JP5958285B2 - 情報処理方法、情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本技術は、ポート間の接続関係を管理する技術に関する。
データセンタ等においては、例えば図1に示すように、サーバ及びスイッチ等をラックに搭載したラックシステムが多数配置されるようになっている。例えば1つのラックシステムにサーバが数十台搭載されており且つスイッチが数台搭載されている場合には、そのラックシステム内のサーバ同士が通信を行えるようにするために、管理者は約100本以上のケーブルの接続をすることになる。そして、このようなラックシステムを数十以上含むような大規模なシステムの場合には、管理者は数千本のケーブルの接続をすることになる。そのため、どのポートとどのポートとが接続されているかという接続関係を管理し、また正常に接続されているかを検証する作業が、管理者にとって大きな負担となっている。
従来、ポート間の接続関係を管理するための技術が存在する。具体的には、ネットワークを管理する管理サーバが、ネットワークにおける各装置(例えば、スイッチ及びサーバ)から接続に関する情報を収集することで、ネットワークにおける各装置のポート間の接続関係を管理する。
この技術においては、管理サーバが管理対象のサーバから接続に関する情報を収集するには、OS(Operating System)及び管理用のソフトウェアを予め管理対象のサーバに導入しておくことが前提となっている。そのため、管理対象のサーバにOS及び管理用のソフトウェアが導入されていない段階(例えば、装置間をケーブルで接続し且つ各装置に通電をしているだけの段階)においては、管理サーバは管理対象のサーバから接続に関する情報を収集することができない。
よって、このような段階においては、システムの管理者が、どのポートとどのポートとがケーブルで接続されているかを目視確認することになるため、非常に手間がかかる。特に、上で述べたような大規模なシステムにおいては、ケーブルの数が非常に多いため、ミスが発生しやすいという問題がある。
「2.3.1 ネットワークの構成情報を管理する」、[online]、1995-2007、富士通株式会社、[平成24年10月19日検索]、インターネット<URL:http://systemwalker.fujitsu.com/jp/man/lifecycle/centricmgr/v13.2/function/document/general/index.html>
一側面では、ポート間の接続関係を容易に把握することを目的とする。
一態様に係る情報処理方法は、第1の装置を起動させるためのパケットを送信し、複数のポートを有する第2の装置からポートの状態記録を受信し、更に、ポートの状態記録に基づいて、複数のポートのうち第1の装置と接続しているポートを特定する処理を含む。
一態様によれば、ポート間の接続関係を容易に把握できるようになる。
図1は、データセンタにおけるラックシステムの一例を示す図である。 図2は、実施の形態1に係るシステムの概要を示す図である。 図3は、実施の形態1に係るシステムにおける接続関係を示した図である。 図4は、管理装置の機能ブロック図である。 図5は、実施の形態1に係る管理装置が実行する処理の処理フローを示す図である。 図6は、MACアドレスリストの一例を示す図である。 図7は、ネットワーク接続管理テーブルの一例を示す図である。 図8は、ネットワーク接続管理テーブルの一例を示す図である。 図9は、ネットワーク接続管理テーブルの一例を示す図である。 図10は、実施の形態2に係るシステムの概要を示す図である。 図11は、実施の形態2に係るシステムにおける接続関係を示した図である。 図12は、システムボードの機能ブロック図である。 図13は、実施の形態2に係る管理装置が実行する処理の処理フローを示す図である。 図14は、MACアドレスリストの一例を示す図である。 図15は、ネットワーク接続管理テーブルの一例を示す図である。 図16は、判定処理フローを示す図である。 図17は、ネットワーク接続検証テーブルの一例を示す図である。 図18は、管理ポートテーブルの一例を示す図である。 図19は、ネットワーク接続管理テーブルの一例を示す図である。 図20は、ネットワーク接続管理テーブルの一例を示す図である。 図21は、コンピュータの機能ブロック図である。 図22は、スイッチをコンピュータにより実装する場合の機能ブロック図である。
[実施の形態1]
図2に、本実施の形態に係るシステムの概要を示す。例えばデータセンタに設けられたラックシステム7は、スイッチ31と、サーバ51乃至56とを含む。本実施の形態の主要な処理を実施する管理装置1は、LAN(Local Area Network)ケーブルを介してスイッチ31に接続されている。また、サーバ51乃至56の各々は、LANケーブルを介してスイッチ31に接続されている。なお、図2においてはサーバの台数は6台であり、スイッチの台数は1台であるが、数に限定は無い。
サーバ51乃至56にはOS及び接続関係を管理するための管理用ソフトウェア等は導入されていないものとする。
図3は、図2に示したシステムにおける接続関係を模式的に示した図である。図3において、アルファベット「P」が付された四角の印はポートを表している。サーバ51乃至56にネットワークポート(以下、ポートという。)が1つのみ搭載されている例について説明する。これらのポートは、リンクアップの状態になったとしても、OSの導入及びポートを使用するための設定が行われなければ通信データの送受信を行うことはないポートである。また、スイッチ31にはスイッチポート(以下、ポートという。)が複数設けられている。
