JP5964076B2 - スライド弁、及びこれを備えているガスタービン - Google Patents
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Description
第一開口が形成されている弁ケーシングと、第二開口が形成され、前記第一開口と該第二開口とが連通している開状態と該第一開口が塞がっている閉状態とに変位可能に、前記弁ケーシングの内面に接触しつつ移動するスライド板と、前記スライド板を前記弁ケーシングに押付ける押付機構と、を備え、
前記押付機構は、前記スライド板の移動方向に広がった押付面が形成されているパッドと、前記パッドの前記押付面を前記スライド板に接触させ、且つ該スライド板が前記弁ケーシングの前記内面に接触する接触側に、該パッドを該スライド板に対して押し付けるバネと、を有することを特徴とする。
前記スライド弁において、前記パッドの前記押付面を含む部分と、該パッドが接触する前記スライド板の摺接面を含む部分とのうち、一方の部分がクロム及びタングステンを含むコバルト基合金で形成され、他方の部分がカーバイドで形成されていていることを特徴とする。
以上のいずれかの前記スライド弁において、前記スライド板は、スライド板本体と、前記摺接面を含む部分を成すライナーと、該ライナーを前記スライド板本体に着脱可能に固定する固定具と、を有していることを特徴とする。
以上のいずれかの前記ススライド弁において、前記押付機構は、前記パッドを保持する保持体と、弁ケーシングに固定され、該保持体を支える支持体と、を有し、前記バネは、該バネの弾性方向における一方の端部が前記保持体で受けられ、他方の端部が前記支持体で受けられて、該保持体を前記接触側に押し、前記支持体には、前記保持体の外周面に接触して、該保持体の前記接触側への移動を案内するガイド面が形成されていることを特徴とする。
以上のいずれかの前記ススライド弁において、前記バネは、前記スライド板に対して並列配置された複数のコイルバネであり、前記押付機構は、複数の前記コイルバネ毎に、当該コイルバネの弾性力を調節する弾性力調節具を有することを特徴とする。
以上のいずれかの前記スライド弁と、空気を圧縮して圧縮空気を生成する圧縮機と、燃料を圧縮空気に混合して燃焼させ燃焼ガスを生成する複数の燃焼器と、燃焼ガスにより駆動するタービンと、を備え、前記タービンは、前記燃焼ガスにより回転するロータと、該ロータを回転可能に支持するケーシングとを有し、複数の前記燃焼器は、前記ロータの回転軸線を中心として、周方向に並んで前記タービンの前記ケーシングに設けられ、前記燃焼器は、前記燃焼ガスを前記ロータの動翼に導く尾筒を有し、該尾筒には、前記圧縮機からの圧縮空気を該尾筒内に導くバイパス管が接続され、前記スライド弁の前記弁ケーシングは、前記回転軸線を中心として環状を成し、複数の前記燃焼器毎の前記バイパス管の開口と連通した前記第一開口が形成され、前記スライド弁の前記スライド板は、前記回転軸線を中心として環状を成し、前記弁ケーシングの複数の前記第一開口に対応付けられている複数の第二開口が形成され、該弁ケーシングに対して前記周方向に移動可能に設けられていることを特徴とする。
支持体85のカバー部86は、弁ケーシング41内に配置されたスライド板60の非接触側Suに、保持体71を収納する収納空間Hを確保しつつ、前述したように、この保持体71を覆うものである。支持体85のガイド部87には、収納空間H内に配置された保持体71の外周面に接触して、この保持体71の移動をガイドするガイド面87gが形成されている。なお、ここでの保持体71の外周面とは、スライド板本体61の厚さ方向Tに対して垂直な各方向を向く面、つまり、この厚さ方向Tに広がっている面である。したがって、ガイド部87のガイド面87gも、この厚さ方向Tに広がっている。
Claims (9)
- 第一開口が形成されている弁ケーシングと、
第二開口が形成され、前記第一開口と該第二開口とが連通している開状態と該第一開口が塞がっている閉状態とに変位可能に、前記弁ケーシングの内面に接触しつつ移動するスライド板と、
前記スライド板を前記弁ケーシングに押付ける押付機構と、
を備え、
前記押付機構は、
前記スライド板の移動方向に広がった押付面が形成されているパッドと、
前記パッドの前記押付面を前記スライド板に接触させ、且つ該スライド板が前記弁ケーシングの前記内面に接触する接触側に、該パッドを該スライド板に対して押し付けるバネと、
を有し、
前記パッドの前記押付面を含む部分と、該パッドが接触する前記スライド板の摺接面を含む部分とのうち、一方の部分がクロム及びタングステンを含むコバルト基合金で形成され、他方の部分がカーバイドで形成されている、
