JP5947843B2 - 携帯型情報処理装置、携帯型情報処理システム、携帯型情報処理装置のカメラの制御方法、及びコンピュータが実行可能なプログラム - Google Patents

携帯型情報処理装置、携帯型情報処理システム、携帯型情報処理装置のカメラの制御方法、及びコンピュータが実行可能なプログラム Download PDF

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本発明は、携帯型情報処理装置、携帯型情報処理システム、携帯型情報処理装置のカメラの制御方法、及びコンピュータが実行可能なプログラムに関する。
近時、タブレットやスマートフォン等の各種の携帯型情報処理装置は、1又は複数のカメラを搭載している。また、各種の携帯型情報処理装置では、その本体を保護するための専用カバーやケースが多数使用されている。
専用カバーの中には、カメラ近傍のみを開閉するフラップを備えたものもある。フラップの開閉を検出してカメラの状態(アクティブ/休止状態)を制御する場合に、フラップの開閉を正確に検出する必要がある。フラップの開閉を正確に検出するためには、通常、フラップの開状態と閉状態をそれぞれ検出するために2つのセンサが必要となる。しかしながら、センサを2つ設けるとコストが高くなってしまう。また、レイアウトやスペースの関係でセンサを2つ設けることができない場合もある。
特表2012−519989号 特開平06−22198号
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、カメラを開閉可能に覆う遮蔽部材の開閉を検出してカメラの状態を制御する場合に、低コストな構成で遮蔽部材の開閉を正確に検出することが可能な携帯型情報処理装置、携帯型情報処理システム、携帯型情報処理装置のカメラの制御方法、及びコンピュータが実行可能なプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、カメラ及び表示部を備えた携帯型情報処理装置であって、前記カメラを開閉可能に覆う遮蔽部材が開いたことを検出するためのセンサと、前記センサが、遮蔽部材が開いたことを検出した場合に、前記カメラをアクティブ状態とし、前記カメラの撮像画像に基づいて前記遮蔽部材が閉じたことを検出した場合に、前記カメラをアクティブ状態から休止状態にする制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本実施の形態の好ましい形態によれば、前記制御手段は、前記センサが遮蔽部材の閉じたことを検出し、さらに、前記カメラの撮像画像に基づいて前記遮蔽部材が閉じたことを検出した場合に、前記カメラをアクティブ状態から休止状態にすることが望ましい。
また、本実施の形態の好ましい形態によれば、前記制御手段は、前記センサが遮蔽部材の開いたことを検出して、前記カメラをアクティブ状態とした場合のみ、前記カメラの撮像画像に基づいて前記遮蔽部材が閉じたことを検出した場合に、前記カメラをアクティブ状態から休止状態にすることが望ましい。
また、本実施の形態の好ましい形態によれば、前記制御手段は、前記センサが遮蔽部材の開いたことを検出して、前記カメラをアクティブ状態とする場合には、前記表示部に表示中の画面に応じて異なった方法で前記カメラをアクティブ状態とすることが望ましい。
また、本実施の形態の好ましい形態によれば、前記制御手段は、前記カメラの撮像画像に基づいて前記遮蔽部材が閉じたことを検出して前記カメラをアクティブ状態から休止状態にする場合には、前記表示部に表示中の画面に応じて異なった方法で前記カメラを休止状態とすることが望ましい。
また、本実施の形態の好ましい形態によれば、前記遮蔽部材は、前記携帯型情報処理装置に装着可能なカバーの一部に形成されていることが望ましい。
また、本実施の形態の好ましい形態によれば、前記携帯型情報処理装置は、略矩形形状の筐体を備え、前記筐体の前面側に表示部を備え、前記筐体の背面側に前記カメラが配置されており、前記カバーは、前記筐体に装着され、前記筐体の前面側と背面側の一方を選択的に覆うことが可能なように回転可能に構成されており、前記遮蔽部材は、前記カバーが前記背面側を覆っている場合において、前記カバーのカメラに対応する位置に折り曲げ可能に構成され、磁石を内部に備えたフラップであり、前記センサは、前記筐体の背面側に、前記カバーが前記背面側を覆っている場合において、前記フラップが折り曲げられた状態で前記磁石に対応する位置に配置されたホールセンサであることが望ましい。
また、上述した課題を解決するため、本発明は、カメラ及び表示部を有する携帯型情報処理装置と、前記携帯型情報処理装置に装着可能に構成され、前記カメラを開閉可能に覆う遮蔽部材を有するカバーと、を備えた携帯型情報処理システムであって、前記携帯型情報処理装置は、前記カメラを開閉可能に覆う遮蔽部材が開いたことを検出するためのセンサと、前記センサが遮蔽部材が開いたことを検出した場合に、前記カメラをアクティブ状態とし、前記カメラの撮像画像に基づいて前記遮蔽部材が閉じたことを検出した場合に、前記カメラをアクティブ状態から休止状態にする制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、上述した課題を解決するため、本発明は、カメラ、表示部、及び前記カメラを開閉可能に覆う遮蔽部材が開いたことを検出するためのセンサと、を備えた携帯型情報処理装置のカメラ制御方法であって、前記センサが遮蔽部材の開いたことを検出した場合に、前記カメラをアクティブ状態とし、前記カメラの撮像画像に基づいて前記遮蔽部材が閉じたことを検出した場合に、前記カメラをアクティブ状態から休止状態にする工程と、を含むことを特徴とする。
