JP5954501B2 - 情報処理システム、位置特定方法及び位置特定プログラム - Google Patents

情報処理システム、位置特定方法及び位置特定プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5954501B2
JP5954501B2 JP2015541388A JP2015541388A JP5954501B2 JP 5954501 B2 JP5954501 B2 JP 5954501B2 JP 2015541388 A JP2015541388 A JP 2015541388A JP 2015541388 A JP2015541388 A JP 2015541388A JP 5954501 B2 JP5954501 B2 JP 5954501B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
node
information processing
power
signal strength
control unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015541388A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2015052819A1 (ja
Inventor
達彦 根岸
達彦 根岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Application granted granted Critical
Publication of JP5954501B2 publication Critical patent/JP5954501B2/ja
Publication of JPWO2015052819A1 publication Critical patent/JPWO2015052819A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/12Shortest path evaluation
    • H04L45/122Shortest path evaluation by minimising distances, e.g. by selecting a route with minimum of number of hops
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power
    • G06F1/3203Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
    • G06F1/3206Monitoring of events, devices or parameters that trigger a change in power modality
    • G06F1/3209Monitoring remote activity, e.g. over telephone lines or network connections
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W40/00Communication routing or communication path finding
    • H04W40/02Communication route or path selection, e.g. power-based or shortest path routing
    • H04W40/04Communication route or path selection, e.g. power-based or shortest path routing based on wireless node resources
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W40/00Communication routing or communication path finding
    • H04W40/24Connectivity information management, e.g. connectivity discovery or connectivity update
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W64/00Locating users or terminals or network equipment for network management purposes, e.g. mobility management
    • H04W64/003Locating users or terminals or network equipment for network management purposes, e.g. mobility management locating network equipment

Description

本発明は、情報処理システム、位置特定方法及び位置特定プログラムに関する。
