JP5972773B2 - コネクタ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、回転式タッチスクリーン画面を搭載したノート型パソコンなどのように、固定部材としてのパソコン本体と、回転部材としてのタッチスクリーン画面との間で、配線を接続するコネクタ装置に関する。
固定部材と回転部材との間で無理なくそれぞれの配線を電気的に接続するには、その間に回転対応型のコネクタ装置を介在させ、かかるコネクタ装置で固定部材と回転部材それぞれの配線を接続する必要がある。
この種の回転対応型のコネクタ装置としては、例えば、特許文献1に開示のコネクタ装置が知られている。このコネクタ装置(1)は、ケース(4、5)内に、2つのモジュラーソケット(2、2´)と、両モジュラーソケット(2、2´)を連結する連結体(3)とを備え、かつ、一方のモジュラーソケット(2)が、連結体(3)及び他方のモジュラーソケット(2´)に対して回転自在となるように構成してある(特許文献1の段落0024、0025の記載を参照)。
また、それぞれのモジュラーソケット(2、2´)の端部には、モジュラーコネクタを接続するためのコネクタ結合用凹部(14、14´)が形成されており、これらのコネクタ結合用凹部(14、14´)に接続されたモジュラーコネクタは、各モジュラーソケット(2、2´)に設けたモジュラー端子(21、22、23、24)と、連結体(3)に同心円状に配置された端子板(114−117)とを介して、電気的に接続される構成になっている。
ところで、回転式タッチスクリーン画面を搭載したノート型パソコンなどのように、固定部材としてのパソコン本体と、回転部材としてのタッチスクリーン画面との間で、配線を接続する手段として、特許文献1に開示のコネクタ装置(1)を使用することも考えられる。
しかしながら、前記のようなコネクタ装置(1)の使用例では、前記モジュラー端子(21、22、23、24)の一端(21b、22b、23b、24b)に、パソコン本体側の配線を半田付けで接続しなければならず、その際に、モジュラー端子(21、22、23、24)のピッチ間隔が狭いため、半田によって配線が短絡する等、配線の絶縁を確保することが難しいという問題点がある。
特許第3946870号公報
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、その目的は、固定部材と回転部材との間で、無理なく配線を接続でき、かつ、その配線の絶縁を簡単かつ確実に確保できるようにした、回転対応型のコネクタ装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、凹部を有するボディと、前記凹部に固定したベースと、前記ベースの中心を回転中心として回転可能に配置されたロータと、前記ボディに対して前記ロータを回転可能に保持するトップケースと、前記ベースに設けた複数の金属リングと、前記ロータに設けたロータ側コネクタハウジングおよび細長の可動接触部品と、前記ボディに設けたボディ側コネクタハウジングおよび細長の固定接触部品と、を具備し、前記複数の金属リングは、前記ベースの中心を共有する同心円状に配置され、その表裏面が前記ベースの表裏面から露出するように設けられており、前記ロータ側コネクタハウジング及びボディ側コネクタハウジングは、いずれも、コネクタが差し込まれるコネクタ差込み孔を有し、前記可動接触部品は、前記金属リングの数に対応して複数設けられるとともに、その一端側がコネクタ端子部として前記ロータ側コネクタハウジングのコネクタ差込み部内に突出する一方、その他端側がブラシ部として前記ベースの表面側から前記金属リングの表面に接触し、この状態で前記ロータの回転により前記金属リングに沿って回転移動可能に設けられ、前記固定接触部品は、前記金属リングの数に対応して複数設けられるとともに、その一端側がコネクタ端子部として前記ボディ側コネクタハウジングのコネクタ差込み部内に突出する一方、その他端側がブラシ部として前記ベースの裏面側から前記金属リングの裏面に接触するように設けられ、前記可動接触部品又は前記固定接触部品は、一枚の細長金属板からなり、前記可動接触部品又は固定接触部品の前記コネクタ端子部は、前記一枚の細長金属板を折り重ねた多重構造の構成になっていることで、雌型コネクタと結合する雄型コネクタ端子として必要な既定の強度を備えるとともに、前記細長金属板の折り重ね部分に該金属板の更なる折り曲げによる凸部が設けられた構成になっていることで、雌型コネクタの内径に合致する厚さを有することを特徴とする。
