JP5966686B2 - 書籍販売システム、書籍販売方法、サーバ、及びプログラム - Google Patents

書籍販売システム、書籍販売方法、サーバ、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、インターネットを介して書籍の販売を行う書籍販売システム等に関する。
近年、インターネットを通じて書籍を購入できる書籍販売サイトが普及している。ユーザが実際の書店で書籍を購入する場合、自由に試し読みが可能である。一方、ユーザが書籍販売サイトにおいて書籍を購入する場合、書籍の中身を自由に確認することができないため、目的に合った書籍を選択するのが難しい。そのため、書籍販売サイトにおいては、いかにユーザを惹き付ける書評を提示するかが、販売促進策として重要である。
一方で、昨今、電子書籍が普及し、書籍の中の役に立った文章や心に響いた文章を自分用のノートとして端末内やサーバ上に保存することが容易になった。また、これらの文章を引用としてソーシャルネットワーク上で共有し、コミュニケーションを行うソーシャルリーディングという動きも盛んである。
非特許文献1は、書籍販売サイトの一例である。ここでは、書籍の内容を紹介する説明文を提示する。説明文は、書誌DBに格納されている固定の説明文である。
非特許文献2は、書棚共有サービスを提供するサイトの一例である。ここでは、読者によって登録された書籍の中の気に入った引用文章を、書棚共有サービス上の書籍紹介ページに掲載するという手段をとっている。読者の引用文章を書籍紹介ページに表示するという行為は、書籍内の魅力的な文章を選択して紹介している為、書籍の書誌として購入に誘導する情報となり、販売促進効果が得られる。
"Amazon(登録商標)"、[online]、Amazon.com,Inc、[平成24年5月14日検索]、インターネット <http://www.amazon.co.jp/> "ブクログ(登録商標)"、[online]、株式会社paperboy&co.[平成24年5月14日検索]、インターネット<http://booklog.jp/>
しかしながら、非特許文献1では、全てのユーザに対して同じ内容の説明文が表示されるため、ユーザの嗜好によって効果にバラつきがあると考えられる。また、非特許文献2では、読者が気に入った文章を引用とするが、心に響く文章は人それぞれである為、これも同一引用文章を同一ユーザに提示することの効果もユーザによってバラつきが起こると考えられる。結局、非特許文献1と非特許文献2の技術を組み合わせて書籍内の文章を引用して単に提示しても、販売促進効果はあまり高くない。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ユーザの嗜好に応じた引用を含む書評情報を提示する書籍販売システム等を提供することである。
前述した課題を解決するための第1の発明は、ネットワークを介してユーザのユーザ端末がサーバに接続される書籍販売システムであって、前記サーバは、ユーザごとに、ユーザによる購入済の書籍に関する参考箇所情報を記憶する参考箇所情報記憶手段と、前記ユーザ端末から特定の書籍に関する書評情報の表示要求を受け付けると、表示要求を指示したユーザと異なる類似ユーザ前記参考箇所情報に基づいて特定し、記憶されている書評情報の中から前記類似ユーザの前記書評情報を選択し、選択された前記書評情報と前記参考箇所情報を前記ユーザ端末に提示する提示手段と、を備え、前記参考箇所情報は、ユーザにより指定される書籍内の引用文章に関する情報であり、前記提示手段は、第1ユーザにより指定される第1引用文章及び前記第1ユーザと異なる第2ユーザにより指定される第2引用文章の重複度合に基づいて前記類似ユーザを特定し、単一の前記第1引用文章に含まれるキーワード及び単一の前記第2引用文章に含まれるキーワードの一致度合が判定閾値以上であれば、単一の前記第1引用文章及び単一の前記第2引用文章が類似文章であると判定し、前記類似文章の数に基づいて前記重複度合を算出することを特徴とする書籍販売システムである。
これによれば、サーバは、ユーザの購入済の書籍に関する引用文章やページ番号などの参考箇所情報を記憶し、ユーザ端末から特定の書籍に関する書評情報の表示要求を受け付けると、表示要求したユーザと嗜好性が近い類似ユーザの参考箇所情報に基づいて、予め記憶されている書評情報の中から類似ユーザの書評情報を選択し、該当するユーザに提示することができる。従って、ユーザの嗜好に応じた書籍の引用箇所と書評情報を提示することができる。その結果、書籍の販売促進効果を向上させることが可能となる。
また、これによれば、書籍内の同一箇所を引用するユーザ同士は嗜好性が近いという仮説に従って、表示要求したユーザと嗜好性が近い類似ユーザを特定し、類似ユーザの書評情報を提示することが可能となる。
また、前記提示手段は、同一書籍において、単一の前記第1引用文章及び単一の前記第2引用文章の重複範囲が判定閾値以上であれば、単一の前記第1引用文章及び単一の前記第2引用文章が同一引用文章であると判定し、前記同一引用文章の数に基づいて前記重複度合を算出することが望ましい。
これによれば、同一書籍からの引用である単一の第1引用文章と単一の第2引用文章が、一字一句全く同じ文章では無い場合にも、同一文章として扱うことができる。これにより、類似ユーザを幅広く検索することが可能になる。
また、これによれば、単一の第1引用文章と単一の第2引用文章が、異なる書籍からの引用であっても、類似文章として扱うことができる。これにより、類似ユーザを幅広く検索することが可能になる。
また、前記提示手段は、同一書籍において、単一の前記第1引用文章及び単一の前記第2引用文章の重複範囲が判定閾値以上であれば、単一の前記第1引用文章及び単一の前記第2引用文章が同一引用文章であると判定し、更に、単一の前記第1引用文章に含まれるキーワード及び単一の前記第2引用文章に含まれるキーワードの一致度合が判定閾値以上であれば、単一の前記第1引用文章及び単一の前記第2引用文章が類似文章であると判定し、前記同一引用文章の数及び前記類似文章の数に基づいて前記重複度合を算出することが望ましい。
これによれば、同一書籍からの引用である単一の第1引用文章と単一の第2引用文章が、一字一句全く同じ文章では無い場合にも、同一文章として扱うことができる。また、単一の第1引用文章と単一の第2引用文章が、異なる書籍からの引用であっても、類似文章として扱うことができる。同一文章の数と類似引用文章の数とを合わせて、表示対象ユーザとの類似性を判断することで、類似ユーザを幅広く検索することが可能になる。
また、前記ユーザ端末は、ユーザから書籍の参考箇所を受け付けて、前記サーバに前記参考箇所情報の登録を要求する参考箇所情報登録要求手段、を備え、前記参考箇所情報記憶手段は、前記ユーザ端末から前記参考箇所情報の登録要求を受け付けると、登録要求を指示したユーザに関する前記参考箇所情報として記憶することが望ましい。
これにより、第1の発明の書評情報を提示する機能は、引用文などの参考箇所情報を収集する機能によって得られるデータを利用することができる。尚、当然ながら、事前に各ユーザに対して参考箇所情報の利用許可を得ておく。
