JP5956317B2 - 荷電粒子発生装置 - Google Patents

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本発明は、空気清浄機、空気調和機などの電気機器に装着されて、放電により空気中にイオン等の荷電粒子を発生する荷電粒子発生装置に関する。
コロナ放電によりイオンを発生するイオン発生装置は、放電電極と誘導電極とを有するイオン発生部と、発生したイオンを放出するためのファンとを備えている。特許文献1に記載のイオン発生装置では、放出するイオンを均一にするために、ファンの回転数に応じてイオン発生部の間欠駆動の間隔が調整される。すなわち、イオン発生部の駆動と停止を制御することにより、発生するイオン量を調整することができる。
このようなイオン発生装置は、単独でイオン発生機として使用されたり、空気清浄機、空気調和機、冷蔵庫などの電気機器に装着して使用される。
特開2010−29554号公報
イオン発生装置は、様々な商品分野の電気機器に共通で使用される。空気清浄機、冷蔵庫、空気調和機などの商品分野の異なる電気機器に使用されるイオン発生装置では、イオン発生装置を装着した電気機器がイオン発生装置を制御する。それぞれの電気機器の使用状況に応じて、放電回数、放電電圧、Duty駆動、寿命時間などの制御パラメータが設定され、制御プログラムが組まれる。このように、異なる商品分野の電気機器にイオン発生装置を装着して使用する場合、電気機器の使用状況が異なるので、電気機器毎に制御パラメータが異なる。したがって、電気機器にイオン発生装置を装着する場合、電気機器に適応したイオン発生装置にするために、電気機器において制御パラメータを設定しておかなければならず、電気機器の商品開発に時間と手間がかかる。
本発明は、上記に鑑み、電気機器に装着するだけで、電気機器に適応できる荷電粒子発生装置の提供を目的とする。
本発明の荷電粒子発生装置は、放電によって荷電粒子を発生する発生部と、発生部を制御する制御部とを備え、電気機器に装着されて使用される。制御部は、それぞれ異なる駆動条件で発生部を駆動制御するための複数の制御パラメータを有し、電気機器に装着されたときに、制御部は、電気機器に関する識別情報を取得して、識別情報に基づいて制御パラメータを選択する。制御パラメータは、発生部に印加する電圧、放電回数を含み、電気機器毎に異なる制御パラメータが設定される。
荷電粒子発生装置は、各種の電気機器に対応した制御パラメータを有している。荷電粒子発生装置が電気機器に装着されるだけで、電気機器に適した制御パラメータが自動的に選択され、設定される。電気機器においては、荷電粒子発生装置を駆動するための制御パラメータを何ら設定しておく必要はない。
制御部は、発生部の累積動作時間が所定累積時間に達すると、メンテナンスを促す警告を行う。電気機器に応じて異なる所定累積時間が設定される。荷電粒子発生装置が装着される電気機器によって、荷電粒子発生装置の駆動条件が異なり、寿命も異なる。そこで、制御パラメータとして、所定累積時間を設定しておくことにより、荷電粒子発生装置がどのような電気機器に使用されても、寿命が来れば、必ず警告が発せられるので、メンテナンスが楽になる。
本発明によると、電気機器に荷電粒子発生装置を装着することにより、電気機器に適応した制御パラメータを設定できるので、多様な電気機器に対して荷電粒子発生装置を共用できる。
本発明のイオン発生装置を装着した空気清浄機の内部構造を示す断面図 イオン発生装置の正面図 イオン発生装置の電気回路の概略図 空気清浄機およびイオン発生装置の制御ブロック図 電気機器の識別情報の内容を示す図 商品タイプ毎の制御パラメータを示す図 空気清浄機にイオン発生装置を装着したときの空気清浄機における制御フローチャート 空気清浄機にイオン発生装置を装着したときのイオン発生装置における制御フローチャート
本実施形態のイオン発生装置を装着した電気機器である空気清浄機を図1に示す。空気清浄機1は、イオンを発生するイオン発生装置2と、発生したイオンを吹き出すための送風機3と、発生したイオンを検出するイオン検出器4とを備えている。これらは本体ケース5に内装されている。
