JP5973631B1 - 静電容量方式下押しキー構造 - Google Patents
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Abstract
Description
また、タッチ制御技術の発展に伴い、タッチスクリーンがタッチ制御キーボードとして使用されている。周知のように、タッチ制御キーボードのタッチ制御面は平坦なパネルであり、水気がパネル内部に進入するのを防ぎ、且つタッチすると電気信号が伝送される。しかし、現在のタッチ制御キーはキーのキー部が実際のタッチ制御の触覚フィードバックを提供できず、キーを正確にタッチしたか否かを知ることができない。また、各キーのキー部の間には実体としての間隔がなく、周囲のキーを誤ってタッチしやすく、制御のミスが発生する。タッチパネルのキーに震動部材を設置して、タッチ制御後に震動反応を提供することもできるが、震動部材を設置すると製造コストが大幅に増加する。また、キーを正確にタッチできない問題及び間隔を誤ってタッチする問題を解決できない。
このほか、支持用部材のテーパ状壁の設置により、キーの上部のどの箇所が押されてもキー本体が上下に真っ直ぐ移動し、角度が不一致になって移動するのを防止する。
これにより、本発明に係る静電容量方式下押しキー構造は、従来のキーの導電部材では回路基板に直接接触させて導電させねばならず、はんだマスクが塗布できないため、回路の表面が損壊しやすいという欠点を有効に改善させ、且つ従来のタッチ制御キーは触覚フィードバックを提供できないという問題を解決させ、キーの角度が不一致で移動するために押圧が不確実になる問題を回避させる。
以下、本発明の静電容量方式下押しキーの好ましい実施形態を図1〜6に基づいて説明する。本発明に係る静電容量方式下押しキー1は、下に押されて移動して電子設備或いは機具(図示せず)の機能を駆動させる。
前記静電容量方式下押しキー構造1は、少なくとも1つのキー2と、支持用部材3と、固定パッド23と、基板5とを備える。この実施形態では、静電容量方式下押しキー構造1は複数のキー2を含み、前記電子設備の異なる機能の制御及び実行にそれぞれ用いられる。各キー2はキー本体21及びキー本体21に連接される結合壁22からなり、結合壁22は固定パッド23に連接されて一体となり、且つ結合壁22に囲まれることで収納空間20が形成され、キー本体21は矩形状である。固定パッド23のキー本体21に対応される箇所には固定パッド23の表面を貫通させる貫通孔230が設けられる(図2参照)。
この実施形態では、複数のキー2の固定パッド23は相互に連接されて一体となり、これら前記固定パッド23が全面板体状に一体成形され、前記板体状の固定パッド23は基板5に貼られて固定される(図3参照)。基板5は貫通孔230に対応される箇所に回路ユニット52及び感知層51が設置され(図1参照)、前記感知層51は回路ユニット52に接続されると共に導電部30に対応されて設置される。回路ユニット52は若干の集積回路を備え、各キー2の機能に対応する回路レイアウトが予め設定される。
支持用部材3は、本体31と、本体31から延伸されるテーパ状壁32と、テーパ状壁32内に形成されるバッファ空間320と、テーパ状壁32の底端部に形成されるガスケット33とを備える。ガスケット33はテーパ状壁32から延伸され、基板5に貼設されるために使用され、支持用部材3が基板5に接触する大きな接触面積を形成させて固定に用いられる。ガスケット33の底面は固定パッド23の底面に水平になる。本体31の上部はキー本体21の位置決め溝211内に嵌入して固定され、キー本体21により支持用部材3が基板5に固定される。本体31がキー本体21の底部の中央に密嵌されるため、キー本体21の上面のどの箇所が受力しても本体31に平均的に力が伝わる。