前記可動接触部品又は前記固定接触部品は、一枚の細長金属板からなり、その可動接触部品又は固定接触部品の前記ブラシ部は、前記一枚の細長金属板を折り重ね、これにより接近した前記細長金属板の両端部をそれぞれ前記金属リングの表面に接触する接点部として形成することにより、多重接点構造になってもよい。
また本発明は、凹部を有するボディと、前記凹部に固定したベースと、前記ベースの中心を回転中心として回転可能に配置されたロータと、前記ボディに対して前記ロータを回転可能に保持するトップケースと、前記ベースに設けた複数の金属リングと、前記ロータに設けたロータ側コネクタハウジングおよび細長の可動接触部品と、前記ボディに設けたボディ側コネクタハウジングおよび細長の固定接触部品と、を具備し、前記複数の金属リングは、前記ベースの中心を共有する同心円状に配置され、その表裏面が前記ベースの表裏面から露出するように設けられており、前記ロータ側コネクタハウジング及びボディ側コネクタハウジングは、いずれも、コネクタが差し込まれるコネクタ差込み孔を有し、前記可動接触部品は、前記金属リングの数に対応して複数設けられるとともに、その一端側がコネクタ端子部として前記ロータ側コネクタハウジングのコネクタ差込み部内に突出する一方、その他端側がブラシ部として前記ベースの表面側から前記金属リングの表面に接触し、この状態で前記ロータの回転により前記金属リングに沿って回転移動可能に設けられ、前記固定接触部品は、前記金属リングの数に対応して複数設けられるとともに、その一端側がコネクタ端子部として前記ボディ側コネクタハウジングのコネクタ差込み部内に突出する一方、その他端側がブラシ部として前記ベースの裏面側から前記金属リングの裏面に接触するように設けられ、前記可動接触部品又は前記固定接触部品は、二枚の細長金属板からなり、前記可動接触部品又は固定接触部品の前記コネクタ端子部は、前記二枚の細長金属板の端部をそれぞれ折り重ねてなる2重構造の部分を、上下に重ねた4重構造の構成になっていることで、雌型コネクタと結合する雄型コネクタ端子として必要な既定の強度を備えていることを特徴とする
前記可動接触部品又は前記固定接触部品は、二枚の細長金属板からなり、その可動接触部品又は固定接触部品の前記ブラシ部は、前記二枚の細長金属板を重ね合わせ、それぞれの細長金属板の端部を金属リングの表面に接触する接点部として形成することにより、多重接点構造になってもよい。
前記複数の金属リングの全周に、前記ベースの表面から立ち上がった切れ目の無い全周リブが設けられるように構成してもよい。
本発明にあっては、コネクタ装置の具体的な構成として、ボディに対してロータをトップケースで回転可能に保持するとともに、そのロータとボディの双方にコネクタハウジングを設け、これらのコネクタハウジングにコネクタ差込み孔が設けられる構成を採用した。このため、例えば、前記ボディを固定部材に取り付け、かつ、前記ロータを回転部材に取付けたとき、固定部材から見て前記ボディ側コネクタハウジングは静止しており、また、回転部材から見て前記ロータ側コネクタハウジングは相対的に静止しているから、固定部材に対して回転部材が回転した場合でも、それぞれのコネクタハウジングのコネクタ差込み孔に差し込まれている配線のコネクタが捩れることはなく、固定部材と回転部材との間で配線を無理なく接続することができる。
また、本発明によると、前記ボディと前記ロータそれぞれのコネクタハウジングに設けたコネクタ差込み孔に、固定部材側の配線のコネクタや、回転部材側の配線のコネクタを差し込むだけの簡単な作業で、回転部材側の配線と固定部材側の配線を電気的に接続することができ、その接続はコネクタによるもので、半田付けは不要であるから、かかる配線の絶縁を簡単かつ確実に確保することもできる。
