押しボタン等の操作手段10を操作した状態としていなければ、操作手段10が第二状態に変化したことを感知できない構造であってもよい。
本実施形態における各種設定は次の通りである。操作有効時間は8秒である。変化可能性時点は、操作有効時間開始から2秒、4秒、6秒経過後の時点である。つまり、操作有効時間の開始から2秒刻みで、操作手段10が間欠動作する可能性がある時点が到来する。そして、当否(操作演出を経て報知される当否判定結果が大当たりか否か)を踏まえた演出のシナリオが複数種設定されている。複数種のシナリオが設定された操作演出テーブルの一例を図3に示す。演出のシナリオは種々考えられるが、本実施形態の演出のシナリオは、おおまかに次のように区分けされる。
1)操作有効時間を通じて全く間欠動作が発生しない演出態様(シナリオA)
2)操作有効時間を通じてX回の間欠動作が発生する演出態様(シナリオB〜G)
3)X回の間欠動作が実行された後、ある変化可能性時点において操作手段10が第一状態から第二状態となりそのまま操作有効時間の終了まで第二状態が維持される演出態様(シナリオH〜J)
1)の演出態様は設定されていなくてもよい。つまり、操作有効時間中に、必ず1回の間欠動作が発生する設定であってもよい。
2)の演出態様は、本実施形態のように、予め設定された複数の間欠動作シナリオから選択された一のシナリオが選択されて実行されるようにしてもよいし、各変化可能性時点において操作手段10を間欠動作させるかを、毎回当否を踏まえて抽選してもよい。いずれにしても、本実施形態では、当否判定が大当たりである場合の方が、はずれである場合よりも、発生する間欠動作の回数Xが多くなりやすく(回数Xが多ければ多いほどいわゆる大当たり信頼度が高くなるように)設定されている。図3に示した例でいえば、シナリオB、C、DよりもシナリオE、Fが発生した場合の方が、大当たり信頼度が高くなり、シナリオE、FよりもシナリオGが発生した場合の方が、大当たり信頼度が高くなるように設定されている。したがって、遊技者は、間欠動作がより多く発生することを願いつつ操作手段10を操作することになる。
ただし、発生する間欠動作の回数Xは適宜変更可能であるし、当該回数Xと大当たり信頼度の関係も適宜設定可能である。例えば、回数Xが少ないほど大当たり信頼度が高くなる設定としてもよい。また、回数Xが特定の回数であるときには、その他の回数である場合よりも大当たり信頼度が高くなる設定としてもよい。また、発生する回数だけでなく、発生するタイミングも意味あるものとして設定してもよい。例えば、同じ回数の間欠動作が発生する場合には、その発生するタイミングが遅ければ遅いほど、大当たり信頼度が高く(これとは逆に低く)なるように設定してもよい。図3に示した例で言えば、シナリオBよりもシナリオC、シナリオCよりもシナリオD、シナリオEよりもシナリオFの方が、大当たり信頼度が高くなるように設定してもよい。
3)の演出態様は、変化可能性時点において操作手段10が第一状態から第二状態となりそのまま操作有効時間の終了まで第二状態が維持される動作(以下、維持動作と称することもある)が発生するものである。2)の演出態様と同様に、予め設定された複数のシナリオから選択された一のシナリオが選択されて実行されるようにしてもよいし、各変化可能性時点において操作手段10を間欠動作させるかと併せて、維持動作させるかを、毎回当否を踏まえて抽選してもよい。
本実施形態では、維持動作が発生した場合、当該操作演出を経て報知される当否判定結果は、必ず大当たりとなるように設定されている。つまり、図3に示す例でいえば、シナリオH〜Jのいずれの場合であっても、大当たり当選が確定するため、当否判定が大当たりである場合しか選ばれることはない。なお、当該設定は適宜変更可能である。維持動作が発生した場合のほうが、一または複数回の間欠動作のみ発生した場合(すなわち2)の演出態様が発生した場合)よりもいわゆる大当たり信頼度が高くなる設定であってもよいし、その逆であってもよい。また、変化可能性時点以外の時点で維持動作が発生する場合があってもよい。また、維持動作の発生を、大当たりが確定する態様とせず、維持動作が発生するタイミングや維持動作の長さによっていわゆる大当たり信頼度が異なる設定としてもよい。上記説明は、シナリオ(操作演出)の開始時の時点から遊技者が操作手段10を操作していることを想定したものであるが、シナリオ(操作演出)の途中から操作手段10を操作したとしてもシナリオ(操作演出)に基づいた同様な動作が発生する。これとは異なり、遊技者が操作手段10を操作した時点からシナリオ(操作演出)が開始される構成でもよい。また、シナリオ(操作演出)が開始とともに遊技者が操作手段10の操作をし、遊技者が操作手段10の操作を途中でやめてもシナリオ時間内であればシナリオ(操作演出)に基づいた動作が発生するように構成されていてもよい。
