JP5956166B2 - 給湯システムおよびそのコントローラ - Google Patents

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Description

本発明は、複数台の給湯器を用いて給湯する給湯システムおよびそのコントローラに関する。
複数台の給湯器を用いて給湯する給湯システムがある。この給湯システムはマルチシステムと称される。この給湯シテスムに関し、複数の給湯器に対してコントローラを備えることが知られている(たとえば、特許文献1)。コントローラは、各給湯器に対して制御信号を出力し、各給湯器から発せられた動作検出信号を受信する。これを一つの検査ルーチンとして各給湯器に対して複数の検査ルーチンを実行する。
特開2009−264707号公報
ところで、図14に示す給湯システム200では、貯湯タンク202に3台の給湯器204−1、204−2、204−3が設置されている。給湯器204−1、204−2、204−3は、貯湯タンク202の下層側と上層側との間に接続された管路206、208により連結されている。管路206側には循環ポンプ210が設置されている。貯湯タンク202の下層側と上層側との間に接続された管路212には循環ポンプ214、蛇口216などの給湯消費設備218が接続されている。貯湯タンク202に設置された温度センサ220の検出温度が循環ポンプ210を制御するポンプ制御ユニット222に伝えられる。循環ポンプ210を駆動すると、給湯器204−1、204−2、204−3に通水が生じる。循環ポンプ210の動作は給湯タンク202内の検出温度に応じて制御される。つまり、貯湯タンク202内の検出温度に応じて循環ポンプ210は駆動状態または停止状態に制御される。
マルチコントローラ224は、各給湯器204−1、204−2、204−3の制御部と通信可能である。給湯器204−1、204−2、204−3はマルチコントローラ224により選択され、各給湯器204−1、204−2、204−3の何れかの1または2以上に給湯動作を指示する。給湯の目標温度はマルチコントローラ224に接続されたリモコン226−1、226−2、226−3の何れでも設定できる。この設定温度はマルチコントローラ224から各給湯器204−1、204−2、204−3の制御部に伝えられる。これにより、循環ポンプ214を駆動し、給湯消費設備218による給湯消費に備える。貯湯タンク202内の温水は、循環ポンプ214により、上層から管路212に流れ、貯湯タンクの下層に戻される。これにより、即時給湯が可能となる。貯湯タンク202内の水量が低減した場合には、上水Wが貯湯タンク202の下層側に補給される。
このような給湯システム200では、循環ポンプ210を制御するポンプ制御ユニット222と、給湯器204−1、204−2、204−3を制御するマルチコントローラ224とが別個に設置されている。つまり、循環ポンプ210と、給湯器204−1、204−2、204−3とが別個に制御される構成である。このため、リモコン226−1、226−2、226−3側で目標温度が変更されると、循環ポンプ210の駆動/停止のための温度設定を変更することが必要であるという課題があった。
また、給湯システム200の他、貯湯タンクを持たない給湯システムでは、配管内の温度と給湯器内との間に温度差を生じる。この温度差でポンプ制御が悪化するという課題があった。これを改善するため、循環ポンプ側のコントローラと給湯システム側のコントローラと別々に設定を行う必要があり、設定を変更する場合の調整に手間がかかるという課題があった。
そこで、本発明の給湯システムおよびそのコントローラの目的は、上記課題に鑑み、給湯の目標温度の変更などの調整を容易化し、給湯温度の制御性を高めることにある。
また、本発明の給湯システムおよびそのコントローラの他の目的は、上記課題に鑑み、制御系統の簡略化を図ることにある。
上記目的を達成するため、本発明の給湯システムおよびそのコントローラの構成は以下のとおりである。
(1)2以上の給湯器と、前記給湯器および給湯負荷に温水を循環させる循環路と、前記給湯器の外部に設けられて、前記温水の温度を検出する温度センサと、前記循環路に設置された循環ポンプと、前記給湯器のそれぞれの動作を制御するとともに、給湯目標温度に対する相対値である前記循環ポンプの駆動開始温度および駆動停止温度を負の値に設定し、所定時間毎の前記温度センサの検出温度が前記給湯目標温度に前記駆動開始温度を加えた温度以下の場合に前記循環ポンプを動作させ、前記温度センサの検出温度が前記給湯目標温度に前記駆動停止温度を加えた温度以上の場合に前記循環ポンプを停止させ、前記給湯負荷に対する給湯温度を制御する制御部とを備える給湯システム。
斯かる構成により、制御部による各給湯器の統括制御と、循環路にある温度センサに基づく循環ポンプの駆動制御を実現している。
