JP5971299B2 - Bag sterilization method and apparatus - Google Patents
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Description
本発明は、袋の殺菌方法及び装置に関する。 The present invention relates to a bag sterilization method and apparatus.
袋は、リクローズ性、携帯性、使用後の減容化等に優れていることから、液状飲料、ゼリー状飲料、流動食品等の無菌包装に適する。 Since the bag is excellent in recloseability, portability, volume reduction after use, etc., it is suitable for aseptic packaging of liquid beverages, jelly-like beverages, liquid foods and the like.
袋は充填される飲料等の内容物を無菌状態に保つためにあらかじめ殺菌処理しておく必要がある。 The bag needs to be sterilized in advance in order to keep the content of the beverage or the like to be filled in a sterile state.
従来、袋の殺菌は多数のものが集積されて外装体内に詰め込まれ、密封され、外装体の全体にγ線が照射され、袋の内外面を含む外装体内の全体が外装体ごと殺菌処理される(例えば、特許文献1参照)。 Conventionally, a large number of bags are sterilized, packed in an exterior body, sealed, and irradiated with γ rays on the entire exterior body, and the entire exterior body including the interior and exterior surfaces of the bag is sterilized together with the exterior body. (For example, see Patent Document 1).
また、無菌充填機内でフィルム状の包装材を走行させながら殺菌し、製袋することにより、無菌の袋を作ることも試みられている(例えば、特許文献2参照)。 In addition, attempts have been made to make aseptic bags by sterilizing and making a bag while running a film-like packaging material in an aseptic filling machine (see, for example, Patent Document 2).
従来、袋の殺菌はγ線の照射によって行われることから、袋から異臭が発生しやすいという問題がある。γ線以外に酸化エチレンガス(EOG)を用いて袋を殺菌することも考えられるが、その場合は酸化エチレンガス成分が袋内に残留しやすく、また、殺菌処理に長時間を要するという問題がある。 Conventionally, since bags are sterilized by γ-ray irradiation, there is a problem that off-flavors are easily generated from the bags. It is conceivable to sterilize the bag using ethylene oxide gas (EOG) in addition to γ rays, but in that case, the ethylene oxide gas component tends to remain in the bag, and the sterilization treatment takes a long time. is there.
また、無菌充填機内で包装材を殺菌処理をしつつ製袋する方法の場合は、製袋能力、殺菌能力を高くすることや製袋の精度を保つことが極めて困難である。 Further, in the case of bag making while sterilizing a packaging material in an aseptic filling machine, it is extremely difficult to increase bag making ability and sterilizing ability and to maintain the accuracy of bag making.
従って、本発明は上記問題点を解決することを課題とする。 Accordingly, an object of the present invention is to solve the above problems.
上記課題を解決するため、本発明は次のような構成を採用する。 In order to solve the above problems, the present invention employs the following configuration.
なお、本発明の理解を容易にするため参照符号をカッコ書きで付するが、本発明はこれに限定されるものではない。 In order to facilitate understanding of the present invention, reference numerals are given in parentheses, but the present invention is not limited to this.
