JP5970710B2 - 折り加工された用紙の異常厚さ検出方法 - Google Patents
折り加工された用紙の異常厚さ検出方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5970710B2 JP5970710B2 JP2012180263A JP2012180263A JP5970710B2 JP 5970710 B2 JP5970710 B2 JP 5970710B2 JP 2012180263 A JP2012180263 A JP 2012180263A JP 2012180263 A JP2012180263 A JP 2012180263A JP 5970710 B2 JP5970710 B2 JP 5970710B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- value
- sheet
- point
- paper
- reference line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
Description
図1は、所望の大きさに折り加工された用紙の一例であって、1は二つ折りされた用紙、2は二つ折りされた用紙1の背部であり、背部2は図のように半円形状になる。
あらかじめ設定した用紙基準線とグラフが交差する点を右端よりA、B・・・Xまでの24点の点で示し、A点でグラフは用紙基準線を上方向に越え、B点で用紙基準線を下方向に越え、さらにC点で用紙基準線を上方向に越え、D点で用紙基準線を下方向に越え、そして同様にX点まで繰り返す。
最初は用紙基準線を上方向に越えた後、下方向に越えることで、用紙1枚と判定し、その後は用紙基準線を下に越えた状態から、用紙基準線を上方向に越えた後、用紙基準線を下方向に越えることで、用紙1枚と新たに判定し、この判定ごとに用紙の枚数を積算する。
右端から左端までそれぞれの用紙の判定が終わった後、それぞれの用紙間の信号の強さがもっとも低い値のX軸の値を算出して、この構成点位置を用紙の境目とするとともに、用紙間の信号の強さがもっとも低い値の最小値を求めて下限基準線を設定し、この下限基準線とグラフ両端との交差点のX軸の値をそれぞれ算出する。
本例の場合では、(a点のX軸の値−Y点のX軸の値)であって、図5に示すように13となる。
本例の場合では、(b点のX軸の値−a点のX軸の値)であって、図5に示すように14であり、以下同様にしてc−b=14・・・k−j=14となる。
本例の場合では、(Z点のX軸の値−k点のX軸の値)であって、図5に示すように13となる。
この場合も、図5と同様にして、最初に用紙基準線を上方向に越えた後、下方向に越えることで用紙1枚と判定し、その後は用紙基準線を下に越えた状態から、用紙基準線を上方向に越えた後、用紙基準線を下後方に越えることで用紙1枚と新たに判定してこれを積算し、本例の場合では、用紙の枚数を12枚とする。
次に、図5と同様に、それぞれの用紙間の信号の強さがもっとも低い値のX軸の値を算出するとともに、用紙間の信号の強さがもっとも低い値の最小値を求めて下限基準線を設定し、この下限基準線とグラフ両端との交差点のX軸の値をそれぞれ算出する。
本例の場合では、(a点のX軸の値−Y点のX軸の値)であって、図8に示すように13となる。
本例の場合では、(Z点のX軸の値−k点のX軸の値)であって、図8に示すように18となる。
また、広角のレンズを使用するなど、中央部と周辺部の撮像状態の違いにより、正常な用紙の厚さを算出した場合に、中央部と周辺部で用紙の厚さが大きく異なる場合には、正常な用紙の撮像結果より得られる用紙の位置毎の用紙の厚さのデータと、算出したデータを比較する方法でも異常用紙の厚さの検出が可能である。
本例の場合では、右端の用紙の厚さは18であり、図4の用紙を撮像した場合を正常な状態として比較対照するならば、右端の用紙の正常な状態での厚さは13であり、18÷13=1.38となり、右端の用紙は平均値より38%厚いことになり、許容値を30%とした場合には、異常に厚い用紙と検出され、右端の用紙のほかは正常となる。
図9は実際に25枚の正常な用紙を揃え置いて撮像し、デジタル信号の各構成点の色の強さを直線で結んだ具体的データに基づくグラフである。即ち、正常な用紙を用いた正常な具体的グラフなのである。
即ち、算出した個々の用紙の厚さを右端からの用紙にそれぞれに対応して、枚数とともに記憶するとともに用紙厚さの平均値を算出して記憶しておき、次回以降の検査時にも用紙の厚さを算出して記憶したそれぞれの用紙の厚さと比較し、許容値を越えて厚い場合に異常用紙厚として検出し、モニター画面に用紙位置とともに異常を表示することが可能である。
