JP5970644B2 - 広告の配信状況を広告主の制御サーバから制御するプログラム - Google Patents

広告の配信状況を広告主の制御サーバから制御するプログラム Download PDF

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Description

本発明は、広告配信サーバを介した広告の配信状況を、広告主の制御サーバから制御するプログラムに関する。
近年、検索サイトでの検索結果に連動して表示される検索連動型の広告や、ウェブサイトの閲覧者に対するマッチングを考慮して掲載広告を決定するマッチング型の広告など、インターネット等を介して接続可能なウェブサイトを利用した広告が注目されている。ウェブサイトを利用した広告は、従来のテレビ・ラジオ放送を介した広告や、新聞や雑誌のような紙媒体を介した広告と比較して、低価格で効果の高い広告方法としてその利用が拡大しており、世界中で多くの広告プラットフォームが提供されている。
また、いわゆるスマートフォンやタブレット端末と呼ばれる高性能携帯端末の普及により、多くの人が、個人の端末から、いつでも気軽にウェブサイトを閲覧するようになっている。したがって、広告配信プラットフォームを提供する広告配信事業者は、ウェブサイトを通じて収集したインターネットユーザの情報を利用することにより、よりユーザにマッチする効果的な広告を行うことが可能になってきている。
特開2013−125470号公報 特開2011−133941号公報
しかしながら、ウェブサイトを利用した広告に関する従来の技術は、広告配信プラットフォームを提供する広告配信事業者が、ユーザの情報を利用して広告効果を向上させる手法にフォーカスしたものがほとんどである。したがって、広告配信プラットフォームを利用する広告主は、広告ターゲットを詳細に設定できるなど、情報を活用するという観点ではスマートデバイス時代の恩恵を享受できていると言えるが、これと比較して、広告を適切なタイミングで配信するという観点では、広告主にとって十分なサービスを提供できているとは言い難い。
例えば、予約無しで訪れる顧客の割合が多い飲食店や、空き状況の問合せをしてから来店する顧客の多い美容室のようなサービスでは、満席の時に広告を行って顧客を誘引しても売上増に繋がらない。しかし、過去の来客数の傾向に基づき予め一週間〜一ヶ月の広告配信時間帯をセットするような手法では、来客予測が外れた場合、広告から期待した売上増が得られないという問題が生じる。
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、広告主が、広告配信サーバによる広告の配信タイミングを、手軽に、かつ思い通りにコントロールできる機能を実現できる、広告主の制御サーバ向けプログラムを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係るプログラムは、
広告配信サーバを介した広告の配信状況を、広告主の制御サーバから制御するプログラムであって、
前記制御サーバに、
前記広告の配信開始及び配信停止を入力するための第1グラフィカルユーザインターフェースコンポーネントを前記制御サーバの表示部に表示させるとともに、前記広告の配信中と配信停止中とで前記表示部の表示状態を変化させる第1表示制御機能と、
前記広告配信サーバの管理プログラムが実現する機能の一部を外部から利用するプログラミングインターフェースを用いて、前記広告配信サーバと通信し、前記第1グラフィカルユーザインターフェースコンポーネントからの入力に応じて前記広告の前記配信中と前記配信停止中とを切り換える第1広告配信切換機能と、を実現させる。
本発明に係るプログラムによれば、広告主は、表示部に表示された第1グラフィカルユーザインターフェースコンポーネント(「グラフィカルユーザインターフェースは」、「GUI」又は「グラフィカルインターフェース」とも表記される。)を介した操作を行うことにより、広告の配信中と停止中とを、自己の携帯端末から手軽かつ思い通りに切り換えることができる。本発明に係るプログラムは、第1GUIコンポーネントを用いる第1表示制御機能と、広告配信サーバのプログラムインターフェースを用いる第1広告配信切換機能の組み合わせにより、広告配信サーバが提供する入力フォームへの入力等の煩雑な作業を行うことなく、わずかな操作(好ましくはワンタップ又はワンクリック)で、広告の配信中と配信停止中とを切り換えることができる。
予約無しで訪れる顧客の割合が多い飲食店のような店舗を経営する広告主は、本発明に係るプログラムが実装された制御サーバとしての携帯端末を用いることにより、店舗に空席が多い場合は広告をONにして来客を誘引し、店舗に空席がない場合は広告をOFFにして無駄な広告費の浪費を抑制できる。すなわち、広告主は、スマートデバイス時代におけるインターネット広告の即応性を利用して、効果的かつ経済的な広告を行うことができる。
また、例えば、本発明に係るプログラムは、前記制御サーバに、さらに、
前記広告の配信開始時又は前記広告の配信停止時を入力するための第2グラフィカルユーザインターフェースコンポーネントを前記表示部に表示させる第2表示制御機能と、
前記プログラミングインターフェースを用いて、前記広告配信サーバと通信し、前記第2グラフィカルユーザインターフェースコンポーネントから入力された前記配信開始時又は前記配信停止時に基づき、前記広告の前記配信中と前記配信停止中とを切り換える第2広告配信切換機能と、を実現させても良い。