すなわち、請求項1に係る発明は、袋内の内容物を袋外に注出可能とする注出口部材(2)が取り付けられた未封状態の複数の袋(1)を相互に分離した状態でカセットラック(6)に装填し、カセットラック(6)を殺菌チャンバー(7)内に入れ、殺菌チャンバー(7)内の真空化と、真空化した殺菌チャンバー(7)内への過酸化水素のガスの導入と、殺菌チャンバー(7)内への無菌エアの導入と、殺菌チャンバー(7)内の真空化による過酸化水素の排出と、殺菌チャンバー(7)内への無菌エアの導入とが順に行われる殺菌工程を一回又は複数回行う袋の殺菌方法であって、前記注出口部材(2)は、多数の細かい突起(13a)が形成された支持レール(10)によって支持されることを特徴とする袋の殺菌方法を採用する。
That is, the invention according to
請求項2に記載されるように、請求項1に記載の袋の殺菌方法において、あらかじめ袋(1)の内面に凹凸を形成しておいてもよい。
As described in
請求項3に記載されるように、請求項1又は請求項2に記載の袋の殺菌方法において、注出口部材(2)に袋(1)内の奥へと突出する突出部(2a)を設けておいてもよい。
As described in claim 3, in the bag sterilization method according to
請求項4に記載されるように、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の袋の殺菌方法において、注出口部材(2)を未封状態にしておいてもよい。
As described in claim 4, in the bag sterilization method according to any one of
請求項5に記載されるように、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の袋の殺菌方法において、注出口部材(2)を封止し、袋(1)に未シール部(1e)を設けることにより袋(1)を未封状態にしておいてもよい。
As described in claim 5, in the bag sterilization method according to any one of
また、請求項6に係る発明は、袋内の内容物を袋外に注出可能とする注出口部材(2)が取り付けられた未封状態の複数の袋(1)が相互に分離した状態で装填されるカセットラック(6)と、袋(1)をカセットラック(6)ごと収容する殺菌チャンバー(7)とを具備し、前記殺菌チャンバー(7)内の真空化を行う真空化手段と、真空化した前記殺菌チャンバー(7)内へ過酸化水素のガスを導入する導入手段と、前記殺菌チャンバー(7)内へ無菌エアを導入する無菌エア導入手段を有し、前記カセットラック(6)は、袋の前記注出口部材(2)の箇所で袋(1)を支持する支持レール(10)が設けられ、前記支持レール(10)における袋の前記注出口部材(2)に当接する箇所に、多数の細かい突起(13a)が形成された袋の殺菌装置を採用する。
Moreover, the invention which concerns on
本発明によれば、袋(1)を過酸化水素のガスで殺菌することから、従来のγ線により袋を殺菌する場合と異なり、袋から異臭が発生するような不都合がない。また、酸化エチレンガスを用いて袋を殺菌する場合と異なり、袋内に酸化エチレンガス成分が残留したり、殺菌処理に長時間を要したりするという不都合がない。さらに、注出口部材(2)が取り付けられた未封状態の多数の袋(1)をカセットラック(6)内に分離して装填し、袋(1)をカセットラック(6)ごと殺菌チャンバー(7)内に入れ、無菌チャンバー(7)内を真空状態にしたうえで、無菌チャンバー(7)内に過酸化水素のガスを導入することから、過酸化水素のガスは、注出口部材(2)の存在によって広げられた袋(1)内に速やかに侵入し、また、カセットラック(6)内に相互に分離した状態で装填された袋(1)の外面に円滑に接触し、従って、袋(1)の内外面が速やかにかつ適正に殺菌処理される。 According to the present invention, since the bag (1) is sterilized with hydrogen peroxide gas, unlike the conventional case of sterilizing the bag with γ rays, there is no inconvenience that a bad odor is generated from the bag. Further, unlike the case of sterilizing a bag using ethylene oxide gas, there is no inconvenience that an ethylene oxide gas component remains in the bag or a long time is required for sterilization treatment. Furthermore, a large number of unsealed bags (1) to which the spout member (2) is attached are separated and loaded into the cassette rack (6), and the bags (1) together with the cassette rack (6) are sterilized chamber ( 7) The hydrogen peroxide gas is introduced into the aseptic chamber (7) after the inside of the aseptic chamber (7) is evacuated and the hydrogen peroxide gas is introduced into the spout member (2). ) Quickly penetrates into the unfolded bag (1) and smoothly contacts the outer surface of the bag (1) loaded in the cassette rack (6) in a mutually separated state, The inner and outer surfaces of the bag (1) are sterilized promptly and appropriately.