また、上述した課題を解決するため、本発明は、カメラと、表示部と、及び前記カメラを開閉可能に覆う遮蔽部材が開いたことを検出するためのセンサとを備えた携帯型情報処理装置に搭載されるプログラムであって、前記センサが遮蔽部材の開いたことを検出した場合に、前記カメラをアクティブ状態とし、前記カメラの撮像画像に基づいて前記遮蔽部材が閉じたことを検出した場合に、前記カメラをアクティブ状態から休止状態にする工程と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、カメラを開閉可能に覆う遮蔽部材の開閉を検出してカメラの状態を制御する場合に、低コストな構成で遮蔽部材の開閉を正確に検出することが可能になるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態に係る携帯型情報処理装置の模式図である。 図2は、本実施の形態に係る携帯型情報処理装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図3は、本実施例に係るタブレットPCの平面図及び底面図を示している。 図4は、タブレットPCにタブレットPC用カバーが装着された状態を示した図である。 図5は、タブレットPCの概略の構成例を示す図である。 図6は、フラップのオープン/クローズに応じてカメラの状態(Status)を制御する処理を説明するためのフローチャートである(その1)。 図7は、フラップのオープン/クローズに応じてカメラの状態(Status)を制御する処理を説明するためのフローチャートである(その2)。 図8は、携帯型情報処理装置の変形例を説明するための図である。 図9は、携帯型情報処理装置の変形例を説明するための図である。 図10は、携帯型情報処理装置の変形例を説明するための図である。
以下、本実施の形態に係る携帯型情報処理装置、携帯型情報処理システム、携帯型情報処理装置のカメラの制御方法、及びコンピュータが実行可能なプログラムの実施の形態について説明する。本発明の構成要素は、本明細書の図面に一般に示してあるが、様々な構成で広く多様に配置し設計してもよいことは容易に理解できる。したがって、本発明の装置、方法、およびプログラムの実施の形態についての以下のより詳細な説明は、特許請求の範囲に示す本発明の範囲を限定するものではなく、単に本発明の選択した実施の形態の一例を示すものであって、本明細書の特許請求の範囲に示す本発明と矛盾無く装置、システムおよび方法についての選択した実施の形態を単に示すものである。当業者は、特定の細目の1つ以上が無くても、または他の方法、部品、材料でも本発明を実現できることが理解できる。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る携帯型情報処理装置の模式図である。図1に示すように、本実施の形態に係る携帯型情報処理装置1は、カメラ2と、センサ3と、及び制御手段4とを備えている。
カメラ2は、被写体の画像を撮像するためのものである。センサ3は、カメラ2を開閉可能に覆う遮蔽部材5が開いたことを検出するためのセンサ3である。制御手段4は、センサ3が遮蔽部材5の開いたことを検出した場合に、カメラ2をアクティブ状態とし、カメラ2の撮像画像に基づいて、遮蔽部材5が閉じたことを検出した場合には、カメラ2をアクティブ状態から休止状態にする。
遮蔽部材5は、図1において概念的に示しているが、例えば、携帯型情報処理装置1がタブレットやスマートフォン等のスレートデバイスの場合は、スレートデバイスに装着可能に構成され、かつ、その表示面を開閉可能なカバーやケースの一部として構成することができ、例えば、折り曲げ、直線的または回転的に移動することにより、カメラ2を開閉可能に構成してもよい。また、遮蔽部材5は、カバーやケースの一部として構成する場合に限らず、携帯型情報処理装置1の筐体に形成してもよい。
制御手段4は、ハードウェアやソフトウェア(Windows(登録商標)、iOS(登録商標)、Andoroid(登録商標)等のOS、そのAPI、サービス、ユーティリティ、ドライバ等やアプリケーション等のプログラム)のモジュール、又は、その組み合わせで構成することができる。
図2は、本実施の形態に係る携帯型情報処理装置1の動作を説明するためのフローチャートである。センサ2で遮蔽部材5が開いたこと(オープン)を検出すると(ステップS1)、制御手段4は、カメラ2をアクティブ状態にする(ステップS2)。制御手段4は、カメラ2の撮像画像に基づいて、遮蔽部材5が閉じたこと(クローズ)を検出すると(ステップS3)、カメラ2を休止状態とする(ステップS4)。例えば、制御手段4は、カメラ2の撮像画像が黒い場合に遮蔽部材5が閉じたことを検出することにしてもよい。
また、制御手段4は、センサ3が遮蔽部材5の閉じたこと検出し、さらに、カメラ2の撮像画像に基づいて遮蔽部材5が閉じたことを検出した場合に、カメラ2をアクティブ状態から休止状態にしてもよい。
また、制御手段4は、センサ3が遮蔽部材5の開いたことを検出して、カメラ2をアクティブ状態とした場合のみ、カメラ2の撮像画像に基づいて遮蔽部材5が閉じたことを検出した場合にカメラ2をアクティブ状態から休止状態にしてもよい。
