JP5968663B2 - 開度表示装置 - Google Patents
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Description
特許文献1では、ハンドルのスポークに孔開け、ブラケットに歯車嵌合などの加工が必要であり、弁棒が大きく上下に動くと歯車4と歯車10及び歯車5との嵌合がはずれてしまう。
特許文献2では、弁棒の外周りに歯車列を配置するので、全閉時でも弁本体から弁棒が飛び出していればできるものの、通常の弁体では弁本体とハンドルとの間は全閉時には距離が無く、汎用品バルブへの取付は困難である。
又、細い弁棒への固定はピン固定や弁棒の面取り加工などが必要となり、バルブ弁棒の加工が必要で取付けが煩雑である。
特許文献3,4では、弁棒の外周りの弁本体上部を加工して歯車列を配置し、弁棒自体も開度計を弁本体とハンドルとの間に介在させるため、弁棒を包含する延長弁棒を取り付
けたりするので、バルブへの取付けが煩雑である。
付勢部材がガイド部材をハンドルのバルブ本体側の面から付与される力で変換表示機構に押圧することにより、それらの嵌合を保持している。そして、分解時には、スライド部材及びハンドル車を弁棒から取り外して付勢を解除すれば、容易にガイド部材と変換表示機構とに分割できる。このため、取付けや分解が容易である。
なお弁棒15と弁体13は、それらが直接連結されていなくても、それらの間に弁棒15の回転数を減速させる機構があると、前記回転数は一回転以上になる。このため、ボール弁やバタフライ弁であっても、前記減速機構を備えたバルブなら、前記回転数が一回転以上になり、開度表示装置1により開度表示をさせることができる。
このため使用されるバルブ12としては、前述のバルブ本体14から弁棒15が突出しており、弁体13の開閉ストロークに対応する弁棒15の回転数が1回転より大きいバルブなら、仕切弁、玉型弁は当然のこと、間に減速機構があればボール弁、コック弁あるいはバタフライ弁など従来公知のバルブに用いることができる。
また前記弁棒15は、その先端にオネジ15aが設けられており、そのオネジ部15aの下方の部位は断面矩形状にされている(符号15b参照)。
前記ハンドル車16は中央部に矩形状の開口16aが形成されており、前記矩形状の部位15bが嵌合する。そのハンドル車16は開口16aが形成された中央部16bを中心として、放射状に延びる複数本のスポーク部16cと、そのスポーク部に支持されるリング状の把持部16dとを有している。
そして、前記弁棒15のオネジ部15aを、ハンドル車16の開口16aから突出させ、ハンドル車16の上面からワッシャを介してナット15cで締結し、ハンドル車16が固定されている。
すなわちバルブ本体14に対して回転する側の部材であり、弁棒15あるいはハンドル車16に固定される。そのスライド部材2は、ハンドル車16の上面に配置されるスライド基部2bと、そのスライド基部2baの下面から延びる2本のスライド部2a、2aとを有している。
スライド部材2の設置は、弁棒15へのハンドル車16の固定用ナット15cを一旦外し、ワッシャの代わりにハンドル車16とナット15cとの間に挟持してナット15cを締結して設置する。前記スライド部材2のスライド部2aは、ハンドル車16のスポーク部16c同士の間を串刺し状にハンドル車16の裏側へ通り抜け、スライド部2aの先端はハンドル車16の裏側に大きく張り出す形となる。スライド基部2bは、ナット15cの締結の摩擦でハンドル車16とほぼ固定されているが、さらにスライド部2aの側面がハンドル車16のスポーク部16cの側面に当接すれば、それ以上ハンドル車の回転方向と反対方向にずれなくなる。
なおガイド部3aを円筒状とし、スライド部2aを円柱状にし、前記円筒状の内部でスライドさせてもよいし、前記ガイド部3aはスライド部2aの上下動をガイドしつつ、スライド部2aからの回転運動を伝達できる構造なら他の形状でもよい。
なお図示していないが、入力された回転運動を光電式、電磁式などの回転量の検出装置により電気的な量として検出し、その電気的な量に基づいて弁体13の開度を求め、表示するものでもよい。
2 スライド部材
2a スライド部
2b スライド基部
2 変換表示機構
3 ガイド部材
3a ガイド部
3b ガイド基部
3c 回転伝達部
5 バネ
6 ベース
6a 底板
6b 周壁
7 筒状部材
8 受部材
8a 溝
8b ギヤ
9 遊車
9a 大径ギヤ
9b 小径ギヤ
10 表示歯車
11 カバー
11a 表示窓
12 バルブ
13 弁体
14 バルブ本体
14a 突出部
14b 押さえナット
15 弁棒
15a オネジ部
15b 矩形状の部位
15c ナット
16 ハンドル車
16a 開口
16b 中央部
16c スポーク部
16d 把持部
17 ネジ機構
Claims (3)
- バルブ本体から弁棒が突出しており、
その弁棒の先端にスポーク部を有するハンドル車を備え、
弁体の開閉ストロークに対応する弁棒の回転数が1回転より大きいバルブに対し取り付け容易な開度表示装置であって、
前記ハンドル車に前記弁棒と螺合するナットによって締結することができるスライド部材と、バルブ本体に対し相対移動しないように取り付けることができる変換表示機構と、前記スライド部材とトルク伝達可能に、かつ弁棒中心軸方向スライド自在に係合してスライド部材の回転を変換表示機構に伝えるガイド部材とを備え、
前記スライド部材は、
前記ハンドル車の操作者側に位置するスライド基部と、
そのスライド基部から弁棒に平行に、前記スポーク部の隙間を通りバルブ本体側へ延びると共に、前記スポーク部に当接するスライド部とを有し、
前記ガイド部材は、
前記スライド部と弁棒延長方向に摺接ガイドすることにより前記スライド部材を弁棒中心軸方向に移動自在にするガイド部と、
前記バルブ本体に対し弁棒を回転中心として回転自在に設けられ、前記ガイド部のバルブ本体側に連結され、中心孔の内周に、スライド部材を介して伝達された前記弁棒の回転運動を前記変換表示機構に伝達する内歯を備えたガイド基部とを有し、
前記変換表示機構は、
前記ガイド部材の内歯の回転が伝達され、
その伝達された回転運動を弁体の開度量に変換して、前記ハンドル車の操作者側から見て前記ハンドル車の外側に表示する表示部を備えている、バルブの開度表示装置。 - 前記バルブが、弁棒の昇降に伴い弁体が開閉するものである、請求項1記載の開度表示装置。
- 前記ガイド部材が、前記変換表示機構の最初に内歯の回転運動を受け止めて伝達される受け部材に上下方向に係合自在に設けられており、
前記ガイド部材を変換表示機構側に前記ハンドル車のバルブ本体側の面から付与される力で押圧するための付勢部材を備えている請求項2記載の開度表示装置。
Priority Applications (1)
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JP2012080018A JP5968663B2 (ja) | 2012-03-30 | 2012-03-30 | 開度表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012080018A JP5968663B2 (ja) | 2012-03-30 | 2012-03-30 | 開度表示装置 |
Publications (2)
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JP2013210038A JP2013210038A (ja) | 2013-10-10 |
JP5968663B2 true JP5968663B2 (ja) | 2016-08-10 |
Family
ID=49528044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012080018A Active JP5968663B2 (ja) | 2012-03-30 | 2012-03-30 | 開度表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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2012
- 2012-03-30 JP JP2012080018A patent/JP5968663B2/ja active Active
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