図1(a)は本発明の一実施形態であるコネクタ装置の断面図、同図(b)は同コネクタ装置における可動接触部品と金属プレートとの接触状態をコネクタ装置の上面側から見たときの説明図、同図(c)はコネクタ装置のトップケース、ロータ、ベースを外した状態を同コネクタ装置の上面から見たときの説明図。 図2(a)は図1のコネクタ装置を構成するボディの上面図、同図(b)はボディの下面図、同図(c)はボディの側面図、同図(d)はA矢視ボディ断面図、同図(e)はB矢視ボディ断面図、同図(f)はD矢視ボディ断面図。 図3(a)は図1のコネクタ装置を構成するベースの上面図、同図(b)はベースの側面図、同図(c)はベースの下面図、同図(d)はB矢視ベース断面図、同図(e)はA矢視ベース断面図。 図4は図1のコネクタ装置を構成する複数の金属リング(ベースにインサートする前の状態)の平面図。 図5(a)は図1のコネクタ装置を構成する固定接触部品、可動接触部品の下面図、同図(b)はその側面図、同図(c)はその上面図、同図(d)はそのB矢視断面図、(e)は固定接触部品、可動接触部品の拡大図。 図6(a)は図1のコネクタ装置を構成するロータの正面図、同図(b)はロータの上面図、同図(c)はロータの側面図、同図(d)はロータの下面図、同図(e)はA矢視ロータ断面図、同図(f)はB矢視ロータ断面図、同図(g)はC矢視ロータ断面図。 図7(a)は図1のコネクタ装置を構成するトップケースの上面図、同図(b)はA矢視トップケース断面図、同図(c)はトップケースの下面図、同図(d)はトップケースの側面図。 可動接触部品、固定接触部品の他の実施形態の説明図。 可動接触部品、固定接触部品の他の実施形態の説明図。 ボディの他の実施形態の説明図。 ボディの他の実施形態の説明図。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
図1(a)は本発明の一実施形態であるコネクタ装置の断面図、図中(b)はコネクタ装置における可動接触部品と金属プレートとの接触状態を同コネクタ装置の上面側から見たときの説明図、(c)はコネクタ装置のトップケース、ロータ、ベースを外した状態を同コネクタ装置の上面から見たときの説明図である。
図1(a)のコネクタ装置1は、凹部2を有するボディ3(図2参照)と、凹部2に固定したベース4(図3参照)と、ベース4の中心を回転中心として回転可能に配置されたロータ5(図6参照)と、ボディ3に対してロータ5を回転可能に保持するトップケース6(図7参照)と、ベース4に設けた複数の金属リング7(図3、図4参照)と、ロータ5に設けたロータ側コネクタハウジング8(図6参照)および細長の可動接触部品9(図5参照)と、ボディ3に設けたボディ側コネクタハウジング10(図2参照)および細長の固定接触部品11(図5参照)と、を具備している。
図2(a)は図1のコネクタ装置を構成するボディの上面図、同図(b)はボディの下面図、同図(c)はボディの側面図、同図(d)はA矢視ボディ断面図、同図(e)はB矢視ボディ断面図、同図(f)はD矢視ボディ断面図である。
図2において、ボディ3及びこれに設けたボディ側コネクタハウジング10は、樹脂で一体成形されている。ボディ3の凹部2は、ボディ3の内面側に設けられるとともに、図2(a)のように平面視円形に形成してある。
前記凹部2の内底面中央部には、上向き凸形状のセンターボディ突起2Aが形成されており(図2(a)(d)(e)(f)参照)、このセンターボディ突起2Aは、前記ベース4を凹部2内に位置決め固定する手段として使用される。さらに、このボディ3の外周面には、ボディ3に対してトップケース6を取り付けるための係合突起3Aを複数設けている(図2(a)(c)参照)。
前記ボディ側コネクタハウジング10は、ボディ3の中心軸線O−Oと並行にオフセットした位置で、ボディ3の外表面から突出するよう設けられている(図2(f)参照)、また、このボディ側コネクタハウジング10は、雌型コネクタが差し込まれるコネクタ差込み孔10Aを有し(図2(b)(e)(f)参照)、そのコネクタ差込み孔10Aの内底面には凹部2の内底面に連通する通し孔10Bを開設してある(図2(a)(b)(e)(f)参照)。
また、前記凹部2の内底面には、コネクタ差込み孔10Aと対応する位置に、固定接触部品11の支持台11C(図5参照)を嵌め込み装着するための嵌合凹部2Bを形成してあり、この嵌合凹部2Bの内底面に前記通し孔10Bが連通している。