2 背部
3 押さえ板
4 照明装置
5 輝部
6 影部
7 テレビカメラ
8 画像モニター
9 カラーアナログーデジタル変換回路
10 コンピュータ
11 コンピュータモニター
Claims (3)
- 折り加工された複数の用紙を背部が同一平面に並ぶように揃え、揃えた複数の用紙を両側から押さえ板で押さえ、背部の前方斜めより光を照射して背間の凹部に影部、背部に非影部を生じさせ、前記の両側の押さえ板と、前記の揃えた複数の用紙の背部を前方よりアナログ方式のカラーテレビカメラで、前記の凹部の影部が、前記アナログ方式のカラーテレビカメラから得られるカラー画像信号の水平走査線と直角になるように撮像し、得られたアナログカラー画像信号の背部撮像部の水平走査線1本分のアナログ信号の赤・緑・青の色の強さを、一方端から他方端までカラーアナログ−デジタル変換回路によって、前記のアナログカラーテレビカメラの最小解像単位ごとに多値化した値に変換し、変換された赤・緑・青の色の強さの値を、一方端から他方端まで、前記のアナログカラーテレビカメラの解像度の数の構成されるデジタル信号の各構成点に対応させて順次記憶させ、一方端から他方端まで前記水平走査線1本分の構成点の色の強さの測定信号を順次それぞれの構成点ごとに、構成点の値とあらかじめ設定された用紙基準線の値と比較して、初回は初めて用紙基準線の値より色が強くなり、用紙基準線の値より色が弱くなった場合に非影部と判定し、次回以降は用紙基準線の値より色が弱くなった状態から、用紙基準線の値より色が強くなり、用紙基準線の値より色が弱くなった場合に非影部と判定し、判定された非影部を用紙の背部とし、背部の数を積算して用紙の枚数を計数するとともに、用紙間の色の強さの最も低い構成点位置を用紙の境目として算出するとともにその位置の色の強さを算出し、算出された色の強さの最小の値を下限基準線と設定し、初めて色の強さが用紙基準線の値より色が強くなった構成点から開始点に戻る方向に、構成点の色の強さを下限基準線の値と比較し、下限基準線の値より色が弱くなった構成点位置を1枚目の用紙の開始点とし、最後に色の強さが用紙基準線の値より色が弱くなった構成点から他端に進む方向に、構成点の色の強さを下限基準線の値と比較し、下限基準線の値より色が弱くなった構成点位置を最後の用紙の終了点とし、最初の用紙の厚さは1枚目と2枚目の用紙の境目の構成点位置と最初の用紙の開始点の構成点位置の差の値とし、2枚目以降最終の用紙の1枚前までの用紙の厚さはそれぞれの前後の境目の構成点位置の差の値とし、最終の用紙の厚さは最終の用紙の終了点の位置と、最後の用紙と最終の用紙の1枚前の用紙の境目の構成点位置の差の値とし、各用紙の厚さを用紙の平均の厚さまたは正常な用紙の厚さと比較することにより、異常厚さを検出することを特徴とする折り加工された用紙の高精度異常厚検出方法。
- 折り加工された複数の用紙を背部が同一平面に並ぶように揃え、揃えた複数の用紙を両側から押さえ板で押さえ、背部の前方斜めより光を照射して背間の凹部に影部、背部に非影部を生じさせ、前記の両側の押さえ板と、前記の揃えた複数の用紙の背部を前方よりアナログ方式のモノクロテレビカメラで、前記の凹部の影部が、前記アナログ方式のモノクロテレビカメラから得られるモノクロ画像信号の水平走査線と直角になるように撮像し、得られたアナログモノクロ画像信号の背部撮像部の水平走査線1本分のアナログ信号の輝度の強さを、一方端から他方端までモノクロアナログ−デジタル変換回路によって、前記のアナログモノクロテレビカメラの最小解像単位ごとに多値化した値に変換し、変換された輝度の強さの値を、一方端から他方端まで、前記のアナログモノクロテレビカメラの解像度の数の構成されるデジタル信号の各構成点に対応させて順次記憶させ、一方端から他方端まで前記水平走査線1本分の構成点の輝度の強さの測定信号を順次それぞれの構成点ごとに、構成点の値とあらかじめ設定された用紙基準線の値と比較して、初回は初めて用紙基準線の値より輝度が強くなり、用紙基準線の値より輝度が弱くなった場合に非影部と判定し、次回以降は用紙基準線の値より輝度が弱くなった状態から、用紙基準線の値より輝度が強くなり、用紙基準線の値より輝度が弱くなった場合に非影部と判定し、判定された非影部を用紙の背部とし、背部の数を積算して用紙の枚数を計数するとともに、用紙間の輝度の強さの最も低い構成点位置を用紙の境目として算出するとともにその位置の輝度の強さを算出し、算出された色の強さの最小の値を下限基準線と設定し、初めて輝度の強さが用紙基準線の値より色が強くなった構成点から開始点に戻る方向に、構成点の輝度の強さを下