JP5975208B2 - 海水の淡水化装置及びこれを用いた海水の淡水化方法 - Google Patents

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Description

本発明は、海水の淡水化装置及びこれを用いた海水の淡水化方法に関するものである。
海水を淡水化する方法としては、多段フラッシュ法やRO膜法等が用いられていている。多段フラッシュ法は、加熱された海水を減圧された蒸発器で沸騰蒸発させ、その発生蒸気を凝縮して淡水を生産する海水の淡水化方法である。この多段フラッシュ法は、海水の品質を問わず使用でき、大量の淡水を作成できるが、熱効率が悪く、そのために多量のエネルギを必要とする。RO膜法は、半透膜を通して海水から淡水を得るものである。このRO膜法は、半透膜が海水中の微生物や析出物で目詰まりしないように入念に前処理をする必要があり、その整備にコストがかかり、さらには製造した淡水の塩濃度が高いこと等の難点がある。
一方で、蒸発器での蒸気を圧縮させる蒸気圧縮法による海水の淡水化方法が実用化されている。一般的な蒸気圧縮法は例えば特許文献1に記載されている。すなわち、蒸気を圧縮して断熱温度上昇させ、この温度をもって熱交換に用いるための温度差を得るものである。高圧となった蒸気は沸点が上がるため、高圧蒸気の凝縮点が低圧海水の沸点より高くなり、熱交換ができる。この蒸気圧縮法は上述した多段フラッシュ法と同様、蒸発法に属するが、多段フラッシュ法に比して半分程度のエネルギで運転が可能である。
特開2008−188514号公報
しかしながら、蒸気圧縮法を行う場合、スタートアップ時に海水を蒸発させて圧縮加熱するという工程を行うことができないため、スタートアップ時には海水蒸発のために別の加熱器が必要となる。海水の蒸発を行う蒸発器の壁は厚いため、外から加熱器で温めようとしても伝熱効率が悪く、多大なエネルギと時間を要してしまう。
本発明は、上記従来技術を考慮したものであり、蒸気圧縮法を行って海水を淡水化する際に、スタートアップ時にも多大なエネルギと時間を要さずに効率よく海水を蒸発させることができる海水の淡水化装置及びこれを用いた海水の淡水化方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明では、海水が流通する海水供給流路と、該海水供給流路の終端に配設された蒸発器と、該蒸発器によって発生した前記海水の蒸気又は蒸留水が流通する蒸留水還り流路と、該蒸留水還り流路に配設され、前記蒸気を圧縮するための圧縮機と、前記蒸留水還り流路の一部を形成し、前記圧縮機の下流に配されて前記蒸発器内を通る熱交換部と、前記熱交換部の上流側及び下流側を流出端及び流入端として前記蒸留水還り流路とそれぞれ連通し、前記熱交換部と協働して循環流路を形成する戻り流路と、前記流出端及び前記流入端と連通する位置の上流側及び下流側にて前記蒸留水還り流路に設けられた第1及び第2のバルブと、前記戻り流路に配設され、被加熱水が貯留された水タンクと、前記戻り流路に配設され、前記戻り流路または前記水タンク内を加熱するヒータと、前記蒸発器によって発生した前記海水の濃縮水が流通する濃縮水還り流路と、前記海水供給流路、前記蒸留水還り流路、前記濃縮水還り流路に配設され、前記海水と前記蒸留水及び前記濃縮水とで熱交換を行うための熱交換ユニットとを備え、スタートアップ時に、前記第1及び第2のバルブを閉じ、前記水タンク内の前記被加熱水を前記戻り流路または前記水タンク内で加熱しながら前記循環流路に循環させることを特徴とする海水の淡水化装置を提供する。
好ましくは、前記流出端は、前記圧縮機の下流側にて前記蒸留水還り流路と連通されている。通常、圧縮機の上流側は海水の蒸気が流通する。したがって圧縮機にはガス状の蒸気しか流入しない。このため、圧縮機は蒸気圧縮に適したものが用いられている。流出端を圧縮機の下流側にて蒸留水還り流路と連通することで、液体状の加熱水が圧縮機に流入することはない。したがって、圧縮機に対して悪影響を及ぼすことを防止できる。