図1(a)のコネクタ装置1では、凹部2の内底面側から前記通し孔10Bに複数の固定接触部品11のコネクタ端子部11Aが通されることにより、それぞれの固定接触部品11のコネクタ端子部11Aが、コネクタ差込み孔10A内に突出し露出した形態となって配置される。
図3(a)は図1のコネクタ装置を構成するベースの上面図、同図(b)はベースの側面図、同図(c)はベースの下面図、同図(d)はB矢視ベース断面図、同図(e)はA矢視ベース断面図である。また、図4は、図1のコネクタ装置を構成する複数の金属リング(ベースにインサートする前の状態)の平面図である。
なお、図4は、複数の金属リング7をプレス成形で一体に成形した直後の状態を示しているため、複数の金属リング7がリング繋ぎ部7Aで連結された状態になっている。このリング繋ぎ部7Aは、複数の金属リングをベース4にインサート成形で組み込んだ後、カットされる。これにより、複数の金属リング7は、ベース4において、それぞれ電気的に独立した存在となる。
図3において、ベース4は、同図(a)(c)のように、平面視円形状となるように樹脂で形成されるとともに、その厚さ方向中間付近に、複数(本実施形態では4つ)の金属リング7をインサート成形で一体に設けた構造になっている。
また、ベース4の中心部にはボス孔4Cが開設されており、このボス孔4Cに前記ボディ2のセンターボディ突起2Aを差し込むことにより、ベース4はボディ2の凹部2内に位置決め固定される。
複数の金属リング7は、図3(a)(c)及び図4のように、ベース4の中心を共有する同心円状に配置されるとともに、同図(d)(e)のように、その表裏面がベース4表裏面に露出するように設けられている。
図1(a)のコネクタ装置1では、複数の金属リング7をベース4で支持するための具体的な構成例として、図3(a)(c)のように同心円状に配置された複数の金属リング7間に、同じく同心円状に配置された複数のリング状支持リブ4Aを設けるとともに、これら複数のリング状支持リブ4Aで金属リング7の内外周縁部を支持する構成と、そのように支持された複数の金属リング7の裏面に放射状支持リブ4Bを設け、この放射状支持リブ4Bによって前記複数のリング状支持リブ7を連結するとともに複数の金属リング7の裏面を支持する構成を採用している。
前記のような金属リング支持構成の採用により、図1(a)のコネクタ装置1では、複数の金属リング7の表面は、いずれも、図3(a)のように切れ目のない連続したリングの形態となって、ベース4の表面に露出している。この一方、複数の金属リング7の裏面は、図3(c)のように放射状支持リブ4Bにより分断されたリングの形態となって、ベース4の裏面に露出している。
さらに、図1(a)のコネクタ装置1では、それぞれの金属リング7の全周に、先に説明した複数のリング状支持リブ4Aがベース4の表面から立ち上がった切れ目のない全周リブとして設けられることにより(図3(d)(e)参照)、金属リング7間の短絡を防止している。
ところで、可動接触部品11のブラシ部11Bが接触する金属リング7の表面には金属粉末入りグリスを塗布することもできる。また、可動接触部品11のブラシ部11Bが金属リング7の表面を摺動するときに削りクズが発生し、発生した削りクズや削りクズが混じったグリスなどによって複数の金属リング7間が短絡する可能性も想定されるが、図1(a)のコネクタ装置1では、そのような金属リング7間の短絡を前記全周リブ(リング状支持リブ4A)で防止している。
図5(a)は図1のコネクタ装置を構成する固定接触部品、可動接触部品の下面図、同図(b)はその側面図、同図(c)はその上面図、同図(d)はそのB矢視断面図、(e)は固定接触部品、可動接触部品の拡大図である。
図5において、固定接触部品11は、先に説明した金属リング7の数に対応して複数(本実施形態では4つ)設けられる(図1(b)参照)。そして、この固定接触部品11の一端側は、コネクタ端子部11として、図1(a)のように、ボディ側コネクタハウジング10のコネクタ差込み部10A内に突出する一方、この固定接触部品11の他端側は、ブラシ部11Bとして、図1(a)のように、対応する金属リング7の裏面(下面)に接触するように設けられる。