本実施の形態では、サーバ51乃至56のポートとスイッチ31のポート間の接続関係を取得するために、各装置の通電およびポートのリンクアップ後に、サーバ51乃至56に対してWake On LANのマジックパケットを送出し、電源が入ったサーバ51乃至56のポートをスイッチ31側の記録に基づいて判断する。Wake On LANは、ネットワーク経由でコンピュータ機器の電源を投入するための機能・規格である。サーバ51乃至56は、電源切断の状態(但し、一部の機能に対しては通電している待機状態)においてポートでマジックパケットを受けた場合に自らの電源を投入する機能を有している。詳しくは、後述する。
図4に、管理装置1の機能ブロック図を示す。管理装置1は、通信部11と、データ格納部13と、判断部15と、出力部17とを含む。
通信部11は、スイッチ31及びサーバ51乃至56との通信を行う。例えば、通信部11は、サーバ51乃至56へマジックパケットを送信する。また、通信部11は、スイッチ31のポートにおける状態記録を受信する。更に、通信部11は、サーバ51乃至56の電源を切断させる動作も行う。
判断部15は、スイッチとサーバの接続関係を特定する。出力部17は、判断部15からの要求があった場合に、データ格納部13に格納されているデータに基づいて、処理結果を表示装置(図示せず)に出力する。
次に、図5乃至図9を用いて、図4に示した管理装置1の動作について説明する。なお、ラックシステム7内における各装置は上で述べたようにLANケーブルで接続されており、且つ各装置に通電が行われているものとする。
管理装置1における判断部15は、まずネットワーク接続管理テーブルを生成する(S1)。具体的には、予めデータ格納部13に格納されているMAC(Media Access Control)アドレスリストを取得し、MACアドレスリストに基づいてネットワーク接続管理テーブルをメモリ内部に作成する。
図6に、MACアドレスリストの一例を示す。図6の例では、通し番号と、サーバIDと、サーバを特定するMACアドレスとが格納されている。通し番号は、サーバIDを一意に識別可能なように割り振られる。
図7に、ネットワーク接続管理テーブルの例を示す。図7の例では、通し番号と、サーバIDと、スイッチのポート番号と、MACアドレスとが格納されている。通し番号と、サーバIDと、MACアドレスとは、MACアドレスリストから複製される。スイッチのポート番号には、接続関係が判明した時点で接続先のスイッチのポート番号が設定される。初期段階では、図7に示すように「未設定」を示す値が設定されている。
判断部15は、ネットワーク接続管理テーブルのレコード毎に以下の処理を繰り返す(S3)。
判断部15は、当該レコードに含まれるMACアドレスを特定する(S5)。そして、通信部11は、特定されたMACアドレスに対してWake On LAN機能を実行する(S7)。このとき通信部11は、サーバ51乃至56側で起動の指示であると判別するマジックパケットを生成する。マジックパケットは、通常のパケットと異なる固有の形式に従う特殊なパケットである。また、マジックパケットには、起動させるサーバ51乃至56いずれかのポートを識別するMACアドレスが含まれている。また、通信部11は、マジックパケットをブロードキャスト送信する。従って、マジックパケットはスイッチ31を介して、スイッチ31に接続しているサーバ51乃至56に送信される。
当該MACアドレスにより特定されるポートを有するサーバ(51乃至56のいずれか)が、マジックパケットを受信すると、サーバ(51乃至56のいずれか)は自ら起動する。つまり、待機状態にあるサーバ(51乃至56のいずれか)の主たる電源が投入される。サーバ(51乃至56のいずれか)の電源が投入されると、サーバ(51乃至56のいずれか)が有するポート群はファームウェアにより初期化処理される。この初期化によって、ポート間の状態が変化する。サーバ側のポートの初期化に伴いリンクダウン(L2通信準備の閉塞)及びリンクアップ(L2通信準備の確立)処理が行われる。
通信部11は、スイッチ31からスイッチ31が有するポートの状態変化を示す記録を取得する(S9)。この記録には、当該ポートの接続先であるサーバサーバ51乃至56のポートとの接続状態の変化が含まれている。例えば、ネットワークスイッチの標準的な管理情報ベース(MIB:Management Information Base)には、”ifLastChange”という「ネットワークのリンクダウン/リンクアップが最後に行われた時点(システム時刻)を記録するテーブルがある。
判断部15は、この記録から状態が変化を示したポートを特定する(S11)。判断部15は、例えばスイッチ31のMIBから”ifLastChange”テーブルを読み出し、状態に変化のあったポートを検出する。具合的には、判断部15は、直近の状態変化、つまり最近のリンクアップとリンクダウンが生じているポートを特定する。あるいは、判断部15は、マジックパケット送信直後に発生した状態変化、つまりWake On LAN機能の実行直後にリンクアップとリンクダウンが生じているポートを特定する。
このように、サーバ51乃至56に対するWake On LAN機能と、スイッチ31側のポート状態記録を利用することで、任意のMACアドレスを持つサーバのポートがスイッチのどのポートに接続されているかを特定する。
そのため、判断部15は、状態の変化を示したポートが有ったか否かを判定する(S13)。状態の変化を示したポートが有ったと判定した場合には、判断部15は、そのポートのポート番号を、当該レコードにおけるスイッチのポート番号の項目に書き込む(S15)。