(2) 上記給湯システムにおいて、前記給湯負荷は単一または2以上の貯湯タンクを備える、(1) に記載の給湯システム。
(3) 上記給湯システムにおいて、前記温度センサは、前記給湯負荷または前記循環路に設置している、(1) または(2) に記載の給湯システム。
(4) 上記給湯システムにおいて、前記制御部は、前記給湯器のそれぞれにある給湯器制御部を統括する第1の給湯機能と、前記温度センサの検出温度に応じて前記循環ポンプを駆動し、該循環ポンプの駆動に応じて前記給湯器の給湯を制御する第2の給湯機能とを備える、(1) ないし(3) のいずれかに記載の給湯システム。
(5)2以上の給湯器および給湯負荷に温水を循環させる循環路に設置された循環ポンプおよび前記給湯器に接続されるコントローラであって、前記給湯器のそれぞれの動作を制御するとともに、給湯目標温度に対する相対値である前記循環ポンプの駆動開始温度および駆動停止温度を負の値に設定し、前記給湯器の外部における所定時間毎の前記温水の検出温度が前記給湯目標温度に前記駆動開始温度を加えた温度以下の場合に前記循環ポンプを動作させ、前記温水の検出温度が前記給湯目標温度に前記駆動停止温度を加えた温度以上の場合に前記循環ポンプを停止させ、前記給湯負荷に対する給湯温度を制御する制御機能を備える、コントローラ。
斯かる構成により、コントローラが各給湯器の統括制御と、循環路または給湯負荷に流れる温水の検出温度に基づく循環ポンプの駆動制御を実現する。
(1) 給湯の目標温度の変更などの調整を容易化し、給湯制御の制御性を高めることができる。
(2) 制御系統の簡略化を図り、給湯制御機能の効率化を実現できる。
(3) 各給湯器内にある給湯器制御部と循環路の循環ポンプの制御とを統一的に行うことができ、制御部の単一化を図ることができる。
そして、本発明の他の目的、特徴及び利点は、添付図面及び各実施の形態を参照することにより、一層明確になるであろう。
第1の実施の形態に係る給湯システムを示す図である。 給湯器の一例を示す図である。 マルチコントローラの制御機能を示す図である。 給湯システムの制御系統の一例を示す図である。 マルチコントローラの制御機能の処理手順の一例を示すフローチャートである。 目標温度設定の処理手順の一例を示すフローチャートである。 目標温度のデータテーブルの一例を示す図である。 循環ポンプの制御の処理手順の一例を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係る給湯システムを示す図である。 給湯システムの制御系統の一例を示す図である。 目標温度設定の処理手順の一例を示すフローチャートである。 循環ポンプの制御の処理手順の一例を示すフローチャートである。 第3の実施の形態に係る給湯システムを示す図である。 給湯システムの制御系統の一例を示す図である。 給湯器と循環ポンプの制御を別個に行う給湯システムを示す図である。
〔第1の実施の形態〕
図1は第1の実施の形態に係る給湯システムを示している。図1に示す構成は一例であって、斯かる構成に本発明の給湯システムおよびそのコントローラが限定されるものではない。
図1に示す給湯システム2は、貯湯タンク4を備える。この貯湯タンク4には給湯器6−1、6−2、6−3で加熱された温水HWが溜められる。貯湯された温水HWは、温度によって温水比重が異なることを利用し、温水HWの上層側が高温、下層側が低温となる温度傾斜となっている。この貯湯タンク4の温水HWの不足分は貯湯タンク4の下層側から上水Wで補給され、貯湯タンク4は満水状態に維持される。
給湯器6−1、6−2、6−3は、貯湯タンク4に供給された上水Wまたは貯湯タンク4にある温水HWを加熱する手段である。この実施の形態では、3機の給湯器6−1、6−2、6−3を備えているが、2機でもよいし、4機以上の複数の給湯器6−1、6−2、6−3・・・6−Nであってもよい。
各給湯器6−1、6−2、6−3は、貯湯タンク4に管路8、10により並列に接続されている。管路8は上流側であり、管路10は下流側である。管路8には循環ポンプ12が設置されている。この循環ポンプ12により、貯湯タンク4の下層側の温水HWが管路8から各給湯器6−1、6−2、6−3に循環し、各給湯器6−1、6−2、6−3から出た温水HWが管路10により貯湯タンク4の上層側に戻される。
各給湯器6−1、6−2、6−3および循環ポンプ12にはマルチコントローラ14が接続されている。マルチコントローラ14は本発明のコントローラまたは制御部の一例である。このマルチコントローラ14には貯湯タンク4にある温度センサ16から検出温度が伝えられる。この検出温度を制御情報として、マルチコントローラ14は、循環ポンプ12および各給湯器6−1、6−2、6−3の駆動または停止を制御する。
