JP5970266B2 - ジョイントコネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、一つのコネクタハウジング内に、複数のグループに分けたジョイント構造を形成することのできるジョイントコネクタに関する。
図17及び図18は、下記特許文献1に開示されたジョイントコネクタ100を示している。
このジョイントコネクタ100は、第1のコネクタハウジング110と、この第1のコネクタハウジング110に嵌合接続される第2のコネクタハウジング120と、を備える。
第1のコネクタハウジング110は、第1グループG1の2つの端子金具111と、第2グループG2の3つの端子金具111と、を整列状態に収容している。
各グループG1,G2の各端子金具111は、先端部が舌状の雄端子金具である。端子金具111の後端には、電線113を圧着接続する電線接続部111aが設けられている。
第2のコネクタハウジング120は、第1のコネクタハウジング110における端子金具111の配列ピッチに対応して、端子金具111の先端部が挿入される複数の端子挿入孔121が装備されている。
そして、第2のコネクタハウジング120のそれぞれの端子挿入孔121には、端子金具111の先端部が嵌入する雌端子金具122が装着されている。
雌端子金具122は、端子金具111が嵌入すると、先端縁122aが開く構造である。開いた先端縁122aは、隣接する端子挿入孔121間の隔壁123に貫通形成された連絡開口部123a内に突出する。
第2のコネクタハウジング120の隣接する端子挿入孔121のそれぞれの雌端子金具122に端子金具111が嵌入すると、図18に示すように、隣接して配備されている雌端子金具122相互の先端縁122a同士が連絡開口部123a内で突き当たって、隣接して配備されている雌端子金具122同士が導通接続された状態になる。そして、導通接続された雌端子金具122と嵌合している端子金具111相互が導通接続状態になる。
特許文献1のジョイントコネクタ100の場合、異なるグループの端子金具111同士が導通接続されないように、第1のコネクタハウジング110の隣接するグループG1,G2間には、端子金具111が装着されない空き端子収容部115を確保するようにしている。
特開2010−73514号公報
ところで、特許文献1のジョイントコネクタ100の場合、第1のコネクタハウジング110と第2のコネクタハウジング120との2つのコネクタハウジングが必要である。
また、第2のコネクタハウジング120の複数の端子挿入孔121には、それぞれ、一つずつ雌端子金具122を組み付けなければならず、構成部品数や組立工程数が多いため、ジョイント構造の製造コストが高額化するという問題があった。
また、特許文献1のジョイントコネクタ100の場合、第1のコネクタハウジング110の空き端子収容部115に誤って端子金具111が挿入されていると、グループG1の各端子金具111とグループG2の各端子金具111とが互いに導通接続されてしまう誤接続状態が発生してしまうという問題があった。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解消することに係り、構成部品数や組立工程数の削減によりコストダウンを図ることができ、また、異なるグループの端子金具同士が導通接続されてしまう誤接続の発生を確実に防止することのできるジョイントコネクタを提供することにある。
本発明の前述した目的は、下記の構成により達成される。
(1) 先端に接点部が突出して設けられた複数の端子金具と、
前記複数の端子金具を先端の位置を揃えて収容する複数の端子収容孔が備えられたハウジング本体と、前記複数の端子収容孔に収容された前記複数の端子金具の前記接点部が表面に当接するように前記ハウジング本体の先端側に着脱可能に装備される絶縁材料製のジョイント用プレートと、を備えるコネクタハウジングと、
を備え、
前記ジョイント用プレートの表面には、2つ以上の前記接点部が当接するようにプレート本体の表面に延設される導電パターンが複数設けられて、同一の前記導電パターンに前記接点部が当接している前記複数の端子金具を互いに導通接続させたジョイント構造が複数形成され