ここで、本実施形態では、維持動作が発生する前に、必ず少なくとも一回の間欠動作が発生するようにしている。図3に示されるように、シナリオH〜Jのいずれが選択された場合であっても、操作手段10が第一状態から第二状態に変化した後、再び第一状態に戻る間欠動作が一回以上発生した後、維持動作が発生するように設定されている。したがって、3)の演出態様が発生する際、遊技者は、少なくとも一回の間欠動作を感知した後、維持動作を感知することとなる。
このように、本実施形態における操作演出では、操作演出を経た当否判定結果が大当たりとなる蓋然性は、間欠動作の発生回数が多いほど高くなり、維持動作が発生した場合には大当たりとなることが確定する。したがって、遊技者(操作手段10の動作といわゆる信頼度の関係をある程度把握した遊技者)は、間欠動作が多く発生すること、あわよくば維持動作が発生することを願いつつ遊技することとなる。
間欠動作の発生回数が所定回数以上となった場合には、大当たりが確定するようにしてもよい。この場合には、間欠動作の発生回数が所定回数以上となった場合と、維持動作が発生した場合とで価値の差を設定するとよい。例えば、遊技者が受ける利益に差がある複数種の大当たりが設定されており、間欠動作の発生回数が所定回数以上となった場合には、大当たり確定であるもののその大当たりの種類は確定せず、維持動作が発生した場合には、最も利益の大きい大当たりが確定する等、一または複数種の所定の大当たりに当選したことが確定するような設定としてもよい。例えば、1)大当たり遊技中のラウンド数が異なる(獲得できる遊技球の数(いわゆる出玉)の期待値が異なる)複数種の大当たりが設定された遊技機において、当該ラウンド数を上記価値の差として設定する、2)大当たり遊技終了後の状態が、大当たりに当選する確率が通常状態(低確率状態)となる大当たりと確率変動状態(高確率状態)となる大当たりを含む複数種の大当たりが設定された遊技機において、当該大当たり遊技終了後の状態を上記価値の差として設定する、3)大当たり遊技終了後の状態が、通常状態となる大当たりと通常状態よりも当否判定を頻繁に受けることができる大当たりを含む複数種の大当たりが設定された遊技機において、当該大当たり遊技終了後の状態を上記価値の差として設定する、等が挙げられる。
以上説明したように、操作手段10の間欠的な動作の数によって演出の示唆がなされるようにすれば、遊技者が、操作手段10を操作しながら、間欠的な動作の発生を願う(または動作しないことを願う)ことになるため、操作手段10を用いた演出の趣向性を高めることが可能である。
また、間欠動作が発生する可能性だけでなく、第二状態が維持され続ける維持動作が発生する可能性があるため、操作手段10が第一状態から第二状態に変化したとき、即座に第一状態に戻る場合もあれば、第二状態が維持され続ける場合もあるという、趣向性の高い演出とすることが可能である。
また、維持動作は、必ず一回以上の間欠動作を経て発生するものであるため、間欠動作が発生すると思わせつつ維持動作が発生するという、驚きのある演出態様が生じうる構成とすることが可能である。
このように、本実施形態における操作演出では、操作有効時間内において、複数の変化可能性時点が設定されている。本実施形態における操作演出では、操作有効時間内において当該変化可能性時点が示される。その示し方としては種々考えられるが、本実施形態では、操作有効時間を示す時間表示20とともに変化可能性時点が示される。
操作有効時間が開始されると、その残り時間(時間経過)を示す時間表示20がなされる。図2、図4に示すように、本実施形態における時間表示20は、目盛表示部21およびタイミング表示部22を含む。目盛表示部21は、操作有効時間の開始後、時間経過とともに目盛が進行する部分である。本実施形態では、目盛が変位していく部分は環状である。つまり、本実施形態では、8秒間の操作有効時間でちょうど360度分移動する表示がなされる。つまり、1秒間あたりに45度分目盛が進行する表示がなされる。これにより、操作有効時間の残り時間(経過時間)を把握することができる。一方、タイミング表示部22は、目盛表示部21と同心の環状の部分であって、局所的にマーク23が付された部分である。当該マーク23は、他の部分との違いが理解できるものであればどのようなものであってもよい。本実施形態では、90度ごとに当該マーク23が付されている。
