JP5968003B2 - 遠隔共用仲介装置、プログラムおよび記憶媒体 - Google Patents
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Description
(1) 「河川の水位データ及び雨量データを検出してポーリングに応答して上記データを送信する観測局と、通常時には所定時刻から所定時間間隔においてポーリングにより前記観測局からデータ収集を行うセンタ局とからなる情報収集システムにおいて、前記センタ局には、前記通常時のポーリング間隔よりも短い間隔または連続的に、或いは任意のタイミングで、ポーリング開始変更の判断の基礎となる情報を取得する取得手段であって、位置情報送付機能付携帯電話機から位置情報とポーリング開始またはポーリング間隔変更に関する指示情報を取得する取得手段と、前記取得手段が取得した情報に基づきポーリングを開始すべきかポーリング間隔を変更すべきかを判定し、判定結果に基づくポーリングを実行する制御手段であって、上記取得した位置情報に対応する観測局について指示情報に基づくポーリングを実行する制御手段とが具備される」ことにより、「データ収集のポーリング開始時とポーリング間隔との適切な変更を可能として観測を適切に行う」点に特徴がある情報収集システム…特許文献1
図1は、本発明の一実施形態を示す図である。
図において、インタネット10には、陸上に設置されたウェブサーバ11と、公衆無線LAN基地局(以下、単に「無線LAN基地局」という。)12とに併せて、携帯電話システムの無線基地局13が接続される。このような無線LAN基地局12によって形成される無線ゾーンZLAN にある海域には、レーダ装置20が搭載された船舶30が位置する。また、上記無線基地局13によって形成される無線ゾーンZSPにある海域には、乗員がスマートフォン40を所持する船舶50が位置する。
(1) 空中線系21
(2) 上記空中線系21の給電点に接続された送受信部22
(3) その送受信部22の復調出力と変調入力とに個別に接続されたポートを有する信号処理部23
(5) 既述の無線LAN基地局12を介するインタネット10へのアクセスを可能とする無線部25
図3は、本実施形態におけるウェブサーバの動作を示すフローチャートである。
図4は、本実施形態におけるスマートフォンの動作を示すフローチャートである。
図5は、本実施形態の動作を説明する図である。
以下、図1ないし図5を参照して本実施形態の動作を説明する。
レーダ装置20の各部は、制御部26の配下で以下の通りに連係することにより、船舶30の周辺の海域や陸上にそれぞれ位置する船舶や地物を検知する。
(1) 送信部22は、制御部26によって指定されたパルス幅および尖頭値のパルス波(パルス圧縮レーダ方式に適応したパルス波であってもよい。)を生成し、空中線系21を介して放射する。
Position Indicator)スコープ)として表示する。
ウェブサーバ11は、以下に示すレーダ対応テーブル11Trと携帯対応テーブル11Tkとを有する。
(1-2) ウェブサーバ11に対するログインのために該当する「適応レーダ装置」に割り付けられたパスワードPW′
(1-3) 該当する「適応レーダ装置」が搭載された船舶(船舶30も該当し得る。)の位置P′
(1-5) 該当する「適応レーダ装置」の稼働の形態(レンジ、信号処理の態様等)M′
(2-2) 該当する通信端末がウェブサーバ11にログインしているか否かを示すステータスsts′(=1/0=ログイン中/ログアウト状態)
(2-4) 該当する通信端末によるウェブサーバ11へのログインのために用いられるべきパスワードpw′
(2-6) 該当する通信端末に対して「適応レーダ装置」が提供すべき情報の組み合わせを示すサービス種別S′
(2-7) 該当する通信端末と連係して「適応レーダ装置」が行うべき稼働の形態(レンジ、信号処理の態様等)M′
例 「M′」は、「稼働の携帯M」が格納されるべきフィールドの識別子である。
(2) 該当する通信端末がログインしているか否かを示すステータスsts′(=1/0=ログイン中/ログアウト状態)
(3) 該当する通信端末との機能の共用のためにレーダ装置20が行うべき稼働の形態m′
(5) 該当する通信端末によるログインのためにウェブサーバ11に割り付けられたパスワードpw′
(6) 該当する通信端末の位置p′
例 「p′」は、「通信端末の位置p」が格納されるべきフィールドの識別子である。
(2) 該当するアプリケーションが起動されている状態か否かを示すステータスsts′(=1/0=起動中/停止中)
(3) スマートフォン40が「適応レーダ装置」の機能を共用するためにその「適応レーダ装置」によって行われるべき稼働の携帯M′
(5) スマートフォン40に付与されたユニークな識別子id′