前記ジョイント用プレートの表面に当接する前記端子金具の前記接点部は、前記端子金具の端子本体部を構成する一対の側壁間に配置された板ばねの一部であり、
前記板ばねは、根元部が一方の前記側壁に連設されると共に前記端子本体部の後端側に向けて前記一方の側壁に沿って延びる第1部分であって前記端子本体部内に位置する第1部分と、前記第1部分の先端部から他方の前記側壁側に屈曲した後に前記端子本体部の先端側に屈曲して前記端子本体部の先端側に向けて延びる第2部分であって先端部が前記端子本体部の先端から突出する位置にある第2部分と、前記第2部分の先端部から前記一方の側壁側に屈曲した後に前記端子本体部の後端側に屈曲して前記端子本体部の後端側に向けて延びる第3部分と、からなる、帯状の板片であり、
前記板ばねにおける前記端子本体部の先端から突出する部位の先端が前記接点部として機能し、前記板ばねにおける前記端子本体部内に位置する部位が前記接点部を突出方向とは逆側に弾性変位させるばね部として機能することを特徴とするジョイントコネクタ。
(2) 前記ジョイント用プレートの表面には、導通接続させる前記端子金具の数量が異なる複数種の前記導電パターンが設けられていることを特徴とする上記(1)に記載のジョイントコネクタ。
(3) 前記ハウジング本体は、前記複数の端子収容孔の先端部と連通するように前記ハウジング本体の一外側面のプレート挿入用開口から前記端子収容孔の延在方向と直交する方向に延設されたプレート挿入空間を備え、
前記ジョイント用プレートは、前記プレート挿入用開口から前記プレート挿入空間に挿抜することで、前記ハウジング本体に着脱されることを特徴とする上記(1)又は(2)に記載のジョイントコネクタ。
(4) 先端に接点部が突出して設けられた複数の端子金具と、
前記複数の端子金具を先端の位置を揃えて収容する複数の端子収容孔が備えられたハウジング本体と、前記複数の端子収容孔に収容された前記複数の端子金具の前記接点部が表面に当接するように前記ハウジング本体の先端側に着脱可能に装備される絶縁材料製のジョイント用プレートと、を備えるコネクタハウジングと、
を備え、
前記ジョイント用プレートの表面には、2つ以上の前記接点部が当接するようにプレート本体の表面に延設される導電パターンが複数設けられて、同一の前記導電パターンに前記接点部が当接している前記複数の端子金具を互いに導通接続させたジョイント構造が複数形成され、
前記ハウジング本体は、前記複数の端子収容孔の先端部と連通するように前記ハウジング本体の一外側面のプレート挿入用開口から前記端子収容孔の延在方向と直交する方向に延設されたプレート挿入空間を備え、
前記ジョイント用プレートは、前記プレート挿入用開口から前記プレート挿入空間に挿抜することで、前記ハウジング本体に着脱され、
前記複数の端子収容孔の先端部と対向する前記ハウジング本体の基端壁に開口して前記プレート挿入空間及び該プレート挿入空間に臨む前記複数の端子収容孔を外部に露出させる端部開口部を有した前記コネクタハウジングと、
前記端部開口部を覆うハウジングカバーと、
を備え、
前記ハウジングカバーは、前記端部開口部を覆うカバー板部と、前記ジョイント用プレートが前記ハウジング本体の規定位置に取り付けられた状態の時に前記ハウジング本体に係合可能なように前記カバー板部に突設されて前記ハウジング本体との係合により前記カバー板部を前記ハウジング本体に固定するハウジング係合部と、前記ハウジング本体の規定位置に取り付けられた状態の前記ジョイント用プレートに係合して前記ジョイント用プレートを抜け止めするプレート保持部と、を備えていることを特徴とするジョイントコネクタ。
上記(1)の構成によれば、ジョイントコネクタとして必要なコネクタハウジングが一つで済む。また、コネクタハウジングに装着された複数個の端子金具は、当該コネクタハウジングのハウジング本体に、一枚のジョイント用プレートを組み付けるだけで、一括して、複数のグループに分けたジョイント構造に接続することができる。
従って、構成部品数や組立工程数の削減によりコストダウンを図ることができる。
また、ジョイント接続される端子金具は、ジョイント用プレート上に形成される導電パターンにより決定されており、例えばコネクタハウジング上の隣接するグルーブ間に位置する本来不使用の端子収容孔に誤って端子金具が挿入されていても、それによって異なるグループの端子金具同士が導通接続されてしまうことはない。従って、異なるグループの端子金具同士が導通接続されてしまう誤接続の発生を確実に防止することができる。