限基準線の値と比較し、下限基準線の値より輝度が弱くなった構成点位置を1枚目の用紙の開始点とし、最後に輝度の強さが用紙基準線の値より輝度が弱くなった構成点から他端に進む方向に、構成点の輝度の強さを下限基準線の値と比較し、下限基準線の値より輝度が弱くなった構成点位置を最後の用紙の終了点とし、最初の用紙の厚さは1枚目と2枚目の用紙の境目の構成点位置と最初の用紙の開始点の構成点位置の差の値とし、2枚目以降最終の用紙の1枚前までの用紙の厚さはそれぞれの前後の境目の構成点位置の差の値とし、最終の用紙の厚さは最終の用紙の終了点の位置と、最後の用紙と最終の用紙の1枚前の用紙の境目の構成点位置の差の値とし、各用紙の厚さを用紙の平均の厚さまたは正常な用紙の厚さと比較することにより、異常厚さを検出することを特徴とする折り加工された用紙の高精度異常厚検出方法。
- 折り加工された複数の用紙を背部が同一平面に並ぶように揃え、揃えた複数の用紙を両側から押さえ板で押さえ、背部の前方斜めより光を照射して背間の凹部に影部、背部に非影部を生じさせ、前記の両側の押さえ板と、前記の揃えた複数の用紙の背部を前方よりデジタル方式のテレビカメラで、前記の凹部の影部が、前記デジタル方式のテレビカメラから得られる画像信号の水平走査線と直角になるように撮像し、得られた画像信号の背部撮像部の水平走査線1本分の信号の強さを、一方端から他方端まで前記のデジタルテレビカメラの解像度の数の構成されるデジタル信号の各構成点に対応させて順次記憶させ、一方端から他方端まで前記水平走査線1本分の構成点の信号の強さの測定信号を順次それぞれの構成点ごとに、構成点の値とあらかじめ設定された用紙基準線の値と比較して、初回は初めて用紙基準線の値より信号が強くなり、用紙基準線の値より信号が弱くなった場合に非影部と判定し、次回以降は用紙基準線の値より色が弱くなった状態から、用紙基準線の値より信号が強くなり、用紙基準線の値より信号が弱くなった場合に非影部と判定し、判定された非影部を用紙の背部とし、背部の数を積算して用紙の枚数を計数するとともに、用紙間の信号の強さの最も低い構成点位置を用紙の境目として算出するとともにその位置の信号の強さを算出し、算出された信号の強さの最小の値を下限基準線と設定し、初めて信号の強さが用紙基準線の値より信号が強くなった構成点から開始点に戻る方向に、構成点の信号の強さを下限基準線の値と比較し、下限基準線の値より信号が弱くなった構成点位置を1枚目の用紙の開始点とし、最後に信号の強さが用紙基準線の値より信号が弱くなった構成点から他端に進む方向に、構成点の信号の強さを下限基準線の値と比較し、下限基準線の値より信号が弱くなった構成点位置を最後の用紙の終了点とし、最初の用紙の厚さは1枚目と2枚目の用紙の境目の構成点位置と最初の用紙の開始点の構成点位置の差の値とし、2枚目以降最終の用紙の1枚前までの用紙の厚さはそれぞれの前後の境目の構成点位置の差の値とし、最終の用紙の厚さは最終の用紙の終了点の位置と、最後の用紙と最終の用紙の1枚前の用紙の境目の構成点位置の差の値とし、各用紙の厚さを用紙の平均の厚さまたは正常な用紙の厚さと比較することにより、異常厚さを検出することを特徴とする折り加工された用紙の高精度異常厚検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012180263A JP5970710B2 (ja) | 2012-07-31 | 2012-07-31 | 折り加工された用紙の異常厚さ検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012180263A JP5970710B2 (ja) | 2012-07-31 | 2012-07-31 | 折り加工された用紙の異常厚さ検出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014031274A JP2014031274A (ja) | 2014-02-20 |
JP5970710B2 true JP5970710B2 (ja) | 2016-08-17 |
Family
ID=50281424