1個の筐体内に、多数のノードと、外部ネットワークと通信するためのネットワークスイッチとを収容する情報処理システムがある。ここで、ノードとは、CPU、メモリーコントローラとメモリー、ストレージコントローラとストレージ、無線LAN(Local Area Network)コントローラ、ベースバンドとRF(Radio Frequency)部及びインターコネクトを有する情報処理装置である。
各ノードは、他のノードと無線LANを用いて無線通信を行う。このため、各ノードは、無線通信で送信されるフレームの宛先ノードと次の送信先ノードであるネクストノードを対応付けたルーティングテーブルを有する。
図11は、ルーティングテーブルを用いたフレームのルーティングを説明するための図である。図11は、ノードAがノードOへフレームを送信する場合を示している。また、各ノードは上、下、左、右、左上、右上、左下及び右下に隣接するノードと無線通信が行える。
図11に示すように、ノードAのルーティングテーブルには、宛先ノードOに対応付けてネクストノードFが記憶されている。したがって、ノードAは、宛先ノードOへのフレームをノードFに送信する。また、ノードFのルーティングテーブルには、宛先ノードOに対応付けてネクストノードKが記憶されている。したがって、ノードFは、宛先ノードOへのフレームをノードKに送信する。また、ノードKのルーティングテーブルには、宛先ノードOに対応付けてネクストノードOが記憶されている。したがって、ノードKは、宛先ノードOへフレームを送信する。
ルーティングテーブルを作成するためには、筐体内の各ノードの位置を特定することが必要になる。筐体内の各ノードの位置が正しく特定されず、ルーティングテーブルに誤ったルーティング先が登録されると、ノード間で通信が行えない。
なお、サーバモジュール、スイッチモジュール、マネージメントモジュール等を一つの筐体内に収容するブレードサーバにおいて、バックプレーンボードを用いることなく、筐体内の通信を無線を用いて行う従来技術がある(例えば、特許文献1参照)。また、筐体内のノードの位置の特定に関連する従来技術として、モバイル・ノードが、複数の静的ノードから受信された受信信号強度を比較し、どの静的ノードが最も近くにあるかを推定して自己の位置を推定する技術がある(例えば、特許文献2参照)。また、無線給電の方式に関する規格としてQiシステムがある(例えば、非特許文献1参照)。
特開2005−184659号公報 特表2012−507736号公報
Qi System Description, Wireless Power Transfer, Volume I:Low Power Part1:Interface Definition, Version1.0.2, April 2012
各ノードが長距離無線信号受信時に観測する電波到達時間差方式、電波受信強度方式などを用いて各ノードの位置を特定することが考えられる。ノードの位置が数百m〜数Kmのように離れている場合には、電波到達時間差方式、電波受信強度方式などを用いてノードの位置を推定することが可能である。
しかしながら、例えば、高さ2m以内、幅1m以内の筐体内に数百個のノードを配置している場合には、各ノード間の距離が短すぎて、電波到達時間差方式、電波受信強度方式では、各ノードの位置を推定することはできないという問題がある。
本発明は、1つの側面では、筐体内の各ノードの位置を正確に特定することを目的とする。
本願の開示する情報処理システムは、1つの態様において、複数の情報処理装置を筐体に搭載する。そして、情報処理システムは、無線で所定の数の情報処理装置に電力を供給し、該電力を供給した各情報処理装置から各情報処理装置を識別する識別子及び前記無線の信号強度を受信する電力供給部を有する。また、情報処理システムは、前記識別子及び前記信号強度に基づいて筐体内の各情報処理装置の位置を特定する特定部を有する。
1実施態様によれば、筐体内の各ノードの位置を正確に特定することができる。
図1は、実施例に係る情報処理システムを示す正面図である。 図2は、実施例に係る情報処理システムを示す側面図である。 図3は、ノードの構成を示す図である。 図4は、無線給電を行うパワートランスミッタと無線給電を受けるパワーレシーバの構成を示す図である。 図5は、通信制御部がパワートランスミッタに送信するパケットの一例を示す図である。 図6は、全体制御部の機能構成を示す図である。 図7は、ルーティングテーブルの情報の作成例を説明するための図である。 図8は、ルーティングテーブルの情報の他の作成例を説明するための図である。 図9は、ルーティングテーブルの作成処理のフローを示すフローチャートである。 図10は、全体制御部のハードウェア構成を示す図である。 図11は、ルーティングテーブルを用いたフレームのルーティングを説明するための図である。
以下に、本願の開示する情報処理システム、位置特定方法及び位置特定プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例は開示の技術を限定するものではない。
まず、実施例に係る情報処理システムを図1及び図2を用いて説明する。図1は、実施例に係る情報処理システムを示す正面図であり、図2は、実施例に係る情報処理システムを示す側面図である。