図5において、可動接触部品9もまた、前記固定接触部品11と同じく、金属リング7の数に対応して複数(本実施形態では4つ)設けられる(図1(c)参照)。そして、この可動接触部品9の一端側は、コネクタ端子部9Aとして、図1(a)のように、ロータ側コネクタハウジング8のコネクタ差込み部8A内に突出する一方、この可動接触部品9の他端側は、ブラシ部9Bとして、図1(a)のように、対応する金属リング7の表面に接触する構成になっており、このように接触した状態において、可動接触部品9は、ロータ5の回転により、対応する金属リング7に沿って回転移動可能に設けられている。
図5(e)に示したように、固定接触部品11は一枚の細長金属板からなり、その固定接触部品11のコネクタ端子部11Aは、一枚の細長金属板を2重に折り重ねた多重構造とすることにより、雌型コネクタと結合する雄型コネクタ端子として必要な既定の強度を備えている。この点は可動接触部品9のコネクタ端子部9Aも同様である。
また、前記固定接触部品11のブラシ部11Bは、前記一枚の細長金属板を2重に折り重ね、これにより接近した前記細長金属板の両端部をそれぞれ金属リング7の表面に接触する接点部CP1、CP2として形成することにより、多重接点構造になっている。この点は可動接触部品9のブラシ部9Bも同様である。
さらに、前記固定接触部品11のコネクタ端子部11Aは、前記のような細長金属板の折り重ね部分に細長金属板の更なる折り曲げによる凸部Cを設けることで、雌型コネクタの内径に合致する厚さを有する構成になっている。この点は可動接触部品9のコネクタ端子部9Aも同様である。
図1(a)のコネクタ装置1では、ベース4に同心円状に配置された金属リング7の配置間隔とほぼ同じ間隔となるように、複数の可動接触部品9を支持台9Cに並べて固定する構成(図5(a)参照)、及び、かかる支持台9Cをロータ5内面(下面)の嵌合凹部5C(図6(d)(f)(g)参照)に取り付けることで、複数の可動接触部品9がロータ5に位置決め固定される構成、並びに、複数の固定接触部品11を支持台11Cに並べて固定する構成(図5(a)参照)、及び、かかる支持台11Cをボディ3の嵌合凹部2B(図2(a)参照)に取り付けることで、複数の固定接触部品9がボディ5側に位置決め固定される構成を採用したが、これ以外の構成で複数の可動接触部品9をロータ5に位置決め固定したり、複数の固定接触部品11をボディ3側に位置決め固定したりすることも可能である。
図6(a)は図1のコネクタ装置を構成するロータの正面図、同図(b)はロータの上面図、同図(c)はロータの側面図、同図(d)はロータの下面図、同図(e)はA矢視ロータ断面図、同図(f)はB矢視ロータ断面図、同図(g)はC矢視ロータ断面図である。
図6において、ロータ5及びこれに設けたロータ側コネクタハウジング8は、樹脂で一体成形されており、ロータ5は、図6(a)のように平面視円形となるように形成してある。
ロータ5の内面(下面)中心部には、下向き凸状のロータセンター突起5Aが設けられており(図6(c)(d)参照)、そのロータセンター突起5Aが先に説明したベース4中心部のボス孔4C(図3(a)参照)に回転可能に差し込まれることにより、このロータ5は、ベース4上において、ロータセンター突起5Aを回転中心軸として回転可能に配置される。
ロータ側コネクタハウジング8は、ロータ5の中心軸線と並行にオフセットした位置でロータ5の外表面から上向きに突出するように設けられている(図6(a)(b)(c)参照)。また、このロータ側コネクタハウジング8は、雌型コネクタが差し込まれる上向きのコネクタ差込み孔8Aを有しており(図6(b)(f)(g)参照)、そのコネクタ差込み孔8Aの内底面には、ロータ5の内面(下面)に向かって開設した通し孔8Bを形成してある(図6(b)(d)(f)(g)参照)。
ロータ5の内面(下面)には、コネクタ差込み孔8と対応する位置に、可動接触部品9の支持台9C(図5参照)を嵌め込み装着するための嵌合凹部5Cが形成されており、この嵌合凹部5Cの内底面に前記通し孔8Bが連通している。