また、導通接続させる端子金具の配列方向及び配列数は、縦横の何れか一方に制限されるものではなく、ジョイント用プレート上の導電パターンの延出方向及び延設長の変更により、縦横の何れの方向にも増減させることができる。従って、ジョイント接続する端子金具の配列方向や数量の変更に対して、比較的容易に対応することができる。
また、ジョイント用プレートは、ハウジング本体に対して着脱可能なため、例えば、導体パターンの形状や装備数が異なる複数種のジョイント用プレートを用意しておけば、ジョイント用プレートを交換することで、簡単且つ迅速に、仕様の異なるジョイント構造を形成することができ、現場合わせでジョイント数の調整が必要となるような場合でも、柔軟に対応することができる。
上記(2)の構成によれば、ジョイント用プレートの表面に複数種の導電パターンを設けたことで、組立作業者は特にグループ分けを意識せずとも、簡単、且つ確実に、導通接続させる端子金具の数量が異なる複数のグルーブに分けたジョイント接続を、形成することができる。
上記(3)の構成によれば、ジョイント用プレートは、ハウジング本体に装備したプレート挿入空間への挿抜操作によって、ハウジング本体に対して簡単に着脱することができ、ジョイント構造の製造作業を容易にすることができる。
上記(4)の構成によれば、ハウジング本体の規定位置に取り付けられたジョイント用プレートは、ハウジング本体にハウジングカバーを取り付けることで、抜け止めされ、ジョイント用プレートの不用意な脱落を防止することができる。
また、ハウジングカバーは、ジョイント用プレートがハウジング本体の規定位置に取り付けられていない時には、ハウジング係合部がハウジング本体と係合しないため、ジョイント用プレートの装着不良を検知することができ、ジョイント用プレートの装着不良が見落とされることを防止することができ、ジョイント接続の信頼性を向上させることができる。
本発明によるジョイントコネクタによれば、ジョイントコネクタとして必要なコネクタハウジングが一つで済み、また、コネクタハウジングに装着された複数個の端子金具は、当該コネクタハウジングのハウジング本体に、一枚のジョイント用プレートを組み付けるだけで、一括して、複数のグループに分けたジョイント構造に接続することができる。
従って、構成部品数や組立工程数の削減によりコストダウンを図ることができる。
また、ジョイント接続される端子金具は、ジョイント用プレート上に形成される導電パターンにより決定されており、例えばコネクタハウジング上の隣接するグルーブ間に位置する本来不使用の端子収容孔に誤って端子金具が挿入されていても、それによって異なるグループの端子金具同士が導通接続されてしまうことはない。従って、異なるグループの端子金具同士が導通接続されてしまう誤接続の発生を確実に防止することができる。
また、導通接続させる端子金具の配列方向及び配列数は、縦横の何れか一方に制限されるものではなく、ジョイント用プレート上の導電パターンの延設方向及び延設長の変更により、縦横の何れの方向にも増減させることができる。従って、ジョイント接続する端子金具の配列方向や数量の変更に対して、比較的容易に対応することができる。
また、ジョイント用プレートは、ハウジング本体に対して着脱可能なため、例えば、導体パターンの形状や装備数が異なる複数種のジョイント用プレートを用意しておけば、ジョイント用プレートを交換することで、簡単且つ迅速に、仕様の異なるジョイント構造を形成することができ、現場合わせでジョイント数の調整が必要となるような場合でも、柔軟に対応することができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は本発明に係るジョイントコネクタの一実施形態の分解斜視図である。 図2は図1に示した端子金具の斜視図である。 図3は図2に示した端子金具の一部を断面した側面図である。 図4は図1に示したジョイント用プレートの端子金具側から視た斜視図である。 図5は図1に示したコネクタハウジングに端子金具が装着された状態の斜視図である。 図6は図5に示したジョイントコネクタの縦断面図である。 図7は図6のA矢視図である。 