ことを特徴とするスライド弁。 - 第一開口が形成されている弁ケーシングと、
第二開口が形成され、前記第一開口と該第二開口とが連通している開状態と該第一開口が塞がっている閉状態とに変位可能に、前記弁ケーシングの内面に接触しつつ移動するスライド板と、
前記スライド板を前記弁ケーシングに押付ける押付機構と、
を備え、
前記押付機構は、
前記スライド板の移動方向に広がった押付面が形成されているパッドと、
前記パッドの前記押付面を前記スライド板に接触させ、且つ該スライド板が前記弁ケーシングの前記内面に接触する接触側に、該パッドを該スライド板に対して押し付けるバネと、
を有し、
前記スライド板は、スライド板本体と、前記パッドが接触する該スライド板の摺接面を含む部分を成すライナーと、該ライナーを前記スライド板本体に着脱可能に固定する固定具と、を有する、
ことを特徴とするスライド弁。 - 第一開口が形成されている弁ケーシングと、
第二開口が形成され、前記第一開口と該第二開口とが連通している開状態と該第一開口が塞がっている閉状態とに変位可能に、前記弁ケーシングの内面に接触しつつ移動するスライド板と、
前記スライド板を前記弁ケーシングに押付ける押付機構と、
を備え、
前記押付機構は、
前記スライド板の移動方向に広がった押付面が形成されているパッドと、
前記パッドの前記押付面を前記スライド板に接触させ、且つ該スライド板が前記弁ケーシングの前記内面に接触する接触側に、該パッドを該スライド板に対して押し付けるバネと、
前記パッドを保持する保持体と、
弁ケーシングに固定され、該保持体を支える支持体と、を有し、
前記バネは、該バネの弾性方向における一方の端部が前記保持体で受けられ、他方の端部が前記支持体で受けられて、該保持体を前記接触側に押し、
前記支持体には、前記保持体の外周面に接触して、該保持体の前記接触側への移動をガイドするガイド面が形成されている、
ことを特徴とするスライド弁。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載のスライド弁において、
前記バネは、コイルバネである、
ことを特徴とするスライド弁。 - 第一開口が形成されている弁ケーシングと、
第二開口が形成され、前記第一開口と該第二開口とが連通している開状態と該第一開口が塞がっている閉状態とに変位可能に、前記弁ケーシングの内面に接触しつつ移動するスライド板と、
前記スライド板を前記弁ケーシングに押付ける押付機構と、
を備え、
前記押付機構は、
前記スライド板の移動方向に広がった押付面が形成されているパッドと、
前記パッドの前記押付面を前記スライド板に接触させ、且つ該スライド板が前記弁ケーシングの前記内面に接触する接触側に、該パッドを該スライド板に対して押し付けるバネと、
を有し、
前記バネは、前記スライド板に対して並列配置された複数のコイルバネであり、
前記押付機構は、複数の前記コイルバネ毎に、当該コイルバネの弾性力を調節する弾性力調節具を有する、
ことを特徴とするスライド弁。 - 請求項1、2、5のいずれか一項に記載のスライド弁において、
前記押付機構は、前記パッドを保持する保持体と、弁ケーシングに固定され、該保持体を支える支持体と、を有し、
前記バネは、該バネの弾性方向における一方の端部が前記保持体で受けられ、他方の端部が前記支持体で受けられて、該保持体を前記接触側に押し、
前記支持体には、前記保持体の外周面に接触して、該保持体の前記接触側への移動をガイドするガイド面が形成されている、
ことを特徴とするスライド弁。 - 請求項1から6のいずれか一項に記載のスライド弁において、
前記弁ケーシング及び前記スライド板は、いずれも、該弁ケーシングに対する該スライド板の相対移動方向に延び、
前記弁ケーシングには、前記相対移動方向に並ぶ複数の前記第一開口が形成され、
前記スライド板には、前記相対移動方向に並ぶ複数の前記第二開口が形成されている、
ことを特徴とするスライド弁。 - スライド弁と、空気を圧縮して圧縮空気を生成する圧縮機と、燃料を圧縮空気に混合して燃焼させ燃焼ガスを生成する複数の燃焼器と、燃焼ガスにより駆動するタービンと、を備え、
前記スライド弁は、第一開口が形成されている弁ケーシングと、第二開口が形成され、前記第一開口と該第二開口とが連通している開状態と該第一開口が塞がっている閉状態とに変位可能に、前記弁ケーシングの内面に接触しつつ移動するスライド板と、前記スライド板を前記弁ケーシングに押付ける押付機構と、を備え、