第2の発明は、ネットワークを介してユーザのユーザ端末がサーバに接続される書籍販売システムにおける書籍販売方法であって、前記サーバが、ユーザごとに、ユーザによる購入済の書籍に関する参考箇所情報を記憶するステップと、前記サーバが、前記ユーザ端末から特定の書籍に関する書評情報の表示要求を受け付けるステップと、前記サーバが、表示要求を指示したユーザと異なる類似ユーザ前記参考箇所情報に基づいて特定し、記憶されている書評情報の中から前記類似ユーザの前記書評情報を選択し、選択された前記書評情報と前記参考箇所情報を前記ユーザ端末に提示するステップと、を実行し、前記参考箇所情報は、ユーザにより指定される書籍内の引用文章に関する情報であり、前記提示するステップは、第1ユーザにより指定される第1引用文章及び前記第1ユーザと異なる第2ユーザにより指定される第2引用文章の重複度合に基づいて前記類似ユーザを特定し、単一の前記第1引用文章に含まれるキーワード及び単一の前記第2引用文章に含まれるキーワードの一致度合が判定閾値以上であれば、単一の前記第1引用文章及び単一の前記第2引用文章が類似文章であると判定し、前記類似文章の数に基づいて前記重複度合を算出することを特徴とする書籍販売方法である。
これによれば、サーバは、ユーザの購入済の書籍に関する引用文章やページ番号などの参考箇所情報を記憶し、ユーザ端末から特定の書籍に関する書評情報の表示要求を受け付けると、表示要求したユーザと嗜好性が近い類似ユーザの参考箇所情報に基づいて、予め記憶されている書評情報の中から類似ユーザの書評情報を選択し、該当するユーザに提示することができる。従って、ユーザの嗜好に応じた書籍の引用箇所と書評情報を提示することができる。その結果、書籍の販売促進効果を向上させることが可能となる。
第3の発明は、ネットワークを介してユーザのユーザ端末が接続されるサーバであって、ユーザごとに、ユーザによる購入済の書籍に関する参考箇所情報を記憶する参考箇所情報記憶手段と、前記ユーザ端末から特定の書籍に関する書評情報の表示要求を受け付けると、表示要求を指示したユーザと異なる類似ユーザ前記参考箇所情報に基づいて特定し、記憶されている書評情報の中から前記類似ユーザの前記書評情報を選択し、選択された前記書評情報と前記参考箇所情報を前記ユーザ端末に提示する提示手段と、を備え、前記参考箇所情報は、ユーザにより指定される書籍内の引用文章に関する情報であり、前記提示手段は、第1ユーザにより指定される第1引用文章及び前記第1ユーザと異なる第2ユーザにより指定される第2引用文章の重複度合に基づいて前記類似ユーザを特定し、単一の前記第1引用文章に含まれるキーワード及び単一の前記第2引用文章に含まれるキーワードの一致度合が判定閾値以上であれば、単一の前記第1引用文章及び単一の前記第2引用文章が類似文章であると判定し、前記類似文章の数に基づいて前記重複度合を算出することを特徴とするサーバである。
これによれば、サーバは、ユーザの購入済の書籍に関する引用文章やページ番号などの参考箇所情報を記憶し、ユーザ端末から特定の書籍に関する書評情報の表示要求を受け付けると、表示要求したユーザと嗜好性が近い類似ユーザの参考箇所情報に基づいて、予め記憶されている書評情報の中から類似ユーザの書評情報を選択し、該当するユーザに提示することができる。従って、ユーザの嗜好に応じた書籍の引用箇所と書評情報を提示することができる。その結果、書籍の販売促進効果を向上させることが可能となる。
第4の発明は、コンピュータを、ネットワークを介してユーザのユーザ端末が接続されるサーバとして機能させるためのプログラムであって、ユーザごとに、ユーザによる購入済の書籍に関する参考箇所情報を記憶する参考箇所情報記憶手段、前記ユーザ端末から特定の書籍に関する書評情報の表示要求を受け付けると、表示要求を指示したユーザと異なる類似ユーザ前記参考箇所情報に基づいて特定し、記憶されている書評情報の中から前記類似ユーザの前記書評情報を選択し、選択された前記書評情報と前記参考箇所情報を前記ユーザ端末に提示する提示手段、として機能させ、前記参考箇所情報は、ユーザにより指定される書籍内の引用文章に関する情報であり、前記提示手段は、第1ユーザにより指定される第1引用文章及び前記第1ユーザと異なる第2ユーザにより指定される第2引用文章の重複度合に基づいて前記類似ユーザを特定し、単一の前記第1引用文章に含まれるキーワード及び単一の前記第2引用文章に含まれるキーワードの一致度合が判定閾値以上であれば、単一の前記第1引用文章及び単一の前記第2引用文章が類似文章であると判定し、前記類似文章の数に基づいて前記重複度合を算出する
ためのプログラムである。
これによれば、サーバは、ユーザの購入済の書籍に関する引用文章やページ番号などの参考箇所情報を記憶し、ユーザ端末から特定の書籍に関する書評情報の表示要求を受け付けると、表示要求したユーザと嗜好性が近い類似ユーザの参考箇所情報に基づいて、予め記憶されている書評情報の中から類似ユーザの書評情報を選択し、該当するユーザに提示することができる。従って、ユーザの嗜好に応じた書籍の引用箇所と書評情報を提示することができる。その結果、書籍の販売促進効果を向上させることが可能となる。
本発明によれば、ユーザの嗜好に応じた引用を含む書評情報を提示する書籍販売システム等を提供できる。
本発明における書籍販売システムの全体構成図 サーバ及びユーザ端末のハードウェア構成図 書評情報提示処理の詳細を示すフローチャート 類似ユーザ特定処理の説明例を示す図 サーバが記憶するデータの内容を示す図 書籍購入画面及び引用文章登録画面の一例を示す図 同一引用文章判定処理の詳細を示すフローチャート 同一引用文章判定処理の説明例を示す図 類似文章判定処理の詳細を示すフローチャート 類似文章判定処理の説明例を示す図 同一引用文章による類似ユーザ特定処理を示すフローチャート 類似文章による類似ユーザ特定処理を示すフローチャート 同一引用文章と類似文章による類似ユーザ特定処理を示すフローチャート 書評情報提示画面の一例を示す図
以下図面に基づいて、本発明の実施形態について詳細に説明する。
まず、図1〜図2を参照して本発明の構成を説明する。
図1は、本発明に係る書籍販売システムのシステム構成を示す図である。
図1に示すように、書籍販売システム1は、サーバ2、1又は複数のユーザ端末3がネットワーク4を介して互いに通信接続されて構成される。
本実施の形態では、ネットワーク4を介して各ユーザの購入済書籍の参考箇所情報に基づいて生成された書評情報をユーザに提示する書籍販売サイトにて、本発明に係る書籍販売システム1を利用する例を説明する。
なお、本発明において、参考箇所情報とは、各ユーザが気に入った書籍内の引用文章、各ユーザがしおりを付与した書籍内のページ番号、各ユーザが書籍内で良く読むページ番号などを含むものである。
また、本発明において、書籍とは、文庫本、新書、単行本、雑誌、新聞、洋書、同人誌などを含むが、紙媒体に限定されず、電子化された書籍、雑誌、新聞、洋書などの電子媒体であってもよい。本実施の形態では、説明を簡略化するために電子書籍について例示する。
ユーザ端末3は、書籍販売サイトを利用する会員ユーザが使用するコンピュータであり、Webブラウザがインストールされている。ユーザ端末3はWebブラウザを介して書籍販売サイトのサーバ2へのアクセスが可能となる。ユーザ端末3は、後述する書籍購入画面(図6(a)参照)や引用文章登録画面(図6(b)参照)、書評情報提示画面(図14参照)を利用して、サーバ2との間で、書籍の購入及び引用文章の登録、書評情報の提示に関する種々の処理を実行する。