図8は一実施形態のコネクタハウジングのプレート挿入空間にジョイント用プレートが挿入途中の状態のコネクタハウジングの縦断面図である。 図9は一実施形態のコネクタハウジングのプレート挿入空間へのジョイント用プレートの挿入が完了した状態のコネクタハウジングの縦断面図である。 図10は図9に示したコネクタハウジングの斜視図である。 図11は図10に示したコネクタハウジングの側面図である。 図12は図11のB−B断面図である。 図13はジョイント用プレートの装着が正常に完了したコネクタハウジングにハウジングカバーを取り付ける前の水平断面図である。 図14は先端のハウジングカバーが取り付けられたハウジング本体の水平断面図である。 図15は組立が完了した一実施形態のジョイントコネクタの斜視図である。 図16は図15に示したジョイントコネクタの縦断面図である。 図17は従来のジョイントコネクタの第1のコネクタハウジング及び第2のコネクタハウジングの嵌合接続前の状態を示す縦断面図である。 図18は従来のジョイントコネクタの組立完了状態の縦断面図である。
以下、本発明に係るジョイントコネクタの好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1〜図16は本発明に係るジョイントコネクタの一実施形態を示したもので、図1は本発明の一実施形態のジョイントコネクタの分解斜視図、図2は図1に示した端子金具の斜視図、図3は図2に示した端子金具の一部を断面した側面図、図4は図1に示したジョイント用プレートの端子金具側から視た斜視図、図5は図1に示したコネクタハウジングに端子金具が装着された状態の斜視図、図6は図5に示したジョイントコネクタの縦断面図、図7は図6のA矢視図、図8は一実施形態のコネクタハウジングのプレート挿入空間にジョイント用プレートが挿入途中の状態のコネクタハウジングの縦断面図、図9は一実施形態のコネクタハウジングのプレート挿入空間へのジョイント用プレートの挿入が完了した状態のコネクタハウジングの縦断面図、図10は図9に示したコネクタハウジングの斜視図、図11は図10に示したコネクタハウジングの側面図、図12は図11のB−B断面図、図13はジョイント用プレートの装着が正常に完了したコネクタハウジングにハウジングカバーを取り付ける前の水平断面図、図14は先端のハウジングカバーが取り付けられたハウジング本体の水平断面図、図15は組立が完了した一実施形態のジョイントコネクタの斜視図、図16は図15に示したジョイントコネクタの縦断面図である。
この一実施形態のジョイントコネクタ1は、図1に示すように、複数の端子金具10と、一つのコネクタハウジング20と、一つのハウジングカバー30と、を備える。
端子金具10は、金属板のプレス成形品で、図1〜図3に示すように、端子本体部11と、この端子本体部11の先端に突出して設けられた接点部12と、接点部12の後端に設けられた電線接続部13と、を備えている。
端子本体部11は、金属板の折り曲げ成形により角筒状に成形された部位で、後述のコネクタハウジング20の端子収容孔21aに挿入されて、コネクタハウジング20内に収容される。
接点部12は、後述するジョイント用プレートの表面に当接する部位である。この接点部12は、図3に示すように、端子本体部11の側壁を構成する板材の一部域から端子の先端側に延出する舌状片14の先端側を折り曲げることにより、形成されている。舌状片14は、図3に示すように、適度の湾曲形状に成形することで板ばねとして機能し、接点部12が端子本体部11の後方(図3の矢印)に向かって弾性変位することを許容する。
電線接続部13は、図1に示すように、電線40を圧着接続する部位である。この電線接続部13は、図2及び図3に示すように、電線40の外部被覆の上に加締め付けて電線40を固定する被覆加締め片13aと、電線40の導体部の上に加締め付けて導体部を圧着接続する導体加締め片13bと、を備えている。
コネクタハウジング20は、図1に示すように、ハウジング本体21と、ジョイント用プレート22と、を備えている。
ハウジング本体21は、複数の端子収容孔21aと、単一のプレート挿入用開口21bと、単一のプレート挿入空間21cと、単一の端部開口部21dと、を備えている。