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012180263A Active JP5970710B2 (ja) | 2012-07-31 | 2012-07-31 | 折り加工された用紙の異常厚さ検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5970710B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105011358B (zh) * | 2015-06-12 | 2017-01-25 | 中国电子科技集团公司第四十一研究所 | 一种基于机器视觉技术的盘纸余量检测装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3765112B2 (ja) * | 1995-08-18 | 2006-04-12 | 和也 松田 | 折り加工された用紙の枚数の計数方法 |
JP2001118047A (ja) * | 1999-10-20 | 2001-04-27 | Ishitobi Seisakusho:Kk | 折り畳みシートの計数装置 |
JP2007238324A (ja) * | 2006-03-08 | 2007-09-20 | Kazuya Matsuda | 折り加工された用紙の異常状態の検出方法 |
-
2012
- 2012-07-31 JP JP2012180263A patent/JP5970710B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014031274A (ja) | 2014-02-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4230566B2 (ja) | 欠陥統合処理装置および欠陥統合処理方法 | |
JP2007238324A (ja) | 折り加工された用紙の異常状態の検出方法 | |
US20140204433A1 (en) | Image reading apparatus capable of displaying foreign matter position as image | |
JP5747083B2 (ja) | 光学式スキャナにおけるイメージ・センサ・アラインメントの二次元較正 | |
JP5970710B2 (ja) | 折り加工された用紙の異常厚さ検出方法 | |
JP2007220052A (ja) | 折り加工された用紙の枚数計数方法 | |
JP2007010525A (ja) | 欠陥検出方法 | |
JP5359038B2 (ja) | 画像処理によるラインセンサ仰角測定装置 | |
JP5131713B1 (ja) | 折り加工された用紙の高精度計数方法 | |
JP5949214B2 (ja) | 品質検査方法 | |
JP6287454B2 (ja) | 検査装置、および、検査方法 | |
JP2010133846A (ja) | 外観検査装置 | |
JP5974337B2 (ja) | 折り加工された用紙の異常検出方法 | |
JP2011158367A (ja) | 被検査物の検査方法、検査用プログラム及び検査装置 | |
JP7003669B2 (ja) | 表面検査装置、及び表面検査方法 | |
JP6111504B2 (ja) | 折り加工された用紙の計数方法及びその際の異常検出方法 | |
JP2020193820A5 (ja) | ||
JP5953577B2 (ja) | 折り加工された用紙の高精度計数方法 | |
JP5207157B2 (ja) | 折り加工された用紙の高精度異常検出方法 | |
JP2007078455A (ja) | シート材検査装置 | |
JP2013072777A (ja) | 異品種混入検査方法および異品種混入検査装置 | |
JP2018021873A (ja) | 表面検査装置、及び表面検査方法 | |
TW202100990A (zh) | 外觀檢查管理系統、外觀檢查管理裝置、外觀檢查管理方法以及程式 | |
JP2010286256A (ja) | 印刷物の検査方法 | |
JP4115978B2 (ja) | 外観検査装置及びptp包装機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150724 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20150724 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160614 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160620 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5970710 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |