JP5946877B2 - 直ぐに使えるカテーテル組立体の製造方法および直ぐに使えるカテーテル組立体 - Google Patents

直ぐに使えるカテーテル組立体の製造方法および直ぐに使えるカテーテル組立体 Download PDF

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Description

この特許出願は、直ぐに使える(ready-to-use)カテーテル組立体の製造方法、および、この方法によって製造された直ぐに使えるカテーテル組立体に関する。
このような直ぐに使えるカテーテル組立体は、通常、医療専門家の援助なしにできる人による間欠導尿法のために用いられる。このようなカテーテルの重要な特徴は、尿道壁を損傷の危険にさらすことなく、カテーテルを尿道内で容易にスライドさせる能力である。したがって、尿道内への挿入前にカテーテルチューブの外表面に塗布されたジェルを利用して潤滑されたカテーテルが知られている。さらに、親水性被覆されたカテーテルが知られている。カテーテルチューブ上の親水性被覆は、使用前に湿潤液の手段、例えば水または食塩水、により活性化される。
膀胱の間欠導尿法を行うときの感染の危険を低減するために、カテーテル組立体はできる限り清潔にされ且つ消毒されている必要がある。したがって、カテーテル組立体は使用前に殺菌される。カテーテル組立体の消毒のために用いられる典型的な方法は、放射線殺菌である。しかしながら、含水材料、例えばカテーテルの活性化された親水性被覆、の放射線殺菌中に、水が遊離基を生じる。この遊離基は、材料内の望まれない変化をしばしば引き起こす。活性化された親水性被覆の場合、被覆の性能がしばしば低下する。すなわち、カテーテル組立体の潤滑性および乾燥時間が悪影響を受ける。この性能上の影響は、被覆成分の分子量および/または被覆の付加的な架橋の低下に起因する。
EP2060296A1は、活性化されたカテーテルがカテーテルパッケージに入って提供される、直ぐに使えるカテーテル組立体をすでに示している。カテーテル組立体は、気体透過性で液体不透過性の仕切りで第1の空洞と第2の空洞に分割されるカテーテルパッケージを備える。第1の空洞は親水性被覆されたカテーテルを収容し、第2の空洞はある量の湿潤液を液相で収容する。カテーテル組立体は、パッケージ内にカテーテルと湿潤液を配置した後すぐに殺菌される。使用前に、第2の空洞内の液は蒸気になり、この蒸気は、液と親水性被覆されたカテーテルとの間の気体透過性の仕切りを透過し、カテーテルの親水性被覆を活性化する。しかしながら、カテーテルを活性化するのに必要な時間は比較的長く、6週間に達するかもしれない。
他の直ぐに使えるカテーテル組立体は、文献US2001/0001443A1によって知られている。この文献は、親水性被覆を含む導尿カテーテルとカテーテル収容用の空洞を含むカテーテルパッケージとを備える、直ぐに使えるカテーテル組立体を示している。カテーテルパッケージは、気体不透過性材料で作られ、カテーテルの親水性被覆を活性化するための湿潤液を収容する。湿潤液は、好ましくはスポンジ材料内に含まれる。
この特許出願は、直ぐに使えるカテーテル組立体を作製するさらに進んだ方法を提供すること、および、これまで知られている装置の不都合を少なくとも部分的に克服する、直ぐに使えるカテーテル組立体を提供すること、を目的とする。
この方法は、したがって以下のステップを備える。
親水性被覆されたカテーテルおよび湿潤液を、低透湿材料製のカテーテルパッケージに配置し、このときパッケージは、カテーテルの親水性被覆の少なくとも挿入され得る長さが湿潤液に接触しない第1の状態にあり、;
カテーテルおよび湿潤液とともにカテーテルパッケージを放射線殺菌手段により殺菌し、このときパッケージは、カテーテルの親水性被覆の少なくとも挿入され得る長さが湿潤液に接触しない状態に保持され、;
カテーテルおよび湿潤液とともにカテーテルパッケージを第2の状態に移行させ、それにより、重力および/または慣性により、湿潤液をカテーテルの親水性被覆の少なくとも挿入され得る長さに接触させ、カテーテルの親水性被覆の少なくとも挿入され得る長さを活性化する。