図8に、スイッチのポート番号を書き込んだネットワーク接続管理テーブルの例を示す。この例では、通し番号「1」のレコードに示すように、「00−26−2D−08−86−01」のMACアドレスを含むマジックパケットの送信に伴い、スイッチ31のポートのうちポート番号「1」のポートにおいて状態の変化があった場合の例を示している。つまり、上記MACアドレスで特定されるポートを有するサーバID「1」のサーバは、スイッチのポート番号「1」のポートに接続されていることを示している。通し番号「2」以降のレコードに関しては、まだ処理していない。
状態の変化を示したポートが無かったと判定した場合には、判断部15は、スイッチのポートを「非検出」であった旨を示す値を、当該レコードのスイッチのポート番号の項目に書き込む(S17)。この例については、図示していない。
判断部15は、すべてのレコードについて処理したか否かを判定する(S19)。未だすべてのレコードについて処理していないと判定した場合には、判断部15は、S3の処理に戻り次のレコードについての処理を続ける。すべてのレコードについて処理したと判定した場合には、判断部15は、S21の処理に移る。つまり、ネットワーク接続管理テーブルで管理しているサーバ群についてスイッチ31のポートの検出を試みる。
図9に、各レコードについて処理したネットワーク接続管理テーブルの例を示す。この例では、通し番号「2」のレコードに示すように、「00−26−2D−08−86−41」のMACアドレスを含むマジックパケットの送信に伴い、スイッチ31のポートのうちポート番号「2」のポートにおいて状態の変化があった場合の例を示している。つまり、上記MACアドレスで特定されるポートを有するサーバID「2」のサーバは、スイッチのポート番号「2」のポートに接続されていることを示している。同様に、通し番号「3」のレコードに示すように、「00−26−2D−08−86−F1」のMACアドレスを含むマジックパケットの送信に伴い、スイッチ31のポートのうちポート番号「3」のポートにおいて状態の変化があった場合の例を示している。つまり、上記MACアドレスで特定されるポートを有するサーバID「3」のサーバは、スイッチのポート番号「3」のポートに接続されていることを示している。以降、最後のレコードまで、検出したポートについてスイッチのポート番号あるいは「非検出」の旨が設定されている。
そして、出力部17は、ネットワーク接続管理テーブルを出力する(S21)。例えば、図9に示したネットワーク接続管理テーブルの例を表示し、印刷し、送信し、あるいはファイルとして出力する。
このようにすれば、スイッチ31のポートとサーバ51乃至56の接続関係を容易に把握することができる。特に、サーバ51乃至56とスイッチ31との間におけるパケット通信を要しないので、接続関係を把握するための工程が軽減される。
[実施の形態2]
上述の実施の形態では、サーバ51乃至56に1つのポートが搭載されている場合の例を示したが、本実施の形態では、サーバに複数のポートが搭載されている場合の例について説明する。
サーバが複数のポートを有する形態においては、Wake On LAN機能によってサーバ自身が電源を投入すると、マジックパケットを受け取っていないポートも含めて全てのポートで初期化の動作が行われる。その結果、サーバが有する各ポートと接続しているスイッチのポート群において、状態の変化が生じることになる。このように、一つのMACアドレスを対象としてマジックパケットを送信した結果、スイッチの複数のポートが反応することになり、当該MACアドレスで特定されるサーバのポートと接続されているスイッチのポートが特定されない。
本実施の形態では、スイッチ側で状態が変化した複数のポートのうち、マジックパケットを受け取ったサーバ側のポートと接続しているポートを特定するための判定処理を行う。判定処理は、スイッチ側で状態が変化した複数のポートを一つ一つ検証する。複数のポートのうち、検証対象のポート以外は閉塞(リンクダウン)させ、検証対象のポートのみを通信可能な状態とする。そして、マジックパケットをブロードキャストにより再び送信する。マジックパケットは、前回に送信したものと同様である。
検証対象のポートが当該MACアドレスで特定されるサーバ側のポートと接続している場合には、マジックパケットはサーバに到達する。従って、サーバの起動に伴い、サーバのポートは初期化され、スイッチのポートに状態変化が記録されることになる。
一方、検証対象のポートが当該MACアドレスで特定されるサーバ側のポートと接続していない場合には、マジックパケットはサーバに到達しない。従って、サーバは起動されず、ポートも初期化されない。従って、スイッチのポートにおいて状態変化は発生しない。
このように、スイッチのポートにおける状態変化の有無によって、検証対象のポートが探しているポートであるか否かを判別する。判定処理では、探しているポートが見つかるまで、順次検証対象のポートを変えて検証を行う。
以下、本実施の形態の具体例について説明する。図10に、実施の形態2に係るシステムの概要を示す。
例えばデータセンタに設けられたラックシステム7は、例えばレイヤ2スイッチであるスイッチ31及び32並びに管理用スイッチ33と、サーバ51乃至54とを含む。本実施の形態の主要な処理を実施する管理装置1は、LANケーブルを介してスイッチ31及び32と管理用スイッチ33とに接続されている。また、サーバ51乃至54の各々は、LANケーブルを介してスイッチ31及び32と管理用スイッチ33とに接続されている。なお、図10においてはサーバの台数は4台であり、スイッチの台数は3台であるが、数に限定は無い。
なお、本実施の形態においては、サーバ51乃至54にはOS及び接続関係を管理するための管理用ソフトウェア等は導入されていないものとする。
図11は、図10に示したシステムにおける接続関係を模式的に示した図である。図11において、アルファベット「P」が付された四角の印はポートを表しており、太線枠で示されたポートは管理用ポートである。