好ましくは、前記流入端は、前記熱交換ユニットの上流側にて前記蒸留水還り流路と連通されている。このように、流入端を熱交換ユニットの上流側にて蒸留水還り流路と連通することで、ヒータで加熱された水が熱交換ユニット内を通ることを防止し、熱交換ユニットに悪影響を与えることを防止できる。また、圧縮機で圧縮された蒸留水の方がヒータで加熱された水よりも温度が高いため、このようなヒータによる加熱水が熱交換ユニットに流入することを防止し、熱交換ユニットに余計なエネルギを必要とさせることを防止できる。
好ましくは、前記流出端及び前記流入端は、前記蒸発器の外側にて前記蒸留水還り流路と連通されている。このように、流出端及び流入端は、蒸発器の外側にて蒸留水還り流路と連通されているため、既存の蒸発器内に新たな管路が形成されることはない。このため、スケールの発生面を抑えることができるとともに、メンテナンスにおける作業性もよい。
また、本発明では、上記海水の淡水化装置を用い、スタートアップ時に、前記第1及び第2のバルブを閉じて前記循環流路を形成し、前記被加熱水を前記循環流路内で循環させ、前記循環流路内を流れる前記被加熱水を前記ヒータで加熱して加熱水とし、前記熱交換部にて前記加熱水と前記蒸発器内の前記海水とを熱交換することを特徴とする海水の淡水化方法を提供する。この海水の淡水化方法を用いれば、スタートアップ時には、予め第1及び第2のバルブを閉じることで循環経路を形成し、この循環経路に加熱水を循環させることで、熱交換部にて加熱水と海水とを熱交換できる。これにより、熱交換部を用いて装置のスタートアップ時に蒸発器内の海水を蒸発させることができる。このため、蒸発器の外部からヒータで加熱するよりも効率よくスタートアップ時に海水を蒸発させることができる。
本発明によれば、戻り流路を設けて熱交換部と協働して循環流路を形成するので、熱交換部を用いて装置のスタートアップ時に蒸発器内の海水を蒸発させることができる。このため、蒸発器の外部からヒータで加熱するよりも効率よくスタートアップ時に海水を蒸発させることができる。また、既存の熱交換部を用いて循環流路を形成するため、蒸発器内にスペースがない場合でも適用可能である。また、既存の熱交換部を用いることは、新たに別ルートで熱交換のための管路を設けるよりも塩のスケール発生面を最小限にとどめることができる点で有利である。
本発明に係る海水の淡水化装置の概略図である。
図1に示すように、本発明に係る海水の淡水化装置1は、海水供給端6から供給される海水を淡水にするためのものである。この装置1は、蒸発器2、圧縮機3及び熱交換ユニット4を備えている。海水は、海水供給流路7の海水供給端6から蒸発器2へと導かれる。すなわち、蒸発器2は海水供給流路7を介して海水供給端6と接続され、海水はこの海水供給流路7を流通する。このとき、海水は海水供給流路7にある熱交換ユニット4を通る。海水供給流路7の終端に配設された蒸発器2は、供給された海水を蒸発させるものである。蒸発した海水は、例えば図示しない気液分離器等を用いて蒸気(蒸気状の蒸留水)と濃縮水に分離される。蒸気は蒸留水還り流路5を流通する。
蒸留水還り流路5には圧縮機3が配設され、この圧縮機3で蒸気は圧縮され、温度が上昇する。この圧縮蒸気は、蒸発器2内で海水の蒸発のための熱源として用いられる。具体的には、蒸留水還り流路5の一部を形成し、蒸発器2内を通る部分である熱交換部5aにて海水と熱交換される。熱交換部5aで熱交換された蒸気は凝縮して液状の蒸留水となる。この後、蒸留水は蒸留水還り流路5にある熱交換ユニット4を通って蒸留水回収端8から回収される。この熱交換ユニット4においても蒸留水は海水と熱交換される。このように蒸留水は十分に冷却されてから蒸留水回収端8から回収される。なお、蒸留水を冷却するために冷却水で冷却してもよい。
一方、蒸発器2で発生した海水の濃縮水は、蒸発器2から延びる濃縮水還り流路9を流通し、熱交換ユニット4を通って濃縮水回収端10から回収される。すなわち、濃縮水は熱交換ユニット4にて海水と熱交換され、冷却されてから濃縮水回収端10より回収される。濃縮水も蒸留水と同様に、冷却水等を用いて十分に冷却してもよい。