この文献の文脈において、「重力」の語は、人工的に引き起こされた力、すなわち遠心力、も含む。カテーテル組立体の全貯蔵寿命の間、カテーテルが活性化されたままとなるように、カテーテルパッケージの材料である低透湿手段は、少なくとも直ぐに使えるカテーテル組立体の貯蔵寿命の間、湿潤液をカテーテルパッケージ内に保持する。通常、貯蔵寿命は36月から5年の範囲である。
親水性被覆の質、さらにはすぐに使えるカテーテルの潤滑性、の低下を防止するように、放射線殺菌の間、カテーテルの親水性被覆および湿潤液は分離されている。さらに、カテーテルの活性化は短時間で行われるので、使用前にカテーテルをエージングしておくことは必要ない。
好ましい変形例において、カテーテルおよび湿潤液は、カテーテルおよび湿潤液の間に自由な流れの連通があるように、カテーテルパッケージ内に配置される。したがって、第1の状態から第2の状態へカテーテルパッケージの状態が変化したとき、いかなる障害にも妨げられることなく、湿潤液がカテーテルの親水性被覆へ流れることができる。カテーテルの容易な活性化が保証される。
さらに、好ましい変形例において、カテーテルの親水性被覆の活性化は、カテーテル組立体の殺菌後、且つ、エンドユーザへの移送前に行われる。カテーテルの活性化は、したがって、直ぐに使えるカテーテル組立体の製造工程の一部であり、カテーテル組立体は、すぐに使える形でユーザへ届けられ、ユーザはカテーテルを活性化すべきではなく、直ちにそれを使うことができる。
この方法のさらに別の変形例において、カテーテルの親水性被覆の少なくとも挿入され得る長さおよび湿潤液は、第1の状態の間、重力により分離されている。これは、カテーテルの親水性被覆の少なくとも挿入され得る長さと湿潤液との間の確実な分離を得るためのとても単純な方法であり、これは親水性被覆が放射線殺菌の間に損傷しないことを確保する。
さらに、湿潤液および親水性被覆を有するカテーテルとともにパッケージを少なくとも90°回転させることにより、カテーテルの親水性被覆の少なくとも挿入され得る長さが活性化されることが提供され得る。これは湿潤液をカテーテルの親水性被覆に接触させ、それによりカテーテルの親水性被覆を活性化するとても単純なやり方である。
この方法のさらに別の変形例において、カテーテルの親水性被覆と直接の流体の連通を有する湿潤液のための区画が、カテーテルパッケージ内に配置される。これにより、カテーテル組立体の放射線殺菌の前に、湿潤液が誤って親水性被覆に接触しないことが確保される。
この方法のさらに別の変形例において、少なくともカテーテルの親水性被覆は、湿潤液の区画と結合され、湿潤液をその区画から親水性被覆へ向けるスリーブで囲まれている。
この場合、カテーテルの親水性被覆された部分へ直接導かれるので、カテーテルを活性化するために必要な湿潤液は、ほんの少量だけである。カテーテルパッケージ内には、パッケージが開かれたときにこぼれるかもしれない余分な液はない。
直ぐに使えるカテーテル組立体の場合、上述の目的は、低透湿の材料によって作製されたカテーテルパッケージおよび活性化された親水性被覆を有するカテーテルを備えた、直ぐに使えるカテーテル組立体によって解決される。該被覆は湿潤液により活性化され、カテーテルはパッケージ内に配置され、パッケージは2つの領域を有し、2つの領域は、カテーテルパッケージの第1の状態において、湿潤液とカテーテルの親水性被覆の少なくとも挿入され得る長さとが互いから分離されて収納され、重力および/または慣性のみによって第1の状態から第2の状態へ変化させることにより、第2の状態において、湿潤液とカテーテルの親水性被覆とを一緒にし、第1の領域と第2の領域との間の自由な流れの連通を許容するように設計されている。直ぐに使えるカテーテル組立体のこの構造によって、ユーザによって活性化される必要のない、放射線殺菌の間にいかなる劣化も経験することのない、直ぐに使える形のカテーテルを提供することが可能になる。従来、カテーテルパッケージと親水性被覆されたカテーテルと湿潤液を含む袋とを備え、カテーテルと湿潤液を含む袋とがカテーテルパッケージ内に配置された、カテーテル組立体が知られている。カテーテルの親水性被覆を活性化するために、袋に圧力が加えられ、それにより袋は破裂して開き、そして湿潤液がカテーテルパッケージへ運ばれる。上記のように、袋を開け、カテーテルの親水性被覆を活性化するために必要な力は、圧縮力である。