以下に本発明の実施の形態について説明する。 Embodiments of the present invention will be described below.
<実施の形態1>
図1(A)に示すように、未封状態の袋1が用意される。この袋1は前後二枚のシート3,3が重ね合わせられ、それらの上辺と左右辺の三辺が上横ヒートシール部1a、左縦ヒートシール部1b及び右縦ヒートシール部1cによって閉じられることによって形成される。下辺は、後に飲料等の内容物を袋1内に充填する際の充填口とするために未シール部1eとされる。この未シール部1eは左右辺のいずれかに設定し、下辺を下横ヒートシール部1dによって閉じておくことも可能である。この未シール部1eは、内容物が袋1内に充填された後、図1(B)に示すように、下横ヒートシール部1dによって密封される。
<
As shown in FIG. 1A, an
袋1を構成するシート3,3は、樹脂の単層からなるもの、異種類の樹脂層が積層されたもの、アルミニウムフォイル等の金属層が樹脂層とともに積層されたものが適宜使用される。このシートにおける袋1の内側となる内面には、図示しない凹凸が形成される。具体的には、シートの内面にエンボス加工、マット加工等により無数の細かい凹凸が形成される。これにより、二枚のシートの内面間に隙間が生じ、後述する過酸化水素のガスが未シール部1eから袋1内に入り込みやすくなる。
As the sheets 3 and 3 constituting the
上横ヒートシール部1aには予め注出口部材2が挟み込まれることによって、注出口部材2が袋1の上辺に固定される。注出口部材2は、ポリプロピレン等の樹脂の射出成形等により筒状に形成される。注出口部材2を通して、袋1の内外が導通可能となり、袋1内の内容物を袋1外に注出可能となる。
The
ただし、袋1は、必ずしも二枚のシート3,3で出来たものでなくてもよい。一枚のシートを二つ折りしたものであってもよいし、チューブを扁平に押し潰したものであってもよい。
However, the
また、袋1に注出口部材2が設けられることによって二枚のシート3,3の内面間に隙間が生じ、後述する過酸化水素のガスが未シール部1eから袋1内に入り込みやすくなる。過酸化水素のガスの袋1内への侵入をさらに円滑化するべく、注出口部材2に袋1内の奥へと突出する突出部2aを設けておいてもよい。突出部2aとしては、例えば内容物を袋1外に吸い出しやすくするためのストローとすることができる。注出口部材2の存在は上記シート3,3の内面に上記凹凸が形成されることと相まって、シート3,3間に隙間を形成しやすくし、過酸化水素のガスを未シール部1eから袋1内にさらに入り込みやすくする。もちろん、注出口部材2の存在のみによって過酸化水素のガスが未シール部1eから袋1内の全域に入り込むならば、シート3,3の内面への凹凸の形成は省略可能である。
Further, since the
注出口部材2の外側には、上横ヒートシール部1aに対応する箇所においてヒートシール用フランジ2bが形成され、このヒートシール用フランジ2bがヒートシールによってシート3,3に密着する。注出口部材2におけるヒートシール用フランジ2bよりも上側には支持用フランジ2cが形成される。後述するように、袋1を各種処理に付する際に、この支持用フランジ2cを介して袋1が各種機器に保持される。
On the outer side of the
なお、この実施の形態1の場合、注出口部材2の袋外側における開口は、あらかじめ易開封シート2dで密封され、さらにその上から注出口部材2に螺合するキャップ2eが被せられている。この実施の形態1における注出口部材2は、その本体とキャップ2eとが別体として作られた後に組み合わせられたいわゆる2ピースものとなっているが、注出口部材2の開口が引きちぎり用薄肉部を介して密封する密封片によって遮蔽され、易開封シート2d及びキャップ2eが省略されたいわゆる1ピースものであってもよい(図示せず)。
In the case of the first embodiment, the opening on the bag outer side of the
図1(A)に示した袋1は、図2に示す殺菌装置により殺菌処理される。
The
殺菌装置の構成について説明すると、この殺菌装置は、図1(A)に示した注出口部材2が取り付けられた未封状態の多数の袋1が相互に分離した状態で装填されるカセットラック6と、袋をカセットラック6ごと収容する殺菌チャンバー7とを具備し、カセットラック6が収容された殺菌チャンバー7に対し、殺菌チャンバー7内の真空化と、真空化した殺菌チャンバー7内への過酸化水素のガスの導入と、殺菌チャンバー7内への無菌エアの導入による過酸化水素の排出とが順に行われるようにしてなるものである。
The structure of the sterilization apparatus will be described. This sterilization apparatus is a