ハウジング本体21に装備されている端子収容孔21aは、合計10個である。10個の端子収容孔21aは、図6及び図7に示すように、上下方向(図7の矢印Z1方向)には2行に、幅方向(図7の矢印Y1方向)には5列に配列されている。即ち、10個の端子収容孔21aは、2行5列の行列状に配列されている。
それぞれの端子収容孔21aは、ハウジング本体21の後端21f(図6参照)から端子金具10を挿入できるように、ハウジング本体21に形成されている。10個の端子収容孔21aは、図6に示すように、10個の端子金具10を、それぞれの先端の位置を揃えて収容する。
図6に示すように、ハウジング本体21内には、端子収容孔21a内の規定位置まで挿入された端子金具10と係合して端子金具10を抜け止めする端子係止ランス21gが装備されている。
プレート挿入用開口21bは、図1に示すように、ハウジング本体21の上部外側壁21hに、形成されている。このプレート挿入用開口21bは、ジョイント用プレート22をハウジング本体21内に挿入するための開口である。
プレート挿入空間21cは、プレート挿入用開口21bに連通して形成されたハウジング本体21内の空間である。このプレート挿入空間21cは、ジョイント用プレート22を収容する空間である。このプレート挿入空間21cは、図6に示すように、10個の端子収容孔21aの先端部と連通するように、ハウジング本体21の先端側に形成されている。また、プレート挿入空間21cは、プレート挿入用開口21bから各端子収容孔21aの延在方向と直交する方向(図6の矢印Z2方向)に沿って延設されている。
端子係止ランス21gに係止された端子金具10は、図6に示すように、先端の接点部12がプレート挿入空間21c内に突出するように、位置決めされている。
端部開口部21dは、図6に示すように、10個の端子収容孔21aの先端部と対向するハウジング本体21の基端壁21jに開口している。この端部開口部21dは、プレート挿入空間21c及び該プレート挿入空間21cに臨む10個の端子収容孔21aを外部に露出させる開口である。
ジョイント用プレート22は、図6〜図9に示すように、プレート挿入用開口21bからプレート挿入空間21cに挿抜することで、ハウジング本体21に着脱される。ジョイント用プレート22は、プレート挿入空間21cに収容保持される絶縁材料製の矩形の板材である。このジョイント用プレート22は、端子収容孔21a内に収容されている全ての端子金具10の接点部12が表面に当接するように、ハウジング本体21に保持される。
図4に示すように、ジョイント用プレート22の表面には、2種の導電パターンDP1,DP2が、それぞれ2個ずつ設けられている。それぞれの導電パターンDP1,DP2は、2つ以上の接点部12が当接するように、ハウジング本体21における端子金具10の配列方向に沿って延設された薄板状の導体である。各導電パターンDP1,DP2は、同一の導電パターンに接点部12が当接している複数の端子金具10を互いに導通接続させたジョイント構造を形成する。
導電パターンDP1と導電パターンDP2とは、導通接続させる端子金具10の数量が相異している。
導電パターンDP1は、ハウジング本体21上において同一行に並ぶ3個の端子金具10を導通接続したジョイント構造を形成するパターンである。導電パターンDP2は、ハウジング本体21上において同一行に並ぶ2個の端子金具10を導通接続したジョイント構造を形成するパターンである。各導電パターンは、互いに独立したグループとなるジョイント構造を形成する。従って、本実施形態の場合は、4つの導体パターンによって、4つのグループG1,G2,G3,G4のジョイント構造が形成される。
ジョイント用プレート22は、図1に示すように、上部の両端に、係合突起22aが突設されている。ジョイント用プレート22は、プレート挿入空間21cの規定位置まで挿入された時に、それぞれの係合突起22aがハウジング本体21の両側壁に形成された係合凹部21kと係合することで、ハウジング本体21に固定される。
ハウジングカバー30は、ハウジング本体21の端部開口部21dを覆う部材である。
ハウジングカバー30は、図1に示すように、カバー板部31と、ハウジング係合部32と、プレート保持部33と、を備えている。
カバー板部31は、ハウジング本体21の端部開口部21dを覆う平板状の部位である。