さらなる実施形態において、カテーテルパッケージの第1の領域は、自由流動開口によってカテーテルパッケージの第2の領域と接続される湿潤液のための区画で形成されている。この構造によって、カテーテルの活性化のための、湿潤液とカテーテルの親水性被覆との間の自由な流れの連通が可能になる。しかしながら、カテーテル組立体の殺菌前に湿潤液がこぼれるリスクは最小化される。
さらに、湿潤液のための区画が、自由流動開口を備えたブリッジによってカテーテルパッケージの第2の領域から分離されているものが提供され得る。このブリッジは、例えばカテーテルパッケージの溶接(溶着)の継ぎ目として容易に実現され得る。それにより、カテーテル組立体の容易な製造が可能になる。
しかしながら、湿潤液のための区画が筒状形状を有し、親水性被覆されたカテーテルの先端の近くに配置されるものも提供され得る。湿潤液は、したがってカテーテルの親水性被覆された部分を活性化するときにカテーテルに向けられ、必要とされる湿潤液の総量を減少させるのに役立つ。
カテーテルが、筒状形状の区画の自由流動開口と結合されたスリーブで囲まれていると、必要な湿潤液の総量はさらに低減させることができる。組立体の、カテーテルの親水性被覆の少なくとも挿入され得る長さが活性化される第2の状態において、スリーブは湿潤液をカテーテルの親水性被覆に向ける。
さらに別の実施形態において、スリーブは、筒状形状の区画と結合された挿入補助具を備えることができる。この構造もまた、必要な湿潤液の総量を低減させるのに役立つ。
以下に、図面を参照して、この発明がさらに詳細に説明される。
図1aは、第1の状態における、直ぐに使えるカテーテル組立体の第1の実施の形態を示している。 図1b−1eは、直ぐに使えるカテーテル組立体の第1の状態から第2の状態への移行を示している。 図2は、直ぐに使えるカテーテル組立体の第2の状態を示している。 図3は、第2の状態における図2の直ぐに使えるカテーテル組立体を示している。 図4は、使用直前の図2の直ぐに使えるカテーテル組立体を示している。
図1aは、直ぐに使えるカテーテル組立体1の第1の実施の形態を示している。直ぐに使えるカテーテル組立体1は、カテーテルパッケージ2、カテーテルパッケージ2内に配置されたカテーテル3および同様にカテーテルパッケージ2内に配置された湿潤液4を備える。湿潤液4がカテーテルパッケージ2内に保持されるように、カテーテルパッケージ2は低透湿性を有する材料によって作製されている。このような低透湿性を有する材料の例は、多層高分子フィルムおよびアルミニウム箔である。これらの材料の使用により、湿潤液は、最大で5年および典型的には36か月の期間、パッケージ内で保持される。これにより直ぐに使えるカテーテル組立体の好適な製品貯蔵寿命が確保される。さらに、パッケージ材料の非常に低い透湿性によれば、湿潤液がパッケージからほとんど漏れないので、必要とされる湿潤液4の総量が最小化され得る。パッケージ内には、湿潤液がほんの少しの量しかないので、パッケージを開くときにこぼれるリスクが減少する。
カテーテル3は、カテーテルチューブ5およびカテーテルファンネル(catheter funnel)6を備える。直ぐに使えるカテーテル組立体1は、好ましくは、間欠導尿法のために用いられる。容易なカテーテル挿入を許すために、尿道に挿入される(これが挿入され得る長さである)カテーテルチューブ5の表面は、高い潤滑性を有するべきである。したがって、カテーテルチューブ5の少なくとも一部は親水性被覆で被覆されている。この文献の文脈において、カテーテルの親水性被覆された部分を、親水性被覆と呼ぶ。カテーテル3(これはカテーテルチューブ5を意味する)の親水性被覆は、カテーテルチューブ5の高い潤滑性を確保するために、使用前に活性化されなければならない。この活性化は、カテーテル3およびとりわけカテーテル3の親水性被覆を湿潤液4に接触させることにより行われる。