図1に示すように、情報処理システム10は、ネットワークスイッチ11と、32個のノード20とを有する。なお、ここでは説明の便宜上、32個のノード20を示したが、情報処理システム10は、任意の数のノード20を有することができる。また、図2に示すように、ネットワークスイッチ11及びノード20は筐体1のスロットに収容され、ノード20は筐体1のスロットから取り外すことが可能である。
ネットワークスイッチ11は、ノード20が外部ネットワークと通信するために用いられる。ネットワークスイッチ11は、ノード20と無線で通信を行い、通常無線用無線アンテナ11aと、管理無線用無線アンテナ11bとを有する。
通常無線用無線アンテナ11aは、ノード20で動作するOSやアプリケーションが他のノード20やネットワークスイッチ11との通信に使用する無線(以下、「通常無線」と呼ぶ)のアンテナである。
管理無線用無線アンテナ11bは、ノード20の管理などで用いられる無線(以下、「管理無線」と呼ぶ)のアンテナである。管理無線は、通常無線と比較して、低速であるが、遠距離の通信が可能であり、最も遠いノード同士やネットワークスイッチ11とノード間でも通信が可能である。
また、ネットワークスイッチ11は、ノード20及びネットワークスイッチ11を制御する全体制御部40を有する。全体制御部40は、各ノード20を一意に識別する識別子であるノードIDを各ノード20に割り当てる。ノードIDは、ノード20が有するMAC(Media Access Control)アドレスから全体制御部40により生成される。全体制御部40は、MPUを有し、MPUでファームウェアを実行することにより実現される。
ノード20は、通常無線用無線アンテナ20aと、管理無線用無線アンテナ20bと、無線給電用アンテナ20cとを有する。通常無線用無線アンテナ20aは、通常無線で用いられるアンテナである。管理無線用無線アンテナ20bは、管理無線で用いられるアンテナである。
無線給電用アンテナ20cは、ノード20が筐体1から無線給電を受けるためのアンテナである。すなわち、ノード間やノード20と筐体1との間を接続する有線のコネクタ及び有線の通信線はなく、給電及び通信は無線により行われる。
次に、ノード20の構成について説明する。図3は、ノード20の構成を示す図である。図3に示すように、ノード20は、CPU21と、メモリーコントローラ22と、メモリー23と、ストレージコントローラ24と、ストレージ25と、無線LANコントローラ26と、ベースバンド及びRF部27と、インターコネクト28とを有する。また、ノード20は、制御部29と、パワーレシーバ30とを有する。
CPU21は、メモリー23に記憶されたプログラムを読み出して実行する中央処理装置である。メモリーコントローラ22は、メモリー23へのデータの書き込み、メモリー23からのプログラム及びデータの読み出しを制御する制御装置である。メモリー23は、プログラムやデータを記憶するRAM(Random Access Memory)である。
ストレージコントローラ24は、ストレージ25へのデータの書き込み、ストレージ25からのプログラム及びデータの読み出しを制御する制御装置である。ストレージ25は、プログラムやデータを記憶する磁気ディスク装置である。
無線LANコントローラ26は、通常無線及び管理無線で用いられる無線LANによる通信を制御する制御装置である。ベースバンド及びRF部27は、無線LANコントローラ26の制御のもとで無線通信を行う。
インターコネクト28は、CPU21、メモリーコントローラ22、ストレージコントローラ24、無線LANコントローラ26及び制御部29を相互に接続する装置である。
制御部29は、管理無線を用いてノード20を制御する。制御部29は、MPU(Micro Processing Unit)を有し、MPUでファームウェアを実行することにより実現される。また、制御部29は、宛先ノードのMACアドレスとネクストノードのMACアドレスを対応付けるルーティングテーブルを有し、ノード20が他のノード20に送信するフレームをルーティングする。パワーレシーバ30は、筐体1から無線給電を受信し、ノード内に電力を供給する。
次に、無線給電について説明する。図4は、無線給電を行うパワートランスミッタ50と無線給電を受けるパワーレシーバ30の構成を示す図である。図4に示すように、パワートランスミッタ50は、筐体1に配置され、インバータ51と、プライマリーコイル52と、カレントセンス53と、通信制御部54とを有する。
インバータ51は、直流入力を交流に変換し、プライマリーコイル52を駆動する。プライマリーコイル52は、キャパシタとともに共振回路を構成する。カレントセンス53は、プライマリーコイル52の電流を測定することによりパワーレシーバ30から送信されるパケットを受信し、受信したパケットを通信制御部54に通知する。
通信制御部54は、パワーレシーバ30からメッセージを受け取って解読し、解読したメッセージ及びプライマリーコイル52の電流に基づいて電力制御を実行する。通信制御部54は、インバータ51が出力する交流の周波数を操作することにより給電の制御を行う。