マルチコントローラ14にはリモコン18−1、18−2、18−3が接続されている。リモコン18−1、18−2、18−3に設定された給湯目標温度(設定温度)により、給湯器6−1、6−2、6−3の1または2以上が制御される。
そして、貯湯タンク4の上層側と下層側との間には管路20が接続されている。この管路20には循環ポンプ22が設置されている。この循環ポンプ22の駆動により、給湯負荷に給湯する。この実施の形態では管路20にある給湯消費設備25としてたとえば、蛇口24−1、24−2、24−3などから貯湯タンク4の温水HWが提供される。
斯かる構成では、循環ポンプ12および温度センサ16がマルチコントローラ14に接続されている。したがって、循環ポンプ12は、マルチコントローラ14により、駆動状態または停止状態に制御される。
循環ポンプ12を駆動しまたは停止させる温度は、リモコン18−1、18−2、18−3の何れによってもマルチコントローラ14に設定可能である。つまり、給湯目標温度に対し相対値で設定するため、給湯目標温度が変更されても駆動または停止の基準となる温度を変更する必要がない。
<給湯器6−1、6−2、6−3の構成>
図2は、給湯器6−1、6−2、6−3の構成を示している。図2に示す構成は一例であり、斯かる構成に本発明の給湯システムおよびそのコントローラが限定されるものではない。
給湯器6−1、6−2、6−3は同一仕様でもよく、それぞれが異なってもよい。この実施の形態では給湯器6−1、6−2、6−3は同一仕様、同一形態として説明する。
図2に示す給湯器6では、筐体26に燃焼室28が設置されている。この燃焼室28にはバーナ30が設置され、バーナ30で燃焼させた燃料ガスGの燃焼排気が燃焼室28の下流側(図中上部)に流れる。燃焼室28の下流側には熱交換器32が設置されている。熱交換器32は燃焼排気の熱を水に熱交換する。
バーナ30は一例として3つのグループに分離されている。各グループに対応する3つのガス管路34−1、34−2、34−3が設置されている。ガス管路34−1にはガス電磁弁36−1、ガス管路34−2にはガス電磁弁36−2、ガス管路34−3にはガス電磁弁36−3が設置されている。これらガス管路34−1、34−2、34−3は集合されて単一のガス管路38に連結されている。この連結部にはガス比例弁40が設置されている。このガス比例弁40より上流側には主ガス弁42が設置されている。ガス供給口44側にはガス管より燃料ガスGが供給される。
燃焼室28には給気ファン46が設置されている。燃料ガスGの燃焼に必要な空気がバーナ30の上流側から供給される。
バーナ30の燃焼口の近傍にはイグナイタロッド48、フレームロッド50および空燃比検出ロッド52が設置されている。イグナイタロッド48にはイグナイタ54が接続されている。バーナ30から噴射する燃料ガスGは、イグナイタ54により着火される。燃料ガスGの燃焼はフレームロッド50により検出される。
熱交換器32には給水側に給水管56、出湯側に出湯管58が接続されている。給水管56には既述の管路8が接続される。出湯管58には既述の管路10が接続される。これら給水管56と出湯管58との間にはバイパス管60が接続されている。
給水管56に流れる温水HWの温度は温度センサ62で検出される。給水管56に流れ込む温水HWの流量は流量センサ64で検出され、流量調整弁66で調整される。熱交換器32で加熱した温水HWの温度は熱交換器32の出口側にある温度センサ68で検出される。過熱温度はハイリミットセンサ70で検出され、給湯温度が異常温度に到達すれば、ハイリミットセンサ70の出力により燃焼停止に至る。
バイパス管60にはバイパス弁72が設置されている。このバイパス弁72の開度により、給水管56側の水が出湯管58に合流し、出湯温度が調整される。出湯管58の端部には温度センサ74が設置されている。この温度センサ74により混合温度つまり、管路10に提供される温水HWの温度が検出される。
給気ファン46の近傍には給湯器制御部76が設置されている。この給湯器制御部76にはトランス78を介して給電されている。この給湯器制御部76には、既述の温度センサ62、68、74の検出温度が入力されている。この給湯器制御部76の出力により、ガス電磁弁36−1、36−2、36−3、ガス比例弁40、主ガス弁42、給気ファンモータ、フレームロッド50、空燃比検出ロッド52、イグナイタ54、流量調整弁66、バイパス弁72が制御される。
<マルチコントローラ14の制御機能>
図3は、マルチコントローラ14の制御機能を示している。図3に示す制御機能は、本発明のコントローラの制御機能の一例である。この制御機能には、統括制御機能140−1、給湯制御機能140−2および循環制御機能140−3が含まれる。