このようなプログラムによれば、第2GUIコンポーネントを用いる第2表示制御機能と、広告配信サーバのプログラムインターフェースを用いる第2広告配信切換機能の組み合わせにより、広告の配信中と配信停止中をタイマー機能で切り換えることができる。これにより、広告主は、広告配信がミスによって開始されないという問題や、ミスによって配信停止を忘れて無駄な広告費用を浪費してしまう問題を防止できる。
また、例えば、本発明に係るプログラムは、前記制御サーバに、さらに、
前記広告主の店舗の空き状況に関する空き情報を取得する情報取得機能と、
前記プログラミングインターフェースを用いて、前記広告配信サーバと通信し、前記情報取得機能により取得された前記空き情報に基づき、前記広告の前記配信中と前記配信停止中とを切り換える第3広告配信切換機能と、を実現させても良い。
このようなプログラムによれば、店舗の空き状況に応じて、自動的に広告の配信中と配信停止中が切り換えられるため、効果的な広告配信を、自動的に行うことができる。
図1は、広告配信サーバを介した広告の配信サービスの全体像を表す概念図である。 図2は、広告配信サーバのハードウェア構成を表す概念図である。 図3は、広告配信サーバの管理プログラムの構成を表す概念図である。 図4は、広告配信サーバの管理プログラムが提供する入力フォームの一例を表す概念図である。 図5は、広告主の広告主制御サーバのハードウェア構成を表す概念図である。 図6は、本発明の一実施形態に係る制御アプリケーションの構成の一例を表す概念図である。 図7は、制御アプリケーションによって実現される第1処理例を表すフローチャートである。 図8は、第1処理例における広告主サーバ表示部の表示例を表す概念図である。 図9は、制御アプリケーションによって実現される第2処理例を表すフローチャートである。 図10は、第2処理例における広告主サーバ表示部の表示例を表す概念図である。 図11は、第2処理例における広告主サーバ表示部の他の表示例を表す概念図である。 図12は、制御アプリケーションによって実現される第3処理例における表示部の表示例を表す概念図である。 図13は、検索結果ページの一例を表す図である。 図14は、変形例に係る第1GUIコンポーネントを表す概念図である。 図15は、本実施形態に係る制御アプリケーションを用いて実現される広告配信サービスの一例を表す概念図である。
以下、本発明に係るプログラムを、図面に示す実施形態に基づき、詳細に説明する。
図1は、広告配信プラットフォーム10の全体像を表す概念図である。広告配信プラットフォーム10は、広告主が広告配信サーバ60を制御するための広告主制御サーバ20、広告配信サーバ60、広告受信端末90及びこれらを接続するインターネット等の通信ネットワーク96により構成される。本実施形態に係るプログラムは、広告主が操作する広告主制御サーバ20に対して、広告配信サーバ60を介した広告の配信状況を制御する機能を実現させる。
広告受信端末90は、通信ネットワーク96を介した検索サービス等を利用する一般のネットワーク利用者が操作する通信端末であり、たとえばスマートフォン、携帯電話、タブレット端末などの携帯型の通信端末や、パーソナルコンピュータ又はインターネットへの接続機能を備えたテレビのような固定型の通信端末が含まれる。通信ネットワーク96を介した通信を行う場合、典型的には、広告受信端末90でWebブラウザが動作し、ネットワーク利用者はWebブラウザを操作して広告を受信する。
広告配信サーバ60は、広告主制御サーバ20の使用者である広告主からの申し込みに応じて広告の配信を行う。本実施形態では、広告配信サーバ60として、所定のキーワードに関連するWebページのリンクを配信する不図示のWeb検索サーバ(いわゆるサーチエンジン)と連動した広告配信(リスティング広告)を行うものを例に説明を行うが、広告配信サーバ60としてはこれに限定されず、SNSサイトやブログサイトのような他のWebサイトに広告を配信するものであっても良い。
図2は、広告配信サーバ60のハードウェア構成の一例を示す概念図である。広告配信サーバ60は、配信サーバ制御部62、配信サーバ記憶部64、配信サーバ通信部66、配信サーバ表示部67及び配信サーバ操作部68等を有しており、広告配信サーバ60を構成する各部分は、バス65を介して接続されている。配信サーバ制御部62は、マイクロプロセッサや、プログラムを一時的に記憶するメモリ等を含み、管理プログラム70(図3参照)に応じた機能を広告配信サーバ60が実現できるように、各種の演算処理を行うとともに、他の部分の制御を行う。
配信サーバ記憶部64は、広告配信サーバ60が利用するデータやプログラムを記憶しており、例えばハードディスクドライブ、ソリッドステートドライブ、フラッシュメモリ等で構成される。配信サーバ制御部62は、配信サーバ記憶部64に記憶されたプログラム等を読みだして実行することにより、図3に示す各種機能を実現する。配信サーバ通信部66は、通信ネットワーク96に接続するためのアダプタ又はモデム等で構成され、広告配信サーバ60が、不図示のWeb検索サーバ、広告受信端末90又は広告主制御サーバ20等と、通信ネットワーク96を介して通信するためのインターフェースとして機能する。
また、配信サーバ操作部68及び配信サーバ表示部67は、広告配信サーバ60のメンテナンス等のためにサーバ管理者が入力を行うための装置であり、配信サーバ操作部68はキーボード、マウス、タッチパネル等で構成され、配信サーバ表示部67は、ディスプレイ等で構成される。なお、広告配信サーバ60を構成する各ハードウェアは、通信ネットワーク96上の所定のアドレスに集中配置されていても良いが、通信ネットワーク96上の複数のアドレスに分散配置されていても良く、各構成が通信ネットワーク96を介して接続されていても良い。