図1(a)のコネクタ装置1では、ロータ5の内面(下面)側から前記通し孔8Bに複数の可動接触部品9のコネクタ端子部9Aが通されることにより、それぞれの可動接触部品9のコネクタ端子部9Aが、コネクタ差込み部8A内に突出し露出した形態となって配置される。
図7(a)は図1のコネクタ装置を構成するトップケースの上面図、同図(b)はA矢視トップケース断面図、同図(c)はトップケースの下面図、同図(d)はトップケースの側面図である。
図7において、トップケース6は、内面に係合孔6Aを形成した筒状の側板6Bと、ロータ5の表面を露出させるための平面視円形の窓6Cを備えた天板6Dとを、樹脂で一体成形した構成になっている。
ボディ3の上にトップケース6を乗せた状態で、トップケース6の係合孔6Aがボディ3外周面の係合突起3Aに係合することにより、トップケース6は、ボディ3に取り付け固定される。
前記のようにトップケース6をボディ3に取り付け固定したとき、当該ボディ3のベース4上に位置するロータ5は、その表面周縁部以外の表面部分がトップケース6の窓6Cから露出する。ロータ側コネクタハウジング8も同様にトップケース6の窓6Cから露出する。
また、トップケース6の窓6Cの外周縁部がロータ5の表面外周縁部に覆い被さることによって、ロータ5は、ボディ3に対して回転可能に保持される。
図1(a)のコネクタ装置1では、前記のようなトップケース6の窓6Cの縁部に摺接するリング状の摺接突起5B(図6(e)等参照)をロータ5の表面に突出形成することにより、ロータ5の回転の安定性向上を図っている。
次に、以上のように構成された図1(a)のコネクタ装置1の使用例について簡単に説明する。
図1(a)のコネクタ装置1は、例えば回転式タッチスクリーン画面を搭載したノート型パソコンなどのように、固定部材としてのパソコン本体と、回転部材としてのタッチスクリーン画面との間で、配線を接続する手段として使用することができる。
前記使用例の場合は、コネクタ装置1のボディ3をパソコン本体側に取り付け、同コネクタ装置1のロータ5をタッチスクリーン画面側に取り付ける。この際、タッチスクリーン画面の回転中心と本コネクタ装置1におけるロータ5の回転中心とが一致するように調整される。
そして、パソコン本体側の配線のコネクタは、本コネクタ装置1におけるボディ側コネクタハウジング10のコネクタ差込み孔10Aに差し込み、タッチスクリーン画面側の配線のコネクタは、本コネクタ装置1におけるロータ側コネクタハウジング8のコネクタ差込み孔8Aに差し込む。これで配線の接続は完了し、そのように差し込まれたそれぞれのコネクタの配線は、可動接触部品9、金属リング7及び固定接触部品11を介して互いに電気的に接続される。
前記使用例において、タッチスクリーン画面を回転させたとき、ボディ3、ボディ側コネクタハウジング10、固定接触部品11、金属リング7、及びベース4は、いずれも回転せず、ロータ5、ロータ側コネクタハウジング10及び可動接触部品9だけがタッチスクリーン画面の回転に連動して一体的に回転する。
このとき、各固定接触部品11のブラシ部11Bは、静止したまま、対応する金属リング7の下面に接触しており、各可動接触部品9のブラシ部9Bは、対応する金属リング7に沿ってその金属リング7の上面を摺動する。このため、パソコン本体側のコネクタに接続されている配線と、タッチスクリーン画面側のコネクタに接続されている配線とは、可動接触部品9と金属リング7と固定接触部品11を通じて、互いに電気的に接続された状態を維持する。
また、前記のようにタッチスクリーン画面を回転させているときに、パソコン本体(固定部材)から見て、ボディ側コネクタハウジング10は静止しており、タッチスクリーン画面(回転部材)から見て、ロータ側コネクタハウジング8は相対的に静止していることから、それぞれのコネクタハウジング8、10のコネクタ差込み孔8A、10Aに差し込まれている配線のコネクタが捩れることはなく、固定部材と回転部材との間で当該配線は無理なく接続される。
また、図1(a)のコネクタ装置によると、ボディ3とロータ5それぞれのコネクタハウジング8、10に設けたコネクタ差込み孔8A、10Aに、パソコン本体側の配線のコネクタやタッチスクリーン画面側の配線のコネクタを差し込むだけの簡単な作業で、パソコン本体側の配線とタッチスクリーン画面側の配線とを電気的に接続することができ、その接続はコネクタによるもので、半田付けは不要であるから、かかる配線の絶縁を簡単かつ確実に確保することもできる。