カテーテル組立体の放射線殺菌中、活性化された親水性被覆の被覆性能は、潤滑性および乾燥時間が悪影響を受けるように、低下する。したがって、カテーテルパッケージ2は、下部(カテーテルパッケージ2の第1の領域)を、カテーテルパッケージ2の残りの部分(第2の領域)から分離し、また、潤滑液4のための区画8を形成する、ブリッジ7を備える。ブリッジ7は、第1の領域すなわち区画8を、カテーテルパッケージ2の第2の領域から完全には分離せず、自由流動開口9を備える。この自由流動開口9により、パッケージ2内で、カテーテル3と湿潤液4との間の自由な流れの連通が実現される。ブリッジ7は、例えば溶接(溶着)の継ぎ目で形成される。
図1aは、湿潤液4を含む区画8がカテーテル3の下に配置されている、第1の状態におけるカテーテル組立体1を示している。この実施形態において、カテーテル組立体1のそれぞれの状態は、カテーテル組立体1のそれぞれの位置と一致する。したがって、湿潤液4は重力によりパッケージの第1の領域に保持され、また、カテーテル3の親水性被覆と湿潤液4との間の確実な分離が実現される。したがって、第1の状態すなわち第1の位置において、直ぐに使えるカテーテル組立体を殺菌するときに、湿潤液4とカテーテル3との間の接触は避けられ、また、カテーテル3の親水性被覆のいかなる劣化も防止される。
図2は、直ぐに使えるカテーテル組立体1’の第2の実施形態を示している。このカテーテル組立体1’はすでに説明されたカテーテル組立体と基本的に対応している。同じ部分には同じ参照番号が用いられる。以下に、相違点が説明される。
直ぐに使えるカテーテル組立体1’もまた、カテーテルパッケージ2’、カテーテルパッケージ2’内に配置されたカテーテル3、および、同様にカテーテルパッケージ2’内に配置された湿潤液4を備える。カテーテルパッケージ2’は、上述の低透湿性の材料によって作製されている。さらに、要素10がカテーテルパッケージ2’内に配置されている。この要素10は、Tの形状を有し、Tピースと呼ばれる。パッケージ2’内で要素10を固定するために、Tの2つの腕がパッケージ2’に接続されている。Tの脚13は窪みであり、湿潤液4のための区画8’を形成している。図2では、殺菌前および殺菌中に維持される第1の状態における、直ぐに使えるカテーテル組立体1’が示されている。この第1の状態では、湿潤液4は区画8’内に配置され、したがって、湿潤液4はカテーテル3およびカテーテル3の親水性被覆から分離されたままである。湿潤液4がカテーテル3と自由な流れの連通状態になるように、区画8’の端部は開いている。したがって、区画8’の開いた端部もまた、自由流動開口9’を形成する。この実施形態においても、カテーテル組立体1’のそれぞれの状態は、それぞれの位置と一致する。
このカテーテル3もまた、カテーテルチューブ5およびカテーテルファンネル6を備える。カテーテルチューブの先端近くで、カテーテルチューブにドレナージアイ(drainage eyes)が設けられている。カテーテルチューブ5の少なくとも一部は、親水性被覆で被覆されている。カテーテルチューブ5はスリーブ14で囲まれている。カテーテルの尿道への挿入時にカテーテルチューブ5がユーザに触れられることなく、したがって消毒が維持されるように、スリーブ14は、カテーテルチューブ5を完全に覆っている。スリーブ14の端部は、カテーテルチューブ5の先端に面し、挿入補助具15がスリーブ14に接続されている。この挿入補助具15は、ユーザの尿道内へのカテーテルチューブ5の挿入を容易にする。挿入補助具15は、短い筒形状を有する。挿入補助具15の内径は、T形状の要素10の脚の外径よりも大きい。挿入補助具15は、T形状の要素10の脚上を滑り、したがって、湿潤液4のための区画8’を囲む。
パッケージ2’には、区画8’および区画8’上を滑る挿入補助具15を囲む開口を有する、小さなブリッジ7’が設けられている。このブリッジ7’は、T形状の要素10を正しい位置に保持するのに役立つ。
以下に、図1aから1eとともに、第1の実施の形態の直ぐに使えるカテーテル組立体1のための、直ぐに使えるカテーテル組立体の製造方法が述べられる。