図3は、広告配信サーバ60のソフトウェア構成を表す概念図である。広告配信サーバ60は、広告配信機能74、料金管理機能75、配信条件設定機能76、配信開始機能77及び配信停止機能78等を有する。なお、広告配信サーバ60の各種機能は、配信サーバ記憶部64に記憶された管理プログラム70を、配信サーバ制御部62が読みだして演算を実施することにより実現される。
広告配信サーバ60は、図3に示す広告配信機能74により、広告受信端末90に対する広告の配信を実施する。
より具体的には、広告配信サーバ60は、広告配信機能74により、不図示のWeb検索サーバに広告配信リクエストを行うことにより、広告の配信を行う。Web検索サーバでは、検索リスト及び広告リストを含む検索結果ページを生成する際、広告受信端末90に関する情報(検索キーワード等を含む)と広告配信リクエストとのマッチングを行い、広告の表示条件を満たした広告配信リクエストの広告が、検索結果ページの広告リストに加えられる。このようにして、広告受信端末90の表示部に、検索結果ページが表示される。図13は、検索結果ページの一例を表す図である。
図13に示すように、検索結果ページ84には、検索キーワードや検索リスト85と併せて、広告リスト86a、86bが表示される。広告リスト86a、86bには、キャッチコピーなどの広告内容が表示された広告ページへのリンク等が表示される。なお、広告リスト86a、86bの配置や、リスト内での表示順位等は、管理プログラム等によって適宜決定される。
広告配信サーバ60は、図3に示す配信条件設定機能76によって、広告コンテンツを含む広告配信リクエストの内容を管理する。広告コンテンツの配信を希望する広告主は、配信条件設定機能76によってウェブサイト上に提供された入力フォーム80(図4参照)に必要事項を入力することにより、広告配信サービスの申込みを行う。入力フォーム80では、広告主の名称や住所、広告の配信を希望する地域、業種等を入力する。また、配信条件設定機能76は、広告主によって入力された内容に基づき、広告配信リクエストの内容を決定する。決定された広告配信リクエストの内容は、配信サーバ記憶部64に記憶され、必要に応じて、配信条件設定機能76によって更新される。上述した広告配信機能74は、配信サーバ記憶部64に記憶された広告配信リクエストに関する情報を用いて、Web検索サーバに対する広告配信リクエストを行う。
広告配信サーバ60の管理プログラム70は、上述した広告配信機能74や配信条件設定機能76の他にも、広告配信に関する複数の機能を実現する。図3に示す料金管理機能75は、例えば検索結果ページ84に表示された広告リンクのクリック数等に応じて加算される広告料金を管理する。管理プログラム70の料金管理機能75は、広告主によって申し込まれた購入金額の範囲で広告が配信されるように広告配信機能74による広告の配信状態を制御するとともに、広告主の求めに応じて広告料金の発生履歴を表示することができる。
また、広告配信サーバ60の管理プログラム70は、所定のタイミングで広告の配信を開始する配信開始機能77と所定のタイミングで広告の配信を停止する配信停止機能78とを有する。配信開始機能77及び配信停止機能78は、広告配信条件設定機能76によって設定された配信条件又はその他の配信停止・配信開始条件に従い、広告の配信を開始したり、広告の配信を停止したりすることができる。
図5は、図1に示す広告主制御サーバ20のハードウェア構成の一例を示す概念図である。広告主制御サーバ20としては、たとえばスマートフォン、携帯電話、タブレット端末などの携帯型の通信端末や、通信機能を有するパーソナルコンピュータ等が挙げられるが、通信ネットワーク96に接続可能な通信機器であれば、特に限定されない。
広告主制御サーバ20は、広告主サーバ制御部22、広告主サーバ記憶部24、広告主サーバ通信部26、広告主サーバ表示部27及び広告主サーバ操作部28等を有しており、広告主制御サーバ20を構成する各部分は、バス25を介して接続されている。広告主サーバ制御部22は、マイクロプロセッサや、プログラムを一時的に記憶するメモリ等を含み、後程詳述する図6に示す機能を、広告主制御サーバ20が実現できるように、各種の演算処理を行うとともに、広告主制御サーバ20に含まれる他の部分を制御する。
広告主サーバ記憶部24は、広告主制御サーバ20が利用するデータやプログラムを記憶しており、例えばハードディスクドライブ、ソリッドステートドライブ、フラッシュメモリ等で構成される。広告主サーバ制御部22は、広告主サーバ記憶部24に記憶された制御アプリケーション30を始めとするプログラム等を読みだして実行することにより、広告主制御サーバ20に各種機能を実現させる。広告主サーバ記憶部24に記憶されるアプリケーション(アプリケーションプログラム)には、Webページを表示するためのWebブラウザや、プログラミングインターフェースを用いて広告配信サーバ60の管理プログラム70が実現する機能の一部を、広告主制御サーバ20から実現するアプリケーションが含まれる。プログラミングインターフェースを用いて実現される管理プログラム70の機能には、少なくとも配信開始機能77及び配信停止機能78のいずれかが含まれる。なお、「プログラミングインターフェース」は、「アプリケーションプログラミングインターフェース」又は「API」とも表記される。