このほか、本体31の底面にはバッファ空間320内に位置される導電部30が設けられる。導電部30は環状板体であり、且つ導電シリカゲルで製造される。特に、テーパ状壁32は本体31から基板5の方向に拡径されて延伸されて形成され、キー本体21の結合壁22の高さはテーパ状壁32の高さに等しいかそれよりも高く、支持用部材3を装設させるのに十分な空間を提供する。また、結合壁22が外に向けて傾斜して固定パッド23まで延伸され、前記傾斜形状は結合壁22を変形させる(詳細は後述する)圧力の影響を受けなくさせ、結合壁22の寿命を延ばす。
本体31がキー本体21に押圧されて下に移動すると、凹部310が発光素子6の外を被覆させ、これにより支持用部材3全体の厚さを減少させ、発光素子6の厚さを避ける。
一実施例において、支持用部材3、キー本体21及び結合壁22は透光性を有し、発光素子6が発する光源を表示させると共にキー本体21に散光させ、外部から識別可能にする。発光素子6は基板5が通電するとすぐに発光するように設定され、或いはキーが押圧されて回路ユニット52が電気信号を発信させると発光するように設定される。
以下、本発明の静電容量方式下押しキー1の第2実施形態を図7〜12に基づいて説明する。本実施形態と前述の実施形態との最大の差異は、前記支持用部材3を有しない点である。その他は前述の実施形態の構造と同じであるため再述はしない。
本実施形態に係る静電容量方式下押しキー構造1は、キー2と、固定パッド23と、導電部30と、基板5と、プラットフォーム24とを備える。キー本体21の結合壁22はキー本体21の底部に一体成形され、且つキー本体21の底部の周囲から外に向けて傾斜して貫通孔230まで延伸されると共に固定パッド23に連接されて一体になる。換言すれば、結合壁22はキー本体21の底部を包囲させて設置される。このほか、第2実施形態の導電部30の設置は第1実施形態とは異なり、具体的には、キー本体21の基板5に対応する側面に、複数の導電シリカゲル板体が間隔を空けて形成される導電部30が設けられ、感知層51は導電部30に対応されて設置される。
これに対し、プラットフォーム24の側辺構造では、キー本体21が押圧される場合、受力がプラットフォーム24まで伝わり、キー2の角度が変化して移動するのを回避させ、手に確実に触覚フィードバックを提供する。このほか、キー本体21の底部の四周には導電部30の厚さより薄い厚さを有する位置限定板242がそれぞれ設置され、位置限定板242は導電部30と結合壁22との間に位置される。キー本体21の辺部が持続的に押圧される場合、位置限定板242は基板5に当接され、キー本体21が過度に押圧されて過度に変形するのを防ぎ、導電部30が過度の押圧により損壊しないように保護する。
前述のキー本体21の二側面のプラットフォーム24は結合壁22の四辺に連接される4つの角の角度を増大させて、キー本体21が押圧されて角度の変化が不一致になるのを防止させる。内部の位置限定板242によりキー本体が押圧されて角度が変化するのを防止させ、また、位置決めピンによりさらなる定位機能を提供し、キー本体21が押圧される際に位置決めピンによりキー本体2を上下に真っ直ぐ作動させる。
これにより、本発明に係る静電容量方式下押しキー構造1は、従来のキーの導電部材では回路基板に直接接触されて導電され、はんだマスクが塗布できず、回路の表面が損壊しやすいという欠点を有効に改善させる。また、従来のタッチ制御キーは触覚フィードバックを提供できないという問題を解決させ、キーが異なる角度で移動して押圧が不確実になる問題を回避させる。
2 キー
20 収納空間
21 キー本体
211 位置決め溝
212 固着孔
22 結合壁
23 固定パッド
230 貫通孔
24 プラットフォーム
241 弧面
242 位置限定板
25 位置決めピン
3 支持用部材
30 導電部
31 本体
310 凹部
32 テーパ状壁
320 バッファ空間
33 ガスケット
4 絶縁塗料層
5 基板
51 感知層
52 回路ユニット
53 位置決め通路
6 発光素子
7 パネル
d 予定距離
Claims (10)
- キー本体及び前記キー本体に連接される結合壁からなり、前記結合壁は前記キー本体の押圧により変形し、前記キー本体を移動させる少なくとも1つのキーと、
前記結合壁に連接され、前記キー本体に対応する箇所にはそれを貫通させる貫通孔が設けられる固定パッドと、
前記固定パッドの一側に連結され、前記貫通孔に対応する箇所には回路ユニット及び感知層が設置され、前記感知層は前記回路ユニットに接続される基板と、
前記キー本体の底部と前記基板との間に設けられ、且つ前記感知層の上方に対応される導電部とを備え、
前記キー本体が押圧されて移動すると前記導電部も連動されて移動し、前記導電部と前記感知層との間隔が予定距離に達すると、前記導電部と前記感知層との間に静電容量変化が発生し、前記回路ユニットが電気信号を発信させ、電子設備の機能を駆動させ、
前記キー本体の結合壁に囲まれることで収納空間が形成され、
前記キーは、前記収納空間に内設される支持用部材と、本体と、前記本体から延伸されるテーパ状壁と、前記テーパ状壁内に形成されるバッファ空間と、前記テーパ状壁の端部に形成されるガスケットとをさらに含み、
前記ガスケットは前記基板に貼設され、
前記本体の上面は前記キー本体の底部に当接され、前記本体の底面には前記バッファ空間内に位置される前記導電部が設けられることを特徴とする、
静電容量方式下押しキー構造。 - 前記基板には前記感知層を少なくとも被覆する絶縁塗料層が塗布されることを特徴とする、請求項1に記載の静電容量方式下押しキー構造。
- 前記キー本体の結合壁の高さは前記テーパ状壁の高さに等しいかそれよりも高く、前記支持用部材が前記キー本体に押圧された場合、前記テーパ状壁が受力することで変形して前記本体を前記基板の方向に向けて移動させることを特徴とする、請求項1に記載の静電容量方式下押しキー構造。
- 前記キー本体の底部には位置決め溝がさらに形成され、前記支持用部材の本体の端部は前記位置決め溝内に嵌入して固定され、前記テーパ状壁は前記本体から前記基板の方向に拡径して延伸されることを特徴とする、請求項1に記載の静電容量方式下押しキー構造。
- 前記固定パッドの底面は前記テーパ状壁のガスケットの底面に水平になることを特徴とする、請求項1に記載の静電容量方式下押しキー構造。
- 前記基板に電気的に接続されると共に前記支持用部材のバッファ空間内に位置される少なくとも1つの発光素子をさらに備え、前記発光素子の光源は前記キー本体及び前記支持用部材を透過して外に表示されることを特徴とする、請求項1に記載の静電容量方式下押しキー構造。
- 前記支持用部材の本体の底部には凹部がさらに形成され、前記発光素子の設置に対応されると共に前記本体が移動する場合に前記発光素子を前記凹部内で被覆させることを特徴とする、請求項6に記載の静電容量方式下押しキー構造。
- 前記導電部と前記感知層との間に空けられる前記予定距離は0.5ミリメートルより小さいことを特徴とする、請求項1に記載の静電容量方式下押しキー構造。
- 前記キー本体の対向し合う少なくとも2つの側面にはプラットフォームがそれぞれ設置され、前記キー本体の前記側面の対応する角から外に向けて延伸されて突出する弧面が形成され、前記キー本体が押圧されることで角度の変化が不一致になって移動するのを防止させることを特徴とする、請求項1に記載の静電容量方式下押しキー構造。
- 前記キー本体の底部の周囲には、前記導電部の厚さより薄い厚さを有する少なくとも1枚の位置限定板が設置され、前記キー本体の辺部が持続的に押圧される場合、前記位置限定板が前記基板に当接され、前記キー本体が過度に押圧されて過度に変形するのを防ぐことを特徴とする、請求項1に記載の静電容量方式下押しキー構造。
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