統括制御機能140−1は、第1の給湯機能の一例である。この統括制御機能140−1では、給湯器6−1、6−2、6−3のそれぞれにある給湯器制御部76(図4)を統括する。給湯制御機能140−2は、給湯器6−1、6−2、6−3による給湯を制御する。
循環制御機能140−3は、第2の給湯機能の一例である。循環制御機能140−3は循環ポンプ12の循環動作を制御する。この循環制御機能140−3では、温度センサ16の検出温度に応じて循環ポンプ12を駆動し、循環ポンプ12の駆動に応じて給湯器6−1、6−2、6−3の給湯を制御する。
<給湯システム2の制御系統>
図4は、給湯システム2の制御系統を示している。マルチコントローラ14はコンピュータで構成されており、既述の制御機能を実現する。このマルチコントローラ14には、各給湯器6−1、6−2、6−3の給湯器制御部76およびリモコン18−1、18−2、18−3が接続されている。マルチコントローラ14には温度センサ16の検出温度が加えられている。マルチコントローラ14の制御出力が循環ポンプ12、22に加えられている。
このマルチコントローラ14はコンピュータで構成されている。このマルチコントローラ14には、CPU(Central Processing Unit )80、ROM(Read-Only Memory)82、RAM(Random-Access Memory)84および入出力部(I/O)86が設置されている。
CPU80はROM82にあるプログラムを実行する。ROM82にはOS(Operating System)やアプリケーションプログラムが格納されている。RAM84はワークエリアを構成する。I/O86はCPU80により制御され、データの入出力に用いられる。
<マルチコントローラ14による制御>
図5は、マルチコントローラ14による制御機能の処理手順を示している。この処理手順は本発明の給湯システムの制御動作の一例である。
この処理手順では、設定された給湯目標温度を接続されているいずれかまたは2以上の給湯器6−1、6−2、6−3に指示する(S11)。この場合、給湯器6−1、6−2、6−3は全部であってもよいし、一部であってもよい。
給湯目標温度が指示された場合、マルチコントローラ14は、接続されている給湯器6−1、6−2、6−3のいずれかまたは2以上から給湯器情報を取得する(S12)。
給湯目標温度、給湯器情報により、給湯器6−1、6−2、6−3における稼働台数を増加する必要があるか否かを判定する(S13)。
給湯器6−1、6−2、6−3における稼働台数を増加する必要がある場合には(S13のYES)、停止中の給湯器より給湯器を選択し、その給湯器に対して稼働を開始する指示をする(S14)。この場合、稼働条件として稼働履歴を参照し、稼働時間の低い給湯器から順に稼働させる。つまり、給湯器6−1、6−2、6−3の負荷分散を図っている。
S13において、給湯器6−1、6−2、6−3における稼働台数を増加する必要がない場合には(S13のNO)、稼働台数を減少する必要があるかを判定する(S15)。
稼働台数を減少する必要がある場合には(S15のYES)、稼働中の給湯器より稼働を停止させる給湯器を選択し、その給湯器に対して停止指示を行う(S16)。この場合、稼働条件として稼働履歴を参照し、稼働時間の長い給湯器から順に稼働を停止させる。つまり、稼働停止にあっても、給湯器6−1、6−2、6−3の負荷分散を図っている。この処理を終了した後、S11にリターンする。
また、稼働台数を減少する必要がない場合にも(S15のNO)、S11にリターンする。
<温度設定>
図6は、リモコン18−1、18−2、18−3による温度の設定操作の処理手順を示している。
この温度設定には、温度Ton1設定、温度Toff1設定が含まれる。温度Ton1設定は、循環ポンプ12が駆動を開始する温度Ton1の設定である。温度Toff1設定は、循環ポンプ12が駆動を停止する温度Toff1の設定である。温度Ton1および温度Toff1の値および大小関係は、Ton1<0、Toff1<0である。
この処理手順は、温度設定の設定モードによるリモコン設定の処理である。リモコン18−1、18−2、18−3のいずれかにより給湯器6−1、6−2、6−3の給湯目標温度を入力する(S101)。マルチコントローラ14は、入力された目標温度が可能範囲内であるか否かを判断する(S102)。入力された目標温度が可能範囲外であれば(S102のNO)、入力温度はキャンセルされ、再入力が促される。
入力された目標温度が可能範囲内であれば(S102のYES)、マルチコントローラ14が循環ポンプ12の駆動温度の設定か否かを判断する(S103)。循環ポンプ12の駆動温度の設定でなければ(S103のNO)、この処理を終了してS101にリターンする。