前記押付機構は、前記スライド板の移動方向に広がった押付面が形成されているパッドと、前記パッドの前記押付面を前記スライド板に接触させ、且つ該スライド板が前記弁ケーシングの前記内面に接触する接触側に、該パッドを該スライド板に対して押し付けるバネと、を有し、
前記弁ケーシング及び前記スライド板は、いずれも、該弁ケーシングに対する該スライド板の相対移動方向に延び、前記弁ケーシングには、前記相対移動方向に並ぶ複数の前記第一開口が形成され、前記スライド板には、前記相対移動方向に並ぶ複数の前記第二開口が形成され、
前記タービンは、前記燃焼ガスにより回転するロータと、該ロータを回転可能に支持するケーシングとを有し、
複数の前記燃焼器は、前記ロータの回転軸線を中心として、周方向に並んで前記タービンの前記ケーシングに設けられ、
前記燃焼器は、前記燃焼ガスを前記ロータの動翼に導く尾筒を有し、該尾筒には、前記圧縮機からの圧縮空気を該尾筒内に導くバイパス管が接続され、
前記スライド弁の前記弁ケーシングは、前記回転軸線を中心として環状を成し、複数の前記燃焼器毎の前記バイパス管の開口と連通した前記第一開口が形成され、
前記スライド弁の前記スライド板は、前記回転軸線を中心として環状を成し、前記弁ケーシングの複数の前記第一開口に対応付けられている複数の第二開口が形成され、該弁ケーシングに対して前記周方向に移動可能に設けられている、
ことを特徴とするガスタービン。 - 請求項7に記載のスライド弁と、空気を圧縮して圧縮空気を生成する圧縮機と、燃料を圧縮空気に混合して燃焼させ燃焼ガスを生成する複数の燃焼器と、燃焼ガスにより駆動するタービンと、を備え、
前記タービンは、前記燃焼ガスにより回転するロータと、該ロータを回転可能に支持するケーシングとを有し、
複数の前記燃焼器は、前記ロータの回転軸線を中心として、周方向に並んで前記タービンの前記ケーシングに設けられ、
前記燃焼器は、前記燃焼ガスを前記ロータの動翼に導く尾筒を有し、該尾筒には、前記圧縮機からの圧縮空気を該尾筒内に導くバイパス管が接続され、
前記スライド弁の前記弁ケーシングは、前記回転軸線を中心として環状を成し、複数の前記燃焼器毎の前記バイパス管の開口と連通した前記第一開口が形成され、
前記スライド弁の前記スライド板は、前記回転軸線を中心として環状を成し、前記弁ケーシングの複数の前記第一開口に対応付けられている複数の第二開口が形成され、該弁ケーシングに対して前記周方向に移動可能に設けられている、
ことを特徴とするガスタービン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012039576A JP5964076B2 (ja) | 2012-02-27 | 2012-02-27 | スライド弁、及びこれを備えているガスタービン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012039576A JP5964076B2 (ja) | 2012-02-27 | 2012-02-27 | スライド弁、及びこれを備えているガスタービン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2013174317A JP2013174317A (ja) | 2013-09-05 |
JP5964076B2 true JP5964076B2 (ja) | 2016-08-03 |
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ID=49267389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012039576A Active JP5964076B2 (ja) | 2012-02-27 | 2012-02-27 | スライド弁、及びこれを備えているガスタービン |
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JPS56104662U (ja) * | 1980-01-14 | 1981-08-15 | ||
JP2003004233A (ja) * | 2001-06-26 | 2003-01-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 圧縮空気のバイパス弁、およびガスタービン |
-
2012
- 2012-02-27 JP JP2012039576A patent/JP5964076B2/ja active Active
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