操作有効時間が開始されると、その残り時間(時間経過)を示す目盛は、1秒間あたり45度進む。つまり、一秒ごとに、目盛表示部21に表示される目盛とマーク23の周方向位置が一致する。当該時点は、操作有効時間開始から2秒(第一マーク231)、4秒(第二マーク232)、6秒(第三マーク233)経過後の時点である。つまり、目盛とマーク23の周方向位置が一致する時点は、設定された変化可能性時点である。遊技者は、これを見ることにより、操作有効時間の残り時間(経過時間)とともに、操作手段10が第一状態から第二状態に変化する可能性がある変化可能性時点を段階的に把握することができる。例えば、図4(b)に示す状態となった時点、すなわち目盛表示部21に表示される目盛と第一マーク231の周方向位置が一致した時点が、操作有効時間開始から2秒経過後の(一回目の)変化可能性時点であることが理解できる。
操作演出において、変化可能性時点が全く示されない場合、ある時点において操作手段10が第一状態から第二状態に変化しなかったことが、変化する可能性があったにも拘わらず変化しなかったのか、もともと変化する可能性がなかったのかが分からない。本実施形態のように、操作可能性時点が示されるようにすれば、それに気づいた遊技者は、操作手段10が第二状態に変化する可能性があった時点で変化しなかったことが分かるし、期待をもって変化可能性時点の到達を待つことができるため、演出の趣向性を高めることが可能である。
また、操作有効時間の残り時間を示す時間表示20とともに操作手段10が第二状態に変化する可能性があるタイミングを示せば、操作有効時間とともに、操作手段10が第二状態に変化する可能性があるタイミングを容易に把握することが可能であり、演出(表示)がコンパクトにまとまったものとなる。また、操作手段10が第二状態に変化する可能性がある時点の数や、操作手段10が第二状態に変化する可能性がある時点同士の間隔等を把握することも可能である。
ただし、本実施形態の構成は、敢えて変化可能性時点を示さないようにすることで、操作手段10が第一状態から第二状態に変化したときの驚きを遊技者に与えるような構成とすることを否定するものではない。
なお、本実施形態では、操作有効時間の残り時間(経過時間)を示す目盛表示部21と、変化可能性時点(マーク23)を示すタイミング表示部22がともに環状であることを説明したが、当該表示は環状である必要はない。例えば、図5(a)に示すように、双方とも直線状である構成としてもよい。ただし、環状とした方が、変化可能性時点が操作有効時間の中でどのように配置されているのか(均等に配置されているのか、それともバラバラに配置されているのか)等が理解しやすい。また、図5(b)に示すように、操作有効時間の残り時間(経過時間)を示す部分(目盛表示部21)に、一緒に変化可能性時点(マーク23)が示された態様としてもよい。
以上詳細を説明した操作演出の帰趨(成功(遊技者にとって喜ばしい結果)・失敗(遊技者にとって残念な結果))の具体的内容や、その後の演出の展開はどのようなものであってもよい。本実施形態では、操作手段10(操作ボタン)を長押しすることによってある画像(図示せず)が完成するかどうかにより、当否を報知する。当該画像が完成した場合には、演出成功となって大当たりであることが報知される。当該画像が完成しなかった場合には、演出失敗となってはずれであることが報知される。したがって、長押し中に発生する操作手段10(操作ボタン)の間欠動作の数が多いほど画像が完成する(成功演出となる)蓋然性が高くなるし、維持動作が発生した場合には画像が完成する(成功演出となる)ことが確定する。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