(7) スマートフォン40の位置(スマートフォン40では、内蔵されたGPS受信機によって与えられる。)p′
例 「p′」は、「位置p」が格納されるべきフィールドの識別子である。
レーダ装置20に備えられた制御部26は、所定の周期(頻度)で与えられるきっかけ(起動時を含む。)で、以下の要件の全てが成立するか否かを判別する。
(2) レーダ装置20が正常に稼働し、かつ携帯電話端末のような汎用の通信端末(以下では、既述のスマートフォン40であると仮定する。)に対する指示画像その他の情報の提供が可能な状態にある。
(1) レーダ装置20に関する以下の情報を収集する。
(1-2) 既述のウェブサーバ11に対するログインのために割り付けられたパスワードPW
(1-4) レーダ装置20が上記汎用の通信端末に提供可能な情報の組み合わせを示すサービス種別S
(1-5) レーダ装置20の稼働の形態(レンジ、信号処理の態様等)M
(1) スマートフォン40に関する以下の情報を収集し、制御レジスタ50Tcの対応するレコードにそれぞれ格納する。
(1-2) 既述のウェブサーバ11に対するログインのために割り付けられたパスワードpw
(1-3) スマートフォン40の位置p
(1-5) その機能の共用のために「適応レーダ装置」が行うべき稼働の形態(例えば、レンジ、信号処理の態様等)M
(1) 上記識別子id、パスワードpw、位置p、サービス種別Sおよび稼働の形態Mを携帯対応テーブル11Tkの該当するレコードに登録し、かつステータスsts′のフィールド値を「1」に設定する(図5(4))。
(1) ウェブサーバ11から転送された識別子id、パスワードpw、位置p、サービス種別Sおよび稼働の形態Mを取り込み、携帯対応テーブル20Tkのレコードの内、これらの識別子idおよびパスワードpwが対応するフィールドに格納されている既存のレコードの有無を判別する。
(1) レーダ対応テーブル11Trおよび携帯対応テーブル11Tkのレコードの内、上記「応答」の内容(レーダ装置20(制御部26)およびスマートフォン40)に対応するレコードの内容を確定する(図5(9))。
(2) 携帯対応テーブル20Tkのレコードの内、アドレスa′フィールドの値が正規であってステータスsts′フィールドの値が「1」であるレコード(以下、「有効レコード」という。)を抽出する。
(3-1) 有効レコードに登録されている稼働の形態m′フィールドの値に整合した処理を上記「サービス元情報」に施し、かつ該当する有効レコードの内容を付加することにより、「サービス情報」を生成する。
(3-4) 無線LAN基地局12およびインタネット10を介してウェブサーバ11宛に、上記カレント情報を転送する(図2ステップS5、図5(15))。
(1-2) (図3ステップS2、図5(5))
(1-3) (図3ステップS3、図5(6))
(1-5) (図2ステップS2、図5(8))
(1-6) (図5(9))
(1-7) (図3ステップS4、図5(10))
例えば、制御レジスタ50Tcの「ステータスsts′」フィールドの値が「0」に設定された後に、上記アプリケーションの実行の停止を示す制御情報がログイン情報に盛り込まれてスマートフォン40からサーバ11に転送され(図4ステップS1、図5(3))、そのサーバ11がレーダ装置20に備えられた制御部26と以下に列記する既述の手順に準じて連係する。
(2-2) (図3ステップS2、図5(5))
(2-3) (図3ステップS3、図5(6))
(2-5) (図2ステップS2、図5(8))
(2-6) (図5(9))
(2-7) (図3ステップS4、図5(10))
(3-1) レーダ装置20(制御部26)は、携帯電話端末宛に転送される(図2ステップS4、図5(14))「サービス情報」に先行して、携帯対応テーブル20Tkの有効レコード毎に対応した以下の処理を行う。
(3-1-2) 「稼働の携帯m」フィールドの値がその時点におけるレーダの稼働状態に整合する場合には、既述の手順に基づいて「サービス情報」を行う。
(3-1-4) ウェブサーバ11は、携帯対応テーブル11Tkのレコードの内、このような通知で示される識別子idおよびパスワードpwに対応したレコードの「ステータスsts′」フィールドの値を「0」に設定し、該当する携帯電話端末(スマートフォン40が該当し得る。)に上記通知を転送する。
(3) 「サービス情報」の提供元であるレーダ装置20に配分されるべき報酬に相当する料金
しかし、このような共用の対象は、レーダ装置20の機能や性能に限定されず、例えば、下記の装置の何れの機能や性能であってもよい。
(2) 電子海図情報表示装置(ECDIS:Electronic Chart Display and Information System)
(3) ソナー、潮流計、魚群探知機等の漁労支援機器
しかし、本発明は、例えば、ウェブサーバおよびレーダ装置の台数や組み合わせに応じた携帯で負荷分散や機能分散が図られてもよい。