本体ケース5の上面に吹出口10が形成され、本体ケース5の背面にカバー11が着脱自在に設けられている。カバー11に、フィルタ付きの吸込口12が形成され、本体ケース5の背面の下部にも吸込口13が形成される。本体ケース5の下部に、送風機2が設けられ、送風機2と吹出口10との間に、ダクト14が設けられる。送風機2から吹出口10に向かう送風路15が形成され、ダクト14の内部が送風路15とされる。
ダクト14は、角筒状に形成され、上側および下側が広く、中間部分が狭くなっている。ダクト14の上端の出口が吹出口10に連通する。吹出口10には、ルーバ16が着脱可能に設けられる。イオン発生装置1およびイオン検出器3は、ダクト14に設けられ、送風路15に面している。イオン発生装置1およびイオン検出器3は、送風路15が最も狭くなった中間部分に位置し、対向して配置される。すなわち、ダクト14の幅を狭くすることによって生じたスペースに、イオン発生装置2およびイオン検出器4が設けられる。これによって、本体ケース5内のスペースを有効に活用でき、装置全体の小型化を図れる。
ダクト14の下端の入口に、送風機3が連通する。送風機3は、シロッコファンとされ、ファンケーシング20にファン21が回転自在に内装され、ファンモータ22によりファン21が回転される。ファンケーシング20は、本体ケース5に取り付けられる。ファンケーシング20の上部にファン吹出口23が形成され、ファン吹出口23がダクト14の入口に接続され、ファン吹出口23が送風路15に連通する。送風機3により吸込口12,13から吸い込まれた空気が、送風路15を下側から上側に向かって通り、イオン発生装置1から発生したイオンを伴った空気が吹出口10から吹き出される。風は送風路15を下側から上側に向かって流れ、この方向が送風方向とされる。
イオン発生装置2は、図2に示すように、放電電極30および誘導電極31と、これらを内装する樹脂製の収容ケース32とを有する。放電電極30は、針電極とされ、誘導電極31は、環状に形成され、放電電極30を中心にして放電電極30の周りを囲んでいる。放電電極30および誘導電極31は、左右一対に設けられ、2組の各電極30,31が、支持基板33に実装され、所定の間隔をおいて左右方向に並べられている。収容ケース32の前面に2つの貫通孔34が形成され、貫通孔34に放電電極30が臨んでいる。図中、35は放電電極30を保護するためのガードリブである。
図3に示すように、放電電極30および誘導電極31は駆動回路に接続されている。駆動回路は図示しない電源回路に接続される。放電電極30、誘導電極31および駆動回路がユニット化されて、イオン放出デバイス36とされる。イオン放出デバイス36は収容ケース32内に着脱自在に装着される。収容ケース32の前面に、ピンコネクタ37が設けられ、本体ケース5側のソケット38と接続される。
図4に示すように、イオン放出デバイス36は、制御部40によって駆動制御される。マイコンからなる制御部40は、イオン放出デバイス36を駆動制御するための制御パラメータにしたがってイオン発生デバイス36の電源回路を制御する。41は、空気清浄機1と電気的に接続するためのインターフェースであり、ピンコネクタ37を有する。
空気清浄機1は、イオン発生装置2および送風機3を駆動制御する本体制御部42と、イオン発生装置2を電気的に接続するためのインターフェース43とを備えている。インターフェース43は、イオン発生装置2のピンコネクタ37を接続するソケット38を有する。コネクタ37がソケット38に接続されることにより、両インターフェース41,43を通じて信号がやり取りされるとともに、空気清浄機1からイオン発生装置2に電源が供給される。
空気清浄機1の操作パネル44に設けられたイオン発生用の操作スイッチがオンされたとき、マイコンからなる本体制御部42は、イオン発生装置2に運転信号を出力する。イオン発生装置2の制御部40は、運転信号が入力されると、制御パラメータに応じた駆動信号を電源回路に出力する。
電源回路は、制御部40からの駆動信号に応じて動作し、発振信号を駆動回路に出力する。駆動回路は、電源回路からの発振信号に応じて高電圧を発生して、高電圧を放電電極30および誘導電極31に印加する。すなわち、電源回路から一対の端子50a,50b間に所定方向の電流が流れると、ダイオード51および抵抗52を介してコンデンサ53に充電される。コンデンサ53の端子間電圧が上昇して、2端子サイリスタ54のブレークオーバー電圧に達すると、サイリスタ54はツェナーダイオードのように動作して、さらに電流を流す。