以上より、海水供給流路7、蒸留水還り流路5、濃縮水還り流路9には熱交換ユニット4が配設され、海水はまずこの熱交換ユニット4で蒸留水及び濃縮水と熱交換されて加熱される。そして、蒸発器2にてさらに圧縮機3によって圧縮された蒸気と熱交換されて蒸気及び濃縮水となる。
海水の淡水化装置1は、スタートアップ時の蒸発器2内の海水蒸発のための熱源を確保するために、戻り流路11を備えている。戻り流路11は、水が流通可能な流路であり、両端に流入端12と流出端13とを有している。流入端12は、蒸留水還り流路5における熱交換部5aの下流側と接続されている。流出端13は、蒸留水還り流路5における熱交換部5aの上流側と接続されている。すなわち、戻り流路11は熱交換部5aを挟んで蒸留水還り流路5と連通されている。流出端13及び流入端12と連通する位置の上流側及び下流側の蒸留水還り流路5には、第1のバルブ14及び第2のバルブ15が設けられている。これら第1及び第2のバルブ14、15を閉じることで、戻り流路11と熱交換部5aとが協働して閉鎖された循環流路16が形成される。
戻り流路11には水タンク17が配設されている。この水タンク17には、予め加熱されるべき被加熱水18が貯留されている。また、戻り流路11にはヒータ19が配設されている。このヒータ19は、戻り流路11や水タンク内の水(被加熱水を含む)を加熱するためのものである。また、戻り流路11には水の流れを形成するためのポンプ20が配設されている。また、戻り流路には第3のバルブ21が配設されている。
このような戻り流路11を備えた装置1をスタートアップする場合、まず第1及び第2のバルブ14、15を閉じる。これにより、熱交換部5aと戻り流路11とで循環流路16を形成する。そして、ポンプ20を駆動させ、予め貯留されていた被加熱水を循環流路16内で循環させる。この循環流路16内を流れる被加熱水をヒータ19にて加熱し、加熱水とする。加熱水は流出端13から蒸留水還り流路5に流出し、熱交換部5aにて蒸発器2内の海水と熱交換される。蒸発器2内で熱交換されて冷却した加熱水は、流入端12から戻り流路11に流入し、再びヒータ19にて加熱される。このサイクルを繰り返すことで、海水の温度が徐々に上昇していく。
そして海水が蒸発し出したら、そのときの温度を保つように徐々に海水供給端6から海水を供給し、第1及び第2のバルブ14、15の開度調整を行う。これとともにポンプ20も調整して循環流路16を流通する加熱水の流量も調整する。圧縮機3も徐々に可動させる。十分に海水が蒸発しだしたら、水タンク17内に次回のスタートアップ時に用いる被加熱水が規定量貯留されていることを条件に、第3のバルブ21を徐々に閉じる。これとともに、ポンプ20も徐々に停止させる。そして、圧縮機3のみ稼働している状態で海水は淡水化される。なお、圧縮機3や他の熱源を用いていて、海水を蒸発させるための熱源が不足している場合には、再び第3のバルブ21を開けて循環流路16を流れる加熱水を補助的な熱源として利用することも可能である。
このように、装置1は、戻り流路11を設けて熱交換部5aと協働して循環流路16を形成するので、熱交換部5aを用いて装置1のスタートアップ時に蒸発器2内の海水を蒸発させることができる。このため、蒸発器2の外部からヒータで加熱するよりも効率よくスタートアップ時に海水を蒸発させることができる。また、既存の熱交換部5aを用いて循環流路16を形成するため、蒸発器2内にスペースがない場合でも適用可能である。また、既存の熱交換部5aを用いることは、新たに別ルートで熱交換のための管路を設けるよりも塩のスケール発生面を最小限にとどめることができる点で有利である。
図1に示したように、流出端13は、圧縮機3の下流側にて蒸留水還り流路5と連通されていることが好ましい。通常、圧縮機3の上流側は海水の蒸気が流通する。したがって圧縮機3にはガス状の蒸気しか流入しない。このため、圧縮機3は蒸気圧縮に適したものが用いられている。流出端13を圧縮機3の下流側にて蒸留水還り流路5と連通することで、液体状の加熱水が圧縮機3に流入することはない。したがって、このような位置で戻り流路11を蒸留水還り流路5に連通させれば、圧縮機3に対して悪影響を及ぼすことを防止できる。