(1) 「サービス情報」の提供元となり得るレーダ装置(レーダ装置20を含む。)との連係の下でこれらのレーダ装置をほぼ実時間で識別しつつ公開するウェブページ
Notation)として提供するウェブサービス
しかし、上記距離が所定の上限値を超えた状態においてこのような「サービス情報」の生成と送信との双方もしくは何れか一方が見合わせられることにより、無用な処理量の増加や応答性の低下が回避されてもよい。
(1) 所定の指示方式で与えられるレーダ画像の表示
(2) 上記レーダ画像の内、船舶50の周辺のみの領域(離心PPIスコープ、開心PPIスコープ、時間軸遅延PPIスコープ、引き延ばしPPI等の何れであってもよい。)の抽出
(5) AISその他の船上設備によって与えられた情報(レーダ装置20によって「サービス情報」として個別に引き渡されてもよい。)の指示画像上への重畳
(a) 船舶30に対する船舶50(スマートフォン40)の方位や距離の取得
(b) 船舶30が船舶50に最接近する時点までの時間およびその最接近の位置の取得
(c) 船舶30によって識別(予測)されている船舶50の真針路や真速度の取得
(e) 船舶30において自動衝突予防援助装置によって船舶50(自船)が補足の対象となっているか否かの判別
(f) 船舶30において自動衝突予防援助装置によって真方位または相対方位に基づいて求められた船舶50の真運動(真ベクトル)表示と相対運動(相対ベクトル)表示の結果の取得
(a) 海図上で編集された船舶30の航路と、その航路の安全性の自動的なチェックの結果の取得
(b) 船舶30の航跡の取得
(a) 船舶30の船底の下にある物体の位置や方位の取得
(b) 船舶30の船底の下における海底の深度の取得
(a) 船舶30の航跡の取得
(b) 船舶30の周囲における潮流の分布の取得
(c) 船舶30の周囲に発見された潮目の取得
(d) 船舶30に対する所定の方向における魚探映像(魚群の移動方向を含む)の取得
(e) 船舶30の周囲における海水温度の取得
前記データベースに登録された個々の電子装置の位置を更新する位置更新手段を備えた
ことを特徴とする遠隔共用仲介装置。
11 ウェブサーバ
12 公衆無線LAN基地局
13 無線基地局
20 レーダ装置
21 空中線系
22 送受信部
23 信号処理部
24 指示部
25 無線部
26 制御部
30,50 船舶
40 スマートフォン
Claims (5)
- 移動体上で稼働し得ると共に、外部による機能の共用に供されるサービス情報を生成し、かつ携帯型もしくは可搬型の通信端末装置との間に形成された通信経路を介して前記サービス情報を引き渡すことができる電子装置に関する情報が個別に登録されており、前記電子装置に関する情報として、少なくとも、前記電子装置が提供可能なサービス情報を示すサービス種別が登録されたデータベースと、
前記通信端末装置から、前記通信端末装置が提供を求めるサービス種別を含むログイン要求を受信した場合に、前記データベースに登録された電子装置の内、前記通信端末装置が提供を求めているサービス種別の提供が可能な電子装置を特定し、前記通信端末装置に通知する通知手段と、
を備えたことを特徴とする遠隔共用仲介装置。 - 請求項1に記載の遠隔共用仲介装置において、
前記データベースには、前記電子装置の位置が登録されており、
前記通知手段は、前記通信端末装置から、前記通信端末装置の位置を含む前記ログイン要求を受信した場合に、前記データベースに登録された電子装置の内、前記通信端末装置に対する距離が所定の上限値よりも近い位置にある電子装置を特定し、前記通信端末装置に通知する、
ことを特徴とする遠隔共用仲介装置。 - 請求項1または請求項2に記載の遠隔共用仲介装置において、
前記通知手段によって特定された電子装置と、前記電子装置による情報の通知先である通信端末装置との間における前記通信経路のコネクションまたはセッションの確立と解除との双方もしくは何れか一方を図る通信制御手段を備えた
ことを特徴とする遠隔共用仲介装置。 - 請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の遠隔共用仲介装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
- 請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の遠隔共用仲介装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムが記録され、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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