サイリスタ54に流れる電流がブレークオーバー電流に達すると、サイリスタ54は略短絡状態となる。これにより、コンデンサ53に充電された電荷がサイリスタ54およびパルストランス55の一次巻線55aを介して放電され、一次巻線55aにインパルス電圧が発生する。
一次巻線55aにインパルス電圧が発生すると、パルストランス55の二次巻線55bに正および負の高電圧パルスが交互に減衰しながら発生する。各誘導電極31は導通して、二次巻線55bの一端に接続され、二次巻線55bの他端はダイオード56,57を介して各放電電極30に接続される。
二次巻線55bで発生した正の高電圧パルスはダイオード56を介して一方の放電電極30に印加される。一方の放電電極30の先端でコロナ放電が発生する。二次巻線55bで発生した負の高電圧パルスはダイオード57を介して他方の放電電極30に印加される。他方の放電電極30の先端でコロナ放電が発生する。なお、各放電電極30には、所定の周期で交互に高電圧が印加されるが、独立した2つの駆動回路を設けることにより、各放電電極30に同時に高電圧を印加してもよい。
一方の放電電極30のコロナ放電により、空気中の水分子が電離して、水素イオンが生成される。この水素イオンが溶媒和エネルギにより、空気中の水分子とクラスタリングする。H(HO)(mは任意の自然数)からなる正イオンが収容ケースの一方の貫通孔から放出される。また、他方の放電電極30のコロナ放電により、空気中の酸素分子または水分子が電離して、酸素イオンが生成される。この酸素イオンが溶媒和エネルギにより、空気中の水分子とクラスタリングする。O (HO)(nは任意の自然数)からなる負イオンが収容ケースの他方の貫通孔から放出される。
正イオンおよび負イオンは、空気中の浮遊菌や臭い成分の表面に凝集して、これらを取り囲む。その際に生成される活性種の水酸化ラジカル(・OH)やH(過酸化水素)が微生物等の表面上に凝集して、浮遊菌や臭い成分を破壊する。これにより、正負イオンを室内に放出することにより、室内の殺菌、脱臭を行うことができる。
このように、イオン発生装置2は空気清浄機1などの電気機器に装着されて使用される。電気機器の使用状況に応じてイオン発生の運転を行うためには、イオン発生装置2を駆動するための制御パラメータを電気機器毎に設定する必要がある。例えば、空気清浄機1は、人に近い場所で使用されることが想定される。イオン発生装置2には、放電に伴い発生する動作音を極力抑えることが要求される。同じ空気清浄機1であっても、使用状況が異なる場合があり、教室や図書室などに設置する場合には静音性が求められるが、オフィスや体育館などに設置される場合には、静音性よりも清浄力が求められる。冷蔵庫は、リビングから離れたキッチンで使用されることが想定される。冷蔵庫のコンプレッサの動作音は放電音と比べて大きいので、イオン発生装置2には、動作音を抑えるよりも、むしろイオンによる清浄力を高めることが要求される。また、一般家庭のリビングで使用する電気機器の場合は、静音性および高寿命が求められる。このように、商品分野の違いや同じ商品分野でも使用状況によって、種々の制御パラメータを設定しなければならない。
そこで、イオン発生装置2は、装着される空気清浄機1からの情報に基づいて、空気清浄機1に応じた制御パラメータを設定する。空気清浄機1のメモリ45には、空気清浄機1に対する識別情報が記憶されている。図5に示すように、電気機器の種類を示す商品群にそれぞれ識別値が割り当てられ、運転タイプにそれぞれタイプ値が割り当てられている。例えば、識別値として、空気清浄機はA、冷蔵庫はBとされる。タイプ値として、静音は1、パワーは2、高寿命は3とされる。電気機器の識別情報は、識別値とタイプ値との組み合わせた商品タイプを含む。例えば、静音性が要求される空気清浄機の商品タイプは、A1とされ、清浄力が要求される空気清浄機の商品タイプは、A2とされる。