本実施の形態においては、サーバ51乃至54(図中、53と54は省いている。)における3つのポートのうち1つが管理用ポートである。管理用ポートは、LANケーブルの接続及び通電が行われ、リンクアップの状態(すなわち、レイヤ2の通信を行う準備ができた状態)になれば、通信データの送受信を行うことができるポートである。一方、サーバ51乃至54における、管理用ポート以外のポートは、たとえリンクアップの状態になったとしても、OSの導入及びポートを使用するための設定が行われなければ通信データの送受信を行うことはないポートである。但し、管理用ポート以外のポートは、Wake On LAN機能を備えている。つまり、マジックパケットを受信すると、マジックパケットに含まれるMACアドレスが当該ポートのMACアドレスと一致するか否か判定し、一致する場合にサーバ自身の電源投入のための動作を行う。
図12に、サーバ51乃至54に搭載されているシステムボード500の機能ブロック図を示す。システムボード500は、ポート501及び502と、管理用ポート503と、LANコントローラ504及び505と、管理用LANコントローラ506とを含む。
図13に、実施の形態2に係る管理装置が実行する処理の処理フローを示す。なお、ラックシステム7内における各装置は上で述べたようにLANケーブルで接続されており、且つ各装置に通電が行われているものとする。
管理装置1における判断部15は、まずネットワーク接続管理テーブルを生成する(S31)。具体的には、予めデータ格納部13に格納されているMACアドレスリストを取得し、MACアドレスリストに基づいてネットワーク接続管理テーブルをメモリ内部に作成する。
図14に、MACアドレスリストの一例を示す。図14の例では、通し番号と、サーバIDと、サーバのポート番号と、MACアドレスとが格納されている。通し番号は、サーバIDとサーバのポート番号の組み合わせを一意に識別可能なように割り振られる。MACアドレスは、当該サーバの当該ポートを特定するアドレスである。
図15は、ネットワーク接続管理テーブルの一例を示す図である。図15の例では、通し番号と、サーバIDと、サーバのポート番号と、スイッチIDと、スイッチのポート番号と、MACアドレスとが格納されている。通し番号と、サーバIDと、サーバのポート番号と、MACアドレスとは、MACアドレスリストから複製される。スイッチIDとスイッチのポート番号には、接続関係が判明した時点で接続先のスイッチのIDとポート番号が設定される。初期段階では、図15に示すように「未設定」を示す値が設定されている。
判断部15は、ネットワーク接続管理テーブルのレコード毎に以下の処理を繰り返す(S33)。
判断部15は、当該レコードに含まれるMACアドレスを特定する(S35)。そして、通信部11は、特定されたMACアドレスに対してWake On LAN機能を実行する(S37)。このとき通信部11は、サーバ51乃至54側で起動の指示であると判別するマジックパケットを生成する。マジックパケットは、通常のパケットと異なる固有の形式に従う特殊なパケットである。また、マジックパケットには、起動させるサーバ(51乃至54のうちいずれか)のポートを識別するMACアドレスが含まれている。また、通信部11は、マジックパケットをブロードキャスト送信する。従って、マジックパケットはスイッチ31、32を介して、スイッチ31、32に接続しているサーバ51乃至54に送信される。
当該MACアドレスにより特定されるポートを有するサーバ(51乃至54のうちいずれか)が、マジックパケットを受信すると、サーバ(51乃至54のうちいずれか)は自ら起動する。つまり、待機状態にあるサーバ(51乃至54のうちいずれか)の主たる電源が投入される。サーバ(51乃至54のうちいずれか)の電源が投入されると、サーバ(51乃至54のうちいずれか)が有するポート群はファームウェアにより初期化処理される。この初期化により、ポートの状態が変化する。ポートでは、初期化に伴いリンクダウン(L2通信準備の閉塞)及びリンクアップ(L2通信準備の確立)処理が行われる。
通信部11は、スイッチ31、32からスイッチ31、32が有するポートの状態変化を示す記録を取得する(S39)。この記録には、当該ポートの接続先であるサーバ51乃至54のポートとの接続状態の変化が含まれている。例えば、ネットワークスイッチの標準的な管理情報ベース(MIB)には、”ifLastChange”という「ネットワークのリンクダウン/リンクアップが最後に行われた時点(システム時刻)を記録するテーブルがある。
判断部15は、この記録から状態が変化を示したポートを特定する(S41)。判断部15は、例えばスイッチ31、32のMIBから”ifLastChange”テーブルを読み出し、状態に変化のあったポートを検出する。具合的には、判断部15は、直近の状態変化、つまり最近のリンクアップとリンクダウンが生じているポートを特定する。あるいは、判断部15は、マジックパケット送信直後に発生した状態変化、つまりリンクアップとリンクダウンが生じているポートを特定する。
判断部15は、状態の変化を示したポートが有ったか否かを判定する(S43)。状態の変化を示したポートが有ったと判定した場合には、判断部15は、判定処理を行う(S45)。
一方、状態の変化を示したポートが無かったと判定した場合には、判断部15は、対応するスイッチのポートが「非検出」であった旨を示す値を、当該レコードのスイッチのポート番号の項目に書き込む(S47)。この例については、図示していない。
図16に、判定処理のフローを示す。判断部15は、ネットワーク接続検証テーブルを内部メモリに生成する(S61)。ネットワーク接続検証テーブルは、状態変化があったポートに関する情報を含んでいる。