図1に示したように、流入端12は、熱交換ユニット4の上流側にて蒸留水還り流路5と連通されていることが好ましい。このように、流入端12を熱交換ユニット4の上流側にて蒸留水還り流路5と連通することで、ヒータ19で加熱された加熱水が熱交換ユニット4内を通ることを防止し、熱交換ユニット4に悪影響を与えることを防止できる。また、圧縮機3で圧縮された蒸留水の方がヒータ19で加熱された加熱水よりも温度が高いため、このようなヒータ19による加熱水が熱交換ユニット4に流入することを防止し、熱交換ユニット4に余計なエネルギを必要とさせることを防止できる。
図1に示したように、流出端13及び流入端12は、蒸発器2の外側にて蒸留水還り流路5と連通されていることが好ましい。このように、流出端13及び流入端12を蒸発器2の外側にて蒸留水還り流路5と連通すれば、既存の蒸発器2内に新たな管路が形成されることはない。このため、スケールの発生面を抑えることができるとともに、メンテナンスにおける作業性もよくなる。
一方で、ヒータ19を水タンク17の近傍(例えば出口)に設ければ、ヒータ19による加熱で水の流れを自然に形成し、循環流路16内に加熱水の自然循環を形成することも可能である。この場合は、ポンプ20が不要となる。上述した例では、ポンプ20があることにより、循環流路16内の流量制御ができ、取り扱い性が向上している。
2 蒸発器
3 圧縮機
4 熱交換ユニット
5 蒸留水還り流路
5a 熱交換部
7 海水供給流路
9 濃縮水還り流路
11 戻り流路
12 流入端
13 流出端
14 第1のバルブ
15 第2のバルブ
16 循環流路
17 水タンク
18 被加熱水
19 ヒータ

Claims (5)

  1. 海水が流通する海水供給流路と、
    該海水供給流路の終端に配設された蒸発器と、
    該蒸発器によって発生した前記海水の蒸気又は蒸留水が流通する蒸留水還り流路と、
    該蒸留水還り流路に配設され、前記蒸気を圧縮するための圧縮機と、
    前記蒸留水還り流路の一部を形成し、前記圧縮機の下流に配されて前記蒸発器内を通る熱交換部と、
    前記熱交換部の上流側及び下流側を流出端及び流入端として前記蒸留水還り流路とそれぞれ連通し、前記熱交換部と協働して循環流路を形成する戻り流路と、
    前記流出端及び前記流入端と連通する位置の上流側及び下流側にて前記蒸留水還り流路に設けられた第1及び第2のバルブと、
    前記戻り流路に配設され、被加熱水が貯留された水タンクと、
    前記戻り流路に配設され、前記戻り流路または前記水タンク内を加熱するヒータと、
    前記蒸発器によって発生した前記海水の濃縮水が流通する濃縮水還り流路と、
    前記海水供給流路、前記蒸留水還り流路、前記濃縮水還り流路に配設され、前記海水と前記蒸留水及び前記濃縮水とで熱交換を行うための熱交換ユニットとを備え
    スタートアップ時に、前記第1及び第2のバルブを閉じ、前記水タンク内の前記被加熱水を前記戻り流路または前記水タンク内で加熱しながら前記循環流路に循環させることを特徴とする海水の淡水化装置。
  2. 前記流出端は、前記圧縮機の下流側にて前記蒸留水還り流路と連通されていることを特徴とする請求項1に記載の海水の淡水化装置。
  3. 前記流入端は、前記熱交換ユニットの上流側にて前記蒸留水還り流路と連通されていることを特徴とする請求項2に記載の海水の淡水化装置。
  4. 前記流出端及び前記流入端は、前記蒸発器の外側にて前記蒸留水還り流路と連通されていることを特徴とする請求項3に記載の海水の淡水化装置。
  5. スタートアップ時に、前記第1及び第2のバルブを閉じて前記循環流路を形成し、
    前記被加熱水を前記循環流路内で循環させ、
    前記循環流路内を流れる前記被加熱水を前記ヒータで加熱して加熱水とし、
    前記熱交換部にて前記加熱水と前記蒸発器内の前記海水とを熱交換することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の海水の淡水化装置を用いた海水の淡水化方法。
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