更に、ユーザ端末3には、電子書籍ビューアがインストールされている。ユーザ端末3は、書籍販売サイトのサーバ2から購入済書籍のデータをダウンロードして、電子書籍ビューアを介して書籍の内容を表示する。電子書籍のコンテンツ形態は、オンラインで閲覧するストリーミング形式であっても良い。電子書籍のコンテンツは、サーバ2と同一のコンピュータに記憶されていても、ネットワーク4と通信接続される専用のコンピュータに記憶されていてもよい。
なお、ユーザ端末3は、汎用的なコンピュータに変えて、電子書籍閲覧端末、デジタルテレビ、携帯電話、モバイル端末、通信機能搭載のゲーム機などで実現することもできる。
サーバ2は、書籍販売サイトのサーバ装置であり、サーバ2が管理する情報は後述(図5参照)する。
次に、図2を参照して、サーバ2、ユーザ端末3として利用されるコンピュータのハードウェア構成を説明する。
コンピュータは、図2に示すように、例えば、制御部10、記憶部11、メディア入出力部12、入力部13、表示部14、通信部15、周辺機器I/F部16等がバス17を介して接続されて構成される。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等により構成される。
CPUは記憶部11、ROM、記憶媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス17を介して接続された各部を駆動制御する。ROMは、コンピュータのブートプログラムやBIOS等のプログラム、データ等を恒久的に保持する。RAMは、ロードしたプログラムやデータを一時的に保持すると共に、制御部10が各処理を行うために使用するワークエリアを備える。
記憶部11は、HDD(Hard Disk Drive)であり、制御部10が実行するプログラムや、プログラム実行に必要なデータ、OS(Operating System)等が格納されている。これらのプログラムコードは、制御部10により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて実行される。
メディア入出力部12は、例えば、HD(Hard Disk)ドライブ、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、PDドライブ、CDドライブ、DVDドライブ、MOドライブ等のメディア入出力装置であり、データの入出力を行う。
入力部13は、データ入力を行い、例えば、キーボード、マウスなどのポインティングデバイス、テンキーなどの入力装置を有する。入力されたデータを制御部10へ出力する。
表示部14は、例えば、液晶パネル、CRTモニタ等のディスプレイ装置と、ディスプレイ装置と連携して表示処理を実行するための論理回路(ビデオアダプタ等)で構成され、制御部10の制御により入力された表示情報をディスプレイ装置上に表示させる。
通信部15は、通威信制御装置、通信ポート等を有し、ネットワーク4との通信を媒介する通信インターフェースであり、通信制御を行う。
周辺機器I/F(インターフェース)部16は、コンピュータに周辺機器を接続させるためのポートであり、周辺機器I/F部16を介してコンピュータは周辺機器とのデータの送受信を行う。周辺機器I/F部16は、USBやIEEE1394やRS−232C等で構成されており、通常複数の周辺機器I/Fを有する。周辺機器との接続形態は有線、無線を問わない。
バス17は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
次に、サーバ2により実行される処理の概要について図3と図4を参照して説明する。
サーバ2には、書籍販売サイトを利用する複数のユーザのユーザ端末3から、ユーザ情報の登録、書籍の購入、引用文章情報の登録が行われているものとする。
サーバ2の制御部10は、図3に示す書評情報提示処理を行って、表示要求したユーザと嗜好性が近いユーザ(以下、類似ユーザと表記)を特定し、類似ユーザに関する引用文章情報に基づいて書評情報を選択して、表示要求したユーザに提示する。
図3に示すように、書評情報提示処理において、サーバ2の制御部10は、ユーザ端末3から送信された特定の書籍の書評情報の表示要求を受信する(ステップS11)。
サーバ2の制御部10は、サーバ2の記憶部11に記憶されている表示要求したユーザの引用文章情報と、表示要求したユーザと異なるユーザの引用文章情報との重複度合を算出し、類似ユーザを特定する(ステップS12)。
図4を参照して、類似ユーザの特定について説明する。
図4に示す例では、サーバ2の記憶部11には、UserAとUserBとUcerCのユーザ情報と、書籍の購入情報と、引用文章情報とが記憶されているものとする。ここでは、UserAが表示要求したユーザであり、UserAの類似ユーザをUserBとUserCの中から特定する。
UserAの書籍購入状況と引用文章32に示すように、UserAはBOOK1とBOOK2とBOOK3とBOOK4を購入済であり、BOOK5を未購入である。BOOK1は書籍IDであり、書籍1冊を表す。引用文章IDは、ユーザが書籍内で指定したページ番号を表す。例えば、UserAはBOOK1の13ページと54ページを指定したことを表す。書籍IDが同一で、引用文章IDが同一であれば、同一の箇所を指定していることを表す。ここでは、UserAのユーザ端末3が、BOOK5の書評情報の表示要求をサーバ2に送信した場合について説明する。
サーバ2はUserAのユーザ端末3から書評情報の表示要求を受信すると、UserAの書籍購入状況と引用文章32とUserBの書籍購入状況と引用文章33とUserCの書籍購入状況と引用文章34を参照して、UserAとUserBの引用文章情報の重複度合と、UserAとUserCの引用文章情報の重複度合を算出する。
まず、UserAとUserBの引用文章情報の重複度合を求める。UserAとUserBの引用文章情報の重複度合は、UserAから見たUserBとの引用単位の重複率(あるいは、重複数)にて算出される。重複率は以下の式(1)にて算出される。重複数としては、式(1)の分子によって表される。
UserAから見たUserB(C)との引用単位の重複率=UserAとUserB(C)の両方が購入した書籍の中で、UserAとUserB(C)の両方が引用した引用文章IDの数/UserAとUserB(C)の両方が購入した書籍の中で、UserAが引用した引用文章IDの数×100%・・・(1)
UserAとUserBはBOOK1とBOOK3を共通して購入している。BOOK1に関しては、UserAは引用文章ID13と引用文章ID54を登録し、UserBは引用文用ID38と引用文章ID100を登録している。BOOK3に関しては、UserAは引用文章ID32と引用文章ID78を登録し、UserBは引用文章ID99を登録している。従って、UserAとUserBの両方が共通して登録した引用文章は無い。以上より式(1)を用いて、UserAから見たUserBの引用単位の重複率、及び重複数はいずれも「0」となる。
続いて、UserAとUserCの引用文章情報の重複度合を求める。
UserAとUserCはBOOK1とBOOK2を共通して購入している。BOOK1に関しては、UserAは引用文章ID13と引用文章ID54を登録し、UserCは引用文章ID13を登録している。BOOK2に関しては、UserAは引用文章ID7を登録し、UserCは引用文章ID7と引用文章ID99を登録している。従って、UserAとUserCの両方が共通して登録した引用文章IDは、BOOK1の引用文章ID13とBOOK2の引用文章ID7である。以上より式(1)を用いて、UserAから見たUserCの引用単位の重複率は「67%」となり、重複数は「2」となる。