ハウジング係合部32は、カバー板部31の上端縁の両側に装備された弾性係合片である。本実施形態のハウジング係合部32は、図13に示すように、ジョイント用プレート22がハウジング本体21の規定位置に取り付けられた状態の時に、ハウジング係合部32を端部開口部21d内に押し込むと、ハウジング本体21のカバー係止部21mに係合可能に設けられている。ハウジングカバー30は、図14及び図15に示すように、ハウジング係合部32がハウジング本体21のカバー係止部21mに係合することで、ハウジング本体21に固定される。
プレート保持部33は、図16に示すように、ハウジング本体21の規定位置に取り付けられた状態のジョイント用プレート22の上端面22bに係合して、ジョイント用プレート22を抜け止めする。
以上に説明した一実施形態のジョイントコネクタ1の構成によれば、ジョイントコネクタ1として必要なコネクタハウジングが、端子金具10を収容保持するコネクタハウジング20の一つで済む。また、コネクタハウジング20に装着された複数個の端子金具10は、当該コネクタハウジング20のハウジング本体21に、一枚のジョイント用プレート22を組み付けるだけで、一括して、複数のグループG1〜G4に分けたジョイント構造に接続することができる。
従って、構成部品数や組立工程数の削減によりコストダウンを図ることができる。
また、一実施形態のジョイントコネクタ1の構成によれば、ジョイント接続される端子金具10は、ジョイント用プレート22上に形成される導電パターンDP1,DP2により決定されており、例えばコネクタハウジング20上の隣接するグルーブ間に位置する本来不使用の端子収容孔21aに誤って端子金具10が挿入されていても、それによって異なるグループの端子金具10同士が導通接続されてしまうことはない。従って、異なるグループの端子金具10同士が導通接続されてしまう誤接続の発生を確実に防止することができる。
また、一実施形態のジョイントコネクタ1の構成によれば、導電パターンDP1,DP2は、ジョイント用プレート22の表面上で、縦横の任意方向に延設することができ、また延設長を任意に増減することができる。即ち、導通接続させる端子金具10の配列方向及び配列数は、縦横の何れか一方に制限されるものではなく、ジョイント用プレート22上の導電パターンの延設方向及び延設長の変更により、縦横の何れの方向にも増減させることができる。従って、ジョイント接続する端子金具10の配列方向や数量の変更に対して、比較的容易に対応することができる。
また、一実施形態のジョイントコネクタ1の場合、ジョイント用プレート22は、ハウジング本体21に対して着脱可能なため、例えば、導体パターンの形状や装備数が異なる複数種のジョイント用プレート22を用意しておけば、ジョイント用プレート22を交換することで、簡単且つ迅速に、仕様の異なるジョイント構造を形成することができ、現場合わせでジョイント数の調整が必要となるような場合でも、柔軟に対応することができる。
また、一実施形態のジョイントコネクタ1の場合、ジョイント用プレート22の表面に複数種の導電パターンを設けたことで、組立作業者は特にグループ分けを意識せずとも、簡単、且つ確実に、導通接続させる端子金具10の数量が異なる複数のグルーブに分けたジョイント接続を、形成することができる。
また、一実施形態のジョイントコネクタ1の場合、ジョイント用プレート22は、ハウジング本体21に装備したプレート挿入空間21cへの挿抜操作によって、ハウジング本体21に対して簡単に着脱することができ、ジョイント構造の製造作業を容易にすることができる。
また、一実施形態のジョイントコネクタ1の場合、ハウジング本体21の規定位置に取り付けられたジョイント用プレート22は、ハウジング本体21にハウジングカバー30を取り付けることで、抜け止めされ、ジョイント用プレート22の不用意な脱落を防止することができる。
また、ハウジングカバー30は、ジョイント用プレート22がハウジング本体21の規定位置に取り付けられていない時には、ハウジング係合部32がハウジング本体21と係合しない(できない)ため、ジョイント用プレート22の装着不良を検知することができ、ジョイント用プレート22の装着不良が見落とされることを防止することができ、ジョイント接続の信頼性を向上させることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、ジョイント用プレート上に形成する導電パターンの数量は、2以上の任意値に設定することができる。また、一つの導電パターンが導通接続する端子金具の数量も、上記実施形態に限定するものではない。