図17に、ネットワーク接続検証テーブルの一例を示す。図17の例では、通し番号と、スイッチIDと、スイッチのポート番号とが格納されている。スイッチIDは、状態変化が生じたポートを有するスイッチのIDであり、スイッチのポート番号は状態変化が生じたポートの番号である。
判断部15は、ネットワーク接続検証テーブルのレコード毎に以下の処理を繰り返す(S63)。判断部15は、当該レコード以外のレコードで特定されるスイッチのポートを閉塞(リンクダウン)する(S65)。具体的には、他のレコードのスイッチIDでスイッチを特定し、同じ他のレコードのスイッチのポート番号でポートを特定し、特定したスイッチのポートを閉塞(リンクダウン)する。これ以降、閉塞されたポートを介する通信は行われないようになる。一方、当該レコードで特定されるスイッチのポートは、閉塞されずに通信可能な状態が保持される。
通信部11は、起動させたサーバの電源を切断する(S67)。具体的には、通信部11は、ネットワーク接続管理テーブルの当該レコードに含まれるサーバIDによりサーバを特定し、特定したサーバの管理用ポートを通じてサーバをシャットダウンさせる。これにより、サーバは所定の待機状態となる。管理用ポートは、MACアドレスにより特定される。通信部11は、データ格納部13に格納されている管理ポートテーブルに基づいて、管理ポートのMACアドレスを特定する。
図18に、管理ポートテーブルの例を示す。図18の例では、通し番号と、サーバIDと、管理ポートのMACアドレスとが格納されている。
このようにすれば、サーバ(51乃至54のうちいずれか)を確実に再起動させ、スイッチ31と32から有効な状態記録を取得することができる。
通信部11は、Wake On LAN機能を再び実行する(S69)。マジックパケットは、前に送信したものと同様である。
通信部11は、ネットワーク接続検証テーブルの当該レコードに含まれるスイッチIDで特定されるスイッチから状態記録を得る(S71)。
判断部15は、スイッチから得た記録がポートの状態変化を示しているか否かを判定する(S73)。ポートの状態変化を示していると判定した場合には、判断部15は、そのポートを特定するスイッチIDとポート番号を、ネットワーク接続管理テーブルの当該レコードに書き込む(S75)。状態変化を示したポートは、マジックパケットを送出したポートである。
上記記録がポートの状態変化を示していないと判定した場合には、判断部15は、S63の処理に戻り、ネットワーク接続検証テーブルの次のレコードについて処理を続行する。
図19に、スイッチIDとスイッチのポート番号を書き込んだネットワーク接続管理テーブルの例を示す。この例では、通し番号「1」のレコードに示すように、「00−26−2D−08−86−01」のMACアドレスを含むマジックパケットの送信に伴い、スイッチID「1」のスイッチで具備するポートのうち、ポート番号「1」のポートにおいて状態の変化があった場合の例を示している。つまり、上記MACアドレスで特定されるポートを有するサーバID「1」のサーバにおけるポート番号「1」のポートは、スイッチID「1」のスイッチにおけるポート番号「1」のポートに接続されていることを示している。通し番号「2」以降のレコードに関しては、まだ処理していない。
上述の例では、複数のポートにおいて状態の変化が生じた場合について説明したが、一つのポートにおいてのみ状態の変化が生じた場合には、そのポートを特定するスイッチIDとポート番号をネットワーク接続管理テーブルの当該レコードに書き込むようにしてもよい。
図16に示したS75の処理を終えると、判断部15は判定処理を終え、図13の処理に戻る。
判断部15は、ネットワーク接続管理テーブルのすべてのレコードについて処理したか否かを判定する(S49)。未だすべてのレコードについて処理していないと判定した場合には、判断部15は、S33の処理に戻り次のレコードについての処理を続ける。すべてのレコードについて処理したと判定した場合には、判断部15は、S51の処理に移る。つまり、ネットワーク接続管理テーブルで管理しているサーバ群についてスイッチ31、32のポートの検出を試みる。
図20に、すべてのサーバに対する検出を試みた後のネットワーク接続管理テーブルの例を示す。この例では、通し番号「2」のレコードに示すように、「00−26−2D−08−86−02」のMACアドレスを含むマジックパケットの送信に伴い、スイッチID「2」のスイッチで具備するポートのうち、ポート番号「1」のポートにおいて状態の変化があった場合の例を示している。つまり、上記MACアドレスで特定されるポートを有するサーバID「1」のサーバにおけるポート番号「2」のポートは、スイッチID「2」のスイッチにおけるポート番号「1」のポートに接続されていることを示している。
同様に、通し番号「3」のレコードに示すように、「00−26−2D−08−86−41」のMACアドレスを含むマジックパケットの送信に応じて、スイッチID「1」のスイッチが具備するポートのうち、ポート番号「2」のポートにおいて状態の変化があった場合の例を示している。つまり、上記MACアドレスで特定されるポートを有するサーバID「2」のサーバにおけるポート番号「1」のポートは、スイッチID「1」のスイッチにおけるポート番号「2」のポートに接続されていることを示している。
同様に、通し番号「4」のレコードに示すように、「00−26−2D−08−86−42」のMACアドレスを含むマジックパケットの送信に応じて、スイッチID「2」のスイッチが具備するポートのうち、ポート番号「2」のポートにおいて状態の変化があった場合の例を示している。つまり、上記MACアドレスで特定されるポートを有するサーバID「2」のサーバにおけるポート番号「2」のポートは、スイッチID「2」のスイッチにおけるポート番号「2」のポートに接続されていることを示している。