また、制御手段4は、センサ3が遮蔽部材5の開いたことを検出して、カメラ2をアクティブ状態とする場合には、表示中の画面に応じて異なった方法でカメラ2をアクティブ状態としてもよい。
また、制御手段4は、カメラ2の撮像画像に基づいて遮蔽部材5が閉じたことを検出してカメラ2をアクティブ状態から休止状態にする場合には、表示中の画面に応じて異なった方法でカメラ2を休止状態としてもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、カメラ2を開閉可能に覆う遮蔽部材5が開いたことを検出するためのセンサ3と、センサ3が遮蔽部材5の開いたことを検出した場合に、カメラ2をアクティブ状態とし、カメラ2の撮像画像に基づいて遮蔽部材が閉じたことを検出した場合に、カメラ2をアクティブ状態から休止状態にする制御手段5と、を備えているので、カメラを開閉可能に覆う遮蔽部材の開閉を検出してカメラの状態を制御する場合に、低コストな構成で遮蔽部材の開閉を正確に検出することが可能となる。付言すると、センサを1つか使用しないので、低コスト及び省スペースの構成とすることができる。
また、また、制御手段4は、センサ3が遮蔽部材5の閉じたこと検出し、さらに、カメラ2の撮像画像に基づいて遮蔽部材5が閉じたことを検出した場合に、カメラ2をアクティブ状態から休止状態にすることとしたので、より正確に遮蔽部材が閉じたことを検出することができ、また、カメラの撮像画像を常に取得する必要がなくなり、カメラによる消費電力を低減することが可能となる。
また、制御手段4は、センサ3が遮蔽部材5の開いたことを検出して、カメラ2をアクティブ状態とした場合のみ、カメラ2の撮像画像に基づいて遮蔽部材5が閉じたことを検出した場合にカメラ2をアクティブ状態から休止状態にすることにしたので、ユーザの意思でカメラを起動させた場合には、アクティブ状態から休止状態にしないため、ユーザの意思を尊重することができる。
また、制御手段4は、センサ3が遮蔽部材5の開いたことを検出して、カメラ2をアクティブ状態とする場合には、表示中の画面に応じて異なった方法でカメラ2をアクティブ状態とすることとしたので、表示中の画面が如何なるものであってもカメラをアクティブ状態とすることが可能となる。
また、制御手段4は、カメラ2の撮像画像に基づいて遮蔽部材5が閉じたことを検出してカメラ2をアクティブ状態から休止状態にする場合には、表示中の画面に応じて異なった方法でカメラ2を休止状態とすることとしたので、表示中の画面が如何なるものであってもカメラを休止状態とすることが可能となる。
(実施例)
図3〜図10を参照して、本実施の形態に係る携帯型情報処理装置をタブレットPC10に適用した実施例を説明する。図3は、本実施例に係るタブレットPCの平面図及び底面図を示している。
図3に示すように、タブレットPC10は、前面11aと背面11bを有する略矩形形状の筐体11を備えている。筐体11は、例えばアルミや合成樹脂で構成することができる。筐体11の前面11aには、LCD13が配置され、LCD13上にタッチセンサ12が配置されている。LCD13には各種情報が表示される。タッチセンサ12は、複数本の指を同時に検出可能なマルチタッチパッドであり、例えば、静電容量式のタッチセンサで構成され、タッチ位置(X,Y)を検出可能な構成となっている。筐体11の内部には、電子部品が搭載された回路基板や電源回路(バッテリ)等が収納されている。
筐体11の背面11bの左上隅表面には、カメラ14が配置されている。また、筐体11の背面11b側の内部には、タブレットPC用カバー200のフラップ(遮蔽部材)203(図4参照)のオープン/クローズを検出するためのホールセンサ15が設けられている。
図4は、タブレットPC10にタブレットPC用カバー200が装着された状態を示した図である。タブレットPC用カバー200は、タブレットPC10に装着可能に構成されており、タブレットPC10に固定するための本体部201と、本体部201(タブレットPC10)に対して略360度回転可能であり、タブレットPC10の前面10aと背面11bを選択的に覆うことが可能なカバー部202と、を備えている。
ユーザは、カバー部202を回転させることにより、タブレットPC10の前面10aと背面11bの一方を選択して覆うこと(保護する)が可能となっている。403及び404に示すように、カバー部202は、タブレットPC10の背面11bを覆った状態において、左上隅に略三角形状のフラップ203を備えている。フラップ203は、ヒンジ203aの回りを略180度回転可能に構成されており、カメラ14を開閉することが可能となっている。フラップ203には、カバー部202がタブレットPC10の背面11bを覆った状態で、フラップ203を180度回転させた場合(オープンさせた場合=折った場合)に、ホールセンサ15と対応する位置に永久磁石204が埋め込まれている。
ホールセンサ15は、永久磁石204が近接したことを検出して、フラップ203のオープンを検出することが可能となっている。
同図において、400は、カバー部202がタブレットPC10の前面11aを覆っている状態(この状態を0度とする)でタブレットPC10の前面11aを表にした状態を示している。401は、カバー部202を180度回転させた状態でタブレットPC10の前面11aを表にした状態を示し、402は、タブレットPC10の背面11bを表にした状態を示している。403は、カバー部202を360度回転させた状態でタブレットPC10の背面11bを表にした状態を示しており、フラップ203はクローズした状態である。404は、フラップ203をオープンした状態である。フラップ203のクローズ状態とオープン状態をキャッチ又はホールドできるように、例えば、筐体11,カバー200、及び/又はフラップ203を構成してもよい。