UserAから見たUserCの引用単位の重複率(あるいは、重複数)は、UserAから見たUserBの引用単位の重複率(あるいは、重複数)より値が大きいため、UserBよりUserCの方がUserAに嗜好性が近いと判断され、UserAの類似ユーザはUserCと特定される。
以上の説明では、サーバ2は、引用文章情報の重複度合にて類似ユーザを特定するが、購入済書籍の重複度合にて類似ユーザを特定することもできる。
この場合、UserAとUserBの購入書籍の重複度合は、UserAから見たUserBとの書籍単位の重複率(あるいは、重複数)にて算出される。重複率は以下の式(2)にて算出される。重複数としては、式(2)の分子によって表される。
UserAから見たUserB(C)との書籍単位の重複率=UserAとUserB(C)の両方が購入した書籍の数/UserAが購入した書籍の数×100%・・・(2)
UserAとUserBはBOOK1とBOOK3を共通して購入している。従って、式(2)を用いて、UserAから見たUserBの書籍単位の重複率は「50%」となり、重複数は「2」となる。
同様にして、UserAから見たUserCの書籍単位の重複率は「50%」となり、重複数は「2」となる。
式(2)を用いる場合、図4に示す例では、書籍単位の重複率及び重複数が互いに同値であるため、購入済書籍の重複度合によっては類似ユーザを特定することはできない。
次に、図3のステップS13に示すように、サーバ2の制御部10は、類似ユーザの引用文章情報の中から、特定の書籍の引用文章情報を選択する(ステップS13)。サーバ2の制御部10は、表示要求したユーザのユーザ端末3に選択した引用文章情報と引用文章情報に関連付けられた書評情報を送信し、ユーザ端末3は表示部14に受信した引用文章情報と書評情報を提示する(ステップS14)。
図4を参照して、引用文章情報と書評情報の選択及び引用文章と書評情報の提示について説明する。
図4の例で、UserCは、UserAが表示要求したBOOK5を購入済であり、引用文章ID18を登録している。サーバ2の制御部10は、サーバ2の記憶部11に記憶されているUserCの引用文章ID18を、BOOK5の引用文章情報として選択する。
サーバ2の制御部10は、選択した引用文章情報と引用文章情報に関連付けられる書評情報を、UserAのユーザ端末3に送信する。ユーザ端末3は、サーバ2から送信された引用文章情報と書評情報をUserAの書籍紹介画面(図14(a)参照)内に提示する。
次に、サーバ2により実行される処理の詳細について図5〜図14を参照して説明する。
図5にサーバ2にて取り扱うデータの例を示す。
図5に示すように、サーバ2は、書籍販売サイトの会員ユーザに関する情報を記憶するユーザ情報データベース21と、各ユーザが購入した書籍情報を記憶する購入情報データベース22と、各ユーザが登録した引用文章情報を記憶する引用文章情報データベース23と、各ユーザの類似ユーザを記憶する類似ユーザ情報データベース24と、同一引用文章情報を記憶する同一引用文章情報データベース25と、類似文章情報を記憶する類似文章情報データベース26と、を管理する。
図5(a)に示すように、ユーザ情報データベース21は、「ユーザID」、「ユーザ名」等の情報が含まれる。ユーザ情報データベース21は、ユーザが書籍販売サイトに登録した時に作成される。
図5(b)に示すように、購入情報データベース22は、各ユーザが購入した全ての書籍を管理するものであり、「ユーザID」、「書籍ID」等の情報が含まれる。購入情報データベース22は、ユーザが書籍を購入した時に作成される。
図5(c)に示すように、引用文章情報データベース23は、各ユーザが登録した全ての引用文章情報を管理するものであり、「ユーザID」、「書籍ID」、「引用文章ID」、「引用文章の内容」等の情報が含まれる。「引用文章の内容」は、評価対象(購入済の書籍)に対してユーザが指定した引用文章(文字列)やページ番号などである。「書評情報」は、引用文章情報に基いてユーザが記入する書籍の書評である。引用文章情報データベース23は、ユーザが引用文章の登録を要求した時に作成される。
図5(d)に示すように、類似ユーザ情報データベース24は、各ユーザに対する類似ユーザを記憶するものであり、「ユーザID」、「類似ユーザID」等の情報が含まれる。ユーザIDと類似ユーザIDとは、1対1に対応しても、1対複数に対応しても良い。類似ユーザ情報データベース24は、ユーザが特定の書籍の表示要求を指示した時に作成されても、例えば1日1回など定期的に作成されても良い。類似ユーザ情報データベース24は、同一引用文章情報データベース25や類似文章情報データベース26に記憶される情報に基づいて作成される。詳細は後述する。
図5(e)に示すように、同一引用文章情報データベース25は、ユーザが登録を要求した引用文章と、各ユーザから既に登録されている引用文章とが、同一引用文章と判定された場合に作成されるデータベースであり、「第1ユーザID」、「第1引用文章ID」、「第2ユーザID」、「第2引用文章ID」、「書籍ID」等の情報が含まれる。同一引用文章情報データベース25は、引用文章情報データベース23に記憶される情報に基づいて作成される。詳細は後述する。
図5(f)に示すように、類似文章情報データベース26は、ユーザが登録を要求した引用文章と、各ユーザから既に登録されている引用文章とが、類似文章と判定された場合に作成されるデータベースであり、「第1ユーザID」、「第1書籍ID」、「第1引用文章ID」、「第2ユーザID」、「第2書籍ID」、「第2引用文章ID」等の情報が含まれる。類似文章情報データベース26は、引用文章情報データベース23に記憶される情報に基づいて作成される。詳細は後述する。
次に、ユーザ端末3が、サーバ2を介して書籍を購入する手順について、図6(a)を参照して説明する。
ユーザ端末3がサーバ2にログインすると、サーバ2は、ユーザ専用の書籍購入画面30を該当ユーザ端末3に送信する。書籍購入画面30には、ユーザ専用のカート30aが設けられ、書籍検索画面(不図示)を利用して選択された書籍が一覧表示またはサムネイル表示される。また、書籍購入画面30には書籍購入ボタン30bが設けられ、書籍購入ボタン30bがクリックされると、カート30a内の書籍の情報がサーバ2に送信され、カート30a内の書籍購入手続きを行う書籍購入手続き画面(図不示)に移行する。サーバ2は、ユーザ端末3から受信した書籍情報を基にして購入情報データベース22を更新する。
続いて、ユーザ端末3が、書籍内の引用文章をサーバ2に登録する手順について、図6(b)を参照して説明する。
ユーザ端末3は、電子書籍ビューアの引用文章登録画面31を表示する。引用文章登録画面31には、書籍の表示エリア31aが設けられる。ユーザは、電子書籍ビューアのマーカー機能を起動し、書籍の表示エリア31a内の気に入った文章を指定する。図6(b)に示す例であれば、範囲指定されたエリア内の文章が引用文章31bとして指定される。更に、引用文章登録画面31には、引用文章登録ボタン31cが設けられ、引用文章登録ボタン31cがクリックされると、引用文章31bや書籍名などの引用文章情報がサーバ2に送信される。サーバ2は、ユーザ端末3から受信した引用文章情報を基にして引用文章情報データベース23を更新する。