以上のような処理を実施すれば、OS及び管理用ソフトウェア等がサーバに導入されていない場合であっても、スイッチのポートとサーバのポートとの接続関係を容易に把握することができるようになる。これにより、管理者等がLANケーブルの接続関係を把握する作業が不要となるので、システムの構築作業における管理者等の負担を軽減することができるようになる。
以上本発明の一実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上で説明した管理装置1の機能ブロック構成は実際のプログラムモジュール構成に対応しない場合もある。
また、上で説明した各テーブルの構成は一例であって、上記のような構成でなければならないわけではない。さらに、処理フローにおいても、処理結果が変わらなければ処理の順番を入れ替えることも可能である。さらに、並列に実行させるようにしても良い。
また、上で述べた例においては、管理装置1が1つのラックシステム7に接続されるような例を示したが、管理装置1が複数のラックシステムに接続されるようにしてもよい。
なお、上で述べた管理装置1はコンピュータ装置であって、図21に示すように、メモリ2501とCPU(Central Processing Unit)2503とハードディスク・ドライブ(HDD:Hard Disk Drive)2505と表示装置2509に接続される表示制御部2507とリムーバブル・ディスク2511用のドライブ装置2513と入力装置2515とネットワークに接続するための通信制御部2517とがバス2519で接続されている。オペレーティング・システム(OS:Operating System)及び本実施例における処理を実施するためのアプリケーション・プログラムは、HDD2505に格納されており、CPU2503により実行される際にはHDD2505からメモリ2501に読み出される。CPU2503は、アプリケーション・プログラムの処理内容に応じて表示制御部2507、通信制御部2517、ドライブ装置2513を制御して、所定の動作を行わせる。また、処理途中のデータについては、主としてメモリ2501に格納されるが、HDD2505に格納されるようにしてもよい。本発明の実施例では、上で述べた処理を実施するためのアプリケーション・プログラムはコンピュータ読み取り可能なリムーバブル・ディスク2511に格納されて頒布され、ドライブ装置2513からHDD2505にインストールされる。インターネットなどのネットワーク及び通信制御部2517を経由して、HDD2505にインストールされる場合もある。このようなコンピュータ装置は、上で述べたCPU2503、メモリ2501などのハードウエアとOS及びアプリケーション・プログラムなどのプログラムとが有機的に協働することにより、上で述べたような各種機能を実現する。なお、サーバ51乃至54は、少なくともCPU2503、メモリ2501及び通信制御部2517等を有しているが、OS及びアプリケーション・プログラムは導入されていない。
また、上で述べたスイッチ31及び32並びに管理用スイッチ33は、図22に示すように、メモリ2601とCPU2603とハードディスク・ドライブ(HDD)2605と表示装置2609に接続される表示制御部2607とリムーバブル・ディスク2611用のドライブ装置2613と入力装置2615とネットワークに接続するための通信部2617(図22では、2617a乃至2617c)とがバス2619で接続されている場合もある。なお、場合によっては、表示制御部2607、表示装置2609、ドライブ装置2613、入力装置2615は含まれない場合もある。オペレーティング・システム(OS:Operating System)及びアプリケーション・プログラムは、HDD2605に格納されており、CPU2603により実行される際にはHDD2605からメモリ2601に読み出される。必要に応じてCPU2603は、表示制御部2607、通信部2617、ドライブ装置2613を制御して、必要な動作を行わせる。なお、通信部2617のいずれかを介して入力されたデータは、他の通信部2617を介して出力される。CPU2603は、通信部2617を制御して、適切に出力先を切り替える。また、処理途中のデータについては、メモリ2601に格納され、必要があればHDD2605に格納される。アプリケーション・プログラムはコンピュータ読み取り可能なリムーバブル・ディスク2611に格納されて頒布され、ドライブ装置2613からHDD2605にインストールされる。インターネットなどのネットワーク及び通信部2617を経由して、HDD2605にインストールされる場合もある。このようなコンピュータ装置は、上で述べたCPU2603、メモリ2601などのハードウエアとOS及び必要なアプリケーション・プログラムとが有機的に協働することにより、上で述べたような各種機能を実現する。
以上述べた本発明の実施の形態をまとめると、以下のようになる。
本実施の形態に係る情報処理方法は、第1の装置を起動させるためのパケットを送信し、複数のポートを有する第2の装置からポートの状態記録を受信し、更に、ポートの状態記録に基づいて、複数のポートのうち第1の装置と接続しているポートを特定する処理をコンピュータにより実行する。
このようにすれば、第2の装置のポートと第1の装置との接続関係を容易に把握することができる。特に、第1の装置と第2の装置との間におけるパケット通信を要しないので、接続関係を把握するための工程が軽減される。
また、いずれかのポートの状態記録に、接続されている相手装置の起動に伴う状態変化が含まれている場合に、第1の装置は当該ポートと接続されていると判断するようにしてもよい。
このようにすれば、起動した第1の装置と接続した第2の装置のポートを特定できる。