カセットラック6は、図3に示すように、横置きされた四角筒状の箱体6aを有する。箱体6aの前後両端は開放されている。箱体6a内には、棚9が上下方向に複数段配置される。各棚9には、袋1を支持する支持レール10が箱体6aの前後方向に伸びるように複数本形成される。各支持レール10は、図4に示すように、棚9から垂下する一対の垂下板11と、垂下板11の下端から互いに接近するように突出する水平板12と水平板12の縁から立ち上がる起立板13とを有する。一対の起立板13,13間には、袋1の注出口部材2が通される溝が設けられる。袋1の注出口部材2が各支持レール10の溝内に通され、支持用フランジ2cが起立板13の上縁で支持されることにより、袋1が支持レール10に吊下げられる。同様にして、他の袋1の注出口部材2が各支持レール10の溝内に通されることにより、図4に示すように、多数の袋1がカセットラック6内に相互に分離した状態で装填される。
As shown in FIG. 3, the
また、支持レール10の溝の両側における起立板13の上縁には、図4に示すように、溝に通された袋1の注出口部材2における支持用フランジ2cの裏面に接する細かい多数の突起13aが鋸歯状に形成される。これにより、支持用フランジ2cの裏面が支持レール10に点接触することになり、従って、後に殺菌チャンバー7内で供給される過酸化水素のガスが支持用フランジ2cの裏面に接触しやすくなり、支持用フランジ2cの裏面の殺菌効果が高められる。
Further, on the upper edges of the
図4に示すように、垂下板11及び起立板13には、多数の孔11a,13bが形成される。これにより、過酸化水素のガスがこれらの孔11a,13bを通して注出口部材2の表面に到達しやすくなり、注出口部材2の表面の殺菌効果が高められる。
As shown in FIG. 4, a large number of
なお、上記突起13aは、図5に示すように、先端がより鋭く尖った形状に形成することも可能である。この場合は支持用フランジ2cの裏面へ過酸化水素のガスがより接触しやすくなる。さらに、突起13aは、図6に示すように、先端が面取りされた形状に形成することも可能である。この場合は支持用フランジ2cが支持レール10に沿って滑りやすくなるので、袋1を支持レール10に装着しやすくなる。
The
また、上記起立板13に設ける孔13bは、図5に示すように円形に形成してもよいし、図6に示すように、スリット形に形成してもよい。さらに、これらの孔13bは、図示しないが、水平板に穿設してもよい。垂下板11に設ける孔11aも同様である。
Further, the
図2に示すように、殺菌チャンバー7の相対向する一対の壁には開閉可能なシャッター7a,7bが設けられる。
As shown in FIG. 2,
上記カセットラック6は、一方のシャッター7aが開けられることにより殺菌チャンバー7内へと搬入コンベア15によって搬入され、両シャッター7a,7bが閉じられることにより殺菌チャンバー7内に閉じ込められる。そして、カセットラック6及びカセットラック6内に装填された袋1の殺菌が行われる。殺菌処理された後、カセットラック6は殺菌チャンバー7内に設置された搬出コンベア14によって殺菌チャンバー7外に送り出され、搬送コンベア16によって次の工程へと搬出される。
The
なお、殺菌チャンバー7に対する真空化手段、過酸化水素のガスの導入手段、無菌エアの導入手段については、公知であることから詳細な説明は省略する。
Since the evacuation means for the
次に、上記袋の殺菌装置を使用した袋の殺菌方法について説明する。 Next, a bag sterilization method using the bag sterilizer will be described.
(1)図1(A)に示した未封状態の袋1が、図3に示すように、カセットラック6内に装填される。各袋1は、カセットラック6内において相互に分離している。
(1) The unsealed
(2)殺菌チャンバー7の入り口側のシャッター7aが開けられ、図2に示すように、カセットラック6が搬入コンベア15によって殺菌チャンバー7内に入れられた後、シャッター7aが閉じられる。これにより、殺菌チャンバー7が密閉される。
(2) The
なお、殺菌チャンバー7内が必要に応じて所定温度まで加温される。
Note that the inside of the
(3)殺菌チャンバー7内の真空化と、真空化した殺菌チャンバー7内への過酸化水素のガスの導入と、殺菌チャンバー7内への無菌エアの導入と、殺菌チャンバー7内の真空化による過酸化水素の排出と、殺菌チャンバー7内への無菌エアの導入とからなる殺菌工程が一回又は複数回行われる。
(3) By evacuation of the
殺菌チャンバー7内への無菌エアの導入から、殺菌チャンバー7内の真空化による過酸化水素の排出を経て、殺菌チャンバー7内への無菌エアの導入に至る工程はエアレーションであり、これにより殺菌チャンバー7外に過酸化水素のガスが排出される。
The process from the introduction of sterile air into the
上記殺菌工程が一回又は複数回実施されることによって、カセットラック6内のすべての袋1の殺菌処理とカセットラック6の殺菌処理とが同時に達成される。
By performing the sterilization process once or a plurality of times, the sterilization process of all the
袋1の二枚のシート3,3はその端に取り付けられた注出口部材2による拡開作用によって離反状態にあり、従って未シール部1eは開いた状態にあることから、殺菌チャンバー7内に導入された過酸化水素のガスは、袋1内に侵入して袋1及び注出口部材2の内面の全面に接触する。袋1のシート3,3の内面にエンボス加工等により凹凸が形成されている場合は、過酸化水素のガスはさらに円滑に袋1の内部に流入する。これにより、袋1の外面はもちろんのこと内面の全面がむらなく殺菌されることになる。
The two sheets 3 and 3 of the