循環ポンプ12の駆動温度の設定であれば(S103のYES)、設定する循環ポンプ12の駆動温度を設定する。この駆動温度の設定では、温度Ton1であるかを判定する(S104)。設定温度が温度Ton1であれば(S104のYES)、温度Ton1の設定に移行する(S105)。
この温度Ton1の設定では、温度Toff1以上(Ton1≧Toff1)であるかを判断する(S106)。Ton1≧Toff1であれば(S106のYES)、Toff1にTon1+1〔°C〕を設定し(S107)、この処理を終了し、S104にリターンする。Ton1≧Toff1でなければ(S106のNO)、この処理を終了し、S104にリターンする。
S104において、温度設定が温度Ton1でなければ(S104のNO)、設定する駆動温度が温度Toff1であるかを判定する(S108)。設定する駆動温度が温度Toff1であれば(S108のYES)、温度Toff1の設定に移行する(S109)。
温度Toff1の設定では、温度Toff1以上(Ton1≧Toff1)であるかを判断する(S110)。Ton1≧Toff1であれば(S110のYES)、Ton1にToff1−1〔°C〕を設定し(S110)、この処理を終了し、S104にリターンする。Ton1≧Toff1でなければ(S110のNO)、この処理を終了し、S104にリターンする。
S108において、温度設定が温度Toff1でなければ(S108のNO)、設定終了か否かを判定する(S112)。設定終了であれば(S112のYES)、S101にリターンする。設定終了でなければ(S112のNO)、S104にリターンし、S104ないしS112の処理を繰り返す。
<設定温度、標準温度および高温設定のデータテーブル>
図7は、設定温度、標準温度および高温設定のデータテーブル88を示している。このデータテーブル88はROM82に設定される。このデータテーブル88では設定温度の標準温度として下限値32〔℃〕ないし上限値75〔℃〕が設定されている。標準温度では37〔℃〕から43〔℃〕までが1〔℃〕間隔であり、43〔℃〕から2〔℃〕間隔で47〔℃〕に上昇させている。
高温設定では下限60〔℃〕、上限80〔℃〕とし、5〔℃〕間隔で高温設定が可能である。
<循環ポンプ12のON・OFF制御>
図8は、循環ポンプ12のON・OFF制御の処理手順を示している。この処理手順は図1に示すように、1機の貯湯タンク4で構成する場合である。
動作を開始すると、温度センサ16の検出温度が使用タイミングであるかを判断する(S121)。「温度センサ16の使用タイミング」は、温度センサ16による温度検出を常時行うのではなく、所定の時間間隔たとえば、数分に1回の割合で測定を行うことを想定している。貯湯タンク4の温度変化は瞬時ではないので、検出温度の応答性は不要である。これにより、省エネ効果も期待できる。
そこで、温度センサ16の検出温度が使用タイミングであれば(S121のYES)、温度センサ16の温度検出を行う(S122)。この温度センサ16の検出温度値が設定温度+Ton1以下であるか否かを判断する(S123)。検出温度値が設定温度+Ton1以下であれば(S123のYES)、循環ポンプ12を駆動し(S124)、S121にリターンする。
検出温度値が設定温度+Ton1以下でなければ(S123のNO)、検出温度値が設定温度+Toff1以上であるか否かを判断する(S125)。検出温度値が設定温度+Toff1以上であれば(S125のYES)、循環ポンプ12の駆動を停止し(S126)、S121にリターンする。また、検出温度値が設定温度+Toff1以上でない場合には(S125のNO)、S126をスキップし、S121にリターンする。この場合、循環ポンプ12の駆動が継続する。
<第1の実施の形態の特徴事項および効果>
(1) マルチコントローラ14で循環ポンプ12の駆動管理を行う。
(2) 貯湯タンク4内の温水温度を検出し、その検出温度に応じて給湯加熱を行うための温水循環を循環ポンプ12の駆動、停止によって制御する。
(3) 各給湯器6−1、6−2、6−3の連携制御と、循環回路の循環制御を単一のマルチコントローラ14で実現している。
(4) マルチコントローラ14で制御するので、温度設定を一箇所で行え、設定値の大小関係に矛盾設定を防止できる。少なくとも1〔℃〕の温度差を設けることにより、設定誤差を防止できる。
(5) 循環ポンプ12の駆動、停止の基準となる温度は、給湯設定温度に対し相対値で設定するため、要求給湯温度に変更が生じても変更する必要がない。設定の容易化および簡略化が実現される。
(6) 循環ポンプ12をON−OFF制御するので、給湯器6−1、6−2、6−3の劣化を防止でき、寿命を伸ばすことができる。
(7) 循環ポンプ12のON−OFF制御を適切化でき、循環ポンプ12の運転時間を削減できる。これにより、省エネ化を図ることができ、ひいては循環ポンプ12の寿命を延ばすことができる。
〔第2の実施の形態〕