ユーザは、タブレットPC10を使用していない場合は、カバー部202をタブレットPC10の前面11a側に位置させて、LCD13やタッチセンサ12が配置されている前面11aを保護する(401参照)。ユーザは、タブレットPC10を使用する場合は、カバー部202を360度回転させて、タブレットPC10の背面11b側に位置させて(403参照)、前面11aを露出させる。
上述したように、フラップ203のオープン/クローズを検出してカメラ14の状態(アクティブ/休止状態)を制御する場合に、フラップ203のオープン/クローズを正確に検出する必要がある。ここで、フラップ203のオープンはホールセンサ15で正確に検出することができるが、ホールセンサ15では、フラップ203がオープンしている状態(フラップ203が180度回転した状態)とオープンしていない状態(0度≦フラップ203の回転角度<180度)しか検出することができない。すなわち、ホールセンサ15では、フラップ203が完全にクローズしているか否かは検出することができない。
そのため、フラップ204が完全にクローズしている状態を検出するために、カメラ14の撮像画像の所定割合以上が黒の状態が所定時間継続したか否かを検出して、フラップ203のクローズを判定している。他方、カメラ14の撮像画像のみからフラップ203のクローズを検出する構成では、カメラ14の撮像画像を常時取り込む必要があるため、消費電力が大きくなるという不具合がある。このため、ホールセンサ15がフラップ203のクローズ(オープンではない状態)を検出した場合に、カメラ14の撮像画像を取得してフラップ203のクローズを判定している。
図5は、上記タブレットPC10の概略の構成例を示す図である。タブレットPC10は、同図に示すように、CPU101、ROM102、メモリ103、記憶部104、LCD13と、グラフィクスアダプタ105と、タッチセンサ12と、USBポート106と、通信デバイス107と、電源回路108と、エンベデッド・コントローラ109とを備えており、各部はバスを介して直接または間接的に接続されている。
CPU101は、バスを介して接続された記憶部104に格納されたOS111によりPC1全体の制御を行うとともに、記憶部104に格納された各種のプログラムに基づいて処理を実行する機能を司る。ROM102は、BIOS(Basic Input/Output System:基本入出力システム)102aやデータ等を格納している。
メモリ103は、キャッシュメモリやRAMで構成されており、CPU104aの実行プログラムの読み込み領域として、実行プログラムの処理データを書き込む作業領域として利用される書き込み可能メモリである。
記憶部104は、例えば、SSDやHDD等のストレージデバイスであり、タブレットPC10の全体の制御を行うためのOS104a、カメラ14のオープン/クローズに応じてカメラ14の状態(Status)を制御するためのサービス104b、各種イベントの発生を通知するためのドライバ104c、周辺機器類をハードウェア操作するための各種ハードウェア・ドライバ104d、カメラ機能を実現するためのカメラ・アプリケーション104e、特定業務に向けられた、ブラウザアプリケーション、電子メールアプリ、動画再生アプリ、表計算アプリ、及びワープロアプリ等の他のアプリケーション(不図示)等を記憶する機能を有する。
OS104aは、タブレットPC10の基本的な動作を制御するものであり、各種資源を管理し、例えば、アプリケーションが発生した命令を、ハードウェア・ドライ104dやBIOS102a等に伝える。また、OS104aは、マルチタスク機能やスマートレジューム機能を有し、アプリケーションの実行コンテキスト(あるアプリケーションが利用しているレジスタセットやメインメモリイメージ、ファイルハンドルなど)やGUIの部品などのソフトウェア資源の管理も行う。BIOS102a、サービス104b、ドライバ104c、ハードウェア・ドライバ104d、及びアプリケーション間のデータ送信にはOS104aが介在する。OS104aとしては、例えば、Windows(登録商標)8.1等を使用することができる。
ハードウェア・ドライバ104cは、例えば、タッチセンサ12を動作させるためのタッチパッドドライバ、LCD13に画像を表示させるための表示ドライバ、ホールセンサ15を動作させるためのセンサドライバ等である。
グラフィクスアダプタ105は、CPU101の制御に従って、表示情報をビデオ信号に変換し、変換したビデオ信号をLCD13に出力する。LCD13は、CPU101の制御に従って、各種情報を表示する機能を有している。通信デバイス107は、ネットワーク30を介してデータの送受信を行うためのものである。
カメラ14は、レンズと、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor)等の撮像素子と、RGBカラーフィルタと、及び信号処理回路等を備えており、レンズで撮像した被写体光をR,G,Bのアナログ画像信号に変換した後、R,G,Bのデジタル画像信号に変換してCPU101に出力する。
電源回路108は、ACアダプタ、インテリジェント電池、インテリジェント電池を充電するための充電器、およびDC/DCコンバータ等を備えており、CPU101の制御に従って、各デバイスに電力を供給する。