また、図4に示すように、支持レール10の垂下板11や起立板13には多数の孔11a,13bが穿設され、起立板13には注出口部材2の支時用フランジ2cが接する箇所に多数の突起13aが形成されていることから、過酸化水素のガスは上記孔11a,13bや突起13a間の隙間を通って注出口部材2の表面の全体へと円滑に行き渡る。これにより、注出口部材2の表面が支時用フランジ2cの裏面等を含めて適正に殺菌される。
Further, as shown in FIG. 4, a large number of
殺菌処理は、過酸化水素のガスが殺菌チャンバー7外に排出され、無菌エアが殺菌チャンバー7内に導入されることにより終了する。
The sterilization process ends when hydrogen peroxide gas is discharged out of the
(4)殺菌チャンバー7内での殺菌処理が終了すると、出口側のシャッター7bが開き、搬出コンベア14によってカセットラック6が殺菌チャンバー7外の搬送コンベア16上に搬出される。その後、シャッター7bが閉じられる。
(4) When the sterilization process in the
殺菌処理済のカセットラック6は入口側のシャッター7aから搬出することも可能である。
The sterilized
なお、殺菌処理された袋1は、搬送コンベア16等によってカセットラック6ごと後工程へと送られ、例えば無菌室内でカセットラック6から取り出され、内容物が充填され、未シール部1eが下横ヒートシール部1dで密封されて図1(B)に示すような無菌の袋詰め製品とされる。
The sterilized
<実施の形態2>
この実施の形態2では、図7(A)に示す注出口部材2が易開封シート2d及びキャップ2eで閉じられる前の袋1が使用される。
<
In the second embodiment, the
この袋1が、実施の形態1におけると同様なカセットラック6に図3に示したように装填される。袋1の注出口部材2は、図4に示したと同様にしてカセットラック6の支持レール10の溝内に通され、これにより多数の袋1がカセットラック6内に保持される。
This
次に、殺菌装置による上記袋の殺菌方法について説明する。 Next, the bag sterilization method using the sterilizer will be described.
(1)図7(A)に示した未封状態の注出口部材2を有する袋1が、実施の形態1の場合と同様に図3に示すように、カセットラック6内に装填される。
(1) The
(2)殺菌チャンバー7の入り口側のシャッター7aが開けられ、図2に示すように、カセットラック6が殺菌チャンバー7内に入れられた後、シャッター7aが閉じられる。これにより、殺菌チャンバー7が密閉される。
(2) The
(3)殺菌チャンバー7内から空気が排出され、殺菌チャンバー7内が真空状態とされる。また、あらかじめ殺菌チャンバー7内が所定温度まで加温される。
(3) Air is exhausted from the inside of the
そこで、過酸化水素のガスが殺菌チャンバー7内に導入される。この空気の排出及び過酸化水素のガスの導入が所定回数繰り返され、過酸化水素のガスによってカセットラック6内のすべての袋1の殺菌処理とカセットラック6の殺菌処理とが同時に行われる。
Therefore, hydrogen peroxide gas is introduced into the
袋1の二枚のシート3,3はその端に取り付けられた注出口部材2による拡開作用によって離反状態にある。殺菌チャンバー7内に導入された過酸化水素のガスは、注出口部材2の開口から袋1内に侵入して袋1の内面の全面に接触する。袋1の内面にマット加工等により無数の細かい凹凸が形成されている場合は、過酸化水素のガスはさらに円滑に袋1の内面に接触する。これにより、注出口部材2及び袋1の外面はもちろんのこと注出口部材2及び袋1の内面がむらなく殺菌されることになる。
The two sheets 3 and 3 of the
また、図4に示すように、支持レール10の垂下板11や起立板13には多数の孔11a,13bが穿設され、起立板13には注出口部材2の支時用フランジ2cが接する箇所に多数の突起13aが形成されていることから、過酸化水素のガスは上記孔11a,13bや突起13a間の隙間を通って注出口部材2の表面及び開口に至り、そこから袋1内へと円滑に流入する。これにより、注出口部材2の表面が支時用フランジ2cの裏面等を含め適正に殺菌される。
Further, as shown in FIG. 4, a large number of
殺菌処理は、過酸化水素のガスが殺菌チャンバー7外に排出され、無菌エアが殺菌チャンバー7内に導入されることにより終了する。
The sterilization process ends when hydrogen peroxide gas is discharged out of the
(4)殺菌チャンバー7内での殺菌処理が終了すると、シャッター7bが開き、カセットラック搬出コンベア14によってカセットラック6が殺菌チャンバー7外に搬出される。その後、シャッター7bが閉じられる。
(4) When the sterilization process in the
(5)その後、袋1は例えば無菌室内で注出口部材2から内容物を充填され、易開封シート2dによって注出口部材2の開口が図7(B)のごとく封緘され、さらにキャップ2eの注出口部材2への螺着によって開口近傍が遮蔽される。
(5) Thereafter, the
<実施の形態3>
この実施の形態3では、図8に示すように、実施の形態1の場合と同様に未封状態の袋1が使用される。
<Embodiment 3>
In the third embodiment, as shown in FIG. 8, the unsealed
すなわち、実施の形態1の場合と同様に、下辺が後に飲料等の内容物を袋1内に充填する際の充填口とするために未シール部1eとされる。