また、通信制御部54は、ネットワークスイッチ11に含まれる全体制御部40からの指示に基づいて給電制御を行い、制御状態について全体制御部40に通知する。また、通信制御部54は、パワーレシーバ30の通信制御部35と通信を行う。
1つのパワートランスミッタ50は、n個のノード20に給電する。例えば、実施例に係る情報処理システム10では、1つのパワートランスミッタ50が8個のノード20に給電する。したがって、実施例に係る情報処理システム10では、4個のパワートランスミッタ50が筐体1に配置される。筐体内には4段でノード20が配置されるため、パワートランスミッタ50は各段の左端に配置され、それぞれ各段の8個のノード20に給電する。
なお、ここでは、1つのパワートランスミッタ50が8個のノード20に給電することとしたが、1つのパワートランスミッタ50は、無線給電が可能な範囲で任意の個数のノード20に給電することができる。また、ここでは、パワートランスミッタ50を各段の左端に配置することとしたが、パワートランスミッタ50は各段の右端など他の場所に配置することもできる。
パワーレシーバ30は、セカンダリーコイル31と、調整回路32と、出力遮断器33と、通信変調器34と、通信制御部35とを有する。セカンダリーコイル31は、キャパシタとともに共振回路を構成し、パワートランスミッタ50からの給電を受ける。
調整回路32は、セカンダリーコイル31から受け取った電力の交流波形を調整する。また、調整回路32は、出力の平滑化を行うこともできる。調整回路32は、出力遮断器33、通信変調器34及び通信制御部35に電力を供給する。
出力遮断器33は、パワーレシーバ30が電力を供給しない場合に、出力電流を遮断する。また、出力遮断器33は、パワーレシーバ30が電力を供給しない場合に、電流が逆流することを防ぐ。
通信変調器34は、通信制御部35の指示に基づいてパワートランスミッタ50に通信信号を送信する。通信制御部35は、通信変調器34を操作し、パワートランスミッタ50の通信制御部54にパケットを送信する。
図5は、通信制御部35がパワートランスミッタ50に送信するパケットの一例を示す図である。図5は、プライマリーコイル52とセカンダリーコイル31のカップリング度合いを信号強度値として示す信号強度パケットである。信号強度パケットは、フリーポジショニングを使用するパワートランスミッタ50に最適な電力伝送を提供するプライマリーコイル52の設定を目的として、信号強度をパワーレシーバ30からパワートランスミッタ50に伝えるものである。
図5に示すように、通信制御部35は、8ビットのデータで信号強度値をパワートランスミッタ50に送信する。なお、パワーレシーバ30は、整流された電圧、開回路電圧、受信パワーなどから信号強度値を決定する。
また、通信制御部35は、出力遮断器33を制御し、パワーレシーバ30及び負荷60を監視制御する。また、通信制御部35は、制御部29からの指示に基づいて受電制御を行い、制御状態について制御部29に通知する。
次に、全体制御部40の構成について説明する。図6は、全体制御部40の機能構成を示す図である。図6に示すように、全体制御部40は、給電指示部41と、信号強度取得部42と、位置特定部43と、マッピング情報作成部44と、ルーティングテーブル作成部45とを有する。
給電指示部41は、パワートランスミッタ50に給電を指示し、給電指示の一部としてpingの実行を指示する。ここで、pingは、パワートランスミッタ50が給電するパワーレシーバ30を選択するために送信する電力信号である。pingを受信したパワーレシーバ30は、自ノードを識別するノードIDと受信した電力信号の信号強度値をパワートランスミッタ50に送信する。
信号強度取得部42は、パワーレシーバ30が送信したノードIDと信号強度値をパワートランスミッタ50から取得する。信号強度取得部42は、各パワートランスミッタ50が受信した8個のノードID及び信号強度値を4つのパワートランスミッタ50から受け取るため、合計32個のノードIDと信号強度値を取得する。
位置特定部43は、パワートランスミッタ50の配置位置と信号強度取得部42が取得した32個のノードID及び信号強度値とに基づいて、各ノード20の筐体内での位置を特定する。具体的には、位置特定部43は、各パワートランスミッタ50が受信した8個のノードIDを筐体1の各段に対応付ける。そして、位置特定部43は、信号強度値の大きい順に筐体1の左のスロットからノードIDを対応付ける。
また、位置特定部43は、特定した位置を各ノード20に管理無線で通知する。あるいは、位置特定部43は、特定した位置をパワートランスミッタ50及びパワーレシーバ30を介して各ノード20に通知することもできる。
マッピング情報作成部44は、筐体内のノード20について位置特定部43により特定された位置に基づいて、スロット位置とノードIDとを対応付けるマッピング情報を作成する。
ルーティングテーブル作成部45は、マッピング情報作成部44により作成されたマッピング情報に基づいて、各ノード20のルーティングテーブルの情報を作成し、管理無線でルーティングテーブルの情報を各ノード20の制御部29に送信する。ルーティングテーブルの情報を受信した制御部29は、自身のルーティングテーブルに情報を書き込む。