イオン発生装置2のメモリ46には、商品タイプ毎に異なる駆動条件が設定された複数の制御パラメータが記憶されている。図6に示すように、制御パラメータは、放電回数、放電電圧、Duty駆動、寿命の各パラメータからなる。例えば商品タイプA3の制御パラメータは、放電回数100回/秒、放電電圧4.5kV、Duty駆動50%、寿命2.5年とされる。
放電回数が多いほど、イオンの発生量は増加する。放電電圧は高いほど、イオンの発生量は増加する。Duty駆動は高いほど、イオンの発生量は増加する。放電している時間が長ければ、それに応じて放電電極の汚れや摩耗が進んでいく。したがって、電気機器の使用状況に応じて商品タイプが決められ、商品タイプ毎に各パラメータが設定されることにより、各種の商品タイプに対する制御パラメータがそれぞれ設定される。複数の制御パラメータが予めメモリ46に記憶される。
次に、イオン発生装置2の制御パラメータの設定手順を図7、8にしたがって説明する。イオン発生装置2が空気清浄機1に装着されると、空気清浄機1の本体制御部42は、この装着を検知する(S1)。なお、イオン発生装置2の装着の検知は、本体ケース4に設けられたマイクロスイッチ、光センサなどの検知器によって行われる。イオン発生装置2が装着されると、検知器はオン信号を本体制御部42に出力する。本体制御部42は、オン信号の有無によってイオン発生装置2の装着の有無を判断する。
イオン発生装置2が装着されると、本体制御部42は、イオン発生装置2に電源の供給を開始する。イオン発生装置2の制御部40が起動する。これにより、制御部40は、イオン発生装置2が空気清浄機1に装着されたことを認識する(T1)。
空気清浄機1の本体制御部42は、メモリ45から識別情報を読み出し、インターフェース43を介してイオン発生装置2に送信する(S2)。送信が完了する(S3)と、本体制御部42は、待機状態となり、ユーザの操作入力を待つ。
イオン発生装置2の制御部40は、インターフェース41を通じて空気清浄機1からの識別情報を受信する(T2)。受信が完了する(T3)と、制御部40は、空気清浄機1から取得した識別情報をメモリ46に記憶する。そして、制御部40は、識別情報から装着された電気機器の商品タイプを認識し、メモリ46に記憶されている制御パラメータの中から商品タイプに対応する制御パラメータを選択して決定する(T4)。制御部40は、決定した制御パラメータを内蔵のメモリに書き込むことにより、制御パラメータを設定する(T5)。この後、制御部40は、本体制御部42からの運転信号を待ち受ける。
ユーザが空気清浄機1の操作スイッチをオンすると、本体制御部42は、運転信号をイオン発生装置2の制御部40に出力する。制御部40は、運転信号を受信すると、設定された制御パラメータにしたがって、イオン放出デバイス36を駆動する。
また、イオン発生装置2が駆動されると、制御部40は、駆動時間をカウントして、動作時間を累積していく。累積動作時間が設定された寿命である所定累積時間に達すると、制御部40は、寿命がきたことを空気清浄機1の本体制御部42に警告する。警告を受けた本体制御部42は、イオン発生装置2のメンテナンスを促すメッセージを表示等によって報知する。
このように異なるあるいは同一の商品群の種々の運転タイプの電気機器において、共通のイオン発生装置2を使用しながら、装着される電気機器に適応した制御パラメータを自動的に設定することができる。電気機器では、予めイオン発生装置2用の制御パラメータを設定して、制御プログラムを組み必要がなくなる。これにより、イオン発生装置2を装着するだけで電気機器の使用状況に適応した運転を行うことができ、電気機器がイオン発生装置2の運転を制御しなくてすみ、電気機器側の制御が簡単になる。したがって、トータル的に電気機器の開発におけるコストダウン図ることができる。
また、イオン発生装置2は設定した寿命がきたとき、交換される。このとき、当初装着されていたものとは異なるが、互換性のある設計変更されたイオン発生装置に交換する場合、電気機器側に予め記憶されているイオン発生装置2の制御プログラムおよび制御パラメータでイオン発生装置2を駆動するとしたとき、イオン発生装置2自体が設計変更されたものであるにも関わらず、当初装着されていたものと同じ制御パラメータでしか制御できない。そのため、設計変更されたイオン発生装置2の機能を十分に発揮させることができない。