ここで、上述した本発明に係るジョイントコネクタの実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[4]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 先端に接点部(12)が突出して設けられた複数の端子金具(10)と、
前記複数の端子金具(10)を先端の位置を揃えて収容する複数の端子収容孔(21a)が備えられたハウジング本体(21)と、前記複数の端子収容孔(21a)に収容された前記複数の端子金具(10)の前記接点部(12)が表面に当接するように前記ハウジング本体(21)の先端側に着脱可能に装備される絶縁材料製のジョイント用プレート(22)と、を備えるコネクタハウジング(20)と、
を備え、
前記ジョイント用プレート(22)の表面には、2つ以上の前記接点部(12)が当接するようにプレート本体の表面に延設される導電パターン(DP1,DP2)が複数設けられて、同一の前記導電パターンに前記接点部(12)が当接している前記複数の端子金具(10)を互いに導通接続させたジョイント構造が複数形成されることを特徴とするジョイントコネクタ(1)。
[2] 前記ジョイント用プレート(22)の表面には、導通接続させる前記端子金具(10)の数量が異なる複数種の前記導電パターン(DP1,DP2)が設けられていることを特徴とする上記[1]に記載のジョイントコネクタ(1)。
[3] 前記ハウジング本体(21)は、前記複数の端子収容孔(21a)の先端部と連通するように前記ハウジング本体(21)の一外側面のプレート挿入用開口(21b)から前記端子収容孔(21a)の延在方向と直交する方向に延設されたプレート挿入空間(21c)を備え、
前記ジョイント用プレート(22)は、前記プレート挿入用開口(21b)から前記プレート挿入空間(21c)に挿抜することで、前記ハウジング本体(21)に着脱されることを特徴とする上記[1]又は[2]に記載のジョイントコネクタ(1)。
[4] 前記複数の端子収容孔(21a)の先端部と対向する前記ハウジング本体(21)の基端壁(21j)に開口して前記プレート挿入空間(21c)及び該プレート挿入空間(21c)に臨む前記複数の端子収容孔(21a)を外部に露出させる端部開口部(21d)を有した前記コネクタハウジング(20)と、
前記端部開口部(21d)を覆うハウジングカバー(30)と、
を備え、
前記ハウジングカバー(30)は、前記端部開口部(21d)を覆うカバー板部(31)と、前記ジョイント用プレート(22)が前記ハウジング本体(21)の規定位置に取り付けられた状態の時に前記ハウジング本体(21)に係合可能なように前記カバー板部(31)に突設されて前記ハウジング本体(21)との係合により前記カバー板部(31)を前記ハウジング本体(21)に固定するハウジング係合部(32)と、前記ハウジング本体(21)の規定位置に取り付けられた状態の前記ジョイント用プレート(22)に係合して前記ジョイント用プレート(22)を抜け止めするプレート保持部(33)と、を備えていることを特徴とする上記[1]〜[3]の何れか一項に記載のジョイントコネクタ(1)。
1 ジョイントコネクタ
10 端子金具
12 接点部
13 電線接続部
20 コネクタハウジング
21 ハウジング本体
21a 端子収容孔
21b プレート挿入用開口
21c プレート挿入空間
21d 端部開口部
22 ジョイント用プレート
30 ハウジングカバー
31 カバー板部
32 ハウジング係合部
33 プレート保持部
DP1,DP2 導電パターン

Claims (4)

  1. 先端に接点部が突出して設けられた複数の端子金具と、
    前記複数の端子金具を先端の位置を揃えて収容する複数の端子収容孔が備えられたハウジング本体と、前記複数の端子収容孔に収容された前記複数の端子金具の前記接点部が表面に当接するように前記ハウジング本体の先端側に着脱可能に装備される絶縁材料製のジョイント用プレートと、を備えるコネクタハウジングと、