図7は、ルーティングテーブルの情報の作成例を説明するための図である。図7において、各ノード20は、短距離無線を用いて縦方向及び横方向に隣接するノード20にしかフレームを送信しないものとする。ここで、短距離無線は、通常無線の1つである。ルーティングテーブル作成部45は、先に横方向に隣接するノード20にフレームを転送し、次に縦方向に隣接するノード20にフレームを転送するようにルーティング情報を作成する。
例えば、図7に示すように、送信元ノードAから宛先ノードOにフレームを送信する場合、ルーティングテーブル作成部45は、宛先がノードOであるフレームをノードBに転送するようにノードAのルーティング情報を作成する。また、ルーティングテーブル作成部45は、宛先がノードOであるフレームをノードCに転送するようにノードBのルーティング情報を作成する。
また、ルーティングテーブル作成部45は、宛先がノードOであるフレームをノードGに転送するようにノードCのルーティング情報を作成する。また、ルーティングテーブル作成部45は、宛先がノードOであるフレームをノードKに転送するようにノードGのルーティング情報を作成する。また、ルーティングテーブル作成部45は、宛先がノードOであるフレームをノードOに転送するようにノードKのルーティング情報を作成する。
このように、ルーティングテーブル作成部45は、各宛先ノードについてフレームの転送先を各ノード20について特定することにより、ルーティングテーブルの情報を作成することができる。
図8は、ルーティングテーブルの情報の他の作成例を説明するための図である。図8において、ノードA、ノードD、ノードM及びノードPは、短距離無線と長距離無線の両方で通信することができる。一方、その他のノードは、短距離無線でしか通信することができない。ここで、長距離無線も通常無線の1つである。
ノードA、ノードD、ノードM及びノードPは、宛先ノードが長距離無線の機能を有する場合には、宛先ノードに長距離無線でフレームを送信する。また、ノードA、ノードD、ノードM及びノードPは、宛先ノードが長距離無線の機能を有しない場合には、宛先ノードまでのホップ数に基づいて、フレームを転送する。すなわち、ノードA、ノードD、ノードM及びノードPは、ホップ数が所定の閾値以内である場合には短距離無線を用いてフレームを転送し、ホップ数が所定の閾値以内でない場合には、宛先ノードに最も近く、長距離通信機能を有するノードにフレームを送信する。
一方、短距離無線の機能しか有しないその他のノードは、宛先ノードまでのホップ数に基づいて、フレームを転送する。すなわち、その他のノードは、ホップ数が所定の閾値以内である場合には短距離無線を用いてフレームを転送し、ホップ数が所定の閾値以内でない場合には、最も近く、長距離通信機能を有するノードにフレームを転送する。
例えば、図8に示すように、送信元ノードAから宛先ノードOにフレームを送信する場合、ルーティングテーブル作成部45は、宛先がノードOであるフレームをノードPに長距離無線で転送するようにノードAのルーティング情報を作成する。また、ルーティングテーブル作成部45は、宛先がノードOであるフレームをノードOに短距離無線で転送するようにノードPのルーティング情報を作成する。
次に、ルーティングテーブルの作成処理のフローについて説明する。図9は、ルーティングテーブルの作成処理のフローを示すフローチャートである。図9に示すように、全体制御部40の指示に基づいて、筐体1に配置されたパワートランスミッタ50が、pingを実行する(ステップS1)。
そして、パワートランスミッタ50は、ノード20のパワーレシーバ30からの応答を待ち(ステップS2)、パワーレシーバ30からの応答を検出したか否かを判定する(ステップS3)。その結果、パワーレシーバ30からの応答を検出しない場合には、パワートランスミッタ50は、ステップS2に戻って、パワーレシーバ30からの応答を待つ。
一方、パワーレシーバ30からの応答を検出した場合には、パワーレシーバ30が送信したノードID及び信号強度値をパワートランスミッタ50が受信する(ステップS4)。そして、パワートランスミッタ50は、自分に割り当てられた全ノード20のパワーレシーバ30からノードID及び信号強度値を受信したか否かを判定し(ステップS5)、ノードID及び信号強度値を受信していないパワーレシーバ30がある場合には、ステップS2に戻って、パワーレシーバ30からの応答を待つ。
なお、ステップS1〜ステップS5の処理は、各パワートランスミッタ50により行われる。そして、全ノード20のパワーレシーバ30からノードID及び信号強度値を受信すると、全体制御部40が、ノードID及び信号強度値に基づいて各ノード20の位置を特定する(ステップS6)。
そして、全体制御部40が、特定した位置を管理無線により各ノード20に通知し(ステップS7)、マッピング情報を作成する(ステップS8)。そして、全体制御部40が、マッピング情報に基づいて、ルーティングテーブルの情報を作成して各ノード20に送信する(ステップS9)。
このように、全体制御部40が、ルーティングテーブルの情報を作成して各ノード20に送信するので、各ノード20は、自動でルーティングテーブルを設定することができる。