図1aには、第1の状態すなわちカテーテルパッケージ2の第1の位置における、直ぐに使えるカテーテル組立体1が示されている。この位置において、湿潤液4がカテーテルパッケージの下部(第1の領域)に配置され、親水性被覆を有するカテーテル3が湿潤液4の上部に配置されている。したがって、カテーテル3の親水性被覆が湿潤液4に接触することはない。直ぐに使えるカテーテル組立体1は、それから、ある状態、すなわちカテーテル3の親水性被覆と湿潤液4とが互いから分離されている配置にカテーテルパッケージ2を保持しながら、放射線殺菌、例えばガンマ線手段、により殺菌される。このようにして、カテーテル組立体1の殺菌工程の間、湿潤液4がカテーテル3の親水性被覆に接触しないことが確保され得る。カテーテル3の親水性被覆の劣化は、したがって防止され得る。この位置は、放射線殺菌が完了するまで維持される。
放射線殺菌の完了後、直ぐに使えるカテーテル組立体1は、図1b、1c、1dおよび1eで見られるように、回転される。直ぐに使えるカテーテル組立体1が回転されるとき、カテーテルパッケージ2は、湿潤液を含む区画がカテーテル3の上に配置されるように回転され、第2の状態とされる。重力によって、湿潤液4は、区画8内でその位置を変え、自由流動開口9に達する。湿潤液4は、それからブリッジ7の自由流動開口9を通って流れ、カテーテル3に接触するようになる。それによって、カテーテル3の親水性被覆が活性化される。直ぐに使えるカテーテル組立体1の放射線殺菌後に行われる、カテーテル3(これはカテーテル3の親水性被覆を意味する)の活性化により、カテーテル3の親水性被覆の劣化およびカテーテル3の潤滑性の劣化が最小化される。
以下に、図2、3および4を用いて、直ぐに使えるカテーテル組立体1’のための第2の実施の形態に関する、直ぐに使えるカテーテル組立体の製造方法が説明される。
図2は、第1の状態すなわちカテーテルパッケージ2’の第1の位置における、直ぐに使えるカテーテル組立体1’を示している。第1の位置では、カテーテルパッケージ2’は、湿潤液4が区画8’に保持され、また、親水性被覆を有するカテーテル3の下に配置されるような方法で、配置されている。カテーテル3とその親水性被覆は、重力によって湿潤液4から分離されたままである。この位置は、直ぐに使えるカテーテル組立体1’の放射線殺菌の間、維持される。この殺菌は、好ましくは、ガンマ線により行われる。
図3は、直ぐに使えるカテーテル組立体1’の活性化のステップを示している。殺菌後、カテーテルパッケージ2’は少なくとも90°回転され、湿潤液4が、区画8’から導入補助具15を通ってカテーテル3を囲むスリーブ14へ流れる、第2の状態すなわち第2の位置とされる。湿潤液4は、それによって、カテーテル3の親水性被覆の少なくとも挿入され得る長さに接触するようにされ、親水性被覆の少なくとも挿入され得る長さを活性化する。湿潤液4は、好ましくは食塩水または水である。カテーテル3を囲むスリーブ14を用いることにより、カテーテルの親水性被覆を活性化するために必要とされる湿潤液4は少量だけである。この少量の湿潤液4により、カテーテル3の活性化後にカテーテルパッケージ2’内に残り、使用されない湿潤液4は、ほとんどない。したがって、カテーテルパッケージ2’を開けるときにこぼれるリスクは最小化される。
湿潤液4によるカテーテル3の親水性被覆の活性化後、カテーテルはすぐに使える(ready-to-use)状態である。これは、カテーテル組立体1’全体が、そのような直ちに使用できる形でユーザに届けられることを意味する。ユーザは、カテーテル3を活性化するためのいかなるステップも引き受ける必要はなく、カテーテルパッケージ2’から、スリーブ14および挿入補助具15とともに活性化されたカテーテル3を引き抜くために、パッケージ2を開けなければならないだけであり、間欠導尿法を開始することができる。
これが図4に示されている。カテーテルパッケージ2’には、好ましくは、容易に開けることができ、それを通してユーザが活性化されたカテーテル3を引き出すことができる、開口16が設けられている。カテーテル3をパッケージ2’の外に取り出す際には、スリーブ14はカテーテル3上にとどまる。ユーザは、スリーブ14のみに触れるので、カテーテル3、とりわけユーザの尿道に挿入されるカテーテルチューブ5は、消毒された状態に保たれる。
