JP5958899B2 - 船舶用携帯形昼間信号灯 - Google Patents

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本発明は、照明機器に係わり、特に光を所要の方向に照射する照明装置に関する。
従来の船舶用携帯形昼間信号灯は、主に光源として白熱電球やハロゲンランプを使用し、反射鏡等で所要の方向に照射させる構造であるとともに、光の明滅で信号を送出できる構造を有している。
これらを従来例である図3を用いて説明する。
灯体6内部に光源として、この場合はハロゲンランプ5があり、グリップ7にある点灯スイッチ8を押すと点灯する。また、トリガー9を引くと連動する作動軸12とレバー13により、ハロゲンランプ5を覆っていたシャッタ10が開く機構となっていた。これらにより、点灯スイッチ8を押した状態でも、シャッタ10が閉まっていれば、ハロゲンランプ5の光は遮光されているが、トリガー9を引くとシャッタ10が開き、ハロゲンランプ5の光が照射されるのである。この機構でトリガー9の引き戻しを繰り返して、光の明滅を行うものであった。これは、先行技術文献として非特許文献1に示されているものである。
舶用品要覧(初版) 一般財団法人 日本舶用検定協会著 発行日:平成4年8月25日 376ページ
船舶用携帯形昼間信号灯の機能である光の明滅による信号の送出について、光源である白熱電球やハロゲンランプで、電源を入り切りして明滅を短時間で繰り返す使い方をすると、極端な寿命の低下や故障を招くという大きな欠点があった。このために、シャッタ機構を付加せざるを得ないという欠点があった。さらに、この複雑な機構を携帯して使用する目的の小型の灯体内に付加することで、質量増加や構造の複雑化等をともなう欠点もあった。また、このシャッタ操作の構造が、例えば従来例図3の場合では、作動軸が灯体を貫通して動くので防水性を高めることが難しいという欠点もあった。
また、船舶用携帯形昼間信号灯は、2時間以上の連続点灯が要求されており、それを満たすために、光源の電源として灯体とは別に蓄電池をも携帯して行動することになり、質量の更なる増加となる欠点ばかりか、さまざまな行動に少なからず障害を生じる欠点ともなっていた。
これらの課題の解決の手段として、現在では光源にLEDを使用することが容易に考えられるが、ただ単にLEDをこれらの光源に置き換えただけでは要求された光度を満たせない欠点がある。またLEDのほとんどの発光素子は、ほぼ角形で、これを集中照射させると角形の照射パターンとなり、従来の照明機器の様に、照射される光の中央に最高光度があり周囲に広がるほぼ円形の照射パターンにならないという欠点もある。
本発明の目的は、LEDを光源として使用し、LED1個でも要求された光度が得られるとともに、従来の照射パターンと同様な中央に最高光度があり周囲に広がっていく円形のものにでき、携帯に容易な照明装置を提供することにある。
LEDを使用することで、直接電源の入り切りで明滅を行い信号の送出を達成するばかりでなく、LEDの光を入射し他端面で照射する円形断面の光導体を用いること、その入射端面の大きさをLEDの発光素子の全てが入るのに十分で最小の大きさにすること、LEDから光導体の入射端面との間で周囲に光が漏れずに集められる構造にすることで達成する。
なお、光源の電源となる蓄電池は、LEDの使用により、灯体に内蔵できるものにするとともに、これを取り出すことなく充電できるようにして達成する。
本発明の船舶用携帯形昼間信号灯は、光源としてLEDを使用することで、直接電源の入り切りで明滅が可能であるため、複雑なシャッタ機構が不要となり、灯体6の軽量化とトリガー9の防水性の向上に対して利点を持つ。LEDが発する光のほとんどを光導体の入射端面に取込めることと、連結シリンダによりLEDと光導体の入射端面との間でも外部に光が漏れずに集められる構造であることで、十分な光度を得られる利点を持つ。さらにLEDの発光素子の形状に影響されることなく、照射される光が、中央に最高光度があり周囲に広がるほぼ円形の照射パターンにできる利点を持つ。なお、LEDの使用により蓄電池が軽量小型化でき、灯体に内蔵できる利点を待つ、これらにより携帯に容易な照明装置にできる利点を持つ。
本発明の一実施例である船舶用携帯形昼間信号灯の概略断面図 本発明の一実施例である船舶用携帯形昼開信号灯の背面外観図 従来例の船舶用携帯形昼間信号灯の概略断面図 本発明の一実施例のLEDと光導体 本発明の一実施例の連結シリンダ部分の拡大断面図