第1の実施の形態では、単一の貯湯タンク4を備える構成であるが、温度センサを追加すれば複数の貯湯タンクで構成し、単一の循環ポンプ12で貯湯制御を行える。
図9は、第2の実施の形態に係る給湯システム2を示している。図9において、図1と同一または共通部分には同一符号を付してある。
図9に示す給湯システム2では、複数の貯湯タンクを備える場合としてたとえば、2つの貯湯タンク4−1、4−2が備えられている。給湯器6−1、6−2、6−3および貯湯タンク4−1、4−2は管路8、10で並列に接続されている。管路8には循環ポンプ12が設置されている。各貯湯タンク4−1、4−2には個別に管路20−1、20−2が接続されている。管路20−1には循環ポンプ22−1、給湯消費設備25−1が設置されている。管路20−2には循環ポンプ22−2、給湯消費設備25−2が設置されている。
図9に示す給湯システム2では貯湯タンク4−1、4−2に上水Wが補給される構成であるが、給湯器6−1、6−2、6−3の管路8側に補給管を接続し、上水Wの補給を行ってもよい。
図10は、この給湯システム2(図9)の制御系統を示している。この制御系統では既述した温度センサ16−1、16−2がマルチコントローラ14に接続されている。このマルチコントローラ14には既述の循環ポンプ22−1、22−2が接続されている。
<温度設定>
図11は、リモコン18−1、18−2、18−3による温度の設定操作の処理手順を示している。
この処理手順は、温度設定の設定モードによるリモコン設定の処理である。リモコン18−1、18−2、18−3のいずれかにより給湯器6−1、6−2、6−3の給湯目標温度を入力する(S201)。マルチコントローラ14は、入力された目標温度が可能範囲内であるか否かを判断する(S202)。入力された目標温度が可能範囲外であれば(S202のNO)、入力温度はキャンセルされ、再入力が促される。
入力された目標温度が可能範囲内であれば(S202のYES)、マルチコントローラ14が循環ポンプ12の駆動温度の設定か否かを判断する(S203)。
循環ポンプ12の駆動温度の設定であれば(S203のYES)、設定する循環ポンプ12の駆動温度を判定する(S204)。循環ポンプ12の駆動温度の設定でなければ(S203のNO)、この処理を終了してS201にリターンする。
この温度設定には、温度Ton1設定、温度Toff1設定、温度Ton2設定、温度Toff2設定が含まれる。温度Ton1設定は、温度センサ16−1の検出温度による循環ポンプ12が駆動を開始する温度Ton1の設定である。温度Ton2設定は、温度センサ16−2の検出温度による循環ポンプ12が駆動を開始する温度Ton2の設定である。温度Toff1設定は、温度センサ16−1の検出温度による循環ポンプ12が駆動を停止する温度Toff1の設定である。また、温度Toff2設定は、温度センサ16−2の検出温度による循環ポンプ12が駆動を停止する温度Toff2の設定である。
Ton1、Toff1、Ton2およびToff2の値および大小関係は、Ton1<0、Ton2<0、Toff1<0、Toff2<0、Ton1<Toff1、Ton2<Toff2である。
この駆動温度の設定では、温度Ton1の設定か否かを判定する(S204)。温度Ton1の設定であれば(S204のYES)、温度Ton1の設定に移行する。
この温度Ton1設定では、その値Ton1を設定する(S205)。この温度Ton1が温度Toff1以上(Ton1≧Toff1)であるかを判断する(S206)。Ton1≧Toff1であれば(S206のYES)、Toff1にTon1+1〔°C〕を設定し(S207)、この処理を終了し、S204にリターンする。Ton1≧Toff1でなければ(S206のNO)、この処理を終了し、S204にリターンする。
S204において、温度Ton1の設定でなければ(S204のNO)、温度Toff1の設定であるか否かを判定する(S208)。温度Toff1の設定であれば(S208のYES)、温度Toff1の設定に移行する。
この温度Toff1設定では、その値Toff1を設定する(S209)。温度Ton1が温度Toff1以上(Ton1≧Toff1)であるかを判断する(S210)。Ton1≧Toff1であれば(S210のYES)、Ton1にToff1−1〔°C〕を設定し(S211)、この処理を終了し、S204にリターンする。Ton1≧Toff1でなければ(S210のNO)、この処理を終了し、S204にリターンする。
S208において、温度Toff1の設定でなければ(S208のNO)、温度Ton2を設定であるか否かを判定する(S211)。温度Ton2の設定であれば(S211のYES)、温度Ton2の設定に移行する。