広告主サーバ通信部26は、通信ネットワーク96に接続するためのアダプタ又はモデム等で構成され、広告主制御サーバ20が、広告配信サーバ60等に対して、通信ネットワーク96を介して通信するためのインターフェースとして機能する。
広告主サーバ表示部27は、広告主制御サーバ20の使用者(本実施形態では広告主)に対して各種の情報を表示するための表示部分であり、スマートフォン、携帯電話及びタブレット型端末の液晶表示装置や、パーソナルコンピュータの液晶ディスプレイ等が該当する。広告主サーバ操作部28は、広告主が広告主制御サーバ20に情報を入力するための構成であり、スマートフォンやタブレット型端末におけるタッチパネルタイプの表示装置や、携帯電話の操作キー、パーソナルコンピュータのマウスやキーボード等が該当する。
なお、広告主制御サーバ20を構成する各ハードウェアのうち広告主サーバ記憶部24及び広告主サーバ制御部22の一部は、通信ネットワーク96上に分散配置されていても良く、各構成が通信ネットワーク96を介して接続されていても良い。また、APIを用いて配信開始機能77及び配信停止機能78のいずれかを広告主制御サーバ20から利用するアプリケーションは、広告主制御サーバ20にインストールされたオペレーションシステム上で起動するネイティブアプリケーションであっても良く、Webブラウザ上で起動するWebアプリケーションであっても良い。
図6は、本実施形態に係る制御アプリケーション30により、広告主制御サーバ20で実現される機能(ソフトウェア構成)を表す概念図である。図6に示すように、制御アプリケーション30は、第1表示制御機能31、第2表示制御機能32、情報取得機能34、第1広告配信切換機能36、第2広告配信切換機能37及び第3広告配信切換機能38を、広告主制御サーバ20に実現させる。
第1表示制御機能31は、広告主が、広告の配信開始及び配信停止を入力するための第1グラフィカルユーザインターフェースコンポーネント41(第1GUIコンポーネント41)を広告主制御サーバ20の広告主サーバ表示部27に表示させるとともに、広告の配信中と配信停止中とで広告主サーバ表示部27の表示状態を変化させる。図8(a)、(b)、図10(a)〜(c)、図12(a)〜(c)には、第1表示制御機能31による広告主サーバ表示部27の表示例が示されている。
図8(a)、(b)、図10(a)〜(c)、図12(a)〜(c)に示す例において、第1GUIコンポーネント41は、広告主サーバ表示部27の中央下部に表示されている。第1GUIコンポーネント41は、例えば配信開始を入力するためのアイコンと配信停止を入力するためのアイコンが分離して表示された対応であってもよいが、図8(a)等に示すように、第1GUIコンポーネント41に対して、広告主が広告主サーバ操作部28(タッチパネル)を介して同種の操作(タップ、ダブルタップ又はロングタップ等)を繰り返すことで、広告の配信中と配信停止中が切り替わるトグル型GUIコンポーネントであることが好ましい。第1GUIコンポーネント41をトグル型とすることにより、広告主サーバ表示部27の表示内容をシンプルにすることが可能であり、広告主は、より直感的に第1GUIコンポーネント41を操作できる。
また、図8(a)、(b)、図10(a)〜(c)、図12(a)〜(c)に示す例において、広告の配信中と配信停止中とで表示内容が変化する配信表示50は、広告主サーバ表示部27の中央部に表示されている。配信表示50は、広告の配信中であるか配信停止中であるかを図形又は図形と文字の組み合わせで表す図形部50aと、広告の配信中であるか配信停止中であるかを文字で表す文字部50bとを有する。なお、図8等に示す例では、配信表示50は、第1GUIコンポーネント41とは別の位置に表示されているが、図14に示す変形例のように、第1GUIコンポーネント141の表示状態が配信中(図14(a))と配信停止中(図14(b))とで変化し、配信表示が第1GUIコンポーネント141と一体となっていてもよい。なお、図14に示す第1GUIコンポーネント141は、広告主が左右にフリックすることで広告の配信中と配信停止中が切り替わるトグル型GUIコンポーネントである。
図6に示す第1広告配信切換機能36は、広告配信サーバ60の管理プログラム70が実現する機能の一部を外部から利用するAPIを用いて、広告配信サーバ60と通信し、第1GUIコンポーネント41、141(図8等参照)からの入力に応じて広告の配信中と配信停止中とを切り換える。本実施形態に係る制御アプリケーション30によって実現される第1広告配信切換機能36では、図3に示す管理プログラム70の機能のうち、配信開始機能77及び配信停止機能78を外部(広告主制御サーバ20)から利用するAPIを用いている。
具体的には、第1広告配信切換機能36は、第1GUIコンポーネント41、141に対する入力が検出された場合、図5に示す広告主サーバ通信部26を用いて、広告配信サーバ60と通信を行う。その際、第1広告配信切換機能36は、図3に示す配信開始機能77及び配信停止機能78を呼び出すAPIを用いたコマンドを広告配信サーバ60に送信することで、広告主制御サーバ20から広告配信サーバ60を制御し、広告の配信中・配信停止中を切り換える。
図6に示す第2表示制御機能32は、広告主が広告の配信開始時又は広告の配信停止時を入力するための第2グラフィカルユーザインターフェースコンポーネント42a〜42c(第2GUIコンポーネント42a〜42c)を広告主サーバ表示部27に表示させる。図10(a)〜(c)、図11(a)等には、第2表示制御機能32による広告主サーバ表示部27の表示例が示されている。