包装から製品出荷までのカテーテルパッケージ2,2’の向きは、タイル状の表示器で監視され得る。このように、直ぐに使えるカテーテル組立体の製造工程が誤りなく行われたかどうかが追跡され得る。直ぐに使えるカテーテル組立体1’のための第2の実施形態の図4に見られるように、カテーテル3が引き出される前にカテーテルパッケージ2’が直立した位置に戻される。それから、ユーザが直ぐに使えるカテーテル組立体1’を開けるために手に取る際、余分な湿潤液は区画8’に戻り得る。これは、カテーテルパッケージ2を開け、製品を使用する間に、湿潤液がこぼれる可能性を低減させるのに役立つ。カテーテル組立体1の同様の適用が、図1aから1eに示されている。
さらに、湿潤液は、ブリッジまたは区画を設けることなく、カテーテルパッケージ内に直接充填され得ることが指摘される。
湿潤手段の移動は、カテーテルの内側内腔を通るかもしれない。このアプローチでは、カテーテルファンネルおよびカテーテルドレナージアイが、湿潤手段のためのブリッジとして使用されるかもしれない。湿潤液は、カテーテル内の空間、およびカテーテルの内側内腔または挿入もしくは操作補助具にも含まれるかもしれない。
重力に加えて、湿潤液がカテーテルの親水性被覆された部分に移動することを確実にするために、遠心力が利用されるかもしれない。さらに、湿潤液をカテーテルの親水性被覆へ移動させるために、製品の急激な直線変位(ニュートンの運動の第1法則)も使用され得る。湿潤液の慣性は、運動の変化に抵抗し、製品に対して動かないままでいるだろう。製品が急に減速または停止する際、湿潤液は、自身の運動(流れの維持)の状態において、再度運動の変化に抵抗するだろう。これが、湿潤液を製品に対してある場所から他の場所へ移動させる、さらなるメカニズムであり、湿潤液の慣性力および湿潤液の運動の変化への抵抗による活性化のメカニズムとして働き得る。
すでに上で述べたように、カテーテル組立体は、すぐに使える状態でエンドユーザに届けられる。これは、カテーテルの親水性被覆の活性化が、直ぐに使えるカテーテル組立体の製造方法の一部であることを意味する。したがって、カテーテルの親水性被覆された部分の活性化は、カテーテル組立体の殺菌とエンドユーザへの移送の間のいつでも行われる。
カテーテルパッケージ2,2’は、低透湿性の材料によって作製されている。例えば、多層高分子フィルムおよびアルミニウム箔である。したがって、湿潤液は、最大で5年および典型的には36か月の期間、パッケージ内で保持される。これにより直ぐに使えるカテーテル組立体の好適な製品貯蔵寿命が確保される。
1,1’: 直ぐに使えるカテーテル組立体
2,2’: カテーテルパッケージ
3: カテーテル
4: 湿潤液
5: カテーテルチューブ
6: カテーテルファンネル
7: ブリッジ
8,8’: 区画
9: 自由流動開口
10: T形状の要素
11,12: T形状の要素の腕
13: T形状の要素の脚
14: スリーブ
15: 挿入補助具
16: 開口

Claims (11)

  1. 直ぐに使えるカテーテル組立体(1,1’)の製造方法であって、
    − カテーテルパッケージ(2,2’)が、カテーテル(3)の親水性被覆の少なくとも挿入され得る長さが湿潤液(4)に接触していない第1の状態にある間に、前記親水性被覆を有する前記カテーテル(3)と前記湿潤液(4)とを、低透湿性の材料によって作製された前記カテーテルパッケージ(2,2’)内に配置する工程と、
    − 前記カテーテルパッケージ(2,2’)が、前記カテーテル(3)の前記親水性被覆の少なくとも前記挿入され得る長さが前記湿潤液に接触していない状態に保持されている間に、放射線殺菌手段により、前記カテーテル(3)および前記湿潤液(4)とともに前記カテーテルパッケージ(2,2’)を殺菌する工程と、
    − 前記カテーテル(3)および前記湿潤液(4)とともに前記カテーテルパッケージ(2,2’)を第2の状態に移行させ、それにより、重力および/または慣性により、前記湿潤液(4)を前記カテーテル(3)の前記親水性被覆の少なくとも前記挿入され得る長さに接触させ、前記カテーテルの前記親水性被覆の少なくとも前記挿入され得る長さを活性化する工程と、を含み、