タッチセンサ12は、例えば、静電容量方式のタッチセンサであり、ユーザのタッチ位置を検出して、エンベデッド・コントローラ109に出力する。タッチセンサ12は、ユーザが入力操作を行うためのユーザインターフェースであり、ユーザが、LCD13の画面に表示される各種メニュー、アイコン、ボタン、およびキーボード等の画面オブジェクトを選択して入力操作を行ったり、テキストの入力操作や、スクロールやスワイプ等の画面操作を行うためのものである。
ホールセンサ15は、タブレットPC10の背面11bに設けられたカメラ14に対するタブレットPC用カバー200のフラップ203のオープン/クローズを検出して、検出結果をエンベデッド・コントローラ109に出力する。上述したように、フラップ203に永久磁石204が埋め込まれており、フラップ203がオープンした状態で、永久磁石204はタブレットPC10に配置されたホールセンサ15に接近する。フラップ203がオープン状態から戻ると、永久磁石204はホールセンサ15から離れる。ホールセンサ15は、永久磁石204からの磁力を感知することにより、永久磁石204が自らに接近しているか否かを検出することができ、そこからフラップ203のオープン状態かクローズ状態かを知ることができる。ホールセンサ15は、フラップ203がオープン折り曲げられた状態(180度回転した状態)と、それ以外の状態を判別することが可能となっており、ホールセンサ15は、フラップ203が折り曲げられた状態(180度回転した状態)をオープン状態、それ以外の状態をクローズ状態として検出する。
エンベデッド・コントローラ109は、プロセッサがROM等に格納されたプログラムを実行することにより各種処理を行い、タッチセンサ12及びホールセンサ15等の動作を制御する。
つぎに、図6及び図7を参照して、上記のように構成される携帯型情報処理装置10により実行される、フラップ203のオープン/クローズに応じてカメラ14の状態(Status)を制御する処理を説明する。図6及び図7は、フラップ203のオープン/クローズに応じてカメラ14の状態(Status)を制御する処理を説明するためのフローチャートである。タブレットPC10は、図6及び図7に示すフローを所定周期で繰り返し実行する。なお、フラップ203のオープン/クローズに応じてカメラ14の状態(Status)を制御する処理を実行するか否かをユーザが設定可能な構成としてもよい。例えば、フラップ203のオープン/クローズに応じてカメラ4の状態(Status)を制御する処理の有効/無効を設定するための設定画面を設けて、ユーザが有効/無効を設定可能な構成としてもよい。
ユーザがタブレットPC10の電源ボタン(不図示)を押すと、Power ONとなり、ユーザが、タブレットPC用カバー200を開けてタブレットPC10の背面11b側に回して(図4の403参照)、前面10aを露出させると、タブレットPC10が操作可能となる。
図6及び図7において、ホールセンサ15は、タブレットPC用カバー200のフラップ203のオープンまたはクローズを検出すると(ステップS11の「Yes」)、エンベデッド・コントローラ109及びBIOS102aを介して、ドライバ104cにイベントを通知する(ステップS12)。
ドライバ104は、レジストリのフラップ204のステータスを更新する(ステップS13)。例えば、ドライバ104は、ホールセンサ15がタブレットPC用カバー200のフラップ204のオープンを検出した場合には、レジストリのフラップ204のステータスを「1」とし、ホールセンサ15がタブレットPC用カバー200のフラップ204のクローズを検出した場合には、レジストリのフラップ204のステータスを「0」とする。
OS104aは、レジストリのフラップ204のステータスの更新をサービス104bに通知する(ステップS14)。サービス104bは、レジストリのフラップ204のステータスを参照して、フラップ204のオープン/クローズを判断する(ステップS15)。サービス104bは、フラップ204のクローズと判断した場合には、ステップS21に移行する。
サービス104bは、フラップ204のオープンと判断した場合には、カメラ・アプリケーション104eが起動しているか否かを判断する(ステップS16)。サービス104bは、カメラ・アプリケーション104eが起動していると判断した場合には(ステップS16の「Yes」)、当該フローを終了する。
他方、サービス104bは、カメラ・アプリケーション104eが起動していないと判断した場合には(ステップS16の「No」)、表示中の画面は、Lock screen画面/ノーマル画面かを判断する(ステップS17)。ノーマル画面である場合には、サービス104bは、APIを介してカメラ・アプリケーション104eを起動して(ステップS18)、サービス104bでカメラ・アプリケーション104eを起動したことをメモリ等に記録して(ステップS20)、当該フローを終了する。
他方、Lock screen画面が表示中の場合には、サービス104bは、Swipe Downをエミュレートしてカメラ・アプリケーション104eを起動し(ステップS19)、サービス104bでカメラ・アプリケーション104eを起動したことをメモリ等に記録して(ステップS20)、当該フローを終了する。OS104aは、ノーマル画面でSwipe Downによりカメラ・アプリケーション104eを起動させることができ、ここでは、サービス104bがSwipe Downをエミュレートしている。