図10(a)〜(c)、図11(a)に示す例において、第2GUIコンポーネント42a、42bは、広告主サーバ表示部27の中央上部に表示されている。第2GUIコンポーネント42a、42bは、配信開始時と配信停止時を入力するためのGUIコンポーネントである。図11(a)に示す例では、広告主が第2GUIコンポーネント42a、42bをタップ(又はロングタップ)することにより、図11(a)に示すようなドロップダウンリストからなる第2GUIコンポーネント42cが表示され、広告主は、第2GUIコンポーネント42a、42bの入力値をドロップダウンリストから選択できる。
図6に示す第2広告配信切換機能37は、第1広告配信切換機能36と同様に、配信開始機能77及び配信停止機能78を広告主制御サーバ20から利用するAPIを用いて広告配信サーバ60と通信し、第2GUIコンポーネント42a〜42cからの入力に応じて、広告の配信中と配信停止中とを切り換える。
具体的には、第2広告配信切換機能37は、第2GUIコンポーネント42a、42bに対する入力値を、それぞれ配信開始時及び配信停止時としてメモリ等に格納しておく。さらに、第2広告配信切換機能37は、第1GUIコンポーネント41を介して配信開始の入力を検出した場合、格納された配信開始時及び配信停止時と現在時とを比較し、配信開始時が到来したタイミングで配信開始機能77を呼び出すAPIを用いたコマンドを広告配信サーバ60に送信し、広告の配信を開始する。また、第2広告配信切換機能37は、配信停止時が到来したタイミングで配信停止機能78を呼び出すAPIを用いたコマンドを広告配信サーバ60に送信し、広告の配信を停止する。
図6に示す情報取得機能34は、広告主の店舗の空き状況に関する空き情報を取得する。情報取得機能34の具体例は特に限定されないが、例えば店舗の予約状況及び空き状況を管理するデータベースと通信して空き情報を取得する方法や、店舗内に設置したカメラが撮影した画像データを解析して空き情報を取得する方法等が挙げられる。
図6に示す第3広告配信切換機能38は、第1広告配信切換機能36と同様に、配信開始機能77及び配信停止機能78を広告主制御サーバ20から利用するAPIを用いて広告配信サーバ60と通信し、情報取得機能34により取得された空き情報に応じて、広告の配信中と配信停止中とを切り換える。
具体的には、第3広告配信切換機能38は、情報取得機能34により取得された空き情報をメモリ等に格納しておき、また、新たな空き情報が情報取得機能34により取得された場合、空き情報を更新する。さらに、第3広告配信切換機能38は、予め設定された所定値と最新の空き情報とを比較し、空き情報の値が所定値を超えた場合(すなわち、所定値を超えて空きが多い場合)、配信開始機能77を呼び出すAPIを用いたコマンドを広告配信サーバ60に送信し、広告の配信を開始する。また、第3広告配信切換機能38は、空き情報の値が所定値以下になった場合(すなわち、空きが所定値以下になった場合)、配信停止機能78を呼び出すAPIを用いたコマンドを広告配信サーバ60に送信し、広告の配信を停止する。
図15は、広告主制御サーバ20、広告配信サーバ60、広告受信端末90及びWeb検索サーバによって実現される広告配信サービスの一例において、相互に交わされる情報及び通信内容を概念的に表したものである。図15に示すように、広告配信サーバ60は、広告主からの申込みによりアカウントを設定するとともに制御アプリケーション30を広告主に提供する広告受付・仲介サーバと、Web検索サーバに配信リクエストを行う検索連動型広告配信サーバとによって構成されていてもよい。また、図15の変形例として、広告配信サーバ60がサーチエンジン以外のWebサイトに対して配信リクエストを行う場合であっても、広告の表示条件を満たした広告配信リクエストの広告が、広告受信端末90が求めるWebサイトに表示される点は、サーチエンジンに対して配信リクエストを行った場合と同様である。
以下、広告主制御サーバ20における具体的な処理例を示しつつ、制御アプリケーション30が実現する機能について詳細に説明を行うが、これらの処理例は、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
図7は、図6に示す制御アプリケーション30が、広告主制御サーバ20に実現させる第1処理例を表すフローチャートである。図7に示すステップS001では、制御アプリケーション30が起動する。制御アプリケーション30がネイティブアプリケ−ションである場合には、広告主サーバ表示部27に表示された起動用のアイコンがタップ等されることにより制御アプリケーション30が起動し、制御アプリケーション30がWebアプリケーションである場合には、Webブラウザを用いて所定のサイトにアクセスすることにより、制御アプリケーション30が起動する。
図7に示すステップS002では、広告主制御サーバ20は、制御アプリケーション30の第1表示制御機能31により、図8(a)及び図8(b)に示すように、広告主サーバ表示部27に第1GUIコンポーネント41を表示する。この際、制御アプリケーション30は、第1GUIコンポーネント41だけでなく、広告の配信状況を表示するための第3GUIコンポーネント43、広告の購入金額や残高を表示するための第4GUIコンポーネント44、広告の配信状況に関するメッセージを表示するための第5GUIコンポーネント45、制御アプリケーション30の設定画面を表示するための第6GUIコンポーネント46等を、広告主サーバ表示部27に表示する。第1処理例における第1及び第3〜第6GUIコンポーネント41、43〜46は、いずれもアイコンの形態である。