また、いずれのポートの状態記録にも、接続されている相手装置の起動に伴う状態変化が含まれてない場合に、第1の装置は複数のポートのいずれにも接続されていないと判断するようにしてもよい。
このようにすれば、起動した第1の装置が第2装置と接続していないことを確認できる。
また、二以上のポートの状態記録において、接続されている相手装置の起動に伴う状態変化が含まれている場合に、上記二以上のポートのうち一のポート以外のポートを閉塞させ、第1の装置を起動させるためのパケットを再び送信するようにしてもよい。更に、ポートの状態記録を再び受信するようにしてもよい。加えて、再び受信したポートの状態記録に基づいて、上記二以上のポートのうち再び送信した前記パケットを送出したポートを特定するようにしてもよい。
このようにすれば、第1の装置が有する複数のポートが第2の装置に接続し、それらのポートが初期化されるために第2の装置が有する複数のポートにおいて相手装置の起動に係る動作が生じる場合にも、起動させるためのパケットを送出した第2の装置のポートを特定できる。
また、上記パケットは、第1の装置が有するポートを特定するアドレス情報を含むようにしてもよい。更に、再び送信したパケットを送出したポートは、アドレス情報で特定されるポートと接続していることを特定するようにしてもよい。
このようにすれば、第1の装置のポートと第2の装置のポートとの接続関係を把握することができる。
また、上記パケットを再び送信する前に、第1の装置をシャットダウンさせるようにしてもよい。
このようにすれば、第1の装置を確実に再起動させ、第2の装置から有効な状態記録を取得することができる。
また、第2の装置は、ネットワークスイッチであってもよい。更に、第1の装置は、ネットワークスイッチに接続するサーバであってもよい。
このようにすれば、多数のサーバを含むシステムにおいて、容易にネットワークスイッチとサーバとの接続関係を把握することができる。
また、上記パケットの送信は、ブロードキャストによる送信であってもよい。
このようにすれば、ネットワークを介して接続している装置を、漏れなく判断の対象とすることができる。従って、システム全体としての検証ミスを防止できる。
また、上記パケットは、第1の装置を特定するMACアドレスを含むようにしてもよい。
このようにすれば、IPアドレスが特定できない段階においても、接続関係を把握することができる。
上記パケットは、第1の装置が有するポートを特定するMACアドレスを含むようにしてもよい。
このようにすれば、IPアドレスが特定できない段階においても、ポート同士の接続関係を把握することができる。
なお、上記方法による処理をコンピュータに行わせるためのプログラムを作成することができ、当該プログラムは、例えばフレキシブルディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体又は記憶装置に格納されるようにしてもよい。尚、中間的な処理結果は、一般的にメインメモリ等の記憶装置に一時保管される。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
第1の装置を起動させるためのパケットを送信し、
複数のポートを有する第2の装置からポートの状態記録を受信し、
前記ポートの状態記録に基づいて、前記複数のポートのうち前記第1の装置と接続しているポートを特定する
処理をコンピュータにより実行する情報処理方法。
(付記2)
いずれかのポートの状態記録に、接続されている相手装置の起動に伴う状態変化が含まれている場合に、前記第1の装置は当該ポートと接続されていると判断する
付記1記載の情報処理方法。
(付記3)
いずれのポートの状態記録にも、接続されている相手装置の起動に伴う状態変化が含まれてない場合に、前記第1の装置は前記複数のポートのいずれにも接続されていないと判断する
付記1又は2記載の情報処理方法。
(付記4)
二以上の前記ポートの状態記録において、接続されている相手装置の起動に伴う状態変化が含まれている場合に、前記二以上のポートのうち一のポート以外のポートを閉塞させ、前記第1の装置を起動させるためのパケットを再び送信し、
ポートの状態記録を再び受信し、
再び受信した前記ポートの状態記録に基づいて、前記二以上のポートのうち再び送信した前記パケットを送出したポートを特定する
付記1乃至3のいずれか1つ記載の情報処理方法。
(付記5)
前記パケットは、前記第1の装置が有するポートを特定するアドレス情報を含み、
再び送信した前記パケットを送出した前記ポートは、前記アドレス情報で特定される前記ポートと接続していることを特定する
付記4記載の情報処理方法。
(付記6)
前記パケットを再び送信する前に、前記第1の装置をシャットダウンさせる
付記4又は5記載の情報処理方法。
(付記7)
前記第2の装置は、ネットワークスイッチであり、
前記第1の装置は、前記ネットワークスイッチに接続するサーバである
付記1乃至6のいずれか1つ記載の情報処理方法。
(付記8)
前記パケットの送信は、ブロードキャストによる送信である
付記1乃至7のいずれか1つ記載の情報処理方法。
(付記9)
前記パケットは、前記第1の装置を特定するMACアドレスを含む
付記1乃至8のいずれか1つ記載の情報処理方法。
(付記10)
前記パケットは、前記第1の装置が有するポートを特定するMACアドレスを含む
付記1乃至8のいずれか1つ記載の情報処理方法。
(付記11)
第1の装置を起動させるためのパケットを送信し、更に複数のポートを有する第2の装置からポートの状態記録を受信する通信部と、
前記ポートの状態記録に基づいて、前記複数のポートのうち前記第1の装置と接続しているポートを特定する判断部と
を有する情報処理装置。
(付記12)
第1の装置を起動させるためのパケットを送信し、
複数のポートを有する第2の装置からポートの状態記録を受信し、