本発明の船舶用携帯形昼間信号灯は、光源をLEDとし、光を所要の方向に照射するための光導体とLEDとが、連結シリンダ内筒の中心軸上に、一体に連結される構造であることが望ましい。そして、連結シリンダの内径と光導体の外径は、LEDの発光素子の全てが入るのに十分で最小の径にすることが望ましい。それとともに、連結シリンダ内筒面は研磨されていることが望ましい。なお、光源の電源となる蓄電池はLED使用により小型化できるので灯体に内蔵とすることが望ましく、さらにこの蓄電池の充電には、灯体に内蔵したまま充電できる接続端子を設けておくことが望ましい。
以下に本発明の一実施例を図1・図2及び図4aを用いて説明する。
図1に示す本発明の一実施例である船舶用携帯形昼間信号灯は、灯体6の中心軸上に、光源となるLED1があり、LED1と光導体2は連結シリンダ3で一体に連結されている。次に光導体2について図4aを用いて説明すると、LED1の光は光導体2の入射端面2aに取込まれ、他端面側である出射端面2bから出射される。光導体2の断面形状を円形にすることによって、通常、角形の形状を有するLEDの発光素子1aから発生される光束の形状が出射端面2bでは、概略円形に変換される。そして、所要な方向に集中して照射する光が得られるように、レンズ4から出射端面2bまでの距離と、レンズ4の焦点距離とを概略等しくしてある。この場合のレンズ4はフレネルレンズを使用している。
なお、図1に示すLED1の電源となる蓄電池16は、例えばリチウムイオン電池にすることで小型軽量になり、容易に灯体6に内蔵できる。また、図2に示すように接続端子17を設けてあり、内蔵している蓄電池16を取り出すことなく外部から充電ができる構造としている。
さらに図4bを用いてLED1と光導体2と連結シリンダ3について説明する。
LED1の光を効率良く取込む必要から、光導体2の外径と連結シリンダ3の内径を、LEDの発光素子1aが全て入るのに十分で最小の径にしてある。これでLED1の光を光導体2の入射端面2aに取込むことができる。光導体2は、入射端面2aから入射したLED1の光を内部で全反射を繰り返して出射端面2bで出射するのである。次に連結シリンダ3は光導体2をLED1の直近に固定するものである。このため、光導体2と連結シリンダ3とが密着する部分となる内筒面3aが生じる。ここでの光は光導体2の内部で全反射ができなくなり、連結シリンダ3の内筒面3aで反射することになってしまう。そこで内筒面3aの方を研磨して反射率を高くしておくと、光の損失を極力抑えて反射させ、再び光導体2の内部に戻すことができるのである。さらに連結シリンダ内筒面3a及び内筒面3bを研磨しておくことは、LED1の光の内、入射端面2aに入射できない外側部分の光が内筒面下部3bに当たることになるので、同様に光の損失を抑えて反射させ、できる限り入射端面2aに入射させるようするのである。そこで、内筒面3a及び内筒面3bを、例えば反射率を80%以上にするとか、研磨した部分を長期間安定的に保つのに、例えば金めっき等で表面の腐食対策を施すことも有効であると考えられる。
本発明によれば、LED1個で十分に要求される光度が得られるとともに、従来の照射パターンと同様にできるため更新が容易となるばかりでなく、軽量・安価でより省電力で、携帯に容易な船舶用携帯形昼間信号灯として、大いに利用が期待できる。
1 LED
1a LEDの発光素子
2 光導体
2a 入射端面
2b 出射端面
3 連結シリンダ
3a 内筒面
3b 内筒面下部
4 レンズ
5 ハロゲンランプ
6 灯体
7 グリップ
8 点灯スイッチ
9 トリガー
10 シャッタ
11 遮光キャップ
12 作動軸
13 レバー
14 スプリング
15 反射鏡
16 蓄電池
17 接続端子

Claims (1)

  1. 船舶への搭載が義務付けられている携帯形の信号灯において、
    光源がLEDであることと、
    蓄電池を前記信号灯の内部に設け取り出すことなく充電可能な機構を具備することと、
    光源の光を遮光するためのシャッタを使用することなく前記LEDを直接明滅させて光の信号を送出する方式であることと、
    前記LEDの光を取込む入射端面と他端で光を発する照射端面を有する光導体と、前記LEDと前記光導体を中心軸上に一体に連結させる連結シリンダとで成り、
    前記光導体の外径と前記連結シリンダ内径が、前記LEDの発光素子の全てが入るのに十分で最小の径であるとともに、
    前記光導体の全面と前記連結シリンダ内筒面が研磨されていることを特徴とする船舶用携帯形昼間信号灯。
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