先に説明した可動接触部品9や固定接触部品11は、例えば、図8又は図9のように構成することもできる。
図5(e)の可動接触部品9や固定接触部品11は一枚の細長金属板で構成したが、図8に示した可動接触部品9や固定接触部品11は二枚の細長金属板で構成してある。そして、この図8に示した可動接触部品9や固定接触部品11のコネクタ端子部9A、11Aは、いずれも、前記二枚の細長金属板の端部をそれぞれ折り重ねて2重構造とし、この2重構造の部分を上下に重ねて4重構造とすることにより、雌型コネクタと結合する雄型コネクタ端子として必要な既定の強度を備えている。
また、図8に示した可動接触部品9や固定接触部品11のブラシ部9B、11Bは、いずれも、前記二枚の細長金属板を重ね合わせ、それぞれの細長金属板の端部を金属リング7の表面に接触する接点部CP1、CP2として形成することにより、多重接点構造になっている。
図9に示した可動接触部品9や固定接触部品11も、図5(e)の可動接触部品9や固定接触部品11と同じく一枚の細長金属板で構成してあるが、特に、この図9に示した可動接触部品9や固定接触部品11のコネクタ端子部9A、11Aは、図5(e)のような2重構造のコネクタ端子部9A、11Aを更に折り重ねた4重構造とすることにより、雌型コネクタと結合する雄型コネクタ端子として必要な既定の強度を備えている。
なお、前記のようなコネクタ端子部9A、11の多重化は、2重化や4重化に限定されることはなく、必要に応じて適宜変更することができる。
また、図1(a)に示したボディ側コネクタハウジング10は、ボディ3の中心軸線O−Oと並行に設けたが、図10に示したように、ボディ3の中心軸線O−Oと直交する方向の横向きに設けてもよい。これに合わせて、図1(a)のボディ側コネクタハウジング10のコネクタ差込み孔10Aも、図10に示したように、ボディ3の中心軸線O−Oと直交する方向の横向きに設けてもよい。
さらに、図1(a)に示したボディ側コネクタハウジング10は、ボディ3の外表面から立ち上がった形態としたが、図11に示したように、ボディ3の外周面から横向き(ボディ3の中心軸線O−Oと直交する方向)に立ち上がった形態としてもよい。この場合も図1(a)のボディ側コネクタハウジング10のコネクタ差込み孔10Aは、図11に示したように、ボディ3の中心軸線O−Oと直交する方向の横向きに設けてもよい。
また、図1(a)に示した固定接触部品11の支持台11Cを図11のように省略することにより、コネクタ装置1全体の薄型化を図る構成も採用し得る。
さらに、可動接触部品9や固定接触部品11のブラシ部9B、11Bについては、先に説明した2つの接点部CP1、CP2を備えた多重(二重)接点構造に限定されることはなく、必要に応じて、その接点部の数は増減することができる。例えば、いずれか一方の接点部CP1又はCP2を省略してもよい。また、そのような接点部を3つ以上とする構成例としては、例えば、図8において、三枚以上の細長金属板を重ね合わせ、それぞれの細長金属板の端部を金属リング7の表面に接触する接点部として形成する構成が考えられる。
なお、本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で当分野において通常の知識を有する者により多くの変形が可能である。特に、本発明は前記使用例に限定されることはなく、回転部材と固定部材との間で配線を接続する手段として広く使用することが可能である。
1 コネクタ装置
2 凹部
2A センターボディ突起
2B 嵌合凹部
3 ボディ
3A 係合突起
4 ベース
4A リング状支持リブ
4B 放射状支持リブ
4C ボス孔
5 ロータ
5A ロータセンター突起
5B 摺接突起
5C 嵌合凹部
6 トップケース
6A 爪
6B 側板
6C 窓
6D 天板
7 金属リング
7A リング繋ぎ部
8 ロータ側コネクタハウジング
8A コネクタ差込み孔
8B 通し孔
9 可動接触部品
9A コネクタ端子部
9B ブラシ部
9C 支持台
10 ボディ側コネクタハウジング
10A コネクタ差込み孔
10B 通し孔
11 固定接触部品
11A コネクタ端子部