また、ユーザ端末3は、書籍内のページ番号をサーバ2に登録することもできる。
この場合は、ユーザは電子書籍ビューアのしおり付与機能を起動して、気に入ったページ番号を指定し、ユーザ端末3はページ番号をサーバ2に送信する。
また、書籍内のページの表示回数をユーザ端末3の電子書籍ビューアにて計測し、表示回数が多いページはユーザが良く見るページとみなし、ユーザ端末はページ番号をサーバ2に送信してもよい。
図7は、同一引用文章判定処理の詳細を示すフローチャートである。同一引用文章判定処理は、サーバ2がユーザ端末3から引用文章の登録要求を受信した時に実行されても、例えば1日1回など定期的に実行されても良い。
サーバ2の制御部10は、図7、図8に示す同一引用文章判定処理を行って、全ユーザから登録された引用文章に基づいて、同一引用文章情報データベース25を作成する。異なるユーザが、同一書籍内で一字一句全く同じ引用文章を指定するケースは稀であるが、同一引用文章判定処理を行うことで、引用文章の重なる割合が高い場合には、同一引用文章と判断することが可能となる。
なお、引用文章情報データベース23の「引用文章の内容」には引用文章の文字列が格納されているものとする。
また、図7に示す同一引用文章判定処理が実行される前に、登録対象の引用文章情報は、引用文章情報データベース23に登録されているものとする。
サーバ2の制御部10は、ユーザ端末3から引用文章の登録要求を受信すると、引用文章の登録要求をした登録対象のユーザと異なるユーザ、かつ登録対象の書籍と同一の書籍の引用文章を、サーバ2の記憶部11に記憶されている引用文章情報データベース23から取得する(ステップS21)。
サーバ2の制御部10は、登録対象の引用文章と、ステップS21で取得された引用文章(以下、比較対象の引用文章と表記)との重複範囲を算出する(ステップS22)。
図8を参照して、重複範囲の算出について説明する。
図8に示す例では、登録対象の引用文章情報40aの登録対象のユーザ42aはUserAであり、登録対象の書籍43aはBOOK1であり、登録対象の引用文章ID44aは1025である。登録対象の引用文章の内容41aは図8に示す通りである。
また、比較対象の引用文章情報40bの比較対象のユーザ42bはUserCであり、比較対象の書籍43bは登録対象の書籍43aと同一であり、比較対象の引用文章ID44bは1007である。比較対象の引用文章の内容41bは図8に示す通りである。
サーバ2の制御部10は、登録対象の引用文章と比較対象の引用文章との重複範囲を算出する。各文章の重複範囲は、登録対象の引用文章から見た比較対象の引用文章の重複率(あるいは重複文字数)にて算出される。重複率は以下の式(3)にて算出される。重複文字数としては、式(3)の分子によって表される。
登録対象の引用文章から見た比較対象の引用文章の重複率=登録対象の引用文章の内容41aと比較対象の引用文章の内容41bとに共通する文字列の文字数/登録対象の引用文章の内容41aの文字数×100%・・・(3)
次に、サーバ2の制御部10は、ステップS22で算出された重複範囲が判定閾値以上であるか否かを判定する(ステップS23)。重複率にて判定閾値を設ける場合、例えば、判定閾値はα%とする。
以下、重複文字数にて判定閾値を設ける場合について説明する。
判定閾値以上である場合(ステップS23のYes)、サーバ2の制御部10は、登録対象の引用文章情報40aと比較対象の引用文章情報40bを、サーバ2の記憶部11に記憶される同一引用文章情報データベース25に新規登録する。これにより、異なる2つのデータが作成される。
具体的には、1つ目のデータは、第1ユーザIDに登録対象のユーザ42aを登録し、第1引用文章IDに登録対象の引用文章ID44aを登録し、第2ユーザIDに比較対象のユーザ42bを登録し、第2引用文章IDに比較対象の引用文章ID44bを登録し、書籍IDに登録対象の書籍43aを登録する。2つ目のデータは、第1ユーザIDに比較対象のユーザ42bを登録し、第1引用文章IDに比較対象の引用文章ID44bを登録し、第2ユーザIDに登録対象のユーザ42aを登録し、第2引用文章IDに登録対象の引用文章ID44aを登録し、書籍IDには登録対象の書籍43aを登録する。
図8に示す例であれば、1つ目のデータは、第1ユーザIDにUserAを登録し、第1引用文章IDに1025を登録し、第2ユーザIDにUserCを登録し、第2引用文章IDに1007を登録し、書籍IDにBOOK1を登録する。2つ目のデータは、第1ユーザIDにUserCを登録し、第1引用文章IDには1007を登録し、第2ユーザIDにUserAを登録し、第2引用文章IDに1025を登録し、書籍IDにBOOK1を登録する。
一方、判定閾値未満である場合(ステップS23のNo)、サーバ2の制御部10は、データを同一引用文章情報データベース25に登録せずに、ステップS25に進む。
サーバ2の制御部10は、全ての比較対象の引用文章を取得済か否かを確認する(ステップS25)。例えば、図8に示す例であれば、引用文章情報データベース23から、ユーザIDがUserAと異なり、書籍IDがBOOK1である全ての引用文章を取得済か否かを確認する。取得済でない場合(ステップS25のNo)、サーバ2の制御部10は、ステップS21から繰り返す。取得済の場合(ステップS25のYes)、サーバ2の制御部10は、処理を終了する。
図9は、類似文章判定処理の詳細を示すフローチャートである。類似文章判定処理は、サーバ2がユーザ端末3から引用文章の登録要求を受信した時に実行されても、例えば1日1回など定期的に実行されても良い。
サーバ2の制御部10は、図9、図10に示す類似文章判定処理を行って、全ユーザから登録された引用文章に基づいて、類似文章情報データベース26を作成する。同一書籍の引用文章では無い場合にも、類似文章判定処理を行うことで、類似性の高い文章を類似文章と判断することが可能となる。
なお、引用文章情報データベース23の「引用文章の内容」には引用文章の文字列が格納されているものとする。
また、図9に示す類似文章判定処理が実行される前に、登録対象の引用文章情報は、引用文章情報データベース23に登録されているものとする。
サーバ2の制御部10は、ユーザ端末3から引用文章の登録要求を受信すると、引用文章の登録要求をした登録対象のユーザと異なるユーザの引用文章を、サーバ2の記憶部11に記憶されている引用文章情報データベース23から取得する(ステップS31)。
サーバ2の制御部10は、登録対象の引用文章と、ステップS31で取得された引用文章(以下、比較対象の引用文章と表記)との一致度合を算出する(ステップS32)。
図10を参照して、一致度合の算出について説明する。
図10に示す例では、登録対象の引用文章情報(a)の登録対象のユーザ46aはUserAであり、登録対象の書籍47aはBOOK1であり、登録対象の引用文章ID48aは1025である。登録対象の引用文章の内容45aは図10に示す通りである。
また、比較対象の引用文章情報(b)の比較対象のユーザ46bはUserCであり、比較対象の書籍47bはBOOK2であり、比較対象の引用文章ID48bは1007である。比較対象の引用文章の内容45bは図10に示す通りである。