また、ステップS002では、広告主制御サーバ20は、制御アプリケーション30の第1表示制御機能31により、広告配信サーバ60による広告が配信中の場合は、図8(a)に示すような配信中を表す配信表示50を、広告主サーバ表示部27に表示する。一方、広告配信サーバ60による広告が配信停止中の場合は、図8(a)に示す配信停止中を表す配信表示50が、広告主サーバ表示部27に表示される。
図7に示すステップS003では、広告主制御サーバ20は、第1GUIコンポーネント41に対して、広告主からの入力(タップ等)があったか否かを検出する。広告主からの入力を検出しない場合は、そのまま検出動作(ステップS003)を続け、第1GUIコンポーネント41に対する入力を検出した場合は、ステップS004に進む。
図7に示すステップS004では、広告主制御サーバ20は、制御アプリケーション30の第1広告配信切換機能36により、広告配信サーバ60による広告の配信中と配信停止中とを切り換える。例えば、第1GUIコンポーネント41の検出前に、広告の配信が停止中であった場合、第1広告配信切換機能36は、配信開始機能77(図3参照)を呼び出すAPIを用いたコマンドを広告配信サーバ60に送信することで、広告主制御サーバ20から広告配信サーバ60を制御し、広告配信サーバ60による広告の配信を開始する。一方、第1GUIコンポーネント41の検出前に、広告が配信中であった場合、第1広告配信切換機能36は、配信停止機能78(図3参照)を呼び出すAPIを用いたコマンドを広告配信サーバ60に送信することで、広告主制御サーバ20から広告配信サーバ60を制御し、広告配信サーバ60による広告の配信を停止する。
図7に示すステップS005では、広告主制御サーバ20は、制御アプリケーション30の第1表示制御機能31により、広告主サーバ表示部27における配信表示50を変化させる。ステップS004で広告が配信中から配信停止中に切り換えられた場合、ステップS005において、配信表示50の表示内容は、図8(a)に示す状態から、図8(b)に示す状態に変化する。反対に、ステップS004で広告が配信停止中から配信中に切り換えられた場合、ステップS005において、配信表示50の表示内容は、図8(b)に示す状態から、図8(a)に示す状態に変化する。
ステップS005が終了した後は、ステップS003へ戻り、第1GUIコンポーネント41の検出を続ける。
上述した第1処理例によれば、広告主は、広告配信サーバ60の入力フォーム80に再入力するなどの煩雑な手間をかけることなく、広告の配信中と停止中とを、自分のスマートフォンやパーソナルコンピュータ等から手軽かつ思い通りに切り換えることができる。広告の配信開始及び配信停止を入力するための第1GUIコンポーネント41としては、特に限定されないが、1操作(タップ、クリック)で配信中と配信停止中とを切り換えられるものが好ましく、トグル型GUIコンポーネントであることがさらに好ましい。また、第1GUIコンポーネント41は、配信表示50と同時に広告主サーバ表示部27に表示されているため、広告主は、配信表示50を確認しながら第1GUIコンポーネント41を操作することにより、誤操作を防止することができる。
広告主は、第1処理例で示すような制御アプリケーション30が動作する広告主制御サーバ20を用いることにより、店舗に空席が多い場合は広告をONにして来客を誘引し、店舗に空席がない場合は広告をOFFにして無駄な広告費の浪費を抑制できる。すなわち、広告主は、スマートデバイス時代におけるインターネット広告の即応性を利用して、効果的かつ経済的な広告を行うことができる。
図9は、図6に示す制御アプリケーション30が、広告主制御サーバ20に実現させる第2処理例を表すフローチャートである。図9に示すステップS101では、図7に示すステップS001と同様に、制御アプリケーション30が起動する。ステップS101の後は、ステップS102〜ステップS104の処理と、ステップS105〜ステップS112の処理が、並行して実施される。
ステップS102では、広告主制御サーバ20は、制御アプリケーション30の第2表示制御機能32により、図10(a)〜図10(c)に示すように、広告主サーバ表示部27に第2GUIコンポーネント42a、42bを表示する。第2GUIコンポーネント42aは配信開始時を入力するためのGUIコンポーネントであり、第2GUIコンポーネント42bは配信停止時を入力するためのGUIコンポーネントである。第2GUIコンポーネント42a、42bは、枠内に配信開始時又は配信停止時が入力できるテキストボックスの形態である。第2GUIコンポーネント42a、42bを表示した際、枠内には所定の初期値が表示される。なお、第2GUIコンポーネント42a、42bの枠内に表示される初期値は、第6GUIコンポーネント46を選択することにより表示される制御アプリケーション30の設定画面から、変更することができる。
ステップS103では、第2GUIコンポーネント42a、42bに対して、広告主からの入力があったか否かを検出する。広告主からの入力を検出しない場合は、そのまま検出動作(ステップS103)を続け、第2GUIコンポーネント42a、42bに対する入力を検出した場合は、ステップS104に進む。なお、広告主が第2GUIコンポーネント42a、42bをタップすると、図11(a)に示すような第2GUIコンポーネント42cが表示される。広告主は、表示された第2GUIコンポーネント42cから数値を選択することにより、第2GUIコンポーネント42a、42bに対する入力を行うことができる。