なお、全体制御部40の機能はファームウェアにより実現される。そこで、ファームウェアにより実現される全体制御部40のハードウェア構成について説明する。図10は、全体制御部40のハードウェア構成を示す図である。図10に示すように、全体制御部40は、MPU46と、フラッシュメモリー47と、RAM48とを有する。
MPU46は、フラッシュメモリー47からプログラムを読み出して実行する演算処理装置である。フラッシュメモリー47は、プログラムを記憶する不揮発性メモリーである。RAM48は、プログラムの途中結果などを記憶するメモリーである。
上述してきたように、実施例では、筐体1に配置されたパワートランスミッタ50が、pingを実行し、各ノード20のパワーレシーバ30からノードID及び信号強度値を受信する。そして、全体制御部40が、パワートランスミッタ50からノードID及び信号強度値を取得し、取得したノードID及び信号強度値に基づいて各ノード20の位置を特定する。したがって、情報処理システム10は、筐体内のノード配置を自動で把握することができる。
また、全体制御部40は、特定したノード配置に基づいて、ルーティングテーブルの情報を作成し、各ノード20に送信する。したがって、情報処理システム10は、自動で各ノード20のルーティングテーブルの設定を行うことができる。
なお、実施例では、各パワートランスミッタ50が8個のノード20に給電する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各パワートランスミッタ50が1個のノード20に給電することもできる。その場合、全体制御部は、各パワートランスミッタが受信したノードIDと各トランスミッタの位置から、筐体内の各ノードの位置を特定することができる。したがって、情報処理システム10は、信号強度値を用いることなく、筐体内のノード配置を自動で把握することができる。
また、実施例では、4つのパワートランスミッタ50を用いる場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、1つのトランスミッタ50だけを用いることもできる。その場合、全体制御部は、信号強度値から、筐体内の各ノードの位置を特定することができる。したがって、情報処理システム10は、トランスミッタの位置を用いることなく、筐体内のノード配置を自動で把握することができる。
また、実施例では、各パワートランスミッタ50がノードID及び信号強度値を受信する場合について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、管理無線など、他の通信手段を用いてノードID及び信号強度値を受信する場合に同様に適用することができる。
また、本実施例では、ノード20を2次元に配置する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ノード20を3次元に配置する場合にも同様に適用することができる。
また、本実施例では、ネットワークスイッチ11に全体制御部40が含まれる場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、全体制御部を筐体1に配置するなど、全体制御部を他の場所に配置する場合にも同様に適用することができる。
また、本実施例では、共振回路を用いて無線電力を供給する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の方法を用いて無線電力を供給する場合にも同様に適用することができる。
また、本実施例では、MACアドレスからノードIDが生成される場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の情報からノードIDが生成される場合にも同様に適用することができる。
1 筐体
10 情報処理システム
11 ネットワークスイッチ
11a,20a 通常無線用無線アンテナ
11b,20b 管理無線用無線アンテナ
20 ノード
20c 無線給電用アンテナ
21 CPU
22 メモリーコントローラ
23 メモリー
24 ストレージコントローラ
25 ストレージ
26 無線LANコントローラ
27 ベースバンド及びRF部
28 インターコネクト
29 制御部
30 パワーレシーバ
31 セカンダリーコイル
32 調整回路
33 出力遮断器
34 通信変調器
35 通信制御部
40 全体制御部
41 給電指示部
42 信号強度取得部
43 位置特定部
44 マッピング情報作成部
45 ルーティングテーブル作成部
46 MPU
47 フラッシュメモリー
48 RAM
50 パワートランスミッタ
51 インバータ
52 プライマリーコイル
53 カレントセンス
60 負荷

Claims (5)

  1. 複数の情報処理装置を筐体に搭載した情報処理システムにおいて、
    無線で所定の数の情報処理装置に電力を供給し、該電力を供給した各情報処理装置から各情報処理装置を識別する識別子及び前記無線の信号強度を受信する電力供給部と、
    前記識別子及び前記信号強度に基づいて筐体内の各情報処理装置の位置を特定する特定部と
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記電力供給部は、複数あり、