サーバ2の制御部10は、登録対象の引用文章の内容45aと比較対象の引用文章の内容45bとの一致度合を算出する。
図10(c)を参照して、一致度合の算出の詳細について、説明する。
図10(c)に示すように、サーバ2は、登録対象の引用文章の内容45aと比較対象の引用文章の内容45bとに含まれるキーワードを抽出する。具体的には、例えば、登録対象の引用文章の内容45aと比較対象の引用文章の内容45bに対して、形態素解析ソフトウェアであるchasen(茶筅;http://chasen-legacy.sourceforge.jp/)を用いて形態素解析を行う。この場合、サーバ2は、名詞、未知語、記号−アルファベットを抽出し、品詞毎に設定したキーワード生成ルール(例えば、連続して出現した品詞、未知語、記号−アルファベットは連結する等)を適用してキーワードを抽出する。このとき、予め登録されている辞書が参照され、辞書の登録語句に基づいて名詞、未知語、記号―アルファベットが判断される。また、例えば、予め用意されたキーワード候補の辞書を用意し、登録対象の引用文章の内容45aと比較対象の引用文章の内容45bに対して、完全一致検索を行って、一致したキーワードを抽出しても良い。
図10(a)に示す例では、登録対象の引用文章の内容45aからキーワードとして、「ipad」、「魅力」、「シーン」、「発揮」、「キャリア」、「ビジネス」、「パーソン」が抽出され、文章全体のキーワード数は「7」である。図10(b)に示す例では、比較対象の引用文章の内容45bからキーワードとして、「ipad」、「魅力」、「シーン」、「ビジネス」、「活用」が抽出され、文章全体のキーワード数は「5」である。
次に、サーバ2は、登録対象の引用文章の内容45aと比較対象の引用文章の内容45bから抽出されるキーワードについて、一致度合を算出する。各文章の一致度合は、登録対象の引用文章から見た比較対象の引用文章のキーワード一致率(あるいは、キーワード一致数)にて算出される。キーワード一致率は以下の式(4)にて算出される。キーワード一致数としては、式(4)の分子によって表される。
登録対象の引用文章から見た比較対象の引用文章のキーワード一致率=登録対象の引用文章の内容45aと比較対象の引用文章の内容45bとに共通するキーワード数/登録対象の引用文章の内容45aのキーワード数×100%・・・(4)
図10(c)に示す例では、登録対象の引用文章の内容45aと比較対象の引用文章の内容45bとに共通するキーワードの数は「4」である。従って、キーワードの一致率は「57%」となり、キーワードの一致数は「4」となる。
次に、サーバ2の制御部10は、ステップS32で算出された一致度合が判定閾値以上であるか否かを判定する(ステップS33)。キーワード一致率にて判定閾値を設ける場合、例えば、判定閾値はβ%とする。ここでβ%は、同一引用文章判定処理に用いたα%よりも十分高いものとする。
以下、キーワード一致数にて判定閾値を設ける場合について説明する。
判定閾値以上である場合(ステップS33のYes)、サーバ2の制御部10は、登録対象の引用文章情報(a)と比較対象の引用文章情報(b)を、サーバ2の記憶部11に記憶される類似文章情報データベース26に新規登録する。これにより、異なる2つのデータが作成される。
具体的には、1つ目のデータは、第1ユーザIDに登録対象のユーザ46aを登録し、第1書籍IDに登録対象の書籍47aを登録し、第1引用文章IDに登録対象の引用文章ID48aを登録し、第2ユーザIDに比較対象のユーザ46bを登録し、第2書籍IDに比較対象の書籍47bを登録し、第2引用文章IDに比較対象の引用文章ID48bを登録する。2つ目のデータは、第1ユーザIDに比較対象のユーザ46bを登録し、第1書籍IDに比較対象の書籍47bを登録し、第1引用文章IDに比較対象の引用文章ID48bを登録し、第2ユーザIDに登録対象のユーザ46aを登録し、第2書籍IDに登録対象の書籍47aを登録し、第2引用文章IDに登録対象の引用文章ID48aを登録する。
図10に示す例であれば、1つ目のデータは、第1ユーザIDにUserAを登録し、第1書籍IDにBOOK1を登録し、第1引用文章IDに1082を登録し、第2ユーザIDにUserCを登録し、第2書籍IDにBOOK2を登録し、第2引用文章IDに2014を登録する。2つ目のデータは、第1ユーザIDにUserCを登録し、第1書籍IDにBOOK2を登録し、第1引用文章IDに2014を登録し、第2ユーザIDにUserAを登録し、第2書籍IDにBOOK1を登録し、第2引用文章IDに1082を登録する。
一方、判定閾値未満である場合(ステップS33のNo)、サーバ2の制御部10は、データを類似文章情報データベース26に登録せずに、ステップS35に進む。
サーバ2の制御部10は、全ての比較対象の引用文章を取得済か否かを確認する(ステップS35)。例えば、図10に示す例であれば、引用文章情報データベース23から、ユーザIDがUserAと異なる全ての引用文章を取得済か否かを確認する。取得済でない場合(ステップS35のNo)、サーバ2の制御部10は、ステップS31から繰り返す。取得済の場合(ステップS35のYes)、サーバ2の制御部10は、処理を終了する。
図11は、同一引用文章による類似ユーザ特定処理を示すフローチャートである。類似ユーザ特定処理は、サーバ2がユーザ端末3から特定の書籍の表示要求を受信した時に実行されても、例えば1日1回など定期的に実行されても良い。
サーバ2の制御部10は、図11に示す類似ユーザ特定処理を行って、同一引用文章情報データベース25に基づいて、類似ユーザ情報データベース24を更新する。
サーバ2の制御部10は、ユーザ端末3から特定の書籍の表示要求を受信すると、サーバ2の記憶部11に記憶される同一引用文章情報データベース25の中から、第1ユーザIDが、表示要求したユーザと一致するデータを検索する(ステップS41)。
サーバ2の制御部10は、ステップS41にて検索されたデータについて、第2ユーザIDごとにデータ件数を算出する(ステップS42)。第2ユーザIDごとのデータ件数は、表示要求したユーザと、表示要求したユーザと異なるユーザとの同一引用文章の重複数として求めることができる。同一引用文章の重複率は、購入情報データベース22や、引用文章情報データベース23を参照することで、同様に求めることができる。
サーバ2の制御部10は、同一引用文章の重複数(あるいは、重複率)に基づいて、類似ユーザを特定し(ステップS43)、サーバ2の記憶部11に記憶されている類似ユーザ情報データベース24を更新する。具体的には、表示要求したユーザを類似ユーザ情報データベース24の「ユーザID」に登録し、同一引用文章の重複数が多い第2ユーザIDを「類似ユーザID」に登録する。登録する類似ユーザは、1であっても、複数であっても良い。
図12は、類似文章による類似ユーザ特定処理を示すフローチャートである。類似ユーザ特定処理は、サーバ2がユーザ端末3から特定の書籍の表示要求を受信した時に実行されても、例えば1日1回など定期的に実行されても良い。
サーバ2の制御部10は、図12に示す類似ユーザ特定処理を行って、類似文章情報データベース26に基づいて、類似ユーザ情報データベース24を更新する。
サーバ2の制御部10は、ユーザ端末3から特定の書籍の表示要求を受信すると、サーバ2の記憶部11に記憶される類似文章情報データベース26の中から、第1ユーザIDが、表示要求したユーザと一致するデータを検索する(ステップS51)。