That is, as in the case of the first embodiment, the lower side is the unsealed
ただし、実施の形態1の場合と異なり、この袋1は上辺と右辺との間に斜辺が設けられ、この斜辺に注出口部材2が挟み込まれる斜めヒートシール部1fが形成される。注出口部材2の開口はすでに易開封シート2dで密封され、キャップ2eの螺着により閉じられている。
However, unlike the case of the first embodiment, the
未シール部1eは上辺及び左右辺のうちのいずれかに設定し、下辺を下横ヒートシール部1dによって閉じておくことも可能である。未シール部1eは、内容物が袋1内に充填された後、下横ヒートシール部1dによって密封される。
The unsealed
この実施の形態3では、袋1が図3中、二点鎖線で示したような姿勢でカセットラック6内に装填される。そして、実施の形態1において使用した図2に示す殺菌装置によって殺菌処理される。
In the third embodiment, the
<実施の形態4>
この実施の形態4では、図9に示すように、実施の形態3の場合と異なり、注出口部材2が易開封シート2d及びキャップ2eで閉じられる前の袋1が使用される。また、この袋1の下辺は下横ヒートシール部1dにより閉じられている。
<Embodiment 4>
In the fourth embodiment, as shown in FIG. 9, unlike the case of the third embodiment, the
この実施の形態4では、実施の形態2において使用した殺菌装置によって殺菌処理される。 In the fourth embodiment, sterilization is performed by the sterilization apparatus used in the second embodiment.
<実施の形態5>
この実施の形態5では、図10に示すように、実施の形態3の場合と同様に未封状態の袋1が使用される。
<Embodiment 5>
In the fifth embodiment, as shown in FIG. 10, the unsealed
ただし、実施の形態3の場合と異なりに、袋1の上辺が後に飲料等の内容物を袋1内に充填する際の充填口とするために未シール部1eとされる。
However, unlike the case of the third embodiment, the upper side of the
また、袋1の下辺には山折された底折込シート29が挿入され、この底折込シート29が前後二枚のシート3,3に底ヒートシール部1gで接着されるとともに左右の縦ヒートシール部1b,1cで接着されている。底折込シート29の谷折側内面には非ヒートシール加工がされているが、底折込シート29の両側には切欠30が設けられていることから、切欠30の箇所で前後二枚のシート3,3同士が接着される。これにより、底折込シート29がマチになって袋1の底の拡開が許容され、袋1の自立が可能となる。
In addition, a bottom folded
なお、未シール部1eは袋1の左右辺のうちのいずれかに設定することも可能である。
Note that the unsealed
未シール部1eは、内容物が袋1内に充填された後、上横ヒートシール部1a(図9参照)によって密封される。
After the contents are filled in the
この実施の形態5では、袋1が図3中、二点鎖線で示したような姿勢でカセットラック6内に装填される。そして、実施の形態1において使用した殺菌装置によって殺菌処理される。
In the fifth embodiment, the
<実施の形態6>
この実施の形態6では、図11に示すように、図7(A)に示した実施の形態2の場合と異なり、袋1の下辺に図10に示した実施の形態5におけると同様な底折込シート29が介装された袋1が使用される。
<
In the sixth embodiment, as shown in FIG. 11, unlike the case of the second embodiment shown in FIG. 7A, the bottom of the
この実施の形態6では、実施の形態2において使用した殺菌装置によって殺菌処理される。 In the sixth embodiment, sterilization is performed by the sterilization apparatus used in the second embodiment.
以下に、実施例1〜40を掲げ、本発明における袋の殺菌効果を示す。 Below, Examples 1-40 are hung up and the bactericidal effect of the bag in this invention is shown.
なお、表1中、注出口部材の形状の欄における「2P型」はキャップが注出口部材の本体と別体として設けられたものをいい、「1P型」は注出口部材の本体と、その口部を引きちぎり用薄肉部を介して密封する密封片とが当初から一体成形されたものをいう。 In Table 1, “2P type” in the column of the shape of the spout member means that the cap is provided separately from the main body of the spout member, and “1P type” means the main body of the spout member, The sealing piece that seals the mouth portion through the tearing thin wall portion is integrally formed from the beginning.