そこで、イオン発生装置2が電気機器の識別情報に基づいて、イオン発生装置2が自ら制御パラメータを決めることにより、設計変更されたイオン発生装置2が装着された場合でも、そのイオン発生装置2にとって最適な制御パラメータで駆動することができる。したがって、性能が向上したイオン発生装置2の機能を有効に発揮させることができる。例えば、イオン発生装置2が電気機器への装着に関しては互換性を保ったまま放電電極30等が改良され、印加する電圧の最適値などが変わった場合において、特に効果を奏する。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。イオン発生装置2が装着される電気機器としては、空気清浄機以外に、冷蔵庫、空気調和機、洗濯機、ドライヤー、掃除機、複合機などや、車、電車、航空機等の乗物に搭載されるイオン発生機があげられる。
イオン発生装置2以外の荷電粒子発生装置として、帯電微粒子水を発生するものであってもよい。具体的には、ラジカル成分を含む帯電微粒子水を生成する静電霧化装置がある。静電霧化装置の放電電極をペルチェ素子により冷却するなどの方法により、放電電極の表面に結露水を生じさせ、放電電極にマイナスの高電圧を印加すると、結露水から帯電微粒子水が発生する。
電気機器に設けられたICタグに識別情報を書き込み、イオン発生装置2にICタグリーダを設ける。イオン発生装置2が電気機器に装着されたとき、ICタグリーダがICタグから識別情報を読み取り、イオン発生装置2は、非接触で識別情報を取得できる。
以上の通り、本発明の荷電粒子発生装置は、放電によってイオン、帯電微粒子水などの荷電粒子を発生する発生部と、発生部を制御する制御部とを備え、電気機器に装着されて使用されるものである。制御部は、それぞれ異なる駆動条件で発生部を駆動制御するための複数の制御パラメータを有し、電気機器に装着されたときに、制御部は、電気機器に関する識別情報を取得して、識別情報に基づいて制御パラメータを選択する。制御パラメータは、発生部に印加する電圧、放電回数を含み、電気機器毎に異なる制御パラメータが設定される。
荷電粒子発生装置が電気機器に装着されるだけで、電気機器に適した制御パラメータが自動的に選択され、設定される。電気機器においては、荷電粒子発生装置を駆動するための制御パラメータを何ら設定しておく必要はなく、商品開発時の労力を低減できる。
制御部は、発生部の累積動作時間が所定累積時間に達すると、メンテナンスを促す警告を行う。電気機器に応じて異なる所定累積時間が設定される。荷電粒子発生装置がどのような電気機器に使用されても、寿命が来れば、自発的に警告が発せられるので、電気機器において寿命を管理しなくてよい。
制御部は、装着された電気機器との通信により識別情報を取得する。荷電粒子発生装置が電気機器に装着されると、自動的に制御部は識別情報を取得でき、すぐに制御パラメータを設定できる。
1 空気清浄機
2 イオン発生装置
30 放電電極
31 誘導電極
36 イオン放出デバイス
40 制御部
41 インターフェース
42 本体制御部
43 インターフェース
45 メモリ
46 メモリ

Claims (4)

  1. 放電によって荷電粒子を発生する発生部と、発生部を制御する制御部とを備え、電気機器に装着されて使用される荷電粒子発生装置であって、制御部は、それぞれ異なる駆動条件で発生部を駆動制御するための複数の制御パラメータを有し、電気機器に装着されたときに、制御部は、電気機器に関する識別情報を取得して、識別情報に基づいて制御パラメータを選択することを特徴とする荷電粒子発生装置。
  2. 制御パラメータは、発生部に印加する電圧、放電回数を含み、電気機器毎に異なる制御パラメータが設定されることを特徴とする請求項1記載の荷電粒子発生装置。
  3. 制御部は、発生部の累積動作時間が所定累積時間に達すると、メンテナンスを促す警告を行い、電気機器に応じて異なる所定累積時間が設定されることを特徴とする請求項1または2記載の荷電粒子発生装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の荷電粒子発生装置が装着されたことを特徴とする電気機器。
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