サーバ2の制御部10は、ステップS51にて検索されたデータについて、第2ユーザIDごとにデータ件数を算出する(ステップS52)。第2ユーザIDごとのデータ件数は、表示要求したユーザと、表示要求したユーザと異なるユーザとの類似文章の重複数として求めることができる。類似文章の重複率は、購入情報データベース22や、引用文章情報データベース23を参照することで、同様に求めることができる。
サーバ2の制御部10は、類似文章の重複数(あるいは、重複率)に基づいて類似ユーザを特定し(ステップS53)、サーバ2の記憶部11に記憶されている類似ユーザ情報データベース24を更新する。具体的には、表示要求したユーザを類似ユーザ情報データベース24の「ユーザID」に登録し、類似文章の重複数が多い第2ユーザIDを「類似ユーザID」に登録する。登録する類似ユーザは、1であっても、複数であっても良い。
図13は、同一引用文章と類似文章による類似ユーザ特定処理を示すフローチャートである。類似ユーザ特定処理は、サーバ2がユーザ端末3から特定の書籍の表示要求を受信した時に実行されても、例えば1日1回など定期的に実行されても良い。
サーバ2の制御部10は、図13に示す類似ユーザ特定処理を行って、同一引用文章情報データベース25と類似文章情報データベース26に基づいて、類似ユーザ情報データベース24を更新する。
サーバ2の制御部10は、ユーザ端末3から特定の書籍の表示要求を受信すると、サーバ2の記憶部11に記憶される同一引用文章情報データベース25の中から、第1ユーザIDが、表示要求したユーザと一致するデータを検索する(ステップS61)。
サーバ2の制御部10は、ステップS61にて検索されたデータについて、第2ユーザIDごとにデータ件数を算出する(ステップS62)。第2ユーザIDごとのデータ件数は、表示要求したユーザと、表示要求したユーザと異なるユーザとの同一引用文章の重複数として求めることができる。
サーバ2の制御部10は、サーバ2の記憶部11に記憶される類似文章情報データベース26の中から、第1ユーザIDが、表示要求したユーザと一致するデータを検索する(ステップS63)。
サーバ2の制御部10は、ステップS63にて検索されたデータについて、第2ユーザIDごとにデータ件数を算出する(ステップS64)。第2ユーザIDごとのデータ件数は、表示要求したユーザと、表示要求したユーザと異なるユーザとの類似文章の重複数として求めることができる。
サーバ2の制御部10は、同一引用文章の重複数と類似文章の重複数とから、重み付けの値を算出し、重み付けの値に基づいて、類似ユーザを特定する(ステップS65)。同一書籍を購入したユーザ同士の方が、異なる書籍を購入したユーザ同士よりも嗜好性が近いとみなし、同一引用文章の重複数に大きい重みを付ける。重み付けの値は、以下の式(5)にて算出される。
Z=aX+bY・・・(5)
(Z=重み付けの値、X=同一引用文章の重複数、Y=類似文章の重複数、a、bは重み付けの定数(a>b))
サーバ2の制御部10は、式(5)を用いて、第2ユーザIDごとの重み付けの値を算出し、これに基づいて類似ユーザを特定し、サーバ2の記憶部11に記憶されている類似ユーザ情報データベース24を更新する。具体的には、表示要求したユーザを類似ユーザ情報データベース24の「ユーザID」に登録し、重み付けの値が大きい第2ユーザIDを「類似ユーザID」に登録する。登録する類似ユーザは、1であっても、複数であっても良い。
図11〜図13で示される類似ユーザ特定処理は、いずれかが選択的に実行されてもよい。例えば、図11で示される同一引用文章の重複数が、異なる第2ユーザID同士で同一の値であった場合に、図13で示される処理が実行されて、類似ユーザが特定されてもよい。
サーバ2は、類似ユーザ情報データベース24に基づいて、表示要求したユーザの類似ユーザを検索し、類似ユーザが登録した引用文章を、引用文章情報データベース23から抽出する。サーバ2は、抽出された引用文章の中から、表示要求した書籍の引用文章を選択し、引用文章と引用文章に関連付けられている書評情報を該当するユーザ端末3に送信する。
ユーザ端末3は、サーバ2から送信された書評情報を書評情報提示画面(図14参照)内に提示する。
抽出された引用文章が複数である場合には、サーバ2は、引用文章の優先順位を設けて、一部の引用文章だけを選択してもよい。優先順位としては、例えば、表示要求したユーザの引用文章に含まれるキーワードを多く含む引用文章だけを提示することや、引用文章のページ番号が若い順に選択して提示することなどが挙げられる。
尚、ユーザ端末3は、登録対象の書籍の引用文章情報と書評情報に加えて、書籍の論評や感想などを登録することもできる。その場合、サーバ2は、類似ユーザによって登録された評論や感想を選択し、書評情報として該当するユーザ端末3に送信する。
図14に、書籍紹介画面5の一例を示す。
図14(a)はUserAが表示要求した書籍6aの書評情報提示画面5aである。図14(b)はUserBが表示要求した書籍6bの書評情報提示画面5bである。書籍紹介画面5aには、引用文章情報7aと書評情報8aが配置され、書籍紹介画面5bには、引用文章情報7bと書評情報8bが配置される。UserAとUserBが表示要求した書籍6は同一書籍であるが、書評情報9は異なる。なお、引用文章情報7a、7bは、引用文章情報データベース23の「引用文章の内容」が文字列である場合の例である。
図14(c)はUserCが表示要求した書籍6cの書籍紹介画面5cである。図14(d)はUserDが表示要求した書籍6dの書籍紹介画面5dである。書籍紹介画面5c、5dには、それぞれ引用文章情報7と書評情報8が配置される。UserCとUserDが表示要求した書籍6は同一書籍であるが、引用文章情報7と書評情報8は異なる。なお、引用文章情報7c、7dは、引用文章情報データベース23の「引用文章の内容」がページ番号である場合の例である。
以上説明したように、書籍販売システムは、サーバ2とユーザ端末3とがネットワーク4を介して通信接続され、ユーザ端末3からサーバ2に購入書籍に対する引用文章情報の登録要求が送信されると、サーバ2はユーザが指定した引用文章情報を引用文章情報データベース23に登録する。サーバ2は、登録対象の引用文章に基づいて引用文章情報データベース23に記憶している引用文章を抽出し、登録対象の引用文章と比較し、同一引用文章情報データベース25と類似文章情報データベース26を作成する。
ユーザ端末3からサーバ2に特定の書籍の書評情報の表示要求が送信されると、サーバ2は表示要求したユーザの類似ユーザを特定する。類似ユーザを特定する手段としては、同一引用文章情報データベース25を用いる手段、類似文章情報データベース26を用いる手段、同一引用文章情報データベース25と類似文章情報データベース26の両方を用いる手段があり、いずれかの組み合わせで用いても、いずれか1つの手段を用いてもよい。サーバ2は、特定された類似ユーザを類似ユーザ情報データベース24に登録する。サーバ2は、類似ユーザ情報データベース24に基づいて、表示要求したユーザの類似ユーザを検索し、類似ユーザが登録した引用文章を、引用文章情報データベース23から抽出する。サーバ2は、抽出された引用文章の中から、表示要求した書籍の引用文章を選択し、引用文章に関連付けられた書評情報を該当するユーザ端末3に提示する。