取付箇所が「垂直」とは図1に示したように注出口部材2が袋1の中心線に乗るように配置されたことをいい、「斜め」とは図8に示したように注出口部材2が袋1の中心線に対し傾斜するように配置されたことをいう。
“Vertical” means that the
「Pシール」とは図1に示したように注出口部材2の開口が易開封性シール2dで密封されたことをいう。
“P-seal” means that the opening of the
「ストロー」とは図1中、破線で示したように、注出口部材2に突出部2aとしてストロー状のものが設けられたことをいう。
The “straw” means that the
袋の形態である「自立性袋」は図10に示したような袋底が広げられると袋が自立可能となるものをいい、「平袋」は図1に示したように袋が扁平であって自立できないものをいう。 The “self-supporting bag” in the form of a bag means that the bag can be made independent when the bag bottom is expanded as shown in FIG. 10, and the “flat bag” is a flat bag as shown in FIG. Something that can't stand up.
袋の「エンボス加工」とは袋を構成するシートの内面に無数の細かい凹凸が形成されたことをいう。 “Embossing” of the bag means that countless fine irregularities are formed on the inner surface of the sheet constituting the bag.
充填箇所が「下未シール部」とは、図1(A)に示したように袋1の下辺から内容物を充填するため袋底に未シール部1eが設けられたことをいい、「上未シール部」とは、図10に示したように袋1の上辺から内容物を充填するため袋の上辺に未シール部1eが設けられたことをいう。
The filling location “lower unsealed portion” means that the unsealed
表1に示した各サンプルについて、殺菌効果の試験を行い、表2に示す結果を得た。「菌付け条件」「評価方法」は次の通りである。 About each sample shown in Table 1, the bactericidal effect test was done and the result shown in Table 2 was obtained. The “bacterial application condition” and “evaluation method” are as follows.
A「菌付け条件」
(1)指標菌: B.subtilisATCC9372
(2)菌数: 2.5×105個/spot
(3)BI(バイオインジケータ)の貼り付け箇所:図1(A)、図7(A)、図8〜図11に示すように、いずれも過酸化水素のガスが接触し難い個所である。
[注出口部材]:2P型注出口部材(例えば、図1(A)参照)の場合は内側の側面と支持用フランジの裏面に各々貼着した。1P型注出口部材(図示せず)の場合は内側の最奥部と支持用フランジの裏面に各々貼着した。
[平袋]:図1(A)に示すように注出口部材が袋の中心線上に設けられ、底から内容物が充填される袋である場合は、袋の内側の右縦ヒートシール部の上方と中位部に各々貼着した。図7(A)に示すように注出口部材から内容物が充填される袋である場合は、袋の内側の右縦ヒートシール部の上方と底に各々貼着した。図8に示すように注出口部材が斜めに取り付けられ、底から内容物が充填される袋である場合は、袋の内側の右縦ヒートシール部の上方と、上辺ヒートシール部の注出口部材の位置する側と反対側の端に各々貼着した。図9に示すように注出口部材が斜めに取り付けられ、注出口部材から内容物が充填される袋である場合は、袋内であるの右縦ヒートシール部の上方と、下辺ヒートシール部の注出口部材の位置する側と反対側の端とに各々貼着した。
[自立性袋]:図10に示すように注出口部材が斜めに取り付けられ、上辺から内容物が充填される袋である場合は、袋内である右縦ヒートシール部の上方と、底ヒートシール部の中央と、袋外である底折込シート谷折部とに各々貼着した。
また、図11に示すように注出口部材から内容物が充填される袋である場合は、袋内である右縦ヒートシール部の上方と、底ヒートシール部の中央と、袋外である底折込シートの谷折部とに各々貼着した。
A "Conditioning conditions"
(1) Indicator bacteria: B. subtilis ATCC9372
(2) Number of bacteria: 2.5 × 10 5 / spot
(3) Place where BI (bioindicator) is attached: As shown in FIGS. 1 (A), 7 (A), and FIGS. 8 to 11, all of them are places where hydrogen peroxide gas is difficult to contact.
[Spout member]: In the case of the 2P-type spout member (for example, see FIG. 1 (A)), it was adhered to the inner side surface and the back surface of the supporting flange. In the case of a 1P type spout member (not shown), it was stuck to the innermost innermost part and the back surface of the supporting flange.
[Flat bag]: When the spout member is provided on the center line of the bag as shown in FIG. 1 (A) and the contents are filled from the bottom, the right vertical heat seal portion inside the bag Attached to the upper part and the middle part, respectively. As shown in FIG. 7 (A), when the bag was filled with the contents from the spout member, it was attached to the top and bottom of the right vertical heat seal portion inside the bag. As shown in FIG. 8, when the spout member is attached obliquely and the bag is filled with the contents from the bottom, the spout member of the upper side heat seal part and the upper side of the right vertical heat seal part inside the bag Each of them was attached to the end opposite to the side on which it was located. As shown in FIG. 9, when the spout member is attached obliquely and the bag is filled with the contents from the spout member, the upper part of the right vertical heat seal part in the bag and the lower side heat seal part Each of the spout members was attached to the opposite side and the opposite end.