この温度Ton2設定では、その値Ton2を設定する(S212)。この温度Ton2が温度Toff2以上(Ton2≧Toff2)であるかを判断する(S213)。Ton2≧Toff2であれば(S213のYES)、Toff2にTon2+1〔°C〕を設定し(S214)、この処理を終了し、S204にリターンする。Ton2≧Toff2でなければ(S213のNO)、この処理を終了し、S204にリターンする。
S211において、温度Ton2の設定でなければ(S211のNO)、温度Toff2の設定であるか否かを判定する(S215)。温度Toff2の設定であれば(S215のYES)、温度Toff2の設定に移行する。
この温度Toff2設定では、その値Toff2を設定する(S216)。温度Ton2が温度Toff2以上(Ton2≧Toff2)であるかを判断する(S217)。Ton2≧Toff2であれば(S217のYES)、Ton2にToff2−1〔°C〕を設定し(S218)、この処理を終了し、S204にリターンする。Ton2≧Toff2でなければ(S217のNO)、この処理を終了し、S204にリターンする。
S215において、温度設定が温度Toff2でなければ(S215のNO)、設定終了か否かを判定する(S219)。設定終了であれば(S219のYES)、S201にリターンする。設定終了でなければ(S219のNO)、S204にリターンし、S204ないしS219の処理を繰り返す。
<循環ポンプ12のON・OFF制御>
図12は、この給湯システム2(図9)の循環ポンプ12のON・OFF制御の処理手順を示している。
第1の実施の形態と同様に動作を開始すると、温度センサ16の検出温度が使用タイミングであるかを判断する(S221)。「温度センサ16の使用タイミング」は、第1の実施の形態と同様である。
温度センサ16−1の検出温度が使用タイミングであれば(S221のYES)、温度センサ16の温度検出を行う(S222)。この温度センサ16−1の検出温度値が設定温度+Ton1以下であるか否かを判断する(S223)。検出温度値が設定温度+Ton1以下であれば(S223のYES)、循環ポンプ12を駆動し(S224)、S221にリターンする。
検出温度値が設定温度+Ton1以下でなければ(S223のNO)、温度センサ16−2の検出温度値が設定温度+Ton2以下であるか否かを判断する(S225)。検出温度値が設定温度+Ton2以下であれば(S225のYES)、循環ポンプ12を駆動し(S224)、S221にリターンする。
検出温度値が設定温度+Ton2以下でなければ(S225のNO)、検出温度値が設定温度+Toff1以上であるか否かを判断する(S226)。検出温度値が設定温度+Toff1以上であれば(S226のYES)、検出温度値が設定温度+Toff2以上であるか否かを判断する(S227)。検出温度値が設定温度+Toff2以上であれば(S227のYES)、循環ポンプ12の駆動を停止し(S228)、S221にリターンする。
S226において、検出温度値が設定温度+Toff1以上でない場合には(S226のNO)、S227、S228をスキップしてS221にリターンする。また、S227において、検出温度値が設定温度+Toff2以上でない場合には(S227のNO)、S228をスキップし、S221にリターンする。これらの場合には、いずれも循環ポンプ12の駆動が継続する。
このような温度センサ16−1、16−2を備える場合にはいずれか一方が循環ポンプ12をONにすべき温度以下であれば、循環ポンプ12を駆動する。そして、温度センサ16−1、16−2の双方の検出温度がともに所定温度以上となるand条件が成立すれば、つまり、それぞれの検出温度が循環ポンプ12をOFFとすべき温度以上に到達すれば、循環ポンプ12を停止させる。
〔第3の実施の形態〕
第3の実施の形態では貯湯タンク4を備えない場合の貯湯制御である。つまり、第1の実施の形態から貯湯タンク4を除き、複数の給湯器6−1、6−2、6−3に給湯消費設備25を並列に接続する構成である。
図13は、第3の実施の形態に係る給湯システム2を示している。図13において、図1と同一または共通部分には同一符号を付してある。
図13に示す給湯システム2では給湯器6−1、6−2、6−3に対して管路90、92により循環ポンプ12が接続されている。管路90は給湯器6−1、6−2、6−3の入側管路であり、管路92は出側管路である。つまり、管路92は出湯側である。管路92には蛇口24−1、24−2、24−3などの給湯消費設備25が接続されている。管路90、92により温水HWの循環回路が構成されている。
管路92には、循環ポンプ12と給湯消費設備25との間に温度センサ94が設置されている。つまり、温度センサ94では給湯消費設備25を通過し、低温化した温水温度が検出される。この検出温度は循環ポンプ12を制御する情報としてマルチコントローラ14に伝えられる。