前記ポートの状態記録に基づいて、前記複数のポートのうち前記第1の装置と接続しているポートを特定する
処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
1 管理装置 7 システムラック
11 通信部 13 データ格納部
15 判断部 17 出力部
31,32 スイッチ 33 管理用スイッチ
51,52,53,54,55,56 サーバ
500 システムボード 501,502 ポート
503 管理用ポート 504,505 LANコントローラ
506 管理用LANコントローラ

Claims (11)

  1. 第1の装置を起動させるためのパケットを送信し、
    複数のポートを有する第2の装置からポートの状態記録を受信し、
    前記ポートの状態記録に前記第1の装置の起動に伴う状態変化が含まれている場合に、前記第1の装置は当該ポートと接続されていると判断する
    処理を含み、コンピュータ実行する情報処理方法。
  2. 第1の装置を起動させるためのパケットを送信し、
    複数のポートを有する第2の装置から当該複数のポートの各々における状態記録を受信し、
    前記状態記録のいずれにも、前記第1の装置の起動に伴う状態変化が含まれていない場合に、前記第1の装置は前記複数のポートのいずれにも接続されていないと判断する
    処理を含み、コンピュータ実行する情報処理方法。
  3. 第1の装置を起動させるためのパケットを送信し、
    複数のポートを有する第2の装置からポートの状態記録を受信し、
    二以上の前記ポートの状態記録に、前記第1の装置の起動に伴う状態変化が含まれている場合に、前記二以上のポートのうち一のポート以外のポートを閉塞させ、前記第1の装置を起動させるためのパケットを再び送信し、
    前記一のポートの状態記録を再び受信し、
    再び受信した前記一のポートの状態記録に前記第1の装置の起動に伴う状態変化が含まれている場合に、前記第1の装置は前記一のポートと接続されていると判断する
    処理を含み、コンピュータ実行する情報処理方法。
  4. 前記パケットは、前記第1の装置が有するポートを特定するアドレス情報を含み、
    一のポートは、前記アドレス情報で特定される前記ポートと接続していることを特定する
    請求項記載の情報処理方法。
  5. 前記パケットを再び送信する前に、前記第1の装置をシャットダウンさせる
    請求項又は記載の情報処理方法。
  6. 第1の装置を起動させるためのパケットを送信し、更に複数のポートを有する第2の装置からポートの状態記録を受信する通信部と、
    前記ポートの状態記録に前記第1の装置の起動に伴う状態変化が含まれている場合に、前記第1の装置は当該ポートと接続されていると判断する判断部と
    を有する情報処理装置。
  7. 第1の装置を起動させるためのパケットを送信し、更に複数のポートを有する第2の装置から当該複数のポートの各々における状態記録を受信する通信部と、
    前記状態記録のいずれにも、前記第1の装置の起動に伴う状態変化が含まれていない場合に、前記第1の装置は前記複数のポートのいずれにも接続されていないと判断する判断部と
    を有する情報処理装置。
  8. 第1の装置を起動させるためのパケットを送信し、更に複数のポートを有する第2の装置からポートの状態記録を受信する通信部と、
    二以上の前記ポートの状態記録に、前記第1の装置の起動に伴う状態変化が含まれている場合に、前記二以上のポートのうち一のポート以外のポートを閉塞させる判断部と
    を有し、
    前記通信部は、前記第1の装置を起動させるためのパケットを再び送信し、更に前記一のポートの状態記録を再び受信し、
    前記判断部は、再び受信した前記一のポートの状態記録に前記第1の装置の起動に伴う状態変化が含まれている場合に、前記第1の装置は前記一のポートと接続されていると判断する
    情報処理装置。
  9. 第1の装置を起動させるためのパケットを送信し、
    複数のポートを有する第2の装置からポートの状態記録を受信し、
    前記ポートの状態記録に前記第1の装置の起動に伴う状態変化が含まれている場合に、前記第1の装置は当該ポートと接続されていると判断する
    処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  10. 第1の装置を起動させるためのパケットを送信し、
    複数のポートを有する第2の装置から当該複数のポートの各々における状態記録を受信し、
    前記状態記録のいずれにも、前記第1の装置の起動に伴う状態変化が含まれていない場合に、前記第1の装置は前記複数のポートのいずれにも接続されていないと判断する
    処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  11. 第1の装置を起動させるためのパケットを送信し、
    複数のポートを有する第2の装置からポートの状態記録を受信し、
    二以上の前記ポートの状態記録に、前記第1の装置の起動に伴う状態変化が含まれている場合に、前記二以上のポートのうち一のポート以外のポートを閉塞させ、前記第1の装置を起動させるためのパケットを再び送信し、
    前記一のポートの状態記録を再び受信し、
    再び受信した前記一のポートの状態記録に前記第1の装置の起動に伴う状態変化が含まれている場合に、前記第1の装置は前記一のポートと接続されていると判断する
    処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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