[Self-supporting bag]: When the spout member is attached obliquely as shown in FIG. 10 and the contents are filled from the upper side, the upper part of the right vertical heat seal part in the bag and the bottom heat It stuck on the center of the seal part and the bottom folding sheet valley fold part which is outside the bag.
In addition, when the bag is filled with the contents from the spout member as shown in FIG. 11, the upper part of the right vertical heat seal part in the bag, the center of the bottom heat seal part, and the bottom outside the bag. It stuck to the valley fold part of the insert sheet, respectively.
B「評価方法」
実施例1〜40の各種袋について標準的な過酸化水素ガス滅菌装置により殺菌処理した後、BIをSCDブイヨン培地に回収し、37℃×7日間の培養後、菌発生の有無を確認した。この結果を表2に示す。
B "Evaluation Method"
The various bags of Examples 1 to 40 were sterilized by a standard hydrogen peroxide gas sterilizer, and then BI was collected in an SCD broth medium, and after culturing at 37 ° C. for 7 days, the presence or absence of bacteria was confirmed. The results are shown in Table 2.
なお、上記各種袋に、100mLの純水を充填し、十分に攪拌した後、純水中に溶け出した過酸化水素量を酸素電極法で測定したところ、袋内の残留過酸化水素量は0.1ppm未満であった。 The above various bags were filled with 100 mL of pure water, and after sufficiently stirring, the amount of hydrogen peroxide dissolved in the pure water was measured by the oxygen electrode method. The amount of residual hydrogen peroxide in the bag was It was less than 0.1 ppm.
表2から明らかなように、注出口部材を備えた袋をカセットラックに装填して過酸化水素のガスにより殺菌チャンバー内で殺菌した後、内容物の充填工程を経るようにすると、所期の殺菌効果を得ることができる。 As can be seen from Table 2, when a bag equipped with a spout member is loaded into a cassette rack and sterilized with hydrogen peroxide gas in a sterilization chamber, the contents are filled. A bactericidal effect can be obtained.
また、この殺菌効果は、例えば実施例6、17、19、23と実施例35、36,37とを各々比較すると、突出部であるストローを注出口部材に設けることによりさらに向上することが分かる。 Further, for example, when Examples 6, 17, 19, and 23 and Examples 35, 36, and 37 are compared with each other, for example, it is understood that the sterilizing effect is further improved by providing a straw as a protruding portion on the spout member. .
また、例えば実施例31、34と実施例39、40とを各々比較すると、袋の内面にエンボス加工を施して多数の細かい凹凸を形成しておくことにより、さらに殺菌効果が向上することが分かる。 Further, for example, when Examples 31 and 34 and Examples 39 and 40 are respectively compared, it is understood that the sterilizing effect is further improved by embossing the inner surface of the bag to form a large number of fine irregularities. .
1…袋
1e…未シール部
2…注出口部材
2a…突出部
6…カセットラック
7…殺菌チャンバー
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記注出口部材は、多数の細かい突起が形成された支持レールによって支持されることを特徴とする袋の殺菌方法。 A plurality of unsealed bags attached with spout members that allow the contents in the bag to be poured out of the bag are loaded into the cassette rack in a state of being separated from each other, the cassette rack is placed in the sterilization chamber, Vacuuming the sterilization chamber, introducing hydrogen peroxide gas into the sterilized chamber, introducing sterile air into the sterilization chamber, and discharging hydrogen peroxide by evacuating the sterilization chamber, A sterilization method in which sterilization steps in which aseptic air is introduced into the sterilization chamber in order are performed one or more times,
The bag spout sterilization method, wherein the spout member is supported by a support rail on which a number of fine protrusions are formed.
前記支持レールにおける袋の前記注出口部材に当接する箇所に、多数の細かい突起が形成されたことを特徴とする袋の殺菌装置。 A cassette rack that is loaded with a plurality of unsealed bags with a spout member attached to allow the contents in the bag to be poured out of the bag, and a sterilizer that houses the bag together with the cassette rack A vacuum means for evacuating the sterilization chamber, an introduction means for introducing hydrogen peroxide gas into the sterilized chamber, and aseptic air is introduced into the sterilization chamber. Having aseptic air introduction means, the cassette rack is provided with a support rail for supporting the bag at the location of the spout member of the bag,
A bag sterilization apparatus, wherein a large number of fine protrusions are formed at locations where the support rail contacts the spout member.
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