他方、ステップS21では、サービス104bは、上述の記録を参照して、サービス104bでカメラ・アプリケーション104eを起動したか否かを判断する(ステップS21)。サービス104bでカメラ・アプリケーション104eを起動していない場合には(ステップS21の「No」)、当該フローを終了する。
他方、サービス104bでカメラ・アプリケーション104eを起動した場合には(ステップS21の「Yes」)、サービス104bは、カメラ14の撮像画像を取得し(ステップS22)、撮像画像を解析する(ステップS23)。サービス104bは、撮像画像の所定割合(例えば、90%)以上が黒いか否かを判断する(ステップS24)。撮像画像の所定割合以上が黒くない場合には(ステップS24の「No」)、ステップS22に戻り、同じ処理を実行する。他方、撮像画像の所定割合以上が黒い場合には(ステップS24の「Yes」)、サービス104bは、撮像画像の所定割合以上が黒の状態が所定時間(例えば、10秒)継続したか否かを判断する(ステップS25)。撮像画像の所定割合以上が黒の状態が所定時間継続していない場合には(ステップS25の「No」)、ステップS22に戻り同じ処理を行う。
他方、撮像画像の所定割合以上が黒の状態が所定時間継続した場合には(ステップS25の「Yes」)、サービス104bは、フラップ203のクローズと判断する(ステップS26)。サービス104bは、表示中の画面はLock screen画面/ノーマル画面かを判断する(ステップS27)。ノーマル画面である場合には、Swipeをエミュレートして、カメラ・アプリケーション104eを裏に回し(ステップS29)、当該フローを終了する。これにより、カメラ・アプリケーション104eは、休止状態となり、カメラ14も休止状態となる。画面には直前に起動していたアプリケーションの画面が復帰して表示される。なお、直前に起動していたアプリケーションの画面の代わりに、別の画面(例えば、撮影した画像の画面等)を表示することにしてもよい。OS104aは、ノーマル画面でアプリケーションをSwipeにより裏に回すことができ、ここでは、サービス104bがSwipeをエミュレートしている。
他方、Lock screen画面である場合には、サービス104bは、Unlockボタンの押下をエミュレートして(ステップS28)、カメラ・アプリケーション104eを終了させて、パスワード入力画面を表示する(ステップS30)。これにより、カメラ14は休止状態となる。OS104aは、Lock screen画面でUnlockボタンが操作されると、パスワード入力画面を表示することができ、ここでは、サービス104bがUnlockボタンの押下をエミュレートしている。
上記フローでは、ユーザが、クローズ状態にあるフラップ203(図4の403参照)を折ってオープン状態とすると(図4の404参照)、ホールセンサ15は、タブレットPC用カバー200のフラップ203のオープンを検出し(上記ステップS1の「yes」)、ドライバ104は、レジストリのフラップ204のステータスを更新し(上記ステップS13)、サービス104bは、カメラ・アプリケーション104eを起動させて、カメラ14をアクティブ状態とする(上記ステップS18,S19)。
また、ユーザが、オープン状態にあるフラップ203(図4の404参照)をクローズすると(図4の403参照)、ホールセンサ15は、タブレットPC用カバー200のフラップ203のクローズを検出し(上記ステップS1の「yes」)、ドライバ104は、レジストリのフラップ204のステータスを更新し(上記ステップS13)、サービス104bは、カメラ14の撮像画像が所定割合以上、黒の状態が所定時間継続したことを検出し(ステップS25の「Yes」)、カメラ・アプリケーション104eを休止状態として、カメラ14を休止状態とする(ステップS29,S30)。
また、サービス104bでカメラ・アプリケーション104eを起動させた場合のみ、ステップS22〜S30の処理を行っているのは、ユーザがカメラ・アプリケーション104eのアイコンをタップ等して、 カメラ・アプリケーション104eを起動させてカメラ14をアクティブにした場合に、フラップ203のクローズを検出して、カメラ14を休止状態とするのは、ユーザの意思に反すると思われるからである。
(変形例)
図8〜図10を参照して、変形例について説明する。図8〜図10は、携帯型情報処理装置の変形例を説明するための図である。図3及び図4に示す例では、1つのカメラ14をタブレットPC10の背面11bの左上隅に配置し、フラップ203の形状を略三角形状とした例を示したが、カメラの個数及び配置位置、並びにフラップ203の形状はこれに限られるものではなく、カメラの個数は複数としてもよいし、カメラの配置位置及びフラップ203の形状は任意である。例えば、図8は、カメラ14をタブレットPC10の裏面11bの略中央上方に配置し、フラップ203の形状を略長方形状とした例を示している。図9は、2つのカメラ14a、14bを裏面11bの左上隅及び右上隅に配置し、フラップ203の形状を略長方形状とした例を示している。図10は、カメラ14を前面11aの右上隅に配置し、フラップ203の形状を略三角形状とした例を示している。