例えば、上記実施形態にかかる遊技機1の操作演出では、操作手段10が第一状態から第二状態に変化する可能性がある変化可能性時点が複数個所設定されており、当該時点は決まっている(操作有効時間の開始から2秒ごとである)ことを説明したが、当該変化可能性時点の設定は適宜変更可能である。例えば、3秒ごとに変化可能性時点が到来する等、本実施形態と同様に変化可能性時点が到来する間隔が一定であってもよいし、変化可能性時点が1秒、4秒、5秒で到来する、といったように間隔が一定でなくてもよい。また、変化可能性時点の組み合わせが異なる複数のパターンが予め設定されており、当該パターンを上記シナリオと共に選択(抽選)する構成であってもよい。また、このようなパターンが設定されておらず、変化可能性時点の数や到来する時機が毎回変化する(抽選等により決定される)構成であってもよい。例えば、変化可能性時点が多いほど、操作手段10が第二状態に変化する(間欠動作する)回数が多くなりやすくなり、その結果として大当たりとなる蓋然性が高まるような設定であってもよい。また、このような構成であれば、毎回変化する変化可能性時点の操作有効時間における位置や変化可能性時点の数を遊技者に示すという意味で、変化可能性時点を示す表示を設ける意義(上記実施形態でいう時間表示20(タイミング表示部22)を設ける意義)が大きい。ただし、変化可能性時点が毎回変化することによって生じる演出に対する遊技者の驚きを重視するため、変化可能性時点が示されないようにすることを否定するものではない。
また、変化可能性時点が設定される可能性がある時点は決まっていなくてもよい。つまり、操作有効時間内であれば、あらゆる時点に変化可能性時点が設定される可能性がある構成としてもよい。このような構成とする場合、予め抽選等により決定された変化可能性時点が操作有効時間中に示されるようにしてもよいし、変化可能性時点が毎回変化することによって生じる演出に対する遊技者の驚きを重視するため、変化可能性時点が示されないようにしてもよい。
また、操作手段10が第一状態から第二状態に変化したことを示す表示等が発生するようにしてもよい。例えば、操作手段10が第一状態から第二状態に変化したときのみ、遊技者が視認可能な位置に設けられた発光体が光る、といった態様にし、操作手段10の変化を視覚的に理解できるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、操作手段10を長押しさせるよう促し、その際に間欠動作や維持動作が発生する可能性があることを説明したが、当該操作は長押しに限られない。例えば、操作手段10を連打させるように促し、その際に間欠動作や維持動作が発生する可能性があるようにしてもよい。また、操作手段10に触れるよう促し、その際に間欠動作や維持動作が発生する可能性があるようにしてもよい(このような「触れる」動作も操作手段10の操作に含まれるものとする)。
また、変化可能性時点が到来する度に、表示装置の背景等の態様を変化(ステップアップ演出)させ遊技者の期待感を向上させてもよい。この場合、変化可能性時点において間欠動作や維持動作が発生した場合にのみ、表示装置の背景等の態様を変化させる設定としてもよいし、間欠動作や維持動作が発生しなくても表示装置の背景等の態様を変化させる設定としてもよい。ただし、当該演出は、遊技者が操作手段10を操作している場合に限り実行されるように設定されていることが好ましい。このように構成することで、操作手段10を操作することで得られる触覚による作用と表示装置に表示される画像を見ることによって得られる視覚による作用が組み合わさって段階的に期待感を向上させることが可能となる。
また、上記実施形態では、時間表示20は目盛表示部21およびタイミング表示部22を含んで構成されているが、いずれか一方のみによって構成されたものであってもよい。また、変化可能性時点のパターンが複数あれば時間表示20のパターンも複数となり遊技性を向上させることが可能となる
上記実施形態から得られる具体的手段(遊技機)を以下に列挙する。
手段1にかかる遊技機は、通常状態である第一状態から、当該第一状態とは異なる状態であることを遊技者の感覚で認識可能な第二状態に変化可能である、遊技者が操作可能な操作手段を備え、前記操作手段の操作が有効となる操作有効時間が設定される操作演出において、間欠的に前記操作手段が前記第一状態から前記第二状態に変化する場合があることを特徴とする。
手段1にかかる遊技機によれば、操作手段の間欠的な動作を当否の示唆等に結びつけた趣向性の高い演出を実行することが可能である。
手段2にかかる遊技機は、手段1に記載の遊技機において、前記操作演出では、前記操作有効時間の間、前記操作手段に遊技者が接触する状態を維持させようとする指示が出されることを特徴とする。