    を備え、
    前記ジョイント用プレートの表面には、2つ以上の前記接点部が当接するようにプレート本体の表面に延設される導電パターンが複数設けられて、同一の前記導電パターンに前記接点部が当接している前記複数の端子金具を互いに導通接続させたジョイント構造が複数形成され
    前記ジョイント用プレートの表面に当接する前記端子金具の前記接点部は、前記端子金具の端子本体部を構成する一対の側壁間に配置された板ばねの一部であり、
    前記板ばねは、根元部が一方の前記側壁に連設されると共に前記端子本体部の後端側に向けて前記一方の側壁に沿って延びる第1部分であって前記端子本体部内に位置する第1部分と、前記第1部分の先端部から他方の前記側壁側に屈曲した後に前記端子本体部の先端側に屈曲して前記端子本体部の先端側に向けて延びる第2部分であって先端部が前記端子本体部の先端から突出する位置にある第2部分と、前記第2部分の先端部から前記一方の側壁側に屈曲した後に前記端子本体部の後端側に屈曲して前記端子本体部の後端側に向けて延びる第3部分と、からなる、帯状の板片であり、
    前記板ばねにおける前記端子本体部の先端から突出する部位の先端が前記接点部として機能し、前記板ばねにおける前記端子本体部内に位置する部位が前記接点部を突出方向とは逆側に弾性変位させるばね部として機能することを特徴とするジョイントコネクタ。
  2. 前記ジョイント用プレートの表面には、導通接続させる前記端子金具の数量が異なる複数種の前記導電パターンが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のジョイントコネクタ。
  3. 前記ハウジング本体は、前記複数の端子収容孔の先端部と連通するように前記ハウジング本体の一外側面のプレート挿入用開口から前記端子収容孔の延在方向と直交する方向に延設されたプレート挿入空間を備え、
    前記ジョイント用プレートは、前記プレート挿入用開口から前記プレート挿入空間に挿抜することで、前記ハウジング本体に着脱されることを特徴とする請求項1又は2に記載のジョイントコネクタ。
  4. 先端に接点部が突出して設けられた複数の端子金具と、
    前記複数の端子金具を先端の位置を揃えて収容する複数の端子収容孔が備えられたハウジング本体と、前記複数の端子収容孔に収容された前記複数の端子金具の前記接点部が表面に当接するように前記ハウジング本体の先端側に着脱可能に装備される絶縁材料製のジョイント用プレートと、を備えるコネクタハウジングと、
    を備え、
    前記ジョイント用プレートの表面には、2つ以上の前記接点部が当接するようにプレート本体の表面に延設される導電パターンが複数設けられて、同一の前記導電パターンに前記接点部が当接している前記複数の端子金具を互いに導通接続させたジョイント構造が複数形成され、
    前記ハウジング本体は、前記複数の端子収容孔の先端部と連通するように前記ハウジング本体の一外側面のプレート挿入用開口から前記端子収容孔の延在方向と直交する方向に延設されたプレート挿入空間を備え、
    前記ジョイント用プレートは、前記プレート挿入用開口から前記プレート挿入空間に挿抜することで、前記ハウジング本体に着脱され、
    前記複数の端子収容孔の先端部と対向する前記ハウジング本体の基端壁に開口して前記プレート挿入空間及び該プレート挿入空間に臨む前記複数の端子収容孔を外部に露出させる端部開口部を有した前記コネクタハウジングと、
    前記端部開口部を覆うハウジングカバーと、
    を備え、
    前記ハウジングカバーは、前記端部開口部を覆うカバー板部と、前記ジョイント用プレートが前記ハウジング本体の規定位置に取り付けられた状態の時に前記ハウジング本体に係合可能なように前記カバー板部に突設されて前記ハウジング本体との係合により前記カバー板部を前記ハウジング本体に固定するハウジング係合部と、前記ハウジング本体の規定位置に取り付けられた状態の前記ジョイント用プレートに係合して前記ジョイント用プレートを抜け止めするプレート保持部と、を備えていることを特徴とするジョイントコネクタ。
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