なお、上記実施例では、携帯型情報処理装置として、タブレットPCについて説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、スマートフォン、PDA、及びノートPC等の他の携帯型情報処理装置にも適用可能である。また、カバーの形状は上記実施例に限られるものではなく、各種形状のカバーに適用可能である。
1 携帯型情報処理装置
2 カメラ
3 センサ
4 制御手段
5 遮蔽部材
10 タブレットPC
12 タッチセンサ
13 LCD
14 カメラ
15 ホールセンサ
200 タブレットPC用カバー
201 本体部
202 カバー部
203 フラップ
203a ヒンジ
204 永久磁石
101 CPU
102 ROM
103 メモリ
104 記憶部
104a OS
104b サービス
104c ドライバ
104d ハードウェア・ドライバ
104e カメラ・アプリケーション
105 グラフィクスアダプタ
106 USBポート
107 通信デバイス
108 電源回路

Claims (10)

  1. カメラ及び表示部を備えた携帯型情報処理装置であって、
    前記カメラを開閉可能に覆う遮蔽部材が開いたことを検出するためのセンサと、
    前記センサが遮蔽部材の開いたことを検出した場合に、前記カメラをアクティブ状態とし、前記カメラの撮像画像に基づいて前記遮蔽部材が閉じたことを検出した場合に、前記カメラをアクティブ状態から休止状態にする制御手段と、
    を備え
    前記制御手段は、前記センサが遮蔽部材の開いたことを検出して、前記カメラをアクティブ状態とする場合又は前記カメラの撮像画像に基づいて前記遮蔽部材が閉じたことを検出して前記カメラをアクティブ状態から休止状態にする場合には、前記表示部に表示中の画面に応じて異なった方法で前記カメラをアクティブ状態又は休止状態とすることを特徴とする携帯型情報処理装置。
  2. カメラ及び表示部を備えた携帯型情報処理装置であって、
    前記カメラを開閉可能に覆う遮蔽部材が開いたことを検出するためのセンサと、
    前記センサが遮蔽部材の開いたことを検出した場合に、前記カメラをアクティブ状態とし、前記カメラの撮像画像に基づいて前記遮蔽部材が閉じたことを検出した場合に、前記カメラをアクティブ状態から休止状態にする制御手段と、
    を備え
    前記遮蔽部材は、前記携帯型情報処理装置に装着可能なカバーの一部に形成されており、
    前記携帯型情報処理装置は、略矩形形状の筐体を備え、前記筐体の前面側に表示部を備え、前記筐体の背面側に前記カメラが配置されており、
    前記カバーは、前記筐体に装着され、前記筐体の前面側と背面側の一方を選択的に覆うことが可能なように回転可能に構成されており、
    前記遮蔽部材は、前記カバーが前記背面側を覆っている場合において、前記カバーのカメラに対応する位置に折り曲げ可能に構成され、磁石を内部に備えたフラップであり、
    前記センサは、前記筐体の背面側に、前記カバーが前記背面側を覆っている場合において、前記フラップが折り曲げられた状態で前記磁石に対応する位置に配置されたホールセンサであることを特徴とする携帯型情報処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記センサが遮蔽部材の閉じたことを検出し、さらに、前記カメラの撮像画像に基づいて前記遮蔽部材が閉じたことを検出した場合に、前記カメラをアクティブ状態から休止状態にすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯型情報処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記センサが遮蔽部材の開いたことを検出して、前記カメラをアクティブ状態とした場合のみ、前記カメラの撮像画像に基づいて前記遮蔽部材が閉じたことを検出した場合に、前記カメラをアクティブ状態から休止状態にすることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の携帯型情報処理装置。
  5. カメラ及び表示部を有する携帯型情報処理装置と、前記携帯型情報処理装置に装着可能に構成され、前記カメラを開閉可能に覆う遮蔽部材を有するカバーと、を備えた携帯型情報処理システムであって、
    前記携帯型情報処理装置は、
    前記カメラを開閉可能に覆う遮蔽部材が開いたことを検出するためのセンサと、
    前記センサが遮蔽部材の開いたことを検出した場合に、前記カメラをアクティブ状態とし、前記カメラの撮像画像に基づいて前記遮蔽部材が閉じたことを検出した場合に、前記カメラをアクティブ状態から休止状態にする制御手段と、
    を備え
    前記制御手段は、前記センサが遮蔽部材の開いたことを検出して、前記カメラをアクティブ状態とする場合又は前記カメラの撮像画像に基づいて前記遮蔽部材が閉じたことを検出して前記カメラをアクティブ状態から休止状態にする場合には、前記表示部に表示中の画面に応じて異なった方法で前記カメラをアクティブ状態又は休止状態とすることを特徴とする携帯型情報処理システム。
  6. カメラ、表示部、及び前記カメラを開閉可能に覆う遮蔽部材が開いたことを検出するためのセンサと、を備えた携帯型情報処理装置のカメラ制御方法であって、
    前記センサが遮蔽部材の開いたことを検出した場合に、前記カメラをアクティブ状態とし、前記カメラの撮像画像に基づいて前記遮蔽部材が閉じたことを検出した場合に、前記カメラをアクティブ状態から休止状態にする工程と、
    を含み、