ステップS104では、第2表示制御機能32により、第2GUIコンポーネント42a、42b枠内の数値を、ステップS103で入力された値に変更するとともに、第2GUIコンポーネント42aに入力された値を、初期値若しくは前回の入力値に換えて、配信開示及び配信停止時としてメモリ等に格納する。ステップS104の後、再びステップS103に戻り、第2GUIコンポーネント42a、42bに対する入力検出を継続する。
図9に示すステップS105では、図7に示すステップS002と同様に、広告主制御サーバ20は、制御アプリケーション30の第1表示制御機能31により、広告主サーバ表示部27に第1〜第6GUIコンポーネント41、43〜46を表示する。また、ステップS105では、広告主制御サーバ20は、図10(c)に示すように、広告配信サーバ60による広告が配信停止中であることを示す図形部50aとタイマーが設定されていないことを示す文字部50bからなる配信表示50を、広告主サーバ表示部27に表示する。
図9に示すステップS106では、広告主制御サーバ20は、図7に示すステップS003と同様に、第1GUIコンポーネント41に対して、広告主からの入力(タップ等)があったか否かを検出する。広告主からの入力を検出しない場合は、そのまま検出動作(ステップS106)を続け、第1GUIコンポーネント41に対する入力を検出した場合は、ステップS107に進む。
ステップS107では、広告主制御サーバ20は、制御アプリケーション30のタイマー機能がONとなり、第1表示制御機能31により、文字部50bがタイマー作動中であることを表す表示(図10(a)及び図10(b))に変更される。タイマー機能がONの状態は、次に第1GUIコンポーネント41の入力が検出されるまで継続する。
ステップS108では、広告主制御サーバ20は、制御アプリケーション30の第2広告配信切換機能37により、メモリ等に格納された配信開始時及び配信停止時と現在時とを比較し、配信開始時又は配信停止時が到来したか否かを検出する。配信開始時又は配信停止時が到来したことを検出した場合はステップS109へ進み、配信開始時又は配信停止時が到来したことを検出しない場合は、ステップS111に進む。
ステップS109では、第2広告配信切換機能37により、広告主制御サーバ20は、広告の配信中と配信停止中とを切り換える通信を、広告配信サーバ60に対して行う。ステップS108で配信開始時の到来を検出した場合、広告主制御サーバ20は、配信開始機能77を呼び出すAPIを用いたコマンドを広告配信サーバ60に送信し、広告の配信を開始する。また、ステップS108で配信停止時の到来を検出した場合、広告主制御サーバ20は、配信停止機能78を呼び出すAPIを用いたコマンドを広告配信サーバ60に送信し、広告の配信を停止する。
ステップS110では、図7のステップS005と同様に、広告主制御サーバ20は、制御アプリケーション30の第1表示制御機能31により、広告主サーバ表示部27における配信表示50を変化させる。ステップS109で広告が配信中から配信停止中に切り換えられた場合、ステップS110において、配信表示50の表示内容は、図10(b)に示す状態から、図10(a)に示す状態に変化する。反対に、ステップS109で広告が配信停止中から配信中に切り換えられた場合、ステップS110において、配信表示50の表示内容は、図10(a)に示す状態から、図10(b)に示す状態に変化する。
ステップS110が終了した後は、ステップS108へ戻り、配信開始時及び配信停止時の到来の検出を継続する。
ステップS108で配信開始時又は配信停止時が到来したことを検出しない場合は、ステップS111に進み、第1GUIコンポーネント41の入力を検出する。ステップS111で第1GUIコンポーネント41の入力を検出しない場合は、ステップS108へ戻り、配信開始時及び配信停止時の到来の検出を継続する。反対に、ステップS111で第1GUIコンポーネントの入力を検出した場合は、ステップS112へ進む。
ステップS112では、制御アプリケーション30のタイマー機能をOFFとする処理を行う。具体的には、もし第1GUIコンポーネント41の入力を検出した際、広告が配信中であったならば、第1広告配信切換機能36は、配信停止機能78(図3参照)を呼び出すAPIを用いたコマンドを広告配信サーバ60に送信することで、広告の配信を停止する。また、第1表示制御機能31により、文字部50bの表示が、タイマー機能がOFFであることを表すもの(図10(c))に変更される。
ステップS112が終了した後は、ステップS106へ戻り、第1GUIコンポーネント41の検出を行う。
このような第2処理例によれば、広告主は、広告の配信中と配信停止中とをタイマー機能により切り換えることができるので、広告配信がミスによって開始されないという問題や、ミスによって配信停止を忘れて無駄な広告費用を浪費してしまう問題を防止できる。なお、制御アプリケーション30は、第2処理例のようなタイマー機能により広告の配信を開始した場合、広告の配信を開始したタイミング(ステップS110)で、図11(b)に示すようなメッセージ52を、広告主サーバ表示部27に表示しても良い。これにより、広告主は、広告配信サーバ60によって広告の配信が開始されたことを、より明確に認識することができる。