手段2にかかる遊技機によれば、第一状態から第二状態への変化が、遊技者が操作手段に触れていないと分かりにくい構成の場合、遊技者が操作手段に触れるような指示が出されることで操作する意欲を出させることが可能となる。
手段3にかかる遊技機は、手段1または手段2に記載の遊技機において、前記操作演出では、前記操作手段が前記第一状態から前記第二状態に変化する可能性があるタイミングが示されることを特徴とする。
手段3にかかる遊技機によれば、操作手段が第二状態に変化する可能性があるタイミングで変化しなかったのかどうか(間欠動作させる抽選にもれたかどうか)を分かりやすくすることが可能である。
手段4にかかる遊技機は、手段3に記載の遊技機において、前記操作演出では、前記操作有効時間の残り時間とともに前記操作手段が前記第一状態から前記第二状態に変化する可能性があるタイミングを示す、時間表示がなされることを特徴とする。
手段4にかかる遊技機のように、操作有効時間の残り時間を示す時間表示とともに操作手段が第二状態に変化する可能性があるタイミングを示せば、操作有効時間とともに、操作手段が第二状態に変化する可能性があるタイミングを容易に把握することが可能であり、演出がまとまったものとなる。また、操作手段が第二状態に変化する可能性がある時点の数や、操作手段が第二状態に変化する可能性がある時点同士の間隔等を把握することも可能である。
手段5にかかる遊技機は、手段1から手段4のいずれかに記載の遊技機において、前記操作演出における前記操作手段が前記第一状態から前記第二状態に変化した回数によって、演出の帰趨が示唆されることを特徴とする。
手段6にかかる遊技機は、手段1から手段5のいずれかに記載の遊技機において、前記操作演出における前記操作手段が前記第一状態から前記第二状態に変化した回数が所定回数以上となった場合には、演出の帰趨が遊技者にとって有利なものとなることが確定することを特徴とする。
手段5、6にかかる遊技機のように、操作手段の間欠的な動作の数によって演出の示唆がなされるようにすれば、遊技者が、操作手段を操作しながら、間欠的な動作の発生を願う(または動作しないことを願う)ことになるため、操作手段を用いた演出の趣向性を高めることが可能である。
手段7にかかる遊技機は、手段1から手段6のいずれかに記載の遊技機において、前記操作演出では、前記操作手段が前記第一状態から前記第二状態に変化し、そのまま前記操作有効時間が終了するまで、当該操作手段の第二状態が維持され続ける場合があることを特徴とする。
手段7にかかる遊技機のように、間欠動作が発生する可能性だけでなく、第二状態が維持され続ける可能性があるようにすれば、操作手段が第一状態から第二状態に変化したとき、即座に第一状態に戻る場合もあれば、第二状態が維持され続ける場合もあるという、趣向性の高い演出とすることが可能である。
手段8にかかる遊技機は、手段7に記載の遊技機において、前記操作演出では、前記操作手段が前記第一状態から前記第二状態に変化し、そのまま前記操作有効時間が終了するまで、当該操作手段の第二状態が維持され続ける場合であっても、それより以前に必ず前記操作手段が前記第一状態から前記第二状態に変化した後、再び前記第一状態に戻る動作が一回以上実行されるように設定されていることを特徴とする。
手段8にかかる遊技機のように、必ず一回以上の間欠動作を経て、第一状態から第二状態に変化した操作手段の第二状態が維持され続ける動作が発生するようにすれば、間欠動作が発生すると思わせつつ第二状態が維持されるという、驚きのある演出態様が生じうる構成とすることが可能である。
1 遊技機
10 操作手段
11 バイブレーション機構
12 指示表示
20 時間表示
21 目盛表示部
22 タイミング表示部
23 マーク(231 第一マーク 232 第二マーク 233 第三マーク)

Claims (1)

  1. 通常状態である第一状態から、当該第一状態とは異なる状態であることを遊技者の感覚で認識可能な第二状態に変化可能である、遊技者が操作可能な操作手段を備え、
    前記操作手段の操作が有効となる操作有効時間が設定される操作演出において、間欠的に前記操作手段が前記第一状態から前記第二状態に変化する場合があるように構成されており、
    前記操作演出では、前記操作手段が前記第一状態から前記第二状態に変化する可能性があるタイミングが示されることを特徴とする遊技機。
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