    前記特定部は、前記識別子、前記信号強度及び各電力供給部の位置に基づいて筐体内の各情報処理装置の位置を特定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 外部ネットワークに接続するネットワークスイッチを備え、
    前記特定部は前記ネットワークスイッチの一部として含まれることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理システム。
  4. 複数の情報処理装置の筐体内の位置を特定する位置特定方法において、
    無線で所定の数の情報処理装置に無線給電装置が電力を供給し、
    該電力を供給した各情報処理装置から各情報処理装置を識別する識別子及び前記無線の信号強度を前記無線給電装置が受信し、
    前記複数の情報処理装置を制御する制御部が前記識別子及び前記信号強度に基づいて筐体内の各情報処理装置の位置を特定する
    処理を実行することを特徴とする位置特定方法。
  5. 複数の情報処理装置の筐体内の位置をコンピュータに特定させる位置特定プログラムにおいて、
    無線で所定の数の情報処理装置に電力を供給する無線給電装置に給電を指示し、
    前記無線給電装置により電力を供給された各情報処理装置から各情報処理装置を識別する識別子及び前記無線の信号強度を該無線給電装置を介して受信し、
    前記識別子及び前記信号強度に基づいて筐体内の各情報処理装置の位置を特定する
    処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする位置特定プログラム。
JP2015541388A 2013-10-10 2013-10-10 情報処理システム、位置特定方法及び位置特定プログラム Active JP5954501B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2013/077675 WO2015052819A1 (ja) 2013-10-10 2013-10-10 情報処理システム、位置特定方法及び位置特定プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5954501B2 true JP5954501B2 (ja) 2016-07-20
JPWO2015052819A1 JPWO2015052819A1 (ja) 2017-03-09

Family

ID=52812666

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015541388A Active JP5954501B2 (ja) 2013-10-10 2013-10-10 情報処理システム、位置特定方法及び位置特定プログラム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5954501B2 (ja)
WO (1) WO2015052819A1 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004220264A (ja) * 2003-01-14 2004-08-05 Mitsubishi Electric Corp 電子機器
JP2005507070A (ja) * 2001-01-05 2005-03-10 モトローラ・インコーポレイテッド 位置測定用の方法及び装置
JP2006260327A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Fujitsu Ltd ブレード型コンピュータ、ブレード管理装置、及びブレード管理プログラム
JP2008178006A (ja) * 2007-01-22 2008-07-31 Hitachi Ltd 無線ノード位置推定方法、システム、及びその処理装置
JP2008536348A (ja) * 2005-02-22 2008-09-04 スカイフック ワイヤレス,インク. 測位システムにおける連続データ最適化
JP2012202747A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Toshiba Corp 無線システム、中継端末、車両および位置推定機

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005507070A (ja) * 2001-01-05 2005-03-10 モトローラ・インコーポレイテッド 位置測定用の方法及び装置
JP2004220264A (ja) * 2003-01-14 2004-08-05 Mitsubishi Electric Corp 電子機器
JP2008536348A (ja) * 2005-02-22 2008-09-04 スカイフック ワイヤレス,インク. 測位システムにおける連続データ最適化
JP2006260327A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Fujitsu Ltd ブレード型コンピュータ、ブレード管理装置、及びブレード管理プログラム