11B ブラシ部
11C 支持台
C 凸部
CP1、CP2 接点部

Claims (2)

  1. 凹部を有するボディと、
    前記凹部に固定したベースと、
    前記ベースの中心を回転中心として回転可能に配置されたロータと、
    前記ボディに対して前記ロータを回転可能に保持するトップケースと、
    前記ベースに設けた複数の金属リングと、
    前記ロータに設けたロータ側コネクタハウジングおよび細長の可動接触部品と、
    前記ボディに設けたボディ側コネクタハウジングおよび細長の固定接触部品と、を具備し、
    前記複数の金属リングは、前記ベースの中心を共有する同心円状に配置され、その表裏面が前記ベースの表裏面から露出するように設けられており、
    前記ロータ側コネクタハウジング及びボディ側コネクタハウジングは、いずれも、コネクタが差し込まれるコネクタ差込み孔を有し、
    前記可動接触部品は、前記金属リングの数に対応して複数設けられるとともに、その一端側がコネクタ端子部として前記ロータ側コネクタハウジングのコネクタ差込み部内に突出する一方、その他端側がブラシ部として前記ベースの表面側から前記金属リングの表面に接触し、この状態で前記ロータの回転により前記金属リングに沿って回転移動可能に設けられ、
    前記固定接触部品は、前記金属リングの数に対応して複数設けられるとともに、その一端側がコネクタ端子部として前記ボディ側コネクタハウジングのコネクタ差込み部内に突出する一方、その他端側がブラシ部として前記ベースの裏面側から前記金属リングの裏面に接触するように設けられ、
    前記可動接触部品又は前記固定接触部品は、一枚の細長金属板からなり、
    前記可動接触部品又は固定接触部品の前記コネクタ端子部は、前記一枚の細長金属板を折り重ねた多重構造の構成になっていることで、雌型コネクタと結合する雄型コネクタ端子として必要な既定の強度を備えるとともに、前記細長金属板の折り重ね部分に該金属板の更なる折り曲げによる凸部が設けられた構成になっていることで、雌型コネクタの内径に合致する厚さを有すること
    を特徴とするコネクタ装置。
  2. 凹部を有するボディと、
    前記凹部に固定したベースと、
    前記ベースの中心を回転中心として回転可能に配置されたロータと、
    前記ボディに対して前記ロータを回転可能に保持するトップケースと、
    前記ベースに設けた複数の金属リングと、
    前記ロータに設けたロータ側コネクタハウジングおよび細長の可動接触部品と、
    前記ボディに設けたボディ側コネクタハウジングおよび細長の固定接触部品と、を具備し、
    前記複数の金属リングは、前記ベースの中心を共有する同心円状に配置され、その表裏面が前記ベースの表裏面から露出するように設けられており、
    前記ロータ側コネクタハウジング及びボディ側コネクタハウジングは、いずれも、コネクタが差し込まれるコネクタ差込み孔を有し、
    前記可動接触部品は、前記金属リングの数に対応して複数設けられるとともに、その一端側がコネクタ端子部として前記ロータ側コネクタハウジングのコネクタ差込み部内に突出する一方、その他端側がブラシ部として前記ベースの表面側から前記金属リングの表面に接触し、この状態で前記ロータの回転により前記金属リングに沿って回転移動可能に設けられ、
    前記固定接触部品は、前記金属リングの数に対応して複数設けられるとともに、その一端側がコネクタ端子部として前記ボディ側コネクタハウジングのコネクタ差込み部内に突出する一方、その他端側がブラシ部として前記ベースの裏面側から前記金属リングの裏面に接触するように設けられ、
    前記可動接触部品又は前記固定接触部品は、二枚の細長金属板からなり、
    前記可動接触部品又は固定接触部品の前記コネクタ端子部は、前記二枚の細長金属板の端部をそれぞれ折り重ねてなる2重構造の部分を、上下に重ねた4重構造の構成になっていることで、雌型コネクタと結合する雄型コネクタ端子として必要な既定の強度を備えていること
    を特徴とするコネクタ装置。
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