この給湯システム2の制御系統では図14に示すように、温度センサ94の検出温度がマルチコントローラ14に入力され、このマルチコントローラ14から制御出力が循環ポンプ12に出力されている。その他の構成は、図4と同一構成であるので、その説明を割愛する。
このように貯湯タンク4(図1)を設置しない場合には、循環回路中の放熱などで温度低下が発生する。そこで、管路92に温度センサ94が設置されている。つまり、温度センサ94では循環ポンプ12に入る温水HWの温度を検出する。この検出温度により、マルチコントローラ14により循環ポンプ12の駆動・停止を制御することができる。したがって、循環ポンプ12の駆動時間を低減することができる。
以上説明したように、本発明の給湯システムおよびそのコントローラの最も好ましい実施の形態等について説明した。本発明は上記記載に限定されるものではない。特許請求の範囲に記載され、又は明細書に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能である。斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本発明の給湯システムおよびそのコントローラによれば、複数の給湯器の統括制御とともに、給湯負荷に対する温水循環を効率的に行え、しかも、制御系統の構成を簡略化できる。
2 給湯システム
4、4−1、4−2 貯湯タンク
6−1、6−2、6−3 給湯
8 管路
10 管路
12 循環ポンプ
14 マルチコントローラ
140−1 統括制御機能
140−2 給湯制御機能
140−3 循環制御機能
16 温度センサ
18−1、18−2、18−3 リモコン
20、20−1、20−2 管路
22、22−1、22−2 循環ポンプ
24−1、24−2、24−3 蛇口
25、25−1、25−2 給湯消費設備
26 筐体
28 燃焼室
30 バーナ
32 熱交換器
34−1、34−2、34−3 ガス管路
36−1、36−2、36−3 ガス電磁弁
38 ガス管路
40 ガス比例弁
42 主ガス弁
44 ガス供給口
46 給気ファン
48 イグナイタロッド
50 フレームロッド
52 空燃比検出ロッド
54 イグナイタ
56 給水管
58 出湯管
60 バイパス管
62 温度センサ
64 流量センサ
66 流量調整弁
68 温度センサ
70 ハイリミットセンサ
72 バイパス弁
74 温度センサ
76 給湯器制御部
78 トランス
80 CPU
82 ROM
84 RAM
86 入出力部(I/O)
88 データテーブル
90 管路
92 管路
94 温度センサ

Claims (5)

  1. 2以上の給湯器と、
    前記給湯器および給湯負荷に温水を循環させる循環路と、
    前記給湯器の外部に設けられて、前記温水の温度を検出する温度センサと、
    前記循環路に設置された循環ポンプと、
    前記給湯器のそれぞれの動作を制御するとともに、給湯目標温度に対する相対値である前記循環ポンプの駆動開始温度および駆動停止温度を負の値に設定し、所定時間毎の前記温度センサの検出温度が前記給湯目標温度に前記駆動開始温度を加えた温度以下の場合に前記循環ポンプを動作させ、前記温度センサの検出温度が前記給湯目標温度に前記駆動停止温度を加えた温度以上の場合に前記循環ポンプを停止させ、前記給湯負荷に対する給湯温度を制御する制御部と、
    を備える給湯システム。
  2. 前記給湯負荷は単一または2以上の貯湯タンクを備える、
    請求項1に記載の給湯システム。
  3. 前記温度センサは、前記給湯負荷または前記循環路に設置している、
    請求項1または2に記載の給湯システム。
  4. 前記制御部は、前記給湯器のそれぞれにある給湯器制御部を統括する第1の給湯機能と、前記温度センサの検出温度に応じて前記循環ポンプを駆動し、該循環ポンプの駆動に応じて前記給湯器の給湯を制御する第2の給湯機能とを備える、
    請求項1ないし3のいずれかに記載の給湯システム。
  5. 2以上の給湯器および給湯負荷に温水を循環させる循環路に設置された循環ポンプおよび前記給湯器に接続されるコントローラであって、
    前記給湯器のそれぞれの動作を制御するとともに、給湯目標温度に対する相対値である前記循環ポンプの駆動開始温度および駆動停止温度を負の値に設定し、前記給湯器の外部における所定時間毎の前記温水の検出温度が前記給湯目標温度に前記駆動開始温度を加えた温度以下の場合に前記循環ポンプを動作させ、前記温水の検出温度が前記給湯目標温度に前記駆動停止温度を加えた温度以上の場合に前記循環ポンプを停止させ、前記給湯負荷に対する給湯温度を制御する制御機能を備える、
    コントローラ。
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