JP2008178006A (ja) * 2007-01-22 2008-07-31 Hitachi Ltd 無線ノード位置推定方法、システム、及びその処理装置
JP2012202747A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Toshiba Corp 無線システム、中継端末、車両および位置推定機

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2015052819A1 (ja) 2017-03-09
WO2015052819A1 (ja) 2015-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2016058367A1 (zh) 智能家居控制系统
PH12015501768A1 (en) Systems and methods for discovering devices in a neighborhood aware network
JP6967867B2 (ja) 送電装置およびその制御方法、並びにプログラム
JP2015073339A5 (ja) 送電制御装置、送電制御方法及びプログラム
US20220015022A1 (en) Communication device, communication method, and computer-readable storage medium
CN103428807A (zh) 通信中继节点的选择方法及通信中心节点、无线通信网络
JP6381028B2 (ja) 無線通信システム、移動局装置、無線通信方法及び無線通信プログラム
WO2016086588A1 (zh) 配置rru设备的方法、rru设备、中间设备及计算机存储介质
JP5954501B2 (ja) 情報処理システム、位置特定方法及び位置特定プログラム
EP3082376A1 (en) Network device discovery method, network device and network device discovery system
US20150078382A1 (en) Information processing device, communication method, and computer-readable storage medium storing communication program
US11170596B2 (en) Real-time location of an object using multiple electrical devices
US20170195172A1 (en) Assembly of electronic devices intended to be connected to at least one computer network and method of transferring digital data in this assembly
JP6005308B1 (ja) 無線通信装置及び無線通信端末及び無線通信方法及び無線通信プログラム
KR101782090B1 (ko) 게이트웨이 장치의 제어방법
CN104866072B (zh) 信息处理方法及电子设备
JP2015091054A (ja) 情報処理システム、位置特定方法及び位置特定プログラム
US20220322352A1 (en) Communication apparatus, communication method, and storage medium
US11159602B2 (en) Updating electrical devices with limited communication capability in integrated networks
US11129083B2 (en) Radio node, radio communication system, communication control method, and program
US11030505B1 (en) Alternative identification of objects for constrained networks
KR100781521B1 (ko) 무선 네트워크 환경 하에서 기기의 변경을 발견하는 방법및 장치
JP2017228989A (ja) 周辺デバイス中継装置、および画像表示システム
KR20240035278A (ko) 스레드 네트워크들을 관리하는 전자 장치 및 그 동작 방법
JP6957142B2 (ja) 制御装置、無線通信装置及びチャネル制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160517

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160530

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5954501

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150