図12(a)〜(c)は、制御アプリケーション30による第3処理例における広告主サーバ表示部27の表示例を表す概念図である。第3処理例は、第2GUIコンポーネント42a、42bを介して入力される配信開始時及び配信停止時の代わりに、情報取得機能34によって取得される空き情報を用いて広告の配信開始及び配信停止を自動的に(オートで)切り換える点で第2処理例と異なるが、その他の部分は、図9及び図10等に示す第2処理例と同様である。
図12(c)は、第2処理例における図10(c)に相当する図であり、配信表示50の文字部50bの内容から理解できるように、第3広告配信切換機能38によるオート切換機能が開始される前における広告主サーバ表示部27の表示状態である。第3処理例では、情報取得機能34によって取得された空き情報が、広告主サーバ表示部27の中央上部に、空き状態表示54として表示されており、広告主は、空き状態表示54から、空き情報を視覚的に認識することができる。
第3処理例でも、第2処理例と同様に、第1GUIコンポーネント41に対する広告主からの入力を検出することにより、第3広告配信切換機能38によるオート切換機能が開始される。オート切換機能が開始されると、広告主制御サーバ20は、制御アプリケーション30の第3広告配信切換機能38により、情報取得機能34で取得された空き情報に応じて、広告の配信中と配信停止中とを切り換える。
図12(b)は、第2処理例における図10(b)に相当する図であり、配信表示50及び空き状態表示54から、空き情報の値が所定値を超えており(すなわち、所定値を超えて空きが多く)、広告配信サーバ60による広告が配信中の状態であることがわかる。また、図12(a)は、第2処理例における図10(a)に相当する図であり、配信表示50及び空き状態表示54から、空き情報の値が所定値以下であり(すなわち、空きが所定値以下であり)、広告配信サーバ60による広告が配信停止中の状態であることがわかる。
このような第3処理例によれば、店舗の空き状況に応じて、自動的に広告の配信中と配信停止中が切り換えられるため、効果的な広告配信を、自動的に行うことができる。
以上のように、本実施形態に係る制御アプリケーション30によれば、広告主は、たとえ店舗内で仕事中であっても、店舗の空き状況又は予約状況に応じて、広告配信サーバ60による広告配信・配信停止を瞬時に切り換えることができるので、本当に必要なときだけに広告を配信し、広告配信を売上げ増に効果的に結びつけることができるとともに、無駄な広告費を削減できる。また、制御アプリケーション30によれば、特に空き席確認をした後来店する顧客が多い店舗の経営者は、「空き席あります」という内容の広告コンテンツを準備して制御アプリケーション30を用いることにより、インターネット広告の即応性を利用した効果的な集客を行うことができる。
10…広告配信プラットフォーム
20…広告主制御サーバ
22…広告主サーバ記憶部
30…制御アプリケーション
31…第1表示制御機能
32…第2表示制御機能
34…情報取得機能
36…第1広告配信切換機能
37…第2広告配信切換機能
38…第3広告配信切換機能
41…第1GUIコンポーネント
42a〜42c…第2GUIコンポーネント
60…広告配信サーバ
70…管理プログラム
77…配信開始機能
78…配信停止機能

Claims (3)

  1. 広告配信サーバを介したリスティング広告の配信状況を、広告主の制御サーバから制御するプログラムであって、
    前記制御サーバに、
    前記広告の配信開始及び配信停止を入力するための第1グラフィカルユーザインターフェースコンポーネントを前記制御サーバの表示部に表示させるとともに、前記広告の配信中と配信停止中とで前記表示部の表示状態を変化させる第1表示制御機能と、
    前記広告配信サーバの管理プログラムが実現する機能の一部を外部から利用するプログラミングインターフェースを用いて、前記広告配信サーバと通信し、前記第1グラフィカルユーザインターフェースコンポーネントからの1操作の入力に応じて前記広告の前記配信中と前記配信停止中とを切り換える第1広告配信切換機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  2. 請求項1に記載のプログラムであって、
    前記制御サーバに、さらに、
    前記広告の配信開始時又は前記広告の配信停止時を入力するための第2グラフィカルユーザインターフェースコンポーネントを前記表示部に表示させる第2表示制御機能と、
    前記プログラミングインターフェースを用いて、前記広告配信サーバと通信し、前記第2グラフィカルユーザインターフェースコンポーネントから入力された前記配信開始時又は前記配信停止時に基づき、前記広告の前記配信中と前記配信停止中とを切り換える第2広告配信切換機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のプログラムであって、
    前記制御サーバに、さらに、
    前記広告主の店舗の空き状況に関する空き情報を取得する情報取得機能と、
    前記プログラミングインターフェースを用いて、前記広告配信サーバと通信し、前記情報取得機能により取得された前記空き情報に基づき、前記広告の前記配信中と前記配信停止中とを切り換える第3広告配信切換機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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