    前記工程では、前記センサが遮蔽部材の開いたことを検出して、前記カメラをアクティブ状態とする場合又は前記カメラの撮像画像に基づいて前記遮蔽部材が閉じたことを検出して前記カメラをアクティブ状態から休止状態にする場合には、前記表示部に表示中の画面に応じて異なった方法で前記カメラをアクティブ状態又は休止状態とすることを特徴とする携帯型情報処理装置のカメラ制御方法。
  7. カメラと、表示部と、及び前記カメラを開閉可能に覆う遮蔽部材が開いたことを検出するためのセンサとを備えた携帯型情報処理装置に搭載されるプログラムであって、
    前記センサが遮蔽部材の開いたことを検出した場合に、前記カメラをアクティブ状態とし、前記カメラの撮像画像に基づいて前記遮蔽部材が閉じたことを検出した場合に、前記カメラをアクティブ状態から休止状態にする工程と、
    をコンピュータに実行させ
    前記工程では、前記センサが遮蔽部材の開いたことを検出して、前記カメラをアクティブ状態とする場合又は前記カメラの撮像画像に基づいて前記遮蔽部材が閉じたことを検出して前記カメラをアクティブ状態から休止状態にする場合には、前記表示部に表示中の画面に応じて異なった方法で前記カメラをアクティブ状態又は休止状態とすることを特徴とするコンピュータが実行可能なプログラム。
  8. カメラ及び表示部を有する携帯型情報処理装置と、前記携帯型情報処理装置に装着可能に構成され、前記カメラを開閉可能に覆う遮蔽部材を有するカバーと、を備えた携帯型情報処理システムであって、
    前記携帯型情報処理装置は、
    前記カメラを開閉可能に覆う遮蔽部材が開いたことを検出するためのセンサと、
    前記センサが遮蔽部材の開いたことを検出した場合に、前記カメラをアクティブ状態とし、前記カメラの撮像画像に基づいて前記遮蔽部材が閉じたことを検出した場合に、前記カメラをアクティブ状態から休止状態にする制御手段と、
    を備え
    前記遮蔽部材は、前記携帯型情報処理装置に装着可能なカバーの一部に形成されており、
    前記携帯型情報処理装置は、略矩形形状の筐体を備え、前記筐体の前面側に表示部を備え、前記筐体の背面側に前記カメラが配置されており、
    前記カバーは、前記筐体に装着され、前記筐体の前面側と背面側の一方を選択的に覆うことが可能なように回転可能に構成されており、
    前記遮蔽部材は、前記カバーが前記背面側を覆っている場合において、前記カバーのカメラに対応する位置に折り曲げ可能に構成され、磁石を内部に備えたフラップであり、
    前記センサは、前記筐体の背面側に、前記カバーが前記背面側を覆っている場合において、前記フラップが折り曲げられた状態で前記磁石に対応する位置に配置されたホールセンサであることを特徴とする携帯型情報処理システム。
  9. カメラ、表示部、及び前記カメラを開閉可能に覆う遮蔽部材が開いたことを検出するためのセンサと、を備えた携帯型情報処理装置のカメラ制御方法であって、
    前記センサが遮蔽部材の開いたことを検出した場合に、前記カメラをアクティブ状態とし、前記カメラの撮像画像に基づいて前記遮蔽部材が閉じたことを検出した場合に、前記カメラをアクティブ状態から休止状態にする工程と、
    を含み、
    前記遮蔽部材は、前記携帯型情報処理装置に装着可能なカバーの一部に形成されており、
    前記携帯型情報処理装置は、略矩形形状の筐体を備え、前記筐体の前面側に表示部を備え、前記筐体の背面側に前記カメラが配置されており、
    前記カバーは、前記筐体に装着され、前記筐体の前面側と背面側の一方を選択的に覆うことが可能なように回転可能に構成されており、
    前記遮蔽部材は、前記カバーが前記背面側を覆っている場合において、前記カバーのカメラに対応する位置に折り曲げ可能に構成され、磁石を内部に備えたフラップであり、
    前記センサは、前記筐体の背面側に、前記カバーが前記背面側を覆っている場合において、前記フラップが折り曲げられた状態で前記磁石に対応する位置に配置されたホールセンサであることを特徴とする携帯型情報処理装置のカメラ制御方法。
  10. カメラと、表示部と、及び前記カメラを開閉可能に覆う遮蔽部材が開いたことを検出するためのセンサとを備えた携帯型情報処理装置に搭載されるプログラムであって、
    前記センサが遮蔽部材の開いたことを検出した場合に、前記カメラをアクティブ状態とし、前記カメラの撮像画像に基づいて前記遮蔽部材が閉じたことを検出した場合に、前記カメラをアクティブ状態から休止状態にする工程と、
    をコンピュータに実行させ
    前記遮蔽部材は、前記携帯型情報処理装置に装着可能なカバーの一部に形成されており、
    前記携帯型情報処理装置は、略矩形形状の筐体を備え、前記筐体の前面側に表示部を備え、前記筐体の背面側に前記カメラが配置されており、
    前記カバーは、前記筐体に装着され、前記筐体の前面側と背面側の一方を選択的に覆うことが可能なように回転可能に構成されており、
    前記遮蔽部材は、前記カバーが前記背面側を覆っている場合において、前記カバーのカメラに対応する位置に折り曲げ可能に構成され、磁石を内部に備えたフラップであり、
    前記センサは、前記筐体の背面側に、前記カバーが前記背面側を覆っている場合において、前記フラップが折り曲げられた状態で前記磁石に対応する位置に配置されたホールセンサであることを特徴とするコンピュータが実行可能なプログラム。
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