    前記カテーテル(3)および前記湿潤液(4)は、前記第1および第2の状態において、前記カテーテル(3)および前記湿潤液(4)の間に自由な流れの連通があるように、前記カテーテルパッケージ(2,2’)内に配置される、方法
  2. 前記カテーテル(3)の前記親水性被覆の活性化は、前記カテーテル組立体(1,1’)の殺菌後、且つ、ユーザへの移送前に行われる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の状態において、前記カテーテル(3)の前記親水性被覆の少なくとも前記挿入され得る長さと、前記湿潤液(4)とが、重力によって分離されている、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記カテーテル(3)の前記親水性被覆の少なくとも前記挿入され得る長さは、前記親水性被覆を有する前記カテーテル(3)および前記湿潤液(4)とともに前記カテーテルパッケージ(2,2’)を少なくとも90°回転させることにより活性化される、請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記カテーテル(3)の前記親水性被覆との直接の流体連通状態にある、前記湿潤液(4)のための区画(8,8’)が、前記カテーテルパッケージ(2,2’)内に配置される、請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 前記カテーテル(3)の少なくとも前記親水性被覆は、前記区画(8’)と結合され、前記湿潤液(4)を前記区画(8’)から前記カテーテル(3)の前記親水性被覆へ向けるスリーブ(14)に囲まれている、請求項5に記載の方法。
  7. 低透湿性の材料によって作製されたカテーテルパッケージ(2,2’)および前記カテーテルパッケージ(2,2’)内に配置されたカテーテル(3)を有する、直ぐに使えるカテーテル組立体(1,1’)であって、
    前記カテーテル(3)は、湿潤液(4)により活性化される活性化親水性被覆を備え、
    前記カテーテルパッケージ(2,2’)は、2つの領域を有し、
    前記2つの領域は、前記カテーテルパッケージ(2,2’)の第1の状態において、湿潤液(4)と前記カテーテル(3)の少なくとも前記親水性被覆の挿入され得る長さを互いから分離させて収容し、第2の状態において、前記カテーテル(3)および前記湿潤液(4)を一緒にし、且つ、前記第1の状態から前記第2の状態へ切り替えることを通して重力および/または慣性のみにより、第1の領域および第2の領域の間での自由な流れの連通を可能にするよう、設計され、
    前記カテーテルパッケージ(2,2’)の前記第1の領域は、前記湿潤液(4)のための区画(8,8’)で形成され、前記区画(8,8’)は、前記カテーテルパッケージ(2,2’)の前記第2の領域と、自由流動開口(9)によって接続される、
    直ぐに使えるカテーテル組立体(1,1’)。
  8. 前記湿潤液のための前記区画(8)は、自由流動開口(9)を有するブリッジ(7)により、カテーテルパッケージ(2)の残りの部分から分離されている、請求項7に記載の直ぐに使えるカテーテル組立体(1)。
  9. 前記湿潤液(4)のための前記区画(8’)は、筒状の形状を有し、前記カテーテル(3)の先端の近くに配置されている、請求項7に記載の直ぐに使えるカテーテル組立体(1’)。
  10. 前記カテーテル(3)の少なくとも前記親水性被覆は、スリーブ(14)によって囲まれ、前記スリーブ(14)は、前記湿潤液(4)のための前記筒状形状の区画(8’)の自由流動開口(9)と結合され、前記カテーテルパッケージ(2’)が前記第2の状態であるときに、前記湿潤液(4)を前記カテーテル(3)の前記親水性被覆へ向ける、請求項9に記載の直ぐに使えるカテーテル組立体(1’)。
  11. 前記スリーブ(14)は、前記筒状形状の区画(8’)と接続される挿入補助具(15)を備える、請求項10に記載の直ぐに使えるカテーテル組立体(1’)。
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