従って、ユーザの嗜好に応じた書籍内の引用文章と書評情報を提示できるようになる。その結果、書籍の販売促進効果を向上させることが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係る書籍販売システム等の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1………書籍販売システム
2………サーバ
3………ユーザ端末
4………ネットワーク
5………書籍紹介画面
7………引用文章情報
8………書評情報
10………制御部
11………記憶部
12………メディア入出力部
13………入力部
14………表示部
15………通信部
16………周辺機器I/F部
21………ユーザ情報データベース
22………購入情報データベース
23………引用文章情報データベース
24………類似ユーザ情報データベース
25………同一引用文章情報データベース
26………類似文章情報データベース
30………書籍購入画面
31………引用文章登録画面
32………UserAの書籍購入状況と引用文章
33………UserBの書籍購入状況と引用文章
34………UserCの書籍購入状況と引用文章
40………引用文章情報
41、45………引用文章の内容

Claims (6)

  1. ネットワークを介してユーザのユーザ端末がサーバに接続される書籍販売システムであって、
    前記サーバは、
    ユーザごとに、ユーザによる購入済の書籍に関する参考箇所情報を記憶する参考箇所情報記憶手段と、
    前記ユーザ端末から特定の書籍に関する書評情報の表示要求を受け付けると、表示要求を指示したユーザと異なる類似ユーザ前記参考箇所情報に基づいて特定し、記憶されている書評情報の中から前記類似ユーザの前記書評情報を選択し、選択された前記書評情報と前記参考箇所情報を前記ユーザ端末に提示する提示手段と、
    を備え
    前記参考箇所情報は、ユーザにより指定される書籍内の引用文章に関する情報であり、
    前記提示手段は、
    第1ユーザにより指定される第1引用文章及び前記第1ユーザと異なる第2ユーザにより指定される第2引用文章の重複度合に基づいて前記類似ユーザを特定し、
    単一の前記第1引用文章に含まれるキーワード及び単一の前記第2引用文章に含まれるキーワードの一致度合が判定閾値以上であれば、単一の前記第1引用文章及び単一の前記第2引用文章が類似文章であると判定し、前記類似文章の数に基づいて前記重複度合を算出する
    ことを特徴とする書籍販売システム。
  2. 前記提示手段は、同一書籍において、単一の前記第1引用文章及び単一の前記第2引用文章の重複範囲が判定閾値以上であれば、単一の前記第1引用文章及び単一の前記第2引用文章が同一引用文章であると判定し、前記同一引用文章の数に基づいて前記重複度合を算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の書籍販売システム。
  3. 前記ユーザ端末は、
    ユーザから書籍の参考箇所を受け付けて、前記サーバに前記参考箇所情報の登録を要求する参考箇所情報登録要求手段、
    を備え、
    前記参考箇所情報記憶手段は、前記ユーザ端末から前記参考箇所情報の登録要求を受け付けると、登録要求を指示したユーザに関する前記参考箇所情報として記憶する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の書籍販売システム。
  4. ネットワークを介してユーザのユーザ端末がサーバに接続される書籍販売システムにおける書籍販売方法であって、
    前記サーバが、ユーザごとに、ユーザによる購入済の書籍に関する参考箇所情報を記憶するステップと、
    前記サーバが、前記ユーザ端末から特定の書籍に関する書評情報の表示要求を受け付けるステップと、
    前記サーバが、表示要求を指示したユーザと異なる類似ユーザ前記参考箇所情報に基づいて特定し、記憶されている書評情報の中から前記類似ユーザの前記書評情報を選択し、選択された前記書評情報と前記参考箇所情報を前記ユーザ端末に提示するステップと、
    を実行し、
    前記参考箇所情報は、ユーザにより指定される書籍内の引用文章に関する情報であり、
    前記提示するステップは、
    第1ユーザにより指定される第1引用文章及び前記第1ユーザと異なる第2ユーザにより指定される第2引用文章の重複度合に基づいて前記類似ユーザを特定し、
    単一の前記第1引用文章に含まれるキーワード及び単一の前記第2引用文章に含まれるキーワードの一致度合が判定閾値以上であれば、単一の前記第1引用文章及び単一の前記第2引用文章が類似文章であると判定し、前記類似文章の数に基づいて前記重複度合を算出する
    ことを特徴とする書籍販売方法。
  5. ネットワークを介してユーザのユーザ端末が接続されるサーバであって、
    ユーザごとに、ユーザによる購入済の書籍に関する参考箇所情報を記憶する参考箇所情報記憶手段と、
    前記ユーザ端末から特定の書籍に関する書評情報の表示要求を受け付けると、表示要求を指示したユーザと異なる類似ユーザ前記参考箇所情報に基づいて特定し、記憶されている書評情報の中から前記類似ユーザの前記書評情報を選択し、選択された前記書評情報と前記参考箇所情報を前記ユーザ端末に提示する提示手段と、
    を備え
    前記参考箇所情報は、ユーザにより指定される書籍内の引用文章に関する情報であり、
    前記提示手段は、
    第1ユーザにより指定される第1引用文章及び前記第1ユーザと異なる第2ユーザにより指定される第2引用文章の重複度合に基づいて前記類似ユーザを特定し、
    単一の前記第1引用文章に含まれるキーワード及び単一の前記第2引用文章に含まれるキーワードの一致度合が判定閾値以上であれば、単一の前記第1引用文章及び単一の前記第2引用文章が類似文章であると判定し、前記類似文章の数に基づいて前記重複度合を算出する
    ことを特徴とするサーバ。
  6. コンピュータを、ネットワークを介してユーザのユーザ端末が接続されるサーバとして機能させるためのプログラムであって、
    ユーザごとに、ユーザによる購入済の書籍に関する参考箇所情報を記憶する参考箇所情報記憶手段、
    前記ユーザ端末から特定の書籍に関する書評情報の表示要求を受け付けると、表示要求を指示したユーザと異なる類似ユーザ前記参考箇所情報に基づいて特定し、記憶されている書評情報の中から前記類似ユーザの前記書評情報を選択し、選択された前記書評情報と前記参考箇所情報を前記ユーザ端末に提示する提示手段、
    として機能させ
    前記参考箇所情報は、ユーザにより指定される書籍内の引用文章に関する情報であり、
    前記提示手段は、
    第1ユーザにより指定される第1引用文章及び前記第1ユーザと異なる第2ユーザにより指定される第2引用文章の重複度合に基づいて前記類似ユーザを特定し、
    単一の前記第1引用文章に含まれるキーワード及び単一の前記第2引用文章に含まれるキーワードの一致度合が判定閾値以上であれば、単一の前記第1引用文章及び単一の前記第2引用文章が類似文章であると判定し、前記類似文章の数に基づいて前記重複